JPH05123987A - 把持装置 - Google Patents
把持装置Info
- Publication number
- JPH05123987A JPH05123987A JP28800791A JP28800791A JPH05123987A JP H05123987 A JPH05123987 A JP H05123987A JP 28800791 A JP28800791 A JP 28800791A JP 28800791 A JP28800791 A JP 28800791A JP H05123987 A JPH05123987 A JP H05123987A
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- Japan
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- gripping
- contact position
- grip
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- electric signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 物体を把持部の中心で安定的に把持する。
【構成】 力覚センサ4は物体を把持する把持部5に作
用する機械的な力を電気信号に変換して出力する。接触
位置演算部制御部14は、力覚センサから出力される電
気信号に基づいて把持対象物体と把持部5との接触位置
を推定し、把持部5の中心位置とのずれ量を演算する。
また、制御部10は、前記接触位置演算部14で算出さ
れたずれ量に基づいて把持部5の中心を接触位置と一致
させるよう制御する。
用する機械的な力を電気信号に変換して出力する。接触
位置演算部制御部14は、力覚センサから出力される電
気信号に基づいて把持対象物体と把持部5との接触位置
を推定し、把持部5の中心位置とのずれ量を演算する。
また、制御部10は、前記接触位置演算部14で算出さ
れたずれ量に基づいて把持部5の中心を接触位置と一致
させるよう制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットハンド等に用
いられる把持装置に係り、より詳細には物体の把持状態
を検出する力覚センサを用いた把持装置に関する。
いられる把持装置に係り、より詳細には物体の把持状態
を検出する力覚センサを用いた把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の指先部分により物体を把持するロ
ボットハンドには、指先に加わる力を検出する機構を有
するものがある。この指先に加わる力を検出するセンサ
は力覚センサと呼ばれ、平行バネと歪みゲージを用いる
ものや、圧力検出素子を利用したもの、特開昭60−2
21287に開示されたものなどが知られている。
ボットハンドには、指先に加わる力を検出する機構を有
するものがある。この指先に加わる力を検出するセンサ
は力覚センサと呼ばれ、平行バネと歪みゲージを用いる
ものや、圧力検出素子を利用したもの、特開昭60−2
21287に開示されたものなどが知られている。
【0003】力覚センサは、一般的には把持した物体か
らロボットハンドの指先が受ける反力に基づいて、物体
の把持状態を検出する。
らロボットハンドの指先が受ける反力に基づいて、物体
の把持状態を検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような装置により
安定的かつ確実に物体を把持するためには、ロボットハ
ンドの把持部分の中心で物体を把持することが必要とな
る。なぜなら、把持部分の中心からずれた位置で物体を
把持した場合には、把持部分の物体を挟もうとする力を
有効に働かせることが出来ず、また、把持される物体も
傾いた状態など不正常な状態で把持されることが生じ、
例えば部品の取り付けなどの以後の作業に支障をきたす
場合があるからである。したがって、力覚センサを有す
る把持装置においては当該力覚センサにより得られた情
報に基づき適切な制御を行うことが重要である。
安定的かつ確実に物体を把持するためには、ロボットハ
ンドの把持部分の中心で物体を把持することが必要とな
る。なぜなら、把持部分の中心からずれた位置で物体を
把持した場合には、把持部分の物体を挟もうとする力を
有効に働かせることが出来ず、また、把持される物体も
傾いた状態など不正常な状態で把持されることが生じ、
例えば部品の取り付けなどの以後の作業に支障をきたす
場合があるからである。したがって、力覚センサを有す
る把持装置においては当該力覚センサにより得られた情
報に基づき適切な制御を行うことが重要である。
【0005】本発明の目的は、力覚センサにより得られ
た情報から物体の現実の把持位置と把持部分の中心との
ずれ量を演算し、また、この演算結果に基づいて把持位
置を修正する機能を有する把持装置を提供することにあ
る。
た情報から物体の現実の把持位置と把持部分の中心との
ずれ量を演算し、また、この演算結果に基づいて把持位
置を修正する機能を有する把持装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、把持対象物体に接触して当
該物体を把持する把持部と、この把持部に作用する機械
的な力を電気信号に変換して出力する力覚センサと、を
有する把持装置において、前記力覚センサから出力され
る電気信号に基づいて前記把持部と物体との接触位置を
推定する接触位置演算部を有するよう構成される。
に、請求項1記載の発明は、把持対象物体に接触して当
該物体を把持する把持部と、この把持部に作用する機械
的な力を電気信号に変換して出力する力覚センサと、を
有する把持装置において、前記力覚センサから出力され
る電気信号に基づいて前記把持部と物体との接触位置を
推定する接触位置演算部を有するよう構成される。
【0007】また、請求項2記載の発明は、把持対象物
体に接触して当該物体を把持する把持部と、この把持部
に作用する機械的な力を電気信号に変換して出力する力
覚センサと、を有する把持装置において、前記から出力
される電気信号に基づいて前記把持部と物体との接触位
置を推定する接触位置演算部と、前記接触位置演算部で
算出された推定値に基づいて前記把持部の中心位置を前
記接触位置と一致させるよう前記把持部の把持位置を制
御する制御部と、を有するよう構成される。
体に接触して当該物体を把持する把持部と、この把持部
に作用する機械的な力を電気信号に変換して出力する力
覚センサと、を有する把持装置において、前記から出力
される電気信号に基づいて前記把持部と物体との接触位
置を推定する接触位置演算部と、前記接触位置演算部で
算出された推定値に基づいて前記把持部の中心位置を前
記接触位置と一致させるよう前記把持部の把持位置を制
御する制御部と、を有するよう構成される。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、力覚センサは把
持部に作用する機械的な力、具体的には物体の把持方向
の力及び3軸方向のモーメントを電気信号に変換して出
力する。接触位置演算部は、力覚センサから出力される
電気信号に基づいて前記把持部と物体との接触位置を推
定し、把持部分の中心とのずれ量を計算する。
持部に作用する機械的な力、具体的には物体の把持方向
の力及び3軸方向のモーメントを電気信号に変換して出
力する。接触位置演算部は、力覚センサから出力される
電気信号に基づいて前記把持部と物体との接触位置を推
定し、把持部分の中心とのずれ量を計算する。
【0009】また、請求項2記載の発明によれば、制御
部は前記接触位置演算部で算出された推定値に基づいて
把持部分の中心を演算された接触位置と一致させるよう
把持部の把持位置を制御する。
部は前記接触位置演算部で算出された推定値に基づいて
把持部分の中心を演算された接触位置と一致させるよう
把持部の把持位置を制御する。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。 [I]把持装置の全体構成 図1に、本発明に係る把持装置の全体構成を示す。把持
装置は、オペレータ又は他のシステム等から目的物の位
置や把持動作の命令を入力するコマンド入力部50と、
前記コマンド又は力覚センサにより得られた信号に基づ
いて把持部5の移動目標値を決める演算部10と、前記
動作目標値に基づきアーム機構部30及びハンド機構部
20のサーボ制御を行う制御部40と、前記制御部40
により移動制御されるアーム機構部30と、前記アーム
機構部30先端に設けられ、前記制御部40により動作
制御されるハンド機構部20と、から構成される。
明する。 [I]把持装置の全体構成 図1に、本発明に係る把持装置の全体構成を示す。把持
装置は、オペレータ又は他のシステム等から目的物の位
置や把持動作の命令を入力するコマンド入力部50と、
前記コマンド又は力覚センサにより得られた信号に基づ
いて把持部5の移動目標値を決める演算部10と、前記
動作目標値に基づきアーム機構部30及びハンド機構部
20のサーボ制御を行う制御部40と、前記制御部40
により移動制御されるアーム機構部30と、前記アーム
機構部30先端に設けられ、前記制御部40により動作
制御されるハンド機構部20と、から構成される。
【0011】次に、演算部10の動作を説明する。演算
部10は、動作目標値演算部11と、動作目標値指令部
12と、比較部13と、接触位置演算部14と、から成
っている。動作目標値演算部11は、コマンド入力部5
0からのコマンドに基づいて、目標物までのアーム機構
部30及びハンド機構部20の移動量を演算する。動作
目標値指令部12は、演算された移動量をそれぞれアー
ム機構部30及びハンド機構部20のサーボ制御部4
1、42へ入力し、アーム機構部30及びハンド機構部
20のサーボ制御が行われる。
部10は、動作目標値演算部11と、動作目標値指令部
12と、比較部13と、接触位置演算部14と、から成
っている。動作目標値演算部11は、コマンド入力部5
0からのコマンドに基づいて、目標物までのアーム機構
部30及びハンド機構部20の移動量を演算する。動作
目標値指令部12は、演算された移動量をそれぞれアー
ム機構部30及びハンド機構部20のサーボ制御部4
1、42へ入力し、アーム機構部30及びハンド機構部
20のサーボ制御が行われる。
【0012】また、接触位置演算部14は、力覚センサ
4により得られた信号を基にして、後に述べる方法で把
持部5内での目的物と把持部5との接触位置を演算す
る。比較部13は、この接触位置と把持部5の中心部と
が一致しているか否か判断し、その結果を動作目標値指
令部12へ入力する。動作目標値指令部12はこの比較
結果に基づき、新たな動作目標値を制御部40へ送り、
アーム機構部30及びハンド機構部20の移動を行わせ
る。
4により得られた信号を基にして、後に述べる方法で把
持部5内での目的物と把持部5との接触位置を演算す
る。比較部13は、この接触位置と把持部5の中心部と
が一致しているか否か判断し、その結果を動作目標値指
令部12へ入力する。動作目標値指令部12はこの比較
結果に基づき、新たな動作目標値を制御部40へ送り、
アーム機構部30及びハンド機構部20の移動を行わせ
る。
【0013】次に、把持装置のハンド部分の動作を説明
する。図2及び図3に力覚センサを有する把持装置のハ
ンド部分の一例を示す。図2は当該ハンド部分の正面図
であり、図3は側面図である。図において、アーム1及
びハンド部2はいずれも制御部40により移動、物体の
把持、その他の動作の制御が行われる。指部3はハンド
部2により相互に接近及び離隔する方向に開閉され、そ
の先端に設けられた把持部5が、両側から挟むようにし
て物体を把持する。
する。図2及び図3に力覚センサを有する把持装置のハ
ンド部分の一例を示す。図2は当該ハンド部分の正面図
であり、図3は側面図である。図において、アーム1及
びハンド部2はいずれも制御部40により移動、物体の
把持、その他の動作の制御が行われる。指部3はハンド
部2により相互に接近及び離隔する方向に開閉され、そ
の先端に設けられた把持部5が、両側から挟むようにし
て物体を把持する。
【0014】指部3と、把持部5との間には、力覚セン
サ4が設けられている。力覚センサ4は、把持した物体
から把持部5が受ける反力に基づいて把持方向(図2の
Z軸方向)の力F及びX、Y軸方向のモーメントMx、
Myを検出する。接触位置演算部50は、これら力F、
モーメントMx、Myから物体と把持部5との接触位置
(以下、単に接触位置という。)を推定する。
サ4が設けられている。力覚センサ4は、把持した物体
から把持部5が受ける反力に基づいて把持方向(図2の
Z軸方向)の力F及びX、Y軸方向のモーメントMx、
Myを検出する。接触位置演算部50は、これら力F、
モーメントMx、Myから物体と把持部5との接触位置
(以下、単に接触位置という。)を推定する。
【0015】すなわち、接触位置は、把持部5の把持面
のどの部分で物体と接触し、物体を支えているかを示し
ており、把持面に平行な平面(図3のX−Y平面)上の
1点の座標として与えられる。
のどの部分で物体と接触し、物体を支えているかを示し
ており、把持面に平行な平面(図3のX−Y平面)上の
1点の座標として与えられる。
【0016】[II]接触位置の推定方法 この接触位置の推定方法について図4に基づいて説明す
る。図4は、把持部の中心位置と接触位置との関係を示
す図である。図4において、X軸、Y軸は図3に示す場
合と同一方向であり、座標系の原点Oは把持部5の中心
である。また、P´点(X1、Y1)は、物体の位置P
点(X1、Y1、Z1)のX−Y平面への投影点であ
る。よって、この場合はP´点が物体との接触位置とな
る。
る。図4は、把持部の中心位置と接触位置との関係を示
す図である。図4において、X軸、Y軸は図3に示す場
合と同一方向であり、座標系の原点Oは把持部5の中心
である。また、P´点(X1、Y1)は、物体の位置P
点(X1、Y1、Z1)のX−Y平面への投影点であ
る。よって、この場合はP´点が物体との接触位置とな
る。
【0017】原点Oを中心として物体位置P点の方向の
合成モーメントをMとすれば、
合成モーメントをMとすれば、
【0018】
【数1】 と表せる。ここで、原点OからP´点までの距離をrと
するとZ軸まわりのモーメントMは、
するとZ軸まわりのモーメントMは、
【0019】
【数2】 と表わされるので、距離rは、
【0020】
【数3】 により求めることができる。また、モーメントMx、M
yの符号の正負からP´点がどの領域(X−Y平面上の
第1〜第4象限のいずれか)にあるかがわかる(図4参
照)。さらに、MxとMyの比から、
yの符号の正負からP´点がどの領域(X−Y平面上の
第1〜第4象限のいずれか)にあるかがわかる(図4参
照)。さらに、MxとMyの比から、
【0021】
【数4】 よりP´点の方向が決定できる。したがって、距離rと
θにより接触位置、すなわち、P´点の座標(X1、Y
1)を、
θにより接触位置、すなわち、P´点の座標(X1、Y
1)を、
【0022】
【数5】 として求めることができる。よって、原点Oと接触位置
とのずれ量に基づいて、把持部5の中心を接触位置と一
致させるようアーム1およびハンド部2を制御すること
により、把持部5の中心で安定的に物体を把持すること
が可能となる。
とのずれ量に基づいて、把持部5の中心を接触位置と一
致させるようアーム1およびハンド部2を制御すること
により、把持部5の中心で安定的に物体を把持すること
が可能となる。
【0023】[III ]把持動作の制御の流れ 次に、以上の制御の流れを図5に示す把持装置の動作フ
ローチャートに基づいて説明する。演算部10は、オペ
レータ又は他のシステム等からのコマンド入力を受け
(ステップ100)、その内容を解析して目的物までの
動作量である動作目標値を決定する(ステップ11
0)。
ローチャートに基づいて説明する。演算部10は、オペ
レータ又は他のシステム等からのコマンド入力を受け
(ステップ100)、その内容を解析して目的物までの
動作量である動作目標値を決定する(ステップ11
0)。
【0024】次に、決定された目標値にしたがってアー
ム1を把持位置へと移動する(ステップ120)。この
動作は、アーム機構部30のサーボ制御により行われ
る。次に、ハンド部2が、目的物の把持を行う(ステッ
プ130)。この動作は、ハンド機構部20のサーボ制
御により行われる。次に、ハンド機構部20に設けられ
た力覚センサ4が、センサ信号を出力する(ステップ1
40)。
ム1を把持位置へと移動する(ステップ120)。この
動作は、アーム機構部30のサーボ制御により行われ
る。次に、ハンド部2が、目的物の把持を行う(ステッ
プ130)。この動作は、ハンド機構部20のサーボ制
御により行われる。次に、ハンド機構部20に設けられ
た力覚センサ4が、センサ信号を出力する(ステップ1
40)。
【0025】出力されたセンサ信号は、接触位置演算部
14に入力され、物体と把持部5との接触位置を計算す
る(ステップ150)。この接触位置の値は、比較部1
3へ入力され、把持部5の中心位置と同一であるか否か
が判断される(ステップ160)。ここで、接触位置と
把持部5の中心位置が一致している場合は、把持動作を
終了する(ステップ200)。一方、接触位置が把持部
5の中心と一致していない場合は、把持している物体を
一時解放する(ステップ170)。
14に入力され、物体と把持部5との接触位置を計算す
る(ステップ150)。この接触位置の値は、比較部1
3へ入力され、把持部5の中心位置と同一であるか否か
が判断される(ステップ160)。ここで、接触位置と
把持部5の中心位置が一致している場合は、把持動作を
終了する(ステップ200)。一方、接触位置が把持部
5の中心と一致していない場合は、把持している物体を
一時解放する(ステップ170)。
【0026】次に、把持部5の中心を接触位置と一致さ
せるようにアーム機構部30を制御してアーム1を移動
する(ステップ180)。上記のように、物体の接触位
置が把持部5の中心から(X1、Y1)だけずれていた
場合には、アーム1への動作指令値は、現在位置からの
相対移動量で(+X1、+Y1)とすればよい。
せるようにアーム機構部30を制御してアーム1を移動
する(ステップ180)。上記のように、物体の接触位
置が把持部5の中心から(X1、Y1)だけずれていた
場合には、アーム1への動作指令値は、現在位置からの
相対移動量で(+X1、+Y1)とすればよい。
【0027】そして、ハンド機構部20の制御により再
度物体の把持動作を行い(ステップ190)、把持動作
を終了する(ステップ200)。なお、把持動作の終了
後は、物体の目的位置への移動、配置などの動作が行わ
れる。
度物体の把持動作を行い(ステップ190)、把持動作
を終了する(ステップ200)。なお、把持動作の終了
後は、物体の目的位置への移動、配置などの動作が行わ
れる。
【0028】また、把持する物体によっては慎重を期す
べく、接触位置の検出からアームの移動までの動作(ス
テップ160〜ステップ190)を複数回繰り返すよう
に構成してもよい。
べく、接触位置の検出からアームの移動までの動作(ス
テップ160〜ステップ190)を複数回繰り返すよう
に構成してもよい。
【0029】また、以上は図2、図3に示すように把持
部の背面に力覚センサを設けた把持装置を例示して説明
したが、本発明の適用はこのような構成の装置に限られ
るものではなく、物体を把持した時の力およびモーメン
トの情報が得られれば、他の方式の力覚センサを採用し
たものでも良い。また、ハンド機構部も2指で物体を把
持するものに限られない。
部の背面に力覚センサを設けた把持装置を例示して説明
したが、本発明の適用はこのような構成の装置に限られ
るものではなく、物体を把持した時の力およびモーメン
トの情報が得られれば、他の方式の力覚センサを採用し
たものでも良い。また、ハンド機構部も2指で物体を把
持するものに限られない。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、把持部
のどの部分で物体を把持しているかを検出し、把持部の
中心で物体を把持するように制御するので、物体を安定
的かつ確実に把持することができる。
のどの部分で物体を把持しているかを検出し、把持部の
中心で物体を把持するように制御するので、物体を安定
的かつ確実に把持することができる。
【図1】把持装置の構成図である。
【図2】把持装置のハンド部分の正面図である。
【図3】把持装置のハンド部分の側面図である。
【図4】把持部の中心位置と接触位置との関係を示す図
である。
である。
【図5】把持装置の動作フローチャートである。
1…アーム 2…ハンド部 3…指部 4…力覚センサ 5…把持部 10…制御部 11…動作目標値演算部 12…動作目標値指令部 13…比較部 20…ハンド機構部 21…アクチュエータ 30…アーム機構部 31…アクチュエータ 40…サーボ制御演算部 50…接触位置演算部 60…サーボ制御演算部 70…コマンド入力部
Claims (2)
- 【請求項1】 把持対象物体に接触して当該物体を把持
する把持部と、この把持部に作用する機械的な力を電気
信号に変換して出力する力覚センサと、を有する把持装
置において、 前記力覚センサから出力される電気信号に基づいて前記
把持部と物体との接触位置を推定する接触位置演算部を
有することを特徴とする把持装置。 - 【請求項2】 把持対象物体に接触して当該物体を把持
する把持部と、この把持部に作用する機械的な力を電気
信号に変換して出力する力覚センサと、を有する把持装
置において、 前記力覚センサから出力される電気信号に基づいて前記
把持部と物体との接触位置を推定する接触位置演算部
と、 前記接触位置演算部で算出された推定値に基づいて前記
把持部の中心位置を前記接触位置と一致させるよう前記
把持部の把持位置を制御する制御部と、 を有することを特徴とする把持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28800791A JPH05123987A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28800791A JPH05123987A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 把持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05123987A true JPH05123987A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17724602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28800791A Withdrawn JPH05123987A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 把持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05123987A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4877390A (en) * | 1987-04-03 | 1989-10-31 | Werner & Pfleiderer Gmbh | Degassification device for a screw extruder which processes plastic material |
WO1998033100A1 (fr) * | 1997-01-27 | 1998-07-30 | Fanuc Ltd | Procede et systeme de commande de robot |
JP2014124711A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 軸状物品の移送方法 |
CN113747678A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-12-03 | 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 | 绑定装置 |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP28800791A patent/JPH05123987A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4877390A (en) * | 1987-04-03 | 1989-10-31 | Werner & Pfleiderer Gmbh | Degassification device for a screw extruder which processes plastic material |
WO1998033100A1 (fr) * | 1997-01-27 | 1998-07-30 | Fanuc Ltd | Procede et systeme de commande de robot |
US6140788A (en) * | 1997-01-27 | 2000-10-31 | Fanuc Ltd. | Method and system for controlling robot |
JP2014124711A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 軸状物品の移送方法 |
CN113747678A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-12-03 | 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 | 绑定装置 |
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