JPH05216093A - 動作モ−ド初期設定機能付カメラ - Google Patents
動作モ−ド初期設定機能付カメラInfo
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- JPH05216093A JPH05216093A JP4073292A JP4073292A JPH05216093A JP H05216093 A JPH05216093 A JP H05216093A JP 4073292 A JP4073292 A JP 4073292A JP 4073292 A JP4073292 A JP 4073292A JP H05216093 A JPH05216093 A JP H05216093A
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- lens
- mode
- photographing
- camera
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- Focusing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サ−チ動作を行う確率を減らすと共に実際の
撮影時におけるレンズ駆動の量を低減させ、速写性に対
応できるものにする。 【構成】 動作モ−ド初期設定手段22内に、オ−トフ
ォ−カス手段16,17の制御によるレンズ駆動に先駆
けて、撮影モ−ド入力手段18,21にて入力された撮
影モ−ドに応じた特定位置へレンズ駆動手段7,9,1
5を制御して強制的にレンズ駆動を行うフォ−カス位置
初期設定手段16を設けている。
撮影時におけるレンズ駆動の量を低減させ、速写性に対
応できるものにする。 【構成】 動作モ−ド初期設定手段22内に、オ−トフ
ォ−カス手段16,17の制御によるレンズ駆動に先駆
けて、撮影モ−ド入力手段18,21にて入力された撮
影モ−ドに応じた特定位置へレンズ駆動手段7,9,1
5を制御して強制的にレンズ駆動を行うフォ−カス位置
初期設定手段16を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影意図や撮影目的な
どを反映した、ポ−トレ−ト,風景,クロ−ズアップ,
スポ−ツ等の撮影モ−ドをカメラに入力する撮影モ−ド
入力手段と、該撮影モ−ド入力手段にて入力された撮影
モ−ドに応じて、プログラムAE(低速,高速),フィ
ルム給送(連写,単写),AF(ワンショット,サ−
ボ)等の各種動作モ−ドの組み合わせを自動的に変更し
てこれら動作モ−ドを初期設定する動作モ−ド初期設定
手段とを備えた動作モ−ド初期設定機能付カメラの改良
に関するものである。
どを反映した、ポ−トレ−ト,風景,クロ−ズアップ,
スポ−ツ等の撮影モ−ドをカメラに入力する撮影モ−ド
入力手段と、該撮影モ−ド入力手段にて入力された撮影
モ−ドに応じて、プログラムAE(低速,高速),フィ
ルム給送(連写,単写),AF(ワンショット,サ−
ボ)等の各種動作モ−ドの組み合わせを自動的に変更し
てこれら動作モ−ドを初期設定する動作モ−ド初期設定
手段とを備えた動作モ−ド初期設定機能付カメラの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、撮影レンズを通過した光線を
自動焦点検出装置に導き、被写体像のデフォ−カス量を
求め、その量に基づいて撮影レンズを合焦位置に駆動す
る、いわゆるTTL方式のオ−トフォ−カスカメラが知
られている。
自動焦点検出装置に導き、被写体像のデフォ−カス量を
求め、その量に基づいて撮影レンズを合焦位置に駆動す
る、いわゆるTTL方式のオ−トフォ−カスカメラが知
られている。
【0003】また、撮影者が撮影意図、撮影目的等を反
映した撮影モ−ド(ポ−トレ−ト,風景,クロ−ズアッ
プ,スポ−ツ等)を入力する事で、AEモ−ド(低速プ
ログラムAE,高速プログラムAE),フィルム給送
(連写,単写),AF(ワンショットAF,サ−ボA
F)等を組み合わせてカメラ自身が自動設定するカメラ
も知られている。
映した撮影モ−ド(ポ−トレ−ト,風景,クロ−ズアッ
プ,スポ−ツ等)を入力する事で、AEモ−ド(低速プ
ログラムAE,高速プログラムAE),フィルム給送
(連写,単写),AF(ワンショットAF,サ−ボA
F)等を組み合わせてカメラ自身が自動設定するカメラ
も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例では、撮影レンズの停止している位置が、実際の
合焦点と大きく離れている場合には、デフォ−カス量の
検出精度が停止したり、検出不能になってしまう場合が
あった。特に撮影レンズが高倍率のズ−ムレンズやマク
ロレンズの場合には、フォ−カスの至近端から無限端の
間のデフォ−カス量が極端に大きいため、自動焦点検出
装置の検出能力を越えてしまう場合が多かった。このよ
うな場合は、撮影レンズを強制的に駆動し、焦点検出が
可能となるポイントを探す、いわゆるサ−チ動作を行う
必要があった。このサ−チ動作は不自然なレンズ駆動動
作であるし、時間もかかる為、撮影者にとってはシャッ
タチャンスを逃す恐れがあり、好ましいものではなかっ
た。
従来例では、撮影レンズの停止している位置が、実際の
合焦点と大きく離れている場合には、デフォ−カス量の
検出精度が停止したり、検出不能になってしまう場合が
あった。特に撮影レンズが高倍率のズ−ムレンズやマク
ロレンズの場合には、フォ−カスの至近端から無限端の
間のデフォ−カス量が極端に大きいため、自動焦点検出
装置の検出能力を越えてしまう場合が多かった。このよ
うな場合は、撮影レンズを強制的に駆動し、焦点検出が
可能となるポイントを探す、いわゆるサ−チ動作を行う
必要があった。このサ−チ動作は不自然なレンズ駆動動
作であるし、時間もかかる為、撮影者にとってはシャッ
タチャンスを逃す恐れがあり、好ましいものではなかっ
た。
【0005】また、前述の各種撮影モ−ド選択可能なカ
メラにおいても、ズ−ム位置、フォ−カス位置等のレン
ズに関する初期位置設定はできなかった。
メラにおいても、ズ−ム位置、フォ−カス位置等のレン
ズに関する初期位置設定はできなかった。
【0006】本発明の目的は、上記の点に鑑み、サ−チ
動作を行う確率を減らすと共に実際の撮影時におけるレ
ンズ駆動の量を低減させ、速写性に対応できるものにす
ることのできる動作モ−ド初期設定機能付カメラを提供
することである。
動作を行う確率を減らすと共に実際の撮影時におけるレ
ンズ駆動の量を低減させ、速写性に対応できるものにす
ることのできる動作モ−ド初期設定機能付カメラを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、動作モ−ド初
期設定手段内に、オ−トフォ−カス手段の制御によるレ
ンズ駆動に先駆けて、撮影モ−ド入力手段にて入力され
た撮影モ−ドに応じた特定位置へレンズ駆動手段を制御
して強制的にレンズ駆動を行うフォ−カス位置初期設定
手段を設け、また、動作モ−ド初期設定手段内に、ズ−
ミング手段の制御によるレンズ駆動に先駆けて、撮影モ
−ド入力手段にて入力された撮影モ−ドに応じた特定位
置へレンズ駆動手段を制御して強制的にズ−ミングを行
うズ−ム位置初期設定手段を設けている。
期設定手段内に、オ−トフォ−カス手段の制御によるレ
ンズ駆動に先駆けて、撮影モ−ド入力手段にて入力され
た撮影モ−ドに応じた特定位置へレンズ駆動手段を制御
して強制的にレンズ駆動を行うフォ−カス位置初期設定
手段を設け、また、動作モ−ド初期設定手段内に、ズ−
ミング手段の制御によるレンズ駆動に先駆けて、撮影モ
−ド入力手段にて入力された撮影モ−ドに応じた特定位
置へレンズ駆動手段を制御して強制的にズ−ミングを行
うズ−ム位置初期設定手段を設けている。
【0008】
【作用】オ−トフォ−カス手段、或は、ズ−ミング手段
の制御によるレンズ駆動に先駆けて、撮影モ−ド入力手
段にて入力された撮影モ−ドに応じた、予め設定されて
いる撮影頻度の高いフォ−カス、或は、ズ−ムの特定位
置へ強制的にレンズ駆動を行い、この位置を初期位置と
してその後のオ−トフォ−カスやズ−ミング動作を行わ
せるようにしている。
の制御によるレンズ駆動に先駆けて、撮影モ−ド入力手
段にて入力された撮影モ−ドに応じた、予め設定されて
いる撮影頻度の高いフォ−カス、或は、ズ−ムの特定位
置へ強制的にレンズ駆動を行い、この位置を初期位置と
してその後のオ−トフォ−カスやズ−ミング動作を行わ
せるようにしている。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例を示す図であり、
1,2は撮影レンズを構成するレンズ群であり、レンズ
群1の光軸に沿った移動により焦点調節動作(フォ−カ
シング)を行い、レンズ群2の光軸に沿った移動により
画角変化(ズ−ミング)を行うように構成されている。
3はハ−フミラ−、4は全反射ミラ−であり、共にレリ
−ズによりクリックリタ−ン動作を行う公知の一眼レフ
カメラ系を構成している。5はフィルム面であり、レリ
−ズ動作時には上記の各ミラ−3,4が撮影光束から退
避するために不図示のシャッタの開閉により露光され
る。6はハ−フミラ−3を通過し全反射ミラ−4にて反
射された光束が入射する自動焦点(以下AFと記す)ユ
ニットであり、このAFユニット6は公知のTTL位相
差検出式のAF装置で、瞳分割光学系、CCD等のライ
ンセンサから成る。17は前述のラインセンサで検出さ
れた像出力を増幅し、デフォ−カス量を換算するAF演
算回路であり、ここで現在のレンズ位置におけるデフォ
−カス方向(前ピントか後ピントか)とデフォ−カス量
が計算される。
1,2は撮影レンズを構成するレンズ群であり、レンズ
群1の光軸に沿った移動により焦点調節動作(フォ−カ
シング)を行い、レンズ群2の光軸に沿った移動により
画角変化(ズ−ミング)を行うように構成されている。
3はハ−フミラ−、4は全反射ミラ−であり、共にレリ
−ズによりクリックリタ−ン動作を行う公知の一眼レフ
カメラ系を構成している。5はフィルム面であり、レリ
−ズ動作時には上記の各ミラ−3,4が撮影光束から退
避するために不図示のシャッタの開閉により露光され
る。6はハ−フミラ−3を通過し全反射ミラ−4にて反
射された光束が入射する自動焦点(以下AFと記す)ユ
ニットであり、このAFユニット6は公知のTTL位相
差検出式のAF装置で、瞳分割光学系、CCD等のライ
ンセンサから成る。17は前述のラインセンサで検出さ
れた像出力を増幅し、デフォ−カス量を換算するAF演
算回路であり、ここで現在のレンズ位置におけるデフォ
−カス方向(前ピントか後ピントか)とデフォ−カス量
が計算される。
【0011】7,11は各々フォ−カシング系、ズ−ミ
ング系のレンズ駆動装置であり、9,13の各々フォ−
カシングモ−タ、ズ−ミングモ−タの回転力をレンズの
光軸方向の駆動力に変換する。8,12はフォトインタ
ラプタとパルス板からなるパルスエンコ−ダであり、各
々フォ−カシング用のレンズ群1とズ−ミング用のレン
ズ群2の駆動量をパルスとしてカウントするものであ
る。
ング系のレンズ駆動装置であり、9,13の各々フォ−
カシングモ−タ、ズ−ミングモ−タの回転力をレンズの
光軸方向の駆動力に変換する。8,12はフォトインタ
ラプタとパルス板からなるパルスエンコ−ダであり、各
々フォ−カシング用のレンズ群1とズ−ミング用のレン
ズ群2の駆動量をパルスとしてカウントするものであ
る。
【0012】10,14は各々フォ−カシング系、ズ−
ミング系の基準位置を示すスイッチであり、レンズ群
1,2の鏡筒又はレンズ駆動装置7,11の光軸方向の
移動によってオンオフが切り換わり、この切換えポイン
トからのパルスの増減をカウントする事で、フォ−カシ
ング位置、ズ−ミング位置の絶対値を計算することがで
きる。即ち、今、このレンズは何メ−トルの被写体に対
してピントが合っているか、又、焦点距離は何ミリであ
るかを知ることができる。
ミング系の基準位置を示すスイッチであり、レンズ群
1,2の鏡筒又はレンズ駆動装置7,11の光軸方向の
移動によってオンオフが切り換わり、この切換えポイン
トからのパルスの増減をカウントする事で、フォ−カシ
ング位置、ズ−ミング位置の絶対値を計算することがで
きる。即ち、今、このレンズは何メ−トルの被写体に対
してピントが合っているか、又、焦点距離は何ミリであ
るかを知ることができる。
【0013】15は前出のレンズ駆動回路であり、各モ
−タ9,13の正転、逆転、ブレ−キ動作等を行う。1
6はレンズ制御回路であり、AF演算回路17,撮影モ
−ド切換回路21の出力信号を判断して後述のレンズ駆
動回路15にレンズ駆動を指示すると共に、パルスエン
コ−ダ8,12から出力されるパルス数で実際のレンズ
駆動量を検出してレンズ駆動回路15にレンズ停止を指
示する。
−タ9,13の正転、逆転、ブレ−キ動作等を行う。1
6はレンズ制御回路であり、AF演算回路17,撮影モ
−ド切換回路21の出力信号を判断して後述のレンズ駆
動回路15にレンズ駆動を指示すると共に、パルスエン
コ−ダ8,12から出力されるパルス数で実際のレンズ
駆動量を検出してレンズ駆動回路15にレンズ停止を指
示する。
【0014】18は撮影モ−ド切換ダイヤルであり、不
図示のクリック機構によって特定位置に回動、停止が自
由にできるものである。19は撮影モ−ド切換ダイヤル
18と同軸で回動するブラシであり、本実施例では接地
された3本の導体ブラシから成る。20はプリント基盤
上に形成された導体パタ−ンであり、前記のブラシ19
と1対1で接触しており、本実施例では3ビットの信号
パタ−ンになっているので、撮影モ−ド切換ダイヤル1
8のダイヤルクリック位置と組み合わせる事によって8
種類の異なった信号を出力することができる。21は撮
影モ−ド切換回路であり、撮影者が撮影モ−ド切換ダイ
ヤル18の回動でセットした撮影モ−ドに従ってレンズ
制御回路16に信号を送り、レンズを特定位置に駆動す
ることができる。
図示のクリック機構によって特定位置に回動、停止が自
由にできるものである。19は撮影モ−ド切換ダイヤル
18と同軸で回動するブラシであり、本実施例では接地
された3本の導体ブラシから成る。20はプリント基盤
上に形成された導体パタ−ンであり、前記のブラシ19
と1対1で接触しており、本実施例では3ビットの信号
パタ−ンになっているので、撮影モ−ド切換ダイヤル1
8のダイヤルクリック位置と組み合わせる事によって8
種類の異なった信号を出力することができる。21は撮
影モ−ド切換回路であり、撮影者が撮影モ−ド切換ダイ
ヤル18の回動でセットした撮影モ−ドに従ってレンズ
制御回路16に信号を送り、レンズを特定位置に駆動す
ることができる。
【0015】22は前述のレンズ制御回路16やAF演
算回路17、その他シャッタ制御回路等を含むカメラの
各種動作を制御するマイクロコンピュ−タ等から成る制
御回路出ある。
算回路17、その他シャッタ制御回路等を含むカメラの
各種動作を制御するマイクロコンピュ−タ等から成る制
御回路出ある。
【0016】図2は、本実施例における各種撮影モ−ド
による設定組み合わせを示す図である。
による設定組み合わせを示す図である。
【0017】組み合わせの内容は、プログラムAE,フ
ィルム給送,AFモ−ド,レンズ初期位置である。
ィルム給送,AFモ−ド,レンズ初期位置である。
【0018】次に、各々の選択内容を説明する。
【0019】『低速プログラムAE(PL)』 同一
露出量におけるシャッタと絞りの組み合わせにおいて、
シャッタ速度を遅め(絞りを絞り込み側)に設定する。
動きの速い被写体には不向きだが、被写界深度が深くな
る。
露出量におけるシャッタと絞りの組み合わせにおいて、
シャッタ速度を遅め(絞りを絞り込み側)に設定する。
動きの速い被写体には不向きだが、被写界深度が深くな
る。
【0020】『高速プログラムAE(PH)』 同一
露出量におけるシャッタと絞りの組み合わせにおいて、
シャッタ速度を速め(絞りを開放側)に設定する。動き
の速い被写体も止めて撮影できるが、被写界深度が浅く
なる。
露出量におけるシャッタと絞りの組み合わせにおいて、
シャッタ速度を速め(絞りを開放側)に設定する。動き
の速い被写体も止めて撮影できるが、被写界深度が浅く
なる。
【0021】『単写(S)』 1回のレリ−ズ動作で
1回だけの撮影を許す。
1回だけの撮影を許す。
【0022】『連写(C)』 1回のレリ−ズ動作で
レリ−ズスイッチを押し込んでいる間は何回でも撮影を
許す。
レリ−ズスイッチを押し込んでいる間は何回でも撮影を
許す。
【0023】『ワンショットAF(O)』 AF動作
を開始してから一度合焦したら、その後のAFを禁止す
る。
を開始してから一度合焦したら、その後のAFを禁止す
る。
【0024】『サ−ボAF』 何度でも繰り返してA
Fを行う。
Fを行う。
【0025】『ワンショットAFとサ−ボAFの自動切
換(O/S)』 AFセンサ出力より被写体が止まっ
ていると判断した時にはワンショットAFに、被写体が
動いていると判断した時にはサ−ボAFに自動的に切換
える。
換(O/S)』 AFセンサ出力より被写体が止まっ
ていると判断した時にはワンショットAFに、被写体が
動いていると判断した時にはサ−ボAFに自動的に切換
える。
【0026】次に、各々の撮影モ−ドを説明する。
【0027】標準プログラム(どの様な撮影条件、撮
影目的でも無難に撮影ができるモ−ド) ・手振れを防ぐ為にプログラムAEは高速プログラムを
選択 ・不用意な撮影を防ぐため、単写を選択 ・静止被写体か動体撮影かわからない為、AFは自動切
換を選択 ・被写体位置、大きさがわからない為、レンズはリセッ
ト位置(フォ−カスは無限遠、ズ−ムはワイド端)又は
前回撮影状態のまま。
影目的でも無難に撮影ができるモ−ド) ・手振れを防ぐ為にプログラムAEは高速プログラムを
選択 ・不用意な撮影を防ぐため、単写を選択 ・静止被写体か動体撮影かわからない為、AFは自動切
換を選択 ・被写体位置、大きさがわからない為、レンズはリセッ
ト位置(フォ−カスは無限遠、ズ−ムはワイド端)又は
前回撮影状態のまま。
【0028】ポ−トレ−トモ−ド(人物のアップで表
情を美しく捉える為のモ−ド) ・背景をボカして被写体を浮かび上がらせる(被写界深
度を浅くする)為、プログラムAEは高速プログラムを
選択。
情を美しく捉える為のモ−ド) ・背景をボカして被写体を浮かび上がらせる(被写界深
度を浅くする)為、プログラムAEは高速プログラムを
選択。
【0029】・刻々と変化する表情を逃さない為、連写
を選択。
を選択。
【0030】・人物の目にAFし、その後構図を振り易
いワンショットAFを選択。
いワンショットAFを選択。
【0031】・背景をボカし易い中望遠焦点距離(70
〜100mm)にズ−ム初期値設定。
〜100mm)にズ−ム初期値設定。
【0032】・中望遠で人物撮影時に自然な大きさで写
る撮影距離として「3m」の位置にフォ−カス初期位置
設定 風景モ−ド ・被写界深度が深く、また静止被写体なので、低速プロ
グラムを選択。
る撮影距離として「3m」の位置にフォ−カス初期位置
設定 風景モ−ド ・被写界深度が深く、また静止被写体なので、低速プロ
グラムを選択。
【0033】・一枚一枚をじっくりと写す為、単写を選
択。
択。
【0034】・静止被写体であり、構図を振り易いよう
にワンショットAFを選択。
にワンショットAFを選択。
【0035】・雄大な画面効果と被写界深度が深くなる
ようにズ−ムはワイド端に初期設定。
ようにズ−ムはワイド端に初期設定。
【0036】・遠景を写す確率が高い為、フォ−カスは
無限遠に初期設定。
無限遠に初期設定。
【0037】クロ−ズアップモ−ド ・近距離の接写では被写界深度が浅くなりがちなので、
被写界深度を深くするため、低速プログラムを選択。
被写界深度を深くするため、低速プログラムを選択。
【0038】・一枚一枚をじっくりと写す為、単写を選
択。
択。
【0039】・構図を振り易いようにワンショットAF
を選択。
を選択。
【0040】・拡大倍率はわからないので、ズ−ムはリ
セット位置(ワイド端)又は前回撮影状態のまま。
セット位置(ワイド端)又は前回撮影状態のまま。
【0041】・クロ−ズアップと云っても、被写体の大
きさがわからないので、フォ−カスを最短至近距離に初
期設定するのは危険である。そのため、最短至近距離に
被写体がある場合でも、デフォ−カスりょうがAF検出
限界を越えない程度の距離(AFサ−チをしないで済む
距離)にレンズのフォ−カス位置を初期設定するのが良
い。よって、本実施例では「1m」の位置にフォ−カス
を初期設定する。
きさがわからないので、フォ−カスを最短至近距離に初
期設定するのは危険である。そのため、最短至近距離に
被写体がある場合でも、デフォ−カスりょうがAF検出
限界を越えない程度の距離(AFサ−チをしないで済む
距離)にレンズのフォ−カス位置を初期設定するのが良
い。よって、本実施例では「1m」の位置にフォ−カス
を初期設定する。
【0042】スポ−ツモ−ド ・被写体の動きを止める高速シャッタを必要とする為、
高速プログラムを選択。
高速プログラムを選択。
【0043】・連続した動きを追える様に連写モ−ドを
選択。
選択。
【0044】・動く被写体にピントを合せ続けられるよ
うにワンショットAFとサ−ボAFの自動切換モ−ドを
選択 ・全景を撮影したい(ワイド)か、アップを撮りたい
(望遠)かの撮影意図はわからないので、ズ−ムはリセ
ット位置(ワイド端)又は前回撮影状態のまま遠景を写
す確率が高い為、フォ−カスは無限遠に初期設定。
うにワンショットAFとサ−ボAFの自動切換モ−ドを
選択 ・全景を撮影したい(ワイド)か、アップを撮りたい
(望遠)かの撮影意図はわからないので、ズ−ムはリセ
ット位置(ワイド端)又は前回撮影状態のまま遠景を写
す確率が高い為、フォ−カスは無限遠に初期設定。
【0045】夜景モ−ド ・暗いのでできるだけ絞りを開きたい為、高速プログラ
ムを選択。
ムを選択。
【0046】・一枚一枚をじっくりブレないように写す
為、単写を選択。
為、単写を選択。
【0047】・動体の可能性は少ないので、ワンショッ
トAFを選択。
トAFを選択。
【0048】一般的にズ−ムレンズではテレがわよりワ
イド側の方がレンズが明るく作り易い為、明るいワイド
端にズ−ムを初期設定。
イド側の方がレンズが明るく作り易い為、明るいワイド
端にズ−ムを初期設定。
【0049】以上の各種の撮影モ−ドにおいて、標準プ
ログラムでは何を撮影するのかカメラにはわからないの
で、レンズの初期位置設定は従来通り、リセット位置
か、前回撮影した状態のままにしておくより仕方ない。
しかし、それ以外のモ−ドでは、撮影者が撮影状態や撮
影目的をカメラに入力する為、被写体の大きさ、距離等
がある程度予測できる。
ログラムでは何を撮影するのかカメラにはわからないの
で、レンズの初期位置設定は従来通り、リセット位置
か、前回撮影した状態のままにしておくより仕方ない。
しかし、それ以外のモ−ドでは、撮影者が撮影状態や撮
影目的をカメラに入力する為、被写体の大きさ、距離等
がある程度予測できる。
【0050】このため、ズ−ムやフォ−カスの初期位置
をモ−ド設定と同時に、AF信号や他の外部操作入力手
段の出力によらずに設定することで、撮影者がファイン
ダを覗いた時には期待通り、または期待に近い状態でレ
ンズが待機している状態が作れる。たとえその後ズ−ム
やフォ−カスを動かさねばならなかったとしても、その
駆動量は僅かで済む為に、素早く撮影準備が整うことに
なる。また、デフォ−カス量が多きすぎてAFサ−チを
する確率も極端に少なくなる。
をモ−ド設定と同時に、AF信号や他の外部操作入力手
段の出力によらずに設定することで、撮影者がファイン
ダを覗いた時には期待通り、または期待に近い状態でレ
ンズが待機している状態が作れる。たとえその後ズ−ム
やフォ−カスを動かさねばならなかったとしても、その
駆動量は僅かで済む為に、素早く撮影準備が整うことに
なる。また、デフォ−カス量が多きすぎてAFサ−チを
する確率も極端に少なくなる。
【0051】すなわち、図1の撮影モ−ド切換ダイヤル
18を回動させて、図2に示す撮影モ−ドのうちの一つ
を選択することにより、撮影モ−ド切換回路21はレン
ズ制御回路16にズ−ムとフォ−カスのレンズ初期位置
設定を命ずるのである。このため、レンズ制御回路16
は現在のレンズ位置を確認し、信号に基づく初期位置ま
でレンズを駆動させるために、レンズ駆動回路15にレ
ンズ駆動を命じ、撮影レンズを成すレンズ群1,2は初
期位置に駆動される。
18を回動させて、図2に示す撮影モ−ドのうちの一つ
を選択することにより、撮影モ−ド切換回路21はレン
ズ制御回路16にズ−ムとフォ−カスのレンズ初期位置
設定を命ずるのである。このため、レンズ制御回路16
は現在のレンズ位置を確認し、信号に基づく初期位置ま
でレンズを駆動させるために、レンズ駆動回路15にレ
ンズ駆動を命じ、撮影レンズを成すレンズ群1,2は初
期位置に駆動される。
【0052】その後、撮影動作に入ると、AFユニット
6で検出された像出力をAF演算回路17でデフォ−カ
ス量に換算し、レンズ制御回路16にレンズ駆動量が伝
えられるのである。しかし、この場合、既にそのモ−ド
に最適なレンズ初期位置に駆動された後であるので、A
F信号に基づくレンズ駆動量は僅かであることは当然で
ある。
6で検出された像出力をAF演算回路17でデフォ−カ
ス量に換算し、レンズ制御回路16にレンズ駆動量が伝
えられるのである。しかし、この場合、既にそのモ−ド
に最適なレンズ初期位置に駆動された後であるので、A
F信号に基づくレンズ駆動量は僅かであることは当然で
ある。
【0053】また、撮影モ−ド切換回路21はプログラ
ムAE、フィルム給送、AFの各モ−ド設定信号も不図
示のカメラ制御回路に伝達し、レンズ以外の各種モ−ド
を設定している。
ムAE、フィルム給送、AFの各モ−ド設定信号も不図
示のカメラ制御回路に伝達し、レンズ以外の各種モ−ド
を設定している。
【0054】次に、図3及び図4のフロ−チャ−トを用
いて本実施例におけるカメラの動作について説明する。
いて本実施例におけるカメラの動作について説明する。
【0055】先ず、図3を用いて不図示の電源スイッチ
オンから電源スイッチオフまでの動作(制御回路22で
の)を説明する。
オンから電源スイッチオフまでの動作(制御回路22で
の)を説明する。
【0056】不図示の電源スイッチがオンになると、制
御回路22はステップ101よりの動作を開始する。 [ステップ101] ここではカメラの初期設定をまと
めて行う。 [ステップ102] 撮影モ−ド切換ダイヤル18によ
り設定された撮影モ−ドを撮影モ−ド切換回路21より
読み取り、この時の撮影モ−ドが標準プログラムモ−ド
か否かを判別する。この結果、標準プログラムモ−ドで
あった場合は前述したように何を撮影するか分からない
ので例えば前回のレンズ位置のままステップ104へ進
む。また、その他の撮影モ−ドが選択されている場合
は、被写体の大きさ、距離等をある程度想定できるた
め、ステップ103へ進む。 [ステップ103] 上記ステップ102により選択さ
れた撮影モ−ドに応じた、予め決められた初期位置へレ
ンズ駆動を行う(詳細は図4にて後述する)。 [ステップ104] 不図示のレリ−ズスイッチの状態
検出を行い、該スイッチが押されている場合はステップ
108へ進み、押されていない場合はステップ105へ
進む。 [ステップ105] ここでは不図示の測距開始スイッ
チの状態検出を行い、該スイッチが押されたならばステ
ップ115へ進む、押されていなければステップ106
へ進む。 [ステップ106] 不図示の電源スイッチの状態検出
を行い、オン状態であればステップ104へ戻って同様
の動作を繰り返し、オフであればステップ107へ進
む。 [ステップ107] パワ−ダウンの処理を行い、カメ
ラの動作を停止する。
御回路22はステップ101よりの動作を開始する。 [ステップ101] ここではカメラの初期設定をまと
めて行う。 [ステップ102] 撮影モ−ド切換ダイヤル18によ
り設定された撮影モ−ドを撮影モ−ド切換回路21より
読み取り、この時の撮影モ−ドが標準プログラムモ−ド
か否かを判別する。この結果、標準プログラムモ−ドで
あった場合は前述したように何を撮影するか分からない
ので例えば前回のレンズ位置のままステップ104へ進
む。また、その他の撮影モ−ドが選択されている場合
は、被写体の大きさ、距離等をある程度想定できるた
め、ステップ103へ進む。 [ステップ103] 上記ステップ102により選択さ
れた撮影モ−ドに応じた、予め決められた初期位置へレ
ンズ駆動を行う(詳細は図4にて後述する)。 [ステップ104] 不図示のレリ−ズスイッチの状態
検出を行い、該スイッチが押されている場合はステップ
108へ進み、押されていない場合はステップ105へ
進む。 [ステップ105] ここでは不図示の測距開始スイッ
チの状態検出を行い、該スイッチが押されたならばステ
ップ115へ進む、押されていなければステップ106
へ進む。 [ステップ106] 不図示の電源スイッチの状態検出
を行い、オン状態であればステップ104へ戻って同様
の動作を繰り返し、オフであればステップ107へ進
む。 [ステップ107] パワ−ダウンの処理を行い、カメ
ラの動作を停止する。
【0057】上記ステップ104においてレリ−ズスイ
ッチが押されていると判別した場合は、前述したように
ステップ108へ進む。 [ステップ108] 不図示の測光センサからの出力に
基づいて被写体の輝度を測定し、撮影モ−ドに応じた絞
りとシャッタ速度を演算する。 [ステップ109] 不図示のミラ−駆動アクチュエ−
タを制御してハ−フミラ−3をアップさせる。 [ステップ110] 不図示の絞り駆動用アクチュエ−
タにより、先に演算された絞り値まで絞りを駆動する。 [ステップ111] ここでは不図示のシャッタ駆動用
アクチュエ−タにより、先に演算されたシャッタ秒時に
したがってシャッタの制御を行う。つまり露光制御を行
う。 [ステップ112] 不図示の絞り駆動用アクチュエ−
タにより絞りを開放状態にする。 [ステップ113] 不図示のミラ−駆動用アクチュエ
−タによってハ−フミラ−4をダウンさせる。 [ステップ114] 不図示のフィルム給送駆動用アク
ユエ−タを駆動してフィルム5を所定量巻き上げる。
ッチが押されていると判別した場合は、前述したように
ステップ108へ進む。 [ステップ108] 不図示の測光センサからの出力に
基づいて被写体の輝度を測定し、撮影モ−ドに応じた絞
りとシャッタ速度を演算する。 [ステップ109] 不図示のミラ−駆動アクチュエ−
タを制御してハ−フミラ−3をアップさせる。 [ステップ110] 不図示の絞り駆動用アクチュエ−
タにより、先に演算された絞り値まで絞りを駆動する。 [ステップ111] ここでは不図示のシャッタ駆動用
アクチュエ−タにより、先に演算されたシャッタ秒時に
したがってシャッタの制御を行う。つまり露光制御を行
う。 [ステップ112] 不図示の絞り駆動用アクチュエ−
タにより絞りを開放状態にする。 [ステップ113] 不図示のミラ−駆動用アクチュエ
−タによってハ−フミラ−4をダウンさせる。 [ステップ114] 不図示のフィルム給送駆動用アク
ユエ−タを駆動してフィルム5を所定量巻き上げる。
【0058】上記ステップ105において不図示の測距
開始スイッチが押されていると判別した場合は、前述し
たようにステップ115へ進む。 [ステップ115] ここではAFユニット6からの出
力に基づいて被写体までの距離を測定し、デフォ−カス
量を算出する。 [ステップ116] 上記の測距情報から合焦状態であ
るか否かを判別し、この結果、合焦でない場合はステッ
プ117へ進み、合焦している場合は先のステップ10
6へ進む。 [ステップ117] ここでは合焦状態でないので、前
述のオ−トフォ−カス用のモ−タ9を動作させて所定位
置に居るレンズを合焦位置へ駆動して、被写体にピント
を合せる。
開始スイッチが押されていると判別した場合は、前述し
たようにステップ115へ進む。 [ステップ115] ここではAFユニット6からの出
力に基づいて被写体までの距離を測定し、デフォ−カス
量を算出する。 [ステップ116] 上記の測距情報から合焦状態であ
るか否かを判別し、この結果、合焦でない場合はステッ
プ117へ進み、合焦している場合は先のステップ10
6へ進む。 [ステップ117] ここでは合焦状態でないので、前
述のオ−トフォ−カス用のモ−タ9を動作させて所定位
置に居るレンズを合焦位置へ駆動して、被写体にピント
を合せる。
【0059】次に、図4を用いて前記ステップ103に
おける動作について説明する。
おける動作について説明する。
【0060】この動作は、図3のステップ102におい
て、標準プログラムモ−ド以外の撮影モ−ドが選択され
ている場合にこのステップ103に進み、ステップ20
1からの動作を開始する。 [ステップ201] オ−トフォ−カス用のレンズ群1
の現在の位置を読み出す 。[ステップ202] 選択された撮影モ−ドがポ−ト
レ−トモ−ドであるか否かを判別し、そうであった場合
にはステップ203へ進み、そうでなかった場合にはス
テップ204へ進む。 [ステップ203] 選択されたポ−トレ−トモ−ドに
適した位置へ(3mの位置へ)、レンズ群1を先の現在
位置より初期位置として強制的に駆動する。 [ステップ204] 選択された撮影モ−ドが風景モ−
ドであるか否かを判別し、そうであった場合にはステッ
プ205へ進み、そうでなかった場合にはステップ20
6へ進む。 [ステップ205] 選択された風景モ−ドに適した位
置へ(∞位置へ)、レンズ群1を先の現在位置より初期
位置として強制的に駆動する。 [ステップ206] 選択された撮影モ−ドがクロ−ズ
アップモ−ドであるか否かを判別し、そうであった場合
にはステップ207へ進み、そうでなかった場合にはス
テップ208へ進む。 [ステップ207] 選択されたクロ−ズアップモ−ド
に適した位置へ(1mの位置へ)、レンズ群1を先の現
在位置より初期位置として強制的に駆動する。 [ステップ208] 選択された撮影モ−ドがスポ−ツ
モ−ドであるか否かを判別し、そうであった場合にはス
テップ209へ進み、そうでなかった場合にはステップ
210へ進む。 [ステップ209] 選択されたスポ−ツモ−ドに適し
た位置へ(∞位置へ)、レンズ群1を先の現在位置より
初期位置として強制的に駆動する。 [ステップ210] ここでは選択された夜景モ−ドに
適した位置へ(∞位置へ)、レンズ群1を先の現在位置
より初期位置として強制的に駆動する。
て、標準プログラムモ−ド以外の撮影モ−ドが選択され
ている場合にこのステップ103に進み、ステップ20
1からの動作を開始する。 [ステップ201] オ−トフォ−カス用のレンズ群1
の現在の位置を読み出す 。[ステップ202] 選択された撮影モ−ドがポ−ト
レ−トモ−ドであるか否かを判別し、そうであった場合
にはステップ203へ進み、そうでなかった場合にはス
テップ204へ進む。 [ステップ203] 選択されたポ−トレ−トモ−ドに
適した位置へ(3mの位置へ)、レンズ群1を先の現在
位置より初期位置として強制的に駆動する。 [ステップ204] 選択された撮影モ−ドが風景モ−
ドであるか否かを判別し、そうであった場合にはステッ
プ205へ進み、そうでなかった場合にはステップ20
6へ進む。 [ステップ205] 選択された風景モ−ドに適した位
置へ(∞位置へ)、レンズ群1を先の現在位置より初期
位置として強制的に駆動する。 [ステップ206] 選択された撮影モ−ドがクロ−ズ
アップモ−ドであるか否かを判別し、そうであった場合
にはステップ207へ進み、そうでなかった場合にはス
テップ208へ進む。 [ステップ207] 選択されたクロ−ズアップモ−ド
に適した位置へ(1mの位置へ)、レンズ群1を先の現
在位置より初期位置として強制的に駆動する。 [ステップ208] 選択された撮影モ−ドがスポ−ツ
モ−ドであるか否かを判別し、そうであった場合にはス
テップ209へ進み、そうでなかった場合にはステップ
210へ進む。 [ステップ209] 選択されたスポ−ツモ−ドに適し
た位置へ(∞位置へ)、レンズ群1を先の現在位置より
初期位置として強制的に駆動する。 [ステップ210] ここでは選択された夜景モ−ドに
適した位置へ(∞位置へ)、レンズ群1を先の現在位置
より初期位置として強制的に駆動する。
【0061】以上の動作を終了すると、先のステップ1
04へリタ−ンする。
04へリタ−ンする。
【0062】本実施例によれば、撮影者が撮影位置、撮
影目的等を撮影前にカメラに入力すると同時に、この時
の撮影モ−ドに応じた、予め設定されている初期位置へ
撮影レンズを強制的に駆動するようにしている為、撮影
条件に最も合ったズ−ム位置、フォ−カス位置で待機す
ることが可能となる。このため、実際の撮影時にズ−ム
レンズ群、フォ−カスレンズ群を駆動する確率が減り、
或は駆動の必要があってもその量が僅かで済むため、素
早く撮影準備が完了する。また。デフォ−カス量がAF
検出能力を越える確率も減る為、不快なAFサ−チ動作
が減り、快適で素早い撮影を可能とすることができる。
影目的等を撮影前にカメラに入力すると同時に、この時
の撮影モ−ドに応じた、予め設定されている初期位置へ
撮影レンズを強制的に駆動するようにしている為、撮影
条件に最も合ったズ−ム位置、フォ−カス位置で待機す
ることが可能となる。このため、実際の撮影時にズ−ム
レンズ群、フォ−カスレンズ群を駆動する確率が減り、
或は駆動の必要があってもその量が僅かで済むため、素
早く撮影準備が完了する。また。デフォ−カス量がAF
検出能力を越える確率も減る為、不快なAFサ−チ動作
が減り、快適で素早い撮影を可能とすることができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動作モ−ド初期設定手段内に、オ−トフォ−カス手段の
制御によるレンズ駆動に先駆けて、撮影モ−ド入力手段
にて入力された撮影モ−ドに応じた特定位置へレンズ駆
動手段を制御して強制的にレンズ駆動を行うフォ−カス
位置初期設定手段を設け、また、動作モ−ド初期設定手
段内に、ズ−ミング手段の制御によるレンズ駆動に先駆
けて、撮影モ−ド入力手段にて入力された撮影モ−ドに
応じた特定位置へレンズ駆動手段を制御して強制的にズ
−ミングを行うズ−ム位置初期設定手段を設け、オ−ト
フォ−カス手段、或は、ズ−ミング手段の制御によるレ
ンズ駆動に先駆けて、撮影モ−ド入力手段にて入力され
た撮影モ−ドに応じた、予め設定されている撮影頻度の
高いフォ−カス、或は、ズ−ムの特定位置へ強制的にレ
ンズ駆動を行い、この位置を初期位置としてその後のオ
−トフォ−カスやズ−ミング動作を行わせるようにして
いる。
動作モ−ド初期設定手段内に、オ−トフォ−カス手段の
制御によるレンズ駆動に先駆けて、撮影モ−ド入力手段
にて入力された撮影モ−ドに応じた特定位置へレンズ駆
動手段を制御して強制的にレンズ駆動を行うフォ−カス
位置初期設定手段を設け、また、動作モ−ド初期設定手
段内に、ズ−ミング手段の制御によるレンズ駆動に先駆
けて、撮影モ−ド入力手段にて入力された撮影モ−ドに
応じた特定位置へレンズ駆動手段を制御して強制的にズ
−ミングを行うズ−ム位置初期設定手段を設け、オ−ト
フォ−カス手段、或は、ズ−ミング手段の制御によるレ
ンズ駆動に先駆けて、撮影モ−ド入力手段にて入力され
た撮影モ−ドに応じた、予め設定されている撮影頻度の
高いフォ−カス、或は、ズ−ムの特定位置へ強制的にレ
ンズ駆動を行い、この位置を初期位置としてその後のオ
−トフォ−カスやズ−ミング動作を行わせるようにして
いる。
【0064】よって、サ−チ動作を行う確率を減らすと
共に実際の撮影時におけるレンズ駆動の量を低減させ、
速写性に対応できるものにすることが可能となる。
共に実際の撮影時におけるレンズ駆動の量を低減させ、
速写性に対応できるものにすることが可能となる。
【図1】本発明の一実施例におけるカメラの概略を示す
構成図である。
構成図である。
【図2】図2は本発明の一実施例におけるカメラにより
設定可能な撮影モ−ドとそれに応じた初期設定値を示す
図である。
設定可能な撮影モ−ドとそれに応じた初期設定値を示す
図である。
【図3】本発明の一実施例におけるカメラの動作を示す
フロ−チャ−トである。
フロ−チャ−トである。
【図4】図3のステップ103における動作を示すフロ
−チャ−トである。
−チャ−トである。
1,2, レンズ群 6 AFユニット 7,11 レンズ駆動装置 8,12 モ−タ 15 レンズ駆動回路 16 レンズ制御回路 17 AF演算回路 18 撮影モ−ド切換ダイヤル 21 撮影モ−ド切換回路
Claims (2)
- 【請求項1】 撮影意図や撮影目的などを反映した情報
を撮影モ−ドとしてカメラに入力する撮影モ−ド入力手
段と、該撮影モ−ド入力手段にて入力された撮影モ−ド
に応じて各種動作モ−ドの組み合わせを変更してこれら
動作モ−ドを初期設定する動作モ−ド初期設定手段と、
レンズのフォ−カス位置を変更するレンズ駆動手段と、
被写体までの距離を測定し、この結果に基づいて前記レ
ンズ駆動手段を制御してレンズのピント合せを行うオ−
トフォ−カス手段とを備えた動作モ−ド初期設定機能付
カメラにおいて、前記動作モ−ド初期設定手段内に、前
記オ−トフォ−カス手段の制御によるレンズ駆動に先駆
けて、前記撮影モ−ド入力手段にて入力された撮影モ−
ドに応じた特定位置へ前記レンズ駆動手段を制御して強
制的にレンズ駆動を行うフォ−カス位置初期設定手段を
設けたことを特徴とする動作モ−ド初期設定機能付カメ
ラ。 - 【請求項2】 撮影意図や撮影目的などを反映した情報
を撮影モ−ドとしてカメラに入力する撮影モ−ド入力手
段と、該撮影モ−ド入力手段にて入力された撮影モ−ド
に応じて各種動作モ−ドの組み合わせを変更してこれら
動作モ−ドを初期設定する動作モ−ド初期設定手段と、
レンズのズ−ム位置を変更するレンズ駆動手段と、カメ
ラに入力されるズ−ム情報に基づいて前記レンズ駆動手
段を制御してズ−ミングを行うズ−ミング手段とを備え
た動作モ−ド初期設定機能付カメラにおいて、前記動作
モ−ド初期設定手段内に、前記ズ−ミング手段の制御に
よるレンズ駆動に先駆けて、前記撮影モ−ド入力手段に
て入力された撮影モ−ドに応じた特定位置へ前記レンズ
駆動手段を制御して強制的にズ−ミングを行うズ−ム位
置初期設定手段を設けたことを特徴とする動作モ−ド初
期設定機能付カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4073292A JPH05216093A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 動作モ−ド初期設定機能付カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4073292A JPH05216093A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 動作モ−ド初期設定機能付カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05216093A true JPH05216093A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12588808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4073292A Pending JPH05216093A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 動作モ−ド初期設定機能付カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05216093A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003090954A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | Olympus Optical Co Ltd | 自動焦点調節カメラ |
JP2004184432A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-07-02 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置 |
JP2008276214A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-11-13 | Nikon Corp | デジタルカメラ |
US7697832B2 (en) | 2005-11-22 | 2010-04-13 | Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. | Imaging apparatus and lens movement control method |
JP2010117489A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Canon Inc | 撮像装置 |
US7821568B2 (en) | 2000-01-24 | 2010-10-26 | Fujifilm Corporation | Imaging device, automatic focusing method and recording medium on which a program is recorded |
US8253847B2 (en) | 2007-04-04 | 2012-08-28 | Nikon Corporation | Digital camera having an automatic focus |
WO2024209752A1 (ja) * | 2023-04-05 | 2024-10-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 撮影装置、および、撮影装置の制御方法 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4073292A patent/JPH05216093A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7821568B2 (en) | 2000-01-24 | 2010-10-26 | Fujifilm Corporation | Imaging device, automatic focusing method and recording medium on which a program is recorded |
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JP2004184432A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-07-02 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置 |
JP4707300B2 (ja) * | 2002-08-09 | 2011-06-22 | 株式会社リコー | 撮像装置 |
US7697832B2 (en) | 2005-11-22 | 2010-04-13 | Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. | Imaging apparatus and lens movement control method |
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JP2010117489A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Canon Inc | 撮像装置 |
WO2024209752A1 (ja) * | 2023-04-05 | 2024-10-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 撮影装置、および、撮影装置の制御方法 |
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