JPH06303732A - 電動機及び電磁コイル・アセンブリ - Google Patents
電動機及び電磁コイル・アセンブリInfo
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- JPH06303732A JPH06303732A JP5355284A JP35528493A JPH06303732A JP H06303732 A JPH06303732 A JP H06303732A JP 5355284 A JP5355284 A JP 5355284A JP 35528493 A JP35528493 A JP 35528493A JP H06303732 A JPH06303732 A JP H06303732A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/08—Forming windings by laying conductors into or around core parts
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K19/00—Synchronous motors or generators
- H02K19/02—Synchronous motors
- H02K19/10—Synchronous motors for multi-phase current
- H02K19/103—Motors having windings on the stator and a variable reluctance soft-iron rotor without windings
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/46—Fastening of windings on the stator or rotor structure
- H02K3/52—Fastening salient pole windings or connections thereto
- H02K3/521—Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only
- H02K3/522—Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only for generally annular cores with salient poles
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K2203/00—Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the windings
- H02K2203/12—Machines characterised by the bobbins for supporting the windings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可変リラクタンス電動機の極に電磁コイルを
有効に保持するための改良された構造を提供することに
ある。 【構成】 各電磁コイル・アセンブリ15に、ボビン1
6を設ける。電動機極12,13を内部に受け入れる内
部空間を形成する開口をボビンに設ける。ボビンの端部
に1対の対向するフランジ部分17,17を設け、各フ
ランジ部分を、ボビンの各端部の上側及び下側から延ば
し、ほぼU字形の端部部分を形成する。フランジ部分に
テーパを付けた外面17aと、この外面を横切って延び
るみぞ17bとを設ける。線18をボビンの外面のまわ
りに巻付ける。1対のコイル保持器25,26を設け、
電磁コイル・アセンブリを固定子極12上に保持する。
コイル保持器を剛性材料の扁平なシートで形成する。コ
イル保持器はフランジ部分のみぞに係合して電磁コイル
・アセンブリを電動機の極上に保持する。
有効に保持するための改良された構造を提供することに
ある。 【構成】 各電磁コイル・アセンブリ15に、ボビン1
6を設ける。電動機極12,13を内部に受け入れる内
部空間を形成する開口をボビンに設ける。ボビンの端部
に1対の対向するフランジ部分17,17を設け、各フ
ランジ部分を、ボビンの各端部の上側及び下側から延ば
し、ほぼU字形の端部部分を形成する。フランジ部分に
テーパを付けた外面17aと、この外面を横切って延び
るみぞ17bとを設ける。線18をボビンの外面のまわ
りに巻付ける。1対のコイル保持器25,26を設け、
電磁コイル・アセンブリを固定子極12上に保持する。
コイル保持器を剛性材料の扁平なシートで形成する。コ
イル保持器はフランジ部分のみぞに係合して電磁コイル
・アセンブリを電動機の極上に保持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般には電動機に関
し、特にこのような電動機内の複数のボビン巻付けコイ
ル・アセンブリ(bobbin wound coil
assemblies)を保持するための改良された
構造に関する。本発明に対する特定の1応用例は、可変
リラクタンス電動機(variable reluct
anceelectric motor)にあるが、本
発明を、他の電動機の構造に使用できることは明らかで
ある。
し、特にこのような電動機内の複数のボビン巻付けコイ
ル・アセンブリ(bobbin wound coil
assemblies)を保持するための改良された
構造に関する。本発明に対する特定の1応用例は、可変
リラクタンス電動機(variable reluct
anceelectric motor)にあるが、本
発明を、他の電動機の構造に使用できることは明らかで
ある。
【0002】
【従来の技術】電動機は、電気エネルギーを回転機械エ
ネルギーに変換するよく知られた装置である。このため
に電動機は、電磁界を生じさせてこれを制御して所望の
回転機械運動を生じさせる。電磁界を生じさせ、これを
制御するための互いに異なる手段をそれぞれ利用する多
数の異なる型式の電動機がある。この結果電動機の動作
特性は、型式ごとに変化し、或る型式の電動機は、他と
は異なる或る仕事を実行するのに一層適する。
ネルギーに変換するよく知られた装置である。このため
に電動機は、電磁界を生じさせてこれを制御して所望の
回転機械運動を生じさせる。電磁界を生じさせ、これを
制御するための互いに異なる手段をそれぞれ利用する多
数の異なる型式の電動機がある。この結果電動機の動作
特性は、型式ごとに変化し、或る型式の電動機は、他と
は異なる或る仕事を実行するのに一層適する。
【0003】同期電動機は、主要な種類の電動機を構成
する。同期電動機の2つの基本的な構成部分は、(1)
一般に固定子と呼ばれる、回転電磁界を発生する固定部
材と、(2)一般に回転子と呼ばれる回転磁界によつて
駆動される回転可能な部材とである。同期電動機は、回
転子の回転速度が、回転子に加えられる電気入力信号の
周波数に直接に関係し、それゆえこの結果発生する電磁
界の回転速度に直接に関係することを特徴とする。した
がつて、加えられる電気入力信号の周波数が一定である
限り、回転子は一定の回転速度で駆動される。しかしこ
の広い定義の中でも、同期電動機の構造及び動作は広く
変化する。
する。同期電動機の2つの基本的な構成部分は、(1)
一般に固定子と呼ばれる、回転電磁界を発生する固定部
材と、(2)一般に回転子と呼ばれる回転磁界によつて
駆動される回転可能な部材とである。同期電動機は、回
転子の回転速度が、回転子に加えられる電気入力信号の
周波数に直接に関係し、それゆえこの結果発生する電磁
界の回転速度に直接に関係することを特徴とする。した
がつて、加えられる電気入力信号の周波数が一定である
限り、回転子は一定の回転速度で駆動される。しかしこ
の広い定義の中でも、同期電動機の構造及び動作は広く
変化する。
【0004】同期電動機の1変型は、可変リラクタンス
電動機として知られている。可変リラクタンス電動機
は、透磁性材料(magnetically perm
eable material)で形成された構成部分
のまわりに生ずる磁界が、この構成部分に機械的な力を
加えると言う原理で動作する。この機械的な力は、構成
部分が、磁界により生ずる磁束[磁力線(line o
f force)]と整合状態になるように、この構成
部分を付勢する。したがつて透磁性材料で形成された回
転子のまわりに磁界を生じさせ、かつ回転させるように
固定子を使用することによつて、回転子を、固定子に対
して回転するように駆動できる。固定子から回転子への
磁束の通過に対する抵抗を磁気抵抗すなわちリラクタン
スと呼ぶ。磁気抵抗の大きさは、固定子に対する回転子
の回転位置によつて変化する。したがつて、この型式の
電動機は、通常は可変リラクタンス電動機と呼ばれる。
電動機として知られている。可変リラクタンス電動機
は、透磁性材料(magnetically perm
eable material)で形成された構成部分
のまわりに生ずる磁界が、この構成部分に機械的な力を
加えると言う原理で動作する。この機械的な力は、構成
部分が、磁界により生ずる磁束[磁力線(line o
f force)]と整合状態になるように、この構成
部分を付勢する。したがつて透磁性材料で形成された回
転子のまわりに磁界を生じさせ、かつ回転させるように
固定子を使用することによつて、回転子を、固定子に対
して回転するように駆動できる。固定子から回転子への
磁束の通過に対する抵抗を磁気抵抗すなわちリラクタン
スと呼ぶ。磁気抵抗の大きさは、固定子に対する回転子
の回転位置によつて変化する。したがつて、この型式の
電動機は、通常は可変リラクタンス電動機と呼ばれる。
【0005】基本的な可変リラクタンス電動機の構造に
おいては、この動作は、半径方向に内方に延びる複数の
極を形成した大体において中空の円筒形の固定子を設け
ることによつて達成される。導電性の線から成るコイル
すなわち巻線を、固定子極のまわりに設ける。円筒形の
回転子を、固定子内に同心に回転可能に支える。回転子
に、半径方向に外方に延びる複数の極を形成する。しか
し、回転子極には、導電性のコイルを設けない。固定子
の各コイルを通つて電流のパルスを連続して通過させる
ことによつて、固定子極を、これに回転子極を引付ける
ように、選択的に磁化することができる。この結果、回
転子は固定子に対して回転する。
おいては、この動作は、半径方向に内方に延びる複数の
極を形成した大体において中空の円筒形の固定子を設け
ることによつて達成される。導電性の線から成るコイル
すなわち巻線を、固定子極のまわりに設ける。円筒形の
回転子を、固定子内に同心に回転可能に支える。回転子
に、半径方向に外方に延びる複数の極を形成する。しか
し、回転子極には、導電性のコイルを設けない。固定子
の各コイルを通つて電流のパルスを連続して通過させる
ことによつて、固定子極を、これに回転子極を引付ける
ように、選択的に磁化することができる。この結果、回
転子は固定子に対して回転する。
【0006】可変リラクタンス電動機の動作を最適化す
るために、固定子極を連続して通過させられる電流の大
きさを、単にオン−オフ状態で供給するのとは反対に、
一般的には回転子の回転変位の関数として変化させる。
たとえば、特定の固定子のコイルを通過する電流の大き
さを、最初は大きくするが、回転子極が、固定子のコイ
ルに向って回転するときに減少させる。この結果、回転
子極が、固定子極の付近の位置に又は隣接する位置へ回
転させられたときに、固定子のコイルは、これに向って
回転子極を引付け続けないようにされる。この結果、一
層均等な速度での回転子の回転を容易にする。
るために、固定子極を連続して通過させられる電流の大
きさを、単にオン−オフ状態で供給するのとは反対に、
一般的には回転子の回転変位の関数として変化させる。
たとえば、特定の固定子のコイルを通過する電流の大き
さを、最初は大きくするが、回転子極が、固定子のコイ
ルに向って回転するときに減少させる。この結果、回転
子極が、固定子極の付近の位置に又は隣接する位置へ回
転させられたときに、固定子のコイルは、これに向って
回転子極を引付け続けないようにされる。この結果、一
層均等な速度での回転子の回転を容易にする。
【0007】前述したように導電性の線から成るコイル
は、代表的な可変リラクタンス電動機においては、各固
定子極のまわりに設けられる。従来は、これ等のコイル
は、導電性の線(非導電性の絶縁物によつて被覆されて
いる)を固定子極のまわりに巻くことによつて形成され
る。このようなコイルに使用される線は、代表的には、
円形の断面形状を持つ周知の線である。このような線
は、通常手に入れることができ、かつ比較的安価である
から、線の円形の断面形状は、高密度の巻線には適さな
い。また、電動機内の固定子極のまわりに線を巻付ける
ためには、特定の巻線機を設けなければならない。
は、代表的な可変リラクタンス電動機においては、各固
定子極のまわりに設けられる。従来は、これ等のコイル
は、導電性の線(非導電性の絶縁物によつて被覆されて
いる)を固定子極のまわりに巻くことによつて形成され
る。このようなコイルに使用される線は、代表的には、
円形の断面形状を持つ周知の線である。このような線
は、通常手に入れることができ、かつ比較的安価である
から、線の円形の断面形状は、高密度の巻線には適さな
い。また、電動機内の固定子極のまわりに線を巻付ける
ためには、特定の巻線機を設けなければならない。
【0008】ごく最近においては、このようなコイルに
使用される線を、絶縁箔線(insulated fo
il wire)で形成するのが望ましいことが判明し
た。絶縁箔線は、一層高密度の巻線に適する。また、絶
縁箔線は、電動機の外側でマンドレルに巻付け、ついで
電動機内へ取付けることができるから、特定の巻線機を
必要としない。円形の断面形状を持つ線と絶縁箔線との
両方で形成した電磁コイルは、有効であつたが、コイル
がボビンに巻かれた電動機用の改良された構造及び電動
機の極にこれ等のコイルを保持するために改良された構
造を提供することが所望されている。
使用される線を、絶縁箔線(insulated fo
il wire)で形成するのが望ましいことが判明し
た。絶縁箔線は、一層高密度の巻線に適する。また、絶
縁箔線は、電動機の外側でマンドレルに巻付け、ついで
電動機内へ取付けることができるから、特定の巻線機を
必要としない。円形の断面形状を持つ線と絶縁箔線との
両方で形成した電磁コイルは、有効であつたが、コイル
がボビンに巻かれた電動機用の改良された構造及び電動
機の極にこれ等のコイルを保持するために改良された構
造を提供することが所望されている。
【0009】
【発明の要約】本発明は、可変リラクタンス電動機のよ
うな電動機の極にボビン巻付けコイル・アセンブリを保
持するための改良された構造に関する。この電動機は、
中空の円筒形の固定子を備え、この固定子は、そのまわ
りに形成された半径方向に内方に延びる複数の固定子極
を備えている。各固定子極に対して電磁コイル・アセン
ブリを設ける。各電磁コイル・アセンブリに、大体にお
いて直方体の形状に形成したボビンを備えている。この
ボビンに長方形の開口を形成し、この開口により開放し
た内部空間を形成する。ボビンの縦方向の各端部を、互
いに対向する1対のフランジ部分を持つように形成す
る。各フランジ部分は、大体において扁平であり、長方
形の形状をしており、ボビンの各端部の上側及び下側か
ら縦方向に延びている。したがつて、フランジ部分によ
り、ボビンの縦方向の端部において大体においてU字形
の端部部分を形成する。各フランジ部分の内方に向いて
いる表面を、テーパ付きの外側表面と、これを横切って
延びる内側のみぞとを持つように形成する。所定の長さ
の線を、ボビンの外面のまわりに縦方向に巻付け、ボビ
ンの縦方向の端部の対向するフランジ部分の間に延ば
す。使用中に各固定子極に電磁コイル・アセンブリを保
持するように、1対のコイル保持器を設ける。各コイル
保持器を、剛性材料から成る扁平なシートで形成する。
コイル保持器を取付けたときに、コイル保持器は、ボビ
ンのフランジ部分に形成したみぞに係合し、したがつて
電磁コイル・アセンブリを固定子極上に支える。円筒形
の回転子アセンブリを、固定子に対して回転するよう
に、固定子内に同心に支える。
うな電動機の極にボビン巻付けコイル・アセンブリを保
持するための改良された構造に関する。この電動機は、
中空の円筒形の固定子を備え、この固定子は、そのまわ
りに形成された半径方向に内方に延びる複数の固定子極
を備えている。各固定子極に対して電磁コイル・アセン
ブリを設ける。各電磁コイル・アセンブリに、大体にお
いて直方体の形状に形成したボビンを備えている。この
ボビンに長方形の開口を形成し、この開口により開放し
た内部空間を形成する。ボビンの縦方向の各端部を、互
いに対向する1対のフランジ部分を持つように形成す
る。各フランジ部分は、大体において扁平であり、長方
形の形状をしており、ボビンの各端部の上側及び下側か
ら縦方向に延びている。したがつて、フランジ部分によ
り、ボビンの縦方向の端部において大体においてU字形
の端部部分を形成する。各フランジ部分の内方に向いて
いる表面を、テーパ付きの外側表面と、これを横切って
延びる内側のみぞとを持つように形成する。所定の長さ
の線を、ボビンの外面のまわりに縦方向に巻付け、ボビ
ンの縦方向の端部の対向するフランジ部分の間に延ば
す。使用中に各固定子極に電磁コイル・アセンブリを保
持するように、1対のコイル保持器を設ける。各コイル
保持器を、剛性材料から成る扁平なシートで形成する。
コイル保持器を取付けたときに、コイル保持器は、ボビ
ンのフランジ部分に形成したみぞに係合し、したがつて
電磁コイル・アセンブリを固定子極上に支える。円筒形
の回転子アセンブリを、固定子に対して回転するよう
に、固定子内に同心に支える。
【0010】本発明の種々の目的及び利点は、添付図面
に示された好適な実施例の以下の詳細な説明から、当業
者には明らかになる。
に示された好適な実施例の以下の詳細な説明から、当業
者には明らかになる。
【0011】
【実施例】図1に、本発明による可変リラクタンス電動
機10の一部分を示す。本発明を、可変リラクタンス電
動機10に関連するものとして図示説明するけれども、
本発明を、他のよく知られた電動機の構造に関連して使
用できることは明らかである。可変リラクタンス電動機
10は、大体において中空のかつ円筒形の固定子11を
備えている。半径方向に内方に延びる複数の固定子極1
2を固定子11に、その長さ全体にわたつて延びるよう
に形成する。固定子極12を、対向する対をなすように
設けるのが好適である。8個の固定子極12を、固定子
11に設けてある。しかし、より多くの又はより少ない
数の固定子極12を設けてもよい。
機10の一部分を示す。本発明を、可変リラクタンス電
動機10に関連するものとして図示説明するけれども、
本発明を、他のよく知られた電動機の構造に関連して使
用できることは明らかである。可変リラクタンス電動機
10は、大体において中空のかつ円筒形の固定子11を
備えている。半径方向に内方に延びる複数の固定子極1
2を固定子11に、その長さ全体にわたつて延びるよう
に形成する。固定子極12を、対向する対をなすように
設けるのが好適である。8個の固定子極12を、固定子
11に設けてある。しかし、より多くの又はより少ない
数の固定子極12を設けてもよい。
【0012】各固定子極12は、大体において長方形の
断面形状を持つ。固定子極12の半径方向に最も内側の
表面をわずかに湾曲させて内径を定めるようにする。固
定子11と、その固定子極12とを、透磁性材料たとえ
ば鉄で形成する。後述するように、対向する各対の固定
子極12は、可変リラクタンス電動機10を動作のため
に付勢する1つの位相を意味する。
断面形状を持つ。固定子極12の半径方向に最も内側の
表面をわずかに湾曲させて内径を定めるようにする。固
定子11と、その固定子極12とを、透磁性材料たとえ
ば鉄で形成する。後述するように、対向する各対の固定
子極12は、可変リラクタンス電動機10を動作のため
に付勢する1つの位相を意味する。
【0013】電磁コイル・アセンブリ15を、各固定子
極12に対して設ける。このような電磁コイル・アセン
ブリ15の1つを図1及び図2及び図3に示す。図示す
るように、電磁コイル・アセンブリ15は、大体におい
て直方体の形状に形成されたボビン16を備えている。
長方形の開口16aを、ボビン16の中央部分を貫いて
形成して、開放した内部空間を形成する。この長方形の
開口16aの目的については後述する。ボビン16を、
非導電性材料、たとえばプラスチックで形成するのが好
適である。
極12に対して設ける。このような電磁コイル・アセン
ブリ15の1つを図1及び図2及び図3に示す。図示す
るように、電磁コイル・アセンブリ15は、大体におい
て直方体の形状に形成されたボビン16を備えている。
長方形の開口16aを、ボビン16の中央部分を貫いて
形成して、開放した内部空間を形成する。この長方形の
開口16aの目的については後述する。ボビン16を、
非導電性材料、たとえばプラスチックで形成するのが好
適である。
【0014】ボビン16の縦方向の各端部を、1対の対
向するフランジ部分17を持つように形成する。図2、
図3に明示するように、各フランジ部分17は、大体に
おいて扁平かつ長方形であり、ボビン16の各端部の上
側及び下側から縦方向に延びている。したがつて、ボビ
ン16の縦方向の各端部におけるフランジ部分17は、
すべて大体においてU字形の各端部部分を形成する。フ
ランジ部分17の内方に向いている表面を、テーパを付
けた外面17aと、この表面を横切って延びる内側のみ
ぞ17bとを持つように形成する。テーパ付きの外面1
7aとみぞ17bとについては後述する。
向するフランジ部分17を持つように形成する。図2、
図3に明示するように、各フランジ部分17は、大体に
おいて扁平かつ長方形であり、ボビン16の各端部の上
側及び下側から縦方向に延びている。したがつて、ボビ
ン16の縦方向の各端部におけるフランジ部分17は、
すべて大体においてU字形の各端部部分を形成する。フ
ランジ部分17の内方に向いている表面を、テーパを付
けた外面17aと、この表面を横切って延びる内側のみ
ぞ17bとを持つように形成する。テーパ付きの外面1
7aとみぞ17bとについては後述する。
【0015】所定長さの線18を、ボビン16の外面の
まわりに縦方向に巻付ける。図1、図2、図3に示すよ
うに線18は、ボビン16の縦方向の各端部の対向する
フランジ部分17の間に延びる。後述するように、線1
8に選択的に電流を供給するための回路に線18を接続
するために、スタート・リード及びフイニッシュ・リー
ド[start and finish leads]
(図示しない)を線18に設ける。図示の実施例におい
ては、線18を、箔線(foil wire)として示
してある。しかし線18を、円形又は正方形のような任
意所望の断面形状を持つように形成してもよい。
まわりに縦方向に巻付ける。図1、図2、図3に示すよ
うに線18は、ボビン16の縦方向の各端部の対向する
フランジ部分17の間に延びる。後述するように、線1
8に選択的に電流を供給するための回路に線18を接続
するために、スタート・リード及びフイニッシュ・リー
ド[start and finish leads]
(図示しない)を線18に設ける。図示の実施例におい
ては、線18を、箔線(foil wire)として示
してある。しかし線18を、円形又は正方形のような任
意所望の断面形状を持つように形成してもよい。
【0016】図4に、可変リラクタンス電動機10を、
部分的に組立てた状態で示す。図4に示すように、電磁
コイル・アセンブリ15を、可変リラクタンス電動機1
0の各固定子極12の周囲に配置する。したがつて図示
の実施例においては、8個の電磁コイル・アセンブリ
を、8個の固定子極12に対して設ける。ボビン16を
貫いて形成した長方形の開口16aの寸法を、ボビンが
取付けられる固定子極12の周囲にすべりばめされるよ
うに定める。
部分的に組立てた状態で示す。図4に示すように、電磁
コイル・アセンブリ15を、可変リラクタンス電動機1
0の各固定子極12の周囲に配置する。したがつて図示
の実施例においては、8個の電磁コイル・アセンブリ
を、8個の固定子極12に対して設ける。ボビン16を
貫いて形成した長方形の開口16aの寸法を、ボビンが
取付けられる固定子極12の周囲にすべりばめされるよ
うに定める。
【0017】また図4に示すように、円筒形の回転子ア
センブリ20を、可変リラクタンス電動機10内に設け
る。回転子アセンブリ20を、固定子11内に相対回転
運動のできるように任意周知の手段によつて同軸に支え
る。たとえば回転子アセンブリ20を、固定子11の縦
方向端部に固定された、周知のエンド・ベル(endb
ell)[図示しない]に取付けられた周知の軸受[図
示しない]によつて支えることができる。回転子アセン
ブリ20は、大体において円筒形の軸21を備えてい
る。図示の実施例においては、軸21は中空である。回
転子22は、軸21と一緒に回転するように、軸21に
固定される。回転子22は、スプライン(図示しない)
又は他の手段によつて軸21に固定される。したがつて
軸21と回転子22とは1つのユニットとして一緒に回
転する。
センブリ20を、可変リラクタンス電動機10内に設け
る。回転子アセンブリ20を、固定子11内に相対回転
運動のできるように任意周知の手段によつて同軸に支え
る。たとえば回転子アセンブリ20を、固定子11の縦
方向端部に固定された、周知のエンド・ベル(endb
ell)[図示しない]に取付けられた周知の軸受[図
示しない]によつて支えることができる。回転子アセン
ブリ20は、大体において円筒形の軸21を備えてい
る。図示の実施例においては、軸21は中空である。回
転子22は、軸21と一緒に回転するように、軸21に
固定される。回転子22は、スプライン(図示しない)
又は他の手段によつて軸21に固定される。したがつて
軸21と回転子22とは1つのユニットとして一緒に回
転する。
【0018】複数の回転子極23を、回転子22の外面
に形成する。各回転子極23は、回転子22の外面から
半径方向に外方に延び、大体において長方形の断面形状
を持つように形成される。回転子極23は、回転子22
の外面の全長にわたつて延びる。回転子極23の半径方
向の最も外側の表面23を湾曲させて、固定子極12の
半径方向の最も内側の湾曲した表面によつて形成される
内径よりわずかに小さい外径を定める。したがつて、小
さなエア・ギャップが、図5に示すように固定子極12
と回転子極23との間に形成される。固定子極12の場
合のように、回転子極23を、対向する対をなして設け
るのが好適である。しかし、一層多くの又は一層少ない
数の回転子極23を設けてもよい。通常は、回転子極2
3の数は、固定子極12の数とは異なる。固定子10の
場合のように、回転子22と極23とを、透磁性材料、
たとえば鉄で形成できる。
に形成する。各回転子極23は、回転子22の外面から
半径方向に外方に延び、大体において長方形の断面形状
を持つように形成される。回転子極23は、回転子22
の外面の全長にわたつて延びる。回転子極23の半径方
向の最も外側の表面23を湾曲させて、固定子極12の
半径方向の最も内側の湾曲した表面によつて形成される
内径よりわずかに小さい外径を定める。したがつて、小
さなエア・ギャップが、図5に示すように固定子極12
と回転子極23との間に形成される。固定子極12の場
合のように、回転子極23を、対向する対をなして設け
るのが好適である。しかし、一層多くの又は一層少ない
数の回転子極23を設けてもよい。通常は、回転子極2
3の数は、固定子極12の数とは異なる。固定子10の
場合のように、回転子22と極23とを、透磁性材料、
たとえば鉄で形成できる。
【0019】使用中に、電磁コイル・アセンブリ15
を、固定子極12上に保持するための保持手段を設け
る。図4及び図5に示すように、この保持手段は、1対
のコイルよ保持器25,26を備えている。コイル保持
器25,26は同じ構造であり、それぞれ剛性材料、た
とえばプラスチックから成る扁平なシートで形成され
る。図示の実施例においては、コイル保持器25,26
は、大体において八角形の形状をしており、コイル保持
器25,26の8個の辺は、固定子極12に取付けた8
個の電磁コイル・アセンブリ15に対応する。コイル保
持器25,26の外側の寸法は、ボビン16のフランジ
部分17の内方に向いている両表面を隔離する距離より
わずかに大きいが、みぞ17bの両底面を隔離する距離
よりわずかに小さくするのが好適である。コイル保持器
25,26の厚さは、ボビン16のフランジ部分17に
形成したみぞ17bの幅にほぼ等しくするのが好適であ
る。
を、固定子極12上に保持するための保持手段を設け
る。図4及び図5に示すように、この保持手段は、1対
のコイルよ保持器25,26を備えている。コイル保持
器25,26は同じ構造であり、それぞれ剛性材料、た
とえばプラスチックから成る扁平なシートで形成され
る。図示の実施例においては、コイル保持器25,26
は、大体において八角形の形状をしており、コイル保持
器25,26の8個の辺は、固定子極12に取付けた8
個の電磁コイル・アセンブリ15に対応する。コイル保
持器25,26の外側の寸法は、ボビン16のフランジ
部分17の内方に向いている両表面を隔離する距離より
わずかに大きいが、みぞ17bの両底面を隔離する距離
よりわずかに小さくするのが好適である。コイル保持器
25,26の厚さは、ボビン16のフランジ部分17に
形成したみぞ17bの幅にほぼ等しくするのが好適であ
る。
【0020】前部のコイル保持器25を、電磁コイル・
アセンブリ15が取付けられた固定子11の方に向って
軸線方向に後方へ移動させることによつて、可変磁気抵
抗電動機10の前端部内に取付ける。コイル保持器25
が取付けられるときに、コイル保持器25は最初にフラ
ンジ部分17のテーパを付けた外面17aに係合する。
コイル保持器25をさらに軸線方向に移動させることに
よつて、コイル保持器25が各フランジ部分17の端部
を、互いにわずかに外方へ離れさせるようにたわませ
る。コイル保持器25が、軸線方向に充分な距離移動さ
せられるときに、コイル保持器25は、図5に示すよう
にフランジ部分17に形成したみぞ17bと係合状体に
スナップばめされる(snap)。同様に、後部のコイ
ル保持器26を、固定子11の方に向って軸線方向に前
方へ移動させることによつて、コイル保持器26が、可
変リラクタンス電動機10の後端部内に取付けられる。
アセンブリ15が取付けられた固定子11の方に向って
軸線方向に後方へ移動させることによつて、可変磁気抵
抗電動機10の前端部内に取付ける。コイル保持器25
が取付けられるときに、コイル保持器25は最初にフラ
ンジ部分17のテーパを付けた外面17aに係合する。
コイル保持器25をさらに軸線方向に移動させることに
よつて、コイル保持器25が各フランジ部分17の端部
を、互いにわずかに外方へ離れさせるようにたわませ
る。コイル保持器25が、軸線方向に充分な距離移動さ
せられるときに、コイル保持器25は、図5に示すよう
にフランジ部分17に形成したみぞ17bと係合状体に
スナップばめされる(snap)。同様に、後部のコイ
ル保持器26を、固定子11の方に向って軸線方向に前
方へ移動させることによつて、コイル保持器26が、可
変リラクタンス電動機10の後端部内に取付けられる。
【0021】両コイル保持器25,26が、図5に示す
ように可変リラクタンス電動機内に取付けられるとき
に、両コイル保持器は、固定子極12に取付けられたす
べての電磁コイル・アセンブリ15に係合する。この結
果、この電磁コイル・アセンブリ15は可変リラクタン
ス電動機10の間に、各固定子極12上の適所に保持さ
れる。みぞ17bは、コイル保持器25,26が偶発的
に取外されるのを防止する。しかし所望ならば、フラン
ジ部分17の端部を相互にわずかに外方へ離れる向きに
たわませるだけで、コイル保持器25,26を容易に取
外すことができる。
ように可変リラクタンス電動機内に取付けられるとき
に、両コイル保持器は、固定子極12に取付けられたす
べての電磁コイル・アセンブリ15に係合する。この結
果、この電磁コイル・アセンブリ15は可変リラクタン
ス電動機10の間に、各固定子極12上の適所に保持さ
れる。みぞ17bは、コイル保持器25,26が偶発的
に取外されるのを防止する。しかし所望ならば、フラン
ジ部分17の端部を相互にわずかに外方へ離れる向きに
たわませるだけで、コイル保持器25,26を容易に取
外すことができる。
【0022】可変リラクタンス電動機10の動作は、こ
の種技術においては周知である。固定子極12に取付け
た電磁コイル・アセンブリ15を、対向する対をなして
電流パルス発生回路に直列に又は並列に接続する。電流
パルス発生回路は、この種技術において周知であり、電
磁コイル・アセンブリ15の各対を通る電流パルスを選
択的に発生するのに適する。電流パルス発生回路により
発生する電流パルスのタイミング及び大きさは、通常は
固定子11に相対的な回転子22の回転位置により定め
られる。このために、周知のセンサ(図示しない)を設
け、このような相対回転位置を表わす信号を発生する。
電流パルス発生回路は、この回転子位置信号に応答し
て、可変リラクタンス電動機10の電磁コイル・アセン
ブリ15の各種の対への電流パルスを発生する。この結
果、回転子22は、固定子11に相対的に回転可能に駆
動される。或いはまた、回転子位置センサを除去して、
電流パルス発生回路を、回転子22の回転位置に依存し
ないで動作する周知の位相シーケンサ(phase s
equencer)によつて動作させてもよい。
の種技術においては周知である。固定子極12に取付け
た電磁コイル・アセンブリ15を、対向する対をなして
電流パルス発生回路に直列に又は並列に接続する。電流
パルス発生回路は、この種技術において周知であり、電
磁コイル・アセンブリ15の各対を通る電流パルスを選
択的に発生するのに適する。電流パルス発生回路により
発生する電流パルスのタイミング及び大きさは、通常は
固定子11に相対的な回転子22の回転位置により定め
られる。このために、周知のセンサ(図示しない)を設
け、このような相対回転位置を表わす信号を発生する。
電流パルス発生回路は、この回転子位置信号に応答し
て、可変リラクタンス電動機10の電磁コイル・アセン
ブリ15の各種の対への電流パルスを発生する。この結
果、回転子22は、固定子11に相対的に回転可能に駆
動される。或いはまた、回転子位置センサを除去して、
電流パルス発生回路を、回転子22の回転位置に依存し
ないで動作する周知の位相シーケンサ(phase s
equencer)によつて動作させてもよい。
【0023】電流パルス発生回路によつて、電流が電磁
コイル・アセンブリ15に供給されるときに、固定子1
1と回転子22との両方が磁化状態になる。各対の電磁
コイル・アセンブリ15の電線すなわち線18は反対の
向きに巻付けられることにより、1つの固定子極12は
北磁極(magnetic north pole)に
なるように付勢されるが、対向する固定子極12は南磁
極(magneticsouth pole)になるよ
うに付勢される。この結果磁気回路がこれらの対向する
固定子極12の間に生ずる。この結果磁束(力線)[l
ine offorce]が北磁極12と南磁極12と
の間に発生する。磁束は、北磁極12から最も近くの回
転子極23及び回転子22の本体を通り、対向する回転
子極23から南磁極12へ通過する。北磁極12と南磁
極12との間の磁気回路は、固定子11の外側の環状部
分を経て完成される。
コイル・アセンブリ15に供給されるときに、固定子1
1と回転子22との両方が磁化状態になる。各対の電磁
コイル・アセンブリ15の電線すなわち線18は反対の
向きに巻付けられることにより、1つの固定子極12は
北磁極(magnetic north pole)に
なるように付勢されるが、対向する固定子極12は南磁
極(magneticsouth pole)になるよ
うに付勢される。この結果磁気回路がこれらの対向する
固定子極12の間に生ずる。この結果磁束(力線)[l
ine offorce]が北磁極12と南磁極12と
の間に発生する。磁束は、北磁極12から最も近くの回
転子極23及び回転子22の本体を通り、対向する回転
子極23から南磁極12へ通過する。北磁極12と南磁
極12との間の磁気回路は、固定子11の外側の環状部
分を経て完成される。
【0024】固定子の北磁極12から回転子の最も近く
の回転子極23への磁束の通過に対する抵抗(そして同
様に固定子の南磁極12から最も近くの回転子極23へ
の磁束の通過に対する抵抗)が、前述した磁気抵抗すな
わちリラクタンスと呼ばれる。このリラクタンスの大き
さは、固定子極12に相対的な回転子極23の回転位置
にしたがつて変化する。回転子極23が、固定子極12
と半径方向に整合するときに、リラクタンス最小にな
る。この結果前述した磁気回路の発生によつて、対向す
る回転子極23を付勢された対向する固定子極12と整
合させようとするトルクを生ずる。
の回転子極23への磁束の通過に対する抵抗(そして同
様に固定子の南磁極12から最も近くの回転子極23へ
の磁束の通過に対する抵抗)が、前述した磁気抵抗すな
わちリラクタンスと呼ばれる。このリラクタンスの大き
さは、固定子極12に相対的な回転子極23の回転位置
にしたがつて変化する。回転子極23が、固定子極12
と半径方向に整合するときに、リラクタンス最小にな
る。この結果前述した磁気回路の発生によつて、対向す
る回転子極23を付勢された対向する固定子極12と整
合させようとするトルクを生ずる。
【0025】回転子アセンブリ20を固定子11に対し
て回転させるために、固定子極12上の対向する第1の
1対の電磁コイル・アセンブリ15はターンオフされ、
隣接した対向する次の1対の固定子極12上の対向する
次の1対の電磁コイル・アセンブリ15はターンオンさ
れる。この結果隣接した対向する1対の固定子極12が
付勢されて北磁極及び南磁極となる。このような付勢に
よつて最も近くの回転子極23を引付けて、新たに付勢
された固定子極12と整合状態にする。この結果、回転
子アセンブリ20は、固定子11に相対的に回転させら
れる。回転子アセンブリ20をこのように回転させ続け
るために、対向する各対の固定子極12は、順次にこの
ように付勢され、したがつて順次に回転子極23を引付
ける。この結果、回転しアセンブリ20は、固定子11
に相対的に1つの方向(たとえば反時計回りに)に回転
する。この1つの方向は、1対の固定子極12が付勢さ
れる方向(時計回り)とは反対である。
て回転させるために、固定子極12上の対向する第1の
1対の電磁コイル・アセンブリ15はターンオフされ、
隣接した対向する次の1対の固定子極12上の対向する
次の1対の電磁コイル・アセンブリ15はターンオンさ
れる。この結果隣接した対向する1対の固定子極12が
付勢されて北磁極及び南磁極となる。このような付勢に
よつて最も近くの回転子極23を引付けて、新たに付勢
された固定子極12と整合状態にする。この結果、回転
子アセンブリ20は、固定子11に相対的に回転させら
れる。回転子アセンブリ20をこのように回転させ続け
るために、対向する各対の固定子極12は、順次にこの
ように付勢され、したがつて順次に回転子極23を引付
ける。この結果、回転しアセンブリ20は、固定子11
に相対的に1つの方向(たとえば反時計回りに)に回転
する。この1つの方向は、1対の固定子極12が付勢さ
れる方向(時計回り)とは反対である。
【0026】特許法の規定により、本発明の原理及び動
作モードを、好適な実施例について図示し説明した。し
かし本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、図示し
説明した以外の方法で実施できることは明らかである。
たとえば前述したように本発明を、可変リラクタンス電
動機以外の電動機の構造に関連して使用できる。このよ
うな他の電動機においては、コイル・アセンブリを回転
子極23上に設けてもよい。この場合、前述したように
固定子極12上に電磁コイル・アセンブリ15を保持す
るのに加えて、またはその代りに、回転子極23上に電
磁コイル・アセンブリを保持するためにコイル保持器2
5,26を使用することができる。
作モードを、好適な実施例について図示し説明した。し
かし本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、図示し
説明した以外の方法で実施できることは明らかである。
たとえば前述したように本発明を、可変リラクタンス電
動機以外の電動機の構造に関連して使用できる。このよ
うな他の電動機においては、コイル・アセンブリを回転
子極23上に設けてもよい。この場合、前述したように
固定子極12上に電磁コイル・アセンブリ15を保持す
るのに加えて、またはその代りに、回転子極23上に電
磁コイル・アセンブリを保持するためにコイル保持器2
5,26を使用することができる。
【図1】本発明による可変リラクタンス電動機の一部分
の分解斜面図である。
の分解斜面図である。
【図2】図1に示す可変リラクタンス電動機用のボビン
巻付けコイルの平面図である。
巻付けコイルの平面図である。
【図3】図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】固定子内に組立てられたすべてのボビン巻付け
コイルとコイル保持器とを示す本発明可変リラクタンス
電動機の分解斜面図である。
コイルとコイル保持器とを示す本発明可変リラクタンス
電動機の分解斜面図である。
【図5】図4に示す可変リラクタンス電動機の部分断面
図である。
図である。
10 可変リラクタンス電動機 11 固定子 12 固定子極 15 電磁コイル・アセンブリ 16 ボビン 17 フランジ部分 17a テーパを付けた外面 17b みぞ 18 線 20 回転子アセンブリ 23 回転子極 25,26 コイル保持器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
Claims (27)
- 【請求項1】 半径方向に内方に延びる複数個の固定子
極が形成された中空の固定子と、 半径方向に外方に延びる複数個の回転子極が形成され、
前記固定子に対して回転するように、この固定子内に支
持された回転子アセンブリと、 前記固定子極と前記回転子極とのうちの少なくとも一方
のまわりに配置されたボビンと、このボビンのまわりに
配置された電磁コイルと、前記ボビンに設けられこのボ
ビンから外方へ延びる少なくとも1つのフランジ部分と
を持ち、前記固定子極と前記回転子極とのうちの前記少
なくとも一方のまわりに配置された電磁コイル・アセン
ブリと、 前記ボビンを、前記固定子極と前記回転子極とのうちの
前記一方のまわりに保持するために、前記フランジ部分
に係合する係合手段と、 を備えた電動機。 - 【請求項2】 前記ボビンから外方へ延びるにつれてテ
ーパの付けられた表面を持つように、前記フランジ部分
が形成された請求項1の電動機。 - 【請求項3】 前記フランジ部分が、みぞを持つように
形成され、前記係合手段が、前記ボビンを前記固定子極
と前記回転子極とのうちの前記一方のまわりに保持する
ために、前記みぞ内に延びるようにした請求項1の電動
機。 - 【請求項4】 前記ボビンに、これから外方に延びる対
向する1対のフランジ部分を設け、前記係合手段が、前
記ボビンを前記固定子極と前記回転子極とのうちの前記
一方のまわりに保持するように、前記対向する1対のフ
ランジ部分に係合するようにした請求項1の電動機。 - 【請求項5】 前記電磁コイルの一部分を、前記対向す
る1対のフランジ部分の間に延ばした請求項1の電動
機。 - 【請求項6】 前記対向する1対のフランジ部分のうち
の少なくとも一方を、前記ボビンから外方へ延びるにつ
れてテーパの付けられた表面を持つように形成した請求
項4の電動機。 - 【請求項7】 前記対向する1対のフランジ部分の少な
くとも一方を、みぞを持つように形成し、前記係合手段
が、前記ボビンを前記固定子極と前記回転子極とのうち
の少なくとも一方のまわりに保持するように、前記みぞ
内に延びるようにした請求項4の電動機。 - 【請求項8】 前記対向する1対のフランジ部分の両方
を、前記ボビンから外方へ延びるにつれてテーパの付け
られた表面を持つように形成した請求項4の電動機。 - 【請求項9】 前記対向する1対のフランジ部分の両方
を、みぞを持つように形成し、前記係合手段が、前記ボ
ビンを前記固定子極と前記回転子極とのうちの前記一方
のまわりに保持するように、前記みぞ内に延びるように
した請求項4の電動機。 - 【請求項10】 前記係合手段が、大体において扁平で
あり、かつ環状の保持器を備えた請求項1の電動機。 - 【請求項11】 前記1つの電磁コイル・アセンブリ
を、複数個の前記各固定子極のまわりに配置し、前記各
電磁コイル・アセンブリに、前記固定子極のうちの関連
する1つのまわりに配置されたボビンと、このボビンの
まわりに配置された電磁コイルとを設け、前記各ボビン
に、これから外方へ延びる少なくとも1つのフランジ部
分を設け、前記係合手段が、前記ボビンを前記固定子極
のまわりに保持するように、前記ボビン上のすべての前
記フランジ部分に係合するようにした請求項1の電動
機。 - 【請求項12】 前記各フランジ部分を、前記ボビンか
ら外方に延びるにつれてテーパの付けられた表面を持つ
ように形成した請求項11の電動機。 - 【請求項13】 前記各フランジ部分を、みぞを持つよ
うに形成し、前記係合手段が、前記ボビンを前記固定子
極のまわりに保持するように、前記すべてのみぞ内に延
びるようにした請求項11の電動機。 - 【請求項14】 前記各ボビンに、端部を設け、この端
部に、これから外方に延びる1対の対向するフランジ部
分を設け、前記係合手段が、前記ボビンを前記固定子極
のまわりに保持するように、前記各対の対向するフラン
ジ部分のすべてに係合するようにした請求項11の電動
機。 - 【請求項15】 1つの前記電磁コイル・アセンブリ
を、前記複数の回転子極のまわりに配置し、前記各電磁
コイル・アセンブリに、前記回転子極のうちの関連する
1つのまわりに配置したボビンと、このボビンのまわり
に配置した電磁コイルとを設け、前記各ボビンに、これ
から外方に延びる少なくとも1つのフランジ部分を設
け、前記係合手段が、前記ボビンを前記回転子極のまわ
りに保持するように、前記ボビン上のすべての前記フラ
ンジ部分に係合するようにした請求項1の電動機。 - 【請求項16】 前記各フランジ部分を、前記ボビンか
ら外方に延びるにつれてテーパの付けられた表面を持つ
ように形成した請求項15の電動機。 - 【請求項17】 前記各フランジ部分を、みぞを持つよ
うに形成し、前記係合手段が、前記ボビンを前記回転子
極のまわりに保持するように、すべての前記みぞ内に延
びるようにした請求項15の電動機。 - 【請求項18】 前記各ボビンに端部を設け、この端部
に、これから外方に延びる1対の対向するフランジ部分
を設け、前記係合手段が、前記ボビンを前記回転子極の
まわりに保持するように、前記各対の対向するフランジ
部分のすべてに係合するようにした請求項15の電動
機。 - 【請求項19】 貫通して形成され、軸線を定める開口
と、1対の軸線方向端部部分とを持つボビンと、 このボビンのまわりに配置された電磁コイルと、 を備え、 前記軸線方向端部部分に、これから外方に対向する関係
で延びる各フランジ部分を設け、 これ等のフランジ部分に、互いに向き合い、かつ最も内
側の各端部から最も外側の各端部まで延びる各表面を設
け、前記表面の最も内側の端部間の軸線方向距離を、前
記表面の最も外側の端部間の軸線方向距離より小さくし
てなる電磁コイル・アセンブリ。 - 【請求項20】 前記表面の一方に、前記軸線に直交し
て延びる平面に対するテーパを付けた請求項19の電磁
コイル・アセンブリ。 - 【請求項21】 前記両表面に、前記軸線に直交して延
びる平面に対するテーパを付けた請求項19の電磁コイ
ル・アセンブリ。 - 【請求項22】 前記各フランジ部分を、大体において
扁平にし、かつ長方形の形状にした請求項19の電磁コ
イル・アセンブリ。 - 【請求項23】 貫通して形成され、軸線を定める開口
と、1対の軸線方向端部部分とを持つボビンと、 このボビンのまわりに配置された電磁コイルと、 を備え、 前記軸線方向端部部分に、これから外方に対向する関係
で延びる各フランジ部分を設け、 これ等のフランジ部分に、互いに向き合う各表面を設
け、 みぞを、前記表面の1つに形成して成る電磁コイル・ア
センブリ。 - 【請求項24】 みぞを前記表面の両方に形成した請求
項23の電磁コイル・アセンブリ。 - 【請求項25】 前記表面を、最も内側の各端部から最
も外側の各端部まで延ばし、前記表面の最も内側の端部
間の軸線方向距離を、前記表面の最も外側の端部間の軸
線方向距離より小さくした請求項23の電磁コイル・ア
センブリ。 - 【請求項26】 前記表面の1つに、前記軸線に直交し
て延びる平面に対するテーパを付けた請求項25の電磁
コイル・アセンブリ。 - 【請求項27】 前記両表面に、前記軸線に直交して延
びる平面に対するテーパを付けた請求項25の電磁コイ
ル・アセンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/998,796 US5331246A (en) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | Coil assembly retainer for electric motor |
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Publications (1)
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