JPH05159385A - 光ディスクドライブ - Google Patents
光ディスクドライブInfo
- Publication number
- JPH05159385A JPH05159385A JP32298691A JP32298691A JPH05159385A JP H05159385 A JPH05159385 A JP H05159385A JP 32298691 A JP32298691 A JP 32298691A JP 32298691 A JP32298691 A JP 32298691A JP H05159385 A JPH05159385 A JP H05159385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pickup
- optical
- area
- optical pickup
- magneto
- Prior art date
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- Pending
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記憶容量が約100 MB、アクセス速度が約10
〜20msのHDD(HardDisk Drive)よりもアクセス速
度の速いOS(Operating System)用部と、HDDより
も大記憶容量のデータ記憶用部とを有する光ディスクド
ライブを得る。 【構成】 光磁気ディスク1のうち、光磁気ディスク1
の半径方向Aに移動されるリニア送り光学ピックアップ
16によってアクセス(アクセス時間は、例えば、40m
s)される領域は比較的に低速アクセスメモリ用領域
(データ記憶用部)としてのアプリケーション用に使用
され、特定の視野内のみに移動される視野内アクセス光
学ピックアップ35によってアクセス(アクセス時間
は、例えば、10ms以下、)される領域は比較的に高速
アクセスメモリ用領域としてのOS用等として使用され
る。光磁気ディスク1の大きさを3.5 インチとすると、
アプリケーション用として400 MB程度、OS用等とし
て40MB程度が得られる。
〜20msのHDD(HardDisk Drive)よりもアクセス速
度の速いOS(Operating System)用部と、HDDより
も大記憶容量のデータ記憶用部とを有する光ディスクド
ライブを得る。 【構成】 光磁気ディスク1のうち、光磁気ディスク1
の半径方向Aに移動されるリニア送り光学ピックアップ
16によってアクセス(アクセス時間は、例えば、40m
s)される領域は比較的に低速アクセスメモリ用領域
(データ記憶用部)としてのアプリケーション用に使用
され、特定の視野内のみに移動される視野内アクセス光
学ピックアップ35によってアクセス(アクセス時間
は、例えば、10ms以下、)される領域は比較的に高速
アクセスメモリ用領域としてのOS用等として使用され
る。光磁気ディスク1の大きさを3.5 インチとすると、
アプリケーション用として400 MB程度、OS用等とし
て40MB程度が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速アクセスが可能な
光ディスクドライブに関する。
光ディスクドライブに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、記憶装置の大容量化、高速化お
よび小形化等が要望され、最近、小形かつ大容量で高速
の記憶装置として、例えば、3.5 インチのハードディス
ク(以下、必要に応じてHDDという)が採用されてい
る。このHDDのアクセス時間は、10〜20ms程度であ
り、記憶容量は、100 MB程度のものが実用化されてい
る。
よび小形化等が要望され、最近、小形かつ大容量で高速
の記憶装置として、例えば、3.5 インチのハードディス
ク(以下、必要に応じてHDDという)が採用されてい
る。このHDDのアクセス時間は、10〜20ms程度であ
り、記憶容量は、100 MB程度のものが実用化されてい
る。
【0003】一方、最近、上記HDDに比較して記憶容
量の大きい書換え可能な光磁気ディスクを内蔵した光デ
ィスクドライブ(以下、必要に応じてODDという)が
開発されている。
量の大きい書換え可能な光磁気ディスクを内蔵した光デ
ィスクドライブ(以下、必要に応じてODDという)が
開発されている。
【0004】このODDの記憶容量は、例えば、3.5 イ
ンチの光磁気ディスクを使用するもので、400 MB程度
を超えるものを得ることが容易に可能となっている。
ンチの光磁気ディスクを使用するもので、400 MB程度
を超えるものを得ることが容易に可能となっている。
【0005】このODDでは、光磁気ディスクのディス
ク面に対向して記録情報信号の書き込みおよび/または
読み取りのための光学ピックアップが配置されている。
この光学ピックアップは、対物レンズを有し、ガイドレ
ール上をモータ等の送り機構によって光磁気ディスクの
半径方向に移動されるように構成されたものである。
ク面に対向して記録情報信号の書き込みおよび/または
読み取りのための光学ピックアップが配置されている。
この光学ピックアップは、対物レンズを有し、ガイドレ
ール上をモータ等の送り機構によって光磁気ディスクの
半径方向に移動されるように構成されたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た光学ピックアップを有するODDでは、半径方向のア
クセス時間が40ms以上かかるのでHDD等のような高
速アクセスが不可能であるという問題があった。
た光学ピックアップを有するODDでは、半径方向のア
クセス時間が40ms以上かかるのでHDD等のような高
速アクセスが不可能であるという問題があった。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、高速アクセスが可能であり、かつ大記憶容
量を有する光ディスクドライブを提供することを目的と
する。
ものであり、高速アクセスが可能であり、かつ大記憶容
量を有する光ディスクドライブを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明光ディスクドライ
ブは、例えば、図1に示すように、光ディスク1の半径
方向Aに移動される第1の光学ピックアップ16と、光
ディスク1に対して特定の視野内にのみ移動される第2
の光学ピックアップ35とを備え、光ディスク1のう
ち、第1の光学ピックアップ16によってアクセスされ
る領域は比較的に低速アクセスメモリ用領域(RAM領
域3のうち、一部RAM領域12を除いた領域)として
使用され、第2の光学ピックアップ35によってアクセ
スされる領域は比較的に高速アクセスメモリ用領域(R
OM領域2と一部RAM領域12)として使用されるよ
うにしたものである。
ブは、例えば、図1に示すように、光ディスク1の半径
方向Aに移動される第1の光学ピックアップ16と、光
ディスク1に対して特定の視野内にのみ移動される第2
の光学ピックアップ35とを備え、光ディスク1のう
ち、第1の光学ピックアップ16によってアクセスされ
る領域は比較的に低速アクセスメモリ用領域(RAM領
域3のうち、一部RAM領域12を除いた領域)として
使用され、第2の光学ピックアップ35によってアクセ
スされる領域は比較的に高速アクセスメモリ用領域(R
OM領域2と一部RAM領域12)として使用されるよ
うにしたものである。
【0009】
【作用】本発明光ディスクドライブによれば、半径方向
Aに移動される第1の光学ピックアップ16によってア
クセスされる領域は、比較的に低速アクセスメモリ用領
域(RAM領域3のうち、一部RAM領域12を除いた
領域)として使用され、特定の視野内にのみ移動される
第2の光学ピックアップは比較的に高速アクセスメモリ
用領域(ROM領域2と一部RAM領域12)として使
用されるようにしたので、高速アクセスが可能であり、
かつ大記憶容量を有する。
Aに移動される第1の光学ピックアップ16によってア
クセスされる領域は、比較的に低速アクセスメモリ用領
域(RAM領域3のうち、一部RAM領域12を除いた
領域)として使用され、特定の視野内にのみ移動される
第2の光学ピックアップは比較的に高速アクセスメモリ
用領域(ROM領域2と一部RAM領域12)として使
用されるようにしたので、高速アクセスが可能であり、
かつ大記憶容量を有する。
【0010】
【実施例】以下、本発明光ディスクドライブの一実施例
について図面を参照して説明する。
について図面を参照して説明する。
【0011】図2は、光磁気ディスク1の正面構成を示
している。この光磁気ディスク1は、例えば、外周側に
リング状に形成された再生専用領域(以下、ROM領域
という)2とその内周側にリング状に形成された書き換
え可能領域(以下、RAM領域という)3とを有してい
る。
している。この光磁気ディスク1は、例えば、外周側に
リング状に形成された再生専用領域(以下、ROM領域
という)2とその内周側にリング状に形成された書き換
え可能領域(以下、RAM領域という)3とを有してい
る。
【0012】この光磁気ディスク1上に、トラッキング
用の案内溝が予めスパイラル状または同心状に形成され
ている。RAM領域3においては、上記案内溝内または
案内溝間のランド部が記録トラック4とされ、その記録
トラック4に情報が磁気信号として光磁気記録されてい
る。この光磁気記録された磁気信号は、磁界変調方式ま
たは光変調方式によって書き換えることが可能である。
ROM領域2においては、上記案内溝内または案内溝間
のランド部が記録トラック5とされ、その記録トラック
5に情報が凹凸の位相ピットとして予め形成されてい
る。この凹凸の位相ピットは書き換えることができな
い。
用の案内溝が予めスパイラル状または同心状に形成され
ている。RAM領域3においては、上記案内溝内または
案内溝間のランド部が記録トラック4とされ、その記録
トラック4に情報が磁気信号として光磁気記録されてい
る。この光磁気記録された磁気信号は、磁界変調方式ま
たは光変調方式によって書き換えることが可能である。
ROM領域2においては、上記案内溝内または案内溝間
のランド部が記録トラック5とされ、その記録トラック
5に情報が凹凸の位相ピットとして予め形成されてい
る。この凹凸の位相ピットは書き換えることができな
い。
【0013】この記録トラック5、すなわち、ROM領
域2には、オペレーティングシステム(以下、必要に応
じてOSという)またはワードプロセッサにおける基本
辞書等の高速アクセスが必要な情報が記録されている。
また、RAM領域3のうち、ROM領域2に隣接する最
外周側の方のリング状の一部(以下、一部RAM領域と
いう)12の記録トラック4は、高速アクセスが必要な
いわゆるキャッシュメモリ用の領域として確保されてい
る。
域2には、オペレーティングシステム(以下、必要に応
じてOSという)またはワードプロセッサにおける基本
辞書等の高速アクセスが必要な情報が記録されている。
また、RAM領域3のうち、ROM領域2に隣接する最
外周側の方のリング状の一部(以下、一部RAM領域と
いう)12の記録トラック4は、高速アクセスが必要な
いわゆるキャッシュメモリ用の領域として確保されてい
る。
【0014】なお、光磁気ディスク1が3.5 インチの大
きさを有している場合には、ROM領域2と一部RAM
領域12とを合わせた記憶容量は、約40MBであり、
残りのRAM領域3の記憶容量は、400MB以上確保
することができる。径方向のトラックピッチは約1.2
μであり、トラック方向の記録ピッチは約0.6μ/b
itとして計算している。
きさを有している場合には、ROM領域2と一部RAM
領域12とを合わせた記憶容量は、約40MBであり、
残りのRAM領域3の記憶容量は、400MB以上確保
することができる。径方向のトラックピッチは約1.2
μであり、トラック方向の記録ピッチは約0.6μ/b
itとして計算している。
【0015】図3に示すように、上記のように構成され
る光磁気ディスク1はカートリッジ7に収容されてディ
スクカートリッジ8の構成とされる。カートリッジ7に
は、円形の窓部9とシャッター10によって開閉される
開口部11とが形成されている。
る光磁気ディスク1はカートリッジ7に収容されてディ
スクカートリッジ8の構成とされる。カートリッジ7に
は、円形の窓部9とシャッター10によって開閉される
開口部11とが形成されている。
【0016】窓部9からは、収容されている光磁気ディ
スク1のうち、ROM領域2の半径方向の全部とRAM
領域3のうちの半径方向の一部である一部RAM領域1
2が見えるようになっている。シャッター10が開いた
開口部11からは、収容されている光磁気ディスク1の
ROM領域2の半径方向の全部とRAM領域3の半径方
向の全部が見えるようになっている。
スク1のうち、ROM領域2の半径方向の全部とRAM
領域3のうちの半径方向の一部である一部RAM領域1
2が見えるようになっている。シャッター10が開いた
開口部11からは、収容されている光磁気ディスク1の
ROM領域2の半径方向の全部とRAM領域3の半径方
向の全部が見えるようになっている。
【0017】図1は、上記のように構成されるディスク
カートリッジ8が光ディスク装置15に受け入れられて
使用に供されている状態を示す線図である。
カートリッジ8が光ディスク装置15に受け入れられて
使用に供されている状態を示す線図である。
【0018】この光ディスク装置15には、光磁気ディ
スク1のディスク面に対向して情報の書き込みおよび/
または読み取りを行うための第1の光学ピックアップ
(以下、リニア送り光学ピックアップという)16が配
置されている。この第1の光学ピックアップ16は、対
物レンズ17を有し、ガイドレール18上をモータ33
等から構成される送り機構によって光磁気ディスク1の
半径方向Aに移動されるように構成されている。なお、
リニア送り光学ピックアップ16の移動半径は、一部R
AM領域12を除くRAM領域3内に規制されている。
この規制範囲(例えば、半径20〜40mmの範囲)内にお
ける最大アクセス時間は、約40msである。
スク1のディスク面に対向して情報の書き込みおよび/
または読み取りを行うための第1の光学ピックアップ
(以下、リニア送り光学ピックアップという)16が配
置されている。この第1の光学ピックアップ16は、対
物レンズ17を有し、ガイドレール18上をモータ33
等から構成される送り機構によって光磁気ディスク1の
半径方向Aに移動されるように構成されている。なお、
リニア送り光学ピックアップ16の移動半径は、一部R
AM領域12を除くRAM領域3内に規制されている。
この規制範囲(例えば、半径20〜40mmの範囲)内にお
ける最大アクセス時間は、約40msである。
【0019】リニア送り光学ピックアップ16は、光路
19によって固定光学系20と光学的に接続されてい
る。
19によって固定光学系20と光学的に接続されてい
る。
【0020】図4は、リニア送り光学ピックアップ16
と、このリニア送り光学ピックアップ16に光学的に接
続された固定光学系20から構成されるリニア送り光学
系の構成を概略的に示している。
と、このリニア送り光学ピックアップ16に光学的に接
続された固定光学系20から構成されるリニア送り光学
系の構成を概略的に示している。
【0021】固定光学系20は、光変調方式により制御
されるレーザダイオード21を有している。レーザダイ
オード21には、図1に示す記録回路27が接続されて
いる。この記録回路27は、端子28に供給された記録
データに基づく変調電流信号をレーザダイオード21に
供給する。
されるレーザダイオード21を有している。レーザダイ
オード21には、図1に示す記録回路27が接続されて
いる。この記録回路27は、端子28に供給された記録
データに基づく変調電流信号をレーザダイオード21に
供給する。
【0022】図4に示すように、このレーザダイオード
21から出射されたレーザ光は、コリメータレンズ22
によって平行光とされた後、ビームスプリッタ23およ
び光路19を通じ、ミラー24によって向きが90度変
更される。ミラー24によって反射された平行光は、対
物レンズ17によって再び集光されてレーザ光として光
磁気ディスク1の一部RAM領域12を除くRAM領域
3に照射される。
21から出射されたレーザ光は、コリメータレンズ22
によって平行光とされた後、ビームスプリッタ23およ
び光路19を通じ、ミラー24によって向きが90度変
更される。ミラー24によって反射された平行光は、対
物レンズ17によって再び集光されてレーザ光として光
磁気ディスク1の一部RAM領域12を除くRAM領域
3に照射される。
【0023】光磁気ディスク1に照射されたレーザ光
は、その光磁気ディスク1によって反射されて対物レン
ズ17、ミラー24、光路19、ビームスプリッタ23
および集光レンズ25を通じてフォトダイオード26に
入射される。
は、その光磁気ディスク1によって反射されて対物レン
ズ17、ミラー24、光路19、ビームスプリッタ23
および集光レンズ25を通じてフォトダイオード26に
入射される。
【0024】フォトダイオード26の出力信号は、図1
に示す再生回路29とサーボ制御回路30に供給され
る。再生回路29は、供給されたフォトダイオード26
の出力信号に基づきRAM領域3(一部RAM領域12
を除く)に記録されている情報の再生データを端子31
に出力する。サーボ制御回路30は、上記フォトダイオ
ード26からの出力信号に基づきフォーカストラッキン
グ信号を作成し、このフォーカストラッキング信号に基
づきリニア送り光学ピックアップ16のフォーカスサー
ボを行うとともに、端子32に供給されるシーク指令デ
ータに基づきモータ33を駆動して、リニア送り光学ピ
ックアップ16を半径方向Aの所定位置まで移動制御す
る。
に示す再生回路29とサーボ制御回路30に供給され
る。再生回路29は、供給されたフォトダイオード26
の出力信号に基づきRAM領域3(一部RAM領域12
を除く)に記録されている情報の再生データを端子31
に出力する。サーボ制御回路30は、上記フォトダイオ
ード26からの出力信号に基づきフォーカストラッキン
グ信号を作成し、このフォーカストラッキング信号に基
づきリニア送り光学ピックアップ16のフォーカスサー
ボを行うとともに、端子32に供給されるシーク指令デ
ータに基づきモータ33を駆動して、リニア送り光学ピ
ックアップ16を半径方向Aの所定位置まで移動制御す
る。
【0025】また、光ディスク装置15には、光磁気デ
ィスク1のディスク面に対向して情報の書き込みおよび
/または読み取りを行うための第2の光学ピックアップ
(以下、視野内アクセス光学ピックアップという)35
が窓部9を覆うように配置されている。
ィスク1のディスク面に対向して情報の書き込みおよび
/または読み取りを行うための第2の光学ピックアップ
(以下、視野内アクセス光学ピックアップという)35
が窓部9を覆うように配置されている。
【0026】この視野内アクセス光学ピックアップ35
は、図5に示すように、一端が光ディスク装置15の本
体フレーム36に固定されたビーム37の他端に取り付
けられている。なお、図5には、この視野内アクセス光
学ピックアップ35の他に光磁気ディスク1を矢印B方
向に一定角速度(CAV)または一定線速度(CLV)
で回転させるスピンドルモータ38と半径方向Aに移動
制御されるリニア送り光学ピックアップ16とが併せて
描かれている。
は、図5に示すように、一端が光ディスク装置15の本
体フレーム36に固定されたビーム37の他端に取り付
けられている。なお、図5には、この視野内アクセス光
学ピックアップ35の他に光磁気ディスク1を矢印B方
向に一定角速度(CAV)または一定線速度(CLV)
で回転させるスピンドルモータ38と半径方向Aに移動
制御されるリニア送り光学ピックアップ16とが併せて
描かれている。
【0027】図6は、視野内アクセス光学ピックアップ
35の具体的な構成を示している。この視野内アクセス
光学ピックアップ35は、光変調方式により制御される
レーザダイオード41を有している。レーザダイオード
41には、図1に示すように、記録回路51が接続され
ている。この記録回路51は、端子52に供給された記
録データに基づく変調電流信号をレーザダイオード41
に供給する。
35の具体的な構成を示している。この視野内アクセス
光学ピックアップ35は、光変調方式により制御される
レーザダイオード41を有している。レーザダイオード
41には、図1に示すように、記録回路51が接続され
ている。この記録回路51は、端子52に供給された記
録データに基づく変調電流信号をレーザダイオード41
に供給する。
【0028】図6に示すように、レーザダイオード41
から出射されたレーザ光は、コリメータレンズ42によ
って平行光とされた後、ビームスプリッタ43を通じ、
ミラー44によって向きが90度変更される。ミラー4
4によって反射された平行光は、対物レンズ45によっ
て再び集光されてレーザ光として光磁気ディスク1のう
ち、一部RAM領域3とROM領域2に窓部9を通じて
照射される。
から出射されたレーザ光は、コリメータレンズ42によ
って平行光とされた後、ビームスプリッタ43を通じ、
ミラー44によって向きが90度変更される。ミラー4
4によって反射された平行光は、対物レンズ45によっ
て再び集光されてレーザ光として光磁気ディスク1のう
ち、一部RAM領域3とROM領域2に窓部9を通じて
照射される。
【0029】対物レンズ45は、2軸デバイスであるフ
ォーカス用コイル46とトラッキング用コイル47とが
取り付けられているボビン48に取り付けられいる。こ
の2軸デバイスには所定の静磁界がかけられており、し
たがって、フォーカス用コイル46とトラッキング用コ
イル47に供給される電流信号に応じて矢印C方向であ
るトラッキング方向と矢印D方向である光磁気ディスク
1の垂線方向に移動制御される。なお、対物レンズ45
の矢印C方向への移動は、ボイスコイルモータの原理に
よって移動される視野内移動であるために、その最大ア
クセス時間は10ms程度以下と高速である。また、視野
内における半径方向Aへの移動量は、約±0.6 mmであ
る。
ォーカス用コイル46とトラッキング用コイル47とが
取り付けられているボビン48に取り付けられいる。こ
の2軸デバイスには所定の静磁界がかけられており、し
たがって、フォーカス用コイル46とトラッキング用コ
イル47に供給される電流信号に応じて矢印C方向であ
るトラッキング方向と矢印D方向である光磁気ディスク
1の垂線方向に移動制御される。なお、対物レンズ45
の矢印C方向への移動は、ボイスコイルモータの原理に
よって移動される視野内移動であるために、その最大ア
クセス時間は10ms程度以下と高速である。また、視野
内における半径方向Aへの移動量は、約±0.6 mmであ
る。
【0030】窓部9を通じて、光磁気ディスク1のう
ち、一部RAM領域3とROM領域2に照射されたレー
ザ光は、それら一部RAM領域3またはROM領域2に
よって反射されて対物レンズ45、ミラー44、ビーム
スプリッタ43および集光レンズ49を通じてフォトダ
イオード50に入射される。
ち、一部RAM領域3とROM領域2に照射されたレー
ザ光は、それら一部RAM領域3またはROM領域2に
よって反射されて対物レンズ45、ミラー44、ビーム
スプリッタ43および集光レンズ49を通じてフォトダ
イオード50に入射される。
【0031】フォトダイオード50の出力信号は、再生
回路53とサーボ制御回路54に供給される。再生回路
53は、供給された出力信号に基づき一部RAM領域3
またはROM領域2に記録されてる情報の再生データを
端子54に出力する。
回路53とサーボ制御回路54に供給される。再生回路
53は、供給された出力信号に基づき一部RAM領域3
またはROM領域2に記録されてる情報の再生データを
端子54に出力する。
【0032】サーボ制御回路54は、フォトダイオード
50の出力信号に基づきフォーカストラッキング信号を
作成して視野内アクセス光学ピックアップ35のフォー
カス用コイル46を駆動しフォーカスサーボを行うとと
もに、端子55に供給されるシーク指令データに基づき
トラッキング用コイル47を駆動して、図6に示した対
物レンズ45の矢印D方向および矢印C方向の位置を制
御する。
50の出力信号に基づきフォーカストラッキング信号を
作成して視野内アクセス光学ピックアップ35のフォー
カス用コイル46を駆動しフォーカスサーボを行うとと
もに、端子55に供給されるシーク指令データに基づき
トラッキング用コイル47を駆動して、図6に示した対
物レンズ45の矢印D方向および矢印C方向の位置を制
御する。
【0033】上記のように構成される光ディスクドライ
ブは、半径方向Aに移動制御されるリニア送り光学ピッ
クアップ16(第1の光学ピックアップ)によって比較
的に低速アクセス(例えば、この実施例では上記したよ
うに最大アクセス時間約40ms)される領域が、比較的
に低速アクセスメモリ用(一般には、アプリケーション
用のデータまたはプログラムの記憶用)領域であるRA
M領域3(一部RAM領域12を除く)として使用され
る。このRAM領域3における記憶容量は、この実施例
(3.5 インチの光磁気ディスク1)では、約400 MBと
比較的に大容量である。
ブは、半径方向Aに移動制御されるリニア送り光学ピッ
クアップ16(第1の光学ピックアップ)によって比較
的に低速アクセス(例えば、この実施例では上記したよ
うに最大アクセス時間約40ms)される領域が、比較的
に低速アクセスメモリ用(一般には、アプリケーション
用のデータまたはプログラムの記憶用)領域であるRA
M領域3(一部RAM領域12を除く)として使用され
る。このRAM領域3における記憶容量は、この実施例
(3.5 インチの光磁気ディスク1)では、約400 MBと
比較的に大容量である。
【0034】また、特定の視野内で移動制御される視野
内アクセス光学ピックアップ35(第2の光学ピックア
ップ)によって比較的に高速アクセス(例えば、この実
施例では上記したように最大アクセス時間約10ms)さ
れる領域は、比較的に高速アクセス用(上記したよう
に、ROM領域2はOS用または基本辞書用、一部RA
M領域はキャッシュメモリ用または主内部記憶装置(Pr
imary Storage)用)領域である一部RAM領域12およ
びROM領域2として使用される。この一部RAM領域
12とROM領域2における記憶容量は、この実施例で
は、約40MBである。
内アクセス光学ピックアップ35(第2の光学ピックア
ップ)によって比較的に高速アクセス(例えば、この実
施例では上記したように最大アクセス時間約10ms)さ
れる領域は、比較的に高速アクセス用(上記したよう
に、ROM領域2はOS用または基本辞書用、一部RA
M領域はキャッシュメモリ用または主内部記憶装置(Pr
imary Storage)用)領域である一部RAM領域12およ
びROM領域2として使用される。この一部RAM領域
12とROM領域2における記憶容量は、この実施例で
は、約40MBである。
【0035】このように上記の実施例によれば、高速ア
クセスが可能であり、かつ大記憶容量を有する光ディス
クドライブが得られる。具体的かつ比較的に説明する
と、HDDよりもアクセス速度が高速の、例えば、OS
用部と、HDDよりも大記憶容量のデータ記憶部とを有
する光ディスクドライブが得られることになる。
クセスが可能であり、かつ大記憶容量を有する光ディス
クドライブが得られる。具体的かつ比較的に説明する
と、HDDよりもアクセス速度が高速の、例えば、OS
用部と、HDDよりも大記憶容量のデータ記憶部とを有
する光ディスクドライブが得られることになる。
【0036】なお、上記した実施例によれば、窓部9内
にROM領域2と一部RAM領域12とを臨ませている
が、一部RAM領域12が必要でない場合には、窓部9
内にはROM領域2だけを臨ませるように構成を変更し
てもよい。その場合には、視野内アクセス光学ピックア
ップ35は、再生専用の光学ピックアップとして動作す
る。したがって、視野内アクセス光学ピックアップ35
およびこれに関連する部分のコストを低減することがで
きる。
にROM領域2と一部RAM領域12とを臨ませている
が、一部RAM領域12が必要でない場合には、窓部9
内にはROM領域2だけを臨ませるように構成を変更し
てもよい。その場合には、視野内アクセス光学ピックア
ップ35は、再生専用の光学ピックアップとして動作す
る。したがって、視野内アクセス光学ピックアップ35
およびこれに関連する部分のコストを低減することがで
きる。
【0037】また、書き込みアクセス速度は遅くなる
が、一部RAM領域12もリニア送り光学ピックアップ
16により情報を書き込むように制御し、視野内アクセ
ス光学ピックアップ35は一部RAM領域12とROM
領域2との再生専用とすることもできる。この場合に
も、同様に、視野内アクセス光学ピックアップ35およ
びこれに関連する部分のコストを低減することができ
る。
が、一部RAM領域12もリニア送り光学ピックアップ
16により情報を書き込むように制御し、視野内アクセ
ス光学ピックアップ35は一部RAM領域12とROM
領域2との再生専用とすることもできる。この場合に
も、同様に、視野内アクセス光学ピックアップ35およ
びこれに関連する部分のコストを低減することができ
る。
【0038】なお、本発明は上記の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得ること
はもちろんである。
明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得ること
はもちろんである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明光ディスク
ドライブによれば、半径方向に移動される第1の光学ピ
ックアップによってアクセスされる領域は、比較的に低
速アクセスメモリ用領域として使用され、特定の視野内
にのみ移動される第2の光学ピックアップは比較的に高
速アクセスメモリ用領域として使用されるようにしたの
で、高速アクセスが可能であり、かつ大記憶容量を有す
るという効果が得られる。
ドライブによれば、半径方向に移動される第1の光学ピ
ックアップによってアクセスされる領域は、比較的に低
速アクセスメモリ用領域として使用され、特定の視野内
にのみ移動される第2の光学ピックアップは比較的に高
速アクセスメモリ用領域として使用されるようにしたの
で、高速アクセスが可能であり、かつ大記憶容量を有す
るという効果が得られる。
【図1】本発明による光ディスクドライブの一実施例の
構成を示す線図である。
構成を示す線図である。
【図2】図1例に示す光ディスクドライブのうち、光磁
気ディスクの構成を示す平面図である。
気ディスクの構成を示す平面図である。
【図3】図2に示す光磁気ディスクが収容されたディス
クカートリッジの構成を示す平面図である。
クカートリッジの構成を示す平面図である。
【図4】図1例に示す光ディスクドライブのうち、リニ
ア送り光学系の概略的な構成を示す線図である。
ア送り光学系の概略的な構成を示す線図である。
【図5】図1例に示す光ディスクドライブの概略的な構
成を示す側面図である。
成を示す側面図である。
【図6】図1例に示す光ディスクドライブのうち、視野
内アクセス光学ピックアップの概略的な構成を示す斜視
図である。
内アクセス光学ピックアップの概略的な構成を示す斜視
図である。
1 光磁気ディスク 2 ROM領域 3 RAM領域 12 一部RAM領域 16 リニア送り光学ピックアップ 35 視野内アクセス光学ピックアップ
Claims (1)
- 【請求項1】 光ディスクの径方向に移動される第1の
光学ピックアップと、 上記光ディスクに対して特定の視野内にのみ移動される
第2の光学ピックアップとを備え、 上記光ディスクのうち、上記第1の光学ピックアップに
よってアクセスされる領域は比較的に低速アクセスメモ
リ用領域として使用され、上記第2の光学ピックアップ
によってアクセスされる領域は比較的に高速アクセスメ
モリ用領域として使用されるようにされたことを特徴と
する光ディスクドライブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32298691A JPH05159385A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 光ディスクドライブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32298691A JPH05159385A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 光ディスクドライブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05159385A true JPH05159385A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18149870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32298691A Pending JPH05159385A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 光ディスクドライブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05159385A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998044492A1 (de) * | 1997-04-02 | 1998-10-08 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum beschreiben und lesen von plattenförmigen, optischen speichern |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP32298691A patent/JPH05159385A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998044492A1 (de) * | 1997-04-02 | 1998-10-08 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum beschreiben und lesen von plattenförmigen, optischen speichern |
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