JPH05251455A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH05251455A JPH05251455A JP4047154A JP4715492A JPH05251455A JP H05251455 A JPH05251455 A JP H05251455A JP 4047154 A JP4047154 A JP 4047154A JP 4715492 A JP4715492 A JP 4715492A JP H05251455 A JPH05251455 A JP H05251455A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- layer
- bump
- semiconductor device
- wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/10—Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/11—Manufacturing methods
Landscapes
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明は、バンプの高さが均一でかつ電気的
特性の良好な半導体装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明では、素子領域および配線14の形成
された半導体基板11表面に突出するように絶縁性の突
起部15を形成し、この突起部15を覆うと共に配線1
4に電気的に接続するようにバンプとしての金属膜1
7,18,19を形成している。
特性の良好な半導体装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明では、素子領域および配線14の形成
された半導体基板11表面に突出するように絶縁性の突
起部15を形成し、この突起部15を覆うと共に配線1
4に電気的に接続するようにバンプとしての金属膜1
7,18,19を形成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に係り、特
に半導体集積回路チップ上へのバンプの形成に関する。
に半導体集積回路チップ上へのバンプの形成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の分野では、集積
化が進められており、入出力信号や電源電圧を供給する
ためのパッド数は益々増大し、動作速度の迅速化は進む
一方である。
化が進められており、入出力信号や電源電圧を供給する
ためのパッド数は益々増大し、動作速度の迅速化は進む
一方である。
【0003】このように高密度に集積化された半導体集
積回路の実装に際しては、パッド数の増大に伴い、パッ
ドピッチの縮小化がはかられている。しかし、従来のワ
イヤボンディング技術では、そのピッチは100μm が
限界であり、またパッド数の増大に伴うワイヤボンディ
ングに要する時間の増大も大きな問題となっている。そ
こで、このような問題を解決するため、長尺状の可撓性
フィルム基板上に金属箔配線を形成したフィルムキャリ
アやリードフレーム等に、接続用の突起電極(バンプ)
を介して、これと半導体集積回路チップのパッドとを接
続するTAB(Tape Automated Bon
ding)技術が提唱され、開発が進められている。こ
の技術により、パッドピッチが60μm 程度の半導体集
積回路まで対応することが可能であるといわれている。
積回路の実装に際しては、パッド数の増大に伴い、パッ
ドピッチの縮小化がはかられている。しかし、従来のワ
イヤボンディング技術では、そのピッチは100μm が
限界であり、またパッド数の増大に伴うワイヤボンディ
ングに要する時間の増大も大きな問題となっている。そ
こで、このような問題を解決するため、長尺状の可撓性
フィルム基板上に金属箔配線を形成したフィルムキャリ
アやリードフレーム等に、接続用の突起電極(バンプ)
を介して、これと半導体集積回路チップのパッドとを接
続するTAB(Tape Automated Bon
ding)技術が提唱され、開発が進められている。こ
の技術により、パッドピッチが60μm 程度の半導体集
積回路まで対応することが可能であるといわれている。
【0004】このTAB方式では、リードフレーム側に
バンプを形成するものと半導体装置のチップ側にバンプ
を形成するものとがあるが、半導体装置のチップ側にバ
ンプを形成するものの場合、半導体装置の形成後にバン
プを形成する工程が必要となる。
バンプを形成するものと半導体装置のチップ側にバンプ
を形成するものとがあるが、半導体装置のチップ側にバ
ンプを形成するものの場合、半導体装置の形成後にバン
プを形成する工程が必要となる。
【0005】従来、図5に示すように、半導体基板1上
に絶縁膜2を介してAl配線層3を形成した後保護膜4
として酸化シリコン膜などを形成し、これにスルーホー
ルHを開口し、さらに選択めっきによりこのスルーホー
ルH内に開口するAl配線層3から金または半田のめっ
き層5を形成しこれをバンプとして用いるようにしたも
のが提案されている。この方法では選択めっきによって
バンプが形成されるため、高さの制御が極めて困難であ
るという問題がある。
に絶縁膜2を介してAl配線層3を形成した後保護膜4
として酸化シリコン膜などを形成し、これにスルーホー
ルHを開口し、さらに選択めっきによりこのスルーホー
ルH内に開口するAl配線層3から金または半田のめっ
き層5を形成しこれをバンプとして用いるようにしたも
のが提案されている。この方法では選択めっきによって
バンプが形成されるため、高さの制御が極めて困難であ
るという問題がある。
【0006】この問題を解決するため、図6に示すよう
に、半導体基板1上を覆う絶縁膜2の一部にビアホール
hを開口し、このビアホールhからシリコンのエピタキ
シャル成長によりシリコン突起部6を形成し、この周辺
または頂部にバリア層7と銅層8と金層9との多層構造
の金属膜を形成しこれをバンプとしたものも提案されて
いる(特開昭62−293648)。この構造では、バ
ンプはシリコンで構成されているため基板との熱膨張率
の差がないため、ボンディングに際してクラックが発生
するのを防止することができるという特徴を有してい
る。
に、半導体基板1上を覆う絶縁膜2の一部にビアホール
hを開口し、このビアホールhからシリコンのエピタキ
シャル成長によりシリコン突起部6を形成し、この周辺
または頂部にバリア層7と銅層8と金層9との多層構造
の金属膜を形成しこれをバンプとしたものも提案されて
いる(特開昭62−293648)。この構造では、バ
ンプはシリコンで構成されているため基板との熱膨張率
の差がないため、ボンディングに際してクラックが発生
するのを防止することができるという特徴を有してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、シリコン
の選択成長によりバンプを形成する方法では、バンプの
高さのばらつきは低減されまたボンディングに際してク
ラックが発生するおそれはないが、バンプの核に半導体
であるシリコンを用いているため、100℃程度の高温
で動作させる場合、シリコンの比抵抗が低下し基板への
リーク電流が発生しやすくなり、誤動作の原因となるこ
ともある。
の選択成長によりバンプを形成する方法では、バンプの
高さのばらつきは低減されまたボンディングに際してク
ラックが発生するおそれはないが、バンプの核に半導体
であるシリコンを用いているため、100℃程度の高温
で動作させる場合、シリコンの比抵抗が低下し基板への
リーク電流が発生しやすくなり、誤動作の原因となるこ
ともある。
【0008】また、シリコンのエピタキシャル成長は一
般に800℃以上の高温で行わなければならないため、
600℃程度の耐熱性しかもたないAl配線はこれに耐
えられない。従ってAl配線の形成に先立ち、シリコン
のエピタキシャル成長を行い突起部6を形成しておく必
要がある。このため、1μm 以下の微細な加工精度を必
要とする半導体集積回路では、フォトリソグラフィに用
いるフォトレジストがこの突起部近傍で薄くなったりし
てチップ全域に均一に塗布されず、加工精度が低下する
という問題があった。
般に800℃以上の高温で行わなければならないため、
600℃程度の耐熱性しかもたないAl配線はこれに耐
えられない。従ってAl配線の形成に先立ち、シリコン
のエピタキシャル成長を行い突起部6を形成しておく必
要がある。このため、1μm 以下の微細な加工精度を必
要とする半導体集積回路では、フォトリソグラフィに用
いるフォトレジストがこの突起部近傍で薄くなったりし
てチップ全域に均一に塗布されず、加工精度が低下する
という問題があった。
【0009】本発明は、前記実情に鑑みてなされたもの
で、バンプの高さが均一でかつ電気的特性の良好な半導
体装置を提供することを目的とする。
で、バンプの高さが均一でかつ電気的特性の良好な半導
体装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の半導体装
置では、素子領域および配線の形成された半導体基板表
面に突出するように絶縁性の突起部を形成し、この突起
部を覆うと共に配線に電気的に接続するようにバンプと
しての金属膜を形成している。
置では、素子領域および配線の形成された半導体基板表
面に突出するように絶縁性の突起部を形成し、この突起
部を覆うと共に配線に電気的に接続するようにバンプと
しての金属膜を形成している。
【0011】望ましくはこの金属膜は、基板表面を覆う
保護膜に形成されたスルーホールを介して配線に電気的
に接続される。
保護膜に形成されたスルーホールを介して配線に電気的
に接続される。
【0012】さらに望ましくはこの突起部は、耐熱性樹
脂で構成している。
脂で構成している。
【0013】
【作用】上記構成によれば、突起部の核は絶縁膜で形成
されているため、高温での使用に際してもリーク発生の
おそれもなく、電気的特性を良好に維持することがで
き、また、絶縁膜のパターニングにより高さの均一な突
起を形成することができ、また、配線層のパターニング
後に形成することができるため、配線パターンのパター
ニング精度を低下させることもない。
されているため、高温での使用に際してもリーク発生の
おそれもなく、電気的特性を良好に維持することがで
き、また、絶縁膜のパターニングにより高さの均一な突
起を形成することができ、また、配線層のパターニング
後に形成することができるため、配線パターンのパター
ニング精度を低下させることもない。
【0014】製造に際しては、例えば、素子領域および
配線の形成された半導体基板上に保護膜を形成し、この
保護膜上に半導体基板表面に突出するように絶縁性の突
起部を形成したのちこの保護膜にスルーホールを形成
し、突起を覆うとともにスルーホールを介して配線に電
気的に接続するように、バンプとなる金属膜パターンを
形成する等の方法をとる。
配線の形成された半導体基板上に保護膜を形成し、この
保護膜上に半導体基板表面に突出するように絶縁性の突
起部を形成したのちこの保護膜にスルーホールを形成
し、突起を覆うとともにスルーホールを介して配線に電
気的に接続するように、バンプとなる金属膜パターンを
形成する等の方法をとる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ詳細に説明する。
つつ詳細に説明する。
【0016】図1(a) および(b) は、本発明実施例の半
導体装置を示す図である。
導体装置を示す図である。
【0017】この半導体装置は、シリコン基板11上に
絶縁膜としての酸化シリコン膜12を介してAl配線層
13を形成した後、保護膜としての酸化シリコン膜14
を形成し、これにスルーホールHを開口し、さらにポリ
イミド膜からなる突起15を形成し、この突起15の上
層からスルーホールHにかけてバリア層17と銅層18
と金層19との3層構造の導体膜を形成し、Al配線層
13との電気的接続を行うことにより、この突起15上
を覆う3層構造の導体膜をバンプとして用いるようにし
たことを特徴とするものである。
絶縁膜としての酸化シリコン膜12を介してAl配線層
13を形成した後、保護膜としての酸化シリコン膜14
を形成し、これにスルーホールHを開口し、さらにポリ
イミド膜からなる突起15を形成し、この突起15の上
層からスルーホールHにかけてバリア層17と銅層18
と金層19との3層構造の導体膜を形成し、Al配線層
13との電気的接続を行うことにより、この突起15上
を覆う3層構造の導体膜をバンプとして用いるようにし
たことを特徴とするものである。
【0018】すなわち、この構造ではバンプとなる突起
15の下地は、シリコン基板11上に形成された酸化シ
リコン膜12と保護膜としての酸化シリコン膜14とで
あり、3層膜のパターンはこの突起15を覆うとともに
スルーホールH内に露呈するAl配線層13上を覆うよ
うに形成されている。
15の下地は、シリコン基板11上に形成された酸化シ
リコン膜12と保護膜としての酸化シリコン膜14とで
あり、3層膜のパターンはこの突起15を覆うとともに
スルーホールH内に露呈するAl配線層13上を覆うよ
うに形成されている。
【0019】次にこの半導体装置の製造方法について説
明する。
明する。
【0020】まず、所望の素子領域の形成されたシリコ
ン基板11上に絶縁膜としての酸化シリコン膜12を形
成しさらにスパッタリング法によりAl薄膜を形成しフ
ォトリソグラフィを用いてこれをパターニングしAl配
線層13を形成する。
ン基板11上に絶縁膜としての酸化シリコン膜12を形
成しさらにスパッタリング法によりAl薄膜を形成しフ
ォトリソグラフィを用いてこれをパターニングしAl配
線層13を形成する。
【0021】さらに、図2(a) に示すようにCVD法に
より保護膜としての酸化シリコン膜14を形成し、フォ
トリソグラフィによりスルーホールHを開口する。
より保護膜としての酸化シリコン膜14を形成し、フォ
トリソグラフィによりスルーホールHを開口する。
【0022】この後、図2(b) に示すように、ポリイミ
ド膜をスピンコート法によって膜厚6μm となるように
塗布し、フォトリソグラフィによってレジストマスクを
形成し、ヒドラジンによってレジストマスクから露呈す
る領域を選択的に除去し、ポリイミド膜からなる突起1
5を形成する。
ド膜をスピンコート法によって膜厚6μm となるように
塗布し、フォトリソグラフィによってレジストマスクを
形成し、ヒドラジンによってレジストマスクから露呈す
る領域を選択的に除去し、ポリイミド膜からなる突起1
5を形成する。
【0023】そしてさらに、膜厚0.5μm のチタン薄
膜17と膜厚0.5μm の銅薄膜18と膜厚1μm の金
薄膜19をスパッタリング法により堆積し、フォトリソ
グラフィによりこれら3層膜をパターニングし、この突
起15の上層からスルーホールHにかけてバリア層17
と銅層18と金層19との3層構造の導体膜を形成し、
Al配線層13との電気的接続を行い、図1(a) および
(b) に示した半導体装置が完成する。
膜17と膜厚0.5μm の銅薄膜18と膜厚1μm の金
薄膜19をスパッタリング法により堆積し、フォトリソ
グラフィによりこれら3層膜をパターニングし、この突
起15の上層からスルーホールHにかけてバリア層17
と銅層18と金層19との3層構造の導体膜を形成し、
Al配線層13との電気的接続を行い、図1(a) および
(b) に示した半導体装置が完成する。
【0024】このようにして、この突起15上を覆う3
層構造の導体膜によって形成されたバンプをもつバンプ
付き半導体装置が得られる。
層構造の導体膜によって形成されたバンプをもつバンプ
付き半導体装置が得られる。
【0025】このバンプをリードフレームあるいはフィ
ルムキャリアの所定のインナーリードに直接ボンディン
グを行うことにより、電気的接続を行い、樹脂封止をお
こなって実装がなされる。
ルムキャリアの所定のインナーリードに直接ボンディン
グを行うことにより、電気的接続を行い、樹脂封止をお
こなって実装がなされる。
【0026】この構造ではバンプとなる突起15はポリ
イミド膜で形成されており、シリコンを用いた場合のよ
うなリーク発生のおそれはない。またこの構造ではAl
配線層の形成後に突起を形成すれば良いため、配線パタ
ーンの精度を低下させることもない。
イミド膜で形成されており、シリコンを用いた場合のよ
うなリーク発生のおそれはない。またこの構造ではAl
配線層の形成後に突起を形成すれば良いため、配線パタ
ーンの精度を低下させることもない。
【0027】ここで、突起の高さは6μm (5〜10μ
m 程度)であるが、導体膜のパターニングに際し、写真
蝕刻法で用いるフォトレジスト膜を突起部の周辺で均一
に塗布するのは困難であるが、数十μm 程度の比較的大
きい形状のバンプであるため、加工上の不都合は少な
い。
m 程度)であるが、導体膜のパターニングに際し、写真
蝕刻法で用いるフォトレジスト膜を突起部の周辺で均一
に塗布するのは困難であるが、数十μm 程度の比較的大
きい形状のバンプであるため、加工上の不都合は少な
い。
【0028】なお、前記実施例で突起の形成にポイリイ
ミドを用いたのは、均一な膜厚を得ることができるこ
と、および下地との密着性が良好であること、300℃
以上の耐熱性を有し、後続の導体膜の形成時における熱
に耐え得るという点である。しかしながら、このような
均一な膜厚を得ることができること、下地との密着性が
良好であること、後続の導体膜の形成時における熱に耐
え得ることという条件を満たすものであれば、酸化シリ
コン膜等他の絶縁膜を用いても良い。この場合は突起形
成のためのフォトリソグラフィ工程を別に設ける必要が
ある。またポリイミドの場合、感光材料を添加すること
により容易に感光性を持たせることができる。すなわち
感光性材料を添加したポリイミド膜をスピンコート法に
よって膜厚6μm となるように塗布し、マスクを介して
露光し潜像を形成し、ヒドラジンによって現像し、ポリ
イミド膜からなる突起15を形成するようにしてもよ
い。
ミドを用いたのは、均一な膜厚を得ることができるこ
と、および下地との密着性が良好であること、300℃
以上の耐熱性を有し、後続の導体膜の形成時における熱
に耐え得るという点である。しかしながら、このような
均一な膜厚を得ることができること、下地との密着性が
良好であること、後続の導体膜の形成時における熱に耐
え得ることという条件を満たすものであれば、酸化シリ
コン膜等他の絶縁膜を用いても良い。この場合は突起形
成のためのフォトリソグラフィ工程を別に設ける必要が
ある。またポリイミドの場合、感光材料を添加すること
により容易に感光性を持たせることができる。すなわち
感光性材料を添加したポリイミド膜をスピンコート法に
よって膜厚6μm となるように塗布し、マスクを介して
露光し潜像を形成し、ヒドラジンによって現像し、ポリ
イミド膜からなる突起15を形成するようにしてもよ
い。
【0029】また、前記実施例ではバンプはAl配線層
の形成されていない領域に形成したが、図3に示すよう
に、Al配線層13の上に重なるように形成しても良
い。この場合は特別にバンプ形成領域を必要としないた
め、装置の大型化を防ぐことができる。さらにこの場
合、保護膜14上ではなく直接Al配線層13の上にポ
リイミド膜からなる突起15を形成してもよいことはい
うまでもない。
の形成されていない領域に形成したが、図3に示すよう
に、Al配線層13の上に重なるように形成しても良
い。この場合は特別にバンプ形成領域を必要としないた
め、装置の大型化を防ぐことができる。さらにこの場
合、保護膜14上ではなく直接Al配線層13の上にポ
リイミド膜からなる突起15を形成してもよいことはい
うまでもない。
【0030】また、図4に示すように保護膜の形成に先
立ちバンプ15上からAl配線層13にかけて導体膜を
形成し、この上層に保護膜14を形成するようにしても
よい。また保護膜を省略してもよい。
立ちバンプ15上からAl配線層13にかけて導体膜を
形成し、この上層に保護膜14を形成するようにしても
よい。また保護膜を省略してもよい。
【0031】また、3層膜からなる導体膜については基
板との密着性、導電性、リードフレームとの接続性を満
足するものであればよいことはいうまでもない。
板との密着性、導電性、リードフレームとの接続性を満
足するものであればよいことはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、高さが均一なバンプを有し、電気的特性を良好に維
持することのできる半導体装置を得ることができる。
ば、高さが均一なバンプを有し、電気的特性を良好に維
持することのできる半導体装置を得ることができる。
【図1】本発明実施例の半導体装置を示す図
【図2】本発明実施例の半導体装置の製造工程図
【図3】本発明の他の実施例の半導体装置を示す図
【図4】本発明の他の実施例の半導体装置を示す図
【図5】従来例の半導体装置を示す図
【図6】従来例の半導体装置を示す図
1 シリコン基板 2 絶縁膜 3 Al配線層 4 保護膜 5 めっき層(バンプ) 6 シリコン突起部 7 Ti層 8 Cu層 9 Au層 11 シリコン基板 12 酸化シリコン膜 13 Al配線層 14 保護膜 15 突起(ポリイミド膜) 17 Ti層 18 Cu層 19 Au層
Claims (3)
- 【請求項1】 素子領域および配線の形成された半導体
基板表面に突出するように形成された絶縁性の突起部
と、 前記突起部を覆うと共に前記配線に電気的に接続された
バンプとしての金属膜とを具備したことを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項2】 前記金属膜は、前記基板表面を覆う保護
膜に形成されたスルーホールを介して前記配線に電気的
に接続されていることを特徴とする請求項1記載の半導
体装置。 - 【請求項3】 前記突起部は、耐熱性樹脂で構成されて
いることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047154A JPH05251455A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047154A JPH05251455A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05251455A true JPH05251455A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12767175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4047154A Pending JPH05251455A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05251455A (ja) |
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5668410A (en) * | 1994-01-31 | 1997-09-16 | Casio Computer Co., Ltd. | Projecting electrode structure having a double-layer conductive layer |
WO1998052222A1 (en) * | 1997-05-13 | 1998-11-19 | Chipscale, Inc. | Integrated passive components and package with posts |
WO1998052225A1 (en) * | 1997-05-13 | 1998-11-19 | Chipscale, Inc. | An electronic component package with posts on the active surface |
EP0773584A3 (en) * | 1995-11-08 | 2000-02-02 | Fujitsu Limited | Device having resin package and method of producing the same |
US6159770A (en) * | 1995-11-08 | 2000-12-12 | Fujitsu Limited | Method and apparatus for fabricating semiconductor device |
WO2000079589A1 (de) * | 1999-06-17 | 2000-12-28 | Infineon Technologies Ag | Elektronisches bauelement mit flexiblen kontaktierungsstellen und verfahren zum herstellen eines derartigen bauelements |
US6329711B1 (en) | 1995-11-08 | 2001-12-11 | Fujitsu Limited | Semiconductor device and mounting structure |
DE10063914A1 (de) * | 2000-12-20 | 2002-07-25 | Pac Tech Gmbh | Kontakthöckeraufbau zur Herstellung eines Verbindungsaufbaus zwischen Substratanschlussflächen |
EP1279195A1 (de) * | 2000-03-31 | 2003-01-29 | Infineon Technologies AG | Elektronisches bauelement mit flexiblen kontaktierungsstellen und verfahren zu dessen herstellung |
US6573121B2 (en) | 1995-11-08 | 2003-06-03 | Fujitsu Limited | Semiconductor device, method for fabricating the semiconductor device, lead frame and method for producing the lead frame |
US6847101B2 (en) | 1995-10-31 | 2005-01-25 | Tessera, Inc. | Microelectronic package having a compliant layer with bumped protrusions |
US6936928B2 (en) | 2000-03-23 | 2005-08-30 | Infineon Technologies Ag | Semiconductor component and method for its production |
EP1587142A1 (en) * | 2004-04-16 | 2005-10-19 | Seiko Epson Corporation | Electronic component, mounted structure, electro-optical device, and electronic device |
US6962865B2 (en) | 2000-06-02 | 2005-11-08 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device, method of fabricating the same, stack-type semiconductor device, circuit board and electronic instrument |
JP2007042734A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Seiko Epson Corp | 半導体装置及び電子デバイス |
JP2007042733A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Seiko Epson Corp | 半導体装置及び電子デバイス |
EP1763076A2 (en) * | 2005-09-13 | 2007-03-14 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device |
US7276738B2 (en) | 2000-07-11 | 2007-10-02 | Seiko Epson Corporation | Miniature optical element for wireless bonding in an electronic instrument |
DE10045043B4 (de) * | 1999-09-13 | 2008-01-10 | Sharp K.K. | Halbleiterbauteil und Verfahren zu dessen Herstellung |
CN100419997C (zh) * | 2005-07-20 | 2008-09-17 | 精工爱普生株式会社 | 电子基板的制造方法、及电光装置的制造方法 |
US7528008B2 (en) | 1994-12-29 | 2009-05-05 | Tessera, Inc. | Method of electrically connecting a microelectronic component |
US7763536B2 (en) | 2005-06-21 | 2010-07-27 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing a semiconductor device |
US8115309B2 (en) | 2005-11-07 | 2012-02-14 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device |
US9137903B2 (en) | 2010-12-21 | 2015-09-15 | Tessera, Inc. | Semiconductor chip assembly and method for making same |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4047154A patent/JPH05251455A/ja active Pending
Cited By (50)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5668410A (en) * | 1994-01-31 | 1997-09-16 | Casio Computer Co., Ltd. | Projecting electrode structure having a double-layer conductive layer |
US7528008B2 (en) | 1994-12-29 | 2009-05-05 | Tessera, Inc. | Method of electrically connecting a microelectronic component |
US7531894B2 (en) | 1994-12-29 | 2009-05-12 | Tessera, Inc. | Method of electrically connecting a microelectronic component |
US7112879B2 (en) | 1995-10-31 | 2006-09-26 | Tessera, Inc. | Microelectronic assemblies having compliant layers |
US6847101B2 (en) | 1995-10-31 | 2005-01-25 | Tessera, Inc. | Microelectronic package having a compliant layer with bumped protrusions |
US6847107B2 (en) | 1995-10-31 | 2005-01-25 | Tessera, Inc. | Image forming apparatus with improved transfer efficiency |
EP0773584A3 (en) * | 1995-11-08 | 2000-02-02 | Fujitsu Limited | Device having resin package and method of producing the same |
US6856017B2 (en) | 1995-11-08 | 2005-02-15 | Fujitsu Limited | Device having resin package and method of producing the same |
US6329711B1 (en) | 1995-11-08 | 2001-12-11 | Fujitsu Limited | Semiconductor device and mounting structure |
US6573121B2 (en) | 1995-11-08 | 2003-06-03 | Fujitsu Limited | Semiconductor device, method for fabricating the semiconductor device, lead frame and method for producing the lead frame |
US7144754B2 (en) | 1995-11-08 | 2006-12-05 | Fujitsu Limited | Device having resin package and method of producing the same |
US6159770A (en) * | 1995-11-08 | 2000-12-12 | Fujitsu Limited | Method and apparatus for fabricating semiconductor device |
US6833986B2 (en) | 1997-05-13 | 2004-12-21 | Chipscale, Inc. | Integrated passive components and package with posts |
US6946734B2 (en) | 1997-05-13 | 2005-09-20 | Chipscale, Inc. | Integrated passive components and package with posts |
WO1998052225A1 (en) * | 1997-05-13 | 1998-11-19 | Chipscale, Inc. | An electronic component package with posts on the active surface |
GB2341003A (en) * | 1997-05-13 | 2000-03-01 | Chipscale Inc | Integrated passive components and package with posts |
US6051489A (en) * | 1997-05-13 | 2000-04-18 | Chipscale, Inc. | Electronic component package with posts on the active side of the substrate |
GB2341003B (en) * | 1997-05-13 | 2002-04-03 | Chipscale Inc | Integrated passive components and package with posts |
US6414585B1 (en) | 1997-05-13 | 2002-07-02 | Chipscale, Inc. | Integrated passive components and package with posts |
KR100555237B1 (ko) * | 1997-05-13 | 2006-03-03 | 칩스케일 인코포레이티드 | 포스트를 구비한 집적 수동 구성요소 및 패키지 |
WO1998052222A1 (en) * | 1997-05-13 | 1998-11-19 | Chipscale, Inc. | Integrated passive components and package with posts |
US6954130B2 (en) | 1997-05-13 | 2005-10-11 | Chipscale, Inc. | Integrated passive components and package with posts |
US6956287B2 (en) | 1999-06-17 | 2005-10-18 | Infineon Technologies Ag | Electronic component with flexible bonding pads and method of producing such a component |
US7820482B2 (en) | 1999-06-17 | 2010-10-26 | Qimonda Ag | Method of producing an electronic component with flexible bonding |
WO2000079589A1 (de) * | 1999-06-17 | 2000-12-28 | Infineon Technologies Ag | Elektronisches bauelement mit flexiblen kontaktierungsstellen und verfahren zum herstellen eines derartigen bauelements |
DE10045043B4 (de) * | 1999-09-13 | 2008-01-10 | Sharp K.K. | Halbleiterbauteil und Verfahren zu dessen Herstellung |
US6936928B2 (en) | 2000-03-23 | 2005-08-30 | Infineon Technologies Ag | Semiconductor component and method for its production |
US7312533B2 (en) | 2000-03-31 | 2007-12-25 | Infineon Technologies Ag | Electronic component with flexible contacting pads and method for producing the electronic component |
EP1279195A1 (de) * | 2000-03-31 | 2003-01-29 | Infineon Technologies AG | Elektronisches bauelement mit flexiblen kontaktierungsstellen und verfahren zu dessen herstellung |
US6897568B2 (en) | 2000-03-31 | 2005-05-24 | Infineon Technologies Ag | Electronic component with flexible contacting pads and method for producing the electronic component |
US6962865B2 (en) | 2000-06-02 | 2005-11-08 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device, method of fabricating the same, stack-type semiconductor device, circuit board and electronic instrument |
US7102219B2 (en) | 2000-06-02 | 2006-09-05 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device, method of fabricating the same, stack-type semiconductor device, circuit board and electronic instrument |
US7879633B2 (en) | 2000-07-11 | 2011-02-01 | Seiko Epson Corporation | Miniature optical element for wireless bonding in an electronic instrument |
US7544973B2 (en) | 2000-07-11 | 2009-06-09 | Seiko Epson Corporation | Miniature optical element for wireless bonding in an electronic instrument |
US7276738B2 (en) | 2000-07-11 | 2007-10-02 | Seiko Epson Corporation | Miniature optical element for wireless bonding in an electronic instrument |
DE10063914A1 (de) * | 2000-12-20 | 2002-07-25 | Pac Tech Gmbh | Kontakthöckeraufbau zur Herstellung eines Verbindungsaufbaus zwischen Substratanschlussflächen |
US7007834B2 (en) | 2000-12-20 | 2006-03-07 | PAC Tech—Packaging Technologies GmbH | Contact bump construction for the production of a connector construction for substrate connecting surfaces |
EP1587142A1 (en) * | 2004-04-16 | 2005-10-19 | Seiko Epson Corporation | Electronic component, mounted structure, electro-optical device, and electronic device |
US7166920B2 (en) | 2004-04-16 | 2007-01-23 | Seiko Epson Corporation | Electronic component, mounted structure, electro-optical device, and electronic device |
US7763536B2 (en) | 2005-06-21 | 2010-07-27 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing a semiconductor device |
CN100419997C (zh) * | 2005-07-20 | 2008-09-17 | 精工爱普生株式会社 | 电子基板的制造方法、及电光装置的制造方法 |
JP2007042733A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Seiko Epson Corp | 半導体装置及び電子デバイス |
JP2007042734A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Seiko Epson Corp | 半導体装置及び電子デバイス |
JP4654820B2 (ja) * | 2005-08-01 | 2011-03-23 | セイコーエプソン株式会社 | 半導体装置及び電子デバイス |
JP4654821B2 (ja) * | 2005-08-01 | 2011-03-23 | セイコーエプソン株式会社 | 半導体装置及び電子デバイス |
EP1763076A3 (en) * | 2005-09-13 | 2009-09-16 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device |
EP1763076A2 (en) * | 2005-09-13 | 2007-03-14 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device |
US8115309B2 (en) | 2005-11-07 | 2012-02-14 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device |
US9137903B2 (en) | 2010-12-21 | 2015-09-15 | Tessera, Inc. | Semiconductor chip assembly and method for making same |
US9716075B2 (en) | 2010-12-21 | 2017-07-25 | Tessera, Inc. | Semiconductor chip assembly and method for making same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05251455A (ja) | 半導体装置 | |
KR100470386B1 (ko) | 멀티-칩패키지 | |
EP1020903A1 (en) | A semiconductor device using a lead frame and its manufacturing method | |
JPH02272737A (ja) | 半導体の突起電極構造及び突起電極形成方法 | |
US20080066302A1 (en) | Manufacturing method of package substrate | |
JP2001068495A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JPH0794551A (ja) | 半導体装置 | |
KR100620212B1 (ko) | 반도체 장치의 전기 전도체 시스템 및 그 제조 방법 | |
JPH10150119A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2770820B2 (ja) | 半導体装置の実装構造 | |
JP2000150518A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0864635A (ja) | 半導体装置 | |
JP4185688B2 (ja) | ウェハーレベルチップスケールパッケージ及びその製造方法 | |
JPS62136049A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2937111B2 (ja) | 半導体装置とその製造方法 | |
JP3173488B2 (ja) | 半導体集積回路装置及びその製造方法 | |
JPH01192125A (ja) | 半導体装置の実装構造 | |
JP2003031727A (ja) | 半導体チップおよびその製造方法並びにそれを使用した半導体装置 | |
JP2721580B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS6359535B2 (ja) | ||
KR100343454B1 (ko) | 웨이퍼 레벨 패키지 | |
JP4188752B2 (ja) | 半導体パッケージ及びその製造方法 | |
JP3733077B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPH07240434A (ja) | バンプ電極、およびその製造方法 | |
JP2652222B2 (ja) | 電子部品搭載用基板 |