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JPH04328211A - フラットケーブル並びにその製造方法及びその装着方法 - Google Patents

フラットケーブル並びにその製造方法及びその装着方法

Info

Publication number
JPH04328211A
JPH04328211A JP12555191A JP12555191A JPH04328211A JP H04328211 A JPH04328211 A JP H04328211A JP 12555191 A JP12555191 A JP 12555191A JP 12555191 A JP12555191 A JP 12555191A JP H04328211 A JPH04328211 A JP H04328211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat cable
spacer
wire
printed wiring
wires
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12555191A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Hirata
紀生 平田
Toshiharu Tanaka
敏治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIRATA KIKO KK
Original Assignee
HIRATA KIKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIRATA KIKO KK filed Critical HIRATA KIKO KK
Priority to JP12555191A priority Critical patent/JPH04328211A/ja
Publication of JPH04328211A publication Critical patent/JPH04328211A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/306Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板等への
挿入作業を容易に行なえるフラットケーブルと、そのフ
ラットケーブルの簡易な製造方法と、そのフラットケー
ブルをプリント配線板等へ装着させる方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】図8(a)(b)は従来例によるフラッ
トケーブル51の断面図及び平面図である。フラットケ
ーブル51は、平行に並べられた2本以上の電線52を
塩化ビニル等の絶縁材料からなる被覆材53により被覆
したものである。
【0003】このようなフラットケーブル51は、例え
ば、図9に示すように、プリント配線板54の内部配線
(ロングジャンパー線など)として用いられたり、図1
0に示すように、分割されたプリント配線板54,54
同志を接続するために用いられたり、図11に示すよう
に、外部機器ないし回路と接続するためのプラグ55を
プリント配線板54に接続するために用いられたりして
いる。
【0004】製造直後のフラットケーブル51は長尺物
であるため、これを適当な寸法にカットしたフラットケ
ーブル(フラットケーブル母材)51は、図8に示した
ように、電線52の端部まで被覆材53によって覆われ
ている。この被覆剥がしを回路の組み立てラインにおい
て1つ1つ行なっていたのでは効率が悪いから、フラッ
トケーブル51は、予め必要寸法にカットされ、図12
(a)のようにストリッパー等により被覆材53の端部
を完全に除去して電線52を適当寸法だけ露出されてい
る。ついで、フラットケーブル51をリードスルータイ
プのプリント配線板54に実装する場合には、手作業に
より、図12(b)のようにフラットケーブル51の端
部に露出させられた各電線52をプリント配線板54の
ランド孔56に挿入する。そのとき、図12(c)のよ
うに抜け防止のため予めフラットケーブル51をフォー
ミング加工しておくか、ランド孔56に挿通された電線
52を折り曲げる必要がある。その後、プリント配線板
54に実装された他の電気電子部品と共に、フローはん
だ等によってフラットケーブル51をプリント配線板5
4にはんだ付けしている。
【0005】しかしながら、図12(a)のように端部
に電線52が飛び出たフラットケーブル51では、電線
52をプリント配線板54のランド孔56等に挿入する
場合、細心の注意をしないと電線52が変形し易く、変
形した場合には、再び電線52を真っすぐに矯正しなけ
れば挿入できず、このため従来より手作業によってフラ
ットケーブル51をプリント配線板54に挿入しており
、フラットケーブル51の自動装着化ができなかった。
【0006】また、フラットケーブルを早い時期にプリ
ント配線板に挿入した場合には、他の部品の組込みの邪
魔になるので、フラットケーブルの挿入は最終工程で行
なうことが望まれるが、手作業により最終工程でフラッ
トケーブルを挿入しようとすると、既に組込まれている
部品が邪魔になって作業が困難であった。そのため、フ
ラットケーブルのプリント配線板等への装着を自動化し
たいという要望があった。
【0007】このため、フラットケーブルを自動装着化
に対応させるための手段が従来より種々提案されている
。図13はその自動装着手段の一例を示す。この方法で
は、予めプリント配線板54にソケット57を取り付け
ておき、ソケット57のテーパ孔58によってフラット
ケーブル51の電線52をガイドさせながらプリント配
線板54のランド孔56に容易に電線52を挿入させる
ようにしている。
【0008】しかしながら、電線52を露出させられた
フラットケーブル51は搬送中やストック時に互いの干
渉等によって電線52が変形し易く、電線52の線間ピ
ッチがバラバラになってしまうと、ソケット57を用い
てもそのまま挿入することができず、一旦電線52を平
行に矯正する必要があり、充分な効果が得られなかった
。また、自動装着化する場合も、マガジンやパーツフィ
ーダ内で電線52が曲がり易く、電線52の端部が曲が
った場合には自動挿入できなくなるので、自動化が困難
であった。
【0009】さらに、予めソケット57をプリント配線
板54に取り付けておかなければならないので、部品の
実装工程が増加する、コストが高くつく、フラットケー
ブル51の実装スペースが大きくなる、などの問題もあ
った。
【0010】また、図14はフラットケーブル51の別
な自動装着手段を示す。これは、プリント配線板54に
コネクタ59を取り付けておき、プリント配線板54の
組み立て完了後にフラットケーブル51に設けられたコ
ネクタ60をプリント配線板54のコネクタ59に接続
するようにしたものである。
【0011】このコネクタ59,60を用いる方法にあ
っては、プリント配線板54へコネクタ59を自動装着
させることは可能であるが、コネクタ60を設けられた
フラットケーブル51を自動供給することができないた
め、完全な自動化ができなかった。また、一対のコネク
タ59,60が必要であるため、コストが高くつくとい
う欠点があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の従来例
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、プリント配線板等への挿入作業を容易に行なえ
、したがって自動装着化にも対応可能なフラットケーブ
ルを提供することにある。
【0013】併せて、そのフラットケーブルの簡易な製
造方法と、そのフラットケーブルをプリント配線板等に
容易に装着させる方法を提供することを目的としている
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のフラットケーブ
ルは、複数本の電線を被覆部によって被覆されたフラッ
トケーブルであって、複数本の電線の平行に配列された
端部を被覆部から露出させ、電線の線間ピッチを保持さ
せるためのスペーサを電線の露出部にスライド自在に取
着し、スペーサの長さを電線の露出長さよりも短くして
スペーサと被覆部との間に間隙を形成したことを特徴と
している。
【0015】また、本発明のフラットケーブルの製造方
法は、電線の全長を被覆材によって被覆したフラットケ
ーブル母材において前記被覆材の端部を被覆部となる部
分から切り離し、この被覆材端部を電線に沿って抜き出
し、この被覆材端部を一部切除することによって電線の
線間ピッチを保持させるためのスペーサを形成すること
を特徴としている。
【0016】さらに、本発明のフラットケーブルの装着
方法は、上記フラットケーブルの被覆部端部を保持し、
スペーサによって線間スペースを保持されている電線の
端部を電線挿入孔に位置合わせした後、前記フラットケ
ーブルを電線挿入孔の方向へ押すことにより、スペーサ
を電線に沿って後退させながら電線の端部を電線挿入孔
に挿入させることを特徴としている。
【0017】
【作用】本発明のフラットケーブルにあっては、被覆部
から露出した電線端部にスペーサをスライド自在に取着
してあるので、フラットケーブルの搬送中やパーツフィ
ーダ等からの自動供給時等に電線が変形することがなく
、フラットケーブルの装着時まで電線の線間ピッチを一
定に保つことができる。
【0018】しかも、スペーサの長さを電線の露出長さ
よりも短くしてスペーサと被覆部との間に間隙を形成し
てあるので、フラットケーブルを電線挿入孔に位置合わ
せし、フラットケーブルを電線挿入孔の方へ押すと、ス
ペーサが後退して電線が電線挿入孔へ挿入される。この
とき、スペーサによって線間ピッチを一定に保ったまま
で電線を挿入でき、また、スペーサが電線の挿入ガイド
となるので、挿入時に電線が折れ曲がらず、容易にフラ
ットケーブルをプリント配線板等の電線挿入孔に装着さ
せることができる。
【0019】したがって、本発明のフラットケーブル及
びその装着方法にあっては、フラットケーブルのプリン
ト配線板等への装着作業を極めて容易にすることができ
る。特に、フラットケーブルの装着作業を自動機によっ
て行わせることも可能となる。
【0020】また、本発明のフラットケーブルの製造方
法にあっては、フラットケーブルの製造時に電線を被覆
している被覆材を利用してスペーサを形成することがで
きるので、別途部材が必要なく、フラットケーブルの製
造を簡易にすることができると共に製造コストを安価に
することができる。
【0021】
【実施例】図1(a)(b)は本発明の一実施例による
フラットケーブル1の平面図及び側面図を示す。2は塩
化ビニル等の絶縁材料からなる被覆部3内に平行に通線
された複数本の電線であって、電線2の端部は長さLだ
け被覆部3から露出させられており、電線2の露出部分
には露出長Lよりも短い寸法gのスペーサ4がスライド
自在に取着されている。このスペーサ4は、電線2の露
出部分の線間ピッチpを被覆部3内における線間ピッチ
と同じピッチに保持させるためのものであって、スペー
サ4は電線2の露出部分の端まで覆っており、スペーサ
4と被覆部3との間にはプリント配線板の板厚よりも若
干広い寸法sの間隙5が形成されている。
【0022】図2(a)(b)(c)は、上記フラット
ケーブル1の製造方法を示している。図2(a)は、適
当な寸法にカットされたフラットケーブル母材6である
。まず、このフラットケーブル母材6の被覆材7の端部
を図2(a)のC−C線で被覆部3となる部分から切り
離し、図2(b)のように切り離した被覆材端部8を電
線2から一部抜きだし、被覆材端部8をD−D線で一部
カットし(被覆材端部8と共に電線2も一部カットして
もよい。)、残った部分をスペーサ4としている。した
がって、被覆部3もスペーサ4も同一材質、同一断面形
状を有しており、被覆部3とスペーサ4との間には間隙
5が形成されており、スペーサ4は電線2に沿ってスラ
イド可能となっている。このようにしてフラットケーブ
ル1を製造することにより、従来廃棄されていた部分を
利用してスペーサ4を形成することができ、別途部品を
必要とせず、安価にフラットケーブル1を製造すること
ができる。また、フラットケーブル母材6から簡単にフ
ラットケーブル1を製造することができる。
【0023】上記フラットケーブル1は、手作業でプリ
ント配線板へ挿入する場合でも、挿入作業を容易にする
ことができるが、自動機を用いてプリント配線板等への
装着を自動化するうえで特に効果がある。
【0024】図3は上記フラットケーブル1をプリント
配線板等に自動装着させるための自動挿入機のヘッド1
1の構造を示す概略断面図である。フラットケーブル挿
入用のヘッド11は一対のチャック爪12a,12bを
有しており、両チャック爪12a,12bの内面にはフ
ラットケーブル1の被覆部3の端部を挟持するための突
起部13を有し、突起部13よりも先端側にはスペーサ
4をガイドしてフラットケーブル1の変形を防止させる
ためのガイド部14が設けられている。ここで、スペー
サ4の先端の位置規正効果の面からは、ガイド部14の
長さfは長い方が望ましい。しかし、ガイド部14の長
さfは、スペーサ4の長さgよりも若干短くする必要が
あり(f<g)、したがって突起部13間に被覆部3の
端部を掴んだとき、スペーサ4は間隙5の寸法sよりも
若干長い突出長hだけガイド部14の先端から突出する
関係にある。
【0025】しかして、フラットケーブル1をプリント
配線板21に挿入する際には、ヘッド11へフラットケ
ーブル1を供給してチャック爪12a,12b間にフラ
ットケーブル1の端部を保持させ、プリント配線板21
を位置決めし、ついで、予め入力されているランド孔等
の電線挿入孔22の位置(もしくは,センサで検出され
た電線挿入孔22の位置等)へフラットケーブル1を掴
んだままヘッド1を移動させ、図4に示すように電線2
を電線挿入孔22に位置合わせする。この後、ヘッド1
1を押し出すと、スペーサ4がプリント配線板21に押
されて後退しながら電線2が電線挿入孔22に挿入され
る。このとき、各電線2の線間ピッチpは挿入直前まで
スペーサ4によって保持されているので、線間ピッチp
が電線挿入孔22のピッチから狂うことがなく、しかも
、電線2はスペーサ4によってガイドされながら真っす
ぐに電線挿入孔22に挿入されてゆき、フラットケーブ
ル1がスムーズに装着される。また、スペーサ4はチャ
ック爪12a,12bのガイド部14でガイドされなが
ら後退するので、フラットケーブル1の挿入時に電線2
の露出部分等が折れ曲がることがない。さらに、フラッ
トケーブル1を掴んでいるときのガイド部14間の間隔
kは、フラットケーブル1の振れ及び撓みを矯正して電
線2が電線挿入孔22から外れないよう保持できる寸法
としており、スペーサ4の厚みよりも若干広い程度が望
ましい。電線2が電線挿入孔22に挿入されると、プリ
ント配線板21の裏面側で電線2の先端がクリンチされ
て抜け止めされ、ついで、チャック爪12a,12b同
志が開いてフラットケーブル1が放される。
【0026】なお、フラットケーブルのヘッドへの供給
方法としては、マトリックストレイを用いる方法、マガ
ジンを用いる方法、あるいはフープ材から加工してフラ
ットケーブルを製造するフラットケーブル製造工程にヘ
ッドを直結させる方法等が可能である。
【0027】上記ヘッドは、撚り線の少なくとも露出部
分にはんだ処理された電線のように座屈強度が高くて折
れ曲がりにくい場合に簡易な構造でフラットケーブルを
プリント配線板に自動挿入することができる。加えて、
小型化が可能なために、挿入の際スペース的に隣接条件
が厳しい配線板に対して有効である。これに対し、電線
が柔軟で挿入時に折れ曲がり易いものである場合には、
図5のような構造のヘッドを有する自動挿入機を用いる
とよい。
【0028】図5に示すヘッド31は、一対の被覆部チ
ャック爪32a,32bと一対のスペーサチャック爪3
3a,33bとを有し、被覆部チャック爪32a,32
bの外側にスペーサチャック爪33a,33bが配置さ
れており、被覆部チャック爪32a,32bとスペーサ
チャック爪33a,33bとは独立して開閉及び進退で
きるように構成されている。
【0029】しかして、フラットケーブル1がヘッド3
1に供給されると、図5(a)のように被覆部チャック
爪32a,32bによって被覆部3の端部を掴み、スペ
ーサチャック爪33a,33bによってスペーサ4の全
体を掴み、ヘッド31を電線挿入孔22へ移動させ、ス
ペーサチャック爪33a,33bによってスペーサ4を
位置決めしながら電線2の端面を電線挿入孔22に嵌合
させる。ついで、図5(b)のように、スペーサチャッ
ク爪33a,33bを開いてスペーサ4を開放した後、
スペーサチャック爪33a,33bを静止させたままで
被覆部チャック爪32a,32bを押し出し、スペーサ
4を電線2に沿って後退させながら電線2を電線挿入孔
22へ挿通させる。
【0030】図6は自動挿入機の別な実施例であって、
フラットケーブル1の両端をプリント配線板21に自動
挿入するための装置を示す断面図である。この装置にあ
っては、一対のヘッド41,42が設けられており、両
ヘッド41,42は一定間隔Qをおいて配置されており
、それぞれ独立して挿入方向に移動できるようになって
いる。
【0031】しかして、フラットケーブル1の両端を距
離Rだけ離れた電線挿入孔22、23に装着する場合に
は、図6のように、まずフラットケーブル1を逆U字状
に曲げ加工して各端部をそれぞれのヘッド41,42に
掴ませる。ついで、両ヘッド41,42を移動させ、一
方のヘッド41だけを前進させて図7(a)に示すよう
にフラットケーブル1の一方を電線挿入孔22に位置合
わせし、ヘッド41をさらに押し出してフラットケーブ
ル1の一端の電線2を電線挿入孔22に挿入し、挿通さ
せた電線2の先端をクリンチして抜け止めする。ヘッド
41を開いてフラットケーブル1の一方端部を開放し、
ヘッド41を後退させると共に他方のヘッド42を前進
させた後、両ヘッド41,42もしくはプリント配線板
21をR−Qだけ移動させて図7(b)に示すように他
方のヘッド42に掴まれているフラットケーブル1の他
端の電線2を電線挿入孔23に位置合わせし、ヘッド4
2をさらに押し出して電線挿入孔23にフラットケーブ
ル1の他端の電線2を挿入し、同じように電線2をクリ
ンチして抜け止めする。このような方法によれば、電線
挿入孔同志の距離等に関係なく、フラットケーブル両端
の挿入作業を自動化できる。
【0032】なお、上記実施例では、被覆材を利用して
スペーサを形成したが、別途成形したスペーサを電線の
露出部分に取り付けたり、電線の露出部分に成形したり
してもよい。例えば、被覆材はフレキシブル材料によっ
て成形されているので、スペーサの幅方向における撓み
を防止したい場合には、硬質樹脂で成形されたスペーサ
を用いてもよい。また、本発明はプリント配線板にフラ
ットケーブルを装着させる用途に限らず、プリント配線
板以外にも用いることができるのは、もちろんである。
【0033】
【発明の効果】本発明のフラットケーブル及びその装着
方法によれば、スペーサによって電線の線間ピッチを保
持しているので、フラットケーブルの供給前や電線の挿
入作業時に電線の被覆部から露出させた部分がバラバラ
になることがなく、また、電線の挿入時にはスペーサに
よってガイドされるので、電線が折れ曲がったりするこ
ともなく、フラットケーブルの装着作業をスムーズに行
わせることができる。さらに、電線の線間ピッチが一定
に保たれているので、フラットケーブルの自動装着化に
も容易に対応させることができる。さらに、従来方法と
比較して、ソケットやコネクタを使用しないので、プリ
ント配線板等への装着スペースを小さくすることができ
、フラットケーブルの装着コストも安価にすることがで
きる。
【0034】また、本発明のフラットケーブルの製造方
法によれば、フラットケーブルの製造時に電線を被覆し
ている被覆材を利用してスペーサを形成することができ
、フラットケーブルの製造を簡易にすることができると
共に製造コストを安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本発明の一実施例によるフラッ
トケーブルの平面図及び側面図である。
【図2】(a)(b)(c)は同上のフラットケーブル
の製造方法を示す一部破断した平面図である。
【図3】同上のフラットケーブルを自動挿入させるため
の自動挿入機のヘッド構造を示す概略断面図である。
【図4】同上のヘッドを用いてフラットケーブルをプリ
ント配線板に自動挿入させる方法を示す断面図である。
【図5】(a)(b)は、別な構造のヘッドを用いてフ
ラットケーブルをプリント配線板に自動挿入させる動作
を示す断面図である。
【図6】フラットケーブルの両端をプリント配線板に自
動挿入するための自動挿入機のヘッドを示す断面図であ
る。
【図7】(a)(b)は同上の自動挿入機を用いてフラ
ットケーブルの両端をプリント配線板に挿入する手順を
説明する断面図である。
【図8】(a)(b)は従来例のフラットケーブルを示
す断面図及び平面図である。
【図9】フラットケーブルの一使用例を示す斜視図であ
る。
【図10】フラットケーブルの別な使用例を示す斜視図
である。
【図11】フラットケーブルのさらに別な使用例を示す
斜視図である。
【図12】フラットケーブルをプリント配線板へ挿入す
るための従来方法を示す図であって、(a)はフラット
ケーブルの平面図、(b)はプリント配線板に挿入され
たフラットケーブルの一部破断した平面図、(c)はプ
リント配線板に挿入後フォーミング加工されたフラット
ケーブルの一部破断した側面図である。
【図13】ソケットを用いてフラットケーブルをプリン
ト配線板へ挿入する従来方法を示す断面図である。
【図14】コネクタを用いてフラットケーブルをプリン
ト配線板へ挿入する別な従来方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
1    フラットケーブル 2    電線 3    被覆部 4    スペーサ 5    間隙 6    フラットケーブル母材 7    被覆材 22,23  電線挿入孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数本の電線を被覆部によって被覆さ
    れたフラットケーブルであって、複数本の電線の平行に
    配列された端部を被覆部から露出させ、電線の線間ピッ
    チを保持させるためのスペーサを電線の露出部にスライ
    ド自在に取着し、スペーサの長さを電線の露出長さより
    も短くしてスペーサと被覆部との間に間隙を形成したこ
    とを特徴とするフラットケーブル。
  2. 【請求項2】  電線の全長を被覆材によって被覆した
    フラットケーブル母材において前記被覆材の端部を被覆
    部となる部分から切り離し、この被覆材端部を電線に沿
    って抜き出し、この被覆材端部を一部切除することによ
    って電線の線間ピッチを保持させるためのスペーサを形
    成することを特徴とするフラットケーブルの製造方法。
  3. 【請求項3】  請求項1に記載されたフラットケーブ
    ルの被覆部端部を保持し、スペーサによって線間スペー
    スを保持されている電線の端部を電線挿入孔に位置合わ
    せした後、前記フラットケーブルを電線挿入孔の方向へ
    押すことにより、スペーサを電線に沿って後退させなが
    ら電線の端部を電線挿入孔に挿入させることを特徴とす
    るフラットケーブルの装着方法。
JP12555191A 1991-04-26 1991-04-26 フラットケーブル並びにその製造方法及びその装着方法 Pending JPH04328211A (ja)

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