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JPH05340542A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

Info

Publication number
JPH05340542A
JPH05340542A JP14723092A JP14723092A JPH05340542A JP H05340542 A JPH05340542 A JP H05340542A JP 14723092 A JP14723092 A JP 14723092A JP 14723092 A JP14723092 A JP 14723092A JP H05340542 A JPH05340542 A JP H05340542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
heating chamber
cross flow
hot air
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14723092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Okamura
嘉夫 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14723092A priority Critical patent/JPH05340542A/ja
Publication of JPH05340542A publication Critical patent/JPH05340542A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱風供給装置を備えたものにおいて、外観の
向上を図ると共に、本体の前後方向の寸法を抑えること
ができて、設置スペースも小さくする。 【構成】 加熱室12の背部の上部と下部に、ヒータ2
5とファン装置26とをそれぞれ設ける。各ヒータ25
とファン装置26とで熱風供給装置27を構成する。フ
ァン装置26にはクロスフローファン30を用いる。ク
ロスフローファン30は横長で、モータはそのクロスフ
ローファン30の端部に設ける構成であるから、従来の
ようにモータ部分が後方へ大きく突出するようなことが
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱室の背部にその加
熱室内に熱風を供給する熱風供給装置を備えた加熱調理
器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばオーブン機能付きの電子レンジに
おいては、図5及び図6に示すように、本体1における
加熱室2の背部に、ヒータ3と、遠心ファン4a及びこ
の遠心ファン4aを回転軸4bを介して回転駆動するモ
ータ4cから成るファン装置4とを有する熱風供給装置
5を設けた構成のものがある。この場合、ヒータ2と遠
心ファン4aはケーシング6内に配設し、モータ4cは
ケーシング6の後方に配設している。なお、モータ4c
の回転軸4bには、モータ冷却用ファン4dも設けられ
ている。
【0003】このものにおいては、熱風供給装置5の運
転により、加熱室2内の空気を中央部の吸入口2aから
ケーシング6内に吸入して加熱すると共に、その加熱し
た空気を上下に設けられた吐出口2bから熱風として加
熱室2内に供給することによって熱風を矢印で示すよう
に循環させ、その熱風により、加熱室2内に収容された
被調理物を加熱調理するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構成のものでは、ファン装置4のモータ4cがケ
ーシング6の後方に存する構成のため、図7にも示すよ
うに、本体1の後部にそのモータ4cに対応する凸部7
が必要となる。このため、その凸部7が外観を悪くする
ばかりでなく、本体1の前後方向の寸法が大きくなり、
ひいては本体1の設置スペースが大きくなるという問題
があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、外観の向上を図
り得ると共に、本体の前後方向の寸法を抑えることがで
きて、設置スペースも小さくし得る加熱調理器を提供す
るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、加熱室の背部に、熱源と、この熱源に
より加熱される空気を熱風として加熱室内に供給するフ
ァン装置とを有する熱風供給装置を備えたものにおい
て、前記ファン装置を、前記加熱室の背面に沿って配設
されるクロスフローファンと、このクロスフローファン
の端部に設けられて該クロスフローファンの羽根車を回
転駆動するモータとから構成したことを特徴とするもの
である。
【0007】このとき、上記ファン装置は、加熱室背部
の上部と下部に配設することが好ましい。
【0008】
【作用】ファン装置に用いたクロスフローファンは横長
で、モータはそのクロスフローファンの端部に設ける構
成であるから、従来のようにモータ部分が後方へ大きく
突出するようなことをなくし得る。
【0009】また、クロスフローファンを用いたファン
装置を加熱室背部の上部と下部に配設した場合、両方の
ファン装置を同時に運転するときと、上部及び下部のう
ちの一方のファン装置のみを運転するときとを、例えば
料理によって使い分けることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を電子レンジに適用した一実施
例につき図1ないし図4を参照して説明する。まず電子
レンジの外観を示す図3において、調理器本体である本
体11の内部には加熱室12が設けられ、前部には加熱
室12の前面開口部を開閉する扉13が回動可能に設け
られていると共に、右部に操作パネル14が設けられて
いる。
【0011】操作パネル14の後方には、図2に示すよ
うに機械室15が設けられていて、この機械室15内に
は、マグネトロン16、このマグネトロン16を駆動す
るインバータユニット17、回路基板18、マグネトロ
ン冷却用の送風装置19等が配設されている。なお、送
風装置19は、軸流ファン20とこれを回転駆動するモ
ータ21とから構成されている。
【0012】上記加熱室12内の左右両側面には、天板
受け22が上下に2段づつ設けられている。また、加熱
室12の後板12aには、図1にも示すように、中央部
に多数の小孔から成る吸入口23が形成されていると共
に、上部及び下部に多数の小孔から成る吐出口24が形
成されている。この場合、吸入口23及び吐出口24共
に、全体として横方向に長い矩形状に形成されている。
【0013】そして、加熱室12の背部における上部と
下部には、熱源としてのヒータ25と、ファン装置26
とを後板12aに沿って一組づつ横置き状態に配設して
いる。ここで、これら各ヒータ25とファン装置26と
により、加熱室11内に熱風を供給する熱風供給装置2
7を構成している。
【0014】熱風供給装置27のうち、各ファン装置2
6は、横長な羽根車28とこれを囲繞するファンケーシ
ング29とから成るクロスフローファン30と、このク
ロスフローファン30の端部に設けられて該クロスフロ
ーファン30の羽根車28を回転駆動するモータ31と
から構成されている。また、各モータ31は、図3に示
すように機械室15に配設している。この場合、上部側
のヒータ25及びファン装置26と、下部側のヒータ2
5及びファン装置26とは、同時に運転する場合と一方
側のみ運転する場合とを切り替えられる構成としてい
る。
【0015】上記各ヒータ25及びクロスフローファン
30はケーシング32により覆われ、モータ31はケー
シング32の外方に存している。また、ケーシング32
の背面には断熱材33が設けられていると共に、断熱材
押え34が設けられ、これらは本体11の後板35によ
り覆われている。
【0016】なお、加熱室12の天井板の上面側には、
図1に示すようにグリル用ヒータ36が設けられ、ま
た、図3に示すように、加熱室12の右側板12bには
通気口37が形成されていて、この通気口37は回動可
能なシャッタ38により開閉されるようになっている。
【0017】上記構成において、通常のオーブン調理を
行う場合には、熱風供給装置27における上下両側のヒ
ータ25及びファン装置26を同時に運転する。このう
ち、上部側のファン装置26の送風作用により、図1に
矢印で示すように、加熱室12内の空気が中央部の吸入
口23からケーシング32内に吸入されると共に、上部
の吐出口24から加熱室12内に吐出され、このとき吐
出される空気がヒータ25により加熱されることで、加
熱室12内に熱風が供給される。
【0018】また、下部側のファン装置26の送風作用
により、上述と同様に、図1に矢印で示すように、加熱
室12内の空気が中央部の吸入口23からケーシング3
2内に吸入されると共に、下部の吐出口24から加熱室
12内に吐出され、このとき吐出される空気がヒータ2
5により加熱されることで、加熱室12内に熱風が供給
される。
【0019】而して、このようにして加熱室12内に供
給される熱風により、加熱室12内に収容された図示し
ない被調理物を加熱調理することができる。
【0020】このとき、機械室15の送風装置19を運
転することで、機械室15に図3に矢印で示す風を生じ
させ、この風により機械室15内を冷却すると共に、フ
ァン装置26のモータ31を冷却することができる。な
お、この場合には、シャッタ38により加熱室12にお
ける通気口37を閉鎖しておく。
【0021】一方、図4に示すように、被調理物39を
載せた天板40を上段の天板受け25にセットし、熱風
供給装置27のうちの下部側のヒータ25及びファン装
置26を運転すると共に、グリル用ヒータ36を運転す
る。
【0022】すると、下部側のヒータ25及びファン装
置26により、図4に実線矢印で示すように、天板40
の下方側において熱風が循環され、その熱で被調理物3
9が加熱されると共に、グリル用ヒータ36の輻射熱
(図4に点線矢印で示す)で被調理物39が加熱され
る。
【0023】このような調理方法は、グリル用ヒータ3
6の輻射熱で被調理物39の表面を良好に加熱できると
共に、熱風の熱により被調理物39の内部への熱移動が
良好となって内部まで良好に加熱できるようになり、例
えば表面がパリッとして内部がソフトなピザ調理や、内
部まで火が通って表面に適度な焦げ目が付いた魚料理等
に適している。
【0024】斯様な実施例によれば、熱風供給装置27
におけるファン装置26にクロスフローファン30を用
いており、このクロスフローファン30は横長で、モー
タ31はそのクロスフローファン30の端部に設ける構
成であるから、従来のようにファン装置のモータが後方
へ大きく突出するというようなことがなく、よって、外
観の向上を図り得ると共に、本体11の前後方向の寸法
を抑えることができて、設置スペースも小さくすること
ができる。
【0025】この場合、クロスフローファン30のモー
タ31を機械室15内に配設しているので、そのモータ
31を機械室15側の送風装置19によって冷却するこ
とが可能となり、モータ31の温度上昇を一層確実に抑
えることができる。
【0026】また、ヒータ25と、クロスフローファン
30を用いたファン装置26を加熱室12背部の上部と
下部にそれぞれ配設しているので、上下両方のヒータ2
5及びファン装置26を同時に運転するとき場合と、上
部及び下部のうちの一方のヒータ25及びファン装置2
6のみを運転する場合とを使い分けることが可能とな
る。
【0027】さらに、グリル用ヒータ36と組み合わせ
ることで、従来ではできなかった新しい調理方法が可能
となる。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の加熱調理器によれば、
熱風供給装置におけるファン装置にクロスフローファン
を用いるようにしたことにより、本体の後部に大きな突
出部がなくなり、外観の向上を図り得ると共に、本体の
前後方向の寸法を抑えることができて、設置スペースも
小さくし得るという優れた効果を奏する。
【0029】また、請求項2に記載の加熱調理器によれ
ば、クロスフローファンを用いたファン装置を加熱室背
部の上部と下部に配設したことにより、両方のファン装
置を同時に運転するときと、上部及び下部のうちの一方
のファン装置のみを運転するときとを、例えば料理によ
って使い分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図
【図2】機械室部分を示す横断面図
【図3】扉を開放した状態の斜視図
【図4】図1とは異なる作用を説明するための図1相当
【図5】従来構成を示す図3相当図
【図6】図1相当図
【図7】後方からの斜視図
【符号の説明】
11は本体、12は加熱室、15は機械室、25はヒー
タ(熱源)、26はファン装置、27は熱風供給装置、
28は羽根車、30はクロスフローファン、31はモー
タ、36はグリル用ヒータである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室の背部に、熱源と、この熱源によ
    り加熱される空気を熱風として加熱室内に供給するファ
    ン装置とを有する熱風供給装置を備えたものにおいて、
    前記ファン装置を、前記加熱室の背面に沿って配設され
    るクロスフローファンと、このクロスフローファンの端
    部に設けられて該クロスフローファンの羽根車を回転駆
    動するモータとから構成したことを特徴とする加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】 ファン装置は加熱室背部の上部と下部に
    配設されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調
    理器。
JP14723092A 1992-06-08 1992-06-08 加熱調理器 Pending JPH05340542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14723092A JPH05340542A (ja) 1992-06-08 1992-06-08 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14723092A JPH05340542A (ja) 1992-06-08 1992-06-08 加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05340542A true JPH05340542A (ja) 1993-12-21

Family

ID=15425518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14723092A Pending JPH05340542A (ja) 1992-06-08 1992-06-08 加熱調理器

Country Status (1)

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JP (1) JPH05340542A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009024894A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
KR100988570B1 (ko) * 2003-04-10 2010-10-19 삼성전자주식회사 가열조리기
EP2467646A2 (en) * 2009-08-19 2012-06-27 Wolf Appliance, Inc. Convection system and baffle for oven

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