JPH0455884B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0455884B2 JPH0455884B2 JP62123231A JP12323187A JPH0455884B2 JP H0455884 B2 JPH0455884 B2 JP H0455884B2 JP 62123231 A JP62123231 A JP 62123231A JP 12323187 A JP12323187 A JP 12323187A JP H0455884 B2 JPH0455884 B2 JP H0455884B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- grounding
- loop
- attached
- grounding piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C27/00—Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels
- B60C27/06—Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over the complete circumference of the tread, e.g. made of chains or cables
- B60C27/10—Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over the complete circumference of the tread, e.g. made of chains or cables having tensioning means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C27/00—Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels
- B60C27/20—Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels having ground-engaging plate-like elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
- Handcart (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Protection Of Generators And Motors (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は自動車の車輪に対しその転がり抵抗
を増大するために取付けられる車輪用スリツプ止
め装置に関する。
を増大するために取付けられる車輪用スリツプ止
め装置に関する。
(従来の技術)
従来では自動車が積雪路面等のスリツプしやす
い路面上を走行するときに例えば自動車の車輪に
スノーチエーンを取付けて路面に対する車輪の転
がり抵抗を増大させていた。
い路面上を走行するときに例えば自動車の車輪に
スノーチエーンを取付けて路面に対する車輪の転
がり抵抗を増大させていた。
(発明が解決しようとする問題点)
従来のスノーチエーンの場合には重量が大き
く、形態が不定形であるため、スノーチエーンを
車輪に取付けたり、車輪から取外すときの脱着作
業が煩雑で過大な労力を必要とする問題点があつ
た。
く、形態が不定形であるため、スノーチエーンを
車輪に取付けたり、車輪から取外すときの脱着作
業が煩雑で過大な労力を必要とする問題点があつ
た。
本発明の目的は取扱いが簡便で脱着作業を簡易
化しうる車輪用スリツプ止め装置を提供すること
である。
化しうる車輪用スリツプ止め装置を提供すること
である。
(問題点を解決するための手段)
本発明の車輪用スリツプ止め装置は、車輪の外
側面に添装されるベース板にはその周方向へ配列
されかつタイヤに外接して掛装される適数個の接
地片の各基端部をそれぞれ固定し、前記各接地片
の自由端部を向心状に緊締および解放するために
設けた締め紐には前記各接地片の各自由端部にそ
れぞれ挿通されたループ部と、前記各接地片のう
ち、前記ループ部の両ループ基端が挿通された接
地片に形成した1対の通し孔にそれぞれ挿通され
てその接地片の自由端部側から基端部側へ引揃え
状態で引出された引揃え部とを形成し、前記ベー
ス板の外側面には前記引揃え部の外端を前記ルー
プ部が引締められた状態で脱離可能に繋止する繋
止部材を取付けた構成を有する。
側面に添装されるベース板にはその周方向へ配列
されかつタイヤに外接して掛装される適数個の接
地片の各基端部をそれぞれ固定し、前記各接地片
の自由端部を向心状に緊締および解放するために
設けた締め紐には前記各接地片の各自由端部にそ
れぞれ挿通されたループ部と、前記各接地片のう
ち、前記ループ部の両ループ基端が挿通された接
地片に形成した1対の通し孔にそれぞれ挿通され
てその接地片の自由端部側から基端部側へ引揃え
状態で引出された引揃え部とを形成し、前記ベー
ス板の外側面には前記引揃え部の外端を前記ルー
プ部が引締められた状態で脱離可能に繋止する繋
止部材を取付けた構成を有する。
(作 用)
ベース板を車輪の外側面に添装して前記ベース
板にそれぞれ基端部が固定された各接地片をそれ
ぞれタイヤに掛装し、前記各接地片の各自由端部
にそれぞれ挿通されたループ部と、前記接地片の
自由端部側から基端部側へ引揃え状態で引出され
た引揃え部とを有する締め紐の前記引揃え部を引
張ることによつて前記ループ部を引締めて前記各
接地片を緊締し、前記引揃え部の外端を前記ベー
ス板の外側面に取付けた繋止部材に繋止して車輪
用スリツプ止め装置を車輪に取付け、また、前記
引揃え部の端部を前記繋止部材から脱離させて前
記ループ部を弛緩させ、前記各接地片の緊締状態
を解除して車輪用スリツプ止め装置を車輪から取
外す。
板にそれぞれ基端部が固定された各接地片をそれ
ぞれタイヤに掛装し、前記各接地片の各自由端部
にそれぞれ挿通されたループ部と、前記接地片の
自由端部側から基端部側へ引揃え状態で引出され
た引揃え部とを有する締め紐の前記引揃え部を引
張ることによつて前記ループ部を引締めて前記各
接地片を緊締し、前記引揃え部の外端を前記ベー
ス板の外側面に取付けた繋止部材に繋止して車輪
用スリツプ止め装置を車輪に取付け、また、前記
引揃え部の端部を前記繋止部材から脱離させて前
記ループ部を弛緩させ、前記各接地片の緊締状態
を解除して車輪用スリツプ止め装置を車輪から取
外す。
(実施例)
次に、本発明の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
自動車の車輪Wに対しその転がり抵抗を増大さ
せるために脱着されるスリツプ止め装置Sにおい
て、車輪Wの外側面に添装するために設けたベー
ス板1には円形枠状の基枠2と、この基枠2の開
口部内に対し外方へ若干湾曲した状態で直径方向
に沿つて橋架された中板3と、基枠2の外周縁に
それぞれ突設されて基枠2の半径方向へ廷出され
かつ基枠2の周方向に配列された適数個の突片4
〜4とが連設され、この各突片4の両側縁にはそ
れぞれ側板4a,4aが後方へ突出されて各突片
4の内側面には断面がほぼコ型状の規制溝14が
それぞれ形成されている。中板3の外側面には突
条5が中板3の中央部付近から一端部にわたつて
突設され、この突条5の内端部には複数個のスリ
ツト状の繋止溝7a〜7aが凹設されたアーム繋
止部材7が起倒動作可能にピン着されている。
せるために脱着されるスリツプ止め装置Sにおい
て、車輪Wの外側面に添装するために設けたベー
ス板1には円形枠状の基枠2と、この基枠2の開
口部内に対し外方へ若干湾曲した状態で直径方向
に沿つて橋架された中板3と、基枠2の外周縁に
それぞれ突設されて基枠2の半径方向へ廷出され
かつ基枠2の周方向に配列された適数個の突片4
〜4とが連設され、この各突片4の両側縁にはそ
れぞれ側板4a,4aが後方へ突出されて各突片
4の内側面には断面がほぼコ型状の規制溝14が
それぞれ形成されている。中板3の外側面には突
条5が中板3の中央部付近から一端部にわたつて
突設され、この突条5の内端部には複数個のスリ
ツト状の繋止溝7a〜7aが凹設されたアーム繋
止部材7が起倒動作可能にピン着されている。
ベース1の周方向へ等間隔で配列された適数個
(本例では12個)の接地片8〜8は車輪Wのタイ
ヤTに対しその幅方向に沿つて外接させて掛装す
るためにそれぞれベルト状に形成されてタイヤT
の断面にほぼ沿つて円弧状に湾曲され、その基端
部8aが各突片4の内方で基枠2の内側面に対し
それぞれビス15でこのビス15回りの傾動可能
に止着されて基枠2に対しそれぞれ片持状に取付
けられている。各接地片8はそれぞれ帯板状の合
成樹脂材等によつて幅方向への撓曲変形不能で厚
さ方向への撓曲変形可能に形成されている。各接
地片8はその基端部8a付近が各突片4の規制溝
14内にそれぞれ嵌挿されて常には傾動動作が規
制され、この基端部8a付近を内方へ撓曲したと
きには同基端部8a付近が規制溝14内から脱抜
されて接地片8の傾動動作が許容される。
(本例では12個)の接地片8〜8は車輪Wのタイ
ヤTに対しその幅方向に沿つて外接させて掛装す
るためにそれぞれベルト状に形成されてタイヤT
の断面にほぼ沿つて円弧状に湾曲され、その基端
部8aが各突片4の内方で基枠2の内側面に対し
それぞれビス15でこのビス15回りの傾動可能
に止着されて基枠2に対しそれぞれ片持状に取付
けられている。各接地片8はそれぞれ帯板状の合
成樹脂材等によつて幅方向への撓曲変形不能で厚
さ方向への撓曲変形可能に形成されている。各接
地片8はその基端部8a付近が各突片4の規制溝
14内にそれぞれ嵌挿されて常には傾動動作が規
制され、この基端部8a付近を内方へ撓曲したと
きには同基端部8a付近が規制溝14内から脱抜
されて接地片8の傾動動作が許容される。
タイヤTの内側に添装される各接地片8の自由
端部8bにはそれぞれ挿通孔9が幅方向に沿つて
貫設されるとともに、中板3の一端部付近に配設
された図示上端の接地片8の両側縁にはそれぞれ
通し孔10aが縦貫されたガイドチユーブ10が
それぞれ一体状に付設されている。
端部8bにはそれぞれ挿通孔9が幅方向に沿つて
貫設されるとともに、中板3の一端部付近に配設
された図示上端の接地片8の両側縁にはそれぞれ
通し孔10aが縦貫されたガイドチユーブ10が
それぞれ一体状に付設されている。
金属線材等で形成された非伸縮性の締め紐11
は各接地片8の自由端部8bを一斉に緊縛および
解放して各接地片8の各頂部に内接する内接円の
直径を拡縮するために各接地片8に連繋され、こ
の紐め紐11は各接地片8の挿通孔9にそれぞれ
挿通されてループ状に湾曲したループ部11b
と、各接地片8のうち、ループ部11bの両ルー
プ基端が交差状態で挿通された接地片8の両側縁
に形成した両ガイドチユーブ10の通し孔10a
内にそれぞれ挿通されてその接地片8の自由端部
8b側から基端部8a側へ引揃え状態で引出され
た引揃え部11cとが形成されている。締め紐1
1の引揃え部11cの外端にはそれぞれスプリン
グ12が繋止されるとともに、両スプリング12
は前記アーム7の繋都溝7aに対し選択的に掛止
するためにライヤを曲折して形成された掛止金具
13の両端部にそれぞれ繋止されている。
は各接地片8の自由端部8bを一斉に緊縛および
解放して各接地片8の各頂部に内接する内接円の
直径を拡縮するために各接地片8に連繋され、こ
の紐め紐11は各接地片8の挿通孔9にそれぞれ
挿通されてループ状に湾曲したループ部11b
と、各接地片8のうち、ループ部11bの両ルー
プ基端が交差状態で挿通された接地片8の両側縁
に形成した両ガイドチユーブ10の通し孔10a
内にそれぞれ挿通されてその接地片8の自由端部
8b側から基端部8a側へ引揃え状態で引出され
た引揃え部11cとが形成されている。締め紐1
1の引揃え部11cの外端にはそれぞれスプリン
グ12が繋止されるとともに、両スプリング12
は前記アーム7の繋都溝7aに対し選択的に掛止
するためにライヤを曲折して形成された掛止金具
13の両端部にそれぞれ繋止されている。
そして、スリツプ止め装置Sを車輪Wに取付け
るときには締め紐11を弛緩して各接地片8の自
由端部8bを解放し、また、タイヤTの接地部T
1の両側に掛装する両接地片8をそれぞれ前方お
よび後方へ傾動して接地部T1から逃避させ、か
つこの両接地片8間に挿通された締め紐11bの
ループ部材11bのループ先端11aをタイヤT
の外方へ引出した状態で締め紐11のループ部1
1bを、ループ部11bのループ先端11aを残
して、傾倒状態の両接地片8を除く各接地片8の
自由端部8bとともにタイヤTの内方へ送り込ん
でこの各接地片8をタイヤTにそれぞれ掛装して
から、締め紐11を若干牽引して各接地片8の各
自由端部8bを向心状に若干牽引し、掛止金具1
3を起立状態のアーム7の基端付近の繋止溝7a
に掛止してアーム7を横倒し、締め紐11を仮締
めしてスリツプ止め装置Sを車輪Wに仮止めする
(第4図参照)。次に、車輪Wが前方へ傾動させた
接地片8および締め紐11のループ端11aを乗
り越えるまで自動車を若干前進させてから、傾動
させた両接地片8を正常の姿勢に復帰させ、かつ
締め紐11のループ先端11aをタイヤTの内方
へ送り込み、この状態でアーム7を起立させ、掛
止金具13を牽引して締め紐11をさらに引出
し、掛止金具13をアーム7の先端付近で車輪W
の寸法に適応する繋止溝7aに掛止してアーム7
を再び横倒すると、締め紐11が両スプリング1
2で牽引されて緊張し、各接地片8の自由端部8
bが向心状に緊縛されて各接地片8はタイヤTに
圧接した状態で緊締される。
るときには締め紐11を弛緩して各接地片8の自
由端部8bを解放し、また、タイヤTの接地部T
1の両側に掛装する両接地片8をそれぞれ前方お
よび後方へ傾動して接地部T1から逃避させ、か
つこの両接地片8間に挿通された締め紐11bの
ループ部材11bのループ先端11aをタイヤT
の外方へ引出した状態で締め紐11のループ部1
1bを、ループ部11bのループ先端11aを残
して、傾倒状態の両接地片8を除く各接地片8の
自由端部8bとともにタイヤTの内方へ送り込ん
でこの各接地片8をタイヤTにそれぞれ掛装して
から、締め紐11を若干牽引して各接地片8の各
自由端部8bを向心状に若干牽引し、掛止金具1
3を起立状態のアーム7の基端付近の繋止溝7a
に掛止してアーム7を横倒し、締め紐11を仮締
めしてスリツプ止め装置Sを車輪Wに仮止めする
(第4図参照)。次に、車輪Wが前方へ傾動させた
接地片8および締め紐11のループ端11aを乗
り越えるまで自動車を若干前進させてから、傾動
させた両接地片8を正常の姿勢に復帰させ、かつ
締め紐11のループ先端11aをタイヤTの内方
へ送り込み、この状態でアーム7を起立させ、掛
止金具13を牽引して締め紐11をさらに引出
し、掛止金具13をアーム7の先端付近で車輪W
の寸法に適応する繋止溝7aに掛止してアーム7
を再び横倒すると、締め紐11が両スプリング1
2で牽引されて緊張し、各接地片8の自由端部8
bが向心状に緊縛されて各接地片8はタイヤTに
圧接した状態で緊締される。
また、この状態でアーム7を起立させて掛止金
具13を繋止溝7aから脱離させ、締め紐11を
弛緩して各接地片8の自由端部8bを解放し、接
地状態の接地片8を除く各接地片8と、接地状態
の接地片8に挿通された締め紐11の一部を徐く
締め紐11のループ部11bとをタイヤTの外方
へ引出してベース板1を接地状態の接地片8を支
点として外方へ傾倒し、この状態で自動車を若干
前進させると、接地状態の接地片8およびこの接
地片8に挿通された締め紐11の一部がタイヤT
から自動的に解放され、全接地片8および締め紐
11全体を車輪Wの外側へ引出してスリツプ止め
装置Sを車輪Wから取外すことができる。
具13を繋止溝7aから脱離させ、締め紐11を
弛緩して各接地片8の自由端部8bを解放し、接
地状態の接地片8を除く各接地片8と、接地状態
の接地片8に挿通された締め紐11の一部を徐く
締め紐11のループ部11bとをタイヤTの外方
へ引出してベース板1を接地状態の接地片8を支
点として外方へ傾倒し、この状態で自動車を若干
前進させると、接地状態の接地片8およびこの接
地片8に挿通された締め紐11の一部がタイヤT
から自動的に解放され、全接地片8および締め紐
11全体を車輪Wの外側へ引出してスリツプ止め
装置Sを車輪Wから取外すことができる。
続いて、上記した実施例の作用と効果を説明す
る。本例では車輪の外側面に添装されるベース板
1にはその周方向へ配列されかつタイヤTに外接
して掛装される適数個の接地片8の各基端部8a
をそれぞれ固定し、各接地片8の自由端部8bを
向心状に緊および解放するために設けた締め紐1
1には各接地片8の各自由端部8bにそれぞれ挿
通されたループ部11bと、各接地片8のうち、
ループ部11bの両ループ基端が挿通された接地
片8に形成した1対の通し孔10aにそれぞれ挿
通されてその接地片8の自由端部8b側から基端
部8a側へ引揃え状態で引出された引揃え部11
cとを形成し、ベース板1の外側面には前記引揃
え部11cの外端をループ部10bが引締められ
た状態で脱離可能に繋止するアーム7を取付けて
ある。
る。本例では車輪の外側面に添装されるベース板
1にはその周方向へ配列されかつタイヤTに外接
して掛装される適数個の接地片8の各基端部8a
をそれぞれ固定し、各接地片8の自由端部8bを
向心状に緊および解放するために設けた締め紐1
1には各接地片8の各自由端部8bにそれぞれ挿
通されたループ部11bと、各接地片8のうち、
ループ部11bの両ループ基端が挿通された接地
片8に形成した1対の通し孔10aにそれぞれ挿
通されてその接地片8の自由端部8b側から基端
部8a側へ引揃え状態で引出された引揃え部11
cとを形成し、ベース板1の外側面には前記引揃
え部11cの外端をループ部10bが引締められ
た状態で脱離可能に繋止するアーム7を取付けて
ある。
このため、締め紐11の緊張操作および弛緩操
作によつて各接地片8を的確に緊締および解放し
てスリツプ止め装置Sを車輪Wに対し容易に取付
け、また、車輪Wから取外すことができ、車輪W
へのスリツプ止め装置Sの取付けおよび取外し作
業を簡易化しかつ取付けおよび取外し作業に要す
る労力を軽減しうるとともに、車輪を持上げるた
めのジヤツキアツプ作業が不要となる効果があ
る。
作によつて各接地片8を的確に緊締および解放し
てスリツプ止め装置Sを車輪Wに対し容易に取付
け、また、車輪Wから取外すことができ、車輪W
へのスリツプ止め装置Sの取付けおよび取外し作
業を簡易化しかつ取付けおよび取外し作業に要す
る労力を軽減しうるとともに、車輪を持上げるた
めのジヤツキアツプ作業が不要となる効果があ
る。
そして、スリツプ止め装置Sを車輪Wに取付け
た状態では各接地片8によつて車輪Wの転がり抵
抗が増大し、積雪路面上や砂地上等での走行時に
車輪Wのスリツプを確実に阻止して自動車を安全
に走行させることができる。
た状態では各接地片8によつて車輪Wの転がり抵
抗が増大し、積雪路面上や砂地上等での走行時に
車輪Wのスリツプを確実に阻止して自動車を安全
に走行させることができる。
とくに、本例では各接地片8がタイヤTの断面
にほぼ沿つて湾曲された状態でタイヤTの周方向
に配列されていて、各接地片8の形態および取付
け状態が安定しているため、各接地片8のタイヤ
Tへの掛装操作が容易となり、また、ベース板1
の外側に引出された締め紐11の端部をタイヤT
の外側で牽引操作することができるため、各接地
片8の緊締操作および解放操作を簡易化してスリ
ツプ止め装置Sの車輪Wへの脱着操作を簡便化す
ることができる。
にほぼ沿つて湾曲された状態でタイヤTの周方向
に配列されていて、各接地片8の形態および取付
け状態が安定しているため、各接地片8のタイヤ
Tへの掛装操作が容易となり、また、ベース板1
の外側に引出された締め紐11の端部をタイヤT
の外側で牽引操作することができるため、各接地
片8の緊締操作および解放操作を簡易化してスリ
ツプ止め装置Sの車輪Wへの脱着操作を簡便化す
ることができる。
また、本例では締め紐11を繋止するアーム7
に複数個の繋止溝7aを形成してあるため、車輪
Wに寸法差があつても、この寸法差を吸収してス
リツプ止め装置Sを各寸法の車輪Wに対しそれぞ
れ強固に取付けることができ、各種車輪に対する
スリツプ止め装置Sの着用範囲を拡大しうる効果
がある。
に複数個の繋止溝7aを形成してあるため、車輪
Wに寸法差があつても、この寸法差を吸収してス
リツプ止め装置Sを各寸法の車輪Wに対しそれぞ
れ強固に取付けることができ、各種車輪に対する
スリツプ止め装置Sの着用範囲を拡大しうる効果
がある。
(発明の効果)
本発明は前記したように構成してあるので、締
め紐の緊張操作及び弛緩操作を簡便化して各接地
片を適確かつ容易に緊締および解放し、スリツプ
止め装置を車輪に容易に取付け、また、車輪から
取外すことができ、車輪へのスリツプ止め装置の
着脱作業を簡便化しかつこの着脱作業に要する労
力を軽減することができる。
め紐の緊張操作及び弛緩操作を簡便化して各接地
片を適確かつ容易に緊締および解放し、スリツプ
止め装置を車輪に容易に取付け、また、車輪から
取外すことができ、車輪へのスリツプ止め装置の
着脱作業を簡便化しかつこの着脱作業に要する労
力を軽減することができる。
また、締め紐の引揃え部を車輪の外方へ引出し
た状態でこの引揃え部を車輪の外方位置で引張り
操作および弛緩操作して各接地片を緊締および解
放することができるので、スリツプ止め装置を車
輪に対して車輪の外方位置から簡便かつ適確に着
脱することができる。
た状態でこの引揃え部を車輪の外方位置で引張り
操作および弛緩操作して各接地片を緊締および解
放することができるので、スリツプ止め装置を車
輪に対して車輪の外方位置から簡便かつ適確に着
脱することができる。
とくに、締め紐の引揃え部を引揃え状態で同方
向へ引張つてループ部を引締めるので、各接地片
の各自由端部を的確にベース板の中心側へ引張つ
て各接地片を均等な締付け力で強固に緊締するこ
とができる。
向へ引張つてループ部を引締めるので、各接地片
の各自由端部を的確にベース板の中心側へ引張つ
て各接地片を均等な締付け力で強固に緊締するこ
とができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はスリツプ止め装置の斜視図、第2図は同じく正
面図、第3図は第2図のX−X線断面図、第4図
は締め紐を仮締めした状態を示すスリツプ止め装
置の背面図、第5図は締め紐を緊締した状態を示
すスリツプ止め装置の背面図、第6図は第4図の
Y−Y線断面図である。 1……ベース板、8……接地片、8b……自由
端部、11……締め紐、S……スリツプ止め装
置、T……タイヤ、W……車輪。
はスリツプ止め装置の斜視図、第2図は同じく正
面図、第3図は第2図のX−X線断面図、第4図
は締め紐を仮締めした状態を示すスリツプ止め装
置の背面図、第5図は締め紐を緊締した状態を示
すスリツプ止め装置の背面図、第6図は第4図の
Y−Y線断面図である。 1……ベース板、8……接地片、8b……自由
端部、11……締め紐、S……スリツプ止め装
置、T……タイヤ、W……車輪。
Claims (1)
- 1 車輪の外側面に添装されるベース板にはその
周方向へ配列されかつタイヤに外接して掛装され
る適数個の接地片の各基端部をそれぞれ固定し、
前記各接地片の自由端部を向心状に緊締および解
放するために設けた締め紐には前記各接地片の各
自由端部にそれぞれ挿通されたループ部と、前記
各接地片のうち、前記ループ部の両ループ基端が
挿通された接地片に形成した1対の通し孔にそれ
ぞれ挿通されてその接地片の自由端部側から基端
部側へ引揃え状態で引出された引揃え部とを形成
し、前記ベース板の外側面には前記引揃え部の外
端を前記ループ部が引締められた状態で脱離可能
に繋止する繋止部材を取付けたことを特徴とする
車輪用スリツプ止め装置。
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