JPH0511470Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0511470Y2 JPH0511470Y2 JP1986055936U JP5593686U JPH0511470Y2 JP H0511470 Y2 JPH0511470 Y2 JP H0511470Y2 JP 1986055936 U JP1986055936 U JP 1986055936U JP 5593686 U JP5593686 U JP 5593686U JP H0511470 Y2 JPH0511470 Y2 JP H0511470Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- load
- load cell
- connecting member
- wire rope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 20
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 20
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Measurement Of Force In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、クレーン等の荷役機械や杭打機等の
作業機に装備される吊荷重検知装置に関する。
作業機に装備される吊荷重検知装置に関する。
クレーン等の荷役機械や杭打機等の作業機で
は、ワイヤロープの吊荷重を検知するために、第
4図に示されるように、ワイヤロープ1の端部と
トツプシーブブロツク2との間にロードセル3を
配設した吊荷重検知装置や、第5図に示されるよ
うに、トツプシーブブロツク2に設けたリンク4
の一端にワイヤロープ1を接続し、リンク4の他
端とトツプシーブブロツクとの間にロードセル3
を設けた吊荷重検知装置が用いられている。
は、ワイヤロープの吊荷重を検知するために、第
4図に示されるように、ワイヤロープ1の端部と
トツプシーブブロツク2との間にロードセル3を
配設した吊荷重検知装置や、第5図に示されるよ
うに、トツプシーブブロツク2に設けたリンク4
の一端にワイヤロープ1を接続し、リンク4の他
端とトツプシーブブロツクとの間にロードセル3
を設けた吊荷重検知装置が用いられている。
ところが、従来は荷重容量に適した定格荷重の
ロードセルに交換して作業をするため、多種のロ
ードセルを用意しなければならないのみならず、
その作業や保守管理にも手間を要していた。
ロードセルに交換して作業をするため、多種のロ
ードセルを用意しなければならないのみならず、
その作業や保守管理にも手間を要していた。
そこで本考案は、一個のロードセルで荷重対応
範囲を拡大して保守管理や交換作業を容易にする
吊荷重検知装置を提供することを目的としてい
る。
範囲を拡大して保守管理や交換作業を容易にする
吊荷重検知装置を提供することを目的としてい
る。
上記目的達成のため本考案は、クレーン等のト
ツプシーブから垂下されるワイヤロープの先端と
トツプシーブブロツクとの間に配設され、荷重時
のワイヤロープにかかる負荷を検知する吊荷重検
知装置において、前記トツプシーブブロツクと前
記ワイヤロープとにそれぞれ連結部材を着脱可能
に設け、両連結部材を荷重方向に直交する方向
で、一方は連結ピンにて、他方はピン型ロードセ
ルにて二点連結し、この二点間の間隔を連結部材
を換えて可変にしたことを特徴ととしている。
ツプシーブから垂下されるワイヤロープの先端と
トツプシーブブロツクとの間に配設され、荷重時
のワイヤロープにかかる負荷を検知する吊荷重検
知装置において、前記トツプシーブブロツクと前
記ワイヤロープとにそれぞれ連結部材を着脱可能
に設け、両連結部材を荷重方向に直交する方向
で、一方は連結ピンにて、他方はピン型ロードセ
ルにて二点連結し、この二点間の間隔を連結部材
を換えて可変にしたことを特徴ととしている。
これにより、吊荷重検知装置のロードセルの荷
重対応範囲を拡大することができる。
重対応範囲を拡大することができる。
以下、本考案の実施例を第1図乃至第3図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図及び第2図に示す如く、トツプシーブブ
ロツク10のブラケツト10aには、連結部材1
1がピン12により着脱可能に設けられている。
この連結部材11は、略三角形の板状で、上部に
前記ピン12の挿通孔11aを、下部に荷重方向
と直交する方向に連結ピン挿通孔11bとピン型
ロードセル挿通孔11cとをそれぞれ穿設してい
る。
ロツク10のブラケツト10aには、連結部材1
1がピン12により着脱可能に設けられている。
この連結部材11は、略三角形の板状で、上部に
前記ピン12の挿通孔11aを、下部に荷重方向
と直交する方向に連結ピン挿通孔11bとピン型
ロードセル挿通孔11cとをそれぞれ穿設してい
る。
また、ワイヤロープ13のエンドにも同様に略
三角形の板状の連結部材14がピン15により着
脱可能に設けられている。この連結部材14は、
下部にピン15の挿通孔14aを、上部に連結ピ
ン挿通孔14bとピン型ロードセル挿通孔14c
とを、荷重方向と直交する方向に、前記連結部材
11の連結ピン挿通孔11bとピン型ロードセル
挿通孔11cと同間隔にそれぞれ穿設している。
三角形の板状の連結部材14がピン15により着
脱可能に設けられている。この連結部材14は、
下部にピン15の挿通孔14aを、上部に連結ピ
ン挿通孔14bとピン型ロードセル挿通孔14c
とを、荷重方向と直交する方向に、前記連結部材
11の連結ピン挿通孔11bとピン型ロードセル
挿通孔11cと同間隔にそれぞれ穿設している。
そして、連結部材11の連結ピン挿通孔11b
と連結部材14の連結ピン挿通孔14bとには、
連結ピン16が挿通され、連結部材11のピン型
ロードセル挿通孔11cとを連結部材14のピン
型ロードセル挿通孔14cには、ピン型ロードセ
ル17が挿通され、これにより、連結部材11と
連結部材14とは荷重方向に直交する方向で二点
連結されている。
と連結部材14の連結ピン挿通孔14bとには、
連結ピン16が挿通され、連結部材11のピン型
ロードセル挿通孔11cとを連結部材14のピン
型ロードセル挿通孔14cには、ピン型ロードセ
ル17が挿通され、これにより、連結部材11と
連結部材14とは荷重方向に直交する方向で二点
連結されている。
前記ピン型ロードセル17は、第1図に示され
るように、ピン12とピン15とを結ぶ線上で連
結部材11と連結部材14とを連結しているの
で、荷重がかかると、連結部材11と連結部材1
4とは連結ピン16を支点として回動しようとし
てピン型ロードセル17の負荷がかかるため、荷
重を検知する。
るように、ピン12とピン15とを結ぶ線上で連
結部材11と連結部材14とを連結しているの
で、荷重がかかると、連結部材11と連結部材1
4とは連結ピン16を支点として回動しようとし
てピン型ロードセル17の負荷がかかるため、荷
重を検知する。
そして、第3図に示されるように、連結部材1
1と連結部材14とを二点連結する連結ピン16
とピン型ロードセル17とを、ピン12とピン1
5を結ぶ線に対して左右に配置した場合には、ピ
ン型ロードセル17にかかる負荷をF、荷重を
W、支点となる連結ピン16とピン型ロードセル
17との距離をL、ピン12とピン15とを結ぶ
線から支点となる連結ピン16迄の距離をAとす
ると、 F=W・A/L となり、 定格荷重Fが一定のロードセルでも、距離L及
び距離Aを変化させることで任意の荷重Wを検知
可能となる。
1と連結部材14とを二点連結する連結ピン16
とピン型ロードセル17とを、ピン12とピン1
5を結ぶ線に対して左右に配置した場合には、ピ
ン型ロードセル17にかかる負荷をF、荷重を
W、支点となる連結ピン16とピン型ロードセル
17との距離をL、ピン12とピン15とを結ぶ
線から支点となる連結ピン16迄の距離をAとす
ると、 F=W・A/L となり、 定格荷重Fが一定のロードセルでも、距離L及
び距離Aを変化させることで任意の荷重Wを検知
可能となる。
したがつて、連結ピン挿通孔11b,14bと
ロードセル挿通孔11c,14cとの二点間の間
隔が異なる一対の連結部材11,14を、少なく
とも2組用意し、二点間の間隔を一対の連結部材
11,14を換えることで可変として、一種類の
ロードセルで対応できる荷重の範囲を拡大するこ
とができ、保守管理が容易となる。
ロードセル挿通孔11c,14cとの二点間の間
隔が異なる一対の連結部材11,14を、少なく
とも2組用意し、二点間の間隔を一対の連結部材
11,14を換えることで可変として、一種類の
ロードセルで対応できる荷重の範囲を拡大するこ
とができ、保守管理が容易となる。
また、万一ロードセルが破断した場合等にも支
点用のピンで連結されているので安全装置も兼ね
る。
点用のピンで連結されているので安全装置も兼ね
る。
本考案は上記のように、トツプシーブブロツク
とトツプシーブから垂下されるワイヤロープとに
それぞれ連結部材を着脱可能に設け、両連結部材
を荷重方向に直交する方向で、一方は連結ピンに
て、他方はピン型ロードセルにて二点連結し、こ
の二点間の間隔を連結部材を換えて可変にしたの
で、ピン型ロードセルが検知する荷重の対応範囲
を拡大することができ、また、万一ピン型ロード
セルが破断した場合等にも支点用の連結ピンで連
結されているので安全装置も兼ねることができ
る。
とトツプシーブから垂下されるワイヤロープとに
それぞれ連結部材を着脱可能に設け、両連結部材
を荷重方向に直交する方向で、一方は連結ピンに
て、他方はピン型ロードセルにて二点連結し、こ
の二点間の間隔を連結部材を換えて可変にしたの
で、ピン型ロードセルが検知する荷重の対応範囲
を拡大することができ、また、万一ピン型ロード
セルが破断した場合等にも支点用の連結ピンで連
結されているので安全装置も兼ねることができ
る。
第1図乃至第3図は、本考案に係る吊荷重検知
装置の一実施例を示すもので、第1図は連結部材
の一例を示す正面図、第2図はその断面図、第3
図は連結部材の他の例を示す正面図、第4図及び
第5図は従来の吊荷重検知装置を示す正面図であ
る。 10……トツプシーブブロツク、11……連結
部材、11a……挿通孔、11b……連結ピン挿
通孔、11c……ロードセル挿通孔、12……ピ
ン、13……ワイヤロープ、14……連結部材、
14a……挿通孔、14b……連結ピン挿通孔、
14c……ロードセル挿通孔、16……連結ピ
ン、17……ピン型ロードセル。
装置の一実施例を示すもので、第1図は連結部材
の一例を示す正面図、第2図はその断面図、第3
図は連結部材の他の例を示す正面図、第4図及び
第5図は従来の吊荷重検知装置を示す正面図であ
る。 10……トツプシーブブロツク、11……連結
部材、11a……挿通孔、11b……連結ピン挿
通孔、11c……ロードセル挿通孔、12……ピ
ン、13……ワイヤロープ、14……連結部材、
14a……挿通孔、14b……連結ピン挿通孔、
14c……ロードセル挿通孔、16……連結ピ
ン、17……ピン型ロードセル。
Claims (1)
- クレーン等のトツプシーブから垂下されるワイ
ヤロープの先端とトツプシーブブロツクとの間に
配設され、荷重時のワイヤロープにかかる負荷を
検知する吊荷重検知装置において、前記トツプシ
ーブブロツクと前記ワイヤロープとにそれぞれ連
結部材を着脱可能に設け、両連結部材を荷重方向
に直交する方向で、一方は連結ピンにて、他方は
ピン型ロードセルにて二点連結し、この二点間の
間隔を連結部材を換えて可変にしたことを特徴と
する吊荷重検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986055936U JPH0511470Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986055936U JPH0511470Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62167124U JPS62167124U (ja) | 1987-10-23 |
JPH0511470Y2 true JPH0511470Y2 (ja) | 1993-03-22 |
Family
ID=30884297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986055936U Expired - Lifetime JPH0511470Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511470Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10386254B2 (en) * | 2016-04-25 | 2019-08-20 | The Boeing Company | Fastener Status Detection System |
DE102016007723A1 (de) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | Liebherr-Werk Ehingen Gmbh | Lastwiegung am Lasthaken |
KR101968397B1 (ko) * | 2017-01-31 | 2019-04-11 | 화정준 | 너클 크레인용 링크 구조물 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS566384Y2 (ja) * | 1976-02-26 | 1981-02-12 |
-
1986
- 1986-04-14 JP JP1986055936U patent/JPH0511470Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62167124U (ja) | 1987-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0511470Y2 (ja) | ||
CN205576744U (zh) | 一种斜拉桥无索区大吨位钢箱梁节段架设专用起重吊具 | |
JPH0958978A (ja) | カウンタウエイト装着状態検出方法,装置および過負荷防止装置 | |
CN214087316U (zh) | 一种用于混凝土箱梁拆除节段吊装装置 | |
CN205151506U (zh) | 用于船舶建造中分段总段翻身的辅助装置 | |
CN106698185A (zh) | 一种机械加工多用吊装吊具 | |
CN208293434U (zh) | 吊带式大吨位箱梁吊具结构 | |
JP2633188B2 (ja) | 建築パネルの吊り上げ方法 | |
CN212222190U (zh) | 一种可调式混凝土结构件吊安装置 | |
CN216836748U (zh) | 一种安全性高的调运工装 | |
CN214989626U (zh) | 一种钢桁架吊装用轴式吊耳 | |
CN211594738U (zh) | 一种吊点装置 | |
CN217972205U (zh) | 一种箱梁用的平衡吊具 | |
CN214879470U (zh) | 一种减速机吊装装置 | |
CN213387457U (zh) | 细丝轧机辊箱吊钩 | |
CN216863381U (zh) | 一种重型马达的吊装工具 | |
CN213509534U (zh) | 施工吊篮防倾覆装置 | |
CN218619802U (zh) | 一种可拼接式框架吊梁及桅杆式起重机 | |
CN201099583Y (zh) | 一种滑动卡式吊钩 | |
CN202704825U (zh) | 并联滑轮组起重钩 | |
JP3017707U (ja) | 巻上機の荷重測定装置 | |
CN214935286U (zh) | 一种风电塔筒吊装扁担梁装置 | |
CN109019300B (zh) | 用于吊装起重臂的吊具 | |
JPS583821Y2 (ja) | 吊金具 | |
JPS6188995U (ja) |