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JPH05252529A - 位相差補正方法及び装置 - Google Patents

位相差補正方法及び装置

Info

Publication number
JPH05252529A
JPH05252529A JP4567592A JP4567592A JPH05252529A JP H05252529 A JPH05252529 A JP H05252529A JP 4567592 A JP4567592 A JP 4567592A JP 4567592 A JP4567592 A JP 4567592A JP H05252529 A JPH05252529 A JP H05252529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase difference
level
video signals
test pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4567592A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuyuki Inui
哲行 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4567592A priority Critical patent/JPH05252529A/ja
Publication of JPH05252529A publication Critical patent/JPH05252529A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間で、かつ、十分な精度で、R,G,B
信号間の位相差を調整する方法及び装置を提供すること
である。 【構成】 R,G,Bのビデオ信号を入力してクロック
パルスを発生させ、R,G,Bのビデオ信号のそれぞれ
をそれぞれの同期信号から等しい遅延時間後に前記クロ
ックパルスの1周期分だけ信号レベルを変化させたテス
トパターン信号を発生させ、このテストパターン信号を
伝送し、この伝送されたテストパターン信号のR,G,
Bそれぞれの信号の前記クロックパルスの1周期分だけ
のレベルの変化の位相を前記R,G,Bのビデオ信号の
いずれか一の同期信号を基準として検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、R,G,B方式のビデ
オ信号を処理する装置に関し、とくに伝送によるR,
G,B各信号間の位相差を検出してビデオプリンタにお
ける位相差を補正するための位相差補正方法と装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開平1−293787号公報に示す遅
延誤差補正装置では、アナログR,G,B信号のそれぞ
れのブランキング期間に3値同期信号の付加された特別
な規格の信号を対象とし、PLL回路により水平同期信
号に同期したクロックを発生させておき、この3値同期
信号をまずこのクロックでそれぞれサンプリングするこ
とによりクロック周期単位以下の補正を行い、ついでF
IFO (First In FirstOut) 回路に書込み読み出すこ
とにより入出力信号間の遅延誤差を検出しこの検出され
た誤差に応じてシフトレジスタの遅延量を変化させるこ
とによりクロック周期単位以下の補正を行なう。このよ
うにして例えばG信号を基準としてR,B信号の遅延誤
差を補正することができる。
【0003】特開昭63−1285号公報に示す伝送方
式では、R,G,Bビデオ信号をデジタル変換してから
多重化し、この多重化された信号を1系統の信号として
伝送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平1−2
93787号公報はハイビジョン信号の伝送に関するも
のであって、特別な規格の信号を対象とし、同期信号の
重畳したビデオ信号を並列にそれぞれ処理するため、同
期分離器やAD変換器もそれぞれ必要となり装置が高価
となる。
【0005】また特開昭63−1285号公報は信号の
伝送方式に関するものであって、複雑な多重化や変復調
化装置が必要であった。このように、信号の伝送の分野
においては位相差補正方法が存在していたが、ビデオプ
リンタの分野においては位相差補正方法及び装置は存在
しなかった。ビデオプリンタの分野においては、従来、
ホストコンピュータのR,G,B信号出力をCRT (Ca
thode Ray Tube) 及びビデオプリンタでそれぞれ受けて
いた。そして、CRTの色とビデオプリンタの色とが目
視により一致するように、ビデオプリンタにおいてR,
G,B信号の位相を調整していた。従って、位相差調整
するために、長い時間がかかり、しかも、十分な精度が
得られない場合もあった。
【0006】そこで、本発明の目的は、短時間で、か
つ、十分な精度でR,G,B信号間の位相差を調整する
方法及び装置を提供することである。本発明の他の目的
は、単純で、かつ、低コストで実現しうる位相差補正方
法及び装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、R,G,Bの
ビデオ信号を入力してそれぞれの位相差を補正する位相
差補正方法において、(a)クロックパルスを発生さ
せ、(b)R,G,Bのビデオ信号のそれぞれをそれぞ
れの同期信号から等しい遅延時間後に前記クロックパル
スの1周期分だけ信号レベルを変化させたテストパター
ン信号を発生させ、(c)このテストパターン信号を伝
送し、(d)この伝送されたテストパターン信号のR,
G,Bそれぞれの信号の前記クロックパルスの1周期分
だけのレベルの変化の位相を前記R,G,Bのビデオ信
号のいずれか一の同期信号を基準として検出することに
より課題を解決する。
【0008】また、本発明は、R,G,Bのビデオ信号
を入力して同期信号を分離し前記R,G,Bのビデオ信
号それぞれの位相差を補正する位相差補正装置におい
て、(a)所定レベルを記憶する第1の記憶手段と、
(b)クロックパルスを発生するクロックパルス発生手
段と、(c)このクロックパルス発生手段の発生する前
記クロックをカウントするカウント手段と、(d)この
カウント手段のカウントしたカウント値に応じたアドレ
スに前記R,G,Bのビデオ信号を入力してそのレベル
を記憶する第2の記憶手段と、(e)この記憶手段に記
憶された信号のレベルを前記所定レベルと比較する比較
手段と、(f)この比較手段の比較した結果に基ずき前
記所定レベル以上のアドレスを検出する検出手段と、
(g)この検出手段の検出したアドレスに応じて前記カ
ウント手段のカウントの初期値を変更して設定する設定
手段とを具備することにより課題を解決する。
【0009】
【作用】本発明は、送信側では、クロックパルスを発生
させ、R,G,Bのビデオ信号のそれぞれをそれぞれの
同期信号から等しい遅延時間後に前記クロックパルスの
1周期分だけ信号レベルを変化させたテストパターン信
号を発生させ、そしてこのテストパターン信号を伝送す
る。
【0010】一方、受信側では、この伝送されたテスト
パターン信号のR,G,Bそれぞれの信号の前記クロッ
クパルスの1周期分だけのレベルの変化の位相を前記
R,G,Bのビデオ信号のいずれか一の同期信号を基準
として検出することにより伝送されたビデオ信号間の位
相差にかかわらず補正されたビデオ信号を得ることがで
きる。
【0011】
【実施例】(1)適応される装置の構成と動作 図1は、本発明の実施例の適用される装置の構成を示
す。この場合にはビデオ信号はコンピュータで生成され
同軸ケーブルにより転送され、位相差補正装置を介して
一旦ビットマップメモリに書きこまれてからビデオプリ
ンタであるレーザープリンタに入力され画像出力され
る。レーザープリンタでは位相差の補正されたRGB信
号からCMY (Cyan-Magenta-Yellow)信号を生成し、こ
のCMY信号に基いて記録装置を動作させ画像を出力す
る。
【0012】図2は、本発明の実施例の動作を画像出力
との関係で示す。本発明の実施例の方法の適用される位
相差の補正は、これらの装置が互いに接続された設置時
に行われる。 (2)位相差補正装置の構成 図3は、本発明の実施例の受信側の装置のブロック図を
示す。
【0013】1,2,3はアナログR,G,Bビデオ信
号を入力する入力端子である。4はこれらR,G,B信
号を選択的に出力するアナログマルチプレクサである。
5は選択されたアナログR,G,B信号をデジタル変換
するアナログ/デジタル変換器である。6は変換された
R,G,B信号のデジタル信号を記憶するための第1の
RAMである。7はG信号に重畳された水平/垂直同期
信号を分離する周知の同期分離回路である。
【0014】8は水平同期信号を任意に遅延させるプロ
グラマブルデイレーラインである。このプログラマブル
デイレーラインの分解能(タップ間)は例えばサンプリ
ングクロック周期のを1/10である。9水平同期信号
と同期したクロックを発生するPLLであり、このクロ
ックはアナログ/デジタル変換器のサンプリングクロッ
クとなる。10はこのサンプリングクロックを水平同期
信号でリセットされ1ラインの画素数までカウントする
カウンタであり、このカウント値はRAMのアドレス端
子に入力される。このカウンタの初期値はCPUからも
設定される。11はカウンタとCPUからの出力を選択
してRAMのアドレス端子に入力するマルチプレクサで
ある。12は受信側の装置全体を制御するCPUであ
る。13はCPUの制御に応じ補正データを記憶する第
2のRAMである。 (3)位相補正の動作 次にこの実施例の動作をフローチャート(図4)に沿っ
て説明する。 3−1.ホスト側の動作 まずホストから図3に示すように白の縦線(R,G,B
のレベルが同じで幅が最小の1ドットクロック幅)が送
られてくる。 3−2.位相補正装置の動作 CPUは、MPX4をG入力に、MPX11をアドレス
カウンタ10の出力側に、デイレーラインをセンタ位置
にそれぞれセットする。デイレーラインのセットは、こ
のあとプラス、マイナス時間設定しサンプリングクロッ
ク時間以下の調整を行うためである。
【0015】次に、G信号を1ライン分だけRAM6に
記憶する。RAM6に記憶するときのアドレスは、水平
同期信号からサンプリングクロック単位でカウントした
位相のカウントである。つぎにCPUは、MPX11を
CPU側にセットしRAM6に記憶された内容を読み出
し所定のレベルと比較する。入力される信号には1ドッ
トクロック幅だけ所定のレベル以上の成分を含むため、
この所定レベル以上のレベルの信号の記憶されたアドレ
スは1つである。ここで、デイレーラインがセンタ
(0)のとき最大となる信号レベルのアドレスが確定
し、このアドレスと信号レベルが記憶される。
【0016】つぎにデイレーラインを調整してA/D変
換のサンプリングクロック周期以内の精度で白の縦線の
位相を検出する。まずデイレーラインを+1させて水平
同期信号を遅延し1ライン読み込む。ここで、デイレー
ラインが+1のとき最大となる信号レベルのアドレスが
確定し、このアドレスと信号レベルが確定する。同様に
デイレーラインを+1ずつ設定しながら各タップでの最
大となる信号レベルのアドレスとそのレベルを記憶す
る。この手順を繰り返してサンプリングクロック時間幅
デイレーラインにより振る。例えばサンプリングクロッ
クが100MHでデイレーライン1タップが1nSとす
ると±5タップ振るとサンプリングクロック周期10n
Sになるので±5タップ振ることになる。
【0017】各タップの中から最大信号レベルとなるも
のを求め、そのときのタップ、アドレスがG信号で最大
となるタップ、アドレスとなる。G信号で最大となるア
ドレス、タップが確認できたら、R信号で最大となるア
ドレス、タップを求める。つぎにB信号で最大となるア
ドレス、タップを求める。
【0018】R,G,Bとも確認できたらCPUはその
差を演算し、水平同期信号に対する位相差とする。これ
で位相差が確認できたわけでアドレス差がサンプリング
クロック時間単位の差であり、タップ差がサンプリング
クロック時間未満単位の差となる。つぎに補正をおこな
う。
【0019】実際に読み込むときにCPUは、サンプリ
ングクロック時間単位の差であれば、アドレスカウンタ
の初期値を変更し(水平同期信号でリセットされるとき
に0番地とならず初期値に設定される)、またタップ差
であればタップの位置を補正することにより水平同期信
号に対する位相差が補正される。 (4)その他 この実施例ではテストパターンとして白の縦線を用いた
が、白の縦線を副走査有効域全体に送る必要はなくある
特定のラインについて送るだけでもよい。同期分離手段
7は、垂直同期信号も抽出し、CPUは今読み込んでい
る信号が、何ライン目の信号かは、把握しているからで
ある。またメモリ6のRAMは、本位相差補正のために
用意する必要はなく、読み込みメモリの一部領域を使用
すればよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、送信側から1クロック
パルス分のテストパターン信号を伝送し、受信側では、
R,G,B間の位相差をサンプリングクロックに同期し
た水平同期信号に対して検出し補正することができ、ホ
スト側で出力信号を変更したり変換したりする必要がな
く、簡単な装置で高精度の補正が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の適用される装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の動作と画像出力との関係を示
す図である。
【図3】本発明の実施例の位相補正装置のブロック図で
ある。
【図4】本発明の実施例の位相補正装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】ホスト側から出力された縦の白線を出力したと
きのR,G,B波形である。
【図6】プリンタ側のR,G,Bと水平同期信号波形で
ある。
【符号の説明】
1 アナログR信号入力端子 2 アナログG信号入力端子 3 アナログB信号入力端子 4 マルチプレクサー 5 アナログ/デジタル変換器 6 RAM(メモリ) 7 同期分離手段 8 遅延手段 9 PLL(位相同期手段) 10 カウンタ 11 マルチプレクサー 12 CPU 13 記憶手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 R,G,Bのビデオ信号を入力してそれ
    ぞれの位相差を補正する位相差補正方法において、 (a)クロックパルスを発生させ、 (b)R,G,Bのビデオ信号のそれぞれをそれぞれの
    同期信号から等しい遅延時間後に前記クロックパルスの
    1周期分だけ信号レベルを変化させたテストパターン信
    号を発生させ、 (c)このテストパターン信号を伝送し、 (d)この伝送されたテストパターン信号のR,G,B
    それぞれの信号の前記クロックパルスの1周期分だけの
    レベルの変化の位相を前記R,G,Bのビデオ信号のい
    ずれか一の同期信号を基準として検出することを特徴と
    する位相差補正方法。
  2. 【請求項2】 R,G,Bのビデオ信号を入力して同期
    信号を分離し前記R,G,Bのビデオ信号それぞれの位
    相差を補正する位相差補正装置において、 (a)所定レベルを記憶する第1の記憶手段と、 (b)クロックパルスを発生するクロックパルス発生手
    段と、 (c)このクロックパルス発生手段の発生する前記クロ
    ックをカウントするカウント手段と、 (d)このカウント手段のカウントしたカウント値に応
    じたアドレスに前記R,G,Bのビデオ信号を入力して
    そのレベルを記憶する第2の記憶手段と、 (e)この記憶手段に記憶された信号のレベルを前記所
    定レベルと比較する比較手段と、 (f)この比較手段の比較した結果に基ずき前記所定レ
    ベル以上のアドレスを検出する検出手段と、 (g)この検出手段の検出したアドレスに応じて前記カ
    ウント手段のカウントの初期値を変更して設定する設定
    手段とを具備したことを特徴とする位相差補正装置。
JP4567592A 1992-03-03 1992-03-03 位相差補正方法及び装置 Pending JPH05252529A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4567592A JPH05252529A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 位相差補正方法及び装置

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JP4567592A JPH05252529A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 位相差補正方法及び装置

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JPH05252529A true JPH05252529A (ja) 1993-09-28

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JP4567592A Pending JPH05252529A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 位相差補正方法及び装置

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JP (1) JPH05252529A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1984002996A1 (fr) * 1983-01-28 1984-08-02 Sony Corp Dispositif d'affichage

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1984002996A1 (fr) * 1983-01-28 1984-08-02 Sony Corp Dispositif d'affichage

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