JPH0542916Y2 - - Google Patents
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- JPH0542916Y2 JPH0542916Y2 JP4390288U JP4390288U JPH0542916Y2 JP H0542916 Y2 JPH0542916 Y2 JP H0542916Y2 JP 4390288 U JP4390288 U JP 4390288U JP 4390288 U JP4390288 U JP 4390288U JP H0542916 Y2 JPH0542916 Y2 JP H0542916Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- footrest
- center
- foot rest
- vehicle body
- rearward
- Prior art date
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Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、座席の前方位置に装着され、着座者
の足が載せられるフツトレスト装置に関する。
の足が載せられるフツトレスト装置に関する。
「従来の技術」
従来のフツトレスト装置としては、例えば、第
5図に示すようなものがある。
5図に示すようなものがある。
すなわち、リヤシート1前方のフロントシート
2の後部下側に、フツトレスト部材3が前後位置
調節可能に装着され、フツトレスト部材3の後端
部が斜め上方へ折曲されて足載せ部4を成してい
るものである。
2の後部下側に、フツトレスト部材3が前後位置
調節可能に装着され、フツトレスト部材3の後端
部が斜め上方へ折曲されて足載せ部4を成してい
るものである。
「考案が解決しようとする課題」
しかしながら、このような従来のフツトレスト
装置では、フツトレスト部材3を前後位置調節す
る際には、足載せ部4などに手を掛け、フツトレ
スト部材3を所望の位置まで押したり引いたりし
て移動しなければならず、操作が煩わしいばかり
でなく、手などが汚れたりする場合があつて使い
勝手が良くない。
装置では、フツトレスト部材3を前後位置調節す
る際には、足載せ部4などに手を掛け、フツトレ
スト部材3を所望の位置まで押したり引いたりし
て移動しなければならず、操作が煩わしいばかり
でなく、手などが汚れたりする場合があつて使い
勝手が良くない。
また、フツトレスト部材3は前後位置調節する
ことができるものの、その足載せ部4の高さは一
定であることから、着座者の体格によつては、無
理な状態で足載せ部4に足を掛けることになり、
かえつて疲れたりして安楽性が良くないという問
題点があつた。
ことができるものの、その足載せ部4の高さは一
定であることから、着座者の体格によつては、無
理な状態で足載せ部4に足を掛けることになり、
かえつて疲れたりして安楽性が良くないという問
題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、駆動部を操作することにより、
着座者の体格に応じて足載せ部の角度を変えるよ
うにして、操作性および安楽性を向上したフツト
レスト装置を提供することを目的としている。
なされたもので、駆動部を操作することにより、
着座者の体格に応じて足載せ部の角度を変えるよ
うにして、操作性および安楽性を向上したフツト
レスト装置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」
かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 座席の前方位置に装着され、着座者の足が載せ
られるフツトレスト装置において、 フツトレスト装置を収納可能な格納部を車体フ
ロアに凹設し、 前記格納部の上に位置するフツトレスト体を、
該フツトレスト体の前部、中央部、後部にそれぞ
れあたるフロントフツトレストとセンタフツトレ
ストとリヤフツトレストとで構成し、前記格納部
を塞いで車体フロアと滑らかに連続可能なように
前記フロントフツトレストと前記センタフツトレ
ストと前記リヤフツトレストとを配設し、 前記センタフツトレストを前後移動可能にかつ
後方へ傾動可能に、作動機構を介して前記格納部
の内面側に支持し、 前記センタフツトレストが後方へ傾動するに応
じて、該センタフツトレストより大きな角度で後
方へ傾動するように、前記センタフツトレストと
前記フロントフツトレストとを連結し、 車体フロアまたは前記センタフツトレストの少
なくとも一方に対し前記リヤフツトレストが前後
方向へ相対移動可能に、前記リヤフツトレストを
車体フロアと前記センタフツトレストとに連結
し、 前記センタフツトレストを前後方向へ移動すべ
くおよび後方へ傾動すべく、前記作動機構に駆動
部を連結したことを特徴とするフツトレスト装置
に存する。
るところは、 座席の前方位置に装着され、着座者の足が載せ
られるフツトレスト装置において、 フツトレスト装置を収納可能な格納部を車体フ
ロアに凹設し、 前記格納部の上に位置するフツトレスト体を、
該フツトレスト体の前部、中央部、後部にそれぞ
れあたるフロントフツトレストとセンタフツトレ
ストとリヤフツトレストとで構成し、前記格納部
を塞いで車体フロアと滑らかに連続可能なように
前記フロントフツトレストと前記センタフツトレ
ストと前記リヤフツトレストとを配設し、 前記センタフツトレストを前後移動可能にかつ
後方へ傾動可能に、作動機構を介して前記格納部
の内面側に支持し、 前記センタフツトレストが後方へ傾動するに応
じて、該センタフツトレストより大きな角度で後
方へ傾動するように、前記センタフツトレストと
前記フロントフツトレストとを連結し、 車体フロアまたは前記センタフツトレストの少
なくとも一方に対し前記リヤフツトレストが前後
方向へ相対移動可能に、前記リヤフツトレストを
車体フロアと前記センタフツトレストとに連結
し、 前記センタフツトレストを前後方向へ移動すべ
くおよび後方へ傾動すべく、前記作動機構に駆動
部を連結したことを特徴とするフツトレスト装置
に存する。
「作用」
フツトレスト体で格納部を塞ぐと、フツトレス
ト体が車体フロア面から出つ張つたり引つ込んだ
りせず、車体フロアと滑らかに連続するようにな
る。また作動機構なども格納部に収納された状態
になる。それにより、フツトレスト体上に荷物を
置いたりするなど、フツトレスト体を他の目的に
も使用することができ、またフツトレスト装置が
邪魔になつたりしないので、容易に乗降すること
ができる。
ト体が車体フロア面から出つ張つたり引つ込んだ
りせず、車体フロアと滑らかに連続するようにな
る。また作動機構なども格納部に収納された状態
になる。それにより、フツトレスト体上に荷物を
置いたりするなど、フツトレスト体を他の目的に
も使用することができ、またフツトレスト装置が
邪魔になつたりしないので、容易に乗降すること
ができる。
駆動部を操作して、作動機構を介して例えばセ
ンタフツトレストを前方へ移動するとともに、セ
ンタフツトレストを後方へ傾動するようにし、そ
の前後位置およびその傾動角度が着座者に合つた
時点で駆動部を停止すれば、センタフツトレスト
を着座者の好みに合つた状態に動き得ないように
拘束することができる。
ンタフツトレストを前方へ移動するとともに、セ
ンタフツトレストを後方へ傾動するようにし、そ
の前後位置およびその傾動角度が着座者に合つた
時点で駆動部を停止すれば、センタフツトレスト
を着座者の好みに合つた状態に動き得ないように
拘束することができる。
またセンタフツトレストを後方へ傾動すると、
それに応じてフロントフツトレストがセンタフツ
トレストの傾動角度より大きく後方へ傾動する。
それにより、センタフツトレストに載せた足が前
方へずれた際、つま先がフロントフツトレストに
当たると、それ以上前方へ足がずれないようにな
る。
それに応じてフロントフツトレストがセンタフツ
トレストの傾動角度より大きく後方へ傾動する。
それにより、センタフツトレストに載せた足が前
方へずれた際、つま先がフロントフツトレストに
当たると、それ以上前方へ足がずれないようにな
る。
またセンタフツトレストを前方へ移動すると、
リヤフツトレストはセンタフツトレストに従動し
て前方へ移動するか、あるいは、リヤフツトレス
ト自体は停止した状態を保つ。そのどちらの場合
にも、リヤフツトレストは車体フロアおよびセン
タフツトレストに連結した状態を保ち、センタフ
ツトレストと車体フロアとの間には隙間が生じな
い。それにより、隙間から足が落ちたりすること
がない。
リヤフツトレストはセンタフツトレストに従動し
て前方へ移動するか、あるいは、リヤフツトレス
ト自体は停止した状態を保つ。そのどちらの場合
にも、リヤフツトレストは車体フロアおよびセン
タフツトレストに連結した状態を保ち、センタフ
ツトレストと車体フロアとの間には隙間が生じな
い。それにより、隙間から足が落ちたりすること
がない。
駆動部を操作して、後方へ大きく傾斜したセン
タフツトレストを、作動機構を介してその傾斜角
度が次第に緩くなるように傾動すると、フロント
フツトレストも傾動してその後方傾斜角度が次第
に緩くなり、車体フロアに滑らかに連続するよう
になる。
タフツトレストを、作動機構を介してその傾斜角
度が次第に緩くなるように傾動すると、フロント
フツトレストも傾動してその後方傾斜角度が次第
に緩くなり、車体フロアに滑らかに連続するよう
になる。
またセンタフツトレストが後方へ移動すると、
前記センタフツトレストが前方へ移動した場合と
同じように、リヤフツトレストは車体フロアおよ
びセンタフツトレストに連結した状態を保つ。す
なわち、仮にセンタフツトレストと車体フロアと
の間にリヤフツトレストがなく隙間があつた場
合、その隙間が狭くなつて異物などが挟まつたり
することがなく安全なものである。
前記センタフツトレストが前方へ移動した場合と
同じように、リヤフツトレストは車体フロアおよ
びセンタフツトレストに連結した状態を保つ。す
なわち、仮にセンタフツトレストと車体フロアと
の間にリヤフツトレストがなく隙間があつた場
合、その隙間が狭くなつて異物などが挟まつたり
することがなく安全なものである。
「実施例」
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第1図から第4図は本考案の一実施例を示して
いる。
いる。
第1図に示すように、車体フロア10の前部座
席20と後部座席25との中間位置には、後部座
席25の着座者の足が載せられるフツトレスト装
置30を収納可能な格納部12が凹設されてい
る。
席20と後部座席25との中間位置には、後部座
席25の着座者の足が載せられるフツトレスト装
置30を収納可能な格納部12が凹設されてい
る。
格納部12の上にはフツトレスト体40が配置
され、フツトレスト体40が作動機構であるリン
ク機構60およびパワースライド機構70を介し
て格納部12の内面の一部である底部13に支持
されている。
され、フツトレスト体40が作動機構であるリン
ク機構60およびパワースライド機構70を介し
て格納部12の内面の一部である底部13に支持
されている。
フツトレスト体40は、その前部、中央部、後
部にそれぞれ相当するフロントフツトレスト41
とセンタフツトレスト42とリヤフツトレスト4
3とで構成され、それら全部で格納部12を塞
ぎ、それら全部が車体フロア10と滑らかに連続
可能なように配設されている。フツトレスト体4
0にはカーペツト材18が被さつている。
部にそれぞれ相当するフロントフツトレスト41
とセンタフツトレスト42とリヤフツトレスト4
3とで構成され、それら全部で格納部12を塞
ぎ、それら全部が車体フロア10と滑らかに連続
可能なように配設されている。フツトレスト体4
0にはカーペツト材18が被さつている。
センタフツトレスト42がリンク部材61,6
2を介してパワースライド機構70に支持され、
センタフツトレスト42、リンク部材61,62
およびパワースライド機構70によりセンタフツ
トレスト42が前方へ移動するに応じて後方へ傾
動するような4リンク機構が構成されている。
2を介してパワースライド機構70に支持され、
センタフツトレスト42、リンク部材61,62
およびパワースライド機構70によりセンタフツ
トレスト42が前方へ移動するに応じて後方へ傾
動するような4リンク機構が構成されている。
第2図から第4図に示すように、センタフツト
レスト42の側部には、格納部12内のリンク部
材61,62などを外部から隠すためのカバー用
の側板44が固設されている。
レスト42の側部には、格納部12内のリンク部
材61,62などを外部から隠すためのカバー用
の側板44が固設されている。
センタフツトレスト42の前端部には、ヘ字状
のフロントフツトレスト41の中央角部が枢軸4
2aにより揺動可能に枢支され、フロントフツト
レスト41の後端部が入力端部45を成してい
る。一方、前側のリンク部材61の上端部が出力
端部63を成しており、フロントフツトレスト4
1が後方へ傾動するに応じて、それより大きな傾
斜角度でフロントフツトレスト41の前端部であ
るストツパ部46が後方へ傾動するように、出力
端部63と入力端部45とが駆動リンク部材47
で連結されている。
のフロントフツトレスト41の中央角部が枢軸4
2aにより揺動可能に枢支され、フロントフツト
レスト41の後端部が入力端部45を成してい
る。一方、前側のリンク部材61の上端部が出力
端部63を成しており、フロントフツトレスト4
1が後方へ傾動するに応じて、それより大きな傾
斜角度でフロントフツトレスト41の前端部であ
るストツパ部46が後方へ傾動するように、出力
端部63と入力端部45とが駆動リンク部材47
で連結されている。
センタフツトレスト42の後端部には連結ピン
48によりリヤフツトレスト43が連結されてい
る。リヤフツトレスト43の後端部には嵌合ピン
49が植設され、車体フロア10に穿設した略水
平方向へ延びる長孔15に摺動可能に嵌入されて
いる。
48によりリヤフツトレスト43が連結されてい
る。リヤフツトレスト43の後端部には嵌合ピン
49が植設され、車体フロア10に穿設した略水
平方向へ延びる長孔15に摺動可能に嵌入されて
いる。
パワースライド機構70は、アツパスライド部
材71がロアスライド部材72に前後方向へ移動
可能に嵌合されて成る。アツパスライド部材71
には、リンク部材61の基端が枢軸64により、
リンク部材62の基端が枢軸65によりそれぞれ
揺動可能に支持されている。ロアスライド部材7
2がブラケツト16,17を介して格納部12の
底部13に固設されている。ロアスライド部材7
2には、アツパスライド部材71を前後方向へ移
動するための駆動部である駆動モータ80が固設
されている。
材71がロアスライド部材72に前後方向へ移動
可能に嵌合されて成る。アツパスライド部材71
には、リンク部材61の基端が枢軸64により、
リンク部材62の基端が枢軸65によりそれぞれ
揺動可能に支持されている。ロアスライド部材7
2がブラケツト16,17を介して格納部12の
底部13に固設されている。ロアスライド部材7
2には、アツパスライド部材71を前後方向へ移
動するための駆動部である駆動モータ80が固設
されている。
アツパスライド部材71には、シリンダ84に
出力ロツド86を伸縮可能に内装した同じく駆動
部であるメカニカルロツク機構85が設けられて
いる。出力ロツド86の先端部が、リンク部材6
1を枢軸64を中心にして揺動すべくリンク部材
61の中間部に連結され、出力ロツド86が圧縮
ばね87で伸長する方向へ付勢されている。
出力ロツド86を伸縮可能に内装した同じく駆動
部であるメカニカルロツク機構85が設けられて
いる。出力ロツド86の先端部が、リンク部材6
1を枢軸64を中心にして揺動すべくリンク部材
61の中間部に連結され、出力ロツド86が圧縮
ばね87で伸長する方向へ付勢されている。
シリンダ84内からフレキシブルワイヤ88が
延ばされ、フレキシブルワイヤ88の先端部に
は、オン状態で出力ロツド86を伸縮不能に拘束
し、オフ状態で出力ロツド86を伸縮可能に拘束
解除する電動ロツクON−OFF部89が連結され
ている。
延ばされ、フレキシブルワイヤ88の先端部に
は、オン状態で出力ロツド86を伸縮不能に拘束
し、オフ状態で出力ロツド86を伸縮可能に拘束
解除する電動ロツクON−OFF部89が連結され
ている。
次に作用を説明する。
フツトレスト体40で格納部を塞ぐと、フツト
レスト体40が車体フロア10面から出つ張つた
り引つ込んだりせず、車体フロア10と滑らかに
連続するようになる。またリンク部材61,62
なども格納部12に収納された状態になる。それ
により、フツトレスト体40上に荷物を置いたり
するなど、フツトレスト体40を他の目的にも使
用することができ、またフツトレスト装置30が
邪魔になつたりしないので、容易に乗降すること
ができる。
レスト体40が車体フロア10面から出つ張つた
り引つ込んだりせず、車体フロア10と滑らかに
連続するようになる。またリンク部材61,62
なども格納部12に収納された状態になる。それ
により、フツトレスト体40上に荷物を置いたり
するなど、フツトレスト体40を他の目的にも使
用することができ、またフツトレスト装置30が
邪魔になつたりしないので、容易に乗降すること
ができる。
フツトレスト体40のセンタフツトレスト42
に載せた足を、例えば前方へ移動したいときに
は、駆動モータ80により、パワースライド機構
70を操作して、アツパスライド部材71をロア
スライド部材72に対して前方へ移動する。それ
によりフツトレスト体40およびリンク部材6
1,62が一体的に前方へ移動する。
に載せた足を、例えば前方へ移動したいときに
は、駆動モータ80により、パワースライド機構
70を操作して、アツパスライド部材71をロア
スライド部材72に対して前方へ移動する。それ
によりフツトレスト体40およびリンク部材6
1,62が一体的に前方へ移動する。
フツトレスト体40が適当な前方位置に移動し
たならば、駆動モータ80でパワースライド機構
70を操作して、フツトレスト体40をその位置
に停止させる。
たならば、駆動モータ80でパワースライド機構
70を操作して、フツトレスト体40をその位置
に停止させる。
次に、フツトレスト体40のセンタフツトレス
ト42に載せた足のフツトアングルを変えるべ
く、メカニカルロツク機構85の電動ロツクON
−OFF部89をオフ状態にすると、圧縮ばね8
7の付勢力により、出力ロツド86が伸長する。
出力ロツド86が伸長すると、前側の長いリンク
部材61が枢軸64を中心にして、また、後側の
短いリンク部材62が枢軸65を中心にして、第
3図において反時計方向へそれぞれ揺動する。
ト42に載せた足のフツトアングルを変えるべ
く、メカニカルロツク機構85の電動ロツクON
−OFF部89をオフ状態にすると、圧縮ばね8
7の付勢力により、出力ロツド86が伸長する。
出力ロツド86が伸長すると、前側の長いリンク
部材61が枢軸64を中心にして、また、後側の
短いリンク部材62が枢軸65を中心にして、第
3図において反時計方向へそれぞれ揺動する。
それにより、センタフツトレスト42が前方へ
移動するとともに、センタフツトレスト42が前
方移動に応じて、後部に比べ前部が大きく持ち上
がつて次第に後方へ傾動するようになる。
移動するとともに、センタフツトレスト42が前
方移動に応じて、後部に比べ前部が大きく持ち上
がつて次第に後方へ傾動するようになる。
フツトレスト体40のセンタフツトレスト42
に載せた足で、センタフツトレスト42を押し付
けながら、センタフツトレスト42が後方へ傾動
し過ぎないように調整操作し、センタフツトレス
ト42の前後位置およびその傾斜角度が着座者の
好みに合つた時点で、電動ロツクON−OFF部8
9をオン状態にする。
に載せた足で、センタフツトレスト42を押し付
けながら、センタフツトレスト42が後方へ傾動
し過ぎないように調整操作し、センタフツトレス
ト42の前後位置およびその傾斜角度が着座者の
好みに合つた時点で、電動ロツクON−OFF部8
9をオン状態にする。
それにより出力ロツド86が伸縮不能な状態と
なり、リンク部材61,62も揺動不能となり、
センタフツトレスト42を着座者の好みに合つた
状態に移動不能に拘束することができる。
なり、リンク部材61,62も揺動不能となり、
センタフツトレスト42を着座者の好みに合つた
状態に移動不能に拘束することができる。
リンク部材61が枢軸64を中心にして第3図
において反時計方向へ揺動すると、リンク部材6
1の出力端部63が、駆動リンク部材47を介し
てフロントフツトレスト41の入力端部45を押
し込む。入力端部45を押し込むと、フロントフ
ツトレスト41のストツパ部46が枢軸42aを
中心にして時計方向へ揺動して後方へ傾動する。
において反時計方向へ揺動すると、リンク部材6
1の出力端部63が、駆動リンク部材47を介し
てフロントフツトレスト41の入力端部45を押
し込む。入力端部45を押し込むと、フロントフ
ツトレスト41のストツパ部46が枢軸42aを
中心にして時計方向へ揺動して後方へ傾動する。
それにより、センタフツトレスト42が後方へ
傾動するに応じてストツパ部46がセンタフツト
レストの傾斜角度より大きく後方へ傾動し第3図
に示す状態になる。
傾動するに応じてストツパ部46がセンタフツト
レストの傾斜角度より大きく後方へ傾動し第3図
に示す状態になる。
この状態において、振動などでセンタフツトレ
スト42に載せた足が前方へずれ、そのつま先が
ストツパ部46に当たると、それ以上前方へ足が
ずれない。それにより、いわゆるフツトアングル
を適切な状態に維持することができる。
スト42に載せた足が前方へずれ、そのつま先が
ストツパ部46に当たると、それ以上前方へ足が
ずれない。それにより、いわゆるフツトアングル
を適切な状態に維持することができる。
センタフツトレスト42が前方へ移動すると、
リヤフツトレスト43はセンタフツトレスト42
に従動して前方へ移動する。リヤフツトレスト4
3が前方へ移動すると、リヤフツトレスト43の
後端部の嵌合ピン49が車体フロア10側の長孔
15に案内されながら前方へ移動する。
リヤフツトレスト43はセンタフツトレスト42
に従動して前方へ移動する。リヤフツトレスト4
3が前方へ移動すると、リヤフツトレスト43の
後端部の嵌合ピン49が車体フロア10側の長孔
15に案内されながら前方へ移動する。
すなわち、センタフツトレスト42が前方へ移
動しても、センタフツトレスト42と車体フロア
10との間には、リヤフツトレスト43が有つて
隙間が生じない。それにより、隙間から足が落ち
たりすることがなく、安全である。
動しても、センタフツトレスト42と車体フロア
10との間には、リヤフツトレスト43が有つて
隙間が生じない。それにより、隙間から足が落ち
たりすることがなく、安全である。
電動ロツクON−OFF部89をオフ状態にし
て、センタフツトレスト42を足で押し込むよう
にすると、圧縮ばね87の付勢力に抗して伸長し
た出力ロツド86が短縮し、前側の長いリンク部
材61が枢軸64を中心にして、また、後側の短
いリンク部材62が枢軸65を中心にして、第3
図において時計方向へそれぞれ揺動する。
て、センタフツトレスト42を足で押し込むよう
にすると、圧縮ばね87の付勢力に抗して伸長し
た出力ロツド86が短縮し、前側の長いリンク部
材61が枢軸64を中心にして、また、後側の短
いリンク部材62が枢軸65を中心にして、第3
図において時計方向へそれぞれ揺動する。
それにより、センタフツトレスト42が後方へ
移動し、後方移動に応じて後部に比べ前部が大き
く沈み込む。それにより、センタフツトレスト4
2の傾斜角度が次第に緩くなる。
移動し、後方移動に応じて後部に比べ前部が大き
く沈み込む。それにより、センタフツトレスト4
2の傾斜角度が次第に緩くなる。
リンク部材61が枢軸64を中心にして第3図
において時計方向へ揺動すると、リンク部材61
の入力端部63が駆動リンク部材47を介してフ
ロントフツトレスト41の入力端部45を引き込
む。それにより、フロントフツトレスト41が枢
軸42aを中心にして第3図において時計方向に
揺動し、ストツパ部46が傾動してその後方傾斜
角度が次第に緩くなる。
において時計方向へ揺動すると、リンク部材61
の入力端部63が駆動リンク部材47を介してフ
ロントフツトレスト41の入力端部45を引き込
む。それにより、フロントフツトレスト41が枢
軸42aを中心にして第3図において時計方向に
揺動し、ストツパ部46が傾動してその後方傾斜
角度が次第に緩くなる。
またセンタフツトレスト42が後方へ移動する
と、リヤフツトレスト43がセンタフツトレスト
42と車体フロア10とに連結した状態を維持し
ながら後方へ移動する。すなわち、仮にセンタフ
ツトレスト42と車体フロア10との間にリヤフ
ツトレスト43がなく隙間があつた場合、その隙
間が狭くなつて異物などが挟まつたりすることが
なく、安全である。
と、リヤフツトレスト43がセンタフツトレスト
42と車体フロア10とに連結した状態を維持し
ながら後方へ移動する。すなわち、仮にセンタフ
ツトレスト42と車体フロア10との間にリヤフ
ツトレスト43がなく隙間があつた場合、その隙
間が狭くなつて異物などが挟まつたりすることが
なく、安全である。
さらにリンク部材61が枢軸64を中心にして
第3図において時計方向へ揺動すると、フロント
フツトレスト41、センタフツトレスト42およ
びリヤフツトレスト43がそれぞれ略水平になつ
て、格納部12を塞ぎ、車体フロア10に滑らか
に連続するようになる。
第3図において時計方向へ揺動すると、フロント
フツトレスト41、センタフツトレスト42およ
びリヤフツトレスト43がそれぞれ略水平になつ
て、格納部12を塞ぎ、車体フロア10に滑らか
に連続するようになる。
前記実施例においては、フロントフツトレスト
42の前後移動に応じて後方傾斜角度が可変する
ものを示したが、それらの動作は独立したもので
もよい。
42の前後移動に応じて後方傾斜角度が可変する
ものを示したが、それらの動作は独立したもので
もよい。
また、後方へ移動した際の前部座席20と、車
体フロア10から出つ張つたフツトレスト装置3
0とが干渉しないように、前部座席20側のパワ
ーシートスライドの駆動用電気回路を遮断するス
イツチ部を備えてもよい。
体フロア10から出つ張つたフツトレスト装置3
0とが干渉しないように、前部座席20側のパワ
ーシートスライドの駆動用電気回路を遮断するス
イツチ部を備えてもよい。
「考案の効果」
本考案に係るフツトレスト装置によれば、駆動
部を操作することにより、フツトレスト体の前後
位置および傾斜角度がそれぞれ変位するようにし
たので、フツトレスト体が着座者の体格に適合し
た状態になり安楽性を向上することができるとと
もに、操作性も向上することができ、また、フツ
トレスト体が車体フロアと滑らかに連続するよう
にしたので、そのフツトレスト体上に荷物を安定
して載置したりして他の目的にも使え、乗降時に
フツトレスト体などが邪魔にならず、極めて使い
勝手のよいものにすることができる。
部を操作することにより、フツトレスト体の前後
位置および傾斜角度がそれぞれ変位するようにし
たので、フツトレスト体が着座者の体格に適合し
た状態になり安楽性を向上することができるとと
もに、操作性も向上することができ、また、フツ
トレスト体が車体フロアと滑らかに連続するよう
にしたので、そのフツトレスト体上に荷物を安定
して載置したりして他の目的にも使え、乗降時に
フツトレスト体などが邪魔にならず、極めて使い
勝手のよいものにすることができる。
第1図から第4図は本考案の一実施例を示して
おり、第1図はフツトレスト装置の配置状態を示
す正面図、第2図は同じく斜視図、第3図はフツ
トレスト装置の正面図、第4図は同じく要部の分
解正面図、第5図は従来例を示しており、フツト
レスト装置の配置状態を示す正面図である。 10……車体フロア、12……格納部、13…
…底部(内面の一部)、20……前部座席、25
……後部座席、30……フツトレスト装置、40
……フツトレスト体、41……フロントフツトレ
スト、42……センタフツトレスト、43……リ
ヤフツトレスト、60……リンク機構(作動機
構)、70……パワースライド機構(作動機構)、
80……駆動モータ(駆動部)、85……メカニ
カルロツク機構(駆動部)。
おり、第1図はフツトレスト装置の配置状態を示
す正面図、第2図は同じく斜視図、第3図はフツ
トレスト装置の正面図、第4図は同じく要部の分
解正面図、第5図は従来例を示しており、フツト
レスト装置の配置状態を示す正面図である。 10……車体フロア、12……格納部、13…
…底部(内面の一部)、20……前部座席、25
……後部座席、30……フツトレスト装置、40
……フツトレスト体、41……フロントフツトレ
スト、42……センタフツトレスト、43……リ
ヤフツトレスト、60……リンク機構(作動機
構)、70……パワースライド機構(作動機構)、
80……駆動モータ(駆動部)、85……メカニ
カルロツク機構(駆動部)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 座席の前方位置に装着され、着座者の足が載せ
られるフツトレスト装置において、 フツトレスト装置を収納可能な格納部を車体フ
ロアに凹設し、 前記格納部の上に位置するフツトレスト体を、
該フツトレスト体の前部、中央部、後部にそれぞ
れあたるフロントフツトレストとセンタフツトレ
ストとリヤフツトレストとで構成し、前記格納部
を塞いで車体フロアと滑らかに連続可能なように
前記フロントフツトレストと前記センタフツトレ
ストと前記リヤフツトレストとを配設し、 前記センタフツトレストを前後移動可能にかつ
後方へ傾動可能に、作動機構を介して前記格納部
の内面側に支持し、 前記センタフツトレストが後方へ傾動するに応
じて、該センタフツトレストより大きな角度で後
方へ傾動するように、前記センタフツトレストと
前記フロントフツトレストとを連結し、 車体フロアまたは前記センタフツトレストの少
なくとも一方に対し前記リヤフツトレストが前後
方向へ相対移動可能に、前記リヤフツトレストを
車体フロアと前記センタフツトレストとに連結
し、 前記センタフツトレストを前後方向へ移動すべ
くおよび後方へ傾動すべく、前記作動機構に駆動
部を連結したことを特徴とするフツトレスト装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4390288U JPH0542916Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4390288U JPH0542916Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01145851U JPH01145851U (ja) | 1989-10-06 |
JPH0542916Y2 true JPH0542916Y2 (ja) | 1993-10-28 |
Family
ID=31270283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4390288U Expired - Lifetime JPH0542916Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542916Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4997772B2 (ja) * | 2006-02-03 | 2012-08-08 | マツダ株式会社 | 自動車の可動フロア装置 |
JP4984556B2 (ja) * | 2006-02-02 | 2012-07-25 | マツダ株式会社 | 自動車の可動フロア装置 |
JP6591873B2 (ja) * | 2015-11-20 | 2019-10-16 | 日産自動車株式会社 | フロア昇降装置 |
JP7392340B2 (ja) * | 2019-09-17 | 2023-12-06 | トヨタ紡織株式会社 | フットレスト |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP4390288U patent/JPH0542916Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01145851U (ja) | 1989-10-06 |
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