JPH05134488A - プロセスカートリツジ及び前記プロセスカートリツジの組立て方法及び前記プロセスカートリツジを装着可能な画像形成装置 - Google Patents
プロセスカートリツジ及び前記プロセスカートリツジの組立て方法及び前記プロセスカートリツジを装着可能な画像形成装置Info
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- JPH05134488A JPH05134488A JP4123607A JP12360792A JPH05134488A JP H05134488 A JPH05134488 A JP H05134488A JP 4123607 A JP4123607 A JP 4123607A JP 12360792 A JP12360792 A JP 12360792A JP H05134488 A JPH05134488 A JP H05134488A
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 現像剤の漏れ、枠体の変形に伴う画像不良や
異常トルクの発生を防ぐことができるプロセスカートリ
ッジを提供すること。 【構成】 シール部材13・14を介して組立てられる
プロセスカートリッジに関する。 (1)例えば上枠Aの結合面Cに液貯り部20を設け
る。而して、上枠Aの結合面Cに液状物質14Aを注入
したとき、液状物質14Aの重なり部分は液貯り部20
に溜って表面に盛り上がらないため、上枠Aと下枠同士
の密着性が高められて、現像剤の漏れを確実に防ぐこと
ができる。 (2)例えば上枠Aの結合斜面に凹凸C1を設ける。而
して、上枠Aの結合斜面に液状物質を注入したとき、液
状物質の結合斜面に沿う流れが凹凸C1によって阻止さ
れるため、上・下枠A,Bの密着性が高められて、現像
剤の漏れや画像不良、異常トルクの発生を確実に防ぐこ
とができる。
異常トルクの発生を防ぐことができるプロセスカートリ
ッジを提供すること。 【構成】 シール部材13・14を介して組立てられる
プロセスカートリッジに関する。 (1)例えば上枠Aの結合面Cに液貯り部20を設け
る。而して、上枠Aの結合面Cに液状物質14Aを注入
したとき、液状物質14Aの重なり部分は液貯り部20
に溜って表面に盛り上がらないため、上枠Aと下枠同士
の密着性が高められて、現像剤の漏れを確実に防ぐこと
ができる。 (2)例えば上枠Aの結合斜面に凹凸C1を設ける。而
して、上枠Aの結合斜面に液状物質を注入したとき、液
状物質の結合斜面に沿う流れが凹凸C1によって阻止さ
れるため、上・下枠A,Bの密着性が高められて、現像
剤の漏れや画像不良、異常トルクの発生を確実に防ぐこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセスカートリッジ
及び前記プロセスカートリッジの組立方法及び前記プロ
セスカートリッジを着脱可能な画像形成装置に関する。
及び前記プロセスカートリッジの組立方法及び前記プロ
セスカートリッジを着脱可能な画像形成装置に関する。
【0002】ここで、画像形成装置としては、例えば電
子写真方式や静電記録方式等を適用した、例えば複写
機、レーザービームプリンタ、ワードプロセッサ及びフ
ァクシミリ装置等が含まれる。
子写真方式や静電記録方式等を適用した、例えば複写
機、レーザービームプリンタ、ワードプロセッサ及びフ
ァクシミリ装置等が含まれる。
【0003】[背景技術]画像形成装置においては、画
像形成のために必要な像担持体や現像装置等のプロセス
手段を枠体内に一体的に組み込んでプロセスカートリッ
ジを構成し、該プロセスカートリッジを装置本体に対し
て着脱してこれを交換することによって、メンテナンス
の容易化を図ることが行われている(特開昭51−24
33号公報)。
像形成のために必要な像担持体や現像装置等のプロセス
手段を枠体内に一体的に組み込んでプロセスカートリッ
ジを構成し、該プロセスカートリッジを装置本体に対し
て着脱してこれを交換することによって、メンテナンス
の容易化を図ることが行われている(特開昭51−24
33号公報)。
【0004】斯かるプロセスカートリッジにおいては、
本件出願人によって、組立の容易性等のために、複数の
部材を結合して現像剤収容部を構成し、該現像剤収容部
の結合部に、固化してエラストマー(弾性を有する高分
子物質)となる液状物質を注入してシール部材とする方
式が発明され、特許出願が行われている(特願平02−
110613号、特願平03−54446号)。
本件出願人によって、組立の容易性等のために、複数の
部材を結合して現像剤収容部を構成し、該現像剤収容部
の結合部に、固化してエラストマー(弾性を有する高分
子物質)となる液状物質を注入してシール部材とする方
式が発明され、特許出願が行われている(特願平02−
110613号、特願平03−54446号)。
【0005】斯かるプロセスカートリッジの一例を図1
に示す。図1はプロセスカートリッジ1の断面図であ
る。このプロセスカートリッジ1は、像担持体としての
感光ドラム2と、これの周囲に配設されるプロセス手段
としてのクリーニング装置3、現像装置4及び帯電器5
をカートリッジ1の上・下枠A,B内に一体的に組み込
んで構成され、これは画像形成装置本体に対して着脱さ
れる。
に示す。図1はプロセスカートリッジ1の断面図であ
る。このプロセスカートリッジ1は、像担持体としての
感光ドラム2と、これの周囲に配設されるプロセス手段
としてのクリーニング装置3、現像装置4及び帯電器5
をカートリッジ1の上・下枠A,B内に一体的に組み込
んで構成され、これは画像形成装置本体に対して着脱さ
れる。
【0006】而して、感光ドラム2が寿命に達したり、
現像装置4内のトナーが消費されて無くなった場合に
は、プロセスカートリッジ1を装置本体から取り出して
これを新しいものと交換することによって、メンテナン
スの容易化が図られる。
現像装置4内のトナーが消費されて無くなった場合に
は、プロセスカートリッジ1を装置本体から取り出して
これを新しいものと交換することによって、メンテナン
スの容易化が図られる。
【0007】ここで、本件出願人が行った前記特許出願
で開示した発明の概略について説明する。
で開示した発明の概略について説明する。
【0008】まず、前記クリーニング装置3は、クリー
ニングブレード30、すくいシート31、廃トナー収容
部32等を有して構成する。そして、廃トナー収容部3
2を、図2に示すように、上枠AのA1部と下枠BのB
1部とをシール部材13を介して結合することによって
組立てる。これによって、シール部材13によって上・
下枠A,Bの結合部からのトナー漏れを防止するもので
ある。
ニングブレード30、すくいシート31、廃トナー収容
部32等を有して構成する。そして、廃トナー収容部3
2を、図2に示すように、上枠AのA1部と下枠BのB
1部とをシール部材13を介して結合することによって
組立てる。これによって、シール部材13によって上・
下枠A,Bの結合部からのトナー漏れを防止するもので
ある。
【0009】また、前記現像装置4は、現像スリーブ4
0、規制ブレード41、トナー収容部42等を有して構
成する。そして、トナー収容部42は、図2に示すよう
に、上枠AのA2部と下枠BのB2部とをシール部材1
4を介して結合することによって組立てる。これによっ
て、シール部材14によって上・下枠A,Bの結合部か
らのトナー漏れを防止するものである。尚、43は開口
であって、カートリッジ1を装置本体100に装着する
際に、事前にシール(図示せず)を引き抜くことによっ
て、この開口からトナーtが現像スリーブ40方向へ侵
入する。
0、規制ブレード41、トナー収容部42等を有して構
成する。そして、トナー収容部42は、図2に示すよう
に、上枠AのA2部と下枠BのB2部とをシール部材1
4を介して結合することによって組立てる。これによっ
て、シール部材14によって上・下枠A,Bの結合部か
らのトナー漏れを防止するものである。尚、43は開口
であって、カートリッジ1を装置本体100に装着する
際に、事前にシール(図示せず)を引き抜くことによっ
て、この開口からトナーtが現像スリーブ40方向へ侵
入する。
【0010】ところで、上記シール部材13,14は、
図3に示すように、固化してエラストマー(弾性を有す
る高分子物質)となる発泡ポリウレタンゴム等の液状物
質をノズル15より上枠Aの結合面C,Dの溝に注入す
ることによって形成する。この固化してエラストマーと
なる液状物質の注入によってシール部材を形成する方式
は、他の発泡ゴム等を貼付してシール部材とする方式に
比べ、注入の自動制御が可能であり、複雑な形状の結合
部に対しても対応できる等の多大な利点を有している。
図3に示すように、固化してエラストマー(弾性を有す
る高分子物質)となる発泡ポリウレタンゴム等の液状物
質をノズル15より上枠Aの結合面C,Dの溝に注入す
ることによって形成する。この固化してエラストマーと
なる液状物質の注入によってシール部材を形成する方式
は、他の発泡ゴム等を貼付してシール部材とする方式に
比べ、注入の自動制御が可能であり、複雑な形状の結合
部に対しても対応できる等の多大な利点を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記液
状物質が固化するには、これを注入してから数10秒〜
数分程度の時間を要することがある。そのため、このよ
うに時間を要する場合には、例えば上枠AのA1部につ
いて見ると、図4(a),(b)に示す結合斜面では液
状物質が固化しながら下方に流れ落ちることがある。こ
のため、図4(b)に示すように、斜面の上方ではシー
ル部材13の厚さが薄くなり、下方では逆に厚くなり、
上枠AのA1部と下枠BのB1部との結合部におけるシ
ール部材13の当接が不均一となり、トナー漏れが発生
する虞があった。また、シール部材13の当接が不均一
となると、上枠AのA1部と下枠BのB1部との結合部
に作用するシール部材13からの圧力が不均一となり、
上・下枠A,Bの変形が生じ、画像不良や異常トルクの
発生を招くという虞があった。尚、図5(a),(b)
は図4(a),(b)の矢視G方向の図である。
状物質が固化するには、これを注入してから数10秒〜
数分程度の時間を要することがある。そのため、このよ
うに時間を要する場合には、例えば上枠AのA1部につ
いて見ると、図4(a),(b)に示す結合斜面では液
状物質が固化しながら下方に流れ落ちることがある。こ
のため、図4(b)に示すように、斜面の上方ではシー
ル部材13の厚さが薄くなり、下方では逆に厚くなり、
上枠AのA1部と下枠BのB1部との結合部におけるシ
ール部材13の当接が不均一となり、トナー漏れが発生
する虞があった。また、シール部材13の当接が不均一
となると、上枠AのA1部と下枠BのB1部との結合部
に作用するシール部材13からの圧力が不均一となり、
上・下枠A,Bの変形が生じ、画像不良や異常トルクの
発生を招くという虞があった。尚、図5(a),(b)
は図4(a),(b)の矢視G方向の図である。
【0012】ここで、さらに、現像装置の現像剤収容部
であるトナー収容部42の結合構造を図6乃至図9に示
す。トナー収容部42は、図7に示すように、間にシー
ル部材14を介在せしめて、上枠Aと下枠Bとを結合し
て構成する。ここで、シール部材14は、図9に示すよ
うに、固化してエラストマーとなる発泡ポリウレタンゴ
ム等の液状物質14Aをノズル15より上枠Aの結合面
Cに注入することによって形成する。この固化してエラ
ストマーとなる液状物質の注入によってシール部材を形
成する方式は、他の発泡ゴム等を貼付してシール部材と
する方式に比べ、注入の自動制御が可能であり、複雑な
形状の結合部に対しても対応できる等の多大な利点を有
している。
であるトナー収容部42の結合構造を図6乃至図9に示
す。トナー収容部42は、図7に示すように、間にシー
ル部材14を介在せしめて、上枠Aと下枠Bとを結合し
て構成する。ここで、シール部材14は、図9に示すよ
うに、固化してエラストマーとなる発泡ポリウレタンゴ
ム等の液状物質14Aをノズル15より上枠Aの結合面
Cに注入することによって形成する。この固化してエラ
ストマーとなる液状物質の注入によってシール部材を形
成する方式は、他の発泡ゴム等を貼付してシール部材と
する方式に比べ、注入の自動制御が可能であり、複雑な
形状の結合部に対しても対応できる等の多大な利点を有
している。
【0013】しかしながら、図6に示すように、上枠A
の結合面Cに○印にて示す始点aから●にて示す終点b
まで矢印方向に閉ループを描いて液状物質14Aを注入
すると、ラップする部分14A−1で液ダレが生ずるこ
とが考えられる。そして、万一液ダレが生じた場合に
は、このラップ部分14A−1でシール部材14が部分
的に盛り上がってしまう虞がある。このため、図7に示
すように、上枠Aに下枠Bを結合すると、両者の間に隙
間δ1,δ2が生じ、これらの隙間δ1,δ2からトナ
ーが漏れ出るという問題が発生する虞が考えられる。
の結合面Cに○印にて示す始点aから●にて示す終点b
まで矢印方向に閉ループを描いて液状物質14Aを注入
すると、ラップする部分14A−1で液ダレが生ずるこ
とが考えられる。そして、万一液ダレが生じた場合に
は、このラップ部分14A−1でシール部材14が部分
的に盛り上がってしまう虞がある。このため、図7に示
すように、上枠Aに下枠Bを結合すると、両者の間に隙
間δ1,δ2が生じ、これらの隙間δ1,δ2からトナ
ーが漏れ出るという問題が発生する虞が考えられる。
【0014】また、上記のような液ダレが生じない場合
でも、図8及び図9に示すように、液状物質14Aはそ
の重なり部分14A−1,14A−2で盛り上がる虞が
あり、上記と同様の問題が生じることが考えられる。
でも、図8及び図9に示すように、液状物質14Aはそ
の重なり部分14A−1,14A−2で盛り上がる虞が
あり、上記と同様の問題が生じることが考えられる。
【0015】本発明の目的は、トナーが漏れ出ることの
無いプロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッ
ジの組立方法及び前記プロセスカートリッジを装着可能
な画像形成装置を提供することにある。
無いプロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッ
ジの組立方法及び前記プロセスカートリッジを装着可能
な画像形成装置を提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、シール性能を向上さ
せたプロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッ
ジの組立方法及び前記プロセスカートリッジを装着可能
な画像形成装置を提供することにある。
せたプロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッ
ジの組立方法及び前記プロセスカートリッジを装着可能
な画像形成装置を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、組立て性能を向上さ
せたプロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッ
ジの組立方法及び前記プロセスカートリッジを装着可能
な画像形成装置を提供することにある。
せたプロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッ
ジの組立方法及び前記プロセスカートリッジを装着可能
な画像形成装置を提供することにある。
【0018】本発明の他の目的は、現像剤収容部を構成
する複数の部材の結合部のシール部材と当接する相手部
材との密着性を高めることによって、現像剤の漏れを確
実に防ぐことができるプロセスカートリッジ及び前記プ
ロセスカートリッジの組立方法及び前記プロセスカート
リッジを装着可能な画像形成装置を提供することにあ
る。
する複数の部材の結合部のシール部材と当接する相手部
材との密着性を高めることによって、現像剤の漏れを確
実に防ぐことができるプロセスカートリッジ及び前記プ
ロセスカートリッジの組立方法及び前記プロセスカート
リッジを装着可能な画像形成装置を提供することにあ
る。
【0019】本発明の他の目的は、現像剤収容部を形成
する複数の部材の結合部のシール部材と当接する相手部
材との密着性を高めることによって、現像剤の漏れ、枠
体の変形に伴う画像不良や異常トルクの発生を防ぐこと
ができるプロセスカートリッジ及び前記プロセスカート
リッジの組立方法及び前記プロセスカートリッジを装着
可能な画像形成装置を提供することにある。
する複数の部材の結合部のシール部材と当接する相手部
材との密着性を高めることによって、現像剤の漏れ、枠
体の変形に伴う画像不良や異常トルクの発生を防ぐこと
ができるプロセスカートリッジ及び前記プロセスカート
リッジの組立方法及び前記プロセスカートリッジを装着
可能な画像形成装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の事情に
鑑みなされたものであって、画像形成装置本体に着脱可
能なプロセスカートリッジにおいて、像担持体と、前記
像担持体に作用するプロセス手段と、現像剤を収容する
現像剤収容部を構成するための第1の部材と、現像剤を
収容する現像剤収容部を構成するための第2の部材と、
前記第1の部材と前記第2の部材とが結合する結合部に
設けられた、液状物質が固化してエラストマーとなった
シール部材と、前記第1の部材の前記第2の部材との結
合面に設けられた、前記液状物質の移動を規制するため
の規制部と、を有することを特徴とするプロセスカート
リッジである。
鑑みなされたものであって、画像形成装置本体に着脱可
能なプロセスカートリッジにおいて、像担持体と、前記
像担持体に作用するプロセス手段と、現像剤を収容する
現像剤収容部を構成するための第1の部材と、現像剤を
収容する現像剤収容部を構成するための第2の部材と、
前記第1の部材と前記第2の部材とが結合する結合部に
設けられた、液状物質が固化してエラストマーとなった
シール部材と、前記第1の部材の前記第2の部材との結
合面に設けられた、前記液状物質の移動を規制するため
の規制部と、を有することを特徴とするプロセスカート
リッジである。
【0021】また、さらに別の本発明は、記録媒体に画
像を形成する画像形成装置において、像担持体と、前記
像担持体に作用するプロセス手段と、現像剤を収容する
現像剤収容部を構成するための第1の部材と、現像剤を
収容する現像剤収容部を構成するための第2の部材と、
前記第1の部材と前記第2の部材とが結合する結合部に
設けられた、液状物質が固化してエラストマーとなった
シール部材と、前記第1の部材の前記第2の部材との結
合面に設けられた、前記液状物質の移動を規制するため
の規制部と、を有するプロセスカートリッジを装着する
ための装着手段と、記録媒体を搬送するための搬送手段
と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
像を形成する画像形成装置において、像担持体と、前記
像担持体に作用するプロセス手段と、現像剤を収容する
現像剤収容部を構成するための第1の部材と、現像剤を
収容する現像剤収容部を構成するための第2の部材と、
前記第1の部材と前記第2の部材とが結合する結合部に
設けられた、液状物質が固化してエラストマーとなった
シール部材と、前記第1の部材の前記第2の部材との結
合面に設けられた、前記液状物質の移動を規制するため
の規制部と、を有するプロセスカートリッジを装着する
ための装着手段と、記録媒体を搬送するための搬送手段
と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
【0022】また、さらに別の本発明は、画像形成装置
本体に着脱可能なプロセスカートリッジの組立方法にお
いて、像担持体と、前記像担持体に作用するプロセス手
段と、現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための
第1の部材と、現像剤を収容する現像剤収容部を構成す
るための第2の部材と、前記第1の部材の前記第2の部
材との結合面に設けられた、液状物質の移動を規制する
ための規制部と、を有し、前記第1の部材と前記第2の
部材とを結合するにあたって、前記第1の部材と前記第
2の部材との結合面に、固化してエラストマーとなる液
状物質を注入してシール部材を形成することを特徴とす
るプロセスカートリッジの組立方法である。
本体に着脱可能なプロセスカートリッジの組立方法にお
いて、像担持体と、前記像担持体に作用するプロセス手
段と、現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための
第1の部材と、現像剤を収容する現像剤収容部を構成す
るための第2の部材と、前記第1の部材の前記第2の部
材との結合面に設けられた、液状物質の移動を規制する
ための規制部と、を有し、前記第1の部材と前記第2の
部材とを結合するにあたって、前記第1の部材と前記第
2の部材との結合面に、固化してエラストマーとなる液
状物質を注入してシール部材を形成することを特徴とす
るプロセスカートリッジの組立方法である。
【0023】
【実施例】まず、以下説明する第1の実施例は、画像形
成装置本体に対して着脱自在であって、複数の部材を結
合して形成される現像剤収容部を有し、該現像剤収容部
の結合部に、固化してエラストマーとなる液状物質を注
入してシール部材とするプロセスカートリッジにおい
て、前記部材の結合面に液溜り部を設けたものである。
成装置本体に対して着脱自在であって、複数の部材を結
合して形成される現像剤収容部を有し、該現像剤収容部
の結合部に、固化してエラストマーとなる液状物質を注
入してシール部材とするプロセスカートリッジにおい
て、前記部材の結合面に液溜り部を設けたものである。
【0024】また、第2の実施例は、上記プロセスカー
トリッジにおいて、前記部材の結合面上で前記液状物質
の注入始め部分と注入終り部分とを並行にラップさせて
前記シール部材を形成するものである。
トリッジにおいて、前記部材の結合面上で前記液状物質
の注入始め部分と注入終り部分とを並行にラップさせて
前記シール部材を形成するものである。
【0025】前記第1の実施例によれば、液状物質の重
なり部分は液溜り部に溜って表面に盛り上がらないた
め、部材の結合面には均一な厚さのシール部材が形成さ
れ、該シール部材の表面(即ち、相手部材との結合面)
は平面状に保たれ、結合部材同士の密着性が高められて
これらの結合部からの現像剤の漏れを確実に防ぐことが
できる。
なり部分は液溜り部に溜って表面に盛り上がらないた
め、部材の結合面には均一な厚さのシール部材が形成さ
れ、該シール部材の表面(即ち、相手部材との結合面)
は平面状に保たれ、結合部材同士の密着性が高められて
これらの結合部からの現像剤の漏れを確実に防ぐことが
できる。
【0026】また、前記第2の実施例によれば、液状物
質の注入開始部分と注入終り部分が部材の結合面(同一
平面)上で横方向に並行してラップされるため、部材の
結合面には均一な厚さのシール部材が形成され、前述第
1の実施例と同様の効果が得られる。
質の注入開始部分と注入終り部分が部材の結合面(同一
平面)上で横方向に並行してラップされるため、部材の
結合面には均一な厚さのシール部材が形成され、前述第
1の実施例と同様の効果が得られる。
【0027】さらに、第3の実施例は、画像形成装置本
体に対して着脱自在であって、複数の部材を結合して形
成される現像剤収容部を有し、該現像剤収容部の結合部
に、固化してエラストマーとなる液状物質を注入してシ
ール部材とするプロセスカートリッジにおいて、前記部
材の結合斜面に凹凸を設けたものである。
体に対して着脱自在であって、複数の部材を結合して形
成される現像剤収容部を有し、該現像剤収容部の結合部
に、固化してエラストマーとなる液状物質を注入してシ
ール部材とするプロセスカートリッジにおいて、前記部
材の結合斜面に凹凸を設けたものである。
【0028】また、第4の実施例は、同様のプロセスカ
ートリッジにおいて、前記部材の結合斜面の傾きを下方
に向かって大きくしたものである。
ートリッジにおいて、前記部材の結合斜面の傾きを下方
に向かって大きくしたものである。
【0029】さらに、第5の実施例は、同様のプロセス
カートリッジにおいて、前記部材の結合斜面の下部に液
溜り部を設けたものである。
カートリッジにおいて、前記部材の結合斜面の下部に液
溜り部を設けたものである。
【0030】さらにまた、第6の実施例は、同様のプロ
セスカートリッジにおいて、前記部材の結合斜面に形成
された液注入溝の下方に向かって大きくしたものであ
る。
セスカートリッジにおいて、前記部材の結合斜面に形成
された液注入溝の下方に向かって大きくしたものであ
る。
【0031】ここで前述第3の実施例によれば、一方の
部材の結合斜面に液状物質を注入したとき、該液状物質
が固化してエラストマー(シール部材)となるまでの間
に、この液状物質が結合斜面に沿って流れるのが凹凸に
よって阻止され、部材の結合斜面には均一なシール部材
が形成される。この結果、両結合部材の結合部における
シール部材の当接が均一となり、両結合部材の密着性が
高められてこれらの結合部からのトナーの漏出が確実に
防がれるとともに、現像剤収容部の変形を防ぐことがで
きて画像不良や異常トルクの発生を防止できる。
部材の結合斜面に液状物質を注入したとき、該液状物質
が固化してエラストマー(シール部材)となるまでの間
に、この液状物質が結合斜面に沿って流れるのが凹凸に
よって阻止され、部材の結合斜面には均一なシール部材
が形成される。この結果、両結合部材の結合部における
シール部材の当接が均一となり、両結合部材の密着性が
高められてこれらの結合部からのトナーの漏出が確実に
防がれるとともに、現像剤収容部の変形を防ぐことがで
きて画像不良や異常トルクの発生を防止できる。
【0032】さらに前述第4の実施例によれば、液注入
溝は、その傾きが下方に向かって大きく設定されている
ため、液状物質が流れ落ちるためにシール部材の厚さが
下方に向かって実質的に厚くなっても、該シール部材の
表面(即ち、他方の結合部材との結合面)は平面状に保
たれ、両結合部材の密着性が高められて前述第3の実施
例と同様の効果が得られる。
溝は、その傾きが下方に向かって大きく設定されている
ため、液状物質が流れ落ちるためにシール部材の厚さが
下方に向かって実質的に厚くなっても、該シール部材の
表面(即ち、他方の結合部材との結合面)は平面状に保
たれ、両結合部材の密着性が高められて前述第3の実施
例と同様の効果が得られる。
【0033】また前述第5の実施例によれば、結合斜面
に液状物質を注入した場合、該液状物質が固化するまで
の間に、結合斜面に沿って流れ落ちた液状物質は、液溜
り部に溜って盛り上がることがないため、シール部材の
表面(即ち、相手の結合部材との結合面)は平面状に保
たれ、両結合部材の密着性が高められて前述第3の実施
例と同様の効果が得られる。
に液状物質を注入した場合、該液状物質が固化するまで
の間に、結合斜面に沿って流れ落ちた液状物質は、液溜
り部に溜って盛り上がることがないため、シール部材の
表面(即ち、相手の結合部材との結合面)は平面状に保
たれ、両結合部材の密着性が高められて前述第3の実施
例と同様の効果が得られる。
【0034】さらに前述第6の実施例によれば、液注入
溝に沿って液状物質が流れ落ちても、液注入溝の容積が
下方に向かって大きく設定されているため、シール部材
の表面(即ち、両結合部材の結合面)は平面状に保た
れ、両結合部材の密着性が高められて前述第3の実施例
と同様の効果が得られる。
溝に沿って液状物質が流れ落ちても、液注入溝の容積が
下方に向かって大きく設定されているため、シール部材
の表面(即ち、両結合部材の結合面)は平面状に保た
れ、両結合部材の密着性が高められて前述第3の実施例
と同様の効果が得られる。
【0035】さて、以下に前述各実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
【0036】図10は結合面に液溜り部を設けた前述第
1の実施例に係るプロセスカートリッジの上枠の部分断
面図、図11は図10のA−A線断面図、図12及び図
13は上枠の部分斜視図、図14は前述実施例を適用し
たプロセスカートリッジの断面図である。尚、図1〜図
3に示した実施例は、以下説明する各実施例に援用す
る。
1の実施例に係るプロセスカートリッジの上枠の部分断
面図、図11は図10のA−A線断面図、図12及び図
13は上枠の部分斜視図、図14は前述実施例を適用し
たプロセスカートリッジの断面図である。尚、図1〜図
3に示した実施例は、以下説明する各実施例に援用す
る。
【0037】図14に示すプロセスカートリッジ1は、
像担持体としての感光ドラム2と、これの周囲に配設さ
れるプロセス手段としてのクリーニング装置3、現像装
置4及び帯電器5をカートリッジ1の上・下枠A,B内
に一体的に組み込んで構成され、これは後述する画像形
成装置本体に対して着脱される。而して、感光ドラム2
が寿命に達したり、現像装置4内のトナーが消費されて
無くなった場合には、プロセスカートリッジ1を装置本
体から取り出してこれを新しいものと交換することによ
って、メンテナンスの容易化が図られる。
像担持体としての感光ドラム2と、これの周囲に配設さ
れるプロセス手段としてのクリーニング装置3、現像装
置4及び帯電器5をカートリッジ1の上・下枠A,B内
に一体的に組み込んで構成され、これは後述する画像形
成装置本体に対して着脱される。而して、感光ドラム2
が寿命に達したり、現像装置4内のトナーが消費されて
無くなった場合には、プロセスカートリッジ1を装置本
体から取り出してこれを新しいものと交換することによ
って、メンテナンスの容易化が図られる。
【0038】ところで、前記クリーニング装置3は、感
光ドラム2から廃トナーを除去するクリーニングブレー
ド30、除去された廃トナーが外部に漏れ出すのを防ぐ
すくいシート31、廃トナーを内部に貯える廃トナー収
容部32等を有して構成されている。そして、廃トナー
収容部32は、カートリッジを組立てる際に、上枠Aの
A1部と下枠BのB1部とをシール部材13を介して結
合することによって組立てる(図2参照)。これによっ
て、廃トナー収容部32は、シール部材13によって上
・下枠A,Bの結合部からのトナー漏れを防いでいる
(図1参照)。
光ドラム2から廃トナーを除去するクリーニングブレー
ド30、除去された廃トナーが外部に漏れ出すのを防ぐ
すくいシート31、廃トナーを内部に貯える廃トナー収
容部32等を有して構成されている。そして、廃トナー
収容部32は、カートリッジを組立てる際に、上枠Aの
A1部と下枠BのB1部とをシール部材13を介して結
合することによって組立てる(図2参照)。これによっ
て、廃トナー収容部32は、シール部材13によって上
・下枠A,Bの結合部からのトナー漏れを防いでいる
(図1参照)。
【0039】また、前記現像装置4は、図示矢印方向に
回転してこれに保持されたトナーを感光ドラム2の方に
供給する現像スリーブ40、該現像スリーブ40上のト
ナーの層厚を規制する規制ブレード41、内部にトナー
を収容するトナー収容部42等を有して構成されてい
る。そして、トナー収容部42は、カートリッジを組立
てる際に、上枠AのA2部と下枠BのB2部とをシール
部材14を介して結合することによって組立てる(図2
参照)。これによってトナー収容部42は、シール部材
14によって上・下枠A,Bの結合部からのトナー漏れ
を防いでいる。
回転してこれに保持されたトナーを感光ドラム2の方に
供給する現像スリーブ40、該現像スリーブ40上のト
ナーの層厚を規制する規制ブレード41、内部にトナー
を収容するトナー収容部42等を有して構成されてい
る。そして、トナー収容部42は、カートリッジを組立
てる際に、上枠AのA2部と下枠BのB2部とをシール
部材14を介して結合することによって組立てる(図2
参照)。これによってトナー収容部42は、シール部材
14によって上・下枠A,Bの結合部からのトナー漏れ
を防いでいる。
【0040】さて本実施例においては、図12に示すよ
うに、上枠Aの結合面Cに構成された液注入溝C1の一
部に液注入溝C1よりも深さの深い液溜り部20を設け
る。或いは図14に示すように、上枠Aの結合面の一部
に窪んだ液溜り部20を直接設ける。
うに、上枠Aの結合面Cに構成された液注入溝C1の一
部に液注入溝C1よりも深さの深い液溜り部20を設け
る。或いは図14に示すように、上枠Aの結合面の一部
に窪んだ液溜り部20を直接設ける。
【0041】而して、図10に示すように、ノズル15
から上枠Aの結合面Cの注入溝C1に沿って発泡ポリウ
レタンゴム等の液状物質14Aを、○印にて示す始点a
から●にて示す終点bまで矢印方向に閉ループを描いて
注入することによって、前記シール部材14が形成され
る(図3参照)。このとき、液状物質14Aの注入開始
部分14A−1と注入終り部分14A−2と重なり部分
に前記液溜り部20を位置せしめれば、液状物質14A
の重なり部分は液溜り部20に溜って表面に盛り上がら
ない。そのため、上枠Aの結合面Cには均一な厚さのシ
ール部材14が形成される。この結果、シール部材14
の表面(即ち、下枠BのB2部(図14参照)との結合
面)は平面状に保たれ、上枠AのA2部と下枠BのB2
部との密着性が高められてこれらの結合部からのトナー
漏れを確実に防ぐことができる。
から上枠Aの結合面Cの注入溝C1に沿って発泡ポリウ
レタンゴム等の液状物質14Aを、○印にて示す始点a
から●にて示す終点bまで矢印方向に閉ループを描いて
注入することによって、前記シール部材14が形成され
る(図3参照)。このとき、液状物質14Aの注入開始
部分14A−1と注入終り部分14A−2と重なり部分
に前記液溜り部20を位置せしめれば、液状物質14A
の重なり部分は液溜り部20に溜って表面に盛り上がら
ない。そのため、上枠Aの結合面Cには均一な厚さのシ
ール部材14が形成される。この結果、シール部材14
の表面(即ち、下枠BのB2部(図14参照)との結合
面)は平面状に保たれ、上枠AのA2部と下枠BのB2
部との密着性が高められてこれらの結合部からのトナー
漏れを確実に防ぐことができる。
【0042】尚、液溜り部20の容積は、重なり部分の
液状物質14Aの重量に基づいて算出すれば良い。
液状物質14Aの重量に基づいて算出すれば良い。
【0043】ところで、以上は現像装置4のトナー収容
部42を構成する際のシール部材14の形成について説
明したが、クリーニング装置3の廃トナー収容部32を
構成する際のシール部材13の形成も同様であるため、
これについての説明は省略する(以下の実施例について
も同じである)。
部42を構成する際のシール部材14の形成について説
明したが、クリーニング装置3の廃トナー収容部32を
構成する際のシール部材13の形成も同様であるため、
これについての説明は省略する(以下の実施例について
も同じである)。
【0044】次に、前述第2の実施例について、図15
及び図16に基づいて説明する。尚、図15は上枠Aの
結合面の平面図、図16は図15のB−B線断面図であ
る。
及び図16に基づいて説明する。尚、図15は上枠Aの
結合面の平面図、図16は図15のB−B線断面図であ
る。
【0045】本実施例においても、上枠Aの結合面Cに
発泡ポリウレタンゴム等の液状物質14Aを、○印にて
示す始点aから●にて示す終点bまで矢印方向に閉ルー
プを描いて注入することによって、前記シール部材14
が形成される。この時、液状物質14Aの注入開始部分
14A−1と注入終り部分14A−2を上枠Aの結合面
(同一平面)C上で横方向に平行してラップさせる。こ
のようにラップさせることによって、上枠Aの結合面C
には均一な厚さのシール部材14が形成され、該シール
部材14の表面(即ち、下枠BのB2部(図14参照)
との結合面)は平面状に保たれ、カートリッジを組立て
る際に、上枠AのA2部と下枠BのB2部との密着性が
高められてこれらの結合部からのトナー漏れが確実に防
止できる。尚、本第2実施例は、液状物質14Aが固化
しつつある状態にあって、これの液ダレが起きにくい場
合に特に有効である。また、液ダレが起き易い場合に
は、前述第1の実施例と第2の実施例とを組み合わせて
実施しても良いこと勿論である。
発泡ポリウレタンゴム等の液状物質14Aを、○印にて
示す始点aから●にて示す終点bまで矢印方向に閉ルー
プを描いて注入することによって、前記シール部材14
が形成される。この時、液状物質14Aの注入開始部分
14A−1と注入終り部分14A−2を上枠Aの結合面
(同一平面)C上で横方向に平行してラップさせる。こ
のようにラップさせることによって、上枠Aの結合面C
には均一な厚さのシール部材14が形成され、該シール
部材14の表面(即ち、下枠BのB2部(図14参照)
との結合面)は平面状に保たれ、カートリッジを組立て
る際に、上枠AのA2部と下枠BのB2部との密着性が
高められてこれらの結合部からのトナー漏れが確実に防
止できる。尚、本第2実施例は、液状物質14Aが固化
しつつある状態にあって、これの液ダレが起きにくい場
合に特に有効である。また、液ダレが起き易い場合に
は、前述第1の実施例と第2の実施例とを組み合わせて
実施しても良いこと勿論である。
【0046】ここで、以上の第1の実施例及び/または
第2の実施例によっても、シール部材の厚さの均一性が
完全でない場合の対処法を図17に示す。この方法は、
上枠Aの結合部であって、○印にて示す始点aから●に
て示す終点bまで閉ループを描く注入経路のラップ部分
の近傍に、ネジ止め部10a,10b,10c,10d
を形成し、このネジ止め部10a〜10dに螺合する不
図示のネジによって上枠Aと下枠Bとを締着する方法で
ある。
第2の実施例によっても、シール部材の厚さの均一性が
完全でない場合の対処法を図17に示す。この方法は、
上枠Aの結合部であって、○印にて示す始点aから●に
て示す終点bまで閉ループを描く注入経路のラップ部分
の近傍に、ネジ止め部10a,10b,10c,10d
を形成し、このネジ止め部10a〜10dに螺合する不
図示のネジによって上枠Aと下枠Bとを締着する方法で
ある。
【0047】上記方法によれば、シール部材14の厚さ
が多少不均一であっても、シール部材14の大きな圧縮
潰し代によって該シール部材14の厚さの不均一が吸収
されるため、上枠Aと下枠Bとの密着性が高められてこ
れらの結合部からのトナー漏れを確実に防止できる。
が多少不均一であっても、シール部材14の大きな圧縮
潰し代によって該シール部材14の厚さの不均一が吸収
されるため、上枠Aと下枠Bとの密着性が高められてこ
れらの結合部からのトナー漏れを確実に防止できる。
【0048】尚、固化してエラストマーとなる液状物質
としては、発泡ポリウレタンゴム等の発泡ゴムの他に、
シリコンゴム等の軟質ゴム、軟質プラスチック等を用い
ることができる。
としては、発泡ポリウレタンゴム等の発泡ゴムの他に、
シリコンゴム等の軟質ゴム、軟質プラスチック等を用い
ることができる。
【0049】このように、前述第1の実施例及び第2の
実施例によれば、部材の結合面には均一厚さのシール部
材が形成されるため、両結合部材の結合部におけるシー
ル部材の当接が均一となり、両結合部材の密着性が高め
られてこれらの結合部からの現像剤の漏れが確実に防止
できる。
実施例によれば、部材の結合面には均一厚さのシール部
材が形成されるため、両結合部材の結合部におけるシー
ル部材の当接が均一となり、両結合部材の密着性が高め
られてこれらの結合部からの現像剤の漏れが確実に防止
できる。
【0050】次に、前述第3の実施例について、図18
及び図19を用いて説明する。
及び図19を用いて説明する。
【0051】さて、図18は第3の実施例に係るプロセ
スカートリッジの断面図、図19は液状物質を注入した
プロセスカートリッジ上枠の部分断面図である。尚、前
述実施例と同一の機能を果たす部材には、同一図番を付
して説明を援用する。
スカートリッジの断面図、図19は液状物質を注入した
プロセスカートリッジ上枠の部分断面図である。尚、前
述実施例と同一の機能を果たす部材には、同一図番を付
して説明を援用する。
【0052】さて、上記シール部材13,14は、図7
において示したのと同様に、固化してエラストマーとな
る発泡ポリウレタンゴム等の液状物質を上枠Aの結合面
に注入することによって形成される。
において示したのと同様に、固化してエラストマーとな
る発泡ポリウレタンゴム等の液状物質を上枠Aの結合面
に注入することによって形成される。
【0053】ここで、クリーニング装置3の廃トナー収
容部32を構成する際のシール部材13の形成を図19
に基づいて説明する。本実施例においては、上枠AのA
1部における結合斜面に階段状の凹凸C2を形成する。
従って、ノズル15から上枠Aの結合斜面に液状物質を
注入したとき、該液状物質が固化してエラストマー(シ
ール部材13)となるまでの間に、この液状物質が結合
斜面に沿って流れるのが凹凸C1によって規制され、上
枠Aの結合斜面には均一なシール部材13が形成され
る。この結果、上枠AのA1部と下枠BのB1部との結
合部におけるシール部材13の当接が均一となり、A1
部とB1部との密着性が高められてこれらの結合部から
のトナヘの漏出が確実に防止できる。また、上枠AのA
1部と下枠BのB1部との結合部に作用するシール部材
13からの圧力も均一となり、上・下枠A,Bに変形が
生じることがなく、画像不良や異常トルクの発生を防止
できる。
容部32を構成する際のシール部材13の形成を図19
に基づいて説明する。本実施例においては、上枠AのA
1部における結合斜面に階段状の凹凸C2を形成する。
従って、ノズル15から上枠Aの結合斜面に液状物質を
注入したとき、該液状物質が固化してエラストマー(シ
ール部材13)となるまでの間に、この液状物質が結合
斜面に沿って流れるのが凹凸C1によって規制され、上
枠Aの結合斜面には均一なシール部材13が形成され
る。この結果、上枠AのA1部と下枠BのB1部との結
合部におけるシール部材13の当接が均一となり、A1
部とB1部との密着性が高められてこれらの結合部から
のトナヘの漏出が確実に防止できる。また、上枠AのA
1部と下枠BのB1部との結合部に作用するシール部材
13からの圧力も均一となり、上・下枠A,Bに変形が
生じることがなく、画像不良や異常トルクの発生を防止
できる。
【0054】尚、以上はクリーニング装置3の廃トナー
収容部32を構成する際のシール部材13の形成につい
て説明したが、現像装置4のトナー収容部42を構成す
る際のシール部材14の形成も同様であるため、これに
ついての説明は省略する(以下の実施例についても同じ
である)。
収容部32を構成する際のシール部材13の形成につい
て説明したが、現像装置4のトナー収容部42を構成す
る際のシール部材14の形成も同様であるため、これに
ついての説明は省略する(以下の実施例についても同じ
である)。
【0055】さて、図20は第4の実施例を示す図19
と同様の図であって、第4の実施例においては、上枠A
のA1部の結合斜面の液注入溝C3は、その傾きが下方
に向かって大きく設定されている。
と同様の図であって、第4の実施例においては、上枠A
のA1部の結合斜面の液注入溝C3は、その傾きが下方
に向かって大きく設定されている。
【0056】而して、ノズル15から上枠Aの液注入溝
C3に発泡ポリウレタンゴム等の液状物質を注入した場
合、この液状物質が固化してエラストマー(シール部材
13)となるまでに数10秒から数分の時間を要するこ
とがあったとしても、該液状物質は結合斜面の液注入溝
C3に沿って流れ落ちる。然るに、液注入溝C3は、前
述のように、その傾きが下方に向かって大きく設定され
ているため、液状物質が流れ落ちる。そのためにシール
部材13の厚さが下方に向かって実質的に厚くなって
も、該シール部材13の表面(即ち、下枠BのB1部と
の結合面)は図示のように平面状に保たれて、上枠Aの
A1部と下枠BのB1部との密着性が高められ、前記第
3実施例と同様の効果が得られる。
C3に発泡ポリウレタンゴム等の液状物質を注入した場
合、この液状物質が固化してエラストマー(シール部材
13)となるまでに数10秒から数分の時間を要するこ
とがあったとしても、該液状物質は結合斜面の液注入溝
C3に沿って流れ落ちる。然るに、液注入溝C3は、前
述のように、その傾きが下方に向かって大きく設定され
ているため、液状物質が流れ落ちる。そのためにシール
部材13の厚さが下方に向かって実質的に厚くなって
も、該シール部材13の表面(即ち、下枠BのB1部と
の結合面)は図示のように平面状に保たれて、上枠Aの
A1部と下枠BのB1部との密着性が高められ、前記第
3実施例と同様の効果が得られる。
【0057】また、図21は第5の実施例を示すもので
あって、本実施例では、上枠AのA1部における結合斜
面の下部に液溜り部C4が形成されている。
あって、本実施例では、上枠AのA1部における結合斜
面の下部に液溜り部C4が形成されている。
【0058】而して、プロセスカートリッジ1を組立て
る際に、ノズル15から上枠Aの結合斜面に発泡ポリウ
レタンゴム等の液状物質を注入した場合、該液状物質が
固化するまでの間に、結合斜面に沿って流れ落ちた液状
物質は、前記液溜り部C3に溜って盛り上がることがな
い。そのため、シール部材13の表面(即ち、下枠Bの
B1部との結合面)は図示のように平面状に保たれ、本
実施例においても、上枠AのA1部と下枠BのB1部と
の密着性が高められ、前記第3の実施例と同様の効果が
得られる。
る際に、ノズル15から上枠Aの結合斜面に発泡ポリウ
レタンゴム等の液状物質を注入した場合、該液状物質が
固化するまでの間に、結合斜面に沿って流れ落ちた液状
物質は、前記液溜り部C3に溜って盛り上がることがな
い。そのため、シール部材13の表面(即ち、下枠Bの
B1部との結合面)は図示のように平面状に保たれ、本
実施例においても、上枠AのA1部と下枠BのB1部と
の密着性が高められ、前記第3の実施例と同様の効果が
得られる。
【0059】次に、第6の実施例について、図22
(a),(b)に示す。尚、図22(a),(b)は液
状物質注入前後における上枠AのA1部の結合斜面に形
成された液注入溝C5の正面図である。
(a),(b)に示す。尚、図22(a),(b)は液
状物質注入前後における上枠AのA1部の結合斜面に形
成された液注入溝C5の正面図である。
【0060】本実施例においては、図22(a)に示す
ように、液注入溝C5の幅が下方に向かって大きく設定
されている。尚、図示しないが、液注入溝C5の深さは
一定に保たれており、従って、液注入溝C4の容積が下
方に向かって大きく設定されている。
ように、液注入溝C5の幅が下方に向かって大きく設定
されている。尚、図示しないが、液注入溝C5の深さは
一定に保たれており、従って、液注入溝C4の容積が下
方に向かって大きく設定されている。
【0061】而して、プロセスカートリッジ1を組立て
る際に、ノズル15から液注入溝C5に発泡ポリウレタ
ンゴム等の液状物質を注入した場合、該液状物質が固化
してエラストマー(シール部材13)となるまでの間
に、この液状物質が液注入溝C5に沿って流れ落ちる。
しかしながら、前述のように、液注入溝C5の容積が下
方に向かって大きく設定されているため、シール部材1
3の表面(即ち、下枠BのB1部との結合面)は図示の
ように平面状に保たれ、本実施例においても、上枠Aの
A1部と下枠BのB1部との密着性が高められ、前記第
3の実施例と同様の効果が得られる。
る際に、ノズル15から液注入溝C5に発泡ポリウレタ
ンゴム等の液状物質を注入した場合、該液状物質が固化
してエラストマー(シール部材13)となるまでの間
に、この液状物質が液注入溝C5に沿って流れ落ちる。
しかしながら、前述のように、液注入溝C5の容積が下
方に向かって大きく設定されているため、シール部材1
3の表面(即ち、下枠BのB1部との結合面)は図示の
ように平面状に保たれ、本実施例においても、上枠Aの
A1部と下枠BのB1部との密着性が高められ、前記第
3の実施例と同様の効果が得られる。
【0062】尚、固化してエラストマーとなる液状物質
としては、発泡ポリウレタンゴムの他に、シリコンゴム
等の軟質ゴムやプラスチックを使用することができる。
としては、発泡ポリウレタンゴムの他に、シリコンゴム
等の軟質ゴムやプラスチックを使用することができる。
【0063】このように、前記第3の実施例乃至第6の
実施例によれば、部材の結合斜面には均一なシール部材
が形成される。そのため、両結合部材におけるシール部
材の当接が均一となり、両結合部材の密着性が高められ
てこれらの結合部からの現像剤の漏出が確実に防止でき
るとともに、現像剤収容部の変形が防がれて画像不良や
異常トルクの発生を防止できる。
実施例によれば、部材の結合斜面には均一なシール部材
が形成される。そのため、両結合部材におけるシール部
材の当接が均一となり、両結合部材の密着性が高められ
てこれらの結合部からの現像剤の漏出が確実に防止でき
るとともに、現像剤収容部の変形が防がれて画像不良や
異常トルクの発生を防止できる。
【0064】尚、前述各実施例において、上枠Aと下枠
Bとを締結する方法としては、例えば図17に示す通り
ネジにより締着する方法、或いは図1〜図3、図14、
図18及び図25に示す通り上枠Aのフック127と下
枠Bの嵌合穴128部とを弾性的に係止させて締着する
方法等を単独で、あるいは複数の締着方法を組合せて用
いても良い。
Bとを締結する方法としては、例えば図17に示す通り
ネジにより締着する方法、或いは図1〜図3、図14、
図18及び図25に示す通り上枠Aのフック127と下
枠Bの嵌合穴128部とを弾性的に係止させて締着する
方法等を単独で、あるいは複数の締着方法を組合せて用
いても良い。
【0065】また更に、前述各実施例においては、図2
に示す通り、上枠Aには、トナー収容部42を設け、ま
た下枠Bには感光ドラム2、クリーニングブレード3
0、帯電器5及び現像スリーブ40を設けている。そし
て、この上枠Aと下枠Bとを結合してカートリッジ1の
組立てを行えば、クリーニング装置3の廃トナー収容部
32及び現像装置4のトナー収容部42が構成される。
に示す通り、上枠Aには、トナー収容部42を設け、ま
た下枠Bには感光ドラム2、クリーニングブレード3
0、帯電器5及び現像スリーブ40を設けている。そし
て、この上枠Aと下枠Bとを結合してカートリッジ1の
組立てを行えば、クリーニング装置3の廃トナー収容部
32及び現像装置4のトナー収容部42が構成される。
【0066】ところで、前述各実施例において、シール
空間や結合部に、固化してエラストマーとなる液状物質
を注入することを示したが、ここで、エラストマーとし
て二液型反応性液体を混合し、ノズル15より吐出する
システムについて図23を用いて説明する。
空間や結合部に、固化してエラストマーとなる液状物質
を注入することを示したが、ここで、エラストマーとし
て二液型反応性液体を混合し、ノズル15より吐出する
システムについて図23を用いて説明する。
【0067】図23においてA液、B液がそれぞれ収納
されたタンクA60、タンクB61より二液反応に最適
な混合比率になるように、精密定量ポンプ62、63に
よってA液、B液が混合攪拌部64にそれぞれ送られ
る。混合攪拌部64では、A液とB液が均一に混ざるよ
うにモーターによる強制攪拌を行う。これら二液が反応
して固化し、弾性を有するエラストマーとなるには早く
とも30秒程度はかかるので、反応の途中段階で液状物
質として吐出部65のノズル15より吐出される。そし
て、混合攪拌部64、吐出部65、ノズル15を含む注
入ヘッドは前述した容器等の被注入部材の形状に合せて
X,Y,Zの3軸方向に移動しつつ、液状物質を被注入
部材に注入する。
されたタンクA60、タンクB61より二液反応に最適
な混合比率になるように、精密定量ポンプ62、63に
よってA液、B液が混合攪拌部64にそれぞれ送られ
る。混合攪拌部64では、A液とB液が均一に混ざるよ
うにモーターによる強制攪拌を行う。これら二液が反応
して固化し、弾性を有するエラストマーとなるには早く
とも30秒程度はかかるので、反応の途中段階で液状物
質として吐出部65のノズル15より吐出される。そし
て、混合攪拌部64、吐出部65、ノズル15を含む注
入ヘッドは前述した容器等の被注入部材の形状に合せて
X,Y,Zの3軸方向に移動しつつ、液状物質を被注入
部材に注入する。
【0068】A液、B液の定量ポンプ62、63による
二液混合比率の計量、及び混合攪拌速度、注入ヘッドの
X,Y,Z方向への走行経路、注入速度等は不図示の産
業用ロボットのコントローラにあらかじめプログラムさ
れた内容に沿って最適条件に制御され、注入作業は自動
的に行われる。
二液混合比率の計量、及び混合攪拌速度、注入ヘッドの
X,Y,Z方向への走行経路、注入速度等は不図示の産
業用ロボットのコントローラにあらかじめプログラムさ
れた内容に沿って最適条件に制御され、注入作業は自動
的に行われる。
【0069】このようにして、注入される材料に関し、
前述の各実施例においては、例えば下記I・IIのいず
れかを適宜選択して採用すれば良い。
前述の各実施例においては、例えば下記I・IIのいず
れかを適宜選択して採用すれば良い。
【0070】
【表1】
【0071】次に、液状物質として、本実施例の二液型
反応性液体によらず、一液型反応性液体にN2 ガスを混
入して強制発泡させ、ノズル15より吐出するシステム
について図24を用いて説明する。
反応性液体によらず、一液型反応性液体にN2 ガスを混
入して強制発泡させ、ノズル15より吐出するシステム
について図24を用いて説明する。
【0072】図24において、ポリウレタンを主原料と
した液状物質を、加熱器67で70℃〜100℃に加熱
しつつ、収納したタンク66からポンプでフォームミッ
クスマシン68に送り出す。フォームミックスマシン6
8ではタンク66から送り出された液体が装置69から
のN2 ガスと混合することにより発泡反応され、液状物
質が固化するまでの間に吐出部70のノズル15から容
器等の被注入部材に液状物質が注入される。
した液状物質を、加熱器67で70℃〜100℃に加熱
しつつ、収納したタンク66からポンプでフォームミッ
クスマシン68に送り出す。フォームミックスマシン6
8ではタンク66から送り出された液体が装置69から
のN2 ガスと混合することにより発泡反応され、液状物
質が固化するまでの間に吐出部70のノズル15から容
器等の被注入部材に液状物質が注入される。
【0073】ここで、N2 ガスの混合、原材料の送り出
し、注入ヘッドのX,Y,Z方向への走行経路や注入速
度等は二液型反応液体の場合と同様に不図示の産業用ロ
ボットのコントローラにより最適条件に制御され、注入
作業は自動的に行われる。
し、注入ヘッドのX,Y,Z方向への走行経路や注入速
度等は二液型反応液体の場合と同様に不図示の産業用ロ
ボットのコントローラにより最適条件に制御され、注入
作業は自動的に行われる。
【0074】このような、一液型反応性液体を本発明の
液状物質として使用することもできる。いずれにして
も、本実施例におけるエラストマーの物性としては伸び
100へ200%、硬度(アスカーC)4〜15、圧縮
復元性90%以上の値を示し、シール部材として機能を
果たすのに十分な弾性エラストマーであることが好まし
い。
液状物質として使用することもできる。いずれにして
も、本実施例におけるエラストマーの物性としては伸び
100へ200%、硬度(アスカーC)4〜15、圧縮
復元性90%以上の値を示し、シール部材として機能を
果たすのに十分な弾性エラストマーであることが好まし
い。
【0075】尚、前述実施例では発泡材料によるエラス
トマーをシール部材として示したが、これに限らず軟質
ゴムや軟質プラスチック等のエラストマーを使用しても
良い。
トマーをシール部材として示したが、これに限らず軟質
ゴムや軟質プラスチック等のエラストマーを使用しても
良い。
【0076】次に、前述各実施例で説明したプロセスカ
ートリッジを装着可能な画像形成装置の一例として、電
子写真複写機を例に挙げて説明する。
ートリッジを装着可能な画像形成装置の一例として、電
子写真複写機を例に挙げて説明する。
【0077】図25は、前記電子写真複写機の側断面図
であって、前述プロセスカートリッジ1を装着した状態
を示す。尚、プロセスカートリッジ1のシール部材につ
いては、図示を省略した。
であって、前述プロセスカートリッジ1を装着した状態
を示す。尚、プロセスカートリッジ1のシール部材につ
いては、図示を省略した。
【0078】さて、プロセスカートリッジ1内の感光ド
ラム2が位置する下方の装置本体100には、転写帯電
器115が配設されている。さらに、該転写帯電器11
5に対し給紙側には給紙トレイ116、給紙ローラ11
7、レジストローラ118が配設されている。一方、排
紙側には紙ガイド119、定着器120、排紙ローラ1
21、排紙トレイ122が配設されている。
ラム2が位置する下方の装置本体100には、転写帯電
器115が配設されている。さらに、該転写帯電器11
5に対し給紙側には給紙トレイ116、給紙ローラ11
7、レジストローラ118が配設されている。一方、排
紙側には紙ガイド119、定着器120、排紙ローラ1
21、排紙トレイ122が配設されている。
【0079】また、プロセスカートリッジ1の上方に
は、原稿照明用の照明ランプ123及び該照明ランプ1
23から原稿の0に照射された光の反射画像光を感光ド
ラム2に露光する短焦点光学素子アレイ124が配設さ
れている。また、装置本体100の上部には図示矢印A
方向に往復移動可能な透明原稿台125が設けられてい
る。尚、126は原稿圧着板である。
は、原稿照明用の照明ランプ123及び該照明ランプ1
23から原稿の0に照射された光の反射画像光を感光ド
ラム2に露光する短焦点光学素子アレイ124が配設さ
れている。また、装置本体100の上部には図示矢印A
方向に往復移動可能な透明原稿台125が設けられてい
る。尚、126は原稿圧着板である。
【0080】さて、帯電器5により一様帯電された感光
ドラム2上に、照明ランプ123から原稿0に照射され
た光の反射画像光が短焦点光学素子アレイ124を介し
て照射されると、この感光ドラム2上には原稿情報に応
じた静電潜像が形成される。該静電潜像は感光ドラム2
の回転に伴い現像装置4の現像スリーブ40に対抗する
位置に送られ、該現像装置4によってトナーtが供給さ
れてトナー像が形成される。そして、記録紙Pは給紙ト
レイ116、給紙ローラ117を介してレジストローラ
118に送られ、該レジストローラ118によってタイ
ミングを合されて感光ドラム2と転写帯電器115間に
搬送される。そして、転写帯電器115の作用により、
この記録紙P上に感光ドラム2上のトナー像が転写され
る。転写されたトナー像を担持する記録紙Pは、定着器
120(120aはヒータ)に送られてそのトナー像が
永久像として定着された後、排紙ローラ121により排
紙トレイ122上に積載される。また転写の終了した感
光ドラム2は、その残留トナーがクリーニング装置3の
クリーニングブレード30によりクリーニングされて、
次の画像形成のために備える。尚、130a・130b
はプロセスカートリッジ14を本体に装着するための装
着手段としてのガイドである。
ドラム2上に、照明ランプ123から原稿0に照射され
た光の反射画像光が短焦点光学素子アレイ124を介し
て照射されると、この感光ドラム2上には原稿情報に応
じた静電潜像が形成される。該静電潜像は感光ドラム2
の回転に伴い現像装置4の現像スリーブ40に対抗する
位置に送られ、該現像装置4によってトナーtが供給さ
れてトナー像が形成される。そして、記録紙Pは給紙ト
レイ116、給紙ローラ117を介してレジストローラ
118に送られ、該レジストローラ118によってタイ
ミングを合されて感光ドラム2と転写帯電器115間に
搬送される。そして、転写帯電器115の作用により、
この記録紙P上に感光ドラム2上のトナー像が転写され
る。転写されたトナー像を担持する記録紙Pは、定着器
120(120aはヒータ)に送られてそのトナー像が
永久像として定着された後、排紙ローラ121により排
紙トレイ122上に積載される。また転写の終了した感
光ドラム2は、その残留トナーがクリーニング装置3の
クリーニングブレード30によりクリーニングされて、
次の画像形成のために備える。尚、130a・130b
はプロセスカートリッジ14を本体に装着するための装
着手段としてのガイドである。
【0081】また、ここで前述プロセスカートリッジと
は、像担持体としての例えば電子写真感光体等と、プロ
セス手段としての例えば帯電手段、現像手段、クリーニ
ング手段等の少なくとも一つと、を一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。そこで、より具体的には、前述プロセスカートリッ
ジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と
電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカ
ートリッジを画像形成装置(例えば、複写機、LBP
等)本体に対して着脱可能とするものである。及び帯電
手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと
電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形
成装置(例えば、複写機、LBP等)本体に着脱可能と
するものである。さらに、少なくとも現像手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化して装置本体(例
えば、複写機、LBP等)に着脱可能とするものをい
う。
は、像担持体としての例えば電子写真感光体等と、プロ
セス手段としての例えば帯電手段、現像手段、クリーニ
ング手段等の少なくとも一つと、を一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。そこで、より具体的には、前述プロセスカートリッ
ジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と
電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカ
ートリッジを画像形成装置(例えば、複写機、LBP
等)本体に対して着脱可能とするものである。及び帯電
手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと
電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形
成装置(例えば、複写機、LBP等)本体に着脱可能と
するものである。さらに、少なくとも現像手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化して装置本体(例
えば、複写機、LBP等)に着脱可能とするものをい
う。
【0082】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、ト
ナーに対するシール性能を向上させたプロセスカートリ
ッジ及び前記プロセスカートリッジを装着可能な画像形
成装置を提供することができる。
ナーに対するシール性能を向上させたプロセスカートリ
ッジ及び前記プロセスカートリッジを装着可能な画像形
成装置を提供することができる。
【図1】本発明の基になる実施例を適用したプロセスカ
ートリッジの側断面図である。
ートリッジの側断面図である。
【図2】図1に示したプロセスカートリッジを組立てる
状態を示す側断面図である。
状態を示す側断面図である。
【図3】図1に示したプロセスカートリッジに液状物質
を注入する状態を示す斜視図である。
を注入する状態を示す斜視図である。
【図4】(a),(b)液状物質注入前後における上枠
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図5】(a),(b)図4(a),(b)の矢示G方
向から視た図である。
向から視た図である。
【図6】プロセスカートリッジの上枠の部分斜視図であ
る。
る。
【図7】プロセスカートリッジのトナー収容部の正面図
である。
である。
【図8】プロセスカートリッジの上枠の部分斜視図であ
る。
る。
【図9】プロセスカートリッジの上枠における液状物質
の重なり部分を示す断面図である。
の重なり部分を示す断面図である。
【図10】本発明の一実施例を適用したプロセスカート
リッジの上枠の部分断面図である。
リッジの上枠の部分断面図である。
【図11】図10のA−A線断面図である。
【図12】本発明の一実施例を適用したプロセスカート
リッジの上枠の部分斜視図である。
リッジの上枠の部分斜視図である。
【図13】本発明の一実施例を適用したプロセスカート
リッジの上枠の部分斜視図である。
リッジの上枠の部分斜視図である。
【図14】本発明の一実施例を適用したプロセスカート
リッジの側断面図である。
リッジの側断面図である。
【図15】本発明の一実施例を適用したプロセスカート
リッジの上枠結合面の平面図である。
リッジの上枠結合面の平面図である。
【図16】図15のB−B線断面図である。
【図17】締着手段を有する上枠の部分斜視図である。
【図18】本発明の一実施例を適用したプロセスカート
リッジの側断面図である。
リッジの側断面図である。
【図19】本発明の一実施例を適用した液状物質を注入
したプロセスカートリッジ上枠の部分断面図である。
したプロセスカートリッジ上枠の部分断面図である。
【図20】本発明の一実施例を適用した、液状物質を注
入したプロセスカートリッジ上枠の部分断面図である。
入したプロセスカートリッジ上枠の部分断面図である。
【図21】本発明の一実施例を適用した、液状物質を注
入したプロセスカートリッジ上枠の部分断面図である。
入したプロセスカートリッジ上枠の部分断面図である。
【図22】(a),(b)本発明の一実施例であって、
液状物質注入前後における上枠の結合斜面に設けられた
液注入溝の正面図である。
液状物質注入前後における上枠の結合斜面に設けられた
液注入溝の正面図である。
【図23】液注入システムを示す模式図である。
【図24】液注入システムを示す模式図である。
【図25】本発明の一実施例を適用したプロセスカート
リッジを装着した電子写真複写機の側断面図である。
リッジを装着した電子写真複写機の側断面図である。
1 プロセスカートリッジ 2 感光ドラム(像担持体) 3 クリーニング装置 4 現像装置 5 帯電器 13・14 シール部材 30 クリーニングブレード 31 すくいシート 32 廃トナー収容部 40 現像スリーブ 41 規制ブレード 42 トナー収容部 100 装置本体(電子写真複写機)
Claims (24)
- 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
カートリッジにおいて、 像担持体と、 前記像担持体に作用するプロセス手段と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第1の
部材と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第2の
部材と、 前記第1の部材と前記第2の部材とが結合する結合部に
設けられた、液状物質が固化してエラストマーとなった
シール部材と、 前記第1の部材の前記第2の部材との結合面に設けられ
た、前記液状物質の移動を規制するための規制部と、を
有することを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項2】 前記規制部は傾斜した結合面に設けられ
ていることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカー
トリッジ。 - 【請求項3】 前記規制部は傾斜した結合面に設けられ
ており、前記規制部は凹凸形状を有することを特徴とす
る請求項1に記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項4】 前記規制部は傾斜した結合面に設けられ
ており、前記規制部は階段形状を有することを特徴とす
る請求項1に記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項5】 前記規制部は傾斜した結合斜面の下部に
設けられた液溜り部を有することを特徴とする請求項1
に記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項6】 前記第1の部材は上枠であって、前記上
枠は現像に供される現像剤を収納する現像剤収納部を有
することを特徴とする請求項1に記載のプロセスカート
リッジ。 - 【請求項7】 前記第2の部材は下枠であって、前記下
枠は感光ドラム、クリーニングブレード、帯電器及び現
像スリーブを備えていることを特徴とする請求項1に記
載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項8】 前記液状物質の注入経路は、閉ループを
構成することを特徴とする請求項1に記載のプロセスカ
ートリッジ。 - 【請求項9】 前記液状物質は、発泡ゴム、軟質ゴム、
或いは軟質プラスチックであることを特徴とする請求項
1に記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項10】 前記現像剤収容部は、現像に供される
現像剤を収容することを特徴とする請求項1に記載のプ
ロセスカートリッジ。 - 【請求項11】 前記現像剤収容部は、クリーニング手
段によって前記像担持体から除去された現像剤を収容す
ることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリ
ッジ。 - 【請求項12】 前記プロセスカートリッジとは、前記
プロセス手段としての帯電手段、現像手段またはクリー
ニング手段と前記像担持体としての電子写真感光体とを
一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形
成装置本体に対して着脱可能とするものであることを特
徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項13】 前記プロセスカートリッジとは、前記
プロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニン
グ手段の少なくとも一つと前記像担持体としての電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置
本体に対して着脱可能とするものであることを特徴とす
る請求項1に記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項14】 前記プロセスカートリッジとは、前記
プロセス手段としての少なくとも現像手段と前記像担持
体としての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
して装置本体に着脱可能とするものであることを特徴と
する請求項1に記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項15】 記録媒体に画像を形成する画像形成装
置において、 像担持体と、 前記像担持体に作用するプロセス手段と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第1の
部材と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第2の
部材と、 前記第1の部材と前記第2の部材とが結合する結合部に
設けられた、液状物質が固化してエラストマーとなった
シール部材と、 前記第1の部材の前記第2の部材との結合面に設けられ
た、前記液状物質の移動を規制するための規制部と、を
有するプロセスカートリッジを装着するための装着手段
と、 記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有することを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項16】 前記画像形成装置が複写機であること
を特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。 - 【請求項17】 前記画像形成装置がレーザービームプ
リンタであることを特徴とする請求項15に記載の画像
形成装置。 - 【請求項18】 前記画像形成装置がファクシミリ装置
であることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装
置。 - 【請求項19】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセ
スカートリッジの組立方法において、 像担持体と、 前記像担持体に作用するプロセス手段と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第1の
部材と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第2の
部材と、 前記第1の部材の前記第2の部材との結合面に設けられ
た、液状物質の移動を規制するための規制部と、を有
し、 前記第1の部材と前記第2の部材とを結合するにあたっ
て、前記第1の部材と前記第2の部材との結合面に、固
化してエラストマーとなる液状物質を注入してシール部
材を形成することを特徴とするプロセスカートリッジの
組立方法。 - 【請求項20】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセ
スカートリッジにおいて、 像担持体と、 前記像担持体に作用するプロセス手段と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第1の
部材と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第2の
部材と、 前記第1の部材と前記第2の部材とが結合する結合部に
設けられた、液状物質が固化してエラストマーとなった
シール部材と、 前記第1の部材の前記第2の部材との結合面に設けられ
た、前記液状物質を溜める液溜り部と、を有することを
特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項21】 記録媒体に画像を形成する画像形成装
置において、 像担持体と、 前記像担持体に作用するプロセス手段と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第1の
部材と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第2の
部材と、 前記第1の部材と前記第2の部材とが結合する結合部に
設けられた、液状物質が固化してエラストマーとなった
シール部材と、 前記第1の部材の前記第2の部材との結合面に設けられ
た、前記液状物質を溜める液溜り部と、 を有するプロセスカートリッジを装着するための装着手
段と、 記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有することを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項22】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセ
スカートリッジにおいて、 像担持体、 前記像担持体に作用するプロセス手段と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第1の
部材と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第2の
部材と、 前記第1の部材と前記第2の部材とが結合する結合部に
設けられた、液状物質が固化してエラストマーとなった
シール部材と、を有し、 前記第1の部材と前記第2の部材とが結合する結合部は
傾斜しており、前記傾斜が下方に向かって大きくなるよ
う構成されていることを特徴とするプロセスカートリッ
ジ。 - 【請求項23】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセ
スカートリッジにおいて、 像担持体、 前記像担持体に作用するプロセス手段と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第1の
部材と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第2の
部材と、 前記第1の部材と前記第2の部材とが結合する結合部に
設けられた、液状物質が固化してエラストマーとなった
シール部材と、を有し、 前記第1の部材と前記第2の部材とが結合する結合部は
傾斜しており、前記傾斜結合部には前記液状物質を注入
するための注入溝が設けられており、前記注入溝の容積
を傾斜下方に向かって大きくなるよう構成されているこ
とを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項24】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセ
スカートリッジの組立方法において、 像担持体と、 前記像担持体に作用するプロセス手段と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第1の
部材と、 現像剤を収容する現像剤収容部を構成するための第2の
部材と、を有し、 前記第1の部材と前記第2の部材とを結合するにあたっ
て、前記第1の部材と前記第2の部材との結合面上で、
固化してエラストマーとなる液状物質の注入始め部分と
注入終り部分とを平行にラップさせてシール部材を形成
することを特徴とするプロセスカートリッジの組立方
法。
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