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JPH0456519A - A/d変換器 - Google Patents

A/d変換器

Info

Publication number
JPH0456519A
JPH0456519A JP2167284A JP16728490A JPH0456519A JP H0456519 A JPH0456519 A JP H0456519A JP 2167284 A JP2167284 A JP 2167284A JP 16728490 A JP16728490 A JP 16728490A JP H0456519 A JPH0456519 A JP H0456519A
Authority
JP
Japan
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node
reference voltage
voltage
comparator
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP2167284A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Hosoya
史郎 細谷
Takahiro Miki
隆博 三木
Masao Ito
正雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2167284A priority Critical patent/JPH0456519A/ja
Priority to US07/706,834 priority patent/US5225837A/en
Publication of JPH0456519A publication Critical patent/JPH0456519A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/34Analogue value compared with reference values
    • H03M1/36Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type
    • H03M1/361Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type having a separate comparator and reference value for each quantisation level, i.e. full flash converter type
    • H03M1/362Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type having a separate comparator and reference value for each quantisation level, i.e. full flash converter type the reference values being generated by a resistive voltage divider

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明はアナログ信号をデジタル信号に変換するA/
D変換器に関し、特に、アナログ信号を複数の参照電位
で並列に2値化処理してデジタル信号を導出する並列比
較型A/D変換器に関する。
[従来の技術] コンピュータなどの技術分野に限らず、従来アナログ的
に信号処理か行なわれていた分野においても、ノイズの
除去の容易性、信号処理の容易性、回路設計の容易性お
よび高機能付加の容易性などから、信号をデジタル的に
処理することが広く行なわれている。このようなデジタ
ル信号処理分野においては、アナログ信号をデジタル信
号に変換する必要があり、このためA/D変換器が用い
られる。
第9図は従来のA/D変換器の構成を概略的に示す図で
ある。この第9図に示すA/D変換器は入力アナログ信
号を4ビットデジタル信号に変換する変換器であり、゛
たとえばジャーナル・オブ・ソリッドステート・サーキ
ッツの第24巻第2号の第241頁ないし第249頁(
1989年発行)において、J・デールンベルグ等によ
る「10ビツト5メガサンプル/秒CMOS2段階フラ
ッシュADCJと題された論文に示されている。(J。
Doernberg  et  al、  Al0−b
it   5−Msample/s   CMO5Tw
o−step   F1a5h  ADC’、  JS
SCVo 1. 24.No、  2.  pp241
〜249゜1989) 。
第9図において従来のA/D変換器は、複数の参照電位
を発生する抵抗分圧器1と、抵抗分圧器1からの参照電
位によりノード6から与えられる人力アナログ電圧信号
を2値化処理して、処理結果を並列に出力するコンパレ
ータ群2と、コンパレータ群2からの出力信号をエンコ
ードしてデジタル信号を出力するエンコーダ3とを含む
抵抗分圧器1は、第1の基準電圧が与えられる基準電圧
印加端子4と第2の基準電圧が与えられる基準電圧印加
端子5との間に直列に接続される複数(第9図において
は4個)の抵抗RO〜R3を含む。抵抗RO−R3の各
々は、同一の抵抗値「を有する。基準電圧印加端子4,
5および抵抗RO〜R4相互の接続ノードは、参照電圧
出力端子NO〜N4としてコンパレータ群2の入力部に
結合される。
第1の基準電圧印加端子4には第1の基準電圧Vref
が与えられ、第2の基準電圧印加端子5には第2の基準
電圧OVが与えられる。出力端子NO〜N4からは、0
.Vref/4、Vref/2.3−Vref/4およ
びVrefか参照電圧として出力される。
コンパレータ群2は、この参照電圧出力端子NO〜N4
から与えられた参照電圧の所定の組と被比較電圧印加端
子6へ与えられるアナログ電圧信号牛を受け、2値化処
理する複数のコンパレータを含む。この第9図に示すA
/D変換器の分解能は4ビツト(エンコーダ3出力が4
ビツト)であるため、コンパレータ群2に含まれるコン
パレータの数は2’−1−15となる。
エンコーダ3はコンパレータ群2から出力される15ビ
ツトのデータのうち“0″と“1″の境界部を検出する
ANDゲートアレイ3aと、このANDゲートアレイ3
aからの出力をアドレス信号としてこの15ビツトデー
タを4ビツトデータにエンコードしたデジタル値を出力
するROM部3bとを含む。ANDゲートアレイは、各
々が、コンパレータ群2に含まれるコンパレータのうち
隣接する2つのコンパレータ出力を受けるANDゲート
を含む。このANDゲートの数はコンパレータの数と同
様第9図に示す構成においては15個となる。
ROM部3bは、ANDゲートアレイ3aからの15ビ
ツト出力を4ビツトデータに圧縮する。
このROM部3bは、上述のごとく、ANDゲートアレ
イ3aの出力をアドレスとして予めそのアドレスに対応
する4ビツトデータを記憶しており、ANDゲートアレ
イ3aからの出力に対応する4ビツトデータを出力する
。たとえばANDゲートアレイ3aから(00・・・0
1111)という出力データが与えられた場合、ROM
部3bは、“4”(10進数)に対応する2進表示の4
ビツトデータ(0100)を出力する。
第10図は第9図に示すコンパレータ群2に含まれるコ
ンパレータの構成を示す図である。第10図において従
来のコンパレータは、互いに容量値の等しい4つの結合
容量CO〜C3と、反転増幅器11とを含む。結合容f
icO−C3の一方ノードはそれぞれスイッチSO〜S
3を介して入力端子7〜10またはアナログ電圧印加端
子6へ接続される。結合容ico〜C3の他方ノードは
反転増幅器11の入力部へ共通に接続される。この反転
増幅器11の入力部にはさらに、スイッチS4を介して
バイアス電圧印加端子12か接続される。
この第10図に示す構成のコンパレータは、第9図に示
すコンパレータ群2に15個設けられる。
この15個のコンパレータは、その参照電圧印加端子7
−10に印加される電圧が異なることを除いてその構成
はすべて同一である。
第11図は、各コンパレータの参照電圧印加端子7−1
0と、抵抗分圧器1の参照電圧出力端子NO〜N4の接
続対応関係を一覧にして示す図である。第11図におい
て、コンパレータの番号は、アナログ入力電圧信号のレ
ベルに対応している。
たとえば14番目のコンパレータの入力端子710−\
は、抵抗分圧器1の参照電圧出力端子N5N4.N4お
よびN4が接続される。以下コンパレータの番号が小さ
くなるにつれて、参照電圧出力端子NO〜N4の接続は
ルベルずつ低下するように入力端子7−10に対する接
続か行なわれている。次に動作について説明する。
まず第10図に示すコンパレータの動作について説明す
る。このコンパレータは2段階で動作する。
まず第1段階においてはスイッチSO〜S4は第10図
に示す接続状態となる。このスイッチの接続は図示しな
いクロック印加手段からのクロック信号に応答して行な
われる。スイッチSO〜S3は結合容量CO〜C3の一
方ノードをアナログ電圧印加端子6へ接続する。スイッ
チS4は反転増幅器11の入力部をバイアス電圧印加端
子12へ接続する。
バイアス電圧印加端子12へは通常、反転増幅器11の
感度がよくなる適当な電圧VBが印加される。
アナログ入力電圧をVin、結合容量CO〜C3の容量
値をCとすると、反転増幅器11の入力端子へは、 Q=C・(VB −V i n) −(1)で示される
電荷Qが各結合容量から与えられる。
すなわち反転増幅器11の入力端子へは4・Qの電荷が
蓄積される。
この動作が終了すると、次に第2段階に移る。
この第2段階においては、クロック信号に応答して、ス
イッチ5o−S3は参照電圧印加端子7−10を各結合
容量CO〜C3の一方ノードヘ接続する。スイッチS4
はオフ状態となる。
スイッチS4がオフ状態となることにより、第1段階に
おいて反転増幅器11の入力部に蓄えられた電荷4・Q
は第2段階においてもそのまま保存される。
しかしながら、スイッチSO〜S4はその接続端子をア
ナログ電圧印加端子6から参照電圧印加端子7−10へ
切換えられるので、反転増幅器11の入力部における電
圧は印加される参照電圧に応じて変化する。参照電圧印
加端子7−10へ印加される参照電圧をV7−VIOと
し、かつ反転増幅器11の人力部の電圧をVaとすると
、反転増幅器11の入力部の電荷Q′は、 Q′−ΣC・ (Va−Vj) −4・C・■a−C・ΣVj−(2) l・7 となる。スイッチS4かオフ状態となっているため、電
荷の保存則より、Q’ −4・Qであり、式(1)およ
び式(2)から、 4・C・ (VB−Vin) =4・C−Va−CΣVj・l:3) r・7 となる。この式(3)を整理すると、 va””Va + (1/4)ΣVj−Vin++7 −VB+Σ(V j/4−V i n) −(4)が得
られる。コンパレータへ与えられる参照電圧Vjは各コ
ンパレータごとに異なる。たとえば番号14のコンパレ
ータに対しては、参照電圧Vjとして、VrefSVr
ef、Vrefおよび3・Vref/4が与えられる。
したがって、番号14のコンパレータに対しては、 Va−VB−3・ (Vref/4)+  (3/4・
4)Vref−Vin −15・Vref/16−Vin となる。このコンパレータに対してはその番号が1つ下
がるごとに参照電圧の合計値がVref/4だけ低下す
るように接続されているため、この第11図に示す表か
ら明らかなように、反転増幅器11の入力部におけるバ
イアス電圧VBからの電圧偏差ΔVjは ΔVj= ((j+1)/16) ・Vref−Vin
・・・(5) で−船釣に与えられる。ただしJはコンパレータの番号
である。このようなバイアス電圧VBからの電圧偏差Δ
Vjが反転増幅器11により反転増幅され、比較結果と
して出力される。このコンパレータ群2からの比較結果
はエンコーダ3へ与えられる。
今、アナログ入力電圧Vinが2・Vref/16と3
・V r e f / 16との間にある場合を考える
。このとき、コンパレータ番号2ないし14の反転増幅
器11はすべて“0”を出力し、コンパレータ番号1お
よび0の反転増幅器11は“1″を出力する。ANDゲ
ートアレイの各ANDゲートは隣接するコンパレータ出
力を受けている。したがって、コンパレータ番号2の反
転増幅器11出力とコンパレータ番号1の反転増幅器出
力を受けるANDゲートの出力が“0”、およびコンパ
レータ番号0,1の反転増幅器11出力を受けるAND
ゲート出力は“1”となる。これにより、コンパレータ
群に含まれるコンパレータのうち出力が変化しているコ
ンパレータを検出することができ、アナログ入力電圧V
inのレベルがコンパレータ番号1に対応するレベルで
あることが検出される。したがって、ANDゲートアレ
イ3aからの出力は(00・・・0011)となり、R
OM部3bからは(0010)の4ビツトデータが出力
される。これにより、アナログ入力電圧Vinを16レ
ベルに分解した4ビットデジタル信号が得られる。
上述の第9図および第10図に示すA/D変換器として
は、抵抗分圧器1により4つのレベル(分解能:2ビツ
トに相当)を発生し、結合容量CO〜C3によりさらに
4つのレベル(分解能:2ビツトに相当)を発生させ、
合計の総分解能4ビットのA/D変換器か示されている
−船釣に上述のような方式に従って、mビットの参照電
圧を抵抗分圧器で発生しく2”レベル)、さらにnビッ
トの電圧分圧を結合容量を用いて行なうと(2”レベル
) 、A/D変換器の判別レベル(ジ、2′+7となり
、A/D変換器の分解能として(m+n)ビットが得ら
れる。この場合、抵抗分圧回路で必要とされる抵抗は2
″個必要とされ、結合容量の数は、1個のコンパレータ
当たり2fiとなる。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、従来の方式に従って(m+n)ビットの
分解能を有するA/D変換器を構成するためには 2 
ffi個の抵抗と1コンパレータ当たり2″個の結合容
量が必要とされる。したがって、A/D変換器の分解能
のビット数が増加するに伴って、必要とされる素子の数
が指数関数的に増加するという問題が生じる。
このため、高分解能のA/D変換器を少ない素子数で構
成することができず、A/D変換器の大型化および高価
格化という問題が生じる。
それゆえ、この発明の目的は、構成素子の数を大幅に低
減することのできるA/D変換器を提供することである
[課題を解決するための手段] この発明に係る第1のA/D変換器は、第1の基準電圧
供給ノードと第2の基準電圧供給ノードとの間に設けら
れた抵抗網回路を含む。この抵抗網回路は、抵抗相互の
接続ノードを参照電圧出力ノードとして、第1の基準電
圧と第2の基準電圧との差を1/2°倍(nは自然数)
した電圧信号を発生する。
第1のA/D変換器はさらに、この抵抗網回路からの参
照電圧出力ノードの所定の組の出力電圧をそれぞれ受け
、アナログ入力電圧と比較して出力する複数のコンパレ
ータからなるコンバレータ群を含む。
この発明に係る第2のA/D変換器は、第1の基準電圧
供給ノードと第1の内部ノードとの間に設けられた第1
の抵抗網回路を含む。この第1の抵抗網回路の各抵抗接
続点は、第1の基準電圧と第1のノードの電圧との差を
等電位に分割して出力する。
この第2のA/D変換器はさらに、第1の内部ノードと
第2の基準電圧供給ノードとの間に設けられた第2の抵
抗網回路を含む。この第2の抵抗網回路は、各抵抗接続
ノードを出力ノードとして、第1の内部ノードの電圧と
第2の基準電圧との差を1/2fi倍(nは自然数)し
た電圧信号を発生する。
この第2のA/D変換器はさらに、第1および第2の抵
抗網回路の出力ノードの所定の組の出力電圧をそれぞれ
受け、外部からのアナログ電圧信号と比較する複数のコ
ンパ、レータからなるコンパレータ群を含む。
第1のA/D変換器における抵抗網回路および第2のA
/D変換器における第2の抵抗網回路は、それぞれR/
2R抵抗網を含む。
また第1および第2のA/D変換器におけるコンパレー
タの各々は、それぞれ与えられた参照電圧およびアナロ
グ入力電圧信号を選択的に受ける複数の結合容量を含む
[作用コ この第1のA/D変換器における抵抗網回路は、2進重
みづけされた電圧を参照電圧として発生する。この抵抗
網回路からの参照電圧は、コンパレータ群における各コ
ンパレータ内の分解能ビット数に等しい数の結合容量へ
伝達される。
したがって、抵抗網回路における抵抗の数は、分解能の
増加に伴って直線的にしか増加せず、構成素子の数を低
減する。
第2のA/D変換器においては、第1の抵抗網回路によ
りコンパレータ群に含まれる反転増幅器入力部における
電圧減衰率を大幅に低減し、このA/D変換器の感度を
改善する。
[発明の実施例コ 第1図はこの発明の一実施例であるA/D変換器の構成
を示す図である。第1図に示すA/D変換器は、4ビツ
トの分解能を有する。
第1図においてA/D変換器は、参照電位を発生するた
めの抵抗分圧器1aと、抵抗分圧器1aからの参照電位
を受けてアナログ電圧印加端子6からのアナログ入力電
圧と比較するコンパレータ群2aと、コンパレータ群2
aの出力を4ビットデジタル信号に変換するエンコーダ
3とを含む。
抵抗分圧器1aは、第1の基準電圧印加端子4と第2の
基準電圧印加端子5との間に直列に接続される抵抗R1
0〜R14を含む。抵抗RIO〜R14の抵抗値はすべ
て同一のrである。抵抗R10の一方端は第2の基準電
圧印加端子5に接続され、抵抗R14の他方端は第1の
基準電圧印加端子4に接続される。抵抗分圧器1aはさ
らに、第2の基準電圧印加端子5に最も近い抵抗相互接
続ノードN1を除くすべての抵抗相互接続ノードN2〜
N4各々と第2の基準電圧印加端子5との間に接続され
る抵抗R15〜R17を含む。抵抗R15〜R17の抵
抗値はすべて2rである。抵抗R15は抵抗相互接続ノ
ードN2とノードNO(第2の基準電圧印加端子5)と
の間に接続される。抵抗R16は抵抗相互接続ノードN
3とノードNOとの間に接続される。抵抗R17は抵抗
相互接続ノードN4とノードNOとの間に接続される。
第1図に示す抵抗分圧器1aにおいてノードN1とノー
ドNOとの間の抵抗値はrである。ノードN2とNOと
の間の抵抗値はrである。ノードN3とNOとの間の抵
抗値はrである。ノードN4とノードNOとの間の抵抗
値はrである。この第1図に示す抵抗分圧器1aにおい
て、第1の基準電圧印加端子4に基準電圧Vrefを与
え、第2の基準電圧印加端子5を接地した場合を考る。
ノードNl〜N4(7)電圧■4〜v1は、Vj= (
1/25−’ ) ・Vref−(6)ただしj−1〜
4 となる。すなわち、各抵抗相互接続ノードN1〜N4か
らは、第1および第2の基準電圧印加端子4および5に
与えられる電圧差を(1/2” )倍した電圧が出力さ
れる。ただしnは自然数である。
コンパレータ群2aは、この抵抗分圧器1aからの各ノ
ード出力を参照電圧として入力端子6から与えられるア
ナログ入力電圧と比較し、アナログ入力電圧のレベルを
検出する。
第2図は第1図に示すコンパレータ群2aの構成を示す
図である。この第2図に示すコンバレタは、第10図に
示すコンパレータと、スイッチSO〜S3の接続先が異
なることを除いて同一の構成を有している。すなわち、
スイッチSOは、第2の基準電圧印加端子5(ノード5
0)と入力ツードアを選択的に結合容量COの一方ノー
ドへ接続する。スイッチS1は、第2の基準電圧印加端
子5(ノード50)と入力ノード8のいずれかを結合容
量C1の一方ノードヘ接続する。スイッチS2は第2の
基準電圧印加端子5(ノード50)と入力ノード9とを
選択的に結合容量C2の一方ノードヘ接続する。スイッ
チS3はアナログ電圧印加端子6と入力ノード10のい
ずれか一方を結合容量C3の一方ノードヘ接続する。
コンパレータ群2aは従来と同様第2図に示すコンパレ
ータを15個含む。各コンパレータの人力ツードアー1
0と抵抗分圧器1aの出力ノードNO〜N4との接続関
係を第3図に表にして示す。
この第3図に示す表において、コンパレータの番号はア
ナログ入力電圧の検出レベルか大きくなるにつれて大き
くされる。第3図の表において星印マーク(*)はすべ
て第2の基準電圧印加端子5すなわちノードNOに接続
されていることを示す。
第3図に示す表から明らかなように、コンパレータの番
号が1つ大きくなると、そのコンパレータの入カノード
ヘ与えられる参照電圧のレベルか1つ低下する。入力ノ
ード]0には、抵抗分圧器の抵抗相互接続ノードN4ま
たはNOが接続される。入力ノード9には、抵抗分圧器
1aの抵抗相互接続ノードN3またはNOが接続される
。入力ノード8には、抵抗分圧器の抵抗相互接続ノード
N2またはNOが接続される。入力ツードアには、抵抗
分圧器1aの抵抗相互接続ノードN1またはNOが接続
される。抵抗相互接続ノードNOへの接続を“0“、対
応の抵抗相互接続ノードへの接続を“1″で表わすと、
コンパレータの番号に1を加えた値を2進表示すれば、
この第3図に示すコンパレータと抵抗分圧器との接続関
係が得られる。次に動作について説明する。
第2図に示すコンパレータは、第10図に示す従来のコ
ンパレータと同様クロック信号CLKに応答して2段階
で動作する。
第1段階においてクロック信号CLKに応答し!) て、スイッチSO〜S2は基準電圧印加端子5(ノード
50)に接続され、スイッチS3はアナログ電圧印加端
子6に接続され、さらにスイッチS4は導通状態となる
。スイッチS4が導通状態となることにより、反転増幅
器11の入力ノードN50にはバイアス電圧V、が印加
され、結合容量C3の一方端(入力ノード)には端子6
を介してアナログ入力電圧Vinが印加される。結合容
量CO〜C2の一方ノードには、第2の基準電圧印加端
子5(ノード50)に印加された電圧(この場合接地電
圧)が印加される。この結果、反転増幅器11の入力ノ
ードN50には、 Q=C・(VB −V i n) +3 @ C−VB
で与えられる電荷Qか蓄積される。ここで、Cは結合容
1ico〜C3の容量値である。
次に、クロック信号CLKの状態が変化し、第2段階の
動作が行なわれる。この第2段階においては、スイッチ
5o−33は、すべて対応の入力ツードアー10に接続
され、一方、S4は遮断状態となる。ノードN50の電
荷Qは保存されるが、このノードN50の電圧は、入力
ツードアー10へ与えられた電圧変化に応じて変化する
。この第2段階における反転増幅器11の入力ノードN
50における電圧をVaとすると、入力ノードN50に
おける電圧Q′は、 Q′−ΣC・(Va−V j) −(8)#−7 で与えられる。電荷保存則よりQ−Q’であるため、式
(7)および式(8)から、 C争 (VB   Vi n)  +36 C・Va−
ΣC・ (Va−Vj)  ・・・ (9)ン57 が得られる。式(9)を整理すると、 V a = VB + (ΣV j −V i n) 
/4− (10)r・7 が得られる。参照電圧Vjは、入力ツードアー10へ与
えられる電圧であるか、各コンパレータごとに異なる。
各入力ツードアー10と抵抗分圧器1aの抵抗相互接続
ノードNO〜N4との接続関係に対応する、反転増幅器
1]の入力ノードN50における電圧差V a −V 
[1の各コンパレータごとの値は、第3図に示す表にお
いて示される。この第3図に示す表から明らかなように
、コンバレタ番号kにおける反転増幅器11の入力ノー
ドN50の電圧偏差ΔV k −V a  V Bは、
ΔVk= f ((k+1)/16)  ・Vre f
−Vnl   (1/4)−(11) で−船釣に与えられる。このバイアス電圧VBからの電
圧偏差ΔVkが、反転増幅器11によって各コンパレー
タにおいて増幅され、エンコーダ3へ与えられる。エン
コーダ3は従来と同様にしてこのコンパレータ群2aか
らの出力電圧を4ビットデジタル信号に変換する。
上述のような構成に従ってA/D変換器を構成すると、
分解能nビットのA/D変換器の場合、抵抗分圧器にお
いて抵抗値rの抵抗の数が(n+1)、抵抗値2・rの
抵抗の数が(n−1)となる。抵抗値2・rの抵抗を抵
抗値rの抵抗2個に換算したとしても、nビットのA/
D変換器に必要とされる抵抗の数は(3n−1)となり
、分解能(n)が増加しても、抵抗の数は直線的にしか
増加しない。
また、コンパレータ群2aにおいて必要とされる容量の
数も、1コンパレータ当たりn個であり、同様に、分解
能の増加に伴ってその個数は直線的にしか増加しない、
これにより、大規模高精度のA/D変換器を少ない素子
数で実現することができる。
第1図に示すA/D変換器は、第2図に示す入力ノード
50.7−10と抵抗分圧器1aの参照電圧出力ノード
(抵抗相互接続ノード)NO〜N4との接続を、各コン
パレータごとにハード的に変更した構成を示した。しか
しながら、以下に示す方法でも同様のA/D変換器を構
成することはできる。すなわち、15個のコンパレータ
の参照電圧印加端子(入力ノード)7−9をすべて同一
の接続形態で抵抗分圧器1aの抵抗相互接続ノード(参
照電圧出力ノード)Nl−N3に接続し、かつ入力ノー
ド50をノードNOに接続する。第2段階において抵抗
相互接続ノードNOに接続される入力ノードに対応する
スイッチのみをスイッチング動作させず固定的に第2の
基準電圧入力ノード50に接続させる。この場合、クロ
ック信号CLKの代わりに固定レベルの制御信号を与え
る構成とすればよい。
参照電圧入力ノード10に対しては、アナログ入力電圧
Vinと、参照電圧出力ノードN4およびNOのいずれ
かとを接続する必要がある。このため、入力ノード10
に対しては、ノードN4およびノードNO両者に接続可
能なスイッチをさらに設けておき、この余分のスイッチ
をクロック信号CLKに応答してスイッチS3の一方端
子に接続する構成とすればよい。この構成によれば、コ
ンパレータに対する入力接続配線はすべて同一構成とす
ることができる。
さらに、第2段階において参照電圧出力ノード(抵抗相
互接続ノード)NOに接続するズイッチを短絡して定常
的に第2の基準電圧入力ノード50(参照電圧出力ノー
ドNO)に接続する構成としてもよい。この場合におい
ては、入力ノード10へはノードN4とNO両者を接続
可能なように配線し、配線により一方の参照電圧出力ノ
ードを選択してスイッチS3の一方入力部へ接続する。
この構成によれば、すべてのコンパレータの入力ツード
アー10の接続関係をすべて同一とすることができ、ス
イッチ部における配線構造によりその入力ツードアー1
0と参照電圧出力ノードN0−N4との接続関係を第3
図に示すように設定することができる。
第2図に示すコンパレータを用いた場合、nビットのA
/D変換器においては、n個設けられる結合容量のうち
1つの結合容量に対してのみ第1段階でアナログ入力電
圧Vinが印加される。したがって、反転増幅器11の
入力ノードN50におけるバイアス電圧VBからの電圧
偏差ΔVは、分解能nビットのA/D変換器における1
個のコンパレータ(番号k)当たり、 ΔVk= (1/n)[iCk+1) ・Vref/2
’l  −Vinコ ただし、k−0〜2″−2・・・(12)となる。この
結果、本来1個のコンパレータにおいて必要とされる電
圧変化((k+1)/2fi)−Vref−Vinの1
 / nとなってしまい、その用途によっては、正確に
アナログ入力電圧をデジタル信号に変換することができ
ない場合も考えられる。この電圧偏差減少を緩和する方
法について以下に説明する。
第4図はこの発明の他の実施例であるA/D変換器の構
成を示す図である。この第4図に示すA/D変換器は、
6ビツトの分解能を有している。
第4図において、抵抗分圧器1bは、第1の基準電圧印
加端子4と内部ノードN3との間の電圧を等電位に分圧
する、2ビツト(4レベル)に対応する抵抗ストリング
13と、二〇ノードN3と第2の基準電圧印加端子NO
(端子5)との間の電圧差を用いて2進重みづけされた
電圧を発生する2ビツト分のR/2R抵抗網13′とを
備える。
抵抗ストリング13は、第1の基準電圧印加端子4と内
部ノードN3との間に直列に接続される抵抗R5〜R7
を含む。抵抗R5〜R7の抵抗値はrである。抵抗R7
の他方端がノードN6を介して第1の基準電圧印加端子
4に接続され、抵抗R5の一方端がノードN3に接続さ
れる。
R/2R抵抗網13’ は、ノードNOとノードN3と
の間に直列に接続される抵抗R20−R22と、ノード
N2およびN3それぞれとノードNOとの間に接続され
る抵抗R2BおよびR24を含む。抵抗R20〜R22
の抵抗値はrてあり、抵抗R23およびR24の抵抗値
は2rである。
この第4図に示す抵抗分圧器1bの構成において、R/
2R抵抗網13′のノードN3に付随する合成インピー
ダンスはrとなる。抵抗分圧器1bの参照電圧出力ノー
ドNO〜N6の電圧VO−V6は、第1の基準電圧印加
端子4に電圧Vrefを印加し、第2の基準電圧印加端
子5を接地した場合、 となる。
第5図は第4図に示すA/D変換器に用いられるコンパ
レータの構成を示す図である。第5図に示すコンパレー
タは、6つの結合容量C0−C5および6つの入力スイ
ッチSo′〜S5’を含む。
結合容量Co−C5はすべて容量値Cを有する。
スイッチSO′は入力ノード50と入力ノード14のい
ずれか一方を結合容量COの入力ノードへ接続する。ス
イッチSl’ は入力ノード15または人力ノード50
のいずれか一方を結合容量c1の入力ノードへ接続する
。スイッチS2’ は入力ノード16またはアナログ電
圧印加端子6のいずれか一方を結合容量C2の人力ノー
ドへ接続する。スイッチS3’ は人力ノード17およ
びアナログ電圧印加端子6のいずれか一方を結合容量c
3の人力ノードへ接続する。スイッチS4’ は入力ノ
ード18とアナログ電圧印加端子6のいずれか一方を結
合容j;lc4の入力ノードへ接続する。
スイッチ85′は入力ノード19とアナログ入力端子印
加端子6のいずれか一方を結合容量c5の入力ノードへ
接続する。結合容量C0−C5の出力ノードはノードN
50を介して反転増幅器11の入力部へ接続される。反
転増幅器11の入力ノードN50へは、スイッチS4を
介して、端子12から与えられるバイアス電圧VBが選
択的に与えられる。
この人力ノード14および15へはR/2R抵抗網13
′からの出力参照電圧が印加される。入力ノード16〜
19へは抵抗ストリング13がらの参照電圧または第2
の基準電圧が印加される。
第4図に示すコンパレータ群2bは第5図に示すコンパ
レータを63個(26−1−63)含む。
第5図に示すコンパレータの参照電圧入力端子14〜1
9と抵抗分圧器1bの参照電圧出力端子NO〜N6との
接続関係を第6図に一覧にして示す。
第6図に示すように、コンパレータの入力ノードは人力
ノード14および15と入力ノード16〜19の2つの
グループに分割される。入力ノード14および15へは
抵抗分圧器1bの参照電圧出力ノードNO〜N2のいず
れかが接続される。
入力ノード16〜19へは抵抗分圧器の参照電圧出力ノ
ードN3ないしN6とNOのいずれかが接続される。
人力ノード14および15へはコンパレータの番号が1
つ小さくなるごとにその受ける参照電圧のレベルが1つ
低下する。入力ノード16ないし19へは、コンパレー
タの番号が4つ低下するごとにその与えられる参照電圧
のレベルが1つ低下する。次に動作について説明する。
まず第5図に示すコンパレータの動作について説明する
。この第5図に示すコンパレータも2段階で動作する。
まず第1段階において、スイッチS4が導通状態、スイ
ッチSO′および81′は第2の基準電圧入力端子50
に、またスイッチ82′〜S5’はアナログ入力電圧印
加端子6に接続される。これにより第1段階において反
転増幅器11の人力ノードN50に蓄積される電荷Qは
、Q−4−C・ (V[1−Vi n)+2・C−Va
・・・(14) となる。
第2段階においては、スイッチS4はオフ状態、スイッ
チSO′〜S5’ はそれぞれ対応の参照電圧印加入力
ノード14〜19に接続される。参照電圧入力ノード1
4〜19に与えられる電圧を各々V14〜V19とする
と、この第2段階において反転増幅器11の入力ノード
N50に蓄積される電荷Q′は、入力ノードN50の電
圧をVaとして、 Q’−6−C−Σ(Va−V j) −(15)となる
。電荷の保存則よりQ−Q’であるので、式(14)お
よび(15)より、 V a =VB + (4/ 6)  (Σ(Vj/4
)lIr呻 −Vin)・・・(16) が得られる。この第2段階における反転増幅器11のバ
イアス電圧Vaからの電圧偏差ΔV (−VaVB)は
コンパレータごとに異なる。各コンパレータにおけるこ
の電圧偏差ΔVを第6図に示す。この第6図に示す表か
ら明らかなように、各コンパレータの反転増幅器11の
入力ノードN50のバイアス電圧vBからの電圧偏差Δ
Vkは、ΔVk−(4/6)(((k+1)/64)−
Vref−Vinl −(17) となる。ここでkはコンパレータの番号を示す。
したがって、この式(17)から、本来必要とされる電
圧変化(((k+1)/64) ・Vre f−Vin
)の4/6倍の電圧変化ΔVkが得られる。これにより
第2図に示すコンパレータの構成の場合の4倍の電圧偏
差を得ることができる。
第4図および第5図に示すA/D変換器は、2ビツト分
(4レヘル)のストリング抵抗網13と、このストリン
グ抵抗網13のレベルをさらに2ビツト分圧する結合容
量C2〜C5と、2ビツト分のR/2R抵抗網および結
合容量対(CO,CI)を用いて、合計6ビツトの分解
能を実現している。
この6ビツトの分解能を持つA/D変換器は第4図およ
び第5図に示す構成に限定されず種々の変型例により実
現することができる。
第7図は6ビツトの分解能を有するA/D変換器の変更
例の構成を示す図である。第7図に示すA/D変換器は
、第1の基準電圧印加端子4とノードN4との間に直列
に接続される抵抗R4〜R10からなる抵抗ストリング
33と、ノードN4と第2の基準電圧印加端子5との間
に設けられるR/2R抵抗網33′とを含む。抵抗R4
〜R10の各々は抵抗値rを有する。したがって、この
抵抗ストリング33の各ノードN4〜N10からは、ノ
ードN4に付随する合成インピーダンスがrのため、第
1の基準電圧Vrefを1/8.2/8.3/8.4/
8.5/8.6/8、および7/8倍した電圧が参照電
圧として出力される。
R/2R抵抗網33′はノードNOとN4との間に直列
に接続される抵抗RO〜R3と、ノードN2.N3およ
びN4と第2の基準電圧印加端子5との間に接続される
抵抗R11,R12およびR13を含む。抵抗RO〜R
3の抵抗値はrであり、抵抗R11〜R13の抵抗値は
2rである。
このノードN1〜N3からは、基準電圧印加端子4およ
び5の間の電圧差を1/64.1/32、および1/1
6倍した電圧が参照電圧として出力される。
第8図は第7図に示すA/D変換器に用いられるコンパ
レータの構成を示す図である。第8図においてコンパレ
ータは、4個の結合容量CO〜C3と、4個のスイッチ
SO〜S3と、バイアス電圧v[1を反転増幅器11の
入力ノードN50へ印加するためのスイッチS4を含む
。スイッチSOは、第2の基準電圧入力ノード50と参
照電圧入力ノード37のいずれかを結合器ICOの入力
ノードに接続する。スイッチS1は第2の基準電圧入力
ノード50と参照電圧入力ノード38のいずれかを結合
器ff1C1の入力ノードへ接続する。スイッチS2は
入力ノード50と人力ノード39のいずれか一方を結合
器ff1c2の入力ノードへ接続する。スイッチS3は
アナログ入力電圧印加端子6と入力ノード40のいずれ
か一方を結合容量C3の入力ノードへ接続する。スイッ
チS4は反転増幅器11の人力ノードN50へ端子12
を介して与えられるバイアス電圧Vらを選択的に伝達す
る。
入力ノード37へは、参照電圧出力ノードN1またはN
Oが接続される。入力ノード38には、参照電圧出力ノ
ードN2またはNOが接続される。
入力ノード39には参照電圧出力ノードN3またはNI
Oが接続される。入力ノード40には参照電圧出力ノー
ドNO,N4〜NIOのいずれかが接続される。コンパ
レータ群2Cは、この第8図に示すコンパレータを63
個含む。この接続形態では、入力ノード40に参照電圧
出力ノードN10が接続される場合、それに対応して入
力ノード37〜39へは出力ノードN0−N3が順次電
圧レベルがルベル低下するように接続される。この人力
ノード37〜39に対する接続関係が入力ノード40に
接続される出力ノード個々に対して繰返される。最大の
参照電圧の組合わせはN10、N3、N2およびN1で
あり、最小の参照電圧の組合わせはN01NO1NO1
およびN1である。
これにより、抵抗ストリングは3ビツトすなわち8レベ
ルの分解能を受持ち、R/2R抵抗網33′お、さび結
合容量CO〜C2の組が3ビツト、すなわち8レベルの
分解能を受持ち、合計6ビツトの分解能(64レベル)
のA/D変換器が実現される。
一般に、Lビット分の分解能に寄与する抵抗ストリング
と、この抵抗ストリングの分解レベルをさらにmビット
に分圧する結合容量と、nビットの分解能に寄与するR
/2R抵抗網および結合容量の組(第5図参照)を用い
て合計(Q +m + n )ビットのA/D変換を行
なう場合、 抵抗ストリングに必要とされる抵抗の数:291、 R/2R抵抗網で必要とされる抵抗値rの抵抗数:n+
1、 R/2R抵抗網で必要とされる抵抗値2rの抵抗数:n
−1、 抵抗ストリングの参照電圧出力ノードに接続される結合
容量の数:2″ R/2R抵抗網の参照電圧出力ノードに接続される結合
容量の数:n となる。抵抗値2rを有する抵抗を抵抗値rを有する抵
抗2個と換算した場合においても、必要とされる抵抗の
総数は(2’  +3n−2)となり、必要とされる容
量の総数は(2′″+1)となる。
この場合、第1図および第2図に示すA/D変換器の構
成に比べて素子数が増加するものの、反転増幅器11の
入力ノードN50における電圧減衰率が2′″/(2″
″+n)となり、第1図および第2図に示すA/D変換
器の電圧減衰率1/nに比べて大幅に改良される。また
この第4図、第5図、第7図および第8図に示す構成の
A/D変換器の構成素子数は第9図および第10図に示
す従来のA/D変換器の素子数に比べてはるかに少ない
し発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、2種類の抵抗値から
なる抵抗網を用いて2進重みづけ(1/2fi)した電
圧を発生し、この電圧を参照電圧としてアナログ入力電
圧信号をデジタル信号に変換するように構成したので、
少ない素子数でA/D変換器を構成することかでき、小
占有面積で安価かつ高精度のA/D変換器を得ることか
できる。
特に、抵抗の直列体からなる抵抗ストリングと抵抗網と
を用いて参照電圧発生回路を構成すれば、コンパレータ
群に含まれる反転増幅器の電圧偏差の低減を解消するこ
とができ、より高精度のA/D変換器を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるA/D変換器の構成
を示す図である。第2図は第1図に示すA/D変換器に
用いられるコンパレータの構成を示す図である。第3図
は第1図および第2図に示す抵抗分圧器とコンパレータ
の各ノードの接続関係およびコンパレータの反転増幅器
の入力ノードにおける電圧偏差を一覧にして示す図であ
る。第4図はこの発明の他の実施例であるA/D変換器
の構成を示す図である。第5図は第4図に示すA/D変
換器に用いられるコンパレータの構成を示す図である。 第6図は第4図および第5図に示す抵抗分圧器およびコ
ンパレータの各ノードの接続関係およびコンパレータに
含まれる反転増幅器の入力ノードにおける電圧偏差を一
覧にして示す図である。第7図はこの発明のさらに他の
実施例であるA/D変換器の構成を示す図である。第8
図は第7図に示すA/D変換器に用いられるコンパレー
タの構成を示す図である。第9図は従来のA/D変換器
の構成を示す図である。第1.0図は第9図に示す従来
のA/D変換器のコンパレータの構成を示す図である。 第11図は第9図および第10図に示す抵抗分圧器およ
びコンパレータの各ノードの接続関係およびコンパレー
タに含まれる反転増幅器の入力ノードにおける電圧偏差
を一覧にして示す図である。 図において、1、la、lbおよび1cは抵抗分圧器、
2.2a、2bおよび2cはコンパレータ群、3はエン
コーダ、4は第1の基準電圧印加端子、5は第2の基準
電圧印加端子、7〜10.14〜19.37〜40.5
0はコンパレータの参照電圧入力端子、6はアナログ入
力電圧印加端子、13.33は抵抗ストリング、13’
   33′はR/2R抵抗網、NO〜N10は参照電
圧出力ノードである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第1図 特許出願人 三菱電機株式会社    −7第2図 ム CLに 第4図 第3図 たアfし 大 1↓TべT No ? %、味する。 第5図 $6図 丁;r;’L  f  体 No  >tg、v+iる
。 第8図 第7図 第11図 手続補正書(自発) 平成3年7月30日 事件の表示 発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 住所 名称 代表者 4、代理人 住所 平成2年特許願第167284号 A/D変換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アナログ信号をデジタル信号に変換するための回
    路装置であって、 第1の基準電圧供給ノードと第2の基準電圧供給ノード
    との間に設けられた抵抗網回路からなり、抵抗の接続ノ
    ードを出力ノードとして、前記第1の基準電圧と前記第
    2の基準電圧との差を1/2^n倍(nは自然数)した
    電圧信号を発生する手段、および 各々が、前記電圧信号発生手段の出力ノードの所定の組
    からの電圧信号を参照電位として前記アナログ信号を2
    値化処理する複数の処理手段を含む、A/D変換器。
  2. (2)アナログ信号をデジタル信号に変換するための回
    路装置であって、 第1の基準電圧供給ノードと第1のノードとの間に設け
    られた第1の抵抗網回路からなり、抵抗の接続ノードを
    出力ノードとして、前記第1の基準電圧供給ノードと前
    記第1のノードとの間の電圧差を等分割した電圧信号を
    発生する第1の電圧信号発生手段、 前記第1のノードと第2の基準電圧供給ノードとの間に
    設けられた第2の抵抗網回路からなり、抵抗の接続ノー
    ドを出力ノードとして、前記第1のノードと前記第2の
    基準電圧供給ノードとの間の電圧差を1/2^n倍(n
    は自然数)した電圧信号を発生する第2の電圧信号発生
    手段、および各々が前記第1および第2の電圧発生手段
    の出力ノードの所定の組からの電圧信号を参照電位とし
    て前記アナログ信号を2値化処理する複数の処理手段を
    含む、A/D変換器。
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