JPH0514755U - 電磁弁 - Google Patents
電磁弁Info
- Publication number
- JPH0514755U JPH0514755U JP6186191U JP6186191U JPH0514755U JP H0514755 U JPH0514755 U JP H0514755U JP 6186191 U JP6186191 U JP 6186191U JP 6186191 U JP6186191 U JP 6186191U JP H0514755 U JPH0514755 U JP H0514755U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- case
- plunger
- water
- outer mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電磁弁のコイル内部への水侵入を防止し、錆の
発生を防止,耐蝕性を高める。 【構成】本考案は、電磁機構部,ケース2,コイル3,
コア4,プランジャ5,ターミナル,ヨーク,外装モー
ルド10,空隙部,突起部22から構成されている。 【効果】外装モールドに設けられた突起部が、ケースと
の間で圧縮変形することにより、シール性を有し、浸水
を防止,耐蝕性を高めることができる。
発生を防止,耐蝕性を高める。 【構成】本考案は、電磁機構部,ケース2,コイル3,
コア4,プランジャ5,ターミナル,ヨーク,外装モー
ルド10,空隙部,突起部22から構成されている。 【効果】外装モールドに設けられた突起部が、ケースと
の間で圧縮変形することにより、シール性を有し、浸水
を防止,耐蝕性を高めることができる。
Description
【0001】
本考案は、自動車のアイドル回転数を水温あるいは、外気温度に対して自動的 に設定回転数に制御するアイドル回転数制御装置に係り、特に自動車エンジンの 電子制御用アクチュエータとして、好適なものである。
【0002】
自動車のアイドル回転数を水温や負荷に応じて、自動的に制御するアクチュエ ータとして、例えば、特開昭56−116967号号公報に開示されているが、本装置に は、浸水防止手段が施されておらず、耐蝕性が一段劣る面があった。
【0003】
上記従来技術は、前期したように、コイル内部に浸水防止手段が施されていな いため、水や塩水の侵入により、ソレノイド内部のプランジャが錆び、固着する という問題があった。
【0004】 本考案の目的は、これら水や塩水の侵入を防止し、錆の発生を防止,耐蝕性を 高めるところにある。
【0005】
上記目的を達成するために、一端が開口されたケース内に収納される外装モー ルドのケースに接触する部分に突起を設け、突起が圧縮変形によりシールさせる 。
【0006】
ソレノイドの外装モールドに突起を設けたアイドル回転装置は、浸水防止がで き、耐蝕性を向上する。それによってアイドル回転装置は、内部機構部における 侵水によるプランジャの固着はなくなった。
【0007】
本考案の実施例を説明するに当り、考案をより容易に理解するために図1にも とづいて従来例につき説明する。
【0008】 図1において、1は電磁機構部で、一端が開口する円筒形のケース2内に円筒 形に形成されたコイル3を収納し、このコイル3の中心部にはコア4,プランジ ャ5が配設されている。
【0009】 一方コイル3、該コイル3に電気入力を供給するターミナル6,7、磁気回路 を形成するヨーク8,9をプラスチック材によって一体成形した外装モールド 10を前記ケース2の開口部によって加締め、固着される。
【0010】 11は、流量制御機構部で、ボディ12を主要素とし、該ボディ12の内部に 空気通路13,14を成形し、夫々の通路に計量部シート15,16を形成して いる。該シート15,16には計量バルブ17,18を介装し、その一端は、前 記電磁機構部1内に、他端はスプリング19を介してバルブガイド20に支承さ れる。
【0011】 以上の構成において、ターミナル6,7を介して、コイル3に所定の電気入力 が与えられると、該入力に応じた電磁力が発生し、プランジャ5は図右方向に移 動する。その結果、該プランジャ5と接しているバルブ17,18がスプリング 19の力に抗して右方向に移動し、前記電磁力と該スプリング19の力が釣り合 った位置でバルブ17,18が停止する。その時のバルブ17,18とシート 15,16との開口面積によってここを流れる空気量が制御される。この空気量 で自動車エンジンのアイドリング回転数を制御するアイドル回転制御装置におい て、ケース2の開口部加締部の空隙部21より、水もしくは塩水が侵入する恐れ がある。ここより塩水が侵入すると、塩水は外装モールド10の表面を伝って、 ソレノイド内部に侵入し、プランジャ5が錆びて、固着し、暴走するという重大 事故を招く恐れがある。特にヨーロッパ各地に見られる通り、道路上の融雪のた め、大量の岩塩をまくところでは、想像以上に塩害のトラブルが多く、塩水侵入 阻止対策は極めて重要視されている。
【0012】 本考案は、以上の問題点を極めて簡単な手段で解決することにあり、図2は本 考案の一実施例である。
【0013】 図2において、外装モールドに突起部を一体成形したものである。
【0014】
本考案は、以上説明したように構成されているので以下に記載されるような効 果を有する。
【0015】 外装モールドに設けられた突起部が、ケースとの間で圧縮変形することにより 、シール性を有し、侵水を防止,耐蝕性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のアイドル回転制御装置の横断面図であ
る。
る。
【図2】本考案の一実施例を示す部分詳細図である。
1…電磁機構部、2…ケース、3…コイル、4…コア、
5…プランジャ、10…外装モールド、21…空隙部、
22…突起部。
5…プランジャ、10…外装モールド、21…空隙部、
22…突起部。
Claims (1)
- 【請求項1】円筒形のコイルの中心部にコアとプランジ
ャを配置し、該コイルをプラスチック材で外送モールド
したソレノイドを、一端が開口するケース内に収納し、
該ケースの開口部を機械的に加締固着した電磁弁におい
て、ソレノイドの外装モールドに突起状のシール部を一
体に成形したことを特徴とする電磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6186191U JPH0514755U (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6186191U JPH0514755U (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 電磁弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514755U true JPH0514755U (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=13183319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6186191U Pending JPH0514755U (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 電磁弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514755U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003078829A1 (en) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Bosch Automotive Systems Corporation | Fuel injector |
JP2014020542A (ja) * | 2012-07-23 | 2014-02-03 | Denso Corp | 電磁弁 |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP6186191U patent/JPH0514755U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003078829A1 (en) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Bosch Automotive Systems Corporation | Fuel injector |
JP2014020542A (ja) * | 2012-07-23 | 2014-02-03 | Denso Corp | 電磁弁 |
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