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JPH06239274A - リアフェンダとリアグリップとの取付構造 - Google Patents

リアフェンダとリアグリップとの取付構造

Info

Publication number
JPH06239274A
JPH06239274A JP5024464A JP2446493A JPH06239274A JP H06239274 A JPH06239274 A JP H06239274A JP 5024464 A JP5024464 A JP 5024464A JP 2446493 A JP2446493 A JP 2446493A JP H06239274 A JPH06239274 A JP H06239274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fender
grip
rear grip
rear end
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5024464A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ishihara
浩二 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP5024464A priority Critical patent/JPH06239274A/ja
Publication of JPH06239274A publication Critical patent/JPH06239274A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷物がリアグリップの後端部にかかっても、
荷物の積載が不安定にならないようにできるとともに、
オートバイの駆動源の大きさに見合った積載ができるよ
うにすること。 【構成】 リアフェンダ11のフェンダ面19に位置す
るリアグリップ16の後端部24の形状に合わせてフェ
ンダ面19に形成された凹部20に少なくともリアグリ
ップ16の後端部を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】この発明はリアフェンダとリアグ
リップとの取付構造に関する。詳しくは、リアフェンダ
のフェンダ面におけるリアグリップ後端部の取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6ないし図8は、従来のリアフェンダ
とリアグリップとの取付構造の一例aを示している。こ
の従来例にあっては、タンデムライダーが安全のために
つかまるためのリアグリップbは、リアフェンダcの平
坦なフェンダ面dに、リアグリップbの後端部eを置い
て、リアグリップbの先端fをシートレール部で適宜な
螺合手段gを介して固定するようになっている。また、
図9は実公平3−4626号公報で開示された別の従来
例a′を示すものであって、この従来例a′にあって
は、リアグリップbの後端部eとリアフェンダcのフェ
ンダ面dとの間にブラケットlを介在させて、リアグリ
ップbの後端部eをリアフェンダcに固定するようにな
っている。
【0003】しかしながら、上記従来技術にあっては、
いずれもほぼ平坦なフェンダ面dにリアグリップbの後
端部eが、または当該後端部eおよびブラケットlが、
その全部が突出するようにされているので(図6、8ま
たは図9参照)、リアフェンダcに荷物mを載せると荷
物mがフェンダ面dに対して傾斜してしまうため安定し
なかった。また、荷物mが後端部eにかかると荷物mの
積載が不安定になるため、オートバイの走行に支障をき
たさない程度の大きさの荷物しか積載できなかった。こ
のため、オートバイの駆動源の大きさに比べて小さな積
載能力しか発揮できなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明に係るリアフェ
ンダとリアグリップとの取付構造は、前記従来技術の問
題点を解決しようとするものであって、その解決しよう
とする課題は、荷物がリアグリップの後端部にかかって
も、荷物の積載を安定させることができるとともに、オ
ートバイの駆動源の大きさに見合った積載ができるよう
にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリアフェン
ダとリアグリップとの取付構造は、以上のような課題を
解決するものであって、次のようなものである。すなわ
ち、本発明に係るリアフェンダとリアグリップとの取付
構造は、リアフェンダのフェンダ面に位置するリアグリ
ップの後端部の形状に合わせてフェンダ面に形成された
凹部に少なくともリアグリップの前記後端部を配置す
る。
【0006】
【作用】したがって、本発明リアフェンダとリアグリッ
プとの取付構造によれば、リアフェンダのフェンダ面に
位置するリアグリップの後端部の形状に合わせてフェン
ダ面に形成された凹部にリアグリップの後端部を配置す
るので、少なくともリアグリップのうちの後端部は、前
記凹部内に収納されるようになる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係るリアフ
ェンダとリアグリップとの取付構造1を図示した実施例
に従って詳細に説明する。図1は本発明に係るリアフェ
ンダとリアグリップとの取付構造が採用されたオートバ
イの概略全体側面図、図2はリアフェンダとリアグリッ
プとの取付構造を示す要部拡大側面図、図3は図2の斜
視図、図4は図3の分解斜視図、図5は図3のA−A線
断面図である。
【0008】自動二輪車2は、前後に延びる車体フレー
ム4を骨格とする。車体フレーム4は、内部にエンジン
6およびキャブレター8等を包囲する主フレーム9と、
主フレーム9の後方に延びてシート10とこのシート1
0の一部が載置されるリアフェンダ11とを搭載するシ
ートレールフレーム12と、シートレールフレーム12
のほぼ中央から主フレーム9の後部9aに延ばされてシ
ートレールフレーム12を支えるリアフレーム14と、
シートレールフレーム12とリアフレーム14との接合
部分で両者に溶着される扇形状の補強プレート15(左
側のもののみ示してある。)とからなる。
【0009】リアフェンダ11は、リアグリップ16に
よってシートレールフレーム12との結合が確実にされ
ている。また、リアフェンダ11は、その前部にシート
載置部18が形成されており、このシート載置部18に
シート10の一部が組み込まれるようになっている。そ
して、リアフェンダ11のフェンダ面19の後部には、
凹部20が形成されている。凹部20は、リアグリップ
16の後述する後端部の形状に合わせて形成され、この
凹部20に当該後端部が配置される。この凹部20の後
部には、リヤグリップ16をリアフェンダ10のフェン
ダ面19にプロジェクションボルト21a、ワッシャ2
1bおよびナット21cからなる螺合手段21を介して
固着するためのブラケット23aを配置するためのブラ
ケット用凹部23bが凹部20と一連に形成されてい
る。なお、ブラケット23aは、上から見てほぼ台形状
をしており、リヤグリップ16の後端部24に溶着され
ている。そして、ブラケット用凹部23bは、凹部20
と同様にその中にブラケット23aが収納されるように
なっており、ブラケット用凹部23bにブラケット23
aを収納したときにブラケット23aがブラケット用凹
部23bから突出しないように、ブラケット用凹部23
bの深さ寸法と形状がブラケット23aに合わせて形成
されている。すなわち、ブラケット用凹部23bの深さ
寸法はブラケット23の厚み寸法と同じかわずかに小さ
くされ、形状はブラケット23aよりもやや大きめの台
形状である。
【0010】リアグリップ16は、鉄パイプやアルミ材
から形成されており、図2ないし図3からわかるよう
に、上面から見てほぼコ字形状で、側面から見て後端が
上方に傾斜するような横倒しL字形状にされている。そ
して、リアグリップ16は、側面から見て後端が上方に
傾斜し真上から見てほぼコ字形状の後端部24と、後端
部24の先端から車両前方向に延びる左右の支持腕26
L・26Rと、後端部24の先端近傍から後方に延びて
リアフェンダ10と適宜の固着手段で取り付けられる耳
片27L・27Rとからなる。そして、これら各構成部
分は一体成形されている。
【0011】支持腕26Lおよび支持腕26Rは、補強
プレート15と適宜の螺合手段を介して連結される連結
部28、28と、支持腕26Lおよび26Rのほぼ中央
に立設されシートレールフレーム12の後端部と適宜の
螺合手段を介して連結された状態で支持腕26L、26
Rを懸架する立設片29、29とを有する。
【0012】なお、符号30は、テールランプを示す。
【0013】しかして、このようなリアフェンダとリア
グリップとの取付構造1の作用効果を説明する。リアフ
ェンダとリアグリップとの取付構造1によれば、リアフ
ェンダ11のフェンダ面19に位置するリアグリップ1
6の後端部24の形状に合わせてフェンダ面19に形成
された凹部20にリアグリップ16の後端部24を配置
するので、少なくともリアグリップ16のうちの後端部
24は、凹部20内に収納されるようになる。
【0014】したがって、リアグリップ16を凹部20
に収納したときのリアグリップ16の凹部20に対する
突出量があまり大きくないか、あるいはリアグリップ1
6が凹部20内にほぼ収納されるような関係となるよう
に両者の寸法を適宜設定しておけば(図5参照)、リア
フェンダ10のフェンダ面19にリアグリップ16が突
出しないようになる。また、この実施例にあっては、ブ
ラケット用凹部22に配置されるブラケット23aがブ
ラケット用凹部22から突出しないか突出してもわずか
であるように両者が形成されているので、ブラケット2
3aのブラケット用凹部22からの突出による弊害もな
い。したがって、リアグリップ16もブラケット23a
もいずれも突出しないので、リアフェンダ10に荷物を
載せても荷物の積載が安定する。
【0015】したがって、従来例で示したように、オー
トバイの走行に支障をきたさない程度の大きさの荷物し
か積載できないということはなく、オートバイの駆動源
の大きさに見合った十分な積載を可能にすることができ
る。
【0016】また、リアグリップ16はその支持腕26
Lと支持腕26Rは、別部材である補強プレート15、
15およびシートレールフレーム12に分けて取り付け
てあるので、例えばシートレールフレーム12一つに取
り付ける場合と比べて荷重分散ができる。さらに、ブラ
ケット23aの長さをもっと後方に延ばした形状にする
ことで、リアフェンダ11の取付剛性を上げることがで
きるので、リアフェンダ11のいわゆる走行中のバタツ
キを抑えることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明リアフェンダとリアグリップとの
取付構造によれば、リアフェンダのフェンダ面に位置す
るリアグリップの後端部の形状に合わせてフェンダ面に
形成された凹部にリアグリップの後端部を配置するの
で、少なくともリアグリップのうちの後端部は、前記凹
部内に収納されるようになる。したがって、荷物がリア
グリップの後端部にかかっても、荷物の積載を安定させ
ることができるとともに、オートバイの駆動源の大きさ
に見合った積載ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリアフェンダとリアグリップとの
取付構造が採用されたオートバイの概略全体側面図であ
る。
【図2】リアフェンダとリアグリップとの取付構造を示
す要部拡大側面図である。
【図3】図2の斜視図である。
【図4】図3の分解斜視図である。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】従来技術の問題点を説明す要部側面図である。
【図7】図6の分解斜視図である。
【図8】図6のB−B線断面図である。
【図9】別の従来技術の問題点を説明する要部側面図で
ある。
【符号の説明】
1 リアフェンダとリアグリップとの取付構造 11 リアフェンダ 16 リアグリップ 19 フェンダ面 20 凹部 24 リアグリップの後端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアフェンダのフェンダ面に位置するリ
    アグリップ後端部の形状に合わせて前記フェンダ面に形
    成された凹部に少なくとも前記リアグリップ後端部を配
    置するリアフェンダとリアグリップとの取付構造。
JP5024464A 1993-02-12 1993-02-12 リアフェンダとリアグリップとの取付構造 Pending JPH06239274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5024464A JPH06239274A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 リアフェンダとリアグリップとの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5024464A JPH06239274A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 リアフェンダとリアグリップとの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06239274A true JPH06239274A (ja) 1994-08-30

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ID=12138895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5024464A Pending JPH06239274A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 リアフェンダとリアグリップとの取付構造

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JP (1) JPH06239274A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015002217A1 (ja) * 2013-07-05 2017-02-23 株式会社プライムポリマー プロピレン系重合体組成物からなる自動二輪車用リアグリップ
JP2019172095A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両のシートフレーム
JP2022157400A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015002217A1 (ja) * 2013-07-05 2017-02-23 株式会社プライムポリマー プロピレン系重合体組成物からなる自動二輪車用リアグリップ
JP2019172095A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両のシートフレーム
JP2022157400A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両

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