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JPH0432541Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0432541Y2
JPH0432541Y2 JP4953687U JP4953687U JPH0432541Y2 JP H0432541 Y2 JPH0432541 Y2 JP H0432541Y2 JP 4953687 U JP4953687 U JP 4953687U JP 4953687 U JP4953687 U JP 4953687U JP H0432541 Y2 JPH0432541 Y2 JP H0432541Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
recess
holder
seal
support flange
Prior art date
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Expired
Application number
JP4953687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63157585U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4953687U priority Critical patent/JPH0432541Y2/ja
Publication of JPS63157585U publication Critical patent/JPS63157585U/ja
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Publication of JPH0432541Y2 publication Critical patent/JPH0432541Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Lift Valve (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はLNG,LPG等の低温液化ガスに適す
るバタフライ弁のサポートフランジ漏洩防止装置
に関するものである。
(従来の技術) LNG,LPG等の低温液化ガスをパイプライン
によつて輸送する場合にバタフライ弁が多用され
ており、これの開閉は主にアクチユエータに依存
し、通常該アクチユエータは弁軸が弁箱を貫通す
る部分に設けられたグランドパツキン部を隔てた
上方の、例えばサポートフランジにボルトを介し
て固着され、弁軸はガスを漏洩することなく円滑
に回転する構成となつている。
LNG,LPG等の低温液化ガスは漏洩すれば爆
発の恐れがあるから、バルブ本体及びバルブシー
ト面からの漏洩は勿論のこと、弁軸等のグランド
パツキン部からの漏洩も避けねばならない。
(考案が解決しようとする問題点) 弁軸からの漏洩防止に関して、例えば実公昭51
−34028号公報記載のグランドパツキンは多孔質
金属体にふつ素樹脂を含浸させて、これをグラン
ドブツシユを介して袋ナツトで締めつける構成で
あるから、パツキンの締付効果が深さ方向に均一
ではなく、且つ使用中にその締付効果が劣下する
ので、袋ナツトを更に増締めする必要があると共
に、パツキン材の経年劣化が避けられず、この方
式では長期の漏洩防止に不安があつた。
更に別の先行技術である特開昭61−153081号公
報のOリングによる漏洩防止は超低温に対して適
当な材料を選択しなければならないばかりでな
く、Oリングは磨減損耗が起り易い点で問題があ
つた。
また約−162℃のLNGや約−45℃のLPGを取扱
うバタフライ弁では通常超低温に適するテフロン
(登録商標)製パツキンが奨用されているが、そ
の表面に万一傷をつければ、引例の方式では、い
くら増締めしても漏洩は止り難い欠点があり、狭
い溝への挿入は甚だ厄介であつた。
(問題点を解決するための手段) 上記に鑑み本考案は広い面積のとれるサポート
フランジを活用して、パツキンをパツキン押えの
外壁及び内壁に設けた環状切欠部に予めはめ込ん
でおき、これを凹部に嵌入することによつて凹部
とパツキン押えとの間及びパツキン押えと主弁軸
との間にできる溝にパツキンを圧入する。従つて
溝へのパツキンの挿入は容易となる。ここに使用
するパツキンは内側にステンレス製バネを内蔵し
た下向V型又はU型非金属製パツキン、例えばテ
フロン(登録商標)製パツキンであり、嵌入後は
常に両脚が拡がる方向に作用して溝への圧接を保
つ。このパツキンの挿入作業は外部の広い場所で
実施でき、表面に傷つけることなく安全に実施で
きる。
しかもサポートフランジ内の弁軸は、超低温で
も健全な低摩擦特性のある例えば、鉛、テフロン
(登録商標)のごとき材質をコーテイングしたブ
ロンズ製ベアリングブツシユで適宜の長さの間被
覆し、低温でも回転可能に維持する。
(作用効果) 本考案においては、トルクチユーブに溶接した
サポートフランジの軸孔の上部を拡げて上部に大
径部、下部に小径部を有するグランドパツキン凹
部を形成し、該凹部に嵌入するパツキン押えに設
けた環状切欠部への下向バネ入りV又はU型パツ
キンのはめ込みは外部の広い場所で実施できるか
ら、パツキンを損傷することない。従つてこれを
凹部に嵌入する際に、凹部側壁との間の環状切欠
部によつて形成される溝は狭くとり得るので、こ
の狭い溝への圧入によつて低圧ガスの漏洩に対し
ても効果があることは勿論のこと、ガスが高圧に
なるほどパツキン両脚は開いて溝に圧着する方向
に作用し、約−162℃のLNGを使用した場合でも
低圧から高圧まで完全シールに等しいシール性を
発揮する。
またパツキン押えは、上部はスナツプリングに
よつて抜け止め係止されているので、先行技術の
袋ナツトによる方式に比べて構造は簡単となり、
パツキンは自緊作用を有するから一度セツトすれ
ば増締作用は一切不要で、グランドボルトがない
ためバルブ本体に直接アクチユエータを取付ける
ことができ、背の低いシンプルな形態となし得
る。またOリングなどを用いないので耐久性にす
ぐれ、しかも従来構造を僅かに変更することで達
成でき、その効果は大きい。
(実施例) 第1図において、弁体1は弁箱2内において、
上方の主弁軸3と、分離した下方の副弁軸4との
間にピン5で固定され弁閉鎖時、シール部6でシ
ールを保つよう構成されており、主弁軸3は弁箱
上方に溶接されたトルクチユーブ7に内蔵され、
該トルクチユーブ7は上方のサポートフランジ8
に溶接して該サポートフランジ8より突出した弁
軸先端9はキー10によつてアクチユエータ(図
示せず)に連結し、主弁軸3はベアリングブツシ
ユ11で被覆されており、弁体1が低温でも円滑
に開閉可能となつている。
第2図で明らかなように、サポートフランジ8
には軸孔12の上部が拡がつた大径部13と、下
側の小径部14が例えば傾斜した側壁15で連絡
してグランドパツキン凹部16が形成されてお
り、パツキン押え19の内壁及び前記小径部14
に位置する外壁に設けた環状切欠部17,17′
へ下向きバネ入りV又はU型テフロン(登録商
標)製パツキン18,18′をはめ込む。よつて
このパツキンの取扱いは外部の広い場所で実施で
き、パツキン表面を傷つけることはない。
このように予めパツキン18,18′を嵌入し
たパツキン押え19を凹部16に嵌入する際に、
パツキン押えの内壁および外壁に設けた環状切欠
部と主弁軸の間、及び外壁によつて形成される溝
25,25′の幅は狭くとり得るので、この狭い
溝25,25′へのパツキンの圧入によて低圧ガ
スの漏洩に対しても効果があることは勿論のこ
と、ガスが高圧になるほど下向きV型又はUパツ
キン脚は開いて溝に圧着する方向に作用し、約−
162℃のLNGでも低圧から高圧まで完全シールに
等しいシール性を発揮する。しかもこのような構
成は従来装置を少し変更することによつて実施で
きる。前記パツキン押え19は大径部上壁20に
刻設した環状溝21に嵌入したスナツプリング2
2によつてパツキン押え19の頭部の抜け止め作
用を行わせている。パツキン押え19の底面はは
め輪23によつて支承されている。ここに使用す
るパツキン18,18′は自緊性を有するので使
用時増締めの必要はなく、従つてグランドを外部
に露出する必要はなくなり小型化できる。側壁1
5は必ずしも傾斜面に限らず段差をつけて形成し
てもよい。またパツキン設置個所はシールを一層
効果的にするため第3図のように複数個とし上部
パツキン押え24で抜け止め係止してもよい。
上記の構成において、万一ガスが漏洩し、ベア
リングブツシユ11に沿つて上昇しても、内外2
ケ所のパツキン18,18′によつてシールされ、
アクチユエータ付近への漏洩は阻止される。
このように本考案においては従来漏洩に対して
適切な装置のなかつたバタフライ弁のサポートフ
ランジを、従来構造を僅かに変更することによつ
て改善できその効果は大である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例であつて、第1図はサポー
トフランジ付きバタフライ弁の概略断面図、第2
図は第1図のYで示した部分であつて、漏洩装置
を備えた要部の拡大断面図、第3図は第2図に対
応する他の実施例における要部の拡大断面図であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低温バタフライ弁において、弁本体とサポート
    フランジを封止連絡するトルクチユーブに内蔵さ
    れかつベアリングブツシユで支承された主弁軸
    と、サポートフランジの軸孔の上部を拡げ、その
    上側に大径部、下側に小径部を形成したグランド
    パツキン凹部と、パツキン押えの外壁および内壁
    に環状切欠部を設けて前記凹部に嵌入するパツキ
    ン押えと、該パツキン押えを凹部に嵌入すること
    によつて凹部とパツキン押えの間、及びパツキン
    押えと主弁軸との間にできる溝に圧入し高圧ほど
    自緊性を増してシール面に圧着する下向きV型又
    はU型バネ入り非金属パツキンと、前記大径部の
    上壁に刻設した環状溝に嵌入して該パツキン押え
    の頭部を抜け止め係止するスナツプリングと、パ
    ツキン押えを支承するはめ輪とを備えた低温バタ
    フライ弁のサポートフランジ漏洩防止装置。
JP4953687U 1987-03-31 1987-03-31 Expired JPH0432541Y2 (ja)

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JP4953687U JPH0432541Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JP4953687U JPH0432541Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JPS63157585U JPS63157585U (ja) 1988-10-17
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JP4953687U Expired JPH0432541Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JPS63157585U (ja) 1988-10-17

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