JPH0530701Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0530701Y2 JPH0530701Y2 JP1988044929U JP4492988U JPH0530701Y2 JP H0530701 Y2 JPH0530701 Y2 JP H0530701Y2 JP 1988044929 U JP1988044929 U JP 1988044929U JP 4492988 U JP4492988 U JP 4492988U JP H0530701 Y2 JPH0530701 Y2 JP H0530701Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- looper
- sewing machine
- upper looper
- support rod
- horizontal support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 28
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 17
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 17
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、上下方向に往復動するミシン針と関
連して、前記ミシン針の運動軌跡を横切りつつ斜
め上下に往復動するオーバーロツクミシンの上ル
ーパに関する。
連して、前記ミシン針の運動軌跡を横切りつつ斜
め上下に往復動するオーバーロツクミシンの上ル
ーパに関する。
従来の技術
オーバーロツクミシンは、上下方向に往復動す
るミシン針に対してその運動軌跡を横切るように
上ルーパと下ルーパとが作動してオーバーロツク
編目を形成するように構成されている。
るミシン針に対してその運動軌跡を横切るように
上ルーパと下ルーパとが作動してオーバーロツク
編目を形成するように構成されている。
上ルーパは、第4図に示す如く、ミシン主軸
(図示せず)と連動して揺動する揺動軸1に固着
された揺動杆2の先端に、枢軸4を介して水平軸
回りの回動自在に設けたルーパ作動軸50の先端
に取付けられており、上ルーパ60の先端の軌跡
はルーパ作動軸50の中途が固設された案内部材
7にて案内されるために、ミシン針(図示せず)
の運動軌跡(一点鎖線にて示す)を横切つて破線
にて示すように動く。
(図示せず)と連動して揺動する揺動軸1に固着
された揺動杆2の先端に、枢軸4を介して水平軸
回りの回動自在に設けたルーパ作動軸50の先端
に取付けられており、上ルーパ60の先端の軌跡
はルーパ作動軸50の中途が固設された案内部材
7にて案内されるために、ミシン針(図示せず)
の運動軌跡(一点鎖線にて示す)を横切つて破線
にて示すように動く。
ルーパ作動軸50に対する上ルーパ60の取付
けは、第5図、第6図に示す如くルーパ作動軸5
0の先端の小径軸部50aを、上ルーパ60の基
端部に上下方向に形成してある取付け穴61に挿
入し、取付け穴61の横方向からこれに達するよ
うに上ルーパ60に設けた螺子孔62に螺子63
を螺着して螺子63の先端を小径軸部50aに当
接し、固定するようになつている。
けは、第5図、第6図に示す如くルーパ作動軸5
0の先端の小径軸部50aを、上ルーパ60の基
端部に上下方向に形成してある取付け穴61に挿
入し、取付け穴61の横方向からこれに達するよ
うに上ルーパ60に設けた螺子孔62に螺子63
を螺着して螺子63の先端を小径軸部50aに当
接し、固定するようになつている。
考案が解決しようとする課題
しかしながら、上述のような上ルーパの取付け
方式では、螺子63の先端により小径軸部50a
が傷付けられてその部分が凹状となり、例えば上
ルーパ60のルーパ作動軸50に対する取付け角
度を変えようとして、小径軸部50aに対して取
付け穴6を回し、螺子63にて強固に固定して
も、以前の固定により既に生成されている凹部の
ために螺子63の先端の小径軸部50aにおける
当接位置が勝手に変化するという問題があつた。
方式では、螺子63の先端により小径軸部50a
が傷付けられてその部分が凹状となり、例えば上
ルーパ60のルーパ作動軸50に対する取付け角
度を変えようとして、小径軸部50aに対して取
付け穴6を回し、螺子63にて強固に固定して
も、以前の固定により既に生成されている凹部の
ために螺子63の先端の小径軸部50aにおける
当接位置が勝手に変化するという問題があつた。
課題を解決するための手段
本考案にかかるオーバーロツクミシンの上ルー
パは、上下方向に往復動するミシン針と関連し
て、前記ミシン針の運動軌跡を横切りつつ斜め上
下に往復動するオーバーロツクミシンの上ルーパ
において、前記上ルーパの基端側に水平支持棒を
形成し、上ルーパを支持するルーパ作動軸の先端
側に、割り溝及びこれに連通連結された水平支持
棒挿入孔を設けてある把持部の前記水平支持棒挿
入孔に上ルーパの水平支持棒を挿入し、前記割り
溝の隙間を狭くする手段にて前記隙間を狭くさせ
て水平支持棒を把持部にて把持し、上ルーパをル
ーパ作動軸に取付ける構成となしたことを特徴と
する。
パは、上下方向に往復動するミシン針と関連し
て、前記ミシン針の運動軌跡を横切りつつ斜め上
下に往復動するオーバーロツクミシンの上ルーパ
において、前記上ルーパの基端側に水平支持棒を
形成し、上ルーパを支持するルーパ作動軸の先端
側に、割り溝及びこれに連通連結された水平支持
棒挿入孔を設けてある把持部の前記水平支持棒挿
入孔に上ルーパの水平支持棒を挿入し、前記割り
溝の隙間を狭くする手段にて前記隙間を狭くさせ
て水平支持棒を把持部にて把持し、上ルーパをル
ーパ作動軸に取付ける構成となしたことを特徴と
する。
作 用
本考案にあつては、ルーパ作動軸先端側の把持
部を水平支持棒挿入孔に上ルーパの水平支持棒を
挿入し、把持部に設けてある割り溝の隙間を狭く
する手段にて前記隙間を狭くさせるので、水平支
持棒が把持部にて把持され、このため、上ルーパ
のルーパ作動軸に対する取付け角度を変更しても
その変更した角度に上ルーパが確実に取付けられ
ることとなる。
部を水平支持棒挿入孔に上ルーパの水平支持棒を
挿入し、把持部に設けてある割り溝の隙間を狭く
する手段にて前記隙間を狭くさせるので、水平支
持棒が把持部にて把持され、このため、上ルーパ
のルーパ作動軸に対する取付け角度を変更しても
その変更した角度に上ルーパが確実に取付けられ
ることとなる。
実施例
本考案の1実施例を第1図乃至第3図に基づき
説明する。第1図はオーバーロツクミシンの本考
案に係る上ルーパの近傍を示す平面断面図、第2
図は上ルーパの取付け部分の平面図、第3図はそ
の側面図であり、図中10は上ルーパを示す。上
ルーパ10の基端側はルーパ作動軸20の先端部
に取付けられており、ルーパ作動軸20は従来同
様に構成された揺動軸、揺動杆、枢軸(以上図示
せず)、案内部材7等の駆動手段により同じよう
に作動せしめられ、上ルーパ10の先端は図示し
ないミシン針の運動軌跡を横切つて斜め上下に往
復動する基本動作を行うようになつている。な
お、図中9は下ルーパである。
説明する。第1図はオーバーロツクミシンの本考
案に係る上ルーパの近傍を示す平面断面図、第2
図は上ルーパの取付け部分の平面図、第3図はそ
の側面図であり、図中10は上ルーパを示す。上
ルーパ10の基端側はルーパ作動軸20の先端部
に取付けられており、ルーパ作動軸20は従来同
様に構成された揺動軸、揺動杆、枢軸(以上図示
せず)、案内部材7等の駆動手段により同じよう
に作動せしめられ、上ルーパ10の先端は図示し
ないミシン針の運動軌跡を横切つて斜め上下に往
復動する基本動作を行うようになつている。な
お、図中9は下ルーパである。
上ルーパ10の基端部には、第2図に示す如く
水平方向に長い断面円形の水平支持棒11が形成
されており、この水平支持棒11はルーパ作動軸
20の先端側に形成してある、割り溝22及びこ
れに連通連結された水平支持棒挿入孔23を有す
る把持部21の前記水平支持棒挿入孔23に挿入
されている。割り溝22は、その外側端縁が把持
部21の表面に、また内側端縁が水平支持棒挿入
孔23にそれぞれ達し、両側端縁も開口されてお
り、割り溝22の両側端縁方向が平面視で水平支
持棒挿入孔23の中心線方向より少し時計回りに
傾けられている。
水平方向に長い断面円形の水平支持棒11が形成
されており、この水平支持棒11はルーパ作動軸
20の先端側に形成してある、割り溝22及びこ
れに連通連結された水平支持棒挿入孔23を有す
る把持部21の前記水平支持棒挿入孔23に挿入
されている。割り溝22は、その外側端縁が把持
部21の表面に、また内側端縁が水平支持棒挿入
孔23にそれぞれ達し、両側端縁も開口されてお
り、割り溝22の両側端縁方向が平面視で水平支
持棒挿入孔23の中心線方向より少し時計回りに
傾けられている。
把持部21には上記割り溝22と交差して螺子
孔24が形成されている。螺子孔24は割り溝2
2を挟んで一方側のみ螺子が切られ、他方側の内
面はより大径で螺子の切られていない円形孔とな
つている。この螺子孔24には前記他方側より螺
子25が螺入され、螺子25を締めると割り溝2
2の隙間を狭くする力が把持部21に作用して、
従来のような凹部の生成がない状態で水平支持棒
挿入孔23に水平支持棒11が強固に把持され
る。
孔24が形成されている。螺子孔24は割り溝2
2を挟んで一方側のみ螺子が切られ、他方側の内
面はより大径で螺子の切られていない円形孔とな
つている。この螺子孔24には前記他方側より螺
子25が螺入され、螺子25を締めると割り溝2
2の隙間を狭くする力が把持部21に作用して、
従来のような凹部の生成がない状態で水平支持棒
挿入孔23に水平支持棒11が強固に把持され
る。
割り溝22を、上述の如く水平支持棒挿入孔2
3の中心線方向より少し時計回りに傾けて設けて
ある理由は、ルーパ作動軸20よりもミシン右手
方向に直ぐミシンフレーム100が存在している
ので、螺子25の締着に支障がないようにしたた
めである。割り溝22を傾ける角度については、
割り溝22の内側端縁全体が水平支持棒挿入孔2
3に位置しておれば、上記把持が可能であり自由
に定め得る。
3の中心線方向より少し時計回りに傾けて設けて
ある理由は、ルーパ作動軸20よりもミシン右手
方向に直ぐミシンフレーム100が存在している
ので、螺子25の締着に支障がないようにしたた
めである。割り溝22を傾ける角度については、
割り溝22の内側端縁全体が水平支持棒挿入孔2
3に位置しておれば、上記把持が可能であり自由
に定め得る。
なお、上記実施例のように割り溝22を傾けて
設けた場合には、第1図に示す如く、空環吸い込
み切断装置30の吸い込み口31に上ルーパ10
の位置を近付けることが可能となり、空環の寸法
調整、特に短くする調整の場合に便利である。
設けた場合には、第1図に示す如く、空環吸い込
み切断装置30の吸い込み口31に上ルーパ10
の位置を近付けることが可能となり、空環の寸法
調整、特に短くする調整の場合に便利である。
考案の効果
以上詳述した如く本考案による場合には、ルー
パ作動軸先端側の把持部の水平支持棒挿入孔に上
ルーパの水平支持棒を挿入し、把持部に設けてあ
る割り溝の隙間を狭くする手段にて前記隙間を狭
くさせるので、水平支持棒が把持部にて把持さ
れ、このため、上ルーパのルーパ作動軸に対する
取付け角度を変更してもその変更した角度に上ル
ーパが確実に取付けられることとなり、この結
果、従来問題となつていた凹部生成による固定位
置の変化が解消できるという優れた効果を奏す
る。
パ作動軸先端側の把持部の水平支持棒挿入孔に上
ルーパの水平支持棒を挿入し、把持部に設けてあ
る割り溝の隙間を狭くする手段にて前記隙間を狭
くさせるので、水平支持棒が把持部にて把持さ
れ、このため、上ルーパのルーパ作動軸に対する
取付け角度を変更してもその変更した角度に上ル
ーパが確実に取付けられることとなり、この結
果、従来問題となつていた凹部生成による固定位
置の変化が解消できるという優れた効果を奏す
る。
第1図はオーバーロツクミシンの本考案に係る
上ルーパの近傍を示す平面断面図、第2図は上ル
ーパの取付け部分の平面図、第3図はその側面
図、第4図は従来の上ルーパの正面図、第5図は
第4図の−線による断面図、第6図は上ルー
パの斜視図である。 7……案内部材、10……上ルーパ、11……
水平支持棒、20……ルーパ作動軸、21……把
持部、22……割り溝、23……水平支持棒挿入
孔、24……螺子孔、25……螺子。
上ルーパの近傍を示す平面断面図、第2図は上ル
ーパの取付け部分の平面図、第3図はその側面
図、第4図は従来の上ルーパの正面図、第5図は
第4図の−線による断面図、第6図は上ルー
パの斜視図である。 7……案内部材、10……上ルーパ、11……
水平支持棒、20……ルーパ作動軸、21……把
持部、22……割り溝、23……水平支持棒挿入
孔、24……螺子孔、25……螺子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上下方向に往復動するミシン針と関連して、
前記ミシン針の運動軌跡を横切りつつ斜め上下
に往復動するオーバーロツクミシンの上ルーパ
ーにおいて、 前記上ルーパの基端側に水平支持棒を形成
し、上ルーパを支持するルーパ作動軸の先端側
に、割り溝及びこれに連通連結された水平支持
棒挿入孔を設けてある把持部の前記水平支持棒
挿入孔に上ルーパの水平支持棒を挿入し、前記
割り溝の隙間を狭くする手段にて前記隙間を狭
くさせて水平持棒を把持部にて把持し、上ルー
パをルーパ作動軸に取付ける構成となしたこと
を特徴とするオーバーロツクミシンの上ルー
パ。 (2) 上下方向に往復動するミシン針と連動して、
前記ミシン針の運動軌跡を横切りつつ斜め上下
に往復動するオーバーロツクミシンの上ルーパ
において、 前記上ルーパの基端側にミシンの布送り出し
方向側に突出した水平支持棒が形成され、この
水平支持棒を位置調整可能に嵌合する水平支持
棒挿入孔が、上ルーパを支持するルーパ作動軸
の先端近傍に布送り出し方向に向けて穿設され
ており、その挿入孔からルーパ作動軸先端に通
じる割り溝が布送り出し方向に対し傾斜させて
設けられ、前記水平支持棒が挿入孔に手前側か
ら挿入された状態で、前記割り溝の長手方向と
交差するミシン手前側からルーパ作動軸先端に
ネジが挿抜自在に螺入され、上ルーパがルーパ
作動軸に取付けられていることを特徴とするオ
ーバロツクミシンの上ルーパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988044929U JPH0530701Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988044929U JPH0530701Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01155983U JPH01155983U (ja) | 1989-10-26 |
JPH0530701Y2 true JPH0530701Y2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=31271262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988044929U Expired - Lifetime JPH0530701Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530701Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5225938Y2 (ja) * | 1971-10-07 | 1977-06-13 | ||
JPS5523497Y2 (ja) * | 1974-05-08 | 1980-06-04 |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP1988044929U patent/JPH0530701Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01155983U (ja) | 1989-10-26 |
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