JPH05128690A - デイスクローデイング機構 - Google Patents
デイスクローデイング機構Info
- Publication number
- JPH05128690A JPH05128690A JP3311527A JP31152791A JPH05128690A JP H05128690 A JPH05128690 A JP H05128690A JP 3311527 A JP3311527 A JP 3311527A JP 31152791 A JP31152791 A JP 31152791A JP H05128690 A JPH05128690 A JP H05128690A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- disc
- recording
- disk
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ディスクカートリッジが挿入操作されるディ
スクホルダ28の底部29に、挿入検出レバー203
と、この挿入検出レバー203のスライドに連動して回
動操作されるカートリッジロックレバー219を設け
た。 【効果】 ディスクカートリッジがディスクテーブル等
によりロックされるまでの間、ロックレバー219のロ
ックピン224によって、このディスクカートリッジを
所定位置に保持させることができる。
スクホルダ28の底部29に、挿入検出レバー203
と、この挿入検出レバー203のスライドに連動して回
動操作されるカートリッジロックレバー219を設け
た。 【効果】 ディスクカートリッジがディスクテーブル等
によりロックされるまでの間、ロックレバー219のロ
ックピン224によって、このディスクカートリッジを
所定位置に保持させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ディスクを用いて
情報信号の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再
生装置の要部をなすディスクローディング機構に関す
る。
情報信号の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再
生装置の要部をなすディスクローディング機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスク等の
記録ディスクをカートリッジに収納してなるディスクカ
ートリッジを用いて、情報信号の記録及び/又は再生を
行うように構成された記録及び/又は再生装置が提案さ
れている。
記録ディスクをカートリッジに収納してなるディスクカ
ートリッジを用いて、情報信号の記録及び/又は再生を
行うように構成された記録及び/又は再生装置が提案さ
れている。
【0003】この記録及び/又は再生装置は、上記ディ
スクカートリッジを所定の装着位置に搬送するローディ
ング機構と、該装着位置において上記ディスクカートリ
ッジの記録ディスクを保持するとともに回転操作する回
転駆動機構と、該回転駆動機構に保持された記録ディス
クに対し情報信号の書込み及び/又は読出しを行うピッ
クアップ装置とが、シャーシ上に設けられて構成されて
いる。
スクカートリッジを所定の装着位置に搬送するローディ
ング機構と、該装着位置において上記ディスクカートリ
ッジの記録ディスクを保持するとともに回転操作する回
転駆動機構と、該回転駆動機構に保持された記録ディス
クに対し情報信号の書込み及び/又は読出しを行うピッ
クアップ装置とが、シャーシ上に設けられて構成されて
いる。
【0004】上記ローディング機構は、上記ディスクカ
ートリッジを保持するように構成されたカートリッジホ
ルダを、カム等を用いて移動操作するように構成されて
いる。このカートリッジホルダは、上記ディスクカート
リッジを、上記シャーシに平行な状態となして保持する
ように配設されている。このローディング機構は、上記
カートリッジホルダに保持されたディスクカートリッジ
を、まず、上記記録ディスクの主面部に沿う方向、すな
わち、上記シャーシに平行な方向に移動操作する。そし
て、このローディング機構は、上記記録ディスクが上記
回転駆動機構の直上位置となったときに、上記ディスク
カートリッジを上記シャーシに対して垂直な方向に該シ
ャーシに接近させる方向に移動させる。
ートリッジを保持するように構成されたカートリッジホ
ルダを、カム等を用いて移動操作するように構成されて
いる。このカートリッジホルダは、上記ディスクカート
リッジを、上記シャーシに平行な状態となして保持する
ように配設されている。このローディング機構は、上記
カートリッジホルダに保持されたディスクカートリッジ
を、まず、上記記録ディスクの主面部に沿う方向、すな
わち、上記シャーシに平行な方向に移動操作する。そし
て、このローディング機構は、上記記録ディスクが上記
回転駆動機構の直上位置となったときに、上記ディスク
カートリッジを上記シャーシに対して垂直な方向に該シ
ャーシに接近させる方向に移動させる。
【0005】このように、上記シャーシに接近する方向
に移動操作されたディスクカートリッジの記録ディスク
は、該シャーシ上に配設された上記回転駆動機構に保持
される。そして、上記回転駆動機構に保持された記録デ
ィスクは、この回転駆動機構により回転操作されて、信
号記録面の全面に亘って、上記ピックアップ装置による
情報信号の書込み及び/又は読出しをなされる。
に移動操作されたディスクカートリッジの記録ディスク
は、該シャーシ上に配設された上記回転駆動機構に保持
される。そして、上記回転駆動機構に保持された記録デ
ィスクは、この回転駆動機構により回転操作されて、信
号記録面の全面に亘って、上記ピックアップ装置による
情報信号の書込み及び/又は読出しをなされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなカートリ
ッジホルダを有して構成されたディスクローディング機
構は、このカートリッジホルダを移動操作する機構を備
える必要があるため、装置構成が複雑であり、製造の容
易化、装置の小型化が困難である。
ッジホルダを有して構成されたディスクローディング機
構は、このカートリッジホルダを移動操作する機構を備
える必要があるため、装置構成が複雑であり、製造の容
易化、装置の小型化が困難である。
【0007】そこで、本件出願人は、先に、装置構成が
簡素化され、製造の容易化、装置の小型化を可能となす
ディスクローディング機構として、カートリッジホルダ
を外筺体に対して固定して配設し、このカートリッジホ
ルダ内に保持された記録ディスクに対して回転駆動機構
を接離移動させるように構成したものを提案した。
簡素化され、製造の容易化、装置の小型化を可能となす
ディスクローディング機構として、カートリッジホルダ
を外筺体に対して固定して配設し、このカートリッジホ
ルダ内に保持された記録ディスクに対して回転駆動機構
を接離移動させるように構成したものを提案した。
【0008】すなわち、このディスクローディング機構
を有する記録及び/又は再生装置においては、上記ディ
スクカートリッジは、主面部に沿う方向に挿入操作され
て上記カートリッジホルダ内に保持される。そして、こ
のディスクローディング機構においては、上記回転駆動
機構となるディスクテーブル及びこのディスクテーブル
を回転操作するスピンドルモータが、上記カートリッジ
ホルダ内に保持されたディスクカートリッジの記録ディ
スクに対して接近する方向に移動操作される。このディ
スクテーブルは、上記記録ディスクの中心部に当接する
位置まで移動操作されて、該記録ディスクを保持する。
そして、このディスクテーブルは、上記スピンドルモー
タにより、上記記録ディスクとともに回転操作される。
を有する記録及び/又は再生装置においては、上記ディ
スクカートリッジは、主面部に沿う方向に挿入操作され
て上記カートリッジホルダ内に保持される。そして、こ
のディスクローディング機構においては、上記回転駆動
機構となるディスクテーブル及びこのディスクテーブル
を回転操作するスピンドルモータが、上記カートリッジ
ホルダ内に保持されたディスクカートリッジの記録ディ
スクに対して接近する方向に移動操作される。このディ
スクテーブルは、上記記録ディスクの中心部に当接する
位置まで移動操作されて、該記録ディスクを保持する。
そして、このディスクテーブルは、上記スピンドルモー
タにより、上記記録ディスクとともに回転操作される。
【0009】ところで、このようなディスクローディン
グ機構においては、上記ディスクカートリッジが上記カ
ートリッジホルダ内に挿入操作された後、上記ディスク
テーブルが上記記録ディスクを保持するまでの間、該デ
ィスクカートリッジは、何ら保持されていない。そのた
め、このとき、上記ディスクカートリッジは、外方より
伝播する振動や衝撃等により、上記カートリッジホルダ
内で移動する虞れがある。上記ディスクテーブルによる
記録ディスクの保持がなされる前に上記ディスクカート
リッジが移動してしまうと、該ディスクテーブルによる
該記録ディスクの保持が良好に行えなくなる。
グ機構においては、上記ディスクカートリッジが上記カ
ートリッジホルダ内に挿入操作された後、上記ディスク
テーブルが上記記録ディスクを保持するまでの間、該デ
ィスクカートリッジは、何ら保持されていない。そのた
め、このとき、上記ディスクカートリッジは、外方より
伝播する振動や衝撃等により、上記カートリッジホルダ
内で移動する虞れがある。上記ディスクテーブルによる
記録ディスクの保持がなされる前に上記ディスクカート
リッジが移動してしまうと、該ディスクテーブルによる
該記録ディスクの保持が良好に行えなくなる。
【0010】上記ディスクテーブルによる上記記録ディ
スクの保持が良好に行われないと、この記録ディスクを
回転操作するときに、この記録ディスクの偏心やカート
リッジへの擦過を生じて、この記録ディスクへの情報信
号の良好な記録及び/又は再生が阻害されるのみなら
ず、該記録ディスク等の傷損や破損が将来される虞れが
ある。
スクの保持が良好に行われないと、この記録ディスクを
回転操作するときに、この記録ディスクの偏心やカート
リッジへの擦過を生じて、この記録ディスクへの情報信
号の良好な記録及び/又は再生が阻害されるのみなら
ず、該記録ディスク等の傷損や破損が将来される虞れが
ある。
【0011】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、装置構成が簡素化されて製造の
容易化、装置の小型化が図られるとともに、回転駆動手
段のディスクテーブルによる記録ディスクの保持が確実
に行え、情報信号の良好な記録及び/又は再生及び該記
録ディスク等の保護を図ることができるディスクローデ
ィング機構を提供することを目的とする。
案されるものであって、装置構成が簡素化されて製造の
容易化、装置の小型化が図られるとともに、回転駆動手
段のディスクテーブルによる記録ディスクの保持が確実
に行え、情報信号の良好な記録及び/又は再生及び該記
録ディスク等の保護を図ることができるディスクローデ
ィング機構を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るディスクローディン
グ機構は、記録ディスクがカートリッジに収納されてな
るディスクカートリッジが挿入操作されるカートリッジ
ホルダと、このカートリッジホルダに設けられこのカー
トリッジホルダに上記ディスクカートリッジが挿入操作
されたときに上記カートリッジを係止するカートリッジ
ロック手段と、このカートリッジロック手段による上記
ディスクカートリッジに対する係止がなされたときに該
カートリッジロック手段の初期状態への復帰を阻止する
ロック手段と、上記記録ディスクに対する接離方向に移
動操作され上記カートリッジロック手段による上記カー
トリッジに対する係止がなされたときに該記録ディスク
に近接する方向に移動操作されて該記録ディスクを回転
操作可能に保持する回転駆動手段と、この回転駆動手段
による上記記録ディスクの保持が完了したときに上記ロ
ック手段による上記カートリッジロック手段に対する初
期位置への復帰の阻止を解除させるロック解除手段とを
備えてなるものである。
目的を達成するため、本発明に係るディスクローディン
グ機構は、記録ディスクがカートリッジに収納されてな
るディスクカートリッジが挿入操作されるカートリッジ
ホルダと、このカートリッジホルダに設けられこのカー
トリッジホルダに上記ディスクカートリッジが挿入操作
されたときに上記カートリッジを係止するカートリッジ
ロック手段と、このカートリッジロック手段による上記
ディスクカートリッジに対する係止がなされたときに該
カートリッジロック手段の初期状態への復帰を阻止する
ロック手段と、上記記録ディスクに対する接離方向に移
動操作され上記カートリッジロック手段による上記カー
トリッジに対する係止がなされたときに該記録ディスク
に近接する方向に移動操作されて該記録ディスクを回転
操作可能に保持する回転駆動手段と、この回転駆動手段
による上記記録ディスクの保持が完了したときに上記ロ
ック手段による上記カートリッジロック手段に対する初
期位置への復帰の阻止を解除させるロック解除手段とを
備えてなるものである。
【0013】
【作用】本発明に係るディスクローディング機構におい
ては、カートリッジホルダに挿入操作されたディスクカ
ートリッジは、上記カートリッジホルダに設けられたカ
ートリッジロック手段によって係止され、また、ロック
手段が該カートリッジロック手段の初期状態への復帰を
阻止することにより係止された状態に維持され、そし
て、このディスクカートリッジの記録ディスクが回転駆
動手段により回転操作可能に保持され、次いで、ロック
解除手段が上記ロック手段による上記カートリッジロッ
ク手段の初期位置への復帰の阻止を解除させることによ
り、上記回転駆動手段のみにより保持された状態となさ
れる。
ては、カートリッジホルダに挿入操作されたディスクカ
ートリッジは、上記カートリッジホルダに設けられたカ
ートリッジロック手段によって係止され、また、ロック
手段が該カートリッジロック手段の初期状態への復帰を
阻止することにより係止された状態に維持され、そし
て、このディスクカートリッジの記録ディスクが回転駆
動手段により回転操作可能に保持され、次いで、ロック
解除手段が上記ロック手段による上記カートリッジロッ
ク手段の初期位置への復帰の阻止を解除させることによ
り、上記回転駆動手段のみにより保持された状態となさ
れる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。この例は、本発明に係るディスクロ
ーディング機構を、図1及び図2に示すように、光磁気
ディスクをカートリッジに収納してなるディスクカート
リッジ101を用いて情報信号の記録及び/又は再生を
行う記録及び/又は再生装置に適用した例である。
しながら説明する。この例は、本発明に係るディスクロ
ーディング機構を、図1及び図2に示すように、光磁気
ディスクをカートリッジに収納してなるディスクカート
リッジ101を用いて情報信号の記録及び/又は再生を
行う記録及び/又は再生装置に適用した例である。
【0015】上記ディスクカートリッジ101は、図1
1及び図12に示すように、光磁気ディスク102をカ
ートリッジ108に回転可能に収納して構成されてい
る。上記光磁気ディスク102は、合成樹脂等の透明材
料からなるディスク基板と、このディスク基板の一方の
主面部に被着形成された磁性材料からなる信号記録層と
を有して、円盤状に構成されている。そして、このディ
スク102の中央部には、ハブ取付け孔が設けられてい
る。このハブ取付け孔には、後述するようにこのディス
ク102が上記記録及び/又は再生装置のディスクテー
ブル4に保持されるための、ディスクハブ106が取付
けられている。このディスクハブ106は、金属等の磁
性材料により略々円盤状に形成され、上記ディスク10
2に対し略々同心状となされて、該ディスク102に接
着や熔着等の手段により取付けられている。このディス
クハブ106の中心部には、上記信号記録層上に略々同
心円状となされて螺旋状に形成される記録トラックの曲
率中心に中心を一致させたセンターホール107が穿設
されている。
1及び図12に示すように、光磁気ディスク102をカ
ートリッジ108に回転可能に収納して構成されてい
る。上記光磁気ディスク102は、合成樹脂等の透明材
料からなるディスク基板と、このディスク基板の一方の
主面部に被着形成された磁性材料からなる信号記録層と
を有して、円盤状に構成されている。そして、このディ
スク102の中央部には、ハブ取付け孔が設けられてい
る。このハブ取付け孔には、後述するようにこのディス
ク102が上記記録及び/又は再生装置のディスクテー
ブル4に保持されるための、ディスクハブ106が取付
けられている。このディスクハブ106は、金属等の磁
性材料により略々円盤状に形成され、上記ディスク10
2に対し略々同心状となされて、該ディスク102に接
着や熔着等の手段により取付けられている。このディス
クハブ106の中心部には、上記信号記録層上に略々同
心円状となされて螺旋状に形成される記録トラックの曲
率中心に中心を一致させたセンターホール107が穿設
されている。
【0016】上記カートリッジ108は、対をなす上下
ハーフ108a,108bが互いに突き合わせ結合され
ることにより、上記ディスク102を収納し得る薄い筺
体状に構成されている。このカートリッジ108の上側
の主面部には、図6に示すように、上記ディスク102
の一方の主面部を、内外周に亘って外方側に臨ませる上
側記録再生用開口部104が設けられている。また、こ
のカートリッジ108の下側の主面部には、上記ディス
ク102の他方の主面部を、内外周に亘って外方側に臨
ませる下側記録再生用開口部110が設けられている。
この下側記録再生用開口部110は、上記上側記録再生
用開口部104に相対向する位置に、該上側記録再生用
開口部104と略々同一の大きさを有して形成されてい
る。
ハーフ108a,108bが互いに突き合わせ結合され
ることにより、上記ディスク102を収納し得る薄い筺
体状に構成されている。このカートリッジ108の上側
の主面部には、図6に示すように、上記ディスク102
の一方の主面部を、内外周に亘って外方側に臨ませる上
側記録再生用開口部104が設けられている。また、こ
のカートリッジ108の下側の主面部には、上記ディス
ク102の他方の主面部を、内外周に亘って外方側に臨
ませる下側記録再生用開口部110が設けられている。
この下側記録再生用開口部110は、上記上側記録再生
用開口部104に相対向する位置に、該上側記録再生用
開口部104と略々同一の大きさを有して形成されてい
る。
【0017】また、上記カートリッジ108の下方の主
面部の中央部には、上記ディスクハブ106を外方に臨
ませるためのチャッキング用開口部109が設けられて
いる。そして、このチャッキング用開口部109の周囲
部には、後述するように、本発明に係るディスクローデ
ィング機構のカートリッジ位置決め部材67の当接突起
68が当接するための、位置決め当接凹部105が形成
されている。
面部の中央部には、上記ディスクハブ106を外方に臨
ませるためのチャッキング用開口部109が設けられて
いる。そして、このチャッキング用開口部109の周囲
部には、後述するように、本発明に係るディスクローデ
ィング機構のカートリッジ位置決め部材67の当接突起
68が当接するための、位置決め当接凹部105が形成
されている。
【0018】そして、上記カートリッジ108には、シ
ャッタ部材103が取付けられている。このシャッタ部
材103は、合成樹脂や金属板等により、射出成型や屈
曲形成等の手段により、上記カートリッジ108の前縁
側部分の上下両主面部を挟持するような、コ字状部材と
して形成されている。すなわち、このシャッタ部材10
3は、上記カートリッジの上側主面部に添わされる上側
シャッタ板部103aと、この上側シャッタ板部に平行
に相対向される下側シャッタ板部103bと、これら各
シャッタ板部の基端側同士を連結させる連結板部103
cとを有して、一体的に構成されている。そして、この
シャッタ部材103は、上記連結板部103cを上記カ
ートリッジ108の前端面部に添わせるとともに、この
連結板部103cを該前端面部に沿って摺動可能に該カ
ートリッジ108に支持されている。上記各シャッタ板
部103a,103bには、上記連結板部の上記カート
リッジ108に対する摺動可能方向の一方側に寄った位
置に、対をなす開口部112,111が形成されてい
る。
ャッタ部材103が取付けられている。このシャッタ部
材103は、合成樹脂や金属板等により、射出成型や屈
曲形成等の手段により、上記カートリッジ108の前縁
側部分の上下両主面部を挟持するような、コ字状部材と
して形成されている。すなわち、このシャッタ部材10
3は、上記カートリッジの上側主面部に添わされる上側
シャッタ板部103aと、この上側シャッタ板部に平行
に相対向される下側シャッタ板部103bと、これら各
シャッタ板部の基端側同士を連結させる連結板部103
cとを有して、一体的に構成されている。そして、この
シャッタ部材103は、上記連結板部103cを上記カ
ートリッジ108の前端面部に添わせるとともに、この
連結板部103cを該前端面部に沿って摺動可能に該カ
ートリッジ108に支持されている。上記各シャッタ板
部103a,103bには、上記連結板部の上記カート
リッジ108に対する摺動可能方向の一方側に寄った位
置に、対をなす開口部112,111が形成されてい
る。
【0019】上記シャッタ部材103は、図11に示す
ように、上記カートリッジ108に対する一方側位置と
なされているときには、上記各シャッタ板部103a,
103bの他方側部分を上記各記録再生用開口部10
4,110に対応させてこれら記録再生用開口部10
4,110を閉蓋し、図12に示すように、上記カート
リッジ108に対する他方側位置となされているときに
は、上記各開口部112,111を上記各記録再生用開
口部104,110に対応させてこれら記録再生用開口
部104,110を開蓋する。なお、上記シャッタ部材
103は、上記カートリッジ108内に設けられた図示
しない付勢バネによって、上記各記録再生用開口部10
4,110を閉蓋する一方側方向に弾性付勢されてい
る。
ように、上記カートリッジ108に対する一方側位置と
なされているときには、上記各シャッタ板部103a,
103bの他方側部分を上記各記録再生用開口部10
4,110に対応させてこれら記録再生用開口部10
4,110を閉蓋し、図12に示すように、上記カート
リッジ108に対する他方側位置となされているときに
は、上記各開口部112,111を上記各記録再生用開
口部104,110に対応させてこれら記録再生用開口
部104,110を開蓋する。なお、上記シャッタ部材
103は、上記カートリッジ108内に設けられた図示
しない付勢バネによって、上記各記録再生用開口部10
4,110を閉蓋する一方側方向に弾性付勢されてい
る。
【0020】上記カートリッジ108の前端面部であっ
て、上記各記録再生用開口部104,110が閉蓋され
ているときに上記連結板部103cの一方側となる位置
は、シャッタ開放ピン嵌入部113となされている。
て、上記各記録再生用開口部104,110が閉蓋され
ているときに上記連結板部103cの一方側となる位置
は、シャッタ開放ピン嵌入部113となされている。
【0021】そして、上記シャッタ部材103の各開口
部112,111は、上記連結板部103cの両側側部
分に掛かるようにして形成されている。すなわち、上記
連結板部103cの上記各開口部112,111に対応
する部分は、他の部分よりも幅狭となされており、上記
ディスク102の厚みよりも小さい幅となされている。
また、上記カートリッジ108の上記ディスク102の
側縁部に対向する部分であって上記各記録再生用開口部
104,110に対応する部分、すなわち、上記各記録
再生用開口部104,110が開蓋されたときに上記シ
ャッタ部材103の各開口部112,111を介して外
方に臨む上記カートリッジ108の前縁部分116は、
上記ディスク102の厚みよりも薄くなされている。
部112,111は、上記連結板部103cの両側側部
分に掛かるようにして形成されている。すなわち、上記
連結板部103cの上記各開口部112,111に対応
する部分は、他の部分よりも幅狭となされており、上記
ディスク102の厚みよりも小さい幅となされている。
また、上記カートリッジ108の上記ディスク102の
側縁部に対向する部分であって上記各記録再生用開口部
104,110に対応する部分、すなわち、上記各記録
再生用開口部104,110が開蓋されたときに上記シ
ャッタ部材103の各開口部112,111を介して外
方に臨む上記カートリッジ108の前縁部分116は、
上記ディスク102の厚みよりも薄くなされている。
【0022】さらに、上記カートリッジ108の他方側
の側縁部には、被係止凹部117が設けられている。こ
の被係止凹部117は、上記下ハーフ108bの主面
部、すなわち、上記カートリッジ108の底面部側に開
放された凹部として、上記カートリッジ108の他方側
の側縁部の略々中央位置に設けられている。
の側縁部には、被係止凹部117が設けられている。こ
の被係止凹部117は、上記下ハーフ108bの主面
部、すなわち、上記カートリッジ108の底面部側に開
放された凹部として、上記カートリッジ108の他方側
の側縁部の略々中央位置に設けられている。
【0023】そして、上記記録及び/又は再生装置は、
図1及び図2に示すように、底面部がシャーシ2となさ
れた外筺体1を有して構成される。この外筺体1は、前
面側が開放されて形成されている。この外筺体1の開放
された前面側は、フロントパネル24により閉蓋されて
いる。このフロントパネル24には、上記ディスクカー
トリッジ101が挿入され得るようになされた、スリッ
ト状のディスクカートリッジ挿入孔25が形成されてい
る。このディスクカートリッジ挿入孔25は、挿入孔蓋
体26により、開閉可能となされている。この挿入孔蓋
体26は、上記ディスクカートリッジ挿入孔25に対応
する細長矩形の板状に形成され、長手方向に沿って取付
けられた回動軸27の両端側部分を上記ディスクカート
リッジ挿入孔25の内方部において回動可能に支持され
ている。この挿入孔蓋体26は、上記回動軸27を中心
に回動されることにより、上記ディスクカートリッジ挿
入孔25を開閉する。
図1及び図2に示すように、底面部がシャーシ2となさ
れた外筺体1を有して構成される。この外筺体1は、前
面側が開放されて形成されている。この外筺体1の開放
された前面側は、フロントパネル24により閉蓋されて
いる。このフロントパネル24には、上記ディスクカー
トリッジ101が挿入され得るようになされた、スリッ
ト状のディスクカートリッジ挿入孔25が形成されてい
る。このディスクカートリッジ挿入孔25は、挿入孔蓋
体26により、開閉可能となされている。この挿入孔蓋
体26は、上記ディスクカートリッジ挿入孔25に対応
する細長矩形の板状に形成され、長手方向に沿って取付
けられた回動軸27の両端側部分を上記ディスクカート
リッジ挿入孔25の内方部において回動可能に支持され
ている。この挿入孔蓋体26は、上記回動軸27を中心
に回動されることにより、上記ディスクカートリッジ挿
入孔25を開閉する。
【0024】上記外筺体1の底板部であるシャーシ2上
には、回転駆動手段、光ヘッド手段及び磁界発生手段等
を有して構成される信号記録再生部が構成されている。
には、回転駆動手段、光ヘッド手段及び磁界発生手段等
を有して構成される信号記録再生部が構成されている。
【0025】すなわち、上記シャーシ2上には、上記デ
ィスクカートリッジ101のディスク102を回転操作
するための回転駆動手段を構成するスピンドルモータ3
が配設されている。このスピンドルモータ3は、ローデ
ィング手段を構成する昇降ブロック6に取付けられてい
る。この昇降ブロック6は、略々円環形状に形成されて
おり、中央孔部9に上記スピンドルモータ3を嵌入させ
て、該スピンドルモータ3を支持している。そして、こ
の昇降ブロック6は、滑り軸受けが設けられた複数のシ
ャフト挿通孔8,8,8を有しており、このシャフト挿
通孔8,8,8に上記シャーシ2に植立された複数のモ
ータガイドシャフト7,7,7を挿通させることによ
り、図6中矢印M及び矢印Nで示すように、これらモー
タガイドシャフト7,7,7に沿って、上記シャーシ2
に対する接離方向に移動可能に支持されている。すなわ
ち、上記スピンドルモータ3は、上記シャーシ2に対す
る接離方向に移動可能となされている。このスピンドル
モータ3は、駆動軸と一体のスピンドル軸5を上記シャ
ーシ2に対して略々垂直となして支持されている。この
スピンドル軸5は、先端側を上記シャーシ2の上方側に
向けている。
ィスクカートリッジ101のディスク102を回転操作
するための回転駆動手段を構成するスピンドルモータ3
が配設されている。このスピンドルモータ3は、ローデ
ィング手段を構成する昇降ブロック6に取付けられてい
る。この昇降ブロック6は、略々円環形状に形成されて
おり、中央孔部9に上記スピンドルモータ3を嵌入させ
て、該スピンドルモータ3を支持している。そして、こ
の昇降ブロック6は、滑り軸受けが設けられた複数のシ
ャフト挿通孔8,8,8を有しており、このシャフト挿
通孔8,8,8に上記シャーシ2に植立された複数のモ
ータガイドシャフト7,7,7を挿通させることによ
り、図6中矢印M及び矢印Nで示すように、これらモー
タガイドシャフト7,7,7に沿って、上記シャーシ2
に対する接離方向に移動可能に支持されている。すなわ
ち、上記スピンドルモータ3は、上記シャーシ2に対す
る接離方向に移動可能となされている。このスピンドル
モータ3は、駆動軸と一体のスピンドル軸5を上記シャ
ーシ2に対して略々垂直となして支持されている。この
スピンドル軸5は、先端側を上記シャーシ2の上方側に
向けている。
【0026】そして、上記スピンドルモータ3の駆動軸
には、上記スピンドル軸5の先端側の周囲部を囲むよう
にして、ディスクテーブル4が取付けられている。この
ディスクテーブル4は、上記ディスク102に取付けら
れた上記ディスクハブ106が載置されるように、該デ
ィスクハブ106と略々同一径を有する円盤上に形成さ
れている。そして、上記スピンドル軸5と上記ディスク
テーブル4の周囲部分との間には、該ディスクテーブル
5に一体的に、円環状のマグネットが取付けられてい
る。このマグネットは、上記ディスクテーブル4上に載
置されたディスク102のディスクハブ106を吸引す
るためのものである。
には、上記スピンドル軸5の先端側の周囲部を囲むよう
にして、ディスクテーブル4が取付けられている。この
ディスクテーブル4は、上記ディスク102に取付けら
れた上記ディスクハブ106が載置されるように、該デ
ィスクハブ106と略々同一径を有する円盤上に形成さ
れている。そして、上記スピンドル軸5と上記ディスク
テーブル4の周囲部分との間には、該ディスクテーブル
5に一体的に、円環状のマグネットが取付けられてい
る。このマグネットは、上記ディスクテーブル4上に載
置されたディスク102のディスクハブ106を吸引す
るためのものである。
【0027】また、上記昇降ブロック6の上面部には、
上記ディスクテーブル4の周囲側となるように、略々円
環状のカートリッジ位置決め部材67が取付けられてい
る。このカートリッジ位置決め部材67は、上面部に少
なくとも3個の当接突起68が突出形成されている。こ
れら当接突起68の突端部により決定される平面は、上
記ディスクテーブル4の上記ディスクハブ106が載置
される面よりも上記シャーシ2側であって、また、該デ
ィスクテーブル4の上記ディスクハブ106が載置され
る面に平行となされている。
上記ディスクテーブル4の周囲側となるように、略々円
環状のカートリッジ位置決め部材67が取付けられてい
る。このカートリッジ位置決め部材67は、上面部に少
なくとも3個の当接突起68が突出形成されている。こ
れら当接突起68の突端部により決定される平面は、上
記ディスクテーブル4の上記ディスクハブ106が載置
される面よりも上記シャーシ2側であって、また、該デ
ィスクテーブル4の上記ディスクハブ106が載置され
る面に平行となされている。
【0028】そして、上記シャーシ2上には、上記スピ
ンドルモータ3の前方側位置に、上記昇降ブロック6を
上記ディスクテーブル4等とともに上記シャーシ2に対
する接離方向に移動操作、すなわち昇降操作するための
移動操作機構が配設されている。この移動操作機構は、
駆動モータとなる昇降モータ11と、この昇降モータ1
1により回転操作されるカム板15とを有して構成され
ている。上記昇降モータ11は、上記シャーシ2に取付
けられた支持部材に支持されて、駆動軸12を上記シャ
ーシ2に平行となして配設されている。また、この昇降
モータ11は、上記駆動軸12の一端部を上記前面パネ
ル部24に向け、他端部を上記昇降ブロック6に向けて
配設されている。この昇降モータ11の駆動軸12の他
端側には、外周縁部がカム部となされた上記カム板15
が取付けられている。このカム板15のカム部には、上
記昇降ブロック6の側部に植立された係合ピン6aが載
置係合されている。
ンドルモータ3の前方側位置に、上記昇降ブロック6を
上記ディスクテーブル4等とともに上記シャーシ2に対
する接離方向に移動操作、すなわち昇降操作するための
移動操作機構が配設されている。この移動操作機構は、
駆動モータとなる昇降モータ11と、この昇降モータ1
1により回転操作されるカム板15とを有して構成され
ている。上記昇降モータ11は、上記シャーシ2に取付
けられた支持部材に支持されて、駆動軸12を上記シャ
ーシ2に平行となして配設されている。また、この昇降
モータ11は、上記駆動軸12の一端部を上記前面パネ
ル部24に向け、他端部を上記昇降ブロック6に向けて
配設されている。この昇降モータ11の駆動軸12の他
端側には、外周縁部がカム部となされた上記カム板15
が取付けられている。このカム板15のカム部には、上
記昇降ブロック6の側部に植立された係合ピン6aが載
置係合されている。
【0029】上記昇降ブロック6は、この昇降ブロック
6と上記シャーシ2との間に張架された引っ張りバネ1
0により、上記シャーシ2に近接する方向に弾性付勢さ
れており、上記係合ピン6aを上記カム板15に対し圧
接させて該カム板15に当接係合させている。
6と上記シャーシ2との間に張架された引っ張りバネ1
0により、上記シャーシ2に近接する方向に弾性付勢さ
れており、上記係合ピン6aを上記カム板15に対し圧
接させて該カム板15に当接係合させている。
【0030】上記昇降ブロック6は、上記昇降モータ1
1により上記カム板15が回転されると、このカム板1
5により、昇降操作される。すなわち、上記カム板15
の外周縁であるカム部は、螺旋形状の一部をなして形成
され、回動角度位置に応じて中心よりの距離が変化して
いる。
1により上記カム板15が回転されると、このカム板1
5により、昇降操作される。すなわち、上記カム板15
の外周縁であるカム部は、螺旋形状の一部をなして形成
され、回動角度位置に応じて中心よりの距離が変化して
いる。
【0031】なお、上記昇降モータ11は、いわゆるス
テッピングモータであって、回転角度位置の正確な制御
が可能となされて構成されている。
テッピングモータであって、回転角度位置の正確な制御
が可能となされて構成されている。
【0032】上記昇降モータ11は、上記駆動軸12の
一端部を、上記前面パネル部24に穿設された駆動軸操
作孔13を介して、外方に臨ませている。この駆動軸操
作孔13は、図2に示すように、マニュアルイジェクト
工具201を上記外筺体1内に挿入して上記昇降モータ
11の駆動軸12を手動操作により回転させるためのも
のである。
一端部を、上記前面パネル部24に穿設された駆動軸操
作孔13を介して、外方に臨ませている。この駆動軸操
作孔13は、図2に示すように、マニュアルイジェクト
工具201を上記外筺体1内に挿入して上記昇降モータ
11の駆動軸12を手動操作により回転させるためのも
のである。
【0033】そして、上記シャーシ2上には、上記スピ
ンドルモータ3の後方側位置に、光学ブロック部18及
び対物レンズ駆動装置部17からなる 光ヘッド手段で
ある光学ピックアップ装置が配設されている。この光学
ピックアップ装置は、上記ディスクテーブル4上に載置
装着されたディスク102に対し、情報信号の書込み及
び読出し用の光ビームを照射するためのものである。
ンドルモータ3の後方側位置に、光学ブロック部18及
び対物レンズ駆動装置部17からなる 光ヘッド手段で
ある光学ピックアップ装置が配設されている。この光学
ピックアップ装置は、上記ディスクテーブル4上に載置
装着されたディスク102に対し、情報信号の書込み及
び読出し用の光ビームを照射するためのものである。
【0034】上記光学ブロック部18は、図3に示すよ
うに、鏡筒となるブロック内に、光源となるレーザダイ
オード50及びこのレーザダイオード50より発せられ
る光ビームを導く複数の光学デバイスを収納配設して構
成されている。すなわち、この光学ブロック部18内に
おいて、上記レーザダイオード50より発せられた発散
光ビームは、コリメータレンズ51に入射され、このコ
リメータレンズ51により平行光ビームとなされる。こ
のコリメータレンズ51を透過した平行光ビームは、ビ
ームスプリッタプリズム52を介して、ガルバノミラー
53に入射される。このガルバノミラー53は、後述す
る制御手段により制御され、入射される平行光ビーム
を、所定の制御信号に基づいて偏向させて反射する。こ
のガルバノミラー53により反射された平行光ビーム
は、この光学ブロック部18より射出され、上記対物レ
ンズ駆動装置部17に入射される。
うに、鏡筒となるブロック内に、光源となるレーザダイ
オード50及びこのレーザダイオード50より発せられ
る光ビームを導く複数の光学デバイスを収納配設して構
成されている。すなわち、この光学ブロック部18内に
おいて、上記レーザダイオード50より発せられた発散
光ビームは、コリメータレンズ51に入射され、このコ
リメータレンズ51により平行光ビームとなされる。こ
のコリメータレンズ51を透過した平行光ビームは、ビ
ームスプリッタプリズム52を介して、ガルバノミラー
53に入射される。このガルバノミラー53は、後述す
る制御手段により制御され、入射される平行光ビーム
を、所定の制御信号に基づいて偏向させて反射する。こ
のガルバノミラー53により反射された平行光ビーム
は、この光学ブロック部18より射出され、上記対物レ
ンズ駆動装置部17に入射される。
【0035】そして、上記対物レンズ駆動装置部17
は、フレームを有し、このフレーム内に一対のガイドシ
ャフト63,64を備えて構成される。これらガイドシ
ャフト63,64は、上記フレームにより、互いに平行
となされるとともに、上記シャーシ2に対して平行とな
されて支持されている。これらガイドシャフト63,6
4間には、レンズボビンブロック60が配設されてい
る。このレンズボビンブロック60は、上記各ガイドシ
ャフト63,64に沿って、上記シャーシ2に沿う方向
に、移動操作可能となされている。すなわち、このレン
ズボビンブロック60の上記各ガイドシャフト63,6
4に臨む側である両側部には、それぞれ3個のガイドロ
ーラ61,61,61、62,62,62が設けられて
いる。上記レンズボビンブロック60の一側側のガイド
ローラ61,61,61は、少なくとも一が該レンズボ
ビンブロック60より斜め上方45°方向に突設された
支軸に支持され、他は該レンズボビンブロック60より
斜め下方45°方向に突設された支軸に支持されてい
る。そして、これらガイドローラ61,61,61は、
上記ガイドシャフト63を挟持するようにして、該ガイ
ドシャフト63上を転動可能となされている。また、上
記レンズボビンブロック60の他側側のガイドローラ6
2,62,62は、上記一側側のガイドローラ63,6
3,63と同様に、少なくとも一が該レンズボビンブロ
ック60より斜め上方45°方向に突設された支軸に支
持され、他は該レンズボビンブロック60より斜め下方
45°方向に突設された支軸に支持されている。そし
て、これらガイドローラ62,62,62は、上記ガイ
ドシャフト64を挟持するようにして、該ガイドシャフ
ト64上を転動可能となされている。
は、フレームを有し、このフレーム内に一対のガイドシ
ャフト63,64を備えて構成される。これらガイドシ
ャフト63,64は、上記フレームにより、互いに平行
となされるとともに、上記シャーシ2に対して平行とな
されて支持されている。これらガイドシャフト63,6
4間には、レンズボビンブロック60が配設されてい
る。このレンズボビンブロック60は、上記各ガイドシ
ャフト63,64に沿って、上記シャーシ2に沿う方向
に、移動操作可能となされている。すなわち、このレン
ズボビンブロック60の上記各ガイドシャフト63,6
4に臨む側である両側部には、それぞれ3個のガイドロ
ーラ61,61,61、62,62,62が設けられて
いる。上記レンズボビンブロック60の一側側のガイド
ローラ61,61,61は、少なくとも一が該レンズボ
ビンブロック60より斜め上方45°方向に突設された
支軸に支持され、他は該レンズボビンブロック60より
斜め下方45°方向に突設された支軸に支持されてい
る。そして、これらガイドローラ61,61,61は、
上記ガイドシャフト63を挟持するようにして、該ガイ
ドシャフト63上を転動可能となされている。また、上
記レンズボビンブロック60の他側側のガイドローラ6
2,62,62は、上記一側側のガイドローラ63,6
3,63と同様に、少なくとも一が該レンズボビンブロ
ック60より斜め上方45°方向に突設された支軸に支
持され、他は該レンズボビンブロック60より斜め下方
45°方向に突設された支軸に支持されている。そし
て、これらガイドローラ62,62,62は、上記ガイ
ドシャフト64を挟持するようにして、該ガイドシャフ
ト64上を転動可能となされている。
【0036】そして、このレンズボビンブロック60の
移動可能方向、すなわち、上記各ガイドシャフト63,
64の軸方向は、図1及び図3中矢印Lで示すように、
上記スピンドルモータ3に対する接離方向となってい
る。また、上記レンズボビンブロック60は、上記対物
レンズ駆動装置部17のフレーム内に配設された送りモ
ータ65により、上記各ガイドシャフト63,64に沿
って移動操作される。上記送りモータ65は、いわゆる
リニアモータから構成されている。
移動可能方向、すなわち、上記各ガイドシャフト63,
64の軸方向は、図1及び図3中矢印Lで示すように、
上記スピンドルモータ3に対する接離方向となってい
る。また、上記レンズボビンブロック60は、上記対物
レンズ駆動装置部17のフレーム内に配設された送りモ
ータ65により、上記各ガイドシャフト63,64に沿
って移動操作される。上記送りモータ65は、いわゆる
リニアモータから構成されている。
【0037】上記レンズボビンブロック60の上面部に
は、対物レンズ55が設けられている。この対物レンズ
55は、上記レンズボビンブロック60に対して固定し
て取付けられている。また、このレンズボビンブロック
60内には、上記光学ブロック部18より入射された平
行光ビームを反射させて上記対物レンズ55に入射させ
る反射ミラー54が配設されている。すなわち、上記光
学ブロック部18よりこの対物レンズ駆動装置部17に
入射された平行光ビームは、上記反射ミラー54を介し
て上記対物レンズ55に入射されることにより、集束光
ビームとなされるとともに、上記スピンドル軸5に平行
に、上記シャーシ2より離間する方向である上方側に射
出される。
は、対物レンズ55が設けられている。この対物レンズ
55は、上記レンズボビンブロック60に対して固定し
て取付けられている。また、このレンズボビンブロック
60内には、上記光学ブロック部18より入射された平
行光ビームを反射させて上記対物レンズ55に入射させ
る反射ミラー54が配設されている。すなわち、上記光
学ブロック部18よりこの対物レンズ駆動装置部17に
入射された平行光ビームは、上記反射ミラー54を介し
て上記対物レンズ55に入射されることにより、集束光
ビームとなされるとともに、上記スピンドル軸5に平行
に、上記シャーシ2より離間する方向である上方側に射
出される。
【0038】上記対物レンズ55より射出されて上記デ
ィスクテーブル4上のディスク102により反射された
光ビームは、再び上記対物レンズ55に入射して平行光
ビームとなされて、上記反射ミラー54に至る。この反
射ミラー54は、上記対物レンズ55に再入射してこの
反射ミラー54に至った光ビームを反射し、上記光学ブ
ロック部18の側に戻す。上記光学ブロック部18内に
は、この光学ブロック部18に戻った光ビームを検出す
る光検出器等が内蔵されている。すなわち、上記対物レ
ンズ駆動装置部17より上記光学ブロック部18に戻さ
れた光ビームは、上記ガルバノミラー53を介して、上
記ビームスプリッタプリズム52に戻る。ここで、この
ビームスプリッタプリズム52は、上記ガルバノミラー
53より戻った光ビームを、上記コリメータレンズ51
の側に戻さずに、ウォラストン・プリズム56に入射さ
せる。このウォラストン・プリズム56は、方解石や水
晶等の光学異方性を有する材料により形成された2個の
直角プリズムが、互いに光学軸を直交させる方向となさ
れて接合されて構成されている。このウォラストン・プ
リズム56に入射された光ビームは、互いに直交する振
動面を有する二の直線偏光に分離される。そして、この
ウォラストン・プリズム56を透過した光ビームは、集
光レンズ57及びマルチレンズ58を透過して、光検出
器であるフォト・ダイオード59により受光される。上
記集光レンズ57は、凸レンズである。上記マルチレン
ズ58は、一の面が凹面となされ、他の面がシリンドリ
カル面(円筒面)となされたレンズである。
ィスクテーブル4上のディスク102により反射された
光ビームは、再び上記対物レンズ55に入射して平行光
ビームとなされて、上記反射ミラー54に至る。この反
射ミラー54は、上記対物レンズ55に再入射してこの
反射ミラー54に至った光ビームを反射し、上記光学ブ
ロック部18の側に戻す。上記光学ブロック部18内に
は、この光学ブロック部18に戻った光ビームを検出す
る光検出器等が内蔵されている。すなわち、上記対物レ
ンズ駆動装置部17より上記光学ブロック部18に戻さ
れた光ビームは、上記ガルバノミラー53を介して、上
記ビームスプリッタプリズム52に戻る。ここで、この
ビームスプリッタプリズム52は、上記ガルバノミラー
53より戻った光ビームを、上記コリメータレンズ51
の側に戻さずに、ウォラストン・プリズム56に入射さ
せる。このウォラストン・プリズム56は、方解石や水
晶等の光学異方性を有する材料により形成された2個の
直角プリズムが、互いに光学軸を直交させる方向となさ
れて接合されて構成されている。このウォラストン・プ
リズム56に入射された光ビームは、互いに直交する振
動面を有する二の直線偏光に分離される。そして、この
ウォラストン・プリズム56を透過した光ビームは、集
光レンズ57及びマルチレンズ58を透過して、光検出
器であるフォト・ダイオード59により受光される。上
記集光レンズ57は、凸レンズである。上記マルチレン
ズ58は、一の面が凹面となされ、他の面がシリンドリ
カル面(円筒面)となされたレンズである。
【0039】上記フォト・ダイオード59より出力され
る光検出出力に基づいて、上記対物レンズ55により集
束された光ビームの集光点と上記ディスク102の信号
記録面との上記対物レンズ55の光軸方向のずれ量を示
すフォーカス・エラー信号、上記集光点と上記信号記録
面上に形成される記録トラックとの上記対物レンズ55
の光軸に直交する方向のずれ量を示すトラッキング・エ
ラー信号、及び、上記記録トラックに書込まれている情
報信号を読出した読出し信号等を得ることができる。
る光検出出力に基づいて、上記対物レンズ55により集
束された光ビームの集光点と上記ディスク102の信号
記録面との上記対物レンズ55の光軸方向のずれ量を示
すフォーカス・エラー信号、上記集光点と上記信号記録
面上に形成される記録トラックとの上記対物レンズ55
の光軸に直交する方向のずれ量を示すトラッキング・エ
ラー信号、及び、上記記録トラックに書込まれている情
報信号を読出した読出し信号等を得ることができる。
【0040】そして、上記レンズボビンブロック60に
は、図1及び図4に示すように、磁気ヘッド支持アーム
19を介して、 磁界発生手段となる磁気ヘッド装置6
6が取付けられている。この磁気ヘッド装置66は、上
記ディスク102に情報信号の書込み用の外部磁界を印
加するためのものである。上記磁気ヘッド支持アーム1
9は、上記レンズボビンブロック60に基端側を支持さ
れ、中途部を屈曲されて先端側を上記対物レンズ55に
対向させている。上記磁気ヘッド装置66は、上記磁気
ヘッド支持アーム19の先端側に取付けられて、上記対
物レンズ55に対向している。これら磁気ヘッド装置6
6と上記対物レンズ55とは、上記ディスク102の厚
みと上記対物レンズ55のワーキングディスタンスとを
加えた長さに等しい間隔を隔てて相対向している。な
お、上記対物レンズ55のワーキングディスタンスと
は、該対物レンズ55の先端部よりこの対物レンズ55
の焦点までの距離である。
は、図1及び図4に示すように、磁気ヘッド支持アーム
19を介して、 磁界発生手段となる磁気ヘッド装置6
6が取付けられている。この磁気ヘッド装置66は、上
記ディスク102に情報信号の書込み用の外部磁界を印
加するためのものである。上記磁気ヘッド支持アーム1
9は、上記レンズボビンブロック60に基端側を支持さ
れ、中途部を屈曲されて先端側を上記対物レンズ55に
対向させている。上記磁気ヘッド装置66は、上記磁気
ヘッド支持アーム19の先端側に取付けられて、上記対
物レンズ55に対向している。これら磁気ヘッド装置6
6と上記対物レンズ55とは、上記ディスク102の厚
みと上記対物レンズ55のワーキングディスタンスとを
加えた長さに等しい間隔を隔てて相対向している。な
お、上記対物レンズ55のワーキングディスタンスと
は、該対物レンズ55の先端部よりこの対物レンズ55
の焦点までの距離である。
【0041】そして、上記外筺体1内には、上記シャー
シ2の上方側となるように、カートリッジホルダ2が配
設されている。このカートリッジホルダ28は、金属板
を屈曲形成する等の手段により、両側側に一対のホルダ
部29,30を有する略々平板状に形成されている。上
記一対のホルダ部29,30は、このカートリッジホル
ダ28の両側側部分が上記シャーシ2側に屈曲され、さ
らに、これら両側側部分の側縁部近傍が上記シャーシ2
に平行となるように屈曲されることによって、断面鉤状
となされて形成されている。このカートリッジホルダ2
8は、両側部を上記外筺体1の内壁部に支持され、上記
シャーシ2に対して平行となされて配設されている。
シ2の上方側となるように、カートリッジホルダ2が配
設されている。このカートリッジホルダ28は、金属板
を屈曲形成する等の手段により、両側側に一対のホルダ
部29,30を有する略々平板状に形成されている。上
記一対のホルダ部29,30は、このカートリッジホル
ダ28の両側側部分が上記シャーシ2側に屈曲され、さ
らに、これら両側側部分の側縁部近傍が上記シャーシ2
に平行となるように屈曲されることによって、断面鉤状
となされて形成されている。このカートリッジホルダ2
8は、両側部を上記外筺体1の内壁部に支持され、上記
シャーシ2に対して平行となされて配設されている。
【0042】上記カートリッジホルダ28は、上記各ホ
ルダ部29,30間に、上記ディスクカートリッジ10
1が前方側より挿入操作可能となるように形成されてい
る。そして、上記各ホルダ部29,30間に挿入操作さ
れたディスクカートリッジ101は、これらホルダ部2
9,30により両側側を支持されて保持される。そし
て、このカートリッジホルダ28は、前方部を上記ディ
スクカートリッジ挿入孔25の後方側に位置させるよう
に、配設されている。すなわち、上記ディスクカートリ
ッジ挿入孔25より挿入されたディスクカートリッジ1
01は、上記カートリッジホルダ28の上記各ホルダ部
29,30間に挿入される。
ルダ部29,30間に、上記ディスクカートリッジ10
1が前方側より挿入操作可能となるように形成されてい
る。そして、上記各ホルダ部29,30間に挿入操作さ
れたディスクカートリッジ101は、これらホルダ部2
9,30により両側側を支持されて保持される。そし
て、このカートリッジホルダ28は、前方部を上記ディ
スクカートリッジ挿入孔25の後方側に位置させるよう
に、配設されている。すなわち、上記ディスクカートリ
ッジ挿入孔25より挿入されたディスクカートリッジ1
01は、上記カートリッジホルダ28の上記各ホルダ部
29,30間に挿入される。
【0043】上記カートリッジホルダ28の上面部に
は、上記各ホルダ部29,30間に挿入操作されたディ
スクカートリッジ101のカートリッジ108の四隅部
に対応する位置に、カートリッジ押圧バネ部31,3
2,33,34が設けられている。これらカートリッジ
押圧バネ部31,32,33,34は、上記カートリッ
ジホルダ28の上面部にコ字状の切り欠き部が形成さ
れ、この切り欠き部の内方部が上記シャーシ2側に膨出
するように屈曲されることにより形成されている。これ
らカートリッジ押圧バネ部31,32,33,34は、
上記各ホルダ部29,30間に挿入操作されたディスク
カートリッジ101を、上記シャーシ2側に押圧操作す
る。
は、上記各ホルダ部29,30間に挿入操作されたディ
スクカートリッジ101のカートリッジ108の四隅部
に対応する位置に、カートリッジ押圧バネ部31,3
2,33,34が設けられている。これらカートリッジ
押圧バネ部31,32,33,34は、上記カートリッ
ジホルダ28の上面部にコ字状の切り欠き部が形成さ
れ、この切り欠き部の内方部が上記シャーシ2側に膨出
するように屈曲されることにより形成されている。これ
らカートリッジ押圧バネ部31,32,33,34は、
上記各ホルダ部29,30間に挿入操作されたディスク
カートリッジ101を、上記シャーシ2側に押圧操作す
る。
【0044】そして、上記ホルダ部29の上記シャーシ
2に臨む下面部には、図7及び図8に示すように、カー
トリッジロック手段となる挿入検出レバー203及びカ
ートリッジロックレバー219が配設されている。
2に臨む下面部には、図7及び図8に示すように、カー
トリッジロック手段となる挿入検出レバー203及びカ
ートリッジロックレバー219が配設されている。
【0045】上記挿入検出レバー203は、上記ホルダ
部29の下面部に、上記ディスクカートリッジ101の
挿入操作方向である前後方向にスライド可能に取付けら
れている。すなわち、この挿入検出レバー203は、略
々細長板状に形成されるとともに、長手方向に沿って一
対の支持スリット204,205を有し、これら一対の
支持スリット204,205に上記ホルダ部29の下面
部に植立垂下された一対の支持ピン202,201を対
応して挿通させて、支持されている。
部29の下面部に、上記ディスクカートリッジ101の
挿入操作方向である前後方向にスライド可能に取付けら
れている。すなわち、この挿入検出レバー203は、略
々細長板状に形成されるとともに、長手方向に沿って一
対の支持スリット204,205を有し、これら一対の
支持スリット204,205に上記ホルダ部29の下面
部に植立垂下された一対の支持ピン202,201を対
応して挿通させて、支持されている。
【0046】この挿入検出レバー203の後端部近傍
は、上方側にクランク状に屈曲形成され、カートリッジ
当接部206及び被検出切片部207となされている。
このカートリッジ当接部206は、上記挿入検出レバー
203のスライド可能方向に対し略々垂直に突出されて
いる。上記被検出切片部207は、上記挿入検出レバー
203のスライド可能方向に平行となされて、後方側に
突出されている。
は、上方側にクランク状に屈曲形成され、カートリッジ
当接部206及び被検出切片部207となされている。
このカートリッジ当接部206は、上記挿入検出レバー
203のスライド可能方向に対し略々垂直に突出されて
いる。上記被検出切片部207は、上記挿入検出レバー
203のスライド可能方向に平行となされて、後方側に
突出されている。
【0047】また、この挿入検出レバー203の前端部
近傍は、下方側に屈曲形成されて、係止片209となさ
れている。この係止片209には、引っ張りコイルバネ
217の一端側が係止されている。この引っ張りコイル
バネ217の他端側は、この挿入検出レバー203より
も前方位置において、上記ホルダ部29に設けられたバ
ネ係止ピン218に係止されている。この引っ張りコイ
ルバネ217は、上記挿入検出レバー203を、図8中
矢印Aで示すように、前方側位置、すなわち、上記各支
持スリット204,205の後端部が上記各支持ピン2
02,201に当接する位置である初期位置となるよう
に弾性付勢している。この挿入検出レバー203は、上
記カートリッジホルダ28に上記ディスクカートリッジ
101が挿入操作されると、このディスクカートリッジ
101のカートリッジ108の前端面が上記カートリッ
ジ当接部206に当接してこのカートリッジ当接部20
6を押圧することにより、上記引っ張りコイルバネ21
7の付勢力に抗して、図9中矢印Dで示すように、後方
側に移動される。
近傍は、下方側に屈曲形成されて、係止片209となさ
れている。この係止片209には、引っ張りコイルバネ
217の一端側が係止されている。この引っ張りコイル
バネ217の他端側は、この挿入検出レバー203より
も前方位置において、上記ホルダ部29に設けられたバ
ネ係止ピン218に係止されている。この引っ張りコイ
ルバネ217は、上記挿入検出レバー203を、図8中
矢印Aで示すように、前方側位置、すなわち、上記各支
持スリット204,205の後端部が上記各支持ピン2
02,201に当接する位置である初期位置となるよう
に弾性付勢している。この挿入検出レバー203は、上
記カートリッジホルダ28に上記ディスクカートリッジ
101が挿入操作されると、このディスクカートリッジ
101のカートリッジ108の前端面が上記カートリッ
ジ当接部206に当接してこのカートリッジ当接部20
6を押圧することにより、上記引っ張りコイルバネ21
7の付勢力に抗して、図9中矢印Dで示すように、後方
側に移動される。
【0048】そして、この挿入検出レバー203の後方
側には、切片検出装置42が、上記カートリッジホルダ
28に取付けられて配設されている。この切片検出装置
42は、例えばいわゆるフォトカプラ等を有してなるも
のであって、検出用スリット部43を有して構成されて
いる。すなわち、この切片検出装置42は、上記検出用
スリット部43内に、遮光物が挿入されると、この挿入
が行われたことを示す電気信号を出力するように構成さ
れている。この切片検出装置42は、上記検出用スリッ
ト部43を上記被検出切片部207の後端部に対向させ
て配設されている。この切片検出装置42は、上記ディ
スクカートリッジ101の上記カートリッジホルダ28
への挿入操作が完了すると、上記被検出切片部207が
上記検出用スリット部43内に挿入されて、該挿入操作
の完了を検出するように配設されている。
側には、切片検出装置42が、上記カートリッジホルダ
28に取付けられて配設されている。この切片検出装置
42は、例えばいわゆるフォトカプラ等を有してなるも
のであって、検出用スリット部43を有して構成されて
いる。すなわち、この切片検出装置42は、上記検出用
スリット部43内に、遮光物が挿入されると、この挿入
が行われたことを示す電気信号を出力するように構成さ
れている。この切片検出装置42は、上記検出用スリッ
ト部43を上記被検出切片部207の後端部に対向させ
て配設されている。この切片検出装置42は、上記ディ
スクカートリッジ101の上記カートリッジホルダ28
への挿入操作が完了すると、上記被検出切片部207が
上記検出用スリット部43内に挿入されて、該挿入操作
の完了を検出するように配設されている。
【0049】そして、上記カートリッジロックレバー2
19は、一端側部分が支軸222を介して上記挿入検出
レバー203の後端側部分に回動可能に取付けられてい
る。このカートリッジロックレバー219には、カムス
リット223が設けられている。このカムスリット22
3には、上記一対の支持ピン202,201のうちの後
方側の支持ピン202が挿通されている。このカムスリ
ット223は、上記挿入検出レバー203が初期位置と
なされているときに、後端部を上記支持ピン202に当
接させている。また、このとき、このカムスリット22
3は、上記挿入検出レバー203の後方側の支持スリッ
ト204に対し、上記カートリッジホルダ28の外側側
方向に傾斜されている。したがって、このカートリッジ
ロックレバー219は、上記挿入検出レバー203が後
方側に移動されると、上記カムスリット223が上記支
持ピン202に倣って移動するために、図9中矢印Eで
示すように、上記支軸222を中心として、上記カート
リッジホルダ28の内方側方向に回動される。
19は、一端側部分が支軸222を介して上記挿入検出
レバー203の後端側部分に回動可能に取付けられてい
る。このカートリッジロックレバー219には、カムス
リット223が設けられている。このカムスリット22
3には、上記一対の支持ピン202,201のうちの後
方側の支持ピン202が挿通されている。このカムスリ
ット223は、上記挿入検出レバー203が初期位置と
なされているときに、後端部を上記支持ピン202に当
接させている。また、このとき、このカムスリット22
3は、上記挿入検出レバー203の後方側の支持スリッ
ト204に対し、上記カートリッジホルダ28の外側側
方向に傾斜されている。したがって、このカートリッジ
ロックレバー219は、上記挿入検出レバー203が後
方側に移動されると、上記カムスリット223が上記支
持ピン202に倣って移動するために、図9中矢印Eで
示すように、上記支軸222を中心として、上記カート
リッジホルダ28の内方側方向に回動される。
【0050】上記カートリッジロックレバー219の上
面部には、カートリッジロックピン224が植立されて
いる。このカートリッジロックピン224は、上記ホル
ダ部29に設けられた開口を介して、上記カートリッジ
ホルダ28内に進入されている。このカートリッジロッ
クピン224は、上記カートリッジロックレバー219
の上記カートリッジホルダ28の内方側への回動によ
り、このカートリッジホルダ28に挿入操作されたディ
スクカートリッジ101の被係止凹部117に嵌入する
ようになされている。
面部には、カートリッジロックピン224が植立されて
いる。このカートリッジロックピン224は、上記ホル
ダ部29に設けられた開口を介して、上記カートリッジ
ホルダ28内に進入されている。このカートリッジロッ
クピン224は、上記カートリッジロックレバー219
の上記カートリッジホルダ28の内方側への回動によ
り、このカートリッジホルダ28に挿入操作されたディ
スクカートリッジ101の被係止凹部117に嵌入する
ようになされている。
【0051】そして、上記挿入検出レバー203の前端
側には、ロック手段を構成する被係止切片211が取付
けられている。この被係止切片211は、薄板状の金属
材料等により板バネ状に形成され、一端側が、支軸21
0を介して、上記挿入検出レバー203の支持片部20
8に回動可能に支持されている。この被係止切片211
は、中途部に上方側に膨出されるようにして形成された
屈曲部215を有している。この屈曲部215は、上記
係止片209の後面部に当接し得るようになされてい
る。また、この被係止切片211の自由端となる他端側
には、被係止部材216が取付けられている。この被係
止切片211は、上記支軸210にコイル部を支持され
た捩じりコイルバネ212により、図8中矢印Bで示す
ように、上記屈曲部215を上記係止片209の後面部
に押接させる方向に回動付勢され、該屈曲部215が該
係止片209に当接する初期位置となされて位置決めさ
れている。この捩じりコイルバネ212は、一方のアー
ム部を上記挿入検出レバー203に設けられた係止爪2
13に係止させ、他方のアーム部を上記被係止切片21
1に係止させている。また、この被係止切片211は、
図8中矢印Cで示すように、一端側を基点として、上記
シャーシ2に対する接離方向となる厚み方向に弾性的に
湾曲変位可能となされている。
側には、ロック手段を構成する被係止切片211が取付
けられている。この被係止切片211は、薄板状の金属
材料等により板バネ状に形成され、一端側が、支軸21
0を介して、上記挿入検出レバー203の支持片部20
8に回動可能に支持されている。この被係止切片211
は、中途部に上方側に膨出されるようにして形成された
屈曲部215を有している。この屈曲部215は、上記
係止片209の後面部に当接し得るようになされてい
る。また、この被係止切片211の自由端となる他端側
には、被係止部材216が取付けられている。この被係
止切片211は、上記支軸210にコイル部を支持され
た捩じりコイルバネ212により、図8中矢印Bで示す
ように、上記屈曲部215を上記係止片209の後面部
に押接させる方向に回動付勢され、該屈曲部215が該
係止片209に当接する初期位置となされて位置決めさ
れている。この捩じりコイルバネ212は、一方のアー
ム部を上記挿入検出レバー203に設けられた係止爪2
13に係止させ、他方のアーム部を上記被係止切片21
1に係止させている。また、この被係止切片211は、
図8中矢印Cで示すように、一端側を基点として、上記
シャーシ2に対する接離方向となる厚み方向に弾性的に
湾曲変位可能となされている。
【0052】また、上記外筺体1内の上記ホルダ部29
の下方側には、上記被係止切片211とともにロック手
段を構成するロック部材225が固定されて配設されて
いる。このロック部材225は、上面部が前方側に向け
て傾斜された傾斜部227となされて形成されている。
このロック部材225は、上記挿入検出レバー203が
後方側に移動されるときの上記被係止切片211の移動
軌跡内に、上記傾斜部227を進入させて配設されてい
る。すなわち、上記被係止切片211は、上記挿入検出
レバー203が後方側に移動されるとき、上記傾斜部2
27上を摺接しながら移動し、上記ロック部材225の
後方側となる位置まで移動される。このロック部材は、
このように、上記被係止切片211が後方側に移動され
ると、この被係止切片211を介して上記挿入検出レバ
ー203を係止し、前方側の初期位置への復帰を阻止す
る。
の下方側には、上記被係止切片211とともにロック手
段を構成するロック部材225が固定されて配設されて
いる。このロック部材225は、上面部が前方側に向け
て傾斜された傾斜部227となされて形成されている。
このロック部材225は、上記挿入検出レバー203が
後方側に移動されるときの上記被係止切片211の移動
軌跡内に、上記傾斜部227を進入させて配設されてい
る。すなわち、上記被係止切片211は、上記挿入検出
レバー203が後方側に移動されるとき、上記傾斜部2
27上を摺接しながら移動し、上記ロック部材225の
後方側となる位置まで移動される。このロック部材は、
このように、上記被係止切片211が後方側に移動され
ると、この被係止切片211を介して上記挿入検出レバ
ー203を係止し、前方側の初期位置への復帰を阻止す
る。
【0053】そして、上記ロック部材225の後方側と
なる位置には、ロック解除手段となるロック解除レバー
226が配設されている。このロック解除レバー226
は、上記昇降ブロック6に取付けられており、この昇降
ブロック6の昇降移動に連動して、図8中矢印N及び矢
印Mで示すように、上記シャーシ2に対する接離方向に
昇降移動される。このロック解除レバー226は、上方
側に屈曲形成された当接部228を有している。このロ
ック解除レバー226は、上記被係止切片211が上記
ロック部材225の後方側にあるときに、上記昇降ブロ
ック6が上昇移動されると、上記当接部228を上記被
係止切片211に当接させてこの被係止切片228を上
方側に弾性変位させ、該ロック部材225による該被係
止切片211に対する係止を解除させる。
なる位置には、ロック解除手段となるロック解除レバー
226が配設されている。このロック解除レバー226
は、上記昇降ブロック6に取付けられており、この昇降
ブロック6の昇降移動に連動して、図8中矢印N及び矢
印Mで示すように、上記シャーシ2に対する接離方向に
昇降移動される。このロック解除レバー226は、上方
側に屈曲形成された当接部228を有している。このロ
ック解除レバー226は、上記被係止切片211が上記
ロック部材225の後方側にあるときに、上記昇降ブロ
ック6が上昇移動されると、上記当接部228を上記被
係止切片211に当接させてこの被係止切片228を上
方側に弾性変位させ、該ロック部材225による該被係
止切片211に対する係止を解除させる。
【0054】また、上記カートリッジホルダ28の上面
部には、図1及び図2に示すように、上記ディスクカー
トリッジ101のシャッタ部材103を開蓋操作するた
めのシャッタ開放用回動レバー37が取付けられてい
る。このシャッタ開放用回動レバー37は、基端側を、
上記カートリッジホルダ28の前方側の略々中央部分に
より、支軸38を介して回動可能に支持されている。こ
のシャッタ開放用回動レバー37は、先端側を、上記カ
ートリッジホルダ28の一側側方向に向けている。
部には、図1及び図2に示すように、上記ディスクカー
トリッジ101のシャッタ部材103を開蓋操作するた
めのシャッタ開放用回動レバー37が取付けられてい
る。このシャッタ開放用回動レバー37は、基端側を、
上記カートリッジホルダ28の前方側の略々中央部分に
より、支軸38を介して回動可能に支持されている。こ
のシャッタ開放用回動レバー37は、先端側を、上記カ
ートリッジホルダ28の一側側方向に向けている。
【0055】そして、上記シャッタ開放用回動レバー3
7には、シャッタ開放スライダ43がスライド可能に取
付けられている。このシャッタ開放スライダ43は、略
々細長板状に形成され、長手方向に沿ったスライドガイ
ドスリットを有している。このシャッタ開放スライダ4
3は、上記シャッタ開放用回動レバー43上に植立され
た一対のガイドピン42を、上記スライドガイドスリッ
トに挿通させて、これらガイドピン42の配列方向にス
ライド可能に支持されている。
7には、シャッタ開放スライダ43がスライド可能に取
付けられている。このシャッタ開放スライダ43は、略
々細長板状に形成され、長手方向に沿ったスライドガイ
ドスリットを有している。このシャッタ開放スライダ4
3は、上記シャッタ開放用回動レバー43上に植立され
た一対のガイドピン42を、上記スライドガイドスリッ
トに挿通させて、これらガイドピン42の配列方向にス
ライド可能に支持されている。
【0056】上記シャッタ開放スライダ43の先端側に
は、シャッタ開放ピン41が、上記シャーシ2側に向け
て垂下されるようにして植立されている。このシャッタ
開放ピン41は、上記カートリッジホルダ28の上面部
に設けられたガイドスリット36に挿通され、このガイ
ドスリット36を介して、上記各ホルダ部29,30間
に進入している。このガイドスリット36は、上記カー
トリッジホルダ28の前方側部分より該カートリッジホ
ルダ28の中央部分に亘る部分が、上記支軸38を中心
とする円弧状部分となされ、該カートリッジホルダ28
の中央部分より該カートリッジホルダ28の後方側部分
に亘る部分が、前後方向に亘る直線状部分となされて、
形成されている。
は、シャッタ開放ピン41が、上記シャーシ2側に向け
て垂下されるようにして植立されている。このシャッタ
開放ピン41は、上記カートリッジホルダ28の上面部
に設けられたガイドスリット36に挿通され、このガイ
ドスリット36を介して、上記各ホルダ部29,30間
に進入している。このガイドスリット36は、上記カー
トリッジホルダ28の前方側部分より該カートリッジホ
ルダ28の中央部分に亘る部分が、上記支軸38を中心
とする円弧状部分となされ、該カートリッジホルダ28
の中央部分より該カートリッジホルダ28の後方側部分
に亘る部分が、前後方向に亘る直線状部分となされて、
形成されている。
【0057】上記シャッタ開放ピン41は、上記シャッ
タ開放用回動レバー37が回動することにより、上記ガ
イドスリット36の円弧状部分内を移動する。また、上
記シャッタ開放ピン41は、上記シャッタ開放用回動レ
バー37の回動により上記カートリッジホルダ28の中
央部分となされているときに、上記シャッタ開放スライ
ダ43が上記シャッタ開放用回動レバー37に対しスラ
イドすることにより、上記ガイドスリット36の直線状
部分内を移動する。
タ開放用回動レバー37が回動することにより、上記ガ
イドスリット36の円弧状部分内を移動する。また、上
記シャッタ開放ピン41は、上記シャッタ開放用回動レ
バー37の回動により上記カートリッジホルダ28の中
央部分となされているときに、上記シャッタ開放スライ
ダ43が上記シャッタ開放用回動レバー37に対しスラ
イドすることにより、上記ガイドスリット36の直線状
部分内を移動する。
【0058】そして、上記シャッタ開放用回動レバー3
7は、上記支軸38にコイル部を支持された捩じりコイ
ルバネ39により、上記シャッタ開放ピン41を前方側
となす方向に回動付勢されている。この捩じりコイルバ
ネ39は、一方のアーム部を上記シャッタ開放用回動レ
バー37の係止部に係止させ、他方のアーム部を上記カ
ートリッジホルダ28に設けられた係止爪40に係止さ
せている。また、上記シャッタ開放スライダ43は、引
っ張りコイルバネ43aにより、上記シャッタ開放ピン
41を上記支軸38に接近させる方向に弾性付勢されて
いる。この引っ張りコイルバネ43aは、一端側を上記
シャッタ開放スライダ43の基端側の係止部に係止さ
せ、他端側を上記シャッタ開放用回動レバー37に設け
られた係止爪に係止されている。
7は、上記支軸38にコイル部を支持された捩じりコイ
ルバネ39により、上記シャッタ開放ピン41を前方側
となす方向に回動付勢されている。この捩じりコイルバ
ネ39は、一方のアーム部を上記シャッタ開放用回動レ
バー37の係止部に係止させ、他方のアーム部を上記カ
ートリッジホルダ28に設けられた係止爪40に係止さ
せている。また、上記シャッタ開放スライダ43は、引
っ張りコイルバネ43aにより、上記シャッタ開放ピン
41を上記支軸38に接近させる方向に弾性付勢されて
いる。この引っ張りコイルバネ43aは、一端側を上記
シャッタ開放スライダ43の基端側の係止部に係止さ
せ、他端側を上記シャッタ開放用回動レバー37に設け
られた係止爪に係止されている。
【0059】上記シャッタ開放ピン41は、上記カート
リッジホルダ28に上記ディスクカートリッジ101が
挿入されない初期状態においては、上記ガイドスリット
36の前方側の端部に当接された初期位置に位置決めさ
れている。
リッジホルダ28に上記ディスクカートリッジ101が
挿入されない初期状態においては、上記ガイドスリット
36の前方側の端部に当接された初期位置に位置決めさ
れている。
【0060】そして、この記録及び/又は再生装置の制
御手段は、図示しない制御装置を有して構成される。こ
の制御装置は、入力される種々の信号に基づいて、上記
スピンドルモータ3、上記光学ピックアップ装置及び上
記磁気ヘッド装置66等の動作を制御するように、所定
の電子回路を有して構成されている。この制御装置に
は、この記録及び/又は再生装置の外部より手動等によ
り操作される入力装置を介して入力される操作信号、上
記光学ピックアップ装置より出力される信号、上記スピ
ンドルモータ3及び上記昇降モータ11の回転速度や回
転角度位置を検出した検出信号、上記ディスクカートリ
ッジ101の上記カートリッジホルダ28への挿入操作
の完了を検出した信号等が送られる。この記録及び/又
は再生装置において、上記光学ピックアップ装置におけ
る上記ガルバノミラー53を駆動することによるトラッ
キングサーボ動作、上記昇降モータ11を駆動制御する
ことによるフォーカスサーボ動作、及び、上記スピンド
ルモータ3の回転速度を所定速度に保つスピンドルサー
ボ動作等は、上記制御装置による制御に基づいて行われ
る。
御手段は、図示しない制御装置を有して構成される。こ
の制御装置は、入力される種々の信号に基づいて、上記
スピンドルモータ3、上記光学ピックアップ装置及び上
記磁気ヘッド装置66等の動作を制御するように、所定
の電子回路を有して構成されている。この制御装置に
は、この記録及び/又は再生装置の外部より手動等によ
り操作される入力装置を介して入力される操作信号、上
記光学ピックアップ装置より出力される信号、上記スピ
ンドルモータ3及び上記昇降モータ11の回転速度や回
転角度位置を検出した検出信号、上記ディスクカートリ
ッジ101の上記カートリッジホルダ28への挿入操作
の完了を検出した信号等が送られる。この記録及び/又
は再生装置において、上記光学ピックアップ装置におけ
る上記ガルバノミラー53を駆動することによるトラッ
キングサーボ動作、上記昇降モータ11を駆動制御する
ことによるフォーカスサーボ動作、及び、上記スピンド
ルモータ3の回転速度を所定速度に保つスピンドルサー
ボ動作等は、上記制御装置による制御に基づいて行われ
る。
【0061】上述のように構成された本発明に係るディ
スクローディング機構に、上記ディスクカートリッジ1
01を装着操作するには、まず、このディスクカートリ
ッジ101を、上記ディスクカートリッジ挿入孔25よ
り挿入操作し、上記各ホルダ部29,30間に保持させ
る。このとき、上記ディスクカートリッジ101は、図
1及び図4中矢印Jで示すように、上記シャッタ部材1
03を前方側となして、手動操作等により、挿入操作す
る。
スクローディング機構に、上記ディスクカートリッジ1
01を装着操作するには、まず、このディスクカートリ
ッジ101を、上記ディスクカートリッジ挿入孔25よ
り挿入操作し、上記各ホルダ部29,30間に保持させ
る。このとき、上記ディスクカートリッジ101は、図
1及び図4中矢印Jで示すように、上記シャッタ部材1
03を前方側となして、手動操作等により、挿入操作す
る。
【0062】すると、上記シャッタ開放ピン41の下端
側部分が、上記カートリッジ108の前端面部であって
上記シャッタ部材103の連結板部103cの一端部近
傍、すなわち、上記シャッタ開放ピン嵌入部113に当
接する。そして、上記ディスクカートリッジ101をさ
らに上記各ホルダ部29,30間の内方側に挿入操作す
ると、上記シャッタ開放ピン41は、上記カートリッジ
108によって押圧され、上記シャッタ開放用回動レバ
ー37を上記捩じりコイルバネ39の付勢力に抗して回
動させながら、上記ガイドスリット36の円弧状部分に
沿って後方側に移動する。
側部分が、上記カートリッジ108の前端面部であって
上記シャッタ部材103の連結板部103cの一端部近
傍、すなわち、上記シャッタ開放ピン嵌入部113に当
接する。そして、上記ディスクカートリッジ101をさ
らに上記各ホルダ部29,30間の内方側に挿入操作す
ると、上記シャッタ開放ピン41は、上記カートリッジ
108によって押圧され、上記シャッタ開放用回動レバ
ー37を上記捩じりコイルバネ39の付勢力に抗して回
動させながら、上記ガイドスリット36の円弧状部分に
沿って後方側に移動する。
【0063】そして、上記シャッタ開放ピン41は、上
記カートリッジホルダ28の略々中央部分まで移動され
たとき、下端側部分によって上記シャッタ部材103の
連結板部103cを押圧し、該シャッタ部材103をし
て上記各記録再生用開口部104,110を開蓋させて
いる。上記シャッタ部材103が上記各記録再生用開口
部104,110を開蓋させると、上記シャッタ部材1
03の各開口部112,111の前端側部分部が上記カ
ートリッジ108の前側部の略々中央部に位置するよう
になる。すると、上記カートリッジ108の前縁部分1
16は、図12及び図4に示すように、上記シャッタ部
材103の各開口部112,111を介して、外方に臨
む状態となる。
記カートリッジホルダ28の略々中央部分まで移動され
たとき、下端側部分によって上記シャッタ部材103の
連結板部103cを押圧し、該シャッタ部材103をし
て上記各記録再生用開口部104,110を開蓋させて
いる。上記シャッタ部材103が上記各記録再生用開口
部104,110を開蓋させると、上記シャッタ部材1
03の各開口部112,111の前端側部分部が上記カ
ートリッジ108の前側部の略々中央部に位置するよう
になる。すると、上記カートリッジ108の前縁部分1
16は、図12及び図4に示すように、上記シャッタ部
材103の各開口部112,111を介して、外方に臨
む状態となる。
【0064】さらに後方側に向けて挿入操作される上記
ディスクカートリッジ101は、上記各カートリッジ押
圧バネ部31,32,33,34により、上記各ホルダ
部29,30間で上記シャーシ2側に押圧支持された状
態で、後方側に移動操作される。すると、上記ディスク
カートリッジ101は、まず、上記連結板部103cの
幅狭部を上記対物レンズ55と上記磁気ヘッド装置66
との間を通過させ、次いで、上記カートリッジ108の
前縁部分116を該対物レンズ55と上記磁気ヘッド装
置66との間を通過させ、そして、図5に示すように、
上記ディスク102を該対物レンズ55と上記磁気ヘッ
ド装置66との間に挿入させる。このとき、上記対物レ
ンズ55と上記磁気ヘッド装置66との間の間隔が上記
ディスク102の厚みよりも広くなされているため、こ
のディスク102は、上記対物レンズ55または上記磁
気ヘッド装置66に当接することなく、これら対物レン
ズ55及び磁気ヘッド装置66の間に挿入される。
ディスクカートリッジ101は、上記各カートリッジ押
圧バネ部31,32,33,34により、上記各ホルダ
部29,30間で上記シャーシ2側に押圧支持された状
態で、後方側に移動操作される。すると、上記ディスク
カートリッジ101は、まず、上記連結板部103cの
幅狭部を上記対物レンズ55と上記磁気ヘッド装置66
との間を通過させ、次いで、上記カートリッジ108の
前縁部分116を該対物レンズ55と上記磁気ヘッド装
置66との間を通過させ、そして、図5に示すように、
上記ディスク102を該対物レンズ55と上記磁気ヘッ
ド装置66との間に挿入させる。このとき、上記対物レ
ンズ55と上記磁気ヘッド装置66との間の間隔が上記
ディスク102の厚みよりも広くなされているため、こ
のディスク102は、上記対物レンズ55または上記磁
気ヘッド装置66に当接することなく、これら対物レン
ズ55及び磁気ヘッド装置66の間に挿入される。
【0065】また、このとき、上記シャッタ開放ピン4
1が上記カートリッジ108に押圧されることにより、
上記シャッタ開放スライダ43は、図2に示すように、
上記引っ張りコイルバネ43aの付勢力に抗して、上記
シャッタ開放用回動レバー37に対してスライドされ
る。上記シャッタ開放ピン41は、上記ガイドスリット
36の直線状部分内を、後方側、すなわち、上記支軸3
8より離間する方向に移動される。
1が上記カートリッジ108に押圧されることにより、
上記シャッタ開放スライダ43は、図2に示すように、
上記引っ張りコイルバネ43aの付勢力に抗して、上記
シャッタ開放用回動レバー37に対してスライドされ
る。上記シャッタ開放ピン41は、上記ガイドスリット
36の直線状部分内を、後方側、すなわち、上記支軸3
8より離間する方向に移動される。
【0066】そして、上記ディスクカートリッジ101
の上記カートリッジホルダ28内への挿入が完了される
と、上記挿入検出レバー203が後方側に移動され、上
記被検出切片部207が上記切片検出装置42の検出用
スリット部43内に挿入される。また、このとき、図9
に示すように、上記カートリッジロックレバー219が
上記カートリッジホルダ28の内方側に回動操作され、
たのカートリッジロックレバー219は、上記カートリ
ッジロックピン224を上記カートリッジ108の被係
止凹部117に嵌入させる。このとき、上記被係止切片
211は、上記ロック部材225の傾斜部227上を乗
り越えるようにして、該ロック部材225の後方側に移
動している。
の上記カートリッジホルダ28内への挿入が完了される
と、上記挿入検出レバー203が後方側に移動され、上
記被検出切片部207が上記切片検出装置42の検出用
スリット部43内に挿入される。また、このとき、図9
に示すように、上記カートリッジロックレバー219が
上記カートリッジホルダ28の内方側に回動操作され、
たのカートリッジロックレバー219は、上記カートリ
ッジロックピン224を上記カートリッジ108の被係
止凹部117に嵌入させる。このとき、上記被係止切片
211は、上記ロック部材225の傾斜部227上を乗
り越えるようにして、該ロック部材225の後方側に移
動している。
【0067】そして、上記ディスクカートリッジ101
を後方側に移動させる挿入操作力が解除されると、この
ディスクカートリッジ101は、上記シャッタ開放スラ
イダ43に取付けられた引っ張りコイルバネ43a及び
上記挿入検出レバー203に取付けられた引っ張りコイ
ルバネ217等の付勢力により、前方側方向に戻ろうと
する。ところが、このとき、上記挿入検出レバー203
は、上記被係止切片211及び上記被係止部材216が
上記ロック部材225の後面部に当接し係止されること
により、後方側位置に保持される。したがって、上記デ
ィスクカートリッジ101は、上記カートリッジロック
ピン224が上記被係止凹部117に嵌入して上記カー
トリッジ108を係止していることにより、上記カート
リッジホルダ28内に挿入された位置に係止される。
を後方側に移動させる挿入操作力が解除されると、この
ディスクカートリッジ101は、上記シャッタ開放スラ
イダ43に取付けられた引っ張りコイルバネ43a及び
上記挿入検出レバー203に取付けられた引っ張りコイ
ルバネ217等の付勢力により、前方側方向に戻ろうと
する。ところが、このとき、上記挿入検出レバー203
は、上記被係止切片211及び上記被係止部材216が
上記ロック部材225の後面部に当接し係止されること
により、後方側位置に保持される。したがって、上記デ
ィスクカートリッジ101は、上記カートリッジロック
ピン224が上記被係止凹部117に嵌入して上記カー
トリッジ108を係止していることにより、上記カート
リッジホルダ28内に挿入された位置に係止される。
【0068】このとき、上記被係止切片211は、上記
引っ張りコイルバネ217と上記捩じりコイルバネ21
2との付勢力の釣合いによって、やや上記挿入検出レバ
ー203の後方側に回動された位置にて停止している。
したがって、このとき、上記被係止切片211は、上記
係止片209に当接していない。また、上記挿入検出レ
バー203は、最も後方側に移動された位置より、図9
中矢印Fで示すように、やや前方側に戻った位置にて、
係止されている。
引っ張りコイルバネ217と上記捩じりコイルバネ21
2との付勢力の釣合いによって、やや上記挿入検出レバ
ー203の後方側に回動された位置にて停止している。
したがって、このとき、上記被係止切片211は、上記
係止片209に当接していない。また、上記挿入検出レ
バー203は、最も後方側に移動された位置より、図9
中矢印Fで示すように、やや前方側に戻った位置にて、
係止されている。
【0069】なお、このとき、上記昇降ブロック6は、
上記引っ張りコイルバネ10により上記シャーシ2側に
移動付勢されて、初期位置に位置決めされている。
上記引っ張りコイルバネ10により上記シャーシ2側に
移動付勢されて、初期位置に位置決めされている。
【0070】そして、このとき、上記ディスクカートリ
ッジ101は、所定の挿入完了位置となされており、図
5に示すように、上記ディスクハブ106を上記ディス
クテーブル4に対し略々同軸状となして相対向させてい
る。このとき、上記ディスクカートリッジ101が上記
挿入完了位置まで装着されたことが、上記切片検出装置
42により検出され、この検出を示す検出信号が上記制
御装置に送られる。
ッジ101は、所定の挿入完了位置となされており、図
5に示すように、上記ディスクハブ106を上記ディス
クテーブル4に対し略々同軸状となして相対向させてい
る。このとき、上記ディスクカートリッジ101が上記
挿入完了位置まで装着されたことが、上記切片検出装置
42により検出され、この検出を示す検出信号が上記制
御装置に送られる。
【0071】上記切片検出装置42より上記検出信号を
送られた上記制御装置は、上記昇降モータ11を駆動さ
せる。この昇降モータ11の駆動により、上記カム板1
5が回転操作され、図6中矢印Nでに示すように、上記
昇降ブロック6が、上記シャーシ2より離間する上方側
に移動操作される。すなわち、上記スピンドルモータ3
は、上記ディスクカートリッジ101が上記カートリッ
ジホルダ28に所定位置まで挿入操作されると、上記デ
ィスク102より離間した非回転駆動位置から、この非
回転駆動位置よりも上記ディスク102の側である回転
駆動位置まで、上記昇降モータ11により移動操作され
る。そして、上記昇降ブロック6が上記回転駆動位置ま
で上昇操作されると、図6に示すように、上記ディスク
102のディスクハブ106が上記ディスクテーブル4
上に載置されるとともに、上記カートリッジ108が上
記カートリッジ位置決め部材67上に載置される。この
とき、上記スピンドル軸5の先端側は、上記センターホ
ール107に嵌入されている。また、このとき、上記カ
ートリッジ108は、上記チャッキング用開口部109
の周囲部である位置決め当接凹部を上記カートリッジ位
置決め部材67の各当接突起68,68,68に当接さ
せている。
送られた上記制御装置は、上記昇降モータ11を駆動さ
せる。この昇降モータ11の駆動により、上記カム板1
5が回転操作され、図6中矢印Nでに示すように、上記
昇降ブロック6が、上記シャーシ2より離間する上方側
に移動操作される。すなわち、上記スピンドルモータ3
は、上記ディスクカートリッジ101が上記カートリッ
ジホルダ28に所定位置まで挿入操作されると、上記デ
ィスク102より離間した非回転駆動位置から、この非
回転駆動位置よりも上記ディスク102の側である回転
駆動位置まで、上記昇降モータ11により移動操作され
る。そして、上記昇降ブロック6が上記回転駆動位置ま
で上昇操作されると、図6に示すように、上記ディスク
102のディスクハブ106が上記ディスクテーブル4
上に載置されるとともに、上記カートリッジ108が上
記カートリッジ位置決め部材67上に載置される。この
とき、上記スピンドル軸5の先端側は、上記センターホ
ール107に嵌入されている。また、このとき、上記カ
ートリッジ108は、上記チャッキング用開口部109
の周囲部である位置決め当接凹部を上記カートリッジ位
置決め部材67の各当接突起68,68,68に当接さ
せている。
【0072】上記カートリッジ108は、このように上
記カートリッジ位置決め部材67上に載置されることに
より、上記各カートリッジ押圧バネ部31,32,3
3,34の付勢力に抗して、上記各ホルダ部29,30
間を上記シャーシ2より離間する方向に移動される。ま
た、上記ディスク102は、このように上記ディスクテ
ーブル4上に上記ディスクハブ106を載置させること
により、上記カートリッジ108の内壁部より離間され
る。上記ディスク102は、上記ディスクテーブル4の
上面部と上記カートリッジ位置決め部材67の各当接突
起68,68,68の突端部との距離が常に一定である
ため、上記カートリッジ108内において、このカート
リッジ108に対する一定の位置に保持される。また、
上記ディスクハブ106は、上記ディスクテーブル4上
に設けられたマグネットによる吸引力によって、上記デ
ィスクテーブル4に対して圧接して保持される。
記カートリッジ位置決め部材67上に載置されることに
より、上記各カートリッジ押圧バネ部31,32,3
3,34の付勢力に抗して、上記各ホルダ部29,30
間を上記シャーシ2より離間する方向に移動される。ま
た、上記ディスク102は、このように上記ディスクテ
ーブル4上に上記ディスクハブ106を載置させること
により、上記カートリッジ108の内壁部より離間され
る。上記ディスク102は、上記ディスクテーブル4の
上面部と上記カートリッジ位置決め部材67の各当接突
起68,68,68の突端部との距離が常に一定である
ため、上記カートリッジ108内において、このカート
リッジ108に対する一定の位置に保持される。また、
上記ディスクハブ106は、上記ディスクテーブル4上
に設けられたマグネットによる吸引力によって、上記デ
ィスクテーブル4に対して圧接して保持される。
【0073】このような上記昇降ブロック6の上方側へ
の移動により、上記ロック解除レバー226は、図10
中矢印Nで示すように、上記被係止切片211に上記当
接部228を当接させる位置まで上昇移動される。上記
被係止切片211は、上記被係止部材216を上記ロッ
ク部材225の上方側となす位置まで上方側に弾性変位
され、該ロック部材225による係止を解除される。す
ると、上記被係止切片211は、上記捩じりコイルバネ
212の付勢力により、図10中矢印Gで示すように、
上記屈曲部215を上記係止片209に当接させる初期
位置まで回動される。このとき、この被係止切片211
は、図10に示すように、上記被係止部材216を上記
ロック部材225の上端部、すなわち、上記傾斜部22
7上に載置させた状態となる。このとき、上記挿入検出
レバー203が上記引っ張りコイルバネ217の付勢力
により前方側に復帰しようとするが、上記カートリッジ
108が上記カートリッジ位置決め部材67に保持さ
れ、上記記録ディスク102が上記ディスクテーブル4
に保持されているため、上記ディスクカートリッジ10
1が移動することはない。
の移動により、上記ロック解除レバー226は、図10
中矢印Nで示すように、上記被係止切片211に上記当
接部228を当接させる位置まで上昇移動される。上記
被係止切片211は、上記被係止部材216を上記ロッ
ク部材225の上方側となす位置まで上方側に弾性変位
され、該ロック部材225による係止を解除される。す
ると、上記被係止切片211は、上記捩じりコイルバネ
212の付勢力により、図10中矢印Gで示すように、
上記屈曲部215を上記係止片209に当接させる初期
位置まで回動される。このとき、この被係止切片211
は、図10に示すように、上記被係止部材216を上記
ロック部材225の上端部、すなわち、上記傾斜部22
7上に載置させた状態となる。このとき、上記挿入検出
レバー203が上記引っ張りコイルバネ217の付勢力
により前方側に復帰しようとするが、上記カートリッジ
108が上記カートリッジ位置決め部材67に保持さ
れ、上記記録ディスク102が上記ディスクテーブル4
に保持されているため、上記ディスクカートリッジ10
1が移動することはない。
【0074】この状態において、上記スピンドルモータ
3が駆動されると、上記ディスク102は、上記ディス
クテーブル4とともに、回転操作される。このディスク
102は、上記スピンドルモータ3により、所定の角速
度となされて回転操作される。また、上記光学ブロック
部18及び上記レンズボビンブロック部17からなる光
学ピックアップ装置と、上記磁気ヘッド装置66とは、
上記スピンドルモータ3により回転操作されるディスク
102に対して、磁界を印加するとともに光ビームを照
射することにより情報信号の書込みを行い、また、光ビ
ームを照射することにより既に書込まれた情報信号の読
出しを行う。
3が駆動されると、上記ディスク102は、上記ディス
クテーブル4とともに、回転操作される。このディスク
102は、上記スピンドルモータ3により、所定の角速
度となされて回転操作される。また、上記光学ブロック
部18及び上記レンズボビンブロック部17からなる光
学ピックアップ装置と、上記磁気ヘッド装置66とは、
上記スピンドルモータ3により回転操作されるディスク
102に対して、磁界を印加するとともに光ビームを照
射することにより情報信号の書込みを行い、また、光ビ
ームを照射することにより既に書込まれた情報信号の読
出しを行う。
【0075】そして、この記録及び/又は再生装置にお
いては、上記昇降ブロック6が、図6中矢印Mで示すよ
うに上記シャーシ2側に降下操作されると、上記ディス
クカートリッジ101は、図4中矢印Oで示すように、
上記各引っ張りコイルバネ43a,217の付勢力によ
り、上記カートリッジホルダ28の前方側に排出操作さ
れる。また、上記ディスクカートリッジ101が上記カ
ートリッジホルダ28の中央部分よりも前方側に排出さ
れるときには、上記シャッタ開放用回動レバー37が上
記捩じりコイルバネ39により初期位置に復帰し、上記
シャッタ部材103は、上記各開口部104,110を
閉蓋する。また、このとき、上記挿入検出レバー203
及び上記カートリッジロックレバー219は、初期位置
に復帰する。
いては、上記昇降ブロック6が、図6中矢印Mで示すよ
うに上記シャーシ2側に降下操作されると、上記ディス
クカートリッジ101は、図4中矢印Oで示すように、
上記各引っ張りコイルバネ43a,217の付勢力によ
り、上記カートリッジホルダ28の前方側に排出操作さ
れる。また、上記ディスクカートリッジ101が上記カ
ートリッジホルダ28の中央部分よりも前方側に排出さ
れるときには、上記シャッタ開放用回動レバー37が上
記捩じりコイルバネ39により初期位置に復帰し、上記
シャッタ部材103は、上記各開口部104,110を
閉蓋する。また、このとき、上記挿入検出レバー203
及び上記カートリッジロックレバー219は、初期位置
に復帰する。
【0076】なお、上記カム板15のカム部は、上述の
ように上記ディスク102を上記ディスクテーブル4に
保持させる操作をなす部分と、この保持操作が完了した
後に上記ディスクカートリッジ101の高さ位置を調整
する部分とを有している。このカム板15は、上記保持
操作をなす部分のカム形状が上記昇降ブロック6を所定
の高さまで急峻に移動させるような形状となされ、上記
ディスクカートリッジ101の高さ位置を調整する部分
のカム形状が上記昇降ブロック6を微小な距離内におい
て移動させるような形状となされている。
ように上記ディスク102を上記ディスクテーブル4に
保持させる操作をなす部分と、この保持操作が完了した
後に上記ディスクカートリッジ101の高さ位置を調整
する部分とを有している。このカム板15は、上記保持
操作をなす部分のカム形状が上記昇降ブロック6を所定
の高さまで急峻に移動させるような形状となされ、上記
ディスクカートリッジ101の高さ位置を調整する部分
のカム形状が上記昇降ブロック6を微小な距離内におい
て移動させるような形状となされている。
【0077】上記昇降モータ11は、上記ディスクテー
ブル4が上記ディスク102を保持した状態において、
上記昇降ブロック6に対して、例えば1μm単位の微小
な移動量について、正確な昇降操作をなすことが可能と
なされている。そのため、この記録及び/又は再生装置
においては、上記ディスクテーブル4が上記ディスク1
02を保持した状態において、上記昇降モータ11によ
り上記昇降ブロック6を微小量昇降操作することによっ
て、上記ディスク102が常に上記対物レンズ55に対
する所定位置となるように調整することができる。
ブル4が上記ディスク102を保持した状態において、
上記昇降ブロック6に対して、例えば1μm単位の微小
な移動量について、正確な昇降操作をなすことが可能と
なされている。そのため、この記録及び/又は再生装置
においては、上記ディスクテーブル4が上記ディスク1
02を保持した状態において、上記昇降モータ11によ
り上記昇降ブロック6を微小量昇降操作することによっ
て、上記ディスク102が常に上記対物レンズ55に対
する所定位置となるように調整することができる。
【0078】すなわち、この記録及び/又は再生装置に
おいては、上記光学ピックアップ装置より得られるいわ
ゆるフォーカスエラー信号に基づいて上記昇降モータ1
1を駆動制御することにより、上記ディスク102の信
号記録面を常に上記対物レンズ55により形成される上
記光ビームの焦点上となす、いわゆるフォーカスサーボ
動作を行うことができる。したがって、この記録及び/
又は再生装置を構成する光学ピックアップ装置において
は、上記対物レンズ55を光軸方向に移動操作するいわ
ゆる対物レンズ駆動装置、すなわち、アクチュエータを
設ける必要がない。
おいては、上記光学ピックアップ装置より得られるいわ
ゆるフォーカスエラー信号に基づいて上記昇降モータ1
1を駆動制御することにより、上記ディスク102の信
号記録面を常に上記対物レンズ55により形成される上
記光ビームの焦点上となす、いわゆるフォーカスサーボ
動作を行うことができる。したがって、この記録及び/
又は再生装置を構成する光学ピックアップ装置において
は、上記対物レンズ55を光軸方向に移動操作するいわ
ゆる対物レンズ駆動装置、すなわち、アクチュエータを
設ける必要がない。
【0079】また、この記録及び/又は再生装置におけ
る光学ピックアップ装置においては、上記ディスク10
2の回転に伴う該ディスク102の偏心による上記記録
トラックの該ディスク102の径方向への周期的移動に
上記対物レンズ55より射出される光ビームを追従させ
るいわゆるトラッキングサーボは、上記対物レンズ55
に入射される光ビームを、上記ガルバノミラー53によ
って偏向させることによって行っている。しかしなが
ら、このトラッキングサーボは、上記レンズボビンブロ
ック60の上記ピックアップガイドシャフト63,64
に沿った移動により、または、上記対物レンズ55のみ
を、いわゆる対物レンズ駆動装置を介して支持すること
により、上記レンズボビンブロック60に対して、上記
ディスク102の径方向に移動操作することによっても
行うことができる。
る光学ピックアップ装置においては、上記ディスク10
2の回転に伴う該ディスク102の偏心による上記記録
トラックの該ディスク102の径方向への周期的移動に
上記対物レンズ55より射出される光ビームを追従させ
るいわゆるトラッキングサーボは、上記対物レンズ55
に入射される光ビームを、上記ガルバノミラー53によ
って偏向させることによって行っている。しかしなが
ら、このトラッキングサーボは、上記レンズボビンブロ
ック60の上記ピックアップガイドシャフト63,64
に沿った移動により、または、上記対物レンズ55のみ
を、いわゆる対物レンズ駆動装置を介して支持すること
により、上記レンズボビンブロック60に対して、上記
ディスク102の径方向に移動操作することによっても
行うことができる。
【0080】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るディスクロ
ーディング機構においては、カートリッジホルダに挿入
操作されたディスクカートリッジは、上記カートリッジ
ホルダに設けられたカートリッジロック手段によって係
止され、また、ロック手段が該カートリッジロック手段
の初期状態への復帰を阻止することにより係止された状
態に維持される。
ーディング機構においては、カートリッジホルダに挿入
操作されたディスクカートリッジは、上記カートリッジ
ホルダに設けられたカートリッジロック手段によって係
止され、また、ロック手段が該カートリッジロック手段
の初期状態への復帰を阻止することにより係止された状
態に維持される。
【0081】すなわち、このディスクローディング機構
においては、上記ディスクカートリッジに対するいわゆ
るローディング操作が完了する前において、該ディスク
カートリッジは、位置決めされて保持されている。
においては、上記ディスクカートリッジに対するいわゆ
るローディング操作が完了する前において、該ディスク
カートリッジは、位置決めされて保持されている。
【0082】そして、このディスクローディング機構に
おいては、上記カートリッジロック手段により係止され
たディスクカートリッジの記録ディスクが回転駆動手段
により回転操作可能に保持された後、ロック解除手段
が、上記ロック手段による上記カートリッジロック手段
の初期位置への復帰の阻止を解除させる。このとき、上
記ディスクカートリッジは、上記回転駆動手段のみによ
り保持された状態となされ、いわゆるローディング操作
が完了する。
おいては、上記カートリッジロック手段により係止され
たディスクカートリッジの記録ディスクが回転駆動手段
により回転操作可能に保持された後、ロック解除手段
が、上記ロック手段による上記カートリッジロック手段
の初期位置への復帰の阻止を解除させる。このとき、上
記ディスクカートリッジは、上記回転駆動手段のみによ
り保持された状態となされ、いわゆるローディング操作
が完了する。
【0083】すなわち、本発明は、装置構成が簡素化さ
れて製造の容易化、装置の小型化が図られるとともに、
回転駆動手段のディスクテーブルによる記録ディスクの
保持が確実に行え、情報信号の良好な記録及び/又は再
生及び該記録ディスク等の保護を図ることができるディ
スクローディング機構を提供することができるものであ
る。
れて製造の容易化、装置の小型化が図られるとともに、
回転駆動手段のディスクテーブルによる記録ディスクの
保持が確実に行え、情報信号の良好な記録及び/又は再
生及び該記録ディスク等の保護を図ることができるディ
スクローディング機構を提供することができるものであ
る。
【図1】本発明に係るディスクローディング機構を有し
て構成された記録及び/又は再生装置及びこの記録及び
/又は再生装置に装着されるディスクカートリッジの構
成を一部を破断して示す分解斜視図である。
て構成された記録及び/又は再生装置及びこの記録及び
/又は再生装置に装着されるディスクカートリッジの構
成を一部を破断して示す分解斜視図である。
【図2】上記記録及び/又は再生装置に上記ディスクカ
ートリッジが装着された状態を透視して示す斜視図であ
る。
ートリッジが装着された状態を透視して示す斜視図であ
る。
【図3】上記記録及び/又は再生装置の光学ピックアッ
プ装置の構成を一部を破断して示す拡大平面図である。
プ装置の構成を一部を破断して示す拡大平面図である。
【図4】上記記録及び/又は再生装置に対してディスク
カートリッジの挿入操作が開始された状態を一部を破断
して示す拡大側面図である。
カートリッジの挿入操作が開始された状態を一部を破断
して示す拡大側面図である。
【図5】上記記録及び/又は再生装置に対してディスク
カートリッジの挿入操作が完了された状態を一部を破断
して示す拡大側面図である。
カートリッジの挿入操作が完了された状態を一部を破断
して示す拡大側面図である。
【図6】上記記録及び/又は再生装置に挿入されたディ
スクカートリッジに対する保持動作が完了された状態を
一部を破断して示す拡大側面図である。
スクカートリッジに対する保持動作が完了された状態を
一部を破断して示す拡大側面図である。
【図7】本発明に係るディスクローディング機構の要部
の構成を示す要部拡大斜視図である。
の構成を示す要部拡大斜視図である。
【図8】上記ディスクローディング機構の要部の構成を
示す要部拡大分解斜視図である。
示す要部拡大分解斜視図である。
【図9】上記ディスクローディング機構のディスクカー
トリッジに対する係止をなしている状態を示す要部拡大
斜視図である。
トリッジに対する係止をなしている状態を示す要部拡大
斜視図である。
【図10】上記ディスクローディング機構のローディン
グ操作が完了してカートリッジロックレバーに対する初
期位置への復帰の阻止を解除した状態を示す要部拡大斜
視図である。
グ操作が完了してカートリッジロックレバーに対する初
期位置への復帰の阻止を解除した状態を示す要部拡大斜
視図である。
【図11】上記記録及び/又は再生装置に装着されるデ
ィスクカートリッジの構成を示す底面側より臨んだ斜視
図である。
ィスクカートリッジの構成を示す底面側より臨んだ斜視
図である。
【図12】上記記録及び/又は再生装置に装着されるデ
ィスクカートリッジのシャッタ部材が開放された状態を
示す底面側より臨んだ斜視図である。
ィスクカートリッジのシャッタ部材が開放された状態を
示す底面側より臨んだ斜視図である。
3・・・・・・・・・・・・スピンドルモータ 4・・・・・・・・・・・・ディスクテーブル 6・・・・・・・・・・・・昇降ブロック 11・・・・・・・・・・・・昇降モータ 12・・・・・・・・・・・・駆動軸 15・・・・・・・・・・・・カム板 101・・・・・・・・・・・・ディスクカートリッジ 102・・・・・・・・・・・・ディスク 108・・・・・・・・・・・・カートリッジ 117・・・・・・・・・・・・被係止凹部 203・・・・・・・・・・・・挿入検出レバー 211・・・・・・・・・・・・被係止切片 219・・・・・・・・・・・・カートリッジロックレバー 224・・・・・・・・・・・・カートリッジロックピン 225・・・・・・・・・・・・ロック部材 226・・・・・・・・・・・・ロック解除板
Claims (1)
- 【請求項1】 記録ディスクがカートリッジに収納され
てなるディスクカートリッジが挿入操作されるカートリ
ッジホルダと、 上記カートリッジホルダに設けられ、このカートリッジ
ホルダに上記ディスクカートリッジが挿入操作されたと
きに、上記カートリッジを係止するカートリッジロック
手段と、 上記カートリッジロック手段による上記ディスクカート
リッジに対する係止がなされたときに、該カートリッジ
ロック手段の初期状態への復帰を阻止するロック手段
と、 上記記録ディスクに対する接離方向に移動操作され、上
記カートリッジロック手段による上記カートリッジに対
する係止がなされたときに、該記録ディスクに近接する
方向に移動操作されて該記録ディスクを回転操作可能に
保持する回転駆動手段と、 上記回転駆動手段による上記記録ディスクの保持が完了
したときに、上記ロック手段による上記カートリッジロ
ック手段に対する初期位置への復帰の阻止を解除させる
ロック解除手段とを備えてなるディスクローディング機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3311527A JPH05128690A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | デイスクローデイング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3311527A JPH05128690A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | デイスクローデイング機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05128690A true JPH05128690A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=18018313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3311527A Withdrawn JPH05128690A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | デイスクローデイング機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05128690A (ja) |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP3311527A patent/JPH05128690A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |