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JPH05295285A - 水溶性の繊維反応性染料、その製法及び用途 - Google Patents

水溶性の繊維反応性染料、その製法及び用途

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Publication number
JPH05295285A
JPH05295285A JP4284719A JP28471992A JPH05295285A JP H05295285 A JPH05295285 A JP H05295285A JP 4284719 A JP4284719 A JP 4284719A JP 28471992 A JP28471992 A JP 28471992A JP H05295285 A JPH05295285 A JP H05295285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
same
phenyl
residue
methyl
ethyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4284719A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas Beck
トーマス・ベック
Werner H Russ
ウエルネル・フーベルト・ルス
Wilhelm Muehlig
ウイルヘルム・ミユーリッヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPH05295285A publication Critical patent/JPH05295285A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/02Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/503Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring the reactive group being an esterified or non-esterified hydroxyalkyl sulfonyl or mercaptoalkyl sulfonyl group, a quaternised or non-quaternised aminoalkyl sulfonyl group, a heterylmercapto alkyl sulfonyl group, a vinyl sulfonyl or a substituted vinyl sulfonyl group, or a thiophene-dioxide group

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 Fはアゾ染料又はアントラキノン、フタロシアニン、ナ
フトキノン染料の残基;RはH、C1〜4アルキル基
等;nは1又は2;Qは一般式(2a)又は(2b) (RはH、C1〜4アルキル基、フェニル基、シクロ
ヘキシル基等;Wは(置換)アリーレン残基又はアルキ
レン−アリーレン又はアリーレン−アルキレン等;Yは
ビニル、β−スルファトエチル、β−チオスルファトエ
チル、β−ホスファトエチル、β−アルカノイルオキシ
−エチル等;z、Bは1又は2; Aは零又は1; Xは、N原子と共に、1又は2個のアルキレン基及び、
場合により1又は2個のヘテロ基からなる複素環の二価
残基を形成しそしてalkはC1〜4アルキレン残基)
で示される基であり、Q゜は−N(R)SO−R (RはH、C1〜4アルキル基等Rは、(置換)ア
リール、アルキレンアリール、アリーレンアルキル等で
示される基である〕に相当する水溶性染料。 【効果】本染料はヒドロキシ−及び/又はカルボンアミ
ド−含有材料、特に繊維材料、例えばセルロース繊維、
羊毛及び合成ポリアミドの染色に使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維反応性染料の工業的
分野に関する。
【0002】
【従来の技術】s- トリアジン残基を含有し、ビニルス
ルホン系からなる繊維反応性基が結合されておりそして
第三置換基が、場合により置換されたアミノ基である、
繊維反応性染料は、米国特許第4,740,592号明
細書、欧州特許出願公告第0,377,166号公報か
ら及び特公昭- 40- 17113号公報から公知であ
る。
【0003】反応性染料を使用する染色法は、最近染色
の品質及び染色法の効率性に関する増大した要求をもた
らしている。その結果、堅牢性に関するばかりでなく、
改善された性質を有し、染色されるべき材料上で高い固
着度を示しそして濃い染色を与える新規な反応性染料に
関する要求がなお存在している。さらに、高品質の抜染
及び防染を与える染料に関する増大する要求がある。
【0004】抜染において、抜染剤は、材料(下地色
調)の染色ウェブ上に所望の模様で捺染され、抜染剤は
染料──ただしこれは抜染可能である──を破かいし、
その結果、抜染法が完了した際、白色模様が染色上に生
ずる(白色抜染)。抜染が付加的に抜染に安定な染料を
含有するなら、捺染した模様は、抜染操作及びこの混合
した染料を固着するための慣用な処理が完了した後、下
地色調上に異なる色調で得られる(着色抜染)。
【0005】防染において、織物は、まず適当な防染剤
を用いて所望の模様で捺染される。次に、この様にして
予捺染した織物は、防染剤と結合可能な染料を用いてク
ロス染め(オーバーパジング又はオーバープリント)さ
れそしてそれゆえもはや織物に固着できず、その結果染
料が防染した部分において固着せずそしてしたがって得
られる染色(捺染)は防染剤の模様どおりの白色模様を
有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの公知な染料の
非常に良好な染色性にもかかわらず、増大した固着度を
有しそして一層良好な色の濃さを有する染色を形成する
染料を開発することが望ましかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明により、これらの
良好な性質を有する、一般式(1)
【0008】
【化11】 に相当する、新規な水溶性染料を見出した。一般式
(1)において各記号は次の意味を有する:Fはモノア
ゾ、ジスアゾ又はポリアゾ染料又はこれから誘導された
重金属錯塩アゾ染料又はアントラキノン、フタロシアニ
ン、ホルマザン、アゾメチン、ジオキサン、フェナジ
ン、スチルベン、トリフェニルメタン、キサンテン、チ
オキサンテン、ニトロアリール、ナフトキノン、ピレン
キノン又はペリレンテトラカルバミド染料の残基であ
り、Rx は水素原子又は1乃至4個の炭素原子を有する
アルキル基、例えばメチル又はエチル基であり、これは
ハロゲン、例えば塩素及び臭素、ヒドロキシ、シアノ、
1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、例えばメト
キシ及びエトキシ、2乃至5個の炭素原子を有するアル
コキシカルボニル、カルボキシ、スルファモイル、スル
ホ又はスルファトにより置換されていることができ、好
ましくはメチル又はエチル基及び、特に水素原子であ
り、nは1又は2、好ましくは1の数でありそしてQは
一般式(2a)又は(2b)
【0009】
【化12】 (式中Rz は水素原子又は1乃至4個の炭素原子を有す
るアルキル基、例えば特にメチル又はエチル基であり、
これはハロゲン、例えば塩素及び臭素、ヒドロキシ、シ
アノ、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、例え
ばメトキシ及びエトキシ、カルボキシ、スルファモイ
ル、スルホ又はスルファトにより又はフェニル残基──
これは、場合によりハロゲン、例えば塩素及び臭素、1
乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、例えばメトキ
シ及びエトキシ、1乃至4個の炭素原子を有するアルキ
ル、例えばメチル、スルホ及びカルボキシよりなる群か
ら選ばれた置換基により置換されている──により置換
されていることができるか、又はシクロヘキシル残基又
はフェニル残基であり、これは、場合によりハロゲン、
例えば塩素及び臭素、1乃至4個の炭素原子を有するア
ルコキシ、例えばメトキシ及びエトキシ、1乃至4個の
炭素原子を有するアルキル、例えばメチル、スルホ及び
カルボキシよりなる群から選ばれた置換基により置換さ
れており、Wは場合により置換されたアリーレン残基又
はアルキレン- アリーレン又はアリーレン- アルキレン
又はアルキレン- アリーレン- アルキレン又はアリーレ
ン- アルキレン- アリーレン残基であり、この場合アル
キレン残基は1乃至8個の炭素原子、好ましくは2乃至
6個の炭素原子及び、特に2乃至4個の炭素原子を有す
る該残基でありそして置換されていることができそして
アリーレン残基は、場合により置換されたフェニレン又
はナフチレン残基でありそしてこの場合アルキレン残基
は1又はそれ以上、例えば2又は3個のヘテロ基、例え
ば式 -NH- 、 -N(R)-──式中Rは、スルホ、スル
ファト、カルボキシ又はホスファト、 -SO2-、 -CO
- 、 -NH- SO2-、 -NH- CO- 、 -SO2-NH-
及び -CO- NH- により置換されていることができ
る、1乃至4個の炭素原子を有するアルキルである──
の基により中断されていることができそして結合したア
ルキル/アリーレン残基におけるアルキレン及びアリー
レン部分はそれぞれの場合この様なヘテロ基により分離
されていることができ、Yはビニル基、β- スルファト
エチル、β- チオスルファトエチル又はβ-ホスファト
エチル基又はβ- アルカノイルオキシ- エチル基──ア
ルカノイル残基において2乃至5個の炭素原子を有する
──、例えばβ- アセトキシエチル基又はβ- ベンゾイ
ルオキシ- エチル、β-(スルホベンゾイルオキシ)-エチ
ル又はβ-(p- トルエンスルホニルオキシ)-エチル又は
β-ハロゲン- エチルであり、zは1又は2の数であ
り、Aは零又は1の数でありそしてBは1又は2の数で
あり、(A+B)の合計は2の数と等しくそして、Bが
2である場合には、式 -W-(SO2-Y)z の基は互いに
同一の意味を有するか又は互いに異なる意味を有するこ
とができ、Xは、N原子と共に、1乃至5個の炭素原子
を有する、1又は2個のアルキレン基及び、場合により
1又は2個のヘテロ基、例えば窒素及び酸素原子又は基
-NH- からなる複素環の二価残基、例えばピペラジン
- 1,4-イレン又はピペリジニレン残基を形成しそし
てalkは1乃至4個の炭素原子、好ましくは2又は3
個の炭素原子を有するアルキレン残基、例えばエチレン
又はn- プロピレン残基である)で示される基であり、
Q°は一般式(2A)
【0010】
【化13】 (式中RA は水素原子又は1乃至4個の炭素原子を有す
るアルキル基、例えばメチル又はエチルであり、これ
は、例えばハロゲン、例えば塩素又は臭素、ヒドロキ
シ、シアノ、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキ
シ、例えばメトキシ又はエトキシ、2乃至5個の炭素原
子を有するアルコキシカルボニル、カルボキシ、スルフ
ァモイル、スルホ又はスルファトにより置換されている
ことができるか、又はアリール残基、例えばナフチル又
はフェニルであり、これは、例えばハロゲン、例えば塩
素又は臭素、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキ
シ、例えばメトキシ又はエトキシ、1乃至4個の炭素原
子を有するアルキル、例えばメチル又はエチル、スルホ
及びカルボキシにより置換されていることができるが、
しかし好ましくはメチル又はエチル及び、特に好ましく
は水素でありそしてRB は、場合により置換されたアリ
ール、アルキレンアリール、アリーレンアルキル、アル
キレンアリーレンアルキル又はアリーレンアルキレンア
リール残基であり、この場合、場合により置換されたア
ルキレン残基は1乃至8個の炭素原子、好ましくは2乃
至6個の炭素原子、特に2乃至4個の炭素原子を有する
該残基でありそして、場合により置換されたアルキル残
基は1乃至6個の炭素原子、好ましくは1乃至4個の炭
素原子を有する該残基、特にメチル又はエチルでありそ
してアリーレン残基及びアリール残基はそれぞれ、場合
により置換されたフェニレン又はナフチレン残基又はフ
ェニル又はナフチル残基でありそしてその場合アルキレ
ン残基又はアルキル残基は1又はそれ以上、例えば2又
は3個のヘテロ基、例えば式 -NH- 、- N(R)- ─
─式中Rは、スルホ、スルファト、カルボキシ又はホス
ファト、又は -O-、 -S- 、 -SO2-、 -CO- 、 -
NH- SO2-、 -NH -CO- 、 -SO2-NH- 及び -
CO- NH- により置換されていることもできる、1乃
至4個の炭素原子を有するアルキルである──の基によ
り中断されていることができ、そして好ましくはアミノ
又は酸素でありそしてその場合結合したアルキル(エ
ン)/アリール(エン)残基におけるアルキレン、アル
キル、アリーレン及びアリール部分はこの様なヘテロ基
により互いに分離されていることができるか、又はRB
は一般式 -NRC D ──式中RC 及びRD はそれぞれ
互いに関係なく水素又は1乃至4個の炭素原子を有する
アルキルであり、これはスルホ、カルボキシ、スルファ
ト、フェニル、シアノ、ニトロ、塩素又は臭素により置
換されていることができるか、又は、場合によりメチル
により単置換、二置換又は三置換された、5乃至8個の
炭素原子を有するシクロアルキル残基、例えばシクロペ
ンチレン及びシクロヘキシレンであるか、又は、場合に
よりスルホにより単置換、二置換又は三置換されたナフ
チル残基又はフェニル残基であり、これは1乃至4個の
炭素原子を有するアルキル、例えばメチル又はエチル、
1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、例えばメト
キシ又はエトキシ、ハロゲン、例えば塩素又は臭素、カ
ルボキシ、ニトロ及びスルホよりなる群から選ばれた1
乃至3個の置換基、好ましくは1又は2個の置換基によ
り置換されていることができる)で示される基である。
【0011】Fは、好ましくはモノ- 又はジスアゾ染料
の残基又は金属錯塩アゾ染料、例えばo,o′- 1:1
- 銅錯塩モノ- 又はジスアゾ染料又はトリフェンジオキ
サジン又はフタロシアニン染料、例えばニッケル又は銅
フタロシアニン染料の残基である。
【0012】残基Fは、繊維反応性基を包含する、有機
染料において慣用な置換基、例えばその基礎構造におい
て結合した、上記の式 -SO2-Yの該置換基を含有する
ことができる。この様な置換基の例は次の通りである:
1乃至4個の炭素原子を有するアルキル基、例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル又はブチル、好ま
しくはエチル及び、特にメチル、1乃至4個の炭素原子
を有するアルコキシ、例えばメトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、イソプロポキシ及びブトキシ、好ましくはエト
キシ及び、特にメトキシ、2乃至8個の炭素原子を有す
るエチルアミノ基、例えばアセチルアミノ、プロピルア
ミノ又はベンゾイルアミノ基、第一及び単- 又は二置換
アミノ基、例えば1乃至4個の炭素原子を有するアルキ
ル基及び/又はフェニル基により置換されたアミノ基、
例えばアルキル残基において1乃至4個の炭素原子を有
するモノアルキルアミノ及びジアルキルアミノ及びフェ
ニルアミノ又はN-(C1 〜C4-アルキル)-N- フェニル
- アミノ基──この場合アルキル残基は又、例えばフェ
ニル、スルホフェニル、ヒドロキシ、スルファト、スル
ホ及びカルボキシにより置換されていることができそし
てフェニル基は又、例えば塩素、スルホ、カルボキシ、
メチル及び/又はメトキシにより置換されていることが
できる──、したがって例えばメチルアミノ、エチルア
ミノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルア
ミノ、N,N- ジ-(β- ヒドロキシエチル)-アミノ、
N,N- ジ-(β- スルファトエチル)-アミノ、スルホベ
ンジルアミノ、N,N- ジ-(スルホベンジル)-アミノ及
びジエチルアミノ基、例えばフェニルアミノ及びスルホ
フェニルアミノ基、1乃至4個の炭素原子を有するアル
キル残基を有するアルコキシカルボニル基、例えばメト
キシカルボニル及びエトキシカルボニル、1乃至4個の
炭素原子を有するアルキルスルホニル基、例えばメチル
スルホニル及びエチルスルホニル、トリフルオルメチ
ル、ニトロ及びシアノ基、ハロゲン原子、例えばフッ
素、塩素及び臭素、カルバモイル基──これは1乃至4
個の炭素原子を有するアルキルにより単- 及び二置換さ
れていることができ、アルキル残基はさらに、例えばヒ
ドロキシ、スルファト、スルホ、カルボキシ、フェニル
及びスルホフェニルにより置換されていることができる
──、例えばN- メチル- カルバモイル及びN- エチル
- カルバモイル、スルファモイル基──これは1乃至4
個の炭素原子を有するアルキル基により単- 又は二置換
されていることができる──及び1乃至4個の炭素原子
を有するN- フェニル- N-アルキルスルファモイル基
──これらアルキル基はさらにヒドロキシ、スルファ
ト、スルホ、カルボキシ、フェニル及びスルホフェニル
により置換されていることができる──、例えばN- メ
チル- スルファモイル、N- エチル- スルファモイル、
N- プロピル- スルファモイル、N- イソプロピル- ス
ルファモイル、N- ブチル- スルファモイル、N-(β-
ヒドロキシエチル)-スルファモイル及びN,N- ジ-(β
- ヒドロキシエチル)-スルファモイル、N- フェニル-
スルファモイル、ウレイド、ヒドロキシ、カルボキシ、
スルホメチル及びスルホ基及びβ-スルファトエチルス
ルホニル、β- チオスルファトエチルスルホニル、β-
ホスファトエチルスルホニル、β- アセトキシエチルス
ルホニル、β- クロルエチルスルホニル及びビニルスル
ホニル基。
【0013】染料残基Fは、好ましくは1又はそれ以
上、例えば2乃至4個のスルホ基により置換されており
そしてさらに、好ましくはスルホ、メチル、エチル、メ
トキシ、エトキシ、2乃至5個の炭素原子を有するアル
カノイルアミノ、例えばアセチルアミノ、ベンゾイルア
ミノ、アミノ、塩素、臭素、ウレイド、ヒドロキシ、カ
ルボキシ及びスルホメチルよりなる群から選ばれた置換
基を含有することができる。
【0014】繊維反応性残基Fは、又文献から公知であ
る他の繊維反応性基を含有することができそして一般式
(3)
【0015】
【化14】 (式中Rx 、Q及びQ°は上記の意味を有する)で示さ
れる構造と同じでない。この様な繊維反応性基の例は、
ビニルスルホン系の基、例えば式 -SO2-Y(式中Yは
上記の意味を有する)で示され、1乃至4個の炭素原子
を有するアルキレン残基、例えばメチレン基又はメチル
アミノ又はエチルアミノ基を介してFに結合しているこ
とができる既記の基であるか、又は脱離することができ
る原子又は脱離することができる基により置換された、
低分子量のアルケノイルアミノ又はアルケンスルホニル
アミノ残基であるか、又は炭素環式、炭素環式- 複素環
式又は複素環式残基──これは脱離することができる原
子又は脱離することができる原子により置換されており
そしてカルボニルアミノ又はスルホニルアミノ基を介し
て残基Fに結合しており、これら残基の複素環部分は4
- 、5- 又は6- 員である──であるか、又はアミノ、
メチルアミノ又はエチルアミノ基を介して残基Fに結合
した及び脱離することができる原子又は脱離することが
できる基を介して置換されたトリアジニル又はピリミジ
ニル残基である。この様な残基の例は、アミノ、メチル
アミノ又はエチルアミノ基を介して結合したハロゲン-
置換6員複素環式残基、例えばハロゲントリアジニル又
はハロゲンピリミジニル残基又は脂肪族アシルアミノ残
基、例えばハロゲンアセチルアミノ又はハロゲンプロピ
オニルアミノ残基である。
【0016】式残基Rx の例は次の通りである:水素、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、第二ブチル、第三ブチル、カルボキシメチ
ル、β- カルボキシエチル、β- カルボキシプロピル、
メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニルメチ
ル、β- メトキシカルボニル、β- エトキシエチル、β
-メトキシプロピル、β- クロルエチル、γ- ブロムプ
ロピル、β- ヒドロキシエチル、β- ヒドロキシブチ
ル、β- シアノエチル、スルホメチル、β- スルホエチ
ル、アミドスルホニルメチル及びβ- スルファトエチ
ル。
【0017】式残基Rz の例は次の通りである:水素、
メチル、エチル、カルボキシメチル、カルボメトキシメ
チル、カルボエトキシメチル、スルホメチル、スルファ
ミドメチル、β- カルボキシエチル、β- スルホエチ
ル、n- プロピル、β- カルボキシプロピル、β- スル
ファトエチル、β- エトキシエチル、β- メトキシプロ
ピル、γ- クロルプロピル、γ- ブロムプロピル、n-
ブチル、イソブチル、n- ペンチル、n- ヘキシル、n
- ノニル、n- ドデシル、n- ヘキサデシル、n- ペン
タデシル、シクロヘキシル、フェニル、2- クロルフェ
ニル、3- クロルフェニル、4- クロルフェニル、2-
又は3- 又は4- スルホフェニル、2- メチル- フェニ
ル、4- メトキシ- フェニル、3- メチル- フェニル及
び4- エチル- フェニル。これらのうち、場合により置
換されたアルキル基は好ましくそしてメチル及びエチル
基及び水素原子が特に好ましい。一般式(2a)及び
(2b)の基の例は例えば次の通りである:2-(β- ス
ルファトエチルスルホニル)-フェニルアミノ、3-(β-
スルファトエチルスルホニル)-フェニル- アミノ、4-
(β- スルファトエチルスルホニル)-フェニル- アミ
ノ、2- カルボキシ- 5-(β- スルファトエチルスルホ
ニル)-フェニル- アミノ、2- クロル- 3-(β- スルフ
ァトエチルスルホニル)-フェニル- アミノ、2-クロル-
4-(β- スルファトエチルスルホニル)-フェニル- ア
ミノ、2- エトキシ -4- 又は -5-(β- スルファトエ
チルスルホニル)-フェニル- アミノ、2-エチル -4-
(β- スルファトエチルスルホニル)-フェニル- アミ
ノ、2- メトキシ -5-(β- スルファトエチルスルホニ
ル)-フェニル- アミノ、2,4 -ジエトキシ -5-(β-
スルファトエチルスルホニル)-フェニル- アミノ、2,
4 -ジメトキシ -5-(β- スルファトエチルスルホニ
ル)-フェニル- アミノ、2,5 -ジメトキシ -4-(β-
スルファトエチルスルホニル)-フェニル- アミノ、2-
メトキシ -5- メチル -4-(β- スルファトエチルスル
ホニル)-フェニル- アミノ、2- 又は3- 又は4-(β-
チオスルファトエチルスルホニル)-フェニル- アミノ、
2- メトキシ -5-(β- チオスルファトエチルスルホニ
ル)-フェニル- アミノ、2- スルホ -4-(β- ホスファ
トエチルスルホニル)-フェニル- アミノ、2-スルホ -
4- ビニルスルホニル- フェニル- アミノ、2- ヒドロ
キシ -4- 又は-5-(β- スルファトエチルスルホニル)
-フェニル- アミノ、2- クロル -4-又は -5-(β- ク
ロルエチル- スルホニル)-フェニル -アミノ、2- ヒド
ロキシ-3- スルホ -5-(β- スルファトエチルスルホ
ニル)-フェニル- アミノ、3-又は4-(β- アセトキシ
エチルスルホニル)-フェニル -アミノ、2- メトキシ -
4- [β-(N- メチル- タウリル)-エチルスルホニル]
-フェニル- アミノ、5-(β- スルファトエチルスルホ
ニル)-ナフト- 2- イル -アミノ、6- 又は7-又は8-
(β- スルファトエチルスルホニル)-ナフト- 2- イル-
アミノ、6-(β- スルファトエチルスルホニル)-1-
スルホ- ナフト -2- イル- アミノ、5-(β- スルファ
トエチルスルホニル)-1- スルホ- ナフト -2- イル-
アミノ、8-(β- スルファトエチルスルホニル)-6- ス
ルホ- ナフト -2- イル- アミノ、β- [4-(β′- ス
ルファトエチルスルホニル)-フェン]- エチルアミノ、
β-[2- スルホ -4-(β′- スルファトエチルスルホ
ニル)-フェン]- エチルアミノ、β-(β′- クロルエチ
ルスルホニル)-エチルアミノ、β-(β′- スルファトエ
チルスルホニル)エチルアミノ、β-(ビニルスルホニ
ル)-エチルアミノ、γ-(β′- クロルエチルスルホニ
ル)-プロピルアミノ、γ-(β′- スルファトエチルスル
ホニル)-プロピルアミノ、γ-(β′- ブロムエチルスル
ホニル)-プロピルアミノ、γ-(ビニルスルホニル)-プロ
ピルアミノ、1- メチル -1-(β- スルファトエチルス
ルホニル)-1- エチルアミノ、δ-(β′- スルファトエ
チルスルホニル)-ブチルアミノ、2- メチル -2-(β-
クロルエチルスルホニル)-1- プロピル- アミノ、ω-
(β′- クロルエチルスルホニル)-ペンチルアミノ、β-
(β′-クロルエチルスルホニル)-n- ヘキシルアミノ、
N- メチル -N- [β-(β′-クロルエチルスルホニル)
-エチル]- アミノ、N- エチル -N- [β-(β′- ク
ロルエチルスルホニル)-エチル]- アミノ、N- n- プ
ロピル -N- [β-(β′- クロルエチルスルホニル- エ
チル]- アミノ、N- n- ブチル -N- [β-(β′- ク
ロルエチルスルホニル)-エチル]- アミノ、N- n- ペ
ンチル -N- [β-(β′- クロルエチルスルホニル)-エ
チル]- アミノ、N- n- ヘキシル -N-[β-(β′-
クロルエチルスルホニル)-エチル]- アミノ、N- n-
ノニル- N-[β-(β′- クロルエチルスルホニル)-エ
チル]- アミノ、N- n- ドデシル-N- [β-(β′-
クロルエチルスルホニル)-エチル]- アミノ、N- n-
ヘキサデシル -N- [β-(β′- クロルエチルスルホニ
ル)-エチル]- アミノ、N-n- オクタデシル -N-
[β-(β′- クロルエチルスルホニル)-エチル]- アミ
ノ、N- カルボキシメチル -N- [β-(β′- ブロムエ
チルスルホニル)-エチル]- アミノ、N- スルファトメ
チル- N- [β-(β′- クロルエチル- スルホニル)-エ
チル]- アミノ、N-(β- カルボキシエチル)-N-
[γ′- (β″- クロルエチルスルホニル)-プロピル]
- アミノ、N-(β- スルファトエチル)-N- [γ′-
(β″- クロルエチルスルホニル)-プロピル]- アミ
ノ、N-(β- スルファトエチル)-N- [δ′-(β″- ク
ロルエチルスルホニル)-ブチル]- アミノ、N-(β- エ
トキシエチル)-N- 〔δ′-(β″- クロルエチルスルホ
ニル)-ブチル]- アミノ、N-(γ- クロルプロピル)-N
- [β′-(β″- クロルエチルスルホニル)-エチル]-
アミノ、N- フェニル- N- [β-(β′- クロルエチル
スルホニル)-エチル]- アミノ、N-(4- クロルフェニ
ル- N- [β-(β′- クロルエチルスルホニル)エチ
ル]- アミノ、N-(2- メチルフェニル)-N- [β-
(β′-クロルエチルスルホニル)-エチル]- アミノ、N
-(4- メトキシフェニル)-N-[β-(β′- クロルエチ
ルスルホニル)-エチル]- アミノ、N-(3- スルホフェ
ニル)-N- [β-(β′- クロルエチルスルホニル)-エチ
ル]- アミノ、N-(4-スルホフェニル)-N- [β-
(β′- クロルエチルスルホニル)-エチル]- アミノ、
ビス -[β-(β′- クロルエチルスルホニル)-エチル]
- アミノ、ビス- [β-(β′- ブロムエチルスルホニ
ル)-エチル]- アミノ、ビス- [γ-(β′- クロルエチ
ルスルホニル)-プロピル]- アミノ、ビス- [δ-(β′
- クロルエチルスルホニル)-ブチル]- アミノ、ビス-
(β- ビニルスルホニル- エチル)-アミノ、N-(β- シ
アノエチル)-N- [γ′-(β″- クロルエチルスルホニ
ル)-プロピル]- アミノ、β- [β′-(β″- クロルエ
チルスルホニル)-エチルアミノ]- エチルアミノ、β-
[β′-(β″- スルファトエチルスルホニル)-エチルア
ミノ]- エチルアミノ、β- [β′-(β″- クロルエチ
ルスルホニル)-エトキシ]- エチルアミノ、β- [β′
-(β″- スルファトエチルスルホニル)-エトキシ]- エ
チル- アミノ、4- [β-(β′- クロルエチルスルホニ
ル)-エチル]- ピペラジン- 1- イル、4- [γ-(β′
- クロルエチルスルホニル)-プロピル]- ピペラジン-
1- イル、4- [β-(β′- スルファトエチルスルホニ
ル)-エチル)]-ピペラジン- 1- イル、4- [γ-
(β′- スルファトエチルスルホニル)-プロピル]- ピ
ペラジン- 1- イル、4- {N- [β-(4′- スルファ
トエチルスルホニル- フェニル)-エチル]- アミドカル
ボニル- メトキシ}- フェニルアミノ、4- {N-
[3′- 又は4′-(β- スルファトエチルスルホニル)-
フェニル]-アミドカルボニル- メトキシ}- フェニル
アミノ、3,4- ジ-(β- スルファトエチルスルホニ
ル)-フェニルアミノ、2,5- ジ-(β- スルファトエチ
ルスルホニル)-フェニルアミノ、4- [γ-(β′- スル
ファトエチルスルホニル)-プロポキシ]- フェニルアミ
ノ、2,5- ビス- [β- スルファトエチルスルホニ
ル)-メチル]- フェニルアミノ、3- 又は4- {N-
[γ-(β′- スルファトエチルスルホニル)-プロピル-
アミドカルボニル]}- フェニルアミノ及び3,5- ビ
ス- {N- [γ-(β′- スルファトエチルスルホニル)-
プロピル- アミドカルボニル]}- フェニルアミノ、3
- スルホ- 4- {[N- γ-(β′- スルファトエチルス
ルホニル)-プロピル- アミドカルボニル]- メトキシ}
フェニルアミノ及び4- {[N- γ-(β′- スルファト
エチルスルホニル)-プロピル- アミドカルボニル]- メ
トキシ}- フェニルアミノ。
【0018】架橋員W及び残基RB において、アリーレ
ン残基は、好ましくはフェニレン及びナフチレン残基で
あり、これは、例えば1乃至4個の炭素原子を有するア
ルキル、例えばメチル及びエチル,ハロゲン、例えばフ
ッ素、塩素及び臭素、ヒドロキシル、シアノ、1乃至4
個の炭素原子を有するアルコキシ、例えばメトキシ及び
エトキシ、カルボキシル、スルファモイル、スルホ、ト
リフルオルメチル及び2乃至5個の炭素原子を有するア
ルコキシカルボニル、例えばメトキシカルボニル及びエ
トキシカルボニルよりなる群から選ばれた1又はそれ以
上、例えば1、2又は3個、好ましくは1又は2個の置
換基を含有することができる。Wは、ここで好ましくは
フェニレン残基であり、これは上記の置換基、1乃至4
個の炭素原子を有するアルキル、1乃至4個の炭素原子
を有するアルコキシ、カルボキシ及び、好ましくはスル
ホよりなる群から選ばれた置換基により置換されている
ことができる。
【0019】一般式(2A)において、残基RB は、場
合により置換されたアリール残基であるなら、これは、
好ましくは1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、例
えばメチル又はエチル、1乃至4個の炭素原子を有する
アルコキシ、例えばメトキシ又はエトキシ、ハロゲン、
例えば塩素又は臭素、カルボキシ、ニトロ及びスルホよ
りなる群から選ばれた1乃至3個の置換基、好ましくは
1又は2個の置換基により置換されていることができる
フェニル残基である。
【0020】式残基W及びRB におけるアルキレン残基
は、好ましくは2乃至6個の炭素原子を有する直鎖又は
枝分れアルキレン基であり、これは上記のヘテロ基、例
えばこれらヘテロ基の1又は2個により中断されている
ことができる。これらのうち、2乃至4個の炭素原子を
有する直鎖アルキレン基又は酸素原子又はアミノ又はメ
チルアミノ基により中断されたブチレン基が好ましい。
Wのアルキレン基における置換基は、例えばスルホ、カ
ルボキシ、ヒドロキシ及びシアノ基であることができ
る。
【0021】式残基RB がアルキル残基であるなら、こ
れは好ましくはメチル又はエチルである。エチル基は、
好ましくはスルホ、ヒドロキシ、スルファト、ニトロ、
カルボキシ、塩素又は臭素により置換されていることが
できる。
【0022】式残基Wがアルキレン及びアリーレン残基
から結合された残基でありそして残基RB がアルキル又
はアリール残基と共にアルキレン及び/又はアリール残
基から結合された残基であるなら、これらの基において
アルキレン残基は、好ましくは1乃至3個の炭素原子を
有する直鎖アルキレン残基でありそしてアリーレン残基
は、好ましくは1,3又は、特に1,4- フェニレン残
基である。アルキレン- アリーレン残基は、特に式 -C
2-CH2-phenylene- 及び -CH2-phen
ylene- の残基である。
【0023】一般式(3)の繊維反応性基は、好ましく
は一般式(3a)又は、特に好ましくは一般式(3b)
【0024】
【化15】 〔式中、一般式(3a)においては、R′はメチル又は
エチル基又は、特に水素原子であり、R″は水素原子又
はメチル又はエチル基でありそしてW、Q°、Y及びz
は上記の特に好ましい意味の一つを有しそして一般式
(3b)においては、R′はメチル又はエチル基又は、
特に水素原子であり、R″はメチル又は、特に水素原子
であり、Q°及びYは上記の特に好ましい意味の一つを
有しそしてW1 は2乃至4個、好ましくは2は、特に3
個の炭素原子を有するアルキレン基であるか、又はフェ
ニレン残基であり、これはメチル、メトキシ、エトキシ
及び塩素よりなる群から選ばれた1又は2個の置換基に
より置換されていることができそしてこれらのうち、好
ましくは1,3- 又は1,4- フェニレン残基である
か、又は一般式(a) -(CH2)W - phenylene- (a) (式中wは1、2、3又は4、好ましくは2の数であり
そしてphenylenは1,3- 又は1,4- フェニ
レン残基である)で示される基である〕で示される残基
である。
【0025】一般式(3a)及び(3b)において、Q
°は、好ましくはメチルスルホンアミド、エチルスルホ
ンアミド、プロピルスルホンアミド、ブチルスルホンア
ミド又はフェニルスルホンアミドである。
【0026】一般式(1)に相当する重要なアゾ染料
は、Fがベンゼン- アゾ- ナフトール、ベンゼン- アゾ
- 1- フェニル- 5- ピラゾロン、ベンゼン- アゾ- ベ
ンゼン、ナフタリン- アゾ- ベンゼン、ベンゼン- アゾ
- アミノナフタリン、ナフタリン- アゾ- ナフタリン、
ナフタリン- アゾ- 1- フェニル- 5- ピラゾロン、ベ
ンゼン- アゾ- ピリドン又はナフタリン- アゾ- ピリド
ン系の染料はここでも好ましい。
【0027】本発明による1:1銅錯塩アゾ染料のう
ち、ベンゼン及びナフタリン系の該染料が好ましい。一
般式(1)の好ましいモノ- 及びジスアゾ染料の例は、
一般式(4a)、(4b)及び(4c)
【0028】
【化16】 (式中D1 はベンゼン又はナフタリン系のジアゾ成分の
残基であり、Eはベンゼン又はナフタリン系の中心成分
の残基であり、Kはベンゼン、ナフタリン、ピラゾロ
ン、6- ヒドロキシ- 2- ピリドン又はアセト酢酸アリ
ールアミド系のカップリング成分の残基であり、この場
合D1 、E及びKはアゾ染料に関して慣用な置換基、例
えばヒドロキシ、アミノ、メチル、メトキシ、エトキ
シ、スルホ、及びカルボキシ基、場合により置換され
た、アルカノイル残基において2乃至4個の炭素原子を
有するアルカノイルアミノ基、場合により置換されたベ
ンゾイルアミノ基及びハロゲン原子、例えば臭素及び塩
素原子を含有することができそしてD1 、E及びKは共
に少なくとも2個のスルホ基、好ましくは3又は4個の
スルホ基を有し、vは零又は1の数でありそしてZは一
般式(3)又は、好ましくは一般式(3a)又は(3
b)の基である)示される該染料である。
【0029】さらに好ましい化合物は、一般式(4d)
又は(4e) D1 ─N=N−K°─N=N─D2 ─Z
(4d) Z─D1 ─N=N−K°─N=N─D2 ─Z
(4e) (式中D1 及びD2 は、互いに関係なく、ベンゼン又は
ナフタリン系のジアゾ成分の残基でありそしてK°はナ
フタリン系の二価カップリング成分の残基であり、
1 、D2 及びK°はアゾ染料に関して慣用な置換基、
例えば上で既に記載した置換を有することができ、
1 、D2 及びK°は共に少なくとも2個のスルホ基、
好ましくは3又は4個のスルホ基を含有する)で示され
るジスアゾ染料である。
【0030】一般式(1)のこの様なアゾ染料は、特に
一般式(4f)、(4g)及び(4h)
【0031】
【化17】 (式中Dはそれぞれの場合、互いに同一であるか又は互
いに異なる意味を有することができるジアゾ成分の残
基、例えば上記の意味を有する残基D1 であり、Eはカ
ップリングを受けることができるジアゾ化性化合物の二
価残基、例えば上記の意味を有する該残基であり、Kは
カップリング成分の残基、例えば上記の意味を有する該
残基であり、vは零又は1の数であり、Zは一般式
(3)又は(3a)又は(3b)の残基であり、nは1
又は2、好ましくは1の数でありそして残基Zは残基D
又は残基Kに結合しているか、又は、nが2である場合
には、それぞれの場合D及びKに又は両方のDに結合し
ており、Mは水素原子又はアルカリ金属、例えばナトリ
ウム、カリウム又はリチウムである)で示される染料で
ある。
【0032】本明細書中で示された全ての式において、
一般式の範囲内の異なる並びに同一の記号の個々の式メ
ンバーは、その意味の範囲内で互いに同一であるか又は
互いに異なる意味を有することができる。
【0033】基「スルホ」、「カルボキシ」、「ホスフ
ァト」、「チオスルファト」及び「スルファト」は、そ
の酸形及びその塩形の両方を包含する。したがってスル
ホ基は一般式 -SO3 Mに相当する基であり、カルボキ
シ基は一般式 -COOMに相当する基であり、ホスファ
ト基は一般式 -OPO3 2 に相当する基であり、チオ
スルフアト基は一般式 -S- SO3 Mに相当する基であ
りそしてスルファト基は一般式 -OSO3 Mに相当する
基であり、それぞれの場合Mは上記の意味を有する。
【0034】さらに本発明は、本発明による一般式(1)
の染料を製造する方法に関する。これらはそれ自体慣用
な方法で、染料の特別なクラスに関する特別な公知の合
成法に類似する方法により、特別な染料であって、その
少なくとも1種は一般式(3)で示される基を含有する
染料に関して典型的な前駆物質を互いに反応させるか、
又は一般式(60)
【0035】
【化18】 (式中F、Rx 及びnは上記の意味を有する)で示され
るアミノ基を含有する出発化合物を一般式(61)
【0036】
【化19】 (式中式Halはハロゲン原子、例えば特に塩素又は臭
素原子である)で示されるトリハロゲン- s- トリアジ
ンと、一般式H- Q°(式中Q°は上記の意味を有す
る)で示されるスルホンアミド又はそのアルカリ金属塩
と及び一般式H- Q(式中Qは上記の意味を有する)で
示されるアミンと化学量論的量で所望な任意の順序で反
応させ、所望によりその後さらに慣用の所要な変換反応
を実施することにより製造することができる。
【0037】特に、本発明による染料は、本発明により
一般式(62)
【0038】
【化20】 (式中F、Rx 及びnは上記の意味を有しそしてHal
はハロゲン原子、例えば特に塩素又は臭素)に相当する
化合物を上記の意味を有する化合物H- Q°又はそのア
ルカリ金属塩と反応させそして得られる、一般式(6
3)
【0039】
【化21】 (式中F、Q°、Rx 及びHalは上記の意味を有す
る)で示される化合物を一般式H- Q(式中Qは上記の
意味を有する)で示されるアミンと反応させるか、又は
一般式(64)
【0040】
【化22】 (式中F、Rx 、Hal、Q及びnは上記の意味を有す
る)で示される化合物を上記の意味を有する化合物H-
Q°又はそのアルカリ金属塩と反応させるか、又は一般
式(60)で示される化合物を一般式(65)
【0041】
【化23】 (式中Hal、Q°及びQは上記の意味を有する)で示
される化合物と反応させることにより製造することがで
きる。
【0042】一般式(63)の出発化合物と一般式H-
Qのアミンとの反応は、水性又は水性- 有機媒体におい
て懸濁液又は溶液中で30乃至100℃、好ましくは6
5乃至85℃の温度及び3乃至7、好ましくは3.0乃
至4のpHにおいて実施される。反応が水性- 有機媒体
中で実施されるならば、有機媒体は、例えばアセトン、
ジメチルホルムアミド又はN- メチル- ピロリドンであ
る。反応中遊離したハロゲン化水素は、有利には水性ア
ルカリ金属水酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩の添加により
連続的に中和される。
【0043】一般式(60)の化合物と一般式(65)
の化合物との反応は、好ましくは25乃至90℃、特に
45乃至75℃の温度及び3乃至8、特に3.5乃至
6.5のpHにおいて実施される。
【0044】一般式(62)の出発化合物と一般式H-
Qのアミンとの反応は、同様に水性又は水性- 有機媒体
における懸濁液又は溶液中での化合物(63)とアミン
H-Qとの反応と同様にして行われるが、ただしこの場
合には15乃至70℃、好ましくは25乃至45℃の温
度及び3乃至11.5、好ましくは3.5乃至7のpH
が保持される。
【0045】一般式(63)の化合物は、一般式(6
2)の化合物と化合物H- Q°又はそのアルカリ金属塩
との反応によるばかりでなく、又公知の方法に類似して
一般式(66)
【0046】
【化24】 (式中Hal及びQ°は上記の意味を有する)で示され
る化合物を一般式(60)の出発化合物と反応させて、
又は同様に公知の方法に類似して、しかし一般式(6
7)
【0047】
【化25】 (式中Rx 、Q°及びHalは上記の意味を有する)で
示される基を含有する染料に関する慣用な前駆物質を、
場合により一般式(67)の基を含有する別の前駆物質
と反応させて製造できる。
【0048】一般式H- Qのアミンは、原則として反応
において塩、例えば硫酸塩の形で又は、好ましくは塩酸
塩の形で使用される。一般式(64)の出発化合物は、
公知の方法に類似して、例えば一般式(62)の化合物
を一般式H- Q(式中Qは上記の意味を有する)のアミ
ンと又は一般式(68)
【0049】
【化26】 (式中Hal及びQは上記の意味を有する)で示される
化合物を一般式(60)の出発化合物と反応させて製造
することができる。出発化合物(68)それ自体は、一
方公知の方法に類似してトリハロ- s- トリアジンを一
般式H- Q(式中Qは上記の意味を有する)で示される
アミンと反応させて製造することができる。
【0050】一般式(61)のハロゲントリアジンと一
般式H- Qの化合物との縮合は、同様に好ましくは水性
溶液又は懸濁液中で0乃至30℃において1.8乃至
9.5のpHで行われる。さらに、縮合の間に遊離した
ハロゲン化水素は、有利には水性アルカリ金属水酸化
物、炭酸塩又は重炭酸塩の連続的添加により中和され
る。
【0051】一定の反応条件下、ハロゲントリアジン残
基は加水分解を受けることができ、この理由で保護基、
例えばアセチルアミノ基を含有する中間体又は前駆物質
の場合、反応がハロゲントリアジンにより行われる前
に、加水分解によりこれらのものからアセチル基を脱離
しなければならないことが必要である。ハロゲントリア
ジンとアミノ出発化合物との間の種々な上記の反応が、
好都合に実施されるその順序は、まず場合場合によって
変えられそして、特に関与するアミノ化合物の溶解度及
びハロゲン- トリアジンと反応するアミノ基の塩基度に
左右される。
【0052】一方又は両方共一般式(3)の基を含有す
るジアゾ及びカップリング成分を本発明によりアゾ染料
を合成する際の出発物質として使用するなら、反応はジ
アゾ化及びカップリング反応の慣用な方法により実施さ
れ、例えば通例- 5℃乃至+15℃の温度及び2以下の
pHにおいて強酸及びアルカリ金属亜硝酸塩により、好
ましくは水性媒体中で実施されそしてカップリング反応
は、アミノ基を含有するカップリング成分の場合には、
通例1.5乃至4.5のpHにおいて、そしてヒドロキ
シ基を含有するカップリング成分の場合には、3乃至
7.5のpHにおいてそして0乃至25℃の温度におい
て、同様に好ましくは水性媒体中で実施される。
【0053】ジアゾ成分として使用することができる出
発化合物の例は次の通りである:アミノベンゼン、1-
アミノ- 2- 、- 3- 又は- 4- メチルベンゼン、1-
アミノ- 2- 、- 3- 又は- 4- メトキシベンゼン、1
- アミノ- 2- 、- 3- 又は- 4- クロルベンゼン、1
- アミノ- 2,5- ジクロルベンゼン、1- アミノ-
2,5- ジメチルベンゼン、1- アミノ- 3- メチル-
6- メトキシベンゼン、1- アミノ- 2- メトキシ- 4
- ニトロベンゼン、4- アミノビフェニル、1- アミノ
ベンゼン- 2- 、3- 又は- 4- カルボン酸、2- アミ
ノ- ジフェニルエーテル、1- アミノベンゼン- 2- 、
- 3- 又は- 4- スルホン酸アミド、N- メチルアミ
ド、N- エチルアミド、N,N- ジメチル- アミド又は
N,N- ジエチルアミド、デヒドロチオ- p- トルイジ
ン- スルホン酸、1- アミノ- 4-トリフルオルメチル-
6- スルホン酸、1- アミノ- 3- 又は- 4- ニトロ
ベンゼン、1- アミノ- 3- 又は- 4- アセチル- アミ
ノベンゼン、1- アミノベンゼン- 2- 、- 3- 又は-
4- スルホン酸、1- アミノベンゼン- 2,4- 又は-
2,5- ジスルホン酸、1- アミノ- 4- メチルベンゼン
- 2- スルホン酸、1- アミノ- 3- メチルベンゼン-
6- スルホン酸、1- アミノ- 6- メチルベンゼン- 3
- 又は- 4- スルホン酸、1- アミノ- 2- カルボキシ
ベンゼン- 4-スルホン酸、1- アミノ- 4- カルボキ
シベンゼン- 2- スルホン酸、1- アミノ- 4- 又は-
5- クロルベンゼン- 2- スルホン酸、1- アミノ- 6
- クロルベンゼン- 3- 又は- 4- スルホン酸、1- ア
ミノ- 3,4- ジクロルベンゼン- 6- スルホン酸、1
- アミノ- 2,5- ジクロルベンゼン- 6- スルホン
酸、1- アミノ- 2,5- ジクロルベンゼン- 4- スル
ホン酸、1- アミノ- 4- メチル- 5- クロルベンゼン
- 2- スルホン酸、1- アミノ- 5- メチル- 4- クロ
ルベンゼン- 2- スルホン酸、1- アミノ- 4- 又は-
5- メトキシベンゼン- 2- スルホン酸、1- アミノ-
6- メトキシ- ベンゼン- 3- 又は- 4- スルホン酸、
1- アミノ- 6- エトキシベンゼン- 3- 又は- 4- ス
ルホン酸、1-アミノ- 2,4- ジメトキシベンゼン-
6- スルホン酸、1- アミノ- 2,5-ジメトキシベン
ゼン- 4- スルホン酸、1- アミノ- 3- アセチルアミ
ノベンゼン- 6- スルホン酸、1- アミノ- 4- アセチ
ルアミノベンゼン- 2- スルホン酸、1- アミノ- 3-
アセチルアミノ- 4- メチルベンゼン- 6- スルホン
酸、2- アミノ- 1- メチルベンゼン- 3,5- ジスル
ホン酸、1- アミノ- 4- メトキシ- ベンゼン- 2,5
- ジスルホン酸、1- アミノ- 3- 又は- 4- ニトロ-
ベンゼン- 6- スルホン酸、1- アミノナフタリン、2
- アミノ- ナフタリン、1- アミノナフタリン- 2- 、
- 4- 、- 5- 、- 6- 、- 7- 又は- 8- スルホン
酸、2- アミノナフタリン- 1- 、- 3- 、- 4- 、-
5- 、- 6- 、-7- 又は- 8- スルホン酸、1- アミ
ノナフタリン- 3,6- 又は- 5,7- ジスルホン酸、
2- アミノナフタリン- 1,5- 、- 1,7- 、- 3,
6- 、- 5,7- 、- 4,8- 又は- 6,8- ジスルホ
ン酸、1- アミノ- ナフタリン- 2,5,7- トリスル
ホン酸、2- アミノナフタリン- 1,5,7- 、- 3,
6,8- 又は- 4,6,8- トリスルホン酸、1- ヒド
ロキシ- 2- アミノベンゼン- 4- スルホン酸、1- ヒ
ドロキシ- 2- アミノベンゼン- 5- スルホン酸、1-
ヒドロキシ- 2- アミノベンゼン- 4,6- ジスルホン
酸、1- ヒドロキシ-2- アミノ- 4- アセチルアミノ
ベンゼン- 6- スルホン酸、1- ヒドロキシ-2- アミ
ノ- 6- アセチルアミノベンゼン- 4- スルホン酸、1
- ヒドロキシ-2- アミノ- 4- クロルベンゼン- 5-
スルホン酸、1- ヒドロキシ- 2- アミノ- 4- メチル
スルホニルベンゼン、1- アミノ- 2- ヒドロキシ- 6
- ニトロナフタリン- 4- スルホン酸、2- アミノ- 1
- ヒドロキシナフタリン- 4,8- ジスルホン酸、4-
アミノベンゼン- 3,4′- ジスルホン酸、3- メトキ
シ- 6- メチルアゾベンゼン- 2′,4′- ジスルホン
酸、3- メトキシ- 4- アミノ- 6- メチルアゾベンゼ
ン- 2′,5′- ジスルホン酸、1,3- ジアミノ- ベ
ンゼン、1,4- ジアミノ- ベンゼン、1,3- ジアミ
ノ- 4- クロルベンゼン、1,3- ジアミノ- 4- メチ
ルベンゼン、1,3- ジアミノ- 4- エチルベンゼン、
1,3- ジアミノ- 4- メトキシベンゼン、1,3- ジ
アミノ- 4-エトキシ- ベンゼン、1,4- ジアミノ-
2- メチルベンゼン、1,4- ジアミノ- 2- メトキシ
ベンゼン、1,4- ジアミノ- 2- エトキシベンゼン、
1,4- ジアミノ- 2- クロルベンゼン、1,4- ジア
ミノ- 2,5- ジメチルベンゼン、1,4- ジアミノ-
2,5- ジエチルベンゼン、1,4- ジアミノ- 2- メ
チル- 5- メトキシベンゼン、1,4- ジアミノ- 2,
5- ジメトキシベンゼン、1,4- ジアミノ- 2,5-
ジエトキシベンゼン、2,6- ジアミノ- ナフタリン、
1,3- ジアミノ- 2,4,5- トリメチルベンゼン、
1,4- ジアミノ- 2,3,5,6- テトラメチルベン
ゼン、1,3- ジアミノ- 4- ニトロベンゼン、4,
4′- ジアミノスチルベン、4,4′- ジアミノフェニ
ルメタン、4,4′- ジアミノジフェニル(ベンジジ
ン)、3,3′- ジメチルベンジジン、3,3′- ジメ
トキシベンジジン、3,3′- ジクロルベンジジン、
3,3′-ジカルボキシベンジジン、3,3′- ジカル
ボキシメトキシベンジジン、2,2′- ジメチルベンジ
ジン、4,2′- ジアミノジフェニル(ジフェニリ
ン)、2,6- ジアミノナフタリン- 4,8- ジスルホ
ン酸、1,4- ジアミノベンゼン- 2- スルホン酸、
1,4- ジアミノベンゼン- 2,5- ジスルホン酸、
1,4- ジアミノベンゼン- 2,6- ジスルホン酸、
1,3- ジアミノベンゼン- 4-スルホン酸、1,3-
ジアミノベンゼン- 4,6- ジスルホン酸、1,4- ジ
アミノ- 2- クロルベンゼン- 5- スルホン酸、1,4
- ジアミノ- 2- メチルベンゼン- 5- スルホン酸、
1,5- ジアミノ- 6- メチルベンゼン- 3- スルホン
酸、1,3- ジアミノ- 6- メチルベンゼン- 4- スル
ホン酸、3-(3′- アミノベンゾイルアミノ)-1- アミ
ノベンゼン- 6- スルホン酸、3-(4′- アミノベンゾ
イルアミノ)-1- アミノベンゼン- 6- スルホン酸、1
-(4′- アミノベンゾイルアミノ)-4- アミノベンゼン
- 2,5- ジスルホン酸、1,4- ジアミノベンゼン-
2- カルボン酸、1,3- ジアミノベンゼン- 4- カル
ボン酸、1,2- ジアミノベンゼン- 4- カルボン酸、
1,3- ジアミノベンゼン- 5-カルボン酸、1,4-
ジアミノ- 2- メチルベンゼン、4,4′- ジアミノジ
フェニルオキシド、4,4′- ジアミノ- ジフェニル尿
素- 2,2′- ジスルホン酸、4,4′- ジアミノジフ
ェニルオキシエタン- 2,2′- ジスルホン酸、4,
4′- ジアミノスチルベン- 2,2′- ジスルホン酸、
4,4′- ジアミノジフェニルエタン- 2,2′- ジス
ルホン酸、2- アミノ- 5- アミノナフタリン- 1- ス
ルホン酸、2- アミノ- 5- アミノメチルナフタリン-
1,7- ジスルホン酸、1- アミノ- 4- メトキシ- 5
- アミノメチルベンゼン- 6- スルホン酸、2-(β- ス
ルファトエチルスルホニル)-フェニル- アニリン、3-
(β- スルファトエチルスルホニル)-アニリン、4-(β-
スルファトエチルスルホニル)-アニリン、2- カルボ
キシ- 5-(β- スルファトエチルスルホニル)-アニリ
ン、2- クロル- 3-(β- スルファトエチルスルホニ
ル)-アニリン、2- クロル- 4-(β- スルファトエチル
スルホニル)-アニリン、2- エトキシ- 4- 又は- 5-
(β- スルファトエチルスルホニル)-アニリン、2- エ
チル- 4-(β- スルファトエチルスルホニル)-アニリ
ン、2- メトキシ- 5-(β- スルファトエチルスルホニ
ル)-アニリン、2,4- ジエトキシ- 5-(β- スルファ
トエチルスルホニル)-アニリン、2,4- ジメトキシ-
5-(β- スルファトエチルスルホニル)-アニリン、2,
5- ジメトキシ- 4-(β- スルファトエチルスルホニ
ル)-アニリン、2-メトキシ- 5- メチル- 4-(β- ス
ルファトエチルスルホニル)-アニリン、2-又は3- 又
は4-(β- チオスルファトエチルスルホニル)-アニリ
ン、2- メトキシ- 5-(β- チオスルファトエチルスル
ホニル)-アニリン、2- スルホ- 4-(β- ホスファトエ
チルスルホニル)-アニリン、2- スルホ- 4- ビニルス
ルホニル- アニリン、2- ヒドロキシ- 4- 又は- 5-
(β- スルファトエチルスルホニル)-アニリン、2- ク
ロル- 4- 又は- 5-(β- クロルエチルスルホニル)-ア
ニリン、2- ヒドロキシ- 3- スルホ- 5-(β- スルフ
ァトエチルスルホニル)-アニリン、3- 又は4-(β- ア
セトキシエチルスルホニル)-アニリン、2- メトキシ-
4[β-(N- メチル- タウリル)-エチルスルホニル]-
アニリン、5-(β- スルファトエチルスルホニル)-2-
アミノ- ナフタリン、6- 又は7- 又は8-(β- スルフ
ァトエチルスルホニル)-2- アミノ- ナフタリン、6-
(β- スルファトエチルスルホニル)-1- スルホ- 2-
アミノ- ナフタリン、5-(β- スルファトエチルスルホ
ニル)-1- スルホ- 2- アミノ- ナフタリン、及び8-
(β- スルファトエチルスルホニル)-6- スルホ- 2-
アミノ- ナフタリン。
【0054】アミノ- アセチルアミノ化合物を本発明に
よる合成の際ジアゾ成分としてジアミンの代わりに使用
しそしてアセチル基をその後加水分解によりこれから再
び脱離するなら、上記のジアゾ成分のモノアセチル化合
物、例えば1- アセチルアミノ- 3- アミノベンゼン-
4- スルホン酸及び1- アセチルアミノ- 4- アミノベ
ンゼン- 3- スルホン酸が適する。
【0055】本発明によるアゾ染料の合成に使用するこ
とができるカップリング成分の例は次の通りである:フ
ェノール、1- ヒドロキシ- 3- 又は- 4- メチルベン
ゼン、1- ヒドロキシ- ベンゼン- 4- スルホン酸、1
- ヒドロキシナフタリン、2- ヒドロキシナフタリン、
2- ヒドロキシナフタリン- 6- 又は -7- スルホン
酸、2- ヒドロキシナフタリン- 3,6- 又は -3,8
ジスルホン酸、1- ヒドロキシナフタリン -4- スルホ
ン酸、1- ヒドロキシナフタリン- 4,6- 又は-4,
7- ジスルホン酸、1- アミノ- 3- メチルベンゼン、
1- アミノ- 2-メトキシ -5- メチルベンゼン、1-
アミノ- 2,5- ジメチルベンゼン、3-アミノフェニ
ル尿素、1- アミノ- 3- アセチルアミノベンゼン、1
- アミノ-3- ヒドロキシアセチルアミノベンゼン、
1,3-ジアミノベンゼン -4- スルホン酸、1- アミノ
ナフタリン -6- 又は -8- スルホン酸、1- アミノ -
2- メトキシナフタリン -6- スルホン酸、2- アミノ
ナフタリン -5,7- ジスルホン酸、1- アミノ -8-
ヒドロキシナフタリン -4- スルホン酸、1- アミノ -
8- ヒドロキシナフタリン -6- スルホン酸、1- アミ
ノ -8- ヒドロキシナフタリン -2,4- ジスルホン
酸、2- ヒドロキシ -3- アミノナフタリン -5,7-
ジスルホン酸、1- アミノ -8- ヒドロキシナフタリン
-2,4,6- トリスルホン酸、1- ヒドロキシ -8-
アセチルアミノナフタリン -3- スルホン酸、1- ベン
ゾイルアミノ -8- ヒドロキシナフタリン -3,6- 又
は -4,6-ジスルホン酸、2- ベンゾイルアミノ -5-
ヒドロキシナフタリン -7- スルホン酸、2- アミノ
-5- ヒドロキシナフタリン -7- スルホン酸、2- メ
チル-又は2- エチルアミノ -5- ヒドロキシナフタリ
ン -7- スルホン酸、2-(N-アセチル- N- メチル)-
アミノ -5- ヒドロキシナフタリン -7- スルホン酸、
2- アセチルアミノ -5- ヒドロキシナフタリン -7-
スルホン酸、2- アミノ-5- ヒドロキシナフタリン -
1,7- ジスルホン酸, 2-アミノ -8- ヒドロキシナフ
タリン- 6- スルホン酸、2- メチルアミノ- 又は2-
エチルアミノ -8- ヒドロキシナフタリン -6- スルホ
ン酸、2-(N- アセチル -N- メチルアミノ)-8- ヒド
ロキシナフタリン -6- スルホン酸、2- アセチルアミ
ノ -8- ヒドロキシナフタリン -6- スルホン酸、2-
アミノ -8- ヒドロキシナフタリン-3,6- ジスルホ
ン酸、2- アセチルアミノ -8- ヒドロキシナフタリン
-3,6- ジスルホン酸、1- アミノ -5- ヒドロキシ
ナフタリン -7- スルホン酸、1- アミノ- 8- ヒドロ
キシナフタリン -3,6- 又は -4,6-ジスルホン酸、
1- アセチルアミノ -8- ヒドロキシナフタリン -3,
6- 又は -4,6- ジスルホン酸、1-(4′- アミノベ
ンゾイルアミノ)-8- ヒドロキシナフタリン -3,6-
又は -4,6- ジスルホン酸、1-(4′- ニトロベンゾ
イルアミノ)-8- ヒドロキシナフタリン -3,6- 又は
-4,6- ジスルホン酸、1-(3′- アミノベンゾイル
アミノ)-8- ヒドロキシナフタリン -3,6- 又は -
4,6 -ジスルホン酸、1-(3'-ニトロベンゾイルアミ
ノ)-8- ヒドロキシナフタリン -3,6- 又は -4,6-
ジスルホン酸、2-(4'-アミノ -3′- スルホフエニル
アミノ)-5- ヒドロキシナフタリン -7- スルホン酸、
3- メチル -5- ピラゾロン、1- フエニル -3- メチ
ル -5- ピラゾロン、1-(4′- スルホフエニル)-5-
ピラゾロン -3- カルボン酸、1-(3′- アミノフエニ
ル)-3- メチル- 5-ピラゾロン、1-(2',5′- ジス
ルホフエニル)-3- メチル -5- ピラゾロン、1-(2′
- メチル -4′- スルホフエニル)-5- ピラゾロン -3
- カルボン酸、1-(4′,8′- ジスルホナフト- 2′
- イル)-3- メチル -5- ピラゾロン、1-(5′,7′
- ジスルホナフトー2′- イル)-3- メチル- 5- ピラ
ゾロン、1-(2′,5′- ジクロル- 4′- スルホフエ
ニル)-3- メチル -5- ピラゾロン、3- アミノカルボ
ニル -4- メチル -6- ヒドロキシ -2- ピリドン、1
-エチル -3- シアノ- 又は -3- クロル -4- メチル
-6- ヒドロキシ -2- ピリドン、1- エチル -3- ス
ルホメチル -4- メチル -6- ヒドロキシ -2- ピリド
ン、2,4,6,- トリアミノ -3- シアノピリジン、
2-(3'-スルホフエニルアミノ)-4,6- ジアミノ -3
- シアノピリジン、2-(2'-ヒドロキシエチルアミン)-
3- シアノ -4- メチル -6- アミノピリジン、2,6
- ビス-(2′- ヒドロキシエチルアミノ)-3- シアノ -
4- メチルピリジン、1- エチル -3- カルボニル -4
- メチル -6- ヒドロキシ -2- ピリドン、1- エチル
-3-スルホメチル -4- メチル -5- カルボニル- 6-
ヒドロキシ -2- ピリドン、N- アセトアセチルアミ
ノベンゼン、1-(N- アセトアセチル)-アミノ -2 -メ
トキシベンゼン -5- スルホン酸、4- ヒドロキシキノ
ール -2- オン、1- アミノ -8- ヒドロキシ -2-(フ
エニルアゾ)-ナフタリン -3,6- - ジスルホン酸、1
- アミノ -8- ヒドロキシ -2-(4′- スルホフエニル
アゾ)-ナフタリン-3,6- ジスルホン酸、1- アミノ
-8- ヒドロキシ -2-(2′,5′- ジスルホフエニル
アゾ)-ナフタリン -3,6- ジスルホン酸、1-(β- ア
ミノエチル)-3- シアノ -4- メチル -6- ヒドロキシ
-2- ピリドン、1-(γ- アミノプロピル)-3- スルホ
メチル -4- メチル -6- ヒドロキシ -2- ピリドン、
1,3- ジアミノベンゼン、1- アミノ- 3- N,N-
ジ-(β- ヒドロキシエチル)-アミノ- ベンゼン、1- ア
ミノ- 3- N,N- ジ-(β- スルフアトエチル) - アミ
ノベンゼン、1- アミノ- 3- N,N- ジ-(β- ヒドロ
キシエチル) - アミノ-4- メトキシ- ベンゼン、1-
アミノ- 3- N,N- ジ-(β- スルフアトエチル) - ア
ミノ -4- メトキシベンゼン、1- アミノ- 3- スルホ
- ベンジルアミノ- ベンゼン、1- アミノ- 3- スルホ
-ベンジルアミノ- 4- クロルベンゼン、1- アミノ-
3- N,N- ジ-(スルホベンジル) - アミノベンゼン、
2-(4-β- スルファトエチルスルホニル- フェニル)-
3- メチル- 5- ピラゾロン及び1-(4- β- スルファ
トエチルスルホニル- フェニル)-3- カルボキシ- 5-
ピラゾロン。
【0056】新規な重金属錯塩アゾ染料の新規な合成に
おいて、例えば一般式(1)に相当するが、しかしジア
ゾ及びカップリング成分がそれぞれ錯塩生成が可能なヒ
ドロキシ又はカルボキシ基をアゾ基に対するオルト位に
含有する金属不含アゾ染料から出発させることが可能で
ある。その場合一般式(1)に相当するこのo,o′-
ジヒドロキシ- 又はo- カルボキシ- o′- ヒドロキシ
- アゾ出発化合物を、常法で重金属イオン供与体、例え
ば塩化銅、硫酸銅、塩化クロム、硫酸クロム及び塩化コ
バルトと反応させて、本発明による重金属錯塩アゾ染料
を生成させる。
【0057】例えば、一般式(4h)の新規な銅錯塩ア
ゾ化合物は、一般式(4z)
【0058】
【化27】 (式中個々の式メンバーは上記の意味の一つを有する)
で示される化合物を銅イオン供与体、例えば塩化銅又は
硫酸銅と水性媒体中で0乃至30℃の温度において反応
させることにより製造することができる。
【0059】一般式(3)の繊維反応性基を有せずそし
てアゾ染料の合成においてジアゾ成分として使用するこ
とができる、一般式D- NH2 及びD1-NH2 の芳香族
アミノ化合物の例は、一般式(5a)及び(5b)
【0060】
【化28】 〔式中P1 は水素、スルホ又は一般式 -SO2-Y(式中
Yは上記の意味を有する)の基であり、P2 は水素、メ
チル、エチル、メトキシ、エトキシ、2乃至5個の炭素
原子を有するアルカノイル、例えばアセチル及びプロピ
オニル、シアノ、カルボキシ、スルホ、2乃至5個の炭
素原子を有するアルコキシカルボニル、カルバモイル、
N-(C1 〜C4-アルキル)-カルバモイル、フッ素、塩
素、臭素又はトリフルオルメチルであり、P3 は水素、
メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、シアノ、カルボ
キシル、スルホ、2乃至5個の炭素原子を有するアルカ
ノイルアミノ、例えばアセチルアミノ、2乃至5個の炭
素原子を有するアルコキシカルボニル、カルバモイル、
N-(C1 〜C4 - アルキル)-カルバモイル、フッ素、塩
素、ニトロ、スルファモイル、N-(C1 〜C4 - アルキ
ル)-スルファモイル、1乃至4個の炭素原子を有するア
ルキルスルホニル、フェニルスルホニル又はフェノキシ
であり、ベンゼン又はナフタリン核は又NH2 基に対す
るオルト- 位においてヒドロキシ基を含有することがで
き、mは零、1又は2の数であり(mが零である場合に
は、この基は水素原子である)そしてMは上記の意味を
有する〕で示される該化合物である。
【0061】これらのうち、P2 は、好ましくは水素、
メチル、メトキシ、臭素、塩素、カルボキシ又はスルホ
でありそしてP7 は、好ましくは水素、メチル、メトキ
シ、塩素、カルボキシ、スルホ又はアセチルアミノであ
る。
【0062】一般式(5a)及び(5b)に相当する一
般式D- NH2 又はD1-NH2 の芳香族アミンの例は次
の通りである:2- アミノ- 又は4- アミノ安息香酸、
3-アミノ- 安息香酸、3- クロルアニリン- 6- カル
ボン酸、アニリン- 2- 又は- 3- 又は- 4- スルホン
酸、2,5- ジスルホン酸、2,4- ジスルホ- アニリ
ン、3,5- ジスルホアニリン、2- アミノトルエン-
4- スルホン酸、2-アミノ- アニソール- 4- スルホ
ン酸、2- アミノ- アニソール- 5- スルホン酸、4-
アミノ- アニソール- 2- スルホン酸、2- エトキシ-
アニリン- 5-スルホン酸、2- エトキシ- アニリン-
4- スルホン酸、4- スルホ- 2- アミノ安息香酸、
2,5- ジメトキシ- アニリン- 4- スルホン酸、2,
4- ジメトキシアニリン- 5- スルホン酸、2- メトキ
シ- 5- メチル- アニリン- 4- スルホン酸、4- アミ
ノ- アニソール- 3- スルホン酸、4- アミノ- トルエ
ン-3- スルホン酸、2- アミノ- トルエン- 5- スル
ホン酸、2- クロル- アニリン- 4- スルホン酸、2-
クロル- アニリン- 5- スルホン酸、2- ブロム- アニ
リン- 4- スルホン酸、2,6- ジクロル- アニリン-
4- スルホン酸、2,6- ジメチルアニリン- 3- スル
ホン酸又は- 4- スルホン酸、3- アセチルアミノ- 6
- スルホン酸、4- アセチルアミノ- 2- スルホ- アニ
リン、1- アミノナフタリン- 4- スルホン酸、1- ア
ミノナフタリン- 3- スルホン酸、1-アミノナフタリ
ン- 5- スルホン酸、1- アミノナフタリン- 6- スル
ホン酸、1- アミノナフタリン- 7- スルホン酸、1-
アミノナフタリン- 3,7- ジスルホン酸、1- アミノ
ナフタリン- 3,6,8- トリスルホン酸、1- アミノ
ナフタリン- 4,6,8- トリスルホン酸、2- ナフチ
ルアミン- 5- スルホン酸又は- 6- 又は- 8- スルホ
ン酸、2- アミノナフタリン- 3,6,8- トリスルホ
ン酸、2- アミノナフタリン- 3,8- ジスルホン酸、
2- アミノナフタリン- 1,6- ジスルホン酸、2- ア
ミノナフタリン- 1- スルホン酸、2- アミノナフタリ
ン- 1,5- ジスルホン酸、2- アミノナフタリン-
3,6- ジスルホン酸、2- アミノナフタリン- 4,8
- ジスルホン酸、4-(β- スルファトエチルスルホニ
ル)-アニリン、3-(β- スルファトエチルスルホニル)-
アニリン、2- スルホ- 5-(β- スルファトエチルスル
ホニル)-アニリン、2- スルホ- 4-(β- スルファトエ
チルスルホニル)-アニリン、2- メトキシ- 5-(β- ス
ルファトエチルスルホニル)-アニリン、2- メトキシ-
5- メチル- 4-(β- スルファトエチルスルホニル)-ア
ニリン、2,5- ジメトキシ- 4-(β- スルファトエチ
ルスルホニル)-アニリン、2- アミノ- 5-(β- スルフ
ァトエチルスルホニル)-フェノール、2- アミノ- 4-
(β- スルファトエチルスルホニル)-フェノール、2-
アミノ- 6-(β- スルファトエチルスルホニル)-ナフタ
リン- 8- スルホン酸、2- アミノ- 8-(β- スルファ
トエチルスルホニル)-ナフタリン- 6- スルホン酸、2
- アミノ- 5-(β- スルファトエチルスルホニル)-ナフ
タリン- 7- スルホン酸及び2- アミノ- 7-(β- スル
ファトエチルスルホニル)-ナフタリン- 5- スルホン
酸。
【0063】繊維反応性残基Zを有するジアゾ成分Z-
D- NH2 又はZ- D1-NH2 の芳香族アミンは、好ま
しくは一般式(6a)及び(6c)
【0064】
【化29】 (式中Rx 、M、m、P2 及びP3 は上記の特に好まし
い意味を有して、一般式(6a)及び(6b)における
ベンゼン核は付加的にアミノ基 -NH2 に対するオルト
- 位においてヒドロキシル基を含有することができる)
で示される芳香族アミンを基礎としている。
【0065】一般式(6)のアミンの例は次の通りであ
る:1,3- ジアミノベンゼン、1,3- ジアミノベン
ゼン- 4- スルホン酸、1,3- ジアミノベンゼン-
4,6- ジスルホン酸、1,4- ジアミノベンゼン、
1,4- ジアミノベンゼン- 2- スルホン酸、1,4-
ジアミノベンゼン- 2,5- ジスルホン酸、1,4- ジ
アミノ- 2- メチル- ベンゼン、1,4- ジアミノ- 2
- メトキシベンゼン、1,3- ジアミノ- 4- メチルベ
ンゼン、1,5- ジアミノ- 4- メチルベンゼン- 2-
スルホン酸、1,5- ジアミノ- 4- メトキシベンゼン
- 2- スルホン酸、1,3- ジアミノベンゼン- 5- ス
ルホン酸、1,3- ジアミノ- 5- メチルベンゼン、
2,6- ジアミノ- ナフタリン、2,6- ジアミノ- ナ
フタリン- 4,8- ジスルホン酸、2- アミノ- 5- メ
チルアミノ- ナフタリン- 1- スルホン酸、2- アミノ
- 5- メチルアミノ- ナフタリン- 1,7- ジスルホン
酸及び1,4- ジアミノ- ナフタリン- 6- スルホン
酸。
【0066】残基Zを有しないか又は有する好ましい残
基D、D1 又はD2 は、一般式(4a)乃至(4g)に
おいては、下記の一般式(5c)及び(5d)又は(5
g)の該残基であり、一般式(4h)においては、下記
の一般式(5e)及び(5f)又は(5h)の該残基で
ある:
【0067】
【化30】 (式中P1 、P2 、P3 、m及びMは上記の意味を有す
る)。カップリングを受けることができる、一般式H-
E- NH2 のジアゾ化性化合物の芳香族残基Eの例は、
一般式(7a)、(7b)及び(7c)
【0068】
【化31】 〔式中P2 及びMは上記の意味を有し、P4 は水素、1
乃至4個の炭素原子を有するアルキル、例えばメチル又
はエチル、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、
例えばメトキシ又はエトキシ、塩素、2乃至5個の炭素
原子を有するアルカノイルアミノ、例えばアセチルアミ
ノ又はプロピオニルアミノ、ベンゾイルアミノ、ウレイ
ド、フェニルウレイド、アルキル残基において1乃至4
個の炭素原子を有するアルキルウレイド、フェニルスル
ホニル又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキルスル
ホニルでありそしてmは零、1又は2の数である(この
基は、mが零である場合には、水素である)〕で示され
る該残基である。
【0069】一般式H- E- NH2 の化合物の例は次の
通りである:アニリン、3- メチルアニリン、3- クロ
ルアニリン、2,5- ジメチルアニリン、2,5- ジメ
トキシアニリン、3- メトキシアニリン、3- メチル-
6- メトキシアニリン、3- アミノフェニル尿素、3-ア
セチルアミノ- 6- メチルアニリン、2- アミノ- 4-
アセチル- アミノベンゼン- 1- スルホン酸、1- アミ
ノナフタリン、1- アミノナフタリン- 6- 又は- 7-
又は- 8- スルホン酸、3- アセチルアミノアニリン、
2- メチルアニリン、2- メトキシアニリン、3- ベン
ゾイルアミノ- アニリン、2,3- ジメチルアニリン、
3,5- ジメチルアニリン、1- アミノ- 2- メトキシ
- 5- アセチルアミノ- ベンゼン、3- プロピオニルア
ミノ- アニリン、3- ブチルアミノ- アニリン、3- ベ
ンゾイルアミノ- アニリン、3- ウレイド- アニリン、
2- メチル- 5- アセチルアミノ-アニリン、2- メト
キシ- 5- アセチルアミノ- アニリン、2- スルホ -5
- アセチルアミノ- アニリン、2- アミノ -5- ナフト
ール -7- スルホン酸及び2- アミノ -8- ナフトール
-6- スルホン酸。
【0070】カップリング成分の残基Kは、好ましくは
アニリン、ナフタリン、ピラゾール又はアシルアセトア
リーリド系から由来しており、これらは繊維反応性基を
含有することができる。
【0071】アニリン及びナフタリン系の一般式H- K
のカップリング成分の例は、アニリン、N- 単- 及び
N,N- 二置換アニリン、m- フェニレンジアミン及び
その誘導体、ナフトールスルホン酸、アミノナフタリ
ン、ナフトール、ヒドロキシナフトエ酸誘導体、アミノ
ナフタリン、ナフトール、ヒドロキシナフトエ酸誘導
体、アミノナフタリンスルホン酸又はアミノナフトール
スルホン酸である。
【0072】一般式(3)の繊維反応性基を有しない一
般式H- Kのカップリング成分の例は、一般式(8a)
乃至(8g)
【0073】
【化32】 〔式中P1 、P2 、P3 、m及びMは上記の意味を有
し、rは1、2又は3の数であり(この基は、rが零で
ある場合には、水素である)、P5 は1乃至6個の炭素
原子を有するアルキル基を有するアルキルウレイド、フ
ェニルウレイド、フェニルウレイド──これはフェニル
残基において塩素、メチル、メトキシ、ニトロ、スルホ
及び/又はカルボキシ及び/又は基-SO2 - Y(式中
Yは上記の意味を有する)により置換されている──、
2乃至7個の炭素原子を有するアルカノイルアミノ、例
えばアセチルアミノ及びプロピオニルアミノ、シクロヘ
キサノイルアミノ、ベンゾイルアミノ又はベンゾイルア
ミノ──これはベンゼン残基において塩素、メチル、メ
トキシ、ニトロ、スルホ及び/又はカルボキシ及び/又
は基 -SO2-Y(式中Yは上記の意味を有する)により
置換されている──であり、P6 は水素、1乃至4個の
炭素原子を有するアルキル、例えばメチル及びエチル、
1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、例えばメト
キシ及びエトキシ、臭素、塩素又は2乃至7個の炭素原
子を有するアルカノイルアミノ、例えばアセチルアミノ
及びプロピオニルアミノであり、P7 は水素、1乃至4
個の炭素原子を有するアルキル、例えばメチル及びエチ
ル、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、例えば
メトキシ及びエトキシ、塩素又は2乃至7個の炭素原子
を有するアルカノイルアミノ、例えばアセチルアミノ及
びウレイド又はフェニルウレイドであり、P8 は水素又
は1乃至4個の炭素原子を有するアルキルであり、これ
はヒドロキシ、シアノ、カルボキシ、スルホ、スルファ
ト、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル又はアセ
トキシにより置換されていることができ、P9 は1乃至
4個の炭素原子を有するアルキル──これはヒドロキ
シ、シアノ、カルボキシ、スルホ、スルファト、メトキ
シカルボニル、エトキシカルボニル又はアセトキシ、又
はベンジル又はフェニル又はフェニル──これは1乃至
4個の炭素原子を有するアルキル、1乃至4個の炭素原
子を有するアルコキシ、塩素及び/又はスルホにより置
換されている──であり、P10は水素、1乃至4個の炭
素原子を有するアルキル、例えばメチル、シアノ、カル
ボキシ、2乃至5個の炭素原子を有するカルボアルコキ
シ、例えばカルボメトキシ及びカルボエトキシ、カルバ
モイル又はフェニル、好ましくはメチル、カルボキシ
ル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル又はフェ
ニル及び、特にメチル又はカルボキシであり、Tはベン
ゼン又はナフタリン環、好ましくはベンゼン環であり、
11は水素、1乃至6個、好ましくは1乃至4個の炭素
原子を有するアルキル──これはフェニル又はスルホフ
ェニルにより又はヒドロキシ、アミノ、メトキシ、エト
キシ、カルボキシ、スルホ、アセチルアミノ、ベンゾイ
ルアミノ又はシアノ、シクロヘキシルにより置換されて
いることができる──、フェニル又はフェニル──これ
はカルボキシ、スルホ、ベンゾイルアミノ、アセチルア
ミノ、メチル、メトキシ、シアノ又は塩素により置換さ
れている──及び、好ましくは水素又は1乃至4個の炭
素原子を有するアルキル──これはフェニル、スルホ又
はスルホフェニルにより置換されていることができる─
─であり、P12は水素又は1乃至4個の炭素原子を有す
るアルキル、例えばメチル又は1乃至4個の炭素原子を
有するアルキル──これは1乃至4個の炭素原子を有す
るアルコキシ、例えばメトキシ又はシアノ、好ましくは
1乃至4個の炭素原子を有するアルキル又はフェニルに
より置換されている──でありそしてP13は水素、塩
素、臭素、スルホ、カルバモイル、メチルスルホニル、
フェニルスルホニル、シアノ又は1乃至4個の炭素原子
を有するスルホアルキル、好ましくは水素、スルホ又は
1乃至4個の炭素原子を有するアルキル残基を有するス
ルホアルキル、例えばスルホメチル又はシアノ又はカル
バモイルである〕で示される化合物である。
【0074】一般式(8)の化合物の例は次の通りであ
る:1- ナフトール- 3- スルホン酸、1- ナフトール
- 4- スルホン酸、1- ナフトール- 5- スルホン酸、
1- ナフトール- 8- スルホン酸、1- ナフトール-
3,6- ジスルホン酸、1- ナフトール- 3,8- ジス
ルホン酸、2- ナフトール- 5- スルホン酸、2- ナフ
トール- 6- スルホン酸、2- ナフトール- 7- スルホ
ン酸、2- ナフトール- 8- スルホン酸、2- ナフトー
ル- 3,6- ジスルホン酸、2- ナフトール- 6,8-
ジスルホン酸、2- ナフトール- 3,6,8- トリスル
ホン酸、1- アセチルアミノ- 8- ヒドロキシナフタリ
ン- 3,6- ジスルホン酸、1- ベンゾイルアミノ- 8
- ヒドロキシナフタリン- 3,6- ジスルホン酸、1-
アセチルアミノ- 8- ヒドロキシナフタリン- 4,6-
ジスルホン酸、1- ベンゾイルアミノ- 8- ヒドロキシ
ナフタリン- 4,6- ジスルホン酸、2- アセチルアミ
ノ- 5- ヒドロキシナフタリン- 7- スルホン酸、3-
アセチルアミノ- 5- ヒドロキシナフタリン- 7- スル
ホン酸、2- メチル- アミノ- 8- ヒドロキシナフタリ
ン- 6- スルホン酸又は2-(3′- 及び4′- スルホフ
ェニル)-アミノ- 8- ヒドロキシナフタリン- 6- スル
ホン酸、3-(3′- 及び4′- スルホフェニル)-アミノ
- 8- ヒドロキシナフタリン- 6- スルホン酸、N,N
- ジ-(β- スルホニル)-アニリン及びその誘導体──こ
れはベンゼン核においてメチル、メトキシ及び/又はエ
トキシにより単- 又は二置換さている──、N-(β- ス
ルホニル)-アニリン、N-(β- カルボキシエチル)-アニ
リン及びその誘導体──これはベンゼン核においてメチ
ル、メトキシ及び/又はエトキシにより単- 又は二置換
さている──及びさらに1- [3′-(β- クロルエチル
スルホニル)-ベンゾイルアミノ]- 3,6- ジスルホ-
8- ナフトール、1- [3′-(ビニルスルホニル)-ベン
ゾイルアミノ]- 3,6- ジスルホ- 8-ナフトール、
1- [3′-(ビニルスルホニル)-ベンゾイルアミノ]-
4,6- ジスルホ- 8- ナフトール、1- [3′-(β-
スルファトエチルスルホニル)-ベンゾイルアミノ]-
4,6- ジスルホ- 8- ナフトール、2- [3′-(β-
クロルエチルスルホニル)-ベンゾイルアミノ]- 6- ス
ルホ- 8- ナフトール、2- [3′-(ビニルスルホニ
ル)-ベンゾイルアミノ]- 6- スルホ- 8- ナフトー
ル、3- [3′-(β- クロルエチルスルホニル)-ベンゾ
イルアミノ]- 6- スルホ-8- ナフトール、3-
[3′-(ビニルスルホニル)-ベンゾイルアミノ]- 6-
スルホ- 8- ナフトール、2- [N- メチル- N-(β-
スルファトエチルスルホニル)-アミノ]- 6- スルホ-
8- ナフトール、3- [N- メチル- N-(β- スルファ
トエチルスルホニル)-アミノ]- 6- スルホ- 8- ナフ
トール、2- [N-エチル- N-(β- スルファトエチル
スルホニル)-アミノ]- 6- スルホ- 8- ナフトール、
1- [N′-(3′- β- クロルエチルスルホニル- フェ
ニル)-ウレイド]- 3,6- ジスルホ- 8- ナフトー
ル、1- [N′-(3′- ビニルスルホニル- フェニル)-
ウレイド]- 3,6- ジスルホ- 8- ナフトール、1-
[N′-(3′- ビニルスルホニルプロピル)-ウレイド]
- 3,6- ジスルホ- 8- ナフトール、1- [N′-
(3′- クロルエチルスルホニル- フェニル)-ウレイ
ド]- 4,6- ジスルホ- 8- ナフトール、1- [N′
-(3′- ビニルスルホニル- フェニル)-ウレイド]-
4,6- ジスルホ- 8- ナフトール、1- [N′-(3′
- β- クロルエチルスルホニル- プロピル)-ウレイド]
- 4,6- ジスルホ- 8- ナフトール、2- [N′-
(3′- β- スルファトエチルスルホニル- フェニル)-
ウレイド]- 6- スルホ- 8- ナフトール、2- [N′
-(3′- β- クロルエチルスルホニル- プロピル)-ウレ
イド]- 6- スルホ- 8- ナフトール、3- [N′-
(3′- β- クロルエチルスルホニル- フェニル)-ウレ
イド]- 6- スルホ- 8- ナフトール及び3- [N′-
(3′- ビニルスルホニル- プロピル)-ウレイド]- 6-
スルホ- 8- ナフトール。
【0075】これらのうち、スルホ基を含有しそして適
切ならアゾ基、例えば1又は2個のアゾ基を有しそして
ヒドロキシ及び/又はアミノ基に対するo- 又はp- 位
においてカップリングするカップリング成分、例えば2
- アセチルアミノ- 5- ヒドロキシ- ナフタリン- 7-
スルホン酸、2- アセチルアミノ- 8- ヒドロキシナフ
タリン- 6- スルホン酸、1- アセチルアミノ- 8- ヒ
ドロキシナフタリン-3,6- ジスルホン酸、1- ベン
ゾイルアミノ- 8- ヒドロキシナフタリン- 3,6- ジ
スルホン酸、1- アセチルアミノ- 8- ヒドロキシナフ
タリン- 4,6- ジスルホン酸又は1- ベンゾイルアミ
ノ- 8- ヒドロキシナフタリン- 4,6- ジスルホン酸
が特に重要である。
【0076】ピラゾロンカップリング成分の例は、3-
メチル- 、3- カルボキシル- 及び3-(C2 〜C5-アル
コキシカルボニル)-3- ピラゾロン──これは1- 位に
おいてメチル、エチル、フッ素、塩素、臭素、トリフル
オルメチル、メトキシ、エトキシ、シアノ、フェノキ
シ、フェニルスルホニル、メチルスルホニル、スルホ、
ベンゾイル、アセチル、アセチルアミノ、ニトロ、ヒド
ロキシ、カルボキシ、カルバモイル及び/又はスルファ
モイル又はスルホ- 置換1- 又は2- ナフチルを有する
──、例えば:1-(2′- メトキシ-5′- メチルフェニ
ル)-、1-(2′- クロル-5′- スルホ- フェニル)-、1
-(2′- メトキシ-5′- スルホフェニル- 、1-(2′-
メチル-4′- スルホフェニル- 、1-(2′,5′- ジク
ロル-4′- スルホ- フェニル)-、1-(2′,5′- ジス
ルホフェニル)- 、1-(2′- カルボキシフェニル)-、
1-(3′- スルホフェニル)-、1-(4′- スルホフェニ
ル)-及び1-(3′- スルファモイル- フェニル)-3- カ
ルボキシ- 5- ピラゾロン、1-(3′- 又は4′- スル
ホフェニル)-、1-(2′- クロル-4′- 又は5′- スル
ホフェニル)-、1-(2′- メチル-4′- スルホフェニ
ル)-、1-(4′,8′- ジスルホ- 2′- ナフチレン)-
及び1-(6′- スルホ-1′- ナフチル)-3- メチル- 5
- ピラゾロン、エチル1- フェニル- 5- ピラゾロン-
3- カルボキシレート、エチル 5- ピラゾロン- 3- カ
ルボキシレート、5- ピラゾロン- 3- カルボン酸、1
- [4′-(β- スルファトエチルスルホニル)-2′- ス
ルホ]- フェニル- 3- メチル- ピラゾール- 5- オ
ン、1- [4′-(β- スルファトエチルスルホニル) ]
-フェニル- 3- カルボキシ- ピラゾール- 5- オン、
1- [4′-(β- スルファトエチルスルホニル) ]- フ
ェニル- 3- メチル- ピラゾール- 5- オン、1-[3
′-(β- スルファトエチルスルホニル) ]- フェニル-
3- カルボキシ- ピラゾール- 5- オン、1- [3 ′-
(β- スルファトエチルスルホニル) ]- フェニル- 3-
メチル- ピラゾール- 5- オン及び1-(4′- スルホ
フェニル)-3-カルボキシ- ピラゾール- 5- オンであ
る。
【0077】ピロリドンカップリング成分の例は、1-
エチル- 2- ヒドロキシ- 4- メチル- 5- カルボンア
ミド- 5- ピリドン、1-(2′- ヒドロキシ- エチル)-
2-ヒドロキシ- 4- メチル- 5- カルボンアミド- 6-
ピリドン、1-(4′- スルホフェニル)-2- ヒドロキ
シ- 4- メチル- 5- カルボンアミド- 6- ピリドン、
1-(2′- スルホエチル)-2- ヒドロキシ- 4- メチル
- 5- シアノ- 6- ピリドン、1- エチル- 2- ヒドロ
キシ- 4- スルホメチル- 5- カルボンアミド- 6- ピ
リドン、1- エチル- 2- ヒドロキシ- 4- メチル- 5
- スルホ- メチル- 6- ピリドン、1- メチル- 2- ヒ
ドロキシ- 4- メチル- 5- シアノ- 6- ピリドン、1
- メチル- 2- ヒドロキシ- 5- アセチル- 6- ピリド
ン、1,4- ジメチル- 2- ヒドロキシ- 5- シアノ-
6- ピリドン、1,4- ジメチル- 2- ヒドロキシ- 5
- カルボンアミド- 6- ピリドン、2,6- ジヒドロキ
シ- 4- エチル- 5- シアノピリジン、2,6- ジヒド
ロキシ- 4- エチル- 5-カルボンアミド- ピリジン、
1- エチル- 2- ヒドロキシ- 4- メチル- 5- スルホ
メチル- 6- ピリドン、1- メチル- 2- ヒドロキシ-
4- メチル- 5- メチルスルホニル- 6- ピリドン、1
- カルボキシメチル- 2- ヒドロキシ- 4-エチル- 5-
フェニル- スルホニル- 6- ピリドン、1-(2′- ス
ルホ- エチル)-2- ヒドロキシ- 4- カルボキシ- 6-
ピリドンでありそしてアセトアセチル- アリールアミド
カップリング成分の例は、アセトアセチル-(2- メトキ
シ- 4- スルホ- 5- メチル)-アニリン、アセトアセチ
ル-(2,4- ジメトキシ- 5-メチル)-アニリン及びア
セトアセチル-(4- β- スルファトエチルスルホニル)-
アニリンである。
【0078】さらに、特に挙げることができるカップリ
ング成分は次の通りである:1- アミノ- 8- ヒドロキ
シナフタリン- 3,6- 及び- 4,6- スルホン酸及び
一般式(5a)
【0079】
【化33】 〔式中D1 はジアゾ成分の残基、例えば一般式(10
a)又は(10b)
【0080】
【化34】 (式中P1 、P2 、P3 、M及びmは上記の意味を有す
る)で示される残基である〕の酸カップリングにより得
られる、該酸のアリールアゾカップリング生成物。
【0081】個々の残基D1 の例は次の通りである:フ
ェニル、2- スルホ- フェニル、3- スルホ- フェニ
ル、4- スルホ- フェニル、2,4- ジスルホ- フェニ
ル、2,5- ジスルホ- フェニル、3,5- ジスルホ-
フェニル、1,5- ジスルホ-ナフト- 2- イル、4,
8- ジスルホ- ナフト- 2- イル、3,6,8- トリス
ルホ- ナフト- 2- イル、4,6,8- トリスルホ- ナ
フト- 2- イル、3,6,8- トリスルホ- ナフト- 1
- イル、4,6,8- トリスルホ- ナフト- 1-イル、
4- スルホ- ナフト- 1- イル、1- スルホ- ナフト-
2- イル、3- アセチルアミノ- フェニル、4- アセチ
ルアミノ- フェニル、4- アセチルアミノ- 2- スルホ
- フェニル、3- アセチルアミノ- 2- スルホ- フェニ
ル、4- ニトロ- フェニル、4- ニトロ- 2- スルホ-
フェニル、6- アセチルアミノ- 4,8- ジスルホ- ナ
フト- 2- イル、4-(β- スルファトエチルスルホニ
ル)-フェニル及び3-(β- スルファトエチルスルホニ
ル)-フェニル。
【0082】本発明により、一般式(3)の繊維反応性
基を含有するか又は、適切なら、カップリング反応直後
繊維反応性基を導入することができるカップリング成分
の例は、下記の一般式(11a)乃至(11h)の化合
物及びそのZ°- 不含前駆物質(すなわち基 -N
(Rx )-Z°の代わりに基 -N(Rx )-Hを含有する化
合物)である:
【0083】
【化35】 〔式中Rx 、P2 、P3 、P10、P12、P13、D2
M、m及びTは上記の特に好ましい意味を有し、Bは1
乃至4個の炭素原子を有するアルキル、ベンジル又はフ
ェネチル又はフェニル、又はベンジル、フェネチル又は
フェニル──これはベンゼン残基においてフッ素、塩
素、臭素、メチル、メトキシ、シアノ、スルホ、カルボ
キシ、アセチル、ニトロ、カルバモイル及び/又はスル
ファモイルにより置換されている──であり、基 -N
(Rx )-Z°は、「ベンジル」及び「フェネチル」の場
合には、ベンゼン核に結合しており、Z°は基 -N(R
x )-又は -N(R1 )-を含まない一般式(3)、(3
a)又は(3b)の残基であり、D2 は繊維反応性基を
有するジアゾ成分の残基、特に上記式(10a)又は
(10b)──式中P1 は式 -SO2-Yの基又は一般式
(10c)
【0084】
【化36】 (式中Rx 、P2 、P3 及びZ°は上記の特に好ましい
意味を有する)で示される残基である──の残基であ
る〕。
【0085】一般式(10c)の残基からなる芳香族ジ
アミンの例は次の通りである:1,3- ジアミノベンゼ
ン、1,3- ジアミノベンゼン- 4- スルホン酸、1,3-
ジアミノベンゼン- 4,6- ジスルホン酸、1,4- ジ
アミノベンゼン- 1,4-ジアミノベンゼン- 2- スル
ホン酸、1,4- ジアミノベンゼン2,5- ジスルホン
酸、1,4- ジアミノ- 2- メチル- ベンゼン、1,4
- ジアミノ- 2- メトキシ- ベンゼン、1,3- ジアミ
ノ- 4- メチル- ベンゼン、1,4- ジアミノベンゼン
- 2,6- ジスルホン酸、1,5- ジアミノ- 4- メチ
ルベンゼン-2- スルホン酸及び1,5- ジアミノ- 4-
メトキシベンゼン- 2- スルホン酸──これら全ての
ジアミノ化合物における1個の第一又は第二アミノ基は
繊維反応性残基Z°により置換されている──。
【0086】基Zを含有しない一般式(4b)及び(4
f)における残基Kは、特に一般式(12a)乃至(1
2b)
【0087】
【化37】 (式中個々の式メンバーは上記の意味を有する)で示さ
れる残基である。
【0088】それゆえ、基Zを含有する一般式(4
a)、(4c)及び(4f)における残基Kは、特に一
般式(12j)乃至(12p)
【0089】
【化38】 (式中個々の式メンバーは上記の意味を有する)で示さ
れる残基である。
【0090】金属錯塩を結合する酸素原子を有しそして
場合により基Zを含有する一般式(4h)における残基
Kは、特に一般式(13a)乃至(13f)
【0091】
【化39】 (式中Z* はP1 又はZの意味の一つを有しそして式メ
ンバーは上記の意味の一つを有する)で示される該残基
である。
【0092】一般式(11b)及び(11c)の上記化
合物は、それ自体カップリング成分として使用すること
ができない。そのZ°- 不含前駆物質、すなわち基 -N
(R x )-Z°の代わりに一般式 -N(Rx )-Hのアミノ
基を含有する該物質が本発明によるアゾ染料を合成する
ためのカップリング成分として使用される。アミノ基を
含有する前駆物質を適当なジアゾ成分とカップリングさ
せてアゾ化合物を得た後、一般式Hal- Z°(式中H
alはハロゲン、好ましくはフッ素又は塩素原子であり
そしてZ°は上記の意味を有する)で示される化合物と
反応させて、繊維反応性残基Z°をアミノ基 -N
(Rx )-H中に導入することができる。類似して、一般
式(11a)及び(11d)乃至(11h)のZ°- 不
含アミノ化合物は、それ自体又最初アミノ- アゾ出発化
合物を製造するためのカップリング成分として使用する
ことができ、該化合物中には次に同様にして繊維反応性
残基を導入することができる。一般式(11a)及び
(11d)乃至(11h)の繊維反応性残基Z°を含有
するカップリング成分は、それ自体同様に公知の方法に
類似してアミノ基を含有するこれらZ°- 不含出発化合
物と一般式Hal- Z°の化合物との反応により製造す
ることができる。
【0093】本発明による好ましいアントラキノン染料
は、一般式(14)
【0094】
【化40】 〔式中Mは水素原子又はアルカリ金属、例えばナトリウ
ム、カリウム又はリチウムであり、qは零又は1の数で
あり(この基は、qが零である場合には、水素原子であ
る)、Phはフェニレン残基であり、これは1乃至4個
の炭素原子を有するアルキル、例えばメチル及びエチ
ル、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、例えば
メトキシ及びエトキシ、ハロゲン、例えば塩素及び臭
素、カルボキシ及びスルホよりなる群から選ばれた1又
は2個の置換基により置換されていることができそして
Zは一般式(3)、好ましくは(3a)又は(3b)の
繊維反応性基である〕に相当する該染料である。
【0095】本発明による好ましいトリフェンジオキサ
ジン染料は、一般式(15)
【0096】
【化41】 (式中Mは水素原子又はアルカリ金属、例えばナトリウ
ム、カリウム又はリチウムであり、Zは一般式(3)又
は、好ましくは(3a)又は(3b)の繊維反応性基で
ありそしてwは2、3又は4の数であり、2個のスルホ
基 -SO3 Mは、好ましくは複素環の酸素原子に対する
オルト- 位においてベンゼン核に結合している)に相当
する該染料である。
【0097】本発明による好ましいフタロシアニン染料
は、一般式(16A)
【0098】
【化42】 〔式中Pcは銅又はニッケルフタロシアニンの残基であ
り、Rは一般式 -NR2 3 (式中R2 及びR3 は互い
に関係なく水素又は1乃至4個の炭素原子を有するアル
キルであり、これはヒドロキシ又はスルホにより置換さ
れていることができるか、又は複素環式N- 含有残基、
例えばモルホリノ又はピペラジノ残基であり、R1 は水
素又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、例えば
メチル又はエチルであり、Gはフェニレン──これは1
乃至4個の炭素原子を有するアルキル、例えばエチル及
びメチル、ハロゲン、例えば塩素及び臭素、カルボキシ
及びスルホよりなる群から選ばれた1又は2個の置換基
により置換れていることができる──、例えばスルホフ
ェニレンであるか、又は2乃至6個の炭素原子を有する
アルキレン、例えばエチレンであり、Zは一般式(3)
又は、好ましくは(3a)又は(3b)の繊維反応性基
であり、aは2乃至3の数であり、bは零乃至3の数で
ありそしてcは1乃至2の数であり、(a+b+c)の
合計は3乃至4の数てある〕に相当する該染料である。
【0099】本発明による銅ホルマザン染料のうち、一
般式(16B)
【0100】
【化43】 〔式中nは1又は2、好ましくは1であり、Zは一般式
(3)又は、好ましくは一般式(3a)又は(3b)の
繊維反応性基であり、これはU1 又はU3 の芳香族炭素
原子に又はU1 又はU3 における置換基の脂肪族炭素原
子に結合しているが、ただし、nが2の場合には、2個
のZ残基は同時にU1 又はU3 に結合しておらず、U1
はベンゼン又はナフタリン環、好ましくはベンゼン環で
あり、これらはそれぞれハロゲン、例えば塩素又は臭
素、ニトロ、1乃至5個の炭素原子を有するアルキル、
例えばメチル又はエチル、1乃至4個の炭素原子を有す
るアルコキシ、例えばメトキシ又はエトキシ、1乃至4
個の炭素原子を有するアルキルスルホニル、例えばメチ
ルスルホニル又はエチルスルホニル、フェニルスルホニ
ル、スルファモイル及び、それぞれの場合アルキルにお
いて1乃至4個の炭素原子を有するN- モノアルキル-
及びN,N- ジアルキル- スルファモイルよりなる群か
ら選ばれた置換基により置換されていることができ、U
2 は水素原子又は1乃至8個の炭素原子、好ましくは2
乃至4個の炭素原子を有する直鎖又は枝分れアルキレン
基又は2乃至8個の炭素原子、好ましくは2乃至4個の
炭素原子を有する直鎖又は枝分れアルケニレンであり、
その場合アルキレン及びアルケニレン基は付加的にフェ
ニル残基により置換されていることができそしてこのフ
ェニル残基はさらにメチル、エチル、メトキシ、エトキ
シ、フッ素、臭素、塩素及びスルファモイルよりなる群
から選ばれた置換基により置換されていることができる
か、又はアルキレン部分において1乃至4個の炭素原子
を有するアルキレン- フェニレン残基又はアルケニレン
部分において2乃至4個の炭素原子を有するアルケニレ
ン- フェニレンであり、それぞれの場合フェニレン残基
はメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フッ素、塩
素、臭素及びスルファモイルよりなる群から選ばれた置
換基により置換されていることができるか、又はフェニ
レン又はナフタリン残基、好ましくはフェニレン残基で
あり、これらはそれぞれヒドロキシル、ニトロ、ハロゲ
ン、例えば塩素又は臭素、1乃至5個の炭素原子を有す
るアルキル、例えばメチル又はエチル、1乃至4個の炭
素原子を有するアルコキシ、例えばメトキシ又はエトキ
シ及びアルキル残基において1乃至4個の炭素原子を有
するカルボアルコキシ、例えばカルボメトキシ又はカル
ボエトキシよりなる群から選ばれた置換基により置換さ
れていることができるか、又はフラン、チオフェン、ピ
ロール、イミダゾール、インドール、ピロール、ピリジ
ン、ピリミジン、キノリン又はベンゾイミダゾールの二
価残基であり、U3 はベンゼン又はナフタリン環、好ま
しくはベンゼン環であり、これらはそれぞれハロゲン、
例えば塩素又は臭素、ニトロ、1乃至5個の炭素原子を
有するアルキル、例えばメチル又はエチル、1乃至4個
の炭素原子を有するアルコキシ、例えばメトキシ又はエ
トキシ、1乃至4個の炭素原子を有するアルキルスルホ
ニル、例えばメチルスルホニル又はエチルスルホニル、
フェニルヒルホニル、スルファモイル及び、それぞれの
場合アルキルにおいて1乃至4個の炭素原子を有するN
- モノアルキル- 及びN,N- ジアルキル- スルファモ
イルよりなる群から選ばれた置換基により置換されてい
ることができ、WLはU1 、U2 及び/又はU3 におけ
る置換基としての水溶化基、例えばカルボキシ基又は、
好ましくはスルホ基であり、これはU1 、U2 及びU3
に関する上記の、場合による置換基に付加されており、
1 、U2 又はU3 の芳香族炭素原子に又は脂肪族炭素
原子に又はU1 、U2 又はU3 における置換基の脂肪族
炭素原子、例えばメチル基に結合しており、qは1、2
又は3、好ましくは1又は2の数であり、WLが分子中
で2回又は3回存在しているなら、これは上記の意味の
範囲内で異なる意味を有することができ、Lは酸素原子
又は式 -CO- O- のカルボニルオキシ基であり、基L
及び窒素原子は互いのオルト- 位においてU1 の芳香族
核に結合している〕に相当する該染料が好ましい。
【0101】別の好ましいアゾ染料は、一般式(17
A)乃至(17J)
【0102】
【化44】
【0103】
【化45】 〔式中Mは上記の意味の一つを有し、Rx は水素又は1
乃至4個の炭素原子を有するアルキル、例えばメチルで
あり、R4 は水素、1乃至4個の炭素原子を有するアル
キル、例えばエチル及び、特にメチル、1乃至4個の炭
素原子を有するアルコキシ、例えばエトキシ及び、特に
メトキシ、ハロゲン、例えば塩素及び臭素、カルボキ
シ、スルホ、β- スルファトエチルスルホニル、β- ク
ロルエチルスルホニル又はビニルスルホニルであり、R
5 は水素、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、例
えばエチル及び、特にメチル、1乃至4個の炭素原子を
有するアルコキシ、例えばエトキシ及び、特にメトキ
シ、ハロゲン、例えば塩素及び臭素、カルボキシ、スル
ホ、カルボキシ又はスルホであり、R6 は水素又はスル
ホであり、R* は水素又はメチルであり、R7 は2乃至
5個の炭素原子を有するアルカノイル、例えばアセチル
であるか、又はベンゾイル、β- スルファトエチルスル
ホニル又は3-(β- クロルエチルスルホニル)-ベンゾイ
ルであり、R8 は2乃至5個の炭素原子を有するアルカ
ノイル、例えばアセチル又はベンゾイルであり、Ry
メチル又はカルボキシルであり、R9 は水素又は1乃至
4個の炭素原子を有するアルキル、例えばメチル又はエ
チルであり、これはスルホ又はカルボキシルにより置換
されていることができるか、又はフェニルであり、R10
は水素又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、例
えばメチルであるか、又はフェニルであり、R11は水
素、シアノ、カルバモイル、スルファモイル又はスルホ
メチルであり、Z1 は一般式(3A)又は、好ましくは
一般式(3B)又は(3C)
【0104】
【化46】 (式中Rx 、Q°、Q、R′、R″、W、W1 、Y及び
kは上記の意味の一つを有する)で示される残基であ
り、Dはベンゼン環又はナフタリン環であり、これはア
ゾ基がβ- 位において結合しており、Dがナフタリン環
である場合には、R4 及びR5 は好ましくはそれぞれ互
いに関係なく水素原子又はスルホ基でありそしてR6
スルホ基でありそしてmは零、1又は2の数である(こ
の基は、mが零である場合には、水素である)〕に相当
する該染料である。
【0105】一般式(1)に相当する、本発明による別
の好ましい染料は、下記の一般式(18A)、(18
B)、(19)及び(20)乃至(30)の該染料であ
る:
【0106】
【化47】
【0107】
【化48】
【0108】
【化49】 及びさらに下記の一般式(32)乃至(37)の化合物
の金属錯塩染料、例えば1:2クロム及び1:2コバル
ト及び、特に1:1銅錯塩染料:
【0109】
【化50】 及びさらに下記の一般式(38)乃至(55)の染料:
【0110】
【化51】
【0111】
【化52】
【0112】
【化53】
【0113】
【化54】 これらの式において各記号は次の意味を有する:M、
m、Z1 及びRy は上記の特に好ましい意味を有し、k
は1又は2の数であり、k* は1又は2の数であり、R
12はヒドロキシ又はアミノであり、R13はシアノ、カル
バモイル又はスルホメチルであり、R14はメチル、アセ
チルアミノ又はウレイドであり、Pは1、2又は3の数
であり、P* は1、2又は3の数であり、R15は水素又
は1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、例えばメチ
ル及びエチル、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキ
シ、例えばメトキシ及びエトキシ、2乃至5個の炭素原
子を有するアルカノイルアミノ、例えばアセチルアミ
ノ、ウレイド又はハロゲン、例えば臭素及び、特に塩素
であるが、しかし好ましくは水素、メチル、エチル、メ
トキシ、エトキシ、アセチルアミノ、ウレイド又は塩素
であり、R16は水素又は1乃至4個の炭素原子を有する
アルキル、例えばメチル及びエチル、1乃至4個の炭素
原子を有するアルコキシ、例えばメトキシ及びエトキシ
又はハロゲン、例えば臭素及び、特に塩素であるが、し
かし好ましくは水素、メチル、エチル、メトキシ、エト
キシ、アセチルアミノ、ウレイド又は塩素であり、vは
零又は1の数であり、Halは塩素又はフッ素であり、
17はアセチル又はベンゾイルであり、R18は水素又は
アセチルであり、rは1、2又は3の数であり(この基
は、rが零である場合には、水素である)、R2 は水素
又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、例えばメ
チル及びエチルでありそしてR3 は水素又は1乃至4個
の炭素原子を有するアルキル、例えばメチル及びエチル
であるか又はR2 及びR3 は、N- 原子と共に、複素環
式残基──これは3乃至7個の炭素原子を有するアルキ
レン基又は1乃至5個の炭素原子を有する1又は2個の
アルキレン基及び別のヘテロ基、例えばN又はO原子又
は基 -NH- 又は -N(CH3 )-又は -N(C2 5 )-
を含有する──、例えばN- ピペリジノ又はN-モルホ
リノ残基を形成し、qは零又は1の数であり(この基
は、qが零である場合には、水素である)、q* は零又
は1の数であり(この基は、q* が零である場合には、
水素である)、Pcは銅フタロシアニン又はニッケルフ
タロシアニンの残基であり、cは1乃至3の数であり、
dは0.5乃至1.5の数でありそしてfは1乃至2の
数であり、(c+d+f)の合計は3乃至4の数であ
り、Rx は水素又は1乃至4個の炭素原子を有するアル
キル、例えばメチルでありそしてtは2又は3の数であ
り、P14は水素、1乃至4個の炭素原子を有するアルキ
ル、例えばメチル又はエチル、1乃至4個の炭素原子を
有するアルコキシ、例えばメトキシ又はエトキシ又はカ
ルボキシであり、P15は水素、塩素1乃至4個の炭素原
子を有するアルキル、例えばメチル又はエチル、1乃至
4個の炭素原子を有するアルコキシ、例えばメトキシ又
はエトキシであり、Lはカルボニルオキシ又は、好まし
くは酸素原子であり、Zは一般式(3)又は、好ましく
は一般式(3a)又は(3b)の基であり、上記の染料
において示されたベンゼン環は、付加的に、例えばメチ
ル、エチル、メトキシ、エトキシ、メチルスルホニル、
エチルスルホニル、カルボキシ、アセチルアミノ及び塩
素よりなる群から選ばれた1又は2個の置換基により置
換されていることができそしてナフタリン環は、メトキ
シ、カルボキシ、アセチルアミノ、ニトロ及び塩素より
なる群から選ばれた置換基により置換されていることが
できる。さらに、好ましい化合物は、一般式(17
B)、(20)、(21)及び(42)の該化合物であ
り、これら式においてZ1 は上記の一般式(3c)──
式中W1 は2乃至4個の炭素原子、好ましくは3個の炭
素原子を有するアルキレン基であるか、又はフェニレン
残基であり、これはメチル、エチル、メトキシ、エトキ
シ及び塩素よりなる群から選ばれた1又は2個の置換基
により置換されていることができ、Yは上記の意味の一
つを有しそして、好ましくはβ- スルファトエチル基で
ありそしてR″は水素、メチル又はエチルである──の
残基であり、さらに、好ましくは一般式(17B)にお
いて、Dはナフタリン環又は、好ましくはベンゼン環で
あり、R4 はビニルスルホニル又は、好ましくはβ- ス
ルファトエチルスルホニルでありそしてR5 及びR6
上記の意味を有し、Mは水素原子又はアルカリ金属であ
りそしてZ1 は一般式(3c)の残基でありそしてさら
に、好ましくは一般式(21)において、pは2の数で
あり、2個の基 -SO3 Mは4- 及び8- 位においてナ
フト- 2- イル残基に結合しておりそしてナフチレン中
心成分における基 -SO3 Mは6- 位において結合して
おりそしてさらに、好ましくは一般式(42)において
アミノナフトール残基における1個の基 -SO3 Mは基
NHに対するメタ- 位にありそしてvは零の数である。
【0114】本発明により、本発明によるフタロシアニ
ン染料は、例えば出発物質としてフタロシアニンスルホ
ニルクロリド又はスルホ基を含有するフタロシアニンス
ルホニルクロリドを使用しそしてこれを一般式H- Q
(式中Qは上記の意味を有する)のアミン及び適切なら
他のアミン、例えば一般式 -NR2 3(式中R2 及びR
3 は上記の意味を有する)のアミンと反応させて製造す
ることもできる。フタロシアニンスルホニルクロリドと
アミンとの関するのこの様な若干の方法は、文献、例え
ば米国特許4,745,178号明細書及びこの点でこ
の中に付加的に引用された文献中に記載されている。
【0115】一般式H- Q°の出発スルホンアミドは、
一般的に周知でありそして文献中に広く記載されている
か又は当業者間に知られた方法に類似して製造すること
ができる。
【0116】それゆえ一般式H- Qの種々な出発アミン
は、例えばドイツ特許第887,505号及び第96
5,902号明細書、ドイツ特許出願公開第2,04
0,62号及び第2,614,550号公報及び欧州特
許出願公告第0,107,614号、第0,144,7
66号、第0,159,292号及び第0,278,9
04号公報中に記載されている。
【0117】本発明により、本発明による染料は、β-
ヒドロキシエチルスルホニル基を含有する1又はそれ以
上の出発物質から、例えば一般式H- Q(式中Qは上記
の意味を有するが、しかし一般式 -SO2-Yの基がβ-
ヒドロキシエチルスルホニル基である点を異にする)の
アミンから出発させ、まず本発明による上記の方法に類
似して、一般式(1)──同じ意味を有するが、しかし
基 -SO2-Yがβ- ヒドロキシエチルスルホニル基であ
る点を異にする──に相当する出発化合物を製造しそし
てこの化合物におけるβ- ヒドロキシエチルスルホニル
基を、公知の方法に類似して本発明による化合物(1)
に相当する基 -SO2-Yに、例えば多塩基酸又は脂肪族
及び芳香族カルボン酸又はスルホン酸のエステル誘導
体、例えばYがβ- クロルエチル、β- スルファトエチ
ル、β- ホスファトエチル、β- チオスルファトエチ
ル、β- アセトキシエチル又はβ- トルイルスルホニル
オキシエチル基である化合物に変えて製造することもで
きる。
【0118】例えば多塩基酸又は脂肪族及び芳香族カル
ボン酸又はスルホン酸のエステル誘導体、例えばYがβ
- クロルエチル、β- スルフアトエチル、β- ホスフア
トエチル、β- チオスルフアトエチル、β- アセトキシ
エチル又はβ- トルイルスルホニルオキシエチル基であ
る化合物に変えて製造することができる。このために適
するエステル化及びアシル化剤の例は、対応する無機又
は有機酸又はその無水物又はハロゲン化物又はアミド、
例えば硫酸、三酸化硫黄を含有する硫酸、クロルスルホ
ン酸、スルフアミド酸、リン酸、多リン酸、オキシ塩化
リン、リン酸及び五酸化リンからなる混合物、無水酢
酸、トルエンスルホニルクロリド及び塩化チオニルであ
る。
【0119】硫酸化は、例えば濃硫酸と0乃至20℃き
温度において反応させて又はクロルスルホン酸と極性有
機溶剤、例えばN- メチルピロリドン中で10乃至80
℃の温度において反応させて実施される。
【0120】硫酸化は、好ましくはβ- ヒドロキシエチ
ルスルホニル基を含有する出発染料を硫酸一水和物中に
5乃至15℃の温度において導入させて実施される。Y
がビニル基を示すこれら化合物は、類似するそれらの誘
導体からアルカリにより、例えば水性媒体中で10乃至
12のpH及び30乃至50℃の温度において10乃至
20分の間に製造することができる。例えばβ-(ジアル
キルアミノ)-エチルスルホニル及びβ- チオスルフアト
エチルスルホニル誘導体の合成は、そのビニルスルホニ
ル化合物と対応するジアルキルアミン又はチオ硫酸のア
ルカリ金属塩、例えばチオ硫酸ナトリウムとの反応によ
り実施される。一方の基 -SO 2-Yの他方の基への全て
のこれら変換法は、この繊維反応性分野において当業者
がよく知っておりそして文献中に多数記載されている。
【0121】本発明による一般式(1)の染料は、最多
種の材料、例えば絹、皮革、羊毛、ポリアミド繊維及び
ポリウレタン及び、特にセルロースを含有する全タイプ
の繊維材料を染色及び捺染するために適する。この様な
繊維材料の例は、天然セルロース繊維、例えば木綿、リ
ンネル及び麻並びにセルロース及び再生セルロースであ
る。一般式(1)の染料は、又ヒドロキシル基を含有し
そして配合した織物、例えば木綿とポリエステル繊維又
はポリアミド繊維との混合物中に含まれる繊維を染色又
は捺染するために適する。
【0122】本発明による染料は、繊維に適用しそして
繊維上で種々な方法において、特に例えば水性染料溶液
及び捺染ペーストの形で固着することができる。本染料
は、吸尽法及びパッド- 染色法──この場合繊維材料に
水性染料溶液、適切なら塩を含有する該溶液を含浸させ
そして染料を、適切なら熱の作用下、アルカリ処理後又
はアルカリ存在下、固着する──の両方に適する。本発
明による染料は、特にいわゆるコールドパッド- バッチ
法──この場合染料をパジング機にアルカリと共に適用
し、次に数時間室温に於いて貯蔵して固着する──に適
する。固着後染色又は捺染を冷水及び熱水で、適切なら
非固着分の拡散を促進する分散剤の添加下、徹底的にゆ
すぐ。
【0123】それゆえ、本発明は、これら材料を染色
(捺染を包含する)するための本発明による一般式
(1)の化合物の用途及びこの様な材料の染色(捺染を
包含する)法において、それ自体慣用な方法により、一
般式(1)の化合物を着色剤として使用し、一般式
(1)の化合物を該材料に水性媒体中で適用しそして本
化合物を該材料上で熱により又はアルカリ性化合物によ
り又は両方の手段により固着して染色する方法に関す
る。
【0124】本発明によるアントラキノン染料がアルカ
リ性染液において不適切な溶解性を有するなら、この欠
点は、文献から公知な方法で、分散剤又は非着色化合
物、例えばナフタリンスルホン酸- ホルムアルデヒド縮
合体又は、特にアントラキノン- 2- スルホン酸の添加
により克服することができる。
【0125】一般式(1)の染料は、高い反応性、良好
な固着能及び非常に良好なビルド-アップ能で特色づけ
られる。それゆえ本染料は、吸尽染色法により低い染色
温度に於いて使用することができ、パッド- スチーム法
において短い蒸熱時間しか必要としない。固着度は高く
そして非固着分は容易に洗出することができ、吸尽度及
び固着度間の差は著しく小さく、すなわちソーピング損
失は非常に低い。一般式(1)の本染料は、又特に捺染
に適し、就中木綿上での捺染に適しそして同様に又窒素
- 含有繊維、例えば羊毛又は絹、又は絹を含有する配合
した織物を捺染するために適する。本発明による染料に
よりセルロース繊維材料上で形成された染色及び捺染
は、色の良好な濃さ及び酸性及びアルカリ性範囲の両方
における高い繊維- 染料結合能を有しそしてさらに良好
な日光堅牢性及び非常に良好な湿潤堅牢性、例えば洗た
く- 、水- 、海水- 、クロス染め- 及び汗堅牢性並びに
良好なひだつけ堅牢性、アイロンかけ堅牢性及び摩擦堅
牢性を有する。
【0126】以下の例は、本発明を説明するためのもの
である。特記しない限り、部は重量部でありそして百分
率のデータは重量パーセントを示す。重量部対容量部は
キログラム対リットルと同じ関係を有する。
【0127】これらの例中で式により記載した化合物は
遊離酸の形で記載されており、一般にこれらはそのアル
カリ金属塩、例えばリチウム、ナトリウム又はカリウム
塩の形で製造されそして単離されそしてその塩の形で染
色に使用される。
【0128】同様に以下の例特に表例中で遊離酸の形で
挙げた出発化合物及び成分はそのまま又はその塩、好ま
しくはアルカリ金属塩の形で合成に使用することができ
る。本発明による化合物に関して記載した、可視範囲の
吸収極大 (λmax)は、水性溶液中でそのアルカリ金属塩
により測定された。表例中に於いて、λmax 値は色調が
記載されているところに丸かっこ中で示され、波長はnm
で示されている。 例 1 3-(2′- スルホ- 4′- メトキシ- フェニルアゾ)-4
- ヒドロキシ- 7- アミノ- ナフタリン- 2- スルホン
酸45.3部を水性溶液中で塩化シアヌル19部と0乃
至5℃の温度及び4のpHにおいて反応させる。次にメ
タンスルホンアミド9.7部を添加し、pHを水酸化ナ
トリウム溶液により10にしそして反応を40℃の温度
及び10乃至11のpHにおいて約4時間実施する。こ
の様に製造したモノクロルアゾ化合物を合成溶液中で3
-(β- スルファトエチルスルホニル)-アニリン29.5
部と4のpH及び- 85℃の温度において反応させる。
この縮合反応が完結したとき、遊離酸の形で記載して、
【0129】
【化55】 に相当する、得られる本発明による染料を減圧下の蒸発
又は噴霧乾燥によりアルカリ金属塩(ナトリウム塩)と
して単離する。本染料は非常に良好な繊維反応性染料特
性を有しそして、繊維反応性染料に関して慣用な方法に
より使用した場合、非常に良好な堅牢性──そのうち水
堅牢性及び汗堅牢性を特に強調することができる──を
有する濃い輝かしい深紅色染色及び捺染を与える。本染
料は、特に40乃至80℃の温度における吸尽法及びコ
ールドパッド- バッチ染色法の両方における高い固着度
により特色づけられる。抜染において、純白色模様が深
紅色下地上で得られる。 例 2 メタンスルホンアミド9.7部を氷水200部中塩化シ
アヌル19部の微細に分散した懸濁液に添加し、次にp
Hを水酸化ナトリウム溶液により10乃至11にしそし
て反応を0乃至3℃及び11のpHにおいて1時間の間
でさらに攪拌しながら完結させる。次に、生成した溶液
を水性塩酸を用いて5のpHにし、4-ヒドロキシ- 7-
メチルアミノ- ナフタリン- 2- スルホン酸24.3
部を添加しそして縮合反応を20℃及び3乃至3.5の
pHにおいて2時間実施する。次に慣用法で製造した、
2- アミノナフタリン- 1.5- ジスルホン酸28.8
部のジアゾニウム塩の硫酸懸濁液を、この様に得られた
カップリング成分の溶液に添加しそしてカップリング反
応を10乃至20℃及び6乃至6.5のpHにおいて実
施する。次に3-(β- スルファトエチルスルホニル)-ア
ニリン29.5部を添加しそして縮合反応を85℃にお
いて3.5のpHを保持して実施する。
【0130】遊離酸の形で記載して、式
【0131】
【化56】 を有する、得られる繊維反応性染料を、けいそう土及び
濾過による合成溶液の清澄化後、減圧下の蒸発又は噴霧
乾燥によりアルカリ金属塩(ナトリウム塩)として単離
する。本発明による染料を、繊維反応性染料に関して慣
用な適用及び固着法により、本明細書中で記載の材料、
例えば特にセルロース繊維材料、例えば木綿上で良好な
堅牢性──そのうち良好な水堅牢性及びオーバー染色を
特に強調することができる──を有する濃い橙色染色を
与える。さらに本染料は、木綿上での高い固着度により
特色づけられる。 例 3 氷水200部中塩化シアヌル19部の微細に分散した懸
濁液にメタンスルホンアミド9.7部を添加し、10乃
至11のpHを水酸化ナトリウム溶液により設定しそし
て反応をさらに攪拌しながら1時間上記のpH範囲を保
持しながら0乃至3℃において完結させる。得られる溶
液を水性塩酸によりpH4.5に調整する。4-(β- ス
ルファトエチルスルホニル)アニリン29.5部を冷却
しそして縮合反応を最初3時間20℃において、次にさ
らに2時間40℃及び4乃至5のpHにおいて実施す
る。このバッチに3- ウレイド- 4-(3′,6′,8′
- トリスルホナフト- 2′- イル)アゾアニリン54.
5部の溶液を添加しそして第三縮合反応をpH3.5及
び85℃において実施する。得られた本発明による染料
を塩化カリウムによる塩析によりアルカリ金属塩(主と
してカリウム塩)として単離する、本染料は、遊離酸の
形で記載して、式
【0132】
【化57】 を有しそして本明細書中に記載の材料、例えば特にセル
ロース繊維材料、例えば木綿を濃い堅牢な帯赤黄色色調
で染色する。 例 4 3-(2′- スルホ- 4′- メトキシ- フェニル- アゾ)
4- ヒドロキシ- 7-アミノ- ナフタリン- 2- スルホ
ン酸45.3部を水性溶液中で塩化シアヌル19部と0
乃至3℃の温度及び3.5乃至4のpHにおいて反応さ
せる。縮合反応が完結したとき、エタンスルホンアミド
11部を10乃至11のpHにおいて添加しそして第二
縮合反応をこのpH範囲内において40℃で約3時間完
結する。次に3-(β- スルファトエチルスルホニル) ア
ニリン29.5部をこのバッチに添加しそして第三縮合
反応を3乃至3.5のpH及び85℃の温度において実
施する。
【0133】アルカリ金属塩(ナトリウム塩)として得
られ、pH7に調整された合成溶液から塩化ナトリウム
により塩析しそして単離した、本発明によるアゾ染料
は、遊離酸の形で記載して、式
【0134】
【化58】 を有する。本染料は、非常に良好な繊維反応性染料特性
を有しそして本明細書中に記載の材料、例えば特にセル
ロース繊維材料、例えば木綿を濃い輝かしい深紅色調で
高い固着度を以て染色する。 例 5 塩化シアヌル19部の微細に分散した懸濁液に氷水20
0部中ベンゼンスルホンアミド16部の懸濁液を添加
し、バッチをpH10乃至11に水酸化ナトリウム溶液
により調整しそして反応をさらに攪拌しながら1時間の
間にこのpH範囲内で0乃至3℃において完結させる。
次に、得られる溶液を塩酸によりpH4に調整しそし
て、水800部中8- ヒドロキシ- 1- アミノ- 3,6
- ジスルホン酸31.9部の溶液と混合し、第二縮合反
応を20℃及び2.5乃至3のpHにおいて実施する。
【0135】この様に製造されたカップリング成分を、
合成した溶液中で、慣用法により製造した、2- アミノ
- 6-(β- スルファトエチルスルホニル)-ナフタリン-
1-スルホン酸51.1部のジアゾニウム塩の水性塩酸
溶液と混合しそしてカップリング反応を15乃至30℃
及び6のpHにおいて実施する。次に3乃至3.5のp
Hを設定し、3-(β- スルファトエチルスルホニル)ア
ニリン29.5部を添加しそして第三縮合反応をこのp
H範囲内及び85℃において実施する。
【0136】5.5のpHにおける合成溶液の添加後、
得られる本発明による染料をアルカリ金属塩(ナトリウ
ム塩)として単離する。本染料は、遊離酸の形で記載し
て、式
【0137】
【化59】 を有しそして非常に良好な繊維反応性染料特性を示す。
繊維反応性染料に関して技術的に慣用な適用及び固着法
により使用した場合、本染料は、セルロース繊維材料、
例えば木綿上で、例えば高い固着度において濃い堅牢な
帯青赤色染色及び捺染を形成する。 例6乃至371 本発明による別のアゾ染料を、次の表例中で、一般式
(A)
【0138】
【化60】 に相当する成分を用いて記載する。これら染料は、本発
明による方法で、例えば上記例の一つに類似して、一般
式(A)と組み合わせてそれぞれの表例から明らかな成
分(例えばジアゾ成分D- NH2 、カップリング成分H
- K- NRx H、ハロゲントリアジン、一般式H2 N-
SO2-RB で示されるアミン及び一般式H- Qで示され
るアミン)を使用して製造することができる。これら染
料は、非常に良好な繊維反応性染料特性を有しそして本
明細書中で挙げた材料、特にセルロース繊維材料、例え
ば木綿をそれぞれの表例中に記載の色調 (この場合木綿
上の) で色の良好な色の濃さ及び良好な堅牢性を以て染
色する。
【0139】 例 残 基D 残 基 残 基RB 残 基 -Q 色 調 -K-N(RX )- ─────────────────────────────────── 6 3,6,8-トリス 3-ウレイド-4,1 エチル 3-(β- スルフ 帯赤黄色 ルホ- ナフト - フェニレン-1 ァトエチルスル (412) -2- イル - アミノ ホニル)フェニ ルアミノ 7 同 上 同 上 フェニル 同 上 帯赤黄色 (412) 8 同 上 同 上 エチル γ-(β- スルフ 帯赤黄色 ァトエチルスル (412) ホニル)-プロピ ルアミノ 9 同 上 同 上 メチル 同 上 帯赤黄色 (412) 10 同 上 同 上 フェニル 同 上 帯赤黄色 (415) 11 同 上 同 上 エチル 3-(ビニルスル 帯赤黄色 ホニル)-フェニ (412) ルアミノ 12 同 上 同 上 メチル 同 上 帯赤黄色 (412) 13 同 上 同 上 フェニル 同 上 帯赤黄色 (415) 14 4,8-ジスルホ 3-アセチルアミ エチル 3-(β- スルフ 帯赤黄色 - ナフト-2- ノ-4,1- フェニ ァトエチルスル (410) イル レン-1- アミノ ホニル)-フェニ ルアミノ 15 同 上 同 上 メチル 同 上 帯赤黄色 (410) 16 同 上 同 上 フェニル 同 上 帯赤黄色 (408) 17 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 帯赤黄色 ァトエチルスル (410) ホニル)-フエニ ルアミノ 18 同 上 同 上 メチル 同 上 帯赤黄色 (410) 19 同 上 同 上 フェニル 同 上 帯赤黄色 (408) 20 同 上 同 上 エチル β- [4-(β′ 帯赤黄色 -スルファトエ (411) チルスルホニル )-フェン]- エ チルアミノ 21 同 上 同 上 メチル 同 上 22 同 上 同 上 フェニル 同 上 帯赤黄色 (410) 23 同 上 同 上 エチル γ-(β- スルフ 帯赤黄色 ァトエチルスル (411) ホニル)-プロピ ルアミノ 24 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 25 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 26 同 上 同 上 エチル ビス- [β-(β′同 上 -クロルエチル スルホニル)-エ チル]- アミノ 27 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 28 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 29 同 上 同 上 カチル 2-メトキシ-5- 帯赤黄色 (β- スルファ (412) トエチルスルホ ニル)-フェニル アミノ 30 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 31 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 32 4,6,8-トリス 3-メチル-4,1- エチル 3-(ビニルスル 帯赤黄色 ルホナフト-2 フェニレン-1- ホニル)-フェニ - イル アミノ ルアミノ 33 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 34 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 35 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 36 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 37 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 38 同 上 同 上 エチル γ-(β′- スル 同 上 ファトエチルス ルホニル)-プロ ピルアミノ 39 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 40 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 41 6-(β- スル 3-アセチルアミ エチル 3-(β- スルフ 同 上 ファトエチル ノ-4,1- フェニ ァトエチルスル スルホニル)- レン-1- アミノ ホニル)-フェニ 1-スルホ- ナ ルアミノ フト-2- イル 42 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 43 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 44 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 45 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 46 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 47 同 上 3-ウレイド-4,1 エチル 同 上 同 上 -フェニレン-1 -アミノ 48 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 49 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 50 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 51 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 52 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 53 4-(β- スル 3-アミノ-4- ス エチル 4-(β- スルフ 黄金色 ファトエチル ルホ-6,1- フェ ァトエチルスル スルホニル) ニレン-1- アミ ホニル)-フェニ フェニル ノ ルアミノ 54 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 55 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 56 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 黄金色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 57 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 58 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 59 同 上 同 上 エチル γ-(β′- スル 黄金色 ファトエチルス ルホニル)-プロ ピルアミノ 60 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 61 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 62 同 上 同 上 エチル β- [4-(β′ -スルファトエ チルスルホニル )-フェン]- エ チルアミノ 黄金色 63 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 64 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 65 2-スルホ-4- 同 上 エチル 3-(β- スルフ 黄金色 (β- スルフ ァトエチルスル ァトエチルス ホニル)-フェニ ルホニル)-フ ルアミノ ェニル 66 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 67 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 68 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 黄金色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 69 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 70 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 71 4-スルホフェ 同 上 エチル 同 上 黄金色 ニル 72 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 73 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 74 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 黄金色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 75 同 上 同 上 エチル γ-(β′- スル 黄金色 ファトエチルス ルホニル)-プロ ピルアミノ 76 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 77 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 78 同 上 3-カルボキシピ エチル 4-(β- スルフ 黄 色 ラゾール-5- オ ァトエチルスル ン-4- イル-1- ホニル)-フェニ (2′- スルホ ルアミノ フェニル-4′- アミノ) 79 同 上 同 上 メチル 同 上 黄 色 80 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 81 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 黄 色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 82 同 上 同 上 メチル 同 上 黄 色 83 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 84 4-(β- スル 同 上 エチル 同 上 黄 色 ファトエチル スルホニル)- フェニル 85 同 上 同 上 メチル 同 上 黄 色 86 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 87 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 黄 色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 88 同 上 同 上 メチル 同 上 黄 色 89 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 90 2-スルホフェ 同 上 エチル 同 上 黄 色 ニル 91 同 上 同 上 メチル 同 上 黄 色 92 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 93 同 上 同 上 メチル 3-(β- スルフ 黄 色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 94 同 上 同 上 エチル 同 上 黄 色 95 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 96 2,5-ジスルホ 4-ヒドロキシ-2 メチル 同 上 橙 色 フェニル - スルホ- 3,7- (492) ナフチレン-7- アミノ 97 同 上 同 上 エチル 同 上 橙 色 (492) 98 同 上 同 上 フェニル 同 上 橙 色 (492) 99 同 上 同 上 メチル 4-(β- スルフ 橙 色 ァトエチルスル (492) ホニル)-フェニ ルアミノ 100 同 上 同 上 エチル 同 上 橙 色 (492) 101 同 上 同 上 フェニル 同 上 橙 色 (492) 102 1,5-ジスルホ 同 上 メチル 同 上 橙 色 -ナフト-2- (494) イル 103 同 上 同 上 エチル 同 上 橙 色 (494) 104 同 上 同 上 フェニル 同 上 橙 色 (494) 105 同 上 同 上 メチル 3-(β- スルフ 橙 色 ァトエチルスル (494) ホニル)-フェニ ルアミノ 106 同 上 同 上 エチル 同 上 橙 色 (494) 107 同 上 同 上 フェニル 同 上 橙 色 (494) 108 同 上 同 上 メチル γ-(β′- スル 橙 色 ファトエチルス (495) ルホニル)-プロ ピルアミノ 109 同 上 同 上 エチル 同 上 橙 色 (495) 110 同 上 同 上 フェニル 同 上 橙 色 (495) 111 同 上 同 上 エチル β- [4-(β′ 橙 色 -スルファトエ (493) チルスルホニル )-フェン]- エ チルアミノ 112 同 上 同 上 メチル 同 上 橙 色 (493) 113 同 上 同 上 フェニル 同 上 橙 色 (493) 114 同 上 4-ヒドロキシ-2 エチル 4-(β- スルフ 橙 色 -スルホ-3,7- ァトエチルスル ナフチレン-7- ホニル)-フェニ メチルアミノ ルアミノ 115 同 上 同 上 メチル 同 上 橙 色 (493) 116 同 上 同 上 フェニル 同 上 橙 色 (493) 117 6-(β- スル 4-ヒドロキシ-2 エチル 同 上 橙 色 ファトエチル - スルホ-3,7- スルホニル)- ナフチレン-7- 1-スルホ- ナ アミノ フト-2- イル 118 同 上 同 上 メチル 同 上 橙 色 119 同 上 同 上 フェニル 同 上 橙 色 120 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 橙 色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 121 同 上 同 上 メチル 同 上 橙 色 122 同 上 同 上 フェニル 同 上 橙 色 123 4-メトキシ-2 同 上 フェニル 同 上 深紅色 - スルホフェ ニル 124 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 深紅色 ァトエチルスル (500) ホニル)-フェニ ルアミノ 125 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 126 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 127 同 上 同 上 エチル N-エチル-N- [ 深紅色 4-(β- スルフ (500) ァトエチルスル ホニル)-フェニ ル]- アミノ 128 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 129 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 130 同 上 同 上 エチル 3,4-ジ-(β- ス 深紅色 ルファトエチル (500) スルホニル)-フ ェニルアミノ 131 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 132 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 133 同 上 同 上 エチル 2-メトキシ-5- 深紅色 (β- スルファ (500) トエチルスルホ ニル)-フェニル アミノ 134 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 135 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 136 同 上 同 上 エチル 6-(β- スルフ 深紅色 ァトエチルスル (500) ホニル)-ナフト -2- イル- アミ ノ 137 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 138 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 139 4-メトキシ-2 同 上 エチル 2,5-ジ-(β- ス 深紅色 - スルホフェ ルファトエチル (500) ニル スルホニル- メ チル)-フェニル アミノ 140 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 141 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 142 同 上 同 上 エチル 3,5-ジ- {N-[ 深紅色 γ-(β′- スル (500) ファトエチル- フェニル)-プロ ピル]- アミド カルボニル}- フェニルアミノ 143 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 144 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 145 4-メトキシ-3 同 上 エチル 3-(β- スルフ 深紅色 -(β- スルフ ァトエチルスル ァトエチルス ホニル)-フェニ ルホニル)-フ ルアミノ ェニル 146 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 147 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 148 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 深紅色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 149 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 150 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 151 4-(β- スル 4-ヒドロキシ-2 エチル 同 上 帯黄赤色 ファトエチル - スルホ-3,6- スルホニル)- ナフチレン-6- フェニル アミノ 152 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 153 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 154 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 帯黄赤色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 155 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 156 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 157 同 上 4-ヒドロキシ-2, エチル 同 上 帯黄赤色 8-ジスルホ-3,5 (517) -ナフチレン-5 -アミノ 158 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 159 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 160 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 161 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 162 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 163 4-メトキシ-2 4-ヒドロキシ-2 エチル 同 上 同 上 - スルホニル - スルホ-3,6- ナフチレン-6- アミノ 164 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 165 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 166 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 167 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 168 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 169 2-スルホフェ 4-ヒドロキシ-2, エチル 同 上 赤 色 ニル 7-ジスルホ-3,5 (530) - ナフチレン-5 - アミノ 170 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 (530) 171 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 (530) 172 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 赤 色 ァトエチルスル (530) ホニル)-フェニ ルアミノ 175 同 上 4-ヒドロキシ-2, エチル 3-(β- スルフ 帯黄赤色 8-ジスルホ-3,5 ァトエチルスル - ナフチレン-5 ホニル)-フェニ - アミノ ルアミノ 176 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 177 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 178 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 179 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 180 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 181 2,5-ジカルボ 同 上 エチル 同 上 同 上 キシ- フェニ ル 182 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 183 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 184 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 185 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 186 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 187 同 上 4-ヒドロキシ-2, エチル 同 上 赤 色 7-ジ- スルホ-3, (538) 5-ナフチレン-5 - アミノ 188 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 (538) 189 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 (538) 190 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ ァトエチルスル 赤 色 ホチル)-フェニ (538) ルアミノ 191 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 (538) 192 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 (538) 193 同 上 同 上 エチル γ-(β′- スル 赤 色 ファトエチルス (538) ルホニル)-プロ ピルアミノ 194 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 (538) 195 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 (538) 196 同 上 同 上 エチル β- [4-(β′ 赤 色 -スルファトエ (538) チルスルホニル )-フェン]- エ チルアミノ 197 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 (538) 198 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 (538) 199 1,5-ジスルホ 同 上 エチル 同 上 帯青赤色 - ナフト-2- (546) イル 200 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 201 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 202 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 203 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 204 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 205 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 206 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 207 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 208 同 上 同 上 エチル N-エチル-N- [ 同 上 4-(β- スルフ ァトエチルスル ホニル)-フェニ ル]- アミノ 209 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 210 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 211 同 上 同 上 エチル γ-(β′- スル 同 上 ファトエチルス ルホニル)-フェ ニルアミノ 212 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 213 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 214 同 上 4-ヒドロキシ-2, エチル 4-(β- スルフ 赤 色 8-ジスルホ-3,5 ァトエチルスル - ナフチレン-5 ホニル)-フェニ - アミノ ルアミ 215 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 216 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 217 4-(β- スル 同 上 エチル 同 上 赤 色 ファトエチル スルホニル)- フェニル 218 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 219 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 220 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 赤 色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 221 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 222 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 223 下記成分の1: 4-ヒドロキシ-2, メチル 3-(β- スルフ 菫 色 1ニッケル錯 7-ジスルホ-3,5 ァトエチルスル 塩: - ナフチレン-5 ホニル)-フェニ 2-ヒドロキシ - アミノ ルアミノ -6-(β- スル ファトエチル スルホニル) フェニル 224 4-(β- スル 同 上 エチル 同 上 赤 色 ファトエチル (543) スルホニル)- フェニル 225 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 (543) 226 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 (543) 227 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 赤 色 ァトエチルスル (542) ホニル)-フェニ ルアミノ 228 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 (542) 229 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 (542) 230 同 上 同 上 エチル γ-(β′- スル 赤 色 ファトエチルス (542) ルホニル)-プロ ピルアミノ 231 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 (542) 232 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 (542) 233 同 上 同 上 エチル β- [4-(β′ 赤 色 - スルファトエ チルスルホニル) -フェン]- エ チルアミノ 234 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 235 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 236 同 上 同 上 エチル 2-メトキシ-5- 赤 色 (β- スルファ トエチルスルホ ニル)-フェニル - アミノ 237 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 238 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 239 3-(β- スル 同 上 エチル 4-(β- スルフ 赤 色 ファトエチル ァトエチルスル スルホニル)- ホニル)-フェニ フェニル ル- アミノ 240 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 241 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 242 2-スルホ-4-( 同 上 エチル 同 上 帯黄赤色 β- スルファ トエチルスル ホニル)-フェ ニル 243 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 244 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 245 6-(β- スル 同 上 エチル 帯青赤色 ファトエチル スルホニル)- 1-スルホ- ナ フト-2- イル 246 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 247 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 248 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 同 上 ホニル)-フェニ ル- アミノ 249 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 250 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 251 同 上 同 上 エチル γ-(β′- スル ファトエチルス 赤 色 ルホニル)-プロ ピル- アミノ 252 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 253 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 254 同 上 4-ヒドロキシ-2, エチル 4-(β- スルフ 赤 色 8-ジスルホ-3,5- ァトエチルスル ナフチレン-5- ホニル)-フェニ アミノ ル- アミノ 255 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 256 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 257 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 赤 色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ル- アミノ 258 同 上 同 上 フェニル 同 上 赤 色 259 同 上 同 上 メチル 同 上 赤 色 260 3-スルホ-4- 4-ヒドロキシ-2, エチル 同 上 青 色 フェニル- 7-ジスルホ-3,5- (590) アミノフェニ ナフチレン-5- ル アミノ 261 同 上 同 上 フェニル 同 上 青 色 (590) 262 同 上 同 上 メチル 同 上 青 色 (590) 263 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 青 色 ァトエチルスル (590) ホニル)-フェニ ル- アミノ 264 同 上 同 上 フェニル 同 上 青 色 (590) 265 同 上 同 上 メチル 同 上 青 色 (590) 266 3-スルホ-4- 同 上 エチル 同 上 青 色 (2′- メトキ シ- フェニル - アミノ)- フェニル 267 同 上 同 上 フェニル 同 上 青 色 268 同 上 同 上 メチル 同 上 青 色 269 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 青 色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ル- アミノ 270 同 上 同 上 フェニル 同 上 青 色 271 同 上 同 上 メチル 同 上 青 色 272 4-(3′,6′, 同 上 エチル 同 上 青 色 8′- トリス ルホ- ナフト -2′- イル- アゾ)-2-メト キシ-5- メチ ルフェノール 273 同 上 同 上 フェニル 同 上 青 色 274 同 上 同 上 メチル 同 上 青 色 275 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 青 色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ル- アミノ 276 同 上 同 上 フェニル 同 上 青 色 277 同 上 同 上 メチル 同 上 青 色 278 同 上 同 上 エチル γ-(β′- スル 青 色 ファトエチルス ルホニル)-プロ ピル- アミノ 279 同 上 同 上 メチル 同 上 青 色 280 同 上 同 上 フェニル 同 上 青 色 281 4-(4′- メト 6-スルホ-4,1- エチル 4-(β- スルフ 褐 色 キシ-2′- ス ナフチレン-1- ァトエチルスル (454) ルホ- フェニ アミノ ホニル)-フェニ ル- アゾ)-6- ル- アミノ スルホ- ナフ ト-1- イル 282 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 283 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 284 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ル- アミノ 285 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 286 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 287 同 上 同 上 エチル γ-(β′- スル 同 上 ファトエチルス ルホニル)-プロ ピル- アミノ 288 同 上 同 上 メチル 同 上 褐 色 (454) 289 同 上 同 上 フェニル 同 上 褐 色 (454) 290 4-(4′- メト 7-スルホ-4,1- エチル 3-(β- スルフ 褐 色 キシ-2′- ス ナフチレン-1- ァトエチルスル (458) ルホ- フェニ アミノ ホニル)-フェニ ル- アゾ)-7- ル- アミノ スルホ- ナフ ト-1- イル 291 同 上 同 上 メチル 同 上 褐 色 (458) 292 同 上 同 上 フェニル 同 上 褐 色 (458) 293 4-(4′,6′ 3-メチル-4,1- エチル 同 上 褐 色 8′- トリス フェニレン-1- (450) ルホ- ナフト アミノ -2- イルアゾ )-6-スルホ- ナフト-1- イ ル 294 同 上 同 上 メチル 同 上 褐 色 (450) 295 同 上 同 上 フェニル 同 上 褐 色 (450) 296 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 褐 色 ァトエチルスル (450) ホニル)-フェニ ルアミノ 297 同 上 同 上 メチル 同 上 褐 色 (450) 298 同 上 同 上 フェニル 同 上 褐 色 (450) 299 同 上 同 上 エチル γ-(β′- スル 褐 色 ファトエチルス (450) ルホニル) プロ ピル- アミノ 300 同 上 同 上 メチル 同 上 褐 色 (450) 301 同 上 同 上 フェニル 同 上 褐 色 (450) 302 4-(2′,5′,6-スルホ-4,1- エチル 同 上 褐 色 7′- トリス ナフチレン-1- (452) ルホ- ナフト アミノ -1′- イルア ゾ)-2,5-ジメ チルフェニル 303 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 304 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 305 同 上 同 上 エチル 4-(β- スルフ 褐 色 ァトエチルスル (452) ホニル)-フェニ ル- アミノ 306 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 307 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 308 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 褐 色 ァトエチルスル (452) ホニル)-フェニ ル- アミノ 309 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 310 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 311 下記成分の1: 4-ヒドロキシ-2, エチル 同 上 ネーヴィ 2 クロム錯塩: 7-ジ- スルホ-3, ブルー 2-ヒドロキシ 5-ナフチレン-5 -6-(β- スル - アミノ ファトエチル スルホニル)- フェニル 312 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 313 同 上 同 上 フエニル 同 上 同 上 314 下記成分の1: 同 上 エチル 4-(β- スルフ ネーヴィ 2 クロム錯塩 ァトエチルスル ブルー : ホニル)-フェニ 同 上 ル- アミノ 315 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 316 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 317 下記成分の1: 同 上 エチル 同 上 菫 色 2 コバルト錯 塩: 同 上 318 同 上 同 上 メチル 同 上 菫 色 319 同 上 同 上 フェニル 同 上 菫 色 320 下記成分の1: 同 上 同 上 3-(β- スルフ 菫 色 2 コバルト錯 ァトエチルスル 塩: ホニル)-フェニ 同 上 ル- アミノ 321 同 上 同 上 メチル 同 上 菫 色 322 同 上 同 上 フェニル 同 上 菫 色 323 下記成分の1: 同 上 エチル 同 上 ボルドー 1 ニッケル錯 塩: 同 上 324 同 上 同 上 フェニル 同 上 ポルドー 325 下記成分の1: 同 上 エチル 4-(β- スルフ ボルドー 1 ニッケル錯 ァトエチルスル 塩: ホニル)-フェニ 同 上 ル- アミノ 326 同 上 同 上 メチル 同 上 ボルドー 327 同 上 同 上 フェニル 同 上 ボルドー 328 下記成分の1: 同 上 エチル 同 上 青 色 1 銅錯塩: 4,8-ジスルホ -1- ヒドロキ シ- ナフト-2 - イル 329 同 上 同 上 メチル 同 上 青 色 330 同 上 同 上 フェニル 同 上 青 色 331 下記成分の1: 同 上 エチル 3-(β- スルフ 青 色 1 銅錯塩: ァトエチルスル ホニル)-フェニ 同 上 ル- アミノ 332 同 上 同 上 メチル 同 上 青 色 333 同 上 同 上 フェニル 同 上 青 色 334 同 上 同 上 同 上 青 色 335 下記成分の1: 4-ヒドロキシ-2 エチル 同 上 帯赤褐色 2 クロム錯塩 スルホ-3,7- ス : ルホ-3,7- ナフ 2-カルボキシ チレン-7- アミ - フェニル ノ 336 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 337 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 338 下記成分の1: 同 上 エチル 4-(β- スルフ 帯赤褐色 2 クロム錯塩 ァトエチルスル : ホニル)-フェニ 同 上 ル- アミノ 339 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 340 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 341 下記成分の1: 4-ヒドロキシ-2, エチル 同 上 灰 色 2 コバルト錯 7-ジスルホ-3,5 塩: - ナフチレン-5 2-ヒドロキシ - アミノ -6- ニトロフ ェニル 342 同 上 同 上 メチル 同 上 灰 色 343 同 上 同 上 フェニル 同 上 灰 色 344 同 上 同 上 メチル 同 上 灰 色 345 下記成分の1: 同 上 エチル 3-(β- スルフ 灰 色 2 コバルト錯 ァトエチルスル 塩: ホニル)-フェニ 同 上 ル- アミノ 346 同 上 同 上 メチル 同 上 灰 色 347 同 上 同 上 フェニル 同 上 灰 色 348 下記成分の1: 同 上 エチル 同 上 黒 色 2 クロム錯塩 : 同 上 349 同 上 同 上 メチル 同 上 黒 色 350 同 上 同 上 フェニル 同 上 黒 色 351 4,8-ジスルホ 3-ウレイド-4,1 エチル 同 上 帯赤黄色 - ナフト-2- - フェニレン-1 イル - アミノ 352 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 353 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 354 同 上 同 上 エチル 3-(β- スルフ 帯赤黄色 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ル- アミノ 355 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 356 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 357 2-スルホ-4- 4-ヒドロキシ-2 エチル 4-(β- スルフ 深紅色 メトキシ- フ - スルホ-3,7- ァトエチルスル ェニル ナフチレン-7- ホニル)-フェニ アミノ ル- アミノ 358 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 359 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 360 4-メトキシ-2, 同 上 エチル 3-(β- スルフ 橙 色 5-ジスルホ- ァトエチルスル (496) フェニル ホニル)-フェニ ル- アミノ 361 同 上 同 上 メチル 同 上 橙 色 362 同 上 同 上 フェニル 同 上 橙 色 363 4-(4′,8′, 6-スルホ-4,1- エチル 同 上 褐 色 - ジスルホ- ナフチレン-1- (454) ナフト-2′- アミノ イル- アゾ)- 6-スルホ- ナ フト-1- イル 364 同 上 同 上 メチル 同 上 褐 色 365 同 上 同 上 フェニル 同 上 褐 色 366 3-(β- スル 6-スルホ-3,1- エチル 5-アミノ-4- ヒ ネーヴィ ファトエチル フェニレン-1- ドロキシ-6- { ブルー スルホニル)- アミノ 2′- スルホ-5 フェニルアミ ′- [2″- シ ノ アナミド-4″-( 3″- β- スル ファトエチルス ルホニル- フェ ニル)-アミノ- 1″,3″,5 ″- トリアジン -6″- イル]- アミノ- フェニ ルアゾ}-2,7- ジスルホ- ナフ ト-3- イル 367 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 368 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 369 3,6,8-トリス 3-ウレイド-4,1 エチル 4-(β- スルフ 帯赤青色 ルホナフト-2 - フェニレン-1 ァトエチルスル -イル - アミノ ホニル)-フェニ ル- アミノ 370 同 上 同 上 メチル 同 上 同 上 371 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 例 372 1-(4′スルホフェニル)-3- カルボキシ- 4-(5″-
アミノ-2″- スルホ-フェニルアゾ)-5- ピラゾロン4
8.3部を水性溶液中で塩化シアヌル19部と0乃至3
℃及び3.5乃至4のpHにおいて反応させる。次にメ
タンスルホンアミド9.7部を添加し、pHを水性水酸
化ナトリウム溶液により11にしそして混合物を50乃
至60℃に加熱する。その後50乃至60℃においてさ
らに90乃至120分間攪拌して、pHを10乃至11
に保持しそして縮合反応が完結したとき、pHが5にな
るまで、水性塩酸を添加する。次に3-(β- スルファト
エチルスルホニル)-アニリン29.5部を添加しそして
混合物を85℃に加熱しそしてさらに縮合反応が完結す
るまで3.5乃至4のpHを保持して、攪拌する。
【0140】得られる本発明によるアゾ染料を減圧下の
合成溶液の蒸発又は噴霧乾燥によりそのアルカリ金属塩
(ナトリウム塩)の形で単離する。本染料は、遊離酸の
形で記載して、式
【0141】
【化61】 を有しそして非常に良好な繊維反応性染料特性を有す
る。公知の技術により使用した場合、本染料は本明細書
中に記載の材料、例えば特にセルロース繊維材料を良好
な堅牢性を以て濃い黄色色調で染色する。さらに本染料
は、40乃至80℃の温度における吸尽法及びコールド
パッド- バッチ染色法による染色の両方における高い固
着度により特色づけられる。 例 373 1,3- ジアミノベンゼン- 4- スルホン酸18.8部
を氷水200部中塩化シアヌル19部の懸濁液に添加す
る。混合物をまず0乃至5℃の温度及び2.5のpHに
おいて約2時間そして次に0乃至5℃及び4のpHにお
いて約30分間攪拌する。次にメタンスルホンアミド1
6部を添加し、pHを水酸化ナトリウム溶液により11
にし、温度を50乃至60℃に徐々に高めそして混合物
をさらに約1.5時間攪拌し、その際10.5のpH及
び50乃至60℃の温度を保持する。次にpHを水性塩
酸により7にし、水性5N亜硝酸ナトリウム溶液20容
量部を添加しそしてジアゾ化をこの混合物の濃塩酸50
容量部及び氷600部の混合物への徐々な添加により実
施する。その後混合物をさらに約2時間攪拌しそして過
剰の亜硝酸をスルファミン酸により常法で分解する。
【0142】次に、得られるジアゾニウム塩懸濁液を4
- ヒドロキシ- 5- アミノ- 6- [4′-(β- スルファ
トエチルスルホニル)-フェニルアゾ]- ナフタリン-
2,7- ジスルホン酸60部のナトリウム塩の水性溶液
に添加する。カップリング反応を15乃至25℃及び
4.5乃至5.5のpHにおいて実施し、次に4-(β-
スルファトエチルスルホニル)-アニリン29.5部を加
えそして縮合反応を85℃及び3.5乃至4のpHにお
いて約2時間実施する。その後混合物をわずかなけいそ
う土で約40℃において清澄化しそして濾過しそして濾
液を蒸発する。式
【0143】
【化62】 で示される、ジスアゾ化合物のアルカリ金属塩(ナトリ
ウム塩)の、電解質を含有する黒色粉末が得られる。こ
れは非常に良好な繊維反応性染料特性を有しそして木綿
を、例えば濃いネーヴィブルーの色調で染色する。 例 374 本発明によるアゾ染料を製造するために、例373の方
法により実施するが、ただしクロルトリアジン化合物と
の反応における4-(β- スルファトエチルスルホニル)-
アニリン29.5部の代わりに、同量の3-(β- スルフ
ァトエチルスルホニル)-アニリンを使用しそしてエタン
スルホンアミド11部の代わりにベンゼンスルホンアミ
ド16部を使用する。式
【0144】
【化63】 で示されるジスアゾ化合物のアルカリ金属塩が得られ、
これは、例えば木綿を濃いネーヴィブルーの色調で染色
する。 例 375乃至483 本発明による別のアゾ染料を、次の表例中で、一般式
(B)
【0145】
【化64】 に相当する成分を用いて記載する。これら染料は、本発
明による方法で、例えば上記例の一つに類似して、一般
式(B)と組み合わせてそれぞれの表例から明らかな成
分(例えば一般式HRx N-D- NH2 で示されるジア
ミノフェニレン又は- ナフチレン、カップリング成分H
- K、ハロゲントリアジン、一般式H2 N- SO2-RB
で示される化合物及び一般式H -Qで示されるアミン)
を使用して製造することができる。これら染料は、非常
に良好な繊維反応性染料特性を有しそして本明細書中で
挙げた材料、特にセルロース繊維材料、例えば木綿をそ
れぞれの表例中に記載の色調(この場合木綿上の)で色
の良好な色の濃さ及び良好な堅牢性を以て染色する。
【0146】 例 残 基Q 残 基 -D- 残 基 RB 残 基-K 色 調 ──────────────────────────────────── 375 4-(β- スルフ 〔化65〕* メチル 1-(β- スル 帯緑黄色 ァトエチルスル ファトエチル (424) ホニル)-フェニ )-2-ヒドロキ ル- アミノ シ-4- メチル - ピリド-6- オン-3- イル 376 同 上 同 上 プロピル 同 上 同 上 377 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 378 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 379 γ-(β′- スル 同 上 メチル 同 上 同 上 ファトエチルス ルホニル)-プロ ピルアミノ 380 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 381 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 382 3-(β- スルフ 〔化66〕* メチル 同 上 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 383 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 384 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 385 同 上 〔化67〕* メチル 1-エチル-2- 帯緑黄色 ヒドロキシ-4 (426) - メチル-5- カルバモイル - ピリド-6- オン-3- イル 386 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 387 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 388 4-(β- スルフ 同 上 メチル 同 上 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 389 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 390 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 391 β- [4-(β′ 同 上 メチル 同 上 同 上 - スルファトエ チルスルホニル )-フェン]- エ チルアミノ 392 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 393 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 394 4-(β- スルフ 4,6-ジスルホ メチル 同 上 同 上 ァトエチルスル -1,3- フェニ ホニル)-フェニ レン ルアミノ 395 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 396 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 397 3-(β- スルフ 同 上 メチル 同 上 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 398 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 399 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 400 γ-(β′- スル 〔化68〕* メチル 5-アミノ- ヒ ネーヴィ ファトエチルス ドロキシ-6- ブルー ルホニル)-プロ (4′- スルホ (598) ピルアミノ フェニル- ア ゾ)-2,7-ジス ルホ- ナフト - 3- イル 401 同 上 同 上 エチル 同 上 ネーヴィ ブルー (598) 402 同 上 同 上 フェニル 同 上 ネーヴィ ブルー (598) 403 同 上 4,6-ジスルホ メチル 1,4-ジメチル 帯緑黄色 -1,3- フェニ -2- ヒドロキ レン シ-5- カルバ モイル- ピリ ド-6- オン-3 - イル 404 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 405 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 406 同 上 同 上 プロピル 同 上 同 上 407 同 上 〔化69〕* メチル 1,4-ジメチル 同 上 -2- ヒドロキ シ-5- スルホ - メチル- ピ リド-6- オン -3- イル 408 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 409 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 410 4-(β- スルフ 同 上 メチル 同 上 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 411 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 412 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 413 同 上 同 上 メチル 1-(4′- スル 黄 色 ホ- フェニル (410) )-3-メチル- ピラゾール- 5-オン-4- イ ル 414 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 415 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 416 3-(β- スルフ 同 上 メチル 同 上 黄 色 ァトエチルスル (410) ホニル)-フェニ ルアミノ 417 同 上 同 上 エチル 同 上 黄 色 (410) 418 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 (415) 419 4-(β- スルフ 同 上 エチル 1-(4′- スル 黄 色 アトエチルスル ホフェニル)- (415) ホニル)-フェニ 3-カルボキシ ルアミノ ピラゾール-5 - オン-4- イ ル 420 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 (415) 421 同 上 〔化70〕* メチル 1-(4′- スル 黄 色 ホフェニル)- (415) 3-メチル- ピ ラゾール-5- オン-4- イル 422 同 上 同 上 エチル 同 上 黄 色 (415) 423 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 (415) 424 3-(β- スルフ 同 上 メチル 同 上 黄 色 ァトエチルスル (415) ホニル)-フェニ ルアミノ 425 同 上 同 上 エチル 同 上 黄 色 (415) 426 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 (415) 427 4-(β- スルフ 〔化71〕* メチル 1-(4′- スル 黄 色 ァトエチルスル ホフェニル)- (415) ホニル)-フェニ 3-カルボキシ ルアミノ - ピラゾール -5- オン-4- イル 428 同 上 同 上 エチル 同 上 黄 色 (415) 429 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 (415) 430 3-(β- スルフ 同 上 メチル 5-アミノ-4- ネーヴィ ァトエチルスル ヒドロキシ-6 ブルー ホニル)-フェニ -(4′- スル (598) ルアミノ ホフェニルア ゾ)-2,7-ジス ルホ- ナフト -3- イル 431 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 432 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 433 4-(β- スルフ 同 上 メチル 同 上 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 434 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 435 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 436 γ-(β′- スル 〔化72〕* メチル 同 上 ネーヴィ ファトエチルス ブルー ルホニル)-プロ ピルアミノ 437 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 438 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 439 同 上 〔化73〕* メチル 1-[4′-(β 黄 色 - スルファト (405) エチルスルホ ニル)フェニ ル]-3- メチ ル- ピラゾー ル-5- オン-4 - イル 440 同 上 同 上 エチル 同 上 黄 色 (405) 441 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 (405) 442 3-(β- スルフ 同 上 メチル 同 上 黄 色 ァトエチルスル (405) ホニル)-フェニ ルアミノ 443 同 上 同 上 エチル 同 上 黄 色 (405) 444 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 (405) 445 4-(β- スルフ 4,6-ジスルホ メチル 同 上 黄 色 ァトエチルスル -1,3- フェニ ホニル)-フェニ レン ルアミノ 446 同 上 同 上 エチル 同 上 黄 色 447 同 上 同 上 フェニル 同 上 黄 色 448 同 上 〔化74〕* メチル 4-ヒドロキシ 帯黄赤色 -5- アセチル アミノ-2,7- ジスルホ- ナ フト-3- イル 449 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 450 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 451 3-(β- スルフ 同 上 メチル 同 上 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 452 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 453 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 454 同 上 同 上 メチル 4-ヒドロキシ 同 上 -5- ベンゾイ ルアミノ-2,7 - ジスルホ- ナフト-3- イ ル 455 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 456 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 457 4-(β- スルフ 同 上 メチル 同 上 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 458 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 459 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 460 同 上 同 上 メチル 4-ヒドロキシ 同 上 -5- ベンゾイ ルアミノ-2,8 - ジスルホ- ナフト-3- イ ル 461 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 462 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 463 同 上 同 上 メチル 5-[4′- ク 同 上 ロル-6′-(β - スルホエチ ル- アミノ)- 1′,3′,5′- トリアジン-2′ - イル]アミ ノ-4- ヒドロ キシ-2,7- ジ スルホ- ナフ ト-3- イル 464 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 465 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 466 3-(β- スルフ 同 上 メチル 同 上 同 上 ァトエチルスル ホニル)-フェニ ルアミノ 467 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 468 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 469 4-(β- スルフ 同 上 メチル 5-[4′- ク 同 上 ァトエチルスル ロル-6′- ア ホニル)-フェニ ミノ-1′,3′ ルアミノ ,5′- トリ アジン-2′- イル]- アミ ノ-4- ヒドロ キシ-2,7- ジ スルホ- ナフ ト-3- イル 470 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 471 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 472 γ-(β′- スル 同 上 メチル 5-アミノ-4- ネーヴィ ファトエチルス ヒドロキシ-6 ブルー ルホニル)-プロ - [4′-(β (597) ピルアミノ - スルファト エチルスルホ ニル)-フェニ ルアゾ]-2,7 - ジスルホ- ナフト-3- イ ル 473 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 474 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 475 β- [4-(β′ 同 上 メチル 同 上 ネーヴィ - スルファトエ ブルー チルスルホニル (597) )-フェン]- エ チルアミノ 476 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 477 2-メトキシ-6- 同 上 メチル 同 上 ネーヴィ (β- スルファ ブルー トエチルスルホ (594) ニル)-フェニル アミノ 478 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上 479 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 480 4-(β- スルフ 同 上 エチル 5-アミノ-4- ネーヴィ ァトエチルスル ヒドロキシ-6 ブルー ホニル)-フェニ -(4′- スル (598) ルアミノ ホフェニル)- アゾ-2,7- ジ スルホ- ナフ ト-3- イル 481 同 上 同 上 フェニル 同 上 同 上 482 3-(β- スルフ 同 上 メチル 5-アミノ-4- ネーヴィ ァトエチルスル ヒドロキシ-6 ブルー ホニル)-フェニ - [4′-(β (598) ルアミノ - スルファト - エチルスル ホニル- フェ ニル]- アゾ -2,7- ジスル ホ- ナフト-3 -イル 483 同 上 同 上 エチル 同 上 同 上*
【0147】
【化65】
【0148】
【化66】
【0149】
【化67】
【0150】
【化68】
【0151】
【化69】
【0152】
【化70】
【0153】
【化71】
【0154】
【化72】
【0155】
【化73】
【0156】
【化74】 例 484 1- アミノ-2- スルホ- 4-(3′- アミノ- 4′- スル
ホ- フェニル)-アミノ-9,10- アントラキノン49
部を水性溶液中で塩化シアヌル19部と0乃至5℃及び
3.5乃至4のpHにおいて反応させる。次にメタンス
ルホンアミド9.7部を添加し、pHを水性水酸化ナト
リウム溶液により11にしそして混合物の温度を50乃
至60℃に徐々に高める。混合物をさらにこの温度範囲
内で数時間攪拌しそして、縮合反応が完結したとき、p
Hを水性塩酸により5にし、3-(β- スルファトエチル
スルホニル)-アニリン29.5部を添加しそして第三縮
合反応を85℃及び3.5乃至4のpHにおいて実施す
る。
【0157】合成溶液の慣用の清澄化後、式(遊離酸の
形で記載して)
【0158】
【化75】 で示される本発明による染料が、濾液の蒸発によりアル
カリ金属塩(ナトリウム塩)として得られる。本染料は
本明細書中に記載の材料、例えば特にセルロース繊維材
料、例えば木綿を、繊維反応性染料に関して慣用な適用
及び固着法により濃い輝かしい青色色調で染色する。 例 485 本発明によるアントラキノン染料を製造するために、例
484の方法により実施するが、ただし3-(β- スルフ
ァトエチルスルホニル)-アニリンの代わりに同量の4-
(β- スルファトエチルスルホニル)-アニリンを使用す
る。同様に良好な染色特性を有する青色染料が得られ、
これは、例えば木綿上で輝かしい濃い青色染色及び捺染
を形成する。 例 486 本発明によるアントラキノン染料を製造するために、例
484の方法により実施するが、ただし1- アミノ- 2
- スルホ- 4-(3′- アミノ- 2′,4′,6′-トリメチ
ル-5′- スルホ- フェニル)-アミノ- 9、10- アント
ラキノン49部を出発アントラキノン化合物として使用
する。本染料は、遊離酸の形で記載して、式
【0159】
【化76】 を有する。本染料は、非常に良好な染料特性を有しそし
て、例えば又木綿を技術的に慣用な適用及び固着法によ
り輝かしい濃い青色色調で染色及び捺染を形成する。 例 487 氷水100部中塩化シアヌル19部の微細な懸濁液を、
7のpH及び0乃至5℃の温度を有する、式
【0160】
【化77】 で示されるトリフェンジオキサジン化合物31.6部の
水性溶液約3,000部に添加する。
【0161】さらに混合物を0乃至5℃及び6.5乃至
7のpHにおいて約1.5時間攪拌しそして縮合反応が
完結したとき、水30部中エタンスルホンアミド11部
の溶液を添加し、pHを水性水酸化ナトリウム溶液によ
り11にし、混合物を50乃至60℃に徐々に加熱しそ
してさらにこの温度及びこのpHにおいてさらに約2時
間攪拌し、次に3-(β- スルファトエチルスルホニル)-
アニリン29.5部を添加しそして第三縮合反応を3.
5乃至4のpH及び80乃至90℃の温度において実施
する。
【0162】合成溶液の慣用な清澄化後、本発明による
アントラキノン染料が濾液から──例えば噴霧乾燥によ
り──アルカリ金属塩(ナトリウム塩)として得られ
る。本染料は、遊離酸の形で記載して、式
【0163】
【化78】 を有しそして繊維反応性染料に関する技術において慣用
な適用及び固着法により良好な堅牢性を有する濃い帯赤
青色染色及び捺染を形成する。 例488乃至496 本発明による別のトリフェンジオキサジン染料を、次の
表例中で、一般式(C)
【0164】
【化79】 で示される成分を用いて記載する。これら染料は、本発
明による方法で、例えば上記例467により、一般式
(C)と組み合わせてそれぞれの表例から明らかな、そ
れらの出発成分(例えば対応するジクロル- トリフェン
ジオキサジン出発ジアミン、塩化シアヌル、一般式H 2
N- SO2-RB に相当するスルホンアミド及び一般式H
- Qに相当するアミン)を使用して製造することがで
き、これら染料は、非常に良好な繊維反応性染料特性を
有しそして本明細書中で挙げた材料、例えば特にセルロ
ース繊維材料をそれぞれの表例中に木綿に関して記載し
た良好な堅牢性を以て濃いクリアな青色で染色する。
【0165】 例 指 数 残 基 Q 色 調 n ──────────────────────────────────── 488 2 β- [4-(β′- スルファトエチルスルホニル)-フェ 青 色 ン]- エチルアミノ (608) 489 2 δ-(β′- スルファトエチルロルホニル)-プロピルア 青 色 ミノ (608) 490 2 2- メトキシ-6-(β- スルファトエチルスルホニル)- 青 色 フェニルアミノ (608) 491 3 3-(β- スルファトエチルスルホニル)-フェニルアミ 青 色 ノ (608) 492 3 4-(β- スルファトエチルスルホニル)-フェニルアミ 青 色 ノ (608) 493 3 N- エチル- N- [4-(β- スルファトエチルスルホ 青 色 ニル)-フェニル]- アミノ (608) 494 3 δ-(ビニルスルホニル)-プロピルアミノ 青 色 (608) 495 3 β- [4-(β′- スルファトエチルスルホニル)-フェ 青 色 ン]- エチルアミノ (608) 496 2 4-(β- スルファトエチルスルホニル)-フェニルアミ 青 色 ノ (608) 例 497 式
【0166】
【化80】 で示される銅フタロシアニン化合物58.5部を氷60
0部及び水600部の混合物中に均質にかき混ぜそして
この混合物を水酸化ナトリウム溶液により7のpHにす
る。わずかなアセトン中に溶解した塩化シアヌル19部
を添加しそして縮合反応を0乃至5℃及び3.5乃至4
のpHにおいて、さらに攪拌しながら、実施する。次に
メタンスルホンアミド11部を添加し、温度を50乃至
60℃に徐々に高め、pHを水酸化ナトリウム溶液によ
り11にしそして混合物を、この第二縮合反応が完結す
るまでさらに攪拌しそして次に水性塩酸により5のpH
に中和する。3-(β- スルファトエチルスルホニル)-ア
ニリン29.5部を添加しそして混合物を80乃至90
℃及び3.5乃至4のpHにおいて約2.5時間攪拌す
る。合成溶液を、まだ熱いが5.5のpHにおいてけい
そう土により清澄化しそして濾液を減圧下蒸発させる。
【0167】式
【0168】
【化81】 で示される化合物のアルカリ金属塩(ナトリウム塩)
の、電解質含有青色粉末が得られる。
【0169】本発明による銅フタロシアニン染料は、非
常に良好な繊維反応性染料特性を有しそして本明細書中
に記載の材料、例えば特にセルロース繊維材料を慣用な
適用及び固着法により濃い堅牢なトルコ青色色調で染色
する。 例 498 本発明による銅フタロシアニン化合物を製造するため
に、例497の方法により実施するが、ただし3-(β-
スルファトエチルスルホニル)-アニリンの代わりに同量
の4-(β− スルファトエチルスルホニル)-アニリンを
使用する。本発明による染料は、例497のものと同一
の良好な染色性を示しそして同様に堅牢なトルコ青色染
色及び捺染を形成する。 例 499 水300部及び氷125部中に式
【0170】
【化82】 に相当する銅フタロシアニン化合物58部を均質にかき
混ぜた混合物を水酸化ナトリウム溶液により7のpHに
する。氷水170部中塩化シアヌル16.6部の微細懸
濁液を添加し、温度を0乃至5℃に保ちそして5乃至
5.5のpHを、重炭酸ナトリウムにより保持する。縮
合反応が完結したとき、メタンスルホンアミド11部を
添加し、pHを水性水酸化ナトリウム溶液により11に
し、混合物を50乃至60℃に徐々に加熱し、そして6
0℃及び10乃至11のpHにおいてさらに約2時間攪
拌しそして反応が完結したとき、得られるモノクロルト
リアジン化合物を4-(β- スルファトエチルスルホニ
ル)-アニリン25.8部と3.5乃至4のpH及び80
乃至90℃において反応させる。反応が完結したとき、
合成溶液を常法においてけいそう土により清澄化する。
【0171】式
【0172】
【化83】 で示される同フタロシアニン化合物のアルカリ金属塩
(ナトリウム塩)の、電解質含有青色粉末が、濾液の蒸
発により得られる。
【0173】本発明による銅フタロシアニン染料は、本
明細書中に記載の材料、例えば特にセルロース繊維材料
を慣用な方法により使用したとき、濃い堅牢なトルコ青
色色調で染色する。 例 500 本発明による銅フタロシアニン化合物を製造するため
に、例499の方法により実施するが、ただし4-(β-
スルファトエチルスルホニル)-アニリンの代わりに同量
の3-(β- スルファトエチルスルホニル)-アニリンを使
用する。本発明による染料は、例499のものと同一の
良好な染色性を示しそして同様に堅牢なトルコ青色染色
及び捺染を形成する。 例 501 氷300部及び水600部中式
【0174】
【化84】 で示されるニッケルフタロシアニン化合物106.2部
の均質な混合物を水酸化ナトリウム溶液により7のpH
にする。氷水200部中塩化シアヌル19部の微細懸濁
液を添加しそして反応を0乃至5℃及び4.5のpHに
おいて実施する。メタンスルホンアミド9.7部を添加
し、pHを水酸化ナトリウム溶液により11にし、混合
物を60℃に徐々に高めそして60℃及び10乃至11
のpHにおいてさらに2時間攪拌しそしてこの第二縮合
反応が完結したとき、3-(β- スルファトエチルスルホ
ニル)-アニリン29.5部を添加する。第三縮合反応を
80乃至90℃及び3.5乃至4のpHにおいて実施す
る。次に合成溶液を常法において5.5のpHで清澄化
しそして式(遊離酸の形で記載して)
【0175】
【化85】 で示される本発明による染料をアルカリ金属塩(ナトリ
ウム塩)として電解質含有粉末の形で単離する。慣用の
適用及び固着法により使用したとき、例えばセルロース
繊維材料上で、良好な堅牢性を有する濃い帯青緑色染色
及び捺染が得られる。 例 502 本発明による銅フタロシアニン化合物を製造するため
に、例501の方法により実施するが、ただし3-(β-
スルファトエチルスルホニル) アニリンの代わりに同量
の4-(β− スルファトエチルスルホニル)-アニリンを
使用する。本発明による染料は、例501のものと同一
の良好な染色性を示しそして同様に堅牢な帯青緑色染色
及び捺染を形成する。 例 503 a)水約160部中2- カルボキシ- 5- スルホ- フェ
ニルヒドラジン及びベンズアルデヒドのヒドラゾン3
2.0部のナトリウム塩の水性、中性溶液を共に攪拌下
5乃至15℃において、慣用法で製造した、6- アセチ
ルアミノ- 4-スルホ- 2- アミノフェノール24.6
部のジアゾニウム塩の水性溶液に添加し、次に硫酸銅五
水和物25.0部を添加しそして5のpHを炭酸ナトリ
ウムにより保持する。その後反応バッチを15乃至25
℃において、ジアゾニウム化合物がもはや検出し得なく
なるまで、攪拌する。 b)a)で合成した銅錯塩ホルマザン化合物において、
アセチルアミノ基を、合成した溶液中で90乃至100
℃の温度において5乃至10時間の間に直接アミノ基に
加水分解し、その後濃厚な水性水酸化ナトリウム溶液の
6乃至10倍モル量を添加する(アセチルアミノ銅ホル
マザン化合物は、又塩化ナトリウムにより合成溶液から
あらかじめ塩析しそして次に約3%水性水酸化ナトリウ
ム溶液中で加水分解する)。得られたアミノ- 含有銅錯
塩ホルマザン化合物は、pHを約4の値に低下させた
後、塩化ナトリウムによる塩析により単離することがで
きる。 c)b)で得られるホルマザン化合物を塩化シアヌルと
反応させる。有利にはpH4においてb)の溶液から出
発させ、溶液を塩化シアヌル16.6部と3乃至4時間
の間に0乃至5℃の温度及び水性炭酸ナトリウム溶液で
保持したpH3乃至4において十分な攪拌下反応させて
2,4- ジクロル- s- トリアジン- 6- イルアミノ銅
錯塩ホルマザン化合物を得る。 d)c)の合成溶液に水約100部中ベンゼンスルホン
アミド16部の水性溶液を添加し、混合物を40乃至5
0℃に加熱しそして9乃至10のpHを、反応が3乃至
4時間後完結するまで、水性水酸化ナトリウム溶液によ
り保持する。
【0176】次に、得られる合成溶液を40乃至50℃
において清澄化しそして合成したモノクロルトリアジン
化合物を塩化ナトリウム又は塩化カリウムの添加による
濾液からの中間単離後又は直接この溶液中で3-(β- ス
ルファトエチルスルホニル)-アニリン28部と3乃至4
のpH及び60乃至80℃の温度において5乃至10時
間の間に反応させて本発明による銅錯塩ホルマザン化合
物を得る。
【0177】清澄化後塩化ナトリウム又は塩化カリウム
により濾液から塩析するか又は蒸発乾固又は噴霧乾燥に
より単離する。式
【0178】
【化86】 で示される化合物のアルカリ金属塩(ナトリウム又はカ
リウム塩)が、電解質塩を含有する暗色粉末として得ら
れる。本発明による化合物は、非常に良好な染料特性を
有しそして本明細書中に記載の材料を薄帯赤色を有する
青色色調で染色する。特にセルロース繊維材料、例えば
木綿及び再生セルロース繊維材料は、繊維反応性染料に
関して技術的に慣用な適用及び固着法により、例えば水
性長液から40乃至80℃において酸結合剤の存在下、
濃い色調で染色される。同様に、コールドパッド- バッ
チ法において非常に高いカラーイールドが得られる。慣
用の後処理、例えば10分間のソーピング及び水により
ゆすぎを続行すれば、本発明により得られる染色は、乾
燥状態における及び又水道水に又はアルカリ性又は酸性
汗溶液により湿潤したときの非常に良好な日光堅牢性及
び非常に良好な湿潤堅牢性、例えば洗たく、塩素化水、
塩素漂白、アルカリ、汗及び過酸化物堅牢性に関して優
れている。さらに本染色は良好な耐酸退色性を示しそし
て本染色は容易に抜染できる。吸尽及びパッシング法に
おける非常に高いビルドアップ能及び高い固着率が特に
注目すべきである。 例 504 a)塩化シアヌル18.4部を水50部及び氷50部の
混合物中で非イオン助剤を用いて又は用いずに懸濁さ
せ、次に水100部中ベンゼンスルホンアミド16部の
水性溶液を、0乃至5℃の温度及び10乃至11のpH
を保持しながら、添加しそしてその後バッチを、遊離塩
化シアヌルがもはや検出し得なくなるまで、攪拌する。 b)a)により得られた単縮合生成物の、場合により清
澄化した溶液に、例503bにより製造しそしてpH5
に調整した、アミノ銅錯塩ホルマザン化合物の水性溶液
を添加し、バッチを、30乃至40℃に加熱しそしてク
ロルトリアジニルアミノ化合物と銅錯塩ホルマザン化合
物との縮合反応が完結するまで、その温度において10
%水性炭酸ナトリウム溶液により5乃至7のpHにおい
て保持する。得られたモノクロルトリアジン化合物は、
例503dのそれと同一でありそして先行例の方法と類
似してさらに3-(β- スルファトエチルスルホニル) ア
ニリンと反応させて本発明による例503の銅錯塩ホル
マザン化合物を得る。得られた新規なホルマザン化合物
は、同様な染料特性を有する。 例 505 a)塩化シアヌル18.4部を水100部及び氷100
部の混合物中で非イオン助剤を用いて又は用いずに懸濁
させ、次にベンゼンスルホンアミド16部を、0乃至5
℃の温度及び10乃至11のpHを保持しながら、添加
しそしてその後バッチを、遊離塩化シアヌルがもはや検
出し得なくなるまで、約1時間攪拌する。
【0179】次にバッチをpH6に調整する。 b)a)により得られた単縮合生成物の、場合により清
澄化した溶液に、水200部中3-(β- スルファトエチ
ルスルホニル) アニリン28部の溶液を添加しそしてバ
ッチを、pH5を保持しながら、40乃至60℃の温度
に加熱する。
【0180】次に例503a乃至503bにより製造し
そしてpH5に調整した、アミノ銅錯塩ホルマザン化合
物の水性溶液を添加しそしてpHを、4時間3.5乃至
5で保持する。この様に得られた新規なホルマザン化合
物は、例503dにより得られた銅錯塩ホルマザン化合
物と同様な染料特性を有する。 例 506 本発明による銅錯塩ホルマザン化合物を製造するため
に、例503の方法により実施するが、ただし例503
aにおいて使用したヒドラゾンを当量の、2- ヒドロキ
シ- 5- スルホフェニルヒドラジン及びベンズアルデヒ
ドのヒドロゾンと替える。 式
【0181】
【化87】 で示される化合物のアルカリ金属塩(ナトリウム又はカ
リウム塩)が、電解質塩を含有する暗色粉末として得ら
れる。本発明による化合物は、同様に非常に良好な染料
特性を有しそして本明細書中に記載の材料、特にセルロ
ース繊維材料を良好な堅牢性を有する濃い青色色調で染
色する。 例 507乃至570 次の表例中で本発明による別の銅錯塩ホルマザン化合物
を、一般式(D)
【0182】
【化88】 を用いて記載する。これら化合物は、本発明により、例
えば実施例503、504及び505に類似して、一般
式(D)及びそれぞれの表例から明らかな成分(塩化シ
アヌル、2-カルボキシ- 5- スルホ- 又は- 4- スルホ
- フェニルヒドラジン、ベンズアルデヒド、6-アセチル
アミノ- 4- スルホ- 2- アミノフェノール、一般式H
- Qに相当するアミン及び一般式H2 N- SO2 - RB
──式中各残基の意味はそれぞれの表例において記載さ
れている──で示されるアミン及び一般式スルホンアミ
ド)を使用して製造することができる。これら化合物
は、同様に非常に良好な繊維反応性染料特性を有しそし
て繊維反応性染料に関して慣用な染色及び捺染法によ
り、特にセルロース繊維材料をそれぞれの表例中に記載
の色調を有する濃い堅牢な染色及び捺染を形成する。
【0183】 一般式Dに相当する化合物 例 RG H 残基RB 残 基 Q 色 調 ─────────────────────────────────── 507 スルホ 水 素 メチル 3-(β- スルファトエチルスルホ 青 色 ニル)-フェニルアミノ (610) 508 スルホ 水 素 エチル 同 上 青 色 (610) 509 スルホ 水 素 メチル N- エチル- 4-(β- スルファト 青 色 エチルスルホニル)-フェニルアミ (610) ノ 510 スルホ 同 上 エチル 同 上 青 色 (610) 511 スルホ 同 上 フェニル 同 上 青 色 (610) 512 スルホ 水 素 フェニル 4-(β- スルファトエチルスルホ 青 色 ニル)-フェニルアミノ (610) 513 スルホ 水 素 メチル 同 上 青 色 (610) 514 スルホ 水 素 エチル 同 上 青 色 (610) 515 スルホ 水 素 メチル 2- メトキシ- 5-(β- スルファ 青 色 トエチルスルホニル)-フェニルア (610) ミノ 516 スルホ 同 上 エチル 同 上 青 色 (610) 517 スルホ 同 上 フェニル 同 上 青 色 (610) 518 スルホ 同 上 ブチル 同 上 青 色 (610) 519 スルホ 水 素 メチル 4- メトキシ- 3-(β- スルファ 青 色 トエチルスルホニル)-フェニルア (610) ミノ 520 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 521 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 522 スルホ 水 素 メチル 4- メチル- 3-(β- スルファト 青 色 エチルスルホニル)-フェニルアミ (610) ノ 523 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 524 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 525 スルホ 水 素 メチル 2-(β- スルファトエチルスルホ 青 色 ニル)-フェニルアミノ (610) 526 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 527 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 528 スルホ 水 素 メチル N- エチル- 3-(β- スルファト 青 色 エチルスルホニル)-フェニルアミ (610) ノ 529 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 530 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 531 水 素 スルホ メチル 3-(β- スルファトエチルスルホ 青 色 ニル)-フェニルアミノ (616) 532 同 上 スルホ エチル 同 上 同 上 533 同 上 スルホ フェニル 同 上 同 上 534 水 素 スルホ メチル 2- メトキシ- 5-(β- スルファ 青 色 トエチルスルホニル)-フェニルア (616) ミノ 535 同 上 スルホ エチル 同 上 同 上 536 同 上 スルホ フェニル 同 上 同 上 537 スルホ 水 素 メチル 3,4- ジ-(β- スルファトエチ 青 色 ルスルホニル)-フェニルアミノ (610) 538 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 539 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 540 スルホ 水 素 メチル 2- カルボキシ- 5-(β- スルフ 青 色 ァトエチルスルホニル)-フェニル (610) アミノ 541 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 542 スルホ 同 上 m- スル 同 上 同 上 ホフェニ ル 543 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 544 スルホ 水 素 メチル 3- {ビス- N,N- [β-(β′ 青 色 - スルファトエチルスルホニル)- (610) エチル]}- カルバモイル- フェ ニルアミノ 545 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 546 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 547 スルホ 水 素 メチル γ-(β′- スルファトエチルスル 青 色 ホニル)-プロピルアミノ (608) 548 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 549 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 550 スルホ 水 素 メチル γ-(β′- クロルエチルスルホニ 青 色 ル)-プロピル (608) 551 スルホ 同 上 エチル γ-(β′- スルファトエチルスル 同 上 ホニル)-プロピル 552 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 553 スルホ 水 素 メチル γ-(ビニルスルホニル)-プロピル 青 色 アミノ (608) 554 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 555 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 556 スルホ 水 素 メチル β-(β′- スルファトエチルスル 青 色 ホニル)-エチルアミノ (608) 557 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 558 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 559 スルホ 水 素 メチル β-(β′- クロルエチルスルホニ 青 色 ル)-エチルアミノ (608) 560 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 561 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 562 スルホ 水 素 メチル β-(ビニルスルホニル)-エチルア 青 色 ミノ (608) 563 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 564 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 565 スルホ 水 素 メチル β- [β′-(ビニルスルホニル)- 青 色 エトキシ]- エチルアミノ (608) 566 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 567 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 568 スルホ 水 素 メチル β- [4-(β′- スルファトエチ 青 色 ルスルホニル)-フェニル]- エチ (608) ルアミノ 569 スルホ 同 上 エチル 同 上 同 上 570 スルホ 同 上 フェニル 同 上 同 上 例 571 a)塩化シアヌル18.4部を水100部及び氷100
部の混合物中で非イオン助剤を用いて又は用いずに懸濁
させ、次にベンゼンスルホンアミド16部を、0乃至5
℃の温度及び10乃至11のpHを保持しながら、添加
しそしてその後バッチを、遊離塩化シアヌルがもはや検
出し得なくなるまで、約1時間攪拌する。
【0184】次にバッチをpH6に調整する。 b)a)により得られた単縮合生成物の、場合により清
澄化した溶液に、水200部中3-(β- スルファトエチ
ルスルホニル)アニリン28部の溶液を添加しそしてバ
ッチを、pH5を保持しながら、40乃至60℃の温度
に加熱する。
【0185】次に例503a乃至503bにより製造し
そしてpH5に調整した、アミノ銅錯塩ホルマザン化合
物の水性溶液を添加しそしてpHを、4時間3.5乃至
5で保持する。
【0186】この様に得られた新規なホルマザン化合物
は、例503dにより得られた銅錯塩ホルマザン化合物
と同様な染料特性を有する。 例 572 本発明による銅錯塩ホルマザン化合物を製造するため
に、例503の方法により実施するが、ただし例503
aにおいて使用したヒドラゾンを当量の2- ヒドロキシ
- 5- スルホフェニルヒドラジン及びベンズアルデヒド
のヒドロゾンと替える。
【0187】式
【0188】
【化89】 で示される化合物のアルカリ金属塩(ナトリウム又はカ
リウム塩)が、電解質塩を含有する暗色粉末として得ら
れる。本発明による化合物は、同様に非常に良好な繊維
反応性染料特性を有しそして本明細書中に記載の材料、
特にセルロース繊維材料を良好な堅牢性を有する濃い青
色色調で染色する。
【0189】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明による染料
は、吸尽法及びパッド- 染色法の両方に適し、特にいわ
ゆるコールドパッド- バッチ法に適し、高い反応性、良
好な固着能及び非常に良好なビルド- アップ能で特色づ
けられ、吸尽染色法により低い染色温度において使用す
ることができ、パッド- スチーム法において短い蒸熱時
間しか必要とせず、固着度は高くそして非固着分は容易
に洗出することができ、吸尽度及び固着度間の差は著し
く小さく、すなわちソーピング損失は非常に低い。本染
料は、又特に捺染に適し、就中木綿上での捺染に適しそ
して同様に又窒素-含有繊維、例えば羊毛又は絹、又は
絹を含有する配合した織物を捺染するために適する。さ
らに、本発明による染料によりセルロース繊維材料上で
形成された染色及び捺染は、色の良好な濃さ及び酸性及
びアルカリ性範囲の両方における高い繊維- 染料結合能
を有しそしてさらに良好な日光堅牢性及び非常に良好な
湿潤堅牢性、例えば洗たく- 、水- 、海水- 、クロス染
め- 及び汗堅牢性並びに良好なひだつけ堅牢性、アイロ
ンかけ堅牢性及び摩擦堅牢性を有する、という長所を有
する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09B 62/515 7306−4H 62/517 7306−4H D06P 3/14 D 7306−4H 3/24 C 7306−4H 3/66 B 7306−4H (72)発明者 ウイルヘルム・ミユーリッヒ ドイツ連邦共和国、フランクフルト・ア ム・マイン、アルベルト−ブランク−スト ラーセ、5

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 〔式中Fはモノアゾ、ジスアゾ又はポリアゾ染料又は重
    金属錯塩アゾ染料又はアントラキノン、フタロシアニ
    ン、ホルマザン、アゾメチン、ジオキサン、フェナジ
    ン、スチルベン、トリフェニルメタン、キサンテン、チ
    オキサンテン、ニトロアリール、ナフトキノン、ピレン
    キノン又はペリレンテトラカルバミド染料の残基であ
    り、 Rx は水素原子又は1乃至4個の炭素原子を有するアル
    キル基であり、これはハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、
    1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、2乃至5個
    の炭素原子を有するアルコキシカルボニル、カルボキ
    シ、スルファモイル、スルホ又はスルファトにより置換
    されていることができ、 nは1又は2、好ましくは1の数であり、 Qは一般式(2a)又は(2b) 【化2】 (式中Rz は水素原子又は1乃至4個の炭素原子を有す
    るアルキル基であり、これはハロゲン、ヒドロキシ、シ
    アノ、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、カル
    ボキシ、スルファモイル、スルホ又はスルファトにより
    又はフェニル残基──これは、場合によりハロゲン、1
    乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、1乃至4個の
    炭素原子を有するアルキル、スルホ及びカルボキシより
    なる群から選ばれた置換基により置換されている──に
    より置換されていることができるか、又はシクロヘキシ
    ル残基又はフェニル残基であり、これは、場合によりハ
    ロゲン、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、1
    乃至4個の炭素原子を有するアルキル、スルホ及びカル
    ボキシよりなる群から選ばれた置換基により置換されて
    おり、 Wは場合により置換されたアリーレン残基又はアルキレ
    ン- アリーレン又はアリーレン- アルキレン又はアルキ
    レン- アリーレン- アルキレン又はアリーレン- アルキ
    レン- アリーレン残基であり、この場合アルキレン残基
    は1乃至8個の炭素原子を有する該残基でありそして置
    換されていることができそしてアリーレン残基は、場合
    により置換されたフェニレン又はナフチレン残基であり
    そしてこの場合アルキレン残基は1又はそれ以上のヘテ
    ロ基(例えば式 -NH- 、 -N(R)-──式中Rは、ス
    ルホ、スルファト、カルボキシ又はホスファト又は -S
    2-、 -CO-、 -NH- SO2-、 -NH- CO- 、 -
    SO2-NH- 及び -CO- NH- により置換されている
    ことができる、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル
    である──の基)により中断されていることができそし
    て結合したアリーレン/アルキレン残基におけるアルキ
    レン及びアリーレン部分はヘテロ基により中断されてい
    ることができ、 Yはビニル、β- スルファトエチル、β- チオスルファ
    トエチル、β- ホスファトエチル、β- アルカノイルオ
    キシ- エチル──アルカノイル残基において2乃至5個
    の炭素原子を有する──、β- ベンゾイルオキシ- エチ
    ル、β-(スルファトベンゾイルオキシ)-エチル、β-(p
    - トルエンスルホニルオキシ)-エチル又はβ- ハロゲン
    - エチルであり、 zは1又は2の数であり、 Aは零又は1の数でありそしてBは1又は2の数であ
    り、 (A+B)の合計は2の数と等しくそして、Bが2であ
    る場合には、式 -W-(SO2-Y)z の基は互いに同一の
    意味を有するか又は互いに異なる意味を有することがで
    き、 Xは、N原子と共に、1乃至5個の炭素原子を有する、
    1又は2個のアルキレン基及び、場合により1又は2個
    のヘテロ基からなる複素環の二価残基を形成しそしてa
    lkは1乃至4個の炭素原子を有するアルキレン残基で
    ある)で示される基であり、 Q°は一般式(2A) 【化3】 (式中RA は水素原子又は1乃至4個の炭素原子を有す
    るアルキル基であり、これは置換されていることができ
    るか、又はアリール残基であり、これは置換されている
    ことができそしてRB は、場合により置換されたアリー
    ル、アルキレンアリール、アリーレンアルキル、アルキ
    レンアリーレンアルキル又はアリーレンアルキレンアリ
    ール残基であり、この場合、場合により置換されたアル
    キレン残基は1乃至8個の炭素原子を有する該残基であ
    りそして、場合により置換されたアルキル残基は1乃至
    6個の炭素原子を有する該残基でありそしてアリーレン
    残基及びアリール残基はそれぞれ、場合により置換され
    たフェニレン又はナフチレン残基又はフェニル又はナフ
    チル残基でありそしてその場合アルキレン残基又はアル
    キル残基は1又はそれ以上のヘテロ基により中断されて
    いることができそしてその場合結合したアルキル(エ
    ン)/アリール(エン)残基におけるアルキレン、アル
    キル、アリーレン及びアリール部分はこの様なヘテロ基
    により互いに分離されていることができるか、又はRB
    は一般式 -NRC D ──式中RC 及びRD はそれぞれ
    互いに関係なく水素又は1乃至4個の炭素原子を有する
    アルキルであり、これはスルホ、カルボキシ、スルファ
    ト、フェニル、シアノ、ニトロ、塩素又は臭素により置
    換されていることができるか、又は、場合によりメチル
    により単置換、二置換又は三置換された、5乃至8個の
    炭素原子を有するシクロアルキル残基、例えばシクロペ
    ンチレン及びシクロヘキシレンであるか、又は、場合に
    よりスルホにより単置換、二置換又は三置換されたナフ
    チル残基又はフェニル残基であり、これは1乃至4個の
    炭素原子を有するアルキル、例えばメチル又はエチル、
    1乃至4個の炭素原子を有するアルコキシ、例えばメト
    キシ又はエトキシ、ハロゲン、例えば塩素又は臭素、カ
    ルボキシ、ニトロ及びスルホよりなる群から選ばれた1
    乃至3個の置換基、好ましくは1又は2個の置換基によ
    り置換されていることができる)で示される基である〕
    に相当する水溶性染料。
  2. 【請求項2】 Rx がメチル又はエチル又は、好ましく
    は水素である請求項1記載の染料。
  3. 【請求項3】 Qが式 -W1-SO2-Y──式中W1 は2
    乃至4個の炭素原子を有するアルキレン基であるか、又
    はフェニレン残基であり、これはメチル、メトキシ、エ
    トキシ及び塩素よりなる群から選ばれた1又は2個の置
    換基により置換されていることができる──で示される
    基である請求項1又は2記載の染料。
  4. 【請求項4】 Yがβ- スルファトエチルである請求項
    1乃至3の少なくとも1項に記載の染料。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の染料を製造する方法にお
    いて、特別な染料であって、その少なくとも1種は一般
    式(3) 【化4】 (式中RX 、Q及びQ°は請求項1記載の意味を有す
    る)で示される基を含有する染料に関して典型的な前駆
    物質を互いに反応させるか、又は一般式(60) 【化5】 (式中F、Rx 及びnは請求項1記載の意味を有する)
    で示されるアミノ基を含有する出発化合物を一般式(6
    1) 【化6】 (式中式Halはハロゲン原子である)で示されるトリ
    ハロゲン- s- トリアジンと、一般式H- Q°(式中Q
    °は請求項1記載の意味を有する)で示されるスルホン
    アミド又はそのアルカリ金属塩と及び一般式H- Q(式
    中Qは請求項1記載の意味を有する)で示されるアミン
    と化学量論的量で所望な任意の順序で反応させ、所望に
    よりその後さらに慣用の所要な変換反応を実施すること
    を特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 一般式(62) 【化7】 (式中F、Rx 及びnは請求項1記載の意味を有しそし
    てHalはハロゲン原子である)で示される化合物を請
    求項1記載の意味を有する化合物H- Q°又はそのアル
    カリ金属塩と反応させそして得られる、一般式(63) 【化8】 (式中F、Q°、Rx 及びHalは請求項1記載の意味
    を有する)で示される化合物を一般式H- Q(式中Qは
    請求項1記載の意味を有する)で示されるアミンと反応
    させるか、 又は一般式(64) 【化9】 (式中F、Rx 、Hal、Q及びnは請求項1記載の意
    味を有する)で示される化合物を請求項1記載の意味を
    有する化合物H- Q°又はそのアルカリ金属塩と反応さ
    せるか、又は一般式(60)で示される化合物を一般式
    (65) 【化10】 (式中Hal、Q°及びQは請求項1記載の意味を有す
    る)で示される化合物と反応させる請求項5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 材料、特にヒドロキシ及び/又はカルボ
    ンアミド基を含有する繊維材料を染色(捺染をも含む)
    するための、一般式(1)の、請求項1に記載の染料又
    は請求項5に記載の方法により製造された染料の用途。
  8. 【請求項8】 染料を、材料、特にヒドロキシ及び/又
    はカルボンアミド基を含有する繊維材料に適用するか又
    は該材料中に導入しそして染料を熱により又は酸結合剤
    により又は両手段により固着して該材料を染色(捺染を
    も含む)する方法において、染料として請求項1に記載
    の染料又は請求項5に記載の方法により製造された染料
    を使用することを特徴とする方法。
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