JPH06221017A - 立体駐車場 - Google Patents
立体駐車場Info
- Publication number
- JPH06221017A JPH06221017A JP25961693A JP25961693A JPH06221017A JP H06221017 A JPH06221017 A JP H06221017A JP 25961693 A JP25961693 A JP 25961693A JP 25961693 A JP25961693 A JP 25961693A JP H06221017 A JPH06221017 A JP H06221017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- floor
- ports
- vehicle
- delivery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】両脇の夫々の棚群に入出庫口とスタッカクレー
ンとの授受口を設け、一方の授受装置を一方の棚群の授
受口との間で授受運転し、他方を他方の棚群で授受運転
することにより、入出庫の迅速化を図る。 【構成】スタッカクレーン1を走行体とそれを昇降する
昇降台と2組のフォーク2A・2Bとで形成し、走行路
4の両脇に多数の格納棚群5・6を設ける。また走行路
4や棚群5・6を支持する床10を車両の進入・退出路
15・16及び乗員通路17の面GLより上方に設け
る。そして1階を入・出庫、2階以上を格納領域とし
て、1階の入庫口20A・20Bに車両を導入し、乗員
降車後にリフタ21A・21Bで2階に上げて格納する
と共に、出庫時はリフタ23A・23Bで出庫口25A
・25Bに出庫させる。これにより、進入路を長く、入
出庫口の距離を小さくすることができる。
ンとの授受口を設け、一方の授受装置を一方の棚群の授
受口との間で授受運転し、他方を他方の棚群で授受運転
することにより、入出庫の迅速化を図る。 【構成】スタッカクレーン1を走行体とそれを昇降する
昇降台と2組のフォーク2A・2Bとで形成し、走行路
4の両脇に多数の格納棚群5・6を設ける。また走行路
4や棚群5・6を支持する床10を車両の進入・退出路
15・16及び乗員通路17の面GLより上方に設け
る。そして1階を入・出庫、2階以上を格納領域とし
て、1階の入庫口20A・20Bに車両を導入し、乗員
降車後にリフタ21A・21Bで2階に上げて格納する
と共に、出庫時はリフタ23A・23Bで出庫口25A
・25Bに出庫させる。これにより、進入路を長く、入
出庫口の距離を小さくすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタッカクレーンのよ
うな搬送手段と車両を格納する棚とからなる立体駐車場
に関する。
うな搬送手段と車両を格納する棚とからなる立体駐車場
に関する。
【0002】
【従来の技術】スタッカクレーン式の立体駐車場は、特
開昭51−7676号公報や特開昭51−141178
号公報に示す如く、スタッカクレーンと、多数の格納棚
をスタッカクレーンの走行路の両脇に設けた棚群とから
なり、両脇の棚群のうち一方の棚群の端部に入庫口およ
び出庫口を設けている。スタッカクレーンは、走行体
と、走行体を昇降する昇降体と、昇降体から格納棚側に
対して進退するフォークとからなる。フォークは一組で
あるので、入庫や出庫は車両1台単位で行なわれる。
開昭51−7676号公報や特開昭51−141178
号公報に示す如く、スタッカクレーンと、多数の格納棚
をスタッカクレーンの走行路の両脇に設けた棚群とから
なり、両脇の棚群のうち一方の棚群の端部に入庫口およ
び出庫口を設けている。スタッカクレーンは、走行体
と、走行体を昇降する昇降体と、昇降体から格納棚側に
対して進退するフォークとからなる。フォークは一組で
あるので、入庫や出庫は車両1台単位で行なわれる。
【0003】前記特開昭51−141178号公報では
車両をパレットに載せて格納するようになっている。こ
のため、入庫口の近傍にはデパレタイザを設け、段積み
してあるパレットを分割して1枚ずつ入庫口に供給して
いる。また出庫口の近傍にはパレタイザを設け、車両の
出庫によって不要となったパレットを回収し段積みして
いる。
車両をパレットに載せて格納するようになっている。こ
のため、入庫口の近傍にはデパレタイザを設け、段積み
してあるパレットを分割して1枚ずつ入庫口に供給して
いる。また出庫口の近傍にはパレタイザを設け、車両の
出庫によって不要となったパレットを回収し段積みして
いる。
【0004】なお、一般の立体倉庫において、二組のフ
ォークをスタッカクレーンに設け、2台単位で入出庫を
行ない、荷役を早くすることが知られている。例えば、
特開昭57−107303号公報、特開昭57−107
304号公報、特開昭57−199704号公報があ
る。
ォークをスタッカクレーンに設け、2台単位で入出庫を
行ない、荷役を早くすることが知られている。例えば、
特開昭57−107303号公報、特開昭57−107
304号公報、特開昭57−199704号公報があ
る。
【0005】また、実開昭56−154903号公報に
示すものは倉庫であり、建屋の2階以上に棚とスタッカ
クレーンを設置し、棚の最下部に荷のさばき場を設け、
この荷さばき場と1階とを荷昇降搬送手段で接続してい
る。荷昇降搬送手段は棚の下方にある。1階が入出庫口
となっている。
示すものは倉庫であり、建屋の2階以上に棚とスタッカ
クレーンを設置し、棚の最下部に荷のさばき場を設け、
この荷さばき場と1階とを荷昇降搬送手段で接続してい
る。荷昇降搬送手段は棚の下方にある。1階が入出庫口
となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭57−10
7303号公報に示すように、二組の授受装置を搬送手
段に設ければ、入庫口と格納棚との間、格納棚と出庫口
との間において、それぞれ2台の車両を搬送できるの
で、荷役時間を短縮できる。
7303号公報に示すように、二組の授受装置を搬送手
段に設ければ、入庫口と格納棚との間、格納棚と出庫口
との間において、それぞれ2台の車両を搬送できるの
で、荷役時間を短縮できる。
【0007】例えば、出庫口において、両脇の棚群のう
ち一方の棚群のみに出庫口を設け、この出庫口に2台の
車両を直列にして出庫するように構成する。この場合、
それぞれの車両に、運転者が乗車できるので、乗車時間
を1/2にできるものである。 しかし、出庫口におけ
る後方の車両は前方の車両が出庫口から退出した後でな
ければ、退出できない。このため、前方の車両が例えば
手荷物の積込み等で退出が遅れれば、後方の車両はその
間走行できないことになる。最悪の場合は、前方の車両
の運転者が不在等で走行できない場合である。
ち一方の棚群のみに出庫口を設け、この出庫口に2台の
車両を直列にして出庫するように構成する。この場合、
それぞれの車両に、運転者が乗車できるので、乗車時間
を1/2にできるものである。 しかし、出庫口におけ
る後方の車両は前方の車両が出庫口から退出した後でな
ければ、退出できない。このため、前方の車両が例えば
手荷物の積込み等で退出が遅れれば、後方の車両はその
間走行できないことになる。最悪の場合は、前方の車両
の運転者が不在等で走行できない場合である。
【0008】本発明は二組の授受装置を有する搬送手段
を用いるものにおいて、入出庫を早く容易にできるよう
にすること、および入庫口と出庫口との距離を小さくす
ることにある。
を用いるものにおいて、入出庫を早く容易にできるよう
にすること、および入庫口と出庫口との距離を小さくす
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、両脇の棚群の
それぞれの棚群にそれぞれ入出庫口および搬送手段との
授受口を設け、授受口での二組の授受装置の運転とし
て、一方の組の授受装置は両脇の棚群のうちの一方の棚
群の授受口との間で授受運転を行ない、他方の組の授受
装置は他方の棚群の授受口との間で授受運転を行なうよ
うに設けたことを特徴とする。
それぞれの棚群にそれぞれ入出庫口および搬送手段との
授受口を設け、授受口での二組の授受装置の運転とし
て、一方の組の授受装置は両脇の棚群のうちの一方の棚
群の授受口との間で授受運転を行ない、他方の組の授受
装置は他方の棚群の授受口との間で授受運転を行なうよ
うに設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】これによれば、入出庫口において、2台の車両
はそれぞれ単独で入出庫できるものである。
はそれぞれ単独で入出庫できるものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図に示す一実施例により説明
する。
する。
【0012】本実施例は車両をパレットに載せて格納す
る方式である。
る方式である。
【0013】図1において、1は公知の搬送手段として
のスタッカクレーンであり、走行体と、走行体を昇降す
る昇降台と、昇降体に設けた二組のフォーク2A,2B
とからなる。フォーク2A,2Bはそれぞれ両側に突出
可能である。スタッカクレーン1の走行路4の両脇には
多数の格納棚からなる棚群5,6を設けている。ここで
はスタッカクレーン1、その両脇の棚群5,6を一組と
して二組を併設している。第1の組の棚群6と第2の組
の棚群5との間には少なくとも約1m程度の空間8を設
けている。この空間8の大きさは、少なくとも車両のド
アを開いて乗降できる大きさである。
のスタッカクレーンであり、走行体と、走行体を昇降す
る昇降台と、昇降体に設けた二組のフォーク2A,2B
とからなる。フォーク2A,2Bはそれぞれ両側に突出
可能である。スタッカクレーン1の走行路4の両脇には
多数の格納棚からなる棚群5,6を設けている。ここで
はスタッカクレーン1、その両脇の棚群5,6を一組と
して二組を併設している。第1の組の棚群6と第2の組
の棚群5との間には少なくとも約1m程度の空間8を設
けている。この空間8の大きさは、少なくとも車両のド
アを開いて乗降できる大きさである。
【0014】各棚群5,6の格納棚の数は、スタッカク
レーン1の走行方向に沿って9個ある。棚の段数は4段
である。
レーン1の走行方向に沿って9個ある。棚の段数は4段
である。
【0015】図2,図3において、10はスタッカクレ
ーン1の走行路4や棚群5,6を支持する床であり、駐
車するための車両14の進入路15、退出路16、乗員
のための通路17の面GLよりも上方に設置している。
スタッカクレーン1は床10の上面を走行する。床10
は車両14の走行の邪魔にならない位置に設置した柱で
支持されている。
ーン1の走行路4や棚群5,6を支持する床であり、駐
車するための車両14の進入路15、退出路16、乗員
のための通路17の面GLよりも上方に設置している。
スタッカクレーン1は床10の上面を走行する。床10
は車両14の走行の邪魔にならない位置に設置した柱で
支持されている。
【0016】つまり、1階部分が入出庫のための領域と
なり、2階以上の部分が車両の格納領域となっている。
このため、1階の入庫口20A,20Bに車両を乗り入
れ、乗員が降車すると、リフタ21A,21Bで2階部
分に上昇させ、格納する。また、車両を出庫する場合に
は2階部分からリフタ23A,23Bで出庫口25A,
25Bに出庫する。
なり、2階以上の部分が車両の格納領域となっている。
このため、1階の入庫口20A,20Bに車両を乗り入
れ、乗員が降車すると、リフタ21A,21Bで2階部
分に上昇させ、格納する。また、車両を出庫する場合に
は2階部分からリフタ23A,23Bで出庫口25A,
25Bに出庫する。
【0017】リフタ21A,21B,23A,23Bの
上面にはそれぞれコンベヤ22A,22B,24A,2
4Bを設けている。該リフタはコンベヤを第1段目の棚
にまで上昇させる。
上面にはそれぞれコンベヤ22A,22B,24A,2
4Bを設けている。該リフタはコンベヤを第1段目の棚
にまで上昇させる。
【0018】入庫用リフタ21A,21Bは棚群5,6
の第4行目にそれぞれ設けている。棚群5の第3行目,
第2行目の第1段目の棚の底部には入庫用のコンベヤ2
6,27を設けている。棚群6の第3行目の第1段目の
棚の底部には入庫用のコンベヤ28を設けている。行数
は図において右側から数える。
の第4行目にそれぞれ設けている。棚群5の第3行目,
第2行目の第1段目の棚の底部には入庫用のコンベヤ2
6,27を設けている。棚群6の第3行目の第1段目の
棚の底部には入庫用のコンベヤ28を設けている。行数
は図において右側から数える。
【0019】出庫用のリフタ23Aは棚群5の第7行目
にある。出庫用のリフタ23Bは棚群6の第6行目にあ
る。棚群5の第6行目、棚群6の第7行目のそれぞれの
棚の第1段目の底部には出庫用のコンベヤ30,31を
設けている。
にある。出庫用のリフタ23Bは棚群6の第6行目にあ
る。棚群5の第6行目、棚群6の第7行目のそれぞれの
棚の第1段目の底部には出庫用のコンベヤ30,31を
設けている。
【0020】前記コンベヤ26〜31はスタッカクレー
ン10のフォークが入ることができるように設けてい
る。該部の棚はスタッカクレーンとの間の授受口であ
る。
ン10のフォークが入ることができるように設けてい
る。該部の棚はスタッカクレーンとの間の授受口であ
る。
【0021】33はパレタイザの機能およびデパレタイ
ザの機能を有するパレットマガジンであり、棚群5,6
の第5行目の第1段目の棚にそれぞれ設置している。パ
レットマガジン33は、周知の如く、段積みパレットの
収納部34、段積みパレットを支持する支持装置35、
コンベヤ36を昇降させるリフタ37とからなる。
ザの機能を有するパレットマガジンであり、棚群5,6
の第5行目の第1段目の棚にそれぞれ設置している。パ
レットマガジン33は、周知の如く、段積みパレットの
収納部34、段積みパレットを支持する支持装置35、
コンベヤ36を昇降させるリフタ37とからなる。
【0022】パレットマガジン33の動作の要点を簡単
に説明する。棚群5側のパレットマガジン33について
説明する。
に説明する。棚群5側のパレットマガジン33について
説明する。
【0023】空のパレット38を段積みするパレタイザ
として用いる場合について説明する。出庫口25Aから
車両が出庫すると、リフタ23Aを上昇させ、その上面
のパレットをコンベヤ24A,39を用いてパレットマ
ガジン33のコンベヤ36に供給する。次にリフタ37
を上昇させて支持装置36上のパレットを押上げ、次に
支持装置35を後退させ、次にさらにリフタ37を上昇
させ、次に支持装置35を突出させ、次にリフタ37を
下降させるものである。以上の動作によってパレット3
8を段積みできる。
として用いる場合について説明する。出庫口25Aから
車両が出庫すると、リフタ23Aを上昇させ、その上面
のパレットをコンベヤ24A,39を用いてパレットマ
ガジン33のコンベヤ36に供給する。次にリフタ37
を上昇させて支持装置36上のパレットを押上げ、次に
支持装置35を後退させ、次にさらにリフタ37を上昇
させ、次に支持装置35を突出させ、次にリフタ37を
下降させるものである。以上の動作によってパレット3
8を段積みできる。
【0024】空のパレット38を1枚ずつ出庫するデパ
レタイザとして用いる場合について説明する。リフタ3
7を上昇させて段積みパレットを持上げ、次に支持装置
35を後退させ、次にリフタ37を下降させ、次に支持
装置35を突出させて下から2段目のパレットを支持可
能とし、次にリフタ37を下降すれば1枚のパレットを
取出すことができる。このパレットは上昇したリフタ2
1Aのコンベヤ22Bに供給する。
レタイザとして用いる場合について説明する。リフタ3
7を上昇させて段積みパレットを持上げ、次に支持装置
35を後退させ、次にリフタ37を下降させ、次に支持
装置35を突出させて下から2段目のパレットを支持可
能とし、次にリフタ37を下降すれば1枚のパレットを
取出すことができる。このパレットは上昇したリフタ2
1Aのコンベヤ22Bに供給する。
【0025】入庫用のリフタ21Aがパレットを要求し
ている時には、出庫用のリフタ23Aから回収したパレ
ットを段積みしないでリフタ21Aに供給する。
ている時には、出庫用のリフタ23Aから回収したパレ
ットを段積みしないでリフタ21Aに供給する。
【0026】図4において、スタッカクレーン10の走
行方向の直角方向に駐車場の入口40、出口41があ
る。また同じく通路17および出入口42がある。
行方向の直角方向に駐車場の入口40、出口41があ
る。また同じく通路17および出入口42がある。
【0027】入庫口20A,20Bはリフタ21A,2
1Bの周囲を安全のために柵又は壁で囲っている。車両
の走行方向におけるリフタの右側と右側の壁との間には
運転者の降車用のプラットフォームがある。47は運転
者用のドア、48は車両用のゲートである。
1Bの周囲を安全のために柵又は壁で囲っている。車両
の走行方向におけるリフタの右側と右側の壁との間には
運転者の降車用のプラットフォームがある。47は運転
者用のドア、48は車両用のゲートである。
【0028】出庫口25A,25Bはリフタ21A,2
3Bの周囲を安全のために柵又は壁50で囲っている。
車両の走行方向におけるリフタの右側と右側の壁との間
には運転者の乗車用のプラットフォーム51がある。5
2は運転者用のドア、53は車両用のゲートである。
3Bの周囲を安全のために柵又は壁50で囲っている。
車両の走行方向におけるリフタの右側と右側の壁との間
には運転者の乗車用のプラットフォーム51がある。5
2は運転者用のドア、53は車両用のゲートである。
【0029】入庫口20Aおよび出庫口25Aのプラッ
トフォーム46,51は走行路4の下方にある。入庫口
20Bおよび出庫口25Bのプラットフォーム46,5
1は空間8下方に位置している。
トフォーム46,51は走行路4の下方にある。入庫口
20Bおよび出庫口25Bのプラットフォーム46,5
1は空間8下方に位置している。
【0030】かかる構成において、入庫運転について説
明する。
明する。
【0031】入口40から入った車両は進入路15を通
って入庫口20A,20Bの前方で一旦停止し、同乗者
を降車させる。該同乗者は通路60を通って通路17に
至る。 パレットを載せたリフタ21A,21Bが下降
するとゲート48が開くので車両を入庫口20A,20
Bに進入させる。入車するとゲート48が閉じる。運転
者はドア47を通って外に出た後、端末器を操作して入
庫運転を指令する。また、駐車カードを受領する。
って入庫口20A,20Bの前方で一旦停止し、同乗者
を降車させる。該同乗者は通路60を通って通路17に
至る。 パレットを載せたリフタ21A,21Bが下降
するとゲート48が開くので車両を入庫口20A,20
Bに進入させる。入車するとゲート48が閉じる。運転
者はドア47を通って外に出た後、端末器を操作して入
庫運転を指令する。また、駐車カードを受領する。
【0032】入庫運転が指令されると、リフタ21A,
21Bが上昇する。リフタ21Aの車載パレットはコン
ベヤ26を経由してコンベヤ27に搬送される。リフタ
21Bの車載パレットはコンベヤ28に供給される。
21Bが上昇する。リフタ21Aの車載パレットはコン
ベヤ26を経由してコンベヤ27に搬送される。リフタ
21Bの車載パレットはコンベヤ28に供給される。
【0033】リフタ21A,21Bはパレットマガジン
33からパレットを受取った後、下降する。
33からパレットを受取った後、下降する。
【0034】コンベヤ27,28にそれぞれ車載パレッ
トが載っている場合は、スタッカクレーン1はフォーク
2Aが第2行目の位置するように停止する。そしてフォ
ーク2Aをコンベヤ27へ、フォーク2Bをコンベヤ2
8へ同時に突出させ、同時に取込む。その後、スタッカ
クレーン1は空欄に車載パレットを格納する。
トが載っている場合は、スタッカクレーン1はフォーク
2Aが第2行目の位置するように停止する。そしてフォ
ーク2Aをコンベヤ27へ、フォーク2Bをコンベヤ2
8へ同時に突出させ、同時に取込む。その後、スタッカ
クレーン1は空欄に車載パレットを格納する。
【0035】このようにスタッカクレーン1が2台の車
載パレットを同時に搬送するのは入庫が連続している場
合であり、その他の場合は1台毎に搬送する。
載パレットを同時に搬送するのは入庫が連続している場
合であり、その他の場合は1台毎に搬送する。
【0036】次に、出庫運転について説明する。
【0037】出庫を要求する者は出入口42に設置した
端末器に駐車カードを挿入し、出庫を指令する。端末器
からは出庫される出庫口の位置(番号)が指示されるの
で、その指示に従って所定の出庫口に行く。各出庫口の
表示器には駐車カードの番号が出庫順序で表示されてい
る。
端末器に駐車カードを挿入し、出庫を指令する。端末器
からは出庫される出庫口の位置(番号)が指示されるの
で、その指示に従って所定の出庫口に行く。各出庫口の
表示器には駐車カードの番号が出庫順序で表示されてい
る。
【0038】コンベヤ30,31に搬送された車載パレ
ットは上昇したコンベヤ24A,24Bに搬送される。
コンベヤ24A,24Bが下降すると、ドア52、ゲー
ト53が開く。運転者が乗車し、出庫させる。そして、
一旦停止し、通路62を通って来た同乗者を乗車させ
る。
ットは上昇したコンベヤ24A,24Bに搬送される。
コンベヤ24A,24Bが下降すると、ドア52、ゲー
ト53が開く。運転者が乗車し、出庫させる。そして、
一旦停止し、通路62を通って来た同乗者を乗車させ
る。
【0039】出庫要求が連続している場合には、スタッ
カクレーン1は2つの車載パレットを取出し、フォーク
2Aが第6行目に位置するように停止する。そしてフォ
ーク2Aをコンベヤ30へ、フォーク2Bをコンベヤ3
1へ同時に突出させ、2台の車載パレットを同時にコン
ベヤ30,31に載せる。
カクレーン1は2つの車載パレットを取出し、フォーク
2Aが第6行目に位置するように停止する。そしてフォ
ーク2Aをコンベヤ30へ、フォーク2Bをコンベヤ3
1へ同時に突出させ、2台の車載パレットを同時にコン
ベヤ30,31に載せる。
【0040】以上の如く、入庫口を棚群5,6にそれぞ
れ設け、また、一方の棚群の授受口を一方のフォークに
対応するように、他方の棚群の授受口を他方のフォーク
に対応するように設けている。このため、2台の車載パ
レットを同時に授受でき、入庫を短時間に行なうことが
できるものである。
れ設け、また、一方の棚群の授受口を一方のフォークに
対応するように、他方の棚群の授受口を他方のフォーク
に対応するように設けている。このため、2台の車載パ
レットを同時に授受でき、入庫を短時間に行なうことが
できるものである。
【0041】一方、出庫口側も同様に構成しているの
で、出庫を短時間に行なうことができるものである。
で、出庫を短時間に行なうことができるものである。
【0042】一般に多数の車両を短時間に入庫および出
庫することが要求されるが、入庫よりも出庫を優先させ
ることが望ましい。このため出庫用の授受口であるコン
ベヤ30,32は棚群の長さ方向の中央に設けることが
望ましい。
庫することが要求されるが、入庫よりも出庫を優先させ
ることが望ましい。このため出庫用の授受口であるコン
ベヤ30,32は棚群の長さ方向の中央に設けることが
望ましい。
【0043】一方、入口40から入庫口20A,20B
までの直線距離L1は車両が入庫口の中央(車両の幅方
向の中央をいう)に進入しやすくするためにできるだけ
大きくすることが望ましい。
までの直線距離L1は車両が入庫口の中央(車両の幅方
向の中央をいう)に進入しやすくするためにできるだけ
大きくすることが望ましい。
【0044】したがって、コンベヤ30,31の位置は
図示の如く、棚群の長さ方向の中央よりも端部側となり
やすい。
図示の如く、棚群の長さ方向の中央よりも端部側となり
やすい。
【0045】この場合、コンベヤ31の車両の出庫口2
5Bとしては入庫口側に設け、コンベヤ30の車両の出
庫口25に設けているので、入庫口から出庫口までの距
離L2を小さくでき、退出路16の領域のための距離L3
も十分に得ることができる。以上の如く、二つの入庫口
20A,20Bを同一行に設け、二つの出庫口25A,
25Bを異なる行に設けているので、入庫口から出庫口
までの距離を小さくでき、進入路15の距離L1,退出
路16の距離L3を十分に得ることができるものであ
る。このため、行数の少いものにも適用できるものであ
る。
5Bとしては入庫口側に設け、コンベヤ30の車両の出
庫口25に設けているので、入庫口から出庫口までの距
離L2を小さくでき、退出路16の領域のための距離L3
も十分に得ることができる。以上の如く、二つの入庫口
20A,20Bを同一行に設け、二つの出庫口25A,
25Bを異なる行に設けているので、入庫口から出庫口
までの距離を小さくでき、進入路15の距離L1,退出
路16の距離L3を十分に得ることができるものであ
る。このため、行数の少いものにも適用できるものであ
る。
【0046】入庫口と出庫口の間にパレットマガジン3
3を設けているので、パレットマガジンを少なくできる
ものである。また、パレットマガジン33の下方を通路
17としているので、より距離L2を小さくできるもの
である。
3を設けているので、パレットマガジンを少なくできる
ものである。また、パレットマガジン33の下方を通路
17としているので、より距離L2を小さくできるもの
である。
【0047】なお、例えば、各リフタのコンベヤがスタ
ッカクレーンのフォークとの間で車載パレットを授受で
きるように構成していれば、リフタの上下の棚も授受口
となる。このため、例えば、コンベヤ22Aとコンベヤ
28との組合せもある。
ッカクレーンのフォークとの間で車載パレットを授受で
きるように構成していれば、リフタの上下の棚も授受口
となる。このため、例えば、コンベヤ22Aとコンベヤ
28との組合せもある。
【0048】図5に示す実施例は、棚群5の出庫口25
A(コンベヤ24A)とコンベヤ30の位置を入れ替え
ている。スタッカクレーン1は、フォーク2Aでコンベ
ヤ30に出庫し、フォーク2Bで棚群6の第8行目のコ
ンベヤ68に出庫する。コンベヤ68の車載パレットは
コンベヤ31に搬送できる。棚群5のコンベヤ30の下
方にはコンベヤは不要である。この実施例によれば、入
庫口から出庫口までの距離を小さくできるので、第9行
目の1階部分を機械室等に利用できるものである。
A(コンベヤ24A)とコンベヤ30の位置を入れ替え
ている。スタッカクレーン1は、フォーク2Aでコンベ
ヤ30に出庫し、フォーク2Bで棚群6の第8行目のコ
ンベヤ68に出庫する。コンベヤ68の車載パレットは
コンベヤ31に搬送できる。棚群5のコンベヤ30の下
方にはコンベヤは不要である。この実施例によれば、入
庫口から出庫口までの距離を小さくできるので、第9行
目の1階部分を機械室等に利用できるものである。
【0049】
【発明の効果】以上の如く入庫や出庫を極めて短時間に
行うことができ、また、進入路を長く設けることができ
るので入庫を容易に行うことができるものである。ま
た、出庫口も棚群の長さ方向の中央寄りに設けることが
でき、出庫をより早く行うことができるものである。
行うことができ、また、進入路を長く設けることができ
るので入庫を容易に行うことができるものである。ま
た、出庫口も棚群の長さ方向の中央寄りに設けることが
でき、出庫をより早く行うことができるものである。
【図1】本発明の一実施例の立体駐車場の棚の第1段目
の水平断面図である。
の水平断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図2のC−C断面図である。
【図5】本発明の他の実施例の立体駐車場の要部の棚の
第1段目の水平断面図である。
第1段目の水平断面図である。
1…スタッカクレーン、2A,2B…フォーク、4…走
行路、5,6…棚群、10…床、15…進入路、16…
退出路、17…通路、20A,20B…入庫口、21
A,21B,23A,23B…リフタ、25A,25B
…出庫口、22A,22B,24A,24B,26,2
7,28,30,31,36,39,68…コンベヤ
行路、5,6…棚群、10…床、15…進入路、16…
退出路、17…通路、20A,20B…入庫口、21
A,21B,23A,23B…リフタ、25A,25B
…出庫口、22A,22B,24A,24B,26,2
7,28,30,31,36,39,68…コンベヤ
Claims (3)
- 【請求項1】二組の授受装置を有する搬送手段と、 該搬送手段の走行路の両脇に沿って複数の格納棚を有す
る二つの棚群と、 前記二つの棚群にそれぞれ設けた授受口と、 該二つの棚群、前記搬送手段、該搬送手段の走行路とか
らなる第1の階の垂直方向に設置した第2の階と、 前記二つの授受口と前記第1の階とを接続する二つのリ
フタと、 乗車または降車するためのものであって、前記二つのリ
フタにそれぞれ接続しており、前記第2の階に設けた二
つの入出庫口と、 前記授受口の一方に接続して前記棚群に設置したコンベ
ヤと、とからなり、 前記授受装置の一方が前記授受口の一方との間で車両を
授受可能なとき、他方の授受装置が他方の授受口との間
で車両を授受可能に設けていること、を特徴とする立体
駐車場。 - 【請求項2】請求項1の立体駐車場において、前記リフ
タは前記入出庫口に昇降可能に設けていること、を特徴
とする立体駐車場。 - 【請求項3】請求項1の立体駐車場において、前記棚群
は水平方向および垂直方向に沿って複数の格納棚をそれ
ぞれ設置しており、前記搬送手段は前記それぞれの格納
棚との間で車両を授受できるスタッカクレーンであるこ
と、を特徴とする立体駐車場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25961693A JPH06221017A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 立体駐車場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25961693A JPH06221017A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 立体駐車場 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22860485A Division JPH0617638B2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-10-16 | 機械式駐車場 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06221017A true JPH06221017A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=17336559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25961693A Pending JPH06221017A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 立体駐車場 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06221017A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997047840A1 (fr) * | 1996-06-14 | 1997-12-18 | Hitachi, Ltd. | Parc de stationnement mecanique et procede de gestion de stationnement pour un tel parc |
WO1997047839A1 (fr) * | 1996-06-14 | 1997-12-18 | Hitachi, Ltd. | Parc de stationnement et procede de gestion du stationnement |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP25961693A patent/JPH06221017A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997047840A1 (fr) * | 1996-06-14 | 1997-12-18 | Hitachi, Ltd. | Parc de stationnement mecanique et procede de gestion de stationnement pour un tel parc |
WO1997047839A1 (fr) * | 1996-06-14 | 1997-12-18 | Hitachi, Ltd. | Parc de stationnement et procede de gestion du stationnement |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0617637B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JPH06221017A (ja) | 立体駐車場 | |
JPH06221018A (ja) | 立体駐車場 | |
JP2647024B2 (ja) | 立体駐車場の運転方法 | |
JP2643863B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JP2643864B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JPH0733727B2 (ja) | 立体駐車場の運転方法 | |
JPH0796861B2 (ja) | 機械式駐車場の運転方法および機械式駐車場 | |
JP2643862B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JP2647025B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JPH06221016A (ja) | 立体駐車場 | |
JP2606604B2 (ja) | 立体駐車場 | |
KR900006056B1 (ko) | 입체 주차장 | |
JPH0733728B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JPS6290476A (ja) | 機械式駐車場 | |
JPH06221019A (ja) | 立体駐車場の運転方法 | |
JPH074103A (ja) | 立体駐車場 | |
JPH0733729B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JPH0796856B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JPS61270472A (ja) | 立体倉庫 | |
JPH066840B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JPS62129468A (ja) | スタツカクレ−ン式立体駐車場 | |
JPH0617639B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JPH066841B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JPH066842B2 (ja) | 立体駐車場 |