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JPH04346136A - 仮想命令プロセッサ構成制御方法 - Google Patents

仮想命令プロセッサ構成制御方法

Info

Publication number
JPH04346136A
JPH04346136A JP11847291A JP11847291A JPH04346136A JP H04346136 A JPH04346136 A JP H04346136A JP 11847291 A JP11847291 A JP 11847291A JP 11847291 A JP11847291 A JP 11847291A JP H04346136 A JPH04346136 A JP H04346136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
task
instruction processor
virtual
instruction
physical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11847291A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimichi Kojima
小島 利道
Takashi Shimojo
孝 下城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11847291A priority Critical patent/JPH04346136A/ja
Publication of JPH04346136A publication Critical patent/JPH04346136A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仮想命令プロセッサ構
成制御方法に関し、特に、物理計算機の複数の物理命令
プロセッサを有し、複数の物理命令プロセッサを論理的
に分割して使用する仮想命令プロセッサを備える計算機
システムにおいて、仮想命令プロセッサの構成の変更,
再構成などの構成制御を行う仮想命令プロセッサ構成制
御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のユーザからの多くのデータ
処理要求に対して、適切なサービスを行うため、データ
処理システムでは、オペレーティングシステムの制御下
にシステム運用がなされる。オペレーティングシステム
を動作させるハードウェアの計算機システムは、システ
ム運用に必要な十分なデータ処理能力を備えるため、シ
ステムに組み込む記憶装置の記憶容量,命令プロセッサ
の数などが定められて、システム構成が行なわれて、デ
ータ処理システムの運用がなされる。
【0003】このようなデータ処理システムにおいて、
適切なシステム運用を行うため、また、将来のデータ処
理能力の増大を図かるため、システムに組み込む記憶装
置の記憶容量,命令プロセッサの数などのシステムの処
理能力を任意に変え、また、システムの構成を任意に変
えられることが望ましい。
【0004】しかし、このようにシステム構成の変更は
、従来においては、静的に変えることは行なわれていが
、動的にシステム構成を変更することは行なわれていな
い。この種のデータ処理能力の増加にかかるシステム構
成の変更の技術として、例えば、特開昭63−1639
53号公報に記載されている「プロセッサ増設システム
」の提案では、電子交換機(データ処理システム)にお
いて、呼処理(データ処理サービス)の中断時間を最小
限に押えて、ユニプロセッサ構成からマルチプロセッサ
構成への移行するため、予じめ外部記憶装置の一部に増
設後のシステムファイルを格納しておき、通信路系とプ
ロセッサの接続を切り換えて増設後のシステムファイル
でシステムを立ち上げることにより、呼処理用のプロセ
ッサの増設を行うようにしている。
【0005】このように、計算機システムで命令プロセ
ッサの再構成を行う場合、システムの停止および再立ち
上げが必要となっている。また、オペレーティングシス
テムの制御下に仮想計算機システムを実現しているシス
テム運用においても、命令プロセッサの再構成を行う場
合には、該当する仮想計算機システムのオペレーティン
グシステムを停止した後、論理パーティションを停止し
、該当する仮想命令プロセッサの構成を変更するように
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
技術では、計算機システムにおいて命令プロセッサのシ
ステム組込みの構成を変更する場合、動的にシステム構
成を変更(再構成)することについての配慮がなされて
いない。例えば、仮想計算機システムでシステム運用し
ているオペレーティングシステムの運用中にシステム構
成を変更しようとすると、オペレーティングシステムお
よび論理パーティションを終了しなければならない。し
かしながら、オペレーティングシステムの運用中では、
オペレーティングシステムおよび論理パーティションを
終了させる処理は、オペレーティングシステムにおける
負荷が大きくなり、動的にシステム構成を変更しようと
しても、事実上不可能であった。
【0007】本発明は、物理計算機の複数の物理命令プ
ロセッサを有し、複数の物理命令プロセッサを論理的に
分割して使用する仮想命令プロセッサを備える計算機シ
ステムにおいて、オペレーティングシステムの運用中に
おいても、システム構成を変更してデータ処理システム
の処理能力を任意に変更可能とし、効果的にシステム運
用が行なえる仮想命令プロセッサ構成制御方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の仮想命令プロセッサ構成制御方法は、物理
計算機の複数の物理命令プロセッサを有し、複数の物理
命令プロセッサを論理的に分割して使用する仮想命令プ
ロセッサを備える計算機システムにおいて、物理命令プ
ロセッサ毎に仮想命令プロセッサを実現する1または複
数のタスクを対応づけ、当該タスクの生成および消去に
より、仮想命令プロセッサの数を増加および減少して、
複数の物理命令プロセッサへの仮想命令プロセッサの割
当ておよび仮想命令プロセッサの数を設定する構成制御
を行うことを特徴する。
【0009】
【作用】本発明の仮想命令プロセッサ構成制御方法によ
れば、論理パーティションおよびオペレーティングシス
テムの実行中に、タスクの生成および消去を行う。ここ
でのタスクは、仮想命令プロセッサを実現するために、
物理命令プロセッサ毎に対応づけた1または複数のタス
クである。仮想命令プロセッサは、当該タスクの動作に
より、あたかも命令プロセッサが存在しているように動
作するので、当該タスクの生成および消去により、仮想
計算機システムにおいては仮想命令プロセッサの接続ま
たは切り離しと同一の作用となる。これにより、仮想命
令プロセッサの再構成制御が動的に行えることになる。
【0010】このようにシステム構成制御を行うことに
より、動的にシステム構成を変更でき、仮想計算機シス
テムの技術でシステム運用を行う場合に、処理性能の最
適化がシステム運用中にダイナミックに行える。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明の一実施例にかかる計算機システム
の構成を物理計算機および仮想仮想機との関係で説明す
るブロック図である。図1では物理計算機における物理
命令プロセッサへの仮想計機システムのタスク割当てを
示している。図1において、1は第1の命令プロセッサ
(物理命令プロセッサ)であり、2は第2の命令プロセ
ッサ(物理命令プロセッサ)である。第1の命令プロセ
ッサ1および第2の命令プロセッサ2の各々の命令プロ
セッサはそれぞれ#1,#2の番号を内部に保持してい
る。3はコンソール、4は共通メモリである。共通メモ
リ4は、第1の命令プロセッサ1および第2の命令プロ
セッサ2の双方からアクセス可能となっている。コンソ
ール3はオペレータと仮想計算機10との間のユーザイ
ンタフェースとなる表示入出力装置である。
【0012】仮想計算機10には、物理命令プロセッサ
である第1の命令プロセッサ1(命令プロセッサ#1)
上で動作するモニタタスク11と、フレームタスク12
と、論理パーティション(LPAR#1)タスク13が
生成される。また、同じく、物理命令プロセッサの第1
の命令プロセッサ1(命令プロセッサ#1)上で動作し
、論理パーティション(LPAR#1)タスク13の制
御下に動作する仮想命令プロセッサ(LIP#1.1)
タスク14が生成されて、システム運用がなされる。ま
た、必要に応じて、後述するように、第2の命令プロセ
ッサ2(命令プロセッサ#2)上で動作する論理パーテ
ィション(LPAR#2)タスク17の制御下に動作す
る仮想命令プロセッサ(LIP#2.1)タスク15が
生成されて、物理命令プロセッサの第1の命令プロセッ
サ1(命令プロセッサ#1)上で動作するようにして、
システム運用がなされる。
【0013】また、仮想計算機10には、物理命令プロ
セッサである第2の命令プロセッサ2(命令プロセッサ
#2)上で動作するモニタタスク16と、論理パーティ
ション(LPAR#2)タスク17とが生成され、更に
、該論理パーティション(LPAR#2)タスク17で
制御される仮想命令プロセッサ(LIP#2.1)タス
ク18が生成されて、システム運用がなされている。 また、必要に応じて、前述した論理パーティション(L
PAR#1)タスク13で制御下に動作する仮想命令プ
ロセッサ(LIP#1.2)タスク19が新たに生成さ
れてシステム運用がなされる。なお、この仮想命令プロ
セッサ(LIP#1.2)タスク19は、物理命令プロ
セッサである第2の命令プロセッサ2(命令プロセッサ
#2)上で動作するタスクとしてシステム運用がなされ
る。
【0014】共通メモリ4には、物理命令プロセッサ1
(命令プロセッサ#1)上で動作するタスクをキューイ
ングする第1のタスクキュー5(タスクキュー#1)と
、物理命令プロセッサ2(命令プロセッサ#2)上で動
作するタスクをキューイングする第2のタスクキュー6
(タスクキュー#2)とが設けられ、また、物理命令プ
ロセッサ1(命令プロセッサ#1)および物理命令プロ
セッサ2(命令プロセッサ#2)の任意の物理命令プロ
セッサ上で動作するタスクをキューイングする第3のタ
スクキュー7(タスクキュー#3)が設けられる。この
ように、各々の物理命令プロセッサに対応して、該物理
命令プロセッサ上で動作するタスクをキューイングする
各々のタスクキューが設けられる。
【0015】ここでは、物理命令プロセッサである第2
の命令プロセッサ2(命令プロセッサ#2)において動
作する仮想命令プロセッサ(LIP#1.2)タスク1
9を新たに生成することで、論理パーティション(LP
AR#1)タスク13で制御される仮想命令プロセッサ
数を増加させ、一方、物理命令プロセッサ1(命令プロ
セッサ#1)において動作する仮想命令プロセッサ(L
IP#2.1)タスク15を消去することにより、第1
の命令プロセッサ1(命令プロセッサ#1)で動作する
仮想命令プロセッサ数を減少させるようにして、各々の
物理命令プロセッサで動作する仮想命令プロセッサ数を
合わせる。このようにして、仮想命令プロセッサの物理
命令プロセッサ割当て(各々の物理命令プロセッサに対
する仮想命令プロセッサ割当て)を変更し、システムの
再構成処理を行う。
【0016】図2は、仮想計算機のシステム構成を示す
機能構成のブロック図である。図2において、21はモ
ニタセクションであり、モニタセクション21は、タス
ク管理機能,割込みハンドラ機構,タイマ制御機能,お
よびマクロ制御機能を持っている。23,24,27,
28は仮想命令プロセッサセクションであり、これらの
仮想命令プロセッサ(以下LIPと略称する)セクショ
ンは、命令シミュレータ機能,割込みシミュレータ機能
を持っている。また、22,26は論理パーティション
セクションであり、論理パーティション(以下LPAR
と略称する)セクションは仮想命令プロセッサを制御す
るLIP制御機能を持っている。
【0017】仮想命令プロセッサの機能を実現するLI
Pセクション23(LIP#1.1)およびLIPセク
ション24(LIP#1.2)は、LPARセクション
22(LPAR#1)により制御され、LIPセクショ
ン27(LIP#2.1)およびLIPセクション28
(LIP#2.2)は、LPARセクション26(LP
AR#2)により制御される。オペレーティングシステ
ムはLPAR単位に1個稼働することができる。また、
25はフレームセクションであり、コンソール(3;図
1)を経由して、オペレータからのコマンドやデータを
入出力する入出力機能を有している。各セクションの処
理機能はタスク処理により実行されるので、各セクショ
ン間のデータ連絡は、タスク間通信機能を用いて、仮想
計算機内部のコマンドやデータの通信が可能となってい
る。
【0018】図3は、オペレーティングシステムにより
物理計算機との命令プロセッサ再構成を実行するための
命令語のフォーマットを示す図である。この命令語は、
図示するように、オペコード31とオペランド32から
構成されている。オペランド32には命令プロセッサ番
号が設定され、命令プロセッサ再構成を実行するための
処理が行なわれる。
【0019】図4は仮想命令プロセッサを実現するタス
クの処理フローを示すフローチャートであり、図5は論
理パーティションタスクの処理フローを示すフローチャ
ートである。また、図6はモニタタスクのマクロ実行部
の処理フローを示すフローチャートである。図4〜図6
を参照して、LIPタスク(仮想命令プロセッサ)の生
成と消去の具体例を説明する。LIPタスクの生成は、
LPARが発行するCRTASKマクロによりモニタタ
スクの処理により行う。また、LIPタスクの消去は、
LPARが発行するDETASKマクロにより実現する
【0020】まず、図5を参照すると、論理パーティシ
ョンタスクの処理では、図5に示すように、仮想計算機
の立ち上げによってLPAR(論理パーティション)タ
スクがスタートし、ステップ51のLPAR立つ上げ処
理の後に、次のステップ52においてCRTASKによ
り全てのLIPを生成する。その後にステップ53にお
いて他のタスクからの命令を待つ。
【0021】仮想命令プロセッサを実現する各々のLI
Pタスクの処理は、図4に示すような処理フローにより
実行される。LIPタスクの処理は、LPARタスクの
CRTASKによって、図6に示すようなマクロ実行部
の処理により、処理が開始される。
【0022】LIPタスクの処理は、図4を参照して説
明すると、LIPタスクの処理では、ステップ40にお
いて、LIP立ち上げ処理が行なわれると、次に、ステ
ップ41において、オペレーティングシステムのタスク
起動が行なわれ、オペレーティングシステムが動作する
。オペレーティングシステムは、例えば、図3に示すよ
うな命令語による命令プロセッサ再構成のコマンドを受
け取ると、命令プロセッサ番号をオペランドとして格納
し、オペレーション(接続または切り離し)を区別した
オペコードにより命令語を実行する。該命令語は、また
自動的にLIPによる命令語シミュレーション要求にな
り、ここでの処理の制御がステップ41からステップ4
2に移ることになる。ステップ42では、オペレテーテ
ィングシステムの動作を保証するため、物理レジスタ,
プログラムステータスワードなどの情報がメモリに退避
される。そして、次のステップ43において、このタス
クで実行する命令語が、他のシミュレーション要求命令
であるか、またはシステム構成制御の当該再接続命令で
あるかを区別する。すなわち、ステップ43において、
オペコードはLIPの生成または消去指示であるか否か
の判定を行う。オペコードはLIPの生成または消去指
示である場合には、ステップ44に進み、命令プロセッ
サ番号をLPAR(LPARタスク)に通知すると共に
(当該LIPの)生成/消去を指示する。これは、タス
ク間通信により、命令プロセッサ番号と接続(タスク生
成を意味する)または切り離し(タスク消去を意味する
)の指示をLPARタスクに通知する。一方、オペコー
ドがLIPの生成または消去指示でない場合は、他のシ
ミュレーション要求命令であるので、ステップ45に進
み、当該命令語にかかる他の命令シミュレーション処理
を行う。そして、次にステップ46に進む。
【0023】LPARの処理は、後述するが、LPAR
からの完了通知により、LIPタスクでは、次のステッ
プ46において先に退避した情報(オペレーティングシ
ステムのタスク情報)の回復処理を行う。そして、ステ
ップ41に戻り、再びオペレーティングシステムのタス
クを起動する。
【0024】再び、図5を参照して説明を続けると、ス
テップ53で待ち状態(WAIT状態)中のLPARタ
スクは、フレームタスクまたはその制御下のLIPタス
クからの通信を受けると、WAIT状態が解除される。 そして、次のステップ54において、再構成要求と他の
要求とを区別し、再構成要求であると、次のステップ5
5において、新LIP(タスク)生成処理とLIP(タ
スク)消去処理とを切り分けてそれぞれの処理を行う。 すなわち、ステップ54でLIP(タスク)またはフレ
ーム(タスク)からの再構成要求であるか否かを判定し
、再構成要求であると、ステップ55に進み、新LIP
生成であるか否かを判定する。新LIP生成である判定
されると、ステップ56において、該LPARタスク制
御下のLIPタスクが使用していない命令プロセッサ番
号(物理命令プロセッサ)を求める。そして、次のステ
ップ57において、CRTASKマクロの処理を行い、
LIP(タスク)の生成を行う。また、ステップ55の
判定処理で再構成要求が新LIP生成でないと判定され
ると、再構成要求はLIPタスク消去の要求であるので
、ステップ58に進み、DETASKマクロの処理を行
い、該当するLIPタスクを消去する。そして、ステッ
プ53に戻り、WAIT状態となって、次のタスクから
の処理要求の通信を待つ状態となる。
【0025】一方、ステップ54の判定処理により、タ
スク間通信により他のタスクから受けた処理要求が、L
IP(タスク)またはフレーム(タスク)からの再構成
要求でないと判定された場合には、ステップ59に進み
、該当する処理要求の他の処理を行い、ステップ53に
戻り、WAIT状態となって、次のタスクからの処理要
求の通信を待つ状態となる。
【0026】ここでの再構成要求の処理を具体的に説明
すると、例えば、LPARタスクがLPAR#1(LP
ARタスク13;図1)である場合、LIP#1.2(
LIPタスク19;図1)がまだ生成されていないため
、再構成要求がLIP生成要求であると、物理命令プロ
セッサとして第2の命令プロセッサ2の命令プロセッサ
番号#2が求められ、CRTASKタスクのオペランド
として、LIP番号の#1.2および命令プロセッサ番
号の#2が指定されて、モニタタスクの処理により、L
IPタスク19(LIP#1.2)が、第2の命令プロ
ッサ2(命令プロセッサ番号#2の物理命令プロセッサ
)で動作する仮想命令プロセッサとして生成される。 また、再構成要求がLIP消去要求であると、LPAR
タスクがLPAR#2(LPARタスク17;図1)で
ある場合、DETASKタスクのオペランドとして命令
プロセッサ番号の#1を指定すると、モニタタスクの処
理により、LIPタスク15(LIP#2.1)が消去
される。このようにして、LIPタスクの生成および消
去の処理が行なわれ、仮想命令プロセッサの再構成制御
が行なわれる。
【0027】次に、モニタタスクのマクロ実行部の処理
を、図6に示す処理フローに従って説明する。処理要求
のマクロが発行されると、ステップ61において、当該
マクロがCRTASKであるか否かを判定する。CRT
ASKであると判定された場合には、ステップ62に進
み、タスク管理テーブルを作成し、次のステップ63に
おいて、オペランドとして指定されてい物理命令プロセ
ッサの命令プロセッサ番号に対応するタスクキュー(5
,6,7;図1)にタスク管理テーブルをキューイング
する。
【0028】一方、ステップ61の判定処理で、マクロ
がCRTASKであると判定されない場合、次にステッ
プ64に進み、当該マクロがDETASKであるか否か
を判定する。DETASKであると判定された場合、ス
テップ65に進み、オペランドで消去指示された該当タ
スクが実行中であるか否かを判定し、当該タスクが実行
中の場合、ステップ65のスピンループで当該タスク実
行の終了まで待ち、当該タスクの実行が終了し、次の処
理のためタスクキューに登録されると、ステップ66に
おいて、タスクキューからタスク管理テーブルをデキュ
ーし、次のステップ67でタスク管理テーブルを消去す
る。また、ステップ64の判定でマクロがDETASK
であると判定されない場合は、他の処理であるので、ス
テップ68に進んで、該当する他の処理を行う。
【0029】以上の実施例の説明では、コマンドをオペ
レーティングシステムから仮想計算機が受け取ることに
したが、フレームタスクからコマンドを投入し、LPA
Rタスクがタスク間通信で受け取るようにしても、図5
および図6の処理によって、同様な処理が行なわれて、
仮想命令プロセッサの生成および消去のシステム再構成
制御を行うことができる。
【0030】このように、本実施例の仮想命令プロセッ
サ構成制御方法によれば、仮想計算機上のオペレーティ
ングシステムを終了することなく、仮想命令プロセッサ
の立ち上げ処理と同様なタスク生成および消去という方
法により、仮想命令プロセッサの再構成制御を行うこと
ができる。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
、仮想命令プロセッサを実現するタスクの生成および消
去という立ち上げ処理と同様な方法により、仮想命令プ
ロセッサの再構成ができる。このため、オペレーティン
グシステムの負荷を増大させないで、システム構成の再
構成が容易に行える。また、オペレーティングシステム
を終了させないで、再構成の処理を行うことができるた
め、処理性能の最適化がシステム運用中にダイナミック
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例にかかる計算機システ
ムの構成を物理計算機および仮想仮想機との関係で説明
するブロック図、
【図2】図2は仮想計算機のシステム構成を示す機能構
成のブロック図、
【図3】図3はオペレーティングシステムにより物理計
算機との命令プロセッサ再構成を実行するための命令語
のフォーマットを示す図、
【図4】図4は仮想命令プロセッサを実現するタスクの
処理フローを示すフローチャート、
【図5】図5は論理パーティションタスクの処理フロー
を示すフローチャート、
【図6】図6はモニタタスクのマクロ実行部の処理フロ
ーを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1  第1の命令プロセッサ(物理命令プロセッサ)2
  第2の命令プロセッサ(物理命令プロセッサ)3 
 コンソール 4  共用メモリ 5,6,7  タスクキュー 9  物理計算機 10  仮想計算機 11,16  モニタタスク 12  フレームタスク 13,17  LPAR(論理パーティション)タスク
14,15,18,19  LIP(仮想命令プロセッ
サ)タスク 21  モニタセクション 22,26  論理パーティションセクション23,2
4,27,28  仮想命令プロセッサセクション 31  オペコード 32  オペランド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  物理計算機の複数の物理命令プロセッ
    サを有し、複数の物理命令プロセッサを論理的に分割し
    て使用する仮想命令プロセッサを備える計算機システム
    において、物理命令プロセッサ毎に仮想命令プロセッサ
    を実現する1または複数のタスクを対応づけ、当該タス
    クの生成および消去により、仮想命令プロセッサの数を
    増加および減少して、複数の物理命令プロセッサへの仮
    想命令プロセッサの割当ておよび仮想命令プロセッサの
    数を設定する構成制御を行うことを特徴する仮想命令プ
    ロセッサ構成制御方法。
JP11847291A 1991-05-23 1991-05-23 仮想命令プロセッサ構成制御方法 Pending JPH04346136A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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