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JPH05341891A - ターミネータ結合方式 - Google Patents

ターミネータ結合方式

Info

Publication number
JPH05341891A
JPH05341891A JP15057892A JP15057892A JPH05341891A JP H05341891 A JPH05341891 A JP H05341891A JP 15057892 A JP15057892 A JP 15057892A JP 15057892 A JP15057892 A JP 15057892A JP H05341891 A JPH05341891 A JP H05341891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminator
scsi
bus
coupling method
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15057892A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichiro Funato
昭一郎 舟戸
Tamotsu Ito
保 伊藤
Yoshihiro Yamada
善弘 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP15057892A priority Critical patent/JPH05341891A/ja
Publication of JPH05341891A publication Critical patent/JPH05341891A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザーが意識しなくても、信号バスの両端
に適切にターミネータを接続させることができるように
する。 【構成】 SCSI機器20の上位接続コネクタ21ま
たは下位接続コネクタ22に他のSCSI機器が接続さ
れる。すると、上位接続検出部23が他のSCSI機器
の上位信号出力部25と、または、下位接続検出部26
が他のSCSI機器の下位信号出力部24と接続され
る。一方のみ接続の場合、ターミネータ制御信号生成部
27からのターミネータ制御信号PDがノンアクティブ
となり、アクティブターミネータ28においてターミネ
ータがSCSIバス29に接続される。両方とも接続の
場合、ターミネータ制御信号PDがアクティブとなり、
ターミネータがSCSIバス29より切り離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータ及
びその周辺装置を含む各機器を接続して構成されるシス
テムにおいて、信号の反射を防ぐために、信号バスの両
端にターミネータ(終端抵抗)を接続するターミネータ
結合方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータ及びその周辺装置を
含む各機器を接続する方法の1つとして、SCSI(Sm
all Computer System Interface)バスを用いたSCS
I方式がある。この方式で、各機器を接続する場合、S
CSIバスの両端には、信号の反射を防ぐためにターミ
ネータ(終端抵抗)が接続される。
【0003】従来技術では、例えば、特開平3−196
320号に示されるように、SCSI方式に従った各機
器(以下、SCSI機器という)は、それぞれ、ターミ
ネータと、SCSIバスの信号線にそのターミネータを
接続するためのスイッチ回路と、を内蔵しており、それ
らSCSI機器の一つであるホストコンピュータが、各
SCSI機器に内蔵されたスイッチ回路のON/OFF
を制御して、SCSIバスの両端となったSCSI機器
のみ、内蔵されたスイッチ回路をONさせることによ
り、SCSIバスの両端にのみターミネータを接続させ
るようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ホ
ストコンピュータがSCSIバスの両端となったSCS
I機器を認識していなければならず、その認識方法につ
いては特に述べられていなかった。
【0005】従って、例えば、ユーザーが、SCSIバ
スの両端となったSCSI機器を検出し、どのSCSI
機器のスイッチ回路をONしてターミネータを接続し、
どのSCSI機器のスイッチ回路をOFFしてターミネ
ータを切り離すかを決め、それらについてホストコンピ
ュータに指示を与えるなどの必要があった。すなわち、
スイッチ回路の管理をユーザーが行わなくてならず、S
CSI機器の数が多い場合には、めんどうな手間が増え
ると共に、スイッチ回路の誤設定の可能性が増えると言
う問題があった。なお、上記従来技術では、SCSI方
式についてのみ述べられていたが、他の機器接続方式に
おいてターミネータを接続する場合にも同様の問題が発
生する。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、ユーザーが意識しなくて
も、信号バスの両端に適切にターミネータを接続させる
ことが可能なターミネータ結合方式を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、各機器に、それぞれ、他の機器と
の接続を行う2つ以上の接続手段と、各接続手段におけ
る他の機器との接続の有無を判別する判別手段と、各接
続手段同士の間につながれる信号バスと、ターミネータ
と、前記信号バスの信号線に前記ターミネータを接続さ
せるか否かを切り換えるスイッチ手段と、前記判別手段
による判別結果に応じて前記スイッチ手段の切り換え動
作を制御する制御手段と、を設けるようにした。
【0008】
【作用】接続手段のいずれもが他の機器と接続状態にあ
る機器は、信号バスの終端ではないので、本発明では、
そのことに着目し、前記判別手段が、各接続手段におけ
る他の機器との接続の有無を判別し、前記制御手段が、
前記判別手段による判別結果に応じて前記スイッチ手段
の切り換え動作を制御するようにした。これにより、ユ
ーザーが意識しなくても、信号バスの両端に適切にター
ミネータを接続させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。なお、各実施例においては、ホストコンピュ
ータ及びその周辺装置を含む各機器を接続する方法とし
て、使用頻度の高いSCSI方式を用いる場合を例に採
り説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施例におけるSC
SI機器の主要部を示す構成図であり、図2は本発明の
動作原理を説明するためのSCSI機器の接続状態を示
す説明図である。
【0011】図1に示す本実施例について説明する前
に、本発明の動作原理について図2を用いて説明する。
図2において、1,2,3は、それぞれSCSI機器で
あり、SCSI機器1はホストコンピュータ、SCSI
機器2,3はその周辺装置である。なお、以下の説明に
おいて、便宜上、各SCSI機器のうち、ホストコンピ
ュータ側に近い方を上位のSCSI機器、遠い方を下位
のSCSI機器と呼ぶ。
【0012】また、4,5,6は、SCSIバスデータ
の入力部兼接続コネクタ、7,8,9は、SCSIバス
データの出力部兼接続コネクタである。10,11,1
2は、各SCSI機器内のSCSIバスであり、矢印の
向きは単に上位から下位の向きを示しているに過ぎず、
データの流れる向きとは無関係である。13,14,1
5は、SCSIバスとターミネータとの接続を行うスイ
ッチ回路、16,17,18は、各SCSI機器内に内
蔵されるターミネータである。
【0013】本発明は以下の動作原理に基づく。すなわ
ち、或るSCSI機器において、2つの接続コネクタの
うち、どちらか一方しか他のSCSI機器と接続されて
いない場合(図2においては、SCSI機器2の場合)
は、当該SCSI機器はSCSIバスの終端にあり、両
方とも他のSCSI機器と接続されている場合(図2に
おいては、SCSI機器1,3の場合)は、当該SCS
I機器はSCSIバスの終端ではないと判断できる。
【0014】従って、前者の場合(図2においては、S
CSI機器2の場合)は、SCSI機器2内におけるス
イッチ回路14をOFFし、ターミネータ17をSCS
Iバス11から切り離し、後者の場合(図2において
は、SCSI機器1,3の場合)は、SCSI機器1,
3内におけるスイッチ回路13,15をONし、ターミ
ネータ16,18をSCSIバス10,12に接続する
ようにする。
【0015】このように、本発明では、各SCSI機器
における2つの接続コネクタの、他のSCSI機器との
接続状態を基にして、SCSIバスの両端となったSC
SI機器を認識し、それに基づいてスイッチ回路を制御
して、SCSIバスにターミネータを接続させるように
している。
【0016】なお、各SCSI機器において、2つの接
続コネクタは、他のSCSI機器と直接接続できる機械
式のコネクタであり、一方が凸型コネクタ、他方が凹型
コネクタである。これら接続コネクタは、各SCSI機
器の上部、下部に1つずつ配置され、上部または下部に
他のSCSI機器を直接重ねて、接続していくことがで
きる。
【0017】では、本発明の第1の実施例におけるSC
SI機器の内部構成について図1を用いて説明する。図
1において、SCSI機器20は、SCSIバスデータ
の入力部兼上位接続コネクタ21、SCSIバスデータ
の出力部兼下位接続コネクタ22、上位接続検出部2
3、下位信号出力部24、上位信号出力部25、下位接
続検出部26、ターミネータ制御信号生成部27、制御
端子付きアクティブターミネータ28、SCSIバス2
9から構成される。
【0018】制御端子付きアクティブターミネータ28
としては、例えば、Dallas社製のDS2107S
などのLSIがあり、制御端子PDへの入力信号(以
下、この信号をターミネータ制御信号PDと記す)がア
クティブ(Lowレベル)になった時に、内部のターミ
ネータがSCSIバス29より切り離される仕様になっ
ている。すなわち、制御端子付きアクティブターミネー
タ28は、ターミネータのSCSIバス29への接続/
非接続を制御するスイッチ回路の機能も含んでいる。
【0019】前述したように、SCSI機器の上位接続
コネクタ21と下位接続コネクタ22の両方が他のSC
SI機器(図示せず)と接続されている場合には、当該
SCSI機器はSCSIバス29の終端ではないので、
ターミネータをSCSIバス29から切り離す必要があ
る。また、上位接続コネクタ21と下位接続コネクタ2
2のうち、一方のみが他のSCSI機器(図示せず)と
接続されている場合には、当該SCSI機器はSCSI
バス29の終端であるので、ターミネータをSCSIバ
ス29に接続する必要がある。
【0020】そこで、まず、SCSI機器同士を接続コ
ネクタによって接続すると、当該SCSI機器の上位接
続コネクタ21の中の上位接続検出部23が、他のSC
SI機器の下位接続コネクタ22の中の上位信号出力部
25と接続され、または、当該SCSI機器の下位接続
コネクタ22の中の下位接続検出部26が、他のSCS
I機器の上位接続コネクタ21の中の下位信号出力部2
4と接続される。接続検出部と接続出力部の接続によ
り、ターミネータ制御信号生成部27の入力信号がLo
wレベルとなる。
【0021】入力信号が両方ともLowレベルである場
合、即ち、上位接続コネクタ21にも下位接続コネクタ
22にも他のSCSI機器が接続されている場合は、タ
ーミネータ制御信号PDがアクティブ(Lowレベル)
となり、ターミネータがSCSIバス29より切り離さ
れる。
【0022】また、上位接続コネクタ21または下位接
続コネクタ22のどちらか一方だけ他のSCSI機器が
接続されている場合は、ターミネータ制御信号生成部2
7の入力信号が一方だけLowレベルで、他方がHiレ
ベルになるので、ターミネータ制御信号PDはノンアク
ティブ(Hiレベル)となり、ターミネータはSCSI
バス29と接続される。こうして、SCSIバスの終端
にのみ、ターミネータが接続されることになる。
【0023】なお、接続コネクタが両方とも他のSCS
I機器と接続されていないときは、ターミネータはSC
SIバス29と接続されるが、このような場合は、ホス
トコンピュータが単独で動作する場合であり、SCSI
バスは使用しないので特に問題とはならない。
【0024】以上述べたてきた方式により、各SCSI
機器を接続することで電気的、かつ、自動的に、SCS
Iバスの両端を検出し、それ以外のSCSI機器のター
ミネータを切り離すことができる。また、接続コネクタ
は、一方が凸型でもう一方が凹型というように形状が違
い、SCSI機器の上下に配置されているために、直接
重ねて接続することができ、誤接続も発生しない。
【0025】なお、本実施例においては、接続コネクタ
による直接的なSCSI機器の接続を行ったが、SCS
Iバスケーブルを使った場合でも、同様の効果を得るこ
とができる。
【0026】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図3は本発明の第2の実施例におけるSCSI機
器の主要部を示す構成図である。
【0027】図3において、SCSI機器30は、SC
SIバスデータの入力部兼接続コネクタ31、SCSI
バスデータの出力部兼接続コネクタ32、下位凸部3
3、上位接続検出部34、下位接続検出部35、上位凸
部36、ターミネータ制御信号生成部37、制御端子付
きアクティブターミネータ38、SCSIバス39から
構成される。
【0028】制御端子付きアクティブターミネータ38
は、図1において使用したものと同じものであり、ター
ミネータ制御信号PDがアクティブ(Lowレベル)に
なった時に、内部のターミネータがSCSIバス39よ
り切り離される仕様になっている。
【0029】任意のSCSI機器に上位のSCSI機器
を接続するとき、上位SCSI機器の上位凸部36が当
該SCSI機器の上位接続検出部34のスイッチを押
し、ターミネータ制御信号生成部37の入力信号の一方
がLowレベルになる。また、接続されるのが下位のS
CSI機器である場合、下位SCSI機器の下位凸部3
3が当該SCSI機器の下位接続検出部35のスイッチ
を押し、ターミネータ制御信号生成部37の入力信号の
他方がLowレベルになる。
【0030】ターミネータ制御信号生成部37の入力信
号は通常プルアップ抵抗によりHiレベルになっている
が、前述したように、上位または下位のSCSI機器と
接続された場合は、Lowレベルとなる。そして、上
位、下位のSCSI機器が同時に接続されている場合
は、ターミネータ制御信号PDがアクティブ(Lowレ
ベル)となり、SCSIバス39よりターミネータが切
り離される。
【0031】以上述べてきた方式により、複数のSCS
I機器を接続した場合も、最上位と最下位のSCSI機
器のターミネータのみがSCSIバスに接続された状態
となる。すなわち、接続状態を機械的、かつ、自動的に
検出し、SCSIバスの両端にのみ自動的にターミネー
タが接続された状態となる。
【0032】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図4は本発明の第3の実施例におけるSCSI機
器の主要部を示す構成図である。
【0033】図4において、SCSI機器40は、SC
SIバスデータの入力部兼接続コネクタ41、SCSI
バスデータの出力部兼接続コネクタ42、下位凸部4
3、上位接続検出部44、下位接続検出部45、上位凸
部46、アクティブターミネータ47、SCSIバス4
8から構成される。本実施例におけるアクティブターミ
ネータ47は、制御端子を特に持たない。
【0034】任意のSCSI機器に上位のSCSI機器
を接続するとき、上位SCSI機器の上位凸部46が当
該SCSI機器の上位接続検出部44のスイッチを押
し、ターミネータ47とSCSIバス48の上位信号線
が機械的に切り離される。また、接続されるのが下位の
SCSI機器である場合、下位SCSI機器の下位凸部
43が当該SCSI機器の下位接続検出部45のスイッ
チを押し、ターミネータ47とSCSIバス48の下位
信号線を機械的に切り離す。
【0035】接続されているのが、上位SCSI機器、
下位SCSI機器のどちらか一方ならば、ターミネータ
47は、もう一方側の信号線により、SCSIバス48
につながっている。上位SCSI機器、下位SCSI機
器が同時に接続されている場合にのみ、SCSIバス4
8からターミネータ47が切り離される。
【0036】以上述べてきた方式により、複数のSCS
I機器を接続した場合も、最上位と最下位のSCSI機
器のターミネータのみがSCSIバスに接続された状態
となる。すなわち、接続状態を機械的、かつ、自動的に
検出し、SCSIバスの両端にのみ自動的にターミネー
タが接続された状態となる。
【0037】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。本実施例は、図3における機械的な結合検出手段
を光学的検出手段に置き換えた例である。図5は本発明
の第4の実施例におけるSCSI機器の主要部を示す構
成図である。
【0038】図5において、図3における構成要素と同
一のものには同じ番号を付している。図5において、S
CSI機器30は、SCSIバスデータの入力部兼接続
コネクタ31、SCSIバスデータの出力部兼接続コネ
クタ32、下位凸部33、上位接続検出部34、下位接
続検出部35、上位凸部36、ターミネータ制御信号生
成部37、制御端子付きアクティブターミネータ38、
SCSIバス39、上位発光素子50、上位受光素子5
1、上位スイッチ回路52、下位発光素子53、下位受
光素子54、下位スイッチ回路55から構成される。
【0039】上位発光素子50、上位受光素子51、上
位スイッチ回路52、または、下位発光素子53、下位
受光素子54、下位スイッチ回路55は、通常、他のS
CSI機器が何も接続されていない状態では、発光素子
からの光信号が受光素子で受光され、その時、スイッチ
回路は、Hiレベルの信号を出力している。光信号が遮
られ、受光素子が受光できない時は、スイッチ回路はL
owレベルの信号を出力する。
【0040】任意のSCSI機器に上位のSCSI機器
を接続するとき、上位SCSI機器の上位凸部36が当
該SCSI機器の上位接続検出部34に接続される。そ
の結果、上位発光素子50からの光信号が上位受光素子
51に届かなくなり、上位スイッチ回路52の出力信号
がLowレベルになる。また、接続されるのが下位のS
CSI機器である場合、下位SCSI機器の下位凸部3
3が当該SCSI機器の下位接続検出部35が接続され
る。その結果、下位発光素子53からの光信号が下位受
光素子54に届かなくなり、下位スイッチ回路55の出
力信号がLowレベルになる。
【0041】よって、上位、下位のSCSI機器が同時
に接続されている場合は、ターミネータ制御信号PDが
アクティブ(Lowレベル)となり、SCSIバス39
よりターミネータが切り離される。
【0042】以上述べてきた方式により、複数のSCS
I機器を接続した場合も、最上位と最下位のSCSI機
器のターミネータのみがSCSIバスに接続された状態
となる。すなわち、接続状態を光学的、かつ、自動的に
検出し、SCSIバスの両端にのみ自動的にターミネー
タが接続された状態となる。
【0043】次に、本発明の第5の実施例について説明
する。図6は本発明の第5の実施例におけるSCSI機
器の主要部を示す構成図である。
【0044】図6において、図3における構成要素と同
一のものには同じ番号を付している。図6において、S
CSI機器30は、SCSIバスデータの入力部兼接続
コネクタ31、SCSIバスデータの出力部兼接続コネ
クタ32、下位凸部33、上位接続検出部34、下位接
続検出部35、上位凸部36、ターミネータ制御信号生
成部37、制御端子付きアクティブターミネータ38、
SCSIバス39、上位発光素子60、上位受光素子6
1、上位スイッチ回路62、下位発光素子63、下位受
光素子64、下位スイッチ回路65から構成される。
【0045】上位発光素子60、上位受光素子61、上
位スイッチ回路62、または、下位発光素子63、下位
受光素子64、下位スイッチ回路65は、通常、他のS
CSI機器が何も接続されていない状態では、受光素子
は、発光素子からの光信号を受けない状態であり、その
時、スイッチ回路は、Hiレベルの信号を出力してい
る。他のSCSI機器が接続されると、発光素子からの
光信号が受光素子で受光され、スイッチ回路はLowレ
ベルの信号を出力する。
【0046】なお、他のSCSI機器が何も接続されて
いない状態では、発光素子からの光信号以外の外部光が
受光素子に検知される可能性があるので、発光素子から
の光信号にのみ動作するようにモジュレーションをかけ
る。また、発光素子は、他の機器と接続された場合にの
み、動作するようにすれば、無駄な電力の消費を防げ
る。
【0047】任意のSCSI機器に上位のSCSI機器
を接続するとき、上位SCSI機器の下位発光素子63
の光信号が当該SCSI機器の上位発光素子61で受光
され、上位スイッチ回路62の出力信号がLowレベル
になる。また、接続されるのが下位のSCSI機器であ
る場合、下位SCSI機器の上位発光素子60の光信号
が当該SCSI機器の下位受光素子63で受光され、下
位スイッチ回路65の出力信号がLowレベルになる。
【0048】よって、上位、下位のSCSI機器が同時
に接続されている場合は、ターミネータ制御信号PDが
アクティブ(Lowレベル)となり、SCSIバス39
よりターミネータが切り離される。
【0049】以上述べてきた方式により、複数のSCS
I機器を接続した場合も、最上位と最下位のSCSI機
器のターミネータのみがSCSIバスに接続された状態
となる。すなわち、接続状態を光学的、かつ、自動的に
検出し、SCSIバスの両端にのみ自動的にターミネー
タが接続された状態となる。
【0050】なお、以上の各実施例においては、ターミ
ネータとしてアクティブターミネータを使用していた
が、これをパッシッブターミネータにしても、本発明の
効果は変わらない。また、各実施例においては、接続コ
ネクタや接続検出手段は、上部と下部に配置したが、こ
れは、左部と右部、または、前部と後部等の配置でも、
同様の効果をあげることができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、各機器において、各接
続手段における他の機器との接続の有無を判別し、その
判別結果に応じて、信号バスにターミネータを接続させ
るスイッチ手段の切り換え動作を制御することにより、
ユーザーが意識しなくても、信号バスの両端に適切にタ
ーミネータを接続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるSCSI機器の
主要部を示す構成図である。
【図2】本発明の動作原理を説明するためのSCSI機
器の接続状態を示す説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例におけるSCSI機器の
主要部を示す構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例におけるSCSI機器の
主要部を示す構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例におけるSCSI機器の
主要部を示す構成図である。
【図6】本発明の第5の実施例におけるSCSI機器の
主要部を示す構成図である。
【符号の説明】
1,2,3,20,30,40…SCSI機器、4,
5,6,21,31,41…SCSIバスデータ入力部
兼接続コネクタ、7,8,9,22,32,42…SC
SIバスデータ出力部兼接続コネクタ、10,11,1
2,29,39,48…SCSIバス、13,14,1
5,52,55,62,65…スイッチ回路、16,1
7,18…ターミネータ、23,34,44…上位接続
検出部、24…下位信号出力部、25…上位信号出力
部、26,35,45…下位接続検出部、27,37…
ターミネータ制御信号生成部、28,38…制御端子付
きアクティブターミネータ、33,43…下位凸部、3
6,46…上位凸部、47…アクティブターミネータ、
50,53,60,63…発光素子、51,54,6
1,64…受光素子。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータ及びその周辺装置を
    含む各機器を接続して構成されるシステムにおいて、前
    記各機器は、それぞれ、他の機器との接続を行う2つ以
    上の接続手段と、各接続手段における他の機器との接続
    の有無を判別する判別手段と、各接続手段同士の間につ
    ながれる信号バスと、ターミネータと、前記信号バスの
    信号線に前記ターミネータを接続させるか否かを切り換
    えるスイッチ手段と、前記判別手段による判別結果に応
    じて前記スイッチ手段の切り換え動作を制御する制御手
    段と、を備えることを特徴とするターミネータ結合方
    式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のターミネータ結合方式
    において、前記各機器は、それぞれ、SCSI(Small
    Computer System Interface)方式に従った機器である
    ことを特徴とするターミネータ結合方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のターミネータ
    結合方式において、前記各接続手段は、それぞれ、他の
    機器との接続を行う際、バスケーブルを介することなく
    直接に接続を行うことを特徴とするターミネータ結合方
    式。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3に記載のターミネ
    ータ結合方式において、前記各機器がそれぞれ前記接続
    手段を2つを備える場合、該接続手段のうち、一方を凸
    型にし、他方を凹型にすることにより、誤接続を無くす
    るようにしたことを特徴とするターミネータ結合方式。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4に記載のター
    ミネータ結合方式において、前記判別手段は、各接続手
    段における他の機器との接続の有無を、電気的手段によ
    って、自動的に判別することを特徴とするターミネータ
    結合方式。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3または4に記載のター
    ミネータ結合方式において、前記判別手段は、各接続手
    段における他の機器との接続の有無を、機械的手段によ
    って、自動的に判別することを特徴とするターミネータ
    結合方式。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3または4に記載のター
    ミネータ結合方式において、前記判別手段は、各接続手
    段における他の機器との接続の有無を、光学的手段によ
    って、自動的に判別することを特徴とするターミネータ
    結合方式。
JP15057892A 1992-06-10 1992-06-10 ターミネータ結合方式 Pending JPH05341891A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15057892A JPH05341891A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 ターミネータ結合方式

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15057892A JPH05341891A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 ターミネータ結合方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05341891A true JPH05341891A (ja) 1993-12-24

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JP (1) JPH05341891A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001220072A (ja) * 2000-02-07 2001-08-14 Toshiba Fa Syst Eng Corp エレベータの乗り場制御装置
JP2010247969A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Mitsubishi Electric Corp エレベーターの設定装置

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