JPH05245942A - ゴム−樹脂複合品およびその製造方法 - Google Patents
ゴム−樹脂複合品およびその製造方法Info
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- JPH05245942A JPH05245942A JP4085930A JP8593092A JPH05245942A JP H05245942 A JPH05245942 A JP H05245942A JP 4085930 A JP4085930 A JP 4085930A JP 8593092 A JP8593092 A JP 8593092A JP H05245942 A JPH05245942 A JP H05245942A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
ムを設け、金型によって圧力を負荷し加硫接着するゴム
樹脂複合品またはその製造方法において、前記未加硫ゴ
ムを設けるべき樹脂部品の接着部13の外周に微小リブ
14を突設し、前記金型をこの微小リブ14に当接し、
加硫接着する。 【効果】 樹脂部品のゴム接着部13を囲むように微小
リブ14を設けたため、ゴムを加硫接着するに際し、ば
りを生じることがなく、さらに微小リブ14に金型が接
触するのみであるので、樹脂部品にクラックを生じさせ
ることがない。また金型は特殊な形状が必要なく、この
ためコストの低減が図れると共に金型の寿命が長くなる
という利点も生じる。さらに、微小リブ14は接着剤の
溜まりとしても作用するため、接着剤が所定部分よりは
み出すことがないという利点を生じる。さらに、微小リ
ブ14は特殊な加工によらず、射出成形により簡単に作
ることができ、コストが上昇しないという利点もある。
Description
の製造方法、さらに詳細には前述のゴム−樹脂複合品を
製造するに際し、ばりを生じることがないゴム−樹脂複
合品の構造、およびその製造方法に関する。
えば弁を製造するに当たっては、例えば図4に示すよう
にあらかじめ成形された樹脂製の弁本体1の頂上部(接
着部)に金型2を被せて、コンプレッション成形あるい
はトランスファー成形、射出成形により未加硫ゴム3を
設け、圧力を負荷しつつ加熱して加硫するものであっ
た。
合と同様にゴム部品の周囲にばりを生じないように、例
えば図4のように金型の弁本体1の頂上部に当たる部分
にテーパ11を設けたり、図5に示すように金型接着部
の境界に刃12を設けたりしていた。
効果的であるが、第一に加熱された状態で金型より強い
応力が負荷されるため、弁本体1にクラックを生じやす
いという欠点がある。また、第二に、特に図5に示す構
造の場合、肉厚が小さい製品などの場合には樹脂の肉厚
が刃によってさらに減少するため、強度が低下するとい
う欠点もある。さらに、図5に示す場合、刃12に当説
する金型部分21は鋭角状であるため、この部分が破壊
され易く金型寿命が短いという欠点があった。
であり、ゴム部品と樹脂部品を接着するときに、樹脂部
品が破壊されにくく、かつ樹脂部品の強度を損なうこと
なく、加えて金型の寿命が短くならないゴム−樹脂複合
品ならびにその製造方法を提供することを目的とする。
ため、本発明によるゴム−樹脂複合品は所定形状の樹脂
部品にゴム部品を加硫接着したゴム−樹脂複合品におい
て、前記ゴム部品を接着する樹脂部品の接着部の境界に
微小リブを設けたことを特徴とする。
方法は、あらかじめ成形された樹脂部品に未加硫ゴムを
設け、金型によって圧力を負荷し加硫接着するゴム樹脂
複合品の製造方法において、前記未加硫ゴムを設けるべ
き樹脂部品の接着部の外周に微小リブを突設し、前記金
型をこの微小リブに当接し、加硫接着することを特徴と
する。
境界に微小リブを突設せしめたため、ゴム部品を接着す
るに際し、この微小リブに集中して圧力が負荷されるこ
とになるため、樹脂部品にクラックを生じることがない
という利点がある。さらに、肉厚を減少せしめることが
ないため、強度が低下することはない。加えて、金型に
鋭角部分を形成せしめる必要はなく、金型の構造が簡単
であるため、寿命が延長されると共に、コストも低下す
る。
品1の断面を示したものであるが、この図より明らかな
ように樹脂部品1のゴム接着部分13の周囲を囲んで微
小リブ14が形成されている。この構成例においては前
記リブ14は断面三角形状になっているが、本発明にお
いてはこれに限定されるものではなく、断面四角形状な
ど他の形状であってもよい。
0.1〜0.4mm程度であるのがよい。0.1mm未
満であると微小リブ14を設けた効果が小さく、ばりが
生じ易くなったり、クラックを生じる恐れがあり、一方
0.4mmを越えると、リブの圧縮代が大きくなるた
め、樹脂本体に大きな応力が加わり易くなり、クラック
が生じる可能性が高くなる。
着する場合、前記微小リブ14に囲まれた接着部分13
に接着剤を設ける。この場合、接着部分13は微小リブ
14に囲まれているため、接着剤がはみ出すことはな
く、その点においてもばりの形成を有効に防止すること
ができる。
に未加硫ゴムを設け、金型2を被せて加圧、加熱して未
加硫ゴムを加硫し、ゴム部品31とする。このとき、金
型2は微小リブ14に当接することになり、微小リブ1
4に圧力が負荷されて、図4、図5の場合のように樹脂
部品1の頂上部全体に圧力が負荷されることはないた
め、樹脂部品1のクラックが防止できる。微小リブ14
は金型2の加圧および加熱より、図2に示すように樹脂
部品本体に強い応力が加わる以前に多少潰れることにな
り、この潰れによって衝撃を緩和する作用を行なう。ま
た、前記微小リブ14は接着部13を囲んでいるために
ばりを生じることはない。
金型は図4ないし図5に示すような複雑な形状でなくて
もよく、金型の寿命が伸びると共に、金型製造コストを
低減可能となる。さらに、樹脂部品に微小リブを形成す
る場合、射出成形などにより一体的に、かつ簡単に製造
できるため、コストの上昇を招くことはない。
荷されるため耐熱性樹脂であることが好ましく、たとえ
ばPPS、6ナイロン、66ナイロンなどの所謂エンジ
ニアリングプラスチックを使用することができる。この
場合、樹脂中に補強繊維などの補強剤などを混在させた
ものでも構わない。また、使用するゴム材料も限定され
ず、NBR、フッ素ゴム、シリコンゴム、EPDMな
ど、全てのゴムが使用できる。
した。樹脂部品はPPSであり、直径は16mmφで微
小リブの直径は10mmφであった。また、試験片の高
さは23mm、中間のゴム部分の厚さは3mmである。
また微小リブの高さは0.2mmであった。この樹脂部
品のゴム接着部分にNBR、フッ素ゴム、シリコンゴム
の未加硫ゴムを設置し、金型を被せて150〜180℃
の温度で加硫接着を行なった。
を囲むように微小リブを設けたため、ゴムを加硫接着す
るに際し、ばりを生じることがなく、さらに微小リブに
金型が接触するのみであるので、樹脂部品にクラックを
生じさせることがない。また金型は特殊な形状が必要な
く、このためコストの低減が図れると共に金型の寿命が
長くなるという利点も生じる。さらに、微小リブは接着
剤の溜まりとしても作用するため、接着剤が所定部分よ
りはみ出すことがないという利点を生じる。さらに、微
小リブは特殊な加工によらず、射出成形により簡単に作
ることができ、コストが上昇しないという利点もある。
面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 所定形状の樹脂部品にゴム部品を加硫接
着したゴム−樹脂複合品において、前記ゴム部品を接着
する樹脂部品の接着部の境界に微小リブを設けたことを
特徴とするゴム−樹脂複合品。 - 【請求項2】 あらかじめ成形された樹脂部品に未加硫
ゴムを設け、金型によって圧力を負荷し加硫接着するゴ
ム樹脂複合品の製造方法において、前記未加硫ゴムを設
けるべき樹脂部品の接着部の外周に微小リブを突設し、
前記金型をこの微小リブに当接し、加硫接着することを
特徴とするゴム−樹脂複合品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08593092A JP3212678B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | ゴム−樹脂複合品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP08593092A JP3212678B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | ゴム−樹脂複合品およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05245942A true JPH05245942A (ja) | 1993-09-24 |
JP3212678B2 JP3212678B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=13872482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08593092A Expired - Lifetime JP3212678B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | ゴム−樹脂複合品およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3212678B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103929915A (zh) * | 2014-04-02 | 2014-07-16 | 东莞劲胜精密组件股份有限公司 | 一种电子产品的金属防水外壳及其制造方法 |
KR20200048807A (ko) * | 2018-10-30 | 2020-05-08 | 평화오일씰공업주식회사 | 모노 튜브식 쇽 업소버의 프리 피스톤 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6849406B2 (ja) * | 2016-11-18 | 2021-03-24 | 藤倉コンポジット株式会社 | シール構造体 |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP08593092A patent/JP3212678B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103929915A (zh) * | 2014-04-02 | 2014-07-16 | 东莞劲胜精密组件股份有限公司 | 一种电子产品的金属防水外壳及其制造方法 |
CN103929915B (zh) * | 2014-04-02 | 2017-01-18 | 东莞劲胜精密组件股份有限公司 | 一种电子产品的金属防水外壳及其制造方法 |
KR20200048807A (ko) * | 2018-10-30 | 2020-05-08 | 평화오일씰공업주식회사 | 모노 튜브식 쇽 업소버의 프리 피스톤 |
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JP3212678B2 (ja) | 2001-09-25 |
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