JPH06101772B2 - 加入者線給電方式 - Google Patents
加入者線給電方式Info
- Publication number
- JPH06101772B2 JPH06101772B2 JP20624784A JP20624784A JPH06101772B2 JP H06101772 B2 JPH06101772 B2 JP H06101772B2 JP 20624784 A JP20624784 A JP 20624784A JP 20624784 A JP20624784 A JP 20624784A JP H06101772 B2 JPH06101772 B2 JP H06101772B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- circuit
- constant
- current
- subscriber line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M19/00—Current supply arrangements for telephone systems
- H04M19/001—Current supply source at the exchanger providing current to substations
- H04M19/005—Feeding arrangements without the use of line transformers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、時分割形電子交換機の加入者回路の給電方式
に係るもので、特に交換機のシステムダウン時の一斉ト
ーキー送出に好適な給電方式に関するものである。
に係るもので、特に交換機のシステムダウン時の一斉ト
ーキー送出に好適な給電方式に関するものである。
〔発明の背景〕 第２図にて、従来の一斉トーキー送出時の回路例を説明
する。図において、負荷抵抗１は、実際には加入者線路
と電話機である。２の部分が給電回路で、電子回路によ
って等価的に440Ω（抵抗３）、48V（電源４）で給電す
る。通常の通話時の給電はこれによって行われる。一
方、５は加入者線引込み試験用のスイッチで、引込み後
は複数回路のマルチ接続となる。システムダウン時に
は、スイッチ５を切換えて、ツェナーダイオード６、抵
抗12、48V電源８で作られる数Ｖの電圧で給電し、トー
キー音を送出する。抵抗７は実際には、トーキー送出用
のコイルである。システムダウン時には、呼率が上る可
能性があり、多数の加入者へ同時に48V給電を行ってト
ーキーを送出すると、電力消費が非常に多くなる。電流
容量や熱設計の点で問題があるため、このような、数Ｖ
のツェナー電圧を使う方法がとられている。しかし、加
入者回路及び加入者端末両者の電子回路化が進む中で、
この従来法では、電子回路化から取残されている、とい
う問題があった。
する。図において、負荷抵抗１は、実際には加入者線路
と電話機である。２の部分が給電回路で、電子回路によ
って等価的に440Ω（抵抗３）、48V（電源４）で給電す
る。通常の通話時の給電はこれによって行われる。一
方、５は加入者線引込み試験用のスイッチで、引込み後
は複数回路のマルチ接続となる。システムダウン時に
は、スイッチ５を切換えて、ツェナーダイオード６、抵
抗12、48V電源８で作られる数Ｖの電圧で給電し、トー
キー音を送出する。抵抗７は実際には、トーキー送出用
のコイルである。システムダウン時には、呼率が上る可
能性があり、多数の加入者へ同時に48V給電を行ってト
ーキーを送出すると、電力消費が非常に多くなる。電流
容量や熱設計の点で問題があるため、このような、数Ｖ
のツェナー電圧を使う方法がとられている。しかし、加
入者回路及び加入者端末両者の電子回路化が進む中で、
この従来法では、電子回路化から取残されている、とい
う問題があった。
また一斉トーキー送出の例に限らず、給電方式が固定し
ているために、従来の電話以外の新端末の接続に対し、
制限が生じてしまうという欠点もあった。
ているために、従来の電話以外の新端末の接続に対し、
制限が生じてしまうという欠点もあった。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決し、
電子回路化された給電回路に給電方法を切換える機能を
付加し、例えば一斉トーキー送出時には、給電回路その
ものが給電電圧を変化させることのできる加入者線給電
方式を提供することにある。
電子回路化された給電回路に給電方法を切換える機能を
付加し、例えば一斉トーキー送出時には、給電回路その
ものが給電電圧を変化させることのできる加入者線給電
方式を提供することにある。
本発明は、従来、直流等価抵抗を一定にして給電する方
式、すなわち定抵抗給電を行っていた給電回路に、出力
電流を一定にする定電流供給機能、もしくは、通話線間
の電圧を一定にする定電圧給電機能を付加し、一斉トー
キー送出時のような、給電方法を変化させる必要がある
場合に、容易にこれを行うようにしたものである。しか
も、本発明は、別回路に引き込む事なく、加入者対応の
給電回路でこれを実現するようにしたものである。
式、すなわち定抵抗給電を行っていた給電回路に、出力
電流を一定にする定電流供給機能、もしくは、通話線間
の電圧を一定にする定電圧給電機能を付加し、一斉トー
キー送出時のような、給電方法を変化させる必要がある
場合に、容易にこれを行うようにしたものである。しか
も、本発明は、別回路に引き込む事なく、加入者対応の
給電回路でこれを実現するようにしたものである。
第３図及び第４図は、それぞれ定電流供給、定電圧供給
機能を付加した本発明による給電回路の各実施例を示し
たもので、９はスイッチ、10は定電流回路、11は定電圧
回路である。
機能を付加した本発明による給電回路の各実施例を示し
たもので、９はスイッチ、10は定電流回路、11は定電圧
回路である。
以下、本発明による実施例を第１図を用いて詳細に説明
する。第１図は、第３図を一層具体的に示したものであ
る。負荷抵抗100により加入者線ループが形成される
と、抵抗101、スイッチ108、カレントミラー106,105を
介し抵抗104へ電流が流れる。これがトランジスタ102の
バイアスとなり、抵抗104と抵抗103の抵抗比に応じた増
幅率でトランジスタ102のコレクタ電流が流れ、負荷抵
抗100へ給電する。回路の下半分は対照なので説明は省
略する。
する。第１図は、第３図を一層具体的に示したものであ
る。負荷抵抗100により加入者線ループが形成される
と、抵抗101、スイッチ108、カレントミラー106,105を
介し抵抗104へ電流が流れる。これがトランジスタ102の
バイアスとなり、抵抗104と抵抗103の抵抗比に応じた増
幅率でトランジスタ102のコレクタ電流が流れ、負荷抵
抗100へ給電する。回路の下半分は対照なので説明は省
略する。
今、抵抗101をR/2、これを流れる電流をI1とし、負荷抵
抗100をRL、これを流れる電流をILとする。カレントミ
ラー及びトランジスタを全部含めた増幅率をＡとすると
次式が成り立つ。
抗100をRL、これを流れる電流をILとする。カレントミ
ラー及びトランジスタを全部含めた増幅率をＡとすると
次式が成り立つ。
IL＝Ａ・IL（但し、Ａ≫１） VBB＝RL・IL＋Ｒ・I1 これは、ILが抵抗値Ｒと増幅率Ａで決まる定抵抗で給電
されることを示す。
されることを示す。
次に、スイッチ108,208が切換わったとする。この時負
荷抵抗100へ供給される電流は定電流源110、カレントミ
ラー109,105を経て、トランジスタ102が駆動されて決ま
る。すると、負荷の抵抗値に依らず、負荷電流が一定と
なる。即ち、定電流源の電流をIKとすると、 IL＝Ａ・IK（Ａ≫1,IK：一定） となり、定電流給電となる。スイッチ108,208は、カレ
ントスイッチで、半導体素子で容易に実現できるもので
ある。図示しない制御信号でこのスイッチを切換える事
により、定抵抗給電と定電流給電の選択が可能である。
荷抵抗100へ供給される電流は定電流源110、カレントミ
ラー109,105を経て、トランジスタ102が駆動されて決ま
る。すると、負荷の抵抗値に依らず、負荷電流が一定と
なる。即ち、定電流源の電流をIKとすると、 IL＝Ａ・IK（Ａ≫1,IK：一定） となり、定電流給電となる。スイッチ108,208は、カレ
ントスイッチで、半導体素子で容易に実現できるもので
ある。図示しない制御信号でこのスイッチを切換える事
により、定抵抗給電と定電流給電の選択が可能である。
例えば、一斉トーキー送出時には、10mA程度の定電流給
電を行えば、近端の加入者に対応する加任者回路で消費
電力が増加したり、遠端の加入者に対して電圧、電流が
不足したり、といった問題が無くなる。
電を行えば、近端の加入者に対応する加任者回路で消費
電力が増加したり、遠端の加入者に対して電圧、電流が
不足したり、といった問題が無くなる。
次に、第２の実施例を第５図示に示す。これは第４図を
具体的に示したもので、従来の給電部分は、第４図と同
様であり、111,211はカレントミラー、112,212は定電流
源である。また、108′,208′はスイッチ108,208に連動
するスイッチである。スイッチ108,208が切換わると、
抵抗101,201を流れる電流が一定になるように動作す
る。従って、負荷抵抗100の両端の電圧は常に一定であ
る。回路動作は容易に分かるので詳しい説明は省略す
る。これにより第１の実施例と同等の効果が得られる。
具体的に示したもので、従来の給電部分は、第４図と同
様であり、111,211はカレントミラー、112,212は定電流
源である。また、108′,208′はスイッチ108,208に連動
するスイッチである。スイッチ108,208が切換わると、
抵抗101,201を流れる電流が一定になるように動作す
る。従って、負荷抵抗100の両端の電圧は常に一定であ
る。回路動作は容易に分かるので詳しい説明は省略す
る。これにより第１の実施例と同等の効果が得られる。
本発明によれば、他の回路へ加入者線を引き込んで給電
方式を変える必要がなくなる。従って、引き込みに必要
なスイッチ及び給電部分を、加入者対応に集積化された
電子回路に取り込む事が容易になり、より経済的であ
る。
方式を変える必要がなくなる。従って、引き込みに必要
なスイッチ及び給電部分を、加入者対応に集積化された
電子回路に取り込む事が容易になり、より経済的であ
る。
また、従来の電話機だけでなく、新たに設計される電子
化端末に対し、その特性に応じた給電を行う事が出来る
ようになる。
化端末に対し、その特性に応じた給電を行う事が出来る
ようになる。
第１図は本発明の第１の実施例を示す回路図、第２図は
従来の給電回路を説明するための図、第３図及び第４図
は本発明の第１及び第２の実施例を説明するための図、
第５図は本発明の第２の実施例を示す回路図である。 １……負荷抵抗、２……給電回路 ９……切換えスイッチ、10……定電流回路 11……定電圧回路、100……負荷抵抗 108,208,108′,208′，……スイッチ 102,202……給電用パワートランジスタ 101,103,104,107,201,203,204,207……抵抗 105,106,107,109,111,205,206,207,209,211……カレン
トミラー 110,112,210,212……定電流源
従来の給電回路を説明するための図、第３図及び第４図
は本発明の第１及び第２の実施例を説明するための図、
第５図は本発明の第２の実施例を示す回路図である。 １……負荷抵抗、２……給電回路 ９……切換えスイッチ、10……定電流回路 11……定電圧回路、100……負荷抵抗 108,208,108′,208′，……スイッチ 102,202……給電用パワートランジスタ 101,103,104,107,201,203,204,207……抵抗 105,106,107,109,111,205,206,207,209,211……カレン
トミラー 110,112,210,212……定電流源
Claims (1)
- 【請求項１】ディジタル交換機の通話電流供給回路にお
いて、定抵抗定電圧給電を行なうための、増幅器と帰還
回路で形成される帰還ループと、定電流給電を行なうた
めの、該増幅器の入力側に接続可能な定電流源と、該帰
還ループを切断し、同時に該定電流源を接続する電子ス
イッチを具備し、該電子スイッチを切換える事により給
電方式を変化させることを特徴とする加入者線給電方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20624784A JPH06101772B2 (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 加入者線給電方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20624784A JPH06101772B2 (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 加入者線給電方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6184955A JPS6184955A (ja) | 1986-04-30 |
| JPH06101772B2 true JPH06101772B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=16520170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20624784A Expired - Lifetime JPH06101772B2 (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 加入者線給電方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06101772B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1291836C (en) * | 1987-06-17 | 1991-11-05 | Kenji Takato | Battery feed circuit |
| CA2038376A1 (en) * | 1990-03-16 | 1991-09-17 | Shinichi Itoh | Feed circuit in exchanger |
-
1984
- 1984-10-03 JP JP20624784A patent/JPH06101772B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6184955A (ja) | 1986-04-30 |
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