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JPH06101576B2 - アモルフアスシリコンx線センサ - Google Patents

アモルフアスシリコンx線センサ

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Publication number
JPH06101576B2
JPH06101576B2 JP60036199A JP3619985A JPH06101576B2 JP H06101576 B2 JPH06101576 B2 JP H06101576B2 JP 60036199 A JP60036199 A JP 60036199A JP 3619985 A JP3619985 A JP 3619985A JP H06101576 B2 JPH06101576 B2 JP H06101576B2
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JP
Japan
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semiconductor
amorphous silicon
ray
type
sensor
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Application number
JP60036199A
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JPS61196582A (ja
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英彦 前畑
厚生 堀
圭弘 浜川
博明 岡本
光普 魏
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/08Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors
    • H01L31/10Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors characterised by potential barriers, e.g. phototransistors
    • H01L31/115Devices sensitive to very short wavelength, e.g. X-rays, gamma-rays or corpuscular radiation
    • H01L31/117Devices sensitive to very short wavelength, e.g. X-rays, gamma-rays or corpuscular radiation of the bulk effect radiation detector type, e.g. Ge-Li compensated PIN gamma-ray detectors
    • H01L31/1175Li compensated PIN gamma-ray detectors

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、アモルフアスシリコン半導体型のX線セン
サに関する。
〔従来の技術〕 一般に、放射線センサは、電離作用を利用するGM計数
管,不活性ガスのイオン化作用を利用する比例計数管,
固体中の電離作用を利用する半導体放射線センサ等があ
る。
そして、とくに、後者の半導体放射線センサは、前2者
に比して、電子−正孔対を作るのに費されるエネルギが
きわめて小さいことから、より多くのイオン対が生成で
き、大きな利得を持つ。また、気体に比して半導体は密
度が大きいことから、必要厚さすなわち検出器の大きさ
を非常に小さくすることができ、このために電荷の集収
時間すなわち検出信号の立上り時間が短い特長がある。
そのほか、入射放射線のエネルギとセンサ出力の比例性
が良く、また磁場の影響を受けにくいといつた特長を有
する。
反面、放射線の損傷を受けやすく、またゲルマニウムの
ものは液体窒素などで冷却して使用しなければならない
という問題点がある。
また、種々の放射線の中でも、X線は医療機器,科学分
析機器などの広い分野に使用されているが、それに応じ
て半導体X線センサも、X線断層撮影装置,自動X線露
光装置,ポケツトX線線量計,螢光X線分析装置および
X線残留応力分析装置などに使われている。
そして、第5図は、現在実用されている単結晶半導体放
射線センサの原理,構造を説明するものである。
そして、そのセンサのダイオード構造は、p型のシリコ
ンまたはゲルマニウムにリンやリチウムを拡散させて見
掛上真性に近い高抵抗半導体が造られるものであり、第
5図に示すように、n型半導体(1)の裏面に順次i型
真性半導体(2)およびp型半導体(3)が形成され、
それらの表面および裏面にアルミニウム蒸着による前面
電極(4)および裏面電極(5)が形成され、両電極
(4),(5)に電源(6)から抵抗(7)を介して逆
方向のバイアス電圧Vが印加されている。
そして、センサに放射線(8)が入射すると、i型半導
体(2)の層中で電子と正孔対を生成し、i型半導体
(2)の厚みをaとすると、電界F(=V/a)によりそ
れぞれn型半導体(1)およびp型半導体(3)に向つ
て動き、両電源(4),(5)の外部出力端(9),
(10)に電気信号を出力する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、第5図の場合、結晶中の不純物や欠陥により
電子や正孔は捕獲され、SN比は低下するが、このSN比を
向上させるためにそれぞれの平均自由行程をle,lhとす
ると、i型半導体(2)の厚みaよりずつと大きくする
ことが必要になる。たとえば、Si半導体検出器ではa≒
1cm(le,lh=200cm),Ge半導体検出器ではa=3〜5cm
(le,lh=200cm)である。
しかし、単結晶半導体放射線センサは大面積化がむずか
しいことから断層撮影や大面積構造材の欠陥検出などに
適用する場合、走査機構を必要とする。また、逆バイア
スを印加するために電源を必要とし、また半導体は放射
線による損傷を受けやすいことから量産性に富み安価で
あることが望まれる。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、前記単結晶半導体型放射線センサの問題点
に留意してなされたものであり、基板材料の裏面に順
次、透明導電膜,p型アモルフアスシリコンカーバイド半
導体,i型アモルフアスシリコン半導体,n型アモルフアス
シリコン半導体またはn型微結晶シリコン半導体および
裏面電極を形成し、前記基板材料の表面または前記基板
材料と前記透明導電膜との間に螢光物質を配置しかつ、
前記i型アモルフアスシリコンの厚みを1000〜6000Åと
したことを特徴とするアモルフアスシリコンX線センサ
である。
〔作 用〕 したがつて、この発明によると、アモルフアスシリコン
半導体に螢光物質が配されているため、入射するX線が
可視光に変換される光起電力型センサとなり、しかも、
真性半導体層を形成するi型アモルフアスシリコンの厚
みをX線励起の発光帯に対応する1000〜6000Åにするた
め、入射するX線が螢光物質によりアモルフアスシリコ
ン半導体の光感度ピークと一致する励起光を発生し、き
わめて高い出力電流が得られる。
〔実施例〕
つぎにこの発明を、その1実施例を示した第1図ととも
に、詳細に説明する。
可視光を透過しやすい基板材料(11)の表面に、ニツケ
ルをドーピングした硫化亜鉛などの螢光物質(12)を配
置し、基板材料(11)の裏面に酸化インジウムや酸化す
ずなどの薄状の透明導電膜(13)を配し、その透明導電
膜(13)の上にプラズマ分解法などによるp型アモルフ
アスシリコンカーバイド半導体(14)およびi型アモル
フアスシリコン半導体(15)およびn型アモルフアスシ
リコン半導体膜またはn型微結晶シリコン半導体(16)
を形成し、さらに、前記n型微結晶シリコン半導体(1
6)上にアルミニウムなどの薄膜電極からなる裏面電極
(17)を形成して構成される。
そして、p型半導体は、X線励起による可視光の窓層に
なるため、光吸収損をおさえるよう膜厚100〜500Åのア
モルフアスシリコンカーバイドを用いる。
また、n型半導体は、導電率が高く、金属層との接着性
が良好なこと、光学的禁止帯幅をi層より高くすること
による正孔の流入防止および裏面電極(17)の金属層か
らの反射光を有効利用する点などから膜厚500Å前後の
微結晶シリコンを用いる。
さらに、真性半導体層は、アモルフアスシリコンを用い
るが、膜厚はX線励起による発光帯(400〜600nm)に依
存し、第2図に示すように、適正膜厚は1000〜6000Åで
ある。
つぎに、前記実施例の効果を、第3図を用いて説明す
る。
第3図の破線で示すデータは、ガラス/ITO/pa-SiC/i a
−Si/n μC−Si/Alなどの構成で作られるX線センサの
測定結果の1例である。この場合、センサ単位面積あた
りの出力電流は、X線管電流に比例して増大するが微弱
電流である。
これに対して、第3図の実線で示すデータは、前記実施
例によるX線センサの測定結果の1例であり、前記アモ
ルフアスシリコンセンサに対し、1〜2桁高い出力電流
が得られるとともに、X線管電流,すなわち,X線の強度
に比例する値が得られる。
これは、入射するX線が、アモルフアスシリコン半導体
の光感度ピークと一致する励起光を発生する硫化亜鉛な
どの螢光物質を設けたことによる効果である。
また、前記実施例のX線センサは前記半導体センサの場
合と同様に、逆バイアス電圧を印加することにより出力
電流をさらに増大させることができる。
したがつて、前記実施例によると、アモルフアスシリコ
ン薄膜半導体に、アモルフアスシリコン半導体のスペク
トル感度のピーク値と合致する光に変換する螢光物質を
配することにより、実用レベルのX線強度測定センサを
提供することができ、また、高純度単結晶半導体X線セ
ンサと比べると、大面積化および一次元,二次元集積型
センサの作成が可能となる。さらに、量産性に富むとと
もに安価なX線センサを提供できる特徴を有している。
つぎに、この発明の他の実施例を示した第4図について
説明する。
この実施例が第1図の実施例の異なる点は、X線を透過
しやすい基板材料(11)′と透明導電膜(13)との間に
前記螢光物質(12)を配した点であり、その作用効果は
第1図の実施例とほぼ同様である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明のアモルフアスシリコンX線セ
ンサによると、アモルフアスシリコン半導体に螢光物質
が配され、しかも、真性半導体層を形成するi型アモル
フアスシリコンの厚みがX線励起の発光帯に対応する10
00〜6000Åになるため、入射するX線を高効率に可視光
に変換して光起電力型センサにすることができ、入射す
るX線を螢光物質によりアモルフアスシリコン半導体の
スペクトル感度のピーク値と合致する光に高効率に変換
することができ、きわめて高い出力電流が得られ、量産
性に富むとともに安価であり、大面積化や一次元,二次
元のX線入射位置を測定する集積型も容易に作成可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のアモルフアスシリコンX線センサの
1実施例の正面図、第2図はi層膜厚と相対感度の関係
図、第3図はX線管電流と出力電流の関係図、第4図は
この発明の他の実施例の正面図、第5図は従来の単結晶
半導体放射線センサの正面図である。 (11),(11)′……基板材料、(12)……螢光物質、
(13)……透明導電膜、(14)……p型アモルフアスシ
リコンカーバイド半導体、(15)……i型アモルフアス
シリコン半導体、(16)……n型微結晶シリコン半導
体、(17)……裏面電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前畑 英彦 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)発明者 堀 厚生 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)発明者 浜川 圭弘 兵庫県川西市南花屋敷3−17―4 (72)発明者 岡本 博明 兵庫県川西市平野字上新在家779―1 北 113 (72)発明者 魏 光普 大阪府吹田市千里山東3−6―4 第2弘 竹荘 (56)参考文献 実開 昭53−85970(JP,U) 米国特許4109271(US,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板材料の裏面に順次、透明導電膜,p型ア
    モルフアスシリコンカーバイド半導体,i型アモルフアス
    シリコン半導体,n型アモルフアスシリコン半導体または
    n型微結晶シリコン半導体および裏面電極を形成し、 前記基板材料の表面または前記基板材料と前記透明導電
    膜との間に蛍光物質を配置し、 かつ、前記i型アモルフアスシリコンの厚みを1000〜60
    00Åとしたことを特徴とするアモルフアスシリコンX線
    センサ。
JP60036199A 1985-02-25 1985-02-25 アモルフアスシリコンx線センサ Expired - Lifetime JPH06101576B2 (ja)

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