JPH06121001A - セル通信誤り時の再送制御方式 - Google Patents
セル通信誤り時の再送制御方式Info
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- JPH06121001A JPH06121001A JP26391592A JP26391592A JPH06121001A JP H06121001 A JPH06121001 A JP H06121001A JP 26391592 A JP26391592 A JP 26391592A JP 26391592 A JP26391592 A JP 26391592A JP H06121001 A JPH06121001 A JP H06121001A
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Landscapes
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ATM(Asynchronous Transfer Mode; 非同
期転送モード)におけるAAL(ATM Adaptation Laye
r)の再送制御で、手順を簡素化し、また、不必要なセ
ルの再送を避ける。 【構成】 受信側AALヘッダトレイラ処理部106
で、正常にセルの受信ができなかったのを発見したとき
に、送信側に対してそのセル以降のセル送信を中止する
指示を持った管理用セルを送信すると共に、上位の通信
処理層に対してセル受信エラーの発生を通知する。一
方、前述のセル送信中止要求を受け取った送信側AAL
では、セルの送信を中止し、併せて送信バッファ101
内のユーザ情報を廃棄する。 【効果】 ネットワークの使用が効率的になる。
期転送モード)におけるAAL(ATM Adaptation Laye
r)の再送制御で、手順を簡素化し、また、不必要なセ
ルの再送を避ける。 【構成】 受信側AALヘッダトレイラ処理部106
で、正常にセルの受信ができなかったのを発見したとき
に、送信側に対してそのセル以降のセル送信を中止する
指示を持った管理用セルを送信すると共に、上位の通信
処理層に対してセル受信エラーの発生を通知する。一
方、前述のセル送信中止要求を受け取った送信側AAL
では、セルの送信を中止し、併せて送信バッファ101
内のユーザ情報を廃棄する。 【効果】 ネットワークの使用が効率的になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM(Asynchronous
Transfer Mode: 非同期通信モード)通信方式における
AAL(ATM Adaptation Layer)層の機能に関し、特に
セル通信誤り時の再送制御方式に関する。
Transfer Mode: 非同期通信モード)通信方式における
AAL(ATM Adaptation Layer)層の機能に関し、特に
セル通信誤り時の再送制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】転送する情報を全て固定長パケットのセ
ルに分割し、高速なネットワークを用いて相手方に送る
ATM通信方式では、上位の通信処理層から送られたデ
ータを、セルに分割してネットワークに転送し、また、
ネットワークを通して到着したセルを再び1つの情報に
再構成する通信処理層(以下、AALという。:ATMAda
ptation Layer)を持っている。
ルに分割し、高速なネットワークを用いて相手方に送る
ATM通信方式では、上位の通信処理層から送られたデ
ータを、セルに分割してネットワークに転送し、また、
ネットワークを通して到着したセルを再び1つの情報に
再構成する通信処理層(以下、AALという。:ATMAda
ptation Layer)を持っている。
【0003】AAL層では、上位の通信層から送られて
きたデータを、AAL層の下位に位置する通信処理層
(ATM層)にマッピングする。このAAL層で提供さ
れるサービス例としては、 1.転送エラーの処理 2.セル情報フィールドサイズによる量子化のための処
理 3.損失および誤挿入セルの処理 4.フロー制御およびタイミング制御 等があげられる。
きたデータを、AAL層の下位に位置する通信処理層
(ATM層)にマッピングする。このAAL層で提供さ
れるサービス例としては、 1.転送エラーの処理 2.セル情報フィールドサイズによる量子化のための処
理 3.損失および誤挿入セルの処理 4.フロー制御およびタイミング制御 等があげられる。
【0004】さて、AAL層の機能は論理的に2つに分
けることができる。1つは上位層からの情報をATMセ
ルの形式に分解組立する機能(Segmentation and Reass
embly sublayer:SAR副層)であり、もうひとつは上位層
に対してAAL層のサービスを提供する機能(Converge
nce Sublayer:CS副層)である。さてAAL層によって
上位層に提供されるサービスは図2のように分類するこ
とができる。これらの4つのクラスのサービスを提供す
るために、SARとCSの機能の組み合わせから構成さ
れるAALのプロトコルタイプとして3種類が考えられ
ているが、標準化の詳細については現在、国際電信電話
諮問委員会(CCITT)において検討中であり未定の
部分も多い。以降、説明の簡単化のため、CS、SAR
副層の個々の動作ではなく、AAL層の動作として説明
を行うものとする。
けることができる。1つは上位層からの情報をATMセ
ルの形式に分解組立する機能(Segmentation and Reass
embly sublayer:SAR副層)であり、もうひとつは上位層
に対してAAL層のサービスを提供する機能(Converge
nce Sublayer:CS副層)である。さてAAL層によって
上位層に提供されるサービスは図2のように分類するこ
とができる。これらの4つのクラスのサービスを提供す
るために、SARとCSの機能の組み合わせから構成さ
れるAALのプロトコルタイプとして3種類が考えられ
ているが、標準化の詳細については現在、国際電信電話
諮問委員会(CCITT)において検討中であり未定の
部分も多い。以降、説明の簡単化のため、CS、SAR
副層の個々の動作ではなく、AAL層の動作として説明
を行うものとする。
【0005】次にAAL層の動作の概要について図3を
参照しつつ簡単に説明する。データの送信側のAAL層
では、上位層から送られてきたユーザ情報をAAL−S
DUとして受け取る。このユーザ情報をATM層に送る
ためには、図4に示すようなATM層におけるセルフォ
ーマット中の情報フィールド部分にのせなければならな
いので、ユーザ情報を分割しヘッダ、トレイラを含む4
8バイト単位のブロック(AAL−PDU)に分割す
る。この48バイトのフォーマットは、前述のプロトコ
ルタイプによって図5に示すような4種類に分けられ
る。本図においてSNはシーケンス番号である。なお、
AALタイプ3、4のSN加算法はAALコネクション
ごとのフリーラン方式である。SNPはシーケンス番号
保護であり、3ビット(x3 +x+1)+1ビット(偶
パリティ)、ITは情報タイプ(詳細未定)、LIはペ
イロード内有効情報長、CRCは巡回符号。なお、AA
Lタイプ3、4の巡回符号はG(x)=1+x+x4 +
x5 +x9 +x10、STはセグメントタイプ(セル分割
識別子)、Pは優先フィールド、MIDは多重化識別
子、Bはバイト、bはビットである。ここで、シーケン
ス番号(SN)は分けられたブロックの順序を示す番号
であり、4ビットから構成されているので0から15ま
での数を繰り返してAAL−PDUに割り振られる。た
だし、SNの値が15を越えたときは再び0から順に割
り振られる。情報タイプ(IT)またはセグメントタイ
プ(セル分割識別子)(ST)は、分割されてできたA
AL−PDUが、元のユーザ情報の先頭部分を含むか、
末尾か、中間部か、または、1つのセルにこれらの全て
の情報を含んでいるのかを示している。LI、SNP、
FEC(Forward error correct
ion, 前方向誤り訂正)、CRC等は誤り訂正など
のために用意されている。こうしてATM層におけるセ
ルのフォーマットに従うように分割されたユーザ情報
は、順にSNの値を割り当てられてAAL−PDUとし
てATM層に送られたのち、ATM層以下の通信ステッ
プを用いて通信相手先に転送される。一方、通信の相手
先では、ATM層から送られてきたセルから、元のユー
ザ情報を再構成する。前述の末尾を示すセルの受信完了
によってユーザ情報の再構成を終了し、上位層に引き渡
す。
参照しつつ簡単に説明する。データの送信側のAAL層
では、上位層から送られてきたユーザ情報をAAL−S
DUとして受け取る。このユーザ情報をATM層に送る
ためには、図4に示すようなATM層におけるセルフォ
ーマット中の情報フィールド部分にのせなければならな
いので、ユーザ情報を分割しヘッダ、トレイラを含む4
8バイト単位のブロック(AAL−PDU)に分割す
る。この48バイトのフォーマットは、前述のプロトコ
ルタイプによって図5に示すような4種類に分けられ
る。本図においてSNはシーケンス番号である。なお、
AALタイプ3、4のSN加算法はAALコネクション
ごとのフリーラン方式である。SNPはシーケンス番号
保護であり、3ビット(x3 +x+1)+1ビット(偶
パリティ)、ITは情報タイプ(詳細未定)、LIはペ
イロード内有効情報長、CRCは巡回符号。なお、AA
Lタイプ3、4の巡回符号はG(x)=1+x+x4 +
x5 +x9 +x10、STはセグメントタイプ(セル分割
識別子)、Pは優先フィールド、MIDは多重化識別
子、Bはバイト、bはビットである。ここで、シーケン
ス番号(SN)は分けられたブロックの順序を示す番号
であり、4ビットから構成されているので0から15ま
での数を繰り返してAAL−PDUに割り振られる。た
だし、SNの値が15を越えたときは再び0から順に割
り振られる。情報タイプ(IT)またはセグメントタイ
プ(セル分割識別子)(ST)は、分割されてできたA
AL−PDUが、元のユーザ情報の先頭部分を含むか、
末尾か、中間部か、または、1つのセルにこれらの全て
の情報を含んでいるのかを示している。LI、SNP、
FEC(Forward error correct
ion, 前方向誤り訂正)、CRC等は誤り訂正など
のために用意されている。こうしてATM層におけるセ
ルのフォーマットに従うように分割されたユーザ情報
は、順にSNの値を割り当てられてAAL−PDUとし
てATM層に送られたのち、ATM層以下の通信ステッ
プを用いて通信相手先に転送される。一方、通信の相手
先では、ATM層から送られてきたセルから、元のユー
ザ情報を再構成する。前述の末尾を示すセルの受信完了
によってユーザ情報の再構成を終了し、上位層に引き渡
す。
【0006】次に、伝送路に何らかの障害が発生し、A
TM層からAAL層に送られてきたセルにビットエラー
または、セルの抜けが有った場合の動作について説明す
る。現状では、伝送エラー時の制御については、CCI
TTによる標準化勧告は行われていないが、使用が考え
られている方式は2種類ある。第1の方式は、AAL層
ではセルを誤りなく正常に受信した場合には、あらかじ
め保持しているその時点までに正常に受信しているセル
のSNの値に1を加え、その数と受信したセルのSNと
の比較をおこない、セルの到着抜けの有無を検査するも
のである。この方式は、ハード面をできるだけ少なく
し、また送信の高速性を図ることを考慮している。した
がって、もしセルの抜けが発見された場合には、受信側
がセル受信エラーが発生し、情報の再構成を行うことが
できなかったことを上位の通信処理層に通知するか、こ
の旨の通知すら行わない。そして、上位の通信処理層で
は、このエラー通知若しくは通知がないことを受けてそ
の層で規定されている再送手順にしたがって、ユーザ情
報の再送を行う。
TM層からAAL層に送られてきたセルにビットエラー
または、セルの抜けが有った場合の動作について説明す
る。現状では、伝送エラー時の制御については、CCI
TTによる標準化勧告は行われていないが、使用が考え
られている方式は2種類ある。第1の方式は、AAL層
ではセルを誤りなく正常に受信した場合には、あらかじ
め保持しているその時点までに正常に受信しているセル
のSNの値に1を加え、その数と受信したセルのSNと
の比較をおこない、セルの到着抜けの有無を検査するも
のである。この方式は、ハード面をできるだけ少なく
し、また送信の高速性を図ることを考慮している。した
がって、もしセルの抜けが発見された場合には、受信側
がセル受信エラーが発生し、情報の再構成を行うことが
できなかったことを上位の通信処理層に通知するか、こ
の旨の通知すら行わない。そして、上位の通信処理層で
は、このエラー通知若しくは通知がないことを受けてそ
の層で規定されている再送手順にしたがって、ユーザ情
報の再送を行う。
【0007】一方、第2の方式はHDLC(High−
level Data LinkControl Pr
ecedure,ハイレベル・データリンク制御手順)
に類似した方式である。これは、通常時は、送信側はあ
らかじめ規定された数のセルを連続して送信し、受信側
からの送達確認の到着を待ち、一方受信側では、正常に
受信できたセルまでのSNを送信側に送達確認として送
り、それを受けて送信側では次のセルの送信に移る。そ
して、もし受信側においてセルの到着抜けが発見された
場合には、受信側は抜けたセルのSNを含む再送要求を
送信側に送り、送信側では、この再送要求にしたがって
再度セルの送信を行うものである。通常は、この様な手
順にしたがってセルレベルでの再送を行うが、あらかじ
め規定された回数を越えても正常に受信できなかった場
合には、上位層に対して受信エラーを通知し、再送処理
を上位層に任せる。
level Data LinkControl Pr
ecedure,ハイレベル・データリンク制御手順)
に類似した方式である。これは、通常時は、送信側はあ
らかじめ規定された数のセルを連続して送信し、受信側
からの送達確認の到着を待ち、一方受信側では、正常に
受信できたセルまでのSNを送信側に送達確認として送
り、それを受けて送信側では次のセルの送信に移る。そ
して、もし受信側においてセルの到着抜けが発見された
場合には、受信側は抜けたセルのSNを含む再送要求を
送信側に送り、送信側では、この再送要求にしたがって
再度セルの送信を行うものである。通常は、この様な手
順にしたがってセルレベルでの再送を行うが、あらかじ
め規定された回数を越えても正常に受信できなかった場
合には、上位層に対して受信エラーを通知し、再送処理
を上位層に任せる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
ATM通信方式におけるAAL層は、上位層からの情報
と下位層であるATM層の間のマッピングを行い、更に
上位層に対して転送エラー処理などのサービスを提供す
るものである。しかしながら、先に説明した第1の再送
方式では、受信誤り時において、受信側は上位層に対し
てのみエラーの発生を通知し、送信側には何も知らせな
い。そのため、送信側が受信エラーセル以降のセルを引
き続き送信し続けてしまい、ネットワークに無駄なセル
を送り出すことになる。
ATM通信方式におけるAAL層は、上位層からの情報
と下位層であるATM層の間のマッピングを行い、更に
上位層に対して転送エラー処理などのサービスを提供す
るものである。しかしながら、先に説明した第1の再送
方式では、受信誤り時において、受信側は上位層に対し
てのみエラーの発生を通知し、送信側には何も知らせな
い。そのため、送信側が受信エラーセル以降のセルを引
き続き送信し続けてしまい、ネットワークに無駄なセル
を送り出すことになる。
【0009】一方、第2の方式では、たとえセルの伝送
が正常に行われていても数セルごとに受信側から送信側
に送信確認のセルが送られ、これによってセルの送信が
続けられることとなるが、ATMで用いられる通信路は
高速な上に伝送誤り率そのものも非常に低いため、数セ
ルに1回などのように頻繁に送信確認をやりとりするの
は処理のオーバーヘッド(負荷呼数に無関係なルーチン
作業)が大きくなる。しかるに、送信確認のセルの割合
を少なくしようとしても、SNは4ビット=16であ
り、送信確認の送信間隔は大きくても16セルに1回と
なるのみであり、大きな改善は得られない。
が正常に行われていても数セルごとに受信側から送信側
に送信確認のセルが送られ、これによってセルの送信が
続けられることとなるが、ATMで用いられる通信路は
高速な上に伝送誤り率そのものも非常に低いため、数セ
ルに1回などのように頻繁に送信確認をやりとりするの
は処理のオーバーヘッド(負荷呼数に無関係なルーチン
作業)が大きくなる。しかるに、送信確認のセルの割合
を少なくしようとしても、SNは4ビット=16であ
り、送信確認の送信間隔は大きくても16セルに1回と
なるのみであり、大きな改善は得られない。
【0010】本発明は、以上の課題に鑑み、AAL層に
おいて伝送障害の発生によるセルの誤り、またはセルの
抜けが生じたような場合の再送手順を簡素化し、併せて
不必要なセルの送信の減少を図ることを目的としてなさ
れたものである。
おいて伝送障害の発生によるセルの誤り、またはセルの
抜けが生じたような場合の再送手順を簡素化し、併せて
不必要なセルの送信の減少を図ることを目的としてなさ
れたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明においては、上位の通信処理層から
送られるユーザ情報をセルに分割し、該セルを下位の通
信処理層が提供する機能を用いて通信の相手方に転送
し、前記セル通信の受信方においては、下位の通信処理
層から送られるセルを元のユーザ情報の形に再構成し、
前記再構成されたユーザ情報を上位の通信処理層に引き
渡すセル通信方式において、送信側からのセル通信を正
常に受信できなかった場合に、上位の通信処理層に受信
の障害の発生を通知するステップと、該ステップと同時
に、前記セル送信側に対して前記正常に受信できず欠落
したセル以降のセルの送信を中止するように指示を出す
ステップと、セル送信側がセル通信の受信方から前記セ
ルの送信中止の指示を受け取った場合には、セルの送信
を中止するステップとを有することを特徴とするセル通
信誤り時の再送制御方式としている。
め、請求項1の発明においては、上位の通信処理層から
送られるユーザ情報をセルに分割し、該セルを下位の通
信処理層が提供する機能を用いて通信の相手方に転送
し、前記セル通信の受信方においては、下位の通信処理
層から送られるセルを元のユーザ情報の形に再構成し、
前記再構成されたユーザ情報を上位の通信処理層に引き
渡すセル通信方式において、送信側からのセル通信を正
常に受信できなかった場合に、上位の通信処理層に受信
の障害の発生を通知するステップと、該ステップと同時
に、前記セル送信側に対して前記正常に受信できず欠落
したセル以降のセルの送信を中止するように指示を出す
ステップと、セル送信側がセル通信の受信方から前記セ
ルの送信中止の指示を受け取った場合には、セルの送信
を中止するステップとを有することを特徴とするセル通
信誤り時の再送制御方式としている。
【0012】請求項2の発明においては、上位の通信処
理層から送られるユーザ情報をセルに分割し、該セルを
下位の通信処理層が通信の相手方に転送し、前記セル通
信の受信方においては、下位の通信処理層から送られる
セルを元のユーザ情報の形に再構成し、前記再構成され
たユーザ情報を上位の通信処理層に引き渡すセル通信方
式において、ユーザ情報を送信する側では、ユーザ情報
をセルに分割した際に、送信するセルの順序を示すため
の順序番号をセルに割り振るステップと、前記順序番号
の最大値を表すのに必要なビット幅を持ち、現在セルに
割り振られている順序番号値を保持するステップを有
し、前記ユーザ情報を送信する側のステップをふまえた
上でユーザ情報を受信する側では、前記セルに付加され
た順序番号を用いてセルが正常に受信されたか否かを調
べるステップと、連続して正常に受信されたセルの総数
を数えるステップと、前記正常受信を調べるステップに
よってセルの受信誤りが発見された場合には、上位の通
信処理層に受信の障害の発生を通知するステップと、該
通知と同時に前記通信の相手側に対して、前記保持され
ている正常受信セル総数値によって示される送信されて
きたユーザ情報中のセル再送位置の情報を検討の上、正
常受信できなかった回数が所定の回数以内のときには、
前記再送位置以降のセルの再送を指示し、前記所定の回
数を越えるときには、前記再送位置以降のセルの送信を
中止する指示を出すステップを有し、前記ユーザ情報を
受信する側からの再送指示若しくは送信中止指示のステ
ップをふまえた上でユーザ情報を送信する側において、
受信側から前記再送位置情報とともに再送の指示を受け
取ったときには、前記再送位置以降のセルの再送を行
い、セル送信中止の指示を受けたときには、前記再送位
置以降のセルの送信を中止するステップを有することを
特徴とするセル通信誤り時の再送制御方式としている。
理層から送られるユーザ情報をセルに分割し、該セルを
下位の通信処理層が通信の相手方に転送し、前記セル通
信の受信方においては、下位の通信処理層から送られる
セルを元のユーザ情報の形に再構成し、前記再構成され
たユーザ情報を上位の通信処理層に引き渡すセル通信方
式において、ユーザ情報を送信する側では、ユーザ情報
をセルに分割した際に、送信するセルの順序を示すため
の順序番号をセルに割り振るステップと、前記順序番号
の最大値を表すのに必要なビット幅を持ち、現在セルに
割り振られている順序番号値を保持するステップを有
し、前記ユーザ情報を送信する側のステップをふまえた
上でユーザ情報を受信する側では、前記セルに付加され
た順序番号を用いてセルが正常に受信されたか否かを調
べるステップと、連続して正常に受信されたセルの総数
を数えるステップと、前記正常受信を調べるステップに
よってセルの受信誤りが発見された場合には、上位の通
信処理層に受信の障害の発生を通知するステップと、該
通知と同時に前記通信の相手側に対して、前記保持され
ている正常受信セル総数値によって示される送信されて
きたユーザ情報中のセル再送位置の情報を検討の上、正
常受信できなかった回数が所定の回数以内のときには、
前記再送位置以降のセルの再送を指示し、前記所定の回
数を越えるときには、前記再送位置以降のセルの送信を
中止する指示を出すステップを有し、前記ユーザ情報を
受信する側からの再送指示若しくは送信中止指示のステ
ップをふまえた上でユーザ情報を送信する側において、
受信側から前記再送位置情報とともに再送の指示を受け
取ったときには、前記再送位置以降のセルの再送を行
い、セル送信中止の指示を受けたときには、前記再送位
置以降のセルの送信を中止するステップを有することを
特徴とするセル通信誤り時の再送制御方式としている。
【0013】請求項3の発明においては、ユーザ情報を
受信する側のセルが正常に受信されたか否かをセルに付
加された順序番号値を用いて調べる方法として、前記順
序番号値の最大を表すのに必要なビット幅以上のビット
数を持った上で、前記順序番号値を含み前記下位の通信
処理層から送られてきた正常に受信されたセルの総数値
を保持するステップと、あらたに到着したセルの順序番
号が、前記保持されている受信セル総数中に含まれる順
序番号の値より1つ大きな値であったときに、正常に受
信したものと判断した上で前記保持されている順序番号
の値を1つ増やし、そうでないときには正常に受信でき
なかったと判断するステップとを有することを特徴とす
る請求項2記載のセル通信誤り時の再送制御方式として
いる。
受信する側のセルが正常に受信されたか否かをセルに付
加された順序番号値を用いて調べる方法として、前記順
序番号値の最大を表すのに必要なビット幅以上のビット
数を持った上で、前記順序番号値を含み前記下位の通信
処理層から送られてきた正常に受信されたセルの総数値
を保持するステップと、あらたに到着したセルの順序番
号が、前記保持されている受信セル総数中に含まれる順
序番号の値より1つ大きな値であったときに、正常に受
信したものと判断した上で前記保持されている順序番号
の値を1つ増やし、そうでないときには正常に受信でき
なかったと判断するステップとを有することを特徴とす
る請求項2記載のセル通信誤り時の再送制御方式として
いる。
【0014】
【作用】上記構成により請求項1の発明においては、セ
ルの受信に際して正常に受信できないセルがあった場合
に、上位の通信処理層に対して受信障害の発生を通知す
るとともに、通信の相手方に対してセルの送信を中止す
る指示を出す。また、請求項2の発明においては、通信
の受信側において、すでに正常に受信されているセルの
順序番号を保持するために、セルに付与される順序番号
のビット幅以上のビット幅をもつ値を保持できるように
している。セルを正常に受信した場合、受信したセルの
順序番号が、現在保持している値よりも1大きい場合に
は、保持している値も1だけ増やす動作を行う。そし
て、セルに付与される順序番号が最大値を越えると再び
0から繰り返される。しかしながら、受信側で動作する
順序番号の保持値は、セルの持つ順序番号値の最大値を
表すために必要なビット幅以上のビット幅を持っている
ため、順序番号の最大値を越えるような場合において
も、引き続きカウントを続けることができる。そして、
受信誤りが発見された時点ではじめてセルの受信確認に
ついての情報を送信側に送り返す。その場合に、すでに
正常に受信されているセルの順序番号を送信側に通知す
るが、セルに付加されている順序番号でなく前述の保持
している値を送りかえす。
ルの受信に際して正常に受信できないセルがあった場合
に、上位の通信処理層に対して受信障害の発生を通知す
るとともに、通信の相手方に対してセルの送信を中止す
る指示を出す。また、請求項2の発明においては、通信
の受信側において、すでに正常に受信されているセルの
順序番号を保持するために、セルに付与される順序番号
のビット幅以上のビット幅をもつ値を保持できるように
している。セルを正常に受信した場合、受信したセルの
順序番号が、現在保持している値よりも1大きい場合に
は、保持している値も1だけ増やす動作を行う。そし
て、セルに付与される順序番号が最大値を越えると再び
0から繰り返される。しかしながら、受信側で動作する
順序番号の保持値は、セルの持つ順序番号値の最大値を
表すために必要なビット幅以上のビット幅を持っている
ため、順序番号の最大値を越えるような場合において
も、引き続きカウントを続けることができる。そして、
受信誤りが発見された時点ではじめてセルの受信確認に
ついての情報を送信側に送り返す。その場合に、すでに
正常に受信されているセルの順序番号を送信側に通知す
るが、セルに付加されている順序番号でなく前述の保持
している値を送りかえす。
【0015】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
けるユーザ情報を受信する側のセルが正常に受信された
か否かをセルに付加された順序番号値を用いて調べる方
法として、前記順序番号値の最大を表すのに必要なビッ
ト幅以上のビット数を持った上で、前記順序番号値を含
み前記下位の通信処理層から送られてきた正常に受信さ
れたセルの総数値を保持し、あらたに到着したセルの順
序番号が、前記保持されている受信セル総数中に含まれ
る順序番号の値より1つ大きな値であったときに、正常
に受信したものと判断した上で前記保持されている順序
番号の値を1つ増やし、そうでないときには正常に受信
できなかったと判断する。
けるユーザ情報を受信する側のセルが正常に受信された
か否かをセルに付加された順序番号値を用いて調べる方
法として、前記順序番号値の最大を表すのに必要なビッ
ト幅以上のビット数を持った上で、前記順序番号値を含
み前記下位の通信処理層から送られてきた正常に受信さ
れたセルの総数値を保持し、あらたに到着したセルの順
序番号が、前記保持されている受信セル総数中に含まれ
る順序番号の値より1つ大きな値であったときに、正常
に受信したものと判断した上で前記保持されている順序
番号の値を1つ増やし、そうでないときには正常に受信
できなかったと判断する。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
なお、請求項1、同2、同3の各発明は実施するにあた
り、主な構成要素(要件)が共通し、また実際問題とし
て各請求項に係る発明を一体に組み込んだ通信処理装置
が最も各請求項の発明の効果を発揮しえる。このため、
実施例では各請求項の発明を一体に組み込んだ通信処理
装置として同時に説明する。
なお、請求項1、同2、同3の各発明は実施するにあた
り、主な構成要素(要件)が共通し、また実際問題とし
て各請求項に係る発明を一体に組み込んだ通信処理装置
が最も各請求項の発明の効果を発揮しえる。このため、
実施例では各請求項の発明を一体に組み込んだ通信処理
装置として同時に説明する。
【0017】図1に本願発明に係る通信方式を採用した
通信装置の構成を示す。本図において、101は上位の
通信処理層から到着するユーザ情報を保持する送信バッ
ファ、102は送信AAL−SARヘッダトレイラ処理
部、103は送信SN管理部、104は送信制御部、1
05は管理情報発生部、106は受信AAL−SARヘ
ッダトレイラ処理部、107は誤り処理制御部、108
は受信SN管理部、109は再構成用バッファ、110
は受信制御部である。 次に、各部の動作について説明
する。ここでは、簡単のため、ある1つのAAL−SA
Pから到着するユーザ情報の流れに着目して動作の説明
を行う。
通信装置の構成を示す。本図において、101は上位の
通信処理層から到着するユーザ情報を保持する送信バッ
ファ、102は送信AAL−SARヘッダトレイラ処理
部、103は送信SN管理部、104は送信制御部、1
05は管理情報発生部、106は受信AAL−SARヘ
ッダトレイラ処理部、107は誤り処理制御部、108
は受信SN管理部、109は再構成用バッファ、110
は受信制御部である。 次に、各部の動作について説明
する。ここでは、簡単のため、ある1つのAAL−SA
Pから到着するユーザ情報の流れに着目して動作の説明
を行う。
【0018】まず、ある1つのAAL−SAPから到着
したユーザ情報は送信バッファ101に蓄積される。送
信制御部104は、このAAL−SAPからのユーザ情
報が、AALのどのサービスクラスに属するかを判断
し、送信バッファ101に何バイトずつ読みだすかを指
示する。その指示に基づいて送信バッファ101は、ユ
ーザ情報の先頭から順に44、45または47バイト単
位で取り出し、送信AAL−SARヘッダトレイラ処理
部102に送る。
したユーザ情報は送信バッファ101に蓄積される。送
信制御部104は、このAAL−SAPからのユーザ情
報が、AALのどのサービスクラスに属するかを判断
し、送信バッファ101に何バイトずつ読みだすかを指
示する。その指示に基づいて送信バッファ101は、ユ
ーザ情報の先頭から順に44、45または47バイト単
位で取り出し、送信AAL−SARヘッダトレイラ処理
部102に送る。
【0019】送信AAL−SARヘッダトレイラ処理部
102では、AALのサービスクラスによって図5に示
した各ヘッダ、トレイラを付加する。まず順序番号SN
について説明する。送信バッファ101から読み出され
た情報に対して先頭から順に0,1,2・・・とSNが
割り振られる。しかしながら、SNは4ビットなので0
から15までの範囲の値をとる。したがって、SNが1
5を越えることとなるときには、再び0から順に番号が
割り振られる。すなわち、16を法とする剰余により管
理されている。現在、割り振られているSNの値は送信
SN管理部103に保持されており、ATM層に対して
情報が正常に送り出された場合には、1つ増加される。
ITおよびSTは、既述のごとく情報タイプおよびセグ
メントタイプを示している。送信バッファ101から読
みだした情報が、元のユーザ情報の先頭の場合にはBO
M、末尾の場合にはEOM、中間に位置する場合にはC
OM、また、ユーザ情報が1つの読みだしたブロックに
収まる場合にはSSMが識別子として割り振られる。M
IDは多重化識別子であり、複数のAAL−SAPから
のユーザ情報が1つのATM−SAPに多重される場合
において、それらを区別するために用いられる。その
他、各種のエラーチェック用の情報が付加され、ATM
−SAPを通してAAL−PDUとしてATM層に送ら
れる。
102では、AALのサービスクラスによって図5に示
した各ヘッダ、トレイラを付加する。まず順序番号SN
について説明する。送信バッファ101から読み出され
た情報に対して先頭から順に0,1,2・・・とSNが
割り振られる。しかしながら、SNは4ビットなので0
から15までの範囲の値をとる。したがって、SNが1
5を越えることとなるときには、再び0から順に番号が
割り振られる。すなわち、16を法とする剰余により管
理されている。現在、割り振られているSNの値は送信
SN管理部103に保持されており、ATM層に対して
情報が正常に送り出された場合には、1つ増加される。
ITおよびSTは、既述のごとく情報タイプおよびセグ
メントタイプを示している。送信バッファ101から読
みだした情報が、元のユーザ情報の先頭の場合にはBO
M、末尾の場合にはEOM、中間に位置する場合にはC
OM、また、ユーザ情報が1つの読みだしたブロックに
収まる場合にはSSMが識別子として割り振られる。M
IDは多重化識別子であり、複数のAAL−SAPから
のユーザ情報が1つのATM−SAPに多重される場合
において、それらを区別するために用いられる。その
他、各種のエラーチェック用の情報が付加され、ATM
−SAPを通してAAL−PDUとしてATM層に送ら
れる。
【0020】次に、受信側の動作について説明する。あ
る1つのATM−SAPから到着するセルは受信AAL
−SARヘッダトレイラ処理部106に送られる。受信
AAL−SARヘッダ部では、エラーチェック用のヘッ
ダ、トレイラによってビット誤りがないか否かを調べ
る。ビット誤りがない場合には、さらにMID等によっ
て着目しているAAL−SAPあてのデータか否かを識
別する。そして着目しているAAL−SAPあての情報
であった場合には、SNによる順序番号の確認を行う。
このSNによる番号の確認について説明する。
る1つのATM−SAPから到着するセルは受信AAL
−SARヘッダトレイラ処理部106に送られる。受信
AAL−SARヘッダ部では、エラーチェック用のヘッ
ダ、トレイラによってビット誤りがないか否かを調べ
る。ビット誤りがない場合には、さらにMID等によっ
て着目しているAAL−SAPあてのデータか否かを識
別する。そして着目しているAAL−SAPあての情報
であった場合には、SNによる順序番号の確認を行う。
このSNによる番号の確認について説明する。
【0021】受信SN管理部108が管理するビット列
は8ビット幅を持っており、現時点において正常に受信
されているセルのSN番号を、8ビットのうちの下位4
ビットに保持している。(なお、請求項1の発明のみを
採用する場合には、この下位4ビットのみ管理され、保
持されることとなる。)そして、8ビット全体として
は、先頭から現時点までの連続して正常に受信されたセ
ルの総数を示している。受信AAL−SARヘッダトレ
イラ処理部106では、到着したセルのSNが、受信S
N管理部108中の下位4ビットの値に1を加えた値と
等しい場合には、正常にセルを受信したものと判断し、
受信SN管理部に保持されている値に1加えるととも
に、受信したセルのペイロードに含まれる情報を、再構
成バッファ109に格納する。
は8ビット幅を持っており、現時点において正常に受信
されているセルのSN番号を、8ビットのうちの下位4
ビットに保持している。(なお、請求項1の発明のみを
採用する場合には、この下位4ビットのみ管理され、保
持されることとなる。)そして、8ビット全体として
は、先頭から現時点までの連続して正常に受信されたセ
ルの総数を示している。受信AAL−SARヘッダトレ
イラ処理部106では、到着したセルのSNが、受信S
N管理部108中の下位4ビットの値に1を加えた値と
等しい場合には、正常にセルを受信したものと判断し、
受信SN管理部に保持されている値に1加えるととも
に、受信したセルのペイロードに含まれる情報を、再構
成バッファ109に格納する。
【0022】このように受信したセルを順に再構成バッ
ファ109に蓄積していく。そして、受信セルがEOM
の識別子を持っていた場合には、すべてのユーザ情報を
受信したことになるので、受信制御部110は再構成バ
ッファ109に再構成終了の指示を出すとともに、パケ
ットに再構成されたユーザ情報を上位の通信処理層に送
り出す。
ファ109に蓄積していく。そして、受信セルがEOM
の識別子を持っていた場合には、すべてのユーザ情報を
受信したことになるので、受信制御部110は再構成バ
ッファ109に再構成終了の指示を出すとともに、パケ
ットに再構成されたユーザ情報を上位の通信処理層に送
り出す。
【0023】さてここで、受信AAL−SARヘッダト
レイラ処理部106において、ビットエラーもしくはS
N番号に誤りを発見した場合の動作について説明する。
受信AAL−SARヘッダトレイラ処理部が何らかの誤
りを発見した場合、誤り処理制御部107に誤りの見つ
かったセルのSNを通知する。誤り処理制御部107
は、そのSNを持つセルが何度目の受信エラーを起こし
たかを数えており、あらかじめ定められた数値以下の場
合には、そのSNを持つセル以降のセルの再送要求を送
信側に送出するよう送信制御部104に通知する。この
際、単にセルに付加される4ビットのSN値ではなく、
受信SN管理部が保持している値(8ビット分)を併せ
て通知する。この通知を受け取った送信制御部104で
は、再送要求であることを示す特別な管理用のセルを送
り出すように、管理情報発生部105に指示を出す。
レイラ処理部106において、ビットエラーもしくはS
N番号に誤りを発見した場合の動作について説明する。
受信AAL−SARヘッダトレイラ処理部が何らかの誤
りを発見した場合、誤り処理制御部107に誤りの見つ
かったセルのSNを通知する。誤り処理制御部107
は、そのSNを持つセルが何度目の受信エラーを起こし
たかを数えており、あらかじめ定められた数値以下の場
合には、そのSNを持つセル以降のセルの再送要求を送
信側に送出するよう送信制御部104に通知する。この
際、単にセルに付加される4ビットのSN値ではなく、
受信SN管理部が保持している値(8ビット分)を併せ
て通知する。この通知を受け取った送信制御部104で
は、再送要求であることを示す特別な管理用のセルを送
り出すように、管理情報発生部105に指示を出す。
【0024】前記の再送要求セルのペイロード部分に
は、前述の受信SN管理部108から通知された値が含
まれている。この値は単に0から15までのSN値を示
すものではなく、受信SN管理部108によってビット
幅を拡張されたものなので、誤りのあったセルの位置を
特定することができる位置情報といえる。また、上位の
通信処理層に対しては、ユーザ情報の受信障害が発生し
たことを通知する。一方、その時点までに正常に受信さ
れ、再構成バッファに格納されているユーザ情報は廃棄
せずにそのまま保持しておく。
は、前述の受信SN管理部108から通知された値が含
まれている。この値は単に0から15までのSN値を示
すものではなく、受信SN管理部108によってビット
幅を拡張されたものなので、誤りのあったセルの位置を
特定することができる位置情報といえる。また、上位の
通信処理層に対しては、ユーザ情報の受信障害が発生し
たことを通知する。一方、その時点までに正常に受信さ
れ、再構成バッファに格納されているユーザ情報は廃棄
せずにそのまま保持しておく。
【0025】もし、前述の定められた数値以上の再送要
求の後もそのSNを持つセルを正常に受信できなかった
場合には、誤り処理制御部107は送信そのものに何等
かの基本的に重要な障害があるものと判断し、今度はセ
ル送信中止要求を通信の相手方に送るように、送信制御
部104に指示する。この場合は請求項1の発明の場合
と同様に、上位の通信処理層に対しては、ユーザ情報の
受信障害が発生し、ユーザ情報が再構成できなかったこ
とを通知する。そして、その時点までに正常に受信さ
れ、再構成バッファに格納されている情報を廃棄する。
求の後もそのSNを持つセルを正常に受信できなかった
場合には、誤り処理制御部107は送信そのものに何等
かの基本的に重要な障害があるものと判断し、今度はセ
ル送信中止要求を通信の相手方に送るように、送信制御
部104に指示する。この場合は請求項1の発明の場合
と同様に、上位の通信処理層に対しては、ユーザ情報の
受信障害が発生し、ユーザ情報が再構成できなかったこ
とを通知する。そして、その時点までに正常に受信さ
れ、再構成バッファに格納されている情報を廃棄する。
【0026】さて、この様な管理用セルを受け取った送
信側では、受信制御部110からの通知により再構成バ
ッファ109から送信制御部104に対して、管理用セ
ルの内容を通知する。これがセル送信中止要求であった
場合には、送信制御部104は、送信バッファ101か
らの読み出しとセルの送信を中止するとともに、送信バ
ッファ内の当該ユーザ情報を廃棄し、それ以上無駄なセ
ルの送信が継続されないようにする。しかる後、送信に
際しての基本的に重要な障害の除去が検討される。そし
てこれが解決された後、送信されるのは勿論である。
信側では、受信制御部110からの通知により再構成バ
ッファ109から送信制御部104に対して、管理用セ
ルの内容を通知する。これがセル送信中止要求であった
場合には、送信制御部104は、送信バッファ101か
らの読み出しとセルの送信を中止するとともに、送信バ
ッファ内の当該ユーザ情報を廃棄し、それ以上無駄なセ
ルの送信が継続されないようにする。しかる後、送信に
際しての基本的に重要な障害の除去が検討される。そし
てこれが解決された後、送信されるのは勿論である。
【0027】また一方、前記の管理用セルの内容が再送
要求であった場合には、送信制御部104は、受信側か
ら管理用セルのペイロード部分に含まれて通知された再
送信セルの位置番号によってユーザ情報全体の中で相手
先に正確に受信されているセルの位置情報を認識し、こ
の上で送信バッファ101から再送に必要な部分のユー
ザ情報を読みだす。そして、再送開始表示であることを
示す管理用セルを作り出すように管理用情報発生部10
5に通知し、このセルを受信先にむけて送信し、更にそ
のセルに続いて、前記ユーザ情報の内のまだ正確に相手
方に受信されていない部分のセル送信を行う。(なお、
請求項1の発明のみ採用する場合においては、受信AA
L−SARヘッダトレイラ処理部が何らかの誤りを発見
した場合の誤り処理としては、誤りの見つかったセルの
SNについての情報と送信中止要求とを示す特別な管理
用のセルを送信側に送り出す。また、上位の通信処理層
に対しては、ユーザ情報の受信障害が発生し、ユーザ情
報を再構成できなかったことを通知する。そして、その
時点までに正常に受信され、再構成バッファに格納され
ているユーザ情報を廃棄する。一方、このセル送信中止
要求を示す管理用セルを受け取った送信側では、受信し
た管理用セルの内容を理解した上で送信バッファ101
からの読み出しとセルの送信を中止するとともに、送信
バッファ内の当該ユーザ情報を廃棄する。)そして受信
側においては、前記の再送開始表示を示す管理セルを受
信した後にすでに述べたものと同様の動作を行い、再構
成バッファ109に保持されていたユーザ情報と併せて
再構成を行い、最終的に正常に受信され再構成されたユ
ーザ情報は上位の通信処理層に送られる。
要求であった場合には、送信制御部104は、受信側か
ら管理用セルのペイロード部分に含まれて通知された再
送信セルの位置番号によってユーザ情報全体の中で相手
先に正確に受信されているセルの位置情報を認識し、こ
の上で送信バッファ101から再送に必要な部分のユー
ザ情報を読みだす。そして、再送開始表示であることを
示す管理用セルを作り出すように管理用情報発生部10
5に通知し、このセルを受信先にむけて送信し、更にそ
のセルに続いて、前記ユーザ情報の内のまだ正確に相手
方に受信されていない部分のセル送信を行う。(なお、
請求項1の発明のみ採用する場合においては、受信AA
L−SARヘッダトレイラ処理部が何らかの誤りを発見
した場合の誤り処理としては、誤りの見つかったセルの
SNについての情報と送信中止要求とを示す特別な管理
用のセルを送信側に送り出す。また、上位の通信処理層
に対しては、ユーザ情報の受信障害が発生し、ユーザ情
報を再構成できなかったことを通知する。そして、その
時点までに正常に受信され、再構成バッファに格納され
ているユーザ情報を廃棄する。一方、このセル送信中止
要求を示す管理用セルを受け取った送信側では、受信し
た管理用セルの内容を理解した上で送信バッファ101
からの読み出しとセルの送信を中止するとともに、送信
バッファ内の当該ユーザ情報を廃棄する。)そして受信
側においては、前記の再送開始表示を示す管理セルを受
信した後にすでに述べたものと同様の動作を行い、再構
成バッファ109に保持されていたユーザ情報と併せて
再構成を行い、最終的に正常に受信され再構成されたユ
ーザ情報は上位の通信処理層に送られる。
【0028】以上本発明を実施例に基づき説明してきた
が、説明の簡単化のために、ある1つのAAL−SAP
からのユーザ情報に着目して本発明の機能構成と動作の
説明を行った。しかし、実際には、複数のAAL−SA
Pや、ATM−SAPから多くのユーザ情報やセルが多
重化されて到着する。したがって、送信SN管理部10
3や受信SN管理部108などは、単一ではなくテーブ
ルの形で構成されることはいうまでもない。
が、説明の簡単化のために、ある1つのAAL−SAP
からのユーザ情報に着目して本発明の機能構成と動作の
説明を行った。しかし、実際には、複数のAAL−SA
Pや、ATM−SAPから多くのユーザ情報やセルが多
重化されて到着する。したがって、送信SN管理部10
3や受信SN管理部108などは、単一ではなくテーブ
ルの形で構成されることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】以下に、本発明の効果について説明す
る。従来の技術によれば、セル受信エラーがあった場
合、少なくとも、受信エラーセルを含むユーザ情報が全
て再送される。本発明においては、正常に受信されたに
もかかわらず、無駄になってしまうのは、受信エラーを
起こしたセルの後、セル送信中止要求が受信側から送信
側に送られて実際にセルの送信が中止するまでに、送信
されてしまったセルだけである。特に高速通信を行うA
TMにおいては、送信中止要求が確認されるまでの時間
も十分短く、無駄に送信されてしまうセルの数は多くな
いと考えられ、これによりネットワークを効率的に使用
することができる。そして、このように受信エラー時の
再送制御を上位層に任せ、下位層ではできるだけ再送手
順を省略することによって、高速な処理が要求されるA
TMに容易に適応することができる。
る。従来の技術によれば、セル受信エラーがあった場
合、少なくとも、受信エラーセルを含むユーザ情報が全
て再送される。本発明においては、正常に受信されたに
もかかわらず、無駄になってしまうのは、受信エラーを
起こしたセルの後、セル送信中止要求が受信側から送信
側に送られて実際にセルの送信が中止するまでに、送信
されてしまったセルだけである。特に高速通信を行うA
TMにおいては、送信中止要求が確認されるまでの時間
も十分短く、無駄に送信されてしまうセルの数は多くな
いと考えられ、これによりネットワークを効率的に使用
することができる。そして、このように受信エラー時の
再送制御を上位層に任せ、下位層ではできるだけ再送手
順を省略することによって、高速な処理が要求されるA
TMに容易に適応することができる。
【0030】請求項2及び3の発明においては実施例で
使用した数値を用いて言うならば、受信SN管理部のビ
ット幅を8ビットとして、セルに付加されるSNのビッ
ト幅4ビットよりも大きくしている。4ビットでは、0
から15までの数値が繰りかえしセルのSN値として付
加される。すなわち16個おきに同じSN値を持つセル
が存在する。しかしながら、受信側でのSNをカウント
するビット幅を大きくしているので、受信エラーが発生
したときに、受信エラーの発生したセルの位置を特定す
ることが容易になる。また、上位層から送られるユーザ
情報の最大長として、たとえばFDDIにおける最大パ
ケット長4500バイトを考えると、これは約100セ
ル程度に分割される。したがって、受信SN管理部のビ
ット幅として8ビット=256をとれば、十分であると
考えられる。一方、汎用部品を用いる本方式実現におい
ては、4ビット幅のビット列のデータ管理を行うことと
8ビット幅のビット列のデータ管理を行うことによる負
荷の増加はわずかである。このため、容易に実現しえ
る。
使用した数値を用いて言うならば、受信SN管理部のビ
ット幅を8ビットとして、セルに付加されるSNのビッ
ト幅4ビットよりも大きくしている。4ビットでは、0
から15までの数値が繰りかえしセルのSN値として付
加される。すなわち16個おきに同じSN値を持つセル
が存在する。しかしながら、受信側でのSNをカウント
するビット幅を大きくしているので、受信エラーが発生
したときに、受信エラーの発生したセルの位置を特定す
ることが容易になる。また、上位層から送られるユーザ
情報の最大長として、たとえばFDDIにおける最大パ
ケット長4500バイトを考えると、これは約100セ
ル程度に分割される。したがって、受信SN管理部のビ
ット幅として8ビット=256をとれば、十分であると
考えられる。一方、汎用部品を用いる本方式実現におい
ては、4ビット幅のビット列のデータ管理を行うことと
8ビット幅のビット列のデータ管理を行うことによる負
荷の増加はわずかである。このため、容易に実現しえ
る。
【0031】また、送信側において、再送を始めるべき
セルの位置を容易に特定することができるため、受信エ
ラーがあったセル以降のセルから再送を行うことがで
き、エラーのあったセルを含む情報パケット全てを再送
する必要性がなくなる。このため、ネットワークを請求
項1の発明以上に効率的に利用できる。
セルの位置を容易に特定することができるため、受信エ
ラーがあったセル以降のセルから再送を行うことがで
き、エラーのあったセルを含む情報パケット全てを再送
する必要性がなくなる。このため、ネットワークを請求
項1の発明以上に効率的に利用できる。
【図1】本発明のステップ構成を示す図である。
【図2】AALのサービスクラスの分類を示す図であ
る。
る。
【図3】AAL層によってユーザ情報がどのようにセル
に分解されるかを示す図である。
に分解されるかを示す図である。
【図4】ATMのセルの構造を示す図である。
【図5】AAL−PDUの構造を示す図である。
101 送信バッファ 102 送信AAL−SARヘッダトレイラ処理部 103 送信SN管理部 104 送信制御部 105 管理情報発生部 106 受信AAL−SARヘッダトレイラ処理部 107 誤り処理制御部 108 受信SN管理部 109 再構成バッファ 110 受信制御部
Claims (3)
- 【請求項1】 上位の通信処理層から送られるユーザ情
報をセルに分割し、該セルを下位の通信処理層が提供す
る機能を用いて通信の相手方に転送し、前記セル通信の
受信方においては、下位の通信処理層から送られるセル
を元のユーザ情報の形に再構成し、前記再構成されたユ
ーザ情報を上位の通信処理層に引き渡すセル通信方式に
おいて、 送信側からのセル通信を正常に受信できなかった場合
に、上位の通信処理層に受信の障害の発生を通知するス
テップと、 該ステップと同時に、前記セル送信側に対して前記正常
に受信できず欠落したセル以降のセルの送信を中止する
ように指示を出すステップと、 セル送信側がセル通信の受信方から前記セルの送信中止
の指示を受け取った場合には、セルの送信を中止するス
テップとを有することを特徴とするセル通信誤り時の再
送制御方式。 - 【請求項2】 上位の通信処理層から送られるユーザ情
報をセルに分割し、該セルを下位の通信処理層が通信の
相手方に転送し、前記セル通信の受信方においては、下
位の通信処理層から送られるセルを元のユーザ情報の形
に再構成し、前記再構成されたユーザ情報を上位の通信
処理層に引き渡すセル通信方式において、 ユーザ情報を送信する側では、 ユーザ情報をセルに分割した際に、送信するセルの順序
を示すための順序番号をセルに割り振るステップと、 前記順序番号の最大値を表すのに必要なビット幅を持
ち、現在セルに割り振られている順序番号値を保持する
ステップを有し、 前記ユーザ情報を送信する側のステップをふまえた上で
ユーザ情報を受信する側では、 前記セルに付加された順序番号を用いてセルが正常に受
信されたか否かを調べるステップと、 連続して正常に受信されたセルの総数を数えるステップ
と、 前記正常受信を調べるステップによってセルの受信誤り
が発見された場合には、上位の通信処理層に受信の障害
の発生を通知するステップと、 該通知と同時に前記送信側に対して、前記保持されてい
る正常受信セル総数値によって示される送信されてきた
ユーザ情報中のセル再送位置の情報を検討の上、正常受
信できなかった回数が所定の回数以内のときには、前記
再送位置以降のセルの再送を指示し、前記所定の回数を
越えるときには、前記再送位置以降のセルの送信を中止
する指示を出すステップを有し、 前記ユーザ情報を受信する側からの再送指示若しくは送
信中止指示のステップをふまえた上でユーザ情報を送信
する側において、 受信側から前記再送位置情報とともに再送の指示を受け
取ったときには、前記再送位置以降のセルの再送を行
い、セル送信中止の指示を受けたときには、前記再送位
置以降のセルの送信を中止するステップを有することを
特徴とするセル通信誤り時の再送制御方式。 - 【請求項3】 ユーザ情報を受信する側のセルが正常に
受信されたか否かをセルに付加された順序番号値を用い
て調べる方法として、 前記順序番号値の最大を表すのに必要なビット幅以上の
ビット数を持った上で、前記順序番号値を含み前記下位
の通信処理層から送られてきた正常に受信されたセルの
総数値を保持するステップと、 あらたに到着したセルの順序番号が、前記保持されてい
る受信セル総数中に含まれる順序番号の値より1つ大き
な値であったときに、正常に受信したものと判断した上
で前記保持されている順序番号の値を1つ増やし、そう
でないときには正常に受信できなかったと判断するステ
ップとを有することを特徴とする請求項2記載のセル通
信誤り時の再送制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26391592A JPH06121001A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | セル通信誤り時の再送制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26391592A JPH06121001A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | セル通信誤り時の再送制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06121001A true JPH06121001A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17396038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26391592A Pending JPH06121001A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | セル通信誤り時の再送制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06121001A (ja) |
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1992
- 1992-10-01 JP JP26391592A patent/JPH06121001A/ja active Pending
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