JPH05212048A - 手術装置 - Google Patents
手術装置Info
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- JPH05212048A JPH05212048A JP4023622A JP2362292A JPH05212048A JP H05212048 A JPH05212048 A JP H05212048A JP 4023622 A JP4023622 A JP 4023622A JP 2362292 A JP2362292 A JP 2362292A JP H05212048 A JPH05212048 A JP H05212048A
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Abstract
互に作用するようにして、ホーン26の金属疲労を抑制
して、劣化を抑えることができる手術装置を提供する。 【構成】 超音波振動子20へ励振電力を供給する励振
電力供給回路12へQ信号を供給すると共に、ホーン2
6に高周波電流を供給する高周波電流供給回路28へ反
転Q信号を供給するデューティーサイクル供給回路42
を設けた。デューティーサイクル供給回路42が、Q信
号を励振信号発生回路14へ供給すると、励振信号発生
回路14はQ信号がオン状態の間だけ励振信号を発生す
る。更に、超音波振動子20は励振信号により超音波振
動を発生し、ホーン26はこの超音波振動により生体組
織100を破砕する。また、反転Q信号がオンすると、
高周波信号発生回路32は高周波信号を発生し、この高
周波信号はホーン26に供給され、ホーン26は供給さ
れる高周波電流により生体組織100を切開、凝固す
る。
Description
音波手術機能及び生体組織を切開、凝固する電気手術機
能を備える手術装置に関する。
する超音波手術器が知られている。また、生体組織を切
開、凝固する電気手術器が知られている。
能及び生体組織を切開、凝固する電気手術機能を備える
手術装置として、超音波手術器の超音波振動が伝達され
て生体組織の破砕を行う作用部(以下「ホーン」とい
う)に、高周波電流を通じることによりホーンを電気手
術器の作用部(以下「電極」という)として使用する手
術装置が知られている。
上のように構成されているので、ホーンが電極を兼ねる
ため、超音波振動により生体組織を破砕すると同時にホ
ーンに高周波電流を通じて凝固などを行う場合、超音波
振動と高周波電流とにより発生する高熱によりホーンの
金属疲労が促進され、ホーンの劣化が早くなるという問
題点があった。
めになされたもので、ホーンに超音波振動と高周波電流
とが交互に作用するようにして、ホーンの金属疲労を抑
制して、劣化を抑えることができる手術装置を提供する
ことを目的とする。
みなされたもので、本発明に係る手術装置は、励振電力
を供給する励振電力供給手段と、励振電力供給手段から
供給される励振電力により超音波振動を発生する超音波
振動子と、超音波振動子が発生する超音波振動が伝達さ
れかつこの超音波振動により生体組織を破砕する作用部
と、作用部に高周波電流を供給する高周波電流供給手段
と、作用部に伝達される超音波振動の発生及び作用部に
供給される高周波電流の供給を交互に行うように励振電
力供給手段及び高周波電流供給手段を制御する制御手段
とを備えることを特徴とするものである。
は、制御手段により作用部に伝達される超音波振動の発
生及び作用部に供給される高周波電流の供給を交互に行
うように励振電力供給手段及び高周波電流供給手段を制
御し、制御手段により励振電力供給手段の動作が許容さ
れかつ高周波電流供給手段の動作を規制している場合、
励振電力供給手段から供給される励振電力により超音波
振動子は超音波振動を発生し、超音波振動子が発生する
超音波振動が伝達されかつこの超音波振動により作用部
は生体組織を破砕する。また、制御手段により励振電力
供給手段の動作が規制されかつ高周波電流供給手段の動
作が許容されている場合、高周波電流供給手段は作用部
に高周波電流を供給し、作用部は生体組織を切開、凝固
する。
る。
である。
電力を供給する励振電力供給手段としての励振電力供給
回路12を有しており、励振電力供給回路12は、励振
信号を発生する励振信号発生回路14、励振信号発生回
路14が発生した励振信号を増幅する増幅回路16、及
び出力トランス18から成っている。そして、出力トラ
ンス18の2次側には励振電力供給回路12から供給さ
れる励振電力により超音波振動を発生する超音波振動子
20の電極22が接続されており、超音波振動子20の
先端側には、振動伝達部24を介して生体組織100を
破砕するホーン26が配置されている。
する高周波電流供給手段としての高周波電流供給回路2
8が接続されており、かつ高周波電流供給回路28には
対極板30が接続されている。そして、高周波電流供給
回路28は、高周波信号を発生する高周波信号発生回路
32、高周波信号発生回路32が発生した高周波信号を
増幅する増幅回路34、出力トランス36、ホーン26
が接続されているコンデンサ38、及び対極板30が接
続されているコンデンサ40とから成っている。
ティーサイクルQを供給するデューティーサイクル供給
回路42が接続されており、また超音波振動子20に
は、超音波振動を電気信号に変換するピックアップ44
が取り付けられている。そして、ピックアップ44に
は、超音波振動が停止している間だけ停止信号102を
出力する超音波振動検出回路46が接続されており、超
音波振動検出回路46は高周波信号発生回路32に接続
されており、デューティーサイクル供給回路42、ピッ
クアップ44、及び超音波振動検出回路46により制御
手段が構成されている。
ートに沿って説明する。
ューティーサイクルQを励振信号発生回路14へ供給す
ると(T1)、励振信号発生回路14は、デューティー
サイクルQがオン状態の間だけ励振信号を発生する。そ
して、この励振信号は、増幅回路16により増幅され、
出力トランス18を介して超音波振動子20の電極22
に供給され、超音波振動子20は超音波振動を発生し、
この超音波振動は振動伝達部24を介してホーン26へ
伝達され、ホーン26はこの超音波振動により生体組織
100を破砕する。
を電気信号101に変換し、この電気信号101を超音
波振動検出回路46へ送信する。そして、超音波振動検
出回路46は、この電気信号101が無信号の場合、超
音波振動が停止していることを表す停止信号102を高
周波信号発生回路32へ送り、高周波信号発生回路32
による高周波信号の発生を許容する(T2)。さらに、
停止信号102のオン状態を受信する高周波信号発生回
路32は、高周波信号を発生し、この高周波信号は増幅
器34により増幅され、出力トランス36及びコンデン
サ38,40を介してホーン26に高周波電流を供給
し、ホーン26は、供給される高周波電流により生体組
織100を切開、凝固する。なお、この際、デューティ
ーサイクルQはオフ状態である。
オン状態になると(T3)、前述同様の動作により超音
波振動子20が振動を開始するため、停止信号はオフ状
態となり、高周波信号発生回路32は高周波信号の発生
を止める。
生と、ホーン26への高周波電流の供給とを交互に行
う。
すブロック図である。手術装置10aは、図3に示すよ
うに、励振電力を供給する励振電力供給手段としての励
振電力供給回路12を有しており、励振電力供給回路1
2は、励振信号を発生する励振信号発生回路14、励振
信号発生回路14が発生した励振信号を増幅する増幅回
路16、及び出力トランス18から成っている。そし
て、出力トランス18の2次側には励振電力供給回路1
2から供給される励振電力により超音波振動を発生する
超音波振動子20の電極22が接続されており、超音波
振動子20の先端側には、振動伝達部24を介して生体
組織100を破砕するホーン26が配置されている。
する高周波電流供給手段としての高周波電流供給回路2
8が接続されており、かつ高周波電流供給回路28には
対極板30が接続されている。そして、高周波電流供給
回路28は、高周波信号を発生する高周波信号発生回路
32、高周波信号発生回路32が発生した高周波信号を
増幅する増幅回路34、出力トランス36、ホーン26
が接続されているコンデンサ38、及び対極板30が接
続されているコンデンサ40とから成っている。
ティーサイクルQを供給するデューティーサイクル供給
回路42が接続されており、また増幅器16の出力側の
電圧及び電流を検出することにより励振電力を検出する
励振電力検出回路50が設けられている。そして、励振
電力検出回路50は高周波信号発生回路32に接続され
ており、デューティーサイクル供給回路42、及び励振
電力検出回路50により制御手段が構成されている。
ートに沿って説明する。
ューティーサイクルQを励振信号発生回路14へ供給す
ると(T11)、励振信号発生回路14は、デューティ
ーサイクルQがオン状態の間だけ励振信号を発生とす
る。そして、この励振信号は、増幅回路16により増幅
され、出力トランス18を介して超音波振動子20の電
極22に供給され、超音波振動子20は超音波振動を発
生し、この超音波振動は振動伝達部24を介してホーン
26へ伝達され、ホーン26はこの超音波振動により生
体組織100を破砕する。
6の出力側の電圧及び電流を検出することにより励振電
力を検出し、励振電力が無信号の間だけ励振電力が停止
していることを表す停止信号103を高周波信号発生回
路32へ送り、高周波信号発生回路32による高周波信
号の発生を許容する(T12)。さらに、停止信号10
2のオン状態を受信する高周波信号発生回路32は、高
周波信号を発生し、この高周波信号は増幅器34により
増幅され、出力トランス36及びコンデンサ38,40
を介してホーン26に高周波電流を供給し、ホーン26
は、供給される高周波電流により生体組織100を切
開、凝固する。なお、この際、デューティーサイクルQ
はオフ状態である。
オン状態になると(T13)、励振電力検出回路50は
停止信号をオフし、高周波信号発生回路32は高周波信
号の発生を止める。
生と、ホーン26への高周波電流の供給とを交互に行
う。
である。
振電力を供給する励振電力供給手段としての励振電力供
給回路12を有しており、励振電力供給回路12は、励
振信号を発生する励振信号発生回路14、励振信号発生
回路14が発生した励振信号を増幅する増幅回路16、
及び出力トランス18から成っている。そして、出力ト
ランス18の2次側には励振電力供給回路12から供給
される励振電力により超音波振動を発生する超音波振動
子20の電極22が接続されており、超音波振動子20
の先端側には、振動伝達部24を介して生体組織100
を破砕するホーン26が配置されている。
する高周波電流供給手段としての高周波電流供給回路2
8が接続されており、かつ高周波電流供給回路28には
対極板30が接続されている。そして、高周波電流供給
回路28は、高周波信号を発生する高周波信号発生回路
32、高周波信号発生回路32が発生した高周波信号を
増幅する増幅回路34、出力トランス36、ホーン26
が接続されているコンデンサ38、及び対極板30が接
続されているコンデンサ40とから成っている。
発生回路14へ供給すると共に、デューティーサイクル
反転Qを高周波信号発生回路32へ供給する制御手段と
してのデューティーサイクル供給回路42が設けられて
いる。
ートに沿って説明する。
ューティーサイクルQを励振信号発生回路14へ供給す
ると(T21)、励振信号発生回路14は、デューティ
ーサイクルQがオン状態の間だけ励振信号を発生する。
そして、この励振信号は、増幅回路16により増幅さ
れ、出力トランス18を介して超音波振動子20の電極
22に供給され、超音波振動子20は超音波振動を発生
し、この超音波振動は振動伝達部24を介してホーン2
6へ伝達され、ホーン26はこの超音波振動により生体
組織100を破砕する。
してデューティーサイクル反転Qがオンすると、そのデ
ューティーサイクル反転Qのオンは高周波信号発生回路
32へ送られ、高周波信号発生回路32による高周波信
号の発生を許容する(T22)。さらに、デューティー
サイクル反転Qのオン状態を受信する高周波信号発生回
路32は、高周波信号を発生し、この高周波信号は増幅
器34により増幅され、出力トランス36及びコンデン
サ38,40を介してホーン26に高周波電流を供給
し、ホーン26は、供給される高周波電流により生体組
織100を切開、凝固する。
ン状態になると(T23)、前述同様の動作により超音
波振動子20が振動を開始し、デューティーサイクル反
転Qはオフ状態となり、高周波信号発生回路32は高周
波信号の発生を止める。
生と、ホーン26への高周波電流の供給とを交互に行
う。
によれば、作用部に伝達される超音波振動の発生及び作
用部に供給される高周波電流の供給を交互に行うように
構成したので、超音波振動と高周波電流により発生する
熱とが同時に起こることがなく、ホーンの金属疲労を抑
制でき、ホーンの劣化を抑えて寿命を延長することがで
きる。
すブロック図である。
ャートである。
すブロック図である。
ャートである。
すブロック図である。
ャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 励振電力を供給する励振電力供給手段
と、 励振電力供給手段から供給される励振電力により超音波
振動を発生する超音波振動子と、 超音波振動子が発生する超音波振動が伝達されて生体組
織を破砕する作用部と、 作用部に高周波電流を供給する高周波電流供給手段と、 を備え、超音波手術又は電気手術を行う手術装置におい
て、 前記作用部に伝達される超音波振動の発生及び作用部に
供給される高周波電流の供給を交互に行うように励振電
力供給手段及び高周波電流供給手段を制御する制御手段
を設けたことを特徴とする手術装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02362292A JP3774477B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 手術装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02362292A JP3774477B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 手術装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05212048A true JPH05212048A (ja) | 1993-08-24 |
JP3774477B2 JP3774477B2 (ja) | 2006-05-17 |
Family
ID=12115702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02362292A Expired - Lifetime JP3774477B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 手術装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3774477B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016537129A (ja) * | 2013-11-21 | 2016-12-01 | エシコン・エンド−サージェリィ・エルエルシーEthicon Endo−Surgery, LLC | 電気手術特徴を有する超音波外科用器具 |
JP2017221699A (ja) * | 2011-04-12 | 2017-12-21 | サーメディカル・インコーポレイテッド | アブレーションシステムおよびその作動方法 |
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US11918277B2 (en) | 2018-07-16 | 2024-03-05 | Thermedical, Inc. | Inferred maximum temperature monitoring for irrigated ablation therapy |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP02362292A patent/JP3774477B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US10307201B2 (en) | 2011-04-12 | 2019-06-04 | Thermedical, Inc. | Methods and devices for use of degassed fluids with fluid enhanced ablation devices |
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US11950829B2 (en) | 2011-04-12 | 2024-04-09 | Thermedical, Inc. | Methods and devices for use of degassed fluids with fluid enhanced ablation devices |
US11432868B2 (en) | 2013-11-21 | 2022-09-06 | Cilag Gmbh International | Ultrasonic surgical instrument with electrosurgical feature |
JP2016537129A (ja) * | 2013-11-21 | 2016-12-01 | エシコン・エンド−サージェリィ・エルエルシーEthicon Endo−Surgery, LLC | 電気手術特徴を有する超音波外科用器具 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3774477B2 (ja) | 2006-05-17 |
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