JPH049823Y2 - - Google Patents
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- JPH049823Y2 JPH049823Y2 JP1985164489U JP16448985U JPH049823Y2 JP H049823 Y2 JPH049823 Y2 JP H049823Y2 JP 1985164489 U JP1985164489 U JP 1985164489U JP 16448985 U JP16448985 U JP 16448985U JP H049823 Y2 JPH049823 Y2 JP H049823Y2
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- Japan
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- inspection panel
- panel
- hole
- ceiling
- inspection
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 94
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 20
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 16
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- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、天井内に収納された空気調和機等
を点検する為に天井面に取り付ける点検用パネル
の開閉機構に関するものである。
を点検する為に天井面に取り付ける点検用パネル
の開閉機構に関するものである。
第7図は従来の天井面取付形点検用パネル装置
を示す構成図で、図において1は天井スラブ面2
に固定された吊りボルト3によつて天井内に吊り
下げられた空気調和機であり、内部には送風機
4、熱交換器5、ドレンパン6等が収納され、吸
込口7、吹出口8が天井面9に取り付けた吸込グ
リル10、吹出グリル11とダクト12で接続さ
れて室内と空気調和機1間に通風路を形成してい
る。13は空気調和機1の下部の天井面9に設け
られた天井開口部14周縁に沿つて取付けられ天
井内方向に立上り部13aを有するパネル枠体で
あり、16は上記パネル枠体13の立上り部13
aから略々水平に突設され、先端部に螺子が設け
られた支点側支持軸、15は側面部に挿入孔18
が設けられ、この挿入孔18において、上記支点
側支持軸16によつて回動自在に支承され、上記
パネル枠体13の内側空間部13bを覆う点検パ
ネル、19は上記支点側支持軸16に対し上記点
検パネルの重心15b側に位置する挿入孔19a
を通して上記パネル枠13の立上り部13aに設
けた螺子座20に螺着する取付け螺子である。
を示す構成図で、図において1は天井スラブ面2
に固定された吊りボルト3によつて天井内に吊り
下げられた空気調和機であり、内部には送風機
4、熱交換器5、ドレンパン6等が収納され、吸
込口7、吹出口8が天井面9に取り付けた吸込グ
リル10、吹出グリル11とダクト12で接続さ
れて室内と空気調和機1間に通風路を形成してい
る。13は空気調和機1の下部の天井面9に設け
られた天井開口部14周縁に沿つて取付けられ天
井内方向に立上り部13aを有するパネル枠体で
あり、16は上記パネル枠体13の立上り部13
aから略々水平に突設され、先端部に螺子が設け
られた支点側支持軸、15は側面部に挿入孔18
が設けられ、この挿入孔18において、上記支点
側支持軸16によつて回動自在に支承され、上記
パネル枠体13の内側空間部13bを覆う点検パ
ネル、19は上記支点側支持軸16に対し上記点
検パネルの重心15b側に位置する挿入孔19a
を通して上記パネル枠13の立上り部13aに設
けた螺子座20に螺着する取付け螺子である。
このような構成において、送風機4により吸込
グリル10より吸入され、熱交換器5で熱交換さ
れた室内空気は吹出グリル11より再び室内に送
出され、室内を空調する。ところが長期の運転に
より、冷房時に熱交換器5で凝縮したドレンを受
けるドレンパン6に堆積したゴミの清掃や熱交換
器5に付着したゴミの清掃、および送風機4の故
障による交換等の保守・点検が必要となる。これ
らの保守・点検を行なうには、従来点検パネル1
5を固定している取り付け螺子19をドライバー
等の工具で回して固定を解除し、支点側支持軸1
6を中心にして点検パネル13を回動して開き、
そこに出来る空間より作業を行つていた。
グリル10より吸入され、熱交換器5で熱交換さ
れた室内空気は吹出グリル11より再び室内に送
出され、室内を空調する。ところが長期の運転に
より、冷房時に熱交換器5で凝縮したドレンを受
けるドレンパン6に堆積したゴミの清掃や熱交換
器5に付着したゴミの清掃、および送風機4の故
障による交換等の保守・点検が必要となる。これ
らの保守・点検を行なうには、従来点検パネル1
5を固定している取り付け螺子19をドライバー
等の工具で回して固定を解除し、支点側支持軸1
6を中心にして点検パネル13を回動して開き、
そこに出来る空間より作業を行つていた。
上記の作業は取り付け螺子19を外して点検パ
ネル15を開放して行なうものであるが、高所作
業であり工具を使用しての点検パネル15の開閉
は困難で危険を伴なつた。また点検パネル15表
面に取り付け螺子19が露出されるので、意匠上
において好ましくなかつた。
ネル15を開放して行なうものであるが、高所作
業であり工具を使用しての点検パネル15の開閉
は困難で危険を伴なつた。また点検パネル15表
面に取り付け螺子19が露出されるので、意匠上
において好ましくなかつた。
この考案は上記のような問題点を解消する為に
なされたもので、工具を使用せずにワンタツチで
点検パネルを開閉出来るとともに、点検パネル表
面に螺子等が出つ張らず見栄えの良い点検用パネ
ル装置を提供することを目的とする。
なされたもので、工具を使用せずにワンタツチで
点検パネルを開閉出来るとともに、点検パネル表
面に螺子等が出つ張らず見栄えの良い点検用パネ
ル装置を提供することを目的とする。
この考案は、天井開口部周縁に沿つて取付けら
れ、天井内方向に立上り部を有するパネル枠体
と、側面部に挿入孔が設けられ、この挿入孔にお
いて上記パネル枠体の立上り部から略々水平方向
に突設された支点側支持軸に回動自在に支承さ
れ、上記パネル枠体の内側空間部を覆う点検パネ
ルとから構成されたものにおいて、上記挿入孔に
対し上記点検パネルの重心側に位置し、上記点検
パネルの上下両面側に貫通する貫通孔を設けると
共に、一端部には上記パネル枠の立上り部に突設
された支持部に掛合する鉤状の掛合部が形成さ
れ、かつ他端部には支持孔が設けられ、この支持
孔において、上記貫通孔に対応して略々水平方向
に上記点検パネルに設けられた開閉側支持軸に回
動自在に支承され、上記点検パネルを上方に持ち
上げることによつて上記鉤状の掛合部が上記支持
部から外れ、さらに上記開閉側支持軸の周りに働
くモーメントにより回動させ、その外側部に形成
された掛合用セツト部分が上記貫通孔を通つて上
記点検パネルの下面部から下方に露出する掛合用
部材を設けることにより、天井面取付形点検用パ
ネル装置を構成して上記目的を達成するものであ
る。
れ、天井内方向に立上り部を有するパネル枠体
と、側面部に挿入孔が設けられ、この挿入孔にお
いて上記パネル枠体の立上り部から略々水平方向
に突設された支点側支持軸に回動自在に支承さ
れ、上記パネル枠体の内側空間部を覆う点検パネ
ルとから構成されたものにおいて、上記挿入孔に
対し上記点検パネルの重心側に位置し、上記点検
パネルの上下両面側に貫通する貫通孔を設けると
共に、一端部には上記パネル枠の立上り部に突設
された支持部に掛合する鉤状の掛合部が形成さ
れ、かつ他端部には支持孔が設けられ、この支持
孔において、上記貫通孔に対応して略々水平方向
に上記点検パネルに設けられた開閉側支持軸に回
動自在に支承され、上記点検パネルを上方に持ち
上げることによつて上記鉤状の掛合部が上記支持
部から外れ、さらに上記開閉側支持軸の周りに働
くモーメントにより回動させ、その外側部に形成
された掛合用セツト部分が上記貫通孔を通つて上
記点検パネルの下面部から下方に露出する掛合用
部材を設けることにより、天井面取付形点検用パ
ネル装置を構成して上記目的を達成するものであ
る。
この考案において点検パネルは、その側面部に
設けられた挿入孔において、支点側支持軸で回動
自在に支承されると共に上記挿入孔に対し上記点
検パネルの重心側に設けられた貫通孔に対応して
上記点検パネルに設けられた開閉側支持軸に回動
自在に支承された掛合用部材の一端部に形成され
た鉤状の掛合部が、パネル枠体の立上り部に突設
された支持部に掛合されることによつて支持され
ており、上記点検パネルの重心15b側を下方か
ら持ち上げることによつて上記鉤状の掛合部が上
記支持部から外れ、さらに上記掛合用部材の重心
に加わつている重力、或はばね力等による上記開
閉側支持軸の周りのモーメントにより、上記掛合
用部材が回動し、上記掛合用部材の外側部に形成
された掛合用セツト部分が上記貫通孔を通つて上
記点検パネルの下面部から下方に露出する。この
状態においては、上記点検パネルを上記支点側支
持軸を中心として回動させることができ、点検パ
ネルを開くことができる。
設けられた挿入孔において、支点側支持軸で回動
自在に支承されると共に上記挿入孔に対し上記点
検パネルの重心側に設けられた貫通孔に対応して
上記点検パネルに設けられた開閉側支持軸に回動
自在に支承された掛合用部材の一端部に形成され
た鉤状の掛合部が、パネル枠体の立上り部に突設
された支持部に掛合されることによつて支持され
ており、上記点検パネルの重心15b側を下方か
ら持ち上げることによつて上記鉤状の掛合部が上
記支持部から外れ、さらに上記掛合用部材の重心
に加わつている重力、或はばね力等による上記開
閉側支持軸の周りのモーメントにより、上記掛合
用部材が回動し、上記掛合用部材の外側部に形成
された掛合用セツト部分が上記貫通孔を通つて上
記点検パネルの下面部から下方に露出する。この
状態においては、上記点検パネルを上記支点側支
持軸を中心として回動させることができ、点検パ
ネルを開くことができる。
点検パネルを閉じるときは、開くときとは逆向
きに上記点検パネルを回動させ、さらに上記点検
パネルの下面部から露出している掛合用セツト部
分を押すことによつて、上記掛合用部材を開閉側
支持軸の周りに回動させ上記鉤状の掛合部を上記
支持部に掛合させて上記点検パネルを閉塞保持す
ることができるものである。
きに上記点検パネルを回動させ、さらに上記点検
パネルの下面部から露出している掛合用セツト部
分を押すことによつて、上記掛合用部材を開閉側
支持軸の周りに回動させ上記鉤状の掛合部を上記
支持部に掛合させて上記点検パネルを閉塞保持す
ることができるものである。
第1図はこの考案の一実施例を示す天井面取付
形点検用パネル装置の断面図、第2図は第1図に
示す天井面取付形点検用パネル装置の要部拡大
図、第3,第4図は点検パネルを持ち上げた時の
状態図、第5図は点検パネルの回動状態を示す図
である。
形点検用パネル装置の断面図、第2図は第1図に
示す天井面取付形点検用パネル装置の要部拡大
図、第3,第4図は点検パネルを持ち上げた時の
状態図、第5図は点検パネルの回動状態を示す図
である。
これらの図において、9,13,13a,13
b,14〜16,15b,18は第7図に示す従
来装置と全く同一、または相当部分を示すもので
ある。27は上記点検パネル15の挿入孔18に
対し、上記点検パネル15の重心15b側に位置
し、上記点検パネル15の上下両面側に貫通する
貫通孔、23は上記貫通孔27に対応し、略々水
平方向に上記点検パネル15に設けられた開閉側
支持軸、26は上記パネル枠13の立上り部13
aに突設された支持部、21は掛合用部材であ
り、その一端部には上記支持部26に掛合する鉤
状の掛合部24が形成されると共に他端部には上
記開閉側支持軸23に回動自在に支承される支持
孔25が設けられ、かつ上記点検パネル15を上
方に持上げることによつて鉤状の掛合部24が上
記支持部26から外れたとき、上記掛合用部材の
重心に働く重力のモーメントにより上記開閉側支
持軸23を中心にして回動し、外側部に形成され
た掛合用セツト部分21aが上記貫通孔27を通
過して上記点検パネル15の下面部から下方に露
出するように構成されているものである。
b,14〜16,15b,18は第7図に示す従
来装置と全く同一、または相当部分を示すもので
ある。27は上記点検パネル15の挿入孔18に
対し、上記点検パネル15の重心15b側に位置
し、上記点検パネル15の上下両面側に貫通する
貫通孔、23は上記貫通孔27に対応し、略々水
平方向に上記点検パネル15に設けられた開閉側
支持軸、26は上記パネル枠13の立上り部13
aに突設された支持部、21は掛合用部材であ
り、その一端部には上記支持部26に掛合する鉤
状の掛合部24が形成されると共に他端部には上
記開閉側支持軸23に回動自在に支承される支持
孔25が設けられ、かつ上記点検パネル15を上
方に持上げることによつて鉤状の掛合部24が上
記支持部26から外れたとき、上記掛合用部材の
重心に働く重力のモーメントにより上記開閉側支
持軸23を中心にして回動し、外側部に形成され
た掛合用セツト部分21aが上記貫通孔27を通
過して上記点検パネル15の下面部から下方に露
出するように構成されているものである。
なお、上記掛合用部材21の掛合部24が上記
支持部26に掛合された状態では、掛合用セツト
部分21a等上記掛合用部材21は上記点検パネ
ル15の下面部に露出しないように構成されてい
る。
支持部26に掛合された状態では、掛合用セツト
部分21a等上記掛合用部材21は上記点検パネ
ル15の下面部に露出しないように構成されてい
る。
以上のように構成された点検用パネル装置の点
検パネル15を開くには、上記点検パネル15の
重心15b側、即ち掛合用部材21取付側を持ち
上げて、第3図に示すようにパネル枠体13の立
上り部13aに突設された支持部26から鉤状の
掛合部24が外れるようにする。このとき、上記
掛合用部材21の重心22に働く重力のモーメン
トにより上記開閉側支持軸23を中心にして上記
掛合用部材21が回動し得るように、上記掛合部
24の開口の向きが上記モーメントの向きとは逆
向きに形成されているため、上記鉤状の掛合部2
4は上記支持部26から抜け出て、掛合用部材2
1は回動する。上記のように回動したとき、上記
掛合用部材21の外側部に形成された掛合用セツ
ト部分21aが上記貫通孔27を通つて上記点検
パネル15の下面部から下方に露出する。上記の
状態において点検パネル15は支点側支持軸16
の周りに回動させることができ、点検パネルを開
くことができる。
検パネル15を開くには、上記点検パネル15の
重心15b側、即ち掛合用部材21取付側を持ち
上げて、第3図に示すようにパネル枠体13の立
上り部13aに突設された支持部26から鉤状の
掛合部24が外れるようにする。このとき、上記
掛合用部材21の重心22に働く重力のモーメン
トにより上記開閉側支持軸23を中心にして上記
掛合用部材21が回動し得るように、上記掛合部
24の開口の向きが上記モーメントの向きとは逆
向きに形成されているため、上記鉤状の掛合部2
4は上記支持部26から抜け出て、掛合用部材2
1は回動する。上記のように回動したとき、上記
掛合用部材21の外側部に形成された掛合用セツ
ト部分21aが上記貫通孔27を通つて上記点検
パネル15の下面部から下方に露出する。上記の
状態において点検パネル15は支点側支持軸16
の周りに回動させることができ、点検パネルを開
くことができる。
また、点検パネル15を閉じる場合は上記と逆
の手順で、第4図の状態まで上記点検パネル15
を回動させ、上記点検パネル15の下面部に露出
している掛合用セツト部分21aを上記貫通孔2
7部に押込み、第3図の状態に保持し、上記点検
パネル15の重心側15bを下げれば、上記掛合
用部材21の掛合部24が支持部26に掛合し、
点検パネルが天井面部に保持される。
の手順で、第4図の状態まで上記点検パネル15
を回動させ、上記点検パネル15の下面部に露出
している掛合用セツト部分21aを上記貫通孔2
7部に押込み、第3図の状態に保持し、上記点検
パネル15の重心側15bを下げれば、上記掛合
用部材21の掛合部24が支持部26に掛合し、
点検パネルが天井面部に保持される。
なお、上記実施例では挿入孔18と掛止部材2
1とは上記点検パネル15の同一側面部に設けた
が、上記掛止部材21は上記挿入孔18が設けら
れた側面部に対向する側面部、或は隣接する側面
部等、上記挿入孔18に対し上記点検パネル15
の重心15b側に設けても同様な効果を得ること
ができる。
1とは上記点検パネル15の同一側面部に設けた
が、上記掛止部材21は上記挿入孔18が設けら
れた側面部に対向する側面部、或は隣接する側面
部等、上記挿入孔18に対し上記点検パネル15
の重心15b側に設けても同様な効果を得ること
ができる。
また、上記点検パネル15を開くとき、掛合用
部材21を回動させるモーメントはその重心22
に働く重力を利用したが、同様のモーメントを得
るために第6図に示すように、一端部が上記点検
パネル15に掛合され、他端部が、上記掛合用部
材21の外側部等に掛合されたばね21b等の弾
性体の弾性力を利用しても同様な効果を得ること
ができる。
部材21を回動させるモーメントはその重心22
に働く重力を利用したが、同様のモーメントを得
るために第6図に示すように、一端部が上記点検
パネル15に掛合され、他端部が、上記掛合用部
材21の外側部等に掛合されたばね21b等の弾
性体の弾性力を利用しても同様な効果を得ること
ができる。
さらに、上記実施例では、天井面9に取付ける
点検用パネル装置について説明したが、天井吊り
形空気調和機等のパネルであつても良く、上記実
施例と同様の効果を得ることができる。
点検用パネル装置について説明したが、天井吊り
形空気調和機等のパネルであつても良く、上記実
施例と同様の効果を得ることができる。
以上のようにこの考案によれば、天井開口部周
縁に沿つて取付けられ、天井内方向に立上り部を
有するパネル枠体と、側面部に挿入孔が設けら
れ、この挿入孔において上記パネル枠体の立上り
部から略々水平方向に突設された支点側支持軸に
回動自在に支承され、上記パネル枠体の内側空間
部を覆う点検パネルとから構成されたものにおい
て、上記挿入孔に対し上記点検パネルの重心側に
位置し、上記点検パネルの上下両面側に貫通する
貫通孔を設けると共に、一端部には上記パネル枠
体の立上り部に突設された支持部に掛合する鉤状
の掛合部が形成され、かつ他端部には支持孔が設
けられ、この支持孔において、上記貫通孔に対応
して略々水平方向に上記点検パネルに設けられた
開閉側支持軸に回動自在に支承され、上記点検パ
ネルを上方に持ち上げることによつて上記鉤状の
掛合部が上記支持部から外れ、さらに上記開閉側
支持軸の周りに働くモーメントにより回動し、そ
の外側部に形成された掛合用セツト部分が上記貫
通孔を通つて上記点検パネルの下面部から下方に
露出する掛合用部材を設けることにより天井面取
付形点検用パネル装置を構成したので、点検パネ
ルの開閉がワンタツチで行うことができ、しかも
閉状態では上記点検パネルの下面部に突出物のな
い見栄えの良い天井面取付形点検用パネル装置を
得ることができた。
縁に沿つて取付けられ、天井内方向に立上り部を
有するパネル枠体と、側面部に挿入孔が設けら
れ、この挿入孔において上記パネル枠体の立上り
部から略々水平方向に突設された支点側支持軸に
回動自在に支承され、上記パネル枠体の内側空間
部を覆う点検パネルとから構成されたものにおい
て、上記挿入孔に対し上記点検パネルの重心側に
位置し、上記点検パネルの上下両面側に貫通する
貫通孔を設けると共に、一端部には上記パネル枠
体の立上り部に突設された支持部に掛合する鉤状
の掛合部が形成され、かつ他端部には支持孔が設
けられ、この支持孔において、上記貫通孔に対応
して略々水平方向に上記点検パネルに設けられた
開閉側支持軸に回動自在に支承され、上記点検パ
ネルを上方に持ち上げることによつて上記鉤状の
掛合部が上記支持部から外れ、さらに上記開閉側
支持軸の周りに働くモーメントにより回動し、そ
の外側部に形成された掛合用セツト部分が上記貫
通孔を通つて上記点検パネルの下面部から下方に
露出する掛合用部材を設けることにより天井面取
付形点検用パネル装置を構成したので、点検パネ
ルの開閉がワンタツチで行うことができ、しかも
閉状態では上記点検パネルの下面部に突出物のな
い見栄えの良い天井面取付形点検用パネル装置を
得ることができた。
第1図はこの考案の一実施例を示す天井面取付
形点検用パネル装置の断面図、第2図は第1図に
示す天井面取付形点検用パネル装置の要部拡大
図、第3,第4図は点検パネルを持ち上げた時の
状態図、第5図は点検パネルの回動状態を示す図
である。第6図はこの考案の他の実施例を示す要
部拡大図、第7図は従来の天井面取付形点検用パ
ネル装置の構成図である。これらの図において、
14は天井開口部、13aは立上り部、13はパ
ネル枠体、18は挿入孔、16は支点側支持軸、
13bはパネル枠体の内側空間部、15は点検パ
ネル、15bは点検パネルの重心、27は貫通
孔、26は支持部、24は掛合部、25は支持
孔、23は開閉側支持軸、21a掛合用セツト部
分、21は掛合用部材である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を
示す。
形点検用パネル装置の断面図、第2図は第1図に
示す天井面取付形点検用パネル装置の要部拡大
図、第3,第4図は点検パネルを持ち上げた時の
状態図、第5図は点検パネルの回動状態を示す図
である。第6図はこの考案の他の実施例を示す要
部拡大図、第7図は従来の天井面取付形点検用パ
ネル装置の構成図である。これらの図において、
14は天井開口部、13aは立上り部、13はパ
ネル枠体、18は挿入孔、16は支点側支持軸、
13bはパネル枠体の内側空間部、15は点検パ
ネル、15bは点検パネルの重心、27は貫通
孔、26は支持部、24は掛合部、25は支持
孔、23は開閉側支持軸、21a掛合用セツト部
分、21は掛合用部材である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を
示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 天井開口部周縁に沿つて取付けられ、天井内
方向に立上り部を有するパネル枠体と、側面部
に挿入孔が設けられ、この挿入孔において上記
パネル枠体の立上り部から略々水平方向に突設
された支点側支持軸に回動自在に支承され、上
記パネル枠体の内側空間部を覆う点検パネルと
から構成されたものにおいて、上記挿入孔に対
し上記点検パネルの重心側に位置し、上記点検
パネルの上下両面側に貫通する貫通孔を設ける
と共に、一端部には上記パネル枠の立上り部に
突設された支持部に掛合する鉤状の掛合部が形
成され、かつ他端部には支持孔が設けられ、こ
の支持孔において、上記貫通孔に対応して略々
水平方向に上記点検パネルに設けられた開閉側
支持軸に回動自在に支承され、上記点検パネル
を上方に持ち上げることによつて上記鉤状の掛
合部が上記支持部から外れ、さらに上記開閉側
支持軸の周りに働くモーメントにより回動さ
せ、その外側部に形成された掛合用セツト部分
が上記貫通孔を通つて上記点検パネルの下面部
から下方に露出する掛合用部材を備えたことを
特徴とする天井面取付形点検用パネル装置。 (2) 開閉側支持軸の周りに働くモーメントは、掛
合用部材の重心に働く重力を利用することを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
天井面取付形点検用パネル装置。 (3) 開閉側支持軸の周りに働くモーメントは、一
端部が点検パネルに掛合し、他端部が掛合用部
材に掛合する弾性体の弾性力を利用することを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
の天井面取付形点検用パネル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985164489U JPH049823Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985164489U JPH049823Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6273075U JPS6273075U (ja) | 1987-05-11 |
JPH049823Y2 true JPH049823Y2 (ja) | 1992-03-11 |
Family
ID=31093656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985164489U Expired JPH049823Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049823Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5329402U (ja) * | 1976-08-13 | 1978-03-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49124398U (ja) * | 1973-02-26 | 1974-10-24 |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP1985164489U patent/JPH049823Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5329402U (ja) * | 1976-08-13 | 1978-03-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6273075U (ja) | 1987-05-11 |
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