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JPH05208786A - 円筒形巻管 - Google Patents

円筒形巻管

Info

Publication number
JPH05208786A
JPH05208786A JP4189121A JP18912192A JPH05208786A JP H05208786 A JPH05208786 A JP H05208786A JP 4189121 A JP4189121 A JP 4189121A JP 18912192 A JP18912192 A JP 18912192A JP H05208786 A JPH05208786 A JP H05208786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
section
thread
winding tube
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4189121A
Other languages
English (en)
Inventor
Michael Teckentrup
テッケントループ ミヒャエル
Jorg Spahlinger
シュパーリンガー イェルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oerlikon Barmag AG
Original Assignee
Barmag AG
Barmag Barmer Maschinenfabrik AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Barmag AG, Barmag Barmer Maschinenfabrik AG filed Critical Barmag AG
Publication of JPH05208786A publication Critical patent/JPH05208786A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H65/00Securing material to cores or formers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/18Constructional details
    • B65H75/28Arrangements for positively securing ends of material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 太い糸又は高強度の糸の場合に極めて突発的
に発生する高い糸力が糸トラップに作用することがあ
り、巻管が厚紙又は紙層を巻成して成る場合、同じく紙
層から成る糸トラップが層から層へ順次引き裂かれる危
険があり、この危険を避けるように糸トラップを改良す
る。 【構成】 糸トラップ6として侵入区分4がクランプ区
分の手前に突っ切り部を有し、該突っ切り部では侵入区
分が巻管の内周まで達しており、前記突っ切り部は、突
っ切り部両端が巻管内周の1本の割線上に位置するよう
な長さを有し、該突っ切り部区域には、巻管の軸方向中
点の方に向いた凹湾部20が設けられ、該凹湾部がクラ
ンプ区分寄りの側で離脱阻止エッジ19によって制限さ
れており、該離脱阻止エッジが半径方向で割線の外側に
位置し糸捕捉スリット2の垂直平面に対して斜向してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化学繊維糸を綾巻パッ
ケージとして巻き上げる厚紙又はプラスチック或いは巻
成紙層から成る円筒形巻管であって、該巻管が、少なく
とも円周の一部分にわたって延びていて侵入区分とクラ
ンプ区分とから成る1つの糸捕捉スリットを垂直平面内
に有しており、前記侵入区分が巻管の回転方向で見て前
方に位置し、かつ、糸捕捉スリット内への糸の半径方向
侵入を実質的に妨げないような内法幅を有し、かつ前記
クランプ区分が、糸を引張り力によって搬送するように
糸をクランプし、しかも糸と、該糸の接触する巻管表面
区域とが同一方向に運動する際に糸を捕捉するために前
記糸捕捉スリット内には、クランプ区分の始点前に糸ト
ラップが配置されており、かつ、前記糸捕捉スリット内
への糸侵入を妨げず、しかも糸捕捉スリットのクランプ
区分からの糸の半径方向離脱を阻止するように構成され
ている形式の巻管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記形式の円筒形巻管は、ドイツ連邦共
和国特許出願公開第3923305号明細書に基づいて
公知である。該巻管は糸、特に化学繊維糸を巻き上げる
ために使用され、その場合前掲公開明細書に記載されて
いるように糸は「同期」的に捕捉される。
【0003】公知巻管の糸捕捉スリットは1つの侵入
(落ち込み)区分と1つのクランプ区分とから成ってい
る。侵入区分は、糸が該侵入区分の底にまで造作なく落
下するような内法幅を有している。これに対してクラン
プ区分は極めて狭幅で糸に対して可成り大きな引張り力
を及ぼすために役立つ。
【0004】公知の巻管では侵入区分の区域内に糸トラ
ップ(糸罠)が設けられており、該糸トラップは前記侵
入区分内への糸の半径方向侵入を妨げないが、クランプ
区分からの糸の半径方向離脱を、殊に有利には係合接続
式に阻止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、太い
糸又は高強度の糸の場合に極めて突発的に発生する著し
く高い糸力が糸トラップに作用することがあり、特に巻
管が厚紙又は紙層を巻成して成る場合、同じく紙層から
成る糸トラップが層から層へ順次引き裂かれる危険があ
るので、このような危険を回避できるように糸トラップ
を改良することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の構成手段は、糸トラップとして侵入区分がクランプ
区分の手前に突っ切り部を有し、該突っ切り部では侵入
区分が巻管の内周にまで達しており、前記突っ切り部
は、該突っ切り部の両端が前記巻管内周の1本の割線
上、つまり糸割線上に位置するような長さを有し、該突
っ切り部の区域には、巻管の軸方向中点の方に向いた凹
湾部が設けられており、該凹湾部がクランプ区分寄りの
側で離脱阻止エッジによって制限されており、該離脱阻
止エッジが半径方向で前記糸割線の外側に位置し、か
つ、糸捕捉スリットの垂直平面に対して次のように斜向
していること、すなわち、巻管の軸方向中点寄りの糸捕
捉スリット側面上を糸がガイドされる場合に、前記離脱
阻止エッジにおいて摩擦接続式又は係合接続式の糸連行
を保証するように斜向している点にある。
【0007】この解決手段の特殊性は、糸トラップが、
巻管に形成された離脱阻止エッジによって形成され、該
離脱阻止エッジが、巻管の全肉厚を含んでいるので、糸
が単に巻管の個々の紙層に係合するばかりでなく、常に
巻管の全肉厚に係合することにある。
【0008】離脱阻止エッジは、侵入区分の突っ切り部
内へ落下する糸が半径方向で見て該離脱阻止エッジの下
側で延びるように位置している。いま糸が糸捕捉スリッ
トの巻管軸方向中点寄り側面に沿ってガイドされる場合
に、該糸は先ず凹湾部内へ落下し、次いで離脱阻止エッ
ジの全肉厚によって捕捉されて連行される。その際に生
じる糸巻掛け度の増大の結果、糸は離脱阻止エッジにお
いて露出した巻管紙層を次第に締縮し、これによって巻
管のこの区域を一層固くする。
【0009】離脱阻止エッジは実質的に軸方向に向いて
いる。該離脱阻止エッジは糸捕捉スリットと鈍角を形成
することもできる。但し鈍角形成の場合、当該鈍角が自
縛作用範囲内に在る限りという条件が付き、つまり糸が
軸方向に離脱阻止エッジに沿って滑落する虞れがないと
いう条件が付く。また離脱阻止エッジは糸捕捉スリット
と鋭角を形成することもできる。しかしながら、これに
よって生じる矢尻状の突起は、この鋭角形成によって許
容不能に弱められてはならない。更に製作を単純化する
という観点に立てば、離脱阻止エッジを軸平行に方位づ
けるのが特に有利であると考えられる。
【0010】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0011】円筒形の巻管1は一端に、しかもその端面
近くに糸捕捉スリット2を有している。該糸捕捉スリッ
トは周方向で見て例えば120°又はそれ以上の角度に
わたって延びている。巻管1の表面並びに糸8が矢印3
の方向に運動するものとすれば、糸捕捉スリット2は侵
入区分4を始点とする。該侵入区分4の特徴は、糸径に
対比して比較的大きな内法幅を有していることである。
侵入区分は例えば巻管円周の90°にわたって延びるこ
とができる。該侵入区分4に続いてクランプ区分5が設
けられている。該クランプ区分5は糸径に対比して比較
的小さい内法幅を有している。該クランプ区分は、可成
り大きな引張り力を糸に及ぼすのに適するように狭幅に
構成されている。
【0012】前記侵入区分4の範囲に糸トラップ(糸
罠)6が位置している。糸8はサクションガン(図示せ
ず)を用いて満管ボビンから糸ガイド14を通して引出
される(国際特許出願公開第89/00094号明細書
参照)。糸はフィード機構(図示せず)によって給糸さ
れるか、あるいは、糸が紡出されたばかりの化学繊維糸
である場合には、該化学繊維糸は紡出ノズルから直接到
来する。
【0013】空管をチャックした巻成スピンドル15は
実質的に、糸速度に等しい表面速度で駆動される。該巻
成スピンドル15は、巻管の表面運動方向が糸走行方向
に等しくなるように、糸走行経路内へ動かされている。
糸は、糸の走行方向で見て巻管1の手前に位置している
糸ガイド23によって捕捉スリット2の垂直平面内へガ
イドされ、かつ、糸の捕捉スリット2の前記垂直平面か
ら幾分側方に、しかも巻管1の軸方向中点寄りの側にず
れて位置する糸ガイド14を介して引出される。糸トラ
ップ6は、クランプ区分5寄りの側で離脱阻止エッジ1
9によって制限された凹湾部20によって形成される。
該凹湾部20は糸捕捉スリットの侵入区分の側面に関係
しており、該側面は巻管1の軸方向中点寄り側面22で
ある。凹湾部20は侵入区分4の範囲内に在り、該範囲
では侵入区分は巻管の内周にまで達している。このよう
に切り込まれた突っ切り部区域の両端部17,18は、
侵入区分4内に落ち込んだ糸8が図4に示したように巻
管1の内周の割線を形成するような距離を、離脱阻止エ
ッジ19から有している。凹湾部20の軸方向の広がり
はそれほど厳密なものではなく、数mmであることがで
き、何れにしても糸を把捉するのに足る長さが生じれば
充分である。離脱阻止エッジ19は本実施例では軸平行
に延在している。この前提条件のもとに凹湾部20は簡
単に製作することができる。
【0014】図1のBに示したように、離脱阻止エッジ
19は糸捕捉スリットの側面22と鈍角を形成していて
もよい。この角度はこの場合、離脱阻止エッジ19に沿
ってガイドされる糸が自ら侵入区分4の方向に滑り落ち
るほど大きく選ばれてはならない。要するに離脱阻止エ
ッジ19は、糸に対して如何なる場合にも自縛作用が存
在するように構成されていなければならない。
【0015】図1のCに示したように、前記離脱阻止エ
ッジ19は侵入区分4の側面22と鋭角を形成すること
もできる。この場合は糸が、凹湾部20と相俟って形成
される楔状ギャップ21の方向に離脱阻止エッジに沿っ
て滑り落ちても、無害である。しかしながら、この場合
離脱阻止エッジによって形成される矢尻状の突起は、糸
を引き裂くために必要な力を生じさせるために充分に強
くなければならない。
【0016】作用態様:巻管に糸を捕捉するために糸ガ
イド14,23と巻管1とは、糸8が糸捕捉スリット2
の垂直平面内で巻管に、殊に有利には90°よりも大き
く、180°よりも小さい角度で巻掛けられるように位
置決めされている。
【0017】図2では、糸捕捉スリット2の侵入区分4
の前端部が巻管1への糸8の乗り上げ点に到達した時点
における巻管の回転位置が示されている。
【0018】図3では、巻管が更に回転して糸が侵入区
分4内へ落ち込んだ状態が図示されている。このために
侵入区分4の軸方向幅は、糸が著しい障害なしに該侵入
区分の底に到達するような大きさに選ばれている。ここ
で特記しておくが、侵入区分4は実質的に糸捕捉スリッ
ト2のクランプ区分5に全く等しい深さか又はそれ以上
の深さを有している。しかも該侵入区分4はその中央範
囲では巻管1の内周にまで突っ切られている。この突っ
切り部区域の両端部17,18は前記内周の1本の割線
上に位置している。
【0019】要するに糸は侵入区分の底の上まで落下
し、突っ切り部区域の両端部間で巻管の内周に対する1
本の割線を形成する訳である(図4)。これによって糸
走行速度は、糸捕捉スリット又は巻管の並進速度よりも
僅かに(1%オーダー)大になる。これによって生じる
相対速度が、糸に作用する摩擦力の形では作用しないの
は勿論である。それというのは侵入区分4が、糸を実質
的に妨げることのない内法幅を有しているからである。
とは云え、発生する糸引張り力と相対速度は、糸8をで
きるだけ深く糸捕捉スリット2もしくは侵入区分4とク
ランプ区分5内に引き込むのに充分である。
【0020】次に図4に基づいて糸トラップ6の機能を
説明する。ここで序でに付記しておくが、糸は図2に矢
印3で示した糸走行方向で、糸捕捉スリット2の垂直平
面内へ正確に進入するものの、糸ガイド14を介して進
出する糸区分は巻管の軸方向中点に向かう運動成分を有
している。この運動成分に基づく偏角は数度である。こ
の偏角によって、図4において侵入区分4から再び進出
する糸は、巻管の軸方向中点寄りの侵入区分側面22に
接触することになる。
【0021】ところで図5に示したように巻管が更に回
転することによって糸が凹湾部20の傍を通過する際
に、糸はその横方向運動成分に基づいて該凹湾部内へも
滑り込む。該凹湾部が侵入区分4の突っ切り部区域内に
位置しているので、該突っ切り部区域で巻管内周に対す
る割線を形成する糸は、半径方向で見て、前記凹湾部2
0を制限する離脱阻止エッジ19の下側に達する。該離
脱阻止エッジ19は侵入区分4からの糸の離脱を係合式
に阻止する。巻管が更に回転することによって離脱阻止
エッジ19が糸ガイド14と巻管との間の接線に沿って
通過する場合に、糸は前記離脱阻止エッジのところで漸
増的に変向ガイドされる。この変向ガイドによって離脱
阻止エッジは圧縮されるので、紙を巻成して成る巻管の
紙層が緊縮されて硬くなる。また糸8は侵入区分4の底
に保持されるので、後続のクランプ区分5から半径方向
に引出されることはない。従ってクランプ区分5におい
て糸8に及ぼされるクランプ力は巻管の周方向と糸走行
方向でしか作用せず、糸に対して直角な半径方向では作
用しない。その結果クランプ力はもっぱら糸引張り力に
変換されることになる。
【0022】ところでクランプ区分5は、糸に対してク
ランプ力を極めて突発的に作用させるように構成されて
いる。このようなクランプ力の突発的な作用は、糸8と
糸捕捉スリット2の巻管軸方向中点寄りの側面22との
間に強力な摩擦接続又は事実上係合接続が生じるように
侵入区分4に対比してクランプ区分5を極めて突発的に
狭めることによって生じる。なお糸がマルチフィラメン
ト化学繊維糸の場合には、該マルチ糸は、厚紙又は紙層
を巻成して成る巻管に対して係合接続のための種々の係
合可能性を提供する。
【0023】図6では、糸トラップ6の離脱阻止エッジ
19で始めて糸の変向ガイドが生じる回転位置が図示さ
れている。
【0024】図7では、糸トラップ6の離脱阻止エッジ
19における糸の最大変向ガイド角が生じる回転位置が
図示されている。この回転位置では、糸が過度に強い糸
でない限り糸切れが生じる。しかしながらクランプ区分
5のクランプ力は更に有効に作用し、かつ糸は走行方向
3に更に搬送される。従って糸引張り力は更に著しく増
大する。前記糸切れは糸ガイド14を適当にシャープに
構成することによって助成することができる。こうして
糸は巻管1に巻き上げられる。今や従来公知のようにト
ラバース運動が再開されかつ糸は巻管1上で綾巻パッケ
ージとして巻成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】巻管の概略的な部分側面図である。
【図2】図3〜図7と同様に図1に示した糸捕捉スリッ
トを通る略示横断面図であって、しかも糸捕捉スリット
の侵入区分の前端部が巻管への糸の乗り上げ点に到達し
た時点における巻管の回転位置を示す図である。
【図3】巻管が更に回転して糸が侵入区分4内へ落ち込
んだ状態を示す図である。
【図4】糸が侵入区分の底まで落下して突っ切り区域の
両端部間で巻管の内周に対して1本の割線を形成した状
態を示す図である。
【図5】巻管が更に回転することによって糸がその横方
向運動成分に基づいて凹湾部内へも滑り込んだ状態を示
す図である。
【図6】糸トラップの離脱阻止エッジで始めて糸の変向
ガイドが生じる回転位置を示す図である。
【図7】糸トラップの離脱阻止エッジにおける糸の最大
変向ガイド角が生じる回転位置を示す図である。
【符号の説明】
1 巻管、 2 糸捕捉スリット、 3 巻管表
面並びに糸の運動方向を示す矢印、 4 侵入区分、
5 クランプ区分、 6 糸トラップ、8
糸、 14 糸ガイド、 15 巻成スピンドル、
17,18端部、 19 離脱阻止エッジ、 20
凹湾部、 21 楔状ギャップ、 22 糸捕
捉スリットの巻管軸方向中点寄り側面、 23 糸ガ
イド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学繊維糸を綾巻パッケージとして巻き
    上げる厚紙又はプラスチック或いは巻成紙層から成る円
    筒形巻管(1)であって、該巻管が、少なくとも円周の
    一部分にわたって延びていて侵入区分(4)とクランプ
    区分(5)とから成る1つの糸捕捉スリット(2)を巻
    管の垂直平面内に有しており、前記侵入区分(4)が巻
    管の回転方向で見て前方に位置し、かつ、糸捕捉スリッ
    ト(2)内への糸の半径方向侵入を実質的に妨げないよ
    うな内法幅を有し、かつ前記クランプ区分(5)が、糸
    を引張り力によって搬送するように糸をクランプし、し
    かも糸と、該糸の接触する巻管表面区域とが同一方向に
    運動する際に糸を捕捉するために前記糸捕捉スリット
    (2)内には、クランプ区分(5)の始点前に糸トラッ
    プ(6)が配置されており、かつ、前記糸捕捉スリット
    (2)内への糸侵入を妨げず、しかも糸捕捉スリットの
    クランプ区分(5)からの糸の半径方向離脱を阻止する
    ように構成されている形式のものにおいて、糸トラップ
    (6)として侵入区分(4)がクランプ区分(5)の手
    前に突っ切り部を有し、該突っ切り部では侵入区分が巻
    管の内周にまで達しており、前記突っ切り部は、該突っ
    切り部の両端が前記巻管内周の1本の割線上、つまり糸
    割線上に位置するような長さを有し、該突っ切り部の区
    域には、巻管の軸方向中点の方に向いた凹湾部(20)
    が設けられており、該凹湾部がクランプ区分(5)寄り
    の側で離脱阻止エッジ(19)によって制限されてお
    り、該離脱阻止エッジが半径方向で見て前記糸割線の外
    側に位置し、かつ、糸捕捉スリット(2)の垂直平面に
    対して次のように斜向していること、すなわち、巻管の
    軸方向中点寄りの糸捕捉スリット側面(22)上を糸が
    ガイドされる場合に、前記離脱阻止エッジ(19)にお
    いて摩擦接続式又は係合接続式の糸連行を保証するよう
    に斜向していることを特徴とする、円筒形巻管。
JP4189121A 1991-07-20 1992-07-16 円筒形巻管 Pending JPH05208786A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4124128 1991-07-20
DE4124128.2 1991-07-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05208786A true JPH05208786A (ja) 1993-08-20

Family

ID=6436644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4189121A Pending JPH05208786A (ja) 1991-07-20 1992-07-16 円筒形巻管

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5248111A (ja)
EP (1) EP0524545B1 (ja)
JP (1) JPH05208786A (ja)
KR (1) KR950002521B1 (ja)
CN (1) CN1032639C (ja)
DE (1) DE59201353D1 (ja)
RU (1) RU2053185C1 (ja)
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