JPH05186548A - 気胞核心部分と緻密周縁部分を有し、フルオロクロロ炭化水素を含有しないウレタン含有成形体の製造方法 - Google Patents
気胞核心部分と緻密周縁部分を有し、フルオロクロロ炭化水素を含有しないウレタン含有成形体の製造方法Info
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- JPH05186548A JPH05186548A JP4117252A JP11725292A JPH05186548A JP H05186548 A JPH05186548 A JP H05186548A JP 4117252 A JP4117252 A JP 4117252A JP 11725292 A JP11725292 A JP 11725292A JP H05186548 A JPH05186548 A JP H05186548A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 希釈剤として作用する従来慣用の、しかしな
がら今や環境問題上不都合なフルオロクロロ炭化水素を
含まず、しかも良好な流動特性を有し、RIM法ないし
低圧法で容易に処理され得るポリウレタン組成物を使用
して、気胞核心部分、緻密周縁部分および実質的に孔隙
のない平滑表面を有するウレタン含有発泡成形体を簡単
かつ低コストで製造する方法を提供すること。 【構成】 (a)有機ポリイソシアネートおよび/ある
いは変性有機ポリイソシアネートと、(b)少なくとも
2個の反応性水素原子を有する少なくとも1種類の高分
子化合物および(c)場合により低分子量の連鎖延長剤
および/あるいは架橋剤とを、(d)発泡剤、(e)触
媒、(f)添加剤および場合により(g)助剤の存在下
に、閉鎖成形型中において圧縮しながら反応させること
により、気胞核心部分と緻密周縁部分を有し、フルオロ
クロロ炭化水素を含有しないウレタン含有成形体を製造
する方法であって、添加剤(f)として無定形、微小孔
隙シリカゲルを使用することを特徴とする成形体製造方
法。
がら今や環境問題上不都合なフルオロクロロ炭化水素を
含まず、しかも良好な流動特性を有し、RIM法ないし
低圧法で容易に処理され得るポリウレタン組成物を使用
して、気胞核心部分、緻密周縁部分および実質的に孔隙
のない平滑表面を有するウレタン含有発泡成形体を簡単
かつ低コストで製造する方法を提供すること。 【構成】 (a)有機ポリイソシアネートおよび/ある
いは変性有機ポリイソシアネートと、(b)少なくとも
2個の反応性水素原子を有する少なくとも1種類の高分
子化合物および(c)場合により低分子量の連鎖延長剤
および/あるいは架橋剤とを、(d)発泡剤、(e)触
媒、(f)添加剤および場合により(g)助剤の存在下
に、閉鎖成形型中において圧縮しながら反応させること
により、気胞核心部分と緻密周縁部分を有し、フルオロ
クロロ炭化水素を含有しないウレタン含有成形体を製造
する方法であって、添加剤(f)として無定形、微小孔
隙シリカゲルを使用することを特徴とする成形体製造方
法。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は水および/あるいは不活性、物理
作用発泡剤(フルオロクロロ炭化水素を除く)、触媒、
および必要に応じてさらに添加剤、助剤の存在下に、ポ
リイソシアネート重付加生成物を形成するための慣用出
発化合物を反応させることにより、気胞核心部分、緻密
周縁部分および実質的に気胞を含まない平滑表面を有す
る、構造的ポリウレタン(PU)発泡体として知られて
いる、軟弾性、半硬質あるいは硬質の、フルオロクロロ
炭化水素を含有しない、ウレタン含有成形体を製造する
方法に関するものである。
作用発泡剤(フルオロクロロ炭化水素を除く)、触媒、
および必要に応じてさらに添加剤、助剤の存在下に、ポ
リイソシアネート重付加生成物を形成するための慣用出
発化合物を反応させることにより、気胞核心部分、緻密
周縁部分および実質的に気胞を含まない平滑表面を有す
る、構造的ポリウレタン(PU)発泡体として知られて
いる、軟弾性、半硬質あるいは硬質の、フルオロクロロ
炭化水素を含有しない、ウレタン含有成形体を製造する
方法に関するものである。
【0002】発泡剤、ことに物理作用発泡剤、触媒、助
剤および/あるいは添加剤の存在下に、有機ポリウレタ
ン、少なくとも2個の反応性水素原子を有する比較的高
分子量化合物、および必要に応じてさらに連鎖延長剤お
よび/あるいは架橋剤を、閉鎖された加熱もしくは非加
熱成形型中において反応させることにより、気胞核心部
分と緻密周縁部分を有する成形体を製造することは、つ
とに公知であり、例えば西独特許出願公開169413
8号(英国特許1209243号)、西独特許1955
891号(英国特許1321679号)、同公告176
9886号(米国特許3824199号)から公知であ
る。
剤および/あるいは添加剤の存在下に、有機ポリウレタ
ン、少なくとも2個の反応性水素原子を有する比較的高
分子量化合物、および必要に応じてさらに連鎖延長剤お
よび/あるいは架橋剤を、閉鎖された加熱もしくは非加
熱成形型中において反応させることにより、気胞核心部
分と緻密周縁部分を有する成形体を製造することは、つ
とに公知であり、例えば西独特許出願公開169413
8号(英国特許1209243号)、西独特許1955
891号(英国特許1321679号)、同公告176
9886号(米国特許3824199号)から公知であ
る。
【0003】構造的ポリウレタン発泡体として知られて
いるこの種の成形体の概略は、例えば1983年ミュン
ヘン、ウィーンのカルル、ハンゼル、フェルラーク社刊
第2版、G、エルテルの「クンストシュトフ、ハントブ
ーフ」7巻「ポリウレタン」333頁以降および197
5年同上カルル、ハンゼル、フェルラーク社刊、H、ピ
エホタおよびH、レールの「インテグラル、シャウムシ
ュトフ」に記載されている。
いるこの種の成形体の概略は、例えば1983年ミュン
ヘン、ウィーンのカルル、ハンゼル、フェルラーク社刊
第2版、G、エルテルの「クンストシュトフ、ハントブ
ーフ」7巻「ポリウレタン」333頁以降および197
5年同上カルル、ハンゼル、フェルラーク社刊、H、ピ
エホタおよびH、レールの「インテグラル、シャウムシ
ュトフ」に記載されている。
【0004】軟弾性、半硬質あるいは硬質のPU発泡体
の製造は、工業的に極めて重要となっているが、この方
法は使用される発泡剤の故に増大する環境問題の観点か
ら問題となっている。フルオロクロロアルカン、ことに
トリクロロフルオロメタンが、発泡剤として世界的に、
大規模に使用されているが、これは発熱重付加反応のた
めまず蒸発し、加圧下に型内表面に部分的に凝縮し、ま
た成形体中に含有される。この種の発泡剤は、大気圏オ
ゾン層の破壊に関与すると考えられており、環境汚染の
問題が唯一の欠点とされている。
の製造は、工業的に極めて重要となっているが、この方
法は使用される発泡剤の故に増大する環境問題の観点か
ら問題となっている。フルオロクロロアルカン、ことに
トリクロロフルオロメタンが、発泡剤として世界的に、
大規模に使用されているが、これは発熱重付加反応のた
めまず蒸発し、加圧下に型内表面に部分的に凝縮し、ま
た成形体中に含有される。この種の発泡剤は、大気圏オ
ゾン層の破壊に関与すると考えられており、環境汚染の
問題が唯一の欠点とされている。
【0005】フルオロクロロアルカンの使用量を減少さ
せるために、広く使用される発泡剤は水であって、これ
はポリイソシアネートと反応して二酸化炭素を形成し、
これが実際上の発泡体として使用する。しかしながらこ
れを使用する方法は、形成された二酸化炭素が型内の反
応条件下に型内面に凝縮せす、従って多孔性表面を有す
る成形体が製造される欠点を有する。
せるために、広く使用される発泡剤は水であって、これ
はポリイソシアネートと反応して二酸化炭素を形成し、
これが実際上の発泡体として使用する。しかしながらこ
れを使用する方法は、形成された二酸化炭素が型内の反
応条件下に型内面に凝縮せす、従って多孔性表面を有す
る成形体が製造される欠点を有する。
【0006】西独特許出願公開1804362号公報
(米国特許1285224号明細書)によれば、気胞核
心部分と緻密表面を有するPU発泡体が、ゼオライト構
造のアルカリ金属アルミノシリケートの存在下に製造さ
れ得る。使用される発泡剤はことにハロゲン化炭化水
素、あるいはハロゲン化炭化水素と部分的水化アルカリ
金属アルミノシリケートもしくは水化水含有有機化合物
との混合物である。水とアルカリ金属アルミノシリケー
トの添加剤は、フルオロクロロ炭化水素の存在にかかわ
らず、120g/lまでの全体密度を有する、非収縮性
の構造的PU発泡成形体をもたらすとされている。
(米国特許1285224号明細書)によれば、気胞核
心部分と緻密表面を有するPU発泡体が、ゼオライト構
造のアルカリ金属アルミノシリケートの存在下に製造さ
れ得る。使用される発泡剤はことにハロゲン化炭化水
素、あるいはハロゲン化炭化水素と部分的水化アルカリ
金属アルミノシリケートもしくは水化水含有有機化合物
との混合物である。水とアルカリ金属アルミノシリケー
トの添加剤は、フルオロクロロ炭化水素の存在にかかわ
らず、120g/lまでの全体密度を有する、非収縮性
の構造的PU発泡成形体をもたらすとされている。
【0007】フルオロクロロ炭化水素を含まない、高い
表面硬度および少なくとも300kg/m3 の密度を有
する硬質PU発泡成形体が、ヨーロッパ特許出願公開3
19866号公報(米国特許4882363号明細書)
に記載されている。これは発泡剤として少なくとも2.
2の平均ヒドロキシル官能性および少なくとも300m
gKOH/gの平均ヒドロキシル数を有するポリヒドロ
キシル化合物もしくは有機ポリヒドロキシル化合物の混
合物、水および/あるいは二酸化炭素と、少なくとも
0.7nmの吸収孔隙開口径を有するゼオライト吸収添
加剤とを使用することにより製造される。
表面硬度および少なくとも300kg/m3 の密度を有
する硬質PU発泡成形体が、ヨーロッパ特許出願公開3
19866号公報(米国特許4882363号明細書)
に記載されている。これは発泡剤として少なくとも2.
2の平均ヒドロキシル官能性および少なくとも300m
gKOH/gの平均ヒドロキシル数を有するポリヒドロ
キシル化合物もしくは有機ポリヒドロキシル化合物の混
合物、水および/あるいは二酸化炭素と、少なくとも
0.7nmの吸収孔隙開口径を有するゼオライト吸収添
加剤とを使用することにより製造される。
【0008】改善された耐燃性において秀れており、ハ
ロゲンおよび/あるいは燐を含む難燃化剤を含有しな
い、水発泡、ゼオライト変性ポリウレタン発泡体が、ヨ
ーロッパ特許出願公開388952号公報に記載されて
いる。また、米国特許4518718号明細書によれ
ば、比較的高い耐熱性を有する、閉気胞、硬質ポリウレ
タン発泡体が、0.1nmまでの有効限界直径を有する
分子吸収性ゼオライトをポオールおよびポリイソシアネ
ートにそれぞれ添加して、これらを反応させることによ
り得られる。
ロゲンおよび/あるいは燐を含む難燃化剤を含有しな
い、水発泡、ゼオライト変性ポリウレタン発泡体が、ヨ
ーロッパ特許出願公開388952号公報に記載されて
いる。また、米国特許4518718号明細書によれ
ば、比較的高い耐熱性を有する、閉気胞、硬質ポリウレ
タン発泡体が、0.1nmまでの有効限界直径を有する
分子吸収性ゼオライトをポオールおよびポリイソシアネ
ートにそれぞれ添加して、これらを反応させることによ
り得られる。
【0009】気胞核心部分と緻密周縁部分を有する軟弾
性ポリウレタン成形体をRIM法で製造する方法が、西
独特許出願P4034082.1号明細書に記載されて
いる。ここで使用されている添加剤は、結晶性微孔隙分
子篩および/あるいは結晶性二酸化珪素である。この方
法は良好な機械特性と、実質的に気胞のない平滑表面を
有する成形体をもたらすが、これはまた例えば微小孔隙
結晶性分子篩および二酸化珪素の調製が困難であり、技
術的に複雑であり、さらに望ましい緻密な周縁部分およ
び実質的に気胞の存在しない表面を有するポリウレタン
成形体を製造するには、大量のこれら添加剤をポリウレ
タン成形体中に導入しなければならない欠点を有する。
性ポリウレタン成形体をRIM法で製造する方法が、西
独特許出願P4034082.1号明細書に記載されて
いる。ここで使用されている添加剤は、結晶性微孔隙分
子篩および/あるいは結晶性二酸化珪素である。この方
法は良好な機械特性と、実質的に気胞のない平滑表面を
有する成形体をもたらすが、これはまた例えば微小孔隙
結晶性分子篩および二酸化珪素の調製が困難であり、技
術的に複雑であり、さらに望ましい緻密な周縁部分およ
び実質的に気胞の存在しない表面を有するポリウレタン
成形体を製造するには、大量のこれら添加剤をポリウレ
タン成形体中に導入しなければならない欠点を有する。
【0010】そこで本発明の目的とするところは、気胞
核心部分および緻密周縁部分と共に、実質的に気胞のな
い平滑表面を有するウレタン含有成形体を、フルオロク
ロロ炭化水素を使用することなく、簡単で低コストの方
法により製造することである。このポリウレタンの組成
は、希釈剤作用するフルオロクロロ炭化水素を含有しな
いでも、良好な流動性を有し、RIM法もしくは低圧法
により容易に加工処理され得るものでなければならな
い。
核心部分および緻密周縁部分と共に、実質的に気胞のな
い平滑表面を有するウレタン含有成形体を、フルオロク
ロロ炭化水素を使用することなく、簡単で低コストの方
法により製造することである。このポリウレタンの組成
は、希釈剤作用するフルオロクロロ炭化水素を含有しな
いでも、良好な流動性を有し、RIM法もしくは低圧法
により容易に加工処理され得るものでなければならな
い。
【0011】
【発明の要約】しかるに上述の目的は、上述のような構
造的ポリウレタン発泡成形体を製造するため、無定形、
微小孔隙シリカゲルを使用することにより達成され得る
ことが本発明者らにより見出された。
造的ポリウレタン発泡成形体を製造するため、無定形、
微小孔隙シリカゲルを使用することにより達成され得る
ことが本発明者らにより見出された。
【0012】すなわち、本発明は(a)有機ポリイソシ
アネートおよび/あるいは変性有機ポリイソシアネート
と、(b)少なくとも2個の反応性水素原子を有する少
なくとも1種類の高分子化合物および(c)場合により
低分子量の連鎖延長剤および/あるいは架橋剤とを、
(d)発泡剤、(e)触媒、(f)添加剤および場合に
より(g)助剤の存在下に、閉鎖成形型中において圧縮
しながら反応させることにより、気胞核心部分と緻密周
縁部分を有し、フルオロクロロ炭化水素を含有しないウ
レタン含有成形体を製造する方法であって、添加剤
(f)として無定形、微小孔隙シリカゲルを使用するこ
とを特徴とする成形体製造方法を提供するものである。
アネートおよび/あるいは変性有機ポリイソシアネート
と、(b)少なくとも2個の反応性水素原子を有する少
なくとも1種類の高分子化合物および(c)場合により
低分子量の連鎖延長剤および/あるいは架橋剤とを、
(d)発泡剤、(e)触媒、(f)添加剤および場合に
より(g)助剤の存在下に、閉鎖成形型中において圧縮
しながら反応させることにより、気胞核心部分と緻密周
縁部分を有し、フルオロクロロ炭化水素を含有しないウ
レタン含有成形体を製造する方法であって、添加剤
(f)として無定形、微小孔隙シリカゲルを使用するこ
とを特徴とする成形体製造方法を提供するものである。
【0013】
【発明の構成】無定形、微小孔隙シリカゲルの添加にも
かかわらず、またこれにより組成分の粘度が増大するに
もかかわらず、これら組成分は良好な流動性を示し、R
IM法ないし低圧法により容易に処理され得る。製造さ
れた硬質、半硬質、ことに軟弾性の構造的ポリウレタン
発泡成形体は、比較的高密度の周縁部分と、平滑で実質
的に気泡ないし気胞を含まない表面を有する。この表面
のショアA硬さおよびその他の機械特性は、従来のフル
オロクロロ炭化水素を使用して発泡せしめられた構造的
発泡成形体のそれと同等である。
かかわらず、またこれにより組成分の粘度が増大するに
もかかわらず、これら組成分は良好な流動性を示し、R
IM法ないし低圧法により容易に処理され得る。製造さ
れた硬質、半硬質、ことに軟弾性の構造的ポリウレタン
発泡成形体は、比較的高密度の周縁部分と、平滑で実質
的に気泡ないし気胞を含まない表面を有する。この表面
のショアA硬さおよびその他の機械特性は、従来のフル
オロクロロ炭化水素を使用して発泡せしめられた構造的
発泡成形体のそれと同等である。
【0014】本発明による方法に使用されるべき各組成
分(a)、(b)および(d)ないし(f)および場合
により使用される(c)および(g)、本発明に適当な
無定形、微小孔隙シリカゲルにつき以下に詳述する。
分(a)、(b)および(d)ないし(f)および場合
により使用される(c)および(g)、本発明に適当な
無定形、微小孔隙シリカゲルにつき以下に詳述する。
【0015】適当な有機ポリイソシアネートは、脂肪
族、脂環式、アリール脂肪族、ことに芳香族のポリイソ
シアネートである。
族、脂環式、アリール脂肪族、ことに芳香族のポリイソ
シアネートである。
【0016】具体的に例示すれば、アルキレン半部に4
から12個の炭素原子を有するアルキレンジイソシアネ
ート、例えば1,12−ドデカンジイソシアネート、2
−エチルテトラメチレン−1,4−ジイソシアネート、
2−メチルペンタメチレン−1,5−ジイソシアネー
ト、テトラメチレン−1,4−ジイソシアネート、こと
にヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネート、脂環式
ジイソシアネート、例えばシクロヘキサン−1,3−お
よび−1,4−ジイソシアネート、これら異性体の任意
所望の混合物、1−イソシアネート−3,3,5−トリ
メチル−5−イソシアネートメチルシクロヘキサン(イ
ソホロンイソシアネート)、2,4−および2,6−ヘ
キサヒドロトルエンジイソシアネート、これら異性体の
混合物、4−4′−、2,2′−および2,4′−ジシ
クロヘキシルメタンジイソシアネート、これら異性体の
混合物、ことに芳香族ジイソシアネートおよびポリイソ
シアネート、例えば2,4−および2,6−トリレンジ
イソシアネート、これら異性体の混合物、4,4′−、
2,4′−および2,2′−ジフェニルメタンジイソシ
アネート、これら異性体の混合物、ことに4,4′−お
よび2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートの混
合物、ポリフェニルメチレンポリイソシアネート、4,
4′−、2,4′−および2,2′−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、ポリフェニル−ポリメチレンポリイ
ソシアネート(粗MDI)、これら粗MDIとトリレン
ジイソシアネートの混合物が好ましい。有機ジイソシア
ネートおよびポリイソシアネートは別個に使用しても、
混合物形態で使用してもよい。
から12個の炭素原子を有するアルキレンジイソシアネ
ート、例えば1,12−ドデカンジイソシアネート、2
−エチルテトラメチレン−1,4−ジイソシアネート、
2−メチルペンタメチレン−1,5−ジイソシアネー
ト、テトラメチレン−1,4−ジイソシアネート、こと
にヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネート、脂環式
ジイソシアネート、例えばシクロヘキサン−1,3−お
よび−1,4−ジイソシアネート、これら異性体の任意
所望の混合物、1−イソシアネート−3,3,5−トリ
メチル−5−イソシアネートメチルシクロヘキサン(イ
ソホロンイソシアネート)、2,4−および2,6−ヘ
キサヒドロトルエンジイソシアネート、これら異性体の
混合物、4−4′−、2,2′−および2,4′−ジシ
クロヘキシルメタンジイソシアネート、これら異性体の
混合物、ことに芳香族ジイソシアネートおよびポリイソ
シアネート、例えば2,4−および2,6−トリレンジ
イソシアネート、これら異性体の混合物、4,4′−、
2,4′−および2,2′−ジフェニルメタンジイソシ
アネート、これら異性体の混合物、ことに4,4′−お
よび2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートの混
合物、ポリフェニルメチレンポリイソシアネート、4,
4′−、2,4′−および2,2′−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、ポリフェニル−ポリメチレンポリイ
ソシアネート(粗MDI)、これら粗MDIとトリレン
ジイソシアネートの混合物が好ましい。有機ジイソシア
ネートおよびポリイソシアネートは別個に使用しても、
混合物形態で使用してもよい。
【0017】また変性ポリイソシアネート、すなわち有
機ジイソシアネートおよび/あるいはポリイソシアネー
トの化学反応生成物も使用され得る。例えばエステル、
尿素、ビウレット、アロファネート、カーボジイミド、
イソシアヌレート、ウレトジオンおよび/あるいはウレ
タンを含有するジイソシアネートおよび/あるいはポリ
イソシアネートである。さらに具体的には、全量に対し
て33.6から15重量%、ことに31から21重量%
のNCOを含有する有機の、ことに芳香族のウレタン含
有ポリイソシアネート、例えば低分子量ジオール、トリ
オール、ジアルキレングリコール、トリアルキレングリ
コールあるいは分子量4200までのポリオキシアルキ
レングリコール、ことにジおよびポリオキシアルキレン
グリコール(単独でも混合物としてでも使用可能)、こ
とにジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレングリコール
で変性された4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ートあるいは2,4−もしくは2,6−トルイレンジイ
ソシアネートである。また以下に述べるようにしてポリ
エステルポリオールおよび/あるいはポリエーテルポリ
オールから製造され、全量に対し25から3.5重量
%、ことに21から14重量%のNCOを含有するプレ
ポリマー、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、2,4′−および4,4′−ジフェニルメタンジイ
ソシアネートの混合物、2,4−および/あるいは2,
6−トリレンジイソシアネートあるいは粗MDIの混合
物も好ましい。さらに全量に対し33.6から15重量
%、ことに31から21重量%のNCOを含有し、カー
ボジイミド基および/あるいはイソシアヌレート環を有
する液状ポリイソシアネート、例えば4,4′−、2,
4′−および/あるいは2,2′−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、および/あるいは2,4−および/あ
るいは2,6−トリレンジイソシアネートも好ましい。
機ジイソシアネートおよび/あるいはポリイソシアネー
トの化学反応生成物も使用され得る。例えばエステル、
尿素、ビウレット、アロファネート、カーボジイミド、
イソシアヌレート、ウレトジオンおよび/あるいはウレ
タンを含有するジイソシアネートおよび/あるいはポリ
イソシアネートである。さらに具体的には、全量に対し
て33.6から15重量%、ことに31から21重量%
のNCOを含有する有機の、ことに芳香族のウレタン含
有ポリイソシアネート、例えば低分子量ジオール、トリ
オール、ジアルキレングリコール、トリアルキレングリ
コールあるいは分子量4200までのポリオキシアルキ
レングリコール、ことにジおよびポリオキシアルキレン
グリコール(単独でも混合物としてでも使用可能)、こ
とにジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレングリコール
で変性された4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ートあるいは2,4−もしくは2,6−トルイレンジイ
ソシアネートである。また以下に述べるようにしてポリ
エステルポリオールおよび/あるいはポリエーテルポリ
オールから製造され、全量に対し25から3.5重量
%、ことに21から14重量%のNCOを含有するプレ
ポリマー、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、2,4′−および4,4′−ジフェニルメタンジイ
ソシアネートの混合物、2,4−および/あるいは2,
6−トリレンジイソシアネートあるいは粗MDIの混合
物も好ましい。さらに全量に対し33.6から15重量
%、ことに31から21重量%のNCOを含有し、カー
ボジイミド基および/あるいはイソシアヌレート環を有
する液状ポリイソシアネート、例えば4,4′−、2,
4′−および/あるいは2,2′−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、および/あるいは2,4−および/あ
るいは2,6−トリレンジイソシアネートも好ましい。
【0018】このような変性ポリイソシアネートはこれ
ら相互の、あるいは非変性有機ポリイソシアネート、例
えば2,4′−もしくは4,4′−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、粗MDI、2,4−および/あるいは
2,6−トリレンジイソシアネートと混合してもよい。
ら相互の、あるいは非変性有機ポリイソシアネート、例
えば2,4′−もしくは4,4′−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、粗MDI、2,4−および/あるいは
2,6−トリレンジイソシアネートと混合してもよい。
【0019】さらにまた軟弾性もしくは半硬質構造ポリ
ウレタン発泡成形体の製造のために有利に使用されるこ
とが実証された有機ポリイソシアネートは、25から9
重量%のNCOを含有するプレポリマー、ことにポリエ
ーテルポリオールもしくはポリエステルポリオールを主
とするプレポリマー、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト異性体、ことに4,4′−ジフェニルメタンジイソシ
アネート、33.6から15重量%のNCO含有変性ウ
レタン含有ポリイソシアネート、ことに4,4′−ジフ
ェニルメタンジイソシアネートもしくはジフェニルメタ
ンジイソシアネート異性体混合物、2,4−および2,
6−トリレンジイソシアネートの混合物、トリレンジイ
ソシアネートおよびMDIの混合物、ことにジフェニル
メタンジイソシアネート異性体および粗MDIを主とす
る上述のプレポリマーの混合物である。芳香族ポリイソ
シアネートと変性芳香族ポリイソシアネートあるいはポ
リイソシアネートの混合物は、平均官能性2から2.
6、好ましくは2から2.4、ことに2から2.2を有
するのが好ましい。硬質の構造はポリウレタン発泡成形
体の製造は、2.6より大きい、好ましくは2.8から
3.5の官能性を有するウレタン変性芳香族ポリイソシ
アネート、ことに粗MDIを使用するのが有利である。
ウレタン発泡成形体の製造のために有利に使用されるこ
とが実証された有機ポリイソシアネートは、25から9
重量%のNCOを含有するプレポリマー、ことにポリエ
ーテルポリオールもしくはポリエステルポリオールを主
とするプレポリマー、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト異性体、ことに4,4′−ジフェニルメタンジイソシ
アネート、33.6から15重量%のNCO含有変性ウ
レタン含有ポリイソシアネート、ことに4,4′−ジフ
ェニルメタンジイソシアネートもしくはジフェニルメタ
ンジイソシアネート異性体混合物、2,4−および2,
6−トリレンジイソシアネートの混合物、トリレンジイ
ソシアネートおよびMDIの混合物、ことにジフェニル
メタンジイソシアネート異性体および粗MDIを主とす
る上述のプレポリマーの混合物である。芳香族ポリイソ
シアネートと変性芳香族ポリイソシアネートあるいはポ
リイソシアネートの混合物は、平均官能性2から2.
6、好ましくは2から2.4、ことに2から2.2を有
するのが好ましい。硬質の構造はポリウレタン発泡成形
体の製造は、2.6より大きい、好ましくは2.8から
3.5の官能性を有するウレタン変性芳香族ポリイソシ
アネート、ことに粗MDIを使用するのが有利である。
【0020】例えば自動車内装パネル、ネック支持のよ
うな特別の用途のために、光安定性表面を有する成形品
が必要な場合には、脂肪族あるいは脂環式ポリイソシア
ネート、ことにヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネ
ートもしくはイソホロンジイソシアネートあるいはこれ
らジイソシアネートの混合物を主とする変性ポリイソシ
アネートを、必要であればジフェニルメタンジイソシア
ネートおよび/あるいはトルイレンジイソシアネート異
性体と共に使用して製造される。
うな特別の用途のために、光安定性表面を有する成形品
が必要な場合には、脂肪族あるいは脂環式ポリイソシア
ネート、ことにヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネ
ートもしくはイソホロンジイソシアネートあるいはこれ
らジイソシアネートの混合物を主とする変性ポリイソシ
アネートを、必要であればジフェニルメタンジイソシア
ネートおよび/あるいはトルイレンジイソシアネート異
性体と共に使用して製造される。
【0021】少なくとも2個の反応性水素原子を有する
比較的高分子量の化合物(b)は、2から8の官能性、
500から8500の分子量を有し、このような化合物
(b)は2から3、ことに2.0から2.6の官能性、
1800から6000、ことに2000から5000の
分子量を有する軟弾性もしくは半硬質のポリウレタン発
泡成形体を製造するのに好ましく、また硬質構造的ポリ
ウレタン発泡成形体を製造するための比較的高分子量の
化合物(b)は、3から8、ことに3から6の官能性、
500から3200、ことに600から2400の分子
量を有する。ことにポリエーテルポリオール、ポリエス
テルポリオール、ポリチオエーテルポリオール、ヒドロ
キシル含有ポリエステルアミド、ヒドロキシル含有脂肪
族ポリカーボネートおよびポリマー変性ポリエーテルポ
リオール、あるいはこれらポリオールの2種類以上の混
合物から選ばれるポリオールを使用することにより、こ
とに満足すべき結果をもたらし得ることが実証された。
比較的高分子量の化合物(b)は、2から8の官能性、
500から8500の分子量を有し、このような化合物
(b)は2から3、ことに2.0から2.6の官能性、
1800から6000、ことに2000から5000の
分子量を有する軟弾性もしくは半硬質のポリウレタン発
泡成形体を製造するのに好ましく、また硬質構造的ポリ
ウレタン発泡成形体を製造するための比較的高分子量の
化合物(b)は、3から8、ことに3から6の官能性、
500から3200、ことに600から2400の分子
量を有する。ことにポリエーテルポリオール、ポリエス
テルポリオール、ポリチオエーテルポリオール、ヒドロ
キシル含有ポリエステルアミド、ヒドロキシル含有脂肪
族ポリカーボネートおよびポリマー変性ポリエーテルポ
リオール、あるいはこれらポリオールの2種類以上の混
合物から選ばれるポリオールを使用することにより、こ
とに満足すべき結果をもたらし得ることが実証された。
【0022】適当なポリエステルポリオールは、例えば
2から12個の炭素原子を有する有機ジカルボン酸、こ
とに4から6個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸
および2から12個の、ことに2から6個の炭素原子を
有する高級アルコール、ことにジオールから製造され
る。適当なジカルボン酸の例としては、こはく酸、グル
タル酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバ
チン酸、デカンジカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、
フタル酸、イソフタル酸およびテレフタル酸が挙げられ
る。このようなジカルボン酸は単独でも、相互の混合物
としても使用され得る。遊離ジカルボン酸の代りに、対
応するジカルボン酸、例えば1から4個の炭素原子を有
するアルコールのモノエステルおよび/あるいはジエス
テルあるいはジカルボン酸無水物を使用してもよい。こ
とに好ましいのはこはく酸、グルタル酸およびアジピン
酸の、例えば20から35:35から50:20から3
2重量部の割合におけるジカルボン酸混合物、ことにア
ジピン酸である。二価および多価アルコール、ことにジ
オールおよびアルキレングリコールの例としては、エタ
ンジオール、ジエチレングリコール、1,2−および
1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、1,10−デカンジオー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパンおよびペンタ
エリトリオールが挙げられるが、好ましいのはエタンジ
オール、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、グリセリン、これらジオールの少なくとも2種類
以上の、ことに1,4−ブタンジオール、1,5−ブタ
ンジオールおよび1,6−ヘキサンジオールおよび/あ
るいはグリセリンの混合物である。さらにε−カプロラ
クトンのようなラクトンあるいはω−ヒドロキシカプロ
ン酸のようなヒドロキシカルボン酸から形成されるポリ
エステルポリオールも使用され得る。
2から12個の炭素原子を有する有機ジカルボン酸、こ
とに4から6個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸
および2から12個の、ことに2から6個の炭素原子を
有する高級アルコール、ことにジオールから製造され
る。適当なジカルボン酸の例としては、こはく酸、グル
タル酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバ
チン酸、デカンジカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、
フタル酸、イソフタル酸およびテレフタル酸が挙げられ
る。このようなジカルボン酸は単独でも、相互の混合物
としても使用され得る。遊離ジカルボン酸の代りに、対
応するジカルボン酸、例えば1から4個の炭素原子を有
するアルコールのモノエステルおよび/あるいはジエス
テルあるいはジカルボン酸無水物を使用してもよい。こ
とに好ましいのはこはく酸、グルタル酸およびアジピン
酸の、例えば20から35:35から50:20から3
2重量部の割合におけるジカルボン酸混合物、ことにア
ジピン酸である。二価および多価アルコール、ことにジ
オールおよびアルキレングリコールの例としては、エタ
ンジオール、ジエチレングリコール、1,2−および
1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、1,10−デカンジオー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパンおよびペンタ
エリトリオールが挙げられるが、好ましいのはエタンジ
オール、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、グリセリン、これらジオールの少なくとも2種類
以上の、ことに1,4−ブタンジオール、1,5−ブタ
ンジオールおよび1,6−ヘキサンジオールおよび/あ
るいはグリセリンの混合物である。さらにε−カプロラ
クトンのようなラクトンあるいはω−ヒドロキシカプロ
ン酸のようなヒドロキシカルボン酸から形成されるポリ
エステルポリオールも使用され得る。
【0023】ポリエステルポリオールは、有機の、例え
ば芳香族、あるいはことに脂肪族のポリカルボン酸およ
び/あるいはその誘導体と多価アルコールを、触媒を使
用することなく、あるいは好ましくはエステル化触媒の
存在下に、好ましくは窒素、一酸化炭素、ヘリウム、ア
ルゴンのような不活性ガス雰囲気中において、ことに1
50から250℃、好ましくは180から220℃にお
ける溶融状態で、大気圧、あるい減圧下に、所望の酸
価、好ましくは10以下、ことに2以下を達成するま
で、重縮合反応に付することにより得られる。遊離な実
施態様においては、エステル化混合物は上述温度で、大
気圧下に、次いで減圧下、好ましくは500ミリバール
以下、ことに50から150ミリバール以下の圧力下
に、80から30、ことに40から30の酸価が達成さ
れるまで重縮合反応に付される。適当なエステル化触媒
としては、金属としての鉄、カドミウム、コバルト、
鉛、亜鉛、アンチモン、マグネシウム、チタンおよび錫
触媒、金属酸化物あるいは金属塩が挙げられる。重付加
反応は、また凝縮水の共沸蒸留による除去のための希釈
剤および/あるいは同伴剤、例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレンあるいはクロロベンゼンの存在下に液相で
行うことができる。
ば芳香族、あるいはことに脂肪族のポリカルボン酸およ
び/あるいはその誘導体と多価アルコールを、触媒を使
用することなく、あるいは好ましくはエステル化触媒の
存在下に、好ましくは窒素、一酸化炭素、ヘリウム、ア
ルゴンのような不活性ガス雰囲気中において、ことに1
50から250℃、好ましくは180から220℃にお
ける溶融状態で、大気圧、あるい減圧下に、所望の酸
価、好ましくは10以下、ことに2以下を達成するま
で、重縮合反応に付することにより得られる。遊離な実
施態様においては、エステル化混合物は上述温度で、大
気圧下に、次いで減圧下、好ましくは500ミリバール
以下、ことに50から150ミリバール以下の圧力下
に、80から30、ことに40から30の酸価が達成さ
れるまで重縮合反応に付される。適当なエステル化触媒
としては、金属としての鉄、カドミウム、コバルト、
鉛、亜鉛、アンチモン、マグネシウム、チタンおよび錫
触媒、金属酸化物あるいは金属塩が挙げられる。重付加
反応は、また凝縮水の共沸蒸留による除去のための希釈
剤および/あるいは同伴剤、例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレンあるいはクロロベンゼンの存在下に液相で
行うことができる。
【0024】ポリエステルポリオールは、有機ポリカル
ボン酸および/あるいはその誘導体を多価アルコールと
を、1:1〜1.8、ことに1:1.05〜1.2のモ
ル割合で重縮合させることに有利に製造され得る。
ボン酸および/あるいはその誘導体を多価アルコールと
を、1:1〜1.8、ことに1:1.05〜1.2のモ
ル割合で重縮合させることに有利に製造され得る。
【0025】得られるポリエステルポリオールは、2か
ら3、ことに2から2.6の官能性、1200から36
00、好ましくは1500から3000、ことに180
0から2500の分子量を有するのが好ましい。
ら3、ことに2から2.6の官能性、1200から36
00、好ましくは1500から3000、ことに180
0から2500の分子量を有するのが好ましい。
【0026】しかしながら、好ましいポリオールは、慣
用方法により、例えば触媒としてアルカリ金属水酸化
物、例えばナトリウムあるいはカリウムの水酸化物、ア
ルカリ金属アルコキサイド、例えばナトリウムメトキサ
イド、ナトリウムエトキサイド、カリウムエトキサイド
あるいはカリウムイソプロポキサイドを使用し、半硬質
もしくは軟弾性構造的ポリウレタン発泡成形体製造用ポ
リエーテルポリオールのための結合形態における反応性
水素原子2から8個、ことに2もしくは3個を有する少
なくとも1個の開始分子ないし出発分子を添加し、硬質
構造的ポリウレタン発泡成形体用ポリエーテルポリオー
ルのための結合形態における反応性水素原子を3から8
個、ことに3から6個を有する少なくとも1個の開始剤
分子を添加して陰イオン重合により、あるいはまたアル
キレン半部に2から4個の炭素原子を有する1個もしく
はそれ以上のアルキレンオキサイド、触媒としてルイス
酸、例えばアンチモンペンタクロライド、ボロンフルオ
ライドエーテレートあるいは漂白土を使用する陽イオン
重合により製造される。
用方法により、例えば触媒としてアルカリ金属水酸化
物、例えばナトリウムあるいはカリウムの水酸化物、ア
ルカリ金属アルコキサイド、例えばナトリウムメトキサ
イド、ナトリウムエトキサイド、カリウムエトキサイド
あるいはカリウムイソプロポキサイドを使用し、半硬質
もしくは軟弾性構造的ポリウレタン発泡成形体製造用ポ
リエーテルポリオールのための結合形態における反応性
水素原子2から8個、ことに2もしくは3個を有する少
なくとも1個の開始分子ないし出発分子を添加し、硬質
構造的ポリウレタン発泡成形体用ポリエーテルポリオー
ルのための結合形態における反応性水素原子を3から8
個、ことに3から6個を有する少なくとも1個の開始剤
分子を添加して陰イオン重合により、あるいはまたアル
キレン半部に2から4個の炭素原子を有する1個もしく
はそれ以上のアルキレンオキサイド、触媒としてルイス
酸、例えばアンチモンペンタクロライド、ボロンフルオ
ライドエーテレートあるいは漂白土を使用する陽イオン
重合により製造される。
【0027】適当なアルキレンオキサイドの例として
は、テトラヒドロフラン、1,3−プロピレンオキサイ
ド、1,2−および2,3−ブチレンオキサイド、スチ
レンオキサイド、好ましくはエチレンオキサイドおよび
1,2−プロピレンオキサイドが挙げられる。適当な開
始分子の例としては、水、有機カルボン酸、例えばこは
く酸、アジピン酸、フタル酸、テレフタル酸、アルキル
半部に1から4個の炭素原子を有する脂肪族および芳香
族の、非置換もしくはN−モノ、N,N−およびN,
N′−ジアルキル置換ジアミン、例えば非置換あるいは
モノアルキルもしくはジアルキル置換エチレンジアミ
ン、1,3−プロピレンジアミン、1,3−および1,
4−ブチレンジアミン、1,2−、1,3−、1,4
−、1,5−および1,6−ヘキサメチレンジアミン、
フェニレンジアミン、2,3−、2,4−および2,6
−トリレンジアミン、4,4′−、2,4′−および
2,2′−ジアミノジフェニルメタンが挙げられる。
は、テトラヒドロフラン、1,3−プロピレンオキサイ
ド、1,2−および2,3−ブチレンオキサイド、スチ
レンオキサイド、好ましくはエチレンオキサイドおよび
1,2−プロピレンオキサイドが挙げられる。適当な開
始分子の例としては、水、有機カルボン酸、例えばこは
く酸、アジピン酸、フタル酸、テレフタル酸、アルキル
半部に1から4個の炭素原子を有する脂肪族および芳香
族の、非置換もしくはN−モノ、N,N−およびN,
N′−ジアルキル置換ジアミン、例えば非置換あるいは
モノアルキルもしくはジアルキル置換エチレンジアミ
ン、1,3−プロピレンジアミン、1,3−および1,
4−ブチレンジアミン、1,2−、1,3−、1,4
−、1,5−および1,6−ヘキサメチレンジアミン、
フェニレンジアミン、2,3−、2,4−および2,6
−トリレンジアミン、4,4′−、2,4′−および
2,2′−ジアミノジフェニルメタンが挙げられる。
【0028】その他の適当な出発分子はアルカノールア
ミン、例えばエチレンアミン、N−メチル−およびN−
エチルエタノールアミン、ジアルカノールアミン、例え
ばジエタノールアミン、N−メチル−およびN−エチル
ジエタノールアミン、トリアルカノールアミン、例えば
トリエタノールアミンおよびアンモニアである。好まし
いのは、多価アルコール、ことに二価および/あるいは
三価アルコールおよび/あるいはジアルキレングリコー
ル、例えばエタンジオール、1,2−および1,3−プ
ロパンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリトリトール、ソルビトール、サッカロース、あ
るいは少なくとも2種類のアルコールおよび必要に応じ
て水の混合物である。
ミン、例えばエチレンアミン、N−メチル−およびN−
エチルエタノールアミン、ジアルカノールアミン、例え
ばジエタノールアミン、N−メチル−およびN−エチル
ジエタノールアミン、トリアルカノールアミン、例えば
トリエタノールアミンおよびアンモニアである。好まし
いのは、多価アルコール、ことに二価および/あるいは
三価アルコールおよび/あるいはジアルキレングリコー
ル、例えばエタンジオール、1,2−および1,3−プ
ロパンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリトリトール、ソルビトール、サッカロース、あ
るいは少なくとも2種類のアルコールおよび必要に応じ
て水の混合物である。
【0029】ポリエーテルポリオール、ことにポリオキ
シプロピレン−ポリオールおよびポリオキシプロピレン
−ポリオキシエチレン−ポリオールは、上述したように
2から8の官能基、500から8500の分子量を有
し、適当なポリオキシテトラメチレングリコールはほぼ
3500までの、ことに600から2200の分子量を
有する。
シプロピレン−ポリオールおよびポリオキシプロピレン
−ポリオキシエチレン−ポリオールは、上述したように
2から8の官能基、500から8500の分子量を有
し、適当なポリオキシテトラメチレングリコールはほぼ
3500までの、ことに600から2200の分子量を
有する。
【0030】さらに他の適当なポリエーテル−ポリオー
ルは、ポリマー変性ポリエーテル−ポリオール、好まし
くはグラフト重合ポリエーテル−ポリオール、ことにス
チレンおよび/あるいはアクリロニトリルを主とするも
のであって、アクリロニトリルとスチレン、あるいはス
チレンおよびアクリロニトリルの混合物を、例えば上述
したポリエーテル−ポリオールのように90:10から
10:90、ことに70:30から30:70の重量割
合で重合させたものである。上述のポリエーテル−ポリ
オールの中でも、ことに西独特許1111394号、1
222669号(米国特許3304273号、3383
351号および3523093号)、1152536号
(英国特許1040452号)、1152537号(英
国特許987618号)に記載の方法と同様の方法によ
り製造されたもの、および分散相として一般的に1から
50重量%、ことに2から25重量%の、例えば結合形
態における3級アミノ基および/あるいはヨーロッパ特
許出願公告11752号(米国特許4304708号明
細書)、米国特許4374209号明細書および西独特
許出願公開3231497号公報に記載されている、メ
ラミンを有するポリウレア、ポリヒドラジド、ポリウレ
タンを含有するポリエーテル−ポリオール分散液がこと
に好ましい。
ルは、ポリマー変性ポリエーテル−ポリオール、好まし
くはグラフト重合ポリエーテル−ポリオール、ことにス
チレンおよび/あるいはアクリロニトリルを主とするも
のであって、アクリロニトリルとスチレン、あるいはス
チレンおよびアクリロニトリルの混合物を、例えば上述
したポリエーテル−ポリオールのように90:10から
10:90、ことに70:30から30:70の重量割
合で重合させたものである。上述のポリエーテル−ポリ
オールの中でも、ことに西独特許1111394号、1
222669号(米国特許3304273号、3383
351号および3523093号)、1152536号
(英国特許1040452号)、1152537号(英
国特許987618号)に記載の方法と同様の方法によ
り製造されたもの、および分散相として一般的に1から
50重量%、ことに2から25重量%の、例えば結合形
態における3級アミノ基および/あるいはヨーロッパ特
許出願公告11752号(米国特許4304708号明
細書)、米国特許4374209号明細書および西独特
許出願公開3231497号公報に記載されている、メ
ラミンを有するポリウレア、ポリヒドラジド、ポリウレ
タンを含有するポリエーテル−ポリオール分散液がこと
に好ましい。
【0031】ポリエステル−ポリオールと同様に、ポリ
エーテル−ポリオールも、個々的にあるいは混合物とし
て使用され得る。さらに、ポリエーテル−ポリオールは
ポリマー変性ポリエーテル−ポリオールもしくはポリエ
ステル−ポリオールおよびヒドロキシル基を含有するポ
リエステルアミド、ポリアセタールおよび/あるいはポ
リカーボネートと混合してもよい。
エーテル−ポリオールも、個々的にあるいは混合物とし
て使用され得る。さらに、ポリエーテル−ポリオールは
ポリマー変性ポリエーテル−ポリオールもしくはポリエ
ステル−ポリオールおよびヒドロキシル基を含有するポ
リエステルアミド、ポリアセタールおよび/あるいはポ
リカーボネートと混合してもよい。
【0032】ヒドロキシル基含有ポリアセタールとして
は、グリコール、例えばジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、4,4′−ジヒドロキシジフェニル
ジメチルメタン、ヘキサンジオール、ホルムアルデヒド
から製造され得る化合物である。適当なポリアセタール
は、また環式アセタールを重合させても製造可能であ
る。
は、グリコール、例えばジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、4,4′−ジヒドロキシジフェニル
ジメチルメタン、ヘキサンジオール、ホルムアルデヒド
から製造され得る化合物である。適当なポリアセタール
は、また環式アセタールを重合させても製造可能であ
る。
【0033】適当なヒドロキシル基含有ポリカーボネー
トは、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオ
ールおよび/あるいは1,6−ヘキサンジオール、ジエ
チレングリコール、トリオキシエチレングリコールある
いはテトラオキシエチレングリコールのようなジオール
を、ジアリールカーボネート、例えばジフェニルカーボ
ネートあるいはホスゲンと反応させて製造され得る。
トは、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオ
ールおよび/あるいは1,6−ヘキサンジオール、ジエ
チレングリコール、トリオキシエチレングリコールある
いはテトラオキシエチレングリコールのようなジオール
を、ジアリールカーボネート、例えばジフェニルカーボ
ネートあるいはホスゲンと反応させて製造され得る。
【0034】ヒドロキシル基含有ポリエステルアミド
は、例えば飽和および/あるいは不飽和多塩基カルボン
酸もしくはその水酸化物と、飽和および/あるいは不飽
和多価アミノアルコール、あるいは多価アルコール混合
物およびアミノアルコールおよび/あるいはポリアミン
から得られる主として線形の縮合物である。
は、例えば飽和および/あるいは不飽和多塩基カルボン
酸もしくはその水酸化物と、飽和および/あるいは不飽
和多価アミノアルコール、あるいは多価アルコール混合
物およびアミノアルコールおよび/あるいはポリアミン
から得られる主として線形の縮合物である。
【0035】緻密な周縁部分および気胞核心部分を有す
る、ウレタン含有、硬質、半硬質あるいは軟弾性の発泡
成形体は、連鎖延長剤および/あるいは架橋剤(c)を
使用しても、あるいは使用しなくても製造可能である。
しかしながら、機械特性、例えば硬度を変えるために連
鎖延長剤、架橋剤あるいは必要に応じてこれらの混合物
を使用するのが好ましい。使用される連鎖延長剤および
/あるいは架橋剤としては、低分子量の多価アルコー
ル、ことに分子量480以下の、ことに60から300
のジオールおよび/あるいはトリオールが挙げられる。
さらに具体的には、2から14個、ことに4から10個
の炭素原子を有する脂肪族、脂環式および/あるいは芳
香脂肪族ジオール、例えばエチレングリコール、1,3
−プロピレンジオール、1,10−デカンジオール、o
−、m−、p−ジヒトロキシシクロヘキサン、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、トリプロピレングリコール、ことに1,3
−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−
ヘキサンジオールおよびビス−(2−ヒドロキシエチ
ル)−ハイドロキノン、ならびにトリオール、例えば
1,2,4−および1,3,5−トリヒドロキシシクロ
ヘキサン、トリメチロールエタン、グリセリンおよびト
リメチロールプロパン、さらにエチレンオキサイドおよ
び/あるいは1,2−プロピレンオキサイドを主体とす
る、例えば分子量480までの低分子量ヒドロキシル基
含有ポリアルキレンオキサイド、さらにポリエーテル−
ポリオール製造のために前述した出発分子が挙げられ
る。
る、ウレタン含有、硬質、半硬質あるいは軟弾性の発泡
成形体は、連鎖延長剤および/あるいは架橋剤(c)を
使用しても、あるいは使用しなくても製造可能である。
しかしながら、機械特性、例えば硬度を変えるために連
鎖延長剤、架橋剤あるいは必要に応じてこれらの混合物
を使用するのが好ましい。使用される連鎖延長剤および
/あるいは架橋剤としては、低分子量の多価アルコー
ル、ことに分子量480以下の、ことに60から300
のジオールおよび/あるいはトリオールが挙げられる。
さらに具体的には、2から14個、ことに4から10個
の炭素原子を有する脂肪族、脂環式および/あるいは芳
香脂肪族ジオール、例えばエチレングリコール、1,3
−プロピレンジオール、1,10−デカンジオール、o
−、m−、p−ジヒトロキシシクロヘキサン、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、トリプロピレングリコール、ことに1,3
−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−
ヘキサンジオールおよびビス−(2−ヒドロキシエチ
ル)−ハイドロキノン、ならびにトリオール、例えば
1,2,4−および1,3,5−トリヒドロキシシクロ
ヘキサン、トリメチロールエタン、グリセリンおよびト
リメチロールプロパン、さらにエチレンオキサイドおよ
び/あるいは1,2−プロピレンオキサイドを主体とす
る、例えば分子量480までの低分子量ヒドロキシル基
含有ポリアルキレンオキサイド、さらにポリエーテル−
ポリオール製造のために前述した出発分子が挙げられ
る。
【0036】さらに他の適当な連鎖延長はN,N′−ジ
アルキル置換芳香族ジアミンであって、その芳香族基が
非置換もしくはアルキルにより置換されており、N−ア
ルキル基中に1から20個、ことに1から4個の炭素原
子を有するもの、例えばN,N′−ジエチル−、N,
N′−ジ−sec−ペンチル−、N,N′−ジ−sec
−ヘキシル−、N,N′−ジ−sec−デシル−、N,
N′−ジエチル−、p−およびm−フェニレンジアミ
ン、N,N′−ジメチル−、N,N′−ジエチル−、
N,N′−ジイソプロピル−、N,N′−ジ−sec−
ブチル、N,N′−ジシクロヘキシル−4,4′−ジア
ミノジフェニルメタン、およびN,N′−ジ−sec−
ブチルベンジジンである。
アルキル置換芳香族ジアミンであって、その芳香族基が
非置換もしくはアルキルにより置換されており、N−ア
ルキル基中に1から20個、ことに1から4個の炭素原
子を有するもの、例えばN,N′−ジエチル−、N,
N′−ジ−sec−ペンチル−、N,N′−ジ−sec
−ヘキシル−、N,N′−ジ−sec−デシル−、N,
N′−ジエチル−、p−およびm−フェニレンジアミ
ン、N,N′−ジメチル−、N,N′−ジエチル−、
N,N′−ジイソプロピル−、N,N′−ジ−sec−
ブチル、N,N′−ジシクロヘキシル−4,4′−ジア
ミノジフェニルメタン、およびN,N′−ジ−sec−
ブチルベンジジンである。
【0037】組成分(c)の化合物が使用される場合
は、単独でもあるいは混合物としても使用されることが
でき、比較的高分子量化合物(b)100重量部に対し
て、1から50重量部、好ましくは3から40重量部の
割合で使用するのが有利である。
は、単独でもあるいは混合物としても使用されることが
でき、比較的高分子量化合物(b)100重量部に対し
て、1から50重量部、好ましくは3から40重量部の
割合で使用するのが有利である。
【0038】発泡剤(b)としては、水を使用するのが
好ましく、これは変性もしくは非変性ポリイソシアネー
トと反応して二酸化炭素と尿素基を形成し、これが最終
成形の圧縮強さに影響を及ぼす。本発明により使用され
るべき無定形、微小孔隙シリカゲル中の水分量は、孔隙
寸法および容積に応じて相違するが、全量に対して20
重量%まで、ことに3から20重量%であるので、一般
的にはこれで充分であって、さらに水を添加する必要は
ない。しかしながら、必要な密度を達成するため、ポリ
ウレタン組成分に水を追加的に添加する場合、その量は
組成分(a)から(c)の重量に対し、0.05から5
重量%、好ましくは0.1から3、ことに0.1から1
重量%とする。
好ましく、これは変性もしくは非変性ポリイソシアネー
トと反応して二酸化炭素と尿素基を形成し、これが最終
成形の圧縮強さに影響を及ぼす。本発明により使用され
るべき無定形、微小孔隙シリカゲル中の水分量は、孔隙
寸法および容積に応じて相違するが、全量に対して20
重量%まで、ことに3から20重量%であるので、一般
的にはこれで充分であって、さらに水を添加する必要は
ない。しかしながら、必要な密度を達成するため、ポリ
ウレタン組成分に水を追加的に添加する場合、その量は
組成分(a)から(c)の重量に対し、0.05から5
重量%、好ましくは0.1から3、ことに0.1から1
重量%とする。
【0039】発泡剤(d)として、水の代りに、あるい
は好ましくは水および無定形、微小孔隙シリカゲルと組
合わせて、発熱性重付加反応の影響化に蒸発する低沸点
の、ことに大気圧下、(−40)から120℃、ことに
10から90℃の液体あるいは気体を使用することもで
きる。
は好ましくは水および無定形、微小孔隙シリカゲルと組
合わせて、発熱性重付加反応の影響化に蒸発する低沸点
の、ことに大気圧下、(−40)から120℃、ことに
10から90℃の液体あるいは気体を使用することもで
きる。
【0040】このような発泡剤として適当な液体または
気体は、アルカン、例えばプロパン、n−ブタン、イソ
ブタン、n−ペンタン、イソペンタン、ことに工業的グ
レードのペンタン混合物、シクロアルカンおよびシクロ
アルケン、例えばシクロブタン、シクロペンタン、シク
ロヘキセン、ことにシクロペンテンおよび/あるいはシ
クロヘキサン、ジアルキルエーテル、例えばジメチルエ
ーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテル、シ
クロアルキレンエーテル、例えばフラン、ケトン、例え
ばアセトン、メチルエチルケトン、カルボキシレート、
例えばエチルアセテート、メチルホルメート、カルボン
酸、例えば蟻酸、醋酸、プロピオン酸、フルオロアルカ
ン、ただし対流圏で減失し、従ってオゾン層に悪影響を
与えないもの、例えばトリフルオロメタン、ジフルオロ
メタン、ジフルオロエタン、テトラフルオロエタン、ヘ
プタフルオロエタン、ならびに窒素、一酸化炭素、ヘリ
ウム、ネオン、クリプトンのような気体である。
気体は、アルカン、例えばプロパン、n−ブタン、イソ
ブタン、n−ペンタン、イソペンタン、ことに工業的グ
レードのペンタン混合物、シクロアルカンおよびシクロ
アルケン、例えばシクロブタン、シクロペンタン、シク
ロヘキセン、ことにシクロペンテンおよび/あるいはシ
クロヘキサン、ジアルキルエーテル、例えばジメチルエ
ーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテル、シ
クロアルキレンエーテル、例えばフラン、ケトン、例え
ばアセトン、メチルエチルケトン、カルボキシレート、
例えばエチルアセテート、メチルホルメート、カルボン
酸、例えば蟻酸、醋酸、プロピオン酸、フルオロアルカ
ン、ただし対流圏で減失し、従ってオゾン層に悪影響を
与えないもの、例えばトリフルオロメタン、ジフルオロ
メタン、ジフルオロエタン、テトラフルオロエタン、ヘ
プタフルオロエタン、ならびに窒素、一酸化炭素、ヘリ
ウム、ネオン、クリプトンのような気体である。
【0041】このような低沸点液体ないし気体は、液体
混合物ないし気体混合物として、さらに気液混合物とし
て使用してもよく、その使用量は、所望の密度および使
用される無定形、微小孔隙シリカゲルの量あるいはこれ
と水の量に応じて相違するが、この必要量は簡単な事前
実験により容易に決定し得る。好ましい結果をもたらし
得る量は、組成分(b)および使用される場合にはこれ
と組成分(c)の合計100重量部に対して、液体の場
合、一般的に0.5から20重量部、ことに2から10
重量部、気体の場合、一般的に0.01から30重量
部、ことに2から20重量部である。上述したようにパ
ーフルオロクロロ炭化水素は、発泡剤として使用しな
い。
混合物ないし気体混合物として、さらに気液混合物とし
て使用してもよく、その使用量は、所望の密度および使
用される無定形、微小孔隙シリカゲルの量あるいはこれ
と水の量に応じて相違するが、この必要量は簡単な事前
実験により容易に決定し得る。好ましい結果をもたらし
得る量は、組成分(b)および使用される場合にはこれ
と組成分(c)の合計100重量部に対して、液体の場
合、一般的に0.5から20重量部、ことに2から10
重量部、気体の場合、一般的に0.01から30重量
部、ことに2から20重量部である。上述したようにパ
ーフルオロクロロ炭化水素は、発泡剤として使用しな
い。
【0042】緻密周縁部分と気密核心部分を有する成形
体製造のために使用される触媒(e)は、ヒドロキシル
基含有化合物(b)および場合により使用される組成分
(cと、変性もしくは非変性有機ポリイソシアネートと
の反応を促進する化合物である。このような化合物とし
て適当なのは、有機金属化合物、ことに有機カルボン酸
の錫(II)塩、例えば錫(II)ジアセテート、錫
(II)ジラウレート、有機カルボン酸のジアルキル錫
(IV)塩、例えばジブチル錫ジアセテート、ジブチル
錫ラウレート、ジブチル錫マレエート、ジオクチル錫ジ
アセテートである。ジアルキル錫(IV)メルカプト化
合物も適当であって、例えばビスラウリル錫(IV)ジ
メルカプタイド、さらに式R2 Sn(SR′−O−CO
−R″)2あるいはR2 Sn(SR′−CO−R″)2
で表わされる化合物(式中、Rは少なくとも8個の炭素
原子を有するアルキル、R′は少なくとも2個の炭素原
子を有するアルキレン、R″は少なくとも4個の炭素原
子を有するアルキルを意味する)である。この種の触媒
の具体例としては、例えば東独特許出願公開21866
8号に開示されている、ジオクチル錫−ビス−(チオエ
チレングリール−2−エチルヘキサノエート)、ジオク
チル錫−ビス−(チオエチレングリコールラウレー
ト)、ジオクチル錫−ビス−(2−エチルヘキシルチオ
レートアセテート)、ジオクチル錫−ビス−(ヘキシル
チオレートアセテート)、ジオクチル錫−ビス−(ラウ
リルチオレートアセテート)が挙げられる。さらにこと
に有利であることが実証されている他の触媒は、例えば
東独特許出願公開255535号に開示され、式(R3
Sn)2 O、R2 SnS、(R2 Sn)2 S、R2 Sn
(SR′)2 あるいはRSn(SR′)3 で表わされ
る、錫−酸素結合、錫−硫黄結合を有する錫有機化合物
(式中、Rは炭素原子4から8の、R′は炭素原子4か
ら12のアルキルを意味し、R′はまた−R″COO
R′″あるいは−R″OCOR′″を意味し、このR″
は炭素原子1から6のアルキル、R′″は炭素原子4か
ら12のアルキレンを意味する)である。このような化
合物の例としては、ビス−(トリブチル錫)オキサイ
ド、ジブチル錫サルファイド、ジオクチル錫サルファイ
ド、ビス−(トリブチル錫)サルファイド、ジブチル錫
−ビス−(2−エチルヘキシルチオグリコレート)、ジ
オクチル錫−ビス−(2−エチルヘキシルチオグリコレ
ート)、オクチル錫−トリス−(2−エチルヘキシルチ
オグリコレート)、ジオクチル錫−ビス−(チオエチレ
ングリコール−2−エチルヘキサノエート)、ジブチル
錫−ビス−(チオエチレングリコールラウレート)が挙
げられる。
体製造のために使用される触媒(e)は、ヒドロキシル
基含有化合物(b)および場合により使用される組成分
(cと、変性もしくは非変性有機ポリイソシアネートと
の反応を促進する化合物である。このような化合物とし
て適当なのは、有機金属化合物、ことに有機カルボン酸
の錫(II)塩、例えば錫(II)ジアセテート、錫
(II)ジラウレート、有機カルボン酸のジアルキル錫
(IV)塩、例えばジブチル錫ジアセテート、ジブチル
錫ラウレート、ジブチル錫マレエート、ジオクチル錫ジ
アセテートである。ジアルキル錫(IV)メルカプト化
合物も適当であって、例えばビスラウリル錫(IV)ジ
メルカプタイド、さらに式R2 Sn(SR′−O−CO
−R″)2あるいはR2 Sn(SR′−CO−R″)2
で表わされる化合物(式中、Rは少なくとも8個の炭素
原子を有するアルキル、R′は少なくとも2個の炭素原
子を有するアルキレン、R″は少なくとも4個の炭素原
子を有するアルキルを意味する)である。この種の触媒
の具体例としては、例えば東独特許出願公開21866
8号に開示されている、ジオクチル錫−ビス−(チオエ
チレングリール−2−エチルヘキサノエート)、ジオク
チル錫−ビス−(チオエチレングリコールラウレー
ト)、ジオクチル錫−ビス−(2−エチルヘキシルチオ
レートアセテート)、ジオクチル錫−ビス−(ヘキシル
チオレートアセテート)、ジオクチル錫−ビス−(ラウ
リルチオレートアセテート)が挙げられる。さらにこと
に有利であることが実証されている他の触媒は、例えば
東独特許出願公開255535号に開示され、式(R3
Sn)2 O、R2 SnS、(R2 Sn)2 S、R2 Sn
(SR′)2 あるいはRSn(SR′)3 で表わされ
る、錫−酸素結合、錫−硫黄結合を有する錫有機化合物
(式中、Rは炭素原子4から8の、R′は炭素原子4か
ら12のアルキルを意味し、R′はまた−R″COO
R′″あるいは−R″OCOR′″を意味し、このR″
は炭素原子1から6のアルキル、R′″は炭素原子4か
ら12のアルキレンを意味する)である。このような化
合物の例としては、ビス−(トリブチル錫)オキサイ
ド、ジブチル錫サルファイド、ジオクチル錫サルファイ
ド、ビス−(トリブチル錫)サルファイド、ジブチル錫
−ビス−(2−エチルヘキシルチオグリコレート)、ジ
オクチル錫−ビス−(2−エチルヘキシルチオグリコレ
ート)、オクチル錫−トリス−(2−エチルヘキシルチ
オグリコレート)、ジオクチル錫−ビス−(チオエチレ
ングリコール−2−エチルヘキサノエート)、ジブチル
錫−ビス−(チオエチレングリコールラウレート)が挙
げられる。
【0043】これら有機金属化合物は、単独でも混合物
としてでも使用され得るが、94重量%のジ−n−オク
チル錫−ビス−(2−エチルヘキシルチオグリコレー
ト)と、6重量%のモノ−n−オクチル錫−トリス−
(2−エチルヘキシルチオグリコレート)との組合わせ
を使用するのが極めて有利であることが実証されてい
る。
としてでも使用され得るが、94重量%のジ−n−オク
チル錫−ビス−(2−エチルヘキシルチオグリコレー
ト)と、6重量%のモノ−n−オクチル錫−トリス−
(2−エチルヘキシルチオグリコレート)との組合わせ
を使用するのが極めて有利であることが実証されてい
る。
【0044】有機金属化合物は、さらに高塩基性アミ
ン、例えば2,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラ
ヒドロピリジンのようなアミジン、トリエチルアミン、
トリブチルアミン、ジメチルベンジルアミン、N−メチ
ル−、N−エチル−、N−シクロヘキシルモルホリン、
N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン、
N,N,N′,N′−テトラメチルブタンジアミン、
N,N,N′,N′−テトラメチルジアミノジシクロヘ
キシルメタン、ペンタメチルジエチレントリアミン、テ
トラメチルジアミノジエチルエーテル、ビス−(ジメチ
ルアミノプロピル)尿素、ジメチルピペラジン、1,2
−ジメチルイミダゾール、1−アザビシクロ〔3.3.
0〕オクタン、ことに1,4−ジアザビシクロ〔2.
2.2〕オクタンのような3級アミン、トリエタノール
アミン、トリイソプロパノールアミン、N−メチル−お
よびN−エチルジエタノールアミン、ジメチルエタノー
ルアミンのようなアルカノールアミン化合物と組合わせ
て使用することもできる。
ン、例えば2,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラ
ヒドロピリジンのようなアミジン、トリエチルアミン、
トリブチルアミン、ジメチルベンジルアミン、N−メチ
ル−、N−エチル−、N−シクロヘキシルモルホリン、
N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン、
N,N,N′,N′−テトラメチルブタンジアミン、
N,N,N′,N′−テトラメチルジアミノジシクロヘ
キシルメタン、ペンタメチルジエチレントリアミン、テ
トラメチルジアミノジエチルエーテル、ビス−(ジメチ
ルアミノプロピル)尿素、ジメチルピペラジン、1,2
−ジメチルイミダゾール、1−アザビシクロ〔3.3.
0〕オクタン、ことに1,4−ジアザビシクロ〔2.
2.2〕オクタンのような3級アミン、トリエタノール
アミン、トリイソプロパノールアミン、N−メチル−お
よびN−エチルジエタノールアミン、ジメチルエタノー
ルアミンのようなアルカノールアミン化合物と組合わせ
て使用することもできる。
【0045】ことにポリイソシアネートが著しく過剰量
で使用される場合に適当な触媒は、トリス−(ジアルキ
ルアミノアルキル)−s−ヘキサヒドロトリアジン、こ
とにトリス−(N,N−ジメチルアミノプロピル)−s
−ヘキサヒドロトリアジン、テトラアルキルアンモニウ
ム水酸化物、例えばテトラメチルアンモニウム水酸化
物、アルカリ金属アルコキサイド、例えばナトリウムメ
トキサイド、カリウムイソプロポキサイド、アルカリ金
属の蟻酸塩もしくは醋酸塩、例えばカリウムホルメエー
ト、カリウム醋酸塩、10から20個の炭素原子および
場合により側鎖OH基を有する長鎖脂肪酸のアルカリ金
属塩である。これら触媒ないし触媒混合物は、組成分
(b)の重量に対して0.001から5重量%、ことに
0.05から2重量%の割合で使用される。
で使用される場合に適当な触媒は、トリス−(ジアルキ
ルアミノアルキル)−s−ヘキサヒドロトリアジン、こ
とにトリス−(N,N−ジメチルアミノプロピル)−s
−ヘキサヒドロトリアジン、テトラアルキルアンモニウ
ム水酸化物、例えばテトラメチルアンモニウム水酸化
物、アルカリ金属アルコキサイド、例えばナトリウムメ
トキサイド、カリウムイソプロポキサイド、アルカリ金
属の蟻酸塩もしくは醋酸塩、例えばカリウムホルメエー
ト、カリウム醋酸塩、10から20個の炭素原子および
場合により側鎖OH基を有する長鎖脂肪酸のアルカリ金
属塩である。これら触媒ないし触媒混合物は、組成分
(b)の重量に対して0.001から5重量%、ことに
0.05から2重量%の割合で使用される。
【0046】本発明の本質的特徴は、添加剤(f)とし
て無定形、微小孔隙シリカゲルを使用することである。
本発明において使用されるこの種のシリカゲルは、全重
量に対して少なくとも80重量%、好ましくは90、こ
とに95重量%以上の二酸化珪素を含有する化学的構造
を有する。
て無定形、微小孔隙シリカゲルを使用することである。
本発明において使用されるこの種のシリカゲルは、全重
量に対して少なくとも80重量%、好ましくは90、こ
とに95重量%以上の二酸化珪素を含有する化学的構造
を有する。
【0047】適当なシリガケルは、この二酸化珪素に加
えて、金属酸化物、ことにアルミニウム、チタン、ジル
コニウム、マグネシウム、ニオブ、鉄あるいは亜鉛の酸
化物、あるいは少なくとも2種のこのような金属酸化物
および水を含有する。水と二酸化珪素のみを有するシリ
カゲルが好ましい。
えて、金属酸化物、ことにアルミニウム、チタン、ジル
コニウム、マグネシウム、ニオブ、鉄あるいは亜鉛の酸
化物、あるいは少なくとも2種のこのような金属酸化物
および水を含有する。水と二酸化珪素のみを有するシリ
カゲルが好ましい。
【0048】本発明により有利に使用される無定形、微
小孔隙シリカゲルは、平均孔隙径0.1から10nm、
好ましくは0.5から5nm、ことに0.7から3n
m、さらに好ましくは1から2.5nmを有するもので
ある。上記範囲の平均孔隙径頻度は40%以上、好まし
くは50%、ことに60%以上であるのが有利である。
本発明による適当なシリカゲルの孔隙容積は、0.15
から1.8ml/g、好ましくは0.2から1.1、こ
とに0.3から0.6ml/gである。このシリカゲル
の多孔性、従って孔隙容積は、例えば水を使用した滴定
によりAnal.Chem.34巻(6)(1962)
の714−715頁におけるA.T.モトラウおよび
N.E.フィッシャーの論稿に記載された方法により測
定される。
小孔隙シリカゲルは、平均孔隙径0.1から10nm、
好ましくは0.5から5nm、ことに0.7から3n
m、さらに好ましくは1から2.5nmを有するもので
ある。上記範囲の平均孔隙径頻度は40%以上、好まし
くは50%、ことに60%以上であるのが有利である。
本発明による適当なシリカゲルの孔隙容積は、0.15
から1.8ml/g、好ましくは0.2から1.1、こ
とに0.3から0.6ml/gである。このシリカゲル
の多孔性、従って孔隙容積は、例えば水を使用した滴定
によりAnal.Chem.34巻(6)(1962)
の714−715頁におけるA.T.モトラウおよび
N.E.フィッシャーの論稿に記載された方法により測
定される。
【0049】無定形、微小孔隙シリカゲルの孔隙容積
を、窒素を使用し77Kの温度で測定した、横座表に平
行な気体収着等温曲線で決定する場合には、平均孔隙径
はBJHモデル(J.Amer.Chem.Soc.7
3巻(1951)、373−380におけるE.P.バ
レット、L.G.ジョイナー、P.P.ハレンダの論
稿)により算出される。
を、窒素を使用し77Kの温度で測定した、横座表に平
行な気体収着等温曲線で決定する場合には、平均孔隙径
はBJHモデル(J.Amer.Chem.Soc.7
3巻(1951)、373−380におけるE.P.バ
レット、L.G.ジョイナー、P.P.ハレンダの論
稿)により算出される。
【0050】本発明に使用されるシリカゲルは、BET
法(同上60巻(1938)、309−319における
S.ブラナウア、P.H.エメット、E.テーラーの論
稿)を使用して測定すると、対応する比表面積、200
から900m2 /g、好ましくは300から900m2
/g、ことに320から800m2 /gがもたらされ
る。
法(同上60巻(1938)、309−319における
S.ブラナウア、P.H.エメット、E.テーラーの論
稿)を使用して測定すると、対応する比表面積、200
から900m2 /g、好ましくは300から900m2
/g、ことに320から800m2 /gがもたらされ
る。
【0051】本発明に使用されるシリカゲルのさらに他
の特徴は、収着等温曲線である。窒素を使用し77Kの
温度で常法により測定される気体吸着において、本発明
において使用され得るシリカゲルは、タイプIとして知
られている形状の等温線を示す(「ピュア、アンド、ア
プライド、ケミストリー」57巻(4)(1985)6
03−619頁におけるK.S.W.スィング、D.
M.エヴァレット、R.A.W.ハウル、L.モスコ
ウ、R.A.ピエロッティ、J.ロウクエロル、T.シ
ーミエニウスカの論稿参照)。
の特徴は、収着等温曲線である。窒素を使用し77Kの
温度で常法により測定される気体吸着において、本発明
において使用され得るシリカゲルは、タイプIとして知
られている形状の等温線を示す(「ピュア、アンド、ア
プライド、ケミストリー」57巻(4)(1985)6
03−619頁におけるK.S.W.スィング、D.
M.エヴァレット、R.A.W.ハウル、L.モスコ
ウ、R.A.ピエロッティ、J.ロウクエロル、T.シ
ーミエニウスカの論稿参照)。
【0052】本発明に使用される無定形、微小孔隙シリ
カゲル自体は、公知であり商業的に入手可能である。そ
の製法および特性は、例えば1979年ニューヨークの
ウイリーンターサイエンス社刊、「ザ、ケミスリー、オ
ブ、シリカ」におけるR.K.アイラーの論稿、197
9年アムステルダムのエルセヴィアー、サイエンティフ
ィック社刊、「ジャーナル、オブ、クロマトグラフィ、
ライブラリー」16巻、「ポーラスシリカ」における
K.K.アンガーの論稿に記載されている。
カゲル自体は、公知であり商業的に入手可能である。そ
の製法および特性は、例えば1979年ニューヨークの
ウイリーンターサイエンス社刊、「ザ、ケミスリー、オ
ブ、シリカ」におけるR.K.アイラーの論稿、197
9年アムステルダムのエルセヴィアー、サイエンティフ
ィック社刊、「ジャーナル、オブ、クロマトグラフィ、
ライブラリー」16巻、「ポーラスシリカ」における
K.K.アンガーの論稿に記載されている。
【0053】このようなシリカゲルは、単独でもあるい
は相違する特性の2種類以上の混合物としてでも使用さ
れ得る。製造されるべき構造的ポリウレタンの発泡成形
体の所望の特性に応じて、例えば孔隙容積、孔隙径およ
び/あるいは含有水分において相違する異種のシリカゲ
ルの混合物を使用するのが有利である。このようにして
発泡反応および圧縮を有利に制御することができ、所定
の反応容器に容易になじみ、あるいは最終製品全体の、
あるいは成形体特定部分の機械特性の調整を可能ならし
める。またタイプIの等温線パターンを示すシリカゲル
とタイプIVのそれを示すシリカゲルの組合わせを使用
することも可能であって、このような混合物を使用する
ときは、気胞核心部分、緻密周縁部分および著しく低い
全体密度を有する発泡成形体を製造することができた。
は相違する特性の2種類以上の混合物としてでも使用さ
れ得る。製造されるべき構造的ポリウレタンの発泡成形
体の所望の特性に応じて、例えば孔隙容積、孔隙径およ
び/あるいは含有水分において相違する異種のシリカゲ
ルの混合物を使用するのが有利である。このようにして
発泡反応および圧縮を有利に制御することができ、所定
の反応容器に容易になじみ、あるいは最終製品全体の、
あるいは成形体特定部分の機械特性の調整を可能ならし
める。またタイプIの等温線パターンを示すシリカゲル
とタイプIVのそれを示すシリカゲルの組合わせを使用
することも可能であって、このような混合物を使用する
ときは、気胞核心部分、緻密周縁部分および著しく低い
全体密度を有する発泡成形体を製造することができた。
【0054】気胞核心部分と緻密周縁部分を有するフル
オロクロロ炭化水素を含まない、ウレタン含有発泡成形
体を製造するに適当なシリカゲルは、出発組成分(b)
あるいは(b)と(c)の重量に対して、0.5から5
0重量%、好ましくは1から20、ことに2から8重量
%の割合で使用される。
オロクロロ炭化水素を含まない、ウレタン含有発泡成形
体を製造するに適当なシリカゲルは、出発組成分(b)
あるいは(b)と(c)の重量に対して、0.5から5
0重量%、好ましくは1から20、ことに2から8重量
%の割合で使用される。
【0055】無定形、微小孔隙シリカゲルは、商業的に
入手可能の粒径で使用され得る。しかしながら、シリカ
ゲル含有組成物の耐用寿命を改善し、その取扱い性を容
易にするためには、0.5から200μm、好ましくは
3から40、ことに5から10μmの粒径を有するのが
好ましい。また処理特性を改善し、耐用寿命をさらに延
長するために、適当な混合装置、例えば三本ロールミル
を使用して少なくとも1種類のシリカゲルと、少なくと
も2個の反応性水素原子を有する少なくとも1種類の比
較的高分子量化合物との混合物を調製し、次いでシリカ
ゲルの精確な含有水分を所望値に調整するのが好まし
い。この混合物は他の出発材料と混合し、あるいは反応
混合物に直接添加することができる。
入手可能の粒径で使用され得る。しかしながら、シリカ
ゲル含有組成物の耐用寿命を改善し、その取扱い性を容
易にするためには、0.5から200μm、好ましくは
3から40、ことに5から10μmの粒径を有するのが
好ましい。また処理特性を改善し、耐用寿命をさらに延
長するために、適当な混合装置、例えば三本ロールミル
を使用して少なくとも1種類のシリカゲルと、少なくと
も2個の反応性水素原子を有する少なくとも1種類の比
較的高分子量化合物との混合物を調製し、次いでシリカ
ゲルの精確な含有水分を所望値に調整するのが好まし
い。この混合物は他の出発材料と混合し、あるいは反応
混合物に直接添加することができる。
【0056】特殊な用途、例えば走行車輌の低密度操舵
輪あるいは靴のソールに使用される特別のポリウレタン
発泡成形体用の組成物を調製するためには、1種類もし
くは複数種類の無定形、微小孔隙シリカゲルと結晶性、
微小孔隙分子篩を組合わせて使用するのが有利である。
輪あるいは靴のソールに使用される特別のポリウレタン
発泡成形体用の組成物を調製するためには、1種類もし
くは複数種類の無定形、微小孔隙シリカゲルと結晶性、
微小孔隙分子篩を組合わせて使用するのが有利である。
【0057】この目的に特に適当なことが実証されてい
る結晶性、微小孔隙分子篩は、1.3nm以下の孔隙径
を有し、金属酸化物もしくは金属燐酸塩を含有するもの
であって、ことにアルミニウム、硼素、鉄、クロム、バ
ナジウム、ベリリウム、アンチモン、砒素、カリウム、
珪素、ゲルマニウム、チタン、ジルコニウムあるいはハ
フニウムの酸化物あるいは燐酸塩が好ましい。さらに他
の分子篩は、アルミニウム/珪素酸化物、硼素/珪素酸
化物、クロム(III)/珪素酸化物、ガリウム/珪素
酸化物、鉄(III)/珪素酸化物、ベリリウム/珪素
酸化鉄、バナジウム/珪素酸化物、アンチモン(V)/
珪素酸化物、砒素(III)/珪素酸化物、チタン(I
V)/珪素酸化物、アルミニウム/ゲルマニウム酸化
物、硼素/ゲルマニウム酸化物、アルミニウム/ジルコ
ニウム酸化物、アルミニウム/ハフニウム酸化物を本質
的に含有する混合酸化物あるいはもっぱら二酸化珪素の
みを含有する酸化物である。さらに他の適当な酸化金属
は0.74から0.41nmの孔隙径を有し、SiO2
対Al2 O3 割合が6以上のゼオライトであって、具体
的にはホージャサイト、モーデナイト、エリオナイト、
チャバサイト、ゼオライトAあるいはオフレタイト構造
のものである。ことに好ましい結晶微小孔隙分子篩は、
H型、Na型もしくはアンモニウム型のモーデナイト、
H型、K型、Na型もしくはアンモニウム型のオフレタ
イト、H型、Na型もしくはアンモニウム型のゼオライ
トZSM−5、ゼオライトZSM−11、ゼオライトZ
SM−12、ベータゼオライト、クリノプチライト、フ
ェリエライト、超安定Y−ゼオライト、超安定モーデナ
イトおよびシリカライトであって、そのうちでもH型も
しくはNa型のモーデナイトあるいはシリカライト、あ
るいはこれら分子篩混合物あるいは無定形、微小孔隙シ
リカゲルとの組合わせが特に秀れている。
る結晶性、微小孔隙分子篩は、1.3nm以下の孔隙径
を有し、金属酸化物もしくは金属燐酸塩を含有するもの
であって、ことにアルミニウム、硼素、鉄、クロム、バ
ナジウム、ベリリウム、アンチモン、砒素、カリウム、
珪素、ゲルマニウム、チタン、ジルコニウムあるいはハ
フニウムの酸化物あるいは燐酸塩が好ましい。さらに他
の分子篩は、アルミニウム/珪素酸化物、硼素/珪素酸
化物、クロム(III)/珪素酸化物、ガリウム/珪素
酸化物、鉄(III)/珪素酸化物、ベリリウム/珪素
酸化鉄、バナジウム/珪素酸化物、アンチモン(V)/
珪素酸化物、砒素(III)/珪素酸化物、チタン(I
V)/珪素酸化物、アルミニウム/ゲルマニウム酸化
物、硼素/ゲルマニウム酸化物、アルミニウム/ジルコ
ニウム酸化物、アルミニウム/ハフニウム酸化物を本質
的に含有する混合酸化物あるいはもっぱら二酸化珪素の
みを含有する酸化物である。さらに他の適当な酸化金属
は0.74から0.41nmの孔隙径を有し、SiO2
対Al2 O3 割合が6以上のゼオライトであって、具体
的にはホージャサイト、モーデナイト、エリオナイト、
チャバサイト、ゼオライトAあるいはオフレタイト構造
のものである。ことに好ましい結晶微小孔隙分子篩は、
H型、Na型もしくはアンモニウム型のモーデナイト、
H型、K型、Na型もしくはアンモニウム型のオフレタ
イト、H型、Na型もしくはアンモニウム型のゼオライ
トZSM−5、ゼオライトZSM−11、ゼオライトZ
SM−12、ベータゼオライト、クリノプチライト、フ
ェリエライト、超安定Y−ゼオライト、超安定モーデナ
イトおよびシリカライトであって、そのうちでもH型も
しくはNa型のモーデナイトあるいはシリカライト、あ
るいはこれら分子篩混合物あるいは無定形、微小孔隙シ
リカゲルとの組合わせが特に秀れている。
【0058】このような無定形、微小孔隙シリカゲルと
結晶性、微小孔隙分子篩との混合物を使用する場合に
は、孔隙径1.3nm以下であって金属酸化物もしくは
燐酸塩を含有する少なくとも1種類の分子篩を、シリカ
ゲルに対して1から40重量%、ことに3から12重量
%含有するのが好ましい。
結晶性、微小孔隙分子篩との混合物を使用する場合に
は、孔隙径1.3nm以下であって金属酸化物もしくは
燐酸塩を含有する少なくとも1種類の分子篩を、シリカ
ゲルに対して1から40重量%、ことに3から12重量
%含有するのが好ましい。
【0059】本発明において必須の無定形、微小孔隙シ
リカゲル、あるいはこれと上述分子篩の混合物のほか
に、さらに他の添加剤(f)、および必要に応じてさら
に助剤(g)を使用して、気胞核心部分、緻密周縁部分
および実質的に気胞を含まない平滑表面を有するウレタ
ン含有発泡成形体、ことに軟弾性発泡成形体を製造する
ことができる。これらの具体例としては、表面活性剤、
気泡安定剤、気胞制御剤、滑剤、充填剤、染料、顔料、
難燃化剤、対加水分解剤、殺菌、殺バクテリア剤などが
挙げられる。
リカゲル、あるいはこれと上述分子篩の混合物のほか
に、さらに他の添加剤(f)、および必要に応じてさら
に助剤(g)を使用して、気胞核心部分、緻密周縁部分
および実質的に気胞を含まない平滑表面を有するウレタ
ン含有発泡成形体、ことに軟弾性発泡成形体を製造する
ことができる。これらの具体例としては、表面活性剤、
気泡安定剤、気胞制御剤、滑剤、充填剤、染料、顔料、
難燃化剤、対加水分解剤、殺菌、殺バクテリア剤などが
挙げられる。
【0060】この表面活性剤として好ましいのは、出発
材料の均質性を保持するほかにさらに気胞構造を制御す
る作用を示す化合物である。具体的にはひまし油サルフ
ェートナトリウム塩もしくは脂肪酸ナトリウム塩、ある
いは脂肪酸アミン塩、ことにジエチルアミンオレエー
ト、ジエタノールアミンステアレート、ジエタノールア
ミンオレエート、スルホン酸塩、ことにドデシルベンゼ
ン−もしくはジナフチルメタンジスルホン酸およびリシ
ノール酸のアルカリ金属もしくはアンモニウム塩のよう
な乳化剤、シロキサン/オキシアルキレン共重合体その
他の有機ポリシロキサン、オキシエチル化アルキルフェ
ノール、オキシエチル化脂肪アルコール、パラフィン
油、ひまし油エステル、リシノール酸エステル、硫酸化
油、落花生油のような気泡安定化剤、パラフィン、脂肪
アルコール、ジメチルポリシロキサンのような気胞制御
剤である。乳化作用、気胞構造を改善し、気泡を安定化
するに適当なさらに他の化合物は、ポリオキシアルキレ
ン基およびフルオロアルカン基を側鎖基として有するポ
リアクリレートオリゴマーである。これら表面活性剤
は、一般に組成分(b)100重量部に対して、0.0
1から5重量部の割合で使用される。
材料の均質性を保持するほかにさらに気胞構造を制御す
る作用を示す化合物である。具体的にはひまし油サルフ
ェートナトリウム塩もしくは脂肪酸ナトリウム塩、ある
いは脂肪酸アミン塩、ことにジエチルアミンオレエー
ト、ジエタノールアミンステアレート、ジエタノールア
ミンオレエート、スルホン酸塩、ことにドデシルベンゼ
ン−もしくはジナフチルメタンジスルホン酸およびリシ
ノール酸のアルカリ金属もしくはアンモニウム塩のよう
な乳化剤、シロキサン/オキシアルキレン共重合体その
他の有機ポリシロキサン、オキシエチル化アルキルフェ
ノール、オキシエチル化脂肪アルコール、パラフィン
油、ひまし油エステル、リシノール酸エステル、硫酸化
油、落花生油のような気泡安定化剤、パラフィン、脂肪
アルコール、ジメチルポリシロキサンのような気胞制御
剤である。乳化作用、気胞構造を改善し、気泡を安定化
するに適当なさらに他の化合物は、ポリオキシアルキレ
ン基およびフルオロアルカン基を側鎖基として有するポ
リアクリレートオリゴマーである。これら表面活性剤
は、一般に組成分(b)100重量部に対して、0.0
1から5重量部の割合で使用される。
【0061】ことに好ましい滑剤は、分子量1500か
ら3500、ことに2000から3000のリシノール
酸ポリエステルであって、組成分(b)あるいはこれと
組成分(c)の合計重量に対して、0.5から10重量
%、ことに5から8重量%の割合で使用される。
ら3500、ことに2000から3000のリシノール
酸ポリエステルであって、組成分(b)あるいはこれと
組成分(c)の合計重量に対して、0.5から10重量
%、ことに5から8重量%の割合で使用される。
【0062】本発明の目的から有利な充填剤、ことに補
強充填剤は、一般に慣用の有機および無機の充填剤、補
強剤、増量剤、コーティング剤である。具体的には無機
シリケート、例えばアンチゴライト、サーペンタイン、
ホーンブレンド、アンフィボール、クリソライト、タル
ク、金属酸化物、例えばカオリン、酸化アルミニウム、
珪酸、アルミニウム、酸化チタン、酸化鉄、チョーク、
バライトのような金属塩、カドミウムサルファイド、亜
鉛サルファイド、ガラス粒子のような無機顔料が挙げら
れる。また有機充填剤としては、カーボンブラック、メ
ラミン、コロホニー、シクロペンタジエニル樹脂、グラ
フトポリマーなどが使用される。
強充填剤は、一般に慣用の有機および無機の充填剤、補
強剤、増量剤、コーティング剤である。具体的には無機
シリケート、例えばアンチゴライト、サーペンタイン、
ホーンブレンド、アンフィボール、クリソライト、タル
ク、金属酸化物、例えばカオリン、酸化アルミニウム、
珪酸、アルミニウム、酸化チタン、酸化鉄、チョーク、
バライトのような金属塩、カドミウムサルファイド、亜
鉛サルファイド、ガラス粒子のような無機顔料が挙げら
れる。また有機充填剤としては、カーボンブラック、メ
ラミン、コロホニー、シクロペンタジエニル樹脂、グラ
フトポリマーなどが使用される。
【0063】これら無機および有機充填剤は単独でも、
混合物としてでも使用され、組成分(a)から(c)の
重量に対して0.5から50重量%、ことに1から40
重量%の割合で使用される。
混合物としてでも使用され、組成分(a)から(c)の
重量に対して0.5から50重量%、ことに1から40
重量%の割合で使用される。
【0064】適当な難燃化剤は、トリクレシルホスフェ
ート、トリス−(2−クロロエチル)−ホスフェート、
トリス−(2−クロロプロピル)−ホスフェート、トリ
ス−(1,3−ジクロロプロピル)−ホスフェート、ト
リス−(2,3−ジブロモプロピル)−ホスフェート、
テトラキス−(2−クロロエチル)−エチレンジホスフ
ェートである。
ート、トリス−(2−クロロエチル)−ホスフェート、
トリス−(2−クロロプロピル)−ホスフェート、トリ
ス−(1,3−ジクロロプロピル)−ホスフェート、ト
リス−(2,3−ジブロモプロピル)−ホスフェート、
テトラキス−(2−クロロエチル)−エチレンジホスフ
ェートである。
【0065】上述のハロゲン化ホスフェートのほかに、
赤燐、膨張性グラファイト、アルミニウムオキサイドハ
イドレート、アンチモントリオキサイド、酸化砒素、ア
ンモニウムポリホスフェート、カルシウムサルフェー
ト、シアヌール酸誘導体、例えばメラミンのような無機
難燃化剤、あるいはこれら2種類以上の難燃化剤混合
物、例えば膨張性グラファイトとアンモニウムポリホス
フェート、アンモニアポリホスフェートとメラミン、膨
張性グラファイトとスターチを使用して、本発明による
成形体を難燃化することができる。これら難燃化剤は、
組成分(a)から(c)の100重量部に対して2から
50重量部、ことに5から25重量部の割合で使用され
る。
赤燐、膨張性グラファイト、アルミニウムオキサイドハ
イドレート、アンチモントリオキサイド、酸化砒素、ア
ンモニウムポリホスフェート、カルシウムサルフェー
ト、シアヌール酸誘導体、例えばメラミンのような無機
難燃化剤、あるいはこれら2種類以上の難燃化剤混合
物、例えば膨張性グラファイトとアンモニウムポリホス
フェート、アンモニアポリホスフェートとメラミン、膨
張性グラファイトとスターチを使用して、本発明による
成形体を難燃化することができる。これら難燃化剤は、
組成分(a)から(c)の100重量部に対して2から
50重量部、ことに5から25重量部の割合で使用され
る。
【0066】上述した慣用の助剤、添加剤についてのさ
らに詳細な情報は、例えば1962、1964年、イン
ターサイエンス、パプリッシャーズ社刊、「ハイポリマ
ー」XVI巻、第1および2部「ポリウレタン」におけ
るJ.H.ソーンダース、K.C.フリッシュの論稿、
あるいは1966、1983年、カルル、ハンゼル、フ
ェルラーク社刊、「クンストシュトフ、ハントブーフ」
VII巻「ポリウレタン」から得られる。
らに詳細な情報は、例えば1962、1964年、イン
ターサイエンス、パプリッシャーズ社刊、「ハイポリマ
ー」XVI巻、第1および2部「ポリウレタン」におけ
るJ.H.ソーンダース、K.C.フリッシュの論稿、
あるいは1966、1983年、カルル、ハンゼル、フ
ェルラーク社刊、「クンストシュトフ、ハントブーフ」
VII巻「ポリウレタン」から得られる。
【0067】発泡成形体製造のため、変性もしくは非変
性有機ポリイソシアネート(a)、少なくとも2個の反
応性水素原子を有する比較的高分子量化合物(b)、必
要に応じてさらに低分子量連鎖延長剤および/あるい
は、架橋剤(c)は、ポリイソシアネート(a)のNC
O基と組成分(b)、場合によりさらに組成分(c)の
反応性水素原子合計個数の当量割合が0.85ないし
1.50対1、好ましくは0.95ないし1.15対
1、ことに0.9ないし1.1対1となるような量で反
応せしめられる。
性有機ポリイソシアネート(a)、少なくとも2個の反
応性水素原子を有する比較的高分子量化合物(b)、必
要に応じてさらに低分子量連鎖延長剤および/あるい
は、架橋剤(c)は、ポリイソシアネート(a)のNC
O基と組成分(b)、場合によりさらに組成分(c)の
反応性水素原子合計個数の当量割合が0.85ないし
1.50対1、好ましくは0.95ないし1.15対
1、ことに0.9ないし1.1対1となるような量で反
応せしめられる。
【0068】本発明によるウレタン含有、硬質、半硬
質、ことに軟弾性発泡成形体は、プレポリマー法、こと
に低圧あるいは高圧を使用するワンショット法により、
好ましくは加熱可能の、アルミニウム、鋳鉄あるいはス
チールから成る金属閉鎖型、あるいはファイバー補強ポ
リエステルもしくはエポキシ樹脂で形成された閉鎖型内
において製造され得る。しかしながら、反応組成物の良
好な流動特性にかんがみて、成形体はリアクション、イ
ンジェクション、モールディング法(RIM法)により
製造するのが好ましい。このRIM法は当業者に周知の
方法であるが、必要に応じて、例えば1975年カル
ル、ハンゼル、フェルラーク社刊「インテグラルシャウ
ムシュトフ」におけるピエホタおよびレールの論稿、1
975年3月/4月「ジャーナル、オブ、セリュラー、
プラスチック」87−98頁におけるD.J.プレペル
カおよびJ.L.ワートンの論稿、1973年3月/4
月同上誌76−84頁におけるU.クニップの論稿、同
上1983年、第2版「クンストシュトフ、ハントブー
フ」7巻「ポリウレタン」333頁以降を参照され度
い。
質、ことに軟弾性発泡成形体は、プレポリマー法、こと
に低圧あるいは高圧を使用するワンショット法により、
好ましくは加熱可能の、アルミニウム、鋳鉄あるいはス
チールから成る金属閉鎖型、あるいはファイバー補強ポ
リエステルもしくはエポキシ樹脂で形成された閉鎖型内
において製造され得る。しかしながら、反応組成物の良
好な流動特性にかんがみて、成形体はリアクション、イ
ンジェクション、モールディング法(RIM法)により
製造するのが好ましい。このRIM法は当業者に周知の
方法であるが、必要に応じて、例えば1975年カル
ル、ハンゼル、フェルラーク社刊「インテグラルシャウ
ムシュトフ」におけるピエホタおよびレールの論稿、1
975年3月/4月「ジャーナル、オブ、セリュラー、
プラスチック」87−98頁におけるD.J.プレペル
カおよびJ.L.ワートンの論稿、1973年3月/4
月同上誌76−84頁におけるU.クニップの論稿、同
上1983年、第2版「クンストシュトフ、ハントブー
フ」7巻「ポリウレタン」333頁以降を参照され度
い。
【0069】この場合、組成分(b)、(d)、
(e)、(f)および必要に応じてさらに(c)および
(d)を合併して(A)組成分とし、有機ポリイソシア
ネート、変性ポリイソシアネートあるいはこれらイソシ
アネートの混合物(a)と、必要に応じ発泡剤(d)を
(B)組成分として使用する2組成分法が、ことに有利
であることが実証された。
(e)、(f)および必要に応じてさらに(c)および
(d)を合併して(A)組成分とし、有機ポリイソシア
ネート、変性ポリイソシアネートあるいはこれらイソシ
アネートの混合物(a)と、必要に応じ発泡剤(d)を
(B)組成分として使用する2組成分法が、ことに有利
であることが実証された。
【0070】これら出発材料組成分は15から80℃、
ことに25から55℃で混合され、必要に応じて加圧下
に在る閉鎖型内に導入される。この混合は向流注入法に
より高圧下に、あるいは撹拌容器ないし撹拌螺杆により
機械的に行われ得る。成形温度は20から120℃、好
ましくは30から80℃、ことに45から60℃で行わ
れる。圧縮度は1.1から8.3、好ましくは2から
7、ことに2.4から4.5とする。
ことに25から55℃で混合され、必要に応じて加圧下
に在る閉鎖型内に導入される。この混合は向流注入法に
より高圧下に、あるいは撹拌容器ないし撹拌螺杆により
機械的に行われ得る。成形温度は20から120℃、好
ましくは30から80℃、ことに45から60℃で行わ
れる。圧縮度は1.1から8.3、好ましくは2から
7、ことに2.4から4.5とする。
【0071】型内に導入される反応混合物の量は、得ら
れるべき発泡成形体が総体密度0.06から1.2g/
cm3 、微小気胞弾性成形体が総体密度0.7から1.
2g/cm3 、ことに0.8から1.0g/cm3 、硬
質および半硬質発泡成形体が総体密度0.1から0.9
g/cm3 、好ましくは0.35から0.8g/cm
3 、軟弾性発泡成形体が総体密度0.2から0.7g/
cm3 、好ましくは0.4から0.7g/cm3 を示す
ようにするのが有利である。
れるべき発泡成形体が総体密度0.06から1.2g/
cm3 、微小気胞弾性成形体が総体密度0.7から1.
2g/cm3 、ことに0.8から1.0g/cm3 、硬
質および半硬質発泡成形体が総体密度0.1から0.9
g/cm3 、好ましくは0.35から0.8g/cm
3 、軟弾性発泡成形体が総体密度0.2から0.7g/
cm3 、好ましくは0.4から0.7g/cm3 を示す
ようにするのが有利である。
【0072】本発明方法により得られる微小気胞弾性成
形体は、自動車産業において、例えばバンパーカバー、
衝撃緩衝体。などの車体部品に使用され、また他の産業
分野において例えばTVセット、フォトコピア、コンピ
ュータなどのケース、事務所用家具、キャスターなどに
有利に使用される。軟弾性発泡成形体は、例えば自動車
内部の肘掛け、頭もたせ、小物入れ、あるいはスポーツ
用具、自転車、オートバイのサドルなどに使用され得
る。またスキーブーツの内張り、靴底としても適当であ
る。このような成形体はことに車輛のハンドル用として
適当である。半硬質、発泡成形体は、車輛のダッシュボ
ード、サイドパネル、スキー核層、ことに金属、例えば
フルーツジュース、ビールなどの金属容器のコーティン
グ用としてことに適当である。硬質発泡成形体は家具産
業、建築産業、さらには雪ぞりなどにも使用される。
形体は、自動車産業において、例えばバンパーカバー、
衝撃緩衝体。などの車体部品に使用され、また他の産業
分野において例えばTVセット、フォトコピア、コンピ
ュータなどのケース、事務所用家具、キャスターなどに
有利に使用される。軟弾性発泡成形体は、例えば自動車
内部の肘掛け、頭もたせ、小物入れ、あるいはスポーツ
用具、自転車、オートバイのサドルなどに使用され得
る。またスキーブーツの内張り、靴底としても適当であ
る。このような成形体はことに車輛のハンドル用として
適当である。半硬質、発泡成形体は、車輛のダッシュボ
ード、サイドパネル、スキー核層、ことに金属、例えば
フルーツジュース、ビールなどの金属容器のコーティン
グ用としてことに適当である。硬質発泡成形体は家具産
業、建築産業、さらには雪ぞりなどにも使用される。
【0073】実施例1 組成分(A)を以下のものから構成した。
【0074】60.80重量部の、OH個数35を有す
るグリセリンからのポリオキシプロピレン(86.5重
量%)−ポリオキシエチレン(13.5重量%)−ポリ
オール、11.18重量部の、OH数29を有するグリ
セリンからのポリオキシプロピレン(81.5重量%)
−ポリオキシエチレン(18.5重量%)−ポリオー
ル、18.90重量部の、OH個数768のエチレンジ
アミンからのポリオキシプロピレン−ポリオール、1.
0重量部の、ジプロピレングリコールに溶解させたトリ
エチレンジアミンの33%溶液、0.02重量部の、シ
リコーンを主体とする気泡安定化剤(バイエル社の安定
剤OS50)、0.1重量部の分散化剤(ケルンのIS
Lヘミー社製Isol(登録商標)4R002)、2.
0重量部のピグメントペースト(同上ISLヘミー社製
Ispuro(登録商標)ブラウンSA01130/8
311)、および6.0重量部の、以下に示す特性の二
酸化珪素から製造される微小孔隙シリカゲルを50重量
%含有するシリカゲル。
るグリセリンからのポリオキシプロピレン(86.5重
量%)−ポリオキシエチレン(13.5重量%)−ポリ
オール、11.18重量部の、OH数29を有するグリ
セリンからのポリオキシプロピレン(81.5重量%)
−ポリオキシエチレン(18.5重量%)−ポリオー
ル、18.90重量部の、OH個数768のエチレンジ
アミンからのポリオキシプロピレン−ポリオール、1.
0重量部の、ジプロピレングリコールに溶解させたトリ
エチレンジアミンの33%溶液、0.02重量部の、シ
リコーンを主体とする気泡安定化剤(バイエル社の安定
剤OS50)、0.1重量部の分散化剤(ケルンのIS
Lヘミー社製Isol(登録商標)4R002)、2.
0重量部のピグメントペースト(同上ISLヘミー社製
Ispuro(登録商標)ブラウンSA01130/8
311)、および6.0重量部の、以下に示す特性の二
酸化珪素から製造される微小孔隙シリカゲルを50重量
%含有するシリカゲル。
【0075】 上記二酸化珪素の特性 結晶性(X線回折計);無定形 ガス収着BET表面積;682m2 /g (窒素収着、77K) BET分析C−価 ;2450 孔隙容積(P/P°=0.98);0.345ml/g 平均孔隙径 ;1.5〜2.5nm 等温線タイプ ;タイプI (BDDT分類) 水滴定(モトラウ、フィシャー);0.35−0.41ml/g かさ密度 ;0.57〜0.69kg/l 水分(160℃における乾燥ロス);14.6重量% BET,BDDTについては必要であればJ.Ame
r.Chem.Soc.62巻(1940)1723か
ら1732頁におけるS.ブラナウアー、P.H.エメ
ット、E.テラー、およびS.ブラナウアー、,L.デ
ミング、W.デミング、E.テラーの論稿参照。
r.Chem.Soc.62巻(1940)1723か
ら1732頁におけるS.ブラナウアー、P.H.エメ
ット、E.テラー、およびS.ブラナウアー、,L.デ
ミング、W.デミング、E.テラーの論稿参照。
【0076】組成分(B)はNCO24重量%を含有す
るウレタン含有プレポリマーであって、これは55重量
部の4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートと、
45重量部の、ジフェニルメタンジイソシアネートおよ
びポリフェニル−ポリメチレンポリイソシアネートの混
合物とから成る混合物を、ヒドロキシル数250のポリ
オキシプロピレングリコールと反応させることにより製
造された。
るウレタン含有プレポリマーであって、これは55重量
部の4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートと、
45重量部の、ジフェニルメタンジイソシアネートおよ
びポリフェニル−ポリメチレンポリイソシアネートの混
合物とから成る混合物を、ヒドロキシル数250のポリ
オキシプロピレングリコールと反応させることにより製
造された。
【0077】上記組成分(A)100重量部と上記組成
分(B)50重量部とを、25℃において高圧計量装置
(エラストグラン、ポリウレタンGmbH製Purom
at(登録商標)80/40)における反応注入成形
(RIM)により混合し、50℃の、内部寸法200×
200×40mmの金属製成形型に、型が閉鎖されたと
き3.6の圧縮度をもたらす量だけ導入した。
分(B)50重量部とを、25℃において高圧計量装置
(エラストグラン、ポリウレタンGmbH製Purom
at(登録商標)80/40)における反応注入成形
(RIM)により混合し、50℃の、内部寸法200×
200×40mmの金属製成形型に、型が閉鎖されたと
き3.6の圧縮度をもたらす量だけ導入した。
【0078】3.5分後に成形体を取出したが、これに
より気胞核心部分、緻密周縁部分およびショアA硬さ9
6の平滑表面を示す、半硬質ポリウレタンシートが得ら
れた。
より気胞核心部分、緻密周縁部分およびショアA硬さ9
6の平滑表面を示す、半硬質ポリウレタンシートが得ら
れた。
【0079】反応混合物を開放型内において自由に膨張
させた場合、総体密度240g/lの発泡ブロックが得
られた。
させた場合、総体密度240g/lの発泡ブロックが得
られた。
【0080】実施例1において得られた半硬質構造的ポ
リウレタン発泡成形体は、以下の機械特性を有する。
リウレタン発泡成形体は、以下の機械特性を有する。
【0081】総体密度(DIN53420による) 0.1から0.9g/cm3 、ことに0.35から0.
8g/cm3 、 切断時伸び(DIN53504による) 10から300%、ことに50から100%、 硬さ(DIN53504による) ショア硬さA80からショア硬さD70、ことにショア
硬さAから98。
8g/cm3 、 切断時伸び(DIN53504による) 10から300%、ことに50から100%、 硬さ(DIN53504による) ショア硬さA80からショア硬さD70、ことにショア
硬さAから98。
【0082】このタイプの半硬質構造的ポリウレタン発
泡成形体は、高い耐衝撃性を有し、ことにビール樽など
の金属製樽のコーティングに適する。
泡成形体は、高い耐衝撃性を有し、ことにビール樽など
の金属製樽のコーティングに適する。
【0083】実施例2 組成分(A)を以下のものから構成した。
【0084】61.98重量部の、ヒドロキシル数35
を有する、グリセリンからのポリオキシプロピレン(8
6.5重量%)−ポリオキシエチレン(13.5重量
%)−ポリオール、20.12重量部の、グリセリンか
らのグラフトベース、すなわち幹部としてのポリオキシ
プロピレン−ポリオキシエチレン−ポリオール、および
グラフト、すなわち枝部としてのスチレン/アクリロニ
トリル混合物(重量比12:8)(独国BP社製、Po
lyurax U26−03)から製造された、ヒドロ
キシル数28のポリエーテル−ポリオール、1.0重量
部の、エチレングリコールに溶解させたトリエチレンジ
アミンの33%溶液、1.0重量部のグリセリン(9
9.5重量%)、3.82重量部のエチレングリコー
ル、6.04重量部の黒色ペースト(バイエル社のブラ
ックペーストN)、および6.04重量部の実施例1に
おけると同様のシリカゲル。
を有する、グリセリンからのポリオキシプロピレン(8
6.5重量%)−ポリオキシエチレン(13.5重量
%)−ポリオール、20.12重量部の、グリセリンか
らのグラフトベース、すなわち幹部としてのポリオキシ
プロピレン−ポリオキシエチレン−ポリオール、および
グラフト、すなわち枝部としてのスチレン/アクリロニ
トリル混合物(重量比12:8)(独国BP社製、Po
lyurax U26−03)から製造された、ヒドロ
キシル数28のポリエーテル−ポリオール、1.0重量
部の、エチレングリコールに溶解させたトリエチレンジ
アミンの33%溶液、1.0重量部のグリセリン(9
9.5重量%)、3.82重量部のエチレングリコー
ル、6.04重量部の黒色ペースト(バイエル社のブラ
ックペーストN)、および6.04重量部の実施例1に
おけると同様のシリカゲル。
【0085】組成分(B)を以下の混合物として調製し
た。すなわち、4,4′−ジフェニルメタンジイソシア
ネートと、ジプロピレングリコールおよびヒドロキシル
数250のポリオキシプロピレンの混合物とを反応させ
て得られた、NCO分23重量%を有するウレタン含有
プレポリマー50重量部と、4,4′−ジフェニルメタ
ンジイソシアネートを部分的カーボジイミド化して製造
された、NCO分29.5重量%のカーボジイミド含有
ポリイソシアネート50重量部との混合物である。
た。すなわち、4,4′−ジフェニルメタンジイソシア
ネートと、ジプロピレングリコールおよびヒドロキシル
数250のポリオキシプロピレンの混合物とを反応させ
て得られた、NCO分23重量%を有するウレタン含有
プレポリマー50重量部と、4,4′−ジフェニルメタ
ンジイソシアネートを部分的カーボジイミド化して製造
された、NCO分29.5重量%のカーボジイミド含有
ポリイソシアネート50重量部との混合物である。
【0086】100重量部の組成分(A)と43.0重
量部の組成分(B)とを、22℃で前述高圧計測装置
(Puromat(登録商標)80/40)においてR
IM法により混合し、自動車ハンドルの形態を有する4
5℃の金属成形型中に、膨張の際4の圧縮度をもたらす
ような量で導入した。
量部の組成分(B)とを、22℃で前述高圧計測装置
(Puromat(登録商標)80/40)においてR
IM法により混合し、自動車ハンドルの形態を有する4
5℃の金属成形型中に、膨張の際4の圧縮度をもたらす
ような量で導入した。
【0087】3.5分後に成形体を型から取出し、気胞
核心部分、緻密周縁部分および実質的に孔隙のない、シ
ョアA硬さ72の表面を有する成形体を得た。
核心部分、緻密周縁部分および実質的に孔隙のない、シ
ョアA硬さ72の表面を有する成形体を得た。
【0088】開放型内で反応混合物を発泡させたとこ
ろ、総体密度195g/lの発泡体が得られた。この発
泡反応の間、20秒の開始時間、90秒の立上がり時間
が測定された。
ろ、総体密度195g/lの発泡体が得られた。この発
泡反応の間、20秒の開始時間、90秒の立上がり時間
が測定された。
【0089】実施例2により得られた軟弾性構造的ポリ
ウレタン発泡成形体は、0.2から0.7g/cm3 、
ことに0.4から0.7g/cm3 の総体密度(DIN
53420による)、ショア硬さA40から80、こと
に55から75の硬さ(DIN53505による)を示
した。
ウレタン発泡成形体は、0.2から0.7g/cm3 、
ことに0.4から0.7g/cm3 の総体密度(DIN
53420による)、ショア硬さA40から80、こと
に55から75の硬さ(DIN53505による)を示
した。
【0090】実施例3 組成分(A)として以下のものから成る混合物を調製し
た。
た。
【0091】46.04重量部の、グリセリンからの、
ヒドロキシル数35のポリオキシプロピレン(86.5
重量%)−ポリオキシエチレン(13.5重量%)−ポ
リオール、26.03重量部の、幹部分としてグリセリ
ン由来ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン−ポ
リオールおよび枝部分としてスチレン/アクリロニトリ
ル混合物(重量割合12:8)(独国BPのPolyu
rax U26−03)から製造された、ヒドロキシル
数28のポリエーテル−ポリオール、1.0重量部の、
エチレングリコールに溶解させたトリエチレンジアミン
の33%溶液、0.6重量部のグリセリン(99.5重
量%)、6.41重量部の1,4−ブタンジオール、
6.41重量部の黒色ペースト(バイエル社のブラック
ペーストN)、5.12重量部のγ−ブチロールアセト
ン、8.4重量部の実施例1におけると同様のシリカゲ
ル。
ヒドロキシル数35のポリオキシプロピレン(86.5
重量%)−ポリオキシエチレン(13.5重量%)−ポ
リオール、26.03重量部の、幹部分としてグリセリ
ン由来ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン−ポ
リオールおよび枝部分としてスチレン/アクリロニトリ
ル混合物(重量割合12:8)(独国BPのPolyu
rax U26−03)から製造された、ヒドロキシル
数28のポリエーテル−ポリオール、1.0重量部の、
エチレングリコールに溶解させたトリエチレンジアミン
の33%溶液、0.6重量部のグリセリン(99.5重
量%)、6.41重量部の1,4−ブタンジオール、
6.41重量部の黒色ペースト(バイエル社のブラック
ペーストN)、5.12重量部のγ−ブチロールアセト
ン、8.4重量部の実施例1におけると同様のシリカゲ
ル。
【0092】組成分(B)として以下の混合物を調製し
た。すなわち、4,4′−ジフェニルメタン55重量部
と、ジフェニルメタンジイソシアネートおよびポリフェ
ニル−ポリメチレンポリイソシアネートの混合物45重
量部との混合物を、ヒドロキシル数250のポリオキシ
プロピレングリコール9部とを反応させて得られた、N
CO分28重量%のウレタン含有プレポリマー50重量
部と、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートの
部分的カーボジイミド化によりにより得られた。NCO
分29.5重量%のカーボジイミド含有ポリイソシアネ
ート混合物50重量部との混合物である。
た。すなわち、4,4′−ジフェニルメタン55重量部
と、ジフェニルメタンジイソシアネートおよびポリフェ
ニル−ポリメチレンポリイソシアネートの混合物45重
量部との混合物を、ヒドロキシル数250のポリオキシ
プロピレングリコール9部とを反応させて得られた、N
CO分28重量%のウレタン含有プレポリマー50重量
部と、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートの
部分的カーボジイミド化によりにより得られた。NCO
分29.5重量%のカーボジイミド含有ポリイソシアネ
ート混合物50重量部との混合物である。
【0093】組成分(A)100重量部と組成分(B)
45.0重量部を、上述した高圧計測装置(Purom
at(登録商標)30P)において30℃でRIM法に
より混合し、45℃で、内部寸法200×200×40
mmの金属製成形型中に、型閉鎖後、圧縮比2.2とな
るような量で導入した。
45.0重量部を、上述した高圧計測装置(Purom
at(登録商標)30P)において30℃でRIM法に
より混合し、45℃で、内部寸法200×200×40
mmの金属製成形型中に、型閉鎖後、圧縮比2.2とな
るような量で導入した。
【0094】4分後に成形体を取出し、気胞核心部分、
緻密周縁部分および実質的に孔隙のない、ショアA硬さ
96の表面部分を有する軟弾性ポリウレタンシートが得
られた。
緻密周縁部分および実質的に孔隙のない、ショアA硬さ
96の表面部分を有する軟弾性ポリウレタンシートが得
られた。
【0095】反応混合物の発泡を開放型内で行ったとこ
ろ、総体密度185g/lの発泡体が得られた。この発
泡反応の間、18秒の開始時間、88秒の立上がり時間
が測定された。
ろ、総体密度185g/lの発泡体が得られた。この発
泡反応の間、18秒の開始時間、88秒の立上がり時間
が測定された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング、ヘルデリッヒ ドイツ連邦共和国、6710、フランケンター ル、マンハイマー、シュトラーセ、18ツェ ー (72)発明者 ウルフ、ザトラー ドイツ連邦共和国、4555、リーステ、イ ム、ハマー、2 (72)発明者 ルドルフ、タデイ ドイツ連邦共和国、2845、ダメ、アステル ヴェーク、1 (72)発明者 ディーター、ティンテルノト ドイツ連邦共和国、2840、ディープホル ツ、フリードリッヒシュトラーセ、2エフ
Claims (9)
- 【請求項1】 (a)有機ポリイソシアネートおよび/
あるいは変性有機ポリイソシアネートと、(b)少なく
とも2個の反応性水素原子を有する少なくとも1種類の
高分子化合物および(c)場合により低分子量の連鎖延
長剤および/あるいは架橋剤とを、(d)発泡剤、
(e)触媒、(f)添加剤および場合により(g)助剤
の存在下に、閉鎖成形型中において圧縮しながら反応さ
せることにより、気胞核心部分と緻密周縁部分を有し、
フルオロクロロ炭化水素を含有しないウレタン含有成形
体を製造する方法であって、添加剤(f)として無定
形、微小孔隙シリカゲルを使用することを特徴とする成
形体製造方法。 - 【請求項2】 請求項(1)による成形体製造方法であ
って、無定形、微小孔隙シリカゲルが0.1から10n
mの範囲における平均孔隙径を40%以上有することを
特徴とする方法。 - 【請求項3】 請求項(1)による成形体製造方法であ
って、無定形、微小孔隙シリカゲルが0.15から1.
8ml/gの範囲の孔隙容積、200から900m2 /
gの範囲のBET表面面積を有することを特徴とする方
法。 - 【請求項4】 請求項(1)による成形体製造方法であ
って、無定形、微小孔隙シリカゲルが、全重量に対して
少なくとも80重量%の二酸化珪素を含有する化学的組
成を有することを特徴とする方法。 - 【請求項5】 請求項(1)による成形体製造方法であ
って、無定形、微小孔隙シリカゲルが、二酸化珪素のほ
かにアルミニウム、チタン、ジルコニウム、マグネシウ
ム、ニオブ、鉄あるいは亜鉛の酸化物あるいは2種類以
上のこれら金属酸化物を追加的に含有する化学的組成を
有することを特徴とする方法。 - 【請求項6】 請求項(1)による成形体製造方法であ
って、無定形、微小孔隙シリカゲルが、組成分(b)あ
るいは組成分(b)および(c)の重量に対し、0.5
から50重量%の量で使用されることを特徴とする方
法。 - 【請求項7】 請求項(1)による成形体製造方法であ
って、添加剤(f)が、少なくとも無定形、微小孔隙シ
リカゲルと、少なくとも2個の活性水素原子を有する高
分子量化合物とを含有する濃縮物の形態で使用されるこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項8】 請求項(1)による成形体製造方法であ
って、無定形、微小孔隙シリカゲルを、さらに発泡剤と
しての水、あるいはフルオロクロロ炭化水素を除く物理
作用発泡剤、あるいは水と上述のような物理作用発泡剤
の混合物と共に使用することを特徴とする方法。 - 【請求項9】 請求項(1)による成形体製造方法であ
って、RIM法あるいは低圧法によりフルオロクロロ炭
化水素を含有しないウレタン含有成形体の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4115456.8 | 1991-05-11 | ||
DE4115456A DE4115456A1 (de) | 1991-05-11 | 1991-05-11 | Verfahren zur herstellung von fluorchlorkohlenwasserstoff freien, urethangruppen enthaltenden formkoerpern mit einem zelligen kern und einer verdichteten randzone |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05186548A true JPH05186548A (ja) | 1993-07-27 |
JP3240179B2 JP3240179B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=6431490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11725292A Expired - Fee Related JP3240179B2 (ja) | 1991-05-11 | 1992-05-11 | 気胞核心部分と緻密周縁部分を有し、フルオロクロロ炭化水素を含有しないウレタン含有成形体の製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0513573B1 (ja) |
JP (1) | JP3240179B2 (ja) |
KR (1) | KR100212388B1 (ja) |
AT (1) | ATE144270T1 (ja) |
DE (2) | DE4115456A1 (ja) |
DK (1) | DK0513573T3 (ja) |
ES (1) | ES2093136T3 (ja) |
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JP2003003005A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-08 | Sk Kaken Co Ltd | 開放型多孔質複合体 |
JP2011510142A (ja) * | 2008-01-24 | 2011-03-31 | エヴォニク ゴールドシュミット ゲーエムベーハー | ポリウレタン断熱フォームの製造方法 |
JP2013208669A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Fujibo Holdings Inc | 保持パッド |
JP2015510531A (ja) * | 2012-01-26 | 2015-04-09 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 分散された無孔シリカ粒子を含有するポリイソシアヌレートフォーム |
US20210005928A1 (en) * | 2019-07-04 | 2021-01-07 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Solid polymer electrolyte |
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---|---|---|---|---|
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US5633289A (en) * | 1993-03-16 | 1997-05-27 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Process for molding an integral skin foam and a polyurethane material for molding the same |
JPH06287266A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-11 | Toyoda Gosei Co Ltd | 成形用ポリウレタン材料 |
JP2982564B2 (ja) * | 1993-06-19 | 1999-11-22 | 豊田合成株式会社 | インテグラルスキンフォームの成形方法 |
DE4404701A1 (de) * | 1994-02-15 | 1995-08-17 | Hoechst Ag | Verbundschaumstoffe, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
DE4434604B4 (de) * | 1994-09-28 | 2005-03-03 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von fluorchlorkohlenwasserstofffreien, Urethangruppen enthaltenden Formkörpern mit einem zelligen Kern und einer verdichteten Randzone |
DE19701074A1 (de) * | 1997-01-15 | 1998-07-16 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von weichen bis halbharten Polyurethanintegralschaumstoffen |
DE19716718A1 (de) * | 1997-04-21 | 1998-10-22 | Bayerische Motoren Werke Ag | Verfahren zum Herstellen eines zumindest bereichsweise mehrschichtigen Fahrzeug-Innenausstattungsteiles |
AU7034798A (en) * | 1997-04-22 | 1998-11-13 | Casanin Ag | One- or two-component polyurethane system |
DE10342859A1 (de) * | 2003-09-15 | 2005-04-21 | Basf Ag | Formkörper zur Wärmeisolation |
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