JPH06160674A - 光電子装置 - Google Patents
光電子装置Info
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- JPH06160674A JPH06160674A JP4309934A JP30993492A JPH06160674A JP H06160674 A JPH06160674 A JP H06160674A JP 4309934 A JP4309934 A JP 4309934A JP 30993492 A JP30993492 A JP 30993492A JP H06160674 A JPH06160674 A JP H06160674A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4201—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
- G02B6/4219—Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
- G02B6/422—Active alignment, i.e. moving the elements in response to the detected degree of coupling or position of the elements
-
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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- G02B6/24—Coupling light guides
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- G02B6/4246—Bidirectionally operating package structures
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
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- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 双方向通信、特にディジタル光加入者伝送シ
ステムの送受信用光電子装置において、送信光の光受信
器への混入防止及び光軸調整作業の簡易化をはかる。 【構成】 送受信用光電子装置において、分波フィルタ
16を送信光6の光軸に対して45゜からずらして配置
する、あるいは支持体15の光通路穴15Aの内壁面を
送信光5の光軸に対して傾斜する。また、送信光学器1
と分波光学器13を別体とし、送信光学器1のみで光軸
調整を行う。
ステムの送受信用光電子装置において、送信光の光受信
器への混入防止及び光軸調整作業の簡易化をはかる。 【構成】 送受信用光電子装置において、分波フィルタ
16を送信光6の光軸に対して45゜からずらして配置
する、あるいは支持体15の光通路穴15Aの内壁面を
送信光5の光軸に対して傾斜する。また、送信光学器1
と分波光学器13を別体とし、送信光学器1のみで光軸
調整を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、双方向光通信に係り、
ディジタル光加入者伝送システムの送受信用光電子装置
に関し、特に、フィルタ分離型送受信用光電子装置に関
するものである。
ディジタル光加入者伝送システムの送受信用光電子装置
に関し、特に、フィルタ分離型送受信用光電子装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】双方向光通信、特に、ディジタル光加入
者伝送システムの送受信に用いられる送受信用光電子装
置がある。この送受信用光電子装置は、図4(模式構成
図)に示すように、例えば、波長λ1 の送信光5を放射
するLD(Laser Diode:レーザダイオード)素子2と
送信側集光レンズ17とからなる光送信器、この光送信
器から放射される送信光5を導く光ファイバ19、この
光ファイバ19(伝播)を通過して来た波長λ2 の受信光
12に対して感度のあるPD(Photo Diode:フォトダ
イオード)素子8と前記波長λ1 の送信光5に対して反
射的で波長λ2 の受信光12に対して透過的な分波フィ
ルタ9と受信側集光レンズ18とからなる光受信器、前
記波長λ1 の送信光5に対して透過的で波長λ2 の受信
光12に対して反射的な分波フィルタ16及びこの分波
フィルタ16を支持する分波フィルタ支持体25で構成
される。この種の送受信用光電子装置はPD素子8が送
信光5に対してほぼ直交した位置に配置され、分波フィ
ルタ16が送信光5に対して45°の角度で配置され
る。また、送受信用光電子装置は、光送信器から放射さ
れた送信光5を分波フィルタ16に導くための光通路穴
25Aが分波フィルタ支持体25に形成される。この分
波フィルタ支持体25の光通路穴25Aの内壁面は、送
信光5の光軸に対してほぼ平行に形成される。
者伝送システムの送受信に用いられる送受信用光電子装
置がある。この送受信用光電子装置は、図4(模式構成
図)に示すように、例えば、波長λ1 の送信光5を放射
するLD(Laser Diode:レーザダイオード)素子2と
送信側集光レンズ17とからなる光送信器、この光送信
器から放射される送信光5を導く光ファイバ19、この
光ファイバ19(伝播)を通過して来た波長λ2 の受信光
12に対して感度のあるPD(Photo Diode:フォトダ
イオード)素子8と前記波長λ1 の送信光5に対して反
射的で波長λ2 の受信光12に対して透過的な分波フィ
ルタ9と受信側集光レンズ18とからなる光受信器、前
記波長λ1 の送信光5に対して透過的で波長λ2 の受信
光12に対して反射的な分波フィルタ16及びこの分波
フィルタ16を支持する分波フィルタ支持体25で構成
される。この種の送受信用光電子装置はPD素子8が送
信光5に対してほぼ直交した位置に配置され、分波フィ
ルタ16が送信光5に対して45°の角度で配置され
る。また、送受信用光電子装置は、光送信器から放射さ
れた送信光5を分波フィルタ16に導くための光通路穴
25Aが分波フィルタ支持体25に形成される。この分
波フィルタ支持体25の光通路穴25Aの内壁面は、送
信光5の光軸に対してほぼ平行に形成される。
【0003】また、複数の波長の光を使用せず1波長の
光のみで行う送受信用光電子装置や例えば特開昭62−
237408号公報に記載されているように、集光光学
系に2つのレンズ系を採用した送受信用光電子装置があ
る。
光のみで行う送受信用光電子装置や例えば特開昭62−
237408号公報に記載されているように、集光光学
系に2つのレンズ系を採用した送受信用光電子装置があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前述の送
受信用光電子装置について検討した結果、以下の問題点
を見出した。
受信用光電子装置について検討した結果、以下の問題点
を見出した。
【0005】前記送受信用光電子装置において、光受信
器(PD素子)への受信光の効果的な導入と送信光の混入
防止は、装置の品質、評価を決める上で重要なファクタ
ーとなり得る。
器(PD素子)への受信光の効果的な導入と送信光の混入
防止は、装置の品質、評価を決める上で重要なファクタ
ーとなり得る。
【0006】前記送受信用光電子装置において、図4に
示すように、LD素子2から放射される波長λ1 の送信
光5は、送信側集光レンズ17及び波長λ1 の光に透過
的で波長λ2 の光に反射的な分波フィルタ16を透過し
て光ファイバ19に結合される。一方、光ファイバ19
を通過して来た波長λ2 の受信光12は、分波フィルタ
16で反射され、受信側集光レンズ18及び波長λ1 の
光に反射的で波長λ2の光に透過的な分波フィルタ9を
透過してPD素子8に導かれる。
示すように、LD素子2から放射される波長λ1 の送信
光5は、送信側集光レンズ17及び波長λ1 の光に透過
的で波長λ2 の光に反射的な分波フィルタ16を透過し
て光ファイバ19に結合される。一方、光ファイバ19
を通過して来た波長λ2 の受信光12は、分波フィルタ
16で反射され、受信側集光レンズ18及び波長λ1 の
光に反射的で波長λ2の光に透過的な分波フィルタ9を
透過してPD素子8に導かれる。
【0007】ここで、分波フィルタ16であるが、波長
λ1 の光に対して透過的でも100%透過させるのは現
状不可能であり、送信光5が一部分波フィルタ16で反
射される。この反射光は、分波フィルタ16が送信光5
に対して45°の角度で配置されているため、受信光1
2がPD素子8に入射する方向と逆向きで、かつ平行な
迷光6として現われる。
λ1 の光に対して透過的でも100%透過させるのは現
状不可能であり、送信光5が一部分波フィルタ16で反
射される。この反射光は、分波フィルタ16が送信光5
に対して45°の角度で配置されているため、受信光1
2がPD素子8に入射する方向と逆向きで、かつ平行な
迷光6として現われる。
【0008】そして、この迷光6は、送信光5とほぼ平
行な分波フィルタ支持体25の光通路穴25Aの内壁面
で再び反射して、分波フィルタ16、レンズ18、フィ
ルタ9を通過してPD素子8に結合する。前記分波フィ
ルタ9は、基本的には波長λ1 の光(送信光5,迷光6)
に対して反射的ではあるが、100%反射させるのは現
状不可能であるので、反射光(迷光6)の1部が前記分波
フィルタ9を透過してPD素子8に結合することにな
る。このため、迷光6による受信ノイズ(送信光の光受
信器への混入)が発生するという問題があった。
行な分波フィルタ支持体25の光通路穴25Aの内壁面
で再び反射して、分波フィルタ16、レンズ18、フィ
ルタ9を通過してPD素子8に結合する。前記分波フィ
ルタ9は、基本的には波長λ1 の光(送信光5,迷光6)
に対して反射的ではあるが、100%反射させるのは現
状不可能であるので、反射光(迷光6)の1部が前記分波
フィルタ9を透過してPD素子8に結合することにな
る。このため、迷光6による受信ノイズ(送信光の光受
信器への混入)が発生するという問題があった。
【0009】特に、光通信においては、光の分散性が低
く、かつ光ファイバ中で損失の少ない光源が要求されて
おり、波長λ1 や波長λ2 に1.3μm、1.55μmの
両波長の光を放射可能なInGaAs系デバイスを使用
することが多い。しかしながら、PD素子8もまた、
1.3μm、1.55μmの両波長の光に感度のあるIn
GaAsで構成されるため、迷光6の挙動が重要である
ことが判明した。本発明者が開発中の送受信用光電子装
置は、シグナル・ノイズ比(S/N)が47dB以上の特
性を要求されており、前記分波フィルタ9を用いても十
分にこの特性を満足することは困難であった。
く、かつ光ファイバ中で損失の少ない光源が要求されて
おり、波長λ1 や波長λ2 に1.3μm、1.55μmの
両波長の光を放射可能なInGaAs系デバイスを使用
することが多い。しかしながら、PD素子8もまた、
1.3μm、1.55μmの両波長の光に感度のあるIn
GaAsで構成されるため、迷光6の挙動が重要である
ことが判明した。本発明者が開発中の送受信用光電子装
置は、シグナル・ノイズ比(S/N)が47dB以上の特
性を要求されており、前記分波フィルタ9を用いても十
分にこの特性を満足することは困難であった。
【0010】また、送受信用光電子装置においては、複
数の光送信器及び光受信器が存在するため、図4に示す
ように、光ファイバ19を動かして調整を行うと光受信
器の軸調整作業を伴うという問題があった。
数の光送信器及び光受信器が存在するため、図4に示す
ように、光ファイバ19を動かして調整を行うと光受信
器の軸調整作業を伴うという問題があった。
【0011】本発明の目的は、送信光の光受信器への混
入を防止することが可能な技術を提供することにある。
入を防止することが可能な技術を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、組立が容易な光軸調
整手段を提供することにある。
整手段を提供することにある。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0015】(1)少なくとも1つの送信光と少なくと
も1つの受信光とが集光光学系や分波フィルタを介して
1本の光ファイバに結合される構造を有する光電子装置
において、前記分波フィルタを送信光の光軸に対して理
論的配置角度からずらして配置する。
も1つの受信光とが集光光学系や分波フィルタを介して
1本の光ファイバに結合される構造を有する光電子装置
において、前記分波フィルタを送信光の光軸に対して理
論的配置角度からずらして配置する。
【0016】(2)少なくとも1つの送信光と少なくと
も1つの受信光とが集光光学系や分波フィルタを介して
1本の光ファイバに結合され、前記送信光が分波フィル
タを支持する支持体に設けられた光通路穴を通して分波
フィルタに導かれる構造を有する光電子装置において、
前記支持体の光通路穴の内壁面を送信光の光軸に対して
傾斜させる。
も1つの受信光とが集光光学系や分波フィルタを介して
1本の光ファイバに結合され、前記送信光が分波フィル
タを支持する支持体に設けられた光通路穴を通して分波
フィルタに導かれる構造を有する光電子装置において、
前記支持体の光通路穴の内壁面を送信光の光軸に対して
傾斜させる。
【0017】(3)前記送信光と光ファイバとの結合を
担う集光光学系は、非球面レンズとそれを支持する支持
体とで構成される。
担う集光光学系は、非球面レンズとそれを支持する支持
体とで構成される。
【0018】(4)少なくとも1つの送信光と少なくと
も1つの受信光とが集光光学系や分波フィルタを介して
1本の光ファイバに結合される構造を有する光電子装置
において、前記送信光を放射し、かつ前記集光光学系を
持つ光送信器と前記分波フィルタを持つ分波光学器とを
別体構造で構成し、前記光送信器側で光軸調整を行う手
段を有する。
も1つの受信光とが集光光学系や分波フィルタを介して
1本の光ファイバに結合される構造を有する光電子装置
において、前記送信光を放射し、かつ前記集光光学系を
持つ光送信器と前記分波フィルタを持つ分波光学器とを
別体構造で構成し、前記光送信器側で光軸調整を行う手
段を有する。
【0019】(5)前記光ファイバの入射端は、送信光
の光軸に対して直交しない様に傾斜させる。
の光軸に対して直交しない様に傾斜させる。
【0020】(6)前記分波フィルタを支持する支持体
の光通路の内壁面には光吸収膜が設けられる。
の光通路の内壁面には光吸収膜が設けられる。
【0021】
【作用】上述した手段(1)又は(2)によれば、分波
フィルタで一部反射された送信光の迷光と受信光との分
離及び送信光の迷光の減光を行うことができるので、送
信光の光受信器への混入を防止できる。
フィルタで一部反射された送信光の迷光と受信光との分
離及び送信光の迷光の減光を行うことができるので、送
信光の光受信器への混入を防止できる。
【0022】上述した手段(3)によれば、送信光が光
ファイバに結合される結合効率を向上することができる
ので、分波フィルタに入射する送信光を小さく抑えるこ
とができ、送信光の迷光の光量を低減できる。
ファイバに結合される結合効率を向上することができる
ので、分波フィルタに入射する送信光を小さく抑えるこ
とができ、送信光の迷光の光量を低減できる。
【0023】上述した手段(4)によれば、光送信器と
分波光学器とを別体とし、送信光学器のみで光軸調整を
行うので、軸調整作業を低減することができ、かつ組立
を容易にすることができる。
分波光学器とを別体とし、送信光学器のみで光軸調整を
行うので、軸調整作業を低減することができ、かつ組立
を容易にすることができる。
【0024】上述の手段(5)によれば、光ファイバの
入射端で反射する送信光の反射光(戻り光)を送信光の
入射光の光軸に対してずらすことができるので、再度分
波フィルタに導かれるのを防止できる。
入射端で反射する送信光の反射光(戻り光)を送信光の
入射光の光軸に対してずらすことができるので、再度分
波フィルタに導かれるのを防止できる。
【0025】上述の手段(6)によれば、分波フィルタ
で一部反射された送信光の迷光を熱に変換して光量を低
減することができるので、送信光の光受信器への混入を
防止できる。
で一部反射された送信光の迷光を熱に変換して光量を低
減することができるので、送信光の光受信器への混入を
防止できる。
【0026】以下、本発明の構成について、送受信用光
電子装置に本発明を適用した実施例とともに説明する。
電子装置に本発明を適用した実施例とともに説明する。
【0027】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0028】
(実施例1)図1は、本発明の実施例1である送受信用
光電子装置の構成を示す一部欠き断面図である。
光電子装置の構成を示す一部欠き断面図である。
【0029】図1に示すように、送受信用光電子装置
は、光送信器1、光受信器7、分波光学器13及び光フ
ァイバ19を主体にして構成される。この種の送受信用
光電子装置は、双方向光通信、特に、ディジタル光加入
者伝送システムの送受信に用いられる。
は、光送信器1、光受信器7、分波光学器13及び光フ
ァイバ19を主体にして構成される。この種の送受信用
光電子装置は、双方向光通信、特に、ディジタル光加入
者伝送システムの送受信に用いられる。
【0030】前記光送信器1は、波長λ1 (例えば1.
3μm)の送信光5を放射するLD素子2をステム4に
塔載し、このLD素子2をステム2及び非球面レンズキ
ャップ3で形成されるキャビティ内に気密封止してい
る。非球面レンズキャップ3は非球面レンズ3A及びそ
れを支持する支持体3Bで構成される。非球面レンズ3
Aは例えば鉛ガラスで形成され、支持体3Bは例えばス
テンレス合金で形成される。LD素子2は例えばInG
aAsからなる化合物半導体基板で形成され、ステム4
は例えばFe−Ni合金で形成される。
3μm)の送信光5を放射するLD素子2をステム4に
塔載し、このLD素子2をステム2及び非球面レンズキ
ャップ3で形成されるキャビティ内に気密封止してい
る。非球面レンズキャップ3は非球面レンズ3A及びそ
れを支持する支持体3Bで構成される。非球面レンズ3
Aは例えば鉛ガラスで形成され、支持体3Bは例えばス
テンレス合金で形成される。LD素子2は例えばInG
aAsからなる化合物半導体基板で形成され、ステム4
は例えばFe−Ni合金で形成される。
【0031】前記光受信器7は、波長λ2 (例えば1.
55μm)の受信光12に感度のあるPD素子8をステ
ム11に塔載し、このPD素子8をステム11及びPD
キャップ10で形成されるキャビティ内に気密封止して
いる。PDキャップ10には、波長λ1 の送信光5に対
して反射的で波長λ2 の受信光12に対して透過的な分
波フィルタ9が設けられる。分波フィルタ9は例えばバ
リウムホウケイサンガラスで形成され、PDキャップ1
0はコバール合金で形成される。PD素子8は例えばI
nGaAsからなる化合物半導体基板で形成され、ステ
ム11は例えばコバール合金で形成される。
55μm)の受信光12に感度のあるPD素子8をステ
ム11に塔載し、このPD素子8をステム11及びPD
キャップ10で形成されるキャビティ内に気密封止して
いる。PDキャップ10には、波長λ1 の送信光5に対
して反射的で波長λ2 の受信光12に対して透過的な分
波フィルタ9が設けられる。分波フィルタ9は例えばバ
リウムホウケイサンガラスで形成され、PDキャップ1
0はコバール合金で形成される。PD素子8は例えばI
nGaAsからなる化合物半導体基板で形成され、ステ
ム11は例えばコバール合金で形成される。
【0032】前記分波光学器13は、波長λ2 の受信光
12を集光する受信側集光レンズ18、波長λ1 の送信
光5に対して透過的で波長λ2 の受信光12に対して反
射的な分波フィルタ16及びそれらを支持する支持ケー
ス14で構成される。分波フィルタ16は支持ケース1
4に一体に形成された支持体15に支持される。分波フ
ィルタ16は波長選択的透明鏡であり、例えばハーフミ
ラー、分光フィルタ等を用いる。分波フィルタ16は例
えばバリウムホウケイサンガラスで形成され、受信側集
光レンズ18は例えばバリウムホウケイサンガラスで形
成され、支持ケース14は例えばFe−Ni合金で形成
される。
12を集光する受信側集光レンズ18、波長λ1 の送信
光5に対して透過的で波長λ2 の受信光12に対して反
射的な分波フィルタ16及びそれらを支持する支持ケー
ス14で構成される。分波フィルタ16は支持ケース1
4に一体に形成された支持体15に支持される。分波フ
ィルタ16は波長選択的透明鏡であり、例えばハーフミ
ラー、分光フィルタ等を用いる。分波フィルタ16は例
えばバリウムホウケイサンガラスで形成され、受信側集
光レンズ18は例えばバリウムホウケイサンガラスで形
成され、支持ケース14は例えばFe−Ni合金で形成
される。
【0033】前記光ファイバ19は、支持ケース14に
支持され、光送信器(LD素子2)1から放射された波長
λ1 の送信光5を例えば遠隔局に送信すると共に、遠隔
局から放射された波長λ2 の受信光12を本装置に導
く。つまり、本実施例の送受信用光電子装置は、送信光
5が非球面レンズ(集光光学系)3Aや分波フィルタ16
を介して光ファイバ19に結合されると共に、受信光1
2が分波フィルタ16や受信側集光レンズ(集光光学系)
18及び分波フィルタ9を介してPD素子8に結合され
る構造になっている。
支持され、光送信器(LD素子2)1から放射された波長
λ1 の送信光5を例えば遠隔局に送信すると共に、遠隔
局から放射された波長λ2 の受信光12を本装置に導
く。つまり、本実施例の送受信用光電子装置は、送信光
5が非球面レンズ(集光光学系)3Aや分波フィルタ16
を介して光ファイバ19に結合されると共に、受信光1
2が分波フィルタ16や受信側集光レンズ(集光光学系)
18及び分波フィルタ9を介してPD素子8に結合され
る構造になっている。
【0034】前記光送信器1のステム4はパイプ20を
介在して支持ケース14に固定される。つまり、光送信
器1はパイプ20を介在して分波光学器13に固定され
る。パイプ20は、例えばコバール合金で形成され、支
持ケース14に抵抗溶接やYAG(Yttrium Aluminum
Garnet)レ−ザ溶接により固定される。
介在して支持ケース14に固定される。つまり、光送信
器1はパイプ20を介在して分波光学器13に固定され
る。パイプ20は、例えばコバール合金で形成され、支
持ケース14に抵抗溶接やYAG(Yttrium Aluminum
Garnet)レ−ザ溶接により固定される。
【0035】前記送信光5と光ファイバ19との結合に
対する光軸方向調整は、実際に光ファイバ19により結
合が最大となる位置を測定し、その位置とステム4の上
面迄の間の距離から支持ケース14の光学距離を差し引
いた長さのパイプ20を使用する。この際、パイプ20
は、例えば50μmピッチにて数種類の長さのものを用
意して選択するようにする。これで、LD素子2及び非
球面レンズ3Aを持つ光送信器1と分波フィルタ16を
持つ分波光学器13の送信光16に対する光軸方向調整
が行われる。この後、光ファイバ19を送信光5の光軸
に垂直な方向に位置合せし、支持ケース14にYAGレ
ーザ溶接等により固定する。
対する光軸方向調整は、実際に光ファイバ19により結
合が最大となる位置を測定し、その位置とステム4の上
面迄の間の距離から支持ケース14の光学距離を差し引
いた長さのパイプ20を使用する。この際、パイプ20
は、例えば50μmピッチにて数種類の長さのものを用
意して選択するようにする。これで、LD素子2及び非
球面レンズ3Aを持つ光送信器1と分波フィルタ16を
持つ分波光学器13の送信光16に対する光軸方向調整
が行われる。この後、光ファイバ19を送信光5の光軸
に垂直な方向に位置合せし、支持ケース14にYAGレ
ーザ溶接等により固定する。
【0036】前記PDキャップ10は支持ケース14に
固定される。つまり、光受信器7は分波光学器13に固
定される。この固定に際しては、光ファイバ19の図1
における右側から光を入れ、受信光12がPD素子8に
最大結合されるように、PDキャップ10と支持ケース
14とをすり合せ位置調整を行った後、相互に対してY
AGレーザ溶接等により固定する。
固定される。つまり、光受信器7は分波光学器13に固
定される。この固定に際しては、光ファイバ19の図1
における右側から光を入れ、受信光12がPD素子8に
最大結合されるように、PDキャップ10と支持ケース
14とをすり合せ位置調整を行った後、相互に対してY
AGレーザ溶接等により固定する。
【0037】前記分波光学器13において、分波フィル
タ16は、送信光5の光軸に対して例えばθA =48°
の角度で傾斜している。つまり、分波フィルタ16は、
送信光5の光軸に対して45°の位置からずらした構成
になっている。このように、分波フィルタ16を送信光
5の光軸に対してθA =48°の角度で傾斜させること
により、送信光5が分波フィルタ16を透過する際、一
部反射により生じた迷光6と受信光12との分離及及び
迷光6の減光を行うことができるので、送信光(迷光6)
5の光受信器7への混入を防止することができる。
タ16は、送信光5の光軸に対して例えばθA =48°
の角度で傾斜している。つまり、分波フィルタ16は、
送信光5の光軸に対して45°の位置からずらした構成
になっている。このように、分波フィルタ16を送信光
5の光軸に対してθA =48°の角度で傾斜させること
により、送信光5が分波フィルタ16を透過する際、一
部反射により生じた迷光6と受信光12との分離及及び
迷光6の減光を行うことができるので、送信光(迷光6)
5の光受信器7への混入を防止することができる。
【0038】前記分波光学器13において、分波フィル
タ16を支持する支持体15には、光送信器1から放射
された送信光5を分波フィルタ16に導くための光通路
穴15Aが形成される。この光通路穴15Aの内壁面は
送信光5の光軸に対して傾斜した構成になっている。つ
まり、光通路穴15Aは、非球面レンズ3A側の開口面
積(内径)が光ファイバ19側の開口面積(内径)に比べて
大きく構成される。このように、光通路穴15Aの内壁
面を送信光5の光軸に対して傾斜させることにより、一
部反射で生じた送信光5の迷光6が光通路穴15Aの内
壁面に反射する角度を90°からずらすことができるの
で、送信光(迷光6)5の光受信器7への混入を防止する
ことができる。
タ16を支持する支持体15には、光送信器1から放射
された送信光5を分波フィルタ16に導くための光通路
穴15Aが形成される。この光通路穴15Aの内壁面は
送信光5の光軸に対して傾斜した構成になっている。つ
まり、光通路穴15Aは、非球面レンズ3A側の開口面
積(内径)が光ファイバ19側の開口面積(内径)に比べて
大きく構成される。このように、光通路穴15Aの内壁
面を送信光5の光軸に対して傾斜させることにより、一
部反射で生じた送信光5の迷光6が光通路穴15Aの内
壁面に反射する角度を90°からずらすことができるの
で、送信光(迷光6)5の光受信器7への混入を防止する
ことができる。
【0039】前記光ファイバ19の入射端面は、送信光
5の直角方向に対して角度θD 分傾けられている。これ
は、光送信器1から放射された送信光5が分波フィルタ
16を透過して光ファイバ19の入射端面に反射し、再
度分波フィルタ16に戻り光として導かれるのを防止し
ている。
5の直角方向に対して角度θD 分傾けられている。これ
は、光送信器1から放射された送信光5が分波フィルタ
16を透過して光ファイバ19の入射端面に反射し、再
度分波フィルタ16に戻り光として導かれるのを防止し
ている。
【0040】次に、本実施例1の動作を図1及び図2
(本実施例1の動作を説明するための模式図)を用いて
説明する。
(本実施例1の動作を説明するための模式図)を用いて
説明する。
【0041】本実施例1の送受信用光電子装置は、図2
に示すように、分波フィルタ16を送信光5に対して角
度θA で配置し、支持体15の光通路穴15Aの内壁面
を送信光5に対して角度θB で傾斜するように配置され
いる。このように角度θA に分波フィルタ16を配置し
た時、送信光5の光軸の垂線方向上向きに進む受信光1
2は、θA (本実施例1は、θA =48゜)の理論的配置
角度θ(例えばθ=45゜)からの角度ずれ量の2倍、
すなわち(θA −45゜)×2の角度だけ送信光5の光
軸の垂線方向上向きに対して時計回りに傾くことにな
る。
に示すように、分波フィルタ16を送信光5に対して角
度θA で配置し、支持体15の光通路穴15Aの内壁面
を送信光5に対して角度θB で傾斜するように配置され
いる。このように角度θA に分波フィルタ16を配置し
た時、送信光5の光軸の垂線方向上向きに進む受信光1
2は、θA (本実施例1は、θA =48゜)の理論的配置
角度θ(例えばθ=45゜)からの角度ずれ量の2倍、
すなわち(θA −45゜)×2の角度だけ送信光5の光
軸の垂線方向上向きに対して時計回りに傾くことにな
る。
【0042】一方、送信光5の分波フィルタ16による
透過損失のために生じた迷光6も、θA =48゜の理論
的配置角度θ=45゜からの角度ずれ量の2倍、すなわ
ち(θA −45゜)×2の角度だけ送信光9の光軸の垂
線方向下向きに対して時計回りに傾いて発生し、支持体
15の光通路穴15Aの内壁面で反射して図1の上向き
に現れる。この迷光6の方向は、送信光5の光軸の垂線
方向上向きに対して反時計回りに(θA −45゜)×2+
θB ×2の角度だけ傾いた向きである。
透過損失のために生じた迷光6も、θA =48゜の理論
的配置角度θ=45゜からの角度ずれ量の2倍、すなわ
ち(θA −45゜)×2の角度だけ送信光9の光軸の垂
線方向下向きに対して時計回りに傾いて発生し、支持体
15の光通路穴15Aの内壁面で反射して図1の上向き
に現れる。この迷光6の方向は、送信光5の光軸の垂線
方向上向きに対して反時計回りに(θA −45゜)×2+
θB ×2の角度だけ傾いた向きである。
【0043】これらより、PD素子8へ入射する受信光
12と迷光6の分離角度θC は、次式(1)となる。
12と迷光6の分離角度θC は、次式(1)となる。
【0044】
【数1】 θC =4(θA −45゜)+2θB ……
(1) (但し、上記式(1)は、光ファイバ19の入射端面角度
θD =0゜の条件で成立する。)このθC は、PD素子
8へ入射する受信光12と迷光6の分離角度を表わし、
迷光6のPD素子8への結合と逆の関係にある。すなわ
ち、θC が大きいほど迷光6がPD素子8に結合しにく
くなり、送信光5の光受信器7への混入防止が達成され
ることになる。このことから、分波フィルタ16の挿入
角θA を45゜からずらすことと、支持体15の光通路
穴15Aの内壁面の送信光5に対する傾斜角θB を大き
くすることは分離角θC を大きくし送信光5の光受信器
7への混入防止の目的に対して有効な方法である。
(1) (但し、上記式(1)は、光ファイバ19の入射端面角度
θD =0゜の条件で成立する。)このθC は、PD素子
8へ入射する受信光12と迷光6の分離角度を表わし、
迷光6のPD素子8への結合と逆の関係にある。すなわ
ち、θC が大きいほど迷光6がPD素子8に結合しにく
くなり、送信光5の光受信器7への混入防止が達成され
ることになる。このことから、分波フィルタ16の挿入
角θA を45゜からずらすことと、支持体15の光通路
穴15Aの内壁面の送信光5に対する傾斜角θB を大き
くすることは分離角θC を大きくし送信光5の光受信器
7への混入防止の目的に対して有効な方法である。
【0045】本実施例1においては、主に迷光6のPD
素子8への結合阻止について言及してきたが、迷光6の
光量を減らすことも有効な方法である。それには、分波
フィルタ16の送信光5に対する透過率の向上はもとよ
り、送信側集光レンズを図1に示す非球面レンズ3A等
に換えて光ファイバ19への送信光5の結合効率を上げ
れば良い。結合効率が上がれば、分波フィルタ16に入
射する送信光5を小さく抑えることができ、迷光6の光
量を減らすことができる。
素子8への結合阻止について言及してきたが、迷光6の
光量を減らすことも有効な方法である。それには、分波
フィルタ16の送信光5に対する透過率の向上はもとよ
り、送信側集光レンズを図1に示す非球面レンズ3A等
に換えて光ファイバ19への送信光5の結合効率を上げ
れば良い。結合効率が上がれば、分波フィルタ16に入
射する送信光5を小さく抑えることができ、迷光6の光
量を減らすことができる。
【0046】以上説明したことからわかるように、本実
施例1によれば、送信光の光受信器への混入防止を容易
に達成することができる。
施例1によれば、送信光の光受信器への混入防止を容易
に達成することができる。
【0047】次に、光軸調整方法であるが、図2(動作
を説明するための模式図である)に示すように、LD素
子2及び非球面レンズ3A(集光光学系)を持つ送信光学
器1と分波フィルタ16を持つ分波光学器13を別体と
し、送信光学器1を動かして光軸調整を行うので、容易
に光軸調整を行うことができる。
を説明するための模式図である)に示すように、LD素
子2及び非球面レンズ3A(集光光学系)を持つ送信光学
器1と分波フィルタ16を持つ分波光学器13を別体と
し、送信光学器1を動かして光軸調整を行うので、容易
に光軸調整を行うことができる。
【0048】LD素子2からの送信光5を集光光学系で
光ファイバ19、特に、シングルモ−ド光ファイバに高
率で結合させるには、送信光5の光軸方向への軸調整が
必要となる。一方、PD素子8と光ファイバ19との結
合は、PD素子8の受光径がφ100μm程度であるた
め、位置ズレ余裕度として数百μmあり、軸方向の調整
は部品寸法精度の範囲で無調整化が可能である。このこ
とから、分波光学器13は部品寸法精度のみで固定し、
別体の送信光学器1を調整することにより、軸調整作業
を減らした組立が容易な構造とすることができる。
光ファイバ19、特に、シングルモ−ド光ファイバに高
率で結合させるには、送信光5の光軸方向への軸調整が
必要となる。一方、PD素子8と光ファイバ19との結
合は、PD素子8の受光径がφ100μm程度であるた
め、位置ズレ余裕度として数百μmあり、軸方向の調整
は部品寸法精度の範囲で無調整化が可能である。このこ
とから、分波光学器13は部品寸法精度のみで固定し、
別体の送信光学器1を調整することにより、軸調整作業
を減らした組立が容易な構造とすることができる。
【0049】(実施例2)図3は、本発明の実施例2で
ある送受信用光電子装置の構成を説明するための模式図
である。
ある送受信用光電子装置の構成を説明するための模式図
である。
【0050】図3に示すように、本実施例2の送受信用
光電子装置は、前記実施例1(図1)の系に対しもう1つ
光受信器を設けたものであり、波長λ3 の受信光23に
感度の有るPD素子21及び波長λ1 とλ2 に透過的で
λ3 に反射的な分波フィルタ22が追加配置されたもの
である。これは、情報の多様化に対しての変形例であ
る。
光電子装置は、前記実施例1(図1)の系に対しもう1つ
光受信器を設けたものであり、波長λ3 の受信光23に
感度の有るPD素子21及び波長λ1 とλ2 に透過的で
λ3 に反射的な分波フィルタ22が追加配置されたもの
である。これは、情報の多様化に対しての変形例であ
る。
【0051】図3にはもう一つの変形例も合わせて示さ
れている。迷光6の光量を減少させるため、支持体15
の光通路穴15Aの内壁面に光を熱に変換させる光吸収
膜24を配置し、送信光5の光受信器への混入防止効果
を上げるものである。
れている。迷光6の光量を減少させるため、支持体15
の光通路穴15Aの内壁面に光を熱に変換させる光吸収
膜24を配置し、送信光5の光受信器への混入防止効果
を上げるものである。
【0052】すなわち、支持体15の光通路穴15Aの
内壁面に光吸収膜24などを施し、迷光6を熱に変換し
て光量を減らすことができる。
内壁面に光吸収膜24などを施し、迷光6を熱に変換し
て光量を減らすことができる。
【0053】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0054】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0055】(1)送信光の迷光と受信光との分離及び
迷光の減光を行うことができるので、送信光の光受信器
への混入を防止することができる。
迷光の減光を行うことができるので、送信光の光受信器
への混入を防止することができる。
【0056】(2)送信光学器と分波光学器を別体と
し、送信光学器のみで光軸調整を行うので、軸調整作業
を低減することができ、かつ組立を容易にすることがで
きる。
し、送信光学器のみで光軸調整を行うので、軸調整作業
を低減することができ、かつ組立を容易にすることがで
きる。
【図1】 本発明の実施例1である送受信用光電子装置
の構成を示す一部欠き断面図、
の構成を示す一部欠き断面図、
【図2】 本実施例1の動作を説明するための模式構成
図、
図、
【図3】 本発明の実施例2である送受信用光電子装置
の構成を説明するための模式構成図、
の構成を説明するための模式構成図、
【図4】 従来のディジタル光加入者伝送システムの送
受信用光電子装置の問題点を説明するための模式構成
図。
受信用光電子装置の問題点を説明するための模式構成
図。
1…光送信器、2…LD素子、3…非球面レンズキャッ
プ、4…ステム、5…送信光(波長λ1 )、6…迷光、
7…光受信器、8…PD素子、9…分波フィルタ、、1
0…PDキャップ、11…ステム、12…受信光(波長
λ2 )、13…光分波光学器、14…支持ケース、15
…支持体、15A…光通路穴、16…分波フィルタ、1
7…送信側集光レンズ、18…受信側集光レンズ、19
…光ファイバ、20…パイプ、21…PD素子、22…
分波フィルタ、23…受信光(波長λ3 )、24…光吸
収膜。
プ、4…ステム、5…送信光(波長λ1 )、6…迷光、
7…光受信器、8…PD素子、9…分波フィルタ、、1
0…PDキャップ、11…ステム、12…受信光(波長
λ2 )、13…光分波光学器、14…支持ケース、15
…支持体、15A…光通路穴、16…分波フィルタ、1
7…送信側集光レンズ、18…受信側集光レンズ、19
…光ファイバ、20…パイプ、21…PD素子、22…
分波フィルタ、23…受信光(波長λ3 )、24…光吸
収膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 義彦 長野県小諸市大字柏木字東大道下190番地 株式会社日立製作所小諸工場内 (72)発明者 田口 英夫 長野県小諸市大字柏木字東大道下190番地 株式会社日立製作所小諸工場内
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも1つの送信光と少なくとも1
つの受信光とが集光光学系及び分波フィルタを介して1
本の光ファイバに結合される構造を有する光電子装置に
おいて、前記分波フィルタを送信光の光軸に対して理論
的配置角度からずらして配置したことを特徴とする光電
子装置。 - 【請求項2】 少なくとも1つの送信光と少なくとも1
つの受信光とが集光光学系及び分波フィルタを介して1
本の光ファイバに結合され、前記送信光が分波フィルタ
を支持する支持体に設けられた光通路穴を通して分波フ
ィルタに導かれる構造を有する光電子装置において、前
記支持体の光通路穴の内壁面を送信光の光軸に対して傾
斜させたことを特徴とする光電子装置。 - 【請求項3】 前記送信光と光ファイバとの結合を担う
集光光学系は、非球面レンズとそれを支持する支持体と
で構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に
記載の光電子装置。 - 【請求項4】 前記分波フィルタは波長選択的半透明鏡
から成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち
いずれか1項に記載の光電子装置。 - 【請求項5】 少なくとも1つの送信光と少なくとも1
つの光受信光とが集光光学系や分波フィルタを介して1
本の光ファイバに結合される構造を有する光電子装置に
おいて、前記送信光を放射し、かつ前記集光光学系を持
つ光送信器と前記分波フィルタを持つ分波光学器とが別
体構造を成し、光送信器側で光軸調整を行う手段を有す
ることを特徴とする光電子装置。 - 【請求項6】 前記光ファイバの入射端は、送信光の光
軸に対して直交しない様に傾斜させた構成になっている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか
1項に記載の光電子装置。 - 【請求項7】 前記分波フィルタを支持する支持体の光
通路穴の内壁面には光吸収膜が設けられていることを特
徴とする請求項1乃至請求項6のうちいずれか1項に記
載の光電子装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309934A JPH06160674A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 光電子装置 |
US08/150,307 US5408559A (en) | 1992-11-19 | 1993-11-12 | Optoelectronic device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309934A JPH06160674A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 光電子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06160674A true JPH06160674A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=17999111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4309934A Pending JPH06160674A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 光電子装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5408559A (ja) |
JP (1) | JPH06160674A (ja) |
Cited By (8)
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---|---|---|---|---|
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WO2004107003A1 (ja) * | 2003-06-02 | 2004-12-09 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | 光送受信モジュール |
WO2005031410A1 (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-07 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | 光モジュール、光送受信及び光ジョイントスリーブ |
US7125174B2 (en) | 2004-01-15 | 2006-10-24 | Tdk Corporation | Optical module for bi-directional communication system |
JP2007086757A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-04-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光モジュール |
US7403716B2 (en) | 2004-01-15 | 2008-07-22 | Tdk Corporation | Optical module for bi-directional communication system |
JP2010027651A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Hitachi Maxell Ltd | キャップ、光学ユニット、光モジュール、及び光通信モジュール |
KR101878259B1 (ko) * | 2012-04-16 | 2018-07-13 | 한국전자통신연구원 | 다채널 광모듈 |
Families Citing this family (47)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3334381B2 (ja) * | 1994-12-02 | 2002-10-15 | 三菱電機株式会社 | 光半導体素子モジュール |
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US5796899A (en) * | 1995-12-28 | 1998-08-18 | Lucent Technologies Inc. | Bidirectional optical transceiver assembly with reduced crosstalk |
WO1997030368A1 (en) * | 1996-02-16 | 1997-08-21 | Philips Electronics N.V. | Optoelectronic device with a coupling between a semiconductor diode laser modulator or amplifier and two optical glass fibers |
US5848211A (en) * | 1996-08-28 | 1998-12-08 | Hewlett-Packard Company | Photonics module having its components mounted on a single mounting member |
JP3701775B2 (ja) * | 1997-07-09 | 2005-10-05 | アルプス電気株式会社 | 光送受信モジュール |
US5867622A (en) * | 1997-07-15 | 1999-02-02 | Kyocera Corporation | Module for optical communication |
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