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JPH05228946A - 光学部品の製造法および光学部品複製用母型 - Google Patents

光学部品の製造法および光学部品複製用母型

Info

Publication number
JPH05228946A
JPH05228946A JP7236892A JP7236892A JPH05228946A JP H05228946 A JPH05228946 A JP H05228946A JP 7236892 A JP7236892 A JP 7236892A JP 7236892 A JP7236892 A JP 7236892A JP H05228946 A JPH05228946 A JP H05228946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive resin
optical component
master mold
fluorine
cured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7236892A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Nakamu
茂樹 中務
Yoshiyuki Hachitani
恵之 蜂谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP7236892A priority Critical patent/JPH05228946A/ja
Publication of JPH05228946A publication Critical patent/JPH05228946A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2P成形法を用いて、CCDや液晶パネルの
ような基材の上に形成されるマイクロレンズのような光
学部品を、平坦性に優れ、かつ製品欠陥の少ないものと
する。 【構成】 表面に所定のパターン7に対応した凹凸を備
え、紫外線のような特定の光線に対する透過性もしくは
半透過性を有する母型10と、CCDのような基材4と
の間に、未硬化の感光性樹脂11を挟み、母型10を通
して紫外線を照射して感光性樹脂11を硬化させた後、
その硬化した感光性樹脂11と母型10とを剥離して、
基板4A上に硬化した感光性樹脂11からなるマイクロ
レンズパターン7を複製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特定の光線を透過す
る材料、たとえば紫外線透過性材料からなる母型を使用
して、感光性樹脂を紫外線照射によって硬化させて複製
を作成するマイクロレンズ、回折格子などの光学部品の
製造法、およびその製造法において使用される光学部品
複製用母型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CCDエリアセンサーやCCDラ
インセンサーなどのような画像入力用受光素子アレイに
おいては、高精細化が促進され、それにともなって画素
寸法が小さくなるにしたがって、画素ごとの実効受光面
積が小さくなり、感度の低下を招いている。この感度を
向上させるために、画素中の受光エリアに選択的に入射
光を集光させるマイクロレンズを各画素上に設置する方
法が採用されている。
【0003】また、液晶パネルにおいても、高精細化が
進んだ結果、配線の占める面積の割合の増加に反して、
光線透過部の面積の割合(開口率)が低下し、表示が暗
くなるという問題が発生しており、この問題を解決する
ためにも、各画素上にマイクロレンズを設置して、照明
光を画素中の受光エリアに集光させることが提案されて
いる。
【0004】上記したマイクロレンズは、近年、発光素
子と光ファイバーの接続や光ファイバーと受光素子の接
続、あるいは発光素子から出射する放射光のコリメート
などのように、光通信の分野において多用されており、
それらの中には、同時に多数の光線を処理することが可
能なようにアレイ化されたものもある。
【0005】ところで、従来から知られているマイクロ
レンズの種類としては、表面のレリーフパターンよりな
る凸レンズ形状をしたもの、フレネルレンズ形状をした
ものなどがあり、これらは樹脂または無機材料を用いて
形成できることも知られている。また、表面が平坦で樹
脂または無機材料中に屈折率分布を形成したものや、表
面形状と屈折率分布とを兼ね備えたものも知られてい
る。
【0006】上記した従来の種々のマイクロレンズのう
ち、樹脂で凸レンズ形状を形成するものは、フォトリソ
グラフィー技術によって表面に、例えば円柱状のパター
ンを形成したのち、加熱して流動させ、表面張力によっ
て球面状のマイクロレンズパターンを形成する方法が採
られており、また、無機材料で凸レンズ形状を形成する
ものは、エッチング、研磨等の技術を応用して球面状の
マイクロレンズパターンを形成する方法が採られてい
る。
【0007】また、樹脂または無機材料でフレネルレン
ズ形状を形成するものは、フォトレジストを用いて、電
子線あるいはレーザー光を使用して描画してマイクロレ
ンズパターンを形成する方法が採られている。
【0008】さらに、表面が平坦で屈折率分布を形成す
るものは、ガラス基板に対して適当なマスクを施した
上、イオン交換あるいはイオン注入によって形成する方
法や、樹脂中で屈折率の異なるモノマーを分布させてか
ら重合する方法などが採られている。
【0009】上記のようなマイクロレンズのうち、屈折
率分布型を除くもの、つまり、表面の凹凸によりレンズ
を形成しているものでは、形状の転写による複製の作製
が可能である。その複製を作製するための母型として、
従来では、ニッケル等の金属製の金型を用いることが知
られている。このような金型を用いた複製方法で、材料
を樹脂とする場合には、射出成形、プレス成形、ロール
成形、カレンダー成形、注型重合などの生産性に優れた
安価な成形法を採用することができる。
【0010】また、金型を用いた他の成形法として、透
明基板(基材)上に液体状の感光性樹脂を塗布し、その
上に金型を当てて、紫外線を照射して感光性樹脂を硬化
させた後、金型を外す方法(以下、2P成形法と称す)
も知られている。この2P成形法は、生産性に優れてい
るうえに、透明基板に無機材料を使用することにより、
製品全体として、無機材料に匹敵する寸法安定性が得ら
れ、さらに塗布膜厚を小さくすれば、無機材料並みの光
学特性が得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のマイクロレンズ製造法のうち、フォトレジスト等で凸
レンズパターンを形成する方法は、パターン形状のコン
トロールが難しくて、再現性が悪く、またフォトレジス
トの耐久性にも問題がある。また、無機材料で凸レンズ
パターンを形成する方法は生産性が悪い。フレネルレン
ズ形状を描画する方法も、描画時間が長いため、生産性
に欠ける。さらに、ガラス等の無機材料中に屈折率分布
を形成する方法は、イオン交換またはイオン注入に長い
時間を要するために、生産性が悪く、樹脂で屈折率分布
を形成する方法も、条件コントロールが難しくて再現性
が悪いという問題がある。
【0012】また、上記の各種マイクロレンズのうち、
表面の凹凸構造だけでレンズを形成しているものについ
ては、樹脂を用いた複製が生産性の面で有利である。し
かしながら、全体が樹脂で形成されているような成形品
では、平坦性、熱膨張や吸水膨張に対する寸法安定性、
耐熱性などの面で問題がある。
【0013】これらに対して、上述の2P成形法は、以
上のような点を改善することができるものの、次の点で
問題があった。 (1)光通信用の光学素子のうち発光素子アレイや受光
素子アレイ、CCD等は、一般に紫外線に対し不透過性
の基板を有しており、それ以外の光学素子、たとえば液
晶パネルも紫外線を均一に透過させ得るものではないか
ら、紫外線を照射して感光性樹脂を硬化させることが困
難である。 (2)ニッケル等の金属製の金型を使用してパターンを
形成する際に、金型と光学素子との精密な位置合わせを
行う必要があるが、金型越しでは位置の確認ができない
ために、精密な位置合わせがしにくい。 (3)ニッケル等の金属の電鋳品で金型を作製する際
に、金属中に応力が残存しやすくて、平坦な表面の金型
を作製することが困難である。 (4)感光性樹脂を硬化し得たとしても、その樹脂を金
型から離型する際に、金型の表面に樹脂が付着しやす
く、そのため、金型の寿命が短くなるだけでなく、製品
そのものに欠陥を発生しやすい。
【0014】2P成形法における上記問題点のうち
(1),(3),(4)の問題点は、回折格子、フレネ
ルレンズ、ホログラム、光ディスクなど、平坦な基板の
表面に微細な凹凸からなる所定のパターンが設けられた
光学部品を2P成形法で成形する場合にも、同様に生じ
る。
【0015】この発明の目的は、上記問題点に鑑みてな
されたもので、発光素子アレイや液晶パネルのような光
学素子、または回折格子やホログラムの基板のような基
材の上に、紫外線のような特定の光線の照射により、平
坦性に優れ、かつ製品欠陥の少ない光学部品パターンを
生産性よく複製することができる光学部品の製造法と、
それに使用される光学部品複製用母型を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明に係る光学部品の製造法は、表面に所定
のパターンで配列された凹凸を備え、かつ特定の光線に
対する透過性もしくは半透過性を有する母型と、基材と
の間に、未硬化の感光性樹脂を挟み、母型を通した上記
光線の照射によって感光性樹脂を硬化させた後、母型と
硬化した感光性樹脂との間を剥離して、基材上に硬化し
た感光性樹脂からなる光学部品を複製するものである。
【0017】上記光学部品としては、マイクロレンズ、
フレネルレンズ、回折格子、ホログラム、光ディスクな
どがある。また、上記基材は、発光素子アレイ、受光素
子アレイ、CCD、液晶パネルなどの光学素子のほか、
マイクロレンズ、フレネルレンズ、回折格子、ホログラ
ム、光ディスクなどの基板である。上記特定の光線とし
ては、紫外線、可視光線などがあるが、感光性樹脂の取
扱いが容易などの利点から、紫外線が好適である。
【0018】この第1の発明に係る光学部品複製用母型
は、上述した光学部品の製造法において使用される母型
であって、上記特定の光線に対する透過性もしくは半透
過性を有する材料で形成されている。上記母型の材料は
透明ないし半透明であるのが好ましい。また、母型は、
無機材料からなる基板上に、表面に所定のパターンで配
置された凹凸を有する感光性樹脂を積層した構造とされ
たものが好ましい。
【0019】また、第2の発明に係る光学部品の製造法
は、表面に所定のパターンで配列された凹凸を備え、か
つ上記凹凸を有する表面に含フッ素有機化合物からなる
離型膜が形成された母型と、基材との間に、未硬化の感
光性樹脂を挟み、特定の光線の照射によって上記感光性
樹脂を硬化させた後、母型と硬化した感光性樹脂との間
を剥離して、基材上に硬化した感光性樹脂からなる光学
部品を複製するものである。
【0020】この第2の発明に係る光学部品複製用母型
は、上述した光学部品の製造法において使用される母型
である。この母型における離型膜は、有機溶媒に可溶な
材料よりなるものが好適に用いられる。また、上記離型
膜は、含フッ素低分子化合物のプラズマ重合、含フッ素
高分子化合物のスパッタリング、またはCVD等の真空
成膜法などによって形成することもできる。
【0021】
【作用および効果】第1の発明に係る光学部品の製造法
によれば、母型として特定の光線に対する透過性もしく
は半透過性を有するものを使用することにより、該母型
と基材との間にはさんだ感光性樹脂に対して、母型を通
して特定の光線を照射して感光性樹脂を硬化させること
が可能となる。したがって、基材として、上記特定の光
線に対して不透過性または不均一な透過性を有するもの
でも使用できるので、基材の材料の自由度が増す。この
ように、基材の種類を問わないことから、複製される製
品の自由度が大きくなる。また、光学部品を基材の上に
形成するから、平坦性に優れた光学部品を製造すること
ができる。さらに、この製造法は2P成形法であるか
ら、生産性に優れている。
【0022】第1の発明に係る光学部品複製用母型は、
上記製造法を実施する際にそのまま使用できる。また、
上記母型を透明ないし半透明とした場合、すでに所定の
パターンが形成されている基材に対して、母型を通し
て、基材のパターンを認識できるから、そのパターンと
母型との位置合わせ精度を良好にして紫外線照射をおこ
なうことができる。このように、すでに所定のパターン
が形成されている基材上にも光学部品を複製できるか
ら、基材の自由度がさらに増す。
【0023】さらに、上記母型を、無機材料からなる基
板上に、凹凸を有する感光性樹脂を積層した構造とすれ
ば、上記基板の存在により、母型の平坦性、寸法安定性
および耐熱性が向上する。
【0024】第2の発明に係る光学部品の製造法によれ
ば、母型に形成された含フッ素有機化合物からなる離型
膜によって、感光性樹脂の硬化後における母型の離型性
を改善して、金型の寿命を延ばすとともに、製品の欠陥
の発生を抑制することができる。
【0025】第2の発明に係る光学部品複製用母型は、
第2の発明の製造法を実施する際にそのまま使用でき
る。上記含フッ素有機化合物からなる離型膜を、有機溶
剤に可溶な材料で形成すると、この有機溶媒に溶かした
材料を、母型のパターンを形成する感光性樹脂の凹凸表
面に塗布した後、溶媒を乾燥除去することで、容易に離
型膜を形成することができる。また、含フッ素有機化合
物からなる離型膜を、含フッ素高分子化合物のスパッタ
リング、含フッ素低分子化合物のプラズマ重合、または
CVD等の真空成膜法によって形成することにより、精
密に厚みがコントロールされた薄膜を形成できるので、
原盤に忠実なパターン形成が可能になる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にもとづいて
説明する。 実施例1 この実施例1は、母型を通した紫外線の照射により、基
材であるCCDエリアセンサーの撮像面上に、光学部品
であるマイクロレンズアレイを形成したものである。図
1は、この実施例1の製造法において使用される母型1
0の一例を示す断面図、図2はこの母型10を使用して
形成されたマイクロレンズアレイ付きのCCDエリアセ
ンサー4の断面図、図3はその平面図、図4はCCDエ
リアセンサーの作製プロセスを示す図であり、この図4
にしたがって、作製プロセスを説明する。
【0027】ガラス板8の表面上に、市販のポジ型フォ
トレジストを用いて、図4(a)のように、マイクロレ
ンズを設置するCCDエリアセンサーの画素ピッチを考
慮した所定のピッチで円柱状のレジストパターン9Aを
形成した上、その円柱状のレジストパターン9Aを軟化
点以上に加熱して流動させることで、同図(b)に示す
ように、上記基板8の表面にほぼ球面状のマイクロレン
ズパターン9B(原盤)を形成する。
【0028】このようにして作製されたほぼ球面状のマ
イクロレンズパターン9B上に、図4(c)に示すよう
に、市販されている紫外線硬化性の液体状の透明な感光
性樹脂2を介して、例えばガラスや石英のような紫外線
透過性を有する無機材料からなる母型用の基板1を押し
付ける。続いて、上記母型用の基板1側から紫外線UV
を照射して、上記感光性樹脂2を硬化させたのち、その
硬化した感光性樹脂2を上記ガラス板8から剥がすこと
により、図4(d)に示すように、基板1上にマイクロ
レンズパターン(所定のパターン)9Bに対応した凹凸
表面2Aを有する感光性樹脂2を積層した構造のマイク
ロレンズ複製用母型10を作製する。ここで、感光性樹
脂2の凹凸表面2Aに付着したレジストはアルカリ水溶
液で処理することにより除去する。
【0029】このようにして作製されたマイクロレンズ
複製用母型10の感光性樹脂2の凹凸表面2Aに、図4
(e)に示すように、有機溶媒に可溶な市販のフッ素樹
脂(サイトップ(CYTOP)CTX−805、旭硝子
製)からなる離型膜3をスピンコート法により塗布して
0.1ミクロンの厚さに積層することにより、図1に示
したマイクロレンズ複製用母型10とする。この母型1
0は無機材料からなる基板1を備えているから、平坦
性、寸法安定性および耐熱性に優れている。
【0030】次に、図4(f) に示すように、マイクロレ
ンズ複製用母型10と、基材であるCCDエリアセンサ
ー4の撮像面4aとの間に、液体状の感光性樹脂11を
はさみ、顕微鏡を用いて、各レンズ部11aとCCDエ
リアセンサー4の基板4Aの表層部に形成された各画素
受光部5および非受光部6との位置合わせをおこなった
後、マイクロレンズ複製用母型10を通して紫外線UV
を照射し、上記感光性樹脂11を硬化させる。このと
き、上記位置合わせは、従来のように金型越しではな
く、透明な母型10を通して行っているから、位置合せ
の精度が向上する。
【0031】その後、マイクロレンズ複製用母型10と
硬化した感光性樹脂11の間を剥離することにより、図
2および図3に示すように、撮像面4a上に硬化した感
光性樹脂からなるマイクロレンズアレイ7(光学部品の
一例)が複製されたCCDエリアセンサー4を作製す
る。
【0032】このとき、上記マイクロレンズ複製用母型
10の感光性樹脂2の凹凸表面2Aには含フッ素有機化
合物からなる離型膜3が積層されているので、母型10
は容易に離型し、その離型膜3に損傷を発生しないの
で、母型10の寿命が延ばされるとともに、製品である
CCDエリアセンサー4に欠陥が発生しない。このよう
にして作製されたCCDエリアセンサー4においては、
パターン化されたレンズアレイ7の存在により感度の向
上を図ることができる。
【0033】また、上記含フッ素有機化合物からなる離
型膜3は、有機溶剤に可溶な材料で形成されているか
ら、有機溶媒に溶かした材料を、母型10のパターンを
形成する感光性樹脂2の凹凸表面に塗布した後、溶媒を
乾燥除去することで、容易に離型膜3を形成することが
できる。さらに、照射光として紫外線を用いているの
で、可視光線を用いる場合と比較して、感光性樹脂の取
扱いが容易になる利点もある。
【0034】なお、上記実施例1では、CCDエリアセ
ンサー4の製造法について説明したが、CCDラインセ
ンサーの製造に適用してもよい。
【0035】実施例2 この実施例2は、母型を通した紫外線の照射により、基
材である液晶パネルの上に、光学部品であるマイクロレ
ンズアレイを形成したものである。図5は、この実施例
2の製造法において使用される母型10を示す断面図、
図6はその母型10を使用して形成されたマイクロレン
ズアレイ付きの液晶パネル体26A、図7はその液晶パ
ネル体26Aの作製プロセスを示す図であり、この図7
にしたがって、作製プロセスを説明する。
【0036】ガラス板8の表面上に、メチルメタクリレ
ートと2−ブテニルメタクリレートの共重合体とm−ベ
イゾイルベンゾフェノンの混合物よりなる特殊感光性樹
脂膜(図示せず)を形成し、マイクロレンズを設置する
液晶パネルの画素ピッチを考慮した所定のピッチで円形
開口部を有するフォトマスク(図示せず)を介して露光
し、真空加熱することにより未反応のm−ベイゾイルベ
ンゾフェノンを除去する。このようにして図7(a) に示
すような凸レンズ状のマイクロレンズパターン23(原
盤)を形成する。
【0037】このようにして作製された凸レンズ状のマ
イクロレンズパターン23上に、フッ素含有高分子化合
物であるテフロン樹脂をターゲットとするスパッタリン
グを行うことにより、図7(b) に示すように、上記凸レ
ンズ状のマイクロレンズパターン23上に離型膜として
のテフロンスパッタリング膜12を形成する。
【0038】ついで、図7(c)に示すように、上記テ
フロンスパッタリング膜12上に、市販されている紫外
線硬化性の液体状の感光性樹脂2を介して、例えばガラ
スや石英のような無機材料からなる母型用の基板1を押
し付ける。続いて、上記母型用の基板1側から紫外線U
Vを照射して、上記感光性樹脂2を硬化させたのち、そ
の硬化した感光性樹脂2を上記テフロンスパッタリング
膜12から剥離することにより、図7(d)に示すよう
に、ガラス基板1上にマイクロレンズパターンに対応し
た凹レンズ状のパターン表面2Aを有する感光性樹脂2
を積層した構造のマイクロレンズ複製用母型10を作製
する。
【0039】このようにして作製されたマイクロレンズ
複製用母型10の感光性樹脂2の凹レンズ状パターン表
面2Aに、テフロン樹脂8(高分子化合物)をターゲッ
トとするスパッタリングをおこなって、図7(e)に示
すような離型膜としてのテフロンスパッタリング膜13
を厚さ500オングストロームに形成して、図5に示す
ようなマイクロレンズ複製用母型10とする。このよう
なスパッタリング膜13は、精密に厚みをコントロール
できるから、上記パターン表面2Aの形状を歪めること
がなく、したがって、原盤に忠実なパターンが維持され
る。
【0040】次に、図7(f) に示すように、マイクロレ
ンズ複製用母型10と、基材である液晶パネル26の光
入射面26aとの間に、液体状の感光性樹脂14をはさ
み、顕微鏡を用いて各レンズ部14aと液晶パネル26
の画素電極20およびTFT19との位置合わせをおこ
なった後、マイクロレンズ複製用母型10を通して紫外
線UVを照射し、上記感光性樹脂14を硬化させる。
【0041】つぎに、マイクロレンズ複製用母型10
を、硬化した感光性樹脂14に対し、上記テフロンスパ
ッタリング膜13から離型することにより、母型10を
容易に離型させて、図7(g) に示すように、上側透明絶
縁基板15、共通電極16、ブラックマトリクス17、
液晶18、TFT19および画素電極20、下側透明絶
縁基板21、および下側偏光板22からなり、その上側
透明絶縁基板15上にマイクロレンズアレイ7が複製さ
れた液晶パネル体26Aを作製する。
【0042】その後、上記液晶パネル体26Aのマイク
ロレンズアレイ7上に、図6のように、上側偏光板25
および光源24をそれぞれ積層することで、所定の液晶
パネル26を組立てる。このようにして作製された液晶
パネル26においては、マイクロレンズアレイ7の存在
により、該液晶パネル26の表示の明るさを向上するこ
とができる。
【0043】なお、上記実施例2においては、液晶パネ
ル26上にマイクロレンズアレイパターンを形成したも
ので説明したが、透明画素電極20とブラックマトリク
ス17のみを形成したガラス基板上にマイクロレンズア
レイパターンを形成したのち、液晶パネルの組立をおこ
なっても、また、上側偏光板25の上にマイクロレンズ
アレイパターンを形成してもよい。
【0044】実施例3.この実施例3は、基材であるガ
ラス基板を通した紫外線の照射により、このガラス基板
上に、光学部品である回折格子を形成したものであり、
母型の離型膜は有機溶媒に可溶な材料で形成している。
図8はこの実施例3の製造法において使用される母型1
0を示し、図9はこの母型10を使用した回折格子の作
製プロセスを示す。
【0045】図9(a)において、母型用ガラス板1上
に、メチルメタクリレートと2−ブテニルメタクリレー
トの共重合体とm−ベンゾイルベンゾフェノンとの混合
物よりなる特殊感光性樹脂膜2を、スピンコート法によ
って厚さ2ミクロンに形成し、30μmのピッチで配列
された一次元の線状の開口部を有するフォトマスク(図
示せず)を介して露光し、真空加熱することによって未
反応のm−ベンゾイルベンゾフェノンを除去した。これ
により、ピッチが30μmで段差が0.5μmの一次元
の回折格子パターンが形成できた。
【0046】このパターン面に、図9(b)に示すよう
に、有機溶媒に可溶な市販のフッ素系樹脂(サイトップ
CTX−805、旭硝子製)からなる離型膜3を、スピ
ンコート法によって0.1μmの厚さに塗布し、150
℃で2時間加熱して乾燥した。これによって、母型10
が作製できた。
【0047】つづいて、図9(c)に示すように、母型
10と基材であるガラス基板30との間に、2P用感光
性樹脂11(アロニックスM−210/アロニックスM
−150=80/20(東亜合成製)に、イルガキュア
651(チバガイギー製)を3重量%添加したもの)を
挟み、母型10側からではなく、ガラス基板30側から
紫外線を照射し、感光性樹脂11を硬化させた。
【0048】樹脂11の硬化後に、図9(d)に示すよ
うに、母型10を外して、光学製品である回折格子40
を取り出した。その際、母型10は容易に離形し、母型
10上のフッ素系樹脂膜3にも損傷は認められなかっ
た。その後、同じ母型10を用いて複製を繰り返し、1
00回の複製を作製することができた。以上のようにし
て作製された複製の格子段差は0.48μmであり、1
枚目も100枚目も同一であった。
【0049】実施例4.この実施例4は、基材であるガ
ラス基板を通した紫外線の照射により、このガラス基板
上に、光学部品である回折格子を形成したものであり、
母型の離型膜はスパッタリングにより形成している。図
10はこの実施例4の製造法において使用される母型1
0を示し、図11はこの母型10を使用した回折格子の
作製プロセスを示す。
【0050】図11(a)に示すように、ガラス板31
上に市販のポジ型フォトレジスト32の膜をスピンコー
ト法によって厚さ0.5μmに形成し、5μmのピッチ
で配列された一次元の線状の開口部を有するフォトマス
ク(図示せず)を介して露光し、アルカリ現像液を用い
て現像し、段差0.49μmの回折格子パターンを形成
した。
【0051】こうしてできたパターン上に、図11
(b)に示すように、実施例3の2P用感光性樹脂11
と同じ市販の2P用感光樹脂2を介して母型用ガラス板
1を押し付けた。続いて、母型用ガラス板1側から紫外
線を照射して樹脂2を硬化させた後、図11(c)に示
すように、感光性樹脂面をフォトレジスト面から剥す。
感光性樹脂2の表面に付着したフォトレジストはアルカ
リ性水溶液で処理することによって除去した。
【0052】この感光性樹脂2の凹凸面2A上に、図1
1(d)に示すように、含フッ素高分子化合物であるテ
フロン樹脂をターゲットとしたスパッタリングによっ
て、厚さ500オングストロームのテフロンスパッタリ
ング膜(離型膜)13を形成した。これによって母型1
0が作製できた。
【0053】つづいて、図11(e)に示すように、母
型10とガラス基板30の間に、実施例3と同じ2P用
感光性樹脂11を挟み、ガラス基板30側から紫外線を
照射し、感光性樹脂11を硬化させた。樹脂11の硬化
後に、図11(f)に示すように、母型10を外して回
折格子40を取り出した。その際、母型10は容易に離
型し、母型10上のスパッタリング膜3にも損傷は認め
られなかった。その後、同じ母型10を用いて複製を繰
り返し、100回の複製を作製することができた。以上
のようにして作製された複製の格子段差は0.49μm
であり、1枚目も100枚目も同一であった。
【0054】実施例5.この実施例5は、基材であるガ
ラス基板を通した紫外線の照射により、このガラス基板
上に、光学部品である回折格子を形成したものであり、
母型の離型膜はプラズマ重合によって形成している。こ
の実施例5の製造法において使用される母型、およびこ
の母型を使用した回折格子の作製プロセスは、ぞれぞれ
図8、図9に示したものと同様である。
【0055】図9(a)において、母型用ガラス板1上
に、メチルメタクリレートと2−ブテニルメタクリレー
トの共重合体とm−ベンゾイルベンゾフェノンとの混合
物よりなる特殊感光性樹脂膜2を、スピンコート法によ
って厚さ2ミクロンに形成し、100μmのピッチで配
列された二次元の矩形状の開口部を有するフォトマスク
(図示せず)を介して露光し、真空加熱することによっ
て未反応のm−ベンゾイルベンゾフェノンを除去した。
これにより、ピッチが100μmで段差が0.5μmの
二次元の回折格子パターンが形成できた。
【0056】このパターン面に、真空槽の中に含フッ素
低分子化合物であるヘキサフルオロプロピレンを流しな
がら高周波電圧を印加してプラズマを発生させ、図9
(b)に示すように、厚さ500オングストロームの含
フッ素プラズマ重合膜(離型膜)3Aを形成した。これ
によって、母型10が作製できた。
【0057】つづいて、図9(c)に示すように、母型
10と基材であるガラス基板30との間に、実施例3と
同じ2P用感光性樹脂11を挟み、ガラス基板30側か
ら紫外線を照射し、感光性樹脂11を硬化させた。
【0058】樹脂11の硬化後に、図9(d)に示すよ
うに、母型10を外して、光学製品である二次元回折格
子40Aを取り出した。その際、母型10は容易に離型
し、母型10上のプラズマ重合膜3Aにも損傷は認めら
れなかった。その後、同じ母型10を用いて複製を繰り
返し、100回の複製を作製することができた。以上の
ようにして作製された複製の格子段差は0.49μmで
あり、1枚目も100枚目も同一であった。また、この
ようなプラズマ重合膜3Aは、精密に厚みをコントロー
ルできるから、母型10のパターン表面2Aの形状を歪
めることがなく、したがって、原盤に忠実なパターンが
維持される。
【0059】なお、上記実施例1および2において、母
型10の基板1はガラスとしたが、紫外線がある程度以
上に透過するもの、つまり、半透過性のものであっても
よい。用途によっては、紫外線透過性および寸法安定性
がガラスよりも優れた石英を基板1に用いてもよい。基
板1と感光性樹脂2とからなる母型10の透明性につい
ても、位置合せ精度に大きな悪影響を及ぼさない程度の
半透明なものとしてもよい。
【0060】上記実施例3〜5においては、紫外線を基
材であるガラス基板30側から照射したが、母型10側
から照射してもよい。ただし、これら実施例3〜5のよ
うにガラス基板30側から照射する場合、母型10は紫
外線不透過性の材料で形成してもよいことは言うまでも
ない。
【0061】上記各実施例においては、最初の原盤を作
製するのに、市販のポジ型のフォトレジスト(実施例
1,4)あるいは特殊感光性樹脂膜(実施例2,3,
5)を使用したが、光パターンの形成が可能であれば、
その使用材料は特に限定されない。
【0062】さらに、上記各実施例1〜5において作製
されたマイクロレンズ複製用母型10は、それ自体を母
型として、さらに複数の母型の作製に使用することも可
能である。
【0063】また、上記各実施例1〜5では、CCDエ
リアセンサー、液晶パネル、またはガラス基板を基材と
して、この基材の上に、光学部品であるマイクロレンズ
または回折格子を形成したが、この発明は、光通信用の
発光素子アレイ、光ファイバーアレイ、受光素子アレイ
などの各種の基材に対するマイクロレンズパターンやフ
レネルレンズパターンの形成、または、ガラス基板のよ
うな基材の上にマイクロレンズ、フレネルレンズ、回折
格子、ホログラム、光ディスクなどを形成するのにも利
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る光学部品の製造法
において使用される母型の一例を示す断面図である。
【図2】図1に示す母型を使用して形成されたマイクロ
レンズアレイパターン付きのCCDエリアセンサーの断
面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】CCDエリアセンサーの作製プロセスを示す図
である。
【図5】第2実施例に係る光学部品の製造法において使
用される母型の一例を示す断面図である。
【図6】図5に示す母型を使用して形成されたマイクロ
レンズアレイパターン付きの液晶パネルの断面図であ
る。
【図7】液晶パネルの作製プロセスを示す図である。
【図8】第3および第5実施例に係る光学部品の製造法
において使用される母型の一例を示す断面図である。
【図9】図8に示す母型を使用した回折格子の作製プロ
セスを示す図である。
【図10】第4実施例に係る光学部品の製造法において
使用される母型の一例を示す断面図である。
【図11】図10に示す母型を使用した回折格子の作製
プロセスを示す図である。
【符号の説明】
1…母型用の基板、2…感光性樹脂、2A…凹凸表面、
3,3A,13…離型膜、4…CCDエリアセンサー
(基材)、7…マイクロレンズアレイ、9B,23…マ
イクロレンズパターン、10…マイクロレンズ複製用母
型、11…未硬化の感光性樹脂、14…液晶パネル(基
材)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に所定のパターンで配列された凹凸
    を備え、かつ特定の光線に対する透過性もしくは半透過
    性を有する母型と、基材との間に、未硬化の感光性樹脂
    を挟み、母型を通した上記特定の光線の照射によって上
    記感光性樹脂を硬化させた後、母型と硬化した感光性樹
    脂との間を剥離して、基材上に硬化した感光性樹脂から
    なる光学部品を複製することを特徴とする光学部品の製
    造法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学部品の製造法にお
    いて使用される母型であって、上記特定の光線に対する
    透過性もしくは半透過性を有する材料からなる光学部品
    複製用母型。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の母型において、上記材
    料が透明ないし半透明である光学部品複製用母型。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の母型におい
    て、無機材料からなる基板上に、表面に所定のパターン
    で配置された凹凸を有する感光性樹脂を積層した構造で
    ある光学部品複製用母型。
  5. 【請求項5】 表面に所定のパターンで配列された凹凸
    を備え、かつ上記凹凸を有する表面に含フッ素有機化合
    物からなる離型膜が形成された母型と、基材との間に、
    未硬化の感光性樹脂を挟み、特定の光線の照射によって
    上記感光性樹脂を硬化させた後、母型と硬化した感光性
    樹脂との間を剥離して、基材上に硬化した感光性樹脂か
    らなる光学部品を複製することを特徴とする光学部品の
    製造法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の光学部品の製造法にお
    いて使用される光学部品複製用母型。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の母型において、上記含
    フッ素有機化合物からなる離型膜が、有機溶媒に可溶な
    材料よりなる光学部品複製用母型。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の母型おいて、上記含フ
    ッ素有機化合物からなる離型膜が、含フッ素高分子化合
    物のスパッタリングによって形成されている光学部品複
    製用母型。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の母型おいて、上記含フ
    ッ素有機化合物からなる離型膜が、含フッ素低分子化合
    物のプラズマ重合によって形成されている光学部品複製
    用母型。
  10. 【請求項10】 請求項1または5に記載の製造法にお
    いて、上記特定の光線が紫外線である光学部品の製造
    法。
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