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JPH0491034A - 中枢神経保護剤 - Google Patents

中枢神経保護剤

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Publication number
JPH0491034A
JPH0491034A JP2206249A JP20624990A JPH0491034A JP H0491034 A JPH0491034 A JP H0491034A JP 2206249 A JP2206249 A JP 2206249A JP 20624990 A JP20624990 A JP 20624990A JP H0491034 A JPH0491034 A JP H0491034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nerve
protecting agent
molecular weight
aqueous solution
amino acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2206249A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Iwamoto
岩本 信行
Dotaro Fujimoto
藤本 導太郎
Koichi Seki
関 弘一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJIMOTO DAIAGUNOSUTEITSUKUSU KK
Original Assignee
FUJIMOTO DAIAGUNOSUTEITSUKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUJIMOTO DAIAGUNOSUTEITSUKUSU KK filed Critical FUJIMOTO DAIAGUNOSUTEITSUKUSU KK
Priority to JP2206249A priority Critical patent/JPH0491034A/ja
Priority to EP91890075A priority patent/EP0452299B1/en
Priority to AT91890075T priority patent/ATE154608T1/de
Priority to ES91890075T priority patent/ES2104686T3/es
Priority to DE69126563T priority patent/DE69126563T2/de
Publication of JPH0491034A publication Critical patent/JPH0491034A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、中枢神経特にコリン作動性の神経細胞に対
して神経栄養因子的作用を有する生理活性物質に係わる
ものであり、更に詳しくは、ブタ脳の蛋白分画を酵素に
よって制限分解して調整されたペプチドとアミノ酸の混
合物か、臨床応用が行い易い投与経路、即ち静脈、経口
、筋肉及び皮下などのからの投与で痴呆に関係か深い中
枢神経、特にコリン作動性の神経細胞に対して神経栄養
因子的作用を有することを見いだした事による新規な医
薬用途を提供せんとするものである。
従来技術 この発明に用いられたペプチドとアミノ酸の混合物は、
分子量10 、 C100以下のペプチド約5%と遊離
アミノ前約85%を含むものであってオーストラリアに
おいて、脳血管代謝不全、軽度の小児脳発育不全、脳卒
中及び脳挫傷などの治療に利用されているものである。
これは、アラニン、アルギニン、アスパラギン酸グルタ
ミン酸、グリシン。
ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジンメチオニ
ン、フェニールアラニン、プロリン。
セリン、スレオニン、トリプトファン システイン、バ
リン、チロシンのアミノ酸とペプチドの混合物である。
現在のところ痴呆の原因ははっきりしておらず、パーキ
ンソン病をモデルとした神経伝達物質の補充もしくは神
経伝達物質を分解する酵素の阻害剤による痴呆の治療も
難航している。
このようなことより、NGFを含めた神経栄養因子が近
年注目され抗痴呆薬研究の中心的な研究テーマに成って
きた。
なかでも、NGFの前脳基底核部コリン作動性神経細胞
に対する栄養因子としての作用はこれら細胞か記憶と関
係か深く、アルツハイマー病などでこれらの細胞群の変
性脱落が激しく起こり、これか原因で痴呆に成る可能性
か高いことより神経栄養因子の投与による前脳基底核部
コリン作動性神経細胞の保護は、パーキンソンモデルの
治療のような対症療法的な治療ではなく痴呆原因を取り
除く治療でありこのような作用のある薬の開発は高齢化
を向かえる人類にとって急務の仕事である6 現在膜もよく研究されているNGFではすでに脳室内投
与により、海馬未切断ラットの中隔細胞保護作用や低下
した迷路試験を回復させる作用があることや、老齢ラッ
トで低下した記憶を異常がないラットまで機能改善する
作用が有ることが認められている。
しかし、NGFの分子量は大きく一般的な投与方法では
脳内に到達できす、これらの作用は脳内に直接投与した
ときに観察されるだけであり臨床的に応用されるもので
はない、 このような現状より、臨床的に用い得る神経栄養因子製
剤の開発が求められている。
発明が解決しようとする問題点 この発明は、既に外国において医療に使用されている公
知のものの新しい用途を提供せんとするものであって、
その新規用途は記憶と深く関わりのある脳のアセチルコ
リン作動性の神経細胞に対し、保護すると共に、機能の
維持を計るために臨床応用が簡単な投与経路で行うこと
か可能であることを明らかにすると共に、実験的な痴呆
モデル動物の脳のアセチルコリン作動性神経細胞の変性
脱落を防ぐことができるという新知見を得たことに基礎
を置く、痴呆の予防及び治療の用途を提供するものであ
る 間U点を解決するための手段 マイネル)〜基底核、中隔様及び海馬の神経細胞が大脳
との連tJ12]を介して記憶と深く関わることは良く
知られており、特にアルツハイマー形の痴呆ではこれら
コリン作動性の神経細胞の脱落か激しく、これら神経細
胞の神経栄養因子分用いての維持は抗痴呆の概念上非常
に重要なことでありこの様な治療用途は現在まで知られ
ておらず、かかる用途を提供するものである。
海馬−中隔核間のフィンフリアーフオロニクスを切断し
海馬からのNGF(神経突起成長因子:神経栄養因子の
中の1つ)の供給を絶れた中隔核細胞に本発明保護剤を
腹空内(静脈投与)の投与でおこない、中隔核細胞の変
性脱落か改善される効果を確認した。
本発明保護剤に使用した生理活性物質は、ブタ脳の蛋白
質分画を酵素的に加水分解した杓であってセレフ′ロラ
イジン′の名て′オーストリア エヘベ(E B E 
W E )社から発売されておりl mQ中に、アラニ
ン3.00mg、アルキニンC1,25mg、アスノ(
ラギン酸3.00mg、グルタミン酸4jOmg、グリ
シン1.50mg、ヒスチジン1..30mg、イソホ
ロイシン2.1:IQmg 、ロイシン6、Of)mg
、メチオニン0.50mg、フェニールアラニン2 、
 Ol、’1mg 、プロリン2.00mg、セリン0
30mg、スレオニン屹31)mg、  )リプトファ
ンリ、50mg、チロシン2.00mgのアミノ酸とペ
プチドを含んでいる。(以下FPF−1070という)
ウィスターラット(2f:lQ〜25)’、tmg )
を麻酔下で脳固定台に固定して、片側のフィンプリアー
フオロニクスをアスピレータ−で吸引除去して海馬中隔
様路を切断する。
上記の処置をした動物をO週間、1週間72週間、3週
間及び4週間投与群に分け、セレブロライジンを投与す
る。所定の日数投与した後に心臓よりカニュウレを挿入
して血液を生理食塩水で除去した後、4%バラホルムア
ルデヒド−リン酸緩衝液生理食塩水で還流して脳を固定
する。脳を取り出し10%サッカロース中で、1夜冷所
保存する。40μmの厚さで切片を作りガラスプレート
上に張り付ける。
上記の切片に抗コリンアセチルトランスフェレースを作
用した後ABC法で発色させ、写真撮影の後発色した神
経細胞の数と細胞の大きさを測定した。
尚、本則は1〜30m1をそのままで直接静脈内投与す
る剤型とすることもできるし、あるいは生理食塩水、ブ
ドウ糖などの輸液と共に点滴投与する剤型、また1〜5
 mQを筋肉内に投与する剤型とすることも可能である
以下実施例を記述して本発明を具体的に説明する。
実施例 ウィスター系ラット(200〜250gm )をケタミ
ン(5n+g/Kg)麻酔下で脳固定台に固定して、頭
皮をはさみで切り開きヒビテンで消毒をした後ミンスタ
ードリルで、頭骸骨を削り、血管を電気的に遮断した後
脳を露出させ片側のフィンプリアーフオロニクスをアス
ピレータ−で吸引除去して海馬−中隔核路を切断した。
上記の処置をした動物を0週間、1週間、2週間、3週
間及び4週間投与の群に分は格群ごとに、FPF−10
70及び生理食塩水を5mg/Kgずつ腹空より1日1
回ずつ所定の日数投与した6所定の計数経過後、心臓よ
りカニュウレを挿入して血液を生理食塩水で除去した。
4%パラホルムアルテヒドーリン酸緩衝液生理食塩水で
還流して脳を固定した。
頚部を切断して脳を取り出し、1096サツカロースに
1夜冷所保存した。
40μmの厚さでビブラトームを用いて切片を作りガラ
スプレート上に張り付ける。
上記の切片に抗コリンアセチルトランスフエレースを作
用させた後、ABC法で発色させ、写真撮影の後発色し
た神経細胞の数と細胞の大きさを測定した。
結果は次の通りであった。
FPF−1070の中隔細胞の保護作用は図1のごとく
対照群と比べ2週間目より優位となり、最終判定時では
47?6のコリン作動性神経細胞を生存さすことができ
、対照群と比べて約20%生存率が向上した。
尚、図−1では縦軸にコリン作動性神経細胞の生存数を
損傷側の非損傷側に対する百分率で示した。
また、表−1のごとく細胞の大きさを長寸を持って測定
するとき、FPF−1070投与群は対照群に比べ細胞
の大きさは明らかに大きく、傷害側と非傷害側の細胞の
大きさは大きな差を示さなかった。
表1 0週 1週 2週 3週 4週 以上のように、FPF−1070は臨床的には静脈投与
と同じと考えられる腹空内投与において神経栄養因子作
用を示し、中隔細胞を保護して生存率を向上させた。
生理食塩水投与区 FPF−1070投与区

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)タンパク質の酵素的分解により得られる分子量1
    0,000以下のペプタイドとアミノ酸混合物の水溶液
    を神経栄養因子とする中枢神経保護剤 (2)ペプチドがブタ脳の蛋白分画の酵素的解物による
    ペプチドである第一項記載の保護剤 (3)静脈または筋肉注射剤に適する剤型である中枢神
    経を保護する第一項記載の保護剤(4)タンパク質の酵
    素的分解により得られる分子量10,000以下のペプ
    チドとアミノ酸混合物の水溶液からなる神経栄養製剤 (5)蛋白質の酵素的分解により得られる分子量10,
    000以下のペプチドとアミノ酸混合物の水溶液を有効
    成分とする痴呆予防治療剤
JP2206249A 1990-04-12 1990-08-02 中枢神経保護剤 Pending JPH0491034A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2206249A JPH0491034A (ja) 1990-08-02 1990-08-02 中枢神経保護剤
EP91890075A EP0452299B1 (en) 1990-04-12 1991-04-11 Use of a mixture of peptides and amino acids in the prophylaxis or treatment of dementia
AT91890075T ATE154608T1 (de) 1990-04-12 1991-04-11 Verwendung einer mischung von peptiden and aminosäuren für die prophylaxis oder behandlung von dementia
ES91890075T ES2104686T3 (es) 1990-04-12 1991-04-11 Uso de una mezcla de peptidos y aminoacidos en la profilaxis o el tratamiento de la demencia.
DE69126563T DE69126563T2 (de) 1990-04-12 1991-04-11 Verwendung einer Mischung von Peptiden and Aminosäuren für die Prophylaxis oder Behandlung von Dementia

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JP2206249A JPH0491034A (ja) 1990-08-02 1990-08-02 中枢神経保護剤

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