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JPH05102436A - 半導体メモリ装置とその製造方法 - Google Patents

半導体メモリ装置とその製造方法

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Publication number
JPH05102436A
JPH05102436A JP3292153A JP29215391A JPH05102436A JP H05102436 A JPH05102436 A JP H05102436A JP 3292153 A JP3292153 A JP 3292153A JP 29215391 A JP29215391 A JP 29215391A JP H05102436 A JPH05102436 A JP H05102436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
substrate
oxide film
bit line
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP3292153A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Yoshida
典生 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Priority to US07/955,128 priority patent/US5306941A/en
Publication of JPH05102436A publication Critical patent/JPH05102436A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • H10B20/27ROM only
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレーナセル構造にトレンチエッチングの技
術を組み合わせて、さらに高集積化を図る。 【構成】 基板12に互いに平行なトレンチ溝14が形
成され、溝14の側面には拡散層16が形成されてビッ
トラインとなっている。溝14の底面と隣接するトレン
チ溝間に挾まれた基板の表面にはゲート酸化膜18が形
成され、ビットライン16上にはゲート酸化膜18より
も厚いシリコン酸化膜20が形成されている。溝14と
直交して交差する方向には帯状の互いに平行なワードラ
イン22が形成されている。ワードライン22が溝14
の底面と基板表面を横切る部分がチャネル領域aとな
る。各メモリートランジスタにはROMコードを決める
ためにデータに従ってイオン注入がなされ、しきい値が
設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリ装置のう
ち、特にプレーナーセル構造と称されるマスクROMの
半導体メモリ装置とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般のMOS型半導体集積回路装置は、
フィールド酸化膜によって素子分離を行ない、ソース領
域とドレイン領域はゲート電極をマスクにしてセルフア
ライン法により不純物が基板に導入されて形成されてい
る。ソース領域とドレイン領域のコンタクトはトランジ
スタ1個について1個又は2個が必要であるため、コン
タクトマージンや配線ピッチによって高集積化が妨げら
れる欠点がある。そこで、その問題を解決するために、
プレーナセル構造と称される半導体集積回路装置が提案
されている(特開昭61−288464号公報,特開昭
63−96953号公報などを参照)。
【0003】プレーナセル構造では、図1に示されるよ
うに、複数のメモリトランジスタのソース領域のための
連続した拡散領域2sと、複数のメモリトランジスタの
ドレイン領域のための連続した拡散領域2dとが互いに
平行に基板1に形成され、基板1上には絶縁膜3を介し
て両拡散領域2s,2dに交差するワードライン(ゲー
ト電極)4が形成される。プレーナセル構造では、素子
分離用にフィールド酸化膜を設ける必要がなく、また、
ソース領域2sとドレイン領域2dが複数個のメモリト
ランジスタで共有されるので、そのコンタクトも数個ま
たは数十個のメモリトランジスタに1個の割りですみ、
高集積化を図る上で好都合である。プレーナセル構造の
メモリセルのサイズはソース領域、ドレイン領域のため
の拡散領域2s,2dのピッチとワードライン4のピッ
チにより決定される。半導体メモリ装置に限らず、半導
体集積回路装置全般として市場には高密度化、高集積化
の要求がある。プレーナセル構造のメモリセルアレイを
微細化するには、拡散領域2s,2dとワードライン4
のピッチを縮小する必要があるが、これらのピッチは製
造装置の性能によって左右され、現在の量産レベルの製
造装置ではそのピッチは2μmが限界である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プレーナセル構造にお
いて、さらに微細化を図ろうとした場合、拡散層2s,
2dによるショートチャネル効果によって微細化が制約
される。周辺トランジスタのような通常のMOSトラン
ジスタでは拡散層をLDD構造とすることによりショー
トチャネル効果の問題を回避できるが、プレーナセル構
造ではその構造上LDD構造を採用することは困難であ
る。本発明はプレーナセル構造にトレンチエッチングの
技術を組み合わせて、さらに高集積化を図ることを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体メモリ装
置では、シリコン基板に互いに平行な溝が形成され、溝
の側面に不純物拡散層が形成されてビットラインが形成
され、ゲート電極を兼ねるワードラインが前記不純物拡
散層と絶縁されて前記溝と交差する方向に形成されてお
り、前記ワードライン下の溝底面と溝間の基板面がチャ
ネル領域となっている。
【0006】上記の半導体メモリ装置を製造するため
に、本発明の製造方法は以下の工程(A)から(E)を
含んでいる。(A)シリコン基板に互いに平行な帯状の
溝を形成する工程、(B)基板と反対導電型の不純物を
含むシリコン酸化膜を堆積し、エッチバックを施して前
記溝の側面にのみ前記シリコン酸化膜を残す工程、
(C)熱処理を施して溝側面のシリコン酸化膜から基板
へ不純物を拡散させてビットラインを形成する工程、
(D)熱酸化を施して溝底面と溝間の基板面にゲート酸
化膜を形成し、ビットライン上にはゲート酸化膜より厚
い酸化膜を形成する工程、(E)多結晶シリコン膜を堆
積し、溝と交差する方向の互いに平行な帯状にパターン
化を施してワードラインを形成する工程。
【0007】さらに高集積化を実現するために、本発明
の半導体メモリ装置では、シリコン基板に互いに平行な
溝が形成され、溝の側面に不純物拡散層が形成されてビ
ットラインが形成され、ゲート電極を兼ねるワードライ
ンが前記不純物拡散層と絶縁されて前記溝と交差する方
向に形成されており、かつ、ワードラインは1層目の多
結晶シリコン膜にてなるワードラインと、2層目の多結
晶シリコン膜にてなるワードラインとが互いに絶縁され
て交互に配置されており、ワードライン下の溝底面と溝
間の基板面がチャネル領域となっている。
【0008】
【作用】ビットラインが溝の側面に形成されているの
で、ビットラインのための平面上の面積が必要でなくな
り、それだけ集積度が向上する。溝の深さがビットライ
ンの幅に対応するので、溝を深くすればビットライン幅
が広くなって抵抗値が小さくなり、素子面積を大きくせ
ずにビットラインの低抵抗化を図ることができる。請求
項3のようにワードラインを2層構造として1層目のワ
ードラインの間に2層目ワードラインを形成すれば、平
面的に見てほぼ全ての領域をチャネル領域とすることが
でき、集積度を最大限にまで高めることができる。
【0009】
【実施例】図2は一実施例のメモリ部を表わしている。
(A)は平面図、(B)はそのA−A’線位置での断面
図である。12はP型シリコン基板であり、図には表わ
れていないが周辺トランジスタ部とメモリ部の間を分離
するためにチャネルストッパ層とフィールド酸化膜が形
成されている。基板12には互いに平行なトレンチ溝1
4が形成されており、トレンチ溝14の側面にはN型不
純物による拡散層16が形成されて、溝方向に延びるビ
ットラインとなっている。トレンチ溝14の底面と隣接
するトレンチ溝間に挾まれた基板の表面にはゲート酸化
膜18が形成され、ビットライン16上にはゲート酸化
膜18よりも厚いシリコン酸化膜20が形成されてい
る。
【0010】トレンチ溝14の方向と直交して交差する
方向には、多結晶シリコン膜にてなる帯状の互いに平行
なワードライン22が形成されている。ワードライン2
2はゲート電極を兼ねており、ワードライン22がトレ
ンチ溝14の底面と基板表面を横切る部分ではその部分
がチャネル領域となる。aで示される角形領域がチャネ
ル領域を表わしている。各チャネル領域を挾んでビット
ライン16,16間で1個ずつのメモリトランジスタが
構成されている。各メモリートランジスタにはROMコ
ードを決めるためにデータに従ってイオン注入がなさ
れ、しきい値が設定されている。例えばチャネル領域に
ボロンなどのP型不純物を注入してしきい値を高める
か、注入しないでしきい値を低いままとすることにより
ROMコードが決められている。
【0011】トレンチ溝14の側面のうち、ワードライ
ン22の下側領域を除いてチャネルストッパ用にボロン
などのP型不純物が注入されている。基板12上及びワ
ードライン22上にはPSG膜などの層間絶縁膜(図示
略)が形成され、層間絶縁膜のコンタクトホールを介し
てメタル配線がビットライン16やワードライン22と
接続される。
【0012】図3により一実施例の製造方法を説明す
る。チップ上にはメモリ部の他に周辺部も形成される
が、周辺部については従来通り製造することができるの
で図示を省略し、ここでは主としてメモリ部の工程を図
示して説明する。(A)P型シリコン基板12にチャネ
ルストッパ層とフィールド酸化膜を形成してメモリ部と
周辺トランジスタ部の間及び周辺トランジスタ間の分離
を行なう。基板12にトレンチ溝を形成するために、基
板上に写真製版によりレジストパターンを形成し、その
レジストをマスクとして基板12をエッチングしてトレ
ンチ溝14を形成し、その後レジストを除去する。溝1
4の深さDはビットライン幅を規定するものであり、例
えば約1.0μmとする。溝14の幅L2及び溝間の基板
表面の幅L1はチャネル長を規定するものであり、いず
れも約1.0μmとする。
【0013】(B)低温CVD法(400℃以下)によ
りPSG膜を堆積した後、そのPSG膜をエッチバック
して溝の側面にのみPSG膜30を残す。(C)PSG
膜30をつけたままで高温熱処理(800〜900℃)
を行ない、PSG膜30中のリンをシリコン基板中に拡
散させて溝14の側面にN型拡散層16を形成する。こ
の拡散層16がビットラインとなる。
【0014】(D)ゲート酸化膜を形成するための熱処
理を施す。この熱処理により溝の底面と溝間の基板表面
には膜厚が100〜500Åのゲート酸化膜18が形成
され、N型拡散層16上には増速酸化により500〜2
000Åの厚いシリコン酸化膜20が形成される。次
に、メモリトランジスタのしきい値制御のためのボロン
などのP型不純物注入を行なう。このときのイオン注入
条件は10〜50KeV程度のエネルギーで、注入量は
1012〜1017/cm3程度とする。このチャネルドー
プのためのイオン注入工程は、溝14の形成後、拡散層
30の形成前に行なってもよく、又はその後、ゲート酸
化膜形成前に行なってもよい。
【0015】メモリー部のワードラインと周辺トランジ
スタのゲート電極のために多結晶シリコン層又はポリサ
イド層を形成し、写真製版とエッチングを施してワード
ライン14と周辺トランジスタのゲート電極を形成す
る。周辺トランジスタにはソース・ドレイン形成のため
に砒素などのN型不純物注入を行なう。データ記録のた
めのコア注入を行なう。このとき、コア注入はボロンな
どのP型不純物を注入し、注入エネルギーは50〜20
0KeV、注入量は1016〜1020/cm3程度とす
る。メモリー部のチャネル領域以外のトレンチ溝底面と
基板表面に、チャネルストッパ用にボロンなどのP型不
純物を注入する。その後、通常通りのプロセスで層間絶
縁膜を形成し、コンタクトホールを形成し、メタル配線
を形成し、パッシベーション保護膜を形成する。
【0016】図4は第2の実施例を表わす。図4の実施
例は、図2に示されたワードライン22を1層目の多結
晶シリコン膜のパターン化により形成し、ワードライン
22の間に2層目の多結晶シリコン膜による第2のワー
ドライン42を形成したものである。このような2層構
造のワードラインについては本発明者らはすでに特願平
1−224789号として提案している。ワードライン
22と42の間は互いに絶縁膜により絶縁されている。
2層構造のワードラインの構造及び製造方法は特願平1
−224789号に記載されているものと同じであるの
で、詳細な説明は省略する。図4に示されるように、ワ
ードラインを2層構造とすることにより1層目ワードラ
イン22によるチャネル領域aと2層目ワードライン4
2によるチャネル領域bによって、平面的に見てほぼ全
ての領域をチャネル領域とすることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明では、基板にトレンチ溝を形成
し、ビットラインをそのトレンチ溝の側面に形成したの
で、ビットラインのための平面上の面積が必要でなくな
り、それだけ集積度が向上する。溝の深さがビットライ
ンの幅に対応するので、溝を深くすればビットライン幅
が広くなって抵抗値が小さくなり、素子面積を大きくせ
ずにビットラインの低抵抗化を図ることができる。1層
目のワードラインの間に2層目ワードラインを形成する
ようにワードラインを2層構造とすれば、平面的に見て
ほぼ全ての領域をチャネル領域とすることができ、集積
度を最大限にまで高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプレーナーセル構造のメモリセルアレイ
を示す図であり、(A)は平面図、(B)はそのF−
F’線位置での断面図である。
【図2】一実施例を示す図であり、(A)は平面図、
(B)はそのA−A’線位置での断面図である。
【図3】一実施例の製造方法を示す要部の工程断面図で
ある。
【図4】第2の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
12 基板 14 トレンチ溝 16 ビットライン 18 ゲート酸化膜 22,42 ワードライン a,b チャネル領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板に互いに平行な溝が形成さ
    れ、溝の側面に不純物拡散層が形成されてビットライン
    が形成され、ゲート電極を兼ねるワードラインが前記不
    純物拡散層と絶縁されて前記溝と交差する方向に形成さ
    れており、前記ワードライン下の溝底面と溝間の基板面
    がチャネル領域となっている半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 以下の工程(A)から(E)を含む半導
    体メモリ装置の製造方法。 (A)シリコン基板に互いに平行な帯状の溝を形成する
    工程、 (B)基板と反対導電型の不純物を含むシリコン酸化膜
    を堆積し、エッチバックを施して前記溝の側面にのみ前
    記シリコン酸化膜を残す工程、 (C)熱処理を施して溝側面のシリコン酸化膜から基板
    へ不純物を拡散させてビットラインを形成する工程、 (D)熱酸化を施して溝底面と溝間の基板面にゲート酸
    化膜を形成し、ビットライン上にはゲート酸化膜より厚
    い酸化膜を形成する工程、 (E)多結晶シリコン膜を堆積し、溝と交差する方向の
    互いに平行な帯状にパターン化を施してワードラインを
    形成する工程。
  3. 【請求項3】 シリコン基板に互いに平行な溝が形成さ
    れ、溝の側面に不純物拡散層が形成されてビットライン
    が形成され、ゲート電極を兼ねるワードラインが前記不
    純物拡散層と絶縁されて前記溝と交差する方向に形成さ
    れており、かつ、ワードラインは1層目の多結晶シリコ
    ン膜にてなるワードラインと、2層目の多結晶シリコン
    膜にてなるワードラインとが互いに絶縁されて交互に配
    置されており、ワードライン下の溝底面と溝間の基板面
    がチャネル領域となっている半導体メモリ装置。
JP3292153A 1991-10-09 1991-10-09 半導体メモリ装置とその製造方法 Pending JPH05102436A (ja)

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