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JPH06270344A - 時計貼付用脱臭シール - Google Patents

時計貼付用脱臭シール

Info

Publication number
JPH06270344A
JPH06270344A JP8518093A JP8518093A JPH06270344A JP H06270344 A JPH06270344 A JP H06270344A JP 8518093 A JP8518093 A JP 8518093A JP 8518093 A JP8518093 A JP 8518093A JP H06270344 A JPH06270344 A JP H06270344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
layer
transparent
calendar
hologram image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8518093A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokiko Sakurada
登紀子 桜田
Osamu Furuta
治 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP8518093A priority Critical patent/JPH06270344A/ja
Publication of JPH06270344A publication Critical patent/JPH06270344A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、透明型ホログラムを利用したホロ
グラムカレンダーシールに、脱臭機能を付与することに
より、このホログラムカレンダーシールを携帯時計等の
表面に貼付して使用した場合、発汗等による臭気を吸収
できるので、不快な気分を和らげることができる。ま
た、従来のカレンダーシールと差別化ができ、衛生面等
に関するイメージアップが図れる。 【構成】 透明フィルム11にホログラム画像12を記
録し、これに金属薄膜による反射層13を形成し、次
に、粘着剤14を塗布して、脱臭剤を添加した樹脂で作
製したフィルムを張り合わせて脱臭剤層15を形成し、
更に、台紙16に粘着剤14を塗布して、前記積層フィ
ルムを張り合わせて、脱臭機能を有する積層シートを構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明型ホログラムを利
用した脱臭機能を有するホログラムカレンダーシールに
関し、特に、このホログラムカレンダーシールを携帯時
計等の表面に貼付して使用した場合、汗等によって生じ
た手や腕等の臭気を除去することができる時計貼付用脱
臭シールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、透明型ホログラムを利用したホロ
グラムカレンダーは携帯用時計等の透明保護板に粘着剤
層を利用して貼付して、時計の文字盤とカレンダーの両
方を見ることができるようになっている。即ち、時計の
文字盤を見る場合は、透明なホログラム形成層を透過し
て見ることができ、また、時計の文字盤を約45°の角
度から見ると、ホログラム画像のカレンダーを見ること
ができる。ホログラムカレンダーは大体1月分を時計の
透明保護板に貼って利用しているが、ホログラムカレン
ダーは粘着加工を施して1年分を1月単位で切り込みを
入れて離型処理した台紙に貼ってあるので、1月経過後
は、台紙の中から必要とする月のカレンダーを選び前の
月のカレンダーと交換する方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の時計に貼付する
シールは時計のガラス面の保護と共に、透明ホログラム
カレンダーの利用により、時間とカレンダーの両方を見
ることができるようになっているが、更に脱臭機能をも
たせて、発汗による臭気を消すようなことは行われてい
ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】透明なフィルムまたはシ
ートにカレンダー等の透明ホログラム画像を記録した時
計等の貼付用透明シールにおいて、前記透明シールに脱
臭剤層と粘着剤層を設けて脱臭機能を付与して時計等に
貼付できる構成とした。以下に図面等を参照にしながら
更に詳細に説明する。従来の時計貼付用の透明ホログラ
ムカレンダーは透明フィルムにホログラム画像のカレン
ダーを記録し、この上に金属薄膜の反射層を形成し、更
に粘着剤を塗布して、剥離紙を貼り合わせて製作してい
たが、本発明はそれに脱臭機能を付加するために、図1
及び図2に示すような構成とした。即ち、図1の場合
は、透明フィルム11にホログラム画像12を記録し、
このホログラム画像の上に金属薄膜等の反射層13を設
けてホログラム画像形成層とし、次にこれに粘着剤層1
4を形成し、別に作製した脱臭剤添加フィルムを張り合
わせて脱臭剤層15を形成した。更に、離型剤を塗布し
た台紙16に粘着剤14を塗布して、前記積層フィルム
を張り合わせて、脱臭機能を有する積層シートを作製し
た。また、ホログラム画像12を記録する透明フィルム
11に比較的柔らかい材質や非常に薄いフィルムを使用
して、ホログラム画像形成層が外部からの影響が受けや
すい場合は、外力による損傷から保護するために、保護
フィルムとして機械的強度の高いフィルムを透明フィル
ム11の上層(ホログラム画像形成層の反対側)に接着
剤で張り合わせて透明ホログラムカレンダーシールを作
製する。使用に際しては、台紙から上記脱臭機能を有す
る透明ホログラムカレンダーシールを剥がして、時計に
貼付する。この状態では、上面のホログラム画像を記録
した透明フィルム11が保護作用の働きをして、脱臭機
能は発揮できないが、このフィルムを剥がすと保護作用
がなくなり、脱臭機能を発揮するようになる。従って、
発汗等で臭気が出た場合は、透明フィルム11を掴み、
これを剥せば、粘着剤層14と脱臭剤層15間で剥離
し、時計側に残った脱臭剤層15が表面に露出すること
によって、臭気を吸収する。
【0005】また、図2の場合は、透明フィルム11に
ホログラム画像12を記録し、このホログラム画像に金
属薄膜等の反射層13を設けてホログラム画像形成層を
形成する。更に、透明フィルム11の上層(ホログラム
画像形成層の反対側)に接着剤17を塗布して、上記脱
臭剤添加フィルムを接着剤層17にて張り合わせて脱臭
剤層15を形成した積層フィルムを作製する。次に、保
護フィルム18に粘着剤14を塗布して、前記積層フィ
ルムを貼り合わせ、更に離型剤を塗布した台紙16に粘
着剤加工を施して、透明フィルム11のホログラム画像
形成面を張り合わせて脱臭機能を有する積層シートを作
製した。使用に際しては、図1の場合と同様に、台紙1
6から上記脱臭機能を有する透明ホログラムカレンダー
シールを剥がして、時計に貼付する。次に、上面の透明
保護フィルム18を剥がせば、脱臭機能を発揮させるこ
とができる。図2の構成では、透明保護フィルム18を
剥がしても、ホログラム画像が残っているので、脱臭剤
層15を透明なフィルムにすれば、脱臭機能を有したま
まで、時計の文字盤とカレンダーの両方を見ることがで
きる。
【0006】脱臭剤添加フィルムを作製するには、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重
合体等のフィルム化できる樹脂に、セライト、ゼオライ
ト、モレキュラーシーブ、活性アルミナ、シリカ、酸性
白土、等の多孔質の無機質、或いは酸化カルシウム、塩
素酸カリ、臭素酸ナトリウム、臭素酸カリ、次亜塩素酸
ソーダ等の化学脱臭剤、又は化学脱臭剤を多孔質無機質
に吸着した物の微粉末(0.5〜30μm)を0.1〜
5%添加して混練し、Tダイ法やインフレーション法等
で製膜する。脱臭フイルムの脱臭効果を高めるには、脱
臭剤の粒子を大きくして、添加量を多くすればよいが、
添加量を多くすれば透明性が低下する。従って、使用目
的によって添加量と粒子の大きさ決める必要がある。ま
た、脱臭剤の代わりに殺菌剤や抗菌剤を添加して抗菌用
フィルムを作製して上記シールに使用すれば、時計の透
明保護板の防菌シールとして利用できる。
【0007】ホログラム画像を記録する透明フィルムの
材質として、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系
樹脂、アクリル系樹脂、(メタ)アクリル酸エステル系
樹脂、塩化ビニル樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、セルロース系等が使用できる。また、保護フィルム
の材質も上記樹脂が使用可能である。
【0008】
【作用】本発明により、携帯用時計等にシールを貼付す
るだけで、発汗作用等で発生する臭気を消すことがで
き、不快な気分を和らげることができる。
【0009】
【実施例】次に、実施例に基づいて、本発明を詳細に説
明する。第1の実施例は多孔質の無機質を脱臭剤層に使
用した場合について示す。低密度ポリエチレンに粒径1
μmのモレキュラーシーブの粉末を2%添加して混練
し、インフレーション法により厚さ30μmの脱臭剤添
加フィルムを作製した。次に、図1に示すように、透明
フィルム11としてポリエチレンテレフタレートフィル
ム(以下PETフィルムとする)25μmを使用し、こ
の片面にレリーフホログラム方式で記録したカレンダー
のホログラム画像12及び金属薄膜による反射層13を
形成し、その上にアクリル系の粘着剤14を乾燥時の塗
布量として30μm塗布し、乾燥後に前記脱臭剤添加フ
ィルム15を張り合わせ、更にシリコーン処理した台紙
16にアクリル系粘着剤を前記と同様に塗布し、乾燥後
に、前記積層フィルムの脱臭剤層15面に張り合わせ
て、図1に示す構成の脱臭機能を有する透明ホログラム
カレンダーシート1を作製した。上記脱臭機能を有する
透明ホログラムカレンダーシートに図3に示すように各
月毎に切り込み19を入れ、時計に貼付するのに剥がし
易くした。上記脱臭機能を有するカレンダーシート1は
PETフィルム及び台紙が保護作用の働きをして、保存
状態では脱臭機能が維持される。また、ホログラムカレ
ンダーシール2を台紙から剥がして携帯時計に貼付して
もホログラム画像を形成したPETフィルムが保護作用
の働きををして、脱臭機能は発揮できないが、このフィ
ルムを剥がすと保護作用がなくなり、脱臭機能を発揮す
るようになる。従って、発汗等で臭気が出た場合は、上
記フィルムを剥がして脱臭剤層にて臭気を吸収するよう
にする。
【0010】第2の実施例は化学脱臭剤を無機質に含浸
した物を使用した場合を示す。先ず、粒径1μmのゼオ
ライトを臭素酸カリ溶液に浸漬して、乾燥重量でゼオラ
イトに臭素酸カリ約5%を含有させた。このゼオライト
を低密度ポリエチレンに1%添加して混練し、インフレ
ーション法にて20μmの脱臭剤添加フィルムを作製し
た。次に、実施例1と同様にしてPETフィルム11に
カレンダーのホログラム画像12及び金属薄膜による反
射層13を形成し、このホログラム画像形成面と反対側
に接着剤17を塗布して上記脱臭剤添加フィルム15を
積層した。更に、脱臭剤層を保存状態では脱臭機能を長
く維持させるため、保護フィルムとしてPETフィルム
12μmに第1の実施例と同様にして粘着剤を塗布し
て、前記積層フィルムの脱臭剤添加フィルム面と貼り合
わせた。同時に、積層フィルムのホログラム画像形成面
には離型剤を塗布した台紙16に粘着剤を塗布して張り
合わせて図2の構成の透明ホログラムカレンダーシート
1を作製した。また、第1の実施例と同様に、上記脱臭
機能を有する透明ホログラムカレンダーシートに図3に
示すように各月毎に切り込み19を入れ、時計に貼付す
るのに剥がし易くした。上記脱臭機能を有するカレンダ
ーシール2を台紙から剥がして、携帯時計に貼付した場
合、保護フィルムのPETフィルム18を剥がして、脱
臭機能を発揮するようにしても、ホログラムカレンダー
が残っているので、時計の文字盤とカレンダーの両方を
見ることができる。
【0011】
【本発明の効果】本発明により、脱臭機能を有するカレ
ンダーシールを携帯時計に貼付するだけで、発汗等によ
る臭気を吸収でき、不快な気分を和らげることができ
る。カレンダーシールに脱臭機能を付与することによ
り、従来のカレンダーシールと差別化ができ、衛生面等
に関するイメージアップが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例によるカレンダーシートの構成を
示す断面図
【図2】第2の実施例によるカレンダーシートの構成を
示す断面図
【図3】本発明によるカレンダーシートの平面図
【図4】本発明によるホログラムカレンダーシールの平
面図
【符号の説明】
1 カレンダーシート 2 ホログラムカレンダーシール 11 透明フィルム 12 ホログラム画像 13 反射層 14 粘着剤層 15 脱臭剤層 16 台紙 17 接着剤層 18 透明保護フィルム 19 切り込み

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明なフィルムまたはシートにカレンダー
    等の透明ホログラム画像を記録した時計等の貼付用透明
    シールにおいて、前記透明シールに脱臭機能を付与した
    ことを特徴とする時計貼付用脱臭シール。
JP8518093A 1993-03-22 1993-03-22 時計貼付用脱臭シール Withdrawn JPH06270344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8518093A JPH06270344A (ja) 1993-03-22 1993-03-22 時計貼付用脱臭シール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8518093A JPH06270344A (ja) 1993-03-22 1993-03-22 時計貼付用脱臭シール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06270344A true JPH06270344A (ja) 1994-09-27

Family

ID=13851468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8518093A Withdrawn JPH06270344A (ja) 1993-03-22 1993-03-22 時計貼付用脱臭シール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06270344A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162289A (ja) * 1995-06-26 2008-07-17 3M Co 追加のコーティングまたは層を備えた多層ポリマーフィルム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162289A (ja) * 1995-06-26 2008-07-17 3M Co 追加のコーティングまたは層を備えた多層ポリマーフィルム

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000530