JPH06119182A - ダウンロード制御機能を有する情報通信ネットワークシステム - Google Patents
ダウンロード制御機能を有する情報通信ネットワークシステムInfo
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- JPH06119182A JPH06119182A JP4268870A JP26887092A JPH06119182A JP H06119182 A JPH06119182 A JP H06119182A JP 4268870 A JP4268870 A JP 4268870A JP 26887092 A JP26887092 A JP 26887092A JP H06119182 A JPH06119182 A JP H06119182A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】端末システム数が増加してもホストシステムの
負荷を増加させず、通信回線のサービス停止時間を短縮
し、人手によるメンテナンスを必要とせずダウンロード
が行なえる。 【構成】ホストシステム1はプログラムデータベース3
とプログラムデータを端末システム2にダウンロードす
るプログラム送信処理手段7と、端末システム2が受信
できなかったデータの回復処理を行なう回復データ送信
処理手段20とを有する。端末システム2はプログラム
を格納するプログラムデータベース15,16と、回復
データ送信処理手段20からのデータの回復データ受信
処理手段21と、プログラム送信手段7からのプログラ
ムデータを受信すると共に回復データ受信手段21で受
信したデータを、プログラムデータベース15,16に
格納処理するプログラム受信処理手段12とを有する。
負荷を増加させず、通信回線のサービス停止時間を短縮
し、人手によるメンテナンスを必要とせずダウンロード
が行なえる。 【構成】ホストシステム1はプログラムデータベース3
とプログラムデータを端末システム2にダウンロードす
るプログラム送信処理手段7と、端末システム2が受信
できなかったデータの回復処理を行なう回復データ送信
処理手段20とを有する。端末システム2はプログラム
を格納するプログラムデータベース15,16と、回復
データ送信処理手段20からのデータの回復データ受信
処理手段21と、プログラム送信手段7からのプログラ
ムデータを受信すると共に回復データ受信手段21で受
信したデータを、プログラムデータベース15,16に
格納処理するプログラム受信処理手段12とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ホスト側から
多数の端末システムに情報を提供することに用いられる
ような情報通信ネットワークシステムに係り、特に、ホ
ストシステムで管理しているプログラムやデータを、広
域かつ多数の端末システムに、通常サービス業務を妨げ
ることなく、一斉に反映させる場合に好適なダウンロー
ド制御機能を有する情報通信ネットワークシステムに関
する。
多数の端末システムに情報を提供することに用いられる
ような情報通信ネットワークシステムに係り、特に、ホ
ストシステムで管理しているプログラムやデータを、広
域かつ多数の端末システムに、通常サービス業務を妨げ
ることなく、一斉に反映させる場合に好適なダウンロー
ド制御機能を有する情報通信ネットワークシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】情報通信ネットワークシステムには、ホ
スト側から多数の端末システムに対して同一の情報を一
斉に提供するサービス業務を行なうものがある。
スト側から多数の端末システムに対して同一の情報を一
斉に提供するサービス業務を行なうものがある。
【0003】この種のシステムでは、各端末システムに
対して行なうサービスの変更、プログラムの修正等の目
的で、端末システムのプログラムを変更する必要が生じ
る。この場合、すべての端末に対して、一斉にプログラ
ムの入替え等を行なう必要がある。このような場合のプ
ログラムのダウンロードの制御方式として、従来、片方
向通信回線を用いて、ホストシステムより一斉に端末シ
ステムに対してデータ(プログラム)を送信するものが
ある。
対して行なうサービスの変更、プログラムの修正等の目
的で、端末システムのプログラムを変更する必要が生じ
る。この場合、すべての端末に対して、一斉にプログラ
ムの入替え等を行なう必要がある。このような場合のプ
ログラムのダウンロードの制御方式として、従来、片方
向通信回線を用いて、ホストシステムより一斉に端末シ
ステムに対してデータ(プログラム)を送信するものが
ある。
【0004】片方向通信回線を用いた方式の情報通信ネ
ットワークシステムとしては、ホストシステムと複数の
端末システムとを有し、かつ、これらを片方向通信回線
と両方向通信回線とで接続するものである。このシステ
ムでのダウンロードは、ホストシステムから端末システ
ムに対して、片方向通信回線を介して行われる。結果
は、端末システムより、両方向通信回線を介してホスト
システムへ報告される。ダウンロードを失敗した端末シ
ステムがある場合、再度、片方向通信回線でダウンロー
ドするか、あるいは、端末システムに対し、人手を用い
てプログラムをロードしている。
ットワークシステムとしては、ホストシステムと複数の
端末システムとを有し、かつ、これらを片方向通信回線
と両方向通信回線とで接続するものである。このシステ
ムでのダウンロードは、ホストシステムから端末システ
ムに対して、片方向通信回線を介して行われる。結果
は、端末システムより、両方向通信回線を介してホスト
システムへ報告される。ダウンロードを失敗した端末シ
ステムがある場合、再度、片方向通信回線でダウンロー
ドするか、あるいは、端末システムに対し、人手を用い
てプログラムをロードしている。
【0005】また、ある端末システムが、稼働を休止し
ていて、再起動されるような場合、その端末システムの
プログラムが、システムにおいて現在運用されているバ
ージョンと異なることがあり得る。端末システムごとに
バージョンの判定を行い、自動的にデータ送信の要否を
判断して、データを送信する方式とがある。このような
場合、バージョンが異なるか否かの判定を行い、自動的
にデータ送信の要否を判断し、必要に応じてデータを送
信することが行なわれている。このような情報ダウンロ
ードシステムに関連するものとして、特開平1−245
346号公報に記載されるものがある。
ていて、再起動されるような場合、その端末システムの
プログラムが、システムにおいて現在運用されているバ
ージョンと異なることがあり得る。端末システムごとに
バージョンの判定を行い、自動的にデータ送信の要否を
判断して、データを送信する方式とがある。このような
場合、バージョンが異なるか否かの判定を行い、自動的
にデータ送信の要否を判断し、必要に応じてデータを送
信することが行なわれている。このような情報ダウンロ
ードシステムに関連するものとして、特開平1−245
346号公報に記載されるものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、片方向
通信回線を用いて一斉にデータを送信する場合は、端末
システムの状態によって、全くデータが受信できない場
合や、一部受信できなかった場合がある。さらに、後者
の場合、受信できなかったデータが、端末システムごと
に異なる場合がある。
通信回線を用いて一斉にデータを送信する場合は、端末
システムの状態によって、全くデータが受信できない場
合や、一部受信できなかった場合がある。さらに、後者
の場合、受信できなかったデータが、端末システムごと
に異なる場合がある。
【0007】これに対し、ダウンロード終了後、再度片
方向通信回線でダウンロードする方法と、失敗した端末
システムへ人手によりデータを反映させる方法とがあ
る。しかし、前者の場合、ダウンロード時間が増加し
て、正常な端末システムに対する片方向通信回線による
サービスができなくなるという問題がある。また、後者
の場合、人手と移動のための時間がかかるという問題が
ある。
方向通信回線でダウンロードする方法と、失敗した端末
システムへ人手によりデータを反映させる方法とがあ
る。しかし、前者の場合、ダウンロード時間が増加し
て、正常な端末システムに対する片方向通信回線による
サービスができなくなるという問題がある。また、後者
の場合、人手と移動のための時間がかかるという問題が
ある。
【0008】本発明の目的は、端末システム台数が増加
してもホストシステムの負荷を増加させず、片方向通信
回線や両方向通信回線の占有によるサービス停止時間を
短縮し、人手によるメンテナンスを必要としないダウン
ロードが行なえる情報通信ネットワークシステムを提供
することにある。
してもホストシステムの負荷を増加させず、片方向通信
回線や両方向通信回線の占有によるサービス停止時間を
短縮し、人手によるメンテナンスを必要としないダウン
ロードが行なえる情報通信ネットワークシステムを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の一態様によれば、ホストシステムと複数の
端末システムとを有し、これらは、ホストシステムから
の1本の回線を端末システム台数分分岐させた片方向通
信回線と、端末システム台数分の本数の両方向通信回線
にて接続されて、常時サービス業務を行なっている情報
通信ネットワークシステムにおいて、ホストシステム
は、プログラムを格納するプログラムデータベースと、
プログラムデータを端末システムにダウンロードする際
に、送信処理を行なうプログラム送信処理手段と、端末
システムが受信できなかったデータについて、回復のた
めの送信処理を行なう回復データ送信処理手段とを有
し、送信処理手段は、プログラムデータを予め定めた単
位に分割して、片方向通信回線を用いて送信する機能を
有するものであり、回復データ送信処理手段は、端末シ
ステムから送られる受信できなかったプログラムデータ
に関する情報を受信して、当該情報が示すプログラムデ
ータの部分を、プログラムデータベースから読みだし
て、両方向通信回線を介して、対応する端末システムに
回復データとして送信する機能を有するものであり、端
末システムは、受信したプログラムを格納するプログラ
ムデータベースと、上記回復データ送信処理手段から送
られる回復データの受信処理を行なう回復データ受信処
理手段と、上記プログラム送信手段から送られるプログ
ラムデータを受信すると共に、受信したプログラムデー
タおよび上記回復データ受信手段で受信した回復データ
を、上記プログラムデータベースに格納処理するプログ
ラム受信処理手段とを有し、プログラム受信処理手段
は、上記プログラム送信手段から送られるプログラムデ
ータにおける受信できなった部分の検出を行なう機能を
有するものであり、回復データ受信処理手段は、プログ
ラム受信処理手段において検出された、プログラムデー
タにおける受信できなかった部分を示す情報を、上記ホ
ストシステムにたいして、両方向通信回線を介して送信
する機能を有するものであることを特徴とする情報通信
ネットワークシステムが提供される。
め、本発明の一態様によれば、ホストシステムと複数の
端末システムとを有し、これらは、ホストシステムから
の1本の回線を端末システム台数分分岐させた片方向通
信回線と、端末システム台数分の本数の両方向通信回線
にて接続されて、常時サービス業務を行なっている情報
通信ネットワークシステムにおいて、ホストシステム
は、プログラムを格納するプログラムデータベースと、
プログラムデータを端末システムにダウンロードする際
に、送信処理を行なうプログラム送信処理手段と、端末
システムが受信できなかったデータについて、回復のた
めの送信処理を行なう回復データ送信処理手段とを有
し、送信処理手段は、プログラムデータを予め定めた単
位に分割して、片方向通信回線を用いて送信する機能を
有するものであり、回復データ送信処理手段は、端末シ
ステムから送られる受信できなかったプログラムデータ
に関する情報を受信して、当該情報が示すプログラムデ
ータの部分を、プログラムデータベースから読みだし
て、両方向通信回線を介して、対応する端末システムに
回復データとして送信する機能を有するものであり、端
末システムは、受信したプログラムを格納するプログラ
ムデータベースと、上記回復データ送信処理手段から送
られる回復データの受信処理を行なう回復データ受信処
理手段と、上記プログラム送信手段から送られるプログ
ラムデータを受信すると共に、受信したプログラムデー
タおよび上記回復データ受信手段で受信した回復データ
を、上記プログラムデータベースに格納処理するプログ
ラム受信処理手段とを有し、プログラム受信処理手段
は、上記プログラム送信手段から送られるプログラムデ
ータにおける受信できなった部分の検出を行なう機能を
有するものであり、回復データ受信処理手段は、プログ
ラム受信処理手段において検出された、プログラムデー
タにおける受信できなかった部分を示す情報を、上記ホ
ストシステムにたいして、両方向通信回線を介して送信
する機能を有するものであることを特徴とする情報通信
ネットワークシステムが提供される。
【0010】また、本発明の他の態様によれば、片方向
通信回線を介して複数台の端末システムと接続されると
共に、両方向通信回線を介して各端末と個別的に接続さ
れて、片方向通信回線を介して、各端末システムに対し
てサービス業務を行なうホストシステムにおいて、プロ
グラムを格納するプログラムデータベースと、プログラ
ムデータを端末システムにダウンロードする際に、送信
処理を行なうプログラム送信処理手段と、端末システム
が受信できなかったデータについて、回復のための送信
処理を行なう回復データ送信処理手段とを有し、プログ
ラム送信処理手段は、プログラムデータを予め定めた単
位に分割して、片方向通信回線を用いて送信する機能を
有するものであり、回復データ送信処理手段は、端末シ
ステムから送られる受信できなかったプログラムデータ
に関する情報を受信して、当該情報が示すプログラムデ
ータの部分を、プログラムデータベースから読みだし
て、両方向通信回線を介して、対応する端末システムに
回復データとして送信する機能を有するものであること
を特徴とするホストシステム。
通信回線を介して複数台の端末システムと接続されると
共に、両方向通信回線を介して各端末と個別的に接続さ
れて、片方向通信回線を介して、各端末システムに対し
てサービス業務を行なうホストシステムにおいて、プロ
グラムを格納するプログラムデータベースと、プログラ
ムデータを端末システムにダウンロードする際に、送信
処理を行なうプログラム送信処理手段と、端末システム
が受信できなかったデータについて、回復のための送信
処理を行なう回復データ送信処理手段とを有し、プログ
ラム送信処理手段は、プログラムデータを予め定めた単
位に分割して、片方向通信回線を用いて送信する機能を
有するものであり、回復データ送信処理手段は、端末シ
ステムから送られる受信できなかったプログラムデータ
に関する情報を受信して、当該情報が示すプログラムデ
ータの部分を、プログラムデータベースから読みだし
て、両方向通信回線を介して、対応する端末システムに
回復データとして送信する機能を有するものであること
を特徴とするホストシステム。
【0011】さらに、本発明のさらに他の態様によれ
ば、片方向通信回線と両方向通信回線とを介してホスト
システム接続されて、片方向通信回線を介して、ホスト
システムからサービス業務を受ける端末システムにおい
て、受信したプログラムを格納するプログラムデータベ
ースと、上記回復データ送信処理手段から送られる回復
データの受信処理を行なう回復データ受信処理手段と、
上記ホストシステムから送られるプログラムデータを受
信すると共に、受信したプログラムデータおよび上記回
復データ受信手段で受信した回復データを、上記プログ
ラムデータベースに格納処理するプログラム受信処理手
段とを有し、プログラム受信処理手段は、上記ホストシ
ステムから送られるプログラムデータにおける受信でき
なった部分の検出を行なう機能を有するものであり、回
復データ受信処理手段は、プログラム受信処理手段にお
いて検出された、プログラムデータにおける受信できな
かった部分を、上記ホストシステムにたいして、両方向
通信回線を介して、送信する機能を有するものであるこ
と、を特徴とする端末システムが提供される。
ば、片方向通信回線と両方向通信回線とを介してホスト
システム接続されて、片方向通信回線を介して、ホスト
システムからサービス業務を受ける端末システムにおい
て、受信したプログラムを格納するプログラムデータベ
ースと、上記回復データ送信処理手段から送られる回復
データの受信処理を行なう回復データ受信処理手段と、
上記ホストシステムから送られるプログラムデータを受
信すると共に、受信したプログラムデータおよび上記回
復データ受信手段で受信した回復データを、上記プログ
ラムデータベースに格納処理するプログラム受信処理手
段とを有し、プログラム受信処理手段は、上記ホストシ
ステムから送られるプログラムデータにおける受信でき
なった部分の検出を行なう機能を有するものであり、回
復データ受信処理手段は、プログラム受信処理手段にお
いて検出された、プログラムデータにおける受信できな
かった部分を、上記ホストシステムにたいして、両方向
通信回線を介して、送信する機能を有するものであるこ
と、を特徴とする端末システムが提供される。
【0012】上記プログラム送信処理手段は、プログラ
ムデータを分割すると共に、分割されたプログラムデー
タの各分割部分に、分割通番を付す機能を有するものと
することができる。また、上記回復データ送信処理手段
は、端末システムから送られる、受信できなかったプロ
グラムデータに関する情報を受信して、当該情報が示す
プログラムデータの部分を、分割通番単位にプログラム
データベースから読みだして、端末システムに送信する
ものすることができる。
ムデータを分割すると共に、分割されたプログラムデー
タの各分割部分に、分割通番を付す機能を有するものと
することができる。また、上記回復データ送信処理手段
は、端末システムから送られる、受信できなかったプロ
グラムデータに関する情報を受信して、当該情報が示す
プログラムデータの部分を、分割通番単位にプログラム
データベースから読みだして、端末システムに送信する
ものすることができる。
【0013】上記端末システムは、ホストシステムから
受信したプログラムデータについて、分割通番ごとにプ
ログラムデータの受信有無を示すフラグを設定管理する
ための分割通番管理テーブルをさらに有する構成とする
ことが出来る。
受信したプログラムデータについて、分割通番ごとにプ
ログラムデータの受信有無を示すフラグを設定管理する
ための分割通番管理テーブルをさらに有する構成とする
ことが出来る。
【0014】プログラム受信処理手段は、受信したプロ
グラムデータについて、分割通番ごとに受信の有無を検
出し、その結果を分割通番管理テーブルに設定する機能
をさらに有するものとることができる。
グラムデータについて、分割通番ごとに受信の有無を検
出し、その結果を分割通番管理テーブルに設定する機能
をさらに有するものとることができる。
【0015】回復データ受信処理手段は、プログラムデ
ータの受信できなかった部分を示す情報として、分割通
番をホストシステムに送るものとすることができる。
ータの受信できなかった部分を示す情報として、分割通
番をホストシステムに送るものとすることができる。
【0016】ホストシステムは、データのバージョンを
管理する手段をさらに備えることができる。この場合、
上記プログラム送信処理手段は、バージョンを示すデー
タを付す機能をさらに有するものとすることができ、ま
た、上記回復データ送信処理手段は、端末システムから
のバージョンと分割通番とを受信し、端末システムに必
要なデータを判定する処理をさらに備えることができ
る。
管理する手段をさらに備えることができる。この場合、
上記プログラム送信処理手段は、バージョンを示すデー
タを付す機能をさらに有するものとすることができ、ま
た、上記回復データ送信処理手段は、端末システムから
のバージョンと分割通番とを受信し、端末システムに必
要なデータを判定する処理をさらに備えることができ
る。
【0017】これに対応して、端末システムは、受信し
たデータのバージョンを管理する手段をさらに備える構
成とすることが出来る。
たデータのバージョンを管理する手段をさらに備える構
成とすることが出来る。
【0018】
【作用】本発明においては、片方向通信回線に送信すれ
ば、ホストシステムの負荷を増加させずに、多数の端末
システムにダウンロードすることができ、片方向通信で
受信できなかったデータは、分割通番を判定して、即時
に、両方向通信回線より必要部分を回復することができ
る。これにより、片方向通信回線や両方向通信回線の占
有によるサービス停止時間を短縮することができる。な
お、全データ受信できなかった端末システムは、バージ
ョンを判定して自動的にダウンロードすることにより人
手を省くことができる。
ば、ホストシステムの負荷を増加させずに、多数の端末
システムにダウンロードすることができ、片方向通信で
受信できなかったデータは、分割通番を判定して、即時
に、両方向通信回線より必要部分を回復することができ
る。これにより、片方向通信回線や両方向通信回線の占
有によるサービス停止時間を短縮することができる。な
お、全データ受信できなかった端末システムは、バージ
ョンを判定して自動的にダウンロードすることにより人
手を省くことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0020】本実施例は、ホストシステムと複数の端末
システムを、ホストシステムからの1本の回線を端末シ
ステム台数分分岐させた片方向通信回線と、端末システ
ム台数分の本数の両方向通信回線にて接続し、常時サー
ビス業務を行なっている情報通信ネットワークシステム
に適用されるものである。図2に、本発明の一実施例の
基本構成を示す。
システムを、ホストシステムからの1本の回線を端末シ
ステム台数分分岐させた片方向通信回線と、端末システ
ム台数分の本数の両方向通信回線にて接続し、常時サー
ビス業務を行なっている情報通信ネットワークシステム
に適用されるものである。図2に、本発明の一実施例の
基本構成を示す。
【0021】本実施例は、ホストシステム1と、複数の
端末システム2とで構成される。ホストシステム1と端
末システム2には、各々、補助記憶装置であるディスク
記憶装置51,57が接続されている。ホストシステム
1と端末システム2間は、片方向回線用通信制御装置5
3,56、分配装置54を介してホストシステム1から
全端末システム2への一方向のデータ送信ができる片方
向通信回線13と、両方向回線用通信制御装置52,5
5を介して両方向で個別的にデータ送受信ができる両方
向通信回線14で接続されている。
端末システム2とで構成される。ホストシステム1と端
末システム2には、各々、補助記憶装置であるディスク
記憶装置51,57が接続されている。ホストシステム
1と端末システム2間は、片方向回線用通信制御装置5
3,56、分配装置54を介してホストシステム1から
全端末システム2への一方向のデータ送信ができる片方
向通信回線13と、両方向回線用通信制御装置52,5
5を介して両方向で個別的にデータ送受信ができる両方
向通信回線14で接続されている。
【0022】ホストシステム1および端末システム2
は、それぞれコンピュータにより構成される。ホストシ
ステム1は、中央処理装置(CPU)1aおよびメモリ
1bを有する。また、同様に、端末システム2は、中央
処理装置(CPU)2aおよびメモリ2bを有する。こ
れらは、上記ディスク記憶装置51,57のほかに、さ
らに、磁気ディスク装置等の記憶装置を内蔵する構成と
してもよい。ディスク記憶装置51,57は、例えば、
磁気ディスク装置が用いられるが、これに限らず、光デ
ィスク装置等であってもよい。
は、それぞれコンピュータにより構成される。ホストシ
ステム1は、中央処理装置(CPU)1aおよびメモリ
1bを有する。また、同様に、端末システム2は、中央
処理装置(CPU)2aおよびメモリ2bを有する。こ
れらは、上記ディスク記憶装置51,57のほかに、さ
らに、磁気ディスク装置等の記憶装置を内蔵する構成と
してもよい。ディスク記憶装置51,57は、例えば、
磁気ディスク装置が用いられるが、これに限らず、光デ
ィスク装置等であってもよい。
【0023】本実施例システムにおけるダウンロード制
御行なうための機能構成を図1に示す。ホストシステム
1には、プログラムデータベース3が、例えば、ディス
ク記憶装置51に構築される。なお、プログラムデータ
ベース3は、図示していない内蔵磁気ディスク装置上、
または、メモリ1b上に構築する構成としてもよい。端
末システム2には、プログラムデータベース15,16
と、分割通番管理テーブル60がそれぞれ設置されてい
る。プログラムデータベース15,16と、分割通番管
理テーブル60とは、ディスク記憶装置57上に構成さ
れる。なお、これらの一方または両方は、図示していな
い内蔵磁気ディスク装置上、または、メモリ2b上に構
築する構成としてもよい。
御行なうための機能構成を図1に示す。ホストシステム
1には、プログラムデータベース3が、例えば、ディス
ク記憶装置51に構築される。なお、プログラムデータ
ベース3は、図示していない内蔵磁気ディスク装置上、
または、メモリ1b上に構築する構成としてもよい。端
末システム2には、プログラムデータベース15,16
と、分割通番管理テーブル60がそれぞれ設置されてい
る。プログラムデータベース15,16と、分割通番管
理テーブル60とは、ディスク記憶装置57上に構成さ
れる。なお、これらの一方または両方は、図示していな
い内蔵磁気ディスク装置上、または、メモリ2b上に構
築する構成としてもよい。
【0024】ホストシステム1内には、CPU1aの機
能として、プログラム送信処理7、業務配信処理9およ
び回復データ送信処理20を有する。プログラム送信処
理7は、プログラムデータをプログラムデータベース3
から取り出し、片方向通信回線13を使用し、端末シス
テム2へ送信する。また、回復データ送信処理20は、
回復要求されたプログラムデータをプログラムデータベ
ース3から取り出し、両方向通信回線14を使用して回
復を行う。業務配信処理9は、データ等を各端末システ
ム2に送信する通常の業務を処理する。
能として、プログラム送信処理7、業務配信処理9およ
び回復データ送信処理20を有する。プログラム送信処
理7は、プログラムデータをプログラムデータベース3
から取り出し、片方向通信回線13を使用し、端末シス
テム2へ送信する。また、回復データ送信処理20は、
回復要求されたプログラムデータをプログラムデータベ
ース3から取り出し、両方向通信回線14を使用して回
復を行う。業務配信処理9は、データ等を各端末システ
ム2に送信する通常の業務を処理する。
【0025】一方、端末システム2は、CPU2aの機
能として、業務処理10、プログラム受信処理12およ
び回復データ受信処理21を有する。プログラム受信処
理12は、片方向通信回線13と回復データ受信処理2
1とから電文を受信し、電文中の分割通番を見て、デー
タ抜けを判定しながら、電文のプログラムデータをプロ
グラムデータベース(新)15へ格納し、最終データを
受信した時点でプログラムデータベース(新)15から
プログラムデータベース(旧)16への切り替えする。
もし、データ抜けを検出した場合には、両方向通信回線
14を使用して、ホストシステム1に抜けのあったプロ
グラムデータの回復要求を行う。回復データ受信処理2
1は、両方向通信回線14から回復データを受信し、プ
ログラム受信処理12へ連絡を行う。業務処理10は、
片方向通信回線13を使用して業務配信処理9から送ら
れるデータの受信を行なう、通常サービス業務を行う。
なお、業務配信処理9および業務処理10による通常サ
ービス業務は、プログラムの回復等が行なわれている間
にも、実行される。
能として、業務処理10、プログラム受信処理12およ
び回復データ受信処理21を有する。プログラム受信処
理12は、片方向通信回線13と回復データ受信処理2
1とから電文を受信し、電文中の分割通番を見て、デー
タ抜けを判定しながら、電文のプログラムデータをプロ
グラムデータベース(新)15へ格納し、最終データを
受信した時点でプログラムデータベース(新)15から
プログラムデータベース(旧)16への切り替えする。
もし、データ抜けを検出した場合には、両方向通信回線
14を使用して、ホストシステム1に抜けのあったプロ
グラムデータの回復要求を行う。回復データ受信処理2
1は、両方向通信回線14から回復データを受信し、プ
ログラム受信処理12へ連絡を行う。業務処理10は、
片方向通信回線13を使用して業務配信処理9から送ら
れるデータの受信を行なう、通常サービス業務を行う。
なお、業務配信処理9および業務処理10による通常サ
ービス業務は、プログラムの回復等が行なわれている間
にも、実行される。
【0026】図8は、ホストシステム1から端末システ
ム2へダウンロードする時に使われるデータ電文フォー
マット350である。データ電文フォーマット350
は、送信されたデータが何かを識別するための電文種別
351、プログラムデータのプログラム名称352、分
割通番353、最大分割通番354、プログラムデータ
371から構成されている。
ム2へダウンロードする時に使われるデータ電文フォー
マット350である。データ電文フォーマット350
は、送信されたデータが何かを識別するための電文種別
351、プログラムデータのプログラム名称352、分
割通番353、最大分割通番354、プログラムデータ
371から構成されている。
【0027】図9は、端末システム2からホストシステ
ム1へ回復要求する時に使われる回復要求電文フォーマ
ット360である。回復要求電文フォーマット360
は、送信されたデータが何かを識別するための電文種別
351、プログラムデータのプログラム名称352、回
復したいプログラムデータの先頭分割通番であるFro
m通番355、回復したいプログラムデータの最終分割
通番であるTo分割通番356から構成されている。
ム1へ回復要求する時に使われる回復要求電文フォーマ
ット360である。回復要求電文フォーマット360
は、送信されたデータが何かを識別するための電文種別
351、プログラムデータのプログラム名称352、回
復したいプログラムデータの先頭分割通番であるFro
m通番355、回復したいプログラムデータの最終分割
通番であるTo分割通番356から構成されている。
【0028】図6は、端末システム2に設置されている
分割通番管理テーブル60の構成を示すものである。分
割通番管理テーブル60は、プログラム名称352と、
通番毎のデータ受信状況を管理するためのデータ有無フ
ラグ372から構成されている。
分割通番管理テーブル60の構成を示すものである。分
割通番管理テーブル60は、プログラム名称352と、
通番毎のデータ受信状況を管理するためのデータ有無フ
ラグ372から構成されている。
【0029】図7は、端末システム2に設置されている
プログラムデータベース15,16におけるデータ蓄積
の構成を示したものである。プログラム名称352と分
割通番単位でプログラムデータ371を管理する。
プログラムデータベース15,16におけるデータ蓄積
の構成を示したものである。プログラム名称352と分
割通番単位でプログラムデータ371を管理する。
【0030】次に、本実施例システムにおけるプログラ
ム送受信処理の動作について説明する。まず、ホストシ
ステム1からのプログラム送信処理について説明し、つ
いで、端末システム2における受信処理について説明す
る。
ム送受信処理の動作について説明する。まず、ホストシ
ステム1からのプログラム送信処理について説明し、つ
いで、端末システム2における受信処理について説明す
る。
【0031】図3は、ホストシステム1内のプログラム
送信処理7の処理フローである。まず、プログラムデー
タベース3から1レコード分(データ電文フォーマット
350の形式)のデータを読み出す(ステップ10
1)。データ電文フォーマット350の電文種別351
に、通常データであることを示す識別子として、例え
ば、“通常”と設定し、電文編集する(ステップ10
2)。片方向通信回線13を使用し、端末システム2へ
データ送信する(ステップ103)。全電文の送信終了
を判定する(ステップ104)。もし、終了してない場
合には、ステップ101に戻る。
送信処理7の処理フローである。まず、プログラムデー
タベース3から1レコード分(データ電文フォーマット
350の形式)のデータを読み出す(ステップ10
1)。データ電文フォーマット350の電文種別351
に、通常データであることを示す識別子として、例え
ば、“通常”と設定し、電文編集する(ステップ10
2)。片方向通信回線13を使用し、端末システム2へ
データ送信する(ステップ103)。全電文の送信終了
を判定する(ステップ104)。もし、終了してない場
合には、ステップ101に戻る。
【0032】図4は、端末システム2のプログラム受信
処理12の処理フローである。まず、回復データ受信処
理21と片方向通信回線13から電文を受信する(ステ
ップ201)。電文中のプログラムデータ371を分割
通番358に示すプログラムデータベース(新)15の
エントリへ格納し(ステップ202)、分割通番管理テ
ーブル60のデータ有無フラグ372へデータ有りの設
定を行う(ステップ203)。データ電文フォーマット
350中の電文種別351を判定する(ステップ20
4)。電文種別351が通常データの場合には、データ
電文フォーマット350中の分割通番353からマイナ
ス1した値の示す分割通番テーブル60のデータ有無フ
ラグ372からデータ抜けを判定する(ステップ20
5)。データ抜け時は、回復要求電文フォーマット36
0のFrom分割通番355とTo分割通番356へ分
割通番を設定して回復要求を行う(ステップ206)。
データ電文フォーマット350の分割通番353と最大
分割通番354が同じ値で、かつ、分割通番管理テーブ
ル60のデータ有無フラグ372が全てデータ有りの場
合に、全電文受信終了とする(ステップ207)。終了
してない場合には、ステップ201に戻る。また、終了
した場合には、プログラムデータベース(新)15から
プログラムデータベース(旧)16への新旧データを切
り替える(ステップ208)。
処理12の処理フローである。まず、回復データ受信処
理21と片方向通信回線13から電文を受信する(ステ
ップ201)。電文中のプログラムデータ371を分割
通番358に示すプログラムデータベース(新)15の
エントリへ格納し(ステップ202)、分割通番管理テ
ーブル60のデータ有無フラグ372へデータ有りの設
定を行う(ステップ203)。データ電文フォーマット
350中の電文種別351を判定する(ステップ20
4)。電文種別351が通常データの場合には、データ
電文フォーマット350中の分割通番353からマイナ
ス1した値の示す分割通番テーブル60のデータ有無フ
ラグ372からデータ抜けを判定する(ステップ20
5)。データ抜け時は、回復要求電文フォーマット36
0のFrom分割通番355とTo分割通番356へ分
割通番を設定して回復要求を行う(ステップ206)。
データ電文フォーマット350の分割通番353と最大
分割通番354が同じ値で、かつ、分割通番管理テーブ
ル60のデータ有無フラグ372が全てデータ有りの場
合に、全電文受信終了とする(ステップ207)。終了
してない場合には、ステップ201に戻る。また、終了
した場合には、プログラムデータベース(新)15から
プログラムデータベース(旧)16への新旧データを切
り替える(ステップ208)。
【0033】図5は、ホストシステム1の回復データ送
信処理20の処理フローである。以下、回復データ送信
処理20の処理動作について説明する。
信処理20の処理フローである。以下、回復データ送信
処理20の処理動作について説明する。
【0034】まず、端末システム2から回復要求電文フ
ォーマット360を受信する(ステップ301)。回復
要求電文フォーマット360のFrom分割通番355
に示されたデータについて、プログラムデータベース3
から1レコード分(データ電文フォーマット350形
式)のデータを読み出す(ステップ302)。データ電
文フォーマット350の電文種別351に、回復データ
であることを示す識別子、例えば、“回復”を設定し、
電文編集する(ステップ303)。両方向通信回線14
を使用し、端末システム2へデータ送信する(ステップ
304)。回復要求電文フォーマット360のFrom
分割通番355からTo分割通番356まで送信した時
に、回復データ送信終了とする(ステップ305)。も
し、終了してない場合には、ステップ302に戻る。
ォーマット360を受信する(ステップ301)。回復
要求電文フォーマット360のFrom分割通番355
に示されたデータについて、プログラムデータベース3
から1レコード分(データ電文フォーマット350形
式)のデータを読み出す(ステップ302)。データ電
文フォーマット350の電文種別351に、回復データ
であることを示す識別子、例えば、“回復”を設定し、
電文編集する(ステップ303)。両方向通信回線14
を使用し、端末システム2へデータ送信する(ステップ
304)。回復要求電文フォーマット360のFrom
分割通番355からTo分割通番356まで送信した時
に、回復データ送信終了とする(ステップ305)。も
し、終了してない場合には、ステップ302に戻る。
【0035】次に、本実施例におけるホストシステムと
端末システムとの間のダウンロード時のデータのやりと
りについて、説明する。図10は、ダウンロード時にデ
ータ抜けが発生した場合の例を、データフローを示す。
また、図11分割通番管理テーブル60の遷移について
示したものである。図10および図11において、t1
〜t10は、タイミングを示す。
端末システムとの間のダウンロード時のデータのやりと
りについて、説明する。図10は、ダウンロード時にデ
ータ抜けが発生した場合の例を、データフローを示す。
また、図11分割通番管理テーブル60の遷移について
示したものである。図10および図11において、t1
〜t10は、タイミングを示す。
【0036】業務配信処理9と業務処理10とで、片方
向通信回線13を使用し、通常サービス業務を行ってい
る。プログラム受信処理12は、片方向通信回線13を
使用してホストシステム1からプログラムデータ(1)
を受信して、データをプログラムデータベース15に格
納し(t2)、かつ、分割通番管理テーブル60のデー
タ有無フラグ372を“データ有り”に設定する(t
1)。具体的には、図11に示すように、データ有無フ
ラグにおける“データ有”として、“1”を設定する。
この時のデータ有無フラグを、図11のt1に示す。
向通信回線13を使用し、通常サービス業務を行ってい
る。プログラム受信処理12は、片方向通信回線13を
使用してホストシステム1からプログラムデータ(1)
を受信して、データをプログラムデータベース15に格
納し(t2)、かつ、分割通番管理テーブル60のデー
タ有無フラグ372を“データ有り”に設定する(t
1)。具体的には、図11に示すように、データ有無フ
ラグにおける“データ有”として、“1”を設定する。
この時のデータ有無フラグを、図11のt1に示す。
【0037】その後、幾電文かを受信し、回線障害等の
発生により、プログラムデータ(n)とプログラムデー
タ(n+1)のデータ抜けが発生したとする(t3)。
障害復旧により、データ(n+2)がプログラム送信処
理7から送られると、プログラム受信処理12は、デー
タ(n+2)をプログラムデータベース15に格納(t
5)し、分割通番管理テーブル60のデータ有無フラグ
372を“データ有り”に設定する(t4)。この時の
データ有無フラグの状態を、図11のt4に示す。
発生により、プログラムデータ(n)とプログラムデー
タ(n+1)のデータ抜けが発生したとする(t3)。
障害復旧により、データ(n+2)がプログラム送信処
理7から送られると、プログラム受信処理12は、デー
タ(n+2)をプログラムデータベース15に格納(t
5)し、分割通番管理テーブル60のデータ有無フラグ
372を“データ有り”に設定する(t4)。この時の
データ有無フラグの状態を、図11のt4に示す。
【0038】この後、プログラム受信処理12は、分割
通番管理テーブル60を参照して、分割通番353にお
けるデータ有無フラグ372の有無判定により、データ
抜けを検出し、プログラムデータ(n)からプログラム
データ(n+1)を両方向通信回線14を使用して、ホ
ストシステム1へ回復要求する(t6)。ホストシステ
ム1の回復データ送信処理20は、抜けデータについて
の回復要求を受けると、要求されたプログラムデータの
分割通番に基づいて、対応するプログラムデータをプロ
グラムデータベース3から読みだして、該抜けデータを
両方向通信回線14介して要求元の端末システムに送
る。端末システム2は、抜けデータであるプログラムデ
ータ(n)とプログラムデータ(n+1)とを受信する
と、これらをプログラムデータベース15に格納(t
8,t10)し、分割通番管理テーブル60のデータ有
無フラグ372を“データ有り”に設定することで、回
復終了となる(t7,t9)。この時のデータ有無フラ
グの状態を、図11のt7,t9に示す。その後は、通
常の受信パターンとなる。
通番管理テーブル60を参照して、分割通番353にお
けるデータ有無フラグ372の有無判定により、データ
抜けを検出し、プログラムデータ(n)からプログラム
データ(n+1)を両方向通信回線14を使用して、ホ
ストシステム1へ回復要求する(t6)。ホストシステ
ム1の回復データ送信処理20は、抜けデータについて
の回復要求を受けると、要求されたプログラムデータの
分割通番に基づいて、対応するプログラムデータをプロ
グラムデータベース3から読みだして、該抜けデータを
両方向通信回線14介して要求元の端末システムに送
る。端末システム2は、抜けデータであるプログラムデ
ータ(n)とプログラムデータ(n+1)とを受信する
と、これらをプログラムデータベース15に格納(t
8,t10)し、分割通番管理テーブル60のデータ有
無フラグ372を“データ有り”に設定することで、回
復終了となる(t7,t9)。この時のデータ有無フラ
グの状態を、図11のt7,t9に示す。その後は、通
常の受信パターンとなる。
【0039】以上により、情報通信ネットワークシステ
ムにおいてホストシステムから端末システムへダウンロ
ードする場合、端末システム台数が増加しても、ホスト
システムの負荷を増加させずに片方向通信回線や両方向
通信回線の占有によるサービス停止時間を短縮化するこ
とができ、人手を省くことができる。
ムにおいてホストシステムから端末システムへダウンロ
ードする場合、端末システム台数が増加しても、ホスト
システムの負荷を増加させずに片方向通信回線や両方向
通信回線の占有によるサービス停止時間を短縮化するこ
とができ、人手を省くことができる。
【0040】上記実施例では、プログラムのバージョン
については、特に考慮していないが、プログラムのバー
ジョンを考慮したシステムとすることもできる。この場
合、送信データに、プログラムのバージョンを示す識別
子を付加すると共に、ホストシステム1および端末シス
テム2に、それぞれバージョン管理テーブルを設ければ
よい。
については、特に考慮していないが、プログラムのバー
ジョンを考慮したシステムとすることもできる。この場
合、送信データに、プログラムのバージョンを示す識別
子を付加すると共に、ホストシステム1および端末シス
テム2に、それぞれバージョン管理テーブルを設ければ
よい。
【0041】次に、本発明の他の実施例について、図面
を参照して説明する。本実施例は、プログラムのバージ
ョン管理機能を有する例である。
を参照して説明する。本実施例は、プログラムのバージ
ョン管理機能を有する例である。
【0042】本実施例全体の基本構成を図12に示す。
本実施例は、ホストシステム1と端末システム2とを有
する。ホストシステム1と端末システム2は、ホストシ
ステム1から端末システム2へ一方向へのデータ送信が
できる片方向通信回線13と、両方向へデータ送受信が
できる両方向通信回線14とで接続されている。
本実施例は、ホストシステム1と端末システム2とを有
する。ホストシステム1と端末システム2は、ホストシ
ステム1から端末システム2へ一方向へのデータ送信が
できる片方向通信回線13と、両方向へデータ送受信が
できる両方向通信回線14とで接続されている。
【0043】図13に示すように、ホストシステム1
は、プログラムデータベース3と、バージョンテーブル
25と、端末システム報告受付処理40と、プログラム
送信処理27と、端末固有データ送信処理28と、端末
共通データ送信処理29とを有する。
は、プログラムデータベース3と、バージョンテーブル
25と、端末システム報告受付処理40と、プログラム
送信処理27と、端末固有データ送信処理28と、端末
共通データ送信処理29とを有する。
【0044】端末システム2は、プログラムデータベー
ス15および16と、バージョンテーブル37および3
8と、回復データ受信処理41と、端末共通データ受信
処理31と、プログラム受信処理32と、端末固有デー
タ受信処理30とを有する。
ス15および16と、バージョンテーブル37および3
8と、回復データ受信処理41と、端末共通データ受信
処理31と、プログラム受信処理32と、端末固有デー
タ受信処理30とを有する。
【0045】バージョンテーブル25、37、38は、
例えば、図17に示すように構成される。すなわち、こ
れらのテーブルは、プログラム名称402に対応したバ
ージョン番号401と、プログラムデータ送信時に使用
する回線を決めるためのデータ識別子403とから構成
されている。
例えば、図17に示すように構成される。すなわち、こ
れらのテーブルは、プログラム名称402に対応したバ
ージョン番号401と、プログラムデータ送信時に使用
する回線を決めるためのデータ識別子403とから構成
されている。
【0046】また、プログラムデータベース3、15、
16は、例えば、図18に示すように構成される。これ
らのテーブルは、プログラム名称402とプログラムデ
ータ502とから構成されている。
16は、例えば、図18に示すように構成される。これ
らのテーブルは、プログラム名称402とプログラムデ
ータ502とから構成されている。
【0047】ホストシステム1内のプログラム送信処理
27は、バージョン番号401およびプログラム名称4
02を、バージョンテーブル25から、また、これに対
応するプログラムデータ502を、プログラムデータベ
ース3から、それぞれ取り出し、一定の長さで区切り、
電文編集を行う。編集された電文は、区切りごとに分割
通番が付けられる。プログラム送信処理27は、プログ
ラム名称402単位に付けられたデータ識別子403を
判定して、両方向通信回線14を使用する端末固有デー
タ送信処理28または片方向通信回線13を使用する端
末共通データ送信9で、端末システム2へ送信する。
27は、バージョン番号401およびプログラム名称4
02を、バージョンテーブル25から、また、これに対
応するプログラムデータ502を、プログラムデータベ
ース3から、それぞれ取り出し、一定の長さで区切り、
電文編集を行う。編集された電文は、区切りごとに分割
通番が付けられる。プログラム送信処理27は、プログ
ラム名称402単位に付けられたデータ識別子403を
判定して、両方向通信回線14を使用する端末固有デー
タ送信処理28または片方向通信回線13を使用する端
末共通データ送信9で、端末システム2へ送信する。
【0048】また、端末システム報告受付処理40は、
プログラム名称402とバージョン番号401とが報告
された場合には、バージョンテーブル25に格納されて
いるバージョン番号401と比較し、最新でないときは
プログラム送信処理27にデータ送信を依頼する。一
方、端末システム報告受付処理40は、プログラム名称
402とバージョン番号401と分割通番とが報告され
た場合には、プログラムデータベース3から分割通番に
対応するデータを送信する。
プログラム名称402とバージョン番号401とが報告
された場合には、バージョンテーブル25に格納されて
いるバージョン番号401と比較し、最新でないときは
プログラム送信処理27にデータ送信を依頼する。一
方、端末システム報告受付処理40は、プログラム名称
402とバージョン番号401と分割通番とが報告され
た場合には、プログラムデータベース3から分割通番に
対応するデータを送信する。
【0049】一方の端末システム2は、片方向通信回線
13と両方向通信回線14から、端末固有データ受信処
理30と端末共通データ受信処理31で電文を受信す
る。プログラム受信処理32で、電文中の分割通番から
データ抜けを判定しながら、電文をプログラムデータベ
ース(新)15とバージョンテーブル(新)37へ格納
する。最終データを受信した時点で、プログラムデータ
ベース(新)15からプログラムデータベース(旧)1
6への切り替えと、バージョンテーブル(新)37から
バージョンテーブル(旧)38への切り替えを行なう。
13と両方向通信回線14から、端末固有データ受信処
理30と端末共通データ受信処理31で電文を受信す
る。プログラム受信処理32で、電文中の分割通番から
データ抜けを判定しながら、電文をプログラムデータベ
ース(新)15とバージョンテーブル(新)37へ格納
する。最終データを受信した時点で、プログラムデータ
ベース(新)15からプログラムデータベース(旧)1
6への切り替えと、バージョンテーブル(新)37から
バージョンテーブル(旧)38への切り替えを行なう。
【0050】もし、データ抜けを検出した場合には、両
方向通信回線14を使用して、ホストシステム1に、抜
けのあったプログラム名称402とバージョン番号40
1と分割通番とを報告する。そして、両方向通信回線1
4の回復データ受信処理41で、再度、電文を受信し
て、回復を行う。また、端末システム2の立ち上げ時に
は、バージョンテーブル(旧)38からプログラム名称
402とバージョン番号401を取り出し、両方向通信
回線14を使用してホストシステム1への報告を行う。
方向通信回線14を使用して、ホストシステム1に、抜
けのあったプログラム名称402とバージョン番号40
1と分割通番とを報告する。そして、両方向通信回線1
4の回復データ受信処理41で、再度、電文を受信し
て、回復を行う。また、端末システム2の立ち上げ時に
は、バージョンテーブル(旧)38からプログラム名称
402とバージョン番号401を取り出し、両方向通信
回線14を使用してホストシステム1への報告を行う。
【0051】図14は、ホストシステム1内のプログラ
ム送信処理27の処理フローである。まず、バージョン
テーブル25から1レコード分読み出して、バージョン
番号401、プログラム名称402、データ識別子40
3を取り出す(ステップ101)。プログラム名称40
2に対応するプログラムデータ502をプログラムデー
タベース3から取り出す(ステップ102)。プログラ
ムデータ502を一定の長さで区切り、分割通番をつ
け、バージョン番号401、プログラム名称402、デ
ータ識別子403から端末システム2へ送信する電文編
集を行う(ステップ103)。データ識別子を判定する
(ステップ104)。データ識別子が共通データを示す
場合には、端末共通データ送信処理29を使用して、電
文送信を行う(ステップ105)。また、固有データを
示す場合には、送信すべき端末のみに端末固有データ送
信処理28を使用して電文送信を行う(ステップ10
6)。全電文の送信終了を判定する(ステップ10
7)。もし、終了してない場合には、ステップ101に
戻る。
ム送信処理27の処理フローである。まず、バージョン
テーブル25から1レコード分読み出して、バージョン
番号401、プログラム名称402、データ識別子40
3を取り出す(ステップ101)。プログラム名称40
2に対応するプログラムデータ502をプログラムデー
タベース3から取り出す(ステップ102)。プログラ
ムデータ502を一定の長さで区切り、分割通番をつ
け、バージョン番号401、プログラム名称402、デ
ータ識別子403から端末システム2へ送信する電文編
集を行う(ステップ103)。データ識別子を判定する
(ステップ104)。データ識別子が共通データを示す
場合には、端末共通データ送信処理29を使用して、電
文送信を行う(ステップ105)。また、固有データを
示す場合には、送信すべき端末のみに端末固有データ送
信処理28を使用して電文送信を行う(ステップ10
6)。全電文の送信終了を判定する(ステップ10
7)。もし、終了してない場合には、ステップ101に
戻る。
【0052】図15は、端末システム2のプログラム受
信処理32の処理フローである。まず、端末固有データ
受信処理30と、端末共通データ受信処理31および回
復データ受信処理41とから電文を受信する(ステップ
201)。電文中の分割通番からデータ抜けを判定する
(ステップ202)。もし、データ抜けがあった場合に
は、プログラム名称402とバージョン番号401と分
割通番とを、両方向通信回線14を使用してホストシス
テム1へ報告する(ステップ203)。正常な場合に
は、電文中のデータをバージョンテーブル(新)37と
プログラムデータベース(新)15へそれぞれ格納する
(ステップ204)。全電文の受信終了を判定する(ス
テップ205)。終了してない場合には、ステップ20
1に戻る。
信処理32の処理フローである。まず、端末固有データ
受信処理30と、端末共通データ受信処理31および回
復データ受信処理41とから電文を受信する(ステップ
201)。電文中の分割通番からデータ抜けを判定する
(ステップ202)。もし、データ抜けがあった場合に
は、プログラム名称402とバージョン番号401と分
割通番とを、両方向通信回線14を使用してホストシス
テム1へ報告する(ステップ203)。正常な場合に
は、電文中のデータをバージョンテーブル(新)37と
プログラムデータベース(新)15へそれぞれ格納する
(ステップ204)。全電文の受信終了を判定する(ス
テップ205)。終了してない場合には、ステップ20
1に戻る。
【0053】また、終了した場合には、プログラムデー
タベース(新)15からプログラムデータベース(旧)
16へとバージョンテーブル(新)37からバージョン
テーブル(旧)38への新旧データを切り替える(ステ
ップ206)。端末システム2の立ち上げ時には、バー
ジョンテーブル(旧)38のプログラム名称402とバ
ージョン番号401をホストシステム1へ報告する(ス
テップ207)。
タベース(新)15からプログラムデータベース(旧)
16へとバージョンテーブル(新)37からバージョン
テーブル(旧)38への新旧データを切り替える(ステ
ップ206)。端末システム2の立ち上げ時には、バー
ジョンテーブル(旧)38のプログラム名称402とバ
ージョン番号401をホストシステム1へ報告する(ス
テップ207)。
【0054】図16は、ホストシステム1の端末システ
ム報告受付処理40の処理フローである。まず、端末シ
ステム2からの報告を受け付ける(ステップ301)。
報告種別を判定する(ステップ302)。データ抜けが
あった場合には、報告されたプログラム名称402とバ
ージョン番号401と分割通番とから、プログラムデー
タベース3のプログラムデータ502を取り出して、電
文編集して、データ送信する(ステップ303)。ま
た、プログラム名称402とバージョン番号401とが
報告された場合には、バージョンテーブル25のバージ
ョン番号401を比較する(ステップ304)。もし、
不一致の場合には、プログラム送信処理27を起動し
て、全プログラムデータ送信処理を依頼する。(ステッ
プ305)。
ム報告受付処理40の処理フローである。まず、端末シ
ステム2からの報告を受け付ける(ステップ301)。
報告種別を判定する(ステップ302)。データ抜けが
あった場合には、報告されたプログラム名称402とバ
ージョン番号401と分割通番とから、プログラムデー
タベース3のプログラムデータ502を取り出して、電
文編集して、データ送信する(ステップ303)。ま
た、プログラム名称402とバージョン番号401とが
報告された場合には、バージョンテーブル25のバージ
ョン番号401を比較する(ステップ304)。もし、
不一致の場合には、プログラム送信処理27を起動し
て、全プログラムデータ送信処理を依頼する。(ステッ
プ305)。
【0055】以上により、情報通信ネットワークシステ
ムにおいて、ホストシステムから端末システムへダウン
ロードする場合、端末システム台数が増加しても、ホス
トシステムの負荷を増加させずに、片方向通信回線や両
方向通信回線の占有によるサービス停止時間を短縮化す
ることができ、人手を省くことができる。
ムにおいて、ホストシステムから端末システムへダウン
ロードする場合、端末システム台数が増加しても、ホス
トシステムの負荷を増加させずに、片方向通信回線や両
方向通信回線の占有によるサービス停止時間を短縮化す
ることができ、人手を省くことができる。
【0056】また、本発明第2の実施例によれば、全デ
ータ受信できなかった端末システムはバージョンを判定
して自動的にダウンロードすることにより人手を省くと
いう効果がある。
ータ受信できなかった端末システムはバージョンを判定
して自動的にダウンロードすることにより人手を省くと
いう効果がある。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、片方向通信回線に送信
すればホストシステムの負荷を増加させずに多数の端末
システムにダウンロードすることができ、片方向通信で
受信できなかったデータは分割通番を判定して即時に両
方向通信回線より必要部分を回復することにより、片方
向通信回線や両方向通信回線の占有によるサービス停止
時間を短縮することができる。
すればホストシステムの負荷を増加させずに多数の端末
システムにダウンロードすることができ、片方向通信で
受信できなかったデータは分割通番を判定して即時に両
方向通信回線より必要部分を回復することにより、片方
向通信回線や両方向通信回線の占有によるサービス停止
時間を短縮することができる。
【図1】本発明の情報通信ネットワークシステムの一実
施例におけるダウンロード制御方式の構成を示すブロッ
ク図。
施例におけるダウンロード制御方式の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の情報通信ネットワークシステムの一実
施例の情報通信ネットワークシステムの基本構成例を示
す説明図。
施例の情報通信ネットワークシステムの基本構成例を示
す説明図。
【図3】上記実施例の発明のホストシステムのプログラ
ム送信処理のフローチャート。
ム送信処理のフローチャート。
【図4】上記実施例の端末システムのプログラム受信処
理のフローチャート。
理のフローチャート。
【図5】上記実施例のホストシステムの端末システム報
告受付処理のフローチャート。
告受付処理のフローチャート。
【図6】上記実施例で用いられる分割管理テーブルの構
成の一例を模式的に示す説明図。
成の一例を模式的に示す説明図。
【図7】実施例において用いられるプログラムデータベ
ースの構成の一例を模式的に示す説明図。
ースの構成の一例を模式的に示す説明図。
【図8】実施例において、ホストシステムから端末シス
テムに、ダウンロードする時に使われるデータ電文フォ
ーマットの一例を模式的に示す説明図。
テムに、ダウンロードする時に使われるデータ電文フォ
ーマットの一例を模式的に示す説明図。
【図9】実施例において、端末システムからホストシス
テムへ回復要求を行なうときに用いられる回復要求電文
フォーマットの一例を模式的に示す説明図。
テムへ回復要求を行なうときに用いられる回復要求電文
フォーマットの一例を模式的に示す説明図。
【図10】上記実施例において、ホストシステムと端末
システムとの間の通信の状態を示すフローチャート。
システムとの間の通信の状態を示すフローチャート。
【図11】上記実施例において、分割管理テーブルにお
けるデータ有無フラグのセット状態を示す説明図。
けるデータ有無フラグのセット状態を示す説明図。
【図12】本発明の他の実施例の情報通信ネットワーク
システムにおけるダウンロード制御方式の構成を示すブ
ロック図。
システムにおけるダウンロード制御方式の構成を示すブ
ロック図。
【図13】本発明の他の実施例の情報通信ネットワーク
システムの基本構成例を示す説明図。
システムの基本構成例を示す説明図。
【図14】上記実施例におけるホストシステムのプログ
ラム送信処理のフローチャート。
ラム送信処理のフローチャート。
【図15】上記実施例における端末システムのプログラ
ム受信処理のフローチャート。
ム受信処理のフローチャート。
【図16】上記実施例のホストシステムの端末システム
報告受付処理のフローチャート。
報告受付処理のフローチャート。
【図17】上記実施例において用いられるバージョンテ
ーブルの構成を示す説明図。
ーブルの構成を示す説明図。
【図18】上記実施例におけるプログラムデータベース
の構成を示す説明図。
の構成を示す説明図。
1…ホストシステム、2…端末システム、3…プログラ
ムデータベース、5…バージョンテーブル、7…プログ
ラム送信処理、9…業務配信処理、10…業務処理、1
5,16…プログラムデータベース、20…回復データ
送信処理、21…回復データ受信処理、60…分割管理
テーブル。
ムデータベース、5…バージョンテーブル、7…プログ
ラム送信処理、9…業務配信処理、10…業務処理、1
5,16…プログラムデータベース、20…回復データ
送信処理、21…回復データ受信処理、60…分割管理
テーブル。
Claims (7)
- 【請求項1】ホストシステムと複数の端末システムとを
有し、これらは、ホストシステムからの1本の回線を端
末システム台数分分岐させた片方向通信回線と、端末シ
ステム台数分の本数の両方向通信回線にて接続されて、
常時サービス業務を行なっている情報通信ネットワーク
システムにおいて、 ホストシステムは、プログラムを格納するプログラムデ
ータベースと、プログラムデータを端末システムにダウ
ンロードする際に、送信処理を行なうプログラム送信処
理手段と、端末システムが受信できなかったデータにつ
いて、回復のための送信処理を行なう回復データ送信処
理手段とを有し、 送信処理手段は、プログラムデータを予め定めた単位に
分割して、片方向通信回線を用いて送信する機能を有す
るものであり、 回復データ送信処理手段は、端末システムから送られる
受信できなかったプログラムデータに関する情報を受信
して、当該情報が示すプログラムデータの部分を、プロ
グラムデータベースから読みだして、両方向通信回線を
介して、対応する端末システムに回復データとして送信
する機能を有するものであり、 端末システムは、受信したプログラムを格納するプログ
ラムデータベースと、上記回復データ送信処理手段から
送られる回復データの受信処理を行なう回復データ受信
処理手段と、上記プログラム送信手段から送られるプロ
グラムデータを受信すると共に、受信したプログラムデ
ータおよび上記回復データ受信手段で受信した回復デー
タを、上記プログラムデータベースに格納処理するプロ
グラム受信処理手段とを有し、 プログラム受信処理手段は、上記プログラム送信手段か
ら送られるプログラムデータにおける受信できなった部
分の検出を行なう機能を有するものであり、 回復データ受信処理手段は、プログラム受信処理手段に
おいて検出された、プログラムデータにおける受信でき
なかった部分を示す情報を、上記ホストシステムにたい
して、両方向通信回線を介して送信する機能を有するも
のであることを特徴とする情報通信ネットワークシステ
ム。 - 【請求項2】片方向通信回線を介して複数台の端末シス
テムと接続されると共に、両方向通信回線を介して各端
末と個別的に接続されて、片方向通信回線を介して、各
端末システムに対してサービス業務を行なうホストシス
テムにおいて、 プログラムを格納するプログラムデータベースと、プロ
グラムデータを端末システムにダウンロードする際に、
送信処理を行なうプログラム送信処理手段と、端末シス
テムが受信できなかったデータについて、回復のための
送信処理を行なう回復データ送信処理手段とを有し、 プログラム送信処理手段は、プログラムデータを予め定
めた単位に分割して、片方向通信回線を用いて送信する
機能を有するものであり、 回復データ送信処理手段は、端末システムから送られる
受信できなかったプログラムデータに関する情報を受信
して、当該情報が示すプログラムデータの部分を、プロ
グラムデータベースから読みだして、両方向通信回線を
介して、対応する端末システムに回復データとして送信
する機能を有するものであることを特徴とするホストシ
ステム。 - 【請求項3】片方向通信回線と両方向通信回線とを介し
てホストシステム接続されて、片方向通信回線を介し
て、ホストシステムからサービス業務を受ける端末シス
テムにおいて、 受信したプログラムを格納するプログラムデータベース
と、上記回復データ送信処理手段から送られる回復デー
タの受信処理を行なう回復データ受信処理手段と、上記
ホストシステムから送られるプログラムデータを受信す
ると共に、受信したプログラムデータおよび上記回復デ
ータ受信手段で受信した回復データを、上記プログラム
データベースに格納処理するプログラム受信処理手段と
を有し、 プログラム受信処理手段は、上記ホストシステムから送
られるプログラムデータにおける受信できなった部分の
検出を行なう機能を有するものであり、 回復データ受信処理手段は、プログラム受信処理手段に
おいて検出された、プログラムデータにおける受信でき
なかった部分を、上記ホストシステムにたいして、両方
向通信回線を介して、送信する機能を有するものである
ことを特徴とする端末システム。 - 【請求項4】請求項1において、 上記プログラム送信処理手段は、プログラムデータを分
割すると共に、分割されたプログラムデータの各分割部
分に、分割通番を付す機能を有するものであり、 上記回復データ送信処理手段は、端末システムから送ら
れる、受信できなかったプログラムデータに関する情報
を受信して、当該情報が示すプログラムデータの部分
を、分割通番単位にプログラムデータベースから読みだ
して、端末システムに送信するものである、 情報通信ネットワークシステム。 - 【請求項5】請求項4において、 端末システムは、ホストシステムから受信したプログラ
ムデータについて、分割通番ごとにプログラムデータの
受信有無を示すフラグを設定管理するための分割通番管
理テーブルをさらに有するものであり、 プログラム受信処理手段は、受信したプログラムデータ
について、分割通番ごとに受信の有無を検出し、その結
果を分割通番管理テーブルに設定する機能をさらに有す
るものであり、 回復データ受信処理手段は、プログラムデータの受信で
きなかった部分を示す情報として、分割通番をホストシ
ステムに送るものである情報通信ネットワークシステ
ム。 - 【請求項6】請求項4において、 ホストシステムは、データのバージョンを管理する手段
をさらに備え、 上記プログラム送信処理手段は、バージョンを示すデー
タを付す機能をさらに有するものであり、 上記回復データ送信処理手段は、端末システムからのバ
ージョンと分割通番とを受信し、端末システムに必要な
データを判定する処理をさらに備える情報通信ネットワ
ークシステム。 - 【請求項7】請求項6において、 端末システムは、受信したデータのバージョンを管理す
る手段をさらに備える情報通信ネットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4268870A JPH06119182A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | ダウンロード制御機能を有する情報通信ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4268870A JPH06119182A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | ダウンロード制御機能を有する情報通信ネットワークシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06119182A true JPH06119182A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17464409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4268870A Pending JPH06119182A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | ダウンロード制御機能を有する情報通信ネットワークシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06119182A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07334436A (ja) * | 1994-06-06 | 1995-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | ソフトウエア自動配布方式 |
JPH09138769A (ja) * | 1995-11-14 | 1997-05-27 | Mitsubishi Electric Corp | ソフトウェア配布システム及びソフトウェア配布方法 |
JPH09186983A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-15 | Sony Corp | 制御装置および制御方法 |
JP2000511010A (ja) * | 1996-05-15 | 2000-08-22 | アールタイム・インコーポレーテッド | 多ユーザアプリケーションにおける通信ネットワーク用の分配システム |
JP2002007187A (ja) * | 2000-04-27 | 2002-01-11 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 分散データ記憶環境で関連するデータ・オブジェクトを転送するシステムおよび方法 |
JP2002318750A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Sony Corp | 受信確認装置 |
JP2010118949A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Nippon Television Network Corp | デジタル放送方法及びシステムと、放送局及び受信機 |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP4268870A patent/JPH06119182A/ja active Pending
Cited By (8)
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JP2002198960A (ja) * | 1996-05-15 | 2002-07-12 | Sony Computer Entertainment America Inc | 多ユーザアプリケーションにおける通信ネットワーク用の分配システム |
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JP2002318750A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Sony Corp | 受信確認装置 |
JP2010118949A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Nippon Television Network Corp | デジタル放送方法及びシステムと、放送局及び受信機 |
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