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JPH06111344A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

Info

Publication number
JPH06111344A
JPH06111344A JP4262126A JP26212692A JPH06111344A JP H06111344 A JPH06111344 A JP H06111344A JP 4262126 A JP4262126 A JP 4262126A JP 26212692 A JP26212692 A JP 26212692A JP H06111344 A JPH06111344 A JP H06111344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photodetector
error signal
tracking
output
focus error
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4262126A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoharu Yanagawa
直治 梁川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP4262126A priority Critical patent/JPH06111344A/ja
Priority to EP93307473A priority patent/EP0590851B1/en
Priority to DE69317844T priority patent/DE69317844T2/de
Publication of JPH06111344A publication Critical patent/JPH06111344A/ja
Priority to US08/558,927 priority patent/US5610883A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0943Methods and circuits for performing mathematical operations on individual detector segment outputs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0908Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for focusing only

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビームスポットがトラックを横切る際に発生
するクロストーク成分をフィルタを用いずにフォーカス
エラー信号から良好に除去する安価な光ピックアップ装
置を提供することを目的とする。 【構成】 フォーカスサーボ用光検出器の出力信号に基
づいてフォーカスエラー成分を生成し、トラッキングサ
ーボ用光検出器の出力信号に基づいてフォーカスエラー
成分に含まれるクロストーク成分を抽出して、このフォ
ーカスエラー成分とクロストーク成分とを加算した結果
をフォーカススエラー信号とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式記録媒体演奏装
置における光ピックアップ装置に関し、特にフォーカス
及びトラッキングエラー検出回路を含む光ピックアップ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式ビデオディスクやディジタルオー
ディオディスク等の光学式記録媒体(以下、単にディス
クと称する)を演奏するディスク演奏装置には、ディス
クの記録面上に常に正確に情報読取用の光ビームを収束
せしめるいわゆるフォーカスサーボ及びトラッキングサ
ーボが不可欠である。フォーカスサーボでは、光ビーム
をディスクの記録面上に照射せしめる対物レンズの光軸
方向位置の合焦位置に対する誤差、すなわちフォーカス
エラーが小になるように対物レンズの光軸方向における
位置制御が行なわれる。トラッキングサーボでは、光ビ
ームをディスクの記録面上に照射せしめる対物レンズの
記録トラック位置に対する誤差、すなわちトラッキング
エラーが小になるように対物レンズの記録トラックに対
するディスク半径方向位置における位置制御が行なわれ
る。
【0003】図1は、従来の光ピックアップ装置を示す
構成図である。本図において、単一の読取りビームを発
生する半導体レーザ1からのレーザビームがコリメータ
レンズ2で平行レーザビームにされ、ビームスプリッタ
3を透過して対物レンズ4で光ディスク5に向けて集光
される。対物レンズ4で集光された集束レーザビームは
光ディスク5で反射され、この反射レーザビームは対物
レンズ4で平行レーザビームにされてビームスプリッタ
3によってPBS6に向けられる。PBS6はビームス
プリッタ3からの光をP、S両偏光に分離する。PBS
6を透過したP偏光は検出レンズ7で集光され集束レー
ザビームとなり、シリンドリカルレンズ8を介して直交
する2線分によって4分割されてなる4つの受光面を有
する4分割光検出器9の受光面にスポットを形成する。
シリンドリカルレンズ8は、光ディスク5に集光された
集束レーザビームのフォーカスが合っている時は図2
(a)の如く真円のスポット光SPを4分割光検出器9
に照射し、フォーカスが合っていない時は図2(b)も
しくは(c)の如くエレメントの対角線方向に楕円のス
ポット光SPを4分割光検出器9に照射する。
【0004】又、PBS6で反射されたS偏光は検出レ
ンズ10を介して1線分によって2分割されてなる2つ
の受光面を有する2分割光検出器11の受光面にスポッ
トを形成する。4分割光検出器9は、4つの各受光面に
照射されたスポット光を各々電気信号に光電変換してフ
ォーカスエラー検出回路12に供給する。フォーカスエ
ラー検出回路12は、4分割光検出器9から供給される
電気信号に基づいてフォーカスエラー信号(FE)を生
成し、アクチュエータ駆動回路13に供給する。2分割
光検出器11は、2つの各受光面に照射されたスポット
光を各々電気信号に光電変換してトラッキングエラー検
出回路14に供給する。トラッキングエラー検出回路1
4は、2分割光検出器11から供給される電気信号に基
づいてトラッキングエラー信号(TE)を生成し、アク
チュエータ駆動回路13に供給する。アクチュエータ駆
動回路13は、フォーカスエラー信号に応じて対物レン
ズ4を移動させるフォーカシング駆動信号、及びトラッ
キングエラー信号に応じて対物レンズ4を移動させるト
ラッキング駆動信号をアクチュエータ15に供給する。
アクチュエータ15は、フォーカシング駆動信号に応じ
て対物レンズ4を光軸方向に移動せしめ、トラッキング
駆動信号に応じて対物レンズ4を記録トラック半径方向
に移動せしめる。
【0005】図3は、従来のエラー信号生成部20の構
成を示す図である。先ず、トラッキングエラー検出回路
14について説明する。2分割光検出器11は互いに独
立した2個のエレメント11a、11bから構成され、
これら2つのエレメントからの各光電変換出力は、トラ
ッキングエラー検出回路14を成す差動アンプ14aに
供給される。差動アンプ14aはエレメント11a、1
1bからの各光電変換出力の差分をトラッキングエラー
信号(TE)として出力する。2分割光検出器11のエ
レメントの分割線は光学的にディスクのトラック方向に
一致されており、レーザビームがトラックに乗っている
ときは2つの受光面の光量は同じになるが、トラックか
ら外れているときは2つの受光面の光量に差が生じる。
【0006】次に、フォーカスエラー検出回路12につ
いて説明する。4分割光検出器9は、直交する2本の分
割線L1、L2を境界線として各々近接配置されかつ互い
に独立した4個のエレメント9a〜9dから構成され、
一方の分割線L1がトラック方向に平行になるように配
置されている。この4分割光検出器9の受光面中心Oに
関して対称なエレメント9aと9cからの各光電変換出
力は加算器21で加算され、エレメント9bと9dから
の各光電変換出力は加算器22で加算され、これら加算
器21、22の各加算出力が可変抵抗器VRa、VRb
を介して差動アンプ23に供給される。差動アンプ23
は、可変抵抗器VRa、VRbから供給される信号の差
を算出し、その差分信号をLPF(ローパスフィルタ)
24に供給する。LPF24は、差動アンプ23から供
給される信号の内、所定のカットオフ点fcよりも低い
周波数信号を抽出して加算器25に供給する。さらに、
4分割光検出器9のエレメント9aと9cからの各光電
変換出力は可変抵抗器VRc、VRdを介して加算器2
6に供給され、エレメント9dと9bからの各光電変換
出力は可変抵抗器VRe、VRfを介して加算器27に
供給される。加算器26は、可変抵抗器VRc、VRd
から供給される各々の信号を加算して、その加算信号を
差動アンプ28に供給する。加算器27は、可変抵抗器
VRe、VRfから供給される各々の信号を加算して、
その加算信号を差動アンプ28に供給する。差動アンプ
28は、加算器26及び27から供給される信号の差を
算出し、その差分信号をHPF(ハイパスフィルタ)2
9に供給する。HPF29は、差動アンプ28から供給
される信号の内、所定のカットオフ点fcよりも高い周
波数信号を抽出して加算器25に供給する。
【0007】加算器25は、LPF24、HPF(ハイ
パスフィルタ)29から供給される各々の信号を加算し
て、その加算信号をフォーカスエラー信号(FE)とし
て出力する。LPF12及びHPF13の各特性は相補
的な関係にあり、カットオフ点はサーボループに影響を
及ぼさないようにサーボ帯域に対し十分低い点、例えば
10Hz 程度に設定される。そして、低域側において、
可変抵抗器VRa、VRbによってフォーカスバランス
の調整が行なわれる。また、高域側においては、可変抵
抗器VRc〜VRfによって4つのエレメントの各出力
レベルが揃うようにレベル調整が行なわれる。
【0008】このように従来のフォーカスエラー検出回
路では、4つのエレメントの対角線上にあるエレメント
の光電変換出力どうしをそれぞれ加算器21及び22
(加算器26及び27)により加算して、得られた加算
結果の差を差動アンプ23(差動アンプ28)により求
めフォーカスエラー成分を生成する。この際、フォーカ
スが合っている時は図2(a)の如く真円のスポット光
が4分割光検出器9に形成されるので、対角線上にある
エレメントの光電変換出力どうしをそれぞれ加算して得
られる値は互いに等しくなり、フォーカスエラー成分は
「0」となる。又、フォーカスが合っていない時は図2
(b)もしくは(c)の如くエレメントの対角線方向に
楕円のスポット光が4分割光検出器9に形成されるの
で、対角線上にあるエレメントの光電変換出力どうしを
それぞれ加算して得られる値は互いに異なるものとな
る。よって、差動アンプ23(差動アンプ28)により
出力されるフォーカスエラー成分は、そのフォーカスず
れに応じた値となる。
【0009】さらに、上述の如く生成されたフォーカス
エラー成分をLPF24及びHPF29により一旦低域
成分と高域成分とに分ける。この際、フォーカスエラー
成分は比較的変動周期が長いためLPF24により低域
成分として抽出され、スキャンやスチル等の特殊モード
においてビームスポットがトラックを横切る際に重畳さ
れてノイズとなるクロストーク成分は変動周期が短いた
めHPF29により高域成分として抽出される。これら
抽出されたクロストーク成分及びフォーカスエラー信号
成分とを加算器25により加算したものを最終的なフォ
ーカスエラー信号(FE)とする。よって、上述の如き
従来のフォーカスエラー検出回路によると、スキャンや
スチル等の特殊モードにおいてビームスポットがトラッ
クを横切る際に重畳される高域成分ノイズであるクロス
トークを除去したフォーカスエラー信号(FE)が生成
されることになる。
【0010】しかしながら、上述の従来の装置ではクロ
ストーク成分を分離抽出するLPF12及びHPF13
等のフィルタが必要となり、これらフィルタの位相ずれ
等の影響によりクロストーク成分を良好に分離抽出する
ことが出来ず、クロストーク成分を良好に除去したフォ
ーカスエラー信号を生成することが出来ないという問題
があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑みなされたものであり、ビームスポットがトラック
を横切る際に発生するクロストーク成分を良好に除去し
たフォーカスエラー信号を生成する光ピックアップ装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】単一の読取りビームを発
生する光源と、前記読取りビームを記録媒体に照射して
生ずる反射ビームを前記読取りビームから分離する光学
系と、前記反射ビームをトラッキング用ビームとフォー
カス用ビームとに分離するビームスプリッタと、前記ト
ラッキング用ビーム及びフォーカス用ビームの各々を受
光してトラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信
号を生成するエラー信号生成手段とからなる光ピックア
ップ装置であって、前記エラー信号生成手段は前記トラ
ッキング用ビームを受光する第1光検出器と、前記フォ
ーカス用ビームを非点発生素子を介して受光する第2光
検出器と、前記第1光検出器のトラック方向に垂直な方
向に整列するエレメント間の出力差をトラッキングエラ
ー信号とするトラッキングエラー検出回路と、前記第1
光検出器の各エレメント出力を所定演算により合成する
合成手段と、前記第2光検出器の対角線上にあるエレメ
ント間の出力差に前記合成手段の出力を相加した信号を
フォーカスエラー信号とするフォーカスエラー検出回路
とからなる。
【0013】
【作用】フォーカスサーボ用光検出器の対角線上にある
エレメント間の出力差に、トラッキングサーボ用光検出
器の各エレメント出力を所定演算により合成した出力を
相加した信号をフォーカスエラー信号とする。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図4は、本発明の光ピックアップ装置を示す
ブロック図である。本図においては、4分割光検出器1
1A、フォーカスエラー検出回路12A及びトラッキン
グエラー検出回路14Aからなるエラー信号生成部20
Aを除いて図1の従来の光ピックアップ装置と同様であ
るので他の部分の説明は省略する。
【0015】図5は、本発明の光ピックアップ装置にお
けるエラー信号生成部20Aの構成を示すものである。
先ず、4分割光検出器11A及びトラッキングエラー検
出回路14Aについて説明する。4分割光検出器11A
は、互いに独立した4個のエレメント11Aa〜11A
dから構成される。この4分割光検出器11Aのエレメ
ント11Aaと11Abからの各光電変換出力は加算器
41で加算され、エレメント11Adと11Acからの
各光電変換出力は加算器42で加算され、これら加算器
41、42の各加算出力が差動アンプ14aに供給され
る。差動アンプ14aは、加算器41、42供給される
各々の信号の差を算出し、その差分信号をトラッキング
エラー信号(TE)として出力する。ここで、加算器4
1の出力は、図3の2分割光検出器11におけるエレメ
ント11aからの光電変換出力と等しく、加算器42の
出力は、図3の2分割光検出器11におけるエレメント
11bからの光電変換出力と等しいものである。よっ
て、4分割光検出器11A及びトラッキングエラー検出
回路14Aからなる上述の如き構成は、図3に示される
2分割光検出器11及びトラッキングエラー検出回路1
4からなる構成のものと同機能を有するものである。
【0016】次に、フォーカスエラー検出回路12Aに
ついて説明する。4分割光検出器11Aからの各光電変
換出力は、トラッキングエラー検出回路14Aだけでな
くフォーカスエラー検出回路12Aにも供給される。4
分割光検出器11Aのエレメント11Ab、11Adか
らの各光電変換出力は可変抵抗器VR1、VR2を介し
て加算器43に供給され、エレメント11Aa、11A
cからの各光電変換出力は可変抵抗器VR3、VR4を
介して加算器44に供給される。加算器43は、可変抵
抗器VR1、VR2から供給される各々の信号を加算し
て、その加算信号を差動アンプ45に供給する。加算器
44は、可変抵抗器VR3、VR4から供給される各々
の信号を加算して、その加算信号を差動アンプ45に供
給する。差動アンプ45は、加算器43及び44から供
給される信号の差を算出し、その差分信号をキャパシタ
C1に供給する。キャパシタC1は、差動アンプ45か
ら供給される信号から直流成分を除去した信号を加算器
46に供給する。4分割光検出器9のエレメント9a、
9cからの各光電変換出力は加算器47に供給され、エ
レメント9d、9bからの各光電変換出力は加算器48
に供給される。加算器47は、エレメント9a、9cか
ら供給される各光電変換出力を加算して、その加算信号
を差動アンプ49に供給する。加算器48は、エレメン
ト9b、9dから供給される各光電変換出力を加算し
て、その加算信号を差動アンプ49に供給する。差動ア
ンプ49は、加算器47及び48から供給される信号の
差を算出し、その差分信号を加算器46に供給する。加
算器46は、キャパシタC1及び差動アンプ49から供
給される各々の信号を加算して、その加算信号をフォー
カスエラー信号(FE)として出力する。
【0017】上述のフォーカスエラー検出回路12Aに
おいては、4分割光検出器9、加算器47、加算器48
及び差動アンプ49からなる構成によりフォーカスエラ
ー成分を生成し、トラッキングエラー検出用の4分割光
検出器11A、加算器43、加算器44、差動アンプ4
5及びキャパシタC1からなる構成によりクロストーク
成分を抽出し、加算器46により上述のフォーカスエラ
ー成分及びクロストーク成分を加算してフォーカスエラ
ー信号(FE)として出力するものである。
【0018】よって、本発明によれば、フォーカスエラ
ー信号に含まれるクロストーク成分をトラッキングエラ
ー検出用の光検出器から抽出して除去するようにしたの
で、フォーカスエラー成分からフィルタを介してクロス
トーク成分を分離抽出する従来の光ピックアップ装置に
比べてクロストーク成分を良好に除去したフォーカスエ
ラー信号(FE)を得ることが出来る。
【0019】尚、図5のフォーカスエラー検出回路12
Aにおいては、4分割光検出器11Aの4つのエレメン
トの対角線上にあるエレメントの光電変換出力どうしを
加算して、得られた加算結果の差によりクロストーク成
分を抽出するようにしたものであるが、上述の加算にお
いては必ずしも対角線上にあるエレメントの光電変換出
力どうしの加算に限定されるものではなく、検出レンズ
7及びシリンドリカルレンズ8の収差、もしくはトラッ
キングエラー検出用の4分割光検出器11Aとフォーカ
スエラー検出用の4分割光検出器9との間の回転ずれ等
により任意に加算の組合せを変更し得るものである。さ
らに、ディスクによってはクロストーク量が小さい場合
もあり、この場合は必ずしもクロストーク除去を行なう
必要はない。又、図5のフォーカスエラー検出回路12
Aにおいては、キャパシタC1により差動アンプ45の
出力から直流成分を除去して直流成分が存在しない差動
アンプ49の出力と同条件にして加算器46に供給する
構成としているが、このキャパシタC1を省き、差動ア
ンプ49の出力に直流成分を重畳するようにしても構わ
ない。
【0020】図6は上述の点に鑑みた本発明の他の実施
例によるエラー信号生成部20Aの構成を示すものであ
る。図においては、可変抵抗器VR1〜VR4の各々の
出力は切換スイッチSW1〜SW4の固定接点cに供給
される。切換スイッチSW1〜SW4各々の可動接点a
からの出力は加算器50に供給され、可動接点bからの
出力は加算器51に供給される。この加算器50及び5
1の出力を差動アンプ45に供給する構成とし、切換ス
イッチSW1〜SW4の切換操作を行なうことによりク
ロストーク成分抽出のための加算演算の組合せが変更可
能となる。例えば、SW1及びSW4の可動接点をa側
に設定し、SW2及びSW3の可動接点をb側に設定す
ることにより差動アンプ45の出力は(11Ab出力+
11Ac出力)−(11Ab出力+11Ad出力)とな
り、隣接しているエレメントの光電変換出力どうしを加
算して、得られた加算結果の差によりクロストーク成分
を抽出する構成となる。尚、上述の構成においては差動
アンプ45により加算器50及び51の加算結果の差を
求めるようにしているが、差動アンプ45を加算器と
し、加算器50もしくは51の出力に反転増幅器等を介
した構成としても構わない。さらに図6の装置において
は、差動アンプ45の出力にSW5を設けて、このSW
5をオープン状態とすることによりクロストーク除去を
禁止出来る構成としている。又、抵抗R1及びSW6を
介して差動アンプ49の出力ラインに所定のオフセット
電圧を供給することにより差動アンプ49の出力に直流
成分を重畳する構成としている。このSW6は上述のS
W5と連動しており、クロストーク除去を実行しない時
はSW6もオープン状態となる。
【0021】又、上述の実施例においては、トラッキン
グエラー検出用の光検出器を4分割型としているが、4
分割型に限定されるものでなく、従来の2分割型におい
ても実現することができる。図7は、図6の構成を基に
して、トラッキングエラー検出用の光検出器を従来の2
分割光検出器11とした場合に適用される本発明の他の
実施例によるエラー信号生成部20Aの構成を示すもの
である。
【0022】図7の構成によれば、フォーカスエラー信
号に漏れ込むクロストーク成分のうち、2分割光検出器
11の2個のエレメント11a、11bの出力と同位相
のものを除去することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光ピ
ックアップ装置によれば、トラッキングサーボ用の光検
出器からクロストーク成分を抽出し、これによりフォー
カスエラー信号に含まれているクロストーク成分を除去
する構成としているので、フォーカスエラー成分からフ
ィルタを介してクロストーク成分を分離抽出する従来装
置において必要不可欠であったフィルタが不要となり安
価となりしかもフィルタの位相ずれ等の影響を排除して
良好にクロストーク成分を除去したフォーカスエラー信
号を生成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光ピックアップ装置の構成図。
【図2】光検出器の受光面上のビームスポットの形状変
化を示す図。
【図3】従来の光ピックアップ装置におけるエラー信号
生成部の構成図。
【図4】本発明の光ピックアップ装置の構成図。
【図5】本発明の光ピックアップ装置におけるエラー信
号生成部の構成図。
【図6】本発明の他の実施例によるエラー信号生成部の
構成図。
【図7】本発明の他の実施例によるエラー信号生成部の
構成図。
【主要部分の符号の説明】
11A 4分割光検出器 12A フォーカスエラー検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の読取りビームを発生する光源と、
    前記読取りビームを記録媒体に照射して生ずる反射ビー
    ムを前記読取りビームから分離する光学系と、前記反射
    ビームをトラッキング用ビームとフォーカス用ビームと
    に分離するビームスプリッタと、前記トラッキング用ビ
    ーム及びフォーカス用ビームの各々を受光してトラッキ
    ングエラー信号及びフォーカスエラー信号を生成するエ
    ラー信号生成手段とからなる光ピックアップ装置であっ
    て、 前記エラー信号生成手段は前記トラッキング用ビームを
    受光する第1光検出器と、前記フォーカス用ビームを非
    点発生素子を介して受光する第2光検出器と、前記第1
    光検出器のトラック方向に垂直な方向に整列するエレメ
    ント間の出力差をトラッキングエラー信号とするトラッ
    キングエラー検出回路と、前記第1光検出器の各エレメ
    ント出力を所定演算により合成する合成手段と、前記第
    2光検出器の対角線上にあるエレメント間の出力差に前
    記合成手段の出力を相加した信号をフォーカスエラー信
    号とするフォーカスエラー検出回路とからなることを特
    徴とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記所定演算は加算もしくは減算からな
    り、前記合成手段は前記第1光検出器の各エレメント出
    力毎に前記加算もしくは減算を任意に選択して演算をお
    こなうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光
    ピックアップ装置。
JP4262126A 1992-09-30 1992-09-30 光ピックアップ装置 Pending JPH06111344A (ja)

Priority Applications (4)

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JP4262126A JPH06111344A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 光ピックアップ装置
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