JPH05306210A - 植物含有成分より成る組成物 - Google Patents
植物含有成分より成る組成物Info
- Publication number
- JPH05306210A JPH05306210A JP3087234A JP8723491A JPH05306210A JP H05306210 A JPH05306210 A JP H05306210A JP 3087234 A JP3087234 A JP 3087234A JP 8723491 A JP8723491 A JP 8723491A JP H05306210 A JPH05306210 A JP H05306210A
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- JP
- Japan
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- composition
- juice
- aloe
- hibiscus
- leaves
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- Pending
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- Cosmetics (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ハイビスカスの葉の汁10〜80wt%、ア
ロエの葉肉の汁2〜30wt%、水0〜88wt%の成
分より成る組成物。 【効果】 この組成物は、シャンプーとして用いると、
ふけ、かゆみ、抜け毛を押え、浴用剤として優れてお
り、化粧水として用いると肌にうるおいとつやを与え、
虫刺されから皮膚を保護し、またアトピー性皮膚炎の症
状改善に顕著な効果を有する。
ロエの葉肉の汁2〜30wt%、水0〜88wt%の成
分より成る組成物。 【効果】 この組成物は、シャンプーとして用いると、
ふけ、かゆみ、抜け毛を押え、浴用剤として優れてお
り、化粧水として用いると肌にうるおいとつやを与え、
虫刺されから皮膚を保護し、またアトピー性皮膚炎の症
状改善に顕著な効果を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はシヤンプー、浴用剤、
美容剤、皮膚保護剤として優れた効果を有する組成物に
関する。
美容剤、皮膚保護剤として優れた効果を有する組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来シャンプー、浴用剤、美容剤、皮膚
保護剤としては合成成分を使用したものが多い。しか
し、合成成分を使用したものは必ずしも人体に使用する
には安全でなく、特にアトピー性皮膚炎の患者には向い
ていない(産経新聞 平成2年1月14日)。
保護剤としては合成成分を使用したものが多い。しか
し、合成成分を使用したものは必ずしも人体に使用する
には安全でなく、特にアトピー性皮膚炎の患者には向い
ていない(産経新聞 平成2年1月14日)。
【0003】そこで本発明者は植物含有成分より成るシ
ャンプー、浴用剤、美容剤、皮膚保護剤等として優れた
効果を有する組成物を発明するに至った。
ャンプー、浴用剤、美容剤、皮膚保護剤等として優れた
効果を有する組成物を発明するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に用いる植物は
ハイビスカス、アロエ、月桃である。ハイビスカスは葉
の部分を、アロエは葉肉の部分を用いる。ハイビスカス
とアロエは適宜の手段例えばミキサーで粉砕して得られ
るもの、またはこれをろ過した汁を用いる。
ハイビスカス、アロエ、月桃である。ハイビスカスは葉
の部分を、アロエは葉肉の部分を用いる。ハイビスカス
とアロエは適宜の手段例えばミキサーで粉砕して得られ
るもの、またはこれをろ過した汁を用いる。
【0005】そして、これらだけでは濃厚すぎる場合が
あるので用途によっては水を加えたものが好ましい。
あるので用途によっては水を加えたものが好ましい。
【0006】ハイビスカス、アロエ、水の配合割合は粉
砕したそのままで用いる場合は、ハイビスカスの葉を粉
砕したもの15〜95wt%、アロエの葉肉を粉砕した
もの3〜40wt%、水0〜82wt%が好ましく、最
も好ましいのはハイビスカスの葉を粉砕したもの35〜
60wt%、アロエの葉肉を粉砕したもの7〜20wt
%、水20〜58wt%の配合割合である。上記のwt
%の数値は植物を採取して後1日以内に用いる場合のも
のである。植物採取後、長時日放置して用いる場合は、
植物は乾燥するから、それに応じて上のwt%の数値は
変えなければならない。
砕したそのままで用いる場合は、ハイビスカスの葉を粉
砕したもの15〜95wt%、アロエの葉肉を粉砕した
もの3〜40wt%、水0〜82wt%が好ましく、最
も好ましいのはハイビスカスの葉を粉砕したもの35〜
60wt%、アロエの葉肉を粉砕したもの7〜20wt
%、水20〜58wt%の配合割合である。上記のwt
%の数値は植物を採取して後1日以内に用いる場合のも
のである。植物採取後、長時日放置して用いる場合は、
植物は乾燥するから、それに応じて上のwt%の数値は
変えなければならない。
【0007】植物を粉砕したものから固形物を分離除去
して汁だけを用いる場合の配合割合は、ハイビスカスの
葉の汁10〜80wt%、アロエの葉肉の汁2〜30w
t%水0〜88wt%とするのが好ましく、最も好まし
いのはハイビスカスの葉の汁30〜50wt%、アロエ
の葉肉の汁5〜15wt%、水35〜65wt%の配合
割合である。
して汁だけを用いる場合の配合割合は、ハイビスカスの
葉の汁10〜80wt%、アロエの葉肉の汁2〜30w
t%水0〜88wt%とするのが好ましく、最も好まし
いのはハイビスカスの葉の汁30〜50wt%、アロエ
の葉肉の汁5〜15wt%、水35〜65wt%の配合
割合である。
【0008】なお、上記の植物粉砕物から分離除去した
固形物をいわゆる泥んこ美容と同様に体に塗りつけると
優れた美容効果、皮膚保護効果が得られる。上のハイビ
スカス、アロエの組成物に、月桃を加えると、シャンプ
ー、浴用剤、美容剤、皮膚保護剤としての効果が更に高
まり、加えて組成物に芳香をつけることができる。
固形物をいわゆる泥んこ美容と同様に体に塗りつけると
優れた美容効果、皮膚保護効果が得られる。上のハイビ
スカス、アロエの組成物に、月桃を加えると、シャンプ
ー、浴用剤、美容剤、皮膚保護剤としての効果が更に高
まり、加えて組成物に芳香をつけることができる。
【0009】月桃はその葉を水で煮るなど適宜の方法で
葉の成分を抽出して用いる。その配合割合は、ハイビス
カス及びアロエの上記した組成物100に対して月桃抽
出液0.5〜30の重量割合が好ましい。この場合の月
桃抽出液の重量割合は水1.8リットルに採取後1日以
内放置の月桃の葉100グラムを入れて水が沸騰するま
で煮た場合の抽出液を標準とする。
葉の成分を抽出して用いる。その配合割合は、ハイビス
カス及びアロエの上記した組成物100に対して月桃抽
出液0.5〜30の重量割合が好ましい。この場合の月
桃抽出液の重量割合は水1.8リットルに採取後1日以
内放置の月桃の葉100グラムを入れて水が沸騰するま
で煮た場合の抽出液を標準とする。
【0010】なおこの発明の組成物に塩、酒、酢などの
一種類以上を加えると防腐効果を得ることができる。
一種類以上を加えると防腐効果を得ることができる。
【0011】
【実施例】ハイビスカスの葉及びアロエの葉肉を採取後
20℃、湿度45%の室内に20時間放置した。そして
沸騰して後、冷ました水200ccにハイビスカスの葉
170グラムとアロエの葉肉60グラムを入れ、これら
の混合物をミキサーで10分間粉砕した後、晒木綿の布
でろ過して汁を得た。
20℃、湿度45%の室内に20時間放置した。そして
沸騰して後、冷ました水200ccにハイビスカスの葉
170グラムとアロエの葉肉60グラムを入れ、これら
の混合物をミキサーで10分間粉砕した後、晒木綿の布
でろ過して汁を得た。
【0012】別の容器に水1.8リットルと採取後20
℃、湿度45%の室内に20時間放置した月桃の葉10
0グラムとを入れ水が沸騰するまで煮て月桃抽出液を得
た。上記のろ過して得た汁のうちの200ccに月桃抽
出液のうちの10ccを加えこの発明の組成物を得た。
℃、湿度45%の室内に20時間放置した月桃の葉10
0グラムとを入れ水が沸騰するまで煮て月桃抽出液を得
た。上記のろ過して得た汁のうちの200ccに月桃抽
出液のうちの10ccを加えこの発明の組成物を得た。
【0013】上記組成物をシャンプーとして用いたとこ
ろ、ふけ、かゆみ、抜け毛が押さえられ、髪がパサパサ
せずに油を塗ったみたいにしっとりとしてつやが出てき
て、また白髪も目立たなくなった。目に入っても痛くな
かった。
ろ、ふけ、かゆみ、抜け毛が押さえられ、髪がパサパサ
せずに油を塗ったみたいにしっとりとしてつやが出てき
て、また白髪も目立たなくなった。目に入っても痛くな
かった。
【0014】上記組成物を浴用剤として、用いたとこ
ろ、香りがよく、爽快な気分になり、疲労がとれ、体が
温たまった。
ろ、香りがよく、爽快な気分になり、疲労がとれ、体が
温たまった。
【0015】上記組成物を洗顔後、化粧水として用いた
ところ肌をひきしめ、また肌がしっとりしてつやが出て
きた。
ところ肌をひきしめ、また肌がしっとりしてつやが出て
きた。
【0016】上記組成物を虫に刺された皮膚に塗ったと
ころ、刺された部分が赤くならず傷にならなかった。
ころ、刺された部分が赤くならず傷にならなかった。
【0017】上記組成物をアトピー性皮膚炎の患者の皮
膚に塗ったところ、かゆみがとまりまた皮疹の大きさが
縮小した。
膚に塗ったところ、かゆみがとまりまた皮疹の大きさが
縮小した。
【0018】
【発明の効果】この発明の組成物はシャンプーとして、
ふけ、かゆみ、抜け毛を押え、目に入っても痛くないの
で幼児、高齢者にも安心して用いることができる。浴用
剤としても優れた効果を有し、美容剤として肌にうるお
いとつやを与え、虫刺されなどから皮膚を保護し、アト
ピー性皮膚炎の症状改善に顕著な効果を有する。
ふけ、かゆみ、抜け毛を押え、目に入っても痛くないの
で幼児、高齢者にも安心して用いることができる。浴用
剤としても優れた効果を有し、美容剤として肌にうるお
いとつやを与え、虫刺されなどから皮膚を保護し、アト
ピー性皮膚炎の症状改善に顕著な効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 35/78 ADA W 7180−4C
Claims (6)
- 【請求項1】 ハイビスカスの葉およびアロエの葉肉の
それぞれの汁を含有することを特徴とする組成物。 - 【請求項2】 ハイビスカスの葉の汁10〜80wt
%、アロエの葉肉の汁2〜30wt%、水0〜88wt
%の割合である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項3】 ハイビスカスの葉の汁30〜50wt
%、アロエの葉肉の汁5〜15wt%、水35〜65w
t%の割合である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項4】 ハイビスカスの葉およびアロエの葉肉の
それぞれを粉砕したものを含有することを特徴とする組
成物。 - 【請求項5】 ハイビスカスの葉を粉砕したもの15〜
90wt%、アロエの葉肉を粉砕したもの3〜40wt
%、水0〜82wt%の割合である特許請求の範囲第4
項記載の組成物。 - 【請求項6】 特許請求の範囲第1項ないし第5項の組
成物100に対し、0.5〜30の重量割合の月桃抽出
液を配合して成る組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3087234A JPH05306210A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 植物含有成分より成る組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3087234A JPH05306210A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 植物含有成分より成る組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05306210A true JPH05306210A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=13909153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3087234A Pending JPH05306210A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 植物含有成分より成る組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05306210A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000355525A (ja) * | 1999-04-12 | 2000-12-26 | Nippon Nohyaku Co Ltd | 育毛剤又は発毛剤及びその使用方法 |
JP2001316275A (ja) * | 1999-10-18 | 2001-11-13 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | コラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤、コラゲナーゼ阻害剤、皮膚化粧料および飲食品 |
JP2002003390A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-09 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | 線維芽細胞増殖作用剤、美容用飲食品および皮膚化粧料 |
JP2006076999A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-03-23 | Yamano Shoji Kk | 皮膚用洗浄剤組成物 |
JP2011195539A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Kose Corp | エラスターゼ活性阻害剤 |
CN104721124A (zh) * | 2015-04-13 | 2015-06-24 | 王国华 | 一种木槿洗发液 |
JP2019178111A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 株式会社ドクターズチョイス | フウリンブッソウゲ由来組成物 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP3087234A patent/JPH05306210A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000355525A (ja) * | 1999-04-12 | 2000-12-26 | Nippon Nohyaku Co Ltd | 育毛剤又は発毛剤及びその使用方法 |
JP2001316275A (ja) * | 1999-10-18 | 2001-11-13 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | コラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤、コラゲナーゼ阻害剤、皮膚化粧料および飲食品 |
JP2002003390A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-09 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | 線維芽細胞増殖作用剤、美容用飲食品および皮膚化粧料 |
JP4658290B2 (ja) * | 2000-06-26 | 2011-03-23 | 丸善製薬株式会社 | 線維芽細胞増殖作用剤、美容用飲食品および皮膚化粧料 |
JP2006076999A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-03-23 | Yamano Shoji Kk | 皮膚用洗浄剤組成物 |
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JP2019178111A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 株式会社ドクターズチョイス | フウリンブッソウゲ由来組成物 |
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