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JPH05249660A - 湿し水不要感光性平版印刷版 - Google Patents

湿し水不要感光性平版印刷版

Info

Publication number
JPH05249660A
JPH05249660A JP8467092A JP8467092A JPH05249660A JP H05249660 A JPH05249660 A JP H05249660A JP 8467092 A JP8467092 A JP 8467092A JP 8467092 A JP8467092 A JP 8467092A JP H05249660 A JPH05249660 A JP H05249660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
weight
photosensitive
parts
primer layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8467092A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Taniguchi
哲哉 谷口
Nobumasa Sasa
信正 左々
Noriyoshi Kojima
紀美 小島
Hiroshi Tomiyasu
寛 富安
Akio Kasakura
暁夫 笠倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp, Konica Minolta Inc filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP8467092A priority Critical patent/JPH05249660A/ja
Publication of JPH05249660A publication Critical patent/JPH05249660A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は耐スクラッチ性が向上しかつ
耐刷力に優れた湿し水不要感光性平版印刷版を提供する
ことにある。 【構成】 本発明は支持体上に少なくともプライマー
層、感光層およびインキ反撥性層を有しかつプライマー
層の表面ビッカース硬度が内部ビッカース硬度よりも高
い湿し水不要感光性平版印刷版、又は支持体上に少なく
とも感光層およびインキ反撥性層を有しかつ現像処理後
の感光層の表面ビッカース硬度が内部ビッカース硬度よ
りも高い湿し水不要感光性平版印刷版に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿し水不要感光性平版
印刷版に関するものであり、詳しくは耐スクラッチ性が
向上しかつ耐刷力に優れた湿し水不要感光性平版印刷版
に関する。
【0002】
【発明の背景】従来、湿し水不要感光性平版印刷版(以
下、必要に応じ「版材料」という)としては、支持体上
に順に感光層及びインキ反撥性層を塗設したものが知ら
れている。この版材料を露光・現像することにより湿し
水不要の平版印刷版(以下、必要に応じ「印刷版」とい
う)を得ることができる。
【0003】一般に、このような版材料においては、支
持体と感光層との間の接着性を向上させるために、これ
らの間にプライマー層が設けられている。
【0004】例えば特開平2-7049号公報には、支持体上
にプライマー層、感光層及びインキ反撥性層を有する湿
し水不要感光性平版印刷版が記載されているが、この版
材料は、自動現像機を使用した場合、現像ブラシによっ
てインキ反撥性層をこするので、このインキ反撥性層に
傷が発生し易く、また印刷版を印刷機に取り付ける時、
版を折曲げるので、その際折曲げ部に亀裂やインキ反撥
性層の剥離が発生し、そのため耐刷力が低下するという
問題があった。
【0005】このようにプライマー層を有する版材料の
場合、インキ反撥性層に傷が発生し易く、また折曲げ部
に亀裂やインキ反撥性層の剥離が発生し易いので、これ
を防ぐためにプライマー層に弾性を持たせたものが開発
されるようになってきた。プライマー層に弾性を持たせ
るとインキ反撥性層に加わった応力をプライマー層が緩
和してこの応力に耐えることができるようになるので傷
が付き難くなる。また版の折曲げの際にも、これと同様
に支持体からの応力をプライマー層が緩和して折曲げ部
に亀裂等を生じるのを防止することができるようにな
る。そこで、本発明者等は、前記問題点に鑑み、種々研
究を行なった結果、本発明を完成させるに至った。
【0006】本発明の目的は、インキ反撥性層の耐スク
ラッチ性が向上し、また版の折り曲げ耐性が向上すると
共に耐刷力に優れた湿し水不要感光性平版印刷版を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、支
持体上に少なくともプライマー層、感光層およびインキ
反撥性層を有する湿し水不要感光性平版印刷版におい
て、該プライマー層が一層からなり、該プライマー層の
表面ビッカース硬度が内部ビッカース硬度よりも高いこ
とを特徴とする湿し水不要感光性平版印刷版によって達
成される。
【0008】また本発明の上記目的は、支持体上に少な
くとも感光層およびインキ反撥性層を有する湿し水不要
感光性平版印刷版において、現像処理後、非画像部の感
光層の表面ビッカース硬度が、内部ビッカース硬度より
も高いことを特徴とする湿し水不要感光性平版印刷版に
よって達成される。
【0009】以下本発明を更に詳しく説明する。
【0010】本発明の湿し水不要感光性平版印刷版は支
持体上に少なくともプライマー層、感光層およびインキ
反撥性層を有しかつプライマー層の表面ビッカース硬度
が内部ビッカース硬度よりも高いか、または支持体上に
少なくとも感光層およびインキ反撥性層を有しかつ現像
処理後の非画像部の感光層の表面ビッカース硬度が内部
ビッカース硬度よりも高いことが必要である。本発明に
おいて表面ビッカース硬度とは、インキ反撥性層側のプ
ライマー層表面から深さ0.3μまでの部分、またはイン
キ反撥性層側の感光層表面から深さ0.3μまでの部分の
ビッカース硬度をいい、内部のビッカース硬度とはプラ
イマー層の表面からの深さまたは感光層の表面からの深
さが0.3μよりも深い部分のビッカース硬度をいう。
【0011】支持体上に少なくともプライマー層、感光
層およびインキ反撥性層を有し、かつプライマー層の表
面ビッカース硬度が内部ビッカース硬度よりも高い、本
発明の湿し水不要感光性平版印刷版について以下に説明
する。
【0012】本発明に用いられる上記プライマー層(以
下本発明のプライマー層という)は支持体上に塗布液を
塗布した後硬化せしめることにより設けられる。硬化方
法としては、加熱による硬化、光による硬化、硬膜剤等
による硬化などさまざまな方法が挙げられるが、本発明
においては光による硬化方法を用いることが好ましい。
光源としては感光体の吸収する波長の光線を生ずるもの
であれば特に制限はなく、例えば従来公知の露光装置等
を用いることができる。ただし硬化する際の露光量はプ
ライマー層の組成に従って適宜選択されるものとする。
【0013】上記本発明のプライマー層は少なくとも光
硬化性組成物を含有し、更に必要に応じてバインダーや
光増感剤、顔料、染料、接着助剤等の添加剤を含有する
ことができる。光硬化性組成物としては、光架橋、光二
量化、光重合等の光硬化性組成物が挙げられるが、本発
明においては(1)重合可能な不飽和基を2つ以上有す
る重合性化合物および(2)光重合開始剤を有する光重
合性組成物を使用することが好ましい。
【0014】本発明に用いることができる(1)重合可
能な不飽和基を2つ以上有する重合性化合物(以下「本
発明の重合性化合物」という)のモノマー又はオリゴマ
ーとしては、例えばポリエチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−(メタ)アクリロキシエチル水素フタレー
ト、2−(メタ)アクリロキシエチル水素サクシネート
等の単官能のアクリレートやメタクリレート;ポリエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロール
エタントリ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールト
リ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパントリ(アクリロイ
ルオキシプロピル)エーテル、トリ(アクリロイロキシ
エチル)イソシアヌレート、(メタ)アクリル酸カルシ
ウム、(メタ)アクリル酸ナトリウム、グリセリンやト
リメチロールエタン等の多官能アルコールにエチレンオ
キサイドやプロピレンオキサイドを付加させた後(メ
タ)アクリレート化したもの、特公昭48-41708号、特公
昭50-6034号、特開昭51-37193号各公報に記載されてい
るようなウレタンアクリレート類、特開昭48-64183号、
特公昭49-43191号、特公昭52-30490号等各公報に記載さ
れているポリエステルアクリレート類、エポキシ樹脂と
(メタ)アクリル酸を反応させたエポキシアクリレート
類等の多官能のアクリレートやメタクリレート、米国特
許第4,540,649号公報に記載のN−メチロールアクリル
アミド誘導体等を挙げることができる。また、日本接着
協会誌Vol.20、No.7、300〜308ページに光硬化性モノ
マー及びオリゴマーとして紹介されているものも使用す
ることができる。更に、アリルイソシアネートや
【0015】
【化1】 と、水酸基を有する(メタ)アクリレート化合物、例え
ばヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコー
ルモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコー
ルモノ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールト
リ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテト
ラ(メタ)アクリレート、
【0016】
【化2】 (式中、Rは水素又はメチル基を表わす)との反応物、
アリルグリシジルエーテルとカルボン酸基を有する(メ
タ)アクリレート化合物、例えば、(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリロキシエチル水素フタレート、(メ
タ)アクリロキシエチル水素サクシネート、(メタ)ア
クリロキシエチル水素マレレート、(メタ)アクリロキ
シエチル水素テトラヒドロフタレート、(メタ)アクリ
ロキシエチル水素ヘキサヒドロフタレートとの反応物、
アリルアルコールや2−アリロキシエチルアルコールと
カルボン酸基又はその酸クロライド基を有する上記の
(メタ)アクリレート化合物との反応物、キシレンジア
ミン、エチレンジアミン、イソホロンジアミンやモノエ
タノールアミン等のアミン化合物にグリシジルメタアク
リレートやアリルグリシジルエーテルを反応させた物等
を挙げることが出来る。
【0017】本発明においては、本発明の重合性化合物
として2官能モノマーまたはオリゴマーを用いることが
好ましく、更には2官能ウレタン(メタ)アクリレート
モノマーまたはオリゴマーを用いることが好ましい。特
に2官能ウレタン(メタ)アクリレートモノマーまたは
オリゴマーと多官能(3官能以上の)モノマーまたはオ
リゴマーを併用することが最も好ましい。
【0018】本発明の上記湿し水不要感光性平版印刷版
において、本発明の重合性化合物の添加量は本発明のプ
ライマー層組成物の不揮発分中5〜90重量%であること
が好ましく、更に好ましくは10〜70重量%である。
【0019】本発明に用いることができる(2)光重合
開始剤としては、ジアルキルアミノアリールカルボニル
化合物類と、キサントン類、チオキサントン類、アクリ
ドン類、ベンズアントロン類、ベンゾフェノン類(ただ
し、ジアルキルアミノ基を有さない)、及びアンスラキ
ノン類からなる群より選ばれた少なくとも1種とからな
る。具体的にはジアルキルアミノアリールカルボニル化
合物類として特開昭60-63532号公報に開示されている
4,4′−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン(一
般名;ミヒラーズケトン)、4,4′−ビス(ジエチル
アミノ)ベンゾフェノン(一般名;エチルミヒラーズケ
トン)、4,4′−ビス(ジプロピルアミノ)ベンゾフ
ェノンや、
【0020】
【化3】 等の化合物、特開昭55-50001号公報に開示されている
【0021】
【化4】 [ただし、R1、R2及びR3はそれぞれアルキル基、置
換アルキル基を表わし、場合によってはR1とR2とでシ
クロアルキル基を形成していてもよい。]で表わされる
ジアルキルアミノスキリルケトン化合物、特開昭60-843
04号公報に開示されている2−(p−ジアルキルアミノ
フェニル)ベンゾオキサゾール、2−(p−ジアルキル
アミノフェニル)ベンゾ[4,5]ベンゾオキサゾー
ル、2,5−ビス(p−ジアルキルアミノフェニル)−
1,3,4−オキサジアゾール等[アルキル基はメチル
基又はエチル基を表わす]の化合物、特開昭53-60718号
公報に開示されている
【0022】
【化5】 (ただしXはハロゲンを表わし、Rは−CH3,−C2
5又は−OCH3を表わし、Yは−CH3,−C25又は
−C37を表わす。)等の化合物を挙げることが出来
る。
【0023】キサントン類、チオキサントン類、アクリ
ドン類、ベンゾフェノン類(ただし、ジアルキルアミノ
基を有しない)及びベンズアントロン類の具体例として
は、キサントン、2−クロルキサントン、チオキサント
ン、2−クロルチオキサントン、2,4−ジメチルチオ
キサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2,4
−ジクロルチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチ
オキサントン、2−ドデシルチオキサントン、2−メチ
ル−(5〜8)エチルエステルチオキサントン、チオキ
サントンジカルボン酸のオクチルエステル、1−クロル
アンスラキノン、2−クロルアンスラキノン、2−エチ
ルアンスラキノン、2−t−ブチルアンスラキノン、1
−クロル−N−メチルアクリドン、3−クロル−N−メ
チルアクリドン、2,3−ジクロル−N−メチルアクリ
ドン、2−クロル−N−エチルアクリドン、2−クロル
−N−ブチルアクリドン、3−クロル−N−ベンジルア
クリドン、N−ベンジルアクリドン、N−ブチルアクリ
ドン、N−エチルアクリドン、ベンゾフェノン、1−ク
ロルベンゾフェノン、2−クロルベンゾフェノン、ベン
ズアントロン、3−クロルベンズアントロン、ジクロル
ベンズアントロン等を挙げることができる。
【0024】本発明の上記湿し水不要感光性平版印刷版
におけるこれら光重合開始剤の添加量は全プライマー層
組成物中の不揮発分に対して合計量で0.1〜20重量%で
あることが好ましく、更に好ましくは3〜15重量%であ
る。
【0025】本発明の上記湿し水不要感光性平版印刷版
に使用されるバインダーとしては、例えば、ポリエステ
ル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹
脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチ
ラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルアルコー
ル、エポキシ樹脂、アクリレート系共重合体、酢酸ビニ
ル系共重合体、フェノキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリアクリロニトリルブタジエ
ン、ポリ酢酸ビニル、ナイロン、セルロース誘導体、ゼ
ラチン、カゼイン、アルブミン、大豆蛋白質等の公知の
種々のポリマーを挙げることができる。具体的なバイン
ダーの詳細は米国特許第4,072,527号に記載されてい
る。これらのバインダーのガラス転移温度は50℃以下で
あることが好ましく、25℃以下が更に好ましい。本発明
に用いられるバインダーとしてこれらのうちで最も好ま
しいのはウレタン樹脂である。
【0026】本発明に用いられるバインダーは重量平均
分子量5,000〜1,000,000(スチレン換算)のものが好ま
しく用いられる。重量平均分子量が5,000より小さいと
光硬化後も感光層の塗布溶剤あるいは現像液に侵される
場合があり、1,000,000より大きいと塗布溶剤の選択が
難しくなる。
【0027】本発明において上記光重合性組成物中に占
めるバインダーの割合は、皮膜形成性や光硬化性を損わ
ない範囲であれば任意に選択しうる。
【0028】本発明の上記湿し水不要感光性平版印刷版
を構成するプライマー層には、以上の他に各種添加剤を
使用することができ、例えば酸化チタン等の顔料を含有
させることが好ましい。顔料の添加量は本発明の全プラ
イマー層組成物の重量に対して、15重量%以下であるこ
とが好ましい。本発明に用いることができる他の添加剤
としては、例えば熱重合防止剤としてハイドロキノン、
p−メトキシフェノール、ジ−t−ブチル−p−クレゾ
ール、ピロガロール、t−ブチルカテコール、ベンゾキ
ノン、4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチ
ルフェノール)、2,2′−メチレンビス(4−メチル
−6−t−ブチルフェノール)、2−メルカプトベンゾ
イミダゾール等が有用であり、また場合によっては着色
を目的として染料もしくは顔料や焼き出し剤としてpH
指示薬やロイコ染料を添加してもよい。更に、少量のポ
リジメチルシロキサン、メチルスチレン変性ポリジメチ
ルシロキサン、オレフィン変性ポリジメチルシロキサ
ン、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン、シラン
カップリング剤、シリコーンジアクリレート、シリコー
ンジメタクリレート等のシリコーン化合物を添加しても
よい。塗布適性を向上させるためにフッ素系界面活性剤
やフッ素表面配向剤を添加してもよい。光重合性感光層
とプライマー層との接着性を改善させるためにジアゾ樹
脂を添加してもよい。また光重合感光層自体の感度を高
めるために他のラジカル発生剤、例えば特開昭61-12360
3号、特開昭57-21401号、米国特許第4,565,769号公報等
に開示されているヘキサアリールビイミダゾールをプラ
イマー層の全量に対して0.5〜10重量%添加してもよ
い。またシリカ粉末や、表面を(メタ)アクリロイル基
やアリール基含有シランカップリング剤で処理した疎水
性シリカ粉末をプライマー層に対して50重量%以下の量
で添加してもよい。
【0029】本発明においてプライマー層の組成物は、
例えば2−メトキシエタノール、2−メトキシエチルア
セテート、乳酸メチル、乳酸エチル、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテル、メタノール、エタノール、メ
チルエチルケトン、水などの適当な溶剤の単独又はこれ
らの適当に組合せた混合溶媒に溶解して、基板上に設け
られる。
【0030】本発明のプライマー層の膜厚は1〜50μで
あることが好ましく、更に好ましくは5〜30μである。
【0031】プライマー層の厚さが、1μ未満の場合
は、シリコーンゴム層に硬いもので衝撃が加わったり現
像ブラシ、布等でこすられるとこれらをプライマー層で
十分に緩和することができずにシリコーンゴム層は傷が
ついてしまう。
【0032】本発明の上記湿し水不要感光性平版印刷版
においては、前記本発明のプライマー層の表面ビッカー
ス硬度が10〜100であることが好ましく、更に好ましく
は10〜70である。また前記プライマー層の内部ビッカー
ス硬度は70以下であることが好ましく、更に好ましくは
30以下であることが好ましい。
【0033】本発明の上記湿し水不要感光性平版印刷版
に用いられる前記感光層は、一般的には露光によって現
像液に対する溶解性あるいはインキ反撥性層との接着性
に差が生ずるものであれば特に制限はなく、また画像形
成はネガ型でもポジ型でもどちらでもよい。感光層には
感光性組成物等が含有され、感光性組成物としては、例
えば光重合型感光性組成物、光二量化型感光性組成物、
光硬化性ジアゾ樹脂あるいはアジド樹脂からなる感光性
組成物、o−キノンジアジド化合物からなる感光性組成
物等が挙げられる。これら組成物については例えば特開
平3-122644号公報に詳しく記載されている。前記感光層
の膜厚は、本発明の上記湿し水不要感光性平版印刷版に
おいては0.05〜10μの範囲であることが好ましく、更に
好ましくは0.1〜3μの範囲である。また感光性組成物
の使用量は、感光層中5〜95重量%であることが好まし
く、更には10〜70重量%である。
【0034】支持体上に少なくとも感光層およびインキ
反撥性層を有し、かつ現像処理後の非画像部の感光層の
表面ビッカース硬度が内部ビッカース硬度よりも高い、
本発明の湿し水不要感光性平版印刷版について以下詳し
く説明する。
【0035】本発明の上記湿し水不要感光性平版印刷版
を構成する前記感光層(以下本発明の感光層という)は
少なくとも感光性組成物を含有する。
【0036】感光性組成物としては、例えば光架橋型感
光性組成物、光分解型感光性組成物、光重合型感光性組
成物、光二量化型感光性組成物などの感光性組成物が挙
げられ、これら組成物については例えば特開平3-122644
号公報に詳しく記載されている。本発明の感光層におい
てはこれらのうち光重合型感光性組成物であることが好
ましい。
【0037】本発明の感光層に用いられる光重合型感光
性組成物は(1)少なくとも1つの光重合可能なオレフ
ィン性の不飽和二重結合を有するモノマーあるいはオリ
ゴマーと(2)光重合開始剤からなり、更に必要に応じ
てバインダーや、顔料、染料、接着助剤等の添加剤等を
適宜添加することができる。上記(1)少なくとも1つ
の光重合可能なオレフィン性の不飽和二重結合を有する
モノマーあるいはオリゴマー、(2)光重合開始剤はそ
れぞれ前記本発明のプライマー層に使用される本発明の
重合性化合物、本発明の光重合開始剤と同様のものを使
用することができる。またバインダーとしては皮膜形成
性を有する高分子化合物を用いることができ、バインダ
ーおよび添加剤の具体例としては前記本発明のプライマ
ー層に用いられるのと同様のものを挙げることができ
る。
【0038】上記本発明の感光層は表面ビッカース硬度
が10〜100であることが好ましく、更に好ましくは10〜7
0であり、また内部ビッカース硬度は70以下であること
が好ましく、更に好ましくは30以下である。また本発明
に関する感光層の膜厚は0.5〜50μの範囲であることが
好ましく、更に好ましくは1〜30μである。
【0039】本発明の支持体上に少なくとも感光層およ
びインキ反撥性層を有する湿し水不要感光性平版印刷版
においては、接着性の向上の他に、ハレーション防止、
印刷性の向上、画像の染色の向上等のために支持体上に
プライマー層を設けてもよい。プライマー層としては例
えば、特開昭60-22903号公報に開示されているような種
々の感光性ポリマーを、光重合性感光層を積層する前に
露光して硬化せしめたもの、特開昭62-50760号公報に開
示されているエポキシ樹脂を硬化せしめたもの、更に特
開昭63-133153号公報に開示されているゼラチンを硬膜
せしめたもの、その他カゼイン硬膜させたもの、硬膜し
たポリウレタン、硬膜したポリアミド、硬膜したスチレ
ン/ブタジェンゴム、硬膜したカルボキシ変性スチレン
/ブタジェンゴム、硬膜したアクリロニトリル/ブタジ
ェンゴム、硬膜したカルボキシ変性アクリロニトリル/
ブタジェンゴム、硬膜したポリイソプレン、及び硬膜し
たアクリレートゴム等を挙げることが出来る。また、こ
れらのものは任意に混合して用いてもよく、その上目的
に応じて、染料、pH指示薬、焼き出し剤、光重合開始
剤、接着助剤(例えば、重合性モノマー、ジアゾ樹脂、
シランカップリング剤、チタネートカップリング剤、ア
ルミカップリング剤、イソシアネート化合物、カルボン
酸含有樹脂)、白色顔料やシリカ粉末等の添加剤を含有
させてもよい。
【0040】本発明に用いられるインキ反撥性層はイン
キ反撥性物質を含有する。インキ反撥性物質としては特
に制限はないが、例えばシリコーンゴム、シリコーン樹
脂、フッ素樹脂などが挙げられ、本発明においてはシリ
コーンゴムを用いることが好ましい。
【0041】本発明に用いられるシリコーンゴム組成物
としては、以下に示す一般式[I]で示される繰り返し
単位を有する分子量数千〜数十万の主鎖中または主鎖の
末端に水酸基あるいは炭素−炭素不飽和結合(例えばビ
ニル基、アリール基)を2個以上有する線状有機ポリシ
ロキサンを主成分とするシリコーンゴム組成物が挙げら
れる。 一般式[I] 式中nは2以上の整数、Rは水素、炭素原子数1〜10の
アルキル基、ハロゲン化アルキル基、アルコキシ基又は
フェニル基であり、Rの60%以上がメチル基であるもの
が好ましい。なお線状有機ポリシロキサンに含まれる水
酸基あるいは炭素−炭素不飽和結合は主鎖中または主鎖
の末端のどちらにあってもよいが、本発明においては末
端にあることが好ましい。
【0042】上記線状有機ポリシロキサンの具体例とし
てはα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン、
α,ω−ビス(ジメチルビニルシリル)ポリジメチルシ
ロキサンなどが挙げられる。
【0043】本発明に用いられるシリコーンゴム組成物
は上記線状有機ポリシロキサン同士、あるいは架橋剤と
の縮合反応もしくは付加反応によって得られるものであ
る。好ましくは反応性の架橋剤を添加して縮合反応ある
いは付加反応にて架橋シリコーンゴムとする。
【0044】本発明に用いられる架橋剤としては、下記
一般式[II]で表される反応性シラン化合物又は1分子
中に2個以上のSiH結合を有する多価ハイドロジェン
ポリシロキサンが好ましく用いられる。 一般式[II] R1 4-nSiXn 式中、nは1〜4の整数であり、R1はアルキル、アリ
ール、アルケニル、またはこれらの組み合わされた一価
の基を表す。但しこれらの基はハロゲン、アミン、ヒド
ロキシ、アルコキシ、アリーロキシ、チオール、エポキ
シ、(メタ)アクリロキシ、ビニル基で置換されたイソ
シアヌレート基等の官能基を有していてもよい。Xは−
OH、−R2、−Ac、−O−N=CR3 2、−Cl、−
Br、−I等の置換基を表す。ここでR2、R3は上記の
基R1と同義であり、Acはアセチル基を表す。
【0045】上記架橋剤の具体例としては、トリメトキ
シメチルシラン、トリアセトキシメチルシラン、γ−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン、メチルトリス(ジメ
チルケトオキシム)シラン、1−[3−(トリメトキシ
シリル)プロピル]−3,5−ジアリルジアリルイソシ
アヌレート、1,3,5−トリス[3−(トリメトキシ
シリル)プロピル]イソシアヌレート、N,N−ビス
[3−(トリメトキシシリル)プロピル]メタクリルア
ミド、N−グリシジル−N,N−ビス[3−(トリメト
キシシリル)プロピル]アミン、N,N−ビス[3−
(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、α,ω−ビ
ス(トリメチルシリル)ポリ(メチルハイドロジェン)
(ジメチル)シロキサン共重合体、α,ω−ビス(ジメ
チルハイドロジェンシリル)ポリジメチルシロキサン、
1,3,5,7−テトラメチル−1−グリシドキシプロ
ピルシクロテトラシロキサン等が挙げられる。
【0046】これらの架橋剤は単独または2種以上混合
して用いることができ、その添加量はインキ反撥性層中
0.5〜30重量部であることが好ましく、更に好ましくは
2〜10重量部である。
【0047】またインキ反撥性層には、更に架橋反応の
触媒として少量の有機スズ化合物(例えばジラウリン酸
ジブチルスズ、スズ(II)オクトエート)、有機コバル
ト化合物(例えばナフテン酸コバルト)、白金単体、塩
化白金、塩化白金酸、オレフィン配位白金等が用いられ
る。
【0048】またシリコーンゴム組成物の硬化速度を制
御する目的で、テトラシクロ(メチルビニル)シロキサ
ンなどのビニル基含有のオルガノポリシロキサン、炭素
−炭素三重結合含有のアルコールなどの架橋抑制剤を添
加することも可能である。
【0049】本発明に関するインキ反撥性層は上記シリ
コーンゴム組成物を適当な溶剤に溶解した後、感光層上
に塗布、乾燥、加熱硬化され形成される。本発明におい
てインキ反撥性層の厚さは0.1〜20μmであることが好
ましく、更に好ましくは1〜4μmである。
【0050】本発明の湿し水不要感光性平版印刷版は通
常の印刷機にセットできる程度のたわみ性と印刷時にか
かる荷重に耐えるものでなければならない。従って本発
明に好ましく用いられる支持体としては、コート紙、ア
ルミニウム等の金属板、ポリエチレンテレフタレート等
のプラスチックフィルム、ゴムあるいはそれらを複合さ
せたものを挙げることができる。
【0051】本発明の少なくともプライマー層、感光層
およびインキ反撥性層を有する湿し水不要感光性平版印
刷版は支持体上にリバースロールコータ、エアーナイフ
コータ、メーヤバーコータ等の通常のコータあるいはホ
エラー等の回転塗布装置を用い、プライマー層用塗布液
を塗布乾燥、架橋硬化し、次いで感光層用塗布液を塗布
乾燥させる。感光層上にインキ反撥性層用塗布液を上記
と同様の方法で塗布し、通常100〜120℃の温度で数分間
熱処理し、十分硬化せしめてインキ反撥性層を形成す
る。更に必要に応じてインキ反撥性層上にラミネーター
を用いて保護フィルム層を設けてもよい。
【0052】本発明の少なくとも感光層およびインキ反
撥性層を有する湿し水不要感光性平版印刷版は上記と同
様にして、支持体上に感光層およびインキ反撥性層を設
ける。更に必要に応じて、支持体と感光層の間にプライ
マー層を、インキ反撥性層上に保護フィルム層を設ける
ことができる。
【0053】次に本発明の湿し水不要の版材料を用いて
湿し水不要の印刷版を製造する方法を説明する。
【0054】原稿であるポジフィルムをポジ型版材表面
に真空密着させ、露光する。この露光用の光源として
は、紫外線を豊富に発生する水銀灯、カーボンアーク
灯、キセノンランプ、メタルハライドランプ、蛍光灯等
が用いられる。
【0055】次いでポジフィルムを剥がし、現像液を用
いて現像する。現像液としては湿し水不要の版材の現像
液として、公知のものが利用できるが、好ましくは水系
現像液が用いられる。
【0056】水系現像液とは、水を主成分とする現像液
であり、例えば特開昭61-275759号公報等に記載されて
いるものである。本発明に好ましく用いられる水系現像
液としては水を30重量%以上、好ましくは50重量%〜98
重量%と、有機溶剤、界面活性剤を含む現像液を挙げる
ことができ、更にアルカリ剤を含有することが好まし
い。
【0057】水を主成分とする現像液に含有される有機
溶剤としては、例えば脂肪族炭化水素類(ヘキサン、ヘ
プタン、“アイソパーE.H.G”(エッソ化学社製、
脂肪族炭化水素類の商品名)或はガソリン、灯油等)、
芳香族炭化水素類(トルエン、キシレン等)、或はハロ
ゲン化炭化水素類(トリクレン等)、アルコール類(メ
タノール、エタノール、1−ブトキシ−2−プロパノー
ル、3−メチル−3−メトキシブタノール、β−アニリ
ノエタノール、ベンジルアルコール等)、エーテル類
(メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソ
ルブ、フェニルセロソルブ、メチルカルビトール、エチ
ルカルビトール、ブチルカルビトール、ジオキサン、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリ
コールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチ
ルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、プ
ロピレングリコール、ジプロピレングリコールブチルエ
ーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、ポ
リプロピレングリコールメチルエーテル等)、ケトン類
(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、ジイソブチルケトン、4−メチル−1,3−ジオ
キソラン−2−オン等)、エステル類(酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ヘキシル、酢酸メチル、こはく酸ジエ
チル、蓚酸ジブチル、マレイン酸ジエチル、安息香酸ベ
ンジル、メチルセロソルブアセテート、セロソルブアセ
テート、カルビトールアセテート等)等が挙げられる。
【0058】本発明に用いられる現像液に添加される界
面活性剤としては、アニオン界面活性剤、ノンニオン界
面活性剤、カチオン界面活性剤および両性イオン界面活
性剤が用いられ、具体的には以下のものが挙げられる。
【0059】アニオン界面活性剤としては、 (1)高級アルコール硫酸エステル類、(例えばラウリ
ルアルコールサルフェートのナトリウム塩、オクチルア
ルコールサルフェートのアンモニウム塩、ラウリルアル
コールサルフェートのアンモニウム塩、第二ナトリウム
アルキルサルフェート等) (2)脂肪族アルコールリン酸エステル塩類(例えば、
セルアルコールリン酸エステルのナトリウム塩等) (3)アルキルアリールスルホン酸塩類(例えば、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、イソプロピルナ
フタレンスルホン酸ナトリウム塩、ジナフタレンスルホ
ン酸ナトリウム塩、メタニトロベンゼンスルホン酸ナト
リウム塩等) (4)アルキルアミドスルホン酸塩類 (5)二塩基脂肪族エステルのスルホン酸塩類(例えば
ナトリウムスルホコハク酸ジオクチルエステル、ナトリ
ウムスルホコハク酸ジヘキシルエステル等) (6)アルキルナフタレンスルホン酸塩のホルムアルデ
ヒド縮合物(例えば、ジブチルナフタレンスルホン酸ナ
トリウムのホルムアルデヒド縮合物等)が挙げられる。
【0060】ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェノールエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステ
ル、オキシエチレンオキシプロピレンブロックポリマー
等が挙げられる。
【0061】カチオン界面活性剤としては、アルキルア
ミン塩、第四級アンモニウム塩、ポリオキシエチレンア
ルキルアミン等が挙げられる。
【0062】両性イオン界面活性剤としては、アルキル
ベタイン等が挙げられるが、これらの中でもアニオン界
面活性剤が適している。
【0063】これらの界面活性剤は、単独でもまたは2
種以上を組み合せて使用することができる。
【0064】本発明に用いられる界面活性剤の使用量
は、0.01重量%〜60重量%、好ましくは0.1重量%〜10
重量%が適当である。
【0065】更に本発明において用いられる界面活性剤
は、アルカリ剤と共に用いることが好ましく、該アルカ
リ剤としては、(1)ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウ
ム、第二または第三リン酸ナトリウムまたはアンモニウ
ム塩、メタケイ酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、アンモ
ニア等の無機アルカリ剤、(2)モノ、ジまたはトリメ
チルアミン、モノ、ジまたはトリエチルアミン、モノま
たはジイソプロピルアミン、n−ブチルアミン、モノ、
ジまたはトリエタノールアミン、モノ、ジまたはトリイ
ソプロパノールアミン、エチレンイミン、エチレンジイ
ミン等の有機アミン化合物等が挙げられる。
【0066】アルカリ剤の使用量は、0.05重量%〜20重
量%、好ましくは0.2重量%〜10重量%が適当である。
【0067】またクリスタルバイオレット、アストラゾ
ンレット等の染料を現像液に加えて現像と同時に画像部
の染色を行うこともできる。
【0068】現像は、例えば上記のような現像液を含む
現像用パッドでこすったり現像液を版面に注いだ後に現
像ブラシでこする等の方法で行うことができる。
【0069】上記現像により、未露光部の感光層および
シリコーンゴムが除去された印刷版、あるいはシリコー
ンゴム層が除去され、感光層が露出し、露光部はシリコ
ーンゴム層が残っている印刷版が得られる。
【0070】
【実施例】以下本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例によって何ら制限されるも
のではない。 ・ジアゾ樹脂の合成 p−ジアゾジフェニルアミン硫酸塩14.5g(50ミリモ
ル)を氷冷下で40.9gの濃硫酸に溶解した。この反応液
に1.35g(45ミリモル)のパラホルムアルデヒドを反応
温度が10℃を越えないように徐々に添加した。
【0071】この反応混合物を氷冷下で500mlのエタノ
ール中に滴下し、生じた沈殿を濾過した。エタノールで
洗浄後、この沈殿物を100mlの純水に溶解し、この液に
6.8gの塩化亜鉛を溶解した冷濃厚水溶液を加えて、生じ
た沈殿を濾過した後、エタノールで洗浄し、これを150m
lの純水に溶解した。
【0072】この液に8gのヘキサフルオロ燐酸アンモ
ニウムを溶解した冷濃厚水溶液を加えて、生じた沈殿を
濾取し、水洗した後、乾燥してジアゾ樹脂を得た。
【0073】実施例−1 厚さ0.3mmの脱脂した平滑なアルミニウム板上に、下記
の組成よりなる、プライマー層組成物を塗布し、100℃
の熱風中で5分間乾燥して厚さ15μの塗膜とした。その
後、3kw超高圧水銀灯を用いて、1J/cm2の全面露光
を行って硬化し、プライマー層とした。 <プライマー層組成物> (1)バイロン UR−8300(東洋紡(株)製;ポリエステル ポリウレタン、メチルエチルケトン/トルエンの1/1混合溶媒 30wt%溶液) 333重量部 (2)アロニックス M−8060(東亜合成化学工業(株)製; オリゴエステルアクリレート) 30重量部 (3)NK OLIGO U−200AN (新中村化学工業(株)製;ウレタンジアクリレート) 30重量部 (4)2,4−ジエチルチオキサントン 6重量部 (5)p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル 6重量部 (6)タイペーク TTO−55(A) (石原産業(株)製;超微粒子酸化チタン) 15重量部 (7)プロピレングリコールモノメチルエーテル 700重量部
【0074】次いで硬化させたプライマー層上に下記の
組成よりなる、感光層組成物を塗布し、80℃の熱風中で
2分間乾燥して厚さ0.4μの感光層を設けた。 <感光層組成物> (1)ジアゾ樹脂 50重量部 (2)2−ヒドロキシエチルメタクリレート、N−(4−ヒドロキシフェニル) メタクリルアミドのモル比30/70の共重合樹脂 50重量部 (3)ビクトリアピュアブルーBOH (保土ヶ谷化学(株)製;染料) 1重量部 (4)乳酸メチル 1400重量部
【0075】次に、上記感光層上に下記の組成よりな
る、インキ反撥性層組成物を乾燥重量で1.8g/m2となる
ように塗布し、90℃の熱風中で10分間乾燥してインキ反
撥性層とした。 <インキ反撥性層組成物> (1)α,ω−ジビニルポリジメチルシロキサン(重合度約700) 9重量部
【0076】
【化6】 (4)ポリジメチルシロキサン(重合度約8,000) 0.5重量部 (5)オレフィン−塩化白金酸 0.2重量部 (6)抑制剤 0.15重量部 (7)アイソパーG(エッソ化学(株)製;溶剤) 90重量部 更に、上記インキ反撥性層上に、厚さ6μの片面マット
化ポリプロピレンフィルムをラミネートし、湿し水不要
感光性平版印刷版を得た。
【0077】上記の版材料の上面にポジフィルムを真空
密着させた後、光源としてメタルハライドランプを用い
て230mJ/cm2の露光を行い、ラミネートフィルムを剥
離した。
【0078】次いで、27℃の下記の現像液に1分間浸漬
した後、版材料の表面を現像液を染み込ませたパッドで
擦ることによって現像を行い、未露光部分のインキ反撥
性層と感光層が除去され、網点が良好に再現された印刷
版が得られた。
【0079】上記印刷版の画線部は下記組成の染色液を
布につけ、版上を軽く擦った後水洗することにより、鮮
やかに染色することができた。 <現像液> (1)フェニルプロピレングリコール 0.03重量部 (2)プロピレングリコール 1.2重量部 (3)p−tert−ブチル安息香酸 0.3重量部 (4)水酸化カリウム(50%) 1.5重量部 (5)ポリエチレンオキサイドノニルエーテル 0.01重量部 (6)n−ブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム 0.3重量部 (7)ケイ酸カリウム(SiO2:26%,K2O:13.5%) 1.3重量部 (8)亜硫酸カリウム 2.7重量部 (9)50%グルコン酸 0.6重量部 (10)トリエタノールアミン 0.6重量部 (11)モノエタノールアミン 0.6重量部 (12)水 53重量部 <染色液> (1)ソルフィット(クラレイソプレン化学(株)製;溶剤) 20重量部 (2)レオドール TW−0120(花王(株)製;界面活性剤) 0.5重量部 (3)ベンジルアルコール 5.0重量部 (4)ビクトリアピュアブルーBOH (保土ヶ谷化学(株)製;染料) 1.0重量部 (5)水 100重量部 得られた印刷版を用いて印刷を行った結果、非画線部に
インキ着肉欠点をほとんど生じる事なく、約80,000枚の
印刷が可能であった。
【0080】実施例−2 実施例−1において感光層組成物を下記に示す組成から
なる感光層組成物に変更した以外は実施例−1と同様に
して湿し水不要感光性平版印刷版を作製した。次いで実
施例−1と同様にして画像露光を行い、その後下記に示
す現像液に代えた以外実施例−1と同様にして現像を行
ったところ、未露光部のインキ反撥性層と感光層が除去
され、網点が良好に再現された印刷版が得られた。 <感光層組成物> (1)p−フェニレンジアクリル酸エステルと1,4−ジヒドロキシエチル オキシシクロヘキサンとの1:1(モル比)重縮合による感光性不飽和 ポリエステル 10重量部 (2)1−メチル−2−ベンゾイルメチレン−β−ナフトチアゾリン 0.6重量部 (3)N−(β−アミノエチル)アミノメチルフェネチルトリメトキシシラン 0.4重量部 (4)ジブチル錫ジオクタノエート 0.8重量部 (5)スミトーンシアニンブルーVH514 (住友化学社製 フタロシアニンブルー顔料) 2重量部 (6)メチルセロソルブアセテート 600重量部 (7)トルエン 300重量部 <現像液> (1)アイソパーH(エクソン化学社製;溶剤) 90重量部 (2)ジエチレングリコールモノブチルエーテル 7重量部 (3)ジエチレングリコールモノエチルエーテル 3重量部 (4)こはく酸ジエチル 5重量部 得られた印刷版について実施例−1と同様にして染色、
印刷を行ったところ、鮮やかに染色することができた。
【0081】実施例−3 実施例−1において感光層組成物を下記に示す組成の感
光性組成物に変更した以外は実施例−1と同様にして湿
し水不要感光性平版印刷版を作製した。次いで実施例−
1と同様にして画像露光を行い、その後下記に示す現像
液に代えた以外実施例−1と同様にして現像を行ったと
ころ、未露光部のインキ反撥性層が除去され、網点が良
好に再現された印刷版が得られた。 <感光層組成物> (1)アジピン酸とヘキサン−1,6−ジオール、2,2−ジメチルプロパン −1,3−ジオールとのポリエステルポリオールとイソホロンジイソシア ネートとのポリウレタン 56重量部 (2)メタクリル酸グリシジルとキシリレンジアミンのモル比4/1の付加反応物 40重量部 (3)ミヒラー氏ケトン 4重量部 (4)メチルセロソルブ 900重量部 <現像液> (1)n−ヘプタン 98重量部 (2)エチルセロソルブ 2重量部 上記の印刷版も実施例−1と同様にして染色、印刷を行
ったところ、鮮やかに染色することができた。
【0082】実施例−4 厚さ0.3mmの脱脂した平滑なアルミニウム板上に、下記
組成の感光層組成物を塗布し、80℃の熱風中で2分間乾
燥して厚さ8μの感光層を設けた。 <感光層組成物> (1)バイロン UR−8300(東洋紡(株)製;ポリエステル ポリウレタン、メチルエチルケトン/トルエンの1/1混合溶媒 30wt%溶液) 333重量部 (2)アロニックス M−8060(東亜合成化学工業(株)製; オリゴエステルアクリレート) 40重量部 (3)NK OLIGO U−200AX (新中村化学工業(株)製;ウレタンジアクリレート) 30重量部 (4)2,4−ジエチルチオキサントン 6重量部 (5)p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル 6重量部 (6)タイペーク TTO−55(A) (石原産業(株)製;超微粒子酸化チタン) 15重量部 (7)プロピレングリコールモノメチルエーテル 700重量部 次に、上記感光層上に下記の組成よりなる、インキ反撥
性層組成物を乾燥重量で1.8g/m2となるように塗布し、
90℃の熱風中で5分間乾燥してインキ反撥性層とした。 <インキ反撥性層組成物> (1)両末端に水酸基を有するジメチルポリシロキサン (分子量約52,000) 100重量部 (2)トリアセトキシメチルシラン 10重量部 (3)ジブチル錫ラウレート 0.8重量部 (4)アイソパーE(エクソン化学(株)製;溶剤) 1000重量部 更に、上記インキ反撥性層上に、厚さ6μの片面マット
化ポリプロピレンフィルムをラミネートし、湿し水不要
感光性平版印刷版を得た。
【0083】上記の版材料の上面にポジフィルムを真空
密着させた後、光源としてメタルハライドランプを用い
て500mJ/cm2の露光を行い、実施例−1における現像
液を下記の様に変更した以外実施例−1と同様に現像を
行ったところ、未露光部のインキ反撥性層が除去され、
網点が良好に再現された印刷版が得られた。 <現像液> (1)n−ヘプタン 98重量部 (2)エチルセロソルブ 2重量部 得られた印刷版について実施例−1と同様にして染色、
印刷を行ったところ鮮やかに染色することができた。
【0084】比較例−1 実施例−1においてプライマー層組成物を下記に示す組
成のプライマー層組成物に変更し、乾燥後に全面露光を
行わずに240℃、3分間の熱処理を行った以外は実施例
−1と同様にして湿し水不要感光性平版印刷版を作製し
た。
【0085】次いで実施例−1と同様に露光、現像、染
色、印刷を行った。 <プライマー層組成物> (1)エポキシ/フェノール/尿素系樹脂 (“KPカラー8482”関西ペイント(株)製) 100重量部 (2)ブロック型イソシアナート (“タケネートB−830”武田薬品工業(株)製) 100重量部 (3)酸化チタン 10重量部 (4)エチルセロソルブ 1100重量部 (5)ジメチルホルムアミド 200重量部
【0086】比較例−2 実施例−1においてプライマー層組成物を下記に示す組
成のプライマー層組成物に変更した以外は実施例−1と
同様にして湿し水不要感光性平版印刷版を作製した。次
いで実施例−1と同様に露光、現像、染色、印刷を行っ
た。 <プライマー層組成物> (1)p−フェニレンジアクリル酸エステルと1,4−ジヒドロキシエチル オキシシクロヘキサンとのモル比1:1の重縮合による感光性不飽和 ポリエステル 100重量部 (2)1−メチル−2−ベンゾイルメチレン−β−ナフトチアゾリン 6重量部 (3)N−(β−アミノエチル)アミノメチルフェネチルトリメトキシシラン 5重量部 (4)FINEX−25<酸化亜鉛> (堺化学工業(株)製;白色顔料) 80重量部 (5)メチルセロソルブ 600重量部 (6)メチルセロソルブアセテート 600重量部 (7)トルエン 600重量部
【0087】比較例−3 実施例−1においてプライマー層組成物を下記に示す組
成のプライマー層組成物に変更し、乾燥後に全面露光を
行わずに240℃、3分間の熱処理を行った以外は実施例
−1と同様にして湿し水不要感光性平版印刷版を作製し
た。次いで実施例−1と同様に露光、現像、染色、印刷
を行った。 <プライマー層組成物> (1)サンプレン IB1700D (三洋化成(株)製;末端水酸基含有熱可塑性ポリウレタン樹脂、 メチルエチルケトン30wt%溶液) 100重量部 (2)タケネート D110N (武田薬品工業(株)製;多官能イソシアネート化合物、酢酸エチル 75wt%溶液) 2重量部 (3)微細亜鉛華(堺化学工業(株)製;酸化亜鉛) 3重量部 (4)ディフェンサー MCF323 (大日本化学工業(株)製;フッ素系ノニオン界面活性剤、 メチルイソブチルケトン30wt%溶液) 0.3重量部 (5)プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 300重量部
【0088】比較例−4〜6 実施例−1においてプライマー層組成物を下記に示す組
成のプライマー層組成物に変更し、塗布後の全面露光量
を0.2,0.7,2.5J/cm2と変化させた以外は実施例−1
と同様にして湿し水不要感光性平版印刷版を作製し、各
々比較例−4〜6とした。また、実施例−1と同様にそ
れぞれについて露光、現像、染色、印刷を行った。 <プライマー層組成物> (1)バイロン UR−8300(東洋紡(株)製;ポリエステル ポリウレタン、メチルエチルケトン/トルエンの1/1混合溶媒 30wt%溶液) 333重量部 (2)ペンタエリスリトールトリアクリレート 60重量部 (3)ミヒラー氏ケトン 6重量部 (4)p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル 6重量部 (5)タイペーク TTO−55(A) (石原産業(株)製;超微粒子酸化チタン) 15重量部 (6)プロピレングリコールモノメチルエーテル 700重量部
【0089】比較例−7 実施例−4において感光層組成物を下記に示す組成の感
光層組成物に変更した以外は実施例−4と同様にして湿
し水不要感光性平版印刷版を作製した。次いで実施例−
4と同様に画像露光・現像を行ったところ、未露光部の
シリコーンゴム層が除去され、網点が良好に再現された
印刷版が得られた。 <感光層組成物> (1)アジピン酸とヘキサン−1,6−ジオール、2,2−ジメチルプロパン −1,3−ジオールとのポリエステルポリオールとイソホロンジイソシア ネートとのポリウレタン 56重量部 (2)メタクリル酸グリシジルとキシリレンジアミンのモル比4/1の付加反応物 40重量部 (3)ミヒラー氏ケトン 4重量部 (4)メチルセロソルブ 500重量部 以上の実施例、比較例で得られた印刷版について以下の
ような評価を行った。その結果をまとめて表1に示す。
【0090】ビッカース硬度:マイクロビッカース硬度
計(MNA−400,NEC(株)製)を用いて実施例−
4および比較例−7については感光層、他はプライマー
層の硬度を測定した。
【0091】耐刷力:印刷版を湿し水供給装置を外した
ハイデルベルグGTO印刷機に取り付け、黒インキ(大
日本化学工業(株)製;DRIO−COLOR MC
N)、アート紙を用いて印刷を行い、非画像部にインキ
着肉欠点を生じた時点を耐刷枚数とした。
【0092】耐スクラッチ性:HEIDON引掻傷つき
試験機、針径0.1mmのサファイア針を用い、印刷時に傷
汚れとなった荷重を評価した。数値が大きいほど耐スク
ラッチ性が良いといえる。
【0093】
【表1】
【0094】表1から明らかなように本発明の実施例1
〜4で得られた印刷版は耐スクラッチ性、耐刷力ともに
優れていることがわかった。
【0095】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
りインキ反撥性層の耐スクラッチ性が向上し、版の折り
曲げ耐性が向上すると共に耐刷力にも優れた湿し水不要
感光性平版印刷版を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 紀美 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 富安 寛 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成株式会社総合研究所内 (72)発明者 笠倉 暁夫 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成株式会社総合研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくともプライマー層、感
    光層およびインキ反撥性層を有する湿し水不要感光性平
    版印刷版において、該プライマー層が一層からなり、該
    プライマー層の表面ビッカース硬度が内部ビッカース硬
    度よりも高いことを特徴とする湿し水不要感光性平版印
    刷版。
  2. 【請求項2】 支持体上に少なくとも感光層およびイン
    キ反発性層を有する湿し水不要感光性平版印刷版におい
    て、現像処理後、非画像部の感光層の表面ビッカース硬
    度が内部ビッカース硬度よりも高いことを特徴とする湿
    し水不要感光性平版印刷版。
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