JPH06250950A - メールボックス管理方法 - Google Patents
メールボックス管理方法Info
- Publication number
- JPH06250950A JPH06250950A JP5035623A JP3562393A JPH06250950A JP H06250950 A JPH06250950 A JP H06250950A JP 5035623 A JP5035623 A JP 5035623A JP 3562393 A JP3562393 A JP 3562393A JP H06250950 A JPH06250950 A JP H06250950A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mailbox
- received
- electronic mail
- unique
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ネットワーク環境下で稼動する電子メールシ
ステムにおいて、受信した電子メールの発信者、発信日
付等の付属情報を解析し、付属情報に応じて利用者が設
定した独自のメールボックスに、受信した電子メールを
振り分けることにより、類似する付属情報を有する電子
メールをグループ管理し、受信した電子メールの保存、
利用を容易にするための環境を提供する。 【構成】 受信した電子メールを、利用者が設定した独
自のメールボックスに振り分けるための受信電子メール
振り分け条件105を有し、受信した電子メールの付属
情報と、受信電子メール振り分け条件とを照合(10
7)し、該受信電子メール振り分け条件に設定された独
自のメールボックスを特定(108)し、受信した電子
メールを独自のメールボックスに振り分ける。
ステムにおいて、受信した電子メールの発信者、発信日
付等の付属情報を解析し、付属情報に応じて利用者が設
定した独自のメールボックスに、受信した電子メールを
振り分けることにより、類似する付属情報を有する電子
メールをグループ管理し、受信した電子メールの保存、
利用を容易にするための環境を提供する。 【構成】 受信した電子メールを、利用者が設定した独
自のメールボックスに振り分けるための受信電子メール
振り分け条件105を有し、受信した電子メールの付属
情報と、受信電子メール振り分け条件とを照合(10
7)し、該受信電子メール振り分け条件に設定された独
自のメールボックスを特定(108)し、受信した電子
メールを独自のメールボックスに振り分ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワーク環境で稼
動する電子メールシステムにおける受信した電子メール
の管理に係り、特に、受信した電子メールの動的な分類
による体系的な管理、および受信した電子メールの管理
体系の利用者自身の設定によるカスタマイズにおいて、
電子メールシステムのより円滑な運用と他の業務システ
ムとの融合に好適なメールボックス管理方法に関する。
動する電子メールシステムにおける受信した電子メール
の管理に係り、特に、受信した電子メールの動的な分類
による体系的な管理、および受信した電子メールの管理
体系の利用者自身の設定によるカスタマイズにおいて、
電子メールシステムのより円滑な運用と他の業務システ
ムとの融合に好適なメールボックス管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受信した電子メールを管理する方
法として、「電子メールシステム構築ガイド」(日経B
P社 1992.5.18 PP105〜106)の“LANWORL
D”、“DaVici eMAIL”、“CraftM
ail”に記載のように、利用者自身が有するメールボ
ックスに対して、受信した電子メールの発信者、発信日
付、タイトル等の付属情報を、利用者が逐一、検索キー
を与えることにより、メールボックス内を検索し、該検
索キーに対応する受信した電子メールの一覧リストを画
面上に表示する方法が存在する。他に、検索結果の表示
順序を指定することも可能である。
法として、「電子メールシステム構築ガイド」(日経B
P社 1992.5.18 PP105〜106)の“LANWORL
D”、“DaVici eMAIL”、“CraftM
ail”に記載のように、利用者自身が有するメールボ
ックスに対して、受信した電子メールの発信者、発信日
付、タイトル等の付属情報を、利用者が逐一、検索キー
を与えることにより、メールボックス内を検索し、該検
索キーに対応する受信した電子メールの一覧リストを画
面上に表示する方法が存在する。他に、検索結果の表示
順序を指定することも可能である。
【0003】また、受信した電子メールを保管する方法
として、「電子メールシステム構築ガイド」(日経BP
社 1992.5.18 P36)の、“Joinus−PC”に記載
のように、受信した電子メールの一覧リストを画面上に
表示し、利用者が画面上に表示された一覧リストの中か
ら、保管する電子メールを選択し、さらに選択された電
子メールの保管場所を利用者が逐一指定し、利用者が指
定した電子メールを、利用者が指定した場所に保管する
方法が存在する。
として、「電子メールシステム構築ガイド」(日経BP
社 1992.5.18 P36)の、“Joinus−PC”に記載
のように、受信した電子メールの一覧リストを画面上に
表示し、利用者が画面上に表示された一覧リストの中か
ら、保管する電子メールを選択し、さらに選択された電
子メールの保管場所を利用者が逐一指定し、利用者が指
定した電子メールを、利用者が指定した場所に保管する
方法が存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、電子メールシステム“LANWAORD”、“Da
Vici eMAIL”、“CraftMail”にお
いては、メールボックスが受信した電子メールの管理
は、メールボックス内に存在する全ての電子メールの一
覧リストを画面上に表示し、表示された電子メールの発
信者、発信日付、タイトル等の付属情報を、利用者自身
が参照するか、あるいは受信した電子メールの付属情報
を検索キーとして与え、該検索キーによる検索結果を画
面上に表示してこれを参照することによって行ってい
た。このため、メールボックス内に存在する電子メール
を管理するためには、前述のように、利用者自身による
電子メールの付属情報の参照、および電子メールの付属
情報をキーにした検索といった操作を施す必要があっ
た。
て、電子メールシステム“LANWAORD”、“Da
Vici eMAIL”、“CraftMail”にお
いては、メールボックスが受信した電子メールの管理
は、メールボックス内に存在する全ての電子メールの一
覧リストを画面上に表示し、表示された電子メールの発
信者、発信日付、タイトル等の付属情報を、利用者自身
が参照するか、あるいは受信した電子メールの付属情報
を検索キーとして与え、該検索キーによる検索結果を画
面上に表示してこれを参照することによって行ってい
た。このため、メールボックス内に存在する電子メール
を管理するためには、前述のように、利用者自身による
電子メールの付属情報の参照、および電子メールの付属
情報をキーにした検索といった操作を施す必要があっ
た。
【0005】また、電子メールシステム“Joinus
−PC”においては、メールボックス内に存在する電子
メールと該電子メールの保管場所を、利用者がそれぞれ
指定することにより、メールボックス内に存在する様々
な属性を持った電子メールを、付属情報に応じて分類す
ることが可能であるが、この場合、電子メールを別の保
管場所に移すには、対象となる電子メールと該電子メー
ルの保管場所を、利用者が逐一指定する必要があった。
−PC”においては、メールボックス内に存在する電子
メールと該電子メールの保管場所を、利用者がそれぞれ
指定することにより、メールボックス内に存在する様々
な属性を持った電子メールを、付属情報に応じて分類す
ることが可能であるが、この場合、電子メールを別の保
管場所に移すには、対象となる電子メールと該電子メー
ルの保管場所を、利用者が逐一指定する必要があった。
【0006】本発明の第1の目的は、電子メールシステ
ムが提供するメールボックスに対し、該メールボックス
に電子メールが届いた時点で、該電子メールの発信者、
発信日付、タイトル等の付属情報を抽出し、あらかじめ
利用者が定義した電子メールの付属情報に対する条件
と、受信した電子メールの付属情報を照合して該電子メ
ールを、利用者が定義した独自のメールボックスに格納
することにより、受信した電子メールの付属情報に応じ
て、電子メールを自動的にグループ管理することにあ
る。
ムが提供するメールボックスに対し、該メールボックス
に電子メールが届いた時点で、該電子メールの発信者、
発信日付、タイトル等の付属情報を抽出し、あらかじめ
利用者が定義した電子メールの付属情報に対する条件
と、受信した電子メールの付属情報を照合して該電子メ
ールを、利用者が定義した独自のメールボックスに格納
することにより、受信した電子メールの付属情報に応じ
て、電子メールを自動的にグループ管理することにあ
る。
【0007】本発明の第2の目的は、受信した電子メー
ルの付属情報に応じて、利用者独自のメールボックスに
振り分けるための条件を、利用者自身が設定、更新する
ことにより、利用者固有の操作環境のカスタマイズを容
易にし、電子メールシステムの、より円滑な運用を行え
る環境を提供することにある。
ルの付属情報に応じて、利用者独自のメールボックスに
振り分けるための条件を、利用者自身が設定、更新する
ことにより、利用者固有の操作環境のカスタマイズを容
易にし、電子メールシステムの、より円滑な運用を行え
る環境を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるメールボッ
クス管理方法は、計算機および対話用端末を有する複数
の情報処理装置で構成されるネットワーク環境下で稼動
する電子メールシステムにおいて、電子メールシステム
が標準で提供する利用者自身のメールボックス(以下、
標準メールボックスという)の他に、利用者独自の複数
のメールボックス(以下、独自メールボックス)を設
け、受信した電子メールの発信者,発信日付,タイトル
の少なくとも一つを含む付属情報に対する条件パラメー
タ、および、該条件を満足した電子メールの格納先とし
ての前記独自メールボックスの名称とを、受信電子メー
ル振り分け条件として定め、前記標準メールボックスに
電子メールを受信した時点で、該受信電子メールの付属
情報を該当電子メールから抽出し、該抽出した付属情報
と前記受信電子メール振り分け条件に定められた付属情
報とを照合することにより、前記条件を満足した受信電
子メールについて、前記複数の独自メールボックスの中
から、当該受信電子メールの格納先となる独自メールボ
ックスを特定し、当該受信電子メールを前記標準メール
ボックスから、抽出して前記特定された独自メールボッ
クスに格納するようにしたものである。
クス管理方法は、計算機および対話用端末を有する複数
の情報処理装置で構成されるネットワーク環境下で稼動
する電子メールシステムにおいて、電子メールシステム
が標準で提供する利用者自身のメールボックス(以下、
標準メールボックスという)の他に、利用者独自の複数
のメールボックス(以下、独自メールボックス)を設
け、受信した電子メールの発信者,発信日付,タイトル
の少なくとも一つを含む付属情報に対する条件パラメー
タ、および、該条件を満足した電子メールの格納先とし
ての前記独自メールボックスの名称とを、受信電子メー
ル振り分け条件として定め、前記標準メールボックスに
電子メールを受信した時点で、該受信電子メールの付属
情報を該当電子メールから抽出し、該抽出した付属情報
と前記受信電子メール振り分け条件に定められた付属情
報とを照合することにより、前記条件を満足した受信電
子メールについて、前記複数の独自メールボックスの中
から、当該受信電子メールの格納先となる独自メールボ
ックスを特定し、当該受信電子メールを前記標準メール
ボックスから、抽出して前記特定された独自メールボッ
クスに格納するようにしたものである。
【0009】また、電子メールシステムが提供するメー
ルボックスに対し、受信した電子メールの有する付属情
報に対する条件と、該条件に対する独自のメールボック
スを利用者自身が定義し、これを電子メールシステムが
提供するメールボックスと対にして管理し、前記付属情
報に対する条件と、該条件に対する独自のメールボック
スを対話的に編集することができる。
ルボックスに対し、受信した電子メールの有する付属情
報に対する条件と、該条件に対する独自のメールボック
スを利用者自身が定義し、これを電子メールシステムが
提供するメールボックスと対にして管理し、前記付属情
報に対する条件と、該条件に対する独自のメールボック
スを対話的に編集することができる。
【0010】
【作用】本発明は、電子メールシステムが提供するメー
ルボックスに電子メールが届いた時点で、利用者があら
かじめ定義した電子メールの付属情報に対する条件と該
電子メールの格納先となる独自のメールボックスと、受
信した電子メールの付属情報を照合することにより、該
電子メールの格納先である独自のメールボックスを特定
して、該電子メールを格納するため、電子メールシステ
ムが標準で提供するメールボックスに届いた電子メール
を、自動的に付属情報に対する条件に従って、利用者が
定義した独自のメールボックスに振り分けることができ
る。
ルボックスに電子メールが届いた時点で、利用者があら
かじめ定義した電子メールの付属情報に対する条件と該
電子メールの格納先となる独自のメールボックスと、受
信した電子メールの付属情報を照合することにより、該
電子メールの格納先である独自のメールボックスを特定
して、該電子メールを格納するため、電子メールシステ
ムが標準で提供するメールボックスに届いた電子メール
を、自動的に付属情報に対する条件に従って、利用者が
定義した独自のメールボックスに振り分けることができ
る。
【0011】これにより、利用者が受信した電子メール
を管理するために、メールボックスを参照したり、検索
キーを与えて検索する必要がなくなる。
を管理するために、メールボックスを参照したり、検索
キーを与えて検索する必要がなくなる。
【0012】独自メールボックスを階層化することによ
り、よりきめ細かなメールボックスの管理が可能にな
る。
り、よりきめ細かなメールボックスの管理が可能にな
る。
【0013】また、電子メールの付属情報に対する条件
と、受信した電子メールの格納先である独自のメールボ
ックスを、対話的にそれぞれ設定、更新することによ
り、利用者固有の電子メールシステムの稼動環境のカス
タマイズが行える。
と、受信した電子メールの格納先である独自のメールボ
ックスを、対話的にそれぞれ設定、更新することによ
り、利用者固有の電子メールシステムの稼動環境のカス
タマイズが行える。
【0014】さらに、各独自メールボックス毎に物理的
に格納場所が分離しているので、表計算ソフトウエア等
の汎用アプリケーションから、受信電子メールを利用す
る場合、目的の電子メールへのアクセスが容易となる。
に格納場所が分離しているので、表計算ソフトウエア等
の汎用アプリケーションから、受信電子メールを利用す
る場合、目的の電子メールへのアクセスが容易となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて詳細に説
明する。
明する。
【0016】図1は本発明に係るシステムの構成を示す
機能ブロック図である。標準メールボックス101は、
電子メールシステムが利用者ごとに有する標準で提供す
るメールボックスであり、送られてきた電子メールは、
標準メールボックスに格納される。電子メール受信監視
部102は、各利用者が有する標準メールボックス10
1に対して、新規に受信した電子メールが存在するかど
うかを監視し、標準メールボックス101に新規に電子
メールが届いていれば、標準メールボックス101か
ら、届いた電子メールの名称、または、該電子メールを
一意に識別するIDを電子メール名称抽出部103で抽
出する。電子メール付属情報抽出部104は、電子メー
ル名称抽出部103で抽出した電子メールの名称、また
はIDを有する電子メールについて、該電子メールのタ
イトル,発信者,発信日付等の付属情報を標準メールボ
ックス101から抽出する。
機能ブロック図である。標準メールボックス101は、
電子メールシステムが利用者ごとに有する標準で提供す
るメールボックスであり、送られてきた電子メールは、
標準メールボックスに格納される。電子メール受信監視
部102は、各利用者が有する標準メールボックス10
1に対して、新規に受信した電子メールが存在するかど
うかを監視し、標準メールボックス101に新規に電子
メールが届いていれば、標準メールボックス101か
ら、届いた電子メールの名称、または、該電子メールを
一意に識別するIDを電子メール名称抽出部103で抽
出する。電子メール付属情報抽出部104は、電子メー
ル名称抽出部103で抽出した電子メールの名称、また
はIDを有する電子メールについて、該電子メールのタ
イトル,発信者,発信日付等の付属情報を標準メールボ
ックス101から抽出する。
【0017】受信電子メール振り分け条件105は、標
準メールボックス101に届いた電子メールの付属情報
に応じて、該電子メールを標準メールボックスとは別
に、利用者が定義した独自メールボックスに振り分ける
ための条件と、該条件に対する独自メールボックスの名
称を対応づけて蓄積している。受信電子メール振り分け
条件抽出部106は、受信電子メール振り分け条件10
5に蓄積した電子メールの独自メールボックスへの振り
分け条件と、該条件に対する独自メールボックスの名称
を抽出する。電子メール付属情報照合部107は、電子
メール付属情報抽出部104で抽出した電子メールの付
属情報と、受信電子メール振り分け条件抽出部106で
抽出した電子メールの独自メールボックスへの振り分け
条件を照合する。この照合は、電子メール付属情報10
4で抽出した電子メールの付属情報と、受信電子メール
振り分け条件抽出部106で抽出した独自メールボック
スへの電子メールの振り分け条件との比較により行う。
準メールボックス101に届いた電子メールの付属情報
に応じて、該電子メールを標準メールボックスとは別
に、利用者が定義した独自メールボックスに振り分ける
ための条件と、該条件に対する独自メールボックスの名
称を対応づけて蓄積している。受信電子メール振り分け
条件抽出部106は、受信電子メール振り分け条件10
5に蓄積した電子メールの独自メールボックスへの振り
分け条件と、該条件に対する独自メールボックスの名称
を抽出する。電子メール付属情報照合部107は、電子
メール付属情報抽出部104で抽出した電子メールの付
属情報と、受信電子メール振り分け条件抽出部106で
抽出した電子メールの独自メールボックスへの振り分け
条件を照合する。この照合は、電子メール付属情報10
4で抽出した電子メールの付属情報と、受信電子メール
振り分け条件抽出部106で抽出した独自メールボック
スへの電子メールの振り分け条件との比較により行う。
【0018】格納先独自メールボックス特定部108
は、利用者が定義した受信電子メール振り分け条件10
5内の、複数の独自メールボックスから条件に合致した
独自メールボックスを、受信した電子メールの格納先と
して特定する。電子メール振り分け部109は、標準電
子メールボックス101に届いた電子メールを抽出し、
該電子メールを格納先独自メールボックス特定部108
で特定した独自メールボックスに格納する。
は、利用者が定義した受信電子メール振り分け条件10
5内の、複数の独自メールボックスから条件に合致した
独自メールボックスを、受信した電子メールの格納先と
して特定する。電子メール振り分け部109は、標準電
子メールボックス101に届いた電子メールを抽出し、
該電子メールを格納先独自メールボックス特定部108
で特定した独自メールボックスに格納する。
【0019】独自メールボックス名称取得部113は、
受信した電子メールを利用者が参照する際に、利用者が
入力した独自メールボックスの名称を取得する。受信電
子メール取得部114は、独自メールボックス名称取得
部113で取得した独自メールボックスの名称をキーに
して、該独自メールボックス内に存在する電子メールを
取得する。受信電子メールタイトル表示部115は、受
信電子メール取得部114で取得した電子メールの付属
情報から、該電子メールのタイトルを抽出して画面上に
表示する。
受信した電子メールを利用者が参照する際に、利用者が
入力した独自メールボックスの名称を取得する。受信電
子メール取得部114は、独自メールボックス名称取得
部113で取得した独自メールボックスの名称をキーに
して、該独自メールボックス内に存在する電子メールを
取得する。受信電子メールタイトル表示部115は、受
信電子メール取得部114で取得した電子メールの付属
情報から、該電子メールのタイトルを抽出して画面上に
表示する。
【0020】図2は、本実施例の処理手順を表すフロー
チャートである。図4は、電子メールの構成を示し、図
5は、電子メールの付属情報と、独自メールボックスに
対して設定された振り分け条件との照合において利用す
る電子メール付属情報テーブルである。図6は、受信電
子メール振り分け条件105の内部構成である。
チャートである。図4は、電子メールの構成を示し、図
5は、電子メールの付属情報と、独自メールボックスに
対して設定された振り分け条件との照合において利用す
る電子メール付属情報テーブルである。図6は、受信電
子メール振り分け条件105の内部構成である。
【0021】以下、図2に示すフローチャートに従っ
て、処理手順を説明する。標準メールボックス105
に、新規に電子メールが届いているかどうかを検索し
(処理201)、新規の電子メールが届いていれば(処
理202)、図5に示す電子メール付属情報テーブル5
0を、標準メールボックス101に届いた新規の電子メ
ールをもとに作成する(処理203)。図4に示すよう
に、一般に電子メール40は付属情報と、電子メールの
本文とで構成される。電子メールの付属情報としては、
タイトル,発信者,発信日付等がある。図5の電子メー
ル付属情報テーブル50の作成は、受信した電子メール
の名称から、該電子メールの付属情報を抽出し、該付属
情報内の各項目単位に値を取得することにより行う。電
子メール付属情報テーブル50は、電子メールの名称、
付属情報パラメータと該付属情報パラメータに対する値
で構成され、図5において付属情報パラメータは、発信
者、発信日付等で、値はそれぞれ“日立太郎”、“H
4.8.10”であることを示す。
て、処理手順を説明する。標準メールボックス105
に、新規に電子メールが届いているかどうかを検索し
(処理201)、新規の電子メールが届いていれば(処
理202)、図5に示す電子メール付属情報テーブル5
0を、標準メールボックス101に届いた新規の電子メ
ールをもとに作成する(処理203)。図4に示すよう
に、一般に電子メール40は付属情報と、電子メールの
本文とで構成される。電子メールの付属情報としては、
タイトル,発信者,発信日付等がある。図5の電子メー
ル付属情報テーブル50の作成は、受信した電子メール
の名称から、該電子メールの付属情報を抽出し、該付属
情報内の各項目単位に値を取得することにより行う。電
子メール付属情報テーブル50は、電子メールの名称、
付属情報パラメータと該付属情報パラメータに対する値
で構成され、図5において付属情報パラメータは、発信
者、発信日付等で、値はそれぞれ“日立太郎”、“H
4.8.10”であることを示す。
【0022】次に、図6に示す受信電子メール振り分け
条件105の中から、独自メールボックスの名称を1つ
抽出する(処理204)。図6に示す受信電子メール振
り分け条件105は、電子メールの付属情報に対する条
件と、該条件に対する独自メールボックスの名称により
構成される。独自メールボックスの名称は利用者が定義
可能であり、図6においては、“H4/7売上げメー
ル”等である。電子メールの付属情報に対して、例えば
タイトルとして“売上げ報告書”という文字列が存在
し、発信日付が“H4.6.21〜H4.7.20”で
あれば、受信した電子メールを独自メールボックス“H
4/7売上げメール”に、格納するといった条件が設定
されている。“*売上げ報告書”における「*」は、任
意の文字(列)を表わすワイルドカードを示す。
条件105の中から、独自メールボックスの名称を1つ
抽出する(処理204)。図6に示す受信電子メール振
り分け条件105は、電子メールの付属情報に対する条
件と、該条件に対する独自メールボックスの名称により
構成される。独自メールボックスの名称は利用者が定義
可能であり、図6においては、“H4/7売上げメー
ル”等である。電子メールの付属情報に対して、例えば
タイトルとして“売上げ報告書”という文字列が存在
し、発信日付が“H4.6.21〜H4.7.20”で
あれば、受信した電子メールを独自メールボックス“H
4/7売上げメール”に、格納するといった条件が設定
されている。“*売上げ報告書”における「*」は、任
意の文字(列)を表わすワイルドカードを示す。
【0023】図2に戻り、次に、処理203で作成した
図5に示す電子メール付属情報を変数Attribut
eに代入し(処理205)、処理204で抽出した独自
メールボックスの名称に対応する電子メールの振り分け
条件を変数Conditionに代入する(処理20
6)。AttributeとConditionを比較
し(処理207)、不一致であれば一致フラグに0を代
入し(処理208)、また一致すれば一致フラグに1を
代入する(処理209)。次に、複合条件カウンタをイ
ンクリメントする(処理210)。処理205から処理
209までを複合条件数回だけ繰り返す。複合条件数と
は、受信した電子メールの付属情報に対して、設定され
た条件の数を表す。図6の例では、独自メールボックス
“H4/7売上げメール”の複合条件数はタイトルと発
振日付の2つである。処理205から処理209までを
設定された複合条件数回繰り返した後、一致フラグが1
であるかどうかを判定する(処理212)。ここで、一
致フラグが1であるということは、受信した電子メール
の付属情報が、独自メールボックスに設定されたすべて
の条件を満たしていることを示す。一致フラグが1であ
れば、図5に示す電子メール付属情報テーブル50か
ら、受信した電子メールの名称を取得し、該受信した電
子メールの名称に基づいて、標準電子メールボックス1
01に届いた電子メールを抽出する(処理213)。次
に、受信した電子メールの付属情報に対する条件を満足
した独自メールボックスに、処理213で抽出した電子
メールを格納する(処理214)。また、一致フラグが
0である場合、すなわち独自メールボックスに設定され
た条件を満足しなかった場合は、別の独自メールボック
スに対する条件が、図6の受信電子メール振り分け条件
105に設定されいるかを判定し(処理215)、設定
されていれば複合条件カウンタをリセットして(処理2
16)、処理204から処理214までを、設定されて
いる独自メールボックスに対して行う。
図5に示す電子メール付属情報を変数Attribut
eに代入し(処理205)、処理204で抽出した独自
メールボックスの名称に対応する電子メールの振り分け
条件を変数Conditionに代入する(処理20
6)。AttributeとConditionを比較
し(処理207)、不一致であれば一致フラグに0を代
入し(処理208)、また一致すれば一致フラグに1を
代入する(処理209)。次に、複合条件カウンタをイ
ンクリメントする(処理210)。処理205から処理
209までを複合条件数回だけ繰り返す。複合条件数と
は、受信した電子メールの付属情報に対して、設定され
た条件の数を表す。図6の例では、独自メールボックス
“H4/7売上げメール”の複合条件数はタイトルと発
振日付の2つである。処理205から処理209までを
設定された複合条件数回繰り返した後、一致フラグが1
であるかどうかを判定する(処理212)。ここで、一
致フラグが1であるということは、受信した電子メール
の付属情報が、独自メールボックスに設定されたすべて
の条件を満たしていることを示す。一致フラグが1であ
れば、図5に示す電子メール付属情報テーブル50か
ら、受信した電子メールの名称を取得し、該受信した電
子メールの名称に基づいて、標準電子メールボックス1
01に届いた電子メールを抽出する(処理213)。次
に、受信した電子メールの付属情報に対する条件を満足
した独自メールボックスに、処理213で抽出した電子
メールを格納する(処理214)。また、一致フラグが
0である場合、すなわち独自メールボックスに設定され
た条件を満足しなかった場合は、別の独自メールボック
スに対する条件が、図6の受信電子メール振り分け条件
105に設定されいるかを判定し(処理215)、設定
されていれば複合条件カウンタをリセットして(処理2
16)、処理204から処理214までを、設定されて
いる独自メールボックスに対して行う。
【0024】次に、独自メールボックスに格納された電
子メールの参照について、図7の画面例をもとに説明す
る。図7の上段の画面には、受信電子メール振り分け条
件105に設定した独自メールボックスの名称が表示さ
れている。ここで、独自メールボックス“H4/7売上
げメール”には、図6の受信電子メール振り分け条件1
05からわかるように、タイトルと発信日付に関する振
り分け条件が設定されている。ここで、図7における上
段の画面において、利用者が“H4/7売上げメール”
を選択すると、図7下段の画面に遷移する。下段の画面
に表示された項目は、独自メールボックス“H4/7売
上げメール”内に存在する電子メールを表す。これらの
電子メールは、タイトルに“売上げ報告書”という文字
列を含み、かつ、発信日付が“H4.6.21〜H4.
7.20”である。この画面において、表示された電子
メールのタイトルを利用者が指定することにより、電子
メールの本文を参照することができる。
子メールの参照について、図7の画面例をもとに説明す
る。図7の上段の画面には、受信電子メール振り分け条
件105に設定した独自メールボックスの名称が表示さ
れている。ここで、独自メールボックス“H4/7売上
げメール”には、図6の受信電子メール振り分け条件1
05からわかるように、タイトルと発信日付に関する振
り分け条件が設定されている。ここで、図7における上
段の画面において、利用者が“H4/7売上げメール”
を選択すると、図7下段の画面に遷移する。下段の画面
に表示された項目は、独自メールボックス“H4/7売
上げメール”内に存在する電子メールを表す。これらの
電子メールは、タイトルに“売上げ報告書”という文字
列を含み、かつ、発信日付が“H4.6.21〜H4.
7.20”である。この画面において、表示された電子
メールのタイトルを利用者が指定することにより、電子
メールの本文を参照することができる。
【0025】以上のように、利用者が受信した電子メー
ルの付属情報に応じた条件と、該条件における独自メー
ルボックスを設定することによって、電子メールの付属
情報に応じた分類を行うことができる。また、図7の画
面においては、独自メールボックスの名称、あるいは、
電子メールの名称のみの表示であるが、名称に加えて独
自メールボックスの管理者、電子メールの属性等を表示
することも可能である。
ルの付属情報に応じた条件と、該条件における独自メー
ルボックスを設定することによって、電子メールの付属
情報に応じた分類を行うことができる。また、図7の画
面においては、独自メールボックスの名称、あるいは、
電子メールの名称のみの表示であるが、名称に加えて独
自メールボックスの管理者、電子メールの属性等を表示
することも可能である。
【0026】上記の実施例において、利用した独自メー
ルボックスは、標準メールボックス101に届いた電子
メールを格納するものであった。以下、独自メールボッ
クスとして、ワードプロセッサ,表計算ソフトウェア等
のアプリケーションプログラムで作成したリソース(文
書ファイル、表等)を指定し、アプリケーションプログ
ラムがリソースにアクセスした時点で、該リソースに振
り分けられた電子メールを表示するという方法の、本発
明の第2の実施例について説明する。独自メールボック
スにアプリケーションプログラムで作成したリソースを
指定するということは、図6に示す受信電子メール振り
分け条件105内の独自メールボックスの項目に、アプ
リケーションプログラムで作成したリソースを指定する
ということである。
ルボックスは、標準メールボックス101に届いた電子
メールを格納するものであった。以下、独自メールボッ
クスとして、ワードプロセッサ,表計算ソフトウェア等
のアプリケーションプログラムで作成したリソース(文
書ファイル、表等)を指定し、アプリケーションプログ
ラムがリソースにアクセスした時点で、該リソースに振
り分けられた電子メールを表示するという方法の、本発
明の第2の実施例について説明する。独自メールボック
スにアプリケーションプログラムで作成したリソースを
指定するということは、図6に示す受信電子メール振り
分け条件105内の独自メールボックスの項目に、アプ
リケーションプログラムで作成したリソースを指定する
ということである。
【0027】図8は、この第2の実施例におけるシステ
ムの構成を示す機能ブロック図である。標準メールボッ
クス101には、送られてきた電子メールが格納され、
電子メール受信監視部102は、標準メールボックス1
01に新規に電子メールが届いているかどうかを監視す
る。電子メール名称抽出部103は、標準メールボック
スに届いた新規の電子メール、または、該電子メールを
一意に識別するIDを抽出する。電子メール付属情報抽
出部104は、電子メール名称抽出部103で抽出した
電子メールの名称、または、IDに基づいて、該電子メ
ールの付属情報を標準メールボックス101から抽出す
る。受信電子メール振り分け条件抽出部106は、受信
電子メール振り分け条件105から、電子メールの独自
メールボックスへの振り分け条件を抽出する。電子メー
ル付属情報照合部107は、受信した電子メールの付属
情報と、受信電子メール振り分け条件抽出部106で抽
出した電子メールの振り分け条件を照合する。格納先独
自メールボックス特定部108は、利用者が定義した受
信電子メール振り分け条件105内の、複数の独自メー
ルボックスから条件に合致した独自メールボックスを、
受信した電子メールの格納先として特定する。ここまで
の処理は、図1の実施例と同様であるが、次の処理が異
なる。
ムの構成を示す機能ブロック図である。標準メールボッ
クス101には、送られてきた電子メールが格納され、
電子メール受信監視部102は、標準メールボックス1
01に新規に電子メールが届いているかどうかを監視す
る。電子メール名称抽出部103は、標準メールボック
スに届いた新規の電子メール、または、該電子メールを
一意に識別するIDを抽出する。電子メール付属情報抽
出部104は、電子メール名称抽出部103で抽出した
電子メールの名称、または、IDに基づいて、該電子メ
ールの付属情報を標準メールボックス101から抽出す
る。受信電子メール振り分け条件抽出部106は、受信
電子メール振り分け条件105から、電子メールの独自
メールボックスへの振り分け条件を抽出する。電子メー
ル付属情報照合部107は、受信した電子メールの付属
情報と、受信電子メール振り分け条件抽出部106で抽
出した電子メールの振り分け条件を照合する。格納先独
自メールボックス特定部108は、利用者が定義した受
信電子メール振り分け条件105内の、複数の独自メー
ルボックスから条件に合致した独自メールボックスを、
受信した電子メールの格納先として特定する。ここまで
の処理は、図1の実施例と同様であるが、次の処理が異
なる。
【0028】独自メールボックス属性情報801は、利
用者が受信電子メール振り分け条件105に定義した独
自メールボックスに対する属性情報を有する。電子メー
ル・リソース間リレーション生成部802は、独自メー
ルボックス属性情報801から、格納先独自メールボッ
クス特定部108で特定した独自メールボックス、即
ち、アプリケーションプログラムが作成したリソースの
所在情報を取得し、電子メールとリソースとの関連情報
を電子メール・リソース間リレーション情報803に蓄
積する。アプリケーシンプログラム実行部807は、ワ
ードプロセッサ、表計算ソフトウェア等のアプリケーシ
ョンプログラムを実行する。リソース管理部808は、
アプリケーションプログラム実行部807において発行
されるリソースA804,リソースB805,リソース
C806に対してのアクセス要求を管理する。関連電子
メール名称抽出部809は、リソース管理部807でア
プリケーションプログラム実行部807からのアクセス
要求を受け取った時点で、アクセス要求のあったリソー
スに関連する電子メールの名称を電子メール・リソース
間リレーション情報803から抽出する。受信電子メー
ル取得部810は、関連電子メール名称抽出部809で
抽出した電子メールの名称をキーにして、標準メールボ
ックス101から電子メールを取得する。受信電子メー
ルタイトル表示部115は、受信電子メール取得部81
0で取得した電子メールの付属情報から、該電子メール
のタイトルを抽出して画面上に表示する。
用者が受信電子メール振り分け条件105に定義した独
自メールボックスに対する属性情報を有する。電子メー
ル・リソース間リレーション生成部802は、独自メー
ルボックス属性情報801から、格納先独自メールボッ
クス特定部108で特定した独自メールボックス、即
ち、アプリケーションプログラムが作成したリソースの
所在情報を取得し、電子メールとリソースとの関連情報
を電子メール・リソース間リレーション情報803に蓄
積する。アプリケーシンプログラム実行部807は、ワ
ードプロセッサ、表計算ソフトウェア等のアプリケーシ
ョンプログラムを実行する。リソース管理部808は、
アプリケーションプログラム実行部807において発行
されるリソースA804,リソースB805,リソース
C806に対してのアクセス要求を管理する。関連電子
メール名称抽出部809は、リソース管理部807でア
プリケーションプログラム実行部807からのアクセス
要求を受け取った時点で、アクセス要求のあったリソー
スに関連する電子メールの名称を電子メール・リソース
間リレーション情報803から抽出する。受信電子メー
ル取得部810は、関連電子メール名称抽出部809で
抽出した電子メールの名称をキーにして、標準メールボ
ックス101から電子メールを取得する。受信電子メー
ルタイトル表示部115は、受信電子メール取得部81
0で取得した電子メールの付属情報から、該電子メール
のタイトルを抽出して画面上に表示する。
【0029】図9、図10は、図8の実施例における処
理手順を示すフローチャートである。図9は、受信した
電子メールと、利用者が定義した受信電子メール振り分
け条件内の独自メールボックスであるリソースとの関係
を生成する処理手順であり、図10は、アプリケーショ
ンプログラムがリソースにアクセスした時点で、該リソ
ースに関連する電子メールを表示する処理手順である。
図11は、独自メールボックス属性情報801の内部構
成であり、受信電子メール振り分け条件105に設定し
た独自メールボックスに対する属性情報を有する。図1
2は、電子メール・リソース間リレーション情報803
であり、リソース名称、電子メール名称、リソースの所
在をそれぞれ関連づけて蓄積している。
理手順を示すフローチャートである。図9は、受信した
電子メールと、利用者が定義した受信電子メール振り分
け条件内の独自メールボックスであるリソースとの関係
を生成する処理手順であり、図10は、アプリケーショ
ンプログラムがリソースにアクセスした時点で、該リソ
ースに関連する電子メールを表示する処理手順である。
図11は、独自メールボックス属性情報801の内部構
成であり、受信電子メール振り分け条件105に設定し
た独自メールボックスに対する属性情報を有する。図1
2は、電子メール・リソース間リレーション情報803
であり、リソース名称、電子メール名称、リソースの所
在をそれぞれ関連づけて蓄積している。
【0030】以下、図9、図10のフローチャートに従
って処理手順を説明する。
って処理手順を説明する。
【0031】図9において、標準メールボックス101
に届いた電子メールの付属情報から、図5の電子メール
付属情報テーブル50を作成し、標準メールボックス1
01に届いた電子メールの付属情報と、受信電子メール
振り分け条件105に定義した振り分け条件とを照合
(処理201〜処理211)し、一致した場合(処理2
12)、独自メールボックスの種別を図11に示す独自
メールボックス属性情報から取得する(処理901)。
これは、独自メールボックスの名称をキーにして行う。
次に、独自メールボックスの種別が“リソース”である
かを判定(処理902)し、独自メールボックスの種別
が“リソース”であれば、独自メールボックスすなわち
リソースの所在を、図11に示す独自メールボックス属
性情報から取得する(処理903)。次に、処理203
で生成した電子メール付属情報テーブル50から、受信
した電子メールの名称を取得(処理904)し、処理2
04で取得した独自メールボックスの名称すなわちリソ
ースの名称を、図12に示す電子メール・リソース間リ
レーション情報803に登録する(処理905)。また
同時に、処理904で取得した電子メールの名称と、処
理903で取得した独自メールボックスの所在も登録す
る(処理906、処理907)。また、処理902の比
較の結果、独自メールボックスの種別が“リソース”で
なければ、受信した電子メールを取得し(処理21
3)、独自メールボックスに格納する(処理214)。
に届いた電子メールの付属情報から、図5の電子メール
付属情報テーブル50を作成し、標準メールボックス1
01に届いた電子メールの付属情報と、受信電子メール
振り分け条件105に定義した振り分け条件とを照合
(処理201〜処理211)し、一致した場合(処理2
12)、独自メールボックスの種別を図11に示す独自
メールボックス属性情報から取得する(処理901)。
これは、独自メールボックスの名称をキーにして行う。
次に、独自メールボックスの種別が“リソース”である
かを判定(処理902)し、独自メールボックスの種別
が“リソース”であれば、独自メールボックスすなわち
リソースの所在を、図11に示す独自メールボックス属
性情報から取得する(処理903)。次に、処理203
で生成した電子メール付属情報テーブル50から、受信
した電子メールの名称を取得(処理904)し、処理2
04で取得した独自メールボックスの名称すなわちリソ
ースの名称を、図12に示す電子メール・リソース間リ
レーション情報803に登録する(処理905)。また
同時に、処理904で取得した電子メールの名称と、処
理903で取得した独自メールボックスの所在も登録す
る(処理906、処理907)。また、処理902の比
較の結果、独自メールボックスの種別が“リソース”で
なければ、受信した電子メールを取得し(処理21
3)、独自メールボックスに格納する(処理214)。
【0032】次に、図10に示すフローチャートに従っ
て、アプリケーシンプログラムがリソースにアクセスし
た時点で、該リソースに関連する電子メールを画面上に
表示する処理手順を説明する。
て、アプリケーシンプログラムがリソースにアクセスし
た時点で、該リソースに関連する電子メールを画面上に
表示する処理手順を説明する。
【0033】まず、アプリケーションプログラム実行部
807が発行したリソースに対するアクセス要求を取得
する(処理1001)。処理1001で取得したアクセ
ス要求からアクセス対象となるリソースの名称と、該リ
ソースの所在を取得する(1002)。次に、図12に
示す電子メール・リソース間リレーション情報803
を、処理1002で取得したリソースの名称をキーに検
索を行う(処理1003)。この検索の結果、検索のキ
ーとなったリソースの名称が、図12に示す電子メール
・リソース間リレーション情報803に登録されていれ
ば(処理1004)、その電子メール・リソース間リレ
ーション情報803から、電子メールの名称を抽出する
(処理1005)。この処理1005で抽出した電子メ
ールの名称に基づいて、標準メールボックス101か
ら、電子メールのタイトルを抽出して、処理1006で
抽出した電子メールのタイトルを画面上に表示する(処
理1007)。以上により、電子メールをリソースに振
り分けることが可能となり、アプリケーションプログラ
ムを利用中に、アプリケーションプログラムがリソース
にアクセスした時点で、自動的に該リソースに関連した
電子メールを抽出し、これを参照することができる。
807が発行したリソースに対するアクセス要求を取得
する(処理1001)。処理1001で取得したアクセ
ス要求からアクセス対象となるリソースの名称と、該リ
ソースの所在を取得する(1002)。次に、図12に
示す電子メール・リソース間リレーション情報803
を、処理1002で取得したリソースの名称をキーに検
索を行う(処理1003)。この検索の結果、検索のキ
ーとなったリソースの名称が、図12に示す電子メール
・リソース間リレーション情報803に登録されていれ
ば(処理1004)、その電子メール・リソース間リレ
ーション情報803から、電子メールの名称を抽出する
(処理1005)。この処理1005で抽出した電子メ
ールの名称に基づいて、標準メールボックス101か
ら、電子メールのタイトルを抽出して、処理1006で
抽出した電子メールのタイトルを画面上に表示する(処
理1007)。以上により、電子メールをリソースに振
り分けることが可能となり、アプリケーションプログラ
ムを利用中に、アプリケーションプログラムがリソース
にアクセスした時点で、自動的に該リソースに関連した
電子メールを抽出し、これを参照することができる。
【0034】また、利用者が独自に設定した独自メール
ボックスを、階層的に管理することも可能である。図1
3は、そのための本発明の第3の実施例におけるシステ
ムの構成を示す機能ブロック図である。
ボックスを、階層的に管理することも可能である。図1
3は、そのための本発明の第3の実施例におけるシステ
ムの構成を示す機能ブロック図である。
【0035】受信した電子メールを受信電子メール振り
分け条件1301に定義された振り分け条件と、受信し
た電子メールの付属情報とを電子メール付属情報照合部
107で照合する。格納先独自メースボックス特定部1
302は、受信した電子メールと、照合において合致し
た独自メールボックスの名称と、さらに独自メールボッ
クス振り分け条件1304へのポインタを受信電子メー
ル振り分け条件1301から取得する。独自メールボッ
クス振り分け条件1304へのポインタとは、受信した
電子メールの振り分け先である独自メールボックスに対
して設定された振り分け条件ファイルの所在を示す。電
子メール振り分け部1303は、格納先電子メールボッ
クス特定部1302で取得した独自メールボックス振り
分け条件1304へのポインタに従って、独自メールボ
ックス振り分け条件1304を参照し、該独自メールボ
ックス振り分け条件1304と受信した電子メールの付
属情報とを照合し、格納先独自メールボックス特定部1
302で取得した独自メールボックスの名称に対する例
えば独自メールボックスA1306aに、前記照合の結
果、合致した独自メールボックス内に定義した独自メー
ルボックスの名称を格納する。また、同時に受信した電
子メール自身を、前記照合の結果、合致した独自メール
ボックス振り分け条件1304内に定義した例えば独自
メールボックスN1306nに格納する。
分け条件1301に定義された振り分け条件と、受信し
た電子メールの付属情報とを電子メール付属情報照合部
107で照合する。格納先独自メースボックス特定部1
302は、受信した電子メールと、照合において合致し
た独自メールボックスの名称と、さらに独自メールボッ
クス振り分け条件1304へのポインタを受信電子メー
ル振り分け条件1301から取得する。独自メールボッ
クス振り分け条件1304へのポインタとは、受信した
電子メールの振り分け先である独自メールボックスに対
して設定された振り分け条件ファイルの所在を示す。電
子メール振り分け部1303は、格納先電子メールボッ
クス特定部1302で取得した独自メールボックス振り
分け条件1304へのポインタに従って、独自メールボ
ックス振り分け条件1304を参照し、該独自メールボ
ックス振り分け条件1304と受信した電子メールの付
属情報とを照合し、格納先独自メールボックス特定部1
302で取得した独自メールボックスの名称に対する例
えば独自メールボックスA1306aに、前記照合の結
果、合致した独自メールボックス内に定義した独自メー
ルボックスの名称を格納する。また、同時に受信した電
子メール自身を、前記照合の結果、合致した独自メール
ボックス振り分け条件1304内に定義した例えば独自
メールボックスN1306nに格納する。
【0036】独自メールボックス名称取得部113は、
利用者が入力した参照する独自メールボックスの名称を
取得する。受信電子メール検索部1307は、その名称
の独自メールボックス内を検索し、その独自メールボッ
クスに格納されている電子メール名称やさらに下位の独
自メールボックス名称を取得する。独自メールボックス
名称表示部1308は、受信電子メール検索部1307
で判別した独自メールボックス等の名称を画面上に表示
する。受信電子メールタイトル表示部115は、受信電
子メール検索部1307で取得した電子メールのタイト
ルを画面上に表示する。
利用者が入力した参照する独自メールボックスの名称を
取得する。受信電子メール検索部1307は、その名称
の独自メールボックス内を検索し、その独自メールボッ
クスに格納されている電子メール名称やさらに下位の独
自メールボックス名称を取得する。独自メールボックス
名称表示部1308は、受信電子メール検索部1307
で判別した独自メールボックス等の名称を画面上に表示
する。受信電子メールタイトル表示部115は、受信電
子メール検索部1307で取得した電子メールのタイト
ルを画面上に表示する。
【0037】図14に、本実施例における処理手順を表
すフローチャートを示す。図15に受信電子メール振り
分け条件と、独自メールボックス振り分け条件との関係
を示す。以下、図14のフローチャートに従って、処理
手順を説明する。
すフローチャートを示す。図15に受信電子メール振り
分け条件と、独自メールボックス振り分け条件との関係
を示す。以下、図14のフローチャートに従って、処理
手順を説明する。
【0038】受信した電子メールの付属情報と、受信電
子メール振り分け条件とを照合し、合致した場合、受信
した電子メールを標準メールボックス101から抽出す
る(処理201〜処理213)。処理213で抽出した
電子メールの名称を記憶する(処理1401)。次に、
前記、照合の結果、受信した電子メールの付属情報と合
致した独自メールボックスの名称をキーにして、受信電
子メール振り分け条件1301を検索し、独自メールボ
ックスへのポインタが存在するかどうかを判定し(処理
1402)、ポインタが存在すれば該ポインタに基づい
て、独自メールボックス振り分け条件1304を参照
し、受信した電子メールの付属情報と、独自メールボッ
クス振り分け条件1304とを照合する(処理140
3)。処理1403は、図2のフローチャートにおい
て、処理204から処理216(処理213と処理21
4は除く)をサブルーチン化したものである。処理14
03での照合の結果、一致フラグが“1”であれば、受
信電子メール振り分け条件1301内の独自メールボッ
クスに、独自メールボックス振り分け条件1304内の
独自メールボックスの名称を格納する(処理140
5)。例えば、図15において、受信した電子メールの
タイトルに文字列“売上げ報告書”を含み、かつ、発信
日付が“H4.6.21〜H4.7.20”であり、発
信者が“日立一郎”であれば、独自メールボックスとし
て“H4/7売上げメール”が特定され、“H4/7売
上げメール”対し、独自メールボックス振り分け条件1
304へのポインタに基づいて、独自メールボックス振
り分け条件1304との照合が行われ、合致する独自メ
ールボックスとして“H4/7東京”が特定される。こ
の時点で、“H4/7東京”という独自メールボックス
の名称は、独自メールボックス“H4/7売上げメー
ル”内に格納される。処理1405で格納した独自メー
ルボックスの名称に対する独自メールボックス振り分け
条件1304へのポインタを取得する(処理140
6)。処理1402から処理1406を独自メールボッ
クス振り分け条件1304へのポインタがなくなるまで
繰り返す。独自メールボックス振り分け条件1304へ
のポインタがなくなった時点で、独自メールボックス内
の独自メールボックスに、処理213で取得した電子メ
ールを格納する。
子メール振り分け条件とを照合し、合致した場合、受信
した電子メールを標準メールボックス101から抽出す
る(処理201〜処理213)。処理213で抽出した
電子メールの名称を記憶する(処理1401)。次に、
前記、照合の結果、受信した電子メールの付属情報と合
致した独自メールボックスの名称をキーにして、受信電
子メール振り分け条件1301を検索し、独自メールボ
ックスへのポインタが存在するかどうかを判定し(処理
1402)、ポインタが存在すれば該ポインタに基づい
て、独自メールボックス振り分け条件1304を参照
し、受信した電子メールの付属情報と、独自メールボッ
クス振り分け条件1304とを照合する(処理140
3)。処理1403は、図2のフローチャートにおい
て、処理204から処理216(処理213と処理21
4は除く)をサブルーチン化したものである。処理14
03での照合の結果、一致フラグが“1”であれば、受
信電子メール振り分け条件1301内の独自メールボッ
クスに、独自メールボックス振り分け条件1304内の
独自メールボックスの名称を格納する(処理140
5)。例えば、図15において、受信した電子メールの
タイトルに文字列“売上げ報告書”を含み、かつ、発信
日付が“H4.6.21〜H4.7.20”であり、発
信者が“日立一郎”であれば、独自メールボックスとし
て“H4/7売上げメール”が特定され、“H4/7売
上げメール”対し、独自メールボックス振り分け条件1
304へのポインタに基づいて、独自メールボックス振
り分け条件1304との照合が行われ、合致する独自メ
ールボックスとして“H4/7東京”が特定される。こ
の時点で、“H4/7東京”という独自メールボックス
の名称は、独自メールボックス“H4/7売上げメー
ル”内に格納される。処理1405で格納した独自メー
ルボックスの名称に対する独自メールボックス振り分け
条件1304へのポインタを取得する(処理140
6)。処理1402から処理1406を独自メールボッ
クス振り分け条件1304へのポインタがなくなるまで
繰り返す。独自メールボックス振り分け条件1304へ
のポインタがなくなった時点で、独自メールボックス内
の独自メールボックスに、処理213で取得した電子メ
ールを格納する。
【0039】図16に独自メールボックスを階層的に管
理した場合のメールボックスの階層構造および各階層に
対応する画面例を示す。図16の上段の画面には、独自
メールボックスの名称が表示されており、ここで“H4
/7売上げメール”を選択することにより、中段の画面
に遷移する。中段の画面には、“H4/7売上げメー
ル”内に存在する独自メールボックスの名称が表示され
る。ここで、“H4/7東京メール”を選択することに
より、下段の画面に遷移する。下段の画面には電子メー
ルのタイトル一覧が表示される。以上のように、受信電
子メール振り分け条件1301、および独自メールボッ
クス振り分け条件1304に、それぞれ振り分け条件へ
のポインタを設定することにより、独自メールボックス
を階層的に管理することができる。
理した場合のメールボックスの階層構造および各階層に
対応する画面例を示す。図16の上段の画面には、独自
メールボックスの名称が表示されており、ここで“H4
/7売上げメール”を選択することにより、中段の画面
に遷移する。中段の画面には、“H4/7売上げメー
ル”内に存在する独自メールボックスの名称が表示され
る。ここで、“H4/7東京メール”を選択することに
より、下段の画面に遷移する。下段の画面には電子メー
ルのタイトル一覧が表示される。以上のように、受信電
子メール振り分け条件1301、および独自メールボッ
クス振り分け条件1304に、それぞれ振り分け条件へ
のポインタを設定することにより、独自メールボックス
を階層的に管理することができる。
【0040】図6に示す受信電子メール振り分け条件
を、画面上で対話的に編集することにより、更新するこ
とも可能である。図17は、このような本発明の第4の
実施例における機能の構成を示す機能ブロック図であ
る。
を、画面上で対話的に編集することにより、更新するこ
とも可能である。図17は、このような本発明の第4の
実施例における機能の構成を示す機能ブロック図であ
る。
【0041】受信電子メール振り分け条件読み込み部1
701は、受信電子メール105から、受信した電子メ
ールの付属情報に対する条件と、該条件に対する独自メ
ールボックスの名称をそれぞれ読み込む。受信電子メー
ル振り分け条件表示部1702は、受信電子メール振り
分け条件読み込み部1701で読み込んだ情報を画面上
に表示する。受信電子メール振り分け条件編集部170
3は、受信電子メール振り分け条件表示部1702で表
示した電子メールの付属情報に対する条件と、該条件に
対する独自メールボックスの名称を、利用者の指示によ
り対話的に編集する。受信電子メール振り分け条件蓄積
部1704は、受信電子メール振り分け条件編集部17
03で、更新,削除,挿入等の編集によって更新した電
子メールの付属情報に対する条件と、該条件に対する独
自メールボックスの名称を受信電子メール振り分け条件
105に蓄積する。以上のように、利用者が対話的に画
面上で、受信した電子メールの付属情報に対する条件
と、該条件に対する独自メールボックスの名称を設定、
更新することにより、利用者固有の電子メールシステム
の操作環境をカスタマイズすることができる。
701は、受信電子メール105から、受信した電子メ
ールの付属情報に対する条件と、該条件に対する独自メ
ールボックスの名称をそれぞれ読み込む。受信電子メー
ル振り分け条件表示部1702は、受信電子メール振り
分け条件読み込み部1701で読み込んだ情報を画面上
に表示する。受信電子メール振り分け条件編集部170
3は、受信電子メール振り分け条件表示部1702で表
示した電子メールの付属情報に対する条件と、該条件に
対する独自メールボックスの名称を、利用者の指示によ
り対話的に編集する。受信電子メール振り分け条件蓄積
部1704は、受信電子メール振り分け条件編集部17
03で、更新,削除,挿入等の編集によって更新した電
子メールの付属情報に対する条件と、該条件に対する独
自メールボックスの名称を受信電子メール振り分け条件
105に蓄積する。以上のように、利用者が対話的に画
面上で、受信した電子メールの付属情報に対する条件
と、該条件に対する独自メールボックスの名称を設定、
更新することにより、利用者固有の電子メールシステム
の操作環境をカスタマイズすることができる。
【0042】以上においては、受信した電子メールの付
属情報と、独自メールボックス振り分け条件との照合
は、両者のパターンマッチングによって行っていた。こ
こで、独自メールボックス振り分け条件内に設定された
条件に、該条件に対する同義語を設定しておき、該同義
語に対しても照合を行うという方法の、本発明の第5の
実施例について説明する。図18は、本実施例における
処理手順を示すフローチャートである。図19は、独自
メールボックス振り分け条件内に設定された条件に対す
る同義語を蓄積した同義語ファイルの内部構成である。
例えば、図19において、“決算書”に対しては、“期
末報告”,“期実績”等の同義語が設定されている。以
下、図18のフローチャートに従って処理手順を説明す
る。
属情報と、独自メールボックス振り分け条件との照合
は、両者のパターンマッチングによって行っていた。こ
こで、独自メールボックス振り分け条件内に設定された
条件に、該条件に対する同義語を設定しておき、該同義
語に対しても照合を行うという方法の、本発明の第5の
実施例について説明する。図18は、本実施例における
処理手順を示すフローチャートである。図19は、独自
メールボックス振り分け条件内に設定された条件に対す
る同義語を蓄積した同義語ファイルの内部構成である。
例えば、図19において、“決算書”に対しては、“期
末報告”,“期実績”等の同義語が設定されている。以
下、図18のフローチャートに従って処理手順を説明す
る。
【0043】受信した電子メールの付属情報をAttr
ibuteに代入(処理1801)し、受信電子メール
振り分け条件105内に設定された振り分け条件を変数
Conditionに代入する(処理1802)。次
に、図19に示す同義語ファイルをCondition
をキーにして検索する(処理1803)。処理1803
の検索結果から、Conditionに対する同義語数
を抽出(処理1804)し、カウンタを0に設定する
(処理1805)。次に、処理1804で抽出した同義
語とAttributeのパターンマッチングを行い
(処理1807)、一致すれば一致フラグに1を設定す
る(処理1808)。また、一致しなければカウンタと
同義語数を比較し(処理1809)、カウンタが同義語
数以下であれば、カウンタをインクリメントする(処理
1811)。処理1806から処理1811を同義語数
回繰り返す。すべての同義語とAttributeが一
致しなければ、一致フラグに0を設定する(処理181
0)。
ibuteに代入(処理1801)し、受信電子メール
振り分け条件105内に設定された振り分け条件を変数
Conditionに代入する(処理1802)。次
に、図19に示す同義語ファイルをCondition
をキーにして検索する(処理1803)。処理1803
の検索結果から、Conditionに対する同義語数
を抽出(処理1804)し、カウンタを0に設定する
(処理1805)。次に、処理1804で抽出した同義
語とAttributeのパターンマッチングを行い
(処理1807)、一致すれば一致フラグに1を設定す
る(処理1808)。また、一致しなければカウンタと
同義語数を比較し(処理1809)、カウンタが同義語
数以下であれば、カウンタをインクリメントする(処理
1811)。処理1806から処理1811を同義語数
回繰り返す。すべての同義語とAttributeが一
致しなければ、一致フラグに0を設定する(処理181
0)。
【0044】受信した電子メールを利用者が定義した独
自メールボックスに振り分けた後に、該独自メールボッ
クス単位に、電子メールをメンテナンスすることも可能
である。図20は、このための本発明の第6の実施例に
おける処理手順を示すフローチャートである。以下、図
20のフローチャートに従って処理手順を説明する。
自メールボックスに振り分けた後に、該独自メールボッ
クス単位に、電子メールをメンテナンスすることも可能
である。図20は、このための本発明の第6の実施例に
おける処理手順を示すフローチャートである。以下、図
20のフローチャートに従って処理手順を説明する。
【0045】まず、利用者が独自メールボックスに対し
て発行した削除、バックアップ等のメンテナンス用のコ
マンドを取得する(処理2001)。処理2001で取
得したコマンドから、対照となる独自メールボックスの
名称を取得する(処理2002)。次に、処理2002
で取得した操作対象となる独自メールボックスの名称を
キーにして、該独自メールボックス内に存在する電子メ
ールを検索する(処理2003)。処理2003での検
索結果から、独自メールボックスの名称と、該独自メー
ルボックス内に存在する電子メールの名称との対応表を
作成する(処理2004)。処理2004で作成した対
応表から、電子メールを抽出する(処理2005)。処
理2005で抽出した電子メールに対して、処理200
1で取得したコマンドを実行する(処理2006)。処
理2004で作成した対応表内に存在する電子メールす
べてに対して、コマンドを実行したかを判定する(処理
2007)。処理2005から処理2007を処理20
04で作成した対応表内に存在するすべての電子メール
に対して繰り返す。これにより、独自メールボックス単
位に一括削除、一括バックアップ等が行える。
て発行した削除、バックアップ等のメンテナンス用のコ
マンドを取得する(処理2001)。処理2001で取
得したコマンドから、対照となる独自メールボックスの
名称を取得する(処理2002)。次に、処理2002
で取得した操作対象となる独自メールボックスの名称を
キーにして、該独自メールボックス内に存在する電子メ
ールを検索する(処理2003)。処理2003での検
索結果から、独自メールボックスの名称と、該独自メー
ルボックス内に存在する電子メールの名称との対応表を
作成する(処理2004)。処理2004で作成した対
応表から、電子メールを抽出する(処理2005)。処
理2005で抽出した電子メールに対して、処理200
1で取得したコマンドを実行する(処理2006)。処
理2004で作成した対応表内に存在する電子メールす
べてに対して、コマンドを実行したかを判定する(処理
2007)。処理2005から処理2007を処理20
04で作成した対応表内に存在するすべての電子メール
に対して繰り返す。これにより、独自メールボックス単
位に一括削除、一括バックアップ等が行える。
【0046】受信した電子メールを、利用者が定義した
独自メールボックスに格納する際に、該独自メールボッ
クスに格納する電子メールに対する処理を設定してお
き、電子メールの格納時に該処理を実行することも可能
である。図21にこのような本発明の第7の実施例に係
る受信電子メール振り分け条件を示す。図21におい
て、独自メールボックスに対して、処理へのポインタが
設定されている。これは、独自メールボックス“H4/
7売り上げメール”に、受信した電子メールを格納する
際に、コード変換処理プログラムを実行することを示し
ている。
独自メールボックスに格納する際に、該独自メールボッ
クスに格納する電子メールに対する処理を設定してお
き、電子メールの格納時に該処理を実行することも可能
である。図21にこのような本発明の第7の実施例に係
る受信電子メール振り分け条件を示す。図21におい
て、独自メールボックスに対して、処理へのポインタが
設定されている。これは、独自メールボックス“H4/
7売り上げメール”に、受信した電子メールを格納する
際に、コード変換処理プログラムを実行することを示し
ている。
【0047】以上においては、受信した電子メールの発
信者、発信日付、タイトル等の付属情報に対して、振り
分けを行ってきた。以下、受信した電子メールの内容を
表す内部情報を条件にして、受信した電子メールの振り
分けを行う実施例について述べる。これを実施するに
は、受信した電子メールの内部情報を抽出する必要があ
る。内部情報を抽出する方法は2つある。一つは、内部
情報を位置的な情報をもとに抽出する方法である。もう
一方は、キーワードを用いて内部情報を抽出する方法で
ある。それぞれを図を用いて詳細に説明する。
信者、発信日付、タイトル等の付属情報に対して、振り
分けを行ってきた。以下、受信した電子メールの内容を
表す内部情報を条件にして、受信した電子メールの振り
分けを行う実施例について述べる。これを実施するに
は、受信した電子メールの内部情報を抽出する必要があ
る。内部情報を抽出する方法は2つある。一つは、内部
情報を位置的な情報をもとに抽出する方法である。もう
一方は、キーワードを用いて内部情報を抽出する方法で
ある。それぞれを図を用いて詳細に説明する。
【0048】図22に本発明の第8の実施例に係る機能
ブロック図を示す。定型文書フォーム名称取得部220
1は、受信した電子メールの内部情報を構成する定型文
書のフォーム名称を、標準メールボックス101が受信
した電子メールの付属情報から取得する。定型文書フォ
ーム内領域名称取得部2202は、定型文書フォーム名
称取得部2201で取得した定型文書フォーム名称をキ
ーにして、該定型文書フォームを構成する領域名称と、
該領域のレイアウト情報を、定型文書フォーム構成情報
2203から取得する。
ブロック図を示す。定型文書フォーム名称取得部220
1は、受信した電子メールの内部情報を構成する定型文
書のフォーム名称を、標準メールボックス101が受信
した電子メールの付属情報から取得する。定型文書フォ
ーム内領域名称取得部2202は、定型文書フォーム名
称取得部2201で取得した定型文書フォーム名称をキ
ーにして、該定型文書フォームを構成する領域名称と、
該領域のレイアウト情報を、定型文書フォーム構成情報
2203から取得する。
【0049】図23に定型文書フォーム構成情報220
3の内部構成を示す。定型文書フォーム構成情報220
3は、定型文書のフォーム名称、定型文書フォームを構
成する領域名称、該領域のレイアウト情報により、それ
ぞれ構成される。内部情報抽出部2204は、定型文書
フォーム内領域名称取得部2202で取得した領域名称
と、レイアウト情報から、前記、領域名称に対応する受
信した電子メールの内部情報を抽出する。内部情報照合
部2205は、受信電子メール振り分け条件105に設
定された条件と、内部情報抽出部2204で抽出した内
部情報を照合する。内部情報照合部2205での照合の
結果、格納先独自メールボックス特定部108で格納す
べき独自メールボックスを特定する。
3の内部構成を示す。定型文書フォーム構成情報220
3は、定型文書のフォーム名称、定型文書フォームを構
成する領域名称、該領域のレイアウト情報により、それ
ぞれ構成される。内部情報抽出部2204は、定型文書
フォーム内領域名称取得部2202で取得した領域名称
と、レイアウト情報から、前記、領域名称に対応する受
信した電子メールの内部情報を抽出する。内部情報照合
部2205は、受信電子メール振り分け条件105に設
定された条件と、内部情報抽出部2204で抽出した内
部情報を照合する。内部情報照合部2205での照合の
結果、格納先独自メールボックス特定部108で格納す
べき独自メールボックスを特定する。
【0050】次に、キーワードを利用して電子メールの
内部情報を抽出する方法について述べる。図24に機能
ブロック図を示す。キーワード相対位置情報取得部24
01は、受信電子メール振り分け条件抽出部106から
抽出した条件パラメータをキーにして、キーワード情報
2402から、キーワードと該キーワードに対する電子
メールの内部情報との相対位置情報を取得する。図25
にキーワード情報の内部構成を示す。図25のキーワー
ド情報は、キーワードと該キーワードに対する電子メー
ルの内部情報の相対位置を示す相対位置情報から構成さ
れる。内部情報抽出部2403は、キーワード相対位置
情報取得部2401で取得したキーワードと、該キーワ
ードに対応する相対位置情報をもとに電子メールの内部
情報を抽出する。以下、これを具体的に説明する。
内部情報を抽出する方法について述べる。図24に機能
ブロック図を示す。キーワード相対位置情報取得部24
01は、受信電子メール振り分け条件抽出部106から
抽出した条件パラメータをキーにして、キーワード情報
2402から、キーワードと該キーワードに対する電子
メールの内部情報との相対位置情報を取得する。図25
にキーワード情報の内部構成を示す。図25のキーワー
ド情報は、キーワードと該キーワードに対する電子メー
ルの内部情報の相対位置を示す相対位置情報から構成さ
れる。内部情報抽出部2403は、キーワード相対位置
情報取得部2401で取得したキーワードと、該キーワ
ードに対応する相対位置情報をもとに電子メールの内部
情報を抽出する。以下、これを具体的に説明する。
【0051】図25において、キーワード“開催日”、
相対位置“Afetr 30”とは、“開催日”の後ろ
にある“30”文字を示す。即ち、キーワード“開催
日”に対する内部情報は、“開催日”の後ろの“30”
文字であることを示し、内部情報抽出部2403では、
“開催日”の後ろの“30”文字を内部情報として電子
メールから抽出する。内部情報照合部2205は、内部
情報抽出部2403で抽出した内部情報と、受信電子メ
ール振り分け条件抽出部106で抽出した振り分け条件
を照合する。内部情報照合部2205での照合の結果、
格納先独自メールボックス特定部108で格納すべき独
自メールボックスを特定する。また、図25のキーワー
ド情報において、相対位置の項目が未設定の場合は、キ
ーワードそのものを内部情報として、照合を行う。即
ち、受信電子メール振り分け条件105内に設定された
条件パラーメータをキーワードとして標準メールボック
ス101が受信した電子メール内を検索し、前記、キー
ワードと一致する語が存在する場合、条件を満たすこと
になる。
相対位置“Afetr 30”とは、“開催日”の後ろ
にある“30”文字を示す。即ち、キーワード“開催
日”に対する内部情報は、“開催日”の後ろの“30”
文字であることを示し、内部情報抽出部2403では、
“開催日”の後ろの“30”文字を内部情報として電子
メールから抽出する。内部情報照合部2205は、内部
情報抽出部2403で抽出した内部情報と、受信電子メ
ール振り分け条件抽出部106で抽出した振り分け条件
を照合する。内部情報照合部2205での照合の結果、
格納先独自メールボックス特定部108で格納すべき独
自メールボックスを特定する。また、図25のキーワー
ド情報において、相対位置の項目が未設定の場合は、キ
ーワードそのものを内部情報として、照合を行う。即
ち、受信電子メール振り分け条件105内に設定された
条件パラーメータをキーワードとして標準メールボック
ス101が受信した電子メール内を検索し、前記、キー
ワードと一致する語が存在する場合、条件を満たすこと
になる。
【0052】最後に、本発明の電子メールボックス管理
方法に使用する計算機システムのハードウエア構成を図
3に示す。これは、本発明の特有の構成ではなく、一般
的な情報処理装置と同じく、システムおよびアプリケー
ションのプログラムを実行する中央処理装置(CP
U)、キーボード等の入力装置、CRT等の出力装置、
ハードディスク等の外部記憶装置、およびROM,RA
M等のメモリからなる。
方法に使用する計算機システムのハードウエア構成を図
3に示す。これは、本発明の特有の構成ではなく、一般
的な情報処理装置と同じく、システムおよびアプリケー
ションのプログラムを実行する中央処理装置(CP
U)、キーボード等の入力装置、CRT等の出力装置、
ハードディスク等の外部記憶装置、およびROM,RA
M等のメモリからなる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、電子メールシステムに
おいて、受信した電子メールに付随する付属情報を解析
し、あらかじめ利用者が設定した受信電子メールについ
て、独自メールボックスへ振り分けるための条件とその
電子メールの付属情報とを照合することにより、複数の
独自メールボックスの中から、当該受信した電子メール
を格納すべき独自メールボックスを特定し、該独自メー
ルボックスに電子メールを格納する。このため、種々の
付属情報を有する電子メールの中から、類似する付属情
報を持つ電子メールを、1つの独自メールボックス内
に、利用者の指示無しに自動的に振り分けることがで
き、種々の電子メールの管理をするために、利用者が受
信した電子メールの一覧表を参照する必要がなくなり、
また、検索キーを与えてある付属情報を有する電子メー
ルを検索するといった操作も不要になる。さらに、受信
した電子メールを独自メールボックスへ振り分けるため
の条件は、利用者が固有に設定、更新を行うことが可能
であるため、利用者自身の業務に合わせた電子メールシ
ステムの利用環境を容易に構築することができる。
おいて、受信した電子メールに付随する付属情報を解析
し、あらかじめ利用者が設定した受信電子メールについ
て、独自メールボックスへ振り分けるための条件とその
電子メールの付属情報とを照合することにより、複数の
独自メールボックスの中から、当該受信した電子メール
を格納すべき独自メールボックスを特定し、該独自メー
ルボックスに電子メールを格納する。このため、種々の
付属情報を有する電子メールの中から、類似する付属情
報を持つ電子メールを、1つの独自メールボックス内
に、利用者の指示無しに自動的に振り分けることがで
き、種々の電子メールの管理をするために、利用者が受
信した電子メールの一覧表を参照する必要がなくなり、
また、検索キーを与えてある付属情報を有する電子メー
ルを検索するといった操作も不要になる。さらに、受信
した電子メールを独自メールボックスへ振り分けるため
の条件は、利用者が固有に設定、更新を行うことが可能
であるため、利用者自身の業務に合わせた電子メールシ
ステムの利用環境を容易に構築することができる。
【図1】本発明の第1の実施例のシステム構成図であ
る。
る。
【図2】本発明の第1の実施例の処理手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図3】本発明で用いる計算機システムのハードウェア
構成図である。
構成図である。
【図4】本発明で用いる電子メールの構成図である。
【図5】本発明で用いる電子メール付属情報テーブルの
説明図である。
説明図である。
【図6】本発明の第1の実施例における受信電子メール
振り分け条件の説明図である。
振り分け条件の説明図である。
【図7】本発明の第1の実施例における実行画面例の説
明図である。
明図である。
【図8】本発明の第2の実施例のシステム構成図であ
る。
る。
【図9】本発明の第2の実施例において独自メールボッ
クスへ格納する処理手順を示すフローチャートである。
クスへ格納する処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施例において独自メールボ
ックス内の電子メールを参照する処理手順を示すフロー
チャートである。
ックス内の電子メールを参照する処理手順を示すフロー
チャートである。
【図11】本発明の第2の実施例における独自メールボ
ックス属性情報の説明図である。
ックス属性情報の説明図である。
【図12】本発明の第2の実施例における電子メール・
リソース間リレーション情報の説明図である。
リソース間リレーション情報の説明図である。
【図13】本発明の第3の実施例のシステム構成図であ
る。
る。
【図14】本発明の第3の実施例の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図15】本発明の第3の実施例における独自メールボ
ックス振り分け条件の説明図である。
ックス振り分け条件の説明図である。
【図16】本発明の第3の実施例における独自メールボ
ックスの階層構造および実行画面例の説明図である。
ックスの階層構造および実行画面例の説明図である。
【図17】本発明の第4の実施例のシステム構成図であ
る。
る。
【図18】本発明の第5の実施例の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図19】本発明の第5の実施例における同義語ファイ
ルの説明図である。
ルの説明図である。
【図20】本発明の第6の実施例の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図21】本発明の第7の実施例における受信電子メー
ル振り分け条件の説明図である。
ル振り分け条件の説明図である。
【図22】本発明の第8の実施例のシステム構成図であ
る。
る。
【図23】本発明の第8の実施例における定型文書フォ
ーム構成情報の説明図である。
ーム構成情報の説明図である。
【図24】本発明の第8の実施例のシステム構成図であ
る。
る。
【図25】本発明の第8の実施例におけるキーワード情
報の説明図である。
報の説明図である。
101…標準メールボックス、102…電子メール受信
監視部、103…電子メール名称抽出部、104…電子
メール付属情報抽出部、105…受信電子メール振り分
け条件、106…受信電子メール振り分け条件抽出部、
107…電子メール付属情報照合部、108…格納先独
自メールボックス特定部、109…電子メール振り分け
部、110…独自メールボックスA、111…独自メー
ルボックスB、112…独自メールボックスC、113
…独自メールボックス名称取得部、114…受信電子メ
ール取得部、115…受信電子メールタイトル表示部。
監視部、103…電子メール名称抽出部、104…電子
メール付属情報抽出部、105…受信電子メール振り分
け条件、106…受信電子メール振り分け条件抽出部、
107…電子メール付属情報照合部、108…格納先独
自メールボックス特定部、109…電子メール振り分け
部、110…独自メールボックスA、111…独自メー
ルボックスB、112…独自メールボックスC、113
…独自メールボックス名称取得部、114…受信電子メ
ール取得部、115…受信電子メールタイトル表示部。
Claims (8)
- 【請求項1】計算機および対話用端末を有する複数の情
報処理装置で構成されるネットワーク環境下で稼動する
電子メールシステムにおいて、 電子メールシステムが標準で提供する利用者自身のメー
ルボックス(以下、標準メールボックスという)の他
に、利用者独自の複数のメールボックス(以下、独自メ
ールボックス)を設け、 受信した電子メールの発信者,発信日付,タイトルの少
なくとも一つを含む付属情報に対する条件パラメータ、
および、該条件を満足した電子メールの格納先としての
前記独自メールボックスの名称とを、受信電子メール振
り分け条件として定め、 前記標準メールボックスに電子メールを受信した時点
で、該受信電子メールの付属情報を該当電子メールから
抽出し、 該抽出した付属情報と前記受信電子メール振り分け条件
に定められた付属情報とを照合することにより、前記条
件を満足した受信電子メールについて、前記複数の独自
メールボックスの中から、当該受信電子メールの格納先
となる独自メールボックスを特定し、 当該受信電子メールを前記標準メールボックスから、抽
出して前記特定された独自メールボックスに格納するこ
とを特徴とするメールボッス管理方法。 - 【請求項2】請求項1記載のメールボックス管理方法に
おいて、 前記受信電子メール振り分け条件において定める独自メ
ールボックスとして、アプリケーションプログラムで作
成したリソースを指定し、 前記標準メールボックスに電子メールを受信した時点
で、該電子メールと前記受信電子メール振り分け条件と
を照合することにより、当該受信電子メールの付属情報
に応じたアプリケーションプログラムのリソースである
独自メールボックスを特定し、 該特定された独自メールボックスと前記受信電子メール
との間のリレーション情報を生成し、 前記アプリケーションプログラムが前記アプリケーショ
ンプログラムのリソースにアクセスした際に、前記リレ
ーション情報を参照して、関連する電子メールを前記標
準メールボックスから抽出し、 該抽出された受信電子メールを利用者に提示することを
特徴とするメールボックス管理方法。 - 【請求項3】請求項1記載のメールボックス管理方法に
おいて、 前記受信電子メール振り分け条件の特定の独自メールボ
ックスの名称に対して下位層の複数の独自メールボック
スを設け、 該下位層の複数の独自メールボックスの振り分け条件を
独自メールボックス振り分け条件として定め、 前記受信電子メール振り分け条件に基づき前記特定の独
自メールボックスが受信電子メールの格納先として特定
された場合、さらに当該受信電子メールの付属情報を前
記独自メールボックス振り分け条件と照合し、 該照合により独自メールボックス振り分け条件を満足す
る独自メールボックスに当該受信電子メールを格納する
ことを特徴とするメールボックス管理方法。 - 【請求項4】請求項1記載のメールボックス管理方法に
おいて、 前記受信電子メール振り分け条件の、前記独自メールボ
ックスの名称および前記条件パラメータをそれぞれ関連
付けて画面上に表示し、 該表示した受信電子メール振り分け条件を画面上で対話
的に、追加、削除、変更等の編集を行うことにより、受
信電子メール振り分け条件を更新することを特徴とする
メールボックス管理方法。 - 【請求項5】請求項1記載のメールボックス管理方法に
おいて、 前記付属情報に対する条件パラメータの同義語を定義し
た同義語ファイルを設け、前記受信電子メールと前記受
信電子メール振り分け条件との照合に際し、前記同義語
ファイルに蓄積した同義語に対しても、付属情報に対す
る条件判定を行い、前記独自メールボックスの特定を行
うことを特徴とするメールボックス管理方法。 - 【請求項6】請求項1記載のメールボックス管理方法に
おいて、 前記独自メールボックスの名称と該独自メールボックス
内に存在する受信した電子メールの対応関係を管理し、
前記独自メーボックスの名称をキーにして、前記対応関
係を参照することにより、独自メールボックス内の電子
メールの一括削除、または、一括バックアップを行うこ
とを特徴とするメールボックス管理方法。 - 【請求項7】請求項1記載のメールボックス管理方法に
おいて、 前記受信電子メール振り分け条件内に、受信電子メール
に対する前記条件パラメータに加え、特定の独自メール
ボックスに前記受信電子メールを格納する際に、該電子
メールに対して実行する処理を設定し、 受信した電子メールを前記独自メールボックスへ格納す
る前に、前記設定した処理を前記受信電子メール振り分
け条件から抽出して実行し、 該実行が終了した時点で、当該受信電子メールを前記独
自メールボックスに格納することを特徴とするメールボ
ックス管理方法。 - 【請求項8】請求項1記載のメールボックス管理方法に
おいて、 前記受信電子メール振り分け条件内に、前記付属情報と
は別に、電子メールの内容自体を表す内部情報に対する
条件パラメータと、該条件パラメータに対応する独自メ
ールボックスとを設定し、 前記標準メールボックスに電子メールを受信した時点
で、該受信電子メールの内部情報を抽出し、 該抽出された内部情報と前記受信電子メール振り分け条
件とを照合することにより、当該受信電子メールを利用
者が設定した独自メールボックスへ格納することを特徴
とするメールボックス管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5035623A JPH06250950A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | メールボックス管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5035623A JPH06250950A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | メールボックス管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06250950A true JPH06250950A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12446995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5035623A Pending JPH06250950A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | メールボックス管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06250950A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1091453A (ja) * | 1996-09-17 | 1998-04-10 | Ricoh Co Ltd | ソフトウェア更新システム |
US6229884B1 (en) | 1995-03-06 | 2001-05-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic mail system |
JP2001175577A (ja) * | 2000-10-13 | 2001-06-29 | Ntt Docomo Inc | プッシュ型情報配信方法およびその中継装置 |
US6469798B1 (en) | 1995-03-06 | 2002-10-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic mail apparatus and method |
US6721402B2 (en) | 2001-04-20 | 2004-04-13 | Nec Corporation | Apparatus, method, and record medium for automatically categorizing received mail messages |
WO2006036042A1 (en) * | 2004-08-17 | 2006-04-06 | Nhn Corporation | Method and system for providing permanent mail service |
JP2009157450A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Nec Corp | メール分類システム、メール検索システム、メール宛先分類システム |
WO2010073449A1 (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-01 | 株式会社アットシステム | 受信メール内容自動分類方法及び安否確認方法 |
US8260878B2 (en) | 1998-08-27 | 2012-09-04 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
JP2017211923A (ja) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | キヤノン株式会社 | データ管理システム、制御方法 |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP5035623A patent/JPH06250950A/ja active Pending
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6469798B1 (en) | 1995-03-06 | 2002-10-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic mail apparatus and method |
US6493107B1 (en) | 1995-03-06 | 2002-12-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic mail system |
US6844938B1 (en) | 1995-03-06 | 2005-01-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic mail apparatrus and method |
US6330309B2 (en) | 1995-03-06 | 2001-12-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic mail system |
US6337900B2 (en) | 1995-03-06 | 2002-01-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic mail system |
US6427005B2 (en) | 1995-03-06 | 2002-07-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic mail system |
US6229884B1 (en) | 1995-03-06 | 2001-05-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic mail system |
US6477244B2 (en) | 1995-03-06 | 2002-11-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic-mail apparatus |
US6614891B2 (en) | 1995-03-06 | 2003-09-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic-mail apparatus |
JPH1091453A (ja) * | 1996-09-17 | 1998-04-10 | Ricoh Co Ltd | ソフトウェア更新システム |
US8260878B2 (en) | 1998-08-27 | 2012-09-04 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
US8949319B2 (en) | 1998-08-27 | 2015-02-03 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
US8423614B2 (en) | 1998-08-27 | 2013-04-16 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
US8326940B2 (en) | 1998-08-27 | 2012-12-04 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
JP2001175577A (ja) * | 2000-10-13 | 2001-06-29 | Ntt Docomo Inc | プッシュ型情報配信方法およびその中継装置 |
US6721402B2 (en) | 2001-04-20 | 2004-04-13 | Nec Corporation | Apparatus, method, and record medium for automatically categorizing received mail messages |
US8055717B2 (en) | 2004-08-17 | 2011-11-08 | Nhn Corporation | Method and system for providing permanent mail service |
WO2006036042A1 (en) * | 2004-08-17 | 2006-04-06 | Nhn Corporation | Method and system for providing permanent mail service |
JP2009157450A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Nec Corp | メール分類システム、メール検索システム、メール宛先分類システム |
WO2010073449A1 (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-01 | 株式会社アットシステム | 受信メール内容自動分類方法及び安否確認方法 |
JP2017211923A (ja) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | キヤノン株式会社 | データ管理システム、制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7373351B2 (en) | Generic search engine framework | |
US7685106B2 (en) | Sharing of full text index entries across application boundaries | |
US6915308B1 (en) | Method and apparatus for information mining and filtering | |
US5799307A (en) | Rapid storage and recall of computer storable messages by utilizing the file structure of a computer's native operating system for message database organization | |
US20080270382A1 (en) | System and Method of Personalizing Information Object Searches | |
US20110082803A1 (en) | Business flow retrieval system, business flow retrieval method and business flow retrieval program | |
WO2007030714A2 (en) | Dynamic generation of form pages for accessing a database | |
JPH08305616A (ja) | データ管理システム | |
US20090234868A1 (en) | Data storage and retrieval system with optimized categorization of information items based on category selection | |
JPH06250950A (ja) | メールボックス管理方法 | |
Sanderson et al. | Nrt-news retrieval tool | |
US20040078361A1 (en) | System and method for analyzing patent families | |
US20080148220A1 (en) | System infrastructure structure formulation supporting system and supporting method | |
US20030172060A1 (en) | Information retrieval-distribution system | |
JP3429225B2 (ja) | データ検索プログラムを記憶した記憶媒体 | |
JPH10207903A (ja) | 情報提示システムおよび情報提示方法 | |
EP0743606B1 (en) | Data unit group handling apparatus | |
JPH10162011A (ja) | 情報検索方法、情報検索システム、情報検索端末装置および情報検索装置 | |
JP3526198B2 (ja) | データベース類似検索方法及び装置及び類似検索プログラムを格納した記憶媒体 | |
JP2002312389A (ja) | 情報検索装置および情報検索方法 | |
JP3933407B2 (ja) | 文書処理装置、文書処理方法および文書処理プログラムが格納された記憶媒体 | |
JP2004234582A (ja) | 辞書構築方法,システム及び画面 | |
JP2000207422A (ja) | 概念シソ―ラスを用いた文書の検索及び格付けシステム並びに方法 | |
JP2003044331A (ja) | 知識分析システム、クラスタデータベース表示方法および表示制御プログラム | |
JP2003131920A (ja) | 文書管理装置 |