JPH05266502A - 光ディスク装置の光ヘッド - Google Patents
光ディスク装置の光ヘッドInfo
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- JPH05266502A JPH05266502A JP4065410A JP6541092A JPH05266502A JP H05266502 A JPH05266502 A JP H05266502A JP 4065410 A JP4065410 A JP 4065410A JP 6541092 A JP6541092 A JP 6541092A JP H05266502 A JPH05266502 A JP H05266502A
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- optical disk
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Abstract
(57)【要約】
【目的】部品点数を増すことなく検出光の光路を変更で
き、光ディスク装置の外形寸法をその厚み方向に縮小可
能な光ヘッドを得る。 【構成】レ−ザ−ダイオ−ド1の出射レ−ザ−光11を
直線回析格子2を通して平行平板ガラス23の表面を第
1の反射面23Aとして光ディスク5方向に光路を変更
させ、凸レンズ4でレ−ザ−光を集束して光ディスクの
情報記憶面5Pに微小光スポット12として投射する投
射系を含む光ヘッドにおいて、平行平板ガラス23が第
1の反射面に対向する面に第2の反射面23Bを備え、
情報記憶面5Pで反射した回析光を第2の反射面で反射
させることにより非点収差が付与された検出光25を、
レ−ザ−光11の光軸に対して所定の間隔dを保持して
平行な方向に出射させ、合焦時に検出光の光束分布が円
形となる位置に4分割ホトダイオ−ド対6を配置する。
き、光ディスク装置の外形寸法をその厚み方向に縮小可
能な光ヘッドを得る。 【構成】レ−ザ−ダイオ−ド1の出射レ−ザ−光11を
直線回析格子2を通して平行平板ガラス23の表面を第
1の反射面23Aとして光ディスク5方向に光路を変更
させ、凸レンズ4でレ−ザ−光を集束して光ディスクの
情報記憶面5Pに微小光スポット12として投射する投
射系を含む光ヘッドにおいて、平行平板ガラス23が第
1の反射面に対向する面に第2の反射面23Bを備え、
情報記憶面5Pで反射した回析光を第2の反射面で反射
させることにより非点収差が付与された検出光25を、
レ−ザ−光11の光軸に対して所定の間隔dを保持して
平行な方向に出射させ、合焦時に検出光の光束分布が円
形となる位置に4分割ホトダイオ−ド対6を配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、携帯用ディスクプレ
−ヤ−など、特に小型化,軽量化,および低価格化が求
められる光ディスク装置の光ヘッドに関する。
−ヤ−など、特に小型化,軽量化,および低価格化が求
められる光ディスク装置の光ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用ディスクプレ−ヤ−の光ヘッド
は、レ−ザ−ダイオ−ドが発するレ−ザ−光を光ディス
クの情報記憶面(ピット面)に集光させ、ピット面で反
射した回析光をホトダイオ−ドで電気信号に変換して記
録情報の読出し,焦点誤差の検出などを行うものであ
り、その軽量化,低価格化のために光学系の部品点数の
削減,部品の小型化などが進められている。
は、レ−ザ−ダイオ−ドが発するレ−ザ−光を光ディス
クの情報記憶面(ピット面)に集光させ、ピット面で反
射した回析光をホトダイオ−ドで電気信号に変換して記
録情報の読出し,焦点誤差の検出などを行うものであ
り、その軽量化,低価格化のために光学系の部品点数の
削減,部品の小型化などが進められている。
【0003】図2は簡素化された従来の光ヘッドを模式
化して示す構成図であり、レ−ザ−ダイオ−ド1から放
射されて発散するレ−ザ−光11直線回析格子を通り、
レ−ザ−光11の光軸11Aに対して45°の傾きを有
する平行平板ガラス3の表面を第1の反射面3Aとして
90°方向を変え、凸レンズ(対物レンズとも呼ぶ)4
で集束され、その光軸11Bに直交する方向に配された
光ディスク5の情報記憶面(以下ピット面とよぶ)5P
上に微小光スポット12となって投射される。また、凸
レンズ4は図示しないサ−ボ機構により駆動される光軸
調整機構9に支持され、ピット面5Pにおける合焦制御
や、情報トラックに光スポット12を移動させ,位置決
めするトラッキング制御などが行われる。
化して示す構成図であり、レ−ザ−ダイオ−ド1から放
射されて発散するレ−ザ−光11直線回析格子を通り、
レ−ザ−光11の光軸11Aに対して45°の傾きを有
する平行平板ガラス3の表面を第1の反射面3Aとして
90°方向を変え、凸レンズ(対物レンズとも呼ぶ)4
で集束され、その光軸11Bに直交する方向に配された
光ディスク5の情報記憶面(以下ピット面とよぶ)5P
上に微小光スポット12となって投射される。また、凸
レンズ4は図示しないサ−ボ機構により駆動される光軸
調整機構9に支持され、ピット面5Pにおける合焦制御
や、情報トラックに光スポット12を移動させ,位置決
めするトラッキング制御などが行われる。
【0004】一方、ピット面5Pで反射され情報の記憶
状態や合焦状態等の情報を含む回析光は、平行平板ガラ
ス3を透過することにより非点収差が付与された検出光
15となりホトダイオ−ド6に入射して電気信号に変換
される。ここで、ホトダイオ−ド6を4分割ホトダイオ
−ド対とし、光スポット12がピット面5P上に合焦し
たとき、光軸15Aを中心とする検出光15の光束分布
の断面形状が円形となる位置に配置すれば、各分割ホト
ダイオ−ド6A,6B,6C,および6Dの出力電気信
号の和からピット面の記憶情報を読み出すことができ
る。また、微小光スポット12の合焦位置がピット面5
Pからずれると、ピット面に対する合焦点の遠近に応じ
てホトダイオ−ド6上における検出光15の光束分布が
光軸15Aを中心に互いに直交する楕円となる。そこ
で、ホトダイオ−ド6を互いに直交する楕円の長径方向
に対して45°ずれた直線で4分割しておけば、光軸1
5Aに対して対称な分割ホトダイオ−ド対の出力電気信
号の和(6A+6C)と(6B+6D)との間に差が生
ずるので、この信号の差を焦点誤差信号として前記サ−
ポ機構を駆動することにより、いわゆる非点収差法によ
る合焦制御を行うことができる。
状態や合焦状態等の情報を含む回析光は、平行平板ガラ
ス3を透過することにより非点収差が付与された検出光
15となりホトダイオ−ド6に入射して電気信号に変換
される。ここで、ホトダイオ−ド6を4分割ホトダイオ
−ド対とし、光スポット12がピット面5P上に合焦し
たとき、光軸15Aを中心とする検出光15の光束分布
の断面形状が円形となる位置に配置すれば、各分割ホト
ダイオ−ド6A,6B,6C,および6Dの出力電気信
号の和からピット面の記憶情報を読み出すことができ
る。また、微小光スポット12の合焦位置がピット面5
Pからずれると、ピット面に対する合焦点の遠近に応じ
てホトダイオ−ド6上における検出光15の光束分布が
光軸15Aを中心に互いに直交する楕円となる。そこ
で、ホトダイオ−ド6を互いに直交する楕円の長径方向
に対して45°ずれた直線で4分割しておけば、光軸1
5Aに対して対称な分割ホトダイオ−ド対の出力電気信
号の和(6A+6C)と(6B+6D)との間に差が生
ずるので、この信号の差を焦点誤差信号として前記サ−
ポ機構を駆動することにより、いわゆる非点収差法によ
る合焦制御を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の簡素化された従
来の光ヘッドにおいては、レ−ザ−ダイオ−ド1,直線
回析格子2,平行平板ガラス3および凸レンズ4で構成
される光の投射系が、レ−ザ−光11を平行光にするた
めのコリメ−トレンズやビ−ム整形用レンズ、あるいは
検出光を投射系から分岐するためのビ−ムスプリッタな
どを含まず、また検出系がホトダイオ−ド6のみで構成
されて光学部品を含まないので、光ヘッドの光学部品点
数が上記各光学部品を含む従来の光ヘッドに比べて大幅
に減少し、光ディスク装置ことに光ディスクプレ−ヤ−
を軽量化,低価格化することができる。一方、光ディス
クプレ−ヤ−の外形寸法の内、長い2辺の寸法は光ディ
スクの大きさによって決まってしまうため、その小型化
は短い2辺(厚み)を縮小して外形寸法を偏平化し,容
積を減らすことが課題となる。
来の光ヘッドにおいては、レ−ザ−ダイオ−ド1,直線
回析格子2,平行平板ガラス3および凸レンズ4で構成
される光の投射系が、レ−ザ−光11を平行光にするた
めのコリメ−トレンズやビ−ム整形用レンズ、あるいは
検出光を投射系から分岐するためのビ−ムスプリッタな
どを含まず、また検出系がホトダイオ−ド6のみで構成
されて光学部品を含まないので、光ヘッドの光学部品点
数が上記各光学部品を含む従来の光ヘッドに比べて大幅
に減少し、光ディスク装置ことに光ディスクプレ−ヤ−
を軽量化,低価格化することができる。一方、光ディス
クプレ−ヤ−の外形寸法の内、長い2辺の寸法は光ディ
スクの大きさによって決まってしまうため、その小型化
は短い2辺(厚み)を縮小して外形寸法を偏平化し,容
積を減らすことが課題となる。
【0006】ところが、従来の光ヘッドでは、検出系に
おける検出光15の光軸15Aが光ディスク5の情報記
憶面5Pに対して垂直な方向であるため、ホトダイオ−
ド6と光ディスク5との間の距離が長くなり、これが光
ディスクプレ−ヤ−の厚み方向の寸法の縮小を阻害する
という欠点がある。また、検出光15を図2において紙
面に垂直な方向に90°変えるよう構成すれば、光ディ
スクプレィヤ−の厚み方向の寸法を縮小して小型化でき
ると期待されるが、この方法は光路を90°変更するた
めの光学部品の追加を必要とするため、軽量化,低価格
化を阻害するという問題が発生する。
おける検出光15の光軸15Aが光ディスク5の情報記
憶面5Pに対して垂直な方向であるため、ホトダイオ−
ド6と光ディスク5との間の距離が長くなり、これが光
ディスクプレ−ヤ−の厚み方向の寸法の縮小を阻害する
という欠点がある。また、検出光15を図2において紙
面に垂直な方向に90°変えるよう構成すれば、光ディ
スクプレィヤ−の厚み方向の寸法を縮小して小型化でき
ると期待されるが、この方法は光路を90°変更するた
めの光学部品の追加を必要とするため、軽量化,低価格
化を阻害するという問題が発生する。
【0007】この発明の目的は、部品点数を増すことな
く検出光の光路を変更でき、光ディスク装置の外形寸法
をその厚み方向に縮小可能な光ヘッドを得ることにあ
る。
く検出光の光路を変更でき、光ディスク装置の外形寸法
をその厚み方向に縮小可能な光ヘッドを得ることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明によれば、レ−ザ−ダイオ−ドの出射レ−
ザ−光を直線回析格子を通して平行平板ガラスの表面を
第1の反射面として光ディスク方向に光路を変更させ、
この光路上に配された凸レンズでレ−ザ−光を集束して
前記光ディスクの情報記憶面に微小光スポットとして投
射する投射系を含むものにおいて、前記平行平板ガラス
が第1の反射面に対向する面に第2の反射面を備え、前
記光ディスクの情報記憶面で反射された回析光を前記第
2の反射面で反射させることにより非点収差が付与され
た検出光を、前記レ−ザ−ダイオ−ドの出射レ−ザ−光
の光軸に対して所定の間隔を保持して平行な方向に出射
するよう形成されてなるものとする。
に、この発明によれば、レ−ザ−ダイオ−ドの出射レ−
ザ−光を直線回析格子を通して平行平板ガラスの表面を
第1の反射面として光ディスク方向に光路を変更させ、
この光路上に配された凸レンズでレ−ザ−光を集束して
前記光ディスクの情報記憶面に微小光スポットとして投
射する投射系を含むものにおいて、前記平行平板ガラス
が第1の反射面に対向する面に第2の反射面を備え、前
記光ディスクの情報記憶面で反射された回析光を前記第
2の反射面で反射させることにより非点収差が付与され
た検出光を、前記レ−ザ−ダイオ−ドの出射レ−ザ−光
の光軸に対して所定の間隔を保持して平行な方向に出射
するよう形成されてなるものとする。
【0009】また、凸レンズにより光ディスクの情報記
録面に微小光スポットが合焦したとき、検出光の光束分
布が円形となる位置にホトダイオ−ドを備えてなるもの
とする。さらに、ホトダイオ−ドが4分割ホトダイオ−
ド対からなり、反射光の非点収差に基づき凸レンズの焦
点誤差を検出するよう形成されてなるものとする。
録面に微小光スポットが合焦したとき、検出光の光束分
布が円形となる位置にホトダイオ−ドを備えてなるもの
とする。さらに、ホトダイオ−ドが4分割ホトダイオ−
ド対からなり、反射光の非点収差に基づき凸レンズの焦
点誤差を検出するよう形成されてなるものとする。
【0010】
【作用】この発明の構成において、レ−ザ−ダイオ−ド
からのレ−ザ−光を光ディスク方向に光路変更する平行
平板ガラスに、その第1の反射面に対向する第2の反射
面を設け、光ディスクの情報記憶面で反射された回析光
を第2の反射面で反射させることにより非点収差が付与
された検出光を、レ−ザ−ビ−ムの光軸に対して所定の
間隔を保持して平行な方向に出射するよう構成したこと
により、平行平板ガラスに第2の反射面を設けるだけの
簡単な構造変更で、従来光ディスクに対して垂直であっ
た検出光の光路をレ−ザ−光に平行な方向に90°変え
ることが可能となり、平行平板ガラス以遠の容積が削減
された偏平な光ヘッドが得られるので、光学部品点数を
増すことなく光ヘッドを薄型化する機能が得られる。
からのレ−ザ−光を光ディスク方向に光路変更する平行
平板ガラスに、その第1の反射面に対向する第2の反射
面を設け、光ディスクの情報記憶面で反射された回析光
を第2の反射面で反射させることにより非点収差が付与
された検出光を、レ−ザ−ビ−ムの光軸に対して所定の
間隔を保持して平行な方向に出射するよう構成したこと
により、平行平板ガラスに第2の反射面を設けるだけの
簡単な構造変更で、従来光ディスクに対して垂直であっ
た検出光の光路をレ−ザ−光に平行な方向に90°変え
ることが可能となり、平行平板ガラス以遠の容積が削減
された偏平な光ヘッドが得られるので、光学部品点数を
増すことなく光ヘッドを薄型化する機能が得られる。
【0011】また、凸レンズにより光ディスクの情報記
録面に微小光スポットが合焦したとき、検出光の光束分
布が円形となる位置にホトダイオ−ドを設けるよう構成
すれば、ホトダイオ−ドをレ−ザ−ダイオ−ドに近接配
置してレ−ザ−光および検出光の光路を一体化し、その
スペ−スを最小限に縮小できるので、縮小されたスペ−
スを合理的な部品配置スペ−スとして有効に利用するこ
とにより、光ヘッドおよびこれを収納する光ディスク装
置の外形寸法の偏平化を容易化する機能が得られる。さ
らに、ホトダイオ−ドを4分割ホトダイオ−ド対とする
ことにより、小型化された光ヘッドに非点収差法に基づ
く焦点誤差信号の検出機能を持たせることができる。
録面に微小光スポットが合焦したとき、検出光の光束分
布が円形となる位置にホトダイオ−ドを設けるよう構成
すれば、ホトダイオ−ドをレ−ザ−ダイオ−ドに近接配
置してレ−ザ−光および検出光の光路を一体化し、その
スペ−スを最小限に縮小できるので、縮小されたスペ−
スを合理的な部品配置スペ−スとして有効に利用するこ
とにより、光ヘッドおよびこれを収納する光ディスク装
置の外形寸法の偏平化を容易化する機能が得られる。さ
らに、ホトダイオ−ドを4分割ホトダイオ−ド対とする
ことにより、小型化された光ヘッドに非点収差法に基づ
く焦点誤差信号の検出機能を持たせることができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1はこの発明の実施例になる光ディスク装置の光
ヘッドを模式化して示す構成図であり、従来技術と同じ
構成部分には同一参照符号を付すことにより、重複した
説明を省略する。図において、平行平板ガラス23は、
第1の反射面23Aを有する平行平板ガラスの第1の反
射面に対向する面に反射膜をコ−ティングした第2の反
射面23Bが形成される。レ−ザ−ダイオ−ド1から放
射されて発散するレ−ザ−光11は直線回析格子2を通
り、レ−ザ−ビ−ム11の光軸11Aに対して45°の
傾きを有する平行平板ガラス23の表面を第1の反射面
23Aとして90°方向を変え、凸レンズ(対物レンズ
とも呼ぶ)4で集束され、その光軸11Bに光の入射面
が直交するように配された光ディスク5のピット面5P
上に微小光スポット12となって投射される。
る。図1はこの発明の実施例になる光ディスク装置の光
ヘッドを模式化して示す構成図であり、従来技術と同じ
構成部分には同一参照符号を付すことにより、重複した
説明を省略する。図において、平行平板ガラス23は、
第1の反射面23Aを有する平行平板ガラスの第1の反
射面に対向する面に反射膜をコ−ティングした第2の反
射面23Bが形成される。レ−ザ−ダイオ−ド1から放
射されて発散するレ−ザ−光11は直線回析格子2を通
り、レ−ザ−ビ−ム11の光軸11Aに対して45°の
傾きを有する平行平板ガラス23の表面を第1の反射面
23Aとして90°方向を変え、凸レンズ(対物レンズ
とも呼ぶ)4で集束され、その光軸11Bに光の入射面
が直交するように配された光ディスク5のピット面5P
上に微小光スポット12となって投射される。
【0013】また、ピット面5Pで反射され情報の記憶
状態や合焦状態等の情報を含む回析光は、凸レンズ4お
よび平行平板ガラス23の第1の反射面23Aを透過し
て第2の反射面23Bで反射し、再び第1の反射面から
検出光25となって出射する。このとき、平行平板背面
ミラ−23で非点収差が付与された検出光25の光軸2
5Aは、光が平行平板ガラス内を斜めに往復した分レ−
ザ−光11に対して平行移動することになり、レ−ザ−
光11の光軸11Aに対し、平行平板ガラスの屈折率や
厚みなどによって決まる所定の間隔dを保持して平行な
非点光線束となる。そこで、凸レンズ4の焦点制御によ
り光ディスク5の情報記憶面5Pに微小光スポット12
が合焦したとき、検出光25の光束分布が円形となる位
置に4分割ホトダイオ−ド対6を設けることにより、検
出光25を電気信号に変換して情報の読出しができると
ともに、非点収差法に基づいて焦点誤差信号の検出を行
うことができる。
状態や合焦状態等の情報を含む回析光は、凸レンズ4お
よび平行平板ガラス23の第1の反射面23Aを透過し
て第2の反射面23Bで反射し、再び第1の反射面から
検出光25となって出射する。このとき、平行平板背面
ミラ−23で非点収差が付与された検出光25の光軸2
5Aは、光が平行平板ガラス内を斜めに往復した分レ−
ザ−光11に対して平行移動することになり、レ−ザ−
光11の光軸11Aに対し、平行平板ガラスの屈折率や
厚みなどによって決まる所定の間隔dを保持して平行な
非点光線束となる。そこで、凸レンズ4の焦点制御によ
り光ディスク5の情報記憶面5Pに微小光スポット12
が合焦したとき、検出光25の光束分布が円形となる位
置に4分割ホトダイオ−ド対6を設けることにより、検
出光25を電気信号に変換して情報の読出しができると
ともに、非点収差法に基づいて焦点誤差信号の検出を行
うことができる。
【0014】上述のように構成された光ディスク装置の
光ヘッドにおいては、平行平板ガラスの背面に第2の反
射面を形成するだけの簡単な構造変更により、従来光デ
ィスク面に垂直であった検出光15を、部品点数を増す
ことなくレ−ザ−光11に平行な検出光25に90°光
路変更できるので、従来平行平板ガラス3とホトダイオ
−ド6との間に必要とした空間距離が不要となり、その
分光ヘッドを偏平化して光ディスクプレ−ヤ−を小型化
することができる。また、4分割ホトダイオ−ド対6を
レ−ザ−ダイオ−ド1に近接配置してレ−ザ−光11お
よび検出光25の光路を一体化し、そのスペ−スを最小
限に縮小できるので、縮小されたスペ−スを合理的な部
品配置スペ−スとして有効に利用することにより、光ヘ
ッドおよびこれを収納する光ディスク装置の外形寸法の
薄型化を無理なく達成できる利点が得られる。
光ヘッドにおいては、平行平板ガラスの背面に第2の反
射面を形成するだけの簡単な構造変更により、従来光デ
ィスク面に垂直であった検出光15を、部品点数を増す
ことなくレ−ザ−光11に平行な検出光25に90°光
路変更できるので、従来平行平板ガラス3とホトダイオ
−ド6との間に必要とした空間距離が不要となり、その
分光ヘッドを偏平化して光ディスクプレ−ヤ−を小型化
することができる。また、4分割ホトダイオ−ド対6を
レ−ザ−ダイオ−ド1に近接配置してレ−ザ−光11お
よび検出光25の光路を一体化し、そのスペ−スを最小
限に縮小できるので、縮小されたスペ−スを合理的な部
品配置スペ−スとして有効に利用することにより、光ヘ
ッドおよびこれを収納する光ディスク装置の外形寸法の
薄型化を無理なく達成できる利点が得られる。
【0015】
【発明の効果】この発明は前述のように、レ−ザ−ダイ
オ−ドからのレ−ザ−光を光ディスク方向に光路変更す
る平行平板ガラスに、第1の反射面に対向する第2の反
射面を設け、光ディスクの情報記憶面で反射された回析
光を第2の反射面で反射させるよう構成した。その結
果、従来光ディスク面に直交する方向であった検出光を
レ−ザ−光に平行な方向に90°光路変更する機能を部
品点数を増加させることなく達成でき、これにより光ヘ
ッドを偏平化できるので、薄型化された光ディスク装
置,ことに光ディスクプレ−ヤ−を提供することができ
る。また、4分割ホトダイオ−ド対をレ−ザ−ダイオ−
ド1に近接配置してレ−ザ−ビ−ムおよび検出光の光路
を一体化し、そのスペ−スを最小限に縮小できるので、
縮小されたスペ−スを合理的な部品配置スペ−スとして
有効に利用することにより、光ヘッドおよびこれを収納
する光ディスク装置の外形寸法の薄型化を無理なく達成
できる利点が得られる。
オ−ドからのレ−ザ−光を光ディスク方向に光路変更す
る平行平板ガラスに、第1の反射面に対向する第2の反
射面を設け、光ディスクの情報記憶面で反射された回析
光を第2の反射面で反射させるよう構成した。その結
果、従来光ディスク面に直交する方向であった検出光を
レ−ザ−光に平行な方向に90°光路変更する機能を部
品点数を増加させることなく達成でき、これにより光ヘ
ッドを偏平化できるので、薄型化された光ディスク装
置,ことに光ディスクプレ−ヤ−を提供することができ
る。また、4分割ホトダイオ−ド対をレ−ザ−ダイオ−
ド1に近接配置してレ−ザ−ビ−ムおよび検出光の光路
を一体化し、そのスペ−スを最小限に縮小できるので、
縮小されたスペ−スを合理的な部品配置スペ−スとして
有効に利用することにより、光ヘッドおよびこれを収納
する光ディスク装置の外形寸法の薄型化を無理なく達成
できる利点が得られる。
【図1】この発明の実施例になる光ディスク装置の光ヘ
ッドを模式化して示す構成図
ッドを模式化して示す構成図
【図2】簡素化された従来の光ヘッドを模式化して示す
構成図
構成図
1 レ−ザ−ダイオ−ド 2 直線回析格子 3 平行平板ガラス 3A 第1の反射面 4 凸レンズ(対物レンズ) 5 光ディスク 5P 情報記憶面(ピット面) 6 ホトダイオ−ド(4分割ホトダイオ−ド対) 9 光軸調整機構 11 レ−ザ−光(レ−ザ−ダイオ−ドの出射光) 11A レ−ザ−光の光軸 12 微小光スポット(合焦点) 15 検出光 15A 検出光の光軸 23 平行平板ガラス(第2の反射面付) 23A 第1の反射面 23B 第2の反射面 25 検出光 25A 検出光の光軸
Claims (3)
- 【請求項1】レ−ザ−ダイオ−ドの出射レ−ザ−光を直
線回析格子を通して平行平板ガラスの表面を第1の反射
面として光ディスク方向に光路を変更させ、この光路上
に配された凸レンズでレ−ザ−光を集束して前記光ディ
スクの情報記憶面に微小光スポットとして投射する投射
系を含むものにおいて、前記平行平板ガラスが第1の反
射面に対向する面に第2の反射面を備え、前記光ディス
クの情報記憶面で反射された回析光を第2の反射面で反
射させることにより非点収差が付与された検出光を、前
記レ−ザ−ダイオ−ドの出射レ−ザ−光の光軸に対して
所定の間隔を保持して平行な方向に出射するよう形成さ
れてなることを特徴とする光ディスク装置の光ヘッド。 - 【請求項2】凸レンズにより光ディスクの情報記録面に
微小光スポットが合焦したとき、検出光の光束分布が円
形となる位置にホトダイオ−ドを備えてなることを特徴
とする請求項1記載の光ディスク装置の光ヘッド。 - 【請求項3】ホトダイオ−ドが4分割ホトダイオ−ド対
からなり、反射光の非点収差に基づき凸レンズの焦点誤
差を検出するよう形成されてなることを特徴とする請求
項2記載の光ディスク装置の光ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4065410A JPH05266502A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 光ディスク装置の光ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4065410A JPH05266502A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 光ディスク装置の光ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05266502A true JPH05266502A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13286239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4065410A Pending JPH05266502A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 光ディスク装置の光ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05266502A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2755283A1 (fr) * | 1996-10-28 | 1998-04-30 | Daewoo Electronics Co Ltd | Systeme capteur optique pour procede a arete de couteau |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP4065410A patent/JPH05266502A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2755283A1 (fr) * | 1996-10-28 | 1998-04-30 | Daewoo Electronics Co Ltd | Systeme capteur optique pour procede a arete de couteau |
US6021105A (en) * | 1996-10-28 | 2000-02-01 | Daewoo Electronics Co., Ltd. | Knife edge method for use in an optical pickup system |
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