JPH04372977A - 画像形成装置用ヒータ制御装置 - Google Patents
画像形成装置用ヒータ制御装置Info
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- JPH04372977A JPH04372977A JP3151551A JP15155191A JPH04372977A JP H04372977 A JPH04372977 A JP H04372977A JP 3151551 A JP3151551 A JP 3151551A JP 15155191 A JP15155191 A JP 15155191A JP H04372977 A JPH04372977 A JP H04372977A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/1906—Control of temperature characterised by the use of electric means using an analogue comparing device
- G05D23/1913—Control of temperature characterised by the use of electric means using an analogue comparing device delivering a series of pulses
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/20—Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタや複写
機あるいはファクシミリ装置のように画像の形成を行う
画像形成装置に用いられるヒータを制御するヒータ制御
装置に係わり、特に電圧の事情の異なる地域でも共通し
て使用することのできる画像形成装置用ヒータ制御装置
に関する。
機あるいはファクシミリ装置のように画像の形成を行う
画像形成装置に用いられるヒータを制御するヒータ制御
装置に係わり、特に電圧の事情の異なる地域でも共通し
て使用することのできる画像形成装置用ヒータ制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、感光体上に静電潜像を形成して
文字やイメージの記録を行うレーザプリンタでは、形成
された静電潜像をトナーで現像した後、トナー像を用紙
上に転写している。このトナー像を加熱によって用紙に
定着する場合には、ヒートロールのように電気的なヒー
タを用いるのが通常である。
文字やイメージの記録を行うレーザプリンタでは、形成
された静電潜像をトナーで現像した後、トナー像を用紙
上に転写している。このトナー像を加熱によって用紙に
定着する場合には、ヒートロールのように電気的なヒー
タを用いるのが通常である。
【0003】ところで、画像形成装置を構成する電気部
品には、トランジスタやIC(集積回路)のように直流
電源で駆動されるものと、前記したヒータのように交流
電源で駆動されるものがある。交流電源で駆動されてい
た動力源としてのモータや排気用のファンについては、
従来、交流電源で駆動されることが多かったが、最近で
は直流電源で駆動されることが多くなっている。これは
、これらの電気部品の制御をより精度良く行うことがで
きるためや、商用電源の周波数が例えば50Hzの区域
と60Hzの区域の双方でこれらの電気部品の特性を同
一に保つことができるためである。
品には、トランジスタやIC(集積回路)のように直流
電源で駆動されるものと、前記したヒータのように交流
電源で駆動されるものがある。交流電源で駆動されてい
た動力源としてのモータや排気用のファンについては、
従来、交流電源で駆動されることが多かったが、最近で
は直流電源で駆動されることが多くなっている。これは
、これらの電気部品の制御をより精度良く行うことがで
きるためや、商用電源の周波数が例えば50Hzの区域
と60Hzの区域の双方でこれらの電気部品の特性を同
一に保つことができるためである。
【0004】画像形成装置の中でヒータや一部の電気部
品に関しては、これらが比較的大電力を消費することや
、交流での制御が可能等の理由によって現在でも交流電
源がそのまま使用されていることが多い。
品に関しては、これらが比較的大電力を消費することや
、交流での制御が可能等の理由によって現在でも交流電
源がそのまま使用されていることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、各種
工業製品が世界を広く流通するようになっており、1つ
の国で生産された製品が色々な国に輸出されるようにな
っている。また、特に小型の製品では所有者の移動と共
にそれが複数の国で使用されるといったことも頻繁に生
じている。このような状況の下で、世界各国の商用電源
の電圧の違いが問題となっている。例えば日本の商用電
源は100ボルトであるが、北アメリカでは115ボル
トまたは120ボルトの地域が多く、中近東、アフリカ
およびヨーロッパでは220〜240ボルトの地域が多
い。また、隣接した国で商用電源の電圧が異なることも
珍しくなく、更に1つの国でも地域によって電源電圧を
異にしていることもある。
工業製品が世界を広く流通するようになっており、1つ
の国で生産された製品が色々な国に輸出されるようにな
っている。また、特に小型の製品では所有者の移動と共
にそれが複数の国で使用されるといったことも頻繁に生
じている。このような状況の下で、世界各国の商用電源
の電圧の違いが問題となっている。例えば日本の商用電
源は100ボルトであるが、北アメリカでは115ボル
トまたは120ボルトの地域が多く、中近東、アフリカ
およびヨーロッパでは220〜240ボルトの地域が多
い。また、隣接した国で商用電源の電圧が異なることも
珍しくなく、更に1つの国でも地域によって電源電圧を
異にしていることもある。
【0006】このような電圧事情の下でも、電池を電源
とする電気製品は交流電源を使用しないので、地域によ
って製品の電源対策を行う必要はない。また、ICや直
流モータ等の直流用電気部品については、商用電源から
直流電源を作製した時点で24ボルトあるいは5ボルト
等の電源電圧を得るようにしているので、これらについ
ても直接には地域ごとの電源対策を行う必要がない。
とする電気製品は交流電源を使用しないので、地域によ
って製品の電源対策を行う必要はない。また、ICや直
流モータ等の直流用電気部品については、商用電源から
直流電源を作製した時点で24ボルトあるいは5ボルト
等の電源電圧を得るようにしているので、これらについ
ても直接には地域ごとの電源対策を行う必要がない。
【0007】ところが、前述の定着装置のように交流電
源をそのまま使用する電気部品では、電源電圧が大きく
異なる地域と部品を共用することができない。例えば、
電源電圧が100ボルト仕様のヒータを200ボルトの
地域で使用すると、過度の電流のエネルギにより、ヒー
タ、スイッチその他の電気部品を破損したり、高温によ
る回路部品等の障害を発生させてしまう。反対に電源電
圧が200ボルト仕様のヒータを100ボルトの地域で
使用すると、発熱が十分でなく用紙の定着が不可能とな
ったり、定着可能になるまでの時間が非常に長くなって
しまい、現実の装置として使用することができなくなる
。
源をそのまま使用する電気部品では、電源電圧が大きく
異なる地域と部品を共用することができない。例えば、
電源電圧が100ボルト仕様のヒータを200ボルトの
地域で使用すると、過度の電流のエネルギにより、ヒー
タ、スイッチその他の電気部品を破損したり、高温によ
る回路部品等の障害を発生させてしまう。反対に電源電
圧が200ボルト仕様のヒータを100ボルトの地域で
使用すると、発熱が十分でなく用紙の定着が不可能とな
ったり、定着可能になるまでの時間が非常に長くなって
しまい、現実の装置として使用することができなくなる
。
【0008】そこで、従来では各商用電源の電圧に対応
したヒータ等の交流電気部品を製造し、電源電圧に合わ
せてこれらを選択的に使用することになっていた。この
ため、世界各国に輸出する画像形成装置を作製する場合
には、直流用の電気部品を共通化しているにもかかわら
ず、交流電気部品については各国対応の多くの種類を作
製する必要があった。この結果、部品が相対的に高価と
なるといった問題や、各種の部品の保管が大変となると
いうような問題があった。また、ヒータの場合には、こ
れをできるだけ高温状態で使用できるように石英管等の
材料で覆うようにしているが、サービスエンジニア以外
の者がこの管面に不注意に触れたりすると破損しやすい
という問題があった。したがってサービスエンジニアで
あっても、これを持ち歩いて電源電圧の変更に対処する
ことは好ましいことではなかった。
したヒータ等の交流電気部品を製造し、電源電圧に合わ
せてこれらを選択的に使用することになっていた。この
ため、世界各国に輸出する画像形成装置を作製する場合
には、直流用の電気部品を共通化しているにもかかわら
ず、交流電気部品については各国対応の多くの種類を作
製する必要があった。この結果、部品が相対的に高価と
なるといった問題や、各種の部品の保管が大変となると
いうような問題があった。また、ヒータの場合には、こ
れをできるだけ高温状態で使用できるように石英管等の
材料で覆うようにしているが、サービスエンジニア以外
の者がこの管面に不注意に触れたりすると破損しやすい
という問題があった。したがってサービスエンジニアで
あっても、これを持ち歩いて電源電圧の変更に対処する
ことは好ましいことではなかった。
【0009】これに対処するに、本出願人は、先に提出
した特願平1−210758号(特開平3−75805
号公報)において、トランスを用いて、電源電圧が20
0ボルトの場合には電源電圧を半分に降下させるという
技術と、2本のヒータを用意して、電源電圧が100ボ
ルトの場合にはこれらのヒータを並列に接続し、電源電
圧が200ボルトの場合にはこれらのヒータを直列に接
続して、電源電圧によらず消費電力を等しくするという
技術を提案している。
した特願平1−210758号(特開平3−75805
号公報)において、トランスを用いて、電源電圧が20
0ボルトの場合には電源電圧を半分に降下させるという
技術と、2本のヒータを用意して、電源電圧が100ボ
ルトの場合にはこれらのヒータを並列に接続し、電源電
圧が200ボルトの場合にはこれらのヒータを直列に接
続して、電源電圧によらず消費電力を等しくするという
技術を提案している。
【0010】しかしながら、トランスを用いて電源電圧
を半分に降下させる技術の場合、電源電圧が100ボル
トのときと200ボルトのときとでトランスの1次巻線
の入力端子を切り換えるパワーリレーや、トランスが必
要であり、装置のコストアップ、大型化をまねく。
を半分に降下させる技術の場合、電源電圧が100ボル
トのときと200ボルトのときとでトランスの1次巻線
の入力端子を切り換えるパワーリレーや、トランスが必
要であり、装置のコストアップ、大型化をまねく。
【0011】また、2本のヒータを直列と並列とに切り
換える技術の場合、ヒータおよびこのヒータを電源等に
接続するためのヒータコネクタの数が増えると共に、2
本のヒータを直列と並列とに切り換えるためのパワーリ
レーが必要であり、やはり、装置のコストアップ、大型
化をまねく。
換える技術の場合、ヒータおよびこのヒータを電源等に
接続するためのヒータコネクタの数が増えると共に、2
本のヒータを直列と並列とに切り換えるためのパワーリ
レーが必要であり、やはり、装置のコストアップ、大型
化をまねく。
【0012】また、レーザプリンタ等の画像形成装置で
は、画質を一定に保つために、ヒータを内蔵したヒート
ロールの温度を略一定に保つ必要がある。そこで、従来
は、温度検出器によってヒートロールの表面温度を検出
し、この検出温度が設定温度以上になったらヒータに対
する通電を停止し、検出温度が設定温度より下がったら
再びヒータに通電するという制御を行っていた。しかし
ながら、このような制御では、ヒートロールの温度変動
が激しくなるという問題点がある。特に、装置のウォー
ムアップ時にはオーバシュートを生じるという問題点が
ある。
は、画質を一定に保つために、ヒータを内蔵したヒート
ロールの温度を略一定に保つ必要がある。そこで、従来
は、温度検出器によってヒートロールの表面温度を検出
し、この検出温度が設定温度以上になったらヒータに対
する通電を停止し、検出温度が設定温度より下がったら
再びヒータに通電するという制御を行っていた。しかし
ながら、このような制御では、ヒートロールの温度変動
が激しくなるという問題点がある。特に、装置のウォー
ムアップ時にはオーバシュートを生じるという問題点が
ある。
【0013】そこで本発明の第1の目的は、簡単な構成
で、商用電源の電圧が異なっても1本のヒータを共通に
使用できるようにした画像形成装置用ヒータ制御装置を
提供することにある。
で、商用電源の電圧が異なっても1本のヒータを共通に
使用できるようにした画像形成装置用ヒータ制御装置を
提供することにある。
【0014】本発明の第2の目的は、簡単な構成で、ヒ
ータの温度変化を少なくできるようにした画像形成装置
用ヒータ制御装置を提供することにある。
ータの温度変化を少なくできるようにした画像形成装置
用ヒータ制御装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置用ヒータ制御装置は、画像形成装置に用いら
れるヒータに対する交流電圧の印加を断続するスイッチ
と、ヒータに印加される交流電圧の値に応じて、スイッ
チを制御して、単位時間当たりのヒータに対する交流電
圧の印加時間を変えるスイッチ制御手段とを備えたもの
である。
像形成装置用ヒータ制御装置は、画像形成装置に用いら
れるヒータに対する交流電圧の印加を断続するスイッチ
と、ヒータに印加される交流電圧の値に応じて、スイッ
チを制御して、単位時間当たりのヒータに対する交流電
圧の印加時間を変えるスイッチ制御手段とを備えたもの
である。
【0016】この装置では、ヒータに印加される交流電
圧の値に応じてスイッチを制御することによって、単位
時間当たりのヒータに対する交流電圧の印加時間が変え
られ、これにより、交流電圧の値が異なっても消費電力
を略等しくすることが可能となる。
圧の値に応じてスイッチを制御することによって、単位
時間当たりのヒータに対する交流電圧の印加時間が変え
られ、これにより、交流電圧の値が異なっても消費電力
を略等しくすることが可能となる。
【0017】請求項2記載の発明の画像形成装置用ヒー
タ制御装置は、画像形成装置に用いられるヒータに対す
る交流電圧の印加を断続するスイッチと、ヒータの近傍
に設けられた温度検出器と、この温度検出器で検出した
温度に応じて、スイッチを制御して、単位時間当たりの
ヒータに対する交流電圧の印加時間を変えるスイッチ制
御手段とを備えたものである。
タ制御装置は、画像形成装置に用いられるヒータに対す
る交流電圧の印加を断続するスイッチと、ヒータの近傍
に設けられた温度検出器と、この温度検出器で検出した
温度に応じて、スイッチを制御して、単位時間当たりの
ヒータに対する交流電圧の印加時間を変えるスイッチ制
御手段とを備えたものである。
【0018】この装置では、ヒータの近傍に設けられた
温度検出器で検出した温度に応じてスイッチを制御する
ことによって、単位時間当たりのヒータに対する交流電
圧の印加時間が変えられ、これにより、ヒータの温度を
略一定にすることが可能となる。
温度検出器で検出した温度に応じてスイッチを制御する
ことによって、単位時間当たりのヒータに対する交流電
圧の印加時間が変えられ、これにより、ヒータの温度を
略一定にすることが可能となる。
【0019】請求項3記載の発明の画像形成装置用ヒー
タ制御装置は、画像形成装置に用いられるヒータに対す
る交流電圧の印加を断続するスイッチと、ヒータの近傍
に設けられた温度検出器と、ヒータに印加される交流電
圧の値および温度検出器で検出した温度に応じて、スイ
ッチを制御して、単位時間当たりのヒータに対する交流
電圧の印加時間を変えるスイッチ制御手段とを備えたも
のである。
タ制御装置は、画像形成装置に用いられるヒータに対す
る交流電圧の印加を断続するスイッチと、ヒータの近傍
に設けられた温度検出器と、ヒータに印加される交流電
圧の値および温度検出器で検出した温度に応じて、スイ
ッチを制御して、単位時間当たりのヒータに対する交流
電圧の印加時間を変えるスイッチ制御手段とを備えたも
のである。
【0020】この装置では、ヒータに印加される交流電
圧の値およびヒータの近傍の温度に応じてスイッチを制
御することによって、単位時間当たりのヒータに対する
交流電圧の印加時間が変えられ、これにより、交流電圧
の値が異なっても消費電力を略等しくすること、および
ヒータの温度を略一定にすることが可能となる。
圧の値およびヒータの近傍の温度に応じてスイッチを制
御することによって、単位時間当たりのヒータに対する
交流電圧の印加時間が変えられ、これにより、交流電圧
の値が異なっても消費電力を略等しくすること、および
ヒータの温度を略一定にすることが可能となる。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明におけるスイッチ制御手段が、温度検出器で検出した
温度に応じた時間の印加可能期間を設定し、交流電圧の
値に応じてこの印加可能期間中におけるヒータに対する
交流電圧の印加時間を変えるものである。
明におけるスイッチ制御手段が、温度検出器で検出した
温度に応じた時間の印加可能期間を設定し、交流電圧の
値に応じてこの印加可能期間中におけるヒータに対する
交流電圧の印加時間を変えるものである。
【0022】請求項5記載の発明の画像形成装置用ヒー
タ制御装置は、画像形成装置に用いられるヒータに対す
る交流電圧の印加を断続するスイッチと、ヒータの表面
温度を検出する第1の温度検出器と、ヒータの周囲の温
度を検出する第2の温度検出器と、第1の温度検出器に
よる検出温度が所定の温度に達するまでは、ヒータに印
加される交流電圧の値に応じてスイッチを制御して単位
時間当たりのヒータに対する交流電圧の印加時間を変え
、第1の温度検出器による検出温度が所定の温度に達し
た後は、ヒータに印加される交流電圧の値および第2の
温度検出器による検出温度に応じてスイッチを制御して
単位時間当たりのヒータに対する交流電圧の印加時間を
変えるスイッチ制御手段とを備えたものである。
タ制御装置は、画像形成装置に用いられるヒータに対す
る交流電圧の印加を断続するスイッチと、ヒータの表面
温度を検出する第1の温度検出器と、ヒータの周囲の温
度を検出する第2の温度検出器と、第1の温度検出器に
よる検出温度が所定の温度に達するまでは、ヒータに印
加される交流電圧の値に応じてスイッチを制御して単位
時間当たりのヒータに対する交流電圧の印加時間を変え
、第1の温度検出器による検出温度が所定の温度に達し
た後は、ヒータに印加される交流電圧の値および第2の
温度検出器による検出温度に応じてスイッチを制御して
単位時間当たりのヒータに対する交流電圧の印加時間を
変えるスイッチ制御手段とを備えたものである。
【0023】この装置では、ヒータの表面温度が所定の
温度に達するまでは、ヒータに印加される交流電圧の値
に応じてスイッチを制御することによって、単位時間当
たりのヒータに対する交流電圧の印加時間か変えられ、
交流電圧の値が異なっても消費電力を略等しくすること
が可能となると共に、ヒータの表面温度が所定の温度に
達した後は、ヒータに印加される交流電圧の値およびヒ
ータの周囲の温度に応じてスイッチを制御することによ
って、単位時間当たりのヒータに対する交流電圧の印加
時間が変えられ、交流電圧の値が異なっても消費電力を
略等しくすること、およびヒータの温度を略一定にする
ことが可能となる。
温度に達するまでは、ヒータに印加される交流電圧の値
に応じてスイッチを制御することによって、単位時間当
たりのヒータに対する交流電圧の印加時間か変えられ、
交流電圧の値が異なっても消費電力を略等しくすること
が可能となると共に、ヒータの表面温度が所定の温度に
達した後は、ヒータに印加される交流電圧の値およびヒ
ータの周囲の温度に応じてスイッチを制御することによ
って、単位時間当たりのヒータに対する交流電圧の印加
時間が変えられ、交流電圧の値が異なっても消費電力を
略等しくすること、およびヒータの温度を略一定にする
ことが可能となる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0025】図1ないし図9は本発明の第1実施例に係
る。図3は、画像形成装置としてのレーザプリンタの概
略構成を示す説明図である。このレーザプリンタ11は
、レーザ走査装置12を備えている。レーザ走査装置1
2には、画信号に応じてレーザ光を変調して出力する半
導体レーザ13が配置されている。この半導体レーザ1
3から射出されたレーザビームは回転多面鏡(ポリゴン
ミラー)14に入射し、この回転に応じて偏向される。 偏向されたレーザビームはfθレンズ15を通過した後
、ミラー16、17によって進行方向を変えられ、この
レーザ走査装置12から出力される。
る。図3は、画像形成装置としてのレーザプリンタの概
略構成を示す説明図である。このレーザプリンタ11は
、レーザ走査装置12を備えている。レーザ走査装置1
2には、画信号に応じてレーザ光を変調して出力する半
導体レーザ13が配置されている。この半導体レーザ1
3から射出されたレーザビームは回転多面鏡(ポリゴン
ミラー)14に入射し、この回転に応じて偏向される。 偏向されたレーザビームはfθレンズ15を通過した後
、ミラー16、17によって進行方向を変えられ、この
レーザ走査装置12から出力される。
【0026】レーザ走査装置12の下方には、定速で回
転する感光体ドラム19が配置されている。レーザ走査
装置12から出力されたレーザビームは、この感光体ド
ラム19の所定の露光位置21をその軸方向すなわち主
走査方向に繰り返し走査する。この露光位置21よりも
わずかに手前には、感光体ドラム19に対向してチャー
ジコロトロン22が配置されており、感光体ドラム21
の表面を一様に帯電させるようになっている。この帯電
後の感光体ドラム21にレーザビームが照射されること
で、ドラム表面には画像情報に対応した静電潜像が形成
される。この静電潜像は、露光位置よりも下流側のドラ
ム表面で現像装置24によって現像される。この現像装
置24内には、ドラム表面の静電潜像上にトナーを磁気
的に付着(穂立ちとも言う)させて静電潜像の現像を行
うための現像ロール25や、カートリッジ内のトナーを
現像ロール25に供給するためのトナー供給機構26等
の部品が配置されている。現像装置24には、所定の現
像バイアスが印加されている。
転する感光体ドラム19が配置されている。レーザ走査
装置12から出力されたレーザビームは、この感光体ド
ラム19の所定の露光位置21をその軸方向すなわち主
走査方向に繰り返し走査する。この露光位置21よりも
わずかに手前には、感光体ドラム19に対向してチャー
ジコロトロン22が配置されており、感光体ドラム21
の表面を一様に帯電させるようになっている。この帯電
後の感光体ドラム21にレーザビームが照射されること
で、ドラム表面には画像情報に対応した静電潜像が形成
される。この静電潜像は、露光位置よりも下流側のドラ
ム表面で現像装置24によって現像される。この現像装
置24内には、ドラム表面の静電潜像上にトナーを磁気
的に付着(穂立ちとも言う)させて静電潜像の現像を行
うための現像ロール25や、カートリッジ内のトナーを
現像ロール25に供給するためのトナー供給機構26等
の部品が配置されている。現像装置24には、所定の現
像バイアスが印加されている。
【0027】現像装置24の現像によって形成されたト
ナー像は、感光体ドラム19の回転によってトランスフ
ァコロトロン28に対向する位置まで移動し、ここで記
録用紙(普通紙)に静電的に転写されることになる。
ナー像は、感光体ドラム19の回転によってトランスフ
ァコロトロン28に対向する位置まで移動し、ここで記
録用紙(普通紙)に静電的に転写されることになる。
【0028】ここで、記録用紙の搬送径路について簡単
に説明する。図示しない記録用紙は、このレーザプリン
タ11の下部に着脱自在に配置されたカセットトレイ3
1に積層されるようになっている。カセットトレイ31
の最上層に配置された記録用紙は、半月状の形状をした
半月ロール32によってトレイ外に送り出される。半月
ロール32の代わりにリタード・ロール等の他の手段が
用いられることもある。
に説明する。図示しない記録用紙は、このレーザプリン
タ11の下部に着脱自在に配置されたカセットトレイ3
1に積層されるようになっている。カセットトレイ31
の最上層に配置された記録用紙は、半月状の形状をした
半月ロール32によってトレイ外に送り出される。半月
ロール32の代わりにリタード・ロール等の他の手段が
用いられることもある。
【0029】送り出された記録用紙は破線で示した径路
を搬送ロール33によって進行し、レジスト・ロール3
4の先端に到達した時点でその進行を一旦停止させる。 この後、感光体ドラム19の回転位置と同期をとって図
示しない電磁クラッチがレジスト・ロール34の回転を
開始させ、記録用紙が一定した速度でかつ安定して搬送
を開始される。このようにして、記録用紙は所望のタイ
ミングで感光体ドラム19とトランスファコロトロン2
8の間を通過する。この通過の時点だけ、トランスファ
コロトロン28は放電を行い、これによって感光体ドラ
ム19上のトナー像が静電的にトランスファコロトロン
28方向に吸引され、記録用紙上にトナー像の転写が行
われる。転写の行われた記録用紙は、トランスファコロ
トロン28の下流側に配置された図示しない除電針によ
ってその背面から除電され、ドラム表面から剥離される
。剥離された記録用紙は、その緊張を解くために所定の
長さの搬送路上を搬送された後、ヒートロール6とプレ
ッシャロール8の対から成る定着装置に運ばれる。定着
装置では記録用紙が所定幅でニップしているヒートロー
ル6とプレッシャロール8の間を通過する。このとき、
記録用紙におけるトナー像の転写された側がヒートロー
ル6側となり、プレッシャロール8は記録用紙をヒート
ロール6に押し付けて効率的な熱伝達を可能にする。ヒ
ートロール6は高温の一定した温度に制御されている。 この状態で、記録用紙上のトナー像は用紙面に熱定着さ
れる。
を搬送ロール33によって進行し、レジスト・ロール3
4の先端に到達した時点でその進行を一旦停止させる。 この後、感光体ドラム19の回転位置と同期をとって図
示しない電磁クラッチがレジスト・ロール34の回転を
開始させ、記録用紙が一定した速度でかつ安定して搬送
を開始される。このようにして、記録用紙は所望のタイ
ミングで感光体ドラム19とトランスファコロトロン2
8の間を通過する。この通過の時点だけ、トランスファ
コロトロン28は放電を行い、これによって感光体ドラ
ム19上のトナー像が静電的にトランスファコロトロン
28方向に吸引され、記録用紙上にトナー像の転写が行
われる。転写の行われた記録用紙は、トランスファコロ
トロン28の下流側に配置された図示しない除電針によ
ってその背面から除電され、ドラム表面から剥離される
。剥離された記録用紙は、その緊張を解くために所定の
長さの搬送路上を搬送された後、ヒートロール6とプレ
ッシャロール8の対から成る定着装置に運ばれる。定着
装置では記録用紙が所定幅でニップしているヒートロー
ル6とプレッシャロール8の間を通過する。このとき、
記録用紙におけるトナー像の転写された側がヒートロー
ル6側となり、プレッシャロール8は記録用紙をヒート
ロール6に押し付けて効率的な熱伝達を可能にする。ヒ
ートロール6は高温の一定した温度に制御されている。 この状態で、記録用紙上のトナー像は用紙面に熱定着さ
れる。
【0030】定着装置の出口側には定着後の記録用紙の
搬送路を切り換えるための切換弁38が用意されている
。この切換弁38の切換作業によって、定着後の記録用
紙はそのまま直進して第1の排出方向39に排出される
か、装置内をU字状に搬送されて第1の排出方向39と
ほぼ逆方向の第2の排出方向41にレーザプリンタ11
の上部から排出される。このように排出方向を2種類選
択することができるようにしたのは、記録面を上にして
排出するか下にして排出するかの選択を可能にするため
である。第2の排出方向41を選んで記録面を下にして
排出すると、1ページずつ順に印刷したものを排出され
た順序のままステープラで綴じることができる。
搬送路を切り換えるための切換弁38が用意されている
。この切換弁38の切換作業によって、定着後の記録用
紙はそのまま直進して第1の排出方向39に排出される
か、装置内をU字状に搬送されて第1の排出方向39と
ほぼ逆方向の第2の排出方向41にレーザプリンタ11
の上部から排出される。このように排出方向を2種類選
択することができるようにしたのは、記録面を上にして
排出するか下にして排出するかの選択を可能にするため
である。第2の排出方向41を選んで記録面を下にして
排出すると、1ページずつ順に印刷したものを排出され
た順序のままステープラで綴じることができる。
【0031】ところで、記録用紙に転写されなかったト
ナー像は、トランスファコロトロン28の更に下流側に
配置されたクリーニング装置43によってドラム表面か
ら除去される。クリーニング装置43には、ドラム表面
からトナーを削りとるためのブレード44や、ブレード
44の下に堆積したトナー粒子を後方の格納場所に退避
させるための回転体45が配置されている。
ナー像は、トランスファコロトロン28の更に下流側に
配置されたクリーニング装置43によってドラム表面か
ら除去される。クリーニング装置43には、ドラム表面
からトナーを削りとるためのブレード44や、ブレード
44の下に堆積したトナー粒子を後方の格納場所に退避
させるための回転体45が配置されている。
【0032】図4は、このようなレーザプリンタの回路
部分の要部を示すブロックである。このレーザプリンタ
11には中央処理装置(以下、CPUと記す。)を搭載
した制御部51が配置されている。制御部51の制御は
、内蔵のリード・オンリ・メモリ(以下、ROMと記す
。)に書き込まれたプログラムによって行われるように
なっている。制御部51には、各種の回路部品が接続さ
れている。すなわち、記録用紙の搬送状態をチェックし
たりするためのセンサ類52や、図示しない操作パネル
上に配置された表示部53や、駆動制御を行うための各
種クラッチ類54および駆動部55が接続されている。 また、前記したチャージコロトロン22等に高電圧を供
給するための高圧電源56や、図示しないプリント基板
等に低電圧を供給するための低圧電源部57や、前記し
たヒートロール6の電力制御を行う定着装置58も、こ
の制御部51に接続されている。高圧電源56、低圧電
源部57および定着装置58は、交流入力端子61を介
して交流電源に接続されるようになっている。
部分の要部を示すブロックである。このレーザプリンタ
11には中央処理装置(以下、CPUと記す。)を搭載
した制御部51が配置されている。制御部51の制御は
、内蔵のリード・オンリ・メモリ(以下、ROMと記す
。)に書き込まれたプログラムによって行われるように
なっている。制御部51には、各種の回路部品が接続さ
れている。すなわち、記録用紙の搬送状態をチェックし
たりするためのセンサ類52や、図示しない操作パネル
上に配置された表示部53や、駆動制御を行うための各
種クラッチ類54および駆動部55が接続されている。 また、前記したチャージコロトロン22等に高電圧を供
給するための高圧電源56や、図示しないプリント基板
等に低電圧を供給するための低圧電源部57や、前記し
たヒートロール6の電力制御を行う定着装置58も、こ
の制御部51に接続されている。高圧電源56、低圧電
源部57および定着装置58は、交流入力端子61を介
して交流電源に接続されるようになっている。
【0033】図5は、定着装置58の機械的な構成を表
わしたものである。この定着装置58は、ヒータ62を
有し、このヒータ62は、一対のランプサポート63、
63によって支持板64、64に固定されている。支持
板64は軸受65を介してヒートロール6のカラー66
を支持するようになっている。ヒートロール6は金属製
の筒に耐熱性の樹脂をコーティングしたもので、一端に
固定したギア67に図示しないギアを歯合させることに
よって動力を受け、所定速度で回転するようになってい
る。ヒートロール6の表面には、ヒューズ68が軽く接
触しその表面温度を監視するようになっている。コネク
タ69に接続される交流電源の一端はそのままヒータ6
2の一端(図で左端)に接続され、交流電源の他端はヒ
ューズ68を介してこのヒータ62の他端(図で右端)
に接続されるようになっている。ヒューズ68は、ヒー
トロール6が何らかの原因によって異常に加熱したとき
、ヒータ62への通電を停止させるために用いられる。
わしたものである。この定着装置58は、ヒータ62を
有し、このヒータ62は、一対のランプサポート63、
63によって支持板64、64に固定されている。支持
板64は軸受65を介してヒートロール6のカラー66
を支持するようになっている。ヒートロール6は金属製
の筒に耐熱性の樹脂をコーティングしたもので、一端に
固定したギア67に図示しないギアを歯合させることに
よって動力を受け、所定速度で回転するようになってい
る。ヒートロール6の表面には、ヒューズ68が軽く接
触しその表面温度を監視するようになっている。コネク
タ69に接続される交流電源の一端はそのままヒータ6
2の一端(図で左端)に接続され、交流電源の他端はヒ
ューズ68を介してこのヒータ62の他端(図で右端)
に接続されるようになっている。ヒューズ68は、ヒー
トロール6が何らかの原因によって異常に加熱したとき
、ヒータ62への通電を停止させるために用いられる。
【0034】ヒートロール6には、プレッシャロール8
が加圧状態で接触しており所定幅のニップ領域を形成し
ている。このニップ領域を記録用紙(図示せず)が通過
することによって、この用紙にトナー像が熱的に定着さ
れることになる。
が加圧状態で接触しており所定幅のニップ領域を形成し
ている。このニップ領域を記録用紙(図示せず)が通過
することによって、この用紙にトナー像が熱的に定着さ
れることになる。
【0035】次に、本実施例におけるヒータ制御装置に
ついて説明する。図1はヒータ制御装置の構成を示すブ
ロック図である。ヒータ62は、電源スイッチ71、7
1を介して交流電源72に接続されるようになっている
。電源スイッチ71とヒータ62の一端との間には、例
えばソリッドステートリレーを用いたスイッチ73とヒ
ューズ68とが直列に介装されている。スイッチ73は
制御部51によってオン、オフが制御されるようになっ
ている。また、ヒータ62を内蔵するヒートロール6の
表面には、温度検出器74が軽く接触しその表面温度を
検出するようになっている。この温度検出器74の検出
結果は制御部51に入力されるようになっている。
ついて説明する。図1はヒータ制御装置の構成を示すブ
ロック図である。ヒータ62は、電源スイッチ71、7
1を介して交流電源72に接続されるようになっている
。電源スイッチ71とヒータ62の一端との間には、例
えばソリッドステートリレーを用いたスイッチ73とヒ
ューズ68とが直列に介装されている。スイッチ73は
制御部51によってオン、オフが制御されるようになっ
ている。また、ヒータ62を内蔵するヒートロール6の
表面には、温度検出器74が軽く接触しその表面温度を
検出するようになっている。この温度検出器74の検出
結果は制御部51に入力されるようになっている。
【0036】また、電源スイッチ71、71と低圧電源
部57の間には、電源スイッチ71側から順に、整流部
75、電源平滑部76および電圧検出部77が設けられ
ている。そして、交流電源72から供給される交流は整
流部75で整流され、電源平滑部76で平滑化され、電
圧検出部77を経て低圧電源部57に入力される。この
低圧電源部57から発生される低電圧の直流電圧は、制
御部51等に供給される。電圧検出部77は入力電圧の
値を検出し、検出結果は制御部51に入力されるように
なっている。
部57の間には、電源スイッチ71側から順に、整流部
75、電源平滑部76および電圧検出部77が設けられ
ている。そして、交流電源72から供給される交流は整
流部75で整流され、電源平滑部76で平滑化され、電
圧検出部77を経て低圧電源部57に入力される。この
低圧電源部57から発生される低電圧の直流電圧は、制
御部51等に供給される。電圧検出部77は入力電圧の
値を検出し、検出結果は制御部51に入力されるように
なっている。
【0037】図2は、図1の制御部51を詳しく示すブ
ロック図である。この制御部51は、互いにバス84に
よって接続された中央処理装置(以下、CPUと記す。 )81、リード・オンリ・メモリ(以下、ROMと記す
。)82およびランダム・アクセス・メモリ(以下、R
AMと記す。)83を備えている。バス84には、それ
ぞれ、インターフェース85、86、87を介してスイ
ッチ73、温度検出器74および電圧検出部87が接続
されている。なお、CPU81、ROM82、RAM8
3、インターフェース85、86、87を含む制御部5
1は、例えば1チップのマイクロコンピュータによって
構成されている。なお、図2には示していないが、この
制御部51には、他にも図3に示すようなセンサ類52
等が接続されている。CPU81は、ROM82に書き
込まれたプログラムに従って、スイッチ73の制御の他
、レーザプリンタ全体の動作を制御するようになってい
る。RAM83には、この制御に必要な一時的なデータ
が記憶されるようになっている。
ロック図である。この制御部51は、互いにバス84に
よって接続された中央処理装置(以下、CPUと記す。 )81、リード・オンリ・メモリ(以下、ROMと記す
。)82およびランダム・アクセス・メモリ(以下、R
AMと記す。)83を備えている。バス84には、それ
ぞれ、インターフェース85、86、87を介してスイ
ッチ73、温度検出器74および電圧検出部87が接続
されている。なお、CPU81、ROM82、RAM8
3、インターフェース85、86、87を含む制御部5
1は、例えば1チップのマイクロコンピュータによって
構成されている。なお、図2には示していないが、この
制御部51には、他にも図3に示すようなセンサ類52
等が接続されている。CPU81は、ROM82に書き
込まれたプログラムに従って、スイッチ73の制御の他
、レーザプリンタ全体の動作を制御するようになってい
る。RAM83には、この制御に必要な一時的なデータ
が記憶されるようになっている。
【0038】次に、図6ないし図9を用いて、本実施例
のヒータ制御装置の動作について説明する。
のヒータ制御装置の動作について説明する。
【0039】図6はヒータ制御装置の主な動作を示すフ
ローチャートである。この図に示すように、ステップ(
以下、Sと記す。)101で電源スイッチ71をオンに
すると、交流電源72からの交流が、整流部75、電源
平滑部76を経て直流として電圧検出部77に入力され
る。この電圧検出部77は、S102で、この入力電圧
を検出することによって交流電源の電圧値を検出する。 この検出結果は、制御部51に入力される。この制御部
51はS103で、電圧検出部77の検出電圧を所定の
基準電圧、例えば150ボルト(V)と比較することに
よって、交流電源が100ボルト系か否か、すなわち1
00ボルト系か200ボルト系かを判断する。ここで、
100ボルト系とは、例えば100〜125ボルトのよ
うな100ボルト近傍の交流電源をいい、200ボルト
系とは、例えば200〜250ボルトのような200ボ
ルト近傍の交流電源をいう。そして、100ボルト系の
場合(S103でYESの場合)にはS104で100
ボルト系制御ルーチンを実行し、200ボルト系の場合
(S103でNOの場合)にはS105で200ボルト
系制御ルーチンを実行する。
ローチャートである。この図に示すように、ステップ(
以下、Sと記す。)101で電源スイッチ71をオンに
すると、交流電源72からの交流が、整流部75、電源
平滑部76を経て直流として電圧検出部77に入力され
る。この電圧検出部77は、S102で、この入力電圧
を検出することによって交流電源の電圧値を検出する。 この検出結果は、制御部51に入力される。この制御部
51はS103で、電圧検出部77の検出電圧を所定の
基準電圧、例えば150ボルト(V)と比較することに
よって、交流電源が100ボルト系か否か、すなわち1
00ボルト系か200ボルト系かを判断する。ここで、
100ボルト系とは、例えば100〜125ボルトのよ
うな100ボルト近傍の交流電源をいい、200ボルト
系とは、例えば200〜250ボルトのような200ボ
ルト近傍の交流電源をいう。そして、100ボルト系の
場合(S103でYESの場合)にはS104で100
ボルト系制御ルーチンを実行し、200ボルト系の場合
(S103でNOの場合)にはS105で200ボルト
系制御ルーチンを実行する。
【0040】図7は、図6における100ボルト系制御
ルーチンを示すフローチャートである。このルーチンで
は、まずS111で、制御部51が温度検出器74の検
出温度を入力し、S112で、この検出温度が設定温度
より低いか否かを判断する。なお、設定温度とは、ヒー
トロール6の表面温度として最適な温度として設定した
温度である。検出温度が設定温度より低い場合(S11
2でYESの場合)にはS113でスイッチ73をオン
してS111へ戻り、検出温度が設定温度以上の場合(
S112でNOの場合)にはS114でスイッチ73を
オフしてS111へ戻る。以上の動作を繰り返すことに
より、ヒートロール6の表面温度が設定温度と等しくな
るように、ヒータ62に対する交流電圧の印加が制御さ
れる。
ルーチンを示すフローチャートである。このルーチンで
は、まずS111で、制御部51が温度検出器74の検
出温度を入力し、S112で、この検出温度が設定温度
より低いか否かを判断する。なお、設定温度とは、ヒー
トロール6の表面温度として最適な温度として設定した
温度である。検出温度が設定温度より低い場合(S11
2でYESの場合)にはS113でスイッチ73をオン
してS111へ戻り、検出温度が設定温度以上の場合(
S112でNOの場合)にはS114でスイッチ73を
オフしてS111へ戻る。以上の動作を繰り返すことに
より、ヒートロール6の表面温度が設定温度と等しくな
るように、ヒータ62に対する交流電圧の印加が制御さ
れる。
【0041】図8は、図6における200ボルト系制御
ルーチンを示すフローチャートである。このルーチンで
は、100ボルト系制御ルーチンと同様に、まずS12
1で、制御部51が温度検出器74の検出温度を入力し
、S122で、この検出温度が設定温度より低いか否か
を判断する。検出温度が設定温度より低い場合(S12
2でYESの場合)にはS123で、所定の周期および
デューティサイクル(以下、単にデューティと記す。)
でスイッチ73をオン、オフする動作を開始して、S1
11へ戻る。なお、所定の周期は例えば500ミリ秒程
度であり、デューティは例えば50%である。 一方、検出温度が設定温度以上の場合(S122でNO
の場合)にはS124でスイッチ73をオフしてS12
1へ戻る。以上の動作を繰り返すことにより、ヒートロ
ール6の表面温度が設定温度と等しくなるように、ヒー
タ62に対する交流電圧の印加が制御される。
ルーチンを示すフローチャートである。このルーチンで
は、100ボルト系制御ルーチンと同様に、まずS12
1で、制御部51が温度検出器74の検出温度を入力し
、S122で、この検出温度が設定温度より低いか否か
を判断する。検出温度が設定温度より低い場合(S12
2でYESの場合)にはS123で、所定の周期および
デューティサイクル(以下、単にデューティと記す。)
でスイッチ73をオン、オフする動作を開始して、S1
11へ戻る。なお、所定の周期は例えば500ミリ秒程
度であり、デューティは例えば50%である。 一方、検出温度が設定温度以上の場合(S122でNO
の場合)にはS124でスイッチ73をオフしてS12
1へ戻る。以上の動作を繰り返すことにより、ヒートロ
ール6の表面温度が設定温度と等しくなるように、ヒー
タ62に対する交流電圧の印加が制御される。
【0042】図9(a)は100ボルト系制御ルーチン
におけるヒータ62に対する印加電圧波形を示し、図9
(b)は200ボルト系制御ルーチンにおけるヒータ6
2に対する印加電圧波形を示す。この図からも分かるよ
うに、交流電源が200ボルト系の場合には、100ボ
ルト系の場合に比べて、単位時間当たりのヒータ62に
対する交流電圧の印加時間が例えば50%に短かくなる
。従って、本実施例によれば、交流電源が100ボルト
系の場合でも200ボルト系の場合でも、ヒータ62の
単位時間当たりの消費電力を略等しくすることができ、
ヒータの交換等を行うことなしに、レーザプリンタを世
界各国で使用することが可能となる。
におけるヒータ62に対する印加電圧波形を示し、図9
(b)は200ボルト系制御ルーチンにおけるヒータ6
2に対する印加電圧波形を示す。この図からも分かるよ
うに、交流電源が200ボルト系の場合には、100ボ
ルト系の場合に比べて、単位時間当たりのヒータ62に
対する交流電圧の印加時間が例えば50%に短かくなる
。従って、本実施例によれば、交流電源が100ボルト
系の場合でも200ボルト系の場合でも、ヒータ62の
単位時間当たりの消費電力を略等しくすることができ、
ヒータの交換等を行うことなしに、レーザプリンタを世
界各国で使用することが可能となる。
【0043】さらに、本実施例によれば、ヒータ62は
1本で良く、また、パワーリレー、トランス、ヒータコ
ネクタ等の装置のコストアップや大型化をまねく部品が
不要となる。
1本で良く、また、パワーリレー、トランス、ヒータコ
ネクタ等の装置のコストアップや大型化をまねく部品が
不要となる。
【0044】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図10および図11は本発明の第2実施例に係り、
図10は本実施例における100ボルト系制御ルーチン
を示すフローチャート、図11は本実施例におけるヒー
タに対する印加電圧波形を示す波形図である。
る。図10および図11は本発明の第2実施例に係り、
図10は本実施例における100ボルト系制御ルーチン
を示すフローチャート、図11は本実施例におけるヒー
タに対する印加電圧波形を示す波形図である。
【0045】本実施例では、構成は第1実施例と同様で
あるが、100ボルト系制御ルーチンおよび200ボル
ト系制御ルーチンの動作が第1実施例と異なっている。 図10に示すように、本実施例における100ボルト系
制御ルーチンでは、まずS131で、制御部51が温度
検出器74の検出温度を入力し、S132で、設定温度
と検出温度の差を偏差として求める。次に、S133で
、偏差に応じて、所定の周期T中のオン時間とオフ時間
を求める。次に、S134で、スイッチ73をオンし、
S135で、S133で求めたオン時間が経過したか否
かの判断を繰り返し、経過したらS136でスイッチ7
3をオフする。次に,S137で、S133で求めたオ
フ時間が経過したか否かの判断を繰り返し、経過したら
S131へ戻り、以上の動作を繰り返す。なお、偏差と
オン時間、オフ時間の関係は、偏差が大きい程オン時間
を長くし、オフ時間は周期Tからオン時間を引いた時間
とする。また、周期Tは例えば30秒程度とする。
あるが、100ボルト系制御ルーチンおよび200ボル
ト系制御ルーチンの動作が第1実施例と異なっている。 図10に示すように、本実施例における100ボルト系
制御ルーチンでは、まずS131で、制御部51が温度
検出器74の検出温度を入力し、S132で、設定温度
と検出温度の差を偏差として求める。次に、S133で
、偏差に応じて、所定の周期T中のオン時間とオフ時間
を求める。次に、S134で、スイッチ73をオンし、
S135で、S133で求めたオン時間が経過したか否
かの判断を繰り返し、経過したらS136でスイッチ7
3をオフする。次に,S137で、S133で求めたオ
フ時間が経過したか否かの判断を繰り返し、経過したら
S131へ戻り、以上の動作を繰り返す。なお、偏差と
オン時間、オフ時間の関係は、偏差が大きい程オン時間
を長くし、オフ時間は周期Tからオン時間を引いた時間
とする。また、周期Tは例えば30秒程度とする。
【0046】一方、200ボルト系制御ルーチンの動作
は、図10におけるS134が、図8のS123と同様
に所定の周期およびデューティでスイッチ73をオン、
オフする動作を開始するステップに代わること以外は、
図10と同じである。
は、図10におけるS134が、図8のS123と同様
に所定の周期およびデューティでスイッチ73をオン、
オフする動作を開始するステップに代わること以外は、
図10と同じである。
【0047】本実施例の100ボルト系制御ルーチンに
おけるヒータ62に対する印加電圧波形を図11(a)
に示し、200ボルト系制御ルーチンにおけるヒータ6
2に対する印加電圧波形を図11(b)に示す。この図
から分かるように、100ボルト系、200ボルト系い
ずれの場合も、設定温度と検出温度の偏差に応じたオン
時間の印加可能期間を設定し、100ボルト系の場合は
この印加可能期間中連続的にヒータ62に交流電圧を印
加するのに対し、200ボルト系の場合はこの印加可能
期間中、所定の周期およびデューティで断続的にヒータ
62に交流電圧を印加する。
おけるヒータ62に対する印加電圧波形を図11(a)
に示し、200ボルト系制御ルーチンにおけるヒータ6
2に対する印加電圧波形を図11(b)に示す。この図
から分かるように、100ボルト系、200ボルト系い
ずれの場合も、設定温度と検出温度の偏差に応じたオン
時間の印加可能期間を設定し、100ボルト系の場合は
この印加可能期間中連続的にヒータ62に交流電圧を印
加するのに対し、200ボルト系の場合はこの印加可能
期間中、所定の周期およびデューティで断続的にヒータ
62に交流電圧を印加する。
【0048】このように、本実施例では、設定温度と検
出温度の偏差に応じて単位時間当たりのヒータ62に対
する交流電圧の印加時間が変えられる。これにより、ヒ
ートロール6の温度の温度変動を少なくすることができ
る。特に、ウォームアップ時には、ヒートロール6の表
面温度が設定温度に近づく程、温度変化が滑らかになり
、オーバシュートを防止することができる。
出温度の偏差に応じて単位時間当たりのヒータ62に対
する交流電圧の印加時間が変えられる。これにより、ヒ
ートロール6の温度の温度変動を少なくすることができ
る。特に、ウォームアップ時には、ヒートロール6の表
面温度が設定温度に近づく程、温度変化が滑らかになり
、オーバシュートを防止することができる。
【0049】なお、本実施例では、偏差に応じて所定の
周期T中のオン時間とオフ時間を設定するようにしたが
、オフ時間を一定とし、偏差に応じてオン時間のみを可
変としても良い。また、200ボルト系の場合には、印
加可能期間中に所定の周期およびデューティで断続的に
ヒータ62に交流電圧を印加する代わりに、100ボル
ト系の場合の印加可能期間の例えば1/2の期間だけ連
続的にヒータ62に交流電圧を印加するようにしても良
い。
周期T中のオン時間とオフ時間を設定するようにしたが
、オフ時間を一定とし、偏差に応じてオン時間のみを可
変としても良い。また、200ボルト系の場合には、印
加可能期間中に所定の周期およびデューティで断続的に
ヒータ62に交流電圧を印加する代わりに、100ボル
ト系の場合の印加可能期間の例えば1/2の期間だけ連
続的にヒータ62に交流電圧を印加するようにしても良
い。
【0050】本実施例のその他の構成、作用および効果
は第1実施例と同様である。
は第1実施例と同様である。
【0051】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図12ないし図15は本発明の第3実施例に係る。
る。図12ないし図15は本発明の第3実施例に係る。
【0052】図12は本実施例のヒータ制御装置の構成
を示すブロック図である。本実施例のヒータ制御装置は
、第1実施例において新たに、ヒートロール6の近傍に
温度検出器90を設けたものである。この温度検出器9
0は、ヒートロール6の周囲の温度を検出し、その検出
結果は制御部51に入力されるようになっている。
を示すブロック図である。本実施例のヒータ制御装置は
、第1実施例において新たに、ヒートロール6の近傍に
温度検出器90を設けたものである。この温度検出器9
0は、ヒートロール6の周囲の温度を検出し、その検出
結果は制御部51に入力されるようになっている。
【0053】図13は、図12の制御部51を詳しく示
すブロック図である。本実施例における制御部51は、
前述の温度検出器90をバス84に接続するためのイン
ターフェース91を備えている他は、第1実施例と同様
である。
すブロック図である。本実施例における制御部51は、
前述の温度検出器90をバス84に接続するためのイン
ターフェース91を備えている他は、第1実施例と同様
である。
【0054】図14は、本実施例における100ボルト
系制御ルーチンを示すフローチャートである。この図に
示すように、本実施例における100ボルト系制御ルー
チンでは、まずS141で、制御部51が温度検出器7
4で検出したヒートロール6の表面温度を入力し、S1
42で、この表面温度が設定温度(L)より低いか否か
を判断する。なお、設定温度(L)は、ヒートロール6
の表面温度として最適な温度よりも若干低い温度に設定
する。表面温度が設定温度(L)より低い場合(S14
2でYESの場合)にはS143でスイッチ73をオン
してS141へ戻り、表面温度が設定温度(L)以上の
場合(S142でNOの場合)にはS144で、表面温
度が設定温度(H)以上か否かを判断する。なお、設定
温度(H)は、ヒートロール6の表面温度として最適な
温度よりも若干高い温度に設定する。表面温度が設定温
度(H)以上の場合(S144でYESの場合)にはS
145でスイッチ73をオフしてS141へ戻り、表面
温度が設定温度(H)より低い場合(S144でNOの
場合)にはS146で、温度検出器90で検出したヒー
トロール6の周囲温度を入力する。そして、S147で
、この周囲温度、レーザプリンタがプリント中か待機中
か、および100ボルト系か200ボルト系かによって
決まるデューティを決定する。次に、S148で、所定
の周期、およびS147で決定したデューティでスイッ
チ73をオン、オフする動作を開始し、S141へ戻る
。なお、この動作における所定の周期は、第2実施例に
おける周期Tよりも短く、例えば500ミリ秒程度とす
る。
系制御ルーチンを示すフローチャートである。この図に
示すように、本実施例における100ボルト系制御ルー
チンでは、まずS141で、制御部51が温度検出器7
4で検出したヒートロール6の表面温度を入力し、S1
42で、この表面温度が設定温度(L)より低いか否か
を判断する。なお、設定温度(L)は、ヒートロール6
の表面温度として最適な温度よりも若干低い温度に設定
する。表面温度が設定温度(L)より低い場合(S14
2でYESの場合)にはS143でスイッチ73をオン
してS141へ戻り、表面温度が設定温度(L)以上の
場合(S142でNOの場合)にはS144で、表面温
度が設定温度(H)以上か否かを判断する。なお、設定
温度(H)は、ヒートロール6の表面温度として最適な
温度よりも若干高い温度に設定する。表面温度が設定温
度(H)以上の場合(S144でYESの場合)にはS
145でスイッチ73をオフしてS141へ戻り、表面
温度が設定温度(H)より低い場合(S144でNOの
場合)にはS146で、温度検出器90で検出したヒー
トロール6の周囲温度を入力する。そして、S147で
、この周囲温度、レーザプリンタがプリント中か待機中
か、および100ボルト系か200ボルト系かによって
決まるデューティを決定する。次に、S148で、所定
の周期、およびS147で決定したデューティでスイッ
チ73をオン、オフする動作を開始し、S141へ戻る
。なお、この動作における所定の周期は、第2実施例に
おける周期Tよりも短く、例えば500ミリ秒程度とす
る。
【0055】なお、S147で決定するデューティは、
周囲温度が低い程大きくなるようにする。また、プリン
ト中は、通過する用紙によってヒートロール6の熱が奪
われるので、待機中に比べてデューティを大きく、例え
ば3倍にする。また、プリント中か待機中かは、プログ
ラムに従ってレーザプリンタの動作を制御するCPU8
1が認識している。
周囲温度が低い程大きくなるようにする。また、プリン
ト中は、通過する用紙によってヒートロール6の熱が奪
われるので、待機中に比べてデューティを大きく、例え
ば3倍にする。また、プリント中か待機中かは、プログ
ラムに従ってレーザプリンタの動作を制御するCPU8
1が認識している。
【0056】このような動作によれば、図15(a)に
示すように、ウォームアップ時には、ヒートロール6の
表面温度が設定温度(L)に達するまではヒータ62に
交流電圧が連続的に印加され、ヒートロール6の表面温
度が設定温度(L)に達したら、ヒートロール6の周囲
温度、プリント中か待機中か、および100ボルト系か
200ボルト系かによって決まるデューティでヒータ6
2に交流電圧が断続的に印加され、ヒートロール6の表
面温度が最適な設定温度の近傍に保持される。この表面
温度が最適な設定温度からある程度外れ、設定温度(L
)より低くなると再びヒータ62に交流電圧が連続的に
印加され、設定温度(H)以上になるとヒータ62に対
する交流電圧の印加が停止され、ヒートロール6の表面
温度が設定温度近傍に戻るように動作する。
示すように、ウォームアップ時には、ヒートロール6の
表面温度が設定温度(L)に達するまではヒータ62に
交流電圧が連続的に印加され、ヒートロール6の表面温
度が設定温度(L)に達したら、ヒートロール6の周囲
温度、プリント中か待機中か、および100ボルト系か
200ボルト系かによって決まるデューティでヒータ6
2に交流電圧が断続的に印加され、ヒートロール6の表
面温度が最適な設定温度の近傍に保持される。この表面
温度が最適な設定温度からある程度外れ、設定温度(L
)より低くなると再びヒータ62に交流電圧が連続的に
印加され、設定温度(H)以上になるとヒータ62に対
する交流電圧の印加が停止され、ヒートロール6の表面
温度が設定温度近傍に戻るように動作する。
【0057】一方、200ボルト系制御ルーチンの動作
は、図14におけるS144が、図8のS123と同様
に所定の周期およびデューティでスイッチ73をオン、
オフする動作を開始するステップに代わること以外は、
図14と同じである。この200ボルト系における動作
は、図15(b)に示すようになる。なお、S147で
決定するデューティは、200ボルト系の場合には10
0ボルト系の場合よりも小さく、例えば100ボルト系
の場合の1/2に設定する。
は、図14におけるS144が、図8のS123と同様
に所定の周期およびデューティでスイッチ73をオン、
オフする動作を開始するステップに代わること以外は、
図14と同じである。この200ボルト系における動作
は、図15(b)に示すようになる。なお、S147で
決定するデューティは、200ボルト系の場合には10
0ボルト系の場合よりも小さく、例えば100ボルト系
の場合の1/2に設定する。
【0058】ここで、図16を用いて、本発明の第1な
いし第3実施例の動作を比較する。図16は、本発明の
第1ないし第3実施例における時間とヒートロール6の
表面温度との関係を示す特性図である。この図において
、一点鎖線が第1実施例の動作を示し、二点鎖線が第2
実施例の動作を示し、実線が第3実施例の動作を示して
いる。
いし第3実施例の動作を比較する。図16は、本発明の
第1ないし第3実施例における時間とヒートロール6の
表面温度との関係を示す特性図である。この図において
、一点鎖線が第1実施例の動作を示し、二点鎖線が第2
実施例の動作を示し、実線が第3実施例の動作を示して
いる。
【0059】この図に示すように、100ボルト系の場
合を例にとると、第1実施例では、ヒートロール6の表
面温度が設定温度に達するまではヒータ62に交流電圧
が連続的に印加され、設定温度に達した後は設定温度を
境にヒータ62に対する交流電圧の印加が断続されるの
で、ウォームアップ時にはオーバシュートが発生し易く
、ヒートロール6の表面温度が安定するまでに時間がか
かる。これに対し、第2実施例では、設定温度とヒート
ロール6の表面温度の偏差に応じて単位時間当たりのヒ
ータ62に対する交流電圧の印加時間が変えられるので
、ウォームアップ時には、ヒートロール6の表面温度が
設定温度に近づく程、温度変化が滑らかになり、オーバ
シュートを防止することができ、また、ヒートロール6
の温度の温度変動を少なくすることができる。しかしな
がら、ヒートロール6の表面温度が設定温度に達するま
での時間は、第1実施例の場合よりも長くなる。これに
対し、第3実施例では、ヒートロール6の表面温度が設
定温度(L)に達するまではヒータ62に交流電圧が連
続的に印加され、ヒートロール6の表面温度が設定温度
(L)に達したら、ヒートロール6の周囲温度、プリン
ト中か待機中か、および100ボルト系か200ボルト
系かによって決まるデューティでヒータ62に交流電圧
が断続的に印加されるので、ヒートロール6の表面温度
が設定温度近傍に達するまでの時間を第1実施例と同程
度に短くすることができると共に、その後は、第2実施
例と同様にヒートロール6の温度の温度変動を少なくす
ることができる。しかも、第2実施例に比べてヒータ6
2に対する交流電圧の印加のデューティを変える周期が
短いので、第2実施例よりも温度変動を小さくすること
ができる。
合を例にとると、第1実施例では、ヒートロール6の表
面温度が設定温度に達するまではヒータ62に交流電圧
が連続的に印加され、設定温度に達した後は設定温度を
境にヒータ62に対する交流電圧の印加が断続されるの
で、ウォームアップ時にはオーバシュートが発生し易く
、ヒートロール6の表面温度が安定するまでに時間がか
かる。これに対し、第2実施例では、設定温度とヒート
ロール6の表面温度の偏差に応じて単位時間当たりのヒ
ータ62に対する交流電圧の印加時間が変えられるので
、ウォームアップ時には、ヒートロール6の表面温度が
設定温度に近づく程、温度変化が滑らかになり、オーバ
シュートを防止することができ、また、ヒートロール6
の温度の温度変動を少なくすることができる。しかしな
がら、ヒートロール6の表面温度が設定温度に達するま
での時間は、第1実施例の場合よりも長くなる。これに
対し、第3実施例では、ヒートロール6の表面温度が設
定温度(L)に達するまではヒータ62に交流電圧が連
続的に印加され、ヒートロール6の表面温度が設定温度
(L)に達したら、ヒートロール6の周囲温度、プリン
ト中か待機中か、および100ボルト系か200ボルト
系かによって決まるデューティでヒータ62に交流電圧
が断続的に印加されるので、ヒートロール6の表面温度
が設定温度近傍に達するまでの時間を第1実施例と同程
度に短くすることができると共に、その後は、第2実施
例と同様にヒートロール6の温度の温度変動を少なくす
ることができる。しかも、第2実施例に比べてヒータ6
2に対する交流電圧の印加のデューティを変える周期が
短いので、第2実施例よりも温度変動を小さくすること
ができる。
【0060】また、第3実施例では、ヒートロール6の
表面温度が設定温度近傍に達した後は、表面温度ではな
くヒートロール6の周囲の温度に基づいてヒータ62に
対する交流電圧の印加のデューティを決定するようにし
ている。ヒートロール6の表面温度はプリント中か待機
中か等によって一時的な変動があるので、これに基づい
て頻繁にデューティを変えると制御が不安定になる可能
性がある。これに対し、第3実施例では一時的な変動の
小さいヒートロール6の周囲の温度に基づいてデューテ
ィを変えるので安定した制御が可能となる。なお、第2
実施例では、ヒートロール6の表面温度に基づいてデュ
ーティを変えるようにしているが、周期Tが30秒程度
と比較的長いので、ヒートロール6の表面温度の一時的
な変動の影響は少ない。
表面温度が設定温度近傍に達した後は、表面温度ではな
くヒートロール6の周囲の温度に基づいてヒータ62に
対する交流電圧の印加のデューティを決定するようにし
ている。ヒートロール6の表面温度はプリント中か待機
中か等によって一時的な変動があるので、これに基づい
て頻繁にデューティを変えると制御が不安定になる可能
性がある。これに対し、第3実施例では一時的な変動の
小さいヒートロール6の周囲の温度に基づいてデューテ
ィを変えるので安定した制御が可能となる。なお、第2
実施例では、ヒートロール6の表面温度に基づいてデュ
ーティを変えるようにしているが、周期Tが30秒程度
と比較的長いので、ヒートロール6の表面温度の一時的
な変動の影響は少ない。
【0061】なお、200ボルト系の場合における第1
ないし第3実施例の動作も、図16と同様になる。
ないし第3実施例の動作も、図16と同様になる。
【0062】第3実施例のその他の構成、作用および効
果は第1実施例と同様である。
果は第1実施例と同様である。
【0063】なお、本発明は上記各実施例に限定されず
、例えば、電圧検出部77を設けずに、100ボルト系
か200ボルト系かで切り換える手動の切換スイッチを
設け、この切換スイッチの情報に基づいて制御部51で
単位時間当たりのヒータ62に対する交流電圧の印加時
間を変えても良い。また、各実施例では検出温度等に基
づくスイッチ73の制御をソフトウェアによって実行し
ているが、ハードウェアによって実行しても良いことは
言うまでもない。
、例えば、電圧検出部77を設けずに、100ボルト系
か200ボルト系かで切り換える手動の切換スイッチを
設け、この切換スイッチの情報に基づいて制御部51で
単位時間当たりのヒータ62に対する交流電圧の印加時
間を変えても良い。また、各実施例では検出温度等に基
づくスイッチ73の制御をソフトウェアによって実行し
ているが、ハードウェアによって実行しても良いことは
言うまでもない。
【0064】また、本発明は、レーザプリンタに限らず
、複写機、ファクシミリ装置等のあらゆる画像の形成を
行う画像形成装置に適用することができる。
、複写機、ファクシミリ装置等のあらゆる画像の形成を
行う画像形成装置に適用することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、ヒータに印加される交流電圧の値に応じてス
イッチを制御して単位時間当たりのヒータに対する交流
電圧の印加時間を変えるようにしたので、簡単な構成で
、商用電源の電圧が異なっても1本のヒータを共通に使
用できるという効果がある。
によれば、ヒータに印加される交流電圧の値に応じてス
イッチを制御して単位時間当たりのヒータに対する交流
電圧の印加時間を変えるようにしたので、簡単な構成で
、商用電源の電圧が異なっても1本のヒータを共通に使
用できるという効果がある。
【0066】また、請求項2記載の発明によれば、ヒー
タの近傍に設けられた温度検出器で検出した温度に応じ
てスイッチを制御して単位時間当たりのヒータに対する
交流電圧の印加時間を変えるようにしたので、簡単な構
成で、ヒータの温度変化を少なくすることができるとい
う効果がある。
タの近傍に設けられた温度検出器で検出した温度に応じ
てスイッチを制御して単位時間当たりのヒータに対する
交流電圧の印加時間を変えるようにしたので、簡単な構
成で、ヒータの温度変化を少なくすることができるとい
う効果がある。
【0067】また、請求項3ないし5記載の発明によれ
ば、ヒータに印加される交流電圧の値と、ヒータの近傍
に設けられた温度検出器で検出した温度とに応じて、ス
イッチを制御して単位時間当たりのヒータに対する交流
電圧の印加時間を変えるようにしたので、簡単な構成で
、交流電圧の値が異なっても消費電力を略等しくするこ
とができると共に、ヒータの温度変化を少なくすること
ができるという効果がある。
ば、ヒータに印加される交流電圧の値と、ヒータの近傍
に設けられた温度検出器で検出した温度とに応じて、ス
イッチを制御して単位時間当たりのヒータに対する交流
電圧の印加時間を変えるようにしたので、簡単な構成で
、交流電圧の値が異なっても消費電力を略等しくするこ
とができると共に、ヒータの温度変化を少なくすること
ができるという効果がある。
【図1】 本発明の第1実施例のヒータ制御装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】 図1の制御部を詳しく示すブロック図であ
る。
る。
【図3】 第1実施例におけるレーザプリンタの概略
構成を示す説明図である。
構成を示す説明図である。
【図4】 図3のレーザプリンタの回路部分の要部を
示すブロックである。
示すブロックである。
【図5】 図3のレーザプリンタにおける定着装置の
構成を示す説明図である。
構成を示す説明図である。
【図6】 第1実施例のヒータ制御装置の主な動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図7】 図6における100ボルト系制御ルーチン
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図8】 図6における200ボルト系制御ルーチン
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図9】 第1実施例におけるヒータに対する印加電
圧波形を示す波形図である。
圧波形を示す波形図である。
【図10】 本発明の第2実施例における100ボル
ト系制御ルーチンを示すフローチャートである。
ト系制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図11】 第2実施例におけるヒータに対する印加
電圧波形を示す波形図である。
電圧波形を示す波形図である。
【図12】 本発明の第3実施例のヒータ制御装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図13】 図12の制御部を詳しく示すブロック図
である。
である。
【図14】 第3実施例における100ボルト系制御
ルーチンを示すフローチャートである。
ルーチンを示すフローチャートである。
【図15】 第3実施例におけるヒータに対する印加
電圧波形を示す波形図である。
電圧波形を示す波形図である。
【図16】 第1ないし第3実施例における時間とヒ
ートロールの表面温度との関係を示す特性図である。
ートロールの表面温度との関係を示す特性図である。
6…ヒートロール、51…制御部、62…ヒータ、72
…交流電源、73…スイッチ、74…温度検出器、77
…電圧検出部
…交流電源、73…スイッチ、74…温度検出器、77
…電圧検出部
Claims (5)
- 【請求項1】 画像形成装置に用いられるヒータに対
する交流電圧の印加を断続するスイッチと、前記ヒータ
に印加される交流電圧の値に応じて、前記スイッチを制
御して、単位時間当たりのヒータに対する交流電圧の印
加時間を変えるスイッチ制御手段とを具備することを特
徴とする画像形成装置用ヒータ制御装置。 - 【請求項2】 画像形成装置に用いられるヒータに対
する交流電圧の印加を断続するスイッチと、前記ヒータ
の近傍に設けられた温度検出器と、この温度検出器で検
出した温度に応じて、前記スイッチを制御して、単位時
間当たりのヒータに対する交流電圧の印加時間を変える
スイッチ制御手段とを具備することを特徴とする画像形
成装置用ヒータ制御装置。 - 【請求項3】 画像形成装置に用いられるヒータに対
する交流電圧の印加を断続するスイッチと、前記ヒータ
の近傍に設けられた温度検出器と、前記ヒータに印加さ
れる交流電圧の値および前記温度検出器で検出した温度
に応じて、前記スイッチを制御して、単位時間当たりの
ヒータに対する交流電圧の印加時間を変えるスイッチ制
御手段とを具備することを特徴とする画像形成装置用ヒ
ータ制御装置。 - 【請求項4】 前記スイッチ制御手段は、前記温度検
出器で検出した温度に応じた時間の印加可能期間を設定
し、交流電圧の値に応じて前記印加可能期間中における
ヒータに対する交流電圧の印加時間を変えることを特徴
とする請求項4記載の画像形成装置用ヒータ制御装置。 - 【請求項5】 画像形成装置に用いられるヒータに対
する交流電圧の印加を断続するスイッチと、前記ヒータ
の表面温度を検出する第1の温度検出器と、前記ヒータ
の周囲の温度を検出する第2の温度検出器と、前記第1
の温度検出器による検出温度が所定の温度に達するまで
は、ヒータに印加される交流電圧の値に応じてスイッチ
を制御して単位時間当たりのヒータに対する交流電圧の
印加時間を変え、前記第1の温度検出器による検出温度
が所定の温度に達した後は、ヒータに印加される交流電
圧の値および前記第2の温度検出器による検出温度に応
じてスイッチを制御して単位時間当たりのヒータに対す
る交流電圧の印加時間を変えるスイッチ制御手段とを具
備することを特徴とする画像形成装置用ヒータ制御装置
。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3151551A JPH04372977A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 画像形成装置用ヒータ制御装置 |
US07/902,743 US5481089A (en) | 1991-06-24 | 1992-06-23 | Heater control device for image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3151551A JPH04372977A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 画像形成装置用ヒータ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04372977A true JPH04372977A (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=15520998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3151551A Pending JPH04372977A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 画像形成装置用ヒータ制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5481089A (ja) |
JP (1) | JPH04372977A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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