JPH0561067U - 集合包装箱体 - Google Patents
集合包装箱体Info
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- JPH0561067U JPH0561067U JP626092U JP626092U JPH0561067U JP H0561067 U JPH0561067 U JP H0561067U JP 626092 U JP626092 U JP 626092U JP 626092 U JP626092 U JP 626092U JP H0561067 U JPH0561067 U JP H0561067U
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- JP
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- egg
- collective packaging
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 開封作業並びに収納された包装体の陳列棚等
への移し替えが容易な集合包装箱体を提供すること。 【構成】 縦・横方向にそれぞれ3個,2個の計6個
で、さらに上下に2段に重ねた合計12個の卵容器10
からなる物品群20を、上下開口された矩形状の枠体2
1内に配置する。さらに、縦・横方向に隣接した卵容器
間に平板状の仕切り板22を配置する。その仕切り壁同
士が所定箇所で交差するが、その交差部分に上方または
下方から中央部に向けて切り込み部22aを形成し、切
り込み部同士を噛み合わすことにより一体化させる。さ
らに、枠体の上下の開口部を覆うようにして、2枚の矩
形状のシュリンクフィルム23を配置し、その2枚のシ
ュリンクフィルム23の4辺を溶着するとともに、加熱
して熱収縮させて、枠体に密着させる。
への移し替えが容易な集合包装箱体を提供すること。 【構成】 縦・横方向にそれぞれ3個,2個の計6個
で、さらに上下に2段に重ねた合計12個の卵容器10
からなる物品群20を、上下開口された矩形状の枠体2
1内に配置する。さらに、縦・横方向に隣接した卵容器
間に平板状の仕切り板22を配置する。その仕切り壁同
士が所定箇所で交差するが、その交差部分に上方または
下方から中央部に向けて切り込み部22aを形成し、切
り込み部同士を噛み合わすことにより一体化させる。さ
らに、枠体の上下の開口部を覆うようにして、2枚の矩
形状のシュリンクフィルム23を配置し、その2枚のシ
ュリンクフィルム23の4辺を溶着するとともに、加熱
して熱収縮させて、枠体に密着させる。
Description
【0001】
本考案は集合包装箱体に関するもので、例えば卵容器その他の包装体を複数個 収納し、搬送したり保存したりするための箱体に関する。
【0002】
従来の卵容器は、透明プラスチック或いは再生紙等の紙からなる略同一形状で 二つ割りされた一体成型品であって、保存、運搬、陳列時における卵の破損を防 止するものであった。このような卵容器は、下側容器本体と上側容器本体とが一 縁部を中心として開閉可能となっていると共に開放側に付勢されたものが一般的 であり、卵を収納した後にその開放側遊端部がステプラー等により止められるこ とにより閉塞されて収納状態となるように構成されている。
【0003】 しかし、このような構成の卵容器では、収納時における形状が全体として凹凸 形状となることから、上下の重ね具合が悪く、保存、運搬および陳列の効率が悪 い。また、卵の生産業者名や生産地並びに値段等を表示するには、容器全体が凹 凸形状であるからその外表面に印刷を施したり紙を張ることが困難であるため、 卵容器内にこれらを表示した紙を入れていたが、卵容器の凹凸により紙が大きく 歪んで読みにくくなる等の欠点を有している。
【0004】 そこで、本出願人は、上記した問題を解決するため、先に新たな形状からなる 卵容器を提案した。すなわち、この卵容器は、平坦なフィルムの所定位置に、深 絞り成型により卵の高さ分以上の深さを有する収納部を所定数形成する。そして 、その収納部内に卵を収納配置した状態で、収納部の開口を覆うようにして上記 平坦なフィルムの開口面をシートで接着するようにしている。つまり、卵容器の 一面を平坦にしたことにより積層のし易さを図ると共に、その平坦な面に所定の 印刷物を貼ることにより印刷内容の視認性の向上を図るようにした。
【0005】 ところで、上記した新規な卵容器では、一面を平坦状に構成したため、安定状 態で上下に多数個積層することが可能になるが、実際に積層状態で搬送するには 、所定の容積を有する段ボール箱内にかかる卵容器を縦・横方向(水平方向)に 所定数配列すると共に、上方にも積層した状態で収納配置する。そして、収納後 、段ボール箱の上方部を閉塞することにより集合包装箱体が製造され、その段ボ ール箱毎に保存したり、運搬したりするようになっている。
【0006】 しかし、上記の段ボール箱を使用した集合包装箱体では、以下に示す種々の問 題を有する。 すなわち、通常段ボール箱は有底でしかも蓋部も有することから、箱内に収納 する際には、組み立てられた段ボール箱(蓋部のみ開放)内に卵容器を1個づつ 挿入配置していき、所定数だけ収納したなら蓋部を接着剤,テープ等の封止部材 を用いて閉塞する(なお、あらかじめ底部も上記封止部材にて閉塞されている) 。その状態で運搬し、店舗にて卵容器を陳列するには、陳列場所にて上記封止部 材を除去することにより段ボール箱の蓋部を開き、箱内の上方位置に収納された 卵容器から順に1個づつ取り出しながら陳列棚等へ移し替えなければならず、そ の作業が煩雑となる。
【0007】 そして、すべての卵容器を移し替えたなら段ボール箱をつぶす。すなわち、底 部側の封止部材も除去し、略平板状に折り畳む。そして、折り畳んだ使用後の段 ボール箱は、再利用のために所定箇所に運搬したり、或いは廃棄したりするので あるが、通常の段ボール箱では、底部,蓋部も側壁面と同様の段ボールでしかも 1枚の紙材を折曲形成することにより製造されるため、材料が多く要し(底部と 蓋部分)折り畳んだ際に大きな面積となり、各種処理や運搬が煩雑である。
【0008】 さらには、上記封止部材の除去作業が煩雑であり、しかも、蓋体の開放時(封 止部材除去)に力がかかりすぎて、収納された卵容器に圧力が加わり内部の卵が 破損するおそれもある。さらに、実際には封止部材の除去によりその部分の紙が 破損してしまい強度が低下するため、再利用がしにくくなる。
【0009】 本考案は、上記した背景に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、 開封作業並びに収納された包装体の陳列棚等への移し替えが容易で、しかも、使 用する紙材が少なく使用後に箱体を潰した際に小さくすることができる集合包装 箱体を提供することにある。
【0010】
上記した目的を達成するために、本考案に係る集合包装箱体では、上下方向, 縦方向或いは横方向の少なくとも一方向に配列された複数の包装体からなる物品 群の側周囲を覆うように上下開口された枠体を配置する。そして、その枠体の上 下の開口部を熱収縮フィルムにて閉塞する。
【0011】
熱収縮フィルムは緊張状態となっいるため、その熱収縮フィルムの張力により 枠体内に収納された複数の包装体を受け、枠体の開口部からその包装体が離脱す るのが抑制される。
【0012】 一方、この集合包装箱体を開封するには、熱収縮フィルム、特に開口部を覆っ ている部分を切り裂くことにより簡単に行える。また、この開封後、枠体、必要 に応じて仕切り板を上方に向けて取り外す。すると、複数の包装体が枠体内に収 納した時の配列状態のまま残る。よって複数の包装体が同時に取り出される。
【0013】
以下、本考案に係る包装体の好適な実施例について添付図面を参照にして詳述 する。 まず、図1〜図3を用いて、収納される包装体の一例である卵容器10につい て説明する。この卵容器10は、透明プラスチック性であって、平面基部11と 、この平面基部11と一体成型された卵12(高さ寸法l0 、最大幅寸法d0 ) を収納可能な深さ寸法lおよび開口寸法dを有する複数の収納部13からなる容 器本体14と、この容器本体14の平面基部11の周縁部上に溶着され、または 接着剤或いは粘着剤等によって接着されて剥離可能なフィルム状のシート15と を備えてなる。
【0014】 そして、本実施例では、一つの容器本体14に5×2列(計10個)の配列を 有する収納部13が形成されており、それぞれの収納部13は少なくとも卵12 に加えられる上下方向からの衝撃を緩和するような弾性を有している。具体的に は、収納部13の横断面形状が全体に亘って略八角形であり、かつ、下方が先細 りとなるようなテーパー状となっており、収納部13に卵12を収納したときに 卵12の下端が収納部13のテーパー面に当接して保持される。ここで、収納部 13に収納される卵12の上部とシート15の下面との間に、僅かな間隙が形成 されることが卵12の破損を防止する上で好ましい。
【0015】 隣接する収納部13,13間には、それぞれの収納部13に収納される卵12 の高さ寸法l0 の半分以下の高さ寸法l1 を有する仕切り壁16が形成されてい る。この様に、仕切り壁16の高さが収納部13に収納される卵12の高さ寸法 l0 の半分以下の高さ寸法l1 を有しているため、卵12を人手或いは自動ロボ ットによって把持した状態でこの指を収納部13,13間に挿入することができ 、収納及び取り出しが容易となる。この場合、隣接する収納部13,13間の平 面上の距離も卵12の収納し易さ、および取り出し易さを考慮した大きさに設定 することが好ましい。
【0016】 シート15の周縁部には、容器本体14の平面基部11との接着力を有しない 剥離部18が形成されている。この実施例では、シート15の長手方向に沿った 一端部領域に剥離部18が形成されている。また、シート15には、複数の収納 部13を2個分づつ5つの領域に区切るミシン目17が長手方向と直交する方向 に沿って形成され、この結果、剥離部18がミシン目17によって分割されたそ れぞれのシート片15aの一端部に形成されることになる。
【0017】 なお、剥離部18は、ミシン目17によって分割されたそれぞれのシート片1 5の両端部に形成しても良く、シート15にミシン目17を形成しない場合、そ のシート15の四隅部或いは四隅部のうちいずれかの隅部にのみ形成しても良い ことは言うまでもない。また、剥離部18が形成されていない二つの隅部のうち 少なくともいずれかに同様な剥離部を設け、この剥離部をつまんで引き上げれば ミシン目17の有無にかかわらずシート15全体が一時に剥離できるように形成 しても良い。これは、ミシン目17を構成するそれぞれの小孔を三角形状とし、 指向性を持たせることによって容易に実現することができる。さらに、剥離部1 8は、容器本体14から容易に剥離できれば平面基部11と弱い接着力を有して いても良い。
【0018】 以上の構成を有する容器本体14は、例えば深絞り成型によって一体的に成型 される。すなわち、所定厚さを有するプラスチック製の平面状シート(成型後に 平面基部11を構成する)の上面側から収納部13の形状に合う所定形状のチッ プを加熱しながら押し当てつつ、下面を真空吸引することにより所定形状の収納 部13が一体成型される。この様に複数(この実施例では10個)の収納部13 を深絞り成型することにより、4つの収納部13間に島部19が形成される。こ の場合、島部19の頂面は平面基部11と同一面となっている。
【0019】 次に、上記した卵容器10を複数個収納する本考案に係る集合包装箱体の第1 実施例を説明する。 すなわち図4に示すように、本例では、縦・横方向(水平方向)にそれぞれ3 個,2個の計6個で、さらに上下に2段の合計12個の卵容器10からなる物品 群20を収納・包装するようになっている。また、この収納時に際し、本例では 各卵容器10の平面基部11が上側に位置するように配置されているが、これと は逆に下側に位置しても良く、或いは両者を混合するようにしても良い。
【0020】 そして、上記の物品群20を、上下開口された矩形状の枠体21内に配置する 。この枠体21の高さは、卵容器10を2段重ねた高さと略等しいか或いは若干 高くしている。また、この枠体21は、細長帯状の段ボールの長手方向適宜位置 で折り癖をつけると共に、その長手方向両端部同士を接着等にて固定して無端状 にすることにより形成される。
【0021】 さらに本例では、水平方向に配列された卵容器10のうち、隣接した卵容器1 0,10間に平板状の仕切り板22を配置し、各卵容器10が水平方向に移動す るのを抑制している。そして、この仕切り板22は、縦方向並びに横方向に延び 、各仕切り板22の両端は枠体21の内側面に当接させている。
【0022】 そして、本例では、上述したごとく卵容器10を縦方向並びに横方向の双方向 に配列しているため、仕切り板22の配置方向も上記のごとく両方向になる。よ って、仕切り板22同士が所定箇所で交差する。そこで本例では、その交差部分 に上方または下方から中央部に向けて切り込み部22aを形成し、切り込み部2 2a同士を噛み合わすことにより一体化させる(図5参照)。
【0023】 さらに、所定数の卵容器10並びに仕切り板22を収納した枠体21の上下の 開口部を覆うようにして、熱収縮フィルムたる2枚の矩形状のシュリンクフィル ム23を配置し、その2枚のシュリンクフィルム23の4辺を溶着する(シール 部位23a)とともに、加熱して熱収縮させている。これにより、シュリンクフ ィルム23は、枠体21の外表面に密着すると共に、その枠体21の上下開口部 も緊張状態で密閉されることになる。
【0024】 次に、上記した集合包装箱体を製造する方法の一例について説明する。まず、 図5に示すように一体化された仕切り板22並びに枠体21を用意する。そして 、その一体化された仕切り板22を枠体21内に挿入するのであるが、各仕切り 板22の長さは、枠体21の長辺或いは短辺の長さと略等しくなっている。従っ て、枠体21内に一体化された仕切り板22を挿入するとその仕切り板22の各 端部は枠体21の内周面に当接或いは近接するようになる(図6参照)。
【0025】 これにより枠体21並びに仕切り板22により6個の空間24が画成されるが 、各空間24内に卵容器10を平面基部11を上側にして上下に2個づつ積層配 置する。なお、この積層配置する方法としては、卵容器10を空間24内に供給 するようにしても良く、或いは、12個の卵容器10を所定位置に積層配置(3 ×2個・2段)した物品群20に対して、上方から枠体21並びに仕切り板22 を供給するようにしても良い等、その手順は任意である。
【0026】 そして、図7に示すように枠体21内に仕切り板22並びに卵容器10を挿入 したなら、図8に示すような包装装置30の搬送装置31上に載置し、搬送する 。すると、搬送装置(ベルトコンベア)31の搬出端側の上下位置には、それぞ れシュリンクフィルム23を捲回した一対の原反フィルム32,32を配置して いる。そして、両原反フィルム32,32から引き出されたシュリンクフィルム 23,23は、その先端部同士を溶着一体化されると共に、搬送装置31上を搬 送される上記枠体21の進路を妨げるように配置されている。これにより、搬送 装置31上を搬送された枠体21は、その前端が上下から引き出されたシュリン クフィルム23,23に当接し、その状態のままさらに前進すると、両シュリン クフィルム23,23が引き出され、枠体21の上下開口部を塞ぐ。この時、図 示省略するが、縦溶断シール装置にて両フィルムの進行方向両側縁をそれぞれ溶 着し、フィルムを筒状に形成する。
【0027】 次いで、シュリンクフィルム23,23で上下開口部を覆われた状態のまま、 次段の溶断シール装置34にて両シュリンクフィルム23,23の進行方向後方 部位を溶断することにより、シュリンクフィルム23内に枠体21(卵容器10 ,仕切り壁23)が密封収納された中間包装体35を製造する。そして、この中 間包装体35をシュリンクトンネル36を通過させることにより熱収縮させ、図 4に示すような集合包装箱体が製造される。そして、シュリンクフィルム23が 緊張状態となっているため、卵容器10は、シュリンクフィルム23の張力によ って支持され、枠体21の開口部よりシュリンクフィルム23を破って外部に離 脱することはない。よって、その集合包装箱体のまま保存,運搬等を行うことが できる。
【0028】 一方、上記のごとくして製造された集合包装箱体内に収納された複数の卵容器 10を店頭等に陳列するには、ナイフその他の手段によりシュリンクフィルムを 切り裂く等により簡単に開封することができる。この時、好ましくは開封する前 に陳列棚等の上に集合包装箱体自身を載置し、その状態で開封する。そして、一 度切り裂かれたシュリンクフィルムは、その切り裂き箇所から容易にさらに裂く ことができ、枠体21から除去することができる。すると、図7に示すように枠 体21の開口部をシュリンクフィルムで覆う前の状態となる。
【0029】 この状態で枠体21を取り外すと、図9に示すように、仕切り板21並びに卵 容器10が陳列棚の上に残る。次いで、仕切り板21を取り外すことにより、図 10に示すように卵容器10のみが陳列棚に残ることになる。すなわち、卵容器 10を1個づつ移し変える必要がない。
【0030】 また、使用後の枠体21並びに仕切り板22は、一方向に倒すことにより、簡 単に折り畳むことができ、折り畳むと蓋や底部がないためコンパクトにおさまる 。また、係る枠体21並びに仕切り板22は、強度的に低下していないため、再 利用することにも何等弊害を生じない。
【0031】 なお、上記した実施例では、シュリンクフィルムで枠体21の全周囲を囲繞す るようにしたが、本考案はこれに限ること無く、例えば図11に示すように枠体 21に対向する所定部分39にはシュリンクフィルム23′が存在しないように しても良い(これは、上記した実施例における縦溶断シール装置を設けなければ 製造できる)。すなわち、少なくとも枠体21の上下の開口を覆うようになって いればよいのである。
【0032】 また、枠体21内に収納する包装体としては、上記した卵容器に限られるもの ではなく、略同様の形状をとりつつ被包装物を卵ではなく破損しやすい果物等の 食品や、さらには食品以外の工芸品等を収納するようにしても良い。さらにまた 、容器自体の形状も任意であり、矩形状その他種々の包装体を用いることができ る。
【0033】 さらに、一つの集合包装箱体内に収納する包装体の数並びに配置方向は上記し た実施例のものに限ること無くまったく任意である。そして、水平方向に配置す る包装体の数に応じて仕切り板の配置数も一枚〜複数枚となる。さらに、仕切り 板を複数設置する場合にあっても、上記した実施例のごとく必ずしもすべての仕 切り板を一体化する必要はなく、特に水平方向のうち一方(縦或いは横)のみ( 上下方向への配置は、1または複数のいずれでも可)とした場合には、各仕切り 板相互の連結は図りにくくなる。
【0034】 また、卵容器としても、上記した実施例に示したものに限ること無く、例えば 図12に示すように各収納部13′に8か所のエンボス状のリブ40を縦方向に 沿って一体成型したものでも良く(係る構成にすることにより、側方からの衝撃 を緩和できる)、その他種々変更実施が可能である。
【0035】 さらにまた、枠体21の上下の開口にシュリンクフィルムを装着する方法とし ては、上記した2個の原反フィルムを用いたいわゆるスリーブ包装装置を用いる ものに限ることはなく、例えばピロー包装装置やその他種々の手段を用いること ができ、要は、シュリンクフィルムで両開口を覆うようにできれば良いのである る。
【0036】 また、上記した実施例では、仕切り板22を単に枠体21内に挿入配置しただ けであるが、本考案はこれに限ることなく、例えば図13に拡大して示すように 枠体21′の上端所定部位に切欠凹部21′aを設けると共に、仕切り板22′ の両端上方に突起22′aを設け、その突起22′aを切欠凹部21′aに符合 させることにより両者の一体化を図るようにしても良い。さらに、図14に示す ように、枠体21″の側面所定部位に窓孔21″aを設けると共に、仕切り板2 2″の両端中央部位に突起22″aを設け、その突起22″aを窓孔21″aに 符合させることにより両者の一体化を図るようにしても良い等、種々変更実施が 可能である。
【0037】
以上のように本考案に係る集合包装箱体では、シュリンクフィルムを切り裂く 等により極めて簡単に開封することができ、包装体側を損傷することはない。ま た、枠体(仕切り板)を上方に向けて取り外すといった簡単な作業で、集合包装 箱体から複数の包装体を同時に取り出すことができる。さらに、蓋並びに底はシ ュリンクフィルムを用いて構成したため、使用後枠体等を非常にコンパクトに折 り畳むことができる。
【図1】本考案に係る集合包装箱体に収納される包装体
の一例である卵容器の一例を示す分解斜視図である。
の一例である卵容器の一例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す卵容器の接着後における全体的な斜
視図である。
視図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】本考案に係る集合包装箱体の第1実施例を示す
図である。
図である。
【図5】組み立て作業を示す一工程図である。
【図6】組み立て作業を示す一工程図である。
【図7】組み立て作業を示す一工程図である。
【図8】枠体の上下の開口部にシュリンクフィルムを装
着するための装置の一例を示す図である。
着するための装置の一例を示す図である。
【図9】集合包装箱体から卵容器を取り出す作業の一例
を示す一工程図である。
を示す一工程図である。
【図10】集合包装箱体から卵容器を取り出す作業の一
例を示す一工程図である。
例を示す一工程図である。
【図11】本考案に係る集合包装箱体の変形例を示す図
である。
である。
【図12】本考案に係る集合包装箱体の変形例を示す図
である。
である。
【図13】本考案に係る集合包装箱体の構成部品である
枠体と仕切り板の変形例を示す要部拡大図である。
枠体と仕切り板の変形例を示す要部拡大図である。
【図14】本考案に係る集合包装箱体の構成部品である
枠体と仕切り板のさらに他の変形例を示す要部拡大図で
ある。
枠体と仕切り板のさらに他の変形例を示す要部拡大図で
ある。
10 卵容器(包装体) 20 物品群 21,21′,21″ 枠 体 22,22′,22″ 仕切り板 23 シュリンクフィルム(熱収縮フィルム)
Claims (4)
- 【請求項1】 上下方向,縦方向或いは横方向の少なく
とも一方向に配列された複数の包装体からなる物品群を
収納する集合包装箱体であって、その集合包装箱体が前
記物品群の側周囲を覆うように配置された上下開口され
た枠体と、その枠体の上下の開口部を覆う熱収縮フィル
ムとから構成されたことを特徴とする集合包装箱体。 - 【請求項2】 前記物品群が縦方向或いは横方向の少な
くとも一方向に配列された複数の包装体から構成されて
なり、隣接する複数の包装体間に仕切り板を配設したこ
とを特徴とする請求項1に記載の集合包装箱体。 - 【請求項3】 前記物品群が少なくとも縦方向並びに横
方向の双方向に配列された複数の包装体から構成されて
なり、隣接する各包装体間に配置された複数の仕切り板
の交差部にそれぞれ切り込み部を形成させると共に、両
切り込み部同士を組み合わすことにより前記複数の仕切
り板を一体化させたことを特徴とする請求項1または2
に記載の集合包装箱体。 - 【請求項4】 前記包装体が、平面基部と、その平面基
部から一体成型されて卵を収納可能な深さ寸法および開
口寸法を有する複数の収納部からなる容器本体と、この
容器本体の平面基部に装着されて前記収納部を覆うフィ
ルム状シートとから構成された卵容器であることを特徴
とする請求項1,2,3のいずれか1項に記載の集合包
装箱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP626092U JPH0561067U (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 集合包装箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP626092U JPH0561067U (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 集合包装箱体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561067U true JPH0561067U (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11633501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP626092U Pending JPH0561067U (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 集合包装箱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0561067U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015078006A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 凸版印刷株式会社 | 中仕切付き包装体 |
JP2015227168A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 株式会社 ビリーフ | 卵パック収容ケース |
CN111703740A (zh) * | 2020-07-22 | 2020-09-25 | 南县茂源食品有限公司 | 一种固定框体的装置 |
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JPS62109779A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-20 | 宮崎 豪 | 卵類の包装方法 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP626092U patent/JPH0561067U/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971028 |