JPH0540300A - 情報記録位置制御装置 - Google Patents
情報記録位置制御装置Info
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- JPH0540300A JPH0540300A JP3219244A JP21924491A JPH0540300A JP H0540300 A JPH0540300 A JP H0540300A JP 3219244 A JP3219244 A JP 3219244A JP 21924491 A JP21924491 A JP 21924491A JP H0540300 A JPH0540300 A JP H0540300A
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film, e.g. title, time of exposure
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】フィルム上の各撮影駒に設定された情報記録領
域の先端から情報を記録して、各撮影駒ごとに充分な情
報記録容量を確保することができる情報記録位置制御装
置を提供する。 【構成】情報記録位置制御装置に、情報記録領域の先端
からフィルム給送方向の上流に配置され、情報記録領域
に情報を記録する情報記録手段MH1と、フィルム給送
手段によるフィルムの給送開始後の経過時間を計時する
計時手段と、この計時手段によって、フィルムの給送開
始後から情報記録領域の先端が情報記録手段MH1に達
するまでの時間が計時されると、情報記録手段MH1で
フィルムの情報記録領域に情報の記録を開始させる制御
手段とを備え、情報記録領域の先端から情報を記録す
る。
域の先端から情報を記録して、各撮影駒ごとに充分な情
報記録容量を確保することができる情報記録位置制御装
置を提供する。 【構成】情報記録位置制御装置に、情報記録領域の先端
からフィルム給送方向の上流に配置され、情報記録領域
に情報を記録する情報記録手段MH1と、フィルム給送
手段によるフィルムの給送開始後の経過時間を計時する
計時手段と、この計時手段によって、フィルムの給送開
始後から情報記録領域の先端が情報記録手段MH1に達
するまでの時間が計時されると、情報記録手段MH1で
フィルムの情報記録領域に情報の記録を開始させる制御
手段とを備え、情報記録領域の先端から情報を記録す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム上の情報の記
録位置を制御する情報記録位置制御装置に関する。
録位置を制御する情報記録位置制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各撮影駒ごとの露出値や日付などの撮影
に関する情報を、フィルム上の各撮影駒に対応する情報
記録位置に記録させる情報記録位置制御装置が知られて
いる。
に関する情報を、フィルム上の各撮影駒に対応する情報
記録位置に記録させる情報記録位置制御装置が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィルム上
に記録された情報はラボにおいて再生され、各撮影駒の
情報に従ってプリント処理が行なわれる。従って、撮影
情報は、情報記録トラック上の各撮影駒に対応する所定
の記録領域内に確実に記録されなければならない。
に記録された情報はラボにおいて再生され、各撮影駒の
情報に従ってプリント処理が行なわれる。従って、撮影
情報は、情報記録トラック上の各撮影駒に対応する所定
の記録領域内に確実に記録されなければならない。
【0004】また情報の記録方法は、1と0のディジタ
ル信号に対応する長,短2種類の磁気的または光学的な
記録信号の組合せによって、情報をコード化してフィル
ム上に記録することが考えられる。しかし、情報記録時
にフィルムの給送速度が変動すると、予め定めた記録信
号の間隔が変化し、記録された信号から正常な撮影情報
にデコードできないおそれがある。
ル信号に対応する長,短2種類の磁気的または光学的な
記録信号の組合せによって、情報をコード化してフィル
ム上に記録することが考えられる。しかし、情報記録時
にフィルムの給送速度が変動すると、予め定めた記録信
号の間隔が変化し、記録された信号から正常な撮影情報
にデコードできないおそれがある。
【0005】このような不具合を解決するため、給送開
始後、フィルムの速度が一定になるまでタイマーで情報
の記録開始時刻を遅延させることが考えられる。図14
に示すように、フィルム100のある撮影駒101が、
所定の撮影位置、すなわちカメラのアパーチャーと対向
しており、情報記録ヘッドMH2が、この撮影駒101
の情報記録領域101Rの給送方向先端に配置されてい
るとする。撮影駒101の撮影終了後の1駒送り時に、
撮影駒101の撮影情報が情報記録ヘッドMH2によっ
て情報記録領域101Rに記録される。この時、フィル
ム100の給送開始後、フィルム給送速度が一定になる
までの時間だけ情報の記録開始を遅らせ、情報記録領域
101Rの位置Kから情報記録を開始する。
始後、フィルムの速度が一定になるまでタイマーで情報
の記録開始時刻を遅延させることが考えられる。図14
に示すように、フィルム100のある撮影駒101が、
所定の撮影位置、すなわちカメラのアパーチャーと対向
しており、情報記録ヘッドMH2が、この撮影駒101
の情報記録領域101Rの給送方向先端に配置されてい
るとする。撮影駒101の撮影終了後の1駒送り時に、
撮影駒101の撮影情報が情報記録ヘッドMH2によっ
て情報記録領域101Rに記録される。この時、フィル
ム100の給送開始後、フィルム給送速度が一定になる
までの時間だけ情報の記録開始を遅らせ、情報記録領域
101Rの位置Kから情報記録を開始する。
【0006】しかしながら、このように単純に情報記録
開始時刻を遅らせる方法では、情報記録領域の給送方向
先端から情報が記録されず、記録開始を遅延させた分だ
け情報記録領域が狭くなり、情報記録容量が減少すると
いう問題がある。
開始時刻を遅らせる方法では、情報記録領域の給送方向
先端から情報が記録されず、記録開始を遅延させた分だ
け情報記録領域が狭くなり、情報記録容量が減少すると
いう問題がある。
【0007】本発明の目的は、フィルム上の各撮影駒に
設定された情報記録領域の先端から情報を記録して、撮
影駒ごとに充分な情報記録容量を確保することができる
情報記録位置制御装置を提供することにある。
設定された情報記録領域の先端から情報を記録して、撮
影駒ごとに充分な情報記録容量を確保することができる
情報記録位置制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応づけて本発明を説明すると、請求項1の発明
は、フィルム給送手段3,3aによるフィルムの給送に
ともなって、情報をフィルム上の各撮影駒に対応した情
報記録領域に記録させる情報記録位置制御装置に適用さ
れる。そして、情報記録領域の先端からフィルム給送方
向の上流に配置され、情報記録領域に情報を記録する情
報記録手段MH1と、フィルム給送手段3,3aによる
フィルムの給送開始後の経過時間を計時する計時手段4
aと、この計時手段4aによって、フィルムの給送開始
後から情報記録領域の先端が情報記録手段MH1に達す
るまでの時間が計時されると、情報記録手段MH1,2
でフィルムの情報記録領域に情報の記録を開始させる制
御手段4とを備え、これにより、上記目的を達成する。
また請求項2の発明は、フィルム給送手段3,3aによ
るフィルムの給送にともなって、フィルム上の各撮影駒
に対応した情報記録領域に情報を記録する情報記録位置
制御装置に適用される。そして、情報記録領域の先端か
らフィルム給送方向の上流に配置され、情報記録領域に
情報を記録する情報記録手段MH1と、フィルム給送手
段3,3aによって給送されるフィルムの給送量を検出
するフィルム給送量検出手段20,PS2,30と、こ
のフィルム給送量検出手段20,PS2,30によって
検出されたフィルムの給送量が、情報記録手段MH1か
ら情報記録領域の先端までの距離に相当する量に達した
時に、情報記録手段MH1,2でフィルムの情報記録領
域に情報の記録を開始させる制御手段21,31とを備
え、これにより、上記目的を達成する。請求項3の発明
は、フィルム給送手段3,3aによるフィルムの給送時
に、所定の給送量ごとに信号を発生するパルス発生器か
ら構成されるフィルム給送量検出手段20を備える。さ
らに請求項4の発明は、フィルムが予め定めた給送量だ
け給送された時に、フィルム上のパーフォレーションを
検出するように配置されたパーフォレーション検出器か
ら構成されるフィルム給送量検出手段PS2,30を備
える。
1に対応づけて本発明を説明すると、請求項1の発明
は、フィルム給送手段3,3aによるフィルムの給送に
ともなって、情報をフィルム上の各撮影駒に対応した情
報記録領域に記録させる情報記録位置制御装置に適用さ
れる。そして、情報記録領域の先端からフィルム給送方
向の上流に配置され、情報記録領域に情報を記録する情
報記録手段MH1と、フィルム給送手段3,3aによる
フィルムの給送開始後の経過時間を計時する計時手段4
aと、この計時手段4aによって、フィルムの給送開始
後から情報記録領域の先端が情報記録手段MH1に達す
るまでの時間が計時されると、情報記録手段MH1,2
でフィルムの情報記録領域に情報の記録を開始させる制
御手段4とを備え、これにより、上記目的を達成する。
また請求項2の発明は、フィルム給送手段3,3aによ
るフィルムの給送にともなって、フィルム上の各撮影駒
に対応した情報記録領域に情報を記録する情報記録位置
制御装置に適用される。そして、情報記録領域の先端か
らフィルム給送方向の上流に配置され、情報記録領域に
情報を記録する情報記録手段MH1と、フィルム給送手
段3,3aによって給送されるフィルムの給送量を検出
するフィルム給送量検出手段20,PS2,30と、こ
のフィルム給送量検出手段20,PS2,30によって
検出されたフィルムの給送量が、情報記録手段MH1か
ら情報記録領域の先端までの距離に相当する量に達した
時に、情報記録手段MH1,2でフィルムの情報記録領
域に情報の記録を開始させる制御手段21,31とを備
え、これにより、上記目的を達成する。請求項3の発明
は、フィルム給送手段3,3aによるフィルムの給送時
に、所定の給送量ごとに信号を発生するパルス発生器か
ら構成されるフィルム給送量検出手段20を備える。さ
らに請求項4の発明は、フィルムが予め定めた給送量だ
け給送された時に、フィルム上のパーフォレーションを
検出するように配置されたパーフォレーション検出器か
ら構成されるフィルム給送量検出手段PS2,30を備
える。
【0009】
【作用】請求項1では、制御手段4が、計時手段4aに
よってフィルムの給送開始後から情報記録領域の先端が
情報記録手段MH1に達するまでの時間が計時される
と、情報記録手段MH1,2でフィルムの情報記録領域
に情報の記録を開始させる。請求項2では、フィルム給
送量検出手段20,PS2,30によって検出されたフ
ィルムの給送量が、情報記録手段MH1から情報記録領
域の先端までの距離に相当する量に達した時に、制御手
段21,31が、情報記録手段MH1,2でフィルムの
情報記録領域に情報の記録を開始させる。請求項3で
は、パルス発生器から構成されるフィルム給送量検出手
段20が、フィルム給送手段3,3aによるフィルムの
給送時に、所定の給送量ごとに信号を発生してフィルム
の給送量を検出する。請求項4では、パーフォレーショ
ン検出器から構成されるフィルム給送量検出手段PS
2,30が、フィルムが予め定めた給送量だけ給送され
た時に、フィルム上のパーフォレーションを検出するよ
うに配置され、フィルムの給送量を検出する。
よってフィルムの給送開始後から情報記録領域の先端が
情報記録手段MH1に達するまでの時間が計時される
と、情報記録手段MH1,2でフィルムの情報記録領域
に情報の記録を開始させる。請求項2では、フィルム給
送量検出手段20,PS2,30によって検出されたフ
ィルムの給送量が、情報記録手段MH1から情報記録領
域の先端までの距離に相当する量に達した時に、制御手
段21,31が、情報記録手段MH1,2でフィルムの
情報記録領域に情報の記録を開始させる。請求項3で
は、パルス発生器から構成されるフィルム給送量検出手
段20が、フィルム給送手段3,3aによるフィルムの
給送時に、所定の給送量ごとに信号を発生してフィルム
の給送量を検出する。請求項4では、パーフォレーショ
ン検出器から構成されるフィルム給送量検出手段PS
2,30が、フィルムが予め定めた給送量だけ給送され
た時に、フィルム上のパーフォレーションを検出するよ
うに配置され、フィルムの給送量を検出する。
【0010】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段および作用の項では、本発明を分り
やすくするために各手段の符号に対応する実施例の要素
と同一の符号を用いたが、これにより本発明が実施例に
限定されるものではない。
解決するための手段および作用の項では、本発明を分り
やすくするために各手段の符号に対応する実施例の要素
と同一の符号を用いたが、これにより本発明が実施例に
限定されるものではない。
【0011】
【実施例】 −第1の実施例− 図2は、第1の実施例の構成を示すブロック図である。
図において、1は光電変換回路であり、発光素子と受光
素子から成るパーフォレーション検出器PS1によって
フィルム上のパーフォレーションを検出し、その検出信
号を電気信号に変換する。2は記録回路であり、磁気記
録ヘッドMH1を駆動してフィルム上の磁気トラックに
情報を記録する。3はモータ駆動回路であり、フィルム
給送モータ3aを駆動してフィルムの給送を行なう。4
は、マイクロコンピュータおよびタイマ4a,メモリ4
bなどの周辺部品から構成される制御回路であり、カメ
ラのシーケンス制御および種々の演算を行なうととも
に、後述する制御プログラムを実行して情報記録位置を
制御する。またSW1は、図示しないシャッターレリー
ズボタンが半押しされた時にオンするスイッチ、SW2
は、シャッターレリーズボタンが全押しされた時にオン
するスイッチである。
図において、1は光電変換回路であり、発光素子と受光
素子から成るパーフォレーション検出器PS1によって
フィルム上のパーフォレーションを検出し、その検出信
号を電気信号に変換する。2は記録回路であり、磁気記
録ヘッドMH1を駆動してフィルム上の磁気トラックに
情報を記録する。3はモータ駆動回路であり、フィルム
給送モータ3aを駆動してフィルムの給送を行なう。4
は、マイクロコンピュータおよびタイマ4a,メモリ4
bなどの周辺部品から構成される制御回路であり、カメ
ラのシーケンス制御および種々の演算を行なうととも
に、後述する制御プログラムを実行して情報記録位置を
制御する。またSW1は、図示しないシャッターレリー
ズボタンが半押しされた時にオンするスイッチ、SW2
は、シャッターレリーズボタンが全押しされた時にオン
するスイッチである。
【0012】以上の実施例の構成において、モータ駆動
回路3およびフィルム給送モータ3aがフィルム給送手
段を、タイマ4aが計時手段を、制御回路4が制御手段
を、磁気記録ヘッドMH1および記録回路2が情報記録
手段をそれぞれ構成する。
回路3およびフィルム給送モータ3aがフィルム給送手
段を、タイマ4aが計時手段を、制御回路4が制御手段
を、磁気記録ヘッドMH1および記録回路2が情報記録
手段をそれぞれ構成する。
【0013】図3は、第1の実施例に用いられるフィル
ム例と、磁気記録ヘッドMH1およびパーフォレーショ
ン検出器PS1との位置関係を示す図である。なおこの
実施例では、撮影駒ごとに情報記録領域と2個のパーフ
ォレーションとが設けられたフィルム10を例に上げて
説明する。ここで、撮影駒とその撮影駒に対応する情報
記録領域との位置関係は、規格などによって厳密に定め
られなければならない。もし、これらの位置関係が不明
確であると、ラボにおけるプリント処理時に、各撮影駒
に対応する撮影情報が正常に再生できないことがある。
また、カメラごとにこれらの位置関係が異なると、未露
光駒を残して途中で取り出されたフィルムを別のカメラ
に装填した時、撮影駒の二重露光は防止できても、すで
に情報が記録されている撮影済み駒の情報記録領域に他
の駒の情報を重ね書きするおそれがある。
ム例と、磁気記録ヘッドMH1およびパーフォレーショ
ン検出器PS1との位置関係を示す図である。なおこの
実施例では、撮影駒ごとに情報記録領域と2個のパーフ
ォレーションとが設けられたフィルム10を例に上げて
説明する。ここで、撮影駒とその撮影駒に対応する情報
記録領域との位置関係は、規格などによって厳密に定め
られなければならない。もし、これらの位置関係が不明
確であると、ラボにおけるプリント処理時に、各撮影駒
に対応する撮影情報が正常に再生できないことがある。
また、カメラごとにこれらの位置関係が異なると、未露
光駒を残して途中で取り出されたフィルムを別のカメラ
に装填した時、撮影駒の二重露光は防止できても、すで
に情報が記録されている撮影済み駒の情報記録領域に他
の駒の情報を重ね書きするおそれがある。
【0014】図3において、今、フィルム10の撮影駒
11が図示しないカメラのアパーチャーに対向した状態
にあるとする。本発明では、情報記録領域11Rの先端
からフィルム給送方向上流の所定の位置に、磁気記録ヘ
ッドMH1が配置される。この情報記録領域11Rの先
端から磁気記録ヘッドMH1までの距離は、給送開始
後、フィルム10の給送速度が一定になるまでに給送さ
れるフィルム給送量に相当する距離以上に設定される。
また、パーフォレーション検出器PS1は、アパーチャ
ーに対向する撮影駒11のパーフォレーション11aに
対向する位置に配置される。なお以下では、各撮影駒の
フィルム給送方向上流に配置されたパーフォレーション
11aを第1パーフォレーションと呼び、下流に配置さ
れたパーフォレーション11bを第2パーフォレーショ
ンと呼ぶ。
11が図示しないカメラのアパーチャーに対向した状態
にあるとする。本発明では、情報記録領域11Rの先端
からフィルム給送方向上流の所定の位置に、磁気記録ヘ
ッドMH1が配置される。この情報記録領域11Rの先
端から磁気記録ヘッドMH1までの距離は、給送開始
後、フィルム10の給送速度が一定になるまでに給送さ
れるフィルム給送量に相当する距離以上に設定される。
また、パーフォレーション検出器PS1は、アパーチャ
ーに対向する撮影駒11のパーフォレーション11aに
対向する位置に配置される。なお以下では、各撮影駒の
フィルム給送方向上流に配置されたパーフォレーション
11aを第1パーフォレーションと呼び、下流に配置さ
れたパーフォレーション11bを第2パーフォレーショ
ンと呼ぶ。
【0015】図4は、マイクロコンピュータで実行され
る情報記録位置制御プログラム例を示すフローチャート
である。また図5は、図2に示す装置各部の信号波形を
示すタイムチャートであり、図5(a)はフィルム給送
モータ3aの駆動信号を示し、図5(b)はフィルム給
送モータ3aのブレーキ信号を示し、図5(c)はフィ
ルム10の給送速度を示し、図5(d)は、パーフォレ
ーション検出器PS1から出力されるパーフォレーショ
ン検出信号を示し、図5(e)は、モータ3aの通電直
後、すなわちフィルム10の給送開始直後から情報記録
を開始した場合の記録信号を示し、図5(f)は、モー
タ3aの通電開始からt2時間経過後に情報記録を開始
した場合の記録信号を示す。図2〜図5により、第1の
実施例の動作を説明する。まずステップS1において、
スイッチSW1によりシャッターレリーズボタンが半押
しされたか否かを判別し、半押しされるとステップS2
へ進み、不図示の測光装置および測距装置を制御して周
知の測光および測距を行なう。ステップS3で、スイッ
チSW2によりシャッターレリーズボタンが全押しされ
たか否かを判別し、全押しされるとステップS4へ進
み、不図示の露出制御装置を制御して撮影駒11の露光
を行なう。次にステップS5で、撮影駒11のシャッタ
ー速度,絞り値,撮影日付などの撮影に関する情報をメ
モリ4bに記憶し、続くステップS6で、モータ駆動回
路3を制御してフィルム給送モータ3aを起動し、フィ
ルム10の給送を開始する。なお、フィルム給送モータ
3aにより給送されるフィルム10の速度は、図5
(c)に示すようにモータ3aに通電開始直後から立上
がり、時間t1後に一定になる。このモータ3aの立上
がり期間中に情報記録を開始すると、上述したように記
録された情報の信号間隔が変化し、記録された信号から
正常な撮影情報にデコードできないことがある。
る情報記録位置制御プログラム例を示すフローチャート
である。また図5は、図2に示す装置各部の信号波形を
示すタイムチャートであり、図5(a)はフィルム給送
モータ3aの駆動信号を示し、図5(b)はフィルム給
送モータ3aのブレーキ信号を示し、図5(c)はフィ
ルム10の給送速度を示し、図5(d)は、パーフォレ
ーション検出器PS1から出力されるパーフォレーショ
ン検出信号を示し、図5(e)は、モータ3aの通電直
後、すなわちフィルム10の給送開始直後から情報記録
を開始した場合の記録信号を示し、図5(f)は、モー
タ3aの通電開始からt2時間経過後に情報記録を開始
した場合の記録信号を示す。図2〜図5により、第1の
実施例の動作を説明する。まずステップS1において、
スイッチSW1によりシャッターレリーズボタンが半押
しされたか否かを判別し、半押しされるとステップS2
へ進み、不図示の測光装置および測距装置を制御して周
知の測光および測距を行なう。ステップS3で、スイッ
チSW2によりシャッターレリーズボタンが全押しされ
たか否かを判別し、全押しされるとステップS4へ進
み、不図示の露出制御装置を制御して撮影駒11の露光
を行なう。次にステップS5で、撮影駒11のシャッタ
ー速度,絞り値,撮影日付などの撮影に関する情報をメ
モリ4bに記憶し、続くステップS6で、モータ駆動回
路3を制御してフィルム給送モータ3aを起動し、フィ
ルム10の給送を開始する。なお、フィルム給送モータ
3aにより給送されるフィルム10の速度は、図5
(c)に示すようにモータ3aに通電開始直後から立上
がり、時間t1後に一定になる。このモータ3aの立上
がり期間中に情報記録を開始すると、上述したように記
録された情報の信号間隔が変化し、記録された信号から
正常な撮影情報にデコードできないことがある。
【0016】ステップS7で、タイマ4aに予め設定し
た時間t2だけ待機する。なおこのタイマ4aの設定時
間t2は、フィルム10の給送が開始されてから情報記
録領域11Rの先端が磁気記録ヘッドMH1の位置に達
するまでの時間であり、温度変化,電源電圧変動などを
考慮して決定される。続くステップS8で、記録回路2
を制御してメモリ4bに記憶されている撮影駒11の撮
影情報の記録を開始する。すなわち、撮影駒11の撮影
情報は、撮影駒11の情報記録領域11Rの先端から記
録される。ステップS9で、撮影駒11の第2パーフォ
レーション11bが検出されたか否かを判別し、パーフ
ォレーション11bが検出されるとステップS10へ進
み、そうでなければステップS8へ戻る。ステップS1
0で、情報記録を終了させた後、ステップS11で、フ
ィルム10の停止位置を確保するため、図5(a)に示
すように、モータ3aのデューティー駆動を開始してフ
ィルム10の給送速度を減速する。次にステップS12
で、次の撮影駒12の第1パーフォレーション12aが
検出されたか否かを判別し、検出されるとステップS1
3へ進み、図5(b)に示すようにモータ3aにブレー
キ信号を供給してフィルム10の給送を停止する。
た時間t2だけ待機する。なおこのタイマ4aの設定時
間t2は、フィルム10の給送が開始されてから情報記
録領域11Rの先端が磁気記録ヘッドMH1の位置に達
するまでの時間であり、温度変化,電源電圧変動などを
考慮して決定される。続くステップS8で、記録回路2
を制御してメモリ4bに記憶されている撮影駒11の撮
影情報の記録を開始する。すなわち、撮影駒11の撮影
情報は、撮影駒11の情報記録領域11Rの先端から記
録される。ステップS9で、撮影駒11の第2パーフォ
レーション11bが検出されたか否かを判別し、パーフ
ォレーション11bが検出されるとステップS10へ進
み、そうでなければステップS8へ戻る。ステップS1
0で、情報記録を終了させた後、ステップS11で、フ
ィルム10の停止位置を確保するため、図5(a)に示
すように、モータ3aのデューティー駆動を開始してフ
ィルム10の給送速度を減速する。次にステップS12
で、次の撮影駒12の第1パーフォレーション12aが
検出されたか否かを判別し、検出されるとステップS1
3へ進み、図5(b)に示すようにモータ3aにブレー
キ信号を供給してフィルム10の給送を停止する。
【0017】なお、図5に示すタイムチャートでは、
(e)に示すように給送開始直後に情報記録を開始した
場合に比べ、(f)に示すようにモータ3aの立上がり
時間t1を考慮して、フィルム給送を開始してからタイ
マ4aの設定時間t2後に、情報記録を開始した場合の
方が情報記録量が少なくなるように見えるが、本発明で
は予め磁気記録ヘッドMH1を情報記録領域11Rの先
端からフィルム給送方向上流に配置しているので、情報
記録容量は従来装置よりも多くなる。
(e)に示すように給送開始直後に情報記録を開始した
場合に比べ、(f)に示すようにモータ3aの立上がり
時間t1を考慮して、フィルム給送を開始してからタイ
マ4aの設定時間t2後に、情報記録を開始した場合の
方が情報記録量が少なくなるように見えるが、本発明で
は予め磁気記録ヘッドMH1を情報記録領域11Rの先
端からフィルム給送方向上流に配置しているので、情報
記録容量は従来装置よりも多くなる。
【0018】このように、アパーチャーと対向した撮影
駒の情報記録領域の先端からフィルム給送方向上流に磁
気記録ヘッドMH1を配置し、フィルム給送開始後、情
報記録領域の先端が磁気記録ヘッドMH1に達するまで
の時間が計時されると、情報の記録を開始するようにし
たので、撮影駒の情報記録領域の先端から情報が記録さ
れ、撮影駒ごとに充分な情報記録容量が確保される。ま
た、フィルム給送開始後、情報記録領域の先端が磁気記
録ヘッドMH1の位置に達した時にはフィルム給送速度
が一定になっているように、給送方向上流の位置に磁気
記録ヘッドMH1が配置されているので、コード化され
た撮影情報が正確に記録され、再生時には正常な撮影情
報にデコードされる。
駒の情報記録領域の先端からフィルム給送方向上流に磁
気記録ヘッドMH1を配置し、フィルム給送開始後、情
報記録領域の先端が磁気記録ヘッドMH1に達するまで
の時間が計時されると、情報の記録を開始するようにし
たので、撮影駒の情報記録領域の先端から情報が記録さ
れ、撮影駒ごとに充分な情報記録容量が確保される。ま
た、フィルム給送開始後、情報記録領域の先端が磁気記
録ヘッドMH1の位置に達した時にはフィルム給送速度
が一定になっているように、給送方向上流の位置に磁気
記録ヘッドMH1が配置されているので、コード化され
た撮影情報が正確に記録され、再生時には正常な撮影情
報にデコードされる。
【0019】−第2実施例− 次に、所定のフィルム給送量ごとにパルス信号を発生す
るパルス発生器を用い、情報記録領域11Rの先端が磁
気記録ヘッドMH1に達するまでのフィルム10の給送
量を検出し、情報の記録を開始する第2の実施例を説明
する。図6は、第2の実施例の構成を示すブロック図で
ある。なお、図2に示す機器と同様な機器に対しては同
符号を付して相違点を中心に説明する。20はパルス発
生器であり、フィルム10の所定の給送量ごとにパルス
信号を出力する。21は、マイクロコンピュータおよび
メモリ21aなどの周辺部品から構成される制御回路で
あり、カメラのシーケンス制御および種々の演算を行な
うとともに、後述する制御プログラムを実行して情報記
録位置を制御する。なおこのメモリ21aは、撮影情報
を記憶するメモリである。
るパルス発生器を用い、情報記録領域11Rの先端が磁
気記録ヘッドMH1に達するまでのフィルム10の給送
量を検出し、情報の記録を開始する第2の実施例を説明
する。図6は、第2の実施例の構成を示すブロック図で
ある。なお、図2に示す機器と同様な機器に対しては同
符号を付して相違点を中心に説明する。20はパルス発
生器であり、フィルム10の所定の給送量ごとにパルス
信号を出力する。21は、マイクロコンピュータおよび
メモリ21aなどの周辺部品から構成される制御回路で
あり、カメラのシーケンス制御および種々の演算を行な
うとともに、後述する制御プログラムを実行して情報記
録位置を制御する。なおこのメモリ21aは、撮影情報
を記憶するメモリである。
【0020】以上の実施例の構成において、モータ駆動
回路3およびフィルム給送モータ3aがフィルム給送手
段を、パルス発生器20がフィルム給送量検出手段を、
制御回路21が制御手段を、磁気記録ヘッドMH1およ
び記録回路2が情報記録手段をそれぞれ構成する。
回路3およびフィルム給送モータ3aがフィルム給送手
段を、パルス発生器20がフィルム給送量検出手段を、
制御回路21が制御手段を、磁気記録ヘッドMH1およ
び記録回路2が情報記録手段をそれぞれ構成する。
【0021】図7は、フィルムと磁気記録ヘッドMH1
およびパーフォレーション検出器PS1との位置関係を
示す図である。なおこのフィルムは、図3に示すフィル
ム10と同様であり説明を省略する。また、フィルム1
0の撮影駒11がアパーチャーと対向しているものとす
る。磁気記録ヘッドMH1は、アパーチャーと対向した
撮影駒11の情報記録領域11Rの先端から、距離kだ
け給送方向上流に配置される。従って、フィルム10の
給送を開始してから距離kに相当するフィルム10の給
送量をパルス発生器20により検出し、その時点から情
報の記録を開始すれば、撮影駒11の撮影情報が情報記
録領域11Rの先端から記録される。なお、この情報記
録領域11Rの先端から磁気記録ヘッドMH1までの距
離kは、給送開始後、フィルム10の給送速度が一定に
なるまでに給送されるフィルム給送量に相当する距離以
上に設定される。
およびパーフォレーション検出器PS1との位置関係を
示す図である。なおこのフィルムは、図3に示すフィル
ム10と同様であり説明を省略する。また、フィルム1
0の撮影駒11がアパーチャーと対向しているものとす
る。磁気記録ヘッドMH1は、アパーチャーと対向した
撮影駒11の情報記録領域11Rの先端から、距離kだ
け給送方向上流に配置される。従って、フィルム10の
給送を開始してから距離kに相当するフィルム10の給
送量をパルス発生器20により検出し、その時点から情
報の記録を開始すれば、撮影駒11の撮影情報が情報記
録領域11Rの先端から記録される。なお、この情報記
録領域11Rの先端から磁気記録ヘッドMH1までの距
離kは、給送開始後、フィルム10の給送速度が一定に
なるまでに給送されるフィルム給送量に相当する距離以
上に設定される。
【0022】図8は、マイクロコンピュータで実行され
る情報記録位置制御プログラム例を示すフローチャート
である。また、図9は、図6に示す装置各部の信号波形
を示すタイムチャートであり、図9(a)はフィルム給
送モータ3aの駆動信号を示し、図9(b)はモータ3
aのブレーキ信号を示し、図9(c)はパーフォレーシ
ョン検出信号を示し、図9(d)は、パーフォレーショ
ン検出器PS1から出力されるパーフォレーション検出
信号を示し、図9(e)はパルス発生器20から出力さ
れるパルス信号を示し、図9(f)は、パルス発生器2
0から出力されるパルス信号を所定数だけカウントした
後に、情報記録を開始した場合の記録信号を示す。図6
〜図9により、第2の実施例の動作を説明する。ステッ
プS20で、図4のステップS1〜S5の処理を実行し
た後、ステップS21で、フィルム10の給送を開始す
る。ステップS22で、フィルム10の給送にともなっ
てパルス発生器20から発生するパルス信号のパルス数
をカウントし、続くステップS23で、パルス信号のカ
ウント値に基づいて、フィルム10が距離kに相当する
量だけ給送されたか否かを判別し、給送されていればス
テップS24へ進み、そうでなければステップS22へ
戻る。
る情報記録位置制御プログラム例を示すフローチャート
である。また、図9は、図6に示す装置各部の信号波形
を示すタイムチャートであり、図9(a)はフィルム給
送モータ3aの駆動信号を示し、図9(b)はモータ3
aのブレーキ信号を示し、図9(c)はパーフォレーシ
ョン検出信号を示し、図9(d)は、パーフォレーショ
ン検出器PS1から出力されるパーフォレーション検出
信号を示し、図9(e)はパルス発生器20から出力さ
れるパルス信号を示し、図9(f)は、パルス発生器2
0から出力されるパルス信号を所定数だけカウントした
後に、情報記録を開始した場合の記録信号を示す。図6
〜図9により、第2の実施例の動作を説明する。ステッ
プS20で、図4のステップS1〜S5の処理を実行し
た後、ステップS21で、フィルム10の給送を開始す
る。ステップS22で、フィルム10の給送にともなっ
てパルス発生器20から発生するパルス信号のパルス数
をカウントし、続くステップS23で、パルス信号のカ
ウント値に基づいて、フィルム10が距離kに相当する
量だけ給送されたか否かを判別し、給送されていればス
テップS24へ進み、そうでなければステップS22へ
戻る。
【0023】なおフィルム10の給送量は、1パルス当
りの給送量にパルス信号のカウント値を乗じて求めれば
よい。例えば、1パルス当りの給送量が0.1mmの場
合、パルスカウント値が100であれば給送量は10m
mである。なお実際には、温度変化,電源電圧変動,給
送速度変動などを考慮して、距離kよりもわずかに長い
距離に相当する給送量を検出することが望ましい。
りの給送量にパルス信号のカウント値を乗じて求めれば
よい。例えば、1パルス当りの給送量が0.1mmの場
合、パルスカウント値が100であれば給送量は10m
mである。なお実際には、温度変化,電源電圧変動,給
送速度変動などを考慮して、距離kよりもわずかに長い
距離に相当する給送量を検出することが望ましい。
【0024】アパーチャーに対向した撮影駒11の情報
記録領域11Rの先端から、磁気記録ヘッドMH1の位
置までの距離kに相当する量だけフィルム10が給送さ
れたら、ステップS24で、図9(f)に示すように情
報の記録を開始する。続くステップS25で、パーフォ
レーション検出器PS1によって撮影駒11の第2パー
フォレーション11bが検出されたか否かを判別し、検
出されたらステップS26へ進み、そうでなければステ
ップS24へ戻る。ステップS26では、上述した図4
のステップS10〜S13の処理を実行する。
記録領域11Rの先端から、磁気記録ヘッドMH1の位
置までの距離kに相当する量だけフィルム10が給送さ
れたら、ステップS24で、図9(f)に示すように情
報の記録を開始する。続くステップS25で、パーフォ
レーション検出器PS1によって撮影駒11の第2パー
フォレーション11bが検出されたか否かを判別し、検
出されたらステップS26へ進み、そうでなければステ
ップS24へ戻る。ステップS26では、上述した図4
のステップS10〜S13の処理を実行する。
【0025】このように、アパーチャーと対向した撮影
駒の情報記録領域の先端からフィルム給送方向上流に磁
気記録ヘッドMH1を配置し、所定の給送量ごとにパル
ス信号を発生するパルス発生器20によって、フィルム
給送開始後、情報記録領域の先端から磁気記録ヘッドM
H1までの距離に相当するフィルム給送量が検出される
と、情報の記録を開始するようにしたので、撮影駒の情
報記録領域の先端から情報が記録され、撮影駒ごとに充
分な情報記録容量が確保される。また、フィルム給送開
始後、情報記録領域の先端が磁気記録ヘッドMH1に達
した時にはフィルム給送速度が一定になっているよう
に、給送方向上流の位置に磁気記録ヘッドMH1が配置
されているので、コード化された撮影情報が正確に記録
され、再生時には正常な撮影情報にデコードされる。
駒の情報記録領域の先端からフィルム給送方向上流に磁
気記録ヘッドMH1を配置し、所定の給送量ごとにパル
ス信号を発生するパルス発生器20によって、フィルム
給送開始後、情報記録領域の先端から磁気記録ヘッドM
H1までの距離に相当するフィルム給送量が検出される
と、情報の記録を開始するようにしたので、撮影駒の情
報記録領域の先端から情報が記録され、撮影駒ごとに充
分な情報記録容量が確保される。また、フィルム給送開
始後、情報記録領域の先端が磁気記録ヘッドMH1に達
した時にはフィルム給送速度が一定になっているよう
に、給送方向上流の位置に磁気記録ヘッドMH1が配置
されているので、コード化された撮影情報が正確に記録
され、再生時には正常な撮影情報にデコードされる。
【0026】−第3の実施例− 次に、上述した情報記録領域の先端と磁気記録ヘッドM
H1との距離kに相当する給送量の検出を、フィルム上
のパーフォレーションを利用して行なう第3の実施例を
説明する。図10は、第3の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。なお、図2に示す機器と同様な機器に対し
ては同符号を付して相違点を中心に説明する。30は光
電変換回路であり、発光素子と受光素子から成るパーフ
ォレーション検出器PS2によってフィルム上のパーフ
ォレーションを検出し、その検出信号を電気信号に変換
する。31は、マイクロコンピュータおよびメモリ31
aなどの周辺部品から構成される制御回路であり、カメ
ラのシーケンス制御および種々の演算を行なうととも
に、後述する制御プログラムを実行して情報記録位置を
制御する。なおこのメモリ31aは、撮影情報を記憶す
るメモリである。
H1との距離kに相当する給送量の検出を、フィルム上
のパーフォレーションを利用して行なう第3の実施例を
説明する。図10は、第3の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。なお、図2に示す機器と同様な機器に対し
ては同符号を付して相違点を中心に説明する。30は光
電変換回路であり、発光素子と受光素子から成るパーフ
ォレーション検出器PS2によってフィルム上のパーフ
ォレーションを検出し、その検出信号を電気信号に変換
する。31は、マイクロコンピュータおよびメモリ31
aなどの周辺部品から構成される制御回路であり、カメ
ラのシーケンス制御および種々の演算を行なうととも
に、後述する制御プログラムを実行して情報記録位置を
制御する。なおこのメモリ31aは、撮影情報を記憶す
るメモリである。
【0027】以上の実施例の構成において、モータ駆動
回路3およびフィルム給送モータ3aがフィルム給送手
段を、パーフォレーション検出器PS2および光電変換
回路30がフィルム給送量検出手段を、制御回路31が
制御手段を、磁気記録ヘッドMH1および記録回路2が
情報記録手段をそれぞれ構成する。
回路3およびフィルム給送モータ3aがフィルム給送手
段を、パーフォレーション検出器PS2および光電変換
回路30がフィルム給送量検出手段を、制御回路31が
制御手段を、磁気記録ヘッドMH1および記録回路2が
情報記録手段をそれぞれ構成する。
【0028】図11は、フィルムと磁気記録ヘッドMH
1およびパーフォレーション検出器PS1,PS2との
位置関係を示す図である。なおこのフィルムは、図3に
示すフィルム10と同様であり説明を省略する。図11
(a)は、フィルム10の撮影駒11がアパーチャーと
対向している状態を示し、図11(b)は、(a)に示
す状態からフィルム10の給送が開始され、情報記録領
域11Rの先端が磁気記録ヘッドMH1の位置に達した
状態、すなわち情報記録を開始する状態を示す。第2の
実施例と同様に、磁気記録ヘッドMH1は、アパーチャ
ーと対向した撮影駒11の情報記録領域11Rの先端か
ら、距離kだけ給送方向上流に配置される。またこの距
離kは、上述したように、給送開始後、フィルム10の
給送速度が一定になるまでに給送されるフィルム給送量
に相当する距離以上に設定される。また、パーフォレー
ション検出器PS2は、第2パーフォレーション11b
から距離kだけ給送方向上流側に配置される。フィルム
10の給送を開始してからパーフォレーション検出器P
S2によって第2パーフォレーション11bが検出され
るまでのフィルム給送量は、アパーチャーに対向する撮
影駒11の情報記録領域11Rの先端から磁気記録ヘッ
ドMH1までの距離kに相当する給送量である。従っ
て、パーフォレーション検出器PS2が撮影駒11の第
2パーフォレーション11bを検出した時点から情報の
記録を開始すれば、撮影駒11の撮影情報が情報記録領
域11Rの先端から記録される。
1およびパーフォレーション検出器PS1,PS2との
位置関係を示す図である。なおこのフィルムは、図3に
示すフィルム10と同様であり説明を省略する。図11
(a)は、フィルム10の撮影駒11がアパーチャーと
対向している状態を示し、図11(b)は、(a)に示
す状態からフィルム10の給送が開始され、情報記録領
域11Rの先端が磁気記録ヘッドMH1の位置に達した
状態、すなわち情報記録を開始する状態を示す。第2の
実施例と同様に、磁気記録ヘッドMH1は、アパーチャ
ーと対向した撮影駒11の情報記録領域11Rの先端か
ら、距離kだけ給送方向上流に配置される。またこの距
離kは、上述したように、給送開始後、フィルム10の
給送速度が一定になるまでに給送されるフィルム給送量
に相当する距離以上に設定される。また、パーフォレー
ション検出器PS2は、第2パーフォレーション11b
から距離kだけ給送方向上流側に配置される。フィルム
10の給送を開始してからパーフォレーション検出器P
S2によって第2パーフォレーション11bが検出され
るまでのフィルム給送量は、アパーチャーに対向する撮
影駒11の情報記録領域11Rの先端から磁気記録ヘッ
ドMH1までの距離kに相当する給送量である。従っ
て、パーフォレーション検出器PS2が撮影駒11の第
2パーフォレーション11bを検出した時点から情報の
記録を開始すれば、撮影駒11の撮影情報が情報記録領
域11Rの先端から記録される。
【0029】図12は、マイクロコンピュータで実行さ
れる情報記録位置制御プログラム例を示すフローチャー
トである。また図13は、図10に示す装置各部の信号
波形を示すタイムチャートであり、図13(a)はフィ
ルム給送モータ3aの駆動信号を示し、図13(b)は
モータ3aのブレーキ信号を示し、図13(c)はフィ
ルム10の給送速度を示し、図13(d)は、パーフォ
レーション検出器PS1から出力されるパーフォレーシ
ョン検出信号を示し、図13(e)は、パーフォレーシ
ョン検出器PS2から出力されるパーフォレーション検
出信号を示し、図13(f)は、パーフォレーション検
出器PS2によって撮影駒11の第2パーフォレーショ
ンが検出された時点から情報記録を開始する場合の記録
信号を示す。図10〜図13により、第3の実施例の動
作を説明する。まずステップS30で、図4のステップ
S1〜S5の処理を実行した後、ステップS31で、フ
ィルム10の給送を開始する。ステップS32で、記録
開始タイミングを決定するパーフォレーション検出器P
S2の検出動作を開始させ、続くステップS33で、撮
影駒11の第2パーフォレーション11bが検出された
か否かを判別する。パーフォレーション検出器PS2に
よって撮影駒11の第2パーフォレーション11bが検
出されると、ステップS34で、情報記録を開始させ
る。ステップS35で、パーフォレーション検出器PS
1によって撮影駒11の第2パーフォレーション11b
が検出されたか否かを判別し、検出されるとステップS
36へ進み、そうでなければステップS34へ戻る。ス
テップS36で、上述した図4のステップS10〜S1
3の処理を実行する。
れる情報記録位置制御プログラム例を示すフローチャー
トである。また図13は、図10に示す装置各部の信号
波形を示すタイムチャートであり、図13(a)はフィ
ルム給送モータ3aの駆動信号を示し、図13(b)は
モータ3aのブレーキ信号を示し、図13(c)はフィ
ルム10の給送速度を示し、図13(d)は、パーフォ
レーション検出器PS1から出力されるパーフォレーシ
ョン検出信号を示し、図13(e)は、パーフォレーシ
ョン検出器PS2から出力されるパーフォレーション検
出信号を示し、図13(f)は、パーフォレーション検
出器PS2によって撮影駒11の第2パーフォレーショ
ンが検出された時点から情報記録を開始する場合の記録
信号を示す。図10〜図13により、第3の実施例の動
作を説明する。まずステップS30で、図4のステップ
S1〜S5の処理を実行した後、ステップS31で、フ
ィルム10の給送を開始する。ステップS32で、記録
開始タイミングを決定するパーフォレーション検出器P
S2の検出動作を開始させ、続くステップS33で、撮
影駒11の第2パーフォレーション11bが検出された
か否かを判別する。パーフォレーション検出器PS2に
よって撮影駒11の第2パーフォレーション11bが検
出されると、ステップS34で、情報記録を開始させ
る。ステップS35で、パーフォレーション検出器PS
1によって撮影駒11の第2パーフォレーション11b
が検出されたか否かを判別し、検出されるとステップS
36へ進み、そうでなければステップS34へ戻る。ス
テップS36で、上述した図4のステップS10〜S1
3の処理を実行する。
【0030】このように、アパーチャーと対向した撮影
駒の情報記録領域の先端から、距離kだけフィルム給送
方向上流に磁気記録ヘッドMH1を配置するとともに、
フィルム給送開始後、距離kに相当する給送量だけフィ
ルムが給送された時に、パーフォレーションを検出する
ようにパーフォレーション検出器PS2を配置し、この
パーフォレーション検出器PS2によってパーフォレー
ションが検出されると、情報記録を開始するようにした
ので、撮影駒の情報記録領域の先端から情報が記録さ
れ、撮影駒ごとに充分な情報記録容量が確保される。ま
た、フィルム給送開始後、情報記録領域の先端が磁気記
録ヘッドMH1の位置に達した時にはフィルム給送速度
が一定になっているように、給送方向上流の位置に磁気
記録ヘッドMH1が配置されているので、コード化され
た撮影情報が正確に記録され、再生時には正常な撮影情
報にデコードされる。
駒の情報記録領域の先端から、距離kだけフィルム給送
方向上流に磁気記録ヘッドMH1を配置するとともに、
フィルム給送開始後、距離kに相当する給送量だけフィ
ルムが給送された時に、パーフォレーションを検出する
ようにパーフォレーション検出器PS2を配置し、この
パーフォレーション検出器PS2によってパーフォレー
ションが検出されると、情報記録を開始するようにした
ので、撮影駒の情報記録領域の先端から情報が記録さ
れ、撮影駒ごとに充分な情報記録容量が確保される。ま
た、フィルム給送開始後、情報記録領域の先端が磁気記
録ヘッドMH1の位置に達した時にはフィルム給送速度
が一定になっているように、給送方向上流の位置に磁気
記録ヘッドMH1が配置されているので、コード化され
た撮影情報が正確に記録され、再生時には正常な撮影情
報にデコードされる。
【0031】なお、上記実施例では、磁気記録ヘッドを
用いてフィルム上の磁気トラックに情報を記録する例を
示したが、発光素子を用いてフィルム上に光学的に情報
を記録してもよい。
用いてフィルム上の磁気トラックに情報を記録する例を
示したが、発光素子を用いてフィルム上に光学的に情報
を記録してもよい。
【0032】また、上記実施例では、各撮影駒に2個の
パーフォレーションが設けられたフィルムを例に上げて
説明したが、パーフォレーションの数は上記実施例に限
定されない。
パーフォレーションが設けられたフィルムを例に上げて
説明したが、パーフォレーションの数は上記実施例に限
定されない。
【0033】さらに本発明は、1駒送り時に、予め撮影
駒の情報記録領域に記録された情報を再生する場合にも
応用することができる。情報を再生する場合、フィルム
給送開始直後に再生を開始するとフィルム給送速度が変
化するため、再生信号の間隔が記録されている情報の信
号間隔と異なるおそれがあり、記録された正常な撮影情
報にデコードできないことがある。従って、情報再生ヘ
ッドをフィルム給送方向の上流に配置し、磁気記録領域
の先端が情報再生ヘッドに達するまでの時間をタイマー
に設定し、フィルム給送開始後、タイマーがタイムアッ
プしたら情報の再生を開始すれば、所望の撮影駒の記録
された情報を正確に再生することができる。またこの場
合、上述したように、フィルム給送開始後のフィルムの
給送量を検出し、情報記録領域の先端から情報再生ヘッ
ドまでの距離に相当する給送量が検出されたら情報の記
録を開始するようにしてもよい。
駒の情報記録領域に記録された情報を再生する場合にも
応用することができる。情報を再生する場合、フィルム
給送開始直後に再生を開始するとフィルム給送速度が変
化するため、再生信号の間隔が記録されている情報の信
号間隔と異なるおそれがあり、記録された正常な撮影情
報にデコードできないことがある。従って、情報再生ヘ
ッドをフィルム給送方向の上流に配置し、磁気記録領域
の先端が情報再生ヘッドに達するまでの時間をタイマー
に設定し、フィルム給送開始後、タイマーがタイムアッ
プしたら情報の再生を開始すれば、所望の撮影駒の記録
された情報を正確に再生することができる。またこの場
合、上述したように、フィルム給送開始後のフィルムの
給送量を検出し、情報記録領域の先端から情報再生ヘッ
ドまでの距離に相当する給送量が検出されたら情報の記
録を開始するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、撮影駒の情報記録領域の先端からフィルム給送方
向上流に情報記録手段を配置し、フィルム給送開始後、
情報記録領域の先端が情報記録手段に達するまでの時間
が計時されると、情報記録を開始するようにしたので、
撮影駒の情報記録領域の先端から情報が記録され、撮影
駒ごとに充分な情報記録容量が確保される。また請求項
2の発明によれば、撮影駒の情報記録領域の先端からフ
ィルム給送方向上流に情報記録手段を配置し、パルス発
生器やパーフォレーション検出器などから成るフィルム
給送量検出手段によって、情報記録領域の先端から情報
記録手段までの距離に相当する給送量が検出されると、
情報記録を開始するようにしたので、上記と同様に、撮
影駒の情報記録領域の先端から情報が記録され、撮影駒
ごとに充分な情報記録容量が確保される。
れば、撮影駒の情報記録領域の先端からフィルム給送方
向上流に情報記録手段を配置し、フィルム給送開始後、
情報記録領域の先端が情報記録手段に達するまでの時間
が計時されると、情報記録を開始するようにしたので、
撮影駒の情報記録領域の先端から情報が記録され、撮影
駒ごとに充分な情報記録容量が確保される。また請求項
2の発明によれば、撮影駒の情報記録領域の先端からフ
ィルム給送方向上流に情報記録手段を配置し、パルス発
生器やパーフォレーション検出器などから成るフィルム
給送量検出手段によって、情報記録領域の先端から情報
記録手段までの距離に相当する給送量が検出されると、
情報記録を開始するようにしたので、上記と同様に、撮
影駒の情報記録領域の先端から情報が記録され、撮影駒
ごとに充分な情報記録容量が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図。
【図2】第1の実施例の構成を示すブロック図。
【図3】第1の実施例に用いられるフィルム例と、磁気
記録ヘッドおよびパーフォレーション検出器との位置関
係を示す図。
記録ヘッドおよびパーフォレーション検出器との位置関
係を示す図。
【図4】第1の実施例の情報記録位置制御プログラム例
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図5】第1の実施例における装置各部の信号波形を示
すタイムチャート。
すタイムチャート。
【図6】第2の実施例の構成を示すブロック図。
【図7】第2の実施例に用いられるフィルム例と、磁気
記録ヘッドおよびパーフォレーション検出器との位置関
係を示す図。
記録ヘッドおよびパーフォレーション検出器との位置関
係を示す図。
【図8】第2の実施例の情報記録位置制御プログラム例
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図9】第2の実施例における装置各部の信号波形を示
すタイムチャート。
すタイムチャート。
【図10】第3の実施例の構成を示すブロック図。
【図11】第3の実施例に用いられるフィルム例と、磁
気記録ヘッドおよびパーフォレーション検出器との位置
関係を示す図。
気記録ヘッドおよびパーフォレーション検出器との位置
関係を示す図。
【図12】第3の実施例の情報記録制御プログラム例を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図13】第3の実施例における装置各部の信号波形を
示すタイムチャート。
示すタイムチャート。
【図14】情報記録領域の先端に情報記録ヘッドを配置
した場合を示す図。
した場合を示す図。
1,30 光電変換回路 2 記録回路 3 モータ駆動回路 3a フィルム給送モータ 4,21,31 制御回路 4a タイマ 4b,21a,31a メモリ 10 フィルム 11,12 撮影駒 11a,11b,12a パーフォレーション 11R 情報記録領域 20 パルス発生器 MH1,MH2 磁気記録ヘッド PS1,PS2 パーフォレーション検出器 SW1,SW2 スイッチ
Claims (4)
- 【請求項1】フィルム給送手段によるフィルムの給送に
ともなって、情報を前記フィルム上の各撮影駒に対応し
た情報記録領域に記録させる情報記録位置制御装置にお
いて、 前記情報記録領域の先端からフィルム給送方向の上流に
配置され、前記情報記録領域に情報を記録する情報記録
手段と、 前記フィルム給送手段による前記フィルムの給送開始後
の経過時間を計時する計時手段と、 この計時手段によって、前記フィルムの給送開始後から
前記情報記録領域の先端が前記情報記録手段に達するま
での時間が計時されると、前記情報記録手段で前記フィ
ルムの前記情報記録領域に情報の記録を開始させる制御
手段とを備えることを特徴とする情報記録位置制御装
置。 - 【請求項2】フィルム給送手段によるフィルムの給送に
ともなって、前記フィルム上の各撮影駒に対応した情報
記録領域に情報を記録する情報記録位置制御装置におい
て、前記情報記録領域の先端からフィルム給送方向の上
流に配置され、前記情報記録領域に情報を記録する情報
記録手段と、 前記フィルム給送手段によって給送される前記フィルム
の給送量を検出するフィルム給送量検出手段と、 このフィルム給送量検出手段によって検出された前記フ
ィルムの給送量が、前記情報記録手段から前記情報記録
領域の先端までの距離に相当する量に達した時に、前記
情報記録手段で前記フィルムの前記情報記録領域に情報
の記録を開始させる制御手段とを備えることを特徴とす
る情報記録位置制御装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の情報記録位置制御装置に
おいて、 前記フィルム給送量検出手段は、前記フィルム給送手段
による前記フィルムの給送時に、所定の給送量ごとに信
号を発生するパルス発生器から構成されることを特徴と
する情報記録位置制御装置。 - 【請求項4】請求項2に記載の情報記録位置制御装置に
おいて、 前記フィルム給送量検出手段は、前記フィルムが予め定
めた給送量だけ給送された時に前記フィルム上のパーフ
ォレーションを検出するように配置されたパーフォレー
ション検出器から構成されることを特徴とする情報記録
位置制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3219244A JPH0540300A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 情報記録位置制御装置 |
US08/305,662 US5504546A (en) | 1991-08-05 | 1994-09-09 | Information recording device for camera with function for controlling information recording position on film |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3219244A JPH0540300A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 情報記録位置制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0540300A true JPH0540300A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16732482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3219244A Pending JPH0540300A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 情報記録位置制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5504546A (ja) |
JP (1) | JPH0540300A (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5742860A (en) * | 1993-11-04 | 1998-04-21 | Olympus Optical Co., Ltd | Instant camera |
US5778267A (en) * | 1994-10-20 | 1998-07-07 | Nikon Corporation | Film feed control apparatus |
JPH08122894A (ja) * | 1994-10-26 | 1996-05-17 | Nikon Corp | 磁気記録可能なカメラ |
JPH08160526A (ja) * | 1994-12-05 | 1996-06-21 | Nikon Corp | カメラの情報記録装置 |
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DE19622172A1 (de) * | 1995-06-05 | 1996-12-12 | Eastman Kodak Co | Filmabmeßsynchronisierung |
KR0166686B1 (ko) * | 1996-06-28 | 1999-05-01 | 이대원 | 에이피에스 카메라의 자기 정보 기록 장치 및 그 방법 |
AT407444B (de) * | 1998-03-03 | 2001-03-26 | Bauer Fritz | Filmkamera mit informationsaufzeichnung |
FR2800882B1 (fr) * | 1999-11-10 | 2001-12-28 | Eastman Kodak Co | Appareil photographique et procede pour suivre son utilisation |
Family Cites Families (9)
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US4860037A (en) * | 1988-09-12 | 1989-08-22 | Eastman Kodak Company | Film cassette with magnetic film leader |
US4977419A (en) * | 1988-10-07 | 1990-12-11 | Eastman Kodak Company | Self-clocking encoding/decoding film information exchange system using dedicated magnetic tracks on film |
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US5130728A (en) * | 1989-10-27 | 1992-07-14 | Nikon Corporation | Information recordable camera |
US5184161A (en) * | 1990-09-07 | 1993-02-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera with magnetic recording device |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP3219244A patent/JPH0540300A/ja active Pending
-
1994
- 1994-09-09 US US08/305,662 patent/US5504546A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5504546A (en) | 1996-04-02 |
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