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JPH06230745A - El発光装置及びその駆動方法 - Google Patents

El発光装置及びその駆動方法

Info

Publication number
JPH06230745A
JPH06230745A JP5040762A JP4076293A JPH06230745A JP H06230745 A JPH06230745 A JP H06230745A JP 5040762 A JP5040762 A JP 5040762A JP 4076293 A JP4076293 A JP 4076293A JP H06230745 A JPH06230745 A JP H06230745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
light emitting
frequency
film transistor
thin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5040762A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Sato
嘉秀 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP5040762A priority Critical patent/JPH06230745A/ja
Publication of JPH06230745A publication Critical patent/JPH06230745A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動電源の周波数を変化させてEL素子の発
光量を調整するEL発光装置において、消費電力の低減
とフィールドスルーに起因する誤発光の防止を図る。 【構成】 駆動電源Vaの周波数に比例するように書き
込みデータ電圧のハイレベル電圧(オン電圧)を変化さ
せて、飽和電圧以上の電圧の印加を防止して消費電力の
低減を図るとともに、交流電源Vaの周波数に比例する
ように書き込みデータ電圧のロウレベル電圧(オフ電
圧)を変化させて、周波数の変化により低下する発光し
きい値電圧と、ロウレベル電圧(オフ電圧)印加の際に
第1の薄膜トランジスタQDのゲートに生じるフィール
ドスルーに起因する電圧との差を確保でき、EL素子C
ELの誤発光の防止を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリック
ス型EL表示装置や電子式印字装置の駆動系に用いられ
るEL発光装置及びその駆動方法に関し、特に、全ての
EL素子の発光量を一括して調整を行なうための装置及
び駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】EL発光装置は、配列された複数のEL
(エレクトロルミネッサンス)素子を一定の順序で電気
的に刺激し、所望の光信号を発生させる発光装置であ
る。前記EL素子は高精度で一枚のガラス基板上に集積
化できるので、複数の素子を二次元的に配列したものは
表示パネルとして、一次元的に配列したものは電子式印
字装置のイメージバーとして利用できる。これらの発光
装置は、薄型軽量化が可能なことから空間利用効率が高
いこと、可搬型装置への組み込みが容易であること、に
じみのない優れた表示が得られること等の利点を有する
ため、近年多くの研究が進められている。
【0003】EL発光装置のうち、アクティブEL発光
装置と呼ばれるものは、各EL素子毎に制御上必要なス
イッチング素子等の基本回路素子を有し、各EL素子毎
に駆動するように構成されるもので、薄膜技術を用いて
ガラス基板上に集積化されて形成されている。アクティ
ブEL発光装置について、図7及び図8を参照しながら
説明する。このEL発光装置の1ビットは、図7に示す
ように、第1のスイッチング素子(薄膜トランジスタ)
QDと、このスイッチング素子QDによりオン・オフ制御
されるEL素子CELと、該EL素子CELを駆動する交流
電源Vaとを有している。すなわち、スイッチング素子
QDのゲート電圧VGDがスイッチング素子QDのしきい値
電圧を越えると、スイッチング素子QDをオン状態にし
てEL素子CELの両端に交流電圧が印加される。前記ゲ
ート電圧VGDがスイッチング素子QDのしきい値電圧以
下であると、スイッチング素子QDをオフ状態とする。
スイッチング素子QDのゲート,ドレイン間には、デー
タ保持用コンデンサCsが接続され、このデータ保持用
コンデンサCsの充電電圧が前記ゲート電圧VGDに等し
くなるように構成している。
【0004】スイッチング素子QDのゲート側には、ス
イッチング素子QWのソース側が接続され、このスイッ
チング素子QWのドレイン側にはデータ信号が、スイッ
チング素子QWのゲート側にはストローブ信号がそれぞ
れ印加されるようになっている。従って、前記データ保
持用コンデンサCsの充電電圧をスイッチング素子QW
で制御すれば、EL素子CELの発光を制御することがで
きる。すなわち、データ信号が高電位(ハイレベル)で
あるときに、ストローブ信号によりスイッチング素子Q
Wをオン状態にすれば、スイッチング素子QDがオン状態
となってEL素子CELが発光状態となる。また、データ
信号が低電位(ロウレベル)であればスイッチング素子
QDがオフ状態となる。
【0005】従って、図9のタイミングチャートに示す
ように、ストローブ信号1が高電位(ハイレベル)のと
きにデータ信号1〜nを各EL発光装置のデータ保持用
コンデンサCsにそれぞれ蓄積し、各ストローブ信号1
〜mについてこの動作を繰り返せば、図8に示したEL
発光装置の各ビットにおいて、1周期Tsの各データ信
号に応じてEL素子CELを発光させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】上記のようなEL発
光装置において、使用環境又は使用条件に応じて全ての
EL素子CELについて一括にその発光量を調整する場合
(全体輝度の調整)、次のような方法が行なわれてい
た。 EL素子CELは、図4に示すように、所望発光輝度L
onが得られる駆動電圧Vpkと、非発光時輝度Loffのと
きの発光しきい値電圧VTEL以下の電圧との電圧制御で
オン/オフ駆動するので、駆動電圧Vpkとしきい値VTE
Lとの間で駆動電圧を変化させれば輝度を調整すること
ができる。 スイッチング素子QWに印加するデータ電圧を変化さ
せ、実行的なEL素子CELへの印加電圧を変化させるこ
とにより輝度を調整する。 EL素子CELの輝度は駆動周波数により変化するので
(図5参照)、交流電源Vaの駆動周波数faを変化さ
せることにより調整する。
【0007】上記の電源電圧を変化させる場合、基板
内に配列された各EL素子は輝度−電圧特性にバラツキ
があるので、電源電圧を一括に変化させても各EL素子
において均一な調整ができないという問題があった。上
記のデータ電圧を変化させてスイッチング素子QDの
ゲートに印加される電圧を変化させ、実行的なEL素子
への印加電圧を変化させると、スイッチング素子QDに
おける消費電力を増大させるという問題があった。
【0008】更に上記の駆動周波数を変化させる場合
には、次のような問題があった。すなわち、図4に示し
たように、EL素子の輝度は駆動周波数により変化する
が、駆動周波数をパラメータにした輝度−データ電圧特
性においては、図5に示すように、輝度を飽和させるデ
ータ電圧のハイレベル電圧(オン電圧)(VDA1)は駆
動周波数faにより変化する。従って、駆動周波数fa
1でEL素子を駆動している際に、最高表示輝度(Lon
1)に対応するデータ電圧がVDA1である場合、駆動周波
数fa2とすることにより所望の表示輝度(Lon2)まで
低下させた場合、輝度(Lon2)を飽和させるデータ電
圧のハイレベル電圧はVDA2となるので、前記データ電
圧VDA1がそのまま印加される場合には、VDA2以上の電
圧は過剰印加電圧となる。その結果、データ書き込み回
路及び周辺駆動回路の消費電力については、電圧差分
(VDA1−VDA2)による無駄が生じるという問題があっ
た。
【0009】一方、周波数を低くして輝度を低下させた
場合、それに応じて発光しきい値電圧が低下する。デー
タ信号によるロウレベル電圧(オフ電圧)が印加される
場合には、スイッチング素子QDのゲートには、フィー
ルドスルーによるゲート電圧VGDが発生する。その結
果、前記発光しきい値電圧よりゲート電圧VGDが大きく
なるとEL素子CELの誤発光が生じるという問題があっ
た。
【0010】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、EL発光装置を構成する全てのEL素子の発光量
(輝度)を、駆動周波数を変化させることにより一括に
調整する場合において、周辺回路の消費電力の低減を図
るとともにEL素子の誤発光を防止するための構造及び
駆動方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1のEL発光装置
は、第1の薄膜トランジスタによりオン・オフ制御され
るEL素子と、該EL素子を駆動する交流電源と、前記
第1の薄膜トランジスタのゲート電圧を制御する第2の
薄膜トランジスタとを具備するEL発光回路を複数有
し、前記第2の薄膜トランジスタのドレイン側にはデー
タドライバーにより書き込みデータ電圧が印加されるE
L発光装置において、前記書き込みデータ電圧を、前記
交流電源の周波数に比例するように全てのEL発光回路
について一括に変化させる調整手段を有することを特徴
としている。
【0012】請求項2のEL発光装置の駆動方法は、第
1の薄膜トランジスタによりオン・オフ制御されるEL
素子と、該EL素子を駆動する交流電源と、前記第1の
薄膜トランジスタのゲート側にソース側が接続された第
2の薄膜トランジスタとを具備し、前記第2の薄膜トラ
ンジスタのドレイン側に印加される書き込みデータ電圧
により、前記第1の薄膜トランジスタのゲート電圧を制
御し、第2の薄膜トランジスタをオン・オフ制御して前
記EL素子を駆動するEL発光装置の駆動方法におい
て、前記交流電源の周波数に比例するように前記書き込
みデータ電圧を変化させ、前記EL素子の発光輝度を調
整することを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明によれば、EL素子を駆動する交流電源
の周波数を変化させてEL発光素子の発光量を変化させ
る際に、前記交流電源の周波数に比例するように書き込
みデータ電圧のハイレベル電圧(オン電圧)を変化させ
ることにより、飽和電圧以上の電圧の印加を防止して消
費電力の低減を図ることができる。
【0014】また、交流電源の周波数に比例するように
書き込みデータ電圧のロウレベル電圧(オフ電圧)を変
化させることにより、周波数の変化により低下する発光
しきい値電圧と、ロウレベル電圧(オフ電圧)印加の際
に第1の薄膜トランジスタのゲートに生じるフィールド
スルーに起因する電圧との差を確保でき、EL素子の誤
発光の防止を図ることができる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例に係るアクティブEL発光
装置の1ビットの等価回路について、図1を参照しなが
ら説明する。このEL発光装置は、第1のスイッチング
素子(薄膜トランジスタ)QDと、このスイッチング素
子QDによりオン・オフ制御されるEL素子CELと、該
EL素子CELを駆動する交流電源Vaとを有している。
スイッチング素子QDのゲート,ドレイン間には、デー
タ保持用コンデンサCsが接続され、スイッチング素子
QDのゲート側には、スイッチング素子QWのソース側が
接続されている。このスイッチング素子QWのドレイン
側にはデータドライバー1よりデータ信号が、スイッチ
ング素子QWのゲート側にはストローブドライバー2よ
りストローブ信号がそれぞれ印加されるようになってい
る。また、交流電源Vaは、発光装置の全体の輝度調整
のため、駆動周波数faを変化可能なように構成してい
る。
【0016】前記データ信号及びストローブ信号は、交
流電源Vaの駆動周波数faに対応して変化するように
なっている。すなわち、交流電源Vaの駆動周波数fa
を検知し、この駆動周波数faに対応するハイレベル及
びロウレベルの直流電圧をそれぞれ出力する(周波数f
aが低くなると、出力される直流電圧も低くなる)周波
数/電圧コンバーター3が接続されている。周波数/電
圧コンバーター3から出力される各直流電圧は、所望の
電圧となるようにそれぞれ増幅器4,4で増幅され、デ
ータドライバー1の出力部回路の「ハイレベル」(電圧
VDD)を決める電源ライン5、データドライバー1及び
ストローブドライバー2の出力部回路の「ロウレベル」
(電圧VSS)を決める電源ライン6に接続されている。
【0017】データドライバー1には、図9に示したデ
ータ信号1〜n(シリアルデータ信号)をシフトレジス
タ7によりパラレル信号とした各ビットに対応するデー
タ信号が入力される。データドライバー1は、図2に示
すような回路で構成され、データ信号が「ハイ」のとき
に電源ライン5より供給される電圧VDD(ハイレベル信
号)が、「ロウ」のときに電源ライン6より供給される
電圧VSS(ロウレベル信号)がデータ信号供給線8に出
力されるようになっている。
【0018】ストローブドライバー2は、シフトレジス
タ(図示せず)からのストローブ信号1が「ハイ」のと
きにストローブドライバー2に電源ライン9より供給さ
れる電圧V′DD(ハイレベル信号)が、「ロウ」のとき
に電源ライン6より供給される電圧VSS(ロウレベル信
号)がストローブ信号供給線10に出力されるようにな
っている。従って、データ信号供給線8に出力される電
圧VDD(ハイレベル信号)及び電圧VSS(ロウレベル信
号)、ストローブ信号供給線10に出力される電圧VSS
(ロウレベル信号)は、交流電源Vaの駆動周波数fa
に応じて変化するようになっている。
【0019】次に、上記EL発光装置の動作の駆動につ
いて図1の等価回路説明図及び図3のタイミングチャー
トを参照しながら説明する。データ信号1としてオン
(ハイレベル)電圧がストローブ信号1でコンデンサC
sに書き込まれると、その電圧がコンデンサCsで保持
されてスイッチング素子QDのゲート電圧VGDが「Vg
h」となり、スイッチング素子QDが導通状態となってE
L素子CELが発光する(時間t1〜t2)。また、データ
信号1としてオフ(ロウレベル)電圧がストローブ信号
でコンデンサCsに書き込まれると、その電圧がコンデ
ンサCsで保持されてスイッチング素子QDのゲート電
圧VGDが「Vgl」となり、スイッチング素子QDが非導
通状態となる(時間t2〜t3)。この際、スイッチング
素子QDのドレイン電圧VDVとして、ゲート−ドレイン
間容量CgdとCsとで分割されたフィールドスルー電圧
が発生し、その最大ピーク値Vglpkまで達する。
【0020】前記した図6に示したように、輝度−デー
タ電圧特性を駆動周波数faをパラメータとすると、そ
れぞれの駆動周波数fa(n)において、飽和輝度LONnに
達するところのデータ電圧VDAnは駆動周波数に比例し
て変化する。これは、駆動電圧Vaが正弦波のとき、E
L素子CELの駆動に必要な駆動電流をIELとすると、次
式に示すように、駆動電流IELは周波数faに比例して
いるからである。
【0021】
【式1】IEL=(2πfa)VpkCEL・sin(2πfa
・t+π/2)
【0022】上記駆動電流に対して、スイッチング素子
QDを流れるオン電流がそれ以上であればEL素子の発
光に十分であるが、それ以下では輝度の低下を引き起こ
す。これが図6における各VDAn以下の輝度特性に対応
する。従って、全てのEL素子CELの輝度を駆動周波数
faを変化させることにより一括に調整する際には、各
周波数に対する飽和輝度に応じた必要最小限の電圧をデ
ータ信号のハイレベル電圧とすればよい。図1に示した
実施例のデータドライバー1からは、電圧VDDとしてこ
の電圧が出力されるように調整される。よって、必要最
小限の電圧をデータ信号のハイレベル電圧VDDとするこ
とにより、データ信号のオン電圧をコンデンサCsに書
き込む際の周辺駆動回路における消費電力の低減を図る
ことができる。
【0023】また、データ信号がオフ(ロウレベル)電
圧のときには、上述したフィールドスルーによりスイッ
チング素子QDのゲート電圧Vglpkとなる。駆動周波数
を下げると、それに応じて輝度LOFFのときの発光しき
い値電圧VTELが低下し、この電圧に対して上記ゲート
電圧Vglpkとのマージンが少なくなってしまい、誤発光
が生じやすくなってしまう。そのため、上記実施例によ
れば、駆動周波数faに応じてデータ信号のオフ(ロウ
レベル)電圧VSSを低くするよう調整するようにしてい
る。従って、輝度LOFFとなる発光しきい値電圧VTELに
対するスイッチング素子QDのゲート電圧Vglpkとのマ
ージンを確保することができ、スイッチング素子QDの
導通によるEL素子CELの誤発光を防止することができ
る。
【0024】また、データ信号のオフ(ロウレベル)電
圧を変化させる場合には、データ信号供給線8に供給さ
れる電圧VSSがストローブ信号のオフ(ロウレベル)電
圧VSSと等しくなるように、ストローブドライバー2の
オフ(ロウレベル)が電源ライン6により設定されるよ
うになっているので、誤動作による発光を防止すること
ができる。
【0025】すなわち、データ信号のオフ(ロウレベ
ル)電圧を交流電源の周波数に応じて低くした際、スト
ローブ信号のオフ(ロウレベル)電圧について何等変化
させない場合には、スイッチング素子QWにおいて、ソ
ース部(データ信号供給線8側)とゲート部(ストロー
ブ信号供給線10側)間のゲート電圧VGSが大きくな
り、ストローブ信号がオフ(ロウレベル)にもかかわら
ず、スイッチング素子QWをオン状態にしてしまう場合
が生じ、その結果、EL素子CELを誤発光させる。そこ
で、データ信号のオフ(ロウレベル)電圧を低くした場
合、ストローブ信号のオフ(ロウレベル)電圧について
も同様に低くするようにして、スイッチング素子QWに
おけるゲート電圧VGSの上昇を防ぎ、前記誤発光の発生
を防止する。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、EL素子を駆動する交
流電源の周波数を変化させてEL素子の発光量(輝度)
を変化させる際に、前記交流電源の周波数に比例するよ
うに書き込みデータ電圧のハイレベル電圧(オン電圧)
を変化させることにより、飽和電圧以上の電圧の印加を
防止して消費電力の低減を図ることができる。
【0027】また、交流電源の周波数に比例するように
書き込みデータ電圧のロウレベル電圧(オフ電圧)を変
化させることにより、周波数の変化により低下する発光
しきい値電圧と、ロウレベル電圧(オフ電圧)印加の際
に第1の薄膜トランジスタのゲートに生じるフィールド
スルーに起因する電圧との差を確保でき、EL素子の誤
発光の防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るEL発光装置の1ビ
ット分の等価回路説明図である。
【図2】 実施例におけるドライバー部の回路説明図で
ある。
【図3】 EL発光装置の1ビット分を発光させるため
の駆動タイミングチャートである。
【図4】 EL発光素子の輝度−駆動電圧特性図であ
る。
【図5】 EL発光素子の輝度−駆動周波数特性図であ
る。
【図6】 EL発光素子の輝度−データ電圧特性図であ
る。
【図7】 従来のEL発光装置の1ビット分の等価回路
説明図である。
【図8】 EL発光装置全体の等価回路説明図である。
【図9】 EL発光装置の駆動タイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1…データドライバー、 2…ストローブドライバー、
3…周波数/電圧コンバーター、 4…増幅器、
5,6…電源ライン、 7…シフトレジスタ、8…デー
タ信号供給線、 9…電源ライン、 10…ストローブ
信号供給線、QD…スイッチング素子(第1の薄膜トラ
ンジスタ)、 QW…スイッチング素子(第2の薄膜ト
ランジスタ)、 CEL…EL素子、 Va…交流電源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の薄膜トランジスタによりオン・オ
    フ制御されるEL素子と、該EL素子を駆動する交流電
    源と、前記第1の薄膜トランジスタのゲート電圧を制御
    する第2の薄膜トランジスタとを具備するEL発光回路
    を複数有し、前記第2の薄膜トランジスタのドレイン側
    にはデータドライバーにより書き込みデータ電圧が印加
    されるEL発光装置において、前記書き込みデータ電圧
    を、前記交流電源の周波数に比例するように全てのEL
    発光回路について一括に変化させる調整手段を有するE
    L発光装置。
  2. 【請求項2】 第1の薄膜トランジスタによりオン・オ
    フ制御されるEL素子と、該EL素子を駆動する交流電
    源と、前記第1の薄膜トランジスタのゲート側にソース
    側が接続された第2の薄膜トランジスタとを具備し、前
    記第2の薄膜トランジスタのドレイン側に印加される書
    き込みデータ電圧により、前記第1の薄膜トランジスタ
    のゲート電圧を制御し、第2の薄膜トランジスタをオン
    ・オフ制御して前記EL素子を駆動するEL発光装置の
    駆動方法において、前記交流電源の周波数に比例するよ
    うに前記書き込みデータ電圧を変化させ、前記EL素子
    の発光輝度を調整することを特徴とするEL発光装置の
    駆動方法。
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