JPH04275776A - 画像読み取り装置 - Google Patents
画像読み取り装置Info
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- JPH04275776A JPH04275776A JP3037369A JP3736991A JPH04275776A JP H04275776 A JPH04275776 A JP H04275776A JP 3037369 A JP3037369 A JP 3037369A JP 3736991 A JP3736991 A JP 3736991A JP H04275776 A JPH04275776 A JP H04275776A
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Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は縮小型ラインセンサを用
いてカラー画像を読み取る場合の副走査方向ラインセン
サ間ギャップ補正用メモリの容量を低減化するようにし
た画像読み取り装置に関するものである。
いてカラー画像を読み取る場合の副走査方向ラインセン
サ間ギャップ補正用メモリの容量を低減化するようにし
た画像読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像読み取り装置は、図8
(a)に示すようにプラテン1の面に載せた原稿2を図
示しない光源で照射し、その反射光をミラー3,4,5
、結像レンズ6を介して縮小型CCDラインセンサ7に
結像させて読み取るようにしている。CCDラインセン
サ7は、図8(b)に示すように、主走査方向に平行な
R,G,B用の3本のラインセンサ7a,7b,7cか
らなり、図8(a)に示すように副走査方向にスキャニ
ングして原稿画像を順次読み取り、R,G,B画像信号
を出力する。
(a)に示すようにプラテン1の面に載せた原稿2を図
示しない光源で照射し、その反射光をミラー3,4,5
、結像レンズ6を介して縮小型CCDラインセンサ7に
結像させて読み取るようにしている。CCDラインセン
サ7は、図8(b)に示すように、主走査方向に平行な
R,G,B用の3本のラインセンサ7a,7b,7cか
らなり、図8(a)に示すように副走査方向にスキャニ
ングして原稿画像を順次読み取り、R,G,B画像信号
を出力する。
【0003】このようにCCDラインセンサ7は副走査
方向にずれて配置されており、同じタイミングで読んだ
データはそれぞれ異なった位置のデータを読んでいるこ
とになり、同一タイミングで同一位置のデータを合成す
るためには、先行するセンサのデータを後端のセンサま
で遅延させてタイミングを合わせる必要がある。例えば
、各センサ間のギャップを168μm、1画素の幅を1
4μmとすると、各センサ間は12ライン分のギャップ
があり、センサ7aと7cとでは24ラインのギャップ
が存在する。倍率に無関係に一定の周期で画像読み取り
を行うものとすると、倍率を拡大するとスキャン速度が
遅くなり、センサの同じ移動量に読み取られる画像デー
タが増加することからギャップはさらに拡がり、200
%倍率ではGB間で24ライン、RB間で48ライン、
400%倍率とするとそれぞれ48ライン、96ライン
のギャップとなる。
方向にずれて配置されており、同じタイミングで読んだ
データはそれぞれ異なった位置のデータを読んでいるこ
とになり、同一タイミングで同一位置のデータを合成す
るためには、先行するセンサのデータを後端のセンサま
で遅延させてタイミングを合わせる必要がある。例えば
、各センサ間のギャップを168μm、1画素の幅を1
4μmとすると、各センサ間は12ライン分のギャップ
があり、センサ7aと7cとでは24ラインのギャップ
が存在する。倍率に無関係に一定の周期で画像読み取り
を行うものとすると、倍率を拡大するとスキャン速度が
遅くなり、センサの同じ移動量に読み取られる画像デー
タが増加することからギャップはさらに拡がり、200
%倍率ではGB間で24ライン、RB間で48ライン、
400%倍率とするとそれぞれ48ライン、96ライン
のギャップとなる。
【0004】このようなギャップ補正をするために、図
9に示すようにR,G,Bの順番でスキャニングが行わ
れる場合、R信号に対しては262k×4ビットのメモ
リ4個(8a〜8d)、G信号に対しては同じ容量のメ
モリ2個(9a,9b)を用意していた。例えば、メモ
リ8a,8bのペア、メモリ8c,8dのペアでそれぞ
れ262kB、ほぼ52ライン分のメモリ容量があり、
両ペア合計で104ライン分の遅延が可能であるのでR
信号に対してはメモリ8a,8bと8c,8dのペアで
倍率400%時の96ライン分に対応できる。またG信
号についてもメモリ9a,9bで52ライン分のメモリ
容量があるため、倍率400%時の48ライン分の遅延
を行うことができる。
9に示すようにR,G,Bの順番でスキャニングが行わ
れる場合、R信号に対しては262k×4ビットのメモ
リ4個(8a〜8d)、G信号に対しては同じ容量のメ
モリ2個(9a,9b)を用意していた。例えば、メモ
リ8a,8bのペア、メモリ8c,8dのペアでそれぞ
れ262kB、ほぼ52ライン分のメモリ容量があり、
両ペア合計で104ライン分の遅延が可能であるのでR
信号に対してはメモリ8a,8bと8c,8dのペアで
倍率400%時の96ライン分に対応できる。またG信
号についてもメモリ9a,9bで52ライン分のメモリ
容量があるため、倍率400%時の48ライン分の遅延
を行うことができる。
【0005】いま、倍率365%の場合を考えると、副
走査方向のサンプリング密度は100%の時の3.65
倍となりRB間の画素列間ギャップは12×2×3.6
5=87.6ラインとなる。そこで、87ライン分につ
いては図9(a)のギャップ補正メモリを使って遅延さ
せ、図9(b)に示すように、まず補正メモリ出力とし
てB信号に対して87ライン分遅延させた出力「……R
185,R186 ,R187 ,R188 ,R18
9 ……」を得る。 次に移動平均により、R185 とR186 からR1
85.6 、R186 とR187 からR186.6
、R187 とR188 からR187.6 という
ようにして0.6ライン分の補正をし、87.6ライン
遅延した出力「……R185.6 ,R186.6 ,
R187.6 ,R188.6 ……」を得てB信号出
力「……B98,B99,B100 ,B101 ……
」とタイミングを合わせるようにしている。G信号につ
いても同様にして43.8ライン分遅延させてタイミン
グを合わせる。
走査方向のサンプリング密度は100%の時の3.65
倍となりRB間の画素列間ギャップは12×2×3.6
5=87.6ラインとなる。そこで、87ライン分につ
いては図9(a)のギャップ補正メモリを使って遅延さ
せ、図9(b)に示すように、まず補正メモリ出力とし
てB信号に対して87ライン分遅延させた出力「……R
185,R186 ,R187 ,R188 ,R18
9 ……」を得る。 次に移動平均により、R185 とR186 からR1
85.6 、R186 とR187 からR186.6
、R187 とR188 からR187.6 という
ようにして0.6ライン分の補正をし、87.6ライン
遅延した出力「……R185.6 ,R186.6 ,
R187.6 ,R188.6 ……」を得てB信号出
力「……B98,B99,B100 ,B101 ……
」とタイミングを合わせるようにしている。G信号につ
いても同様にして43.8ライン分遅延させてタイミン
グを合わせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の画像
読み取り装置におけるギャップ間補正は、最大倍率の時
の遅延分に対応できるメモリ容量を用意しておき、この
補正メモリで先行するRデータ、Gデータを遅延させ、
残りの端数分については移動平均化により隣合う画素か
ら求めて対応するようにしていた。このようなギャップ
補正方法では、特に最大倍率に合わせて大容量のメモリ
が必要となり、装置のコストアップ要因となっていた。 このようなメモリ容量の増大を防ぐために、変倍率に応
じて主走査1ライン中の画像中の必要な部分の画像デー
タを抜き取った後、遅延メモリで遅延させてギャップ補
正することが提案されている(特開平1ー141460
号公報)が、この方法では主走査倍率が等倍で副走査倍
率が拡大という場合は対応できないので、図10(a)
に示す原稿を、図10(b)に示すように主走査、副走
査が逆になるように90度向きを変えるように原稿を置
き換え、主走査1ライン中の画像中の必要な部分の抜き
取りを行うようにせざるを得なかった。
読み取り装置におけるギャップ間補正は、最大倍率の時
の遅延分に対応できるメモリ容量を用意しておき、この
補正メモリで先行するRデータ、Gデータを遅延させ、
残りの端数分については移動平均化により隣合う画素か
ら求めて対応するようにしていた。このようなギャップ
補正方法では、特に最大倍率に合わせて大容量のメモリ
が必要となり、装置のコストアップ要因となっていた。 このようなメモリ容量の増大を防ぐために、変倍率に応
じて主走査1ライン中の画像中の必要な部分の画像デー
タを抜き取った後、遅延メモリで遅延させてギャップ補
正することが提案されている(特開平1ー141460
号公報)が、この方法では主走査倍率が等倍で副走査倍
率が拡大という場合は対応できないので、図10(a)
に示す原稿を、図10(b)に示すように主走査、副走
査が逆になるように90度向きを変えるように原稿を置
き換え、主走査1ライン中の画像中の必要な部分の抜き
取りを行うようにせざるを得なかった。
【0007】本発明は上記課題を解決するためのもので
、縮小型ラインセンサを用い、メモリ容量を低減化する
とともに画質を劣化させず、かつどのような縮小拡大に
も対応してセンサ間のギャップ補正を行うことが可能な
画像読み取り装置を提供することを目的とする。
、縮小型ラインセンサを用い、メモリ容量を低減化する
とともに画質を劣化させず、かつどのような縮小拡大に
も対応してセンサ間のギャップ補正を行うことが可能な
画像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、異なる色出力
を行う主走査方向に平行な複数のラインセンサを副走査
方向に所定間隔毎に配置し、各ラインセンサ間の副走査
方向のギャップ補正をするための遅延手段を有するカラ
ー画像読み取り装置において、前記遅延手段の入力側に
所定ライン毎に少なくとも1ラインデータの間引きを行
う手段と、遅延手段の出力側に間引かれたラインデータ
の補間を行うラインデータ補間手段を設けたことを特徴
とし、さらに間引き手段より前段側に設けられた各信号
を入れ変える第1の切替え手段と、前記ラインデータ補
間手段より後段側に設けられた各信号を入れ換える第2
の切替え手段とを設け、フォワードスキャン時とバック
スキャン時とで遅延処理する信号を入替えるようにした
こと、またラインの間引き、およびライン補間は画像読
み取りの倍率が所定値以上の場合に行うこと、また、ラ
インセンサの出力画像中の必要な領域部分の抜き取りを
行うこと、また前記複数のラインセンサはR,G,Bラ
インセンサであり、フォワードスキャン時の最後列にB
またはGラインセンサを配置し、BまたはGラインセン
サに対して他のラインセンサの読み取り信号の遅延処理
行うことを特徴とする。
を行う主走査方向に平行な複数のラインセンサを副走査
方向に所定間隔毎に配置し、各ラインセンサ間の副走査
方向のギャップ補正をするための遅延手段を有するカラ
ー画像読み取り装置において、前記遅延手段の入力側に
所定ライン毎に少なくとも1ラインデータの間引きを行
う手段と、遅延手段の出力側に間引かれたラインデータ
の補間を行うラインデータ補間手段を設けたことを特徴
とし、さらに間引き手段より前段側に設けられた各信号
を入れ変える第1の切替え手段と、前記ラインデータ補
間手段より後段側に設けられた各信号を入れ換える第2
の切替え手段とを設け、フォワードスキャン時とバック
スキャン時とで遅延処理する信号を入替えるようにした
こと、またラインの間引き、およびライン補間は画像読
み取りの倍率が所定値以上の場合に行うこと、また、ラ
インセンサの出力画像中の必要な領域部分の抜き取りを
行うこと、また前記複数のラインセンサはR,G,Bラ
インセンサであり、フォワードスキャン時の最後列にB
またはGラインセンサを配置し、BまたはGラインセン
サに対して他のラインセンサの読み取り信号の遅延処理
行うことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明はギャップ補正メモリへ入力するデータ
を、例えば1ライン毎に間引き、従来の1/2の密度で
補正メモリへ入力し、補正メモリからの出力に対し隣接
するラインデータでその間のデータを生成して補間を行
ってライン数を2倍にし、また移動平均化により残りの
端数分の補正を実施することにより、従来の1/2のメ
モリ容量でギャップ補正することができる。そしてデー
タの間引き、補間を、例えば倍率200%以上の場合に
のみ実施するようにすれば、サンプリング密度が非常に
多い場合の間引きのため、画質に対してほとんど影響さ
せずにメモリ容量を低減化することができる。なお、間
引きの割合は1ライン毎に限らず、複数ライン毎に行っ
ても良く、また間引くラインは1ライン単位でなく2ラ
イン以上であっても可能である。また、変倍時に主走査
1ライン中の必要な画素を抜き取ってから遅延動作を行
うようにすれば、一層メモリ容量の低減が可能である。
を、例えば1ライン毎に間引き、従来の1/2の密度で
補正メモリへ入力し、補正メモリからの出力に対し隣接
するラインデータでその間のデータを生成して補間を行
ってライン数を2倍にし、また移動平均化により残りの
端数分の補正を実施することにより、従来の1/2のメ
モリ容量でギャップ補正することができる。そしてデー
タの間引き、補間を、例えば倍率200%以上の場合に
のみ実施するようにすれば、サンプリング密度が非常に
多い場合の間引きのため、画質に対してほとんど影響さ
せずにメモリ容量を低減化することができる。なお、間
引きの割合は1ライン毎に限らず、複数ライン毎に行っ
ても良く、また間引くラインは1ライン単位でなく2ラ
イン以上であっても可能である。また、変倍時に主走査
1ライン中の必要な画素を抜き取ってから遅延動作を行
うようにすれば、一層メモリ容量の低減が可能である。
【0010】
【実施例】図1は本発明におけるギャップ補正を説明す
るための図、図2は図1のギャップ補正が適用されるビ
デオ信号処理回路図、図3はギャップ補正の具体的補正
を示す図、図4はギャップ補正の原理を示す図、図5は
ギャップ補正のタイミングチャートである。
るための図、図2は図1のギャップ補正が適用されるビ
デオ信号処理回路図、図3はギャップ補正の具体的補正
を示す図、図4はギャップ補正の原理を示す図、図5は
ギャップ補正のタイミングチャートである。
【0011】まず図2により本発明のギャップ補正が使
用される全体の構成を説明する。
用される全体の構成を説明する。
【0012】図2は本発明のビデオ信号読み取り、およ
びシェーディング補正を説明するためのブロック図であ
る。
びシェーディング補正を説明するためのブロック図であ
る。
【0013】図において、ラインセンサ20はR,G,
Bの各センサ20a,20b,20cからなり、RとB
とでは24ラインのギャップ、GとBとでは12ライン
のギャップになっている。
Bの各センサ20a,20b,20cからなり、RとB
とでは24ラインのギャップ、GとBとでは12ライン
のギャップになっている。
【0014】いま、Rの読み取りについて説明すると、
センサ20aで読み取った信号を奇数番目と偶数番目と
に分けて両側から引き出す。すなわち、縮小型のCCD
ラインセンサは1ラインの画素数が多く、読み取りスピ
ードを上げ転送損失を少なくするため左右両側から奇数
番目と偶数番目の電荷を運んで出力させる。読み出した
ビデオ信号はサンプリングホールドした後、AGC22
でゲイン調整され、さらにAOC23でオフセット調整
されて奇数側と偶数側の信号間の補正がされ、マルチプ
レクサ24で合成されてオフセット調整されてA/D変
換される。検出信号は奇数番目、偶数番目に分かれた状
態では6.75MHzであるが、合成することにより倍
の13.5MHzの信号となる。
センサ20aで読み取った信号を奇数番目と偶数番目と
に分けて両側から引き出す。すなわち、縮小型のCCD
ラインセンサは1ラインの画素数が多く、読み取りスピ
ードを上げ転送損失を少なくするため左右両側から奇数
番目と偶数番目の電荷を運んで出力させる。読み出した
ビデオ信号はサンプリングホールドした後、AGC22
でゲイン調整され、さらにAOC23でオフセット調整
されて奇数側と偶数側の信号間の補正がされ、マルチプ
レクサ24で合成されてオフセット調整されてA/D変
換される。検出信号は奇数番目、偶数番目に分かれた状
態では6.75MHzであるが、合成することにより倍
の13.5MHzの信号となる。
【0015】A/D変換器26で変換された8ビットデ
ータは、ギャップ補正回路27でB信号とタイミングが
あうように補正される。そのためギャップ補正回路27
では512KBのメモリを使用し、G,B間のギャップ
はその半分であるので256KBのメモリを使用する。
ータは、ギャップ補正回路27でB信号とタイミングが
あうように補正される。そのためギャップ補正回路27
では512KBのメモリを使用し、G,B間のギャップ
はその半分であるので256KBのメモリを使用する。
【0016】シェーディングメモリ29はCPU31か
らの指示で、読み取り装置が白色基準板の直下にきた時
のデータを読み取って格納する。そしてコピー時には読
み取った画像データを、メモリ29に格納されたデータ
により除算回路28で除算してシェーディング補正がな
される。シェーディング補正されたデータは反射率デー
タであるので、これをENL30のLUTで所望のデー
タに変換する。
らの指示で、読み取り装置が白色基準板の直下にきた時
のデータを読み取って格納する。そしてコピー時には読
み取った画像データを、メモリ29に格納されたデータ
により除算回路28で除算してシェーディング補正がな
される。シェーディング補正されたデータは反射率デー
タであるので、これをENL30のLUTで所望のデー
タに変換する。
【0017】ギャップ補正回路の構成は図1に示すよう
になっている。FIFOメモリ11a,11bあるいは
13a,13bは、図9で説明したと同様の遅延用メモ
リであり、本発明においてはR,Gについて2個ずつ合
計4個使用し、図9の場合に対して2個減らす構成にな
っている。補正用遅延メモリ11a,11bの前段には
間引き回路10が設けられ、2ライン毎に1ラインデー
タ分間引き、補正メモリに入力する。従って、補正用遅
延メモリは従来の1/2のメモリ容量があれば対応する
ことができる。そして、補正用遅延メモリで遅延したデ
ータは、間引いたデータをライン補間回路12で隣接す
るラインデータによって生成して補間し、出力すること
によりB信号とタイミングを合わせることができる。な
お、G信号については2つのFIFOメモリで対応でき
るので、特にラインの間引き、補間は行わない。
になっている。FIFOメモリ11a,11bあるいは
13a,13bは、図9で説明したと同様の遅延用メモ
リであり、本発明においてはR,Gについて2個ずつ合
計4個使用し、図9の場合に対して2個減らす構成にな
っている。補正用遅延メモリ11a,11bの前段には
間引き回路10が設けられ、2ライン毎に1ラインデー
タ分間引き、補正メモリに入力する。従って、補正用遅
延メモリは従来の1/2のメモリ容量があれば対応する
ことができる。そして、補正用遅延メモリで遅延したデ
ータは、間引いたデータをライン補間回路12で隣接す
るラインデータによって生成して補間し、出力すること
によりB信号とタイミングを合わせることができる。な
お、G信号については2つのFIFOメモリで対応でき
るので、特にラインの間引き、補間は行わない。
【0018】次に図3、図4、図5によりギャップ補正
の具体例について説明する。
の具体例について説明する。
【0019】図4において、画像データは間引き回路1
0で1ラインおきに1ライン分間引かれて補正用遅延メ
モリ11に入力され、所定ライン数遅延されたデータは
メモリ11から出力される。ライン補間回路12におい
ては、FIFOメモリ41,42でそれぞれ1ラインづ
つ遅延され、FIFOメモリ11,41,42の出力が
セレクタ43で選択されてそのうちの2ラインデータが
出力され、隣合うラインデータはセレクタ44で係数A
,B,C,Dのうちのどれか2つが選択され、それぞれ
乗算器45,46で所定の係数を乗算して加算回路47
で加算され、ライン補間されたデータが出力される。
0で1ラインおきに1ライン分間引かれて補正用遅延メ
モリ11に入力され、所定ライン数遅延されたデータは
メモリ11から出力される。ライン補間回路12におい
ては、FIFOメモリ41,42でそれぞれ1ラインづ
つ遅延され、FIFOメモリ11,41,42の出力が
セレクタ43で選択されてそのうちの2ラインデータが
出力され、隣合うラインデータはセレクタ44で係数A
,B,C,Dのうちのどれか2つが選択され、それぞれ
乗算器45,46で所定の係数を乗算して加算回路47
で加算され、ライン補間されたデータが出力される。
【0020】いま、図9(b)に対応させるために倍率
365%の場合について説明する。前述したように36
5%の場合には、RB間で87.6ライン分の画素列ギ
ャップが生じ、Rを87.6ライン分遅延させてタイミ
ングを合わせる必要がある。そこで、まず間引き回路1
0で1ラインおきに1ライン分間引き、FIFOメモリ
11で43ライン分遅延させ、その補正出力が図3(a
)に示すように「……R185 ,R187 ,R18
9 ……」であったとすると、FIFOメモリ41,4
2のデータと組み合わせ、例えばR185 とR187
とにより、R186 ´を、R187 とR189
によりR188 ´をそれぞれ生成し、これを補間して
「……R185 ,R186 ´,R187 ,R18
8 ´,R189 ,R190 ´……」を出力する。 このように間引かれたラインデータを補間することによ
り、ライン数が2倍になって間引く以前の状態に復元し
、さらにR185 ,R186 ´のデータからR18
5.6 を、R186 ´,R187 のデータからR
186.6 ……というように移動平均により残りの端
数分の補正を行って87.6ライン遅延させた出力「…
…R184.6 ,R185.6 ,R186.6 ,
R187.6 ,R188.6 ,R189.6 ……
」を得てBデータB97,B98,B99,B100
……とタイミングを合わせる。
365%の場合について説明する。前述したように36
5%の場合には、RB間で87.6ライン分の画素列ギ
ャップが生じ、Rを87.6ライン分遅延させてタイミ
ングを合わせる必要がある。そこで、まず間引き回路1
0で1ラインおきに1ライン分間引き、FIFOメモリ
11で43ライン分遅延させ、その補正出力が図3(a
)に示すように「……R185 ,R187 ,R18
9 ……」であったとすると、FIFOメモリ41,4
2のデータと組み合わせ、例えばR185 とR187
とにより、R186 ´を、R187 とR189
によりR188 ´をそれぞれ生成し、これを補間して
「……R185 ,R186 ´,R187 ,R18
8 ´,R189 ,R190 ´……」を出力する。 このように間引かれたラインデータを補間することによ
り、ライン数が2倍になって間引く以前の状態に復元し
、さらにR185 ,R186 ´のデータからR18
5.6 を、R186 ´,R187 のデータからR
186.6 ……というように移動平均により残りの端
数分の補正を行って87.6ライン遅延させた出力「…
…R184.6 ,R185.6 ,R186.6 ,
R187.6 ,R188.6 ,R189.6 ……
」を得てBデータB97,B98,B99,B100
……とタイミングを合わせる。
【0021】なお、図3(a)においては一旦ライン補
間により倍のライン数とし、その後端数補正をするよう
にしたが、図3(b)(c)に示すように、1ラインづ
つ間引かれたラインデータから直接端数補正も実施した
データを求めることも可能である。
間により倍のライン数とし、その後端数補正をするよう
にしたが、図3(b)(c)に示すように、1ラインづ
つ間引かれたラインデータから直接端数補正も実施した
データを求めることも可能である。
【0022】すなわち、図3(b)は補正ライン数の端
数分をnとした時、0≦n<1の場合で、Ri とRi
+2 の間の補間を行う場合、Ri 側に近い側の補間
データは{(2−n)Ri +nRi+2 }/2Ri
+2 に近い側の補間データは {(1−n)Ri +(1+n)Ri+2 }/2で直
接求めることができる。また1≦n<2の場合、図3(
c)に示すように、端数データがRi に近い側の場合
には {(3−n)Ri +(n−1)Ri+2 }/2また
Ri+2 に近い側の補間データは{(2−n)Ri
+nRi+2 }/2として求めることが可能である。
数分をnとした時、0≦n<1の場合で、Ri とRi
+2 の間の補間を行う場合、Ri 側に近い側の補間
データは{(2−n)Ri +nRi+2 }/2Ri
+2 に近い側の補間データは {(1−n)Ri +(1+n)Ri+2 }/2で直
接求めることができる。また1≦n<2の場合、図3(
c)に示すように、端数データがRi に近い側の場合
には {(3−n)Ri +(n−1)Ri+2 }/2また
Ri+2 に近い側の補間データは{(2−n)Ri
+nRi+2 }/2として求めることが可能である。
【0023】次に図5のタイミングチャートを参照して
図4によるギャップ補正について説明する。
図4によるギャップ補正について説明する。
【0024】CPUからのトリガ信号により副走査方向
のスキャン、主走査方向のスキャンが行われてデータの
取り込みが行われる。本発明においては倍率200%以
上の時のみラインの間引き、補間を行って図5(b)に
示すように1ラインおきに間引かれ、所定ライン数分だ
け遅延されたデータがFIFOメモリ11から出力され
る。FIFO11の出力は、例えば0ライン、2ライン
、4ライン、6ライン、8ラインというように奇数ライ
ンが間引かれたデータとなっている。この出力をFIF
O41で2度読みして1ライン分遅延させ、間引かれた
ラインデータを同じデータで埋め合わせて「00224
46688……」のようにラインデータを出力する。 このデータをさらにFIFO42で1ライン分遅延させ
、セレクタ43の選択によりFIFO11の2ライン目
のデータ、FIFO41の0ライン目のデータと組み合
わせ、例えば係数A,Bを選択して「0´」ライン目の
データを生成する。また、FIFO41の2ライン目の
データと、FIFO42の0ライン目のデータとをセレ
クタ43で抽出し、係数C,Dを用いて「1´」ライン
目のデータを生成する。以後、順次FIFO11とFI
FO41、FIFO41とFIFO42のデータを順次
セレクトして「0´,1´,2´,3´,4´,5´,
6´,7´……」のようにラインデータを補間して出力
する。
のスキャン、主走査方向のスキャンが行われてデータの
取り込みが行われる。本発明においては倍率200%以
上の時のみラインの間引き、補間を行って図5(b)に
示すように1ラインおきに間引かれ、所定ライン数分だ
け遅延されたデータがFIFOメモリ11から出力され
る。FIFO11の出力は、例えば0ライン、2ライン
、4ライン、6ライン、8ラインというように奇数ライ
ンが間引かれたデータとなっている。この出力をFIF
O41で2度読みして1ライン分遅延させ、間引かれた
ラインデータを同じデータで埋め合わせて「00224
46688……」のようにラインデータを出力する。 このデータをさらにFIFO42で1ライン分遅延させ
、セレクタ43の選択によりFIFO11の2ライン目
のデータ、FIFO41の0ライン目のデータと組み合
わせ、例えば係数A,Bを選択して「0´」ライン目の
データを生成する。また、FIFO41の2ライン目の
データと、FIFO42の0ライン目のデータとをセレ
クタ43で抽出し、係数C,Dを用いて「1´」ライン
目のデータを生成する。以後、順次FIFO11とFI
FO41、FIFO41とFIFO42のデータを順次
セレクトして「0´,1´,2´,3´,4´,5´,
6´,7´……」のようにラインデータを補間して出力
する。
【0025】また、倍率が200%に達しない場合は、
図5(c)に示すように、FIFO11の出力は間引か
れないので、「0,1,2,3,4,5,6……」とな
り、これを1ライン分FIFO41で遅延させ、さらに
FIFO42で1ライン分遅延させる。この場合各隣接
ラインデータはFIFO11,FIFO41で得られる
のでFIFO42のデータは使用する必要がなく、例え
ば150.5%の拡大率のような端数がある場合にはF
IFO11とFIFO41のデータをそれぞれ使用して
「0´,1´,2´,3´,4´,5´,6´,7´…
…」のように補間して出力する。
図5(c)に示すように、FIFO11の出力は間引か
れないので、「0,1,2,3,4,5,6……」とな
り、これを1ライン分FIFO41で遅延させ、さらに
FIFO42で1ライン分遅延させる。この場合各隣接
ラインデータはFIFO11,FIFO41で得られる
のでFIFO42のデータは使用する必要がなく、例え
ば150.5%の拡大率のような端数がある場合にはF
IFO11とFIFO41のデータをそれぞれ使用して
「0´,1´,2´,3´,4´,5´,6´,7´…
…」のように補間して出力する。
【0026】図6は本発明の他の実施例を説明する図で
ある。
ある。
【0027】図6(a)に示すように遅延用のFIFO
11で所定ライン遅延させたデータをさらにFIFO5
0で1ライン分遅延させ、FIFO11の出力とFIF
O50の出力とを組み合わせてライン間のデータを生成
し、これをフィードバックしてさらに1ライン遅延させ
てFIFO11の出力と合成してまた補正ラインデータ
を生成するものである。
11で所定ライン遅延させたデータをさらにFIFO5
0で1ライン分遅延させ、FIFO11の出力とFIF
O50の出力とを組み合わせてライン間のデータを生成
し、これをフィードバックしてさらに1ライン遅延させ
てFIFO11の出力と合成してまた補正ラインデータ
を生成するものである。
【0028】図6(b)に示すようにFIFO11への
入力が1ラインづつ間引かれてFIFO11には「0,
2,4,6,8……」のように1/2のライン数のデー
タが書き込まれ、これを2度読みしてFIFO11の出
力として「00224466……」を生成する。これを
FIFO50で1ライン分遅延させ、FIFO11出力
の2ライン目のデータとFIFO50出力の0ライン目
のデータとで「0´」ライン目のデータを生成し、これ
を加算回路54を通してフィードバックし、再度FIF
O50で1ライン分遅延させ、この「0´」ライン目の
データとFIFO11出力の2ライン目のデータとで合
成して「1´」ライン目のデータを生成し、以後同様の
処理を繰り返すことにより順次「1´,2´,3´,4
´,5´,6´……」のラインデータを補正出力として
得ることができる。
入力が1ラインづつ間引かれてFIFO11には「0,
2,4,6,8……」のように1/2のライン数のデー
タが書き込まれ、これを2度読みしてFIFO11の出
力として「00224466……」を生成する。これを
FIFO50で1ライン分遅延させ、FIFO11出力
の2ライン目のデータとFIFO50出力の0ライン目
のデータとで「0´」ライン目のデータを生成し、これ
を加算回路54を通してフィードバックし、再度FIF
O50で1ライン分遅延させ、この「0´」ライン目の
データとFIFO11出力の2ライン目のデータとで合
成して「1´」ライン目のデータを生成し、以後同様の
処理を繰り返すことにより順次「1´,2´,3´,4
´,5´,6´……」のラインデータを補正出力として
得ることができる。
【0029】図7は本発明の他の実施例を示す図である
。前述の実施例ではR,G,Bの順序でスキャニングす
る場合のギャップ補正について説明したが、バックスキ
ャン時にも画像読み取りを行おうとすると、R信号とB
信号とが入れ換わってしまう。そこで、図7に示すよう
に、スイッチ60,61でRとB信号を入れ換えて間引
き処理をした後、FIFOへ入力させ、補間処理を行っ
た後にさらにスイッチ62,63で入れ換えてR,G,
Bの順序を変化させずに出力することにより、順方向ス
キャン時と同様にギャップ補正を行うことができる。な
お、スイッチの切り換え信号は副走査同期信号で生成し
てもよく、またはCPUより設定して出すようにしても
よい。
。前述の実施例ではR,G,Bの順序でスキャニングす
る場合のギャップ補正について説明したが、バックスキ
ャン時にも画像読み取りを行おうとすると、R信号とB
信号とが入れ換わってしまう。そこで、図7に示すよう
に、スイッチ60,61でRとB信号を入れ換えて間引
き処理をした後、FIFOへ入力させ、補間処理を行っ
た後にさらにスイッチ62,63で入れ換えてR,G,
Bの順序を変化させずに出力することにより、順方向ス
キャン時と同様にギャップ補正を行うことができる。な
お、スイッチの切り換え信号は副走査同期信号で生成し
てもよく、またはCPUより設定して出すようにしても
よい。
【0030】ところで、補間処理のための演算は一種の
ローパスフィルタであるため、演算によりMTFが劣化
する。例えば、CCDセンサのGの感度は人間の目の明
るさの感度に近く、R,G,B表色系をL* a* b
* 表色系に変換する場合は、直接L(明度)に影響し
てくる。そこで、Gを中心にR,Bについて補間処理を
行い、Gについては補間処理を行わないようにして精細
度の劣化が少ない色ずれ補正を行うようにするのが好ま
しい。また、補間処理を行う前のR,G,BのMTFの
差が大きい場合(Bの感度アップのため、Bの画素サイ
ズが大きいセンサなど)、前述のようにGを中心にした
補間処理を行うと、R,G,Bの解像度の差が大きくな
りすぎ、例えば原稿が黒でもカラーと判断してしまうこ
とが生ずる。そのため、最も解像度の低いBを中心にR
,Gに対して補間処理を行うことにより、R,G,Bの
解像度を少なくし、黒読み取り時はR,G,Bの出力比
が同じレベルとなるようにする。これにより、R,G,
Bの解像度の差の少ない補間処理を行うことができる。 なお、絵文字分離では画像データのコントラスト(明度
)に着目するため、Gの解像度が重要であり、Gを中心
にR,Bについて補間処理を行うのが適しており、また
、黒、色文字判定では各画素の彩度に着目するため、R
,G,B間の色ずれの差が少ないBを中心にR,Gに対
して補間処理を行うのが適している。したがって、用途
に応じて補間処理の色を切り換えるようにすることが望
ましい。
ローパスフィルタであるため、演算によりMTFが劣化
する。例えば、CCDセンサのGの感度は人間の目の明
るさの感度に近く、R,G,B表色系をL* a* b
* 表色系に変換する場合は、直接L(明度)に影響し
てくる。そこで、Gを中心にR,Bについて補間処理を
行い、Gについては補間処理を行わないようにして精細
度の劣化が少ない色ずれ補正を行うようにするのが好ま
しい。また、補間処理を行う前のR,G,BのMTFの
差が大きい場合(Bの感度アップのため、Bの画素サイ
ズが大きいセンサなど)、前述のようにGを中心にした
補間処理を行うと、R,G,Bの解像度の差が大きくな
りすぎ、例えば原稿が黒でもカラーと判断してしまうこ
とが生ずる。そのため、最も解像度の低いBを中心にR
,Gに対して補間処理を行うことにより、R,G,Bの
解像度を少なくし、黒読み取り時はR,G,Bの出力比
が同じレベルとなるようにする。これにより、R,G,
Bの解像度の差の少ない補間処理を行うことができる。 なお、絵文字分離では画像データのコントラスト(明度
)に着目するため、Gの解像度が重要であり、Gを中心
にR,Bについて補間処理を行うのが適しており、また
、黒、色文字判定では各画素の彩度に着目するため、R
,G,B間の色ずれの差が少ないBを中心にR,Gに対
して補間処理を行うのが適している。したがって、用途
に応じて補間処理の色を切り換えるようにすることが望
ましい。
【0031】前述の説明でR信号についての間引き、補
間処理について説明したが、データを間引いた場合には
どうしても画質の低下が避けられない。B信号について
は人間の目の感度の関係から多少精度が悪くてもそれほ
ど目立たないので、RとBとを入れ換え、B信号につい
ての間引きを行うようにすれば、一層画質低下を防止す
ることができる。
間処理について説明したが、データを間引いた場合には
どうしても画質の低下が避けられない。B信号について
は人間の目の感度の関係から多少精度が悪くてもそれほ
ど目立たないので、RとBとを入れ換え、B信号につい
ての間引きを行うようにすれば、一層画質低下を防止す
ることができる。
【0032】なお、前記実施例では図1の間引き回路1
0において、ライン間引きのみ行う場合について説明し
たが、間引き回路10において主走査1ライン中の画像
データの中から必要な部分の画像データを切り出すよう
にすれば、ギャップ補正用の遅延メモリ容量を減らすこ
とが可能である。このような主走査1ライン中の画像デ
ータの抜き取りにより、ライン間引きを行わなくてもメ
モリ容量が足りる場合にはライン間引きを行う必要はな
い。したがって、主走査必要領域部分、副走査倍率、メ
モリ容量よりCPUが判断し、必要な場合のみ、主走査
の画像データの抜き取りに加えて副走査のライン間引き
、補間を行うようにすればよい。このように、主走査画
像データの抜き取りとライン間引きの併用により、図1
0で説明したような主走査倍率が等倍で副走査倍率が拡
大の場合にも、ライン間引きを行えば原稿の置き換えを
しなくても対応することができる。
0において、ライン間引きのみ行う場合について説明し
たが、間引き回路10において主走査1ライン中の画像
データの中から必要な部分の画像データを切り出すよう
にすれば、ギャップ補正用の遅延メモリ容量を減らすこ
とが可能である。このような主走査1ライン中の画像デ
ータの抜き取りにより、ライン間引きを行わなくてもメ
モリ容量が足りる場合にはライン間引きを行う必要はな
い。したがって、主走査必要領域部分、副走査倍率、メ
モリ容量よりCPUが判断し、必要な場合のみ、主走査
の画像データの抜き取りに加えて副走査のライン間引き
、補間を行うようにすればよい。このように、主走査画
像データの抜き取りとライン間引きの併用により、図1
0で説明したような主走査倍率が等倍で副走査倍率が拡
大の場合にも、ライン間引きを行えば原稿の置き換えを
しなくても対応することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、200%
拡大時のように所定倍率以上の時にラインデータをライ
ン単位で間引いて遅延させ、間引いたデータを補間処理
して各データのタイミングを合わせるようにしたので、
遅延用のメモリ容量を低減化させてギャップ補正を行う
ことが可能であり、さらに所定倍率以上の時にはサンプ
リング密度が大きくなるので、データを間引いてもそれ
ほど画質低下に結びつくことがなく、画質を維持しつつ
メモリ容量の低減化が可能である。また、主走査画像デ
ータの抜き取りとライン間引きの併用により、一層ギャ
ップ補正用の遅延メモリ容量を減らすことが可能であり
、主走査倍率が等倍で副走査倍率が拡大というような場
合にも、原稿の置き換えをしなくても対応することがで
きる。
拡大時のように所定倍率以上の時にラインデータをライ
ン単位で間引いて遅延させ、間引いたデータを補間処理
して各データのタイミングを合わせるようにしたので、
遅延用のメモリ容量を低減化させてギャップ補正を行う
ことが可能であり、さらに所定倍率以上の時にはサンプ
リング密度が大きくなるので、データを間引いてもそれ
ほど画質低下に結びつくことがなく、画質を維持しつつ
メモリ容量の低減化が可能である。また、主走査画像デ
ータの抜き取りとライン間引きの併用により、一層ギャ
ップ補正用の遅延メモリ容量を減らすことが可能であり
、主走査倍率が等倍で副走査倍率が拡大というような場
合にも、原稿の置き換えをしなくても対応することがで
きる。
【図1】 本発明におけるギャップ補正を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図2】 ギャップ補正が適用させるビデオ信号処理
回路図である。
回路図である。
【図3】 ギャップ補正の具体的補正方法を示す図で
ある。
ある。
【図4】 ギャップ補正のブロック構成図である。
【図5】 ギャップ補正の原理を示す図である。
【図6】 本発明の他の実施例を説明する図である。
【図7】 本発明の他の実施例を説明する図である。
【図8】 縮小型ラインセンサによる画像読み取りを
説明する図である。
説明する図である。
【図9】 従来のギャップ補正を説明する図である。
【図10】 従来のギャップ補正を説明する図である
。
。
10…間引き回路、12…ライン補間回路、11,41
,42,43…FIFO。
,42,43…FIFO。
Claims (5)
- 【請求項1】 異なる色出力を行う主走査方向に平行
な複数のラインセンサを副走査方向に所定間隔毎に配置
し、各ラインセンサ間の副走査方向のギャップ補正をす
るための遅延手段を有するカラー画像読み取り装置にお
いて、前記遅延手段の入力側に少なくとも所定ライン毎
に1ラインデータの間引きを行う間引き手段と、遅延手
段の出力側に間引かれたラインデータの補間を行うライ
ンデータ補間手段を設けたことを特徴とする画像読み取
り装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、さらに
前記間引き手段より前段側に設けられた各信号を入れ変
える第1の切替え手段と、前記ラインデータ補間手段よ
り後段側に設けられた各信号を入れ換える第2の切替え
手段とを設け、フォワードスキャン時とバックスキャン
時とで遅延処理する信号を入替えるようにしたことを特
徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項3】 ラインの間引き、およびライン補間は
画像読み取りの倍率が所定値以上の場合に行うことを特
徴とする請求項1または2記載の画像読み取り装置。 - 【請求項4】 前記間引き手段は、ラインセンサの出
力画像中の必要な領域部分の抜き取りを行うことを特徴
とする請求項1または2記載の画像読み取り装置。 - 【請求項5】 前記複数のラインセンサはR,G,B
ラインセンサであり、フォワードスキャン時の最後列に
BまたはGラインセンサを配置し、BまたはGラインセ
ンサに対して他のラインセンサの読み取り信号の遅延処
理行う請求項1または2記載の画像読み取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3037369A JPH04275776A (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 画像読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3037369A JPH04275776A (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 画像読み取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04275776A true JPH04275776A (ja) | 1992-10-01 |
Family
ID=12495608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3037369A Pending JPH04275776A (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 画像読み取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04275776A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5742410A (en) * | 1993-06-20 | 1998-04-21 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Color image processing apparatus capable of correcting a color deviation by converting only chroma signals |
JP2006148452A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置、画像読取方法および画像処理装置 |
JP2007158846A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Sharp Corp | 画像読取装置および方法 |
JP2009080222A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | V Technology Co Ltd | 光学センサー |
JP2010058484A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-18 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 印刷装置および印刷の検査方法 |
JP2010186194A (ja) * | 2010-04-09 | 2010-08-26 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置 |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP3037369A patent/JPH04275776A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5742410A (en) * | 1993-06-20 | 1998-04-21 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Color image processing apparatus capable of correcting a color deviation by converting only chroma signals |
JP2006148452A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置、画像読取方法および画像処理装置 |
JP4527505B2 (ja) * | 2004-11-18 | 2010-08-18 | 株式会社リコー | 画像読取装置、画像読取方法および画像処理装置 |
US7787157B2 (en) | 2004-11-18 | 2010-08-31 | Ricoh Company, Ltd. | Image reading apparatus, image reading method and image processing apparatus |
JP2007158846A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Sharp Corp | 画像読取装置および方法 |
JP2009080222A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | V Technology Co Ltd | 光学センサー |
JP2010058484A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-18 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 印刷装置および印刷の検査方法 |
JP2010186194A (ja) * | 2010-04-09 | 2010-08-26 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置 |
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