JPH0545488Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545488Y2 JPH0545488Y2 JP1985034615U JP3461585U JPH0545488Y2 JP H0545488 Y2 JPH0545488 Y2 JP H0545488Y2 JP 1985034615 U JP1985034615 U JP 1985034615U JP 3461585 U JP3461585 U JP 3461585U JP H0545488 Y2 JPH0545488 Y2 JP H0545488Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platen
- paper
- continuous belt
- paper feeding
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔目次〕
・概要
・産業上の利用分野
・従来の技術
・考案が解決しようとする問題点
・問題点を解決するための手段
・作用
・実施例
機構の説明(第1図、第2図)
機能の説明(第3図)
・考案の効果
〔概要〕
圧接力を調整可能な帯状弾性材料により用紙を
プラテン側に圧接させて紙送りを行う用紙送り機
構。
プラテン側に圧接させて紙送りを行う用紙送り機
構。
本考案は、プリンタに関し、特にプラテンに用
紙を圧接しつつ送る用紙送り機構に関するもので
ある。
紙を圧接しつつ送る用紙送り機構に関するもので
ある。
従来の用紙送り機構を第4図に示す。プラテン
20の外側に用紙ガイド21が配設される。軸2
3廻りに枢動可能なレバー25の先端にピンチロ
ーラ22が設けられ用紙ガイド21の孔を介して
プラテン20に当接する。ピンチローラ22はス
プリング24によりプラテン側に押圧される。2
6はピンチローラ22の押圧解除用レバーであ
る。印字用紙は用紙ガイド21に沿つて矢印のよ
うに挿入され、ピンチローラ22によりプラテン
側に押圧され、プラテンの回転により送られる。
20の外側に用紙ガイド21が配設される。軸2
3廻りに枢動可能なレバー25の先端にピンチロ
ーラ22が設けられ用紙ガイド21の孔を介して
プラテン20に当接する。ピンチローラ22はス
プリング24によりプラテン側に押圧される。2
6はピンチローラ22の押圧解除用レバーであ
る。印字用紙は用紙ガイド21に沿つて矢印のよ
うに挿入され、ピンチローラ22によりプラテン
側に押圧され、プラテンの回転により送られる。
従来の紙送り機構においては、プラテン20と
ピンチローラ22とが線接触するため、平行度に
精度を要し、片当たりをする場合がある。このよ
うな片当たりにより用紙が斜めに送られることを
防止するためピンチローラ22を多数並列させて
設けると構造が複雑になり又圧接力の不均一が生
じる。また、スプリング24による圧接力がピン
チローラ22とプラテン20との接点部に集中
し、圧接力の調整が容易でなく、用紙の厚さや枚
数が変わつた場合に適正な圧接力が得られず圧接
力不足により用紙がすべつたり又は逆に圧接力が
強すぎて用紙にローラ圧痕を生じる場合があり、
また均一な圧接力を得ることが容易でないため用
紙送りが不安定になる。
ピンチローラ22とが線接触するため、平行度に
精度を要し、片当たりをする場合がある。このよ
うな片当たりにより用紙が斜めに送られることを
防止するためピンチローラ22を多数並列させて
設けると構造が複雑になり又圧接力の不均一が生
じる。また、スプリング24による圧接力がピン
チローラ22とプラテン20との接点部に集中
し、圧接力の調整が容易でなく、用紙の厚さや枚
数が変わつた場合に適正な圧接力が得られず圧接
力不足により用紙がすべつたり又は逆に圧接力が
強すぎて用紙にローラ圧痕を生じる場合があり、
また均一な圧接力を得ることが容易でないため用
紙送りが不安定になる。
本考案の目的は上記従来技術の欠点を解決し、
簡単な構造で、適正な圧接力で均一に用紙をプラ
テン側に押圧して円滑な紙送りを達成できるプリ
ンタの紙送り機構を提供することである。
簡単な構造で、適正な圧接力で均一に用紙をプラ
テン側に押圧して円滑な紙送りを達成できるプリ
ンタの紙送り機構を提供することである。
この目的を達成するため、本考案では、2本の
プーリ間に張設した弾性ベルトをプラテン側に圧
接し、該弾性ベルトとプラテンとの間に印字用紙
を挟み、上記2本のプーリのうち少なくとも一方
の位置を可動としてプラテンと弾性ベルトとの接
触面積を可変としたプリンタの用紙送り機構を提
供する。
プーリ間に張設した弾性ベルトをプラテン側に圧
接し、該弾性ベルトとプラテンとの間に印字用紙
を挟み、上記2本のプーリのうち少なくとも一方
の位置を可動としてプラテンと弾性ベルトとの接
触面積を可変としたプリンタの用紙送り機構を提
供する。
弾性を有する連続ベルトが、プラテンの円弧に
沿つてプラテン側に面接触し、この連続ベルトに
より用紙がプラテン側に抑圧され送られる。
沿つてプラテン側に面接触し、この連続ベルトに
より用紙がプラテン側に抑圧され送られる。
本考案に係る用紙送り機構の構成を第1図、第
2図を用いて説明する。可動プーリ4および固定
プーリ5間に張設されたゴム等の弾性を有する帯
材からなる連続ベルト3がプラテン1に圧接す
る。印字用紙2は連続ベルト3およびプラテン1
間に挟まれ、プラテン1の回転により送られる。
両プーリ4,5はプラテン1に同期して回転駆動
させてもよいし、遊転式であつてもよい。
2図を用いて説明する。可動プーリ4および固定
プーリ5間に張設されたゴム等の弾性を有する帯
材からなる連続ベルト3がプラテン1に圧接す
る。印字用紙2は連続ベルト3およびプラテン1
間に挟まれ、プラテン1の回転により送られる。
両プーリ4,5はプラテン1に同期して回転駆動
させてもよいし、遊転式であつてもよい。
駆動する場合には固定プーリ5を駆動ローラと
する。
する。
遊転式とする場合には、プラテンによりベルト
が確定して同期回転するようにプラテン両端部に
適当な摩擦力を有する摩擦係合部13を設けるこ
とが望ましい。
が確定して同期回転するようにプラテン両端部に
適当な摩擦力を有する摩擦係合部13を設けるこ
とが望ましい。
連続ベルト3を駆動させる場合には、連続ベル
トはプラテンの周速度より幾分速めて過送り状態
とすることが望ましい。これにより複数枚の用紙
を重ねて送る場合に円滑な紙送りが達成され、1
枚送りの場合にはベルト側の摩擦力をプラテンよ
り小さくしておくことにより、紙送りは円滑に行
われる。可動プーリ4の位置は変えることがで
き、従つてプラテン1と連続ベルト3との接触面
積は可変である。
トはプラテンの周速度より幾分速めて過送り状態
とすることが望ましい。これにより複数枚の用紙
を重ねて送る場合に円滑な紙送りが達成され、1
枚送りの場合にはベルト側の摩擦力をプラテンよ
り小さくしておくことにより、紙送りは円滑に行
われる。可動プーリ4の位置は変えることがで
き、従つてプラテン1と連続ベルト3との接触面
積は可変である。
可動プーリ4の位置を変えた場合の機能を第3
図を用いて説明する。印字ヘツド9を搭載したキ
ヤリツド8はガイドバー6および駆動シヤフト7
上に支持される。プラテン1はモータ10により
駆動される。11は紙送り用トラクタであり、ス
プロケツト12が連続用紙のガイド孔に係入して
紙送りを行う。このようなトラクタ11を用いて
連続用紙を送る場合には、連続ベルト3の可動プ
ーリ4は点線位置から矢印Aのように移動させて
実線の位置とし、連続ベルト3とプラテン1との
接触面積を小さくする。これにより、トラクタ1
1を用いて紙送りする場合に連続ベルト3の摩擦
力に邪魔されず紙送りが円滑に行われる。スプロ
ケツト送りのトラクタ11を用いず、単票等の印
字用紙を送る場合には、可動プーリ4を点線位置
に戻し、連続ベルト3とプラテン1との圧接力に
より印字用紙を保持しプラテン1の回転力により
用紙送りを行う。
図を用いて説明する。印字ヘツド9を搭載したキ
ヤリツド8はガイドバー6および駆動シヤフト7
上に支持される。プラテン1はモータ10により
駆動される。11は紙送り用トラクタであり、ス
プロケツト12が連続用紙のガイド孔に係入して
紙送りを行う。このようなトラクタ11を用いて
連続用紙を送る場合には、連続ベルト3の可動プ
ーリ4は点線位置から矢印Aのように移動させて
実線の位置とし、連続ベルト3とプラテン1との
接触面積を小さくする。これにより、トラクタ1
1を用いて紙送りする場合に連続ベルト3の摩擦
力に邪魔されず紙送りが円滑に行われる。スプロ
ケツト送りのトラクタ11を用いず、単票等の印
字用紙を送る場合には、可動プーリ4を点線位置
に戻し、連続ベルト3とプラテン1との圧接力に
より印字用紙を保持しプラテン1の回転力により
用紙送りを行う。
可動プーリ4の位置を任意の位置に固定可能と
して連続ベルトの接触面積を印字用紙の材質、枚
数等に応じて最適状態に調整可能としてもよい。
して連続ベルトの接触面積を印字用紙の材質、枚
数等に応じて最適状態に調整可能としてもよい。
イメージプリンタ等において、印字用紙を前後
に微動させて図形等の印字を行う場合には可動プ
ーリ4を実線の位置とし連続ベルト3の接触面を
小さくしこの連続ベルト3を駆動して連続ベルト
3と印字用紙との摩擦作用により印字用紙を前後
方向へ移動させれば印字用紙のスプロケツト孔の
余裕による送り誤差あるいは駆動モータのギヤの
バツクラツシユ等にかかわらず正確に微動紙送り
ができる。
に微動させて図形等の印字を行う場合には可動プ
ーリ4を実線の位置とし連続ベルト3の接触面を
小さくしこの連続ベルト3を駆動して連続ベルト
3と印字用紙との摩擦作用により印字用紙を前後
方向へ移動させれば印字用紙のスプロケツト孔の
余裕による送り誤差あるいは駆動モータのギヤの
バツクラツシユ等にかかわらず正確に微動紙送り
ができる。
なお、実施例の連続ベルトはプラテン全長にわ
たつて設けたが、2本又は数本に分割して設けて
もよい。
たつて設けたが、2本又は数本に分割して設けて
もよい。
以上説明したように、本考案に係る用紙送り機
構においては、弾性を有する連続ベルトを用いて
印字用紙をプラテン側に圧接させ紙送りを行うた
め、圧接面積を大きくすることができ圧接力が均
一となつて円滑な紙送りができる。また、圧接面
積を可変とすることにより印字用紙の厚さ、枚数
等に応じて常に最適の圧接力を得ることができ
る。
構においては、弾性を有する連続ベルトを用いて
印字用紙をプラテン側に圧接させ紙送りを行うた
め、圧接面積を大きくすることができ圧接力が均
一となつて円滑な紙送りができる。また、圧接面
積を可変とすることにより印字用紙の厚さ、枚数
等に応じて常に最適の圧接力を得ることができ
る。
第1図および第2図は各々本発明に係る用紙送
り機構の正面図および側面図、第3図は本発明に
係る用紙送り機構の作動説明図、第4図は従来の
用紙送り機構の側面図である。 1……プラテン、2……印字用紙、3……連続
ベルト、4……可動プーリ、5……固定プーリ。
り機構の正面図および側面図、第3図は本発明に
係る用紙送り機構の作動説明図、第4図は従来の
用紙送り機構の側面図である。 1……プラテン、2……印字用紙、3……連続
ベルト、4……可動プーリ、5……固定プーリ。
Claims (1)
- 2本のプーリ間に張設した弾性ベルトをプラテ
ン側に圧接し、該弾性ベルトとプラテンの間に印
字用紙を挟み、上記2本のプーリのうち少なくと
も一方の位置を可動としてプラテンと弾性ベルト
との接触面積を可変としたプリンタの用紙送り機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985034615U JPH0545488Y2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985034615U JPH0545488Y2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61152446U JPS61152446U (ja) | 1986-09-20 |
JPH0545488Y2 true JPH0545488Y2 (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=30538150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985034615U Expired - Lifetime JPH0545488Y2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545488Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2505638Y2 (ja) * | 1986-11-14 | 1996-07-31 | 富士通株式会社 | プリンタにおける印字媒体給送機構 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58163683A (ja) * | 1982-03-25 | 1983-09-28 | Canon Inc | 紙送り装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5987955U (ja) * | 1982-12-02 | 1984-06-14 | 株式会社リコー | プリンタの紙送り装置 |
-
1985
- 1985-03-13 JP JP1985034615U patent/JPH0545488Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58163683A (ja) * | 1982-03-25 | 1983-09-28 | Canon Inc | 紙送り装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61152446U (ja) | 1986-09-20 |
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