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JPH0542401A - Nc工作機械 - Google Patents

Nc工作機械

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Publication number
JPH0542401A
JPH0542401A JP22660291A JP22660291A JPH0542401A JP H0542401 A JPH0542401 A JP H0542401A JP 22660291 A JP22660291 A JP 22660291A JP 22660291 A JP22660291 A JP 22660291A JP H0542401 A JPH0542401 A JP H0542401A
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JP
Japan
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headstock
tailstock
turret
tool
axis
Prior art date
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Application number
JP22660291A
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English (en)
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JP2900292B2 (ja
Inventor
Takeharu Andou
丈晴 安藤
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0542401A publication Critical patent/JPH0542401A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の工具を一度に取付可能な大型タレット
刃物台として、ATCを用いずに複雑な加工工程の工作
物の連続加工を可能とする。 【構成】 ベッド1と一体の取付台上に旋回割出し可能
な大型タレット16を有する固定刃物台15を固着し、
主軸台6,心押台11をそれぞれX・Z軸方向に同期又
は単独移動可能に設け、軸物工作物W1をチャック8と
センタ13間で支持したままの状態で主軸台,心押台を
X・Z軸方向に同期移動させて切削加工を行う。 尚、
心押台を対向主軸台に代えることもでき、また主軸中心
線の両側に固定刃物台を設けることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は刃物台側が固定で主軸
台,心押台側が移動する形式のNC旋盤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のNC旋盤は、図7に示すように主
軸台101とZ軸方向取付け位置移動可能な心押台10
2により工作物を支持し、刃物台103又は104のX
・Z軸方向移動で切削加工を行う形式のものが普通であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたN
C旋盤は、刃物台がX・Z軸方向移動することを前提と
しているため、動作時の慣性やカバー等との干渉等によ
り刃物台の大きさが制限され、刃物台にセットされる工
具本数も制限を受けることになるので複雑な加工工程の
工作物では、加工の途中で工具交換が必要となり、時間
と労力の無駄が生じるという問題点を有している。この
ための自動工具交換装置を取付けると、労力の無駄だけ
は解消される代わりに、占有面積が増大し、機械がコス
トアップし、そのうえ工具受け渡し時間だけは依然とし
て必要であるという問題点が残る。本発明は従来の技術
の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは多数本の工具を一度にセットす
ることのできる大型刃物台とし、複雑な加工工程の工作
物の連続加工を可能とするNC旋盤を提供しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明におけるNC工作機械は、X・Z軸方向に移動
可能な主軸台と、X・Z軸方向に移動可能な心押台と、
該心押台及び前記主軸台をそれぞれX・Z軸方向に同期
又は単独に移動するNC制御の駆動手段と、前記主軸及
び心押軸の中心線の少なくとも片側に設けられた旋回割
出し可能なタレットを有する固定刃物台とを含んでなる
ものである。また心押台に代えて対向主軸台を設けるこ
ともできる。
【0005】
【作用】主軸台と心押台又は主軸台と対向主軸台に、軸
物工作物を支持した状態で、NCの同期移動指令により
X・Z軸方向の同期移動を行い、固定刃物台のタレット
に取付けられ切削位置に割出されている工具により切削
加工を行う。またチャッカーとして使用する場合には、
主軸台のチャックにて工作物の素材を把持して表面の一
次加工を行い、一次加工の終わった工作物を、対向主軸
台の対向チャックに自動把持替えして二次加工を行う。
また固定刃物台を主軸中心線の両側に有する旋盤の場合
には、主軸台と対向主軸台の両方にそれぞれ把持する二
つの工作物の同時加工が可能となる。
【0006】
【実施例】第1実施例について図1〜図3を参照して説
明する。床上に設置されたベッド1上に、中央の凹部1
aを挟んで両側にZ軸方向の案内1b,1cが設けられ
ている。そして案内1b上には上面にX軸方向の案内2
aを有する左往復台2が、また案内1c上には上面にX
軸方向の案内3aを有する右往復台3がそれぞれ移動可
能に載置されており、左往復台2は図示しないサーボモ
ータによりボールねじ4を介して移動位置決めされ、右
往復台3は図示しないサーボモータによりボールねじ5
を介して移動位置決めされる。
【0007】左往復台2上に、主軸台6が移動可能に載
置されており、主軸台6に図示しないビルトインモータ
により回転される主軸7が回転可能に支承され、主軸7
の先端にチャック8が同心に嵌着されている。そして主
軸台6は図示しないサーボモータによりボールねじ9を
介して移動位置決めされる。更に右往復台3上に心押台
11が移動可能に載置されており、心押台11に心押軸
12が主軸5と同心かつ軸方向移動可能に支持され、心
押軸11先端に回転センタ13が着脱可能に装着されて
いる。そして心押台11は図示しないサーボモータによ
りボールねじ14を介して移動位置決めされる。
【0008】ベッド1の後側には後述の固定刃物台用取
付台1dが一体に設けられており、この取付台1d上に
大型の固定刃物台15が固着され、固定刃物台15に大
径のタレット16がZ軸方向の図示しない旋回中心軸の
まわりで旋回割出し可能に設けられている。このタレッ
ト16はベッド1のほぼ中央に位置し、外周に多数の工
具取付ステーションを有し、この工具取付ステーション
に工具Tが着脱可能に取付けられている。更にベッド1
中央の凹部1aに、X軸方向後側に向けて切粉を排出す
るチップコンベア17が設置され、チップコンベア17
の下に切削液タンク18が取付けられており、機外に切
粉収納箱19が設置されている。
【0009】続いて第1実施例の作用について説明す
る。チャック8に軸物工作物W1の左端部が把持され、
右端面のセンタ穴が心押台11の回転センタ13により
支持され、主軸7の回転で工作物Wが回転され、NCの
同期移動指令で主軸台6と心押台11が工作物支持状態
を保って同時にX軸及びZ軸移動し、タレット16の切
削位置に割出されている最初の工具Tにより切削加工が
行われる。最初の工具Tによる切削加工が終了すると、
主軸台6,心押台11が同期移動して干渉のない位置に
退避したのち、タレット16が旋回して次の工具Tが切
削位置に割出され、前述の方法で切削加工が再開され
る。
【0010】次に第2実施例について図4を参照して説
明する。第2実施例の第1実施例と異なるところは、右
往復台3上に心押台11に代わって対向主軸台21がX
軸方向移動可能に載置されているところのみであり、他
は同一のため重複を避けるため同一個所には同一符号を
付して説明を省略する。対向主軸台21には内蔵するビ
ルトインモータにより回転される対向主軸22が回転可
能に軸承されており、対向主軸22の先端に対向チャッ
ク23が同心に嵌着されている。
【0011】続いて第2実施例の作用について説明す
る。軸物工作物W1の左端部がチャック8に、また右端
部が対向チャック23により把持され、主軸7と対向主
軸22の同時回転で工作物W1が回転され,NCの同期
移動指令で主軸台6と対向主軸台7が工作物W1を把持
したままの状態で同時にX軸及びZ軸移動して、切削位
置に割出されている最初の工具Tにより切削加工が行わ
れる。最初の工具Tによる切削加工が終わると、主軸台
6,対向主軸台21が同期移動して干渉のない位置に退
避したのち、タレット16が旋回して次の工具Tが切削
位置に割出され、前述の方法で切削加工が再開される。
【0012】またチャッカーとして使用する場合には、
最初にチャック8に工作物W2の素材を把持して、表面
の一次加工を行い、一次加工が終わると、対向主軸台2
1をZ軸方向チャック8側に移動して対向チャック23
の開口する把持爪中に工作物の右端部を挿入し、対向チ
ャック23を閉じたあとチャック8を開いて把持替えを
行い、主軸台6を干渉のない位置に退避させたのち、対
向主軸台21のX軸及びZ軸方向移動で裏面の二次加工
を行う。
【0013】次に第3実施例について図5を参照して説
明する。第3実施例の第2実施例と異なるところは、ベ
ッド1の前後に取付台が設けられており、この取付台上
に大型の後側固定刃物台25と大型の前側固定刃物台2
6が固着されているところのみであり、他は同一のため
重複を避けるため同一個所には同一符号を付して説明を
省略する。後側固定刃物台25にZ軸方向の図示しない
旋回中心軸のまわりで旋回割出可能に大型の後側タレッ
ト27が支持されており、前側固定刃物台26にZ軸方
向の図示しない旋回中心軸のまわりで旋回割出可能に大
型の前側タレット28が支持されている。そして後側タ
レット27と前側タレット28はベッド中央より位置に
互いにZ軸方向に距離を有して設けられている。
【0014】続いて第3実施例の作用について説明す
る。二個の工作物W2をチャック8と、対向チャック2
3にそれぞれ把持して、主軸台6のX軸及びZ軸移動
と、対向主軸台21のX軸及びZ軸移動によりチャック
8の工作物W2を後側タレット27の工具Tで、対向チ
ャック23の工作物W2を前側タレット28の工具Tに
より同時に切削する。尚、チャック8と対向チャック2
3を同心として軸物工作物の両端部を把持し、後側タレ
ット27の工具T又は前側タレット28の工具Tにより
切削加工を行うことも可能である。またチャック8に工
作物W2の素材を把持して後側タレット27の工具Tに
より表面の一次加工を行い、一次加工の終わった工作物
W2を対向チャックに自動把持替えして、前側タレット
28の工具Tにより行う裏面の二次加工を行うこともで
き、この場合の一次加工と二次加工は同時加工が可能で
ある。
【0015】次に第4実施例について図6を参照して説
明する。第4実施例の第1実施例と異なるところは、ベ
ッド1の前側上にZ軸方向の案内1b,1cに対して平
行な案内1eが設けられており、この案内1e上に前側
往復台31が移動可能に載置され、前側往復台31上の
X軸方向の案内31a上に刃物台32が移動可能に載置
されている。刃物台32にZ軸方向の図示しない旋回中
心軸のまわりで旋回割出可能にタレット33が設けられ
ており、タレット外周に複数の工具取付ステーションが
設けられている。この第4実施例のNC旋盤は、第1実
施例の作用のほか、左往復台2,右往復台3をそれぞれ
外側移動端近くまで広げなければ支持することのできな
い長物工作物W3の外径切削加工が可能となる。尚第1
実施例,第2実施例,第4実施例のタレット16及び第
3実施例の後側タレット27,前側タレット28は、Z
軸方向の旋回中心軸のまわりで旋回割出可能なものと限
定されるものではなく、X軸方向の旋回中心軸のまわり
で旋回割出し可能とすることもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成ので次に記載
する効果を奏する。刃物台側を固定とし、主軸台と心押
台側又は主軸台と対向主軸台側のX・Z方向移動で切削
加工を行う形式のNC旋盤としたので、刃物台の大きさ
を制限する要素が無くなり、多数の工具を一度に取付可
能な大型タレットとすることができ、複雑な加工工程の
工作物の連続加工が可能となり、工具交換に必要な労力
や時間の無駄がなくなる。また刃物台が固定のため切粉
落下位置が一定となるため、切削カバー及びチップコン
ベア,切削液タンク等を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のNC旋盤の正面図である。
【図2】図1の上視図である。
【図3】図1の側面の断面図である。
【図4】第2実施例のNC旋盤の正面図である。
【図5】第3実施例のNC旋盤の上視図である。
【図6】第4実施例のNC旋盤の側面の断面図である。
【図7】従来の技術のNC旋盤の斜視姿図である。
【符号の説明】
1 ベッド 6 主軸台 11 心押台 15 固定
刃物台 16 タレット 21 対向
主軸台 25 後側固定刃物台 26 前側
固定刃物台 27 後側タレット 28 前側
タレット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X・Z軸方向に移動可能な主軸台と、X
    ・Z軸方向に移動可能な心押台と、該心押台及び前記主
    軸台をそれぞれX・Z軸方向に同期又は単独に移動する
    NC制御の駆動手段と、前記主軸及び心押軸の中心線の
    少なくとも片側に設けられた旋回割出し可能なタレット
    を有する固定刃物台とを含んでなることを特徴とするN
    C工作機械。
  2. 【請求項2】 心押台に代えて対向主軸台を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のNC工作機械。
JP3226602A 1991-08-12 1991-08-12 Nc工作機械 Expired - Lifetime JP2900292B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3226602A JP2900292B2 (ja) 1991-08-12 1991-08-12 Nc工作機械

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Publications (2)

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JPH0542401A true JPH0542401A (ja) 1993-02-23
JP2900292B2 JP2900292B2 (ja) 1999-06-02

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