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JPH0432071A - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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JPH0432071A
JPH0432071A JP13760890A JP13760890A JPH0432071A JP H0432071 A JPH0432071 A JP H0432071A JP 13760890 A JP13760890 A JP 13760890A JP 13760890 A JP13760890 A JP 13760890A JP H0432071 A JPH0432071 A JP H0432071A
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JP
Japan
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signal
circuit
waveform
input
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JP13760890A
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JP2781059B2 (ja
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Takanari Tanabe
隆也 田辺
Yasuaki Tanaka
康暁 田中
Kyoichi Arai
亨一 新居
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、記憶装置及び伝送路等における信号処理回路
に関するものである。
(従来の技術) 従来、光或いは磁気を用いた記憶装置において、データ
等の記憶時における入力信号と、再生時における再生信
号とは異なることが常である。また、伝送路においても
、伝送路への入力信号と、伝送路からの出力信号とは異
なるものとなる。即ち、再生信号或いは出力信号の波形
における立上り、立下り時間は入力信号のものと比べる
と大きくなるのが常である。
このような場合に、前記再生信号或いは前記出力信号を
入力時の信号と同等な信号に再生する信号処理回路が一
般に知られている。
第2a図は前述した信号処理回路の一例を示すもので、
IMPROVEMENT OF RECORDING 
DENSITY BYMEANS OF C08INE
 EQUALIZER(IEEE Transacti
onson Magnetics、 Vol、Mag−
12,No、6. p7461976)等に開示された
ものである。また、第2b図は第2a図における信号波
形図である。図において、21は入力端子で、例えば前
述した再生信号f(t)が入力される。この入力端子2
1へ入力された再生信号f(t)は整合抵抗器22を介
して遅延線23及び減衰係数Kを有する利得調整器24
のそれぞれに入力される。遅延線23は、遅延時間τを
有し、その入力端23aは整合状態に、また出力端23
bは不整合状態にある。
遅延線23から出力された信号f(t−τ)は差動増幅
器25の非反転入力端子に入力され、利得調整器24か
ら出力された信号は差動増幅器25の反転入力端子に入
力される。差動増幅器25の出力信号γ(1)は出力端
子26から出力される。
ここで、遅延線23の出力端23bが不整合状態にある
ので、差動増幅器25の反転入力端子への入力信号は、
整合抵抗器22と利得調整器24を介して入力される信
号Kf(t)と、遅延線23の出力端23bで反射され
た後、利得調整器24を介して入力される信号K(t−
2τ)との和になる。
これにより、差動増幅器25の出力信号γ(1)は(1
)式にて表わされる。
γ(t) =f(t−τ) −Kf(t) −Kf(t
−2τ)従って、遅延線23の遅延時間τと、利得調整
器24の減衰係数Kを所定の値に設定することにより、
出力信号γ(1)の波形を入力信号f (t)の波形よ
りも鋭い波形にすることができ、前述した記憶時におけ
る入力信号と同等の波形を有する信号を得ることができ
る。
(発明が解決しようとする課題) 光を用いた記録装置において、記録マークの長さで情報
を記録する場合には、後述する記録時の熱により、その
記録マークの前縁の形状と後縁の形状とが異なったもの
となる。従って、その再生信号の波形は前述したような
波形の単なる重ね合わせでは、入力時の波形を近似でき
ない非線形なものとなってしまう。このため、前述した
従来の信号処理回路では、前記再生信号の波形から入力
時の波形を得ることができなかった。
即ち、光デイスク装置においては、高強度のレーザ光を
媒体に当て、その照射部分の温度を上昇させて磁化方向
の変化、相変化等による光の反射率を変化させて記録マ
ークを形成する。このため、記録マークの形成始端(前
縁)では十分に媒体の温度が上昇せず、記録マークの形
成終端(後縁)では、瞬間的にレーザ光強度が低下する
ため、媒体上には記録マークの前縁で細く、後縁で太く
なる涙状の記録マークが形成される。従って、このよう
な記録マークを再生すると、その再生信号の波形は記録
マークの前縁では緩やかに、後縁では鋭く変化する波形
となる。このような再生信号に対して前述した従来の信
号処理回路を用いた場合、波形の立上り、立下がりを鋭
くすることができるだけで、入力時の信号波形と同等な
波形を得ることができなかった。即ち、信号の立上り、
立下りのどちらか一方に信号処理回路の特性を合わせる
と、他方ではその特性が合わないものとなり、立上り波
形、立下り波形の両者を当初の信号波形と同等なものに
整形することができなかった。
本発明の目的は上記の問題点に鑑み、非線形な波形を有
する再生信号でも、当初の信号波形と同等な波形を有す
る信号に変換する信号処理回路を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために請求項(1)では
、入力信号の所定時間毎の変化量を表わす信号を出力す
る第1の変化量検出回路と、該第1の変化量検出回路の
出力信号を入力し、該信号の振幅を非線形に増幅して出
力する増幅回路と、該増幅回路の出力信号を入力し、該
信号の所定時間毎の変化量を表わす信号を出力する第2
の変化量検出回路と、前記入力信号と前記第2の変化量
検出回路の出力信号とを合成して出力する合成回路とか
らなる信号処理回路を提案する。
また、請求項(2)では、請求項(1)記載の信号処理
回路において、前記第2の変化量検出回路は、入力信号
に対する等化定数を変化させる手段を有する信号処理回
路を提案する。
また、請求項(3)では、入力信号の所定時間毎の変化
量を表わす信号を出力する第1の変化量検出回路と、該
第1の変化量検出回路の出力信号を入力し、該信号を振
幅極性によって分離し、正側振幅信号と負側振幅信号を
出力する分離回路と、前記正側振幅信号を入力し、該信
号の所定時間毎の変化量を表わす信号を出力する第2の
変化量検出回路と、前記負側振幅信号を入力し、該信号
の所定時間毎の変化量を表わす信号を出力する第3の変
化量検出回路と、前記入力信号と前記第2及び第3の変
化量検出回路のそれぞれの出力信号とを合成して出力す
る合成回路とからなる信号処理回路を提案する。
さらに、請求項(4)では、請求項(3)記載の信号処
理回路において、前記第2及び第3の変化量検出回路は
、入力信号に対する等化定数を変化させる手段を有する
信号処理回路を提案する。
(作 用) 本発明の請求項(1)によれば、第1の変化量検出回路
によって、入力信号の所定時間毎の変化量を表わす信号
が出力される。また、第1の変化量検出回路の出力信号
は、増幅回路によって信号の振幅が非線形に増幅されて
出力される。例えば、正側振幅と負側振幅がそれぞれ異
なる増幅度にて増幅される。この増幅回路の出力信号の
所定時間毎の変化量を表わす信号が、第2の変化量検出
回路によって出力される。さらに、合成回路によって、
前記入力信号と前記第2の変化量検出回路の出力信号と
が合成されて出力される。従って、前記入力信号の立上
り、立下りのそれぞれに対して重み付けを行い波形整形
することが可能となる。
さらに、請求項(2)によれば、前記第2の変化量検出
回路によって、その出力信号が変化される。
また、請求項(3)によれば、第1の変化量検出回路に
よって、入力信号の所定時間毎の変化量を表わす信号が
出力される。また、分離回路によって第1の変化量検出
回路の出力信号は、その信号の振幅極性によって分離さ
れ、正側振幅信号と負側振幅信号は別々に出力される。
さらに、第2の変化量検出回路によって、前記正側振幅
信号の所定時間毎の変化量を表わす信号が出力され、第
3の変化量検出回路によって、前記負側振幅信号の所定
時間毎の変化量を表わす信号が出力される。
また、合成回路によって、前記入力信号と前記第2及び
第3の変化量検出回路のそれぞれの出力信号とが合成さ
れて出力される。従って、前記入力信号の立上り、立下
りのそれぞれに対して重み付けを行い波形整形すること
が可能となる。
さらに、請求項(4)によれば、前記第2及び第3の変
化量検出回路によって、それぞれの出力信号が変化され
る。
(実施例) 第1a図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第
1b図は第1の実施例における各部の信号波形を示す図
である。図において、11は入力端子、12は第1の変
化量検圧回路で、例えば周知の微分回路によって構成さ
れ、入力端子11への入力信号aを微分した信号すを出
力する。13は正側と負側で振幅特性が異なる非線形増
幅回路で、信号すを入力して信号Cを出力する。14は
例えば微分回路からなる第2の変化量検出回路で、信号
Cを入力して信号dを出力する。15は合成回路で、入
力端子11への入力信号aから第2の変化量検出回路1
4の圧力信号dを減算した信号eを出力端子16に出力
する。
前述した第1及び第2の変化量検出回路12゜14は第
3図に示すように差動増幅器31、入出力端を整合させ
て反射をなくした遅延線32及び利得調整器33から構
成されるものとしても良い。
第3図において、34は入力端子で、この端子34に入
力された信号は、遅延線32を介して差動増幅器31の
非反転入力端子に入力されると共に、利得調整器33を
介して差動増幅器31の反転入力端子に入力される。従
って、遅延線32の遅延時間と利得調整器33のゲイン
を選択することにより、入力信号の所定時間毎の変化量
を表ねす信号を差動増幅器31から出力端子35に出力
することができる。
また、非線形増幅回路13は、第4図に示すような入出
力持性Aを有するものであれば良い。即ち、入力信号波
形Eiの正側振幅と負側振幅に対する増幅度が異なるも
ので、一方の振幅を抑圧し、他方の振幅を増幅した信号
Eoを出力するものであれば良い。具体的には、トラン
ジスタの飽和特性を利用したもの、ダイオードの一方向
性を利用したもの、バリキャップを用いたもの、オフセ
ット回路と二乗回路を用いたもの、或いはA/Dコンバ
ータ、ROM、D/Aコンバータを用いても構成するこ
とができる。
第5図はダイオードを用いた非線形増幅回路13の一例
を示す回路図である。図において、51は差動増幅器で
、その出力端子54は帰還抵抗器Rfを介して反転入力
端子に接続されている。
さらに反転入力端子にはダイオード52のアノードが接
続されている。また、差動増幅器51の非反転入力端子
は接地されている。
ダイオード52のカソードは、抵抗器R1を介して入力
端子53に接続されている。さらに、ダイオード52の
カソードには可変抵抗器VR,及び抵抗器R2を介して
バイアスが加えられている。
このバイアスによって入出力信号の振幅の非線形特性、
即ち入出力特性が制御される。また、抵抗器R1と帰還
抵抗器Rfによって差動増幅器51の増幅度が設定され
る。従って、入力端子53から入力された信号はダイオ
ード52によって波形整形された後、差動増幅器51に
よって増幅され、出力される。この入出力特性は第4図
に示すものとなる。
合成回路15は差動増幅器によって構成することができ
る。また、第2の変量検出回路14の出力信号dは、入
力信号aに比べて遅延していることが多いので、第6図
に示すように端子65に入力される入力信号aを遅延線
63を介して差動増幅器61の反転入力端子に入力する
ことにより時間のずれを補正することができる。さらに
端子64に入力される信号dを利得調整器62を介して
差動増幅器61の非反転入力端子に入力するようにして
も良い。
次に、前述の構成よりなる第1の実施例の動作を第1a
図及び第1b図に基づいて説明する。
ここでは、−例として光デイスク装置の再生信号を入力
信号aとした場合について説明する。
光デイスク装置においては、情報の記録時には、図示せ
ぬ記録回路によって光ヘッド(図示せず)が駆動され、
記録対象の情報に対応した記録パワーが光ディスクの記
録媒体17に加えられて、記録媒体17上に記録マーク
18が形成される。この記録マーク18は前述したよう
に前縁で細(、後縁で太い涙状の形状となる。
記録マーク18から情報を再生する際には、記録マーク
18に光ヘッドからレーザ光を照射し、反射光M(或い
は、反射光の偏光角)の変化として信号を取り出し、こ
の信号を増幅器(図示せず)で増幅して再生信号aを得
る。
再生信号aの波形は第1b図に示すように、その前縁a
1は緩やかな立下りとなり、後縁a2は前縁よりも早い
立上りとなる。この再生信号aは第1の変化量検出回路
12に入力され、ここで微分されて信号すが出力される
。信号aの前縁a1に対応する信号すの波形は緩やかな
負側の振幅波形b1となり、後縁a2に対応する信号す
の波形は鋭い正側の振幅波形b2となる。この信号すは
非線形増幅回路13に入力され、ここで正側の振幅波形
b2のみが抑圧されて、信号Cとして出力される。即ち
、信号すの波形blに対応する信号Cの波形c1は波形
b1と等しく、信号すの波形b2に対応する信号Cの波
形c2の振幅は波形b2の振幅よりも小さくされる。こ
の信号Cは、さらに第2の変化量検出回路14に入力さ
れ、ここで微分されて、信号dが出力される。このとき
信号Cの波形C1に対応する信号dの波形d1の波形幅
及び振幅値は、信号Cの波形c2に対応する信号dの波
形d2の波形幅及び振幅値よりも大きくなる。合成回路
15は、再生信号aから信号dの利得を調整したものを
減算して信号eをaカする。これにより、立下り及び立
上りが鋭く、かつ前縁と後縁が対称な波形を得ることが
できる。この信号eの波形は当初の信号波形、即ち記録
媒体17への情報記録時の信号の波形と同等なものとな
る。
尚、前述した第1の実施例においては、第1及び第2の
変化量検出回路12.14を共に微分回路によって構成
したが、実験によれば、第2の変化量検出回路14を前
述した第3図に示すものにすることが好例である。即ち
、第3図に示す回路を用いると、利得調整器33のゲイ
ンを変えることにより、第1b図に示す信号eの波形の
立下りの上部e1と下部e2の形状を同一に、また立上
りの下部e3と上部e4の形状を同一に整形することが
できる。さらに実験により、信号eの立上り及び立下り
に要する時間を従来に比べて2.5倍程度短くすること
ができると共に、半値記録密度を1.4倍以上にするこ
とができることが確認されている。
次に、本発明の第2の実施例を説明する。
第7図は第2の実施例を示すブロック図である。
図において、71は入力端子、72は第1の変化量検出
回路で、入力端子71への入力信号を入力し、微分して
出力する。73は分離回路で、第1の変化量検出回路7
2の出力信号を入力し、その正側の振幅信号と負側の振
幅信号とを分離して出力する。74及び75はそれぞれ
第2、第3の変化量検出回路で、例えば微分回路からな
る。第2の変化量検圧回路74は、分離回路73から出
力される正側の振幅信号を微分して出力する。また、第
3の変化量検出回路75は分離回路73から出力される
負側の振幅信号を微分して出力する。
76は合成回路で、入力端子71への入力信号から第2
及び第3の変化量検出回路74.75の出力信号を減算
した信号を出力端子77に出力する。
第1乃至第3の変化量検出回路72.74゜75は前述
した第3図に示すものでも良い。また、第1の実施例と
同様に、第2及び第3の変化量検出回路74.75を第
3図に示すものとしたほうが好ましい。
分離回路73は、入力信号の正側振幅と負側振幅とを分
離して別々に出力できるものであれば良く、簡単な例と
しては、第1の実施例における非線形増幅回路13を2
つ用いて構成することができる。
前述した構成よりなる第2の実施例においても、第1の
実施例と同様に入力端子71に入力された信号の前縁と
後縁のそれぞれに対して別々に重み付けをした補正を行
うことができるので、立下り及び立上りが鋭く、かつ前
縁と後縁が対称な波形を得ることができる。これによっ
て得られた信号の波形は、例えば光デイスク装置の場合
:こおいては、記録媒体への情報記録時の信号の波形と
同等なものとなる。
尚、前述した第1及び第2の実施例の各回路に設けられ
た利得調整器33.62等のゲイン、および遅延線32
.63の遅延時間は固定しておくこともできるが、周知
の学習制御等を用いて動的に制御することも可能である
また、本発明の信号処理回路を光デイスク装置に用いた
場合においては、光デイスク内外周での再生波形の違い
、および記録マークの長さによる再生波形の違いに対し
、利得調整器のゲイン及び非線形増幅回路13における
バイアス点等の等化定数を変更して、常に最適な波形整
形を行うこともできる。具体的には、トラック位置検出
回路を設け、このトラック位置検出回路からの信号を、
前述した第1の実施例では非線形増幅回路13に入力し
、第2の実施例では第2及び第3の変化量検出回路74
.75のそれぞれに入力し、前記信号に基づいて正側振
幅に対する負側振幅の抑圧比を変える。これにより、デ
ィスク記録面外側にトラック位置がきて記録マークの長
さが長くなることに起因する再生波形の非対称特性変化
を吸収することができる。前述した等化定数の変更は、
前記バイアス点、ゲインを変えることのほか、非線形増
幅回路13の信号の通過/不通過を選択する回路を設け
ることによっても実現できる。
さらに、記録マークの長さによって再生波形の非対称特
性が大きく変わる場合にも、再生波形の波形幅を検出す
る回路を設けて、前述と同様にこの回路の出力信号に基
づいて等化定数を変更すれば同様に対処することができ
る。
また、前述した第1及び第2の実施例では、光デイスク
装置、即ち光変調記録の場合について説明したが、磁界
変調記録の場合においても同様の効果を得ることができ
る。即ち、磁界変調記録では記録マークがシェブロン状
になるが、記録マークの周囲の記録状態の影響を受けて
、その前縁と後縁とは異なった形状となる。従って、再
生波形も記録マークの前縁に対応する部分と後縁に対応
する部分とでは異なった形状となる。この場合にも本発
明の信号処理回路を用いることにより、再生時において
、記録時の信号波形と同等の波形をもつ信号を得ること
ができる。
さらに、本発明の信号処理回路を伝送路等に用いても同
様の効果を得ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の請求項(1)乃至(4)
によれば、入力信号波形の前縁と後縁とを、それぞれ個
別に整形することができるので、前記入力信号の前縁及
び後縁における立上り、立下りを鋭く整形することがで
きると共に、前縁と後縁が対称な波形に整形することが
できる。これにより、非線形な波形を有する再生信号で
も、当初の信号波形と同等な波形を有する信号に変換す
ることができる。
さらに、請求項(2)及び(4)によれば、上記効果に
加えて、入力信号波形の波形幅に起因する変動の割合等
が変化しても、等化定数を変化させることにより、常に
適切な波形整形を行うことができるという優れた効果を
発揮するものである。
従って、本発明の信号処理回路を、光或いは磁気記録装
置に用いた場合には、媒体上に涙状或いはシェブロン状
の記録マークが形成されていても、立上り、立下りが鋭
くかつ前縁と後縁が対称な信号波形を得ることができる
ため、アイパターンの開口が大きくなるなど位相マージ
ンを拡大することができる。これにより、信号検出精度
を向上させることができると共に、記録密度を増加させ
ることができるという非常に優れた効果を発揮するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第
1b図は第1の実施例における各部の信号波形を示す図
、第2a図は従来例を示すブロック図、第2b図は従来
例における信号波形図、第3図は変化量検出回路の一例
を示すブロック図、第4図は非線形増幅回路の入出力特
性を示す図、第5図は非線形増幅回路の一例を示す回路
図、第6図は合成回路の一例を示すブロック図、第7図
は本発明の第2の実施例を示すブロック図である。 12・・・第1の変化量検出回路、13・・・非線形増
幅回路、14・・・第2の変化量検出回路、15・・・
合成回路、17・・・記録媒体、18・・・記録マーク
、31.51.61・・・差動増幅器、32.63・・
・遅延線、33.62・・・利得調整器、52・・・ダ
イオード、R1,R2,Rf・・・抵抗器、VR・・・
可変抵抗器、72・・・第1の変化量検出回路、73・
・・分離回路、74・・・第2の変化量検出回路、75
・・・第3の変化量検出回路、76・・・合成回路。 特許出願人  日本電信電話株式会社 代理人 弁理士  吉  1) 精  孝第1a図 変化量検出回路の一例を示すブロック図第3図 非線形増幅回路の入出力特性を示す図 第4図 整合抵抗器 遅延線 従来例を示すブロック図 第2a図 1−2で÷ 従来例における信号波形図 第2b図 ダイオード 一■ 非線形増幅回路の一例を示す回路図 第5図 合成回路の 例を示すブロック図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号の所定時間毎の変化量を表わす信号を出
    力する第1の変化量検出回路と、該第1の変化量検出回
    路の出力信号を入力し、該信号の振幅を非線形に増幅し
    て出力する増幅回路と、 該増幅回路の出力信号を入力し、該信号の所定時間毎の
    変化量を表わす信号を出力する第2の変化量検出回路と
    、 前記入力信号と前記第2の変化量検出回路の出力信号と
    を合成して出力する合成回路とからなる、ことを特徴と
    する信号処理回路。
  2. (2)前記第2の変化量検出回路は、入力信号に対する
    等化定数を変化させる手段を有することを特徴とする請
    求項(1)記載の信号処理回路。
  3. (3)入力信号の所定時間毎の変化量を表わす信号を出
    力する第1の変化量検出回路と、 該第1の変化量検出回路の出力信号を入力し、該信号を
    振幅極性によって分離し、正側振幅信号と負側振幅信号
    を出力する分離回路と、 前記正側振幅信号を入力し、該信号の所定時間毎の変化
    量を表わす信号を出力する第2の変化量検出回路と、 前記負側振幅信号を入力し、該信号の所定時間毎の変化
    量を表わす信号を出力する第3の変化量検出回路と、 前記入力信号と前記第2及び第3の変化量検出回路のそ
    れぞれの出力信号とを合成して出力する合成回路とから
    なる、 ことを特徴とする信号処理回路。
  4. (4)前記第2及び第3の変化量検出回路は、入力信号
    に対する等化定数を変化させる手段を有することを特徴
    とする請求項(2)記載の信号処理回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100564312B1 (ko) * 1996-10-04 2006-05-29 도이체 톰손-브란트 게엠베하 서보제어기를갖는광학정보캐리어기록또는재생장치,및이러한장치에서의에러신호를처리하기위한방법

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KR100564312B1 (ko) * 1996-10-04 2006-05-29 도이체 톰손-브란트 게엠베하 서보제어기를갖는광학정보캐리어기록또는재생장치,및이러한장치에서의에러신호를처리하기위한방법

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