JPH0615069Y2 - パネル止め装置 - Google Patents
パネル止め装置Info
- Publication number
- JPH0615069Y2 JPH0615069Y2 JP3322088U JP3322088U JPH0615069Y2 JP H0615069 Y2 JPH0615069 Y2 JP H0615069Y2 JP 3322088 U JP3322088 U JP 3322088U JP 3322088 U JP3322088 U JP 3322088U JP H0615069 Y2 JPH0615069 Y2 JP H0615069Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- plate
- bolt
- stopper
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建物のパネルの止め装置に関する。
(従来の技術) 建物の躯体に取付けられた支持部材にパネルの係止縁を
取付けることは古くから行われている。この場合、下地
材等の支持部材にボルトを通し、パネルの内壁側のプレ
ートに、該ボルトをねじ込むことで、パネルを支持部材
に固定している。これとは別に、パネルの弾性力を利用
して、パネルを支持部材に係止させている手段も採用さ
れているが、ボルトを用いる方がパネルを支持部材に強
固に保持させ得る。
取付けることは古くから行われている。この場合、下地
材等の支持部材にボルトを通し、パネルの内壁側のプレ
ートに、該ボルトをねじ込むことで、パネルを支持部材
に固定している。これとは別に、パネルの弾性力を利用
して、パネルを支持部材に係止させている手段も採用さ
れているが、ボルトを用いる方がパネルを支持部材に強
固に保持させ得る。
(本考案が解決しようとする課題) 前述した従来例では、支持部材に取付けたボルトの位置
に合せてパネルを配し、支持部材側からパネル内に手を
入れ、ネジ穴付きのプレートをボルトの位置に運び、ボ
ルトを締めて、ボルトとナットとでパネルを支持部材に
固定する。しかし、このプレートは作業中常に手にして
いる必要があり不便で改良が望まれている。
に合せてパネルを配し、支持部材側からパネル内に手を
入れ、ネジ穴付きのプレートをボルトの位置に運び、ボ
ルトを締めて、ボルトとナットとでパネルを支持部材に
固定する。しかし、このプレートは作業中常に手にして
いる必要があり不便で改良が望まれている。
それ故に、本考案は、前述した不具合を解消させたパネ
ル止め装置を提供することを課題とする。
ル止め装置を提供することを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前述した課題を解決するために、基本的に
は、止め穴を有するプレートと、プレートとパネル内壁
面との間に介在させた弾性体とからなる止め具を有し、
この止め具のプレートをパネルの係止縁に止着させる手
段を採用する。
は、止め穴を有するプレートと、プレートとパネル内壁
面との間に介在させた弾性体とからなる止め具を有し、
この止め具のプレートをパネルの係止縁に止着させる手
段を採用する。
(作用) 弾性体がパネル内壁面に接することにより反力でプレー
トをパネル内壁面に押し付ける。それ故、プレートの自
重による落下はなく、パネルの取付け作業中プレートに
常に手をそえる必要がなくなり、作業がきわめて容易と
なる。
トをパネル内壁面に押し付ける。それ故、プレートの自
重による落下はなく、パネルの取付け作業中プレートに
常に手をそえる必要がなくなり、作業がきわめて容易と
なる。
(実施例) 第1図に示す止め具1は、止め穴となるネジ穴2付きの
プレート3に、発泡樹脂、柔軟な樹脂、ゴム等の弾性体
4のブロックを接着剤で固着させたものである。弾性体
4は、後述するパネル内に配置された時、弾性変形し、
止め具1をパネルから落下させない厚みとする。
プレート3に、発泡樹脂、柔軟な樹脂、ゴム等の弾性体
4のブロックを接着剤で固着させたものである。弾性体
4は、後述するパネル内に配置された時、弾性変形し、
止め具1をパネルから落下させない厚みとする。
第2図に示す例は、板バネ5を弾性体として用いたもの
で、中央にネジ穴2を有する平坦面をプレート3にスポ
ット熔接して固着し、プレート3の止め穴となるネジ穴
2と同心のナット部6を一体に形成したものである。板
バネ5の両側の脚片の端面がパネル内壁面に弾力的に接
触する。第3図に示した例は、線バネ7を用いたもので
実質的に第2図の例と同じである。
で、中央にネジ穴2を有する平坦面をプレート3にスポ
ット熔接して固着し、プレート3の止め穴となるネジ穴
2と同心のナット部6を一体に形成したものである。板
バネ5の両側の脚片の端面がパネル内壁面に弾力的に接
触する。第3図に示した例は、線バネ7を用いたもので
実質的に第2図の例と同じである。
第4図に取付例を示す。建物の躯体に離間して取付けら
れた下地材となるL型材にして片方基材にボルト径より
やや大きいスリット状切欠を構成した支持部材8に、中
央に開口を有する長尺で帯状のパネル9を並列状に配す
には、弾性体付きとボルト付きのプレート3を、開口1
0よりパネル9の内部係止縁へ押し状態に入れて90度
回転させ、プレート3の側面の係止用段部をパネル9の
開口10の係止縁に係止させた後、ボルト12の頭部を
支持部材の切欠に装着して締結させる。第4図の左側
は、プレート3に弾性体としてのモヘヤ11を接着剤等
で植えさせたものであるが、このモヘヤからなる弾性体
が、パネル9の内壁面に接して予めボルト12をプレー
ト3にねじ込んでパネル9、9′を支持部材に固定さ
せ、プレート3をパネル9、9′に押しつけ、止め具1
のボルト締結施工時に自重により落下するのを防止する
と共に、ボルト12の締結を容易化させる。第4図の右
側の例は、長尺状コーナパネル9′の係止縁の切欠き又
は孔への支持部材8のボルト止め部の切欠き又は孔の取
付は、弾性体として発泡樹脂を用いたものを使用してい
るが、この場合も、弾性体4の弾性変形が、止め具1を
パネル内開口の装着部に支持させる。この場合の支持部
材にボルト用ネジ部を止着する切欠き又は穴を設ける。
図示していないが、左右の止め具を一組とするL字型プ
レートを構成した止め具としてもよい。
れた下地材となるL型材にして片方基材にボルト径より
やや大きいスリット状切欠を構成した支持部材8に、中
央に開口を有する長尺で帯状のパネル9を並列状に配す
には、弾性体付きとボルト付きのプレート3を、開口1
0よりパネル9の内部係止縁へ押し状態に入れて90度
回転させ、プレート3の側面の係止用段部をパネル9の
開口10の係止縁に係止させた後、ボルト12の頭部を
支持部材の切欠に装着して締結させる。第4図の左側
は、プレート3に弾性体としてのモヘヤ11を接着剤等
で植えさせたものであるが、このモヘヤからなる弾性体
が、パネル9の内壁面に接して予めボルト12をプレー
ト3にねじ込んでパネル9、9′を支持部材に固定さ
せ、プレート3をパネル9、9′に押しつけ、止め具1
のボルト締結施工時に自重により落下するのを防止する
と共に、ボルト12の締結を容易化させる。第4図の右
側の例は、長尺状コーナパネル9′の係止縁の切欠き又
は孔への支持部材8のボルト止め部の切欠き又は孔の取
付は、弾性体として発泡樹脂を用いたものを使用してい
るが、この場合も、弾性体4の弾性変形が、止め具1を
パネル内開口の装着部に支持させる。この場合の支持部
材にボルト用ネジ部を止着する切欠き又は穴を設ける。
図示していないが、左右の止め具を一組とするL字型プ
レートを構成した止め具としてもよい。
第5図の左側の例は、第3図の止め具1を、パネル9の
開口10からパネル9内に入れ板バネ5で支持させたも
のである。板バネ5の端面がパネル内壁面に接し、ボル
ト12をプレート3のネジ穴2及び板バネ5のナット部
6にねじ込み板止めしたプレート3をパネル9の開口1
0の縁に強く押し付け後ボルトを締結し、パネル9を支
持部材9に固定する。第5図の右側の例は線バネ7を用
いたものであるが、その左側の例と取付及びその作用が
同じなので説明を省略する。
開口10からパネル9内に入れ板バネ5で支持させたも
のである。板バネ5の端面がパネル内壁面に接し、ボル
ト12をプレート3のネジ穴2及び板バネ5のナット部
6にねじ込み板止めしたプレート3をパネル9の開口1
0の縁に強く押し付け後ボルトを締結し、パネル9を支
持部材9に固定する。第5図の右側の例は線バネ7を用
いたものであるが、その左側の例と取付及びその作用が
同じなので説明を省略する。
第6図に示す例は、方形パネル9の突き合せ部に止め具
1を用いた例であるが、この場合、パネル9の下側の片
である係止縁をボルト9を通す切欠きを付けるか、ボル
ト9を該片の縁に通し、プレート3の一側を該片の係止
縁に係止させてもよい。取付や作用は第4・5図の例と
同じである。
1を用いた例であるが、この場合、パネル9の下側の片
である係止縁をボルト9を通す切欠きを付けるか、ボル
ト9を該片の縁に通し、プレート3の一側を該片の係止
縁に係止させてもよい。取付や作用は第4・5図の例と
同じである。
パネル9への止め具1の使用は図例に限定されることな
く、他の弾性体を用いたものを使用してもよい。
く、他の弾性体を用いたものを使用してもよい。
(効果) 本考案による止め具は、種々の形状のパネルに使用で
き、しかも、その取付け施工を容易にする。実際、止め
具のパネルへの弾性力を利用した止着は、止め具を適正
位置へパネルを配置する作業をも容易にさせる。
き、しかも、その取付け施工を容易にする。実際、止め
具のパネルへの弾性力を利用した止着は、止め具を適正
位置へパネルを配置する作業をも容易にさせる。
第1−3図は止め具の各実施例を示す斜視図、第4−6
図は各種パネルへの各止め具の取付例を示す断面図であ
る。 図中:1……止め具、2……ネジ穴、3……プレート、
4,5,7……弾性体、8……支持部材、9……パネ
ル、12……ボルト。
図は各種パネルへの各止め具の取付例を示す断面図であ
る。 図中:1……止め具、2……ネジ穴、3……プレート、
4,5,7……弾性体、8……支持部材、9……パネ
ル、12……ボルト。
Claims (1)
- 【請求項1】建物の躯体に取付けられた支持部材にパネ
ルの係止縁を止着させるパネル止め装置において、該装
置が止め穴を有するプレートと該プレートと前記パネル
の内壁面との間に介在させた弾性体とからなる止め具を
有し、該止め具の前記プレートを前記係止縁に止着させ
ることを特徴とするパネル止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3322088U JPH0615069Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | パネル止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3322088U JPH0615069Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | パネル止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01138016U JPH01138016U (ja) | 1989-09-21 |
JPH0615069Y2 true JPH0615069Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31259878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3322088U Expired - Lifetime JPH0615069Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | パネル止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615069Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP3322088U patent/JPH0615069Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01138016U (ja) | 1989-09-21 |
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